JP2003254375A - 油圧緩衝器のバルブ装置 - Google Patents

油圧緩衝器のバルブ装置

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JP2003254375A
JP2003254375A JP2002052676A JP2002052676A JP2003254375A JP 2003254375 A JP2003254375 A JP 2003254375A JP 2002052676 A JP2002052676 A JP 2002052676A JP 2002052676 A JP2002052676 A JP 2002052676A JP 2003254375 A JP2003254375 A JP 2003254375A
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leaf valve
valve
leaf
piston
shock absorber
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Tadashi Jo
忠 城
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ピストンの低速域でも所定の減衰力を発生
し、ピストンの中、高速では減衰力が過剰とならず、リ
ーフバルブの曲げ応力の上昇を防止でき、多数の固定部
やピストンを用意する必要が無く、減衰力のバラツキや
みだれの発生を防止できる。 【解決手段】 ピストン2のポート6,7に設けた減衰
バルブ18,19を開閉自在に設けている油圧緩衝器に
於て、上記減衰バルブがポートの出口端を開閉する第1
のリーフバルブ10,10aと、第1のリーフバルブの
内側基端を支持するサポート21,21aと、サポート
を支持するストッパ22,22aと、サポートの外周に
軸方向移動自在に挿入されると共に第1のリーフバルブ
より外径の大きい第2のリーフバルブ23,23a,3
3,33aと、第2のリーフバルブとストッパとの間に
介在されて第2のリーフバルブを第1のリーフバルブ方
向に附勢する弾性部材24,24aとで構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車等の車
両における車体側と車輪側との間に介装されて路面から
のショックを吸収するリヤクッションユニット等の使用
に適する油圧緩衝器のバルブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車等の車両における車体側と後
輪側との間にリヤクッションユニットとしての油圧緩衝
器が設けられ、走行中に路面からの振動、つき上げ入力
等のショックを減衰して車両の乗心地を向上しているの
が一般的である。
【0003】この油圧緩衝器としては、例えば、図3に
示すものが一般的に使用されており、この油圧緩衝器
は、シリンダ1と、シリンダ1内にピストンを介して移
動自在に挿入されたピストンロッド3と、シリンダ1内
にピストン2で区画されたロッド側油室4及びロッド側
油室5と、ピストン2に形成されて二つの油室4,5を
連通する伸ポート6及び圧ポート7と、伸ポート6と圧
ポート7の各出口端に開自在に設けた伸側減衰バルブ8
及び圧側減衰バルブ9とで構成されている。
【0004】そして、上記伸側減衰バルブ8及び圧側減
衰バルブ9は、各ポート6,7の出口端を開閉するリー
フバルブ10,10aと、リーフバルブ10,10aの
基部側背面を支持する小径のサポート11,11aと、
各サポート11,11aを支持しナット13で締結され
るストッパ12,12aとからなるものである。
【0005】上記の油圧緩衝器では、例えば、図3に示
すように、ピストンロッド3をばね下たる車輪側に結合
した倒立型油圧緩衝器として使用された時、伸長作動時
にはピストン2が下降し、ロッド側油室4の油が伸ポー
ト6よりリーフバルブ10を開いて反ロッド側油室5に
流出してポート6とリーフバルブ10による流動抵抗で
伸側減衰力を発生する。
【0006】同じく、圧縮作動時にはピストン2が上昇
し、反ロッド側油室5の油が圧ポート7よりリーフバル
ブ10aを開いてロッド側油室4に流出しこの時、圧ポ
ート7とリーフバルブ10aによる流動抵抗で圧側減衰
力を発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の油圧緩衝器
では特に欠陥があるわけではないが、次のような不具合
の更なる改善が望まれている。
【0008】第1に、近年は、ピストン2の微低速域で
も所定の減衰力が発生するように求められているため、
ピストンのシート面に段差を設け、リーフバルブ10,
10aに初期撓み、即ち、プリロードを与える等の方策
が採用されている。
【0009】しかし、このように初期撓みを与えると逆
