JP2013052012A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】集塵容器に堆積した塵埃を廃棄するときの使用者の煩わしさを解消することができるのとともに、集塵力の向上を図ることが可能な電気掃除機を提供する。
【解決手段】電気掃除機1は集塵容器22と同軸に配置させて周面に開口した気流の流出口31にメッシュ33を設けた内筒30と、集塵容器22の内面との間に気流路を形成して集塵容器22内を上下に仕切る仕切部材40と、を備えて流入口31から集塵容器22に流入させた気流を旋回させて塵埃を集塵容器22内に脱落させるサイクロン式の集塵装置20が設けられ、さらに仕切部材40が内筒30に対して着脱自在に設けられるとともに、内筒30の外周面に沿って近接して仕切部材40を内筒30から取り外すときに内筒30の外周面の箇所を摺動する清掃部44が仕切部材40に一体として設けられている。
【選択図】図5

Description

本発明は、サイクロン式の集塵装置を備えた電気掃除機に関する。
近年、吸い込んだ空気を集塵容器内で旋回させることにより遠心力で比較的大きい塵埃を分離させ、集塵容器の底部に堆積させるサイクロン式の集塵装置を備えた電気掃除機が広く普及し、それに係る従来技術が特許文献1に開示されている。
特許文献1に記載された電気掃除機は電動送風機を内蔵した本体を備えている。被掃除面に対向する吸込口体には接続パイプが接続され、本体には可撓性のホースが接続されている。接続パイプとホースとの間であって、接続パイプの上端部にサイクロン式の集塵装置が配置されている。
集塵装置は上面に開口面を有する断面円形の有底筒状に形成された着脱自在の集塵容器(ダストカップ)を備えている。集塵容器の上方には集塵容器上面の開口面の箇所が嵌合するサイクロン本体が設けられている。サイクロン本体にはその周面に接続パイプに連通して接続パイプからの空気を周接線方向に流入させる流入口(空気吹出し口)が設けられている。集塵容器内では流入口から流入する空気によって旋回気流が形成される。
集塵容器内には周面に気流の流出口(排気口)を開口した内筒(排気筒)が同軸に配置されている。内筒はサイクロン本体からぶら下がる形で取り付けられ、その周面の流出口にはフィルターが設けられている。サイクロン本体は電気掃除機の本体に接続されたホースに連通している。集塵装置はサイクロン本体及び内筒に対して集塵容器を着脱することができる。
上記構成の電気掃除機において、電動送風機の駆動によって吸込口体から被掃除面上の塵埃が空気とともに吸い込まれる。吸込口体から吸い込まれた空気は接続パイプを介して流入口から集塵装置の集塵容器内に流入する。集塵容器に流入した空気は集塵容器内で旋回し、遠心力によって大きい塵埃が分離されて集塵容器の底部に堆積する。
大きい塵埃が除去された気流は流出口を介して内筒内へと流通するときに流出口のメッシュ(フィルター)によって細かい塵埃が捕集される。細かい塵埃が除去された気流はサイクロン本体、すなわち集塵装置から流出する。集塵装置から流出した空気はホース及び本体内の電動送風機を通過して外部に排気される。これにより、被掃除面の掃除を行うことができる。
集塵装置から集塵容器を取り外すことにより集塵容器に堆積した塵埃を廃棄することができる。そして、集塵装置から集塵容器を取り外すときに内筒の外周面に対応する箇所に設けられた清掃手段が内筒の外側を摺動するようにして流出口のメッシュを清掃する。これにより、メッシュに付着した塵埃をメッシュ表面から掻き落として集塵容器内に集めることができる。
なお、他の従来技術においては、本体内部の電動送風機の前方にサイクロン式の集塵装置を配置した電動掃除機も存在する。
特許3850738号公報
