JP2003252827A - フェニルエステルの製造方法 - Google Patents
フェニルエステルの製造方法Info
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Abstract
させてフェニルエステルを製造するにあたり、触媒であ
るパラジウムの損失を低減させ、経済的にフェニルエス
テルを製造する方法を提供する。 【解決手段】 ベンゼン、カルボン酸及び分子状酸素
を、パラジウムが担持された固体触媒の存在下に反応さ
せてフェニルエステル製造するにあたり、分子状酸素の
供給量に対して特定量の一酸化炭素の存在下で反応さ
せ、フェニルエステルを製造する。
Description
ルボン酸及び分子状酸素を特定の触媒の存在下で反応さ
せフェニルエステルを製造する方法に関する。生成物で
あるフェニルエステル、例えば、フェニルアセテート
は、容易に加水分解しフェノールを製造することができ
る。
素を特定の触媒の存在下、気相もしくは液相で反応させ
てフェニルエステルを製造する方法は、従来種々提案さ
れている。この反応では、触媒として周期律表第VII
I属の貴金属、特にパラジウムが用いられている。
は、パラジウム又は白金を触媒として用いてフェニルエ
ステルを製造する方法が開示されている。特公昭48−
18219号公報では、更に高い活性の触媒を得るため
に、パラジウム又は白金触媒の活性促進剤として周期律
表第IV、V、VI族元素、特にビスマス、テルルを添
加した触媒を用い、アルカリ金属の酢酸塩の共存下で反
応する方法が提案されている。しかし、この方法では、
触媒の活性は低く、また、多量のアルカリ金属の酢酸塩
が必要であり、必ずしも工業的に実用的とは言えない。
特公昭55−15455号公報では、カドミウム、亜
鉛、ウラン、錫、鉛、アンチモン、ビスマス、テルル及
びタリウムを助触媒として添加し、アルカリ金属の脂肪
酸塩、硝酸の混合共存下でフェニルアセテートを製造す
る方法が開示されているが、触媒の活性は十分とは言え
ず、また、多量のアルカリ金属の酢酸塩が必要であるこ
とに加え、硝酸を使用することで設備の腐食などの問題
があり工業的観点から実用的ではない。
ジウムが反応溶液中に溶出し、触媒活性が経時的に低下
すると共に高価なパラジウムを損失するという欠点があ
る。このため、特開昭63−174950号公報では、
パラジウムの溶出を抑制する方法としてビスマスや鉛を
反応系内に存在させる方法が提案されている。しかし、
この方法では、ビスマスや鉛を供給することによって、
原料酸素濃度が低い場合には触媒成分であるパラジウム
の溶出を改善できるが、工業的実用レベルまで原料酸素
濃度を増すとパラジウムの溶出が起こり、長時間の連続
的な運転は困難であると共に高価なパラジウムを損失し
てしまうために経済的でない。
性低下が認められるという欠点を有している。
用性の面で満足なものではなかった。
ンゼン、有機カルボン酸及び分子状酸素を触媒の存在下
で反応させるにあたり、触媒成分である高価なパラジウ
ムの損失を低減させ、経済的にフェニルエステルを製造
する方法を提供することである。
な従来技術の課題を解決するするため、鋭意検討した。
その結果、ベンゼン、有機カルボン酸及び分子状酸素
を、パラジウムが担持された固体触媒の存在下に反応さ
せフェニルエステルを製造するにあたり、一酸化炭素の
存在下で反応を行うことで、反応によるパラジウム溶出
を低減させ、経済的にフェニルエステルを製造できるこ
とを見いだし、本発明を完成するに至った。
酸及び分子状酸素を、パラジウムが担持された固体触媒
の存在下に反応させフェニルエステルを製造するにあた
り、一酸化炭素の存在下で反応を行うことを特徴とする
フェニルエステルの製造方法に関するものである。
供給量に対して0.005〜30体積%が好ましく、中
でも0.05〜30体積%が特に好ましい。
が、反応ガス組成を爆発範囲から外すために、酸素を窒
素、ヘリウムまたは二酸化炭素等の不活性なガスで希釈
したガス、若しくは空気を用いることができる。
によって適宜設定され、その中でも固体触媒層内の酸素
分圧として0.001〜100kg/cm2が好まし
く、中でも0.01〜50kg/cm2が特に好まし
い。
く、例えば、連続して、又は、断続的に供給する方法が
挙げられる。また、パラジウム溶出濃度の変化に応じ
