JP2003249339A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器

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JP2003249339A
JP2003249339A JP2002045739A JP2002045739A JP2003249339A JP 2003249339 A JP2003249339 A JP 2003249339A JP 2002045739 A JP2002045739 A JP 2002045739A JP 2002045739 A JP2002045739 A JP 2002045739A JP 2003249339 A JP2003249339 A JP 2003249339A
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heating coil
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pan
pot
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Jun Fumiya
潤 文屋
Satoshi Nomura
智 野村
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、鍋の径サイズを判別して鍋内の
調理物を適切に加熱調理する電磁誘導加熱調理器を得る
ものである。 【解決手段】 二つの誘導加熱コイル8,10に流れる
インバータ回路14の出力電流を制御する通電制御手段
13を設け、インバータ回路14から通電制御手段13
を介して二つの誘導加熱コイル8,10に流れる高周波
電流を検出する電流検出器15を設け、通電制御手段1
3やインバータ回路14の動作を制御する制御回路16
を設け、通電制御手段13の動作を制御すると共に電流
検出器15の検出電流に基づいて鍋7のサイズを判別す
る鍋サイズ判別手段17を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、誘導加熱コイル
に高周波電流を流して鍋を誘導加熱して加熱調理を行な
う誘導加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の誘導加熱調理器の回路構
成図を示す。図6において、1は標準径サイズの鍋2に
プレート3を介して高周波磁界を加えて誘導加熱する誘
導加熱コイル、4は誘導加熱コイル1と直列に接続され
る共振コンデンサ、5は誘導加熱コイル1に高周波電流
を供給するインバータ回路、6はインバータ回路5を構
成する各スイッチング素子を制御する制御回路である。
【0003】次に、こうした構成を有する誘導加熱調理
器の動作について、図6を併用して説明する。図6にお
いて、プレート3の上に調理物が収容される標準径サイ
ズの鍋2を載置し、その後で電源スイッチ(図示なし)
をONすると、誘導加熱コイル1にインバータ回路5か
ら高周波電流が供給される。これにより、誘導加熱コイ
ル1に高周波磁界が発生することで、鍋2に渦電流が流
れる。このとき、鍋2の固有抵抗と渦電流とによって鍋
2にジュール熱が発生し、この熱で鍋2内の調理物が加
熱調理される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
誘導加熱調理器は標準径サイズの鍋に対応させて誘導加
熱コイルの大きさを決めている。このために、誘導加熱
コイルの上にプレートを介して例えば小径サイズの鍋を
載置して加熱動作を行なった場合に、誘導加熱コイルか
ら発生する高周波磁界の一部が小径サイズの鍋に加えら
れることがなく、漏れ出すことになる。これにより、小
径サイズの鍋と誘導加熱コイルとの磁気結合状態が悪く
なって、インバータ回路から所望の電力が得られないた
めに、その鍋内の調理物を適切に加熱調理することがで
きないという問題点が有った。
【0005】この発明は、前述の問題点を解決するため
になされたもので、小径サイズの鍋或いは標準径サイズ
の鍋を判別し、小径サイズの鍋を判別したときには誘導
加熱コイルから発生する高周波磁界の漏れを防止してイ
ンバータ回路から所望の電力を得て、それらの鍋内の調
理物を適切に加熱調理することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る誘導加熱
調理器は、商用交流電源を直流に変換する交直流変換回
