JP2003251655A - センサ構造及びセンサの製造方法 - Google Patents

センサ構造及びセンサの製造方法

Info

Publication number
JP2003251655A
JP2003251655A JP2002054403A JP2002054403A JP2003251655A JP 2003251655 A JP2003251655 A JP 2003251655A JP 2002054403 A JP2002054403 A JP 2002054403A JP 2002054403 A JP2002054403 A JP 2002054403A JP 2003251655 A JP2003251655 A JP 2003251655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding
resin molding
mold
connector pin
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002054403A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3711951B2 (ja
Inventor
Kazuyoshi Sumiya
和好 角谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2002054403A priority Critical patent/JP3711951B2/ja
Publication of JP2003251655A publication Critical patent/JP2003251655A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3711951B2 publication Critical patent/JP3711951B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】細いコネクタピンを採用した場合であっても、
センサの製造時に、そのコネクタピンの変形等を防止す
ること。 【解決手段】検出部8に接続されるコネクタピン7は、
まず一次樹脂成形部1にインサート成形される。このと
き、コネクタピン7は金型に設けた保持ピンによって挟
持されるので変形等が防止される。その後、一次樹脂成
形部1は、二次樹脂成形部10にインサート成形され
る。このとき、保持ピンの抜き孔3は二次成形樹脂によ
って塞がれるとともに、一次樹脂成形部1は、その端部
に形成された突部2によって金型内に保持されるので、
この二次樹脂成形時も、樹脂圧等によってコネクタピン
7が変形することはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センサの構造およ
びセンサの製造方法に関するものであり、特にセンサの
検出部に接続されるコネクタピンが細い場合に好適なも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車に搭載される電装部品の小
型化の要求はますます厳しいものとなっている。電装部
品には各種のセンサが接続されているが、電装部品を小
型化するため、その接続に用いるセンサのコネクタピン
も、幅が狭いものを採用することが求められている。
【0003】従来のセンサ構造では、コネクタピンをイ
ンサート成形してセンサ本体を形成していたが、幅の広
い(例えば2.3mm)コネクタピンを採用していたた
め、このコネクタピンの先端(端子部)を金型内部のス
ライドコアに形成した孔に嵌合することにより、スライ
ドコアへの装着性や成形時の保持力は十分に得られてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た小型化の要請に応えるために、幅が狭い(例えば0.
64mm)コネクタピンを採用した場合には、金型内部
のスライドコアへの装着が困難になるとともに、成形時
の保持力が不足しやすい。すなわち、スライドコアに形
成された孔の幅も狭くなるため、スライドピンが挿入し
にくくなるとともに、その装着時の抵抗によりスライド
ピンが変形しやすいので、コネクタピンの装着性が悪化
する。さらに、装着できた場合であっても、このコネク
タピンのインサート成形時に、成形樹脂から受ける圧力
によって、変形したり位置ずれが発生しやすくなってし
まう。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、細いコネクタピンを採用した場合であっても、
センサの製造時に、そのコネクタピンの変形等を生ずる
ことのないセンサ構造及びセンサの製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載のセンサ構造は、検出部と、当該検
出部に接続された複数のコネクタピンと、この複数のコ
ネクタピンを一括して保持するとともに、コネクタピン
の接点となる端部を外部に露出させる端面に突部を有す
る保持部とからなる構造体と、コネクタピンの軸方向に
おける、構造体の周囲に形成された樹脂成形部とを備え
ることを特徴とする。
【0007】上記センサ構造によれば、樹脂成形部は、
