JP2002051953A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2002051953A
JP2002051953A JP2000238691A JP2000238691A JP2002051953A JP 2002051953 A JP2002051953 A JP 2002051953A JP 2000238691 A JP2000238691 A JP 2000238691A JP 2000238691 A JP2000238691 A JP 2000238691A JP 2002051953 A JP2002051953 A JP 2002051953A
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exhaust pipe
vacuum cleaner
dust
dust collection
intake
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JP2000238691A
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Masahiro Sato
昌宏 佐藤
Yuji Onishi
裕二 大西
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、排気筒の清掃を簡単で衛生的な方
法にて実施できる電気掃除機を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 本発明の電気掃除機は、集塵室6の上面
を構成する枠体11の開口部11cに排気筒8が貫通し
て集塵室8内に延在しており、該開口部11の周縁には
ブラシ111が設けられている。排気筒8は吸気ガイド
部92の連通管92aに固定されていて、枠体11、第
1及び第2集塵カップ61,62から成る集塵室ユニッ
トを排気筒8の軸方向Vに沿って下方向に移動させる
と、ブラシ11がフィルター82の表面を摺擦して塵埃
が第1及び第2集塵カップ61,62内に掻き落とされ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気掃除機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】サイクロン式電気掃除機の一般的な構成
について説明する。図6は該サイクロン式電気掃除機の
概略構成図である。1は電動送風機1aを内蔵した掃除
機本体、2は吸気口2aを有する吸込み具、3は下端に
該吸込み具2を取り付けた接続パイプ、4はハンドル4
aを有する手元パイプ、5は該手元パイプ4と掃除機本
体1とを連通するサクションホースであり、これらパイ
プ3,4及びホース5にて吸気路を構成している。ま
た、この吸気路の途中には集塵カップから成る集塵室6
が設けられており、吸気ガイド7を介して接続パイプ3
及び手元パイプ4に連通している。
【0003】電動送風機1aが駆動すると図中矢印Aで
示すように、空気流は床面Fのゴミや塵埃と共に吸込み
具2の吸気口2aから吸引され、接続パイプ3及び吸気
ガイド7を通って集塵室6へ導かれる。この空気流は円
筒形の集塵カップ内で旋回してから排気筒8内を通って
サクションホース5に導かれる。このとき、旋回する空
気流の遠心分離作用によりゴミは集塵室6内に堆積す
る。ゴミが取り除かれた空気流はサクションホース5を
経て掃除機本体1内に流入した後、該掃除機本体1の外
部に放出される。
【0004】上述した排気筒8は筒内に空気流が流入す
るための通気口(図示せず)が側面に設けられており、該
通気口にはナイロン系などの樹脂や金属から成るメッシ
ュ状のフィルター(図示せず)が被着されている。該フィ
ルターを通過する空気流には遠心分離できなかった非常
に軽い微小な塵埃が含まれており、この塵埃がフィルタ
ーに吸い付くと目詰まりを起こす。故に、このフィルタ
ーの清掃を頻繁に行う必要がある。
