JP2003253046A - ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ - Google Patents

ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ

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JP2003253046A
JP2003253046A JP2002057625A JP2002057625A JP2003253046A JP 2003253046 A JP2003253046 A JP 2003253046A JP 2002057625 A JP2002057625 A JP 2002057625A JP 2002057625 A JP2002057625 A JP 2002057625A JP 2003253046 A JP2003253046 A JP 2003253046A
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rubber
weight
rubber composition
conjugated diene
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Kazuo Yagawa
一夫 矢川
Hajime Kondo
肇 近藤
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Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生ゴムを比較的多く配合しても、破壊特
性、耐摩耗性及び発熱特性などの低下を抑制することが
でき、使用済みタイヤなどのゴム製品のリサイクル化の
向上が可能な再生ゴム含有ゴム組成物を提供すること。 【解決の手段】(A)(イ)(a)エチレン性不飽和ニ
トリル単量体単位と、(b)芳香族ビニル単量体単位
と、(c)共役ジエン単量体単位とを有し、かつ上記
(a)、(b)及び(c)単位の合計量に基づき、
(a)単位5〜45重量%を含有する共役ジエン系共重
合体ゴムと(ロ)伸展油とを、重量比100:0〜10
0:80の割合で含有する油展ゴム20重量%以上含む
ゴム成分と、その100重量部当たり、(B)白色充填
材20〜100重量部と、(C)再生ゴム30重量部以
下を含むゴム組成物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴム組成物及びそ
れを用いた空気入りタイヤに関する。さらに詳しくは、
本発明は、ゴム成分として、ニトリル基をもつ共役ジエ
ン系共重合体ゴムを含むものを用いることにより、再生
ゴムを比較的多く配合しても、破壊特性、耐摩耗性及び
発熱特性などの低下を抑制することができ、使用済みタ
イヤなどのゴム製品のリサイクル化の向上を図ることが
できる再生ゴム含有ゴム組成物、及びこのゴム組成物を
タイヤトレッドゴムに用いた空気入りタイヤに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、環境意識の高まりにより、産業廃
棄物のリサイクルが重要な社会問題となってきている。
ゴム製品分野においても、使用済みタイヤなどのゴム製
品のリサイクル化の向上が急務となってきている。従
来、使用済みタイヤなどのゴム産業廃棄物は、セメント
用キルン燃料や再生ゴムなどとしてリサイクルされるの
が一般的であったが、真の意味でのリサイクルとして
は、再生ゴム製品として利用するリサイクルが最も望ま
しいものである。しかしながら、これまで、再生ゴム
は、それ単独では機械的性質が著しく劣り、使用範囲が
極めて限られていたのが実状である。また、再生ゴムを
配合剤として新ゴムに少量添加した場合でも、破壊特
性、耐摩耗性、発熱特性などが大幅に低下し、やはりそ
の使用範囲は限られたものであった。他方、ブタジエン
とアクリロニトリル、あるいはブタジエンとスチレンと
アクリロニトリルとの共重合体からなる共役ジエン系ゴ
ムは、共重合体中の極性を有するアクリロニトリル単位
のニトリル基とシリカ表面のシラノール基との相互作用
により、補強性及びシリカの分散性を向上させることが
知られている(特開平9−118783号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