しかしながら、上記従来の電気掃除機は集塵装置から集塵容器を取り外したときにリング状の清掃部が内筒のメッシュ部の最下部で停止してそこに留まる。これにより、メッシュに絡みついた髪の毛や糸屑、綿などの繊維状をなす塵埃が内筒と清掃部との間に挟まってメッシュの表面から引き離すことができず、メッシュの表面に堆積する可能性がある。その結果、集塵容器に堆積した塵埃を廃棄するときにメッシュの表面に堆積した塵埃を使用者がブラシのような清掃具や手で直接取り除く必要があり、非常に煩わしいという問題があった。
さらに、塵埃がメッシュの表面に堆積すると、集塵容器内の旋回気流の勢いが弱くなる可能性がある。これにより、集塵装置の集塵力が低下するという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、集塵容器に堆積した塵埃を廃棄するときの使用者の煩わしさを解消することができるのとともに、集塵力の向上を図ることが可能な電気掃除機を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の電気掃除機は、上面に開口面を有する断面円形の有底筒状に形成されるとともに周面に気流の流入口が設けられた着脱自在の集塵容器と、前記集塵容器と同軸に配置されて気流の流出口を周面に開口するとともに前記流出口にメッシュが設けられた内筒と、前記内筒から径方向外側に延びる円板部と前記円板部の周縁から上下に延びる筒状部とを有するとともに前記集塵容器の内面との間に気流路を形成して前記集塵容器内を上下に仕切る仕切部材と、を備え、前記流入口から前記集塵容器に流入させた気流を旋回させて塵埃を前記集塵容器内に脱落させるサイクロン式の集塵装置を設けた電気掃除機において、前記仕切部材が前記内筒に対して着脱自在に設けられるとともに、前記内筒の外周面に沿って近接して前記仕切部材を前記内筒から取り外すときに前記内筒の外周面の箇所を摺動する清掃部を前記仕切部材に一体として設けたことを特徴としている。
この構成によれば、仕切部材を内筒から取り外すことにより清掃部が内筒の外側を摺動して流出口のメッシュの表面を清掃する。したがって、メッシュに絡みついた髪の毛や糸屑、綿などの繊維状をなす塵埃が内筒と清掃部との間に挟まるようなことがなく、それら塵埃がメッシュの表面に堆積することが妨げられる。
また、上記構成の電気掃除機において、前記仕切部材が前記内筒に対して着脱自在に係合するための爪部を備え、前記内筒が前記仕切部材の前記爪部を係止するために前記内筒の外周面一周にわたって連続させて形成された係止溝を備えることを特徴としている。
この構成によれば、内筒の周方向に関するいずれの箇所に対しても爪部を介して仕切部材が係合する。したがって、集塵容器に堆積した塵埃を廃棄するときの使用者の煩わしさがさらに解消される。
また、上記構成の電気掃除機において、前記仕切部材が前記清掃部を支持するために前記円板部から前記清掃部まで前記内筒の外周面に沿って延びる支柱部を備え、前記内筒が前記流出口を複数に分割する枠部を備え、前記係止溝が前記内筒の径方向に関して前記枠部に前記支柱部を重ならせる箇所で前記係止溝内における前記爪部の周方向への移動の抵抗となるストッパ部を備えることを特徴としている。
この構成によれば、爪部を係止溝のストッパ部の箇所に合わせて係合させると、内筒の枠部と仕切部材の支柱部とが内筒の径方向に関して重なる。したがって、内筒の流出口と仕切部材の支柱部とが内筒の径方向に関して重ならないので、集塵装置の集塵力の低下が妨げられる。
また、上記構成の電気掃除機において、前記集塵容器の前記集塵装置への装着とともに前記仕切部材が前記集塵容器の内底面に当接して前記内筒から取り外された前記仕切部材を前記内筒に対して装着させるために前記円板部から前記集塵容器の内底面に向かって延びる突出部を備えることを特徴としている。
この構成によれば、内筒に対する仕切部材の装着が不十分であっても、集塵容器の集塵装置への装着とともに内筒に対する仕切部材の装着が完遂する。したがって、内筒に対する仕切部材の装着の不具合が解消され、集塵装置の集塵力の低下が妨げられる。
また、上記構成の電気掃除機において、前記清掃部が前記内筒の外周面に近接して径方向内側に前記内筒を擁するリング状で構成されていることを特徴としている。