【0005】そこで、従来の排気筒8ではフィルターの
清掃手段が備えられていた。図7は該排気筒8の破断面
図である。上述したように、該排気筒8の本体81の側
面には複数の通気口81aが設けられており、その上に
はフィルター82が被着されている。また、本体81は
上下方向に摺動可能なリング状部材83を貫通している
と共に、底部にはゴミ受け皿84が取り付けられてい
る。
【0006】上記リング状部材83の内側面にはブラシ
85が設けられていて、その先端は本体81に僅かに当
接している。ワイヤ86は本体81の側面と底面に沿っ
て屈曲されたコ字型であってその両端がリング状部材8
3に固定されており、下部にはツマミ87が設けられて
いる。
【0007】通常、リング状部材83は本体1の上部に
位置している。清掃の際には該排気筒8を吸気ガイド7
から取り出した後、使用者がゴミ受け皿84の底面で露
出するツマミ87を持って下方向に引っ張り、該ワイヤ
86に固定されたリング状部材83を下方向に移動させ
る(図中、矢印B)。
【0008】これによって、リング状部材83の内側面
のブラシ85でフィルター82の表面が擦られ、掻き落
とされた塵埃はブラシ85にてゴミ受け皿84の上面に
設けられた凹部84aに集められる。該凹部84aに溜
まった塵埃は、この排気筒8が再び集塵室6内に収めら
れて電動送風機1aが運転したとき、旋回する空気流に
よって吹き飛ばされ、集塵カップ内に堆積する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のフィルター82の清掃方法では使用者が手でツ
マミ87を持ってリング状部材83を動かさなければな
らない。これは頻繁に行わわれる操作なので大変な手間
である。また、この操作は排気筒8を集塵カップから露
出させた状態で行うので、フィルター82から掻き落と
された細かい塵埃は周囲に飛散して手や被服に付着しや
すかった。故に、衛生上好ましくなかった。
【0010】本発明は上記課題をかんがみて成されたも
のであり、排気筒の清掃を簡単で衛生的な方法にて実施
できる電気掃除機を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電気掃除機は集塵室の上面に形成された開
口部の周縁に清掃具が設けられており、該開口部に排気
筒が貫通して集塵室内に延在している。そして、集塵室
を排気筒の軸方向に移動させて吸気路から脱離させる案
内手段が設けられている。排気筒が吸気路に固定されて
いると、該案内手段によって集塵室を移動させたときフ
ィルターを清掃具が摺擦する。故に、フィルターに付着
していた塵埃は掻き落とされ、その塵埃は集塵室内で飛
散して堆積する。
【0012】また、上記案内手段は、集塵室に取り付け
られて一体となっているスライド子と、該スライド子を
排気筒の軸方向に移動させるスリットと、該スライド子
をスリットの一端で位置固定するロック子とから成って
いる。集塵室が吸気路に装着されているとき、スライド
子はスリットの一端に位置していてロック子により位置
固定されている。スライド子とロック子との係合を解除
してスライド子をスリット内で摺動させると、集塵室は
スライド子と共に排気筒の軸方向に移動する。そして、
スライド子がスリットの他端に達すると集塵室は完全に
吸気路から脱離する。
【0013】また、排気筒が吸気路に対して着脱自在で
あると共に、第1係合手段にて集塵室に取り付けられて
いる構成であると、集塵室を吸気路から取り外せば排気
筒も吸気路から脱離する。この後、第1係合手段による
係合を解除して排気筒を集塵室から引き抜くと清掃具が
フィルターを摺擦する。故に、フィルターに付着してい
た塵埃は掻き落とされ、その塵埃は集塵室内で飛散して
堆積する。
【0014】上記電気掃除機において、吸気路に設けら
れた連通管に排気筒がパッキンを介して挿通されるてい
ると、集塵室内の空気はもれなく排気筒を通って連通管
より吸気路に導かれる。故に、排気筒における連通管内
に挿通された部分は塵埃がほとんど付着しない。
【0015】また、集塵室の上面が該集塵室の側面に着