検出部、複数のコネクタピン、及び保持部からなる構造
体の周囲に形成される。ここで、保持部には、コネクタ
ピンの端部を外部に露出させる端面に突部が形成されて
いる。このため、樹脂成形部の形成時に、コネクタピン
の端部ではなく、保持部の突部を金型に形成した孔に嵌
合することによって、構造体を金型内に保持できる。従
って、インサート成形される構造体の金型への装着性の
悪化を防止できるとともに、装着時やインサート成形時
にコネクタピンが変形することも防止できる。
【0008】また、保持部を含む構造体を樹脂成形部の
内部にインサート成形するので、センサの外形形状が異
なる場合であっても、構造体は共通使用することがで
き、センサの製造コストを低減することが可能になる。
【0009】請求項2に記載のセンサ構造は、保持部
が、複数のコネクタピンをインサート成形した一次樹脂
成形部からなり、当該一次樹脂成形部が前記樹脂成形部
によってインサート成形される位置において、一次樹脂
成形時に複数のコネクタピンを金型内で所定位置に保持
する保持ピンの抜き孔が形成されていることを特徴とす
る。
【0010】このように、センサを2段階の樹脂成形に
よって形成することにより、一次樹脂成形部の大部分
は、構造体の周囲に形成される樹脂成形部によって封止
され、外部に露出することはない。従って、構造体の周
囲に形成される樹脂成形部にインサート(封止)される
部分における一次樹脂成形部は、防水性や気密性を確保
する必要がない。そこで、上述のように複数のコネクタ
ピンを金型内で所定位置に保持する保持ピンの抜き孔
を、樹脂成形部によってインサート成形される一次樹脂
成形部に形成することで、コネクタピンを一次樹脂成形
部にインサート成形する際の、コネクタピンの変形や位
置ずれを確実に防止することができる。
【0011】請求項3に記載したように、一次樹脂成形
部の保持ピンの抜き孔には、樹脂成形部の成形樹脂が充
填されることが好ましい。樹脂成形部を形成する2次樹
脂成形の際に、その成形樹脂が一次樹脂成形部の抜き孔
にも流動して充填されると、一次樹脂成形部と、その周
囲に形成される樹脂成形部とを強固に結合させることが
できる。
【0012】請求項4、6,7に記載のセンサの製造方
法は、請求項1、2,3にそれぞれ記載したセンサ構造
を得るためのものであり、その作用・効果は、対応する
請求項1、2,3のセンサ構造によるものと類似するた
め、その説明を省略する。
【0013】請求項5に記載のセンサの製造方法は、前
記保持部の突部が形成された側と反対側の前記構造体の
端部も金型に嵌合されることによって、構造体が金型内
に固定されることを特徴とする。このように、構造体の
両端部を金型に嵌合することにより、構造体の保持力が
向上するため、構造体を樹脂成形部にインサート成形す
る際の位置ずれ等を防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
に基づいて説明する。
【0015】図1(a)は、本実施形態によるセンサ構
造を内燃機関の回転数を検出する回転検出センサに適用
した場合の、その回転検出センサの構造を示す断面図で
あり、図1(b)は、2次樹脂成形部にインサート成形
される構造体の構造及び、その構造体の周囲に形成され
る2次樹脂成形部の断面を示す一部断面図である。
【0016】図1(a),(b)において、8は検出部
であり、例えば磁気抵抗素子のように、磁界の変化に応
じた信号を出力する検知素子を有し、かつこの検知素子
を樹脂によって封止したものである。検出部8の周囲に
は、中空状の磁石5が配置されている。このため、内燃
機関の回転軸に取り付けられた、外周面にギヤ歯を有す
るロータ(図示せず)が回転したときに、磁石5からギ
ヤ歯に向かうバイアス磁界の向きが変化する。磁気抵抗
素子はその磁界の向きに応じて、抵抗値が変化するもの
であり、その抵抗値変化を例えば電圧信号として取り出
すことにより、内燃機関の回転数を検出することができ
る。なお、検出部8に設ける検知素子としては、磁気抵
抗素子に限らず、ホール素子を用いても良い。
【0017】さらに、磁石5を覆うように、コップ状の
キャップ6が設けられている。このキャップ6は、樹脂
からなり、その外周の複数箇所にリング状の突起が形成
されている。従って、後に説明する二次樹脂成形部10
を形成するために、二次成形樹脂を金型内に射出したと
き、そのキャップ6の突起が二次成形樹脂によって溶融
され、二次樹脂成形部10とキャップ6とが溶着され
る。このため、磁石5及び検知部8が、キャップ6と二
次樹脂成形部10との内部に気密状態で収容される。本
実施形態による回転検出センサは、その検知部8が配置
された側の端部がオイルに浸漬した状態で使用されるこ
とがあるため、そのオイルが内部に侵入しないように、
上記の気密構造を採用している。
【0018】検知部8の内部には、検知素子と接続され
たリード端子4が設けられており、そのリード端子4の
端部が、検知部8の封止樹脂から外部に突出している。
このリード端子4の端部は、本実施形態においては3本
設けられている。このリード端子4に対応してコネクタ
ピン7も3本設けられ、各リード端子4はコネクタピン
7の一端部とかしめ溶接により接合されている。9は、
そのかしめ溶接部を示す。コネクタピン7の他端部は、
二次樹脂成形部10の一部として形成されたコネクタハ
