JP7469935B2 - ボトル缶のねじ部検査方法及びボトル缶のねじ部検査装置 - Google Patents

ボトル缶のねじ部検査方法及びボトル缶のねじ部検査装置 Download PDF

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Description

本発明は、ボトル缶のねじ部検査方法及びボトル缶のねじ部検査装置に関する。
飲料等の内容物が充填される容器として、雄ねじを有する口金部にキャップが螺着されるアルミニウム合金製のボトル形状の缶が知られている。このボトル缶は、アルミニウム合金板を絞り加工およびしごき加工(DI成形)により底板と円筒状側面とが一体である有底円筒体に成形した後、開口部にいわゆるネックイン加工を施して肩部および口金部を形成し、この口金部にねじ成形加工やカール部形成加工等を施すことにより製造される。
このようなボトル缶に取り付けられるキャップは、ボトル缶に取り付けられる前の状態では周壁がストレートの円筒状に形成されており、ボトル缶の口金部に被せられた後、その口金部に形成されているねじ部を倣うようにして成形されることにより、ねじ加工されながら密封される。したがって、ボトル缶のねじ部の形状は、その後に取り付けられるキャップのねじ部の形状をも規制することになる。
このため、ボトル缶のねじ部は、ねじ始まり部の位置及びねじ終端部の位置が正確であること、ねじ部のリード角が一定であること、ねじ部に曲がり等の変形がなく直線性に優れること等が開栓性を安定させるために重要であるとともに、これらに異常があるボトル缶は、これを検査工程で検出して欠陥品として確実に排除することが求められる。
このようなボトル缶のねじ部を検査する方法として、例えば特許文献1には、ボトル缶を背部からの照明により撮像してボトル缶の輪郭線を補捉し、その輪郭線に基づいてボトル缶の開口部天面を基準計測線として設定し、基準計測線を基準としてボトル缶のねじ部の寸法を測定する方法が記載されている。具体的には、ねじ部に検出領域を設定し、画像信号の変化(輝度の変化)を検出して、検出領域の輪郭線を捕捉する。そして、この輪郭線のうち、最も外方に突出する点を検出するとともに、最も内方に位置する点を検出し、これら各点とのX座標値の差を演算してねじ山の高さを算出している。
特開2003-254720号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、ねじ山の高さを算出することができるものの、ねじ山の形状については測定できない。このため、ねじ山の高さが規定の寸法であったとしても、例えば、ねじのすそ野が変形していると、キャップ材を被せてボトル缶を封止する際に、キャップ材がねじ部に強固に固定されすぎて開封できない、又は、キャップ材のねじ部への固定が緩くなりボトル缶を適切に封止できない場合がある。このため、ねじ山の形状を測定できるボトル缶のねじ部検査方法及び検査装置が望まれている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ねじ部のねじ山の形状を測定できるボトル缶のねじ部検査方法及びボトル缶のねじ部検査装置を提供することを目的とする。
本発明のボトル缶のねじ部検査方法は、ボトル缶のねじ部を背部からの照明により撮像して前記ねじ部の撮像画像を取得する撮像ステップと、前記ねじ部の撮像画像から生成した判定用画像データにおける山部の画像データを缶軸に直交する直線により第1領域及び第2領域の2つの領域に分け、前記第1領域と前記第2領域とを比較して前記ボトル缶が不良品であるか否かを判定する判定ステップと、を備える。
本発明では、山部の画像データを第1領域及び第2領域の2つの領域に分け、これら第1領域及び第2領域を比較して、山部が上下対称であるか否かを判定することにより、ボトル缶が不良品であるか否かを判定できる。このため、ボトル缶の不良を容易に判定できる。
なお、第1領域及び第2領域の判定方法については、第1領域と第2領域との差分画像や、第1領域と第2領域との面積比率、山部の画像データにおける第1領域の傾斜面と第2領域の傾斜面との缶軸に対する傾斜角度等を比較することにより、第1領域及び第2領域が上下対称であるか否かを判定すればよい。さらに、山部の画像データを第1領域及び第2領域に分けるための直線は、山部の画像データの重心を通る重心線のほか、山部の画像データの頂点を通る直線等を例示できる。
また、撮像ステップによるねじ部の撮像は、ボトル缶を回転させて複数個所で実行してもよく、この場合、複数個所ごとのねじ部の撮像画像について上記判定処理を実行すればよい。