脱自在な枠体から成っていると、排気筒、枠体、及び集
塵室の3つの部材に解体できる。
【0016】また、第1係合手段が、排気筒の側面より
排気筒の軸方向に対して垂直に延びる第1突片と、枠体
の上端面から排気筒の軸方向と円周方向とに切り欠いて
成るL字型の第1切欠きとで構成されていると、排気筒
と枠体とを係合するには先ず排気筒を枠体の開口部に貫
通させた状態で、第1突片を第1切欠きの軸方向に延び
る部分に差し込む。その後、排気筒を円周方向に回転さ
せることで第1突片は第1切欠き内を摺動し該第1切欠
きの先端に達する。これによって、排気筒は枠体に対し
て軸方向に移動できないように係合される。
【0017】また、枠体を集塵室の側面に取り付ける第
2係合手段が、枠体の側方より排気筒の軸方向に対して
垂直に延びる第2突片と、集塵室の側面の上端面から排
気筒の軸方向と円周方向とに延びるL字型の第2切欠き
とで構成されていると、枠体と集塵室の側面とを係合す
るには先ず第2突片を第2切欠きの軸方向に延びる部分
に差し込む。その後、枠体を円周方向に回転させること
で第2突片は第2切欠き内を摺動し該第2切欠きの先端
に達する。これによって、枠体は集塵室に対して軸方向
に移動できないように係合される。
【0018】また、第1切欠きと第2切欠きとでL字型
に折れる方向が逆であると、第1係合手段により排気筒
を枠体に対して回転させる方向と、第2係合手段により
枠体を集塵室の側面に対して回転させる方向とが逆にな
る。つまり、一方の係合手段による回転動作を行っても
他方の係合手段が連動して回転することができない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。尚、各実施形態とも集塵室の
構成を特徴としており、電気掃除機としての主な構成は
図6に示す従来技術と同じであるとする。また、各図
中、図6及び図7に示す従来技術と同じ名称の部材には
同一の符号を付している。
【0020】先ず、本発明に係る第1実施形態について
説明する。図1は本実施形態のサイクロン式電気掃除機
の集塵室6の周辺を示した側面断面図である。該電気掃
除機には集塵室6を保持すると共に吸気路の一部を構成
する集塵室保持体9が備えられており、該集塵室保持体
9はパイプ部91と吸気ガイド部92とから成ってい
る。
【0021】該パイプ部91はその下端で接続パイプ3
(図示せず)に接続すると共に、上端は水平方向に屈曲し
て吸気ガイド部92に連通している。また、吸気ガイド
部92は上部に連通管92aが形成されいて、その下端
面にはパッキン93が取り付けられている。
【0022】この連通管92aには排気筒8が下端側か
ら挿入されていて、ネジ(図示せず)にて固定されてい
る。該排気筒8は図7に示す従来技術と同様に、側面に
複数の通気口81aが設けられており、その上からナイ
ロン系などの樹脂や金属から成るメッシュ状のフィルタ
ー82が被着されている。これら通気口81a及びフィ
ルター82の上方には軸方向と水平なフランジ部88が
設けられていて、該フランジ部88の上面はパッキン9
3に密接している。
【0023】吸気ガイド部92の下部は開口していて、
そこに第1集塵カップ61が挿入されている。該第1集
塵カップ61の側面に形成されたリブ61aにパッキン
63が取り付けられており、該パッキン63によって吸
気ガイド部92内は密閉される。
【0024】この第1集塵カップ61と、その下側に連
結された第2集塵カップ62とで集塵室6が構成されて
いる。第1集塵カップ61の底面である隔壁10は開口
部10aが設けられており、該開口部10aを介して第
1及び第2集塵カップ61,62の内部は連通してい
る。
【0025】第1集塵カップ61の上端開口には枠体1
1が着脱自在に取り付けられている。該枠体11は円筒
状の筒部11aとその上端縁に形成されたフランジ部1
1bとから成り、筒部11aの内側面には清掃具として
ブラシ111が設けられている。該図1に示すように、
枠体11、第1集塵カップ61、及び第2集塵カップ6