この構成によれば、清掃部の強度が向上する。したがって、清掃部の内筒に対する清掃能力が向上するので、繊維状をなす塵埃が流出口のメッシュの表面に堆積することを妨げる作用がより一層向上する。
本発明の構成によれば、流出口のメッシュに絡みついた髪の毛や糸屑、綿などの繊維状をなす塵埃が内筒と清掃部との間に挟まるようなことがなく、それら塵埃がメッシュ表面に堆積することが妨げられる。したがって、集塵容器に堆積した塵埃を廃棄するときの使用者の煩わしさを解消することができるのとともに、集塵力の向上を図ることが可能な電気掃除機を提供することができる。
本発明の実施形態に係る電気掃除機の斜視図である。 図1に示す電気掃除機の本体部の垂直断面側面図である。 図1に示す電気掃除機の集塵装置の部分垂直断面側面図である。 図3に示す集塵装置の内筒及び仕切部材の垂直断面側面図である。 図4に示す集塵装置の内筒及び仕切部材の斜視図にして、内筒に対して仕切部材を取り外した状態を示すものである。 図4の内筒及び仕切部材の係合箇所を示す垂直断面側面図である。 図4の内筒の係止溝を示す水平断面部分平面図である。 図4に示す集塵装置の内筒及び仕切部材の斜視図にして、内筒に対して仕切部材を取り付けた状態を示すものである。
以下、本発明の実施形態に係る電気掃除機を図1〜図8に基づき説明する。
最初に、本発明の実施形態に係る電気掃除機について、図1及び図2を用いてその構造の概略を説明しつつ集塵動作を説明する。図1は電気掃除機の斜視図、図2は電気掃除機の本体部の垂直断面側面図である。
電気掃除機1は、図1に示すように本体部2、接続ホース3、延長パイプ4及び吸込口体5を備えている。
本体部2は、図2に示すようにその前部にサイクロン式の集塵装置20を内蔵し、後部に電動送風機6を内蔵している。さらに、本体部2は商用電源のコンセントから電力供給を受けるために、図1に示すように引き出し及び収納が可能な電源コード7とその先端の電源プラグ8とを備えている。
接続ホース3は可撓性の部材であり、本体部2の最前部に接続されるとともに内部が集塵装置20に連通している。接続ホース3の先端には延長パイプ4が接続されている。延長パイプ4の先端には床面に対向する吸込口(不図示)を有した吸込口体5が設けられている。
また、延長パイプ4にはパイプ把持部9及び操作部10が設けられている。使用者がパイプ把持部9を把持して吸込口体5を移動し、操作部10を操作することにより電気掃除機1による掃除運転が実行される。
続いて、本体部2及び集塵装置20の構成について、図2に加えて図3を用いてさらに詳しく説明する。図3は集塵装置20の部分垂直断面側面図である。
本体部2は、図2に示すように本体カバー11により覆われ、本体部2の後部に電動送風機6が配置されている。本体カバー11の前面には接続ホース3(図1参照)を接続する接続口11aが開口し、背面には排気口11bが開口している。電動送風機6の前方にはサイクロン式の集塵装置20が配置されている。集塵装置20の集塵容器22は透明樹脂からなり、集塵容器22内を視認できる窓部11cが本体カバー11に設けられている。集塵装置20と電動送風機6とはダクト12によって連結されている。
集塵装置20の上部には本体カバー11に連続して本体部2の外装を形成するカバー部21が設けられている。カバー部21の上面には使用者が把持する把持部21aが設けられている。把持部21aを把持して持ち上げることにより、集塵装置20は本体部2に対して着脱自在になっている。
集塵装置20は、図2及び図3に示すようにカバー部21、集塵容器22、フィルター保持部23、除塵部24、内筒30及び仕切部材40を備えている。
