JP2003250851A - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

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JP2003250851A
JP2003250851A JP2002057953A JP2002057953A JP2003250851A JP 2003250851 A JP2003250851 A JP 2003250851A JP 2002057953 A JP2002057953 A JP 2002057953A JP 2002057953 A JP2002057953 A JP 2002057953A JP 2003250851 A JP2003250851 A JP 2003250851A
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JP
Japan
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massage
relaxation
massaging
massage machine
backrest
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Application number
JP2002057953A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Sakata
栄二 坂田
Akira Abeta
章 安部田
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マッサージ終了時においても、あるいはマッサ
ージ実行時以外においてもさらに心身のリフレッシュが
可能なリラクセーション機能を有するマッサージ機を提
供する。 【解決手段】身体を保持する基台部と、同基台部に設け
たマッサージ用の揉み玉とを具備するマッサージ機にお
いて、前記基台部に保持された身体を緩やかに揺動させ
るリラクセーション機構を設けたことにより、本来のマ
ッサージ機能に加え、基台部に保持されている身体をあ
たかもロッキングチェア、あるいは揺りかごやハンモッ
クのように緩やかに揺動させて、マッサージを行わなく
とも快適で心地よく、緊張のないくつろいだ状態を提供
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本来のマッサージ
機能に加えて、マッサージ以外でもリラックスしてくつ
ろぎ感を得ることのできるマッサージ機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、座部本体と背もたれとを具備する
椅子型のマッサージ機がよく知られている。
【0003】かかるマッサージ機は、前記背もたれに沿
って昇降する揉み玉を備えており、同揉み玉により叩
き、揉み、ローリングなど多彩なマッサージが可能であ
り、かかるマッサージモードの中から選択的に、あるい
は適宜組合わせてマッサージすることができるようにな
っている。
【0004】さらに、例えば特許第3093770号公報に開
示されたマッサージ機においては、揉み玉の個々の動作
スピードを設定するスピード設定手段と、揉み玉の全動
作の動作スピードをシフトさせるスピード可変手段と、
揉み玉の動作に1/fのゆらぎのスピード変化を生じさ
せるスピード変更手段と、これら手段に基づく速度で揉
み玉を動作させる制御手段とを設け、同制御手段によ
り、揉み玉に1/fゆらぎのスピード変化での動作を行
わせるようにしたものも提案されている。
【0005】かかる構成としたことにより、多彩なマッ
サージに加えて揉み玉の動作に1/fゆらぎのスピード
変化を生じさせて、ゆらぎという人にとって心地よく、
かつプロのマッサージ師による施療動作に近い動きを揉
み玉に行わせることができるようになり、マッサージ機
としてはより完成度が高まってきた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
椅子型のマッサージ機においては、確かにマッサージ機
能に関しては充実してきたが、マッサージ以外の機能に
ついての考慮がなされているとはいえなかった。
【0007】例えば、マッサージを行っていて心地よく
なり眠気に誘われる場合もあるが、所定時間のマッサー
ジが終了すると揉み玉などは機械的に停止してしまい、
せっかくの夢見ごこちの気分も覚めてすぐにも現実に引