路と、交直流変換回路の直流電流を高周波電流に変換す
るインバータ回路と、インバータ回路の高周波電流が供
給されることで高周波磁界を発生して鍋を誘導加熱する
誘導加熱コイルとを備えた誘導加熱調理器において、第
1の誘導加熱コイルを設け、第1の誘導加熱コイルの外
周部に第2の誘導加熱コイルを設け、各誘導加熱コイル
へ流れる高周波電流を制御する通電制御手段を設け、こ
れら二つの誘導加熱コイルに流れる高周波電流を検出す
る電流検出器を設け、電流検出器の検出電流に基づいて
鍋の大きさを判別する鍋サイズ判別手段を設け、鍋サイ
ズ判別手段の判別結果に基づいてインバータ回路および
通電制御手段を制御するようにしたものである。
【0007】また、鍋サイズ判別手段は通電制御手段に
より第1の誘導加熱コイルと第2の誘導加熱コイルとに
インバータ回路の出力電流を交互に或いは同時に通電さ
せ、電流検出器が二つの誘導加熱コイルに高周波電流が
流れていることを検出した場合には標準径鍋であると判
別し、第1の誘導加熱コイルのみに高周波電流が流れて
いることを検出した場合には小径鍋であると判別するよ
うにしたものである。
【0008】また、商用交流電源を直流に変換する交直
流変換回路と、交直流変換回路の直流電流を高周波電流
に変換するインバータ回路と、インバータ回路の高周波
電流が供給されることで高周波磁界を発生して鍋を誘導
加熱する誘導加熱コイルとを備えた誘導加熱調理器にお
いて、第1の誘導加熱コイルを設け、第1の誘導加熱コ
イルの外周部に第2の誘導加熱コイルを設け、各誘導加
熱コイルへ流れる高周波電流を制御する通電制御手段を
設け、第1の誘導加熱コイルの中心部および二つの誘導
加熱コイルの間に位置して設けられた鍋の温度を検出す
る温度検出器を設け、温度検出器の検出温度に基づいて
鍋の大きさを判別する鍋サイズ判別手段を設け、鍋サイ
ズ判別手段の判別結果に基づいてインバータ回路および
通電制御手段を制御するようにしたものである。
【0009】また、鍋サイズ判別手段は通電制御手段に
より第1の誘導加熱コイルと第2の誘導加熱コイルとに
インバータ回路の出力電流を交互に或いは同時に通電さ
せ、温度検出器で第1の誘導加熱コイルの中心部の温度
と二つの誘導加熱コイルの間の位置の温度とが所定値以
上であることを検出した場合には標準径鍋であると判別
し、第1の誘導加熱コイルの中心部の温度のみが所定値
以上であることを検出した場合には小径鍋であると判別
するようにしたものである。
【0010】また、誘導加熱コイルの上面に鍋を載置す
るプレートが設けられ、このプレートの下面に第1の誘
導加熱コイルの中心部と二つの誘導加熱コイルの間に位
置して凹部を形成し、凹部内に温度検出器を配置するよ
うにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の誘導加熱調理器に係る実施の形態1の回路構成図を示
す。図1において、7は鍋、8はプレート9を介して鍋
7を誘導加熱する第1の誘導加熱コイル、10は第1の
誘導加熱コイル8の外周部に設けられる第2の誘導加熱
コイル、11は第1の誘導加熱コイル8と直列に接続さ
れる第1の共振コンデンサ、12は第2の誘導加熱コイ
ル10と直列に接続される第2の共振コンデンサ、13
は第1の誘導加熱コイル8および第2の誘導加熱コイル
10に流れるインバータ回路14の出力電流を制御する
通電制御手段、15はインバータ回路14から通電制御
手段13を介して二つの誘導加熱コイル8,10に流れ
る高周波電流を検出する電流検出器、16は通電制御手
段13およびインバータ回路14の動作を制御する制御
回路、17は通電制御手段13の動作を制御すると共
に、電流検出器15の検出電流に基づいて標準径サイズ
或いは小径サイズ(標準径サイズの1/2径)の鍋7で
あるかを判別する鍋サイズ判別手段である。
【0012】次に、こうした構成を有する誘導加熱調理
器の動作について、図1と図2に示すフローチャート図
を併用して説明する。図1と図2において、プレート9
に鍋7を載置し、電源スイッチ(図示なし)をONして
加熱動作をスタートする(ステップS100)。そし
て、制御回路16はインバータ回路14から電流i1が
出力されるように制御する(ステップS101)。この
後で、鍋サイズ判別手段17が動作して(ステップS1
02)、インバータ回路14の電流i1を第1の誘導加
熱コイル8と第2の誘導加熱コイル10とに、交互に流
すように通電制御手段13の動作を制御する(ステップ
S103)。
【0013】次に、鍋サイズ判別手段17は第2の誘導