集塵容器22は透明樹脂からなり、集塵装置20の下部に配置されている。集塵容器22は上面に開口面22aを有する断面円形の有底筒状に形成されている。集塵容器22の前部の周面にはその周接線方向に延びる形で形成された流入口22bが設けられている。流入口22bは接続口11aに連通して接続ホース3(図1参照)からの気流が流入する。集塵容器22には流入口22bを介して周接線方向に気流が流入し、集塵容器22内に旋回気流が形成される。これにより、サイクロン式の集塵装置20が形成され、気流に含まれる塵埃を遠心力により分離、脱落させて捕集する。
フィルター保持部23は集塵装置20の上部であって、集塵容器22の上方に配置されている。フィルター保持部23はプリーツフィルタ等により形成されたフィルター23aを保持している。フィルター23aは平面視円形をなして集塵容器22と同軸に配置されている。フィルター保持部23の上面は全体がカバー部21によって覆われ、カバー部21の後部に設けられた集塵装置排気口21bに連通している。なお、集塵装置排気口21bは集塵装置20と電動送風機6との間に設けられたダクト12に連通し、集塵装置20で塵埃を除去した気流が流出する。
除塵部24はフィルター保持部23の上面の箇所に設けられ、加振部24aを備えている。加振部24aはフィルター23aの上方に配置され、フィルター23aと同軸をなす軸線中心に回転自在である。加振部24aはモータ或いは手動によりフィルター23aの周方向に沿って回転移動しながらフィルター23aのプリーツの頂部に当接する。除塵部24は加振部24aを回転させることにより加振部24aがフィルター23aの頂部を順次はじいてフィルター23aを振動させ、その表面に付着した塵埃を落として除去する。
内筒30はフィルター保持部23の下面から下方の集塵容器22内に向かって突出する形で設けられている。内筒30は集塵容器22と同軸に配置され、周面に集塵容器22内の気流の流出口31が開口されている。集塵容器22内で旋回する気流は流出口31を通って集塵容器22の外へと流出してフィルター23aの箇所へと至る。
仕切部材40は内筒30の外側及び下方に設けられている。仕切部材40は内筒30に対して着脱自在に設けられている。仕切部材40は集塵容器22の内面との間に気流路を形成して集塵容器22内を上下に仕切っている。
このような構成の電気掃除機1において、操作部10のスイッチ操作により電動送風機6を駆動すると塵埃を含んだ空気が吸込口体5から吸い込まれる。吸込口体5から吸い込まれた空気は延長パイプ4及び接続ホース3を経由し、流入口22bを通って集塵装置20及び集塵容器22に流入する。このとき、空気と一緒に吸い込まれた塵埃が旋回の遠心力によって空気流から分離され、集塵容器22内に捕集される。
集塵容器22内に導かれた空気は流出口31から流出し、内筒30の内部を経てフィルター保持部23を通過する。このとき、集塵容器22で分離されなかった比較的細かい塵埃がフィルター保持部23の空気流通方向上流側(下側)の面で捕集され、集塵容器22に落下、或いはフィルター保持部23表面に付着する。フィルター保持部23を通過した空気は集塵装置排気口21bを通って集塵装置20から流出する。集塵装置20から流出した空気はダクト12を経由して電動送風機6を通り、排気口11bを介して電気掃除機1の外部に排出される。
続いて、内筒30及び仕切部材40の詳細な構成について、図3に加えて図4〜図8を用いて説明する。図4は内筒30及び仕切部材40の垂直断面側面図、図5は内筒30及び仕切部材40の斜視図にして、内筒30に対して仕切部材40を取り外した状態を示すもの、図6は内筒30及び仕切部材40の係合箇所を示す垂直断面側面図、図7は内筒30の係止溝を示す水平断面部分平面図、図8は内筒30及び仕切部材40の斜視図にして、内筒30に対して仕切部材40を取り付けた状態を示すものである。
内筒30は、図4及び図5に示すように流出口31、枠部32、メッシュ33及び係止溝34を備えている。
流出口31は複数の枠部32によって複数に分割されている。枠部32は上下方向に延びて複数の縦長矩形の流出口31を形成している。枠部32は内筒30の周方向に関して幅が比較的広い枠部32aと幅が比較的狭い枠部32bとからなっている。幅が広い枠部32aは内筒30の周方向に沿って少なくとも角度90°ごとに4本設けられている。
