JP2003250732A - サイクロン式電気掃除機 - Google Patents

サイクロン式電気掃除機

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JP2003250732A JP2002057665A JP2002057665A JP2003250732A JP 2003250732 A JP2003250732 A JP 2003250732A JP 2002057665 A JP2002057665 A JP 2002057665A JP 2002057665 A JP2002057665 A JP 2002057665A JP 2003250732 A JP2003250732 A JP 2003250732A
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    • A47L9/1666Construction of outlets with filtering means

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸気通路が長いにもかかわらず構造が単純で
気流漏れが少なく、保守整備性が良好なサイクロン式電
気掃除機を提供する。 【解決手段】 集塵部11を、有底で略円筒形状のサイク
ロン部14と、サイクロン部14に塵埃を含む気流を導入す
る導入部15とで構成し、サイクロン部14と前記導入部15
とを一体に形成し、集塵部11に渦流発生部材21を設け
た。これによって、集塵部11の構造を単純にでき、塵埃
を導入部15ごと集塵部11を取り外すことで廃棄すること
ができるので、保守整備を容易に行うことができる。ま
た、接合箇所が少なくできるので、吸気通路における気
流漏れの可能性を低減して集塵性能を高めることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はサイクロン式の電気
掃除機、特にスティック型のサイクロン式電気掃除機に
関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来この種のサイクロ
ン式電気掃除機としては、例えば特開2001−104
223号公報等に記載されているものが知られている。
これは、電動送風機が内蔵され、後部に吸気通路(導入
部)が設けられると共に下部に吸口体(吸込口体)が設
けられた掃除機本体に対して、有底であると共に側壁に
接線方向に吸気口が形成されたダストボックス(サイク
ロン部)を着脱自在に取り付けたものである。そして、
電動送風機を駆動することで、吸口体から塵埃を含む空
気が吸い込まれる。そして、この吸い込まれた空気は、
吸気通路から吸気口を経てダストボックス内に至ると共
に渦流となり、このダストボックス内で遠心力によって
塵埃が分離される。
【0003】しかしながら、これらのサイクロン式電気
掃除機においては、ダストボックスの上部寄りから塵埃
を含んだ空気を導入しなければならないため、吸口体か
らダストボックスまでの吸気通路が長くならざるを得
ず、その結果、掃除機全体の構造が複雑になると共に部
品点数が増えることによって価格が高くなってしまうば
かりでなく、増加した部品間の接合箇所で気流漏れが発
生する虞があった。また、前記ダストボックスは、吸口
体から電動送風機に至る経路に対して掃除機本体の排気
口と吸気通路との2箇所で接合しており、気流漏れが発
生する確率が高くなる虞があった。更に、例えばフィル
ム状や塊状の塵を吸引してしまった場合、この塵が吸気
通路に詰まってしまうことがあるが、このように吸気通
路に塵が詰まってしまった場合の除去が難しく、保守整
備性に劣るという問題があった。
【0004】本発明は以上の問題点を解決し、吸気通路
が長いにもかかわらず構造が単純で気流漏れが少なく、
保守整備性が良好なサイクロン式電気掃除機を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のサイクロン式電
気掃除機は、電動送風機を有する掃除機本体と、この掃
除機本体に対して着脱自在に取り付けられる集塵部より
なるサイクロン式電気掃除機において、前記集塵部を、
有底で略円筒形状のサイクロン部と、このサイクロン部
に塵埃を含む気流を導入する導入部とで構成し、前記サ
イクロン部と前記導入部とを一体に形成するとともに、
前記集塵部に渦流発生手段を設け、前記導入部に吸込口
体を着脱自在に取り付けたものである。
【0006】本発明は以上のように構成することによ
り、吸込口体から吸引された気流が、集塵部の導入部を
通過して、この導入部と一体に形成されたサイクロン部
に導入され、このサイクロン部内で渦流発生手段によっ
て渦流となることで遠心力で塵埃を分離した後、電動送
風機を通過して掃除機本体外に放出される。そして、サ
イクロン部に溜まった塵埃は導入部ごと集塵部を取り外
すことで廃棄される。
【0007】また、本発明のサイクロン式電気掃除機
は、請求項1において、前記渦流発生手段を前記集塵部
に対し着脱自在に設けたものである。
【0008】本発明は以上のように構成することによ
り、集塵部を掃除機本体から取り外し、渦流発生手段を
集塵部から取り外すことで、サイクロン部及び導入部が
容易に保守整備可能となる。
【0009】また、本発明のサイクロン式電気掃除機
は、請求項1において、前記渦流発生手段を前記集塵部
と一体に形成したものである。
【0010】本発明は以上のように構成することによ
り、気流漏れの可能性がより低減される。
【0011】また、本発明のサイクロン式電気掃除機
は、請求項1〜3のいずれか1項において、前記集塵部
の前記掃除機本体に取り付けられる一端に開口部を形成
し、この一端側に前記渦流発生手段を設けるとともに、
前記導入部を円筒形状に形成し、前記一端側に前記導入
部と前記サイクロン部とを連通する導入口を設け、この
導入口を前記導入部の軸交差方向に開放するように形成
したものである。
【0012】本発明は以上のように構成することによ
り、導入部からサイクロン部にかけて気流漏れの可能性
がより低減される。
【0013】また、本発明のサイクロン式電気掃除機
は、請求項4において、前記導入口を前記サイクロン部
の側壁の接線方向に開放するように構成したものであ
る。
【0014】本発明は以上のように構成することによ
り、サイクロン部内で渦流を効率良く発生させることが
できる。
【0015】また、本発明のサイクロン式電気掃除機
は、請求項4又は5において、前記導入部の前記一端側
の軸方向を閉塞し、前記導入部からの気流を前記導入口
へ導入する導入壁を設け、この導入壁を滑らかな曲面状
に形成したものである。
【0016】本発明は以上のように構成することによ
り、導入壁によって、導入部からの気流をスムーズに導
入口へ導くことができる。