加熱コイル10に電流i1が流れているかどうかを、通
電制御手段13からの電流切替信号(二つの誘導加熱コ
イル8,10へ電流を交互に流すための切替信号)と電
流検出器15からの検出電流とに基づいて判断する(ス
テップS104)。これについては、電流切換タイミン
グに同期させて電流検出器15で電流i1を検出するこ
とが必須である。ここで、YES即ち第2の誘導加熱コ
イル10に電流i1が流れている場合には、標準径サイ
ズの鍋7であると判別する(ステップS105)。これ
については、第2の誘導加熱コイル10の上に標準径サ
イズの鍋7が載置されていることで、その加熱コイル1
0の磁気インピーダンスが低くなって電流が流れたこと
が判別理由である。次に、制御回路16は鍋サイズ判別
手段17の判別結果に基づいて、インバータ回路14か
ら電流i1よりも大きい電流i2を出力するように制御
する(ステップS106)。
【0014】そして、制御回路16は第1の誘導加熱コ
イル8と第2の誘導加熱コイル10とに電流i2を分流
させる、即ち各加熱コイル8,10へ例えばi2の半分
の電流が同時に流れるように通電制御手段13を制御す
る。これにより、標準径サイズの鍋7を例えば2KW程
度の電力で加熱するように定常の加熱動作を行なう(ス
テップS107)。こうした定常の加熱動作を行うこと
で加熱調理が実行され、その調理が完了すると加熱調理
器の動作をエンドとする(ステップS110)。このと
きに、インバータ回路14の出力電流の周波数に対して
第1の誘導加熱コイル8と第1の共振コンデンサ11と
の定数、第2の誘導加熱コイル10と第2の共振コンデ
ンサ12との定数をそれぞれ適切に設定することで、標
準径サイズの鍋7を適切に加熱することができる。
【0015】次に、鍋サイズ判別手段17は第2の誘導
加熱コイル10に電流i1が流れているかどうかを判断
する過程で(ステップS104)、NO即ち第2の誘導
加熱コイル10に電流i1が流れていない場合には、第
1の誘導加熱コイル8に電流i1が流れているかどうか
を、前述と同様の方法で通電制御手段13からの電流切
替信号と電流検出器15からの検出電流とに基づいて判
断する(ステップS109)。ここで、YES即ち第1
の誘導加熱コイル8に電流i1が流れている場合には、
小径サイズの鍋7であると判別する(ステップS11
0)。これについては、第2の誘導加熱コイル10の上
に鍋7が載置されていないために、第2の誘導加熱コイ
ル10の磁気インピーダンスが非常に高くなって電流i
1が流れず、第1の誘導加熱コイル8のみに鍋7が載置
されていることで、その加熱コイルの磁気インピーダン
スが低くなって電流i1が流れたことが判別理由であ
る。
【0016】次に、制御回路16は鍋サイズ判別手段1
7の判別結果に基づいて、インバータ回路14から標準
鍋の定常加熱時の電流i2よりも大きい電流i3を出力
するように制御し(ステップS111)、その電流i3
を第1の誘導加熱コイル8に流す。これにより、小径サ
イズの鍋7を例えば2KW程度の電力で加熱する定常の
加熱動作が行なわれる(ステップS112)。なお、小
径鍋の定常加熱時においてインバータ回路14から出力
される電流i3を標準鍋の定常加熱時と比べて高めとな
るように設定した理由は、一つの誘導加熱コイル8で小
径サイズの鍋7に所定の加熱電力を与えるためである。
こうした定常の加熱動作を行うことで加熱調理が実行さ
れ、その調理が完了すると加熱調理器の加熱動作をエン
ドとする(ステップS108)。このときに、インバー
タ回路14の出力電流の周波数に対して第1の誘導加熱
コイル8と第1の共振コンデンサ11との定数を適切に
設定することで、小径サイズの鍋7を適切に加熱するこ
とができる。
【0017】次に、鍋サイズ判別手段17により第1の
誘導加熱コイル8に電流i1が流れているかどうかを判
断する過程で(ステップS109)、NO即ち第1の誘
導加熱コイル8と第2の誘導加熱コイル10とに電流i
1が流れていないことを前述と同様の方法で判断した場
合には、鍋7と第1の誘導加熱コイル8との磁気結合が
ない無負荷状態であると判断する。つまり、使用者はプ
レート9上に鍋7を載置しない状態で加熱動作をスター
トしたと判断する。そして、制御回路16の内部に格納
するタイマー回路(図示なし)で、この判断時点からの
時間をカウントする(ステップS113)。次に、この
後でプレート9上に鍋7を載置したかどうかを確認する
目的で、制御回路16は第1の誘導加熱コイル8に電流
i1或いは第2の誘導加熱コイル10に電流i1が流れ