本発明のボトル缶のねじ部検査方法の好ましい態様としては、前記判定用画像データにおける谷部の画像データの最深点から半径方向外側に所定距離オフセットした位置で缶軸に平行な直線により切り出して前記山部の画像データを得る画像切り出しステップを有するとよい。
ここで、判定用画像データにおける谷部の画像データの最深点として、最も径方向内側に位置する座標を取得するので、谷部の画像データが複数存在する場合に、この谷部の画像データの最深点を通る直線により山部の画像データを切り出して取得すると、複数の山部の画像データが連なった状態で取得される可能性がある。これに対し、上記態様では、判定用画像データにおける谷部の画像データの最深点から半径方向外側に所定距離オフセットした位置を通る直線により山部の画像データを取得するので、これら山部の画像データが確実に分断された状態で取得でき、判定ステップによる判定精度を高めることができる。
本発明のボトル缶のねじ部検査方法の好ましい態様としては、前記ねじ部の撮像画像から前記ねじ部の輪郭線を捕捉することによりねじ部輪郭線画像を取得する輪郭線画像取得ステップと、前記ねじ部輪郭線画像の最も開口端側に位置する1番目のねじ山が含まれる所定高さの領域からなる第1検査エリアに対して、前記開口端側からスキャンしながらエッジ追跡を実行して前記1番目のねじ山の頂点を求め、該ねじ山の頂点より前記開口端とは反対側の領域を含む第2検査エリアを画定し、該第2検査エリアの前記ねじ山の頂点から半径方向内方にスキャンして前記頂点に連続する前記ねじ部輪郭線画像における最も半径方向内側にある位置をねじ谷の最深点とするねじ谷最深点取得ステップと、を有し、前記画像切り出しステップでは、前記判定用画像データにおいて、前記ねじ谷の最深点に対応する位置を前記谷部の画像データの最深点として前記山部の画像データを得るとよい。
ここで、第2検査エリアを画定しないで、あらかじめ設定された第1検査エリアに対してねじ谷の最深点を検出した場合、ねじ谷よりも径方向内側に位置するボトル缶の開口端近傍の部位を追跡してしまう可能性がある。これに対し、上記態様では、第2検査エリアを最も開口端側に位置するねじ山の頂点をより開口端とは反対側の領域を第2検査エリアに設定しているので、ねじ谷よりも径方向内側に位置する部位を含まない検査エリアとすることができ、これにより、ねじ谷の最深点の座標を適切に検出できる。
本発明のボトル缶のねじ部検査方法の好ましい態様としては、前記山部の画像データが複数ある場合に、前記ボトル缶の開口端側から2番目の前記山部の画像データを検査対象とするとよい。
切り出された山部の画像データが複数ある場合、最もボトル缶の開口端側に位置する山部の画像データは、ねじ始端部の画像データである場合があり、このような山部の画像データを判定すると、その判定が正確でない可能性がある。上記態様では、切り出された山部の画像データが複数ある場合に、ボトル缶の開口端側から2番目の山部の画像データを検査対象としているので、判定処理をより正確に実行できる。
本発明のボトル缶のねじ部検査方法の好ましい態様としては、前記判定ステップでは、前記山部の画像データの重心を求め、缶軸に直交し、かつ前記重心を通る重心線により前記山部の画像データを前記第1領域及び前記第2領域に分けるとよい。
上記態様では、重心線により第1領域及び第2領域を分けるので、例えば、山部の画像データの頂点を通る直線により2つの領域に分けられる場合に比べて、山部がブロードな形状である等、ねじ山の頂点(ピーク位置)が明確でない場合でも安定して領域を分けることができ、これにより判定ステップによる判定精度を高めることができる。
本発明のボトル缶のねじ部検査方法の好ましい態様としては、前記判定ステップは、前記第1領域と前記第2領域との差分画像の面積と第1閾値とを比較し、当該差分画像の面積が前記第1閾値以上である場合に前記ボトル缶が不良品であると判定する第1判定ステップを有するとよい。
上記態様では、第1領域と第2領域の形状が大きく異なるボトル缶を不良品として判定できる。
本発明のボトル缶のねじ部検査方法の好ましい態様としては、前記判定ステップは、前記第1領域と前記第2領域の合計面積に対する前記第1領域の面積割合と第2閾値とを比較し、当該面積割合が前記第2閾値以上である場合に前記ボトル缶が不良品であると判定する第2判定ステップを有するとよい。
ここで、検査対象の山部の画像データ全体の面積(第1領域と第2領域の合計)に対する第1領域の面積割合が、例えば、49%前後に設定される第2閾値より大きい場合、開口端側に位置する第1領域が第2領域よりも偏っていることとなる。つまり、上記態様では、山部が上側(ボトル缶の開口端側)に偏った形状のボトル缶を不良品として判定できる。これにより、ボトル缶が不良品であるか否かの判定をより正確にできる。