【0017】
【発明の実施形態】以下、本発明の第一実施形態につい
て、図1〜図8に基づいて説明する。なお、本発明の実
施形態においては、図1〜図3の姿勢を基準として、前
後及び上下を規定する。
【0018】図1〜図3において、1は掃除機本体であ
る。この掃除機本体1内には、電動機2と、この電動機
2の回転軸に取り付けられたファン3が設けられてお
り、これら電動機2とファン3で電動送風機4が構成さ
れている。また、前記掃除機本体1の下部には、略短円
筒状で且つ下端5Aが平坦に形成されたガイド部5が設
けられており、このガイド部5に、下方が開放した吸気
孔6が形成されていると共に、この吸気孔6によって、
前記ガイド部5の下方と電動送風機4とが連通してい
る。また、前記ガイド部5には、吸気孔6を覆うように
保護枠7が形成されている。また、前記ガイド部5の正
面側には可動フック8が設けられている。更に、前記ガ
イド部5の後方には下方に突出した凸部9が形成されて
いると共に、この凸部9の側面に、後方に突出した固定
フック10が形成されている。このように、掃除機本体1
は単純な構造に構成されている。
【0019】前記掃除機本体1の下方には、樹脂製の集
塵部11が着脱自在に取り付けられている。この集塵部11
には、その一端たる上部に前記ガイド部5が挿入される
開口部たる第一開口部12と、凸部9が挿入される第二開
口部13が形成されている。そして、前記第一開口部12の
下方には、有底で且つ下方がやや細くなった略円筒状の
サイクロン部14が形成されていると共に、前記第二開口
部13の下方には、前記サイクロン部14の軸方向と略平行
で且つ内面が円筒状の導入部15が形成されている。な
お、これらサイクロン部14と導入部15は同一の部材によ
って一体に形成されている。また、前記導入部15と第二
開口部13の間には導入壁16が形成されることで、導入部
15の上端が閉塞されていると共に、サイクロン部14の上
部と導入部15の上端近傍の間の側壁に導入口17が形成さ
れている。これによって、導入部15の下端から導入部15
及び導入口17を経てサイクロン部14に至る経路が、同一
の部材によって一体に構成されている。なお、前記導入
壁16は、導入部15を上昇してきた気流の方向を導入部15
の軸直方向にスムーズに曲げて導入口17からサイクロン
部14に導入するために、滑らかな曲面状に形成されてい
る。
【0020】更に、前記第一開口部12の前側には、前記
可動フック8と係合する第一受部18が形成されていると
共に、前記第二開口部13の後側には、前記固定フック10
と係合する第二受部19が形成されている。なお、11Aは
リブであり、集塵部11の剛性を高めるために、前記サイ
クロン部14と導入部15の間に一体形成されてこれらを連
結している。このように、集塵部11は単純な構造に構成
されている。また、前記導入部15の下端には、吸込口体
たるノズル20が着脱自在に取り付けられている。
【0021】更に、前記第一開口部12には、渦流発生手
段たる渦流発生部材21が着脱自在に取り付けられてい
る。この渦流発生部材21は、前記第一開口部12とサイク
ロン部14の間の段部14Aに載置するフランジ部22と、こ
のフランジ部22と一体に形成された短円筒状の基部23
と、この基部23の側面に形成された導風部24と、前記フ
ランジ部22と前記導風部24の底部24Aとの間に連設され
た傾斜案内部24Bと、前記基部23の下端に形成された第
一通風口25と、前記基部23の側面に設けられた第二通風
口26と、これら第一及び第二通風口25,26にそれぞれ設
けられたフィルタ27,28と、前記第一通風口25の外周に
設けられた略短円筒状のスカート部29とで構成されてい
る。そして、前記渦流発生部材21は、その導風部24が前
記導入口17に臨んだ状態で第一開口部12に対して取り付
けられる。また、前記渦流発生部材21の上部には、袋状
のフィルタ30が設けられたフィルタ部材31が設けられて
いる。このフィルタ部材31の枠32は軟質樹脂又はゴムで
形成されており、この枠32の外周に形成されたシール部
33が前記第一開口部12の内周に対して密接可能に構成さ
れている。また、前記枠32の上部にはリップ部34が形成
されており、渦流発生部材21及びフィルタ部材31が取り
付けられた集塵部11を掃除機本体1に取り付けた際に、
前記リップ部34が前記吸気孔6を囲むようにガイド部5
の下端5Aと密接可能に構成されている。
【0022】なお、35は掃除機本体1に対して着脱自在
に取り付けられた把持部である。また、これら掃除機本
体1及び把持部35には、それぞれ引掛部36,37が形成さ
れており、これら引掛部36,37の間に掃除機本体1から
延出する電源コード38が巻き付け可能に構成されてい
る。更に、前記把持部35にはスイッチ操作部39が設けら
れている。
【0023】つぎに、本実施形態の作用について説明す
る。まず、使用者は集塵部11の第一開口部12に渦流発生
部材21及びフィルタ部材31を取り付ける。このとき、フ
ィルタ部材31のシール部33が第一開口部12の内壁に密接
する。そして、集塵部11の第二受部19を固定フック10と
係合させた後、第一受部18を可動フック8と係合させる
ことで、集塵部11が掃除機本体1に対して取り付けられ
る。このとき、前記ガイド部5が第一開口部12に挿入さ
れると共に、凸部9が第二開口部13に挿入されること
で、集塵部11が掃除機本体1に対して位置決めされる。
そして、前記フィルタ部材31のリップ部34が、前記吸気
孔6を囲むようにガイド部5の下端5Aと密接する。こ
れによって、サイクロン部14内から吸気孔6に至る経路
がシールされる。更に、前記導入部15の下端にノズル20
を取り付ける。
【0024】そして、電源コード38を引掛部36,37から
外し、図示しないコンセントに差し込んでスイッチ操作
部39を操作すると、電動送風機4が駆動される。そし
て、この電動送風機4の駆動によって、塵埃を含んだ気
流がノズル20から吸い込まれる。この気流は、ノズル20
から吸い込まれて導入部15を上昇し、この導入部15の上
端で導入壁16に沿って向きを変えると共に、導入口17か
らサイクロン部14に導入される。このとき、導入部15の
下端から導入部15及び導入口17を経てサイクロン部14に
至る経路が、同一の部材によって一体に構成されている
ため、気流がこの区間でリークする虞が殆どない。そし
て、サイクロン部14に導入された気流は、前記渦流発生
部材21の基部23側面に形成された導風部24に導かれてサ
イクロン部14の内周面に沿って渦流となる。この渦流
は、サイクロン部14を1周したときに、前記傾斜案内部
24Bによって下方に導かれることになり、これによっ
て、渦流は螺旋状に下降することになる。この際、この
渦流に含まれる塵埃は、遠心力によってサイクロン部14