ウジング13の内部に突出している。従って、この突出
したコネクタピン7の他端部が接続端子として機能し、
図示しない雌コネクタの接続端子と接触される。
【0019】本実施形態においては、例えば幅が0.6
4mmの細いコネクタピン7を採用しており、これらの
3本の細いコネクタピン7は一次樹脂成形部1へインサ
ート成形されて固定されている。
【0020】ここで、図2(a)〜(C)を用いて、一
次樹脂成形部1、コネクタピン7、検出部8、磁石5及
びキャップ6からなる、二次樹脂成形部10にインサー
ト成形される構造体の製造工程について説明する。
【0021】まず、3本のコネクタピン7を固定型と可
動型からなる金型の型割面の所定位置に配置した状態
で、その金型内のコネクタピン7の周囲の空間に、一次
成形樹脂を射出することによって、3本のコネクタピン
7が一次樹脂成形部1にインサート成形される。
【0022】このとき、従来のように、インサート成形
時にコネクタピン7の端部を金型内のスライドコアに形
成した孔と嵌合して所定位置に保持しようとすると、コ
ネクタピン7が細いために、孔への装着が困難になると
ともに、射出された一次成形樹脂からの圧力で、コネク
タピン7が変形したり、位置ずれを生じたりする可能性
がある。
【0023】このため、本実施形態においては、コネク
タピン7の端部をスライドコアの孔に挿入することによ
ってコネクタピン7を保持するのではなく、固定型及び
可動型の複数箇所に保持ピンを形成し、この保持ピンに
よってコネクタピン7を挟持することにより、金型内で
コネクタピン7を保持することとした。これにより、コ
ネクタピン7の保持力が向上するとため、コネクタピン
7の変形や位置ずれを防止することができる。
【0024】次に、一次樹脂成形部1によって固定され
た3本のコネクタピン7の端部と検出部8の3本のリー
ド端子4とをそれぞれかしめ溶接する。具体的には、コ
ネクタピン7の端部には、リード端子4が挿入される孔
が形成されており、その孔にリード端子4を挿入した状
態で、コネクタピン7の端部を折り曲げてかしめる。そ
の後、さらにかしめた部分を溶接することによってかし
め溶接部9を形成する。
【0025】最後に、図2(c)に示すように、検出部
8に対して、中空状の磁石5及びキャップ6を装着し
て、二次樹脂成形部10にインサートすべき構造体が完
成する。
【0026】しかしながら、上述した構造体の製造にお
いて、一次樹脂成形部1を形成する際に、コネクタピン
7を保持ピンによって挟持した状態で一次成形樹脂の射
出成形を行うと、一次樹脂成形部1には保持ピンの抜け
孔3が形成されてしまう。
【0027】そこで、本実施形態では、一次樹脂成形部
1、コネクタピン7、検知部8、磁石5、キャップ6か
らなる構造体を、二次成形樹脂によってインサート成形
する。これにより、一次樹脂成形部1に保持ピンの抜け
穴3が形成されていても、その抜け孔3は二次樹脂成形
部10によって塞がれるため、回転検出センサ内部への
オイルや水分の侵入を防止することができる。なお、抜
け穴3が形成された一次樹脂成形部1の周囲に、溶融さ
れた二次成形樹脂を流動させると、その二次成形樹脂
は、抜け穴3内に充填される。この結果、一次樹脂成形
部1の抜け孔3がロックホール効果を生むため、一次樹
脂成形部1と二次樹脂成形部10とを強固に結合するこ
とができる。
【0028】上記構造体を二次成形樹脂によってインサ
ート成形する際に、構造体を金型内において保持する必
要がある。このとき、コネクタピン7の端部によって構
造体の位置を保持しようとすると、コネクタピン7の変
形等の問題が生ずる。このため、本実施形態では、コネ
クタピン7の端部がコネクタハウジング13内に突出す
る側の一次樹脂成形部1の端面であって、3本コネクタ
ピン7が貫通する位置に突部2を形成している。そし
て、この突部2を金型内に形成した嵌合孔に嵌合させる
ことによって、構造体を保持する。具体的には、構造体
は固定型と可動型との型割面に配置される。その型割面
上をスライドするスライドコアに、コネクタピン7を収
容しつつ、一次樹脂成形部1の突部2と嵌合する孔を形
成する。そして、可動型と固定型との型締め時には、可
動型と固定型とによって形成されるキャビティ内におい
て、一次樹脂成形部1の突部2が嵌合孔に嵌合されて、
構造体が所定位置に保持される。
【0029】このように、二次樹脂成形時持に、インサ
ートされる構造体を、肉厚であり、かつ幅も広い突部2
を利用して保持することにより、保持力が向上できる。
なお、図1(a),(b)に示すように、構造体の端部
をなすキャップ6の底部は、2次樹脂成形部10によっ
て覆わないようにすると、このキャップ6の被覆されな
い部分を可動型と固定型とによって挟持して固定するこ
とができる。これにより、構造体の保持力をさらに向上
することができる。
【0030】二次樹脂成形部10は、コネクタピン7の
軸方向において、構造体の周囲に形成される。この二次
樹脂成形部10は、前述したコネクタハウジング13の
他、回転検出センサを車体に取り付けるためのフランジ
12を有している。フランジ12のボルトが挿通される
孔の内周面には、リング状の金具14がインサート成形
されている。
【0031】本実施形態の回転検出センサは、上述した
ように、2段階の樹脂成形によって形成されているの