たかどうかを、通電制御手段13からの電流切替信号と
電流検出器15の検出電流とに基づいて判断する(ステ
ップS114)。
【0018】ここで、YESの場合には各誘導加熱コイ
ル8,10に電流i1が流れたと判断し、この判断内容
に基づいてステップS105或いはステップS110の
動作工程へ戻る。また、NOの場合にはタイマー回路で
のカウント時間が例えば1分の所定時間に至ったかどう
かを判断する(ステップS115)。ここで、NOの場
合には第1の誘導加熱コイル8に電流i1或いは第2の
誘導加熱コイル10に電流i1が流れたかどうかを判断
する動作工程(ステップS114)へ戻る。また、YE
Sの場合にはカウント時間が1分の所定時間に至ったの
で、制御回路16はプレート9の上に鍋7が置かれてい
ない無負荷状態を例えばLEDなどで点滅表示させる
(ステップS116)。そして、加熱調理器の加熱動作
を終了させる(ステップS108)。
【0019】以上のように、鍋サイズ判別手段17は第
1の誘導加熱コイル8と第2の誘導加熱コイル10とに
電流i1が交互に流れている場合には、標準径サイズの
鍋7であると判別する。そして、制御回路16は二つの
誘導加熱コイル8,10に電流i1よりも大きい電流i
2を分流させる、即ち各誘導加熱コイル8,10へ例え
ばi2の半分の電流が同時に流れるように、通電制御手
段13およびインバータ回路14の動作を制御する。こ
れにより、標準径サイズの鍋7を例えば2KW程度の電
力で加熱するように定常の加熱動作を行なう。また、鍋
サイズ判別手段17は第1の誘導加熱コイル8のみに電
流i1が流れている場合には小径サイズの鍋7であると
判別する。そして、制御回路16は第1の誘導加熱コイ
ル8に電流i2よりも大きい電流i3を流すようにイン
バータ回路14の動作を制御し、小径鍋を定常加熱す
る。こうした構成により、小径鍋を誘導加熱する際に、
その鍋の外側に位置する第2の誘導加熱コイル10から
発生する高周波磁界の漏れを防止し、しかも鍋7の径サ
イズに対応した加熱電力を確保して、適切な加熱調理を
実現することができる。
【0020】実施の形態2.実施の形態2は、鍋サイズ
判別手段17の他の実施例を述べるものである。実施の
形態2の回路構成図は、実施の形態1で説明した回路構
成図と同様である。鍋サイズ判別手段17は、第1の誘
導加熱コイル8と第2の加熱コイル10とにインバータ
回路14からの高周波電流を同時に供給するように通電
制御手段13を制御する。そして、鍋サイズ判別手段1
7は第1の誘導加熱コイル8と第2の誘導加熱コイル1
0とに電流i1が流れているかどうかを、電流検出器1
5の検出電流に基づいて判断する。具体的な例として、
鍋サイズ判別手段17に閾値を設定し、電流検出器15
の検出電流がこの閾値を超えた場合に、第1の誘導加熱
コイル8と第2の誘導加熱コイル10とに電流i1が同
時に流れていると判断する。
【0021】この判断結果に基づいて、二つの誘導加熱
コイル8,10の上に標準径サイズの鍋7が載置したと
判別するものである。これ以降の標準径鍋の定常加熱動
作については、実施の形態1と同様である。また、鍋サ
イズ判別手段17は電流検出器15が電流i1を検出し
た場合には、第1の誘導加熱コイル8のみにインバータ
回路14から電流が流れていると判断する。この判断結
果に基づいて、一つの誘導加熱コイル8の上に小径サイ
ズの鍋7が載置したと判別するものである。これ以降の
小径鍋の定常加熱動作については、実施の形態1と同様
である。
【0022】以上のように、鍋サイズ判別手段17は二
つの誘導加熱コイル8,10へインバータ回路14から
の電流を同時に供給するように通電制御手段13を制御
し、電流検出器15の検出電流の大きさに基づいて標準
径サイズ或いは小径サイズの鍋7であるかを判別する構
成により、小径鍋を誘導加熱する際に第2の誘導加熱コ
イル10から発生する高周波磁界の漏れを防止し、しか
も鍋7の径サイズに適した加熱電力を得て、適切な加熱
調理を実現することができる。
【0023】実施の形態3.図3は、この発明の誘導加
熱調理器に係る実施の形態3の回路構成図を示す。図3
において、実施の形態1と同一の符号は同一または相当
部分を示す。18は第1の誘導加熱コイル8の中心部に
配置され、鍋7の温度をプレート9を介して検出する第
1の温度検出器、19は第1の誘導加熱コイル8と第2
の誘導加熱コイル10との間に配置され、同じく鍋7の
温度をプレート9を介して検出する第2の温度検出器で
ある。20は第1の誘導加熱コイル8および第2の誘導