2を組み立てて一体とした集塵室ユニットが吸気ガイド
部92に装着されていると、筒部11aの開口部11c
に排気筒8が貫通すると共に、ブラシ111は通気口8
1a及びフィルター82よりも上方に位置している。
【0026】上記電気掃除機では次のようにして吸気に
よりゴミや塵埃が補集される。即ち、電気送風機1a
(図6参照)が駆動すると、ゴミや塵埃と共に空気流が接
続パイプ3(図6参照)を経て集塵室支持体9のパイプ部
91に流入する。吸気ガイド部92におけるパイプ部9
1との連通口92aは第1集塵カップ61に形成されて
いる吹出口61bとも連通していて、パイプ部91から
の空気は直接第1集塵カップ 61内に流入する。
【0027】この空気流は第1集塵カップ61内で旋回
してから、排気筒8の通気口81aより筒内を通ってサ
クションホース5(図6参照)に導かれる。旋回する空気
流の遠心分離作用によって分離されたゴミは開口部10
aより第2集塵カップ62内に収容される。尚、図1中
矢印Aは空気流を示している。
【0028】次に、上述した集塵室ユニットを吸気ガイ
ド部92に対して着脱させるための案内手段について説
明する。パイプ部91には第1及び第2集塵カップ6
1,62が当接する集塵室当接部94が設けられてい
る。該集塵室当接部94に排気筒8の軸方向(図中、V方
向)に延びるスリット94aが形成されており、スライ
ド子12が嵌合されている。
【0029】該図1に示すように、集塵室ユニットが吸
気ガイド部92に装着された状態にあると、スライド子
12はスリット94aの上端に位置している。そして、
該スライド子12の背面に形成された凹部12aに、バ
ネ13にて前方に付勢されたロック子14の凸部14a
が係合することで位置固定されている。尚、このスライ
ド子12とロック子14との係合は図示しないロック解
除ボタンを操作することにより解除される。
【0030】また、スライド子12は第2集塵カップ6
2の底面に密接してこれを支持している。さらに、第2
集塵カップ62の底部に設けられた凹部62aにスライ
ド子12の凸部12bが嵌合することでこれらは一体と
なっている。
【0031】第2集塵カップ62の凹部62aのすぐ上
方には上方向に延びるL字型の突起部62bが形成され
ており、集塵室当接部94に形成された下方向に延びる
L字型のリブ94bに係止されている。このリブ94b
は第2集塵カップ62の背面に形成された凹部62cに
入り込んだ状態で突起部62bを係止しており、第2集
塵カップ62の下部が前方に転けるのを防止している。
【0032】次に、本実施形態のフィルター82の清掃
方法について説明する。ここでは、集塵室6を集塵室保
持体9から取り外すだけでフィルター82を清掃するこ
とができる。即ち、上記案内手段のロック解除ボタン
(図示せず)を操作してスライド子12とロック子14と
の係合を解除し、集塵室ユニットをパイプ部91の方向
に押圧しながらスライド子12と共に引き下ろす。
【0033】このとき、排気筒8は吸気ガイド部92に
固定されているので、フィルター82の表面がブラシ1
11にて摺擦されながら、枠体11の筒部11aより抜
け出る。フィルター82に付着していた塵埃はブラシ1
1で掻き落とされ、第1及び第2集塵カップ61,62
内に飛散し堆積する。
【0034】図2は集塵室6の周辺を示した側面断面図
であり、集塵室ユニットを吸気ガイド部92から脱離さ
せた状態を示している。このように、スライド子12を
スリット94aの下端まで引き下げると、枠体11の筒
部11aから排気筒8が完全に抜け出る。この後、集塵
室ユニットを前方に引き出して第2集塵カップ62の凹
部62aとスライド子12の凸部12aとの嵌合を解除
してから解体し、集塵室6に補集されたゴミや塵埃を捨
てる。
【0035】上述したように、本実施形態の電気掃除機
は集塵室ユニットを取り外して第2集塵カップ62内に
溜まった塵埃やゴミを捨てる作業と同時にフィルター8
2の清掃がなされるので、手間がかからず便利である。
また、集塵室ユニットを取り外すだけでよい上に、フィ