状況下で、再生ゴムを比較的多く配合しても、破壊特
性、耐摩耗性及び発熱特性などの低下を抑制することが
でき、使用済みタイヤなどのゴム製品のリサイクル化の
向上を図ることができる再生ゴム含有ゴム組成物、及び
このゴム組成物を用いた空気入りタイヤを提供すること
を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成するために鋭意研究を重ねた結果、極性をもつエ
チレン性不飽和ニトリル単位をある範囲で含有する特定
の共役ジエン系共重合体ゴムと伸展油とからなる油展ゴ
ムをある量以上含むゴム成分に、白色充填材及び再生ゴ
ムを、それぞれ所定の割合で配合したゴム組成物によ
り、その目的を達成し得ることを見出した。本発明は、
かかる知見に基づいて完成したものである。すなわち、
本発明は、(A)(イ)(a)エチレン性不飽和ニトリ
ル単量体単位と、(b)芳香族ビニル単量体単位と、
(c)共役ジエン単量体単位とを有し、かつ上記
(a)、(b)及び(c)単位の合計量に基づき、
(a)単位5〜45重量%を含有する共役ジエン系共重
合体ゴムと(ロ)伸展油とを、重量比100:0〜10
0:80の割合で含有する油展ゴム20重量%以上を含
むゴム成分と、その100重量部当たり、(B)白色充
填材20〜100重量量と、(C)再生ゴム30重量部
以下を含むことを特徴とするゴム組成物を提供するもの
である。本発明はまた、前記ゴム組成物をトレッドゴム
として用いたことを特徴とする空気入りタイヤをも提供
するものである。
【発明の実施の形態】本発明のゴム組成物においては、
(A)成分として、(イ)以下に示す共役ジエン系共重
合体ゴムと(ロ)伸展油とからなる油展ゴムを含むゴム
成分が用いられる。当該共役ジエン系共重合体ゴムは、
(イ)(a)エチレン性不飽和ニトリル単量体単位と、
(b)芳香族ビニル単量体単位と、(c)共役ジエン単
量体単位とを有し、かつ上記(a)、(b)及び(c)
単位の合計量に基づき、(a)単位5〜45重量%を含
有するものである。
【0005】(a)単位であるエチレン性不飽和ニトリ
ル単位の含有量が5重量%未満では白色充填材分散性が
不良となり、所望の耐摩耗性、低発熱性、破壊特性を有
するゴム組成物が得られない場合がある。一方、この含
有量が45重量%を超えると共役ジエン系共重合体ゴム
のガラス転移点(Tg)が高くなりすぎ、ゴム弾性体と
しての性質が失われる。このエチレン性不飽和ニトリル
単位の好ましい含有量は、8〜35重量%であり、特に
9〜20重量%が好ましい。
【0006】また、(b)単位である芳香族ビニル単量
体単位の含有量としては、5〜50重量%が好ましい。
この含有量が5重量%未満では得られる加硫ゴムの耐摩
耗性が不充分となるおそれがあり、一方、50重量%を
超えると得られる加硫ゴムの反発弾性が小さくなり、t
anδが大きくなりやすい。この芳香族ビニル単量体単
位のより好ましい含有量は10〜40重量%である。前
記エチレン性不飽和ニトリル単量体単位を形成する単量
体としては、例えばアクリロニトリルやメタクリロニト
リルなどが挙げられるが、これらのうち、アクリロニト
リルが好ましい。これらの単量体は1種のみを用いても
よいし、2種以上を併用することもできる。また、前記
芳香族ビニル単量体単位を形成する単量体としては、例
えばスチレン、2−メチルスチレン、3−メチルスチレ
ン、4−メチルスチレン、α−メチルスチレン、2,4
−ジメチルスチレン、2,4−ジイソプロピルスチレ
ン、4−tert−ブチルスチレン及びtert−ブト
キシスチレン等が挙げられるが、これらのうち、スチレ
ンが特に好ましい。これらの単量体は1種のみを用いて
もよいし、2種以上を併用することもできる。
【0007】さらに、共役ジエン単量体単位を形成する
単量体としては、例えば1,3−ブタジエン、イソプレ
ン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、及びクロ
ロプレンなどが挙げられるが、これらのうち、1,3−
ブタジエン、イソプレンが特に好ましい。これらの単量
体は1種のみを用いてもよいし、2種以上を併用するこ
ともできる。当該共役ジエン系共重合体ゴムは、必要に
応じ、前記の各単量体の他に、各種のエステル系単量体
が共重合したものとすることができる。
【0008】このエステル系単量体としては、例えばメ