加熱コイル10へのインバータ回路から流れる電流の通
電状態を制御する通電制御手段、21は第1の温度検出
器18および第2の温度検出器19の検出温度に基づい
て、小径サイズ或いは標準径サイズの鍋7であるかを判
別する鍋サイズ判別手段である。
【0024】また、鍋7の底部の温度をプレート9を介
して第1の温度検出器18や第2の温度検出器19で出
来る限り迅速に検出する目的により、図4の側面断面図
に示すようにプレート9の内側面の所定個所に(図4中
のa,b部)、第1の凹部22と第2の凹部23とを形
成する。そして、第1の凹部22内に第1の温度検出器
18を配置し、第2の凹部23内に第2の温度検出器1
9を配置する。これにより、プレート9の内側面に形成
されるそれらの凹部の個所の肉厚が薄くなるために、鍋
7の熱がプレート9を介して第1の温度検出器18と第
2の温度検出器19とに迅速に伝達され易くなる。
【0025】次に、こうした構成を有する誘導加熱調理
器の動作について、図3と図5に示すフローチャート図
を併用して説明する。図3と図5において、プレート9
の上に鍋7を載置して加熱調理器の加熱動作をスタート
する(ステップS200)。そして、制御回路16はイ
ンバータ回路14から電流i1が出力されるように制御
する(ステップS201)。この後で、鍋サイズ判別手
段17が動作して(ステップS202)、インバータ回
路14からの電流i1を第1の誘導加熱コイル8と第2
の誘導加熱コイル10とに、交互に流すように通電制御
手段13の動作を制御する(ステップS203)。
【0026】次に、鍋サイズ判別手段21は第1の温度
検出器18の検出温度t1と第2の温度検出器19の検
出温度t2とが、所定値以上であるかどうかを判断する
(ステップS204)。ここで、YES即ち双方の検出
温度が所定値以上であれば、標準径サイズの鍋7である
と判別する(ステップS205)。この理由は、二つの
温度検出器18,19が鍋7とプレート9を介して対向
位置することで、鍋温度を検出するためである。これ以
降の動作工程は(ステップS206〜ステップS20
8)、実施の形態1と同様である。また、前述の過程で
NOの場合には第1の温度検出器18の検出温度t1が
第2の温度検出器19の検出温度t2と比べて高いかど
うかを判断する(ステップS209)。ここで、YES
即ち検出温度t1が検出温度t2と比べて高い場合に
は、小径サイズの鍋7であると判別する(ステップS2
10)。この理由は、第1の温度検出器18のみが鍋7
と対向位置することで温度が高くなるためである。こう
した温度分布の結果により、小径サイズの鍋7であると
判別するものである。これ以降の動作工程は(ステップ
S211,ステップ212)、実施の形態1と同様であ
る。
【0027】次に、第1の温度検出器18の検出温度t
1が第2の温度検出器19の検出温度t2と比べて高い
かどうかを判断する過程で(ステップS209)、NO
の場合には何れの温度検出器18,19も鍋7と対向位
置しない即ち鍋7がプレート9上にない無負荷状態であ
ると判断する。つまり、使用者はプレート9上に鍋7を
載置しない状態で加熱動作をスタートしたと判断する。
そして、制御回路16の内部に格納するタイマー回路
(図示なし)で、この判断時点からの時間をカウントす
る(ステップS213)。次に、この後でプレート9上
に鍋7を載置したかどうかを確認する目的で、制御回路
16は検出温度t1と検出温度t2とが常温程度である
かどうかを判断し(ステップS214)、ここでNOの
場合にはステップS204の動作工程へ戻る。また、Y
ESの場合にはタイマー回路でのカウント時間が例えば
1分の所定時間に至ったかどうかを判断する(ステップ
S215)。ここで、NOの場合には検出温度t1と検
出温度t2とが常温程度であるかどうかを判断する動作
工程(ステップS214)へ戻る。また、YESの場合
には1分の所定時間に至ったので、制御回路16はプレ
ート9上に鍋7が置かれていない無負荷状態を例えばL
EDなどで点滅表示させる(ステップS216)。そし
て、加熱調理器の加熱動作を終了させる(ステップS2
08)。
【0028】なお、標準径鍋の定常加熱動作において
(ステップS207)、例えば第1の温度検出器18の
検出温度t1と第2の温度検出器19の検出温度t2と
に差が生じた場合に、標準径サイズの鍋7の底部の中心
付近と外周付近とに温度差が生じた即ち加熱ムラを起こ
したと判断する。この加熱ムラを解消させる目的によ
り、検出温度t1と検出温度t2とがほぼ同等となるよ