より好ましくは、第1判定ステップと第2判定ステップを組み合わせて判定するとよい。例えば、第1判定ステップで不良品であると判定された場合に、さらに第2判定ステップを行い、第2判定ステップにおいても不良品と判定された場合に、当該ボトル缶を最終的に不良品と判定してもよい。
本発明のボトル缶のねじ部検査方法の好ましい態様としては、前記判定ステップは、前記第1判定ステップ及び前記第2判定ステップにおいて前記ボトル缶が不良品でないと判定された場合に、前記面積割合と第3閾値とを比較し、当該面積割合が前記第3閾値以下である場合に前記ボトル缶を不良品であると判定する第3判定ステップを有するとよい。
ここで、第2判定ステップによりボトル缶が不良品でないと判定された場合、つまり、ボトル缶の山部が上側に偏っていないと判定された場合でも、ボトル缶の山部が下側に大きく偏ったボトル缶についても良好なボトル缶と判定されてしまう。これに対し、上記態様では、上記面積割合が例えば、35%前後に設定される第3閾値以下であるか否かを判定することで、山部が下側に偏った形状のボトル缶を不良品として判定できる。これにより、ボトル缶が不良品であるか否かの判定を極めて正確にできる。
本発明のボトル缶のねじ部検査装置は、ボトル缶のねじ部を背部からの照明により撮像して前記ねじ部の撮像画像を取得する撮像手段と、前記ねじ部の撮像画像から生成した判定用画像データにおける山部の画像データを缶軸に直交する直線により第1領域及び第2領域の2つの領域に分け、前記第1領域と前記第2領域とを比較して前記ボトル缶が不良品であるか否かを判定する判定手段と、を備える。
本発明によれば、ねじ部のねじ山の形状を測定でき、これによりボトル缶が不良品であるか否かの判定を容易に実行できる。
本発明の一実施形態にかかるボトル缶のねじ部検査装置の概略図である。 図1のボトル缶のねじ部検査装置により実行されるねじ部検査処理を示すフローチャート図である。 図2のボトル缶のねじ部検査装置により実行される判定処理を示すフローチャート図である。 図1のボトル缶のねじ部検査装置の制御部の構成を示すブロック図である。 図1のねじ部検査装置のカメラにより撮像されたボトル缶のねじ部の撮像画像を示す図である。 ねじ部輪郭線画像に対してエッジ追跡を実行して設定された検査エリアを示す図である。 山部二値化画像取得処理における切り出し線を示す図である。 山部二値化画像取得処理により、山部二値化画像が取得された状態を示す図である。 山部二値化画像決定処理により決定された山部二値化画像以外の山部二値化画像が削除された状態を示す図である。 選択された山部二値化画像が重心線により2つの領域に分けられた状態を示す図である。 山部二値化画像の差分画像を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
本実施形態のボトル缶のねじ部検査装置1(以下、検査装置1という)は、ボトル缶30の口部33に形成されたねじ部34の山部及び谷部からなるねじ山を検査する検査装置である。この検査装置1により検査が実行されるボトル缶30は、図1に示すように、有底筒状の胴部31と、胴部31の上端から缶軸方向上側に向かうに従って漸次縮径する肩部32と、肩部32の上端に接続状態に形成された例えば口径38mmの口部33とを備えている。この口部33には、ねじ部34が形成されており、口部33にキャップ材(図示省略)が被せられてキャッピング加工が施されることにより、キャップ材のスカート部にねじ部34の形状に応じたねじが形成され、これによりボトル缶30が封止される。
ここで、ねじ部34を構成する山部及び谷部のうち、山部の形状は特に重要であり、この山部のすそ野が変形していると、キャップ材を被せてボトル缶30を封止する際に、上述したような不具合が生じる。このような不具合が生じることを抑制するため、本実施形態の検査装置1は、以下の構成を備えている。以下、詳しく説明する。
[ボトル缶のねじ部検査装置の概略構成]
検査装置1は、図1に示すように、ボトル缶30を缶軸に沿って回転可能に支持する回転テーブル21と、回転テーブル21に支持されたボトル缶30の口部33(ねじ部34)を撮像するためのカメラ22(撮像手段)と、カメラ22とボトル缶30を挟んで対向する位置に配置される照明装置23と、これら各構成21,22,23を制御する制御部11と、を備えている。