チル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレー
ト、n−プロピル(メタ)アクリレート、イソプロピル
(メタ)アクリレート、n−アミル(メタ)アクリレー
ト、n−ヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘ
キシル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)
アクリレート等の(メタ)アクリレート類、及び酢酸ビ
ニル等のビニルエステル類が挙げられる。これらのエス
テル系単量体から形成される単量体単位の含有量は、共
役ジエン系共重合体ゴムの特性を損なわない範囲の量比
とすることができるが、単量体単位全量に対して20重
量%以下とすることが好ましい。本発明の共役ジエン系
共重合体ゴムとしては、アクリロニトリル−ブタジエン
−スチレン共重合体などが挙げられる。
【0009】当該共役ジエン系共重合体ゴムのガラス転
移点は、用いる単量体の組成比によって変化するが、A
STM D3418−82(Peapproved 1
988)に準じて示差走査熱量計(DSC)により測定
した場合に、−70〜0℃が好ましく、さらに−60〜
−10℃であることが好ましい。更に、ガラス転移の外
挿開始温度と外挿終了温度との差は20℃以下が好まし
く、より好ましくは18℃以下、さらに好ましくは15
℃以下、特に好ましくは13℃以下である。尚、下限は
通常、5℃である。この温度差が20℃を超えると、得
られる加硫ゴムのウェットスキッド抵抗が低下し、ta
nδも大きくなり、好ましくない。また、上記(a)単
量体単位の含有量が9〜20重量%、且つガラス転移の
外挿開始温度と外挿終了温度との差が13℃以下、特に
10℃以下であることが好ましい。
【0010】ここで、ガラス転移の外挿開始温度及び外
挿終了温度はASTM D3418−82(Peapp
roved 1988)に準じて示差走査熱量計(DS
C)により、以下のようにして測定される。すなわち、
外挿開始温度は、図1に示すDSCの昇温曲線におい
て、低温側のベースラインを延長した直線と、低温側の
変曲点P1 と高温側の変曲点P2 との間のほぼ直線部分
Lを延長した直線とが交わる点における温度として求
め、外挿終了温度は、図1に示すDSCの昇温曲線にお
いて、高温側のベースラインを延長した直線と、直線部
分Lを延長した直線とが交わる点における温度として求
める。
【0011】本発明で用いる共役ジエン系共重合体ゴム
のムーニー粘度[ML1+4(100℃)]は20〜20
0が好ましく、30〜150であることがより好まし
い。このムーニー粘度が20未満であると、得られる加
硫ゴムの耐摩耗性が低下するおそれがあり、一方、20
0を超えると、この共役ジエン系共重合体ゴムを含有す
るゴム組成物の加工性が低下する場合がある。また、当
該共役ジエン系共重合体ゴムのGPC(ゲルパーミエー
ションクロマトグラフ)法により測定したポリスチレン
換算の重量平均分子量は好ましくは100,000以上
であり、特に好ましくは100,000〜2,000,
000である。この重量平均分子量が100,000未
満であると、得られる加硫ゴムの耐摩耗性が低下する傾
向にあり、tanδが大きくなることもある。一方、
2,000,000を超えると、この共役ジエン系共重
合体ゴムを含有するゴム組成物の加工性が低下すること
がある。この重量平均分子量は、重合時、ラジカル重合
において一般に使用されるアルキルメルカプタンに代表
される連鎖移動剤を用いることにより制御することがで
きる。
【0012】当該共役ジエン系共重合体ゴムは、水系媒
体において、前述の各種必須単量体及び必要に応じてエ
ステル系単量体をラジカル重合開始剤を用いて重合させ
ることにより、製造することができる。重合方法は特に
制限されないが、通常、乳化重合が好ましい。乳化重合
は一般的な方法であればよく、例えば所定の単量体を乳
化剤の存在下に水系媒体において乳化させ、ラジカル重
合開始剤により重合を開始し、所定の重合転化率となっ
た時点で重合停止剤により重合を停止する方法が挙げら
れる。
【0013】本発明においては、前述のエチレン性不飽
和ニトリル単量体の仕込み方法が重要であり、重合系に
分割して添加することが好ましい。当該単量体の一部を
重合開始前に投入し、残部を重合過程において重合系に