で、一次樹脂成形部1の周囲に形成される二次樹脂成形
部10は、厚肉に設ける必要がない。このため、二次樹
脂成形部10の寸法安定性を向上することができる。特
に、本回転検出センサを内燃機関の回転数の検出に用い
る場合、検出部8側のセンサの一部は内燃機関内に挿入
されて使用される場合がある。この場合、二次樹脂成形
部10の例えば凹部11にOリング等のシール部材を装
着し、このシール部材によって内燃機関内部への開口部
をシールする必要がある。このため、特にそのシール部
材が装着される凹部11の寸法には高精度が求められ
る。このような場合でも、本実施形態による回転検出セ
ンサにおいては、二次樹脂成形部10の外形寸法を高精
度に合わせ込むことができる。
【0032】さらに、本実施形態による回転検出センサ
は、2段階の樹脂成形によって形成されるので、回転検
出センサの外形形状が多少異なる場合であっても、一次
樹脂成形部1を含む構造体は共通使用することができ、
センサの製造コストを低減することができる。例えば、
図3(a),(b)に示すように、車両や内燃機関の種
類によって、回転検出センサを車体や内燃機関に取り付
けるためのフランジ12の位置を変更する必要が生ず
る。このような場合でも、二次樹脂成形部10を形成す
る金型のみ、それらに対応して変更すればよく、インサ
ートされる構造体は共通使用することができるのであ
る。
【0033】上述の実施形態においては、二次樹脂成形
部10にインサートされる構造体において、一次樹脂成
形部によってコネクタピン7をインサート成形して固定
したが、その固定はインサート成形部によって行う必要
はない。例えば、2つに分割した樹脂部同士の当接面
に、互いに嵌合される凹部と凸部とを設け、その2つの
分割樹脂部の間にコネクタピン7を配置した状態で、凹
部と凸部を嵌合してコネクタピン7を固定してもよい。
また、樹脂ブロックに、コネクタピン7が圧入される貫
通孔を設け、この貫通孔の両端からコネクタピン7の端
部が露出されるように、コネクタピン7を貫通孔に圧入
して、コネクタピン7を固定しても良い。
【0034】また、構造体の製造を自動化する場合に
は、例えば図5(a),(b)に示す手法を採用するこ
とができる。すなわち、まず図5(a)に示すように、
所定の幅を持つ金属製(例えば黄銅)の板を、プレス打
ち抜き機に対してその長手方向に送ることにより、その
送り方向と垂直の向きに複数のコネクタピン7を連続的
に打ち抜き形成する。この場合、板の外周縁部分は、打
ち抜かれた複数のコネクタピン7を保持するための外枠
20として残される。そして、この外枠20には、後に
金型を含む射出成形機において、コネクタピン7の位置
決めのための位置決め孔21が、コネクタピン7と同時
に打ち抜き形成される。
【0035】次に、外枠20によって保持されたコネク
タピン7が射出成形機に送られ、外枠20に形成された
位置決め孔21によって所定位置に位置決めされる。こ
の状態で、成形樹脂を金型内に射出することにより、図
5(b)に示すように、複数のコネクタピン7を一次樹
脂成形部1にインサート成形することができる。その
後、一次樹脂成形部1に固定された複数のコネクタピン
7は外枠20から切り離され、検出部8、磁石5、キャ
ップ6との接続、組み付け工程に回される。
【0036】このような手法を採用することにより、コ
ネクタピン7をインサート成形する時には、コネクタピ
ン7が外枠20によって保持されているので、コネクタ
ピンの位置精度を向上することができるとともに、その
製造の自動化が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の実施形態による回転検出セ
ンサの構造を示す断面図であり、(b)は、2次樹脂成
形部にインサート成形される構造体の構造及び、その構
造体の周囲に形成される2次樹脂成形部の断面を示す一
部断面図である。
【図2】(a)及び(b)は、一次樹脂成形部1、コネ
クタピン7及び検出部8の構造を示す平面図及び断面図
であり、(c)は一次樹脂成形部1、コネクタピン7、
検出部8、磁石5及びキャップ6からなる構造体の組み
付け工程を説明するための説明図である。
【図3】(a)及び(b)はフランジの取り付け位置の
バリエーションを示す、センサの側面図である。
【図4】(a)及び(b)は、コネクタピン7及び一次
樹脂成形部1の製造工程を説明するための説明図であ
る。
【符号の説明】
1 一次樹脂成形体 2 一次樹脂成形体の突部 3 抜き孔 5 磁石 6 キャップ 7 コネクタピン 8 検出部 10 二次樹脂成形部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29K 101:00 B29K 101:00 105:20 105:20 B29L 31:36 B29L 31:36 Fターム(参考) 2F077 AA41 CC02 NN03 NN21 PP12 PP14 VV02 VV03 VV04 VV33 WW03 4F202 AD15 AD18 AH34 CA11 CB01 CB12 CK42 CK52 CQ01 CQ05 4F206 AD03 AD05 AD07 AD15 AD19 AD24 AD25 AE10 AG23 AH34 AR03 JA07 JB12 JF05 JF35 JL02 JQ06 JQ81 JW41