うに、第1の誘導加熱コイル8と第2の誘導加熱コイル
10とにインバータ回路14からの高周波電流を通電制
御手段20を介して交互に流し、かつそれぞれの加熱コ
イル8,10に流れる電流の大きさを適宜制御する。例
えば、検出温度t2が検出温度t1よりも高い、即ち鍋
7の底部の外周付近の温度が中心付近の温度よりも高い
場合には、第1の誘導加熱コイル8へ流れる高周波電流
を大きくなるように、或いは第2の誘導加熱コイル10
へ流れる高周波電流を小さくなるように制御する。こう
した加熱ムラを防止する温度制御方法を、図5に示すフ
ローチャートの動作工程に盛り込んでも良い。
【0029】さらに、鍋サイズ判別手段17は前述のス
テップS203の動作工程で、実施の形態2と同様に二
つの誘導加熱コイル8,10にインバータ回路14から
の電流を同時に供給するように通電制御手段13を制御
し、標準径サイズ或いは小径サイズの鍋7であるかを判
別するようにしても良い。
【0030】以上のように、鍋サイズ判別手段21は第
1の温度検出器18の検出温度t1と第2の温度検出器
19の検出温度t2とに基づいて、小径サイズ或いは標
準径サイズの鍋7であるかを判別し、その鍋7の径サイ
ズに対応させてインバータ回路14からの電流を第1の
誘導加熱コイル8と第2の誘導加熱コイル10とに流れ
るように制御を行なっている。したがって、小径鍋を誘
導加熱する際に、第2の誘導加熱コイル10から発生す
る高周波磁界の漏れを防止し、しかも鍋7の径サイズに
対応した加熱電力を確保して、適切な加熱調理を実現す
ることができる。また、標準径サイズの鍋7の温度を第
1の温度検出器18と第2の温度検出器19とで計測
し、その計測結果に基づいて二つの誘導加熱コイル8,
10に流れるインバータ回路14からの高周波電流の大
きさを制御することで、鍋7の温度を均一化させて加熱
ムラを解消することができる。この場合は、インバータ
回路14からの高周波電流を二つの誘導加熱コイル8,
10に交互に流れるように回路構成することが前提要件
である。
【0031】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0032】この発明に係る誘導加熱調理器は、商用交
流電源を直流に変換する交直流変換回路と、交直流変換
回路の直流電流を高周波電流に変換するインバータ回路
と、インバータ回路の高周波電流が供給されることで高
周波磁界を発生して鍋を誘導加熱する誘導加熱コイルと
を備えた誘導加熱調理器において、第1の誘導加熱コイ
ルを設け、第1の誘導加熱コイルの外周部に第2の誘導
加熱コイルを設け、各誘導加熱コイルへ流れる電流を制
御する通電制御手段を設け、これら二つの誘導加熱コイ
ルに流れる電流を検出する電流検出器を設け、電流検出
器の検出電流に基づいて鍋の大きさを判別する鍋サイズ
判別手段を設け、鍋サイズ判別手段の判別結果に基づい
てインバータ回路および通電制御手段を制御するように
したので、プレート上に載置される鍋の径サイズを精度
良く判別して、小径鍋を誘導加熱する際に第2の誘導加
熱コイルから発生する高周波磁界の漏れを防止し、しか
も鍋の径サイズに対応した加熱電力を確保して、適切な
加熱調理を実現することができる。
【0033】また、鍋サイズ判別手段は通電制御手段に
より第1の誘導加熱コイルと第2の誘導加熱コイルとに
インバータ回路の出力電流を交互に或いは同時に通電さ
せ、電流検出器が二つの誘導加熱コイルに電流が流れて
いることを検出した場合には標準径鍋であると判別し、
第1の誘導加熱コイルのみに電流が流れていることを検
出した場合には小径鍋であると判別するようにしたの
で、使用される鍋サイズを正確に判別でき、誘導加熱コ
イルの高周波磁界の漏れを防止して適切な加熱電力を鍋
に与えることができる。
【0034】また、商用交流電源を直流に変換する交直
流変換回路と、交直流変換回路の直流電流を高周波電流
に変換するインバータ回路と、インバータ回路の高周波
電流が供給されることで高周波磁界を発生して鍋を誘導
加熱する誘導加熱コイルとを備えた誘導加熱調理器にお
いて、第1の誘導加熱コイルを設け、第1の誘導加熱コ
イルの外周部に第2の誘導加熱コイルを設け、各誘導加
熱コイルへ流れる電流を制御する通電制御手段を設け、
第1の誘導加熱コイルの中心部および二つの誘導加熱コ
イルの間に位置して設けられた鍋の温度を検出する温度
検出器を設け、温度検出器の検出温度に基づいて鍋の大
きさを判別する鍋サイズ判別手段を設け、鍋サイズ判別
手段の判別結果に基づいてインバータ回路および通電制