き戻されてしまう。
【0008】これでは、身体のコリをほぐすことはでき
ても本当のリラックス感を得るには至っていないといえ
る。
【0009】特に、過剰なマッサージは身体に悪影響を
及ぼすおそれがあることから、近年ではマッサージ時間
の制限機能を備えたマッサージ機が増えてきており、一
人につき1日15分までとか30分までとかの使用制限
があって、マッサージを開始しても時間が来るとタイマ
ーにより強制的に終了するタイプのものが増加してい
る。
【0010】これでは、せっかく購入したマッサージ機
も一日の大部分は使用されることなく放置された状態と
なってしまう。しかも、ソファのように座部と背もたれ
を備えた上記マッサージ機は比較的に大型家電であり、
室内設置スペースの大きさと使用頻度とを比較して考え
ると合理的とはいえない。
【0011】そこで、直接マッサージに使用する以外に
も使用者がくつろいで座することができ、十分にリラッ
クス感を得ることのできるものが望まれるが、現状では
そのようなマッサージ機は存在せず、結局のところ一般
家庭へ広く普及させることが難しい状態にある。
【0012】本発明は、上記課題を解決し、本来のマッ
サージ機能に加えて、マッサージ以外でもリラックスし
てくつろいで座することのできるマッサージ機を提供す
ることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1記載の
本発明では、身体を保持する基台部と、同基台部に設け
たマッサージ用の揉み玉とを具備するマッサージ機にお
いて、前記基台部に保持された身体を緩やかに揺動させ
るリラクセーション機構を設けた。
【0014】また、請求項2記載の本発明では、上記リ
ラクセーション機構は、揺動動作にゆらぎを付与可能と
した。
【0015】また、請求項3記載の本発明では、上記基
台部を座部本体と背もたれとから構成し、リラクセーシ
ョン機構は、前記背もたれを緩やかな動きで継続的に前
後揺動可能とした。
【0016】また、請求項4記載の本発明では、上記基
台部に、エアポンプにそれぞれ連通連結した複数のエア
セルを設け、リラクセーション機構は、各エアセルへの
前記エアポンプによるエアの給排タイミングを制御可能
とした。
【0017】また、請求項5記載の本発明では、マッサ
ージ終了後に上記リラクセーション機構が駆動するよう
に制御した。
【0018】また、請求項6記載の本発明では、上記リ
ラクセーション機構を任意に駆動可能とした。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明は、身体を保持する基台部
と、同基台部に設けたマッサージ用の揉み玉とを具備す
るマッサージ機において、前記基台部に保持された身体
を緩やかに揺動させるリラクセーション機構を設けたも
のである。
【0020】すなわち、本来のマッサージ機能に加え、
基台部に保持されている身体をあたかもロッキングチェ
ア、あるいは揺りかごやハンモックのように緩やかに揺
動させて、マッサージを行わなくとも快適で心地よく、
緊張のないくつろいだ状態を提供可能としている。
【0021】しかも、上記リラクセーション機構は、揺
動動作にゆらぎを付与可能とすることができるようにし
ている。したがって、自然な揺れを感じさせることがで
きるので誘眠作用を生起し、心身のリフレッシュが行え
る。
【0022】さらに、リラクセーション機構は、使用者
が任意に駆動可能として単独に動作させることができる
ようにしておくことが好ましく、そのためには、リモコ
ンなどの操作手段にリラクセーションスイッチなどを設
けておくとよい。
【0023】また、マッサージ終了後に上記リラクセー
ション機構が自動的に駆動するように制御することもで
きる。
【0024】例えば使用者が時間を設定して、あるいは
予め定められた最長時間でマッサージを実行し、タイム
アップした際に自動的にリラクセーション機構が作動す
るように制御するものである。
【0025】あるいは、複数種のマッサージを所定時間
かけて実行する自動マッサージコースなどを設定した場
合に、最後のマッサージが終了した後は引き続いてリラ
クセーション機構が作動するようにするものである。
【0026】かかる制御を行うことにより、マッサージ
により心身のコリをほぐした後に引き続いて身体に心地
よい揺動感が得られ、心地よさがなおいっそう増すこと
になり、マッサージ機としての価値が大きく高まる。
【0027】上述の機能を有するマッサージ機として、