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出部と、当該検出部に接続された複数
    のコネクタピンと、この複数のコネクタピンを一括して
    保持するとともに、前記コネクタピンの接点となる端部
    を外部に露出させる端面に突部を有する保持部とからな
    る構造体と、 前記コネクタピンの軸方向における、前記構造体の周囲
    に形成された樹脂成形部とを備えることを特徴とするセ
    ンサ構造。
  2. 【請求項2】 前記保持部は、複数のコネクタピンをイ
    ンサート成形した一次樹脂成形部からなり、当該一次樹
    脂成形部が前記樹脂成形部にインサート成形される位置
    において、一次樹脂成形部の形成時に前記複数のコネク
    タピンを金型内で所定位置に保持する保持ピンの抜き孔
    が形成されていることを特徴とする請求項1記載のセン
    サ構造。
  3. 【請求項3】 前記一次樹脂成形部の保持ピンの抜き孔
    には、前記樹脂成形部の成形樹脂が充填されていること
    を特徴とする請求項2に記載のセンサ構造。
  4. 【請求項4】 複数のコネクタピンを一括して保持する
    とともに、前記コネクタピンの接点となる端部を外部に
    露出させる端面に突部を有する保持部を形成する形成工
    程と、 前記複数のコネクタピンを検出部の複数のリード端子に
    それぞれ接続する接続工程と、 前記検出部、コネクタピン及び保持部からなる構造体を
    金型内に配置し、前記保持部の突部を金型に嵌合するこ
    とによって、前記構造体を金型内に固定する固定工程
    と、 前記金型内の前記構造体の周りの空間に成形樹脂を射出
    することによって、前記コネクタピンの軸方向における
    前記構造体の周囲に樹脂成形部を形成する形成工程とを
    備えることを特徴とするセンサの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記固定工程において、前記保持部の突
    部が形成された側と反対側の前記構造体の端部も金型に
    嵌合されることを特徴とする請求項4に記載のセンサの
    製造方法。
  6. 【請求項6】 前記保持部は、複数のコネクタピンをイ
    ンサート成形した一次樹脂成形部からなり、当該一次樹
    脂成形部の成形時には、前記複数のコネクタピンは保持
    ピンによって金型内の所定位置に保持され、前記一次樹
    脂成形部を形成した後に、前記保持ピンが当該一次樹脂
    成形部から引き抜かれることを特徴とする請求項4また
    は5に記載のセンサの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記形成工程において、前記一次樹脂成
    形部の保持ピンの抜き孔には、前記樹脂成形部の成形樹
    脂が充填されることを特徴とする請求項6に記載のセン
    サの製造方法。
JP2002054403A 2002-02-28 2002-02-28 センサ構造及びセンサの製造方法 Expired - Fee Related JP3711951B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002054403A JP3711951B2 (ja) 2002-02-28 2002-02-28 センサ構造及びセンサの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002054403A JP3711951B2 (ja) 2002-02-28 2002-02-28 センサ構造及びセンサの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003251655A true JP2003251655A (ja) 2003-09-09
JP3711951B2 JP3711951B2 (ja) 2005-11-02