て、適宜、一酸化炭素供給量を変更しながら供給するこ
ともできる。
た固体触媒は、ベンゼン、有機カルボン酸及び分子状酸
素からフェニルエステルを製造する活性を有し、パラジ
ウムが担体に担持された固体触媒であることが好まし
く、特に助触媒としてテルルがパラジウムと共に担持さ
れた触媒が、活性が高く好ましい。
は、例えばシリカ、シリカアルミナ、アルミナ、ジルコ
ニア、活性炭、ケイソウ土、ゼオライト等が挙げられ、
特にシリカ、ジルコニアが好ましい。
て、担体に担持されるパラジウム量は担体及び助触媒を
含む触媒全重量に対して、パラジウム金属として0.0
1〜10重量%であることが好ましく、中でも0.1〜
5重量%が特に好ましい。
が、パラジウム及び助触媒であるテルルを担持した触媒
である場合のテルル量は、テルル/パラジウム金属原子
比(以下Te/Pd比と記す。)=0.01〜10であ
ることが好ましい。
ラジウム、又は、パラジウム及びテルルが担持された触
媒を調製する場合の調製に使用するパラジウム又はテル
ルの出発原料は、適宜選択することが可能であり、パラ
ジウム原料としては、通常のパラジウム触媒を調製する
ために用いられる原料が使用でき、例えばパラジウム金
属、ヘキサクロロパラジウム酸アンモニウム、ヘキサク
ロロパラジウム酸ナトリウム、テトラクロロパラジウム
酸アンモニウム、テトラクロロパラジウム酸カリウム、
テトラクロロパラジウム酸ナトリウム、テトラブロモパ
ラジウム酸カリウム、酸化パラジウム、塩化パラジウ
ム、臭化パラジウム、ヨウ化パラジウム、硝酸パラジウ
ム、酢酸パラジウム、ジニトロサルファイトパラジウム
酸カリウム、クロロカルボニルパラジウム、ジニトロジ
アンミンパラジウム、テトラアンミンパラジウム、ジク
ロロジアンミンパラジウム、ジクロロ(エチレンジアミ
ン)パラジウム、テトラシアノパラジウム酸カリウム等
が使用できる。
しては、例えば金属テルル、塩化テルル(II)、塩化
テルル(IV)、酸化テルル(IV)、酸化テルル(V
I)、テルル酸(H6TeO6)、テルル酸カリウム、テ
ルル酸ナトリウム等を挙げることができる。
は、適宜選択することが可能であり、一般的に用いられ
る方法で担体にパラジウム等を担持させることができ、
例えば、含浸法、沈着法、イオン交換法等が用いられ
る。
された固体触媒を調製する場合には、パラジウム原料と
テルル原料を同時に含浸担持しても良いし、いずれか一
方を含浸担持した後、残りの原料を含浸担持しても良
い。
常法に従って、デカンテーション、濾過、加熱または減
圧加熱等の操作で溶媒を除去する。溶媒を除去後の乾燥
は、加熱乾燥、減圧乾燥等を用いることができる。
焼成を行ってパラジウム原料あるいはパラジウム原料と
テルル原料を分解した後に還元する方法のいずれでも良
い。
アルゴン等の不活性ガスで希釈した酸素、あるいは、空
気の雰囲気下で100〜1000℃で行うことが好まし
い。
る。例えば、水素、一酸化炭素、エチレン、あるいは、
メタノール等を還元剤として用いて気相で還元する方
法、あるいは、ヒドラジン水和物、ホルマリン、ギ酸等
を用いて液相で還元する方法を用いることができる。気
相で還元する場合の還元温度は100〜1000℃が好
ましく、中でも200〜800℃が特に好ましい。
た触媒の存在下、一酸化炭素が存在する状態で、ベンゼ
ン、有機カルボン酸及び分子状酸素を反応させる。
は、目的とする生成物であるフェニルエステルに対応す
る任意の有機カルボン酸が使用できる。例えば酢酸、プ
ロピオン酸、酪酸等の脂肪族カルボン酸や、安息香酸等
の芳香族カルボン酸が使用できる。得られたフェニルエ
ステルを加水分解してフェノールを製造する場合には、
安価で大量に入手可能な酢酸、プロピオン酸が好まし
く、特に酢酸が好ましい。ベンゼンについても特に限定
されるものではない。また、反応に際し、必要に応じて
溶媒を加えても良い。
選択することができ、その中でも生産効率が優れること
から、ベンゼン/有機カルボン酸のモル比として1/
0.1〜1/100が好ましい。
の公知の、例えば、固定床流通型反応器、多管式の反応
器、回分式反応器、懸濁床反応器等が用いられる。
量との関係は、反応方法により適宜選択すれば良く、例
えば、固定床の場合、単位固体触媒体積、単位時間当た
りのベンゼンと有機カルボン酸の合計供給量(以下、L
HSVと記す。)として、0.1〜50h-1、特に0.