上記基台部を座部本体と背もたれとから構成し、リラク
セーション機構としては、前記背もたれを緩やかに継続
的に前後揺動可能とするとよい。
【0028】すなわち、ソファのような構成のマッサー
ジ機として、これにゆったりともたれながらマッサージ
を受けるとともに、あたかもロッキングチェアのような
心地よい揺動感を得ることができる。また、特にマッサ
ージを行わなくともリラクセーション機構を作動させる
ことができることから心地良いソファとしての利用も可
能で、一般家庭などで購入しても利用価値が高いことか
ら広く普及させることが可能となる。
【0029】この場合、背もたれをリクライニングさせ
るリクライニング用モータを兼用してもよいし、別途、
専用のアクチュエータと専用モータとを設ける構成とし
てもよい。リクライニング用モータを兼用した場合、特
にコスト増のおそれがないので購入する側にとっても経
済的な負担が少ない。
【0030】さらに、上記基台部に、エアポンプにそれ
ぞれ連通連結した複数のエアセルを設け、リラクセーシ
ョン機構として、前記各エアセルへの前記エアポンプに
よるエアの給排タイミングを制御可能とすることもでき
る。
【0031】エアセルは、上記座部、背もたれそれぞれ
に配設することができ、これらのエセルの膨張と収縮と
をゆったりとしたタイミングで行うと身体へ心地よい押
圧力が加わってマッサージとは異なる心地よさを得るこ
とができる。当然ながら、同一のエアセルを用いてなが
ら、押圧力を強くすることでエアマッサージとすること
も可能である。
【0032】さらに、例えば左右対称に配設したエアセ
ルを交互に膨張・収縮させると、あたかもハンモックや
揺りかごのように身体を左右に緩やかに揺動することが
でき、かかる作用によってもリラックス感に浸ることが
できる。
【0033】
【実施例】(第1実施例)図1は本実施例に係るマッサ
ージ機の側面視による説明図、図2は同マッサージ機の
構成を示すブロック図である。
【0034】本実施例に係るマッサージ機1は、図1に
示すように基台部を座部本体2と背もたれ3とを具備す
る椅子型としている。14は座部本体2の着座部、1bは肘
掛である。
【0035】図2に示すように、前記座部本体2は、エ
アポンプPにエア電磁弁を介して連通連結した複数の座
部用エアセル2aを設けており、臀部及び大腿部近傍をエ
アマッサージ可能としている。
【0036】また、座部本体2の先端部には、使用者M
の足を保持する足保持部1aを連設しており、本実施例に
おいては、同足保持部1aについても基台部の一部を構成
するものとしている。そして、同足保持部1aについても
前記同様の足用エアセル1cを配設し、足をエアマッサー
ジできるようにしている。
【0037】背もたれ3は、正逆回転可能なリクライニ
ング用モータRMによって前記座部本体2にリクライニン
グ可能に連結されている。そして、同背もたれ3には、
主なるマッサージ動作を実行するマッサージユニット4
を、昇降用モータ23により上下昇降自在に設けるととも
に、上記した座部用エアセル2a同様な構成からなる複数
の背中用エアセル3aを備えている。10,11は前記マッサ
ージユニット4に設けた図示しないピ二オンギヤと噛合
するラックであり、マッサージユニット4は、前記昇降
用モータ23の駆動をラックアンドピニオン方式で昇降す
るようにしている。また、12,13は同マッサージユニッ
ト4の昇降を案内するガイドレール、RAは前記リクライ
ニング用モータRMに連動連結されたリクライニング用ア
クチュエータ、18は背もたれ3の傾斜角度を検出するリ
クライニング角度検出センサ18、15は使用者Mが着座部
14に着座していることを圧力によって検出するための着
座検出センサである。
【0038】また、座部本体2及び背もたれ3にはヒー
タHを配設しており、温熱によってマッサージ効果を高
めることが可能な構成としている。
【0039】なお、本実施例では、前記ヒータHを単独
で使用した場合、最大60分で自動的にオフするようにし
ている。また、ヒータHのタイマと各マッサージモード
のタイマとは独立させており、ヒータHを使用中にマッ
サージを休止しても、あるいはマッサージを終了しても
ヒータHは切れることはない。
【0040】また、前記各エアセル1c,2a,3aの近傍には
バイブ用モータVMを内蔵したバイブレータVを配設して
おり、振動マッサージを行えるようにしている。この振
動マッサージは、単独で実行してもよいし、例えばエア
マッサージと平行して行ってもよい。さらに、平行して
行う場合、後述するようにバイブ用モータVMをゆらがせ