の内周面に押し付けられることになる。そして、前記渦
流がサイクロン部14の底部に至ると、サイクロン部14の
内周面側で下降していた渦流はサイクロン部14の中央付
近で上昇に転じる。このとき、前述したように、渦流に
含まれていた塵埃は遠心力によってサイクロン部14の内
周面に押し付けられているので、渦流がサイクロン部14
の内周面側から中央付近に流れたとしても、比較的粗い
塵埃はそのままサイクロン部14の内周面付近に留まるこ
とになり、渦流から分離される。
【0025】一方、比較的細かい塵埃は、渦流に混じっ
てサイクロン部14の中央付近まで移動し、渦流の上昇に
伴ってサイクロン部14内を上昇することになる。そし
て、この上昇した渦流の多くは、上方の渦流発生部材21
の下部に形成されている第一通風口25を通過すると共
に、一部は渦流発生部材21の側面に形成されている第二
通風口26を通過することになる。この際、渦流に含まれ
ている比較的細かい塵埃は、前記第一及び第二通風口2
5,26に取り付けられているフィルタ27,28によって捕
集され、更にこのフィルタ27,28を通過した、より細か
い塵埃は、渦流発生部材21の上方に設けられたフィルタ
部材31のフィルタ30によって捕集される。なお、前述し
たとおり、渦流の多くは第一通風口25を通過することに
なり、このため、フィルタ28よりもフィルタ27の方がよ
り多く塵埃を捕集することになるので、特に綿埃等によ
ってフィルタ27が塞がれてしまうことが起こりがちであ
るが、渦流発生部材21の側面に第二通風口26が形成され
ていることで、フィルタ27が塞がれてしまうことがあっ
ても、渦流が第二通風口26を通過することで一定の流量
は確保される。また、第一通風口25の外周には短円筒状
のスカート部29が形成されているため、捕集された塵埃
でフィルタ27が塞がれ、上昇した渦流がフィルタ27に当
たった後に第二通風口26に流れたとしても、フィルタ27
に当たった渦流はスカート部29を越えなければならず、
従って捕集された塵埃が渦流に乗って移動することがス
カート部29によって抑制されるので、フィルタ28が塵埃
で塞がれてしまうことが抑制されることになる。そし
て、渦流発生部材21のフィルタ27,28及びフィルタ部材
31のフィルタ30を通過した気流は、前記吸気孔6から電
動送風機4に至り、更に掃除機本体1外に抜ける。
【0026】清掃終了後、ノズル20を導入部15の下端か
ら取り外した後、可動フック8を操作して集塵部11を掃
除機本体1から取り外す。そして、フィルタ部材31及び
渦流発生部材21を第一開口部12から取り外し、フィルタ
27,28,30に付着した塵埃を除去する。また、サイクロ
ン部14に溜まった塵埃をゴミ箱に捨てる。このとき、集
塵部11にはサイクロン部14と導入部15が一体に形成され
ているため、サイクロン部14内の塵埃を簡単に捨てるこ
とができるばかりでなく、軽い集塵部11を持って導入部
15内に溜まってしまった塵埃も簡単に除去できる。従っ
て、清掃途中でシート状物等を吸い込んでしまい、導入
部15や導入口17に詰まってしまった場合でも、簡単に除
去することができる。更に、前記集塵部11は樹脂で一体
成形されているため、水洗いが可能であり、従って、水
洗いすればサイクロン部14及び導入部15をより一層清浄
な状態にすることができる。
【0027】以上のように、電動送風機4を有する掃除
機本体1と、この掃除機本体1に対して着脱自在に取り
付けられる集塵部11よりなるサイクロン式電気掃除機に
おいて、前記集塵部11を、有底で略円筒形状のサイクロ
ン部14と、このサイクロン部14に塵埃を含む気流を導入
する導入部15とで構成し、前記サイクロン部14と前記導
入部15とを一体に形成するとともに、前記集塵部11に渦
流発生手段たる渦流発生部材21を設け、前記導入部15に
吸込口体たるノズル20を着脱自在に取り付けたものであ
るので、ノズル20から吸引された気流が、集塵部11の導
入部15を通過して、この導入部15と一体に形成されたサ
イクロン部14に導入され、このサイクロン部14内で渦流
発生部材21によって渦流となることで遠心力で塵埃を分
離した後、電動送風機4を通過して掃除機本体1外に放
出される。そして、サイクロン部14に溜まった塵埃は導
入部15ごと集塵部11を取り外すことで廃棄される。した
がって、複雑な構造になりがちなサイクロン式電気掃除
機でありながら掃除機本体1の構造を単純にできるばか
りでなく、サイクロン部14に溜まった塵埃が導入部15ご
と集塵部11を取り外すことで廃棄されるので、サイクロ
ン部14のみならず導入部15の保守整備を容易に行うこと
ができる。さらに、導入部15からサイクロン部14までの
構造が単純にでき、また部品点数が削減できるので、安
価にすることができるばかりでなく、導入部15からサイ
クロン部14までの間に接合箇所が無いことでサイクロン
式電気掃除機全体における接合箇所が少なくできるの
で、吸気通路における気流漏れの可能性を低減して集塵
性能を高めることができる。
【0028】また、前記渦流発生部材21を前記集塵部11
へ着脱自在に設けたものであるから、集塵部11を掃除機
本体1から取り外し、渦流発生部材21を集塵部11から取
り外すことで、サイクロン部14及び導入部15を容易に保
守整備可能となるので、簡単に集塵部11を保守整備して
集塵性能を保つことができる。
【0029】また、前記集塵部11の前記掃除機本体1に
取り付けられる一端に開口部たる第一開口部12,第二開
口部13を形成し、この一端側に前記渦流発生部材21を設
けるとともに、前記導入部15を円筒形状に形成し、前記
一端側に前記導入部15と前記サイクロン部14とを連通す
る導入口17を設け、この導入口17を前記導入部15の軸交
差方向に開放するように形成したものであるから、導入
部15からサイクロン部14にかけて気流漏れの可能性がよ
り低減されるので、集塵性能をより高めることができ
る。
【0030】また、前記導入部15の前記一端側の軸方向
を閉塞し、前記導入部15からの気流を前記導入口17へ導
入する導入壁16を設け、この導入壁16を滑らかな曲面状
に形成したものであるから、導入壁16によって、導入部
15からの気流をスムーズに導入口17へ導くことができ
る。
【0031】さらに、実施例上の効果として、前記サイ
クロン部14と導入部15の間に、これらを連結するリブ11
Aを一体に形成したので、集塵部11の剛性を高くし、集
塵部11の破損等を防止することができる。
【0032】つぎに、本発明の第二実施形態について、
図9〜図11に基づいて説明する。なお、第一実施形態
と同一の部分には、同じ符号を付し、その詳細な説明を
省略する。
【0033】前記掃除機本体1の下方には、樹脂製の集
塵部51が着脱自在に取り付けられている。この集塵部51
には、その一端たる上部に前記ガイド部5が挿入される