回転テーブル21は、制御部11の制御のもと、例えば、ボトル缶30を72°ずつ回転させ、カメラ22は、回転した角度ごとにねじ部34を撮像する。具体的には、ボトル缶30が回転していない0°位置、72°位置、144°位置、216°位置、及び288°位置のねじ部の撮像画像を取得する。このカメラ22により撮像されるねじ部の撮像画像は、照明装置23からボトル缶30の口部33(ねじ部34)に向けて照射された光(ボトル缶30の背面からの照明)を当てた状態で撮像される。
そして、上記5か所ごとに撮像された撮像画像のそれぞれについて、制御部11の制御のもと、図2及び図3に示すフローチャートに基づいてねじ部の検査処理が実行される。なお、以下の説明では、5か所のうち、1か所の撮像画像における一方側のねじ部に対する検査処理を説明するが、実際には、5か所の撮像画像における一方側及び他方側の計10か所のねじ部のそれぞれについて検査処理は実行される。
なお、この5か所ごとに撮像された5枚の撮像画像に基づいて、回転テーブル21が正常に回転しているか否かを判定してもよい。具体的には、5枚の撮像画像の中から異なる2枚を選んで差分画像を求め、その差分画像の面積値が所定のしきい値以下であれば、回転テーブルが停止していると判断してもよい。回転テーブル21が正常に回転している場合は、5枚の撮像画像が相互に異なる画像となるため差分画像の面積値は大きくなるが、何らかの異常によって回転テーブル21が停止している、または回転数が異常に低下している場合は、差分画像の面積値は0、または0に近い値となる。5枚の撮像画像のすべての組合せについて差分画像を生成して、面積を総和してもよいし、最初と最後の2枚を抽出してもよいし、またはランダムに2枚を選択してもよく、しきい値は実験的に適切な値を設定すればよい。この判定処理により、回転テーブル21が停止していると判定された場合には、以下の検査処理を実行しない。
[制御部の構成]
制御部11は、図4に示すように、回転テーブル21、カメラ22及び照明装置23等の各部を制御する各部制御手段111、カメラ22により取得された撮像画像からねじ部輪郭線画像を取得する輪郭線画像取得手段112、ねじ部輪郭線画像における第2検査エリアを画定してねじ谷の最深点を取得するねじ谷最深点取得手段113、ねじ部34の撮像画像を二値化して二値化画像を取得する二値化画像取得手段114、二値化画像から山部二値化画像を切り出す山部切り出し手段115、切り出した山部二値化画像から検査対象とする山部二値化画像を決定する山部二値化画像決定手段116及び判定手段117として機能する。また、判定手段117は、第1判定手段171、第2判定手段172及び第3判定手段173からなる。これら各種手段111~117が発揮する各種機能については、ねじ部検査処理のフローチャートに基づいて説明する。
[ねじ部検査処理方法]
本実施形態の検査装置1の制御部11により実行されるねじ部検査処理方法は、図2及び図3に示すフローチャートに基づいて実行される。以下、具体的に説明する。
まず、制御部11の各部制御手段111は、回転テーブル21にボトル缶30が装着されると、照明装置23からボトル缶30に向けて光を照射させた状態で、カメラ22によりボトル缶30のねじ部34を撮像し、図5に示すねじ部の撮像画像100を取得する(ステップS11:撮像ステップ)。このねじ部の撮像画像100を取得すると、制御部11の輪郭線画像取得手段112は、撮像画像からボトル缶30の輪郭線抽出を実行して、ねじ部輪郭線画像101を取得する(ステップS12:ねじ部輪郭線画像取得ステップ)。
そして、制御部11のねじ谷最深点取得手段113は、図6に示すように、ねじ部輪郭線画像101の最も開口端側に位置する1番目のねじ山が含まれる所定高さの領域からなる第1検査エリアAr1に対して、上端(ボトル缶30の開口端側)からスキャンしながら輪郭線のエッジ追跡を実行してねじ部の輪郭線におけるねじ山352の頂点を検出する(ステップS13:ねじ谷最深点取得ステップ)。具体的には、ねじ谷最深点取得手段113は、ねじ部輪郭線画像101の第1検査エリアAr1の水平方向をX軸としたときに、エッジの座標が増加に転じた点を頂点P1とし、当該頂点P1の座標を検出する。
次に、ねじ谷最深点取得手段113は、第1検査エリアAr1における頂点P1より下側の領域を第2検査エリアAr2に画定する(ステップS14:ねじ谷最深点取得手段ステップ)。そして、ねじ谷最深点取得手段113は、ねじ部輪郭線画像101の第2検査エリアAr2の上端から下端に向けてスキャンしてねじ部輪郭線画像101のエッジ追跡を実行することにより、ねじ部34の輪郭線画像におけるねじ谷353,354の最深点P2を検出する(ステップS15:谷部最深点取得ステップ)。具体的には、ねじ谷最深点取得手段113は、ねじ部輪郭線画像101の第2検査エリアAr2のX軸におけるX座標が減少に転じた点をねじ谷353の最深点P2とし、当該最深点P2の座標を検出する。