間欠的に、あるいは連続的に添加することが好ましい。
また、重合途中で測定される全単量体仕込み分の重合転
化率が10〜95%、好ましくは20〜80%となった
後に、当該単量体の残部を一括して又は分割して、ある
いは連続的に添加することが好ましい。尚、当該単量体
の全量を重合開始前に重合系に投入して共重合させた場
合、共重合体ゴムのガラス転移の開始温度と終了温度と
の差が20℃を超えて大きくなる傾向にあり、好ましく
ない。また、重合開始前の当該単量体の初期仕込み量
は、使用する当該単量体全量に対して、好ましくは20
〜95重量%、より好ましくは20〜90重量%、更に
好ましくは30〜85重量%である。
【0014】乳化剤としては、アニオン性界面活性剤、
ノニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤及び両性
界面活性剤が挙げられる。また、フッ素系の界面活性剤
を使用することもできる。これらの乳化剤としては、ア
ニオン性界面活性剤が多用され、例えばカプリン酸、ラ
ウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、オレイン酸、
ステアリン酸等の炭素数10以上の長鎖脂肪酸のカリウ
ム塩又はナトリウム塩等の他、ロジン酸塩等を使用する
ことができる。
【0015】ラジカル重合開始剤としては、ベンゾイル
パーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、tert
−ブチルヒドロパーオキサイド、クメンヒドロパーオキ
サイド、パラメンタンヒドロパーオキサイド、ジ−te
rt−ブチルヒドロパーオキサイド及びジクミルパーオ
キサイド等の有機過酸化物を使用することができる。ま
た、アゾビスイソブチロニトリルにより代表されるアゾ
化合物、過硫酸カリウムにより代表される無機過酸化
物、及びこれら過酸化物と硫酸第一鉄との組み合わせに
より代表されるレドックス系触媒等を用いることもでき
る。これらのラジカル重合開始剤は1種のみ用いてもよ
いし、2種以上を併用することもできる。
【0016】また、共役ジエン系共重合体ゴムの分子量
を調節するため、連鎖移動剤として、tert−ドデシ
ルメルカプタン、n−ドデシルメルカプタン等のアルキ
ルメルカプタン類、四塩化炭素、チオグリコール類、ジ
テルペン、ターピノーレン及びγ−テルピネン類等の連
鎖移動剤を使用することもできる。重合は酸素を除去し
た反応器を用いて0〜100℃で行うことができ、重合
温度は0〜80℃であることが特に好ましい。重合方式
は連続式でもよいし、回分式であってもよく、重合温度
等、あるいは撹拌等の操作条件等を反応途中で適宜変更
することもできる。尚、重合転化率が高くなるとゲル化
する傾向があるため、重合転化率は80%以下に抑える
ことが好ましい。重合は所定の重合転化率に達した時点
で、重合停止剤を添加することにより停止することがで
きる。この重合停止剤としては、ヒドロキシルアミン、
ジエチルヒドロキシルアミン等のアミン化合物、又はヒ
ドロキノン等のキノン化合物等を用いることができる。
【0017】重合停止後、生成した共役ジエン系共重合
体ゴムラテックスから、必要に応じて、水蒸気蒸留等の
方法により未反応の単量体を除去した後、塩化ナトリウ
ム、塩化カリウム、塩化カルシウム等の塩、及び必要で
あれば、塩酸、硝酸、硫酸等を更に添加し、共役ジエン
系共重合体ゴムをクラムとして凝固させることができ
る。このクラムを洗浄し、脱水した後、ドライヤー等に
より乾燥することにより、共役ジエン系共重合体ゴムと
することができる。本発明における(A)成分のゴム成
分は、このようにして得られた(イ)共役ジエン系共重
合体ゴムと(ロ)伸展油とを、重量比100:0〜10
0:80の割合で含有する油展ゴムを含むものである。
(ロ)成分の伸展油が上記範囲より少ないと加工性が低
下し、一方60重量部を超えると加硫ゴムの耐摩耗性や
破壊特性が不充分となる場合がある。共役ジエン系共重
合体ゴムと伸展油との好ましい重量比は、100:20
〜100:50の範囲である。この油展ゴムのムーニー
粘度[ML1+4(100℃)]は好ましくは20〜18
0、特に好ましくは30〜150である。また、伸展油
としては特に限定されず、例えば芳香族系油、ナフテン
系油、パラフィン系油などを挙げることができる。これ
らは1種のみを用いてもよいし、2種以上を併用しても