1〜30h-1が好ましい。また、懸濁床の場合には、固
体触媒濃度は、原料に対し0.05〜30重量%の範囲
が好ましい。
め100〜300℃が好ましく、特に100〜250℃
が好ましい。
が、ベンゼン及び有機カルボン酸の一部が液相となるこ
とが必要であり、好ましくは1〜200kg/cm2で
ある。
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
よる測定条件は、SGE社製キャピラリーカラム(タイ
プ:BP21,カラム長さ:25m)を使用し、カラム
温度を60℃から230℃まで昇温し、検出器としてF
IDを用いて測定した。
度は、原子吸光分光分析計(パーキンエルマー製 AA
nalyst800)を用いて測定した。原子化はファ
ーネス法を用い、247.6nmの波長の吸光度を高波
長帯域半導体検出素子により検出して測定した。
ラジウム硝酸水溶液10.86gにテルル酸0.291
gを溶解させた。この水溶液をジルコニア(ノートン社
製)30gに含浸した後、50℃、0.02kg/cm
2で減圧乾燥した。乾燥後、水素気流中600℃で還元
し触媒とした。
レス製反応管に充填し、反応温度190℃、反応圧力4
0kg/cm2で、ベンゼンと酢酸が等モルの混合原料
を2.2g/分、酸素を37ml/分(0℃,1気圧換
算)、窒素を173ml/分(0℃,1気圧換算)供給
し反応させた。
集し、原子吸光分光分析計で分析すると、流出した反応
液中のパラジウム濃度は金属パラジウム換算で87pp
bであった。反応を継続し、反応開始後72時間目に、
ベンゼン、酢酸、酸素、窒素の供給量は変えずに、0.
1ml/分の一酸化炭素を供給した。この時の分子状酸
素供給量に対する一酸化炭素の濃度は、0.27体積%
である。反応開始後73時間目に反応液を捕集して分析
すると、反応液中のパラジウム濃度は54ppbであ
り、一酸化炭素の供給により、パラジウム溶出濃度が低
下した。
7時間から一酸化炭素の供給量を1ml/分にした以外
は実施例1と同じ条件で反応した。この時の分子状酸素
供給量に対する一酸化炭素の濃度は、2.7体積%であ
る。反応開始後78時間目に反応液を捕集して分析する
と、反応液中のパラジウム濃度は16ppbであり、一
酸化炭素の供給により、パラジウム溶出濃度が更に低下
した。
00時間から一酸化炭素の供給量を0.5ml/分にし
た以外は実施例1と同じ条件で反応した。この時の分子
状酸素供給量に対する一酸化炭素の濃度は、1.4体積
%である。反応開始後101時間目に反応液を捕集して
分析すると、一酸化炭素の供給量減少により、反応液中
のパラジウム濃度は28ppbに上昇したものの、当初
量に比しては少ないものであった。
68時間から一酸化炭素の供給量を2ml/分にした以
外は実施例1と同じ条件で反応した。この時の分子状酸
素供給量に対する一酸化炭素の濃度は、5.4体積%で
ある。反応開始後171時間目に反応液を捕集して分析
すると、反応液中のパラジウム濃度は11ppbであ
り、一酸化炭素の供給により、パラジウム溶出濃度が更
に低下した。
65時間から一酸化炭素を供給しなかった以外は実施例
1と同じ条件で反応した。反応開始後270時間目に反
応液を捕集して分析すると、反応液中のパラジウム濃度
は114ppbであり、一酸化炭素の供給の停止によ
り、パラジウム溶出濃度が増加した。
ラジウム硝酸水溶液14.48gにテルル酸0.648
gを溶解させた。この水溶液をジルコニア(ノートン社
製)40gに含浸した後、50℃、0.02kg/cm
2で減圧乾燥した。乾燥後、水素気流中600℃で還元
し触媒とした。
レス製反応管に充填し、反応温度190℃、反応圧力4
0kg/cm2で、ベンゼンと酢酸が等モルの混合原料
を2.2g/分、酸素を37ml/分(0℃,1気圧換
算)、窒素を173ml/分(0℃,1気圧換算)供給
し反応させた。
集し、原子吸光分光分析計で分析すると、流出した反応
液中のパラジウム濃度は金属パラジウム換算で130p
pbであった。反応を継続し、反応開始後50時間目
に、ベンゼン、酢酸、酸素、窒素の供給量は変えずに、
0.2ml/分の一酸化炭素を供給した。この時の分子
状酸素供給量に対する一酸化炭素の濃度は、0.54体
