JP2008248956A - 緩衝器のバルブ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両における乗り心地を向上することができる緩衝器のバルブ構造を提供することである。
【解決手段】ポート2が形成されるバルブディスク1と、複数の環状リーフaを積層して構成されるとともにバルブディスク1に内周側を固定端として積層されてポート2を開閉するリーフバルブ10と、外周が厚肉とされて環状リーフaの間に介装されリーフバルブ10に初期撓みを与える附勢部材20とを備えたバルブ構造において、附勢部材20は、薄肉小径の内周環21と、内周環21の外径より大きな内径を持つ厚肉の外周環22と、内周環21と外周環22とを繋ぐ少なくとも一つ以上の薄肉の腕23とを備えてなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、緩衝器のバルブ構造の改良に関する。
従来、この種緩衝器のバルブ構造にあっては、たとえば、車両用の緩衝器のピストン部等に具現化され、ピストン部に設けたポートの出口端に複数の環状リーフを積層して構成したリーフバルブを積層し、このリーフバルブでポートを開閉するものが知られている。
ここで、近年、車両における乗り心地を向上させる観点から、緩衝器の伸縮速度が低速領域にあるときには減衰係数を比較的大きくして伸縮速度に対する発生減衰力を大きくし振動をより抑制できるようにするとともに、伸縮速度が高速領域にある場合には減衰係数を比較的小さくして伸縮速度に対する発生減衰力を小さくして車体への振動の伝達を絶縁することが求められており、上記したリーフバルブでは、緩衝器の伸縮速度に対して比例的な減衰力を発生するような減衰特性を発揮するため、そのままの構成では上記要求を満足させることが難しい。
そこで、リーフバルブのバネ剛性を低くすることで伸縮速度が高速領域にあるときの減衰力を低くするとともに、積層リーフバルブに初期撓みを与えることで伸縮速度が低速領域にあるときの減衰力を大きくして、上記要求を満足させようとする試みがある。
この試みにおけるバルブ構造にあっては、環状リーフの間に、外周にリングを溶接した附勢部材を介装して、附勢部材より背面側に積層される環状リーフ群を撓ませてリーフバルブに初期撓みを与えるようにし、さらに、リーフバルブの全体のバネ剛性を低くするようにしている(たとえば、特許文献1参照)
特開2004−150574号公報(図1)
この改良されたバルブ構造では、附勢部材をリーフバルブ中に組み込むことによって、ピストン速度が低速領域にあるときに充分な減衰力を発揮させることができ、緩衝器の減衰特性を乗り心地向上に理想的とされる減衰特性に近づけることができるが、逆に、この附勢部材の存在によってリーフバルブ全体の撓み剛性が大きくなって、緩衝器の伸縮速度が高速領域にあるときの発生減衰力が高くなってしまい、乗り心地を損なう虞がある。
すなわち、従来の附勢部材では、低速領域と高速領域の減衰特性の両方を満足させることが難しく、乗り心地の更なる向上には、なお一段の減衰力低下の実現が要望される。
そこで、本発明は、上記不具合を改善するために創案されたものであって、その目的とするところは、車両における乗り心地を向上することができる緩衝器のバルブ構造を提供することである。
上記した目的を解決するために、本発明における課題解決手段は、ポートが形成されるバルブディスクと、複数の環状リーフを積層して構成されるとともにバルブディスクに内周側を固定端として積層されてポートを開閉するリーフバルブと、外周が厚肉とされて環状リーフの間に介装されリーフバルブに初期撓みを与える附勢部材とを備えたバルブ構造において、附勢部材は、薄肉小径の内周環と、内周環の外径より大きな内径を持つ厚肉の外周環と、内周環と外周環とを繋ぐ少なくとも一つ以上の薄肉の腕とを備えてなることを特徴とする。
本発明の緩衝器のバルブ構造によれば、ピストン速度が低速領域にあるときに充分な減衰力を発揮させることができ、かつ、緩衝器の伸縮速度が高速領域にあるときの発生減衰力を低く設定することができるから、緩衝器における低速領域と高速領域の減衰特性の両方を高次元で満足させることができ、車両における乗り心地の更なる向上を図ることが可能となる。
以下、本発明の緩衝器のバルブ構造を図に基づいて説明する。図1は、一実施の形態における緩衝器のバルブ構造が具現化された緩衝器のピストン部における縦断面図である。図2は、一実施の形態の緩衝器のバルブ構造における附勢部材の斜視図である。図3は、一実施の形態の変形例の緩衝器のバルブ構造における附勢部材の平面図である。図4は、一実施の形態の他の変形例の緩衝器のバルブ構造における附勢部材の平面図である。