よい。また、これらのうち、芳香族系の伸展油が特に好
ましい。
【0018】本発明のゴム組成物においては、(A)成
分のゴム成分として、前記油展ゴムを少なくとも20重
量%含むものが用いられる。この含有量が20重量%未
満では所望の物性を有するゴム組成物が得られず、本発
明の目的が達せられない。ゴム成分中の該油展ゴムの好
ましい含有量は30重量%以上であり、特に40〜10
0重量%が好適である。当該油展ゴムと併用されるゴム
成分としては、天然ゴム及びジエン系合成ゴムが挙げら
れ、ジエン系合成ゴムとしては、例えばスチレン−ブタ
ジエン共重合体(SBR)、ポリブタジエン(BR)、
ポリイソプレン(IR)、ブチルゴム(IIR)、エチ
レン−プロピレン共重合体及びこれらの混合物等が挙げ
られる。また、その一部が多官能型変性剤、例えば四塩
化スズのような変性剤を用いることにより分岐構造を有
しているものでもよい。本発明のゴム組成物において
は、(B)成分として白色充填材が用いられる。この白
色充填材としては、例えばシリカ、アルミナ、水酸化ア
ルミニウム、クレー、炭酸カルシウムなどが挙げられる
が、これらの中でシリカ及び水酸化アルミニウムが好ま
しく、特にシリカが好適である。ここで用いるシリカ
は、その窒素吸着比表面積N2SAが190〜300m2
/gの範囲にあるものが好ましく、また、水酸化アルミ
ニウムは、そのN2SAが1〜20m2/gの範囲にある
ものが好ましい。また、上記シリカとしては、例えば湿
式シリカ(含水ケイ酸)、乾式シリカ(無水ケイ酸)、
ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム等が挙げられる
が、中でも破壊特性の改良効果並びにウェットグリップ
性及び低発熱性の両立効果が最も顕著である湿式シリカ
が好ましい。
【0019】本発明においては、この(B)成分の白色
充填材は、前記(A)成分のゴム成分100重量部に対
し、20〜100重量部の範囲で配合される。この量が
20重量部未満では補強性や他の物性の改良効果が充分
に発揮されず、また100重量部を超えると加工性など
が低下する。補強性や他の物性及び加工性などを考慮す
ると、この白色充填材の配合量は30〜60重量部の範
囲が好ましい。本発明のゴム組成物においては、(C)
成分として再生ゴムが用いられる。この再生ゴムの製造
方法としては特に制限はなく、オイルパン法、リクレメ
ーター法など、一般に知られている方法を用いることが
でき、脱硫時間の延長、脱硫温度の上昇、脱硫濃度の高
濃度化など、製造条件を様々に変更することにより、目
的とする再生ゴムを得ることができる。本発明において
は、前記再生ゴムの配合量は、前記(A)成分のゴム成
分100重量部に対し、30重量部を超えると破壊特
性、耐摩耗性、発熱特性などが低下する原因となる。該
再生ゴムの好ましい配合量は1〜30重量部の範囲であ
る。本発明のゴム組成物においては、所望により、貯蔵
弾性率や補強性などを向上させる目的で、上記白色充填
材と共に、(D)成分としてカーボンブラックを用いる
ことができる。このカーボンブラックとしては特に制限
はなく、従来ゴムの補強用充填材として慣用されている
ものの中から任意のものを選択して用いることができ
る。このカーボンブラックとしては、例えばFEF,S
RF,HAF,ISAF,SAF等が挙げられる。好ま
しくはヨウ素吸着量(IA)が60mg/g以上で、か
つ、ジブチルフタレート吸油量(DBP)が80ミリリ
ットル/100g以上のカーボンブラックである。この
カーボンブラックを用いることにより、諸物性の改良効
果は大きくなるが、特に、耐摩耗性に優れるHAF,I
SAF,SAFが好ましい。
【0020】本発明においては、この所望により用いら
れる(D)成分のカーボンブラックの配合量は、前記
(A)成分100重量部に対し、80重量部以下の範囲
になるように、かつ前記(B)成分の白色充填材との合
計量が120重量部以下になるように選ぶのがよい。こ
のカーボンブラックの配合量が80重量部を超えたり、
(B)成分との合計量が120重量部を超えると所望の
物性を有するゴム組成物が得られにくく、本発明の目的
が達せられないおそれがある。配合効果及び物性などの
面から、この(D)成分の好ましい配合量は、5〜70
重量部の範囲であり、かつ(B)成分との合計配合量は
100重量部以下が好ましい。本発明のゴム組成物にお
いては、(B)成分の白色充填材としてシリカを用いた