開口部たる第一開口部52と、凸部9が挿入される第二開
口部53が形成されている。そして、前記第一開口部52の
下方には、有底で且つ下方がやや細くなった略円筒状の
サイクロン部54が形成されていると共に、前記第二開口
部53の下方には、前記サイクロン部54の軸方向と略平行
で且つ内面が円筒状の導入部55が形成されている。な
お、これらサイクロン部54と導入部55は同一の部材によ
って一体に形成されている。
【0034】また、第一開口部52及び第二開口部53に
は、渦流発生手段たる渦流発生部材61が設けられてい
る。この渦流発生部材61は、下向きの略円錐形状の円錐
部61Aと、この円錐部61Aに連続した導入壁56とを備
え、同一の部材によって一体に形成されている。そし
て、この渦流発生部材61は、第一開口部52に円錐部61
A、第二開口部53に導入壁56が対応して集塵部51に対し
着脱自在に取り付けられている。
【0035】導入壁56が前記導入部55と第二開口部53の
間に取り付けられることで、導入部55の上端が閉塞され
ると共に、サイクロン部54の上部と導入部55の上端近傍
の間の側壁に導入口57が形成される。なお、前記導入壁
56は、導入部55を上昇してきた気流の方向を導入部55の
軸直方向にスムーズに曲げて導入口57からサイクロン部
54に導入するために、滑らかな曲面状に形成されてい
る。また、サイクロン部54の側壁の一方の接線方向に導
入口57を開放するように構成されている。すなわち、導
入壁56の側面たる導入側壁56Aが、導入部55をサイクロ
ン部54の一方の接線方向へ略直線的に結ぶように構成さ
れている。したがって、導入部55を上昇してきた気流
は、サイクロン部54の側壁の一方の接線方向へ向かって
導入されるようになっている。
【0036】円錐部61Aは、前記第一開口部52とサイク
ロン部54の間の段部54Aに載置するフランジ部62と、こ
のフランジ部62と一体に形成された円錐状の基部63と、
前記基部63の側面に設けられた通風口64と、この通風口
64に設けられたフィルタ65とで構成されている。また、
前記渦流発生部材61の上部には、袋状のフィルタ70が設
けられたフィルタ部材71が設けられている。このフィル
タ部材71の枠72は軟質樹脂又はゴムで形成されており、
この枠72の外周に形成されたシール部73が前記第一開口
部52及び第二開口部53の内周に対して密接可能に構成さ
れている。また、前記枠72の上部にはリップ部74が形成
されており、渦流発生部材61及びフィルタ部材71が取り
付けられた集塵部51を掃除機本体1に取り付けた際に、
前記リップ部74が前記吸気孔6を囲むようにガイド部5
の下端5Aと密接可能に構成されている。
【0037】更に、前記第一開口部52の前側には、前記
可動フック8と係合する第一受部58が形成されていると
共に、前記第二開口部53の後側には、前記固定フック10
と係合する第二受部59が形成されている。なお、51Aは
リブであり、集塵部51の剛性を高めるために、前記サイ
クロン部54と導入部55の間に一体形成されてこれらを連
結している。また、このリブ51Aに隣接して、サイクロ
ン部54の下端近傍には、集塵部51と一体に脚部51Bが設
けられている。この脚部51Bの下端と導入部55の下端は
面一に形成されており、掃除機本体1から集塵部51を取
り外した際に、集塵部51が自立可能に構成されている。
このように、集塵部51は単純な構造に構成されている。
また、前記導入部55の下端には、吸込口体たるノズル20
が着脱自在に取り付けられている。
【0038】つぎに、本実施形態の作用について説明す
る。まず、使用者は集塵部51の第一開口部52及び第二開
口部53に渦流発生部材61及びフィルタ部材71を取り付け
る。このとき、フィルタ部材71のシール部73が第一開口
部52及び第二開口部53の内壁に密接する。そして、集塵
部51の第二受部59を固定フック10と係合させた後、第一
受部58を可動フック8と係合させることで、集塵部51が
掃除機本体1に対して取り付けられる。このとき、前記
ガイド部5が第一開口部52に挿入されると共に、凸部9
が第二開口部53に挿入されることで、集塵部51が掃除機
本体1に対して位置決めされる。そして、前記フィルタ
部材71のリップ部74が、前記吸気孔6を囲むようにガイ
ド部5の下端5Aと密接する。これによって、サイクロ
ン部54内から吸気孔6に至る経路がシールされる。更
に、前記導入部55の下端にノズル20を取り付ける。
【0039】そして、電源コード38を引掛部36,37から
外し、図示しないコンセントに差し込んでスイッチ操作
部39を操作すると、電動送風機4が駆動される。そし
て、この電動送風機4の駆動によって、塵埃を含んだ気
流がノズル20から吸い込まれる。この気流は、ノズル20
から吸い込まれて導入部55を上昇し、この導入部55の上
端で導入壁56に沿って向きを変えると共に、導入口57か
らサイクロン部54の側壁の一方の接線方向に向って、サ
イクロン部54に導入される。そして、サイクロン部54に
導入された気流は、サイクロン部54の内周面に沿って渦
流となり、螺旋状に下降することになる。この際、この
渦流に含まれる塵埃は、遠心力によってサイクロン部54
の内周面に押し付けられることになる。そして、前記渦
流がサイクロン部54の底部に至ると、サイクロン部54の
内周面側で下降していた渦流はサイクロン部54の中央付
近で上昇に転じる。このとき、前述したように、渦流に
含まれていた塵埃は遠心力によってサイクロン部54の内
周面に押し付けられているので、渦流がサイクロン部54
の内周面側から中央付近に流れたとしても、比較的粗い
塵埃はそのままサイクロン部54の内周面付近に留まるこ
とになり、渦流から分離される。
【0040】一方、比較的細かい塵埃は、渦流に混じっ
てサイクロン部54の中央付近まで移動し、渦流の上昇に
伴ってサイクロン部54内を上昇することになる。そし
て、この上昇した渦流は、上方の渦流発生部材61の側面
に形成されている通風口64を通過することになる。この
際、渦流に含まれている比較的細かい塵埃は、前記通風
口64に取り付けられているフィルタ65によって捕集さ
れ、更にこのフィルタ65を通過した、より細かい塵埃
は、渦流発生部材61の上方に設けられたフィルタ部材71
のフィルタ70によって捕集される。そして、渦流発生部
材61のフィルタ65及びフィルタ部材71のフィルタ70を通
過した気流は、前記吸気孔6から電動送風機4に至り、
更に掃除機本体1外に抜ける。
【0041】清掃終了後、ノズル20を導入部55の下端か
ら取り外した後、可動フック8を操作して集塵部51を掃
除機本体1から取り外す。そして、フィルタ部材71及び
渦流発生部材61を第一開口部52及び第二開口部53から取
り外し、フィルタ65,70に付着した塵埃を除去する。ま