ることで、エアマッサージがゆらいでいるかのように感
じさせて心地よさを向上させることもできる。
【0041】前記マッサージユニット4内には、使用者
Mに直接当接して多彩なマッサージ動作を行う揉み玉駆
動ユニット9を収納配設しており、同揉み玉駆動ユニッ
ト9は、図1及び図2に示すように、左右一対の揉み玉
5,6を叩きモータ57により前後方向に揺動させることに
よって行う叩き機能と、前記揉み玉5,6を揉み用モータ6
7によって偏心回動させることによって行う揉み機能と
を実行可能としている。しかも、同揉み玉駆動ユニット
9は、進退用モータ38により、背もたれ3の表側(使用
者と接する側)に向けて進退移動可能に構成され、強力
な指圧動作、複雑な3D揉み動作を実行可能としてい
る。
【0042】なお、昇降用モータ23によるマッサージユ
ニット4の昇降量、進退用モータ38による揉み玉駆動ユ
ニット9の進退量、叩き用モータ57による揉み玉5,6の
回動量、揉み用モータ67による揉み玉5,6の回動量は、
図2に示すように、ロータリエンコーダ91,92,93,94に
よってそれぞれ検出するようにしており、検出信号を制
御部16に出力し、同制御部16によって上記各モータ23,3
8,57,67の駆動を制御するようにしている。
【0043】また、図1に示すように、本マッサージ機
1は、電源投入から電源オフ、及びマッサージ機1の全
体の動作を操作可能としたリモコンRを備えている。
【0044】同リモコンRは、操作用の各種スイッチボ
タンを配した操作部と、液晶からなる表示部とを備え、
前記座部本体2の下部に配設した制御部16とワイヤレス
接続されている。19は肘掛1bの前側部に設けたリモコン
収納部であるが、リモコンRは前記肘掛1bの上面部に着
脱自在に取付けるように構成してもよい。
【0045】前記制御部16は、図示しないが、中央処理
装置やタイマ、さらには複数のマッサージプログラムな
どを記憶したROMや前記マッサージプログラムで使用
するフラグや変数の値を記憶したRAMからなるメモリ
などを備えており、図2に示すように、前述のエアポン
プP、ヒータH、エアセル1c,2a,3aの通気パイプに設け
たエア電磁弁、揉み用モータ67、叩き用モータ57、ロー
タリエンコーダ91,92,93,94、昇降用モータ23、進退用
モータ38、リクライニング用モータRM、バイブ用モータ
VMに、図示しないインターフェイス回路や入出力バスを
介して接続し、これらの動作を個々に制御することで、
本マッサージ機1の動作全体を制御可能としている。
【0046】上記した構成により、マッサージ機1は、
予め定められたプログラムに沿って実行される自動マッ
サージから個別マッサージに至るまで、上記した複数の
モータ23,38,57,67,VMを駆動して、マッサージユニット
4による叩き機能による叩きモード、揉み機能による揉
みモード、進退機能と昇降機能とによるローリングモー
ド、振動機能によるバイブレーションモード、あるいは
エアマッサージ、さらにこれらが複合された複合モード
による多彩なマッサージ形態を実行可能としている。
【0047】上記したマッサージ機1において、本発明
の特徴となるのは、基台部としての座部本体2及び背も
たれ3に保持された身体を緩やかに揺動させるリラクセ
ーション機構RXを設けてリクラセーション機能を付加し
たことにある。
【0048】本発明の要部となるリラクセーション機構
RX及びその機能について、図1〜図5を参照しながら説
明する。
【0049】リラクセーション機能は、前記基台部(座
部本体2及び背もたれ3)に保持されている身体をあた
かもロッキングチェア、あるいは揺りかごやハンモック
のように緩やかに揺動させるようにしたもので、マッサ
ージを行わなくとも快適で心地よく、緊張のないくつろ
いだ状態を創出することができる。
【0050】すなわち、本マッサージ機1の背もたれ3
は、図1に示すように、リクライニング用モータRMによ
って前後方向へリクライニング可能となっており、この
リクライニング用モータRMを利用して、図3に示すよう
に背もたれ3を緩やかに揺動させ、使用者Mに心地よい
リラクセーション効果を与えるようにしている。
【0051】本実施例では、かかるリラクセーション効
果を得るために、リモコンRにリラクセーションスイッ
チSRXを設け、使用者Mが任意にこれを操作してリクラ
イニング用モータRMを駆動可能としている。そして、こ
のときのリクライニング用モータRMの駆動態様について