積%である。反応開始後53時間目、190時間目、3
82時間目に反応液を捕集して分析すると、反応液中の
パラジウム濃度は、それぞれ、58、64、60ppb
であり、一酸化炭素の供給により、パラジウム溶出濃度
が低下し、反応時間が経過しても安定してパラジウム溶
出濃度を低下させることができた。
ラジウム硝酸水溶液14.48gにテルル酸0.648
gを溶解させた。この水溶液をジルコニア(ノートン社
製)40gに含浸した後、50℃、0.02kg/cm
2で減圧乾燥した。乾燥後、空気気流中500℃で焼成
した後に水素気流中600℃で還元し触媒とした。
レス製反応管に充填し、反応温度190℃、反応圧力4
0kg/cm2で、ベンゼンと酢酸が等モルの混合原料
を2.2g/分、酸素を37ml/分(0℃,1気圧換
算)、窒素を173ml/分(0℃,1気圧換算)供給
し反応させた。
集し、原子吸光分光分析計で分析すると、流出した反応
液中のパラジウム濃度は金属パラジウム換算で135p
pbであった。反応を継続し、反応開始後50時間目
に、ベンゼン、酢酸、酸素、窒素の供給量は変えずに、
0.2ml/分の一酸化炭素を供給した。この時の分子
状酸素供給量に対する一酸化炭素の濃度は、0.54体
積%である。反応開始後53時間目、190時間目、3
82時間目に反応液を捕集して分析すると、反応液中の
パラジウム濃度は、それぞれ、65、59、45ppb
であり、一酸化炭素の供給により、パラジウム溶出濃度
が低下し、反応時間が経過しても安定してパラジウム溶
出濃度を低下させることができた。
ン酸及び分子状酸素を、パラジウムが担持された固体触
媒の存在下に反応させフェニルエステルを製造するにあ
たり、一酸化炭素の存在下で反応を行うことにより、反
応によるパラジウム溶出を低減させることが可能とな
り、経済的にフェニルエステルを製造できる。
Claims (3)
- 【請求項1】ベンゼン、有機カルボン酸及び分子状酸素
を、パラジウムが担持された固体触媒の存在下に反応さ
せフェニルエステルを製造するにあたり、一酸化炭素の
存在下で反応を行うことを特徴とするフェニルエステル
の製造方法。 - 【請求項2】一酸化炭素の供給量が分子状酸素の供給量
に対して0.005〜30体積%であることを特徴とす
る請求項1に記載のフェニルエステルの製造方法。 - 【請求項3】固体触媒がパラジウム及びテルルが担持さ
れた固体触媒であることを特徴とする請求項1に記載の
フェニルエステルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002057605A JP3979127B2 (ja) | 2002-03-04 | 2002-03-04 | フェニルエステルの製造方法 |
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JP2002057605A JP3979127B2 (ja) | 2002-03-04 | 2002-03-04 | フェニルエステルの製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2003252827A true JP2003252827A (ja) | 2003-09-10 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005008561A (ja) * | 2003-06-19 | 2005-01-13 | Tosoh Corp | フェニルエステルの製造方法 |
-
2002
- 2002-03-04 JP JP2002057605A patent/JP3979127B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2005008561A (ja) * | 2003-06-19 | 2005-01-13 | Tosoh Corp | フェニルエステルの製造方法 |
JP4517594B2 (ja) * | 2003-06-19 | 2010-08-04 | 東ソー株式会社 | フェニルエステルの製造方法 |
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