た、サイクロン部54に溜まった塵埃をゴミ箱に捨てる。
このとき、集塵部51にはサイクロン部54と導入部55が一
体に形成されているため、サイクロン部54内の塵埃を簡
単に捨てることができるばかりでなく、軽い集塵部51を
持って導入部55内に溜まってしまった塵埃も簡単に除去
できる。従って、清掃途中でシート状物等を吸い込んで
しまい、導入部55や導入口57に詰まってしまった場合で
も、簡単に除去することができる。特に、導入壁56が渦
流発生部材61として集塵部51に対して着脱自在に構成さ
れており、渦流発生部材61を取外した際に導入部55が上
下軸方向に貫通するので、導入部55に物が詰まったとき
に除去しやすく、保守性に優れる。更に、前記集塵部51
は樹脂で一体成形されているため、水洗いが可能であ
り、従って、水洗いすればサイクロン部54及び導入部55
をより一層清浄な状態にすることができる。更に、サイ
クロン部54の下端近傍に設けた脚部51Bと導入部55の下
端によって、集塵部51は第一開口部52,第二開口部53を
上に向けて自立可能に構成されているので、塵埃を捨て
る際などに塵埃を散らかすことなく一時的に置いておく
ことが可能であり、便利である。
【0042】以上のように、電動送風機4を有する掃除
機本体1と、この掃除機本体1に対して着脱自在に取り
付けられる集塵部51よりなるサイクロン式電気掃除機に
おいて、前記集塵部51を、有底で略円筒形状のサイクロ
ン部54と、このサイクロン部54に塵埃を含む気流を導入
する導入部55とで構成し、前記サイクロン部54と前記導
入部55とを一体に形成するとともに、前記集塵部51に渦
流発生手段たる渦流発生部材61を設け、前記導入部55に
吸込口体たるノズル20を着脱自在に取り付けたものであ
るので、ノズル20から吸引された気流が、集塵部51の導
入部55を通過して、この導入部55と一体に形成されたサ
イクロン部54に導入され、このサイクロン部54内で渦流
発生部材61によって渦流となることで遠心力で塵埃を分
離した後、電動送風機4を通過して掃除機本体1外に放
出される。そして、サイクロン部54に溜まった塵埃は導
入部55ごと集塵部51を取り外すことで廃棄される。した
がって、複雑な構造になりがちなサイクロン式電気掃除
機でありながら掃除機本体1の構造を単純にできるばか
りでなく、導入部55ごと集塵部51を取り外すことでサイ
クロン部54のみならず導入部55の保守整備を容易に行う
ことができる。さらに、導入部55からサイクロン部54ま
での構造が単純にでき、また部品点数が削減できるの
で、安価にすることができるばかりでなく、導入部55か
らサイクロン部54までの間の接合箇所が1箇所だけであ
ることでサイクロン式電気掃除機全体における接合箇所
を少なくできるので、吸気通路における気流漏れの可能
性を低減して集塵性能を高めることができる。
【0043】また、前記渦流発生部材61を前記集塵部51
に対し着脱自在に設けたものであるから、集塵部51を掃
除機本体1から取り外し、渦流発生部材61を集塵部51か
ら取り外すことで、サイクロン部54及び導入部55を容易
に保守整備可能となるので、簡単に集塵部51を保守整備
して集塵性能を保つことができる。
【0044】また、前記集塵部51の前記掃除機本体1に
取り付けられる一端に開口部たる第一開口部52,第二開
口部53を形成し、この一端側に前記渦流発生部材61を設
けるとともに、前記導入部55を円筒形状に形成し、前記
一端側に渦流発生部材61を取り付けることで前記導入部
55と前記サイクロン部54とを連通する導入口57が形成さ
れるようにし、この導入口57を前記導入部55の軸交差方
向に開放するように形成したものであるから、渦流発生
部材61を集塵部51から取り外すことで導入部55が軸方向
に開放することになり、より簡単に集塵部51を保守整備
して集塵性能を保つことができる。
【0045】また、前記導入口57を前記サイクロン部54
の側壁の接線方向に開放するように構成したものである
から、サイクロン部54内で渦流を効率良く発生させるこ
とができる。
【0046】また、前記導入部55の前記一端側の軸方向
を渦流発生部材61によって閉塞し、この渦流発生部材61
に前記導入部55からの気流を前記導入口57へ導入する導
入壁56を設け、この導入壁56を滑らかな曲面状に形成し
たものであるから、導入壁56によって、導入部55からの
気流をスムーズに導入口57へ導くことができる。
【0047】さらに、実施例上の効果として、前記サイ
クロン部54と導入部55の間に、これらを連結するリブ51
Aを一体に形成したので、集塵部51の剛性を高くし、集
塵部51の破損等を防止することができる。
【0048】また、サイクロン部54の下端近傍には、集
塵部51と一体に脚部51Bが設けられ、この脚部51Bの下
端と導入部55の下端は面一に形成されているので、掃除
機本体1から集塵部51を取り外した際に、集塵部51を平
坦な場所に自立させることができる。
【0049】さらに、本発明の第三実施形態について、
図12〜図14に基づいて説明する。なお、第一及び第
二実施形態と同一の部分には同じ符号を付し、その詳細
な説明を省略する。
【0050】前記掃除機本体1の下方には、樹脂製の集
塵部81が着脱自在に取り付けられている。この集塵部81
には、その一端たる上部に前記ガイド部5が挿入される
開口部たる第一開口部82と、凸部9が挿入される第二開
口部83が形成されている。そして、前記第一開口部82の
下方には、有底で且つ下方がやや細くなった略円筒状の
サイクロン部84が形成されていると共に、前記第二開口
部83の下方には、前記サイクロン部84の軸方向と略平行
で且つ内面が円筒状の導入部85が形成されている。な
お、これらサイクロン部84と導入部85は同一の部材によ
って一体に形成されている。
【0051】また、前記導入部85と第二開口部83の間に
は渦流発生手段としての導入壁86が集塵部81と一体に形
成されることで、導入部85の基端たる上端が閉塞されて
いると共に、サイクロン部84の上部と導入部85の上端近
傍の間の側壁に導入口87が形成されている。これによっ
て、導入部85の先端たる下端から導入部85及び導入口87
を経てサイクロン部84に至る経路が、同一の部材によっ
て一体に構成されている。なお、前記導入壁86は、導入
部85を上昇してきた気流の方向を導入部85の軸直方向に
スムーズに曲げて導入口87からサイクロン部84に導入す
るために、滑らかな曲面状に形成されている。また、サ
イクロン部84の側壁の一方の接線方向に導入口87を開放
するように構成されている。すなわち、導入壁86の側面
たる導入側壁86Aが、導入部85をサイクロン部84の一方
の接線方向へ略直線的に結ぶように構成されている。し
たがって、導入部85を上昇してきた気流は、サイクロン