は、通常の背もたれ3のリクライニング動作とは異な
り、所定の揺動幅で所定の速度で、なおかつ所定の時間
継続してなされるように制御部16によって制御される。
【0052】また、マッサージ終了後に上記リラクセー
ション機構RXが自動的に駆動するように制御してもよ
い。
【0053】例えば使用者Mが時間を設定して、あるい
は予め定められた最長時間でマッサージを実行し、タイ
ムアップした際に自動的にリラクセーション機構RXが作
動するように制御するものである。このときの駆動態様
についても上述のスイッチ操作による場合と同様で構わ
ない。
【0054】また、複数種のマッサージを所定時間かけ
て実行するように設定された自動マッサージコースの最
後のマッサージが終了した後に、引き続いてリラクセー
ション機構RXが作動するようにしてもよい。
【0055】このように、リクラセーション機能を創出
する本実施例に係るリラクセーション機構RXは、実質的
に制御部16とリクライニング用モータRMとから構成され
ることになる。
【0056】以上説明してきたように、本実施例におい
ては、マッサージにより心身のコリをほぐした後に引き
続いて身体に心地よい揺動感が得られ、心地よさがなお
いっそう増すことになり、マッサージ機1としての価値
を大きく高めることが可能となる。
【0057】ところで、上記リラクセーション機構RXで
は、背もたれ3の揺動動作にゆらぎを付与することがで
きる。
【0058】図2に示すように、制御部16にゆらぎ信号
発生部Aを設け、リモコンRに設けたゆらぎスイッチSY
からゆらぎ信号が入力されると、カオス数式を用いてリ
アルタイムに間欠カオス信号列を発生させ、この間欠カ
オス信号列にしたがって、リクライニングモータRMの回
転速度にゆらぎを付加するものである。なお、前記カオ
ス数式としては、一般的なロジスティック写像やテント
写像を用いることができるし、特開平6−89106号
公報に開示されているように、1/fゆらぎを発生させ
る数式を用いることもできる。
【0059】このように、背もたれ3の前後揺動にゆら
ぎを与えることでより自然な揺れを感じさせることがで
き、誘眠作用を生起して心地よいうたた寝などによって
心身のリフレッシュを行うことができる(図3参照)。
【0060】リラクセーション機構RXの変形例として、
図4及び図5のような構成とすることもできる。
【0061】これは、先の構成でリラクセーション機構
RXの一部をなすリクライニング用モータRMとは別個に、
図2で示したように、リラクセーション専用のリラクセ
ーション用モータRXMを設けたものである。このリラク
セーション用モータRXMはやはり制御部16と電気的に接
続し、正逆回転可能としている。
【0062】より具体的な構成について説明すると、座
部本体2の裏面に板状の硬質ベースプレート2bを配設
し、同ベースプレート2bの略中央位置に下方へ向けて連
結アーム2cを取付け、同連結アーム2cの先端を座部本体
2の底面に枢支連結する。2dは座部本体2の底面に設け
た枢支ブラケットであり、同枢支ブラケット2dを固着す
る座部本体2の底面についても硬質材料で形成してい
る。
【0063】また、前記ベースプレート2bの前側部をラ
クセーション用アクチュエータRXAの進退自在に設けた
ロッド2eの先端と枢支連結し、同アクチュエータRXAの
駆動源として、前記した専用のリラクセーション用モー
タRXMを設けている。2fはロッド2eの先端を枢支する上
部ブラケット、2gは前記枢支ブラケット2cの前方位置に
設けた第二の枢支連結ブラケットであり、リラクセーシ
ョン用アクチュエータRXAの後端部を枢支連結してい
る。
【0064】かかる構成により、図5(a)及び(b)
に示すように、リラクセーション用アクチュエータRXA
が作動してロッド2eが緩やかに進退を繰り返すと、座部
本体2が上向きに揺動した場合は背もたれ3は後方へ倒
れ(図5(a))、反対に座部本体2が下向きに揺動し
た場合は背もたれ3は起き上がる方向へ揺動する(図5
(b))。かかる動きが緩やかに連続して行われるの
で、マッサージ機1があたかもロッキングチェアや揺り
かごのように動作し、使用者Mはきわめて心地よい状態
となる。この場合についても、前記リラクセーション用
モータRXMの回転速度にゆらぎを付与し、より自然な揺
れを創出することが可能である。
【0065】(第2実施例)次に、本発明の第2実施例
として、図6に示したものを説明する。なお、本実施例
におけるマッサージ機1の基本構成は前述してきた第1