ルター82から掻き落とされた塵埃は第1及び第2集塵
カップ61,62から外に出ないので、塵埃が手や被服
に付着することがなく衛生的である。
【0036】次に、本発明に係る第2実施形態について
説明する。図3は本実施形態のサイクロン式電気掃除機
の集塵室6の周辺を示した側面断面図である。尚、この
電気掃除機において、以下に説明する排気筒8、枠体1
1、第1及び第2集塵カップ61,62の以外の構成、
例えば案内手段などは第1実施形態と同様である。
【0037】本実施形態では、排気筒8は吸気ガイド部
92の連通管92aに着脱自在に挿入されている。該連
通管92aの内壁にはパッキン93が取り付けられてお
り、排気筒8と連通管92aとの隙間を封止している。
従って、第1集塵カップ61内の空気はもれなく排気筒
8を通って連通管92aより吸気路に導かれるので、排
気筒8において連通管92a内に挿通された部分はほと
んど塵埃が付着しない。尚、該パッキン93は図1に示
すパッキン93のように連通管92aの下端面に設けら
れていてもよい。
【0038】該排気筒8は、枠体11の筒部11aに貫
通した状態で後述する第1係合手段により該枠体11に
固定されている。このとき、ブラシ111は排気筒8の
通気口81a及びフィルター82よりも上方に位置して
いる。さらに、枠体11は第1集塵カップ61の側面に
後述する第2係合手段によって固定されている。
【0039】本実施形態のフィルター82の清掃方法に
ついて説明する。先ず、案内手段のロック解除ボタン
(図示せず)を操作してスライド子12とロック子14と
の係合を解除し、集塵室ユニットをパイプ部91の方向
に押圧しながらスライド子12と共に引き下ろす。
【0040】このとき、排気筒8は枠体11に固定され
ているので集塵室ユニットと共に下方向に移動して吸気
ガイド部92から脱離される。スライド子12をスリッ
ト94aの下端まで引き下げた後、集塵室ユニットを前
方に引き出して第2集塵カップ62の凹部62aとスラ
イド子12の凸部12aとの嵌合を解除し取り外す。
【0041】そして、第1係合手段による排気筒8と枠
体11との係合を解除した後、図4に示すように、排気
筒8において連通管92a内に挿通されていた部分を手
で掴んで枠体11より上方向に引き抜く(図中、矢印
C)。排気筒8はフィルター82の表面がブラシ111
にて摺擦されながら枠体11の筒部11aより抜け出
る。ブラシ11により掻き落とされた塵埃は、第1及び
第2集塵カップ61,62内に飛散し堆積する。最後
に、集塵室ユニットを解体して集塵室6に補集されたゴ
ミや塵埃を捨てる。
【0042】上述したように、本実施形態の電気掃除機
は従来技術と同様に排気筒8が取り外せる構成である
が、該排気筒8は集塵室ユニットと共に取り外される
上、ほとんど塵埃が付着していない部分を持って集塵室
ユニットより引き抜くので、塵埃が手や被服に付着する
ことがなく衛生的である。また、フィルター82から掻
き落とされた塵埃は第1及び第2集塵カップ61,62
から外に出ないのでいっそう好ましい。
【0043】次に、第2実施形態の第1及び第2係合手
段の一例について説明する。図5は本実施形態の排気筒
8、枠体11、及び第1集塵カップ61の斜視図であ
る。先ず、第1係合手段について説明する。排気筒8の
フランジ部88の辺縁には対向する2箇所より水平に延
びる第1突片88aが形成されている。
【0044】また、枠体11にはフランジ部11bの周
縁から上方向に延在する側壁部11dが設けられてい
る。該側壁部11dには対向する2箇所に、上端面から
排気筒8の軸方向(図中、矢印V)と反時計回りの円周方
向(図中、矢印W)に切り欠かれたL字型の第1切欠き1
1eが形成されている。
【0045】排気筒8を枠体11に係合するには、枠体
11の筒部11aに排気筒8を貫通させながら、第1切
欠き11eの軸方向Vに延びる部分に第1突片88aを
嵌合させる。そして、排気筒8を反時計回り方向Wに回
転させて第1突片88aを第1切欠き11eの先端まで
移動させる。これによって排気筒8は枠体11に対して