流出口31には塵埃を捕集するためのメッシュ33が設けられている。メッシュ33は内筒30の外周面または内周面に流出口31を覆う形で設けられている。
係止溝34は、図4〜図6に示すように内筒30の外周面下部に設けられている。係止溝34は径方向内側に向かって窪んだ凹部で構成され、内筒30の外周面一周にわたって連続させて形成されている。内筒30に対して仕切部材40を取り付けるとき、内筒30の係止溝34が仕切部材40の後述する爪部46を係止する。
仕切部材40は、図4及び図5に示すように円板部41、筒状部42、突出部43、清掃部44、支柱部45及び爪部46を備えている。
円板部41は内筒30の下端から径方向外側に向かって延びる円板状に形成されている。筒状部42は円板部41の周縁から上下に向かって延びる筒状に形成されている。
突出部43は内筒30に連通して円板部41の下面から下方に突出し、集塵容器22の内底面に向かって延びている。仕切部材40を内筒30に取り付け、集塵装置20に集塵容器22を取り付けると、突出部43が集塵容器22の内底面にちょうど当接するように構成されている。すなわち、突出部43は集塵容器22の集塵装置20への装着とともに仕切部材40を集塵容器22の内底面に当接させ、内筒30から取り外された仕切部材40を内筒30に対して装着させる。
このような構成の突出部43により仕切部材40の下方の径方向中心部に立設する断面円形の柱状部が形成され、この柱状部の周囲に気流を円滑に旋回させることができる。また、除塵部24によるフィルター23a(図2参照)の除塵でフィルター23aから内筒30内に脱落した細かい塵埃は突出部43の内側に回収される。突出部43によって集塵容器22内の気流への細かい塵埃の流出が防止される。
清掃部44は円板部41の上面から上方に向かって延びる支柱部45によって支持され、内筒30の外周面に沿って近接する形で構成されている。清掃部44は内筒30の外周面に近接して径方向内側に内筒30を擁する例えばリング状で構成されている。清掃部44は仕切部材40を内筒30から取り外すときに内筒30の外周面の箇所を摺動する。清掃部44の内周面に内筒30のメッシュ33表面に接触するブラシ状の部材を設けても良い。また、清掃部44は内筒30の周りを囲うように配置された複数の円弧状の部材で構成されていても良い。
支柱部45は清掃部44を支持するために円板部41の上面から清掃部44まで上方に向かって内筒30の外周面に沿って延びている。支柱部45は内筒30の周方向に沿って角度90°ごとに4本設けられている。そして、内筒30に取り付けた仕切部材40を周方向に回転させると、すべての支柱部45各々と内筒30の枠部32aとが内筒の径方向に関して重なる状態にすることができる(図8参照)。支柱部45は内筒30の周方向に関して枠部32aと幅がほぼ同じ、若しくは枠部32aより若干幅が狭くなっている。
爪部46は、図4〜図6に示すように円板部41の上面であって内筒30の下端外周面に対応する箇所に設けられている。爪部46は円板部41の上面から上方に向かって突出し、弾性変形により内筒30の径方向、すなわち内筒30の外周面に対して接近或いは離隔する方向に変位可能である。爪部46は内筒30の係止溝34に対して所謂スナップフィット構造をなして係合し、仕切部材40の内筒30に対する着脱を自在にする。
ここで、係止溝34は周方向に関して少なくとも1箇所に、図7に示すストッパ部34aを備えている。ストッパ部34aの周方向の両側にはストッパ部34aが周方向に関して爪部46をちょうど収容可能な大きさをなすような段差34bが設けられている。2箇所の段差34b各々のストッパ部34a対する周方向外側には係止溝34の内周面に対して傾斜34cが形成されている。