実施例の構成と何ら変わりはなく、使用する符号も同一
のものを用いている。
【0066】本実施例では、上記した基台部としての座
部本体2及び背もたれ3に設けられた複数のエアセル1
c,2a,3aに対するエアポンプPによるエアの給排タイミ
ングを制御することでリラクセーション機能を創出して
おり、ここでは、実質的に制御部16、エアポンプP、エ
アセル1c,2a,3aによってリラクセーション機構RCが構成
されることになる。
【0067】図6では、背もたれ3に配設した背中用エ
アセル3aを用いてリラクセーション機能を示している。
【0068】背中用エアセル3aは、左側エアセル3aLと
右側エアセル3aRとから一対で構成されており、これを
背もたれ3の中央位置に縦方向に所定間隔をあけて複数
組設けている(図1及び図4参照)。なお、本実施例で
は2組配設しているが、組数を限定するものではない。
【0069】そして、各組の左右で交互にゆっくりと給
気排気を繰り返すように制御することで、図示するよう
に、左側エアセル3aLと右側エアセル3aRとを交互に膨張
・収縮させ、使用者Mの身体をあたかもハンモックや揺
りかごで揺られているかのように緩やかにローリングさ
せることにより、使用者Mが心地よいリラックス感に浸
ることができるようにしている。
【0070】この場合でも、マッサージ終了後にリラク
セーション機構RXが駆動するように制御することもでき
るし、使用者Mが任意に駆動可能とすることもできる。
【0071】ところで、上記してきた第1、第2実施例
におけるマッサージ機1は、前記マッサージユニット4
を備えることで、前述したように本来のマッサージ機能
も多彩なものとしている。
【0072】したがって、多彩なマッサージ機能と、こ
れに加えてリラクセーション機能が効果的に作用するの
で、従来にない心地よさを体感できる優れたマッサージ
機1となっている。そして、マッサージに使用する以外
にも使用者Mはくつろいで座しながらリラクセーション
機能を楽しむことができるので、一般家庭で購入しても
放置されてしまうことがなく、利用価値が高いことから
広く普及させることが可能となる。
【0073】なお、マッサージ機1としては必ずしも椅
子式に限定するものではなく、例えばベッドで使用者の
身体を支持する、いわゆるベッド式のマッサージ機など
であってもよい。
【0074】以上、第1、第2実施例を通して本発明を
説明してきたが、本発明に係るリラクセーション機構RX
としては、上記各実施例のみに限るものではない。
【0075】すなわち、前記基台部(座部本体2及び背
もたれ3)に保持された身体を緩やかに揺動可能とした
ものであれば何でもよく、例えば、図7に示すような構
成としたリラクセーション機能を提供することもでき
る。
【0076】図7(a)に示したものは、座部本体2と
背もたれ3とが、それぞれ互いに近づくように、あるい
は離隔するように同時に揺動するもので、すなわち、座
部本体2と背もたれ3との間の角度が狭まったり広がっ
たりする動きが緩やかに連続して行われるようにしてい
る。
【0077】また、図7(b)に示したものは、マッサ
ージ機1全体があたかも揺りかごのように、正面視で左
右に緩やかに揺動するようにしたものである。
【0078】さらに、図7(c)に示したものは、マッ
サージ機1全体があたかも回転椅子のように、平面視で
左右に緩やかに揺動するようにしたものである。
【0079】なお、図7で示した上述の各リラクセーシ
ョン機構RXでは、足保持部1aは座部本体2と一体的に揺
動するものとして表したが、足保持部1aの揺動動作につ
いては座部本体2から独立した動きとしても構わない。
あるいは、座部本体2や背もたれ部3は停止状態で足保
持部1aのみが単独に上下揺動するリラクセーション機構
RXとすることもできる。
【0080】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したような形態で
実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0081】(1)請求項1記載の本発明では、身体を
保持する基台部と、同基台部に設けたマッサージ用の揉
み玉とを具備するマッサージ機において、前記基台部に
保持された身体を緩やかに揺動させるリラクセーション
機構を設けたことにより、本来のマッサージ機能に加
え、基台部に保持されている身体をあたかもロッキング
チェア、あるいは揺りかごやハンモックのように緩やか
に揺動させて、マッサージを行わなくとも快適で心地よ