軸方向Vに固定される。
【0046】また、第2係合手段では、枠体11の側壁
部11dの外側面において対向する2箇所より水平に延
びる第2突片11fが形成されている。第1集塵カップ
61の側面には対向する2箇所に、上端面から排気筒8
の軸方向Vと時計回りの円周方向(図中、矢印W')方向に
切り欠かれたL字型の第2切欠き61cが形成されてい
る。
【0047】枠体11を第1集塵カップ61に係合する
には、第2切欠き61cの軸方向Vに延びる部分に第2
突片11fを嵌合させる。そして、枠体11を時計回り
方向W'に回転させて第2突片11fを第2切欠き61
cの先端まで移動させる。これによって枠体11は第1
集塵カップ61に対して軸方向Vに固定される。
【0048】上述した第1及び第2係合手段では第1切
欠き11eと第2切欠き61cとでL字型に折れる方向
が逆である。故に、排気筒8を回転させて第1係合手段
の係合を解除したときに、第2係合手段による枠体11
と第1集塵カップ61との係合も解除されるという不都
合は生じない。
【0049】尚、上記第1及び第2係合手段は一例であ
ってこれに限られるものではない。
【0050】また、本発明は上述の第1及び第2実施形
態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しな
い範囲で変更して実施することができる。もちろん、サ
イクロン式電気掃除機だけでなく他の電気掃除機にも適
用される。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電気掃除
機は、集塵室を吸気路から取り外すという簡単な操作を
行うだけでフィルターを清掃することができ、常に最適
な状態を維持できる。特に、排気筒が吸気路に固定され
た構成であると、集塵室内に溜まったゴミや塵埃を捨て
る操作と同時に行われるので手間がかからない。そし
て、フィルターより掻き出された塵埃は集塵室内に落ち
ることから、細かい塵埃が周囲に飛散したり直接手に塵
埃が触れないので、手や被服に付着せず衛生的に好まし
い。
【0052】また、従来技術と同様に排気筒が吸気路に
対して着脱できる構成であっても、排気筒は集塵室と一
体に吸気路から取り外すのでその際に塵埃が手や被服に
付着しない。特に、排気筒がパッキンを介して吸気路の
連通管に接続されていると、その接続された部分は表面
にほとんど塵埃が付着しないので、集塵室から手で引き
抜いても衛生上問題はない。
【0053】また、清掃具を備えた枠体が集塵室から取
り外しできると、集塵室に溜まったゴミや塵埃を捨てる
ときやメンテナンスに便利である。
【0054】さらに、本発明の第1及び第2係合手段に
よると排気筒を枠体から取り外したときに誤って該枠体
も集塵室から外れるという不都合は生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る第1実施形態の電気掃除機を示
しており、集塵室周辺の断面図である。
【図2】 上記第1実施形態において集塵室が脱離され
た状態を示す断面図である。
【図3】 本発明に係る第2実施形態の電気掃除機を示
しており、集塵室周辺の断面図である。
【図4】 上記第2実施形態において集塵室が脱離され
た状態を示す断面図である。
【図5】 第2実施形態における排気筒、枠体、及び第
1集塵カップを示す斜視図である。
【図6】 一般的な電気掃除機を示す構成図である。
【図7】 従来の排気筒の構成を示す一部破断面図であ
る。
【符号の説明】
1 電気掃除機本体 1a 電動送風機 2 吸込み具 2a 吸気口 3 接続パイプ 5 サクションホース 6 集塵室 8 排気筒 11 枠体 11c 開口部 12 スライド子 14 ロック子 81a 通気口 82 フィルター 92a 連通管 93 パッキン 94a スリット 111 ブラシ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気口を有する吸込み具と、吸気を発生
    させる電動送風機と、前記吸込み具と前記電動送風機と