部84の側壁の一方の接線方向へ向かって導入されるよう
になっている。
【0052】更に、前記第一開口部82には、円錐部91が
着脱自在に取り付けられている。円錐部91は、前記第一
開口部82とサイクロン部84の間の段部84Aに載置するフ
ランジ部92と、このフランジ部92と一体に形成された円
錐状の基部93と、前記基部93の側面に設けられた通風口
94と、この通風口94に設けられたフィルタ95とで構成さ
れている。また、前記円錐部91の上部には、袋状のフィ
ルタ70が設けられたフィルタ部材71が設けられている。
このフィルタ部材71の枠72は軟質樹脂又はゴムで形成さ
れており、この枠72の外周に形成されたシール部73が前
記第一開口部82及び第二開口部83の内周に対して密接可
能に構成されている。また、前記枠72の上部にはリップ
部74が形成されており、円錐部91及びフィルタ部材71が
取り付けられた集塵部81を掃除機本体1に取り付けた際
に、前記リップ部74が前記吸気孔6を囲むようにガイド
部5の下端5Aと密接可能に構成されている。
【0053】更に、前記第一開口部82の前側には、前記
可動フック8と係合する第一受部88が形成されていると
共に、前記第二開口部83の後側には、前記固定フック10
と係合する第二受部89が形成されている。なお、81Aは
リブであり、集塵部81の剛性を高めるために、前記サイ
クロン部84と導入部85の間に一体形成されてこれらを連
結している。また、このリブ81Aに隣接して、サイクロ
ン部84の下端近傍には、集塵部81と一体に脚部81Bが設
けられている。この脚部81Bの下端と導入部85の下端は
面一に形成されており、掃除機本体1から集塵部81を取
り外した際に、集塵部81が自立可能に構成されている。
このように、集塵部81は単純な構造に構成されている。
また、前記導入部85の下端には、吸込口体たるノズル20
が着脱自在に取り付けられている。
【0054】つぎに、本実施形態の作用について説明す
る。まず、使用者は集塵部81の第一開口部82に円錐部9
1、第一開口部82及び第二開口部83にフィルタ部材71を
取り付ける。このとき、フィルタ部材71のシール部73が
第一開口部82及び第二開口部83の内壁に密接する。そし
て、集塵部81の第二受部89を固定フック10と係合させた
後、第一受部88を可動フック8と係合させることで、集
塵部81が掃除機本体1に対して取り付けられる。このと
き、前記ガイド部5が第一開口部82に挿入されると共
に、凸部9が第二開口部83に挿入されることで、集塵部
81が掃除機本体1に対して位置決めされる。そして、前
記フィルタ部材71のリップ部74が、前記吸気孔6を囲む
ようにガイド部5の下端5Aと密接する。これによっ
て、サイクロン部84内から吸気孔6に至る経路がシール
される。更に、前記導入部85の下端にノズル20を取り付
ける。
【0055】そして、電源コード38を引掛部36,37から
外し、図示しないコンセントに差し込んでスイッチ操作
部39を操作すると、電動送風機4が駆動される。そし
て、この電動送風機4の駆動によって、塵埃を含んだ気
流がノズル20から吸い込まれる。この気流は、ノズル20
から吸い込まれて導入部85を上昇し、この導入部85の上
端で導入壁86に沿って向きを変えると共に、導入口87か
らサイクロン部84の側壁の一方の接線方向に向って、サ
イクロン部84にに導入される。このとき、導入部85の下
端から導入部85及び導入口87を経てサイクロン部84に至
る経路が、同一の部材によって一体に構成されているた
め、気流がこの区間でリークする虞が殆どない。そし
て、サイクロン部84に導入された気流は、サイクロン部
84の内周面に沿って渦流となり、螺旋状に下降すること
になる。この際、この渦流に含まれる塵埃は、遠心力に
よってサイクロン部84の内周面に押し付けられることに
なる。そして、前記渦流がサイクロン部84の底部に至る
と、サイクロン部84の内周面側で下降していた渦流はサ
イクロン部84の中央付近で上昇に転じる。このとき、前
述したように、渦流に含まれていた塵埃は遠心力によっ
てサイクロン部84の内周面に押し付けられているので、
渦流がサイクロン部84の内周面側から中央付近に流れた
としても、比較的粗い塵埃はそのままサイクロン部84の
内周面付近に留まることになり、渦流から分離される。
【0056】一方、比較的細かい塵埃は、渦流に混じっ
てサイクロン部84の中央付近まで移動し、渦流の上昇に
伴ってサイクロン部84内を上昇することになる。そし
て、この上昇した渦流は、上方の円錐部91の側面に形成
されている通風口94を通過することになる。この際、渦
流に含まれている比較的細かい塵埃は、前記通風口94に
取り付けられているフィルタ95によって捕集され、更に
このフィルタ95を通過した、より細かい塵埃は、円錐部
91の上方に設けられたフィルタ部材71のフィルタ70によ
って捕集される。そして、円錐部91のフィルタ95及びフ
ィルタ部材71のフィルタ70を通過した気流は、前記吸気
孔6から電動送風機4に至り、更に掃除機本体1外に抜
ける。
【0057】清掃終了後、ノズル20を導入部85の下端か
ら取り外した後、可動フック8を操作して集塵部81を掃
除機本体1から取り外す。そして、フィルタ部材71及び
円錐部91を第一開口部82及び第二開口部83から取り外
し、フィルタ95,70に付着した塵埃を除去する。また、
サイクロン部84に溜まった塵埃をゴミ箱に捨てる。この
とき、集塵部81にはサイクロン部84と導入部85が一体に
形成されているため、サイクロン部84内の塵埃を簡単に
捨てることができるばかりでなく、軽い集塵部81を持っ
て導入部85内に溜まってしまった塵埃も簡単に除去でき
る。従って、清掃途中でシート状物等を吸い込んでしま
い、導入部85や導入口87に詰まってしまった場合でも、
このシート状物等を簡単に除去することができる。更
に、前記集塵部81は樹脂で一体成形されているため、水
洗いが可能であり、従って、水洗いすればサイクロン部
84及び導入部85をより一層清浄な状態にすることができ
る。更に、サイクロン部84の下端近傍に設けた脚部81B
と導入部85の下端によって、集塵部81は第一開口部82,
第二開口部83を上に向けて自立可能に構成されているの
で、塵埃を捨てる際などに塵埃を散らかすことなく一時
的に平坦な場所に置いておくことが可能であり、便利で
ある。
【0058】以上のように、電動送風機4を有する掃除
機本体1と、この掃除機本体1に対して着脱自在に取り
付けられる集塵部81よりなるサイクロン式電気掃除機に
おいて、前記集塵部81を、有底で略円筒形状のサイクロ
ン部84と、このサイクロン部84に塵埃を含む気流を導入
する導入部85とで構成し、前記サイクロン部84と前記導
入部85とを一体に形成するとともに、前記集塵部81に渦
流発生手段たる導入壁86を設け、前記導入部85に吸込口