にピストンの中高速域になると過剰に大きな減衰力が発
生してしまうという問題が生じる。
【0010】同時に、リーフバルブ10,10aに発生
する曲げ応力が高くなり、強度不足を招いて耐久性を損
ねるという問題も生じる。
【0011】第2に、初期撓みを与えるとリーフバルブ
10,10aのバネ乗数は、極めて大きいので、任意の
初期撓みを得るにはいろいろな固定部と段差の異なる多
数のピストンを組立せて用意しておかなければならな
い。
【0012】第3に、上記と同じく初期撓みを与えると
リーフバルブ10,10aのバネ乗数が極めて大きいの
で、段差の微小な差異も大きな減衰力差異となり、押付
力の小さい領域の設定が難しく、減衰力のバラツキも大
きくなるという問題もある。
【0013】第4に、従来のリーフバルブ10,10a
で減衰力を発生する時リーフバルブ10,10aの外周
から油が一気に放出されてしまうので負圧による気泡の
発生を招き、減衰力特性がみだれたり、リーフバルブや
シリンダ内周に傷を付けるおそれもある。
【0014】そこで、本発明の目的は、ピストンの低速
域でも所定の減衰力を発生し、ピストンの中、高速では
減衰力が過剰とならず、リーフバルブの曲げ応力の上昇
を防止でき、多数の固定部やピストンを用意する必要が
無く、減衰力のバラツキやみだれの発生を防止できる油
圧緩衝器のバルブ装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の手段は、シリンダ内にピストンを介してピ
ストンロッドが移動自在に挿入され、ピストンはシリン
ダ内にロッド側油室と反ロッド側油室とを区画し、二つ
の油室はピストンに設けたポートを介して連通し、当該
ポートの出口端に減衰バルブを開閉自在に設けている油
圧緩衝器に於て上記減衰バルブがポートの出口端を開閉
する第1のリーフバルブと、第1のリーフバルブの内側
基端を支持するサポートと、サポートを支持するストッ
パと、サポートの外周に軸方向移動自在に挿入されると
共に第1のリーフバルブより外径の大きい第2のリーフ
バルブと、第2のリーフバルブとストッパとの間に介在
されて第2のリーフバルブを第1のリーフバルブ方向に
附勢する弾性部材とで構成されていることを特徴とする
ものである。
【0016】この場合、ピストンに二つの油室を連通す
る伸ポートと圧ポートとを形成し、各ポートの出口端に
伸側減衰バルブと圧側減衰バルブとがそれぞれ開閉自在
に設けられるようにしても良い。
【0017】同じく、第2のリーフバルブは、第1のリ
ーフバルブの板厚と同一又はほぼ同一で、サポートの板
厚より薄く且つ第1のリーフバルブより外径が大きい円
盤状に成形されているのが好ましい。
【0018】同じく、第2のリーフバルブは、第1のリ
ーフバルブの板厚より厚く、サポートの板厚より薄く且
つ第1のリーフバルブより外径が大きい円盤状に成形さ
れているのが好ましい。
【0019】上記各手段においては、ピストンロッドが
車輪側に結合され、シリンダが車体側に結合されている
のが好ましい。
【0020】同じく、弾性部材が曲げワッシャ、波ワッ
シャ、皿ばね、コイルスプリング又は弾性のいずれか一
つで成形されているのが好ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の態様を図にも
とづいて説明するが、図1は、本発明の一実施の態様を
示す。
【0022】基本的な油圧緩衝器の構造は、図3の従来
例と同じく、シリンダ1内にピストン2を介してピスト
ンロッド3が移動自在に挿入され、ピストン2は、シリ
ンダ1内にロッド側油室4と反ロッド側油室5とを区画
し、二つの油室4,5は、ピストン2に設けた伸ポート
6と圧ポート7を介して連通し、当該各ポートの出口端
に減衰バルブ18,19を開閉自在に設けているもので
ある。
【0023】そして、本発明では、更に、上記各減衰バ
ルブ18,19が、各ポート6,7の出口端を開閉する
一枚又は異径の二枚の第1のリーフバルブ10,10,
10a,10aと、第1のリーフバルブ10,10aの
内側基端を支持するサポート21,21aと、サポート
21,21aを支持するストッパ22,22aと、サポ
ート22,22aの外周に軸方向移動自在に挿入される
と共に第1のリーフバルブ10,10aより外径の大き
い第2のリーフバルブ23,23aと第2のリーフバル
ブ23,23aとストッパ22,22aとの間に介在さ
れて第2のリーフバルブ23,23aを第1のリーフバ
ルブ10,10a方向に附勢する弾性部材24,24a
とで構成されている。
【0024】図1の実施の形態では伸側減衰バルブ18
と圧側減衰バルブ19とを二つ設けているが、どちらか
一方のみでも使用可能である。
【0025】各第2のリーフバルブ23,23aは、第
1のリーフバルブ10,10aの板厚と同一又はほぼ同
一で、サポート21,21aの板厚より薄く且つ第1の
リーフバルブ10,10aより外径が大きい円盤状に成