一実施の形態における緩衝器のバルブ構造は、図1に示すように、緩衝器のピストン部の伸側の減衰バルブに具現化されており、ポート2が形成されるバルブディスクたるピストン1と、複数の環状リーフaを積層して構成されるとともにピストン1に内周側を固定端として積層されてポート2を閉塞するリーフバルブ10と、外周が厚肉とされて環状リーフaの間に介装されリーフバルブ10に初期撓みを与える附勢部材20とを備えて構成されている。
他方、バルブ構造が具現化される緩衝器は、周知であるので詳細には図示して説明しないが、具体的にたとえば、シリンダ40と、シリンダ40の上端を封止するヘッド部材(図示せず)と、ヘッド部材(図示せず)を摺動自在に貫通するピストンロッド5と、ピストンロッド5の先端5aが挿通されて上記先端5aに固定されるピストン1と、シリンダ40内にピストン1で隔成される図1中上方側の上室41と下方側の下室42と、シリンダ40の下端を封止する封止部材(図示せず)と、シリンダ40から出没するピストンロッド5の体積分のシリンダ内容積変化を補償する図示しないリザーバあるいはエア室とを備えて構成され、シリンダ40内には流体、具体的には作動油が充填されている。
そして、上記バルブ構造にあっては、シリンダ40に対してピストン1が図1中上方に移動するときに、上室41内の圧力が上昇して上室41から下室42へポート2を介して作動油が移動するときに、その作動油の移動にリーフバルブ10で抵抗を与えて所定の圧力損失を生じせしめて、緩衝器に所定の減衰力を発生させる減衰力発生要素として機能する。
以下、このバルブ構造について詳しく説明すると、バルブディスクたるピストン1は、有底筒状に形成され、底部1aの軸心部に緩衝器のピストンロッド5が挿通される挿通孔1bと、ポート2と、ポート2に連通する環状の窓3と、ポート2の出口端となる窓3の外周側に形成されピストン1の底部1aよりリーフバルブ10側に突出する環状の弁座1cと、外周側に延設される筒部1dを備えて構成されている。
なお、このピストン1には、緩衝器が収縮するときに下室42から上室41へと向かう作動油の流れを許容する圧側のポート1eが底部1aの伸側のポート2より外周側に設けられている。
そして、上述のように、ピストン1の挿通孔1bには緩衝器のピストンロッド5の先端5aが挿通され、ピストンロッド5の先端5aはピストン1の図1中下方側に突出させてある。また、ピストンロッド5の先端5aの外径は、先端5aより図1中上方側の外径より小径に設定され、上方側と先端5aとの外径が異なる部分に段部5bが形成され、さらに、先端5aの図1中最下方の外周には螺子溝5cが形成されている。
また、ピストン1の図1中下方に積層されるリーフバルブ10は、複数枚の環状リーフaを積層して構成されており、その内周側がピストンロッド5の先端5aに固定されるとともにピストン1に形成の弁座1cに当接して、ポート2の出口端に連なる窓3を閉塞している。他方、ピストン1の図1中上方にも複数枚の環状リーフを積層して構成したリーフバルブ11が積層され、リーフバルブ11は内周側がピストンロッド5の先端5aに固定されて圧側のポート1eの出口端を閉塞している。
なお、環状リーフaのうち、弁座1cに着座する環状リーフaには、切欠bが設けられており、当該切欠bは弁座1cに着座した状態でオリフィスとして機能するようになっている。
したがって、各リーフバルブ10,11は、内周側がピストンロッドの先端5aに固定されて固定端とされ、その外周側が撓むことによって各ポート2,1eを開放することができるようになっている。
そして、リーフバルブ10を構成する環状リーフa間の一箇所に附勢部材20が介装されており、この附勢部材20は、図1および図2に示すように、薄肉小径の内周環21と、内周環21の外径より大きな内径を持つ厚肉の外周環22と、内周環21と外周環22とを繋ぐ薄肉の腕23とを備えて構成されている。
この附勢部材20を実際に製造するには、図2に示すように、環状リーフaと同様のリーフの中間部に円弧状の切欠を設けて、一枚のリーフで腕23によって繋がれた環状の内周環21と外周環22における環状の基部22aを構成し、さらに、この基部22aに略同形状のリング22bを溶接や接着によって積層した状態に固定することで製造することができる。このように、附勢部材20は、一枚のリーフを打ち抜き加工し、さらに、リング22bを溶接等することによって簡単に製造することが可能である。なお、この製造工程は一例であり、他の方法で、附勢部材20を製造することを妨げるものではない。