場合、(E)成分として、シランカップリング剤を配合
することが好ましい。このシランカップリング剤として
は、特に制限はなく、従来ゴム組成物に使用されている
公知のもの、例えばビス(3−トリエトキシシリルプロ
ピル)ポリスルフィド,γ−メルカプトプロピルトリエ
トキシシラン,γ−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン,N−フェニル−γ−アミノプロピルトリメトキシシ
ラン,N−β(アミノエチル)−γ−アミノプロピルト
リメトキシシランなどを用いることができる。この所望
により用いられるシランカップリング剤の配合量は、前
記シリカに対して、通常1〜20重量%の範囲で選定さ
れる。この量が1重量%未満ではカップリング剤として
の効果が充分に発揮されにくく、また、20重量%を超
えるとゴム成分のゲル化を引き起こすおそれがある。カ
ップリング剤としての効果及びゲル化防止などの点か
ら、このシランカップリング剤の好ましい配合量は、5
〜15重量%の範囲である。
【0021】本発明のゴム組成物には、本発明の目的が
損なわれない範囲で、所望により、通常ゴム工業界で用
いられる各種薬品、例えば加硫剤,加硫促進剤,プロセ
ス油,老化防止剤,スコーチ防止剤,亜鉛華,ステアリ
ン酸などを含有させることができる。本発明のゴム組成
物は、ロール、インターナルミキサー等の混練り機を用
いて混練りすることによって得られ、成形加工後、加硫
を行い、タイヤトレッド,アンダートレッド,カーカ
ス,サイドウォール,ビード部分等のタイヤ用途を始
め、防振ゴム,ベルト,ホースその他の工業品等の用途
にも用いることができるが、特にタイヤトレッド用ゴム
として好適に使用される。
【0022】本発明の空気入りタイヤは、本発明のゴム
組成物を用いて通常の方法によって製造される。すなわ
ち、必要に応じて、上記のように各種薬品を含有させた
本発明のゴム組成物が未加硫の段階でトレッド用部材に
押出し加工され、タイヤ成形機上で通常の方法により貼
り付け成形され、生タイヤが成形される。この生タイヤ
を加硫機中で加熱加圧して、タイヤが得られる。このよ
うにして得られた本発明の空気入りタイヤは、再生ゴム
を含有しているにもかかわらず、良好な低燃費性、破壊
特性及び耐摩耗性を有している。
【0023】
【実施例】次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明するが、本発明は、これらの例によってなんら限定さ
れるものではない。なお、重合体の物性は、下記の方法
に従って測定した。 <重合体の物性>重合体の重量平均分子量(Mw)の測
定はゲルパーミエーションクロマトグラフィ[GPC;
東ソー製HLC−8020、カラム;東ソー製GMH−
XL(2本直列)]により行い、示差屈折率(R1)を
用いて、単分散ポリスチレンを標準としてポリスチレン
換算で行った。重合体及び油展ゴムのムーニー粘度は東
洋精機社製のRLM−01型テスターを用いて、100
℃で測定した。重合体中のアクリロニトリル単位含有量
は、元素分析による窒素含有量から算出した。重合体中
のスチレン単位含有量は1H−NMRスペクトルの積分
比より算出した。重合体のガラス転移点(Tg)はパー
キンエルマー社製の示差走査熱分析機(DSC)7型装
置を用い、−100℃まで冷却した後に10℃/min
で昇温する条件で測定した。重合体のガラス転移の外挿
開始温度と外挿終了温度の差は、明細書本文記載の方法
により測定した。また、加硫ゴムの物性を下記の方法で
測定した。
【0024】<加硫ゴムの物性> (1)耐摩耗性 ランボーン型摩耗試験機を用い、室温におけるスリップ
率60%の摩耗量を測定し、コントロールの耐摩耗性を
100として、耐摩耗指数として指数表示した。指数が
大きい方が良好となる。 (2)引張り強力 切断時の強力をJIS K6301−1995に従って
測定し、コントロールの引張り強度を100として指数
表示した。指数が大きい方が良好となる。 (3)転がり抵抗 粘弾性測定装置(レオメトリックス社製)を使用し、温
度50℃、歪み5%、周波数15Hzでtanδ(50
℃)を測定しその逆数を求め、コントロールのtanδ
の逆数を100として指数表示した。指数が大きい方が
良好となる。
【0025】製造例1(NSBR−A:油展共役ジエン
系ゴム) 重合用容器に、水を200重量部、ロジン酸石鹸を4.