形されている。
【0026】更に、ピストンロッド3が車輪側に結合さ
れ、シリンダ1が車体側に結合されて倒立型の油圧緩衝
器を構成しているが、逆に取付けた正立型のものであっ
ても良い。
【0027】又、弾性部材24,24aは、皿ばねを使
用しているが、その他曲げワッシャ、波ワッシャ、コイ
ルスプリング又は弾性ゴムのいずれか一つで成形されて
いても良い。
【0028】次に、作動について説明するが、図1の倒
立型油圧緩衝器が伸長作動すると、ピストン2が下降
し、ロッド側油室4の油が伸ポート6よりリーフバルブ
10を開き反ロッド側室5に流出する。
【0029】この際第1のリーフバルブ10には弾性部
材24による押圧力が作用しているのでピストン2の低
速域ではこの押圧力に相当する圧力が上昇した時開き、
圧力上昇分の伸側減衰力が発生する。
【0030】更に、ピストン2の速度が中速域になる
と、第2のリーフバルブ23の外径が第1のリーフバル
ブ10の外径より大きいために、この第2のリーフバル
ブ23とシリンダ1との間の隙間は小さく設定されるこ
とになり、この隙間による流路抵抗が加えられて中速域
の減衰力が発生する。
【0031】そして、ピストンの高速域では流路抵抗が
増大するが、この時この流路抵抗らよって第2のリーフ
バルブ23が押し上げられ弾性部材24を圧縮し、当該
弾性部材24の第1のリーフバルブ10に対する押圧力
を減少させる。
【0032】この為、ピストン2の高速域では第1のリ
ーフバルブ10による減衰力は弾性部材24の附勢力の
低下に相当する分だけ低下することになる。
【0033】同様に、圧縮作動時にはピストン2が上昇
して反ロッド側室5の油が圧ポート7より第1のリーフ
バルブ10aを開いてロッド側油室4に流出する。
【0034】そして、上記の場合と同じく、ピストン低
速域では弾性部材24aの附勢による押圧力に対応する
減衰力が発生し、中速域では第2のリーフバルブ23a
外周の隙間の流路抵抗の減衰力が加えられ、更にピスト
ン高速域では弾性部材24aが圧縮し、弾性部材24a
の押圧力が低下した分第1のリーフバルブ10aの減衰
力が低下する。
【0035】要するに、本発明の油圧緩衝器ではピスト
ン低速域の減衰力を弾性部材24,24aの附勢力で大
きくし、ピストン高速域ではこの附勢力をキャンセルし
て附勢力に相当する減衰力を低下させ、過剰な減衰力の
上昇の発生を防止するものである。
【0036】そして、弾性部材24,24aの附勢力
と、第2のリーフバルブ23,23aの外径寸法、隙間
の大きさを任意に設定することで減衰力調整をすること
ができる。
【0037】図2は、本発明の他の実施の形態に係る油
圧緩衝器を示すが、この実施形態では、サポート31、
31aを図1のサポート21、21aより板厚を厚く
し、更に、第2のリーフバルブ33、33aを図1の第
2のリーフバルブ23,23aより板厚を厚くして質量
を大きくすることにより慣性作用を生じさせるものであ
る。
【0038】その他の構造、作用効果は図1の実施の形
態と同じである。即ち、ピストン2の通常の作動では上
記図1の場合と同じ減衰力を発生させる。
【0039】しかしながら、図2の実施の形態では急激
な入力が作用した時、例えば、下方のピストンロッド3
に路面から上方に向けて急激なつき上げの衝撃入力が入
るとピストン2とピストンロッド3が急激に圧縮し、慣
性によって質量の大きい第2のリーフバルブ33、33
aが下降し、上方の第2のリーフバルブ33は、第1の
リーフバルブ10を附勢してこれを閉じ方向に押圧し、
下方の第2のリーフバルブ33aは、下方の弾性部材2
4aを圧縮して下方の第2のリーフバルブ10aに対す
る弾性部材24aの附勢力を低下させる。
【0040】この結果、下方の第1のリーフバルブ10
aによる圧側減衰力は、定常状態に比較して低下するこ
とになり、油圧緩衝器を介して伝達される車体側への衝
撃は弱められる。
【0041】更に、上方の第1のリーフバルブ10は閉
じ勝手となり、伸ポート6から油の洩れが無く、反ロッ
ド側室5からの油の流れは圧ポート7のみからとなり、
油の全部が下方の第1のリーフバルブ10aに作用し、
減衰力特性が安定する。
【0042】伸長方向の急激な入力があった場合は、上
記の場合と逆の作動となる。
【0043】尚、ピストン3をばね下に設けた図示する
倒立型の実施形態では、悪路走行時において、ばね下か
らランダムにステップ的に衝撃が入っても衝撃は緩和さ
れ、柔らかい乗心地が得られる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば次の効果が得られる。
【0045】各請求項の発明によれば、第1のリーフバ
ルブが弾性部材で閉じ方向に附勢されているので、第1
のリーフバルブによる減衰力は弾性部材による押圧力に
相当する減衰力特性が加算される。
【0046】この為、ピストンの低速域では上記押圧力