体たるノズル20を着脱自在に取り付けたものであるの
で、ノズル20から吸引された気流が、集塵部81の導入部
85を通過して、この導入部85と一体に形成されたサイク
ロン部84に導入され、このサイクロン部84内で導入壁86
によって渦流となることで遠心力で塵埃を分離した後、
電動送風機4を通過して掃除機本体1外に放出される。
そして、サイクロン部84に溜まった塵埃は導入部85ごと
集塵部81を取り外すことで廃棄される。したがって、複
雑な構造になりがちなサイクロン式電気掃除機でありな
がら掃除機本体1の構造を単純にできるばかりでなく、
サイクロン部84に溜まった塵埃が導入部85ごと集塵部81
を取り外すことで廃棄されるので、サイクロン部84のみ
ならず導入部85の保守整備を容易に行うことができる。
さらに、導入部85からサイクロン部84までの構造が単純
にでき、また部品点数が削減できるので、安価にするこ
とができるばかりでなく、導入部85からサイクロン部84
までの間に接合箇所が無く、従ってサイクロン式電気掃
除機全体における接合箇所が少なくできるので、吸気通
路における気流漏れの可能性を低減して集塵性能を高め
ることができる。
【0059】また、渦流発生部材たる前記導入壁86を前
記集塵部81と一体に形成したものであるから、気流漏れ
の可能性をより低減させることができる。
【0060】また、前記集塵部81の前記掃除機本体1に
取り付けられる一端に開口部たる第一開口部82,第二開
口部83を形成し、この一端側に前記導入壁86を設けると
ともに、前記導入部85を円筒形状に形成し、前記一端側
に前記導入部85と前記サイクロン部84とを連通する導入
口87を設け、この導入口87を前記導入部85の軸交差方向
に開放するように形成したものであるから、導入部85か
らサイクロン部84にかけて気流漏れの可能性がより低減
されるので、集塵性能をより高めることができる。
【0061】また、前記導入口87を前記サイクロン部84
の側壁の接線方向に開放するように構成したものである
から、サイクロン部84内で渦流を効率良く発生させるこ
とができる。
【0062】また、前記導入部85の前記一端側の軸方向
を閉塞し、前記導入部85からの気流を前記導入口87へ導
入する導入壁86を設け、この導入壁86を滑らかな曲面状
に形成したものであるから、導入壁86によって、導入部
85からの気流をスムーズに導入口87へ導くことができ
る。
【0063】さらに、実施例上の効果として、前記サイ
クロン部84と導入部85の間に、これらを連結するリブ81
を一体に形成したので、集塵部81の剛性を高くし、集塵
部81の破損等を防止することができる。
【0064】また、サイクロン部84下端近傍には、集塵
部81と一体に脚部81Bが設けられ、この脚部81Bの下端
と導入部85の下端は面一に形成されているので、掃除機
本体1から集塵部81を取り外した際に、集塵部81を平坦
な場所に自立させることができる。
【0065】なお、本発明は以上の実施形態に限定され
るものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形が可
能である。例えば、上記各実施形態では、導入部の先端
に直接吸込口体を取り付けているが、導入部の先端と吸
込口体の間に延長管等の別体の管を介在させて間接的に
取り付けてもよい。この場合、気流漏れの虞は増大する
ものの、整備性は向上する。また、上記各実施形態で
は、集塵部はサイクロン部と導入部を同一の部材で一体
に形成することで構成されているが、サイクロン部と導
入部を別体とし、これらを溶着や接着等によって気密に
一体に形成することで構成してもよい。また、導入壁に
ついても、溶着や接着等によって集塵部と一体に形成し
てもよい。
【0066】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のサイクロン式電
気掃除機は、電動送風機を有する掃除機本体と、この掃
除機本体に対して着脱自在に取り付けられる集塵部より
なるサイクロン式電気掃除機において、前記集塵部を、
有底で略円筒形状のサイクロン部と、このサイクロン部
に塵埃を含む気流を導入する導入部とで構成し、前記サ
イクロン部と前記導入部とを一体に形成するとともに、
前記集塵部に渦流発生手段を設け、前記導入部に吸込口
体を着脱自在に取り付けたものであり、複雑な構造にな
りがちなサイクロン式電気掃除機でありながら掃除機本
体の構造を単純にできるばかりでなく、サイクロン部に
溜まった塵埃が導入部ごと集塵部を取り外すことで廃棄
されるので、サイクロン部のみならず導入部の保守整備
を容易に行うことができる。さらに、導入部からサイク
ロン部までの構造が単純にでき、また部品点数が削減で
きるので、安価にすることができるばかりでなく、導入
部からサイクロン部までの間に接合箇所が無く、従って
サイクロン式電気掃除機全体における接合箇所が少なく
できるので、吸気通路における気流漏れの可能性を低減
して集塵性能を高めることができる。
【0067】また、本発明の請求項2記載のサイクロン
式電気掃除機は、請求項1において、前記渦流発生手段
を前記集塵部に対し着脱自在に設けたものであり、集塵
部を掃除機本体から取り外し、渦流発生手段を集塵部か
ら取り外すことで、サイクロン部及び導入部を容易に保
守整備可能となるので、簡単に集塵部を保守整備して集
塵性能を保つことができる。
【0068】また、本発明の請求項3記載のサイクロン
式電気掃除機は、請求項1において、前記渦流発生手段
を前記集塵部と一体に形成したものであり、気流漏れの
可能性をより低減させることができる。
【0069】また、本発明の請求項4記載のサイクロン
式電気掃除機は、請求項2又は3において、前記集塵部
の前記掃除機本体に取り付けられる一端に開口部を形成
し、この一端側に前記渦流発生手段を設けるとともに、
前記導入部を円筒形状に形成し、前記一端側に前記導入
部と前記サイクロン部とを連通する導入口を設け、この
導入口を前記導入部の軸交差方向に開放するように形成
したものであり、導入部からサイクロン部にかけて気流
漏れの可能性がより低減されるので、集塵性能をより高
めることができる。
【0070】また、本発明の請求項5記載のサイクロン
式掃除機は、請求項4において、前記導入口を前記サイ
クロン部の側壁の接線方向に開放するように構成したも
のであり、サイクロン部内で渦流を効率良く発生させる
ことができる。
【0071】また、本発明の請求項6記載のサイクロン
式掃除機では、請求項4又は5において、前記導入部の
前記一端側の軸方向を閉塞し、前記導入部からの気流を
前記導入口へ導入する導入壁を設け、この導入壁を滑ら
かな曲面状に形成したものであり、導入壁によって、導
入部からの気流をスムーズに導入口へ導くことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態を示すサイクロン式電