    の間に設けられた吸気路と、該吸気路の途中に配されて
    いて該吸気路に対して自在に着脱できると共にフィルタ
    ーを有する集塵室と、を備えた電気掃除機において、 前記集塵室を前記吸気路より取り外した際に前記フィル
    ターを清掃する手段を設けたことを特徴とする電気掃除
    機。
  2. 【請求項2】 吸気口を有する吸込み具と、吸気を発生
    させる電動送風機と、前記吸込み具と前記電動送風機と
    の間に設けられた吸気路と、該吸気路の途中に配されて
    いて該吸気路に対して自在に着脱できる集塵室と、フィ
    ルターを被着した通気口が側面に設けられた筒体であっ
    て該通気口が前記集塵室内に位置すると共に筒内は前記
    吸気路に連通する排気筒と備えた電気掃除機において、 前記集塵室の上面に形成された開口部の周縁に清掃具が
    設けられており、該開口部に前記排気筒が貫通して前記
    集塵室内に延在していることを特徴とする電気掃除機。
  3. 【請求項3】 前記排気筒は前記吸気路に固定されてい
    て、前記集塵室を前記排気筒の軸方向に移動させて前記
    吸気路から脱離させる案内手段が設けられており、該案
    内手段によって前記集塵室を移動させると前記清掃具が
    前記フィルターを摺擦することを特徴とする請求項2に
    記載の電気掃除機。
  4. 【請求項4】 前記案内手段は、前記排気筒の軸方向に
    延びるスリットと、前記スリット内を摺動すると共に前
    記集塵室が着脱自在に取り付けられたスライド子と、前
    記スリットの一端に位置する前記スライド子に係合して
    位置固定するロック子とから成り、前記スライド子が前
    記スリットの一端にあるとき前記集塵室は前記吸気路に
    装着されており、前記スリットの他端にあるとき前記集
    塵室は前記吸気路から脱離されていることを特徴とする
    請求項3に記載の電気掃除機。
  5. 【請求項5】 前記排気筒は前記吸気路に対して着脱自
    在であると共に、第1係合手段にて前記集塵室に取り付
    けられていることを特徴とする請求項2に記載の電気掃
    除機。
  6. 【請求項6】 前記第1係合手段による係合を解除して
    前記排気筒を前記集塵室から引き抜くと前記清掃具が前
    記フィルターを摺擦することを特徴とする請求項5に記
    載の電気掃除機。
  7. 【請求項7】 前記吸気路には連通管が設けられてお
    り、前記排気筒はパッキンを介して該連通管に挿通され
    ていることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の
    電気掃除機。
  8. 【請求項8】 中央に開口部を有する枠体を前記集塵室
    の上面に着脱自在に取り付けて成ることを特徴とする請
    求項5から請求項7のいずれかに記載の電気掃除機。
  9. 【請求項9】 前記第1係合手段は、前記排気筒の側面
    より該排気筒の軸方向に対して垂直に延びる第1突片
    と、前記枠体の上端面から前記排気筒の軸方向と円周方
    向とに切り欠いて成るL字型の第1切欠きとで構成され
    ていることを特徴とする請求項5に記載の電気掃除機。
  10. 【請求項10】 前記枠体は第2係合手段により前記集
    塵室の側面に取り付けられており、該第2係合手段は前
    記枠体の側方より前記排気筒の軸方向に対して垂直に延
    びる第2突片と、前記集塵室の側面の上端面から前記排
    気筒の軸方向と円周方向とに切り欠いて成るL字型の第
    2切欠きとで構成されていることを特徴とする請求項8
    に記載の電気掃除機。
  11. 【請求項11】 前記第1切欠きと前記第2切欠きとで
    はL字型に折れる方向が逆であることを特徴とする請求
    項9又は請求項10に記載の電気掃除機。
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