なお、第2検査エリアAr2におけるねじ谷の最深点P2を検出する処理は、第2検査エリアAr2の下端まで実行され、最も半径方向内側に位置する点をねじ谷の最深点P2として検出する。このため、図6に示す例では、ねじ山351とねじ山352との間に位置するねじ谷353の最深点P2を最深点として検出しているが、ねじ山351の下側に位置するねじ谷354の最深点が最深点P2として検出される場合もある。これは、後述する山部二値化画像切り取り処理において山部二値化画像が必要以上に小さく切り出されることを抑制するためである。
次に、制御部11の二値化画像取得手段114は、撮像画像100を二値化して、本発明の判定用画像データに相当する二値化画像102を取得する(ステップS16:二値化画像取得ステップ)。そして、制御部11の山部切り出し手段115は、図7に示すように、二値化画像102におけるねじ谷353の最深点P2に対応する位置を谷部の最深点P3とし、この谷部の最深点P3から径方向外側に所定距離オフセットした位置に缶軸に沿う直線である第1直線L1を生成する(ステップS17:画像切り出しステップ)。
ここで、ステップS15では、ねじ谷の最深点P2として、最も径方向内側に位置する座標を取得するので、ねじ谷が複数存在する場合に、このねじ谷の最深点に対応する谷部の最深点を通る直線により山部二値化画像を取得すると、複数の山部二値化画像が連なった状態で取得される可能性がある。このため、本実施形態では、二値化画像102における谷部の最深点P3の座標から所定距離(例えば、0.175mm)径方向外側にオフセットした位置を通る第1直線L1を生成している。
次に、山部切り出し手段115は、図8に示すように、第1直線L1より径方向外側に位置する領域を切り出し、複数の山部二値化画像361,362(山部の画像データ)を取得する(ステップS18:画像切り出しステップ)。なお、切り出した複数の山部二値化画像361,362に対して、収縮処理や膨張処理を実行してもよい。これは、ステップS17により谷部の最深点P3の座標からオフセットした位置に第1直線L1を生成していても、複数の山部二値化画像361,362が連なった形状となる場合があるためである。また、第2検査エリアAr2と交差する画像(図7における山部二値化画像361より下側に位置する二値化画像)については、このタイミングで除去する。
次に、制御部11の山部二値化画像決定手段116は、図9に示すように、切り出された山部二値化画像361,362が複数ある場合に、ボトル缶30の開口端側から2番目の山部二値化画像361を検査対象に決定する(ステップS19:山部二値化画像決定ステップ)。なお、山部二値化画像決定手段116は、上記ステップS18により第2検査エリアAr2と交差する画像が除去され、山部二値化画像が1つしかない場合には、その山部二値化画像を検査対象に決定する。
そして、制御部11の判定手段117は、検査対象となった山部二値化画像361(山部の画像データ)に対して判定処理を実行する(ステップS20)。まず、判定手段171は、図10に示すように、検査対象の山部二値化画像361の重心J1を求め(ステップ201)、この重心J1を通り、かつ、缶軸に直交する第2直線L2(重心線)を生成する(ステップS202)。そして、判定手段171は、第2直線L2により検査対象の山部二値化画像361を開口端側に位置する第1領域371と、第2領域372との2つの領域に分け、図11に示す差分画像を生成する(ステップS203)。そして、判定手段171は、差分画像の面積を検出する(ステップS204)。具体的には、第1領域371側の差分画像は、第2領域372の画像を、第2直線L2を中心に反転させて第1領域371の画像に重ね合わせて、第1領域371の面積から第2領域372の面積を引いた絶対値を求める。同様に、第2領域372側の差分画像は、第1領域371の画像を、第2直線L2を中心に反転させ第2領域372の画像に重ね合わせて、第2領域372の面積から第1領域371の面積を引いた絶対値を求める。そして、これらの平均値を差分画像とする。
(第1判定ステップ)
判定手段117の第1判定手段171は、第1領域371と第2領域372との差分画像の面積と第1閾値とを比較し、当該差分画像の面積が第1閾値以上であるか否かを判定する(ステップS205:第1判定処理)。この差分画像の面積が第1閾値以上である場合、第1領域371の形状と第2領域372の形状とが大きく異なっていることを示している。このため、ステップS205の判定処理により、差分画像の面積が第1閾値以上であると判定される(ステップS205でYES)と、ボトル缶が不良品であると判定し(ステップS206)、処理を終了する。