御手段を制御するようにしたので、高周波磁界の漏れを
防止でき、鍋の径サイズに対応した加熱電力を得て適切
な加熱調理を行なうことができる。また、鍋の温度分布
を計測してその結果に基づいて二つの誘導加熱コイルに
流れる高周波電流を制御し、かつ通電制御手段の通電切
換を制御して鍋の温度を均一化させて加熱ムラを解消す
ることができる。
【0035】また、鍋サイズ判別手段は通電制御手段に
より第1の誘導加熱コイルと第2の誘導加熱コイルとに
インバータ回路の出力電流を交互に或いは同時に通電さ
せ、温度検出器で第1の誘導加熱コイルの中心部の温度
と二つの誘導加熱コイルの間の位置の温度とが所定値以
上であることを検出した場合には標準径鍋であると判別
し、第1の誘導加熱コイルの中心部の温度のみが所定値
以上であることを検出した場合には小径鍋であると判別
するようにしたので、鍋の径サイズを正確に判別でき、
誘導加熱コイルの高周波磁界の漏れを防止し、適切な加
熱電力を鍋に与えることができる。
【0036】また、誘導加熱コイルの上面に鍋を載置す
るプレートが設けられ、このプレートの下面に第1の誘
導加熱コイルの中心部と二つの誘導加熱コイルの間に位
置して凹部を形成し、凹部内に温度検出器を配置するよ
うにしたので、鍋の温度をプレートを介して第1の温度
検出器や第2の温度検出器で迅速に検出することができ
る。したがって、鍋サイズ判別手段は双方の温度検出器
の検出温度に基づいて、鍋のサイズを速やかに判別する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の誘導加熱調理器に係る実施の形態
1および実施の形態2の回路構成図を示す。
【図2】 実施の形態1に係る誘導加熱調理器の動作を
示すフローチャート図である。
【図3】 実施の形態3の誘導加熱調理器の回路構成図
を示す。
【図4】 実施の形態3の誘導加熱調理器の要部の側面
断面図を示す。
【図5】 実施の形態3に係る誘導加熱調理器の動作を
示すフローチャート図である。
【図6】 従来の誘導加熱調理器の回路構成図を示す。
【符号の説明】
1 誘導加熱コイル、2 鍋、3 プレート、4 共振
コンデンサ、5 インバータ回路、6 制御回路、7
鍋、8 第1の誘導加熱コイル、9 プレート、10
第2の誘導加熱コイル、11 第1の共振コンデンサ、
12 第2の共振コンデンサ、13 通電制御手段、1
4 インバータ回路、15 電流検出器、16 制御回
路、17 鍋サイズ判別手段、18 第1の温度検出
器、19第2の温度検出器、20 通電制御手段、21
鍋サイズ判別手段、22 第1の凹部、23 第2の
凹部。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年2月13日(2003.2.1
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る誘導加熱
調理器は、商用交流電源を直流に変換する交直流変換回
路と、交直流変換回路の直流電流を高周波電流に変換す
るインバータ回路と、インバータ回路の高周波電流が供
給されることで高周波磁界を発生して鍋を誘導加熱する
誘導加熱コイルとを備えた誘導加熱調理器において、第
1の誘導加熱コイルを設け、第1の誘導加熱コイルの外
周部に第2の誘導加熱コイルを設け、各誘導加熱コイル
へ流れる高周波電流を制御する通電制御手段を設け、こ
れら二つの誘導加熱コイルに流れる高周波電流を検出す
る電流検出器を設け、電流検出器の検出電流に基づいて
鍋の大きさを判別する鍋サイズ判別手段を設けたもので
ある。また、商用交流電源を直流に変換する交直流変換
回路と、交直流変換回路の直流電流を高周波電流に変換
するインバータ回路と、インバータ回路の高周波電流が
供給されることで高周波磁界を発生して鍋を誘導加熱す
る誘導加熱コイルとを備えた誘導加熱調理器において、
第1の誘導加熱コイルを設け、第1の誘導加熱コイルの
外周部に第2の誘導加熱コイルを設け、各誘導加熱コイ
ルへ流れる高周波電流を制御する通電制御手段を設け、
これら二つの誘導加熱コイルに流れる高周波電流を検出
する電流検出器を設け、電流検出器の検出電流に基づい
て鍋の大きさを判別する鍋サイズ判別手段を設け、鍋サ
イズ判別手段の判別結果に基づいてインバータ回路およ
び通電制御手段を制御するようにしたものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】また、商用交流電源を直流に変換する交直
流変換回路と、交直流変換回路の直流電流を高周波電流