これにより、ストッパ部34aの周方向外側で係止溝34に係合した爪部46をストッパ部34aに向かって移動させるように内筒30に取り付けた仕切部材40を回転させると、爪部46が傾斜34cの箇所で径方向外側に弾性変形しながら移動して段差34bを越え、ストッパ部34aに収まる。ストッパ部34aはその内部に爪部46が収まると、段差34bの作用により係止溝34内における爪部46の周方向への移動の抵抗となる。しかしながら、爪部46がストッパ部34aに収まった状態で十分な力で仕切部材40を内筒30に対して周方向に回転させると、爪部46は段差34bを越えて径方向外側に弾性変形してストッパ部34aから脱する。
そして、ストッパ部34aは内筒30の径方向に関して内筒30の枠部32aに仕切部材40の支柱部45を重ならせる箇所で係止溝34内における爪部46の周方向への移動の抵抗となる。すなわち、爪部46を係止溝34に係合させてストッパ部34aに収めると、図8に示すようにすべての支柱部45各々と枠部32aとを内筒の径方向に関して重ねることができる(図8参照)。
上記のように、サイクロン式の集塵装置20が設けられた電気掃除機1は仕切部材40が内筒30に対して着脱自在に設けられているとともに、内筒30の外周面に沿って近接して仕切部材40を内筒30から取り外すときに内筒30の外周面の箇所を摺動する清掃部44が仕切部材40に一体として設けられている。これにより、仕切部材40を内筒30から取り外すことにより清掃部44が内筒33の外側を摺動して流出口31のメッシュ33の表面を清掃する。したがって、メッシュ33に絡みついた髪の毛や糸屑、綿などの繊維状をなす塵埃が内筒30と清掃部44との間に挟まるようなことがなく、それら塵埃がメッシュ33の表面に堆積することを妨げることができる。その結果、電気掃除機1は集塵容器22に堆積した塵埃を廃棄するときにメッシュ33の表面に堆積した塵埃を使用者が直接取り除く必要がなく、煩わしさを解消することが可能である。
また、電気掃除機1は仕切部材40が内筒30に対して着脱自在に係合するための爪部46を備え、内筒30が仕切部材40の爪部46を係止するために内筒30の外周面一周にわたって連続させて形成された係止溝34を備えているので、内筒30の周方向に関するいずれの箇所に対しても爪部46を介して仕切部材40が係合する。したがって、電気掃除機1は集塵容器22に堆積した塵埃を廃棄するときの使用者の煩わしさをさらに解消することが可能である。
また、電気掃除機1は仕切部材40が清掃部44を支持するために内筒の外周面に沿って延びる支柱部45を備え、内筒30が流出口31を複数に分割する枠部32aを備えている。そして、係止溝34が内筒30の径方向に関して枠部32aに支柱部45を重ならせる箇所で係止溝34内における爪部46の周方向への移動の抵抗となるストッパ部34aを備えているので、爪部46を係止溝34のストッパ部34aの箇所に合わせて係合させると、内筒30の枠部32aと仕切部材40の支柱部45とが内筒30の径方向に関して重なる。したがって、電気掃除機1は内筒30の流出口31と仕切部材40の支柱部45とが内筒30の径方向に関して重ならないようにすることができ、集塵装置20の集塵力の低下を妨げることができる。
また、電気掃除機1は集塵容器22の集塵装置20への装着とともに仕切部材40が集塵容器22の内底面に当接して内筒30から取り外された仕切部材40を内筒30に対して装着させるために円板部41から集塵容器22の内底面に向かって延びる突出部43を備えている。これにより、内筒30に対する仕切部材40の装着が不十分であっても、集塵容器22の集塵装置20への装着とともに内筒30に対する仕切部材40の装着が完遂する。したがって、電気掃除機1は内筒30に対する仕切部材40の装着の不具合を解消することができ、集塵装置20の集塵力の低下を妨げることが可能である。
さらに、電気掃除機1は清掃部44が内筒30の外周面に近接して径方向内側に内筒30を擁するリング状で構成されているので、清掃部44の強度が向上する。したがって、清掃部44の内筒30に対する清掃能力を向上させることができるので、繊維状をなす塵埃が流出口31のメッシュ33の表面に堆積することを妨げる作用をより一層向上させることが可能である。