(第2判定ステップ)
判定手段117の第2判定手段172は、第1判定処理S205によりボトル缶が不良品でないと判定された場合(ステップS206でNO)に、検査対象の山部二値化画像361全体の面積に対する第1領域371の面積割合を算出する(ステップS207)。そして、第2判定手段172は、上記面積割合と第2閾値とを比較し、当該面積割合が第2閾値以上であるか否かを判定する(ステップS208:第2判定処理)。このため、ステップS207の判定処理により、上記面積割合が第2閾値以上であると判定される(ステップS207でYES)と、ボトル缶30が不良品であると判定し(ステップS206)、処理を終了する。
ここで、第1判定処理S205によりボトル缶30が不良品でないと判定された場合でも、検査対象の山部二値化画像361全体の面積に対する第1領域371の面積割合が例えば、49%前後に設定される第2閾値より大きい場合、開口端側に位置する第1領域371が第2領域372よりも大きく偏っていることとなる。つまり、第2判定処理S208では、ねじ山が上側に偏った形状のボトル缶30を不良品として除去している。
(第3判定ステップ)
最後に、判定手段117の第3判定手段173は、第1判定処理S205及び第2判定処理208によりボトル缶が不良品でないと判定された場合(ステップS208でNO)に、上記面積割合と第3閾値とを比較し、当該面積割合が第3閾値以下である場合に前記ボトル缶を不良品であると判定する(ステップS209:第3判定処理)。このため、ステップS209の判定処理により、上記面積割合が第3閾値以下であると判定される(ステップS209でYES)と、ボトル缶30が不良品であると判定し(ステップS206)、処理を終了する。
ここで、第2判定処理S208によりボトル缶30が不良品でないと判定された場合、つまり、ボトル缶30の山部が上側に偏っていないと判定された場合でも、ボトル缶30の山部が下側に偏ったボトル缶についても良好なボトル缶と判定されてしまう。このため、本実施形態では、上記面積割合が例えば、35%前後に設定される第3閾値以上であるか否かを判定することで、山部が下側に偏った形状のボトル缶30を不良品として除去している。
そして、第3判定手段173は、第3判定処理S209によりボトル缶30が不良品でないと判定される(ステップS209でNO)と、ボトル缶30を正常であると判定し(ステップS210)、判定処理を終了する。
本実施形態では、検査対象の山部の画像(山部二値化画像361)を第1領域371及び第2領域372の2つの領域に分け、これら第1領域371及び第2領域372を比較して、山部二値化画像361が上下対称であるか否かを判定することにより、ボトル缶30が不良品であるか否かを判定できる。このため、ボトル缶30の不良を容易に判定できる。
また、二値化画像102(判定用画像データ)における谷部の最深点P3から半径方向外側に所定距離オフセットした位置を通る第1直線L1により山部二値化画像361,362を取得するので、これら山部二値化画像361,362が確実に分断された状態で取得でき、判定ステップによる判定精度を高めることができる。
さらに、ねじ部輪郭線画像101の最も開口端側に位置する1番目のねじ山の352の頂点P1より下側の領域を第2検査エリアAr2に画定しているので、ねじ部34の谷部よりも径方向内側に位置する開口端近傍の部位を追跡してしまうことを抑制でき、これにより、ねじ谷353,354の最深点P2の座標を適切に検出できる。
また、山部二値化画像決定手段116が切り出された山部二値化画像が複数ある場合に、ボトル缶30の開口端側から2番目の山部二値化画像361を検査対象としているので、判定処理をより正確に実行できる。
さらに、重心J1を通る第2直線L2により第1領域371及び第2領域372を分けるので、例えば、山部二値化画像361の頂点を通る直線により2つの領域に分けられる場合に比べて、ねじ山の頂点(ピーク位置)が明確でない場合でも安定して領域を分けることができ、これにより判定ステップによる判定精度を高めることができる。
また、ねじ部34の撮像画像100を二値化することにより、その輪郭を明確にでき、検査対象の山部二値化画像361,362も明確となる。このため、検査対象の山部二値化画像361を2つの領域に分けてこれらを比較することにより実行される判定ステップによる判定処理をより確実に実行できる。