5重量部、ブタジエンを66重量部、スチレンを26重
量部、及びアクリロニトリルを5重量部仕込んだ。その
後、重合用容器の温度を5℃に設定し、ラジカル重合開
始剤としてp−メンタンハイドロパーオキサイドを0.
03重量部、エチレンジアミン4酢酸ナトリウムを0.
02重量部、硫酸第1鉄7水和物を0.01重量部、及
びソジウムホルムアルデヒドスルホキシレートを0.0
3重量部添加して重合を開始した。重合転化率が30%
に達した時点で、アクリロニトリルを3重量部更に添加
し、重合転化率が60%に達した時点で、ジエチルヒド
ロキシルアミンを添加して重合を停止させた。次いで、
スチームストリッピングにより未反応単量体を回収し、
共役ジエン系ゴムラテックスを得た。その後、このラテ
ックスに含有される固形分100重量部に対して37.
5重量部のアロマオイル(富士興産株式会社製、商品名
「フッコール・アロマックス#3」)を含む乳化物を配
合し、これを硫酸と塩化ナトリウムにより凝固させてク
ラムとした。次いで、このクラムを熱風乾燥機により乾
燥させ、アロマオイルで油展された共役ジエン系ゴム
(NSBR)Aを得た。ラテックスに含まれる共役ジエ
ン系ゴムのムーニー粘度は127、アクリロニトリル単
位含有量は10重量%、スチレン単位含有量は20重量
%、重量平均分子量は640,000、ガラス転移点は
−43℃であり、ガラス転移の外挿開始温度と外挿終了
温度との差は11℃であった。また、油展共役ジエン系
ゴム(NSBR)Aのムーニー粘度は49であった。
【0026】製造例2(SBR−B:油展共役ジエン系
ゴム) 重合用容器に、水を200重量部、ロジン酸石鹸を4.
5重量部、ブタジエンを58重量部、スチレンを42重
量部仕込んだ。その後、重合用容器の温度を5℃に設定
し、ラジカル重合開始剤としてp−メンタンハイドロパ
ーオキサイドを0.03重量部、エチレンジアミン4酢
酸ナトリウムを0.02重量部、硫酸第1鉄7水和物を
0.01重量部、及びソジウムホルムアルデヒドスルホ
キシレートを0.03重量部添加して重合を開始した。
重合転化率が60%に達した時点で、ジエチルヒドロキ
シルアミンを添加して重合を停止させた。次いで、製造
例1の場合と同様にしてアロマオイルで油展された共役
ジエン系ゴム(SBR)Bを得た。ラテックスに含まれ
る共役ジエン系ゴムのムーニー粘度は126、スチレン
単位含有量は35重量%、重量平均分子量は760,0
00、ガラス転移点は−40℃であった。また、油展共
役ジエン系ゴム(SBR)Bのムーニー粘度は47であ
った。上記で得られた各共役ジエン系共重合体ゴムの性
状を第1表に示す。
【表1】
【0027】実施例1、2、参考例及び比較例1〜5 第2表に示す配合処方により、第一ステージ混練りをし
たのち、第二ステージ混練りを行ってゴム組成物を調製
した。このゴム組成物を160℃、15分間の条件で加
硫し、加硫ゴムの物性を測定した。その結果を第2表に
示す。なお、参考例の値をコントロールとした。
【表2】
【表3】 (注) 1)カーボンブラック:N−234相当品 2)シリカ:日本シリカ工業(株)製「ニプシルAQ」 3)再生ゴム:村岡ゴム社製 4)老化防止剤6C:N−(1、3−ジメチルブチル)
−N'−フェニル−p− フェニレンジアミン5)加硫促進剤GPG:ジフェニル
グアニジン 6)加硫促進剤DM:ジベンゾチアジルジスルフィド 7)加硫促進剤NS:N−t−ブチル−2−ベンゾチア
ジルスルフェンアミド 第2表から、本発明のゴム組成物である実施例1及び実
施例2は、参考例のゴム組成物に匹敵する耐摩耗性、引
張り強力及び転がり抵抗を有していることが分かる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、ゴム成分として、ニト