そして、本発明の上記実施形態の構成によれば、流出口31のメッシュ33に絡みついた髪の毛や糸屑、綿などの繊維状をなす塵埃が内筒33と清掃部44との間に挟まるようなことがなく、それら塵埃がメッシュ33表面に堆積することが妨げられる。したがって、集塵容器22に堆積した塵埃を廃棄するときの使用者の煩わしさを解消することができるのとともに、集塵力の向上を図ることが可能な電気掃除機1を提供することができる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
例えば、電気掃除機1は電動送風機6を内蔵した本体部2に吸込口体5が接続ホース3を介して接続された所謂キャニスター型であるが、本体部2に吸込口体5を一体に設けた縦型の電気掃除機であっても良い。
本発明は、サイクロン式の集塵装置を備えた電気掃除機において利用可能である。
1 電気掃除機
2 本体部
3 接続ホース
4 延長パイプ
5 吸込口体
6 電動送風機
10 操作部
11 本体カバー
11b 排気口
12 ダクト
20 集塵装置
22 集塵容器
22b 流入口
23 フィルター保持部
30 内筒
31 流出口
32 枠部
33 メッシュ
34 係止溝
34a ストッパ部
40 仕切部材
41 円板部
42 筒状部
43 突出部
44 清掃部
45 支柱部
46 爪部

Claims (5)

  1. 上面に開口面を有する断面円形の有底筒状に形成されるとともに周面に気流の流入口が設けられた着脱自在の集塵容器と、前記集塵容器と同軸に配置されて気流の流出口を周面に開口するとともに前記流出口にメッシュが設けられた内筒と、前記内筒から径方向外側に延びる円板部と前記円板部の周縁から上下に延びる筒状部とを有するとともに前記集塵容器の内面との間に気流路を形成して前記集塵容器内を上下に仕切る仕切部材と、を備え、前記流入口から前記集塵容器に流入させた気流を旋回させて塵埃を前記集塵容器内に脱落させるサイクロン式の集塵装置を設けた電気掃除機において、
    前記仕切部材が前記内筒に対して着脱自在に設けられるとともに、前記内筒の外周面に沿って近接して前記仕切部材を前記内筒から取り外すときに前記内筒の外周面の箇所を摺動する清掃部を前記仕切部材に一体として設けたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記仕切部材が前記内筒に対して着脱自在に係合するための爪部を備え、
    前記内筒が前記仕切部材の前記爪部を係止するために前記内筒の外周面一周にわたって連続させて形成された係止溝を備えることを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記仕切部材が前記清掃部を支持するために前記円板部から前記清掃部まで前記内筒の外周面に沿って延びる支柱部を備え、
    前記内筒が前記流出口を複数に分割する枠部を備え、
    前記係止溝が前記内筒の径方向に関して前記枠部に前記支柱部を重ならせる箇所で前記係止溝内における前記爪部の周方向への移動の抵抗となるストッパ部を備えることを特徴とする請求項2に記載の電気掃除機。
  4. 前記集塵容器の前記集塵装置への装着とともに前記仕切部材が前記集塵容器の内底面に当接して前記内筒から取り外された前記仕切部材を前記内筒に対して装着させるために前記円板部から前記集塵容器の内底面に向かって延びる突出部を備えることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  5. 前記清掃部が前記内筒の外周面に近接して径方向内側に前記内筒を擁するリング状で構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の電気掃除機。
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