第1判定手段171により実行される第1判定処理S205では、第1領域371と第2領域372との差分画像の面積が第1閾値以上である場合にボトル缶30が不良品であると判定するので、第1領域371の形状と第2領域372の形状とが大きく異なるボトル缶30を不良品として判定できる。
また、第2判定手段172により実行される第2判定処理S208において、検査対象の山部二値化画像361全体の面積に対する第1領域371の面積割合が第2閾値以上であるか否かを判定するので、ボトル缶30のねじ部34を構成するねじ山の山部が上側(ボトル缶の開口端側)に偏った形状のボトル缶30を不良品として判定できる。これにより、ボトル缶が不良品であるか否かの判定をより正確にできる。
さらに、第3判定手段173により実行される第3判定処理S209において、上記面積割合が第3閾値以下であるか否かを判定するので、ねじ山の山部が下側に偏った形状のボトル缶を不良品として判定できる。これにより、ボトル缶30が不良品であるか否かの判定を極めて正確にできる。
なお、本発明は上記実施形態の構成のものに限定されるものではなく、細部構成においては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、判定手段117は、第1領域371及び第2領域372の判定方法として、第1領域371と第2領域372との差分画像や、第1領域371と第2領域372との面積比率を用いることとしたが、これに限らず、山部二値化画像361の第1領域371の傾斜面と第2領域372の傾斜面との缶軸に対する傾斜角度等を比較することにより、第1領域371及び第2領域372が上下対称であるか否かを判定してもよい。
また、山部二値化画像361を第1領域371及び第2領域372に分けるための直線(第2直線L2)は、山部二値化画像361の重心を通る重心線とすることとしたが、これに限らず、山部二値化画像361の頂点を通り、かつ缶軸に直交する直線であってもよい。
上記実施形態では、判定手段117は、第1判定手段171、第2判定手段172及び第3判定手段173を備え、第1判定ステップ、第2判定ステップ、第3判定ステップの順でこれらの判定処理を実行することとしたが、判定順は上記に限らず、自由に設定できる。
また、3つの判定ステップのうち、1つの判定ステップや2つの判定ステップを選択して実行することも可能である。この場合、判定手段117は、選択された判定ステップを実行する判定手段のみからなればよい。
さらに、第1閾値、第2閾値及び第3閾値を上述したように例示したが、これら各閾値は自由に設定可能である。
上記実施形態では、制御部11が二値化画像取得手段114によりねじ部の撮像画像100を二値化することとしたが、これに限らず、例えば、ねじ部の撮像画像100から二値化とは異なる方法により判定用画像データを生成し、当該判定用画像データにおける山部の画像データを切り出して、検査対象の山部の画像データに対して判定手段117による判定処理を実行してもよい。
また、上記実施形態において、ねじ山の高さを検査する処理を加えて実行してもよい。例えば、ねじ部輪郭線画像101から求めた各ねじ頂点と各ねじ谷との座標差を各ねじ山の高さとして算出することができる。この各ねじ山の高さが所定のしきい値以下であれば、ねじ山の高さが不足しているとして、当該ボトル缶を不良品と判定してもよい。このとき、各ねじ山の高さを個別に判定してもよいが、好ましくはすべてのねじ山の高さを合計した値で判定するのがよい。よりロバストな検査感度を設定できるからである。
ねじ山の高さを検査する別の方法としては、例えば、山部切り出し手段115によって切り出された山部二値化画像の面積が所定のしきい値以下か否かで判定してもよい。同様に、各山部の山部画像データに対して個別に判定してもよいし、すべての切り出された山部画像データの合計面積で判定してもよい。いずれの方法でも、本発明のねじ部検査に用いる処理データを流用することができ、本発明のねじ部形状の検査ステップと同時または連続して、ねじ山の高さも検査することができる。
1 ボトル缶のねじ部検査装置
11 制御部
111 各部制御手段
112 輪郭線画像取得手段
113 ねじ谷最深点取得手段
114 二値化画像取得手段
115 山部切り出し手段
116 山部二値化画像決定手段
117 判定手段
171 第1判定手段
172 第2判定手段
173 第3判定手段
21 回転テーブル
22 カメラ(撮像手段)
23 照明装置
30 ボトル缶
31 胴部
32 肩部
33 口部
34 ねじ部
100 撮像画像
101 ねじ部輪郭線画像
102 二値化画像(判定用画像データ)
351,352 ねじ山
353,354 ねじ谷
361,362 山部二値化画像(山部の画像データ)