気掃除機の正面図である。
【図2】同上、側面図である。
【図3】同上、拡大断面図である。
【図4】同上、集塵部の側面図である、
【図5】同上、集塵部の断面図である。
【図6】同上、集塵部の平面図である。
【図7】同上、渦流発生部材の側面図である。
【図8】同上、渦流発生部材の断面図である。
【図9】本発明の第二実施形態を示すサイクロン式電気
掃除機の集塵部の断面図である。
【図10】同上、集塵部の平面図である。
【図11】同上、渦流発生部材の底面図である。
【図12】本発明の第三実施形態を示すサイクロン式電
気掃除機の集塵部の断面図である。
【図13】同上、集塵部の平面図である。
【図14】同上、円錐部の底面図である。
【符号の説明】
1 掃除機本体 4 電動送風機 11,51,81 集塵部 12,52,82 第一開口部(開口部) 13,53,83 第二開口部(開口部) 14,54,84 サイクロン部 15,55,85 導入部 16,56 導入壁 17,57,87 導入口 20 ノズル(吸込口体) 21,61 渦流発生部材(渦流発生手段) 86 導入壁(渦流発生手段)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年3月19日(2002.3.1
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】そして、電源コード38を引掛部36,37から
外し、図示しないコンセントに差し込んでスイッチ操作
部39を操作すると、電動送風機4が駆動される。そし
て、この電動送風機4の駆動によって、塵埃を含んだ気
流がノズル20から吸い込まれる。この気流は、ノズル20
から吸い込まれて導入部85を上昇し、この導入部85の上
端で導入壁86に沿って向きを変えると共に、導入口87か
らサイクロン部84の側壁の一方の接線方向に向って、サ
イクロン部84に導入される。このとき、導入部85の下端
から導入部85及び導入口87を経てサイクロン部84に至る
経路が、同一の部材によって一体に構成されているた
め、気流がこの区間でリークする虞が殆どない。そし
て、サイクロン部84に導入された気流は、サイクロン部
84の内周面に沿って渦流となり、螺旋状に下降すること
になる。この際、この渦流に含まれる塵埃は、遠心力に
よってサイクロン部84の内周面に押し付けられることに
なる。そして、前記渦流がサイクロン部84の底部に至る
と、サイクロン部84の内周面側で下降していた渦流はサ
イクロン部84の中央付近で上昇に転じる。このとき、前
述したように、渦流に含まれていた塵埃は遠心力によっ
てサイクロン部84の内周面に押し付けられているので、
渦流がサイクロン部84の内周面側から中央付近に流れた
としても、比較的粗い塵埃はそのままサイクロン部84の
内周面付近に留まることになり、渦流から分離される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0063
【補正方法】変更
【補正内容】
【0063】さらに、実施例上の効果として、前記サイ
クロン部84と導入部85の間に、これらを連結するリブ81
を一体に形成したので、集塵部81の剛性を高くし、集
塵部81の破損等を防止することができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0066
【補正方法】変更
【補正内容】
【0066】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のサイクロン式電
気掃除機は、電動送風機を有する掃除機本体と、この掃
除機本体に対して着脱自在に取り付けられる集塵部より
なるサイクロン式電気掃除機において、前記集塵部を、
有底で略円筒形状のサイクロン部と、このサイクロン部
に塵埃を含む気流を導入する導入部とで構成し、前記サ
イクロン部と前記導入部とを一体に形成するとともに、
前記集塵部に渦流発生手段を設け、前記導入部に吸込口
体を着脱自在に取り付けたものであり、複雑な構造にな
りがちなサイクロン式電気掃除機でありながら掃除機本
体の構造を単純にできるばかりでなく、サイクロン部に
溜まった塵埃が導入部ごと集塵部を取り外すことで廃棄
されるので、サイクロン部のみならず導入部の保守整備
を容易に行うことができる。さらに、導入部からサイク
ロン部までの構造が単純にでき、また部品点数が削減で
きるので、安価にすることができるばかりでなく、導入
部からサイクロン部までの間に接合箇所が少なく、従っ
てサイクロン式電気掃除機全体における接合箇所が少な
くできるので、吸気通路における気流漏れの可能性を低
減して集塵性能を高めることができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動送風機を有する掃除機本体と、この
    掃除機本体に対して着脱自在に取り付けられる集塵部よ
    りなるサイクロン式電気掃除機において、前記集塵部
    を、有底で略円筒形状のサイクロン部と、このサイクロ
    ン部に塵埃を含む気流を導入する導入部とで構成し、前
    記サイクロン部と前記導入部とを一体に形成するととも
    に、前記集塵部に渦流発生手段を設け、前記導入部に吸
    込口体を着脱自在に取り付けたことを特徴とするサイク
    ロン式電気掃除機。
  2. 【請求項2】 前記渦流発生手段を前記集塵部に対し着
    脱自在に設けたことを特徴とする請求項1記載のサイク
    ロン式電気掃除機。
  3. 【請求項3】 前記渦流発生手段を前記集塵部と一体に
    形成したことを特徴とする請求項1記載のサイクロン式
    電気掃除機。
  4. 【請求項4】 前記集塵部の前記掃除機本体に取り付け
    られる一端に開口部を形成し、この一端側に前記渦流発
    生手段を設けるとともに、前記導入部を円筒形状に形成
    し、前記一端側に前記導入部と前記サイクロン部とを連
    通する導入口を設け、この導入口を前記導入部の軸交差
    方向に開放するように形成したことを特徴とする請求項
    1〜3のいずれか1項記載のサイクロン式電気掃除機。
  5. 【請求項5】 前記導入口を前記サイクロン部の側壁の
    接線方向に開放するように構成したことを特徴とする請
    求項4記載のサイクロン式電気掃除機。
  6. 【請求項6】 前記導入部の前記一端側の軸方向を閉塞
    し、前記導入部からの気流を前記導入口へ導入する導入
    壁を設け、この導入壁を滑らかな曲面状に形成したこと
    を特徴とする請求項4又は5記載のサイクロン式電気掃
    除機。
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