に変換するインバータ回路と、インバータ回路の高周波
電流が供給されることで高周波磁界を発生して鍋を誘導
加熱する誘導加熱コイルとを備えた誘導加熱調理器にお
いて、第1の誘導加熱コイルを設け、第1の誘導加熱コ
イルの外周部に第2の誘導加熱コイルを設け、各誘導加
熱コイルへ流れる高周波電流を制御する通電制御手段を
設け、第1の誘導加熱コイルの中心部および二つの誘導
加熱コイルの間に位置して設けられた鍋の温度を検出す
る温度検出器を設け、温度検出器の検出温度に基づいて
鍋の大きさを判別する鍋サイズ判別手段を設けたもので
ある。また、商用交流電源を直流に変換する交直流変換
回路と、交直流変換回路の直流電流を高周波電流に変換
するインバータ回路と、インバータ回路の高周波電流が
供給されることで高周波磁界を発生して鍋を誘導加熱す
る誘導加熱コイルとを備えた誘導加熱調理器において、
第1の誘導加熱コイルを設け、第1の誘導加熱コイルの
外周部に第2の誘導加熱コイルを設け、各誘導加熱コイ
ルへ流れる高周波電流を制御する通電制御手段を設け、
第1の誘導加熱コイルの中心部および二つの誘導加熱コ
イルの間に位置して設けられた鍋の温度を検出する温度
検出器を設け、温度検出器の検出温度に基づいて鍋の大
きさを判別する鍋サイズ判別手段を設け、鍋サイズ判別
手段の判別結果に基づいてインバータ回路および通電制
御手段を制御するようにしたものである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用交流電源を直流に変換する交直流変
    換回路と、この交直流変換回路の直流電流を高周波電流
    に変換するインバータ回路と、このインバータ回路の高
    周波電流が供給されることで高周波磁界を発生して鍋を
    誘導加熱する誘導加熱コイルとを備えた誘導加熱調理器
    において、第1の誘導加熱コイルと、この第1の誘導加
    熱コイルの外周部に設けられる第2の誘導加熱コイル
    と、各誘導加熱コイルへ流れる高周波電流を制御する通
    電制御手段と、これら二つの誘導加熱コイルに流れる高
    周波電流を検出する電流検出器と、この電流検出器の検
    出電流に基づいて鍋の大きさを判別する鍋サイズ判別手
    段とを備え、この鍋サイズ判別手段の判別結果に基づい
    てインバータ回路および通電制御手段を制御するように
    したことを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 【請求項2】 前記鍋サイズ判別手段は、前記通電制御
    手段により前記第1の誘導加熱コイルと第2の誘導加熱
    コイルとに前記インバータ回路の出力電流を交互に或い
    は同時に通電させ、前記電流検出器が二つの誘導加熱コ
    イルに高周波電流が流れていることを検出した場合には
    標準径鍋であると判別し、第1の誘導加熱コイルのみに
    高周波電流が流れていることを検出した場合には小径鍋
    であると判別するようにしたことを請求項1記載の誘導
    加熱調理器。
  3. 【請求項3】 商用交流電源を直流に変換する交直流変
    換回路と、この交直流変換回路の直流電流を高周波電流
    に変換するインバータ回路と、このインバータ回路の高
    周波電流が供給されることで高周波磁界を発生して鍋を
    誘導加熱する誘導加熱コイルとを備えた誘導加熱調理器
    において、第1の誘導加熱コイルと、この第1の誘導加
    熱コイルの外周部に設けられる第2の誘導加熱コイル
    と、各誘導加熱コイルへ流れる高周波電流を制御する通
    電制御手段と、第1の誘導加熱コイルの中心部および二
    つの誘導加熱コイルの間に位置して設けられた鍋の温度
    を検出する温度検出器と、この温度検出器の検出温度に
    基づいて鍋の大きさを判別する鍋サイズ判別手段とを備
    え、この鍋サイズ判別手段の判別結果に基づいてインバ
    ータ回路および通電制御手段を制御するようにしたこと
    を特徴とする誘導加熱調理器。
  4. 【請求項4】 前記鍋サイズ判別手段は、前記通電制御
    手段により第1の誘導加熱コイルと第2の誘導加熱コイ
    ルとに前記インバータ回路の出力電流を交互に或いは同
    時に通電させ、前記温度検出器で第1の誘導加熱コイル
    の中心部の温度と二つの誘導加熱コイルの間の位置の温
    度とが所定値以上であることを検出した場合には標準径
    鍋であると判別し、第1の誘導加熱コイルの中心部の温