Family

ID=28665569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002054403A Expired - Fee Related JP3711951B2 (ja) 2002-02-28 2002-02-28 センサ構造及びセンサの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3711951B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007285974A (ja) * 2006-04-19 2007-11-01 Denso Corp 回転センサ装置および回転センサ装置の製造方法
JP2008533494A (ja) * 2005-03-22 2008-08-21 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 磁界センサ
JP2009066858A (ja) * 2007-09-12 2009-04-02 Sumitomo Wiring Syst Ltd 樹脂成形品、樹脂成形品の成形方法、及び成形用金型
DE102009006870A1 (de) 2008-02-15 2009-08-20 Mitsubishi Electric Corp. Gussharzelement und dessen Herstellungsverfahren
JP2009226659A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Diamond Electric Mfg Co Ltd 内燃機関用制御部品
WO2011007385A1 (ja) * 2009-07-14 2011-01-20 三菱電機株式会社 車両状態検出装置および製造方法
JP2013539728A (ja) * 2010-09-20 2013-10-28 オートリブ エーエスピー,インコーポレイティド 強化型電子アセンブリ
JP2014073665A (ja) * 2012-10-05 2014-04-24 Hosiden Corp 樹脂成型品及び樹脂成型品の製造方法
CN103998204A (zh) * 2011-12-17 2014-08-20 大陆-特韦斯贸易合伙股份公司及两合公司 用于制造传感器的方法和传感器
JP2015081876A (ja) * 2013-10-24 2015-04-27 三菱電機株式会社 センサ
JP2016027533A (ja) * 2013-12-19 2016-02-18 ミツミ電機株式会社 スイッチの製造方法、およびスイッチ
WO2023234052A1 (ja) * 2022-05-30 2023-12-07 住友電装株式会社 成形部品

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6758763B2 (ja) * 2016-11-09 2020-09-23 ジヤトコ株式会社 センサにおける結露対策構造

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0716874A (ja) * 1993-06-30 1995-01-20 Sumitomo Wiring Syst Ltd 樹脂成形方法及び樹脂成形装置
JP2000508068A (ja) * 1996-03-29 2000-06-27 アイティーティー・マニュファクチャリング・エンタープライジズ・インコーポレーテッド プラスチックセンサーとその製造方法
JP2001059702A (ja) * 1999-06-17 2001-03-06 Denso Corp 回転角検出装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0716874A (ja) * 1993-06-30 1995-01-20 Sumitomo Wiring Syst Ltd 樹脂成形方法及び樹脂成形装置
JP2000508068A (ja) * 1996-03-29 2000-06-27 アイティーティー・マニュファクチャリング・エンタープライジズ・インコーポレーテッド プラスチックセンサーとその製造方法
JP2001059702A (ja) * 1999-06-17 2001-03-06 Denso Corp 回転角検出装置