リル基をもつ共役ジエン系共重合体ゴムを含むものを用
い、かつ充填材として白色充填材、特にシリカを用いる
ことにより、再生ゴムを比較的多く配合しても、破壊特
性、耐摩耗性及び発熱特性などの低下を抑制することが
でき、使用済みタイヤなどのゴム製品のリサイクル化の
向上が可能な再生ゴム含有ゴム組成物を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における共役ジエン系共重合体ゴムのガ
ラス転移の外挿開始温度と外挿終了温度の求め方を示す
DSCチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J002 AC021 AC071 AE002 AE052 BC041 BC051 BC061 BG101 BN151 DJ016 FB096 FD016 GN01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)(イ)(a)エチレン性不飽和ニ
    トリル単量体単位と、(b)芳香族ビニル単量体単位
    と、(c)共役ジエン単量体単位とを有し、かつ上記
    (a)、(b)及び(c)単位の合計量に基づき、
    (a)単位5〜45重量%を含有する共役ジエン系共重
    合体ゴムと(ロ)伸展油とを、重量比100:0〜10
    0:80の割合で含有する油展ゴム20重量%以上を含
    むゴム成分と、その100重量部当たり、(B)白色充
    填材20〜100重量部と、(C)再生ゴム30重量部
    以下を含むことを特徴とするゴム組成物。
  2. 【請求項2】 (A)(イ)成分の共役ジエン系共重合
    体ゴムが、(a)、(b)及び(c)単位の合計量に基
    づき、(b)単位5〜50重量%を含有する請求項1記
    載のゴム組成物。
  3. 【請求項3】 (A)(イ)成分の共役ジエン系共重合
    体ゴムが、ガラス転移温度−70〜0℃及びムーニー粘
    度[ML1+4(100℃)]20〜200のものである
    請求項1又は2記載のゴム組成物。
  4. 【請求項4】 (A)(イ)成分の共役ジエン系共重合
    体ゴムが、ガラス転移の外挿開始温度と外挿終了温度と
    の差が20℃以下のものである請求項1、2又は3記載
    のゴム組成物。
  5. 【請求項5】 共役ジエン系共重合体ゴムが、アクリロ
    ニトリルとスチレンとブタジエンとの共重合体である請
    求項1ないし4のいずれかに記載のゴム組成物。
  6. 【請求項6】 (B)成分の白色充填材がシリカである
    請求項1ないし5のいずれかに記載のゴム組成物。
  7. 【請求項7】 (C)成分の再生ゴム含有量が1〜30
    重量部である請求項1ないし6のいずれかに記載のゴム
    組成物。
  8. 【請求項8】 さらに、(A)成分100重量部当た
    り、(D)カーボンブラック80重量部以下を含む請求
    項1ないし8のいずれかに記載のゴム組成物。
  9. 【請求項9】 (B)成分の白色充填材として、少なく
    ともシリカを用い、かつ該シリカに対し、(E)シラン
    カップリング剤1〜20重量%を含む請求項1ないし8
    のいずれかに記載のゴム組成物。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
    ゴム組成物をトレッドゴムとして用いたことを特徴とす
    る空気入りタイヤ。
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