371 第1領域
372 第2領域
Ar1 第1検査エリア
Ar2 第2検査エリア
P1 ねじ山の頂点
P2 ねじ谷の最深点
P3 谷部の最深点
J1 重心
L1 第1直線
L2 第2直線

Claims (9)

  1. ボトル缶のねじ部を背部からの照明により撮像して前記ねじ部の撮像画像を取得する撮像ステップと、
    前記ねじ部の撮像画像から生成した判定用画像データにおける山部の画像データを缶軸に直交する直線により第1領域及び第2領域の2つの領域に分け、前記第1領域と前記第2領域との比較に基づいて前記ボトル缶が不良品であるか否かを判定する判定ステップと、を備え
    前記判定ステップは、前記第1領域と前記第2領域との差分画像、前記第1領域と前記第2領域との面積比率、山部の画像データにおける前記第1領域の傾斜面と前記第2領域の傾斜面との缶軸に対する傾斜角度のうち、いずれか或いは複数を用いることを特徴とするボトル缶のねじ部検査方法。
  2. 前記判定用画像データにおける谷部の画像データの最深点から半径方向外側に所定距離オフセットした位置で缶軸に平行な直線により切り出して前記山部の画像データを得る画像切り出しステップを有することを特徴とする請求項1記載のボトル缶のねじ部検査方法。
  3. 前記ねじ部の撮像画像から前記ねじ部の輪郭線を捕捉することによりねじ部輪郭線画像を取得する輪郭線画像取得ステップと、前記ねじ部輪郭線画像の最も開口端側に位置する1番目のねじ山の頂点を求め、前記頂点に連続する前記ねじ部輪郭線画像における最も半径方向内側にある位置をねじ谷の最深点とするねじ谷最深点取得ステップと、を有し、
    前記画像切り出しステップでは、前記判定用画像データにおいて、前記ねじ谷の最深点に対応する位置を前記谷部の画像データの最深点として前記山部の画像データを得ることを特徴とする請求項2に記載のボトル缶のねじ部検査方法。
  4. 前記山部の画像データが複数ある場合に、前記ボトル缶の開口端側から2番目の山部の画像データを検査対象とすることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のボトル缶のねじ部検査方法。
  5. ボトル缶のねじ部を背部からの照明により撮像して前記ねじ部の撮像画像を取得する撮像ステップと、
    前記ねじ部の撮像画像から生成した判定用画像データにおける山部の画像データを缶軸に直交する直線により第1領域及び第2領域の2つの領域に分け、前記第1領域と前記第2領域とに基づいて前記ボトル缶が不良品であるか否かを判定する判定ステップと、を備え、
    前記判定ステップでは、前記山部の画像データの重心を求め、缶軸に直交し、かつ、前記重心を通る重心線により前記山部の画像データを前記第1領域及び前記第2領域に分けることを特徴とするボトル缶のねじ部検査方法。
  6. 前記判定ステップは、前記第1領域と前記第2領域との差分画像の面積と第1閾値とを比較し、当該差分画像の面積が前記第1閾値以上である場合に前記ボトル缶が不良品であると判定する第1判定ステップを有することを特徴とする請求項5に記載のボトル缶のねじ部検査方法。
  7. 前記判定ステップは、前記第1領域と前記第2領域の合計面積に対する前記第1領域の面積割合と第2閾値とを比較し、当該面積割合が前記第2閾値以上である場合に前記ボトル缶が不良品であると判定する第2判定ステップを有することを特徴とする請求項5又は6に記載のボトル缶のねじ部検査方法。
  8. 前記判定ステップは、前記第1領域と前記第2領域の合計面積に対する前記第1領域の面積割合と第3閾値とを比較し、当該面積割合が前記第3閾値以下である場合に前記ボトル缶を不良品であると判定する第3判定ステップを有することを特徴とする請求項からのいずれか一項に記載のボトル缶のねじ部検査方法。
  9. ボトル缶のねじ部を背部からの照明により撮像して前記ねじ部の撮像画像を取得する撮像手段と、
    前記ねじ部の撮像画像から生成した判定用画像データにおける山部の画像データを缶軸に直交する直線により第1領域及び第2領域の2つの領域に分け、前記第1領域と前記第2領域との比較に基づいて前記ボトル缶が不良品であるか否かを判定する判定手段と、を備え
    前記判定手段は、前記第1領域と前記第2領域との差分画像、前記第1領域と前記第2領域との面積比率、山部の画像データにおける前記第1領域の傾斜面と前記第2領域の傾斜面との缶軸に対する傾斜角度のうち、いずれか或いは複数を用いることを特徴とするボトル缶のねじ部検査装置。
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