く、緊張のないくつろいだ状態を提供することができ、
付加価値の高いマッサージ機として利用価値を高め、広
く一般家庭への普及も可能となる。
【0082】(2)請求項2記載の本発明では、上記リ
ラクセーション機構は、揺動動作にゆらぎを付与可能と
したことにより、使用者に自然な揺れを感じさせること
ができ、ときには誘眠作用を生起させるほどの心地良さ
を提供することができるので十分な心身のリフレッシュ
が可能となる。
【0083】(3)請求項3記載の本発明では、上記基
台部を座部本体と背もたれとから構成し、リラクセーシ
ョン機構は、前記背もたれを緩やかな動きで継続的に前
後揺動可能としたので、ソファのようにゆったりと腰掛
けてリラックスした状態で、なおかつマッサージを行わ
ずともリラクセーション機構の作用によってより心地よ
いリラックス感に浸ることができ、疲れを癒すことがで
きる。
【0084】(4)請求項4記載の本発明では、上記基
台部に、エアポンプにそれぞれ連通連結した複数のエア
セルを設け、リラクセーション機構は、各エアセルへの
前記エアポンプによるエアの給排タイミングを制御可能
としたことにより、あたかもハンモックや揺りかごのよ
うに身体を左右に緩やかに揺動することができ、誘眠作
用を生起させるほどの心地良さを提供することができる
ので十分な心身のリフレッシュが可能となる。
【0085】(5)請求項5記載の本発明では、マッサ
ージ終了後に上記リラクセーション機構が駆動するよう
に制御したことにより、マッサージにより心身のコリを
ほぐした後に引き続いて身体に心地よい揺動感が得ら
れ、心地よさがなおいっそう増すことになり、マッサー
ジ機としての価値が大きく高まる。
【0086】(6)請求項6記載の本発明では、上記リ
ラクセーション機構を任意に駆動可能としたことによ
り、マッサージ機能を使わずともリラクセーション機能
のみをいつでも楽しむことができ、心身のリフレッシュ
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマッサージ機の側面図である。
【図2】同マッサージ機の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】リラクセーション機能の一例を示す説明図であ
る。
【図4】リラクセーション機構及び同機構の作動状態の
一例を示す説明図である。
【図5】同リラクセーション機構の作動状態を示す説明
図である。
【図6】リラクセーション機構の他の実施例を示す説明
図である。
【図7】リラクセーション機能の他の実施例を示す説明
図である。
【符号の説明】
RC リラクセーション機構 RM リクライニング用モータ RXM リラクセーション用モータ 1 マッサージ機 1c,2a,3a エアセル 2 座部本体 3 背もたれ 4 マッサージユニット 16 制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】身体を保持する基台部と、同基台部に設け
    たマッサージ用の揉み玉とを具備するマッサージ機にお
    いて、 前記基台部に保持された身体を緩やかに揺動させるリラ
    クセーション機構を設けたことを特徴とするマッサージ
    機。
  2. 【請求項2】リラクセーション機構は、揺動動作にゆら
    ぎを付与可能としたことを特徴とする請求項1記載のマ
    ッサージ機。
  3. 【請求項3】基台部を座部本体と背もたれとから構成
    し、リラクセーション機構は、前記背もたれを緩やかな
    動きで継続的に前後揺動可能としたことを特徴とする請
    求項1又は2に記載のマッサージ機。
  4. 【請求項4】基台部に、エアポンプにそれぞれ連通連結
    した複数のエアセルを設け、リラクセーション機構は、
    各エアセルへの前記エアポンプによるエアの給排タイミ
    ングを制御可能としたことを特徴とする請求項1又は2
    に記載のマッサージ機。
  5. 【請求項5】マッサージ終了後にリラクセーション機構
    が駆動するように制御したことを特徴とする請求項1〜
    4のいずれか1項に記載のマッサージ機。
  6. 【請求項6】リラクセーション機構を任意に駆動可能と
    したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記
    載のマッサージ機。
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