つづいて、リーフバルブ10より図1中下方には、間座12が積層され、他方側のリーフバルブ11より図1中上方には、間座13およびリーフバルブ11の撓み量を規制するバルブストッパ14が積層され、これら各部材は、ピストン1とともにピストンロッド5の先端5aに組み付けられ、上記先端5aに設けた螺子溝5cに螺着されるピストンナット15とピストンロッド5の段部5bとで挟持されてピストンロッド5に固定されている。なお、リーフバルブ11およびバルブストッパ14には、ポート2を閉塞しないように、それぞれ、孔11a,14aが設けられている。
このように、環状リーフa間に附勢部材20を介装されたリーフバルブ10をピストン1に積層してピストンロッド5の先端5aに組付けると、ピストンロッド5の先端5aに固定される附勢部材20における内周環21の厚みが外周環22の厚みより薄いため、附勢部材20より図1中下方に積層される各環状リーフaの外周が外周環22の厚みと内周環21の厚みの差分だけ撓み、附勢部材20より図1中上方に積層される各環状リーフaをピストン1側へ附勢することになる。つまり、附勢部材20を環状リーフa間に介装することによってリーフバルブ10に初期撓みを与えるようになっている。なお、外周環22の厚みと内周環21の厚みの差で上記初期撓みの撓み量を調節でき、この撓み量の設定によって、リーフバルブ10が弁座1cから離れてポート2を開放する時の開弁圧を調節することができるようになっている。さらに、附勢部材20は、求める減衰特性によって、環状リーフa間の任意の位置に介装することができる。
また、附勢部材20は、内周環21がピストンロッド5に固定されるため、腕23が撓むことでリーフバルブ10を構成する環状リーフaとともに撓むことが可能であり、附勢部材20の撓み剛性は、腕23の撓み剛性の設定によって決せられ環状リーフaの撓み剛性に比較して非常に低いものとなっている。
さらに、附勢部材20が環状リーフaとともに撓む際に、附勢部材20が上記の如くの形状とされているため、環状リーフaとの接触面積が従来のバルブ構造における附勢部材に比較して非常に少なくなるので、環状リーフaとの間に入り込んだ作動油による吸着も生じにくくなり、リーフバルブ10の作動が滑らかになる。
つづいて、上述のように構成されたバルブ構造の作用について説明する。ピストン1がシリンダ40に対して図1中上方側に移動すると、上室41内の圧力が高まり、上室41内の作動油はポート2を通過して下室42内に移動しようとする。
そして、緩衝器の伸縮速度となるピストン速度が極低速なうちは、上室41内の圧力によってリーフバルブ10を撓ませようとする力が附勢部材20によってリーフバルブ10に与えられた初期撓みによるポート2を閉塞する力を上回らずに、リーフバルブ10はポート2を閉塞状態とし、作動油は、上述の切欠bによって形成されるオリフィスを通過し、その後のピストン速度が上昇して上室41の圧力がリーフバルブ10の開弁圧に達すると、作動油は、リーフバルブ10の外周を撓ませてリーフバルブ10と弁座1cとの間の隙間を通過するようになる。
したがって、ピストン速度が低速域にある場合には、緩衝器は、ピストン速度に対して比較的大きな減衰係数にて減衰力を発生するため、振動を効果的に抑制できる。
これに対して、ピストン速度が高速域に達すると、リーフバルブ10が大きく撓んで、減衰係数が小さくなり、ピストン速度に対する発生減衰力が小さくなって、車体への振動の伝達を効果的に絶縁することができる。
そして、上述したように、附勢部材20の撓み剛性は、環状リーフaのそれに比較して非常に小さくすることができるので、附勢部材20がリーフバルブ10全体の撓み剛性に与える影響を小さくでき、附勢部材20を介装してもリーフバルブ10の撓み剛性を大きくしてしまうことがない。
換言すれば、従来の附勢部材では、ピストン速度が高速領域にあるときの減衰力を高めてしまう危険があったが、本発明の附勢部材20によれば、その存在によってリーフバルブ10全体の撓み剛性を大きくしてしまう不具合が無いから、緩衝器の伸縮速度が高速領域にあるときの発生減衰力が高くなって乗り心地を損なう虞がない。
すなわち、本発明のバルブ構造によれば、ピストン速度が低速領域にあるときに充分な減衰力を発揮させることができ、かつ、緩衝器の伸縮速度が高速領域にあるときの発生減衰力を低く設定することができるから、緩衝器における低速領域と高速領域の減衰特性の両方を高次元で満足させることができ、車両における乗り心地の更なる向上を図ることが可能となる。
また、附勢部材20と環状リーフaの接触面積も小さくなるため、両者の吸着が生じにくくなるので、リーフバルブ10の作動が滑らかになって、発生減衰力が安定することになる。
さらに、腕23の存在によって、外周環22はセンタリングされているので、外周環22が環状リーフaに対してずれを生じる恐れも無く、伸縮の都度発生減衰力にバラツキを生じてしまう危惧も無い。
このように、附勢部材20の腕23は、撓み剛性の低下と外周環22のセンタリングの機能を担っているが、腕を二つ以上設けても環状リーフaより撓み剛性が低くなるため、発明の効果を失わず、たとえば、図3に示す附勢部材30のように、内周環31と外周環32との間に三つの腕33を円周方向に等間隔を持って設けて、当該各腕33で内周環31と外周環32とを連結するようにしてもよい。
この場合、内周環31と外周環32とを等間隔に配置された三つの腕33で連結しているので、外周環32のセンタリングをより確実に行い、外周環32のずれを生じさせにくくなり、発生減衰力のバラツキをより確実に無くすことができる。
さらに、附勢部材の腕の配置を、図4に示す附勢部材35のように、内周環36と外周環37との間で円周方向に三つの腕38を不等間隔に配置するようにしてもよく、この場合には、附勢部材35の撓み剛性を円周方向で異ならしめることができ、腕38が密に分布する部位の撓み剛性が腕38の分布が疎である部位の撓み剛性より大きくなり、リーフバルブ10がポート2を開く際には、腕38の分布が疎である部位が背面に配置される環状リーフaの部位から徐々に弁座1cから離座し、腕38が密に分布する部位が背面に配置される環状リーフaの部位が最後に撓んで弁座1cから離座することになる。
つまり、このように不当間隔を持って腕38を配置するようにしておけば、リーフバルブ10は撓み剛性が小さい箇所から徐々にポート2を開くようになるので、減衰力の変化がより滑らかとなるので、減衰力変化によるショックを車両搭乗者に知覚させることがなく、車両における乗り心地を向上させることができる。
また、上記したところでは、緩衝器のピストン部の伸側の減衰バルブに具現化した例を用いて本発明のバルブ構造を説明しているが、圧側のみ、あるいは、伸圧両側の減衰バルブに具現化することも可能で、さらには、ベースバルブ部に具現化することも可能であり、およそ減衰力を発生する減衰力発生要素として機能する緩衝器のバルブに適用することが可能なことは勿論である。
以上で緩衝器のバルブ構造の実施の形態についての説明を終えるが、本発明の範囲は図示されまたは説明された詳細そのものには限定されない。
一実施の形態における緩衝器のバルブ構造が具現化された緩衝器のピストン部の一部における縦断面図である。 一実施の形態の緩衝器のバルブ構造における附勢部材の斜視図である。 一実施の形態の変形例の緩衝器のバルブ構造における附勢部材の平面図である。 一実施の形態の他の変形例の緩衝器のバルブ構造における附勢部材の平面図である。
符号の説明
1 バルブディスクたるピストン
1a ピストンにおける底部
1b ピストンにおける挿通孔
1c ピストンにおける弁座
1d ピストンにおける筒部
1e ピストンにおける圧側のポート
2 ポート
3 窓
5 ピストンロッド
5a ピストンロッドの先端
5b ピストンロッドの段部
5c ピストンロッドの螺子溝
10,11 リーフバルブ
11a,14a 孔
12,13 間座
14 バルブストッパ
15 ピストンナット
20,30,35 附勢部材
21,31,36 内周環
22,32,37 外周環
22a 外周環における基部
22b 外周環におけるリング
23,33,38 腕
40 シリンダ
41 一方室
42 他方室
a 環状リーフ
b 切欠

Claims (3)

  1. ポートが形成されるバルブディスクと、複数の環状リーフを積層して構成されるとともにバルブディスクに内周側を固定端として積層されてポートを開閉するリーフバルブと、外周が厚肉とされて環状リーフの間に介装されリーフバルブに初期撓みを与える附勢部材とを備えたバルブ構造において、附勢部材は、薄肉小径の内周環と、内周環の外径より大きな内径を持つ厚肉の外周環と、内周環と外周環とを繋ぐ少なくとも一つ以上の薄肉の腕とを備えてなることを特徴とする緩衝器のバルブ構造。
  2. 腕は二つ以上とされて、内周部と外周部との間に円周方向に不等間隔で配置されることを特徴とする請求項1に記載の緩衝器のバルブ構造。
  3. 外周環は、環状の基部にリングを積層固定することで厚肉とされることを特徴とする請求項1または2に記載の緩衝器のバルブ構造。
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