に相当する分の高い減衰力を発生させることができ、
又、ピストン中速域では第2のリーフバルブとシリンダ
との間の隙間の流路抵抗が発生する。
【0047】ピストン高速域ではこの隙間による流路抵
抗が増大するため第2のリーフバルブがサポートに沿っ
て軸方向に移動して弾性部材を圧縮する。
【0048】この為、第1のリーフバルブに対する弾性
部材の押圧力が低下し第1のリーフバルブによる減衰力
が低下し高速域で過剰な減衰力の上昇を防止できる。
【0049】同じく、第1のリーフバルブは、弾性部材
で閉じ方向に附勢されて押圧力に相当する減衰力が高く
なるように設定されているので、ピストンシート面に段
差を設けて初期撓み、即ちプリロードを付与する必要が
無く、その結果第1のリーフバルブに高い曲げ応力が発
生せず、耐久性を向上できる。
【0050】同じく、弾性部材の附勢力と、第2のリー
フバルブの外径によるシリンダとの間における隙間の大
きさを任意に調整することにより、減衰力を調整するこ
とができる。
【0051】同じく、第1のリーフバルブに任意の附勢
力を付与するのは弾性部材によるものであるから、弾性
部材の特性を選択するのみで多数組合せた部品を必要と
せず、設計の自由度が増すと共に構造が簡単で経済性に
もすぐれている。
【0052】同じく、第2のリーフバルブの外径が、第
1のリーフバルブの外径より大きく、その外周側の隙間
で流路抵抗を発生させるので圧力低下が緩やかになり、
気泡の発生を抑制し、減衰力のバラツキやみだれを防止
すると共にリーフバルブやシリンダの損傷を防止でき
る。
【0053】請求項4の発明によれば、第2のリーフバ
ルブの質量が大きく慣性作用が発生するから、路面から
の急激な衝撃入力が入力された時第2のリーフバルブが
慣性で移動して弾性部材を圧縮し、第1のリーフバルブ
に対する押圧力を低下でき、その結果油圧緩衝器に伝達
される車体側への衝撃は弱められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る油圧緩衝器の一部
縦断正面図である。
【図2】他の実施の形態に係る油圧緩衝器の一部縦断正
面図である。
【図3】従来の油圧緩衝器の一部縦断正面図である。
【符号の説明】
1 シリンダ 2 ピストン 3 ピストンロッド 4 ロッド側油室 5 反ロッド側油室 6 伸ポート 7 圧ポート 10,10a 第1のリーフバルブ 18,19 減衰バルブ 21,21a サポート 22,22a ストッパ 23,23a,33,33a 第2のリーフバルブ 24,24a 弾性部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ内にピストンを介して中空のピ
    ストンロッドが移動自在に挿入され、ピストンはシリン
    ダ内にロッド側油室と反ロッド側油室とを区画し、二つ
    の油室はピストンに設けたポートを介して連通し、当該
    ポートの出口端に減衰バルブを開閉自在に設けている油
    圧緩衝器に於て、上記減衰バルブがポートの出口端を開
    閉する第1のリーフバルブと、第1のリーフバルブの内
    側基端を支持するサポートと、サポートを支持するスト
    ッパと、サポートの外周に軸方向移動自在に挿入される
    と共に第1のリーフバルブより外径の大きい第2のリー
    フバルブと、第2のリーフバルブとストッパとの間に介
    在されて第2のリーフバルブを第1のリーフバルブ方向
    に附勢する弾性部材とで構成されていることを特徴とす
    る油圧緩衝器のバルブ装置。
  2. 【請求項2】 ピストンに二つの油室を連通する伸ポー
    トと圧ポートとを形成し、各ポートの出口端に伸側減衰
    バルブと圧側減衰バルブとがそれぞれ開閉自在に設けら
    れている請求項1の油圧緩衝器のバルブ装置。
  3. 【請求項3】 第2のリーフバルブは第1のリーフバル
    ブの板厚と同一又はほぼ同一で、サポートの板厚より薄
    く且つ第1のリーフバルブより外径が大きい円盤状に成
    形されている請求項1又は2の油圧緩衝器のバルブ装
    置。
  4. 【請求項4】 第2のリーフバルブは第1のリーフバル
    ブの板厚より厚く、サポートの板厚より薄く且つ第1の
    リーフバルブより外径が大きい円盤状に成形されている
    請求項1又は2の油圧緩衝器のバルブ装置。
  5. 【請求項5】 ピストンロッドが車輪側に結合され、シ
    リンダが車体側に結合されている請求項1、2、3又は
    4の油圧緩衝器のバルブ装置。
  6. 【請求項6】 弾性部材が曲げワッシャ、波ワッシャ、
    皿ばね、コイルスプリング又は弾性ゴムのいずれか一つ
    で成形されている請求項1、2、3、4又は5の油圧緩
    衝器のバルブ装置。
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