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008533494A (ja) * 2005-03-22 2008-08-21 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 磁界センサ
JP4661669B2 (ja) * 2006-04-19 2011-03-30 株式会社デンソー 回転センサ装置および回転センサ装置の製造方法
JP2007285974A (ja) * 2006-04-19 2007-11-01 Denso Corp 回転センサ装置および回転センサ装置の製造方法
JP2009066858A (ja) * 2007-09-12 2009-04-02 Sumitomo Wiring Syst Ltd 樹脂成形品、樹脂成形品の成形方法、及び成形用金型
DE102009006870A1 (de) 2008-02-15 2009-08-20 Mitsubishi Electric Corp. Gussharzelement und dessen Herstellungsverfahren
US7986031B2 (en) 2008-02-15 2011-07-26 Mitsubishi Electric Corporation Resin molding part and manufacturing method thereof
JP2009226659A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Diamond Electric Mfg Co Ltd 内燃機関用制御部品
US8796572B2 (en) 2009-07-14 2014-08-05 Mitsubishi Electric Corporation Vehicle condition detection device and method for manufacturing the same
WO2011007385A1 (ja) * 2009-07-14 2011-01-20 三菱電機株式会社 車両状態検出装置および製造方法
CN102470805A (zh) * 2009-07-14 2012-05-23 三菱电机株式会社 车辆状态检测装置及制造方法
JP5208276B2 (ja) * 2009-07-14 2013-06-12 三菱電機株式会社 車両状態検出装置および製造方法
JP2013539728A (ja) * 2010-09-20 2013-10-28 オートリブ エーエスピー,インコーポレイティド 強化型電子アセンブリ
CN103998204A (zh) * 2011-12-17 2014-08-20 大陆-特韦斯贸易合伙股份公司及两合公司 用于制造传感器的方法和传感器
KR20140105008A (ko) * 2011-12-17 2014-08-29 콘티넨탈 테베스 아게 운트 코. 오하게 센서를 제조하기 위한 방법, 및 센서
JP2015501743A (ja) * 2011-12-17 2015-01-19 コンティネンタル・テーベス・アクチエンゲゼルシヤフト・ウント・コンパニー・オッフェネ・ハンデルスゲゼルシヤフト センサを製造するための方法、及びセンサ
US9649796B2 (en) 2011-12-17 2017-05-16 Continental Teves Ag & Co. Ohg Method for producing a sensor, and sensor
KR102064622B1 (ko) 2011-12-17 2020-01-08 콘티넨탈 테베스 아게 운트 코. 오하게 센서를 제조하기 위한 방법, 및 센서
JP2014073665A (ja) * 2012-10-05 2014-04-24 Hosiden Corp 樹脂成型品及び樹脂成型品の製造方法
JP2015081876A (ja) * 2013-10-24 2015-04-27 三菱電機株式会社 センサ
US9429451B2 (en) 2013-10-24 2016-08-30 Mitsubishi Electric Corporation Sensor with resin encapsulated terminal separation
JP2016027533A (ja) * 2013-12-19 2016-02-18 ミツミ電機株式会社 スイッチの製造方法、およびスイッチ
WO2023234052A1 (ja) * 2022-05-30 2023-12-07 住友電装株式会社 成形部品

Also Published As

Publication number Publication date
JP3711951B2 (ja) 2005-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100485050B1 (ko) 자기 검출 장치
JP3714204B2 (ja) 回転検出装置及びその製造方法
US7221149B2 (en) Moving object detection device
US6427316B1 (en) Manufacturing method of a rotation sensor
JP2003251655A (ja) センサ構造及びセンサの製造方法
JP4281178B2 (ja) 半導体圧力センサ
EP1600780B1 (en) Rotational sensor
US20050057902A1 (en) Mold-type electronic control unit
JP3484036B2 (ja) 磁気センサ
JP6551031B2 (ja) 内燃機関用の点火コイル
US20100176696A1 (en) Control circuit member and motor
US20020014888A1 (en) Rotation detecting device
JP4626318B2 (ja) 回転検出センサ
US6494099B1 (en) Pressure detection apparatus having first and second cases defining pressure detection chamber there between and method of manufacturing the same
JP4118552B2 (ja) 電子部品の保持構造及び電子部品の保持方法
JP4702593B2 (ja) モータ
JP4042109B2 (ja) 位置検出センサ
JP4716103B2 (ja) 回転センサの製造方法
JP3733951B2 (ja) 回転検出センサ装置及びその製造方法
JP4716104B2 (ja) センサ装置
JP2001183385A (ja) 回転検出装置
CN218782884U (zh) 用于电子膨胀阀的线圈结构、电子膨胀阀和机动车
CN114026433A (zh) 传感器和制造方法
JP2597510Y2 (ja) 磁気センサ
US20070091580A1 (en) Holding structure for electronic part

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040506

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050719

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050726

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050808

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3711951

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080826

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110826

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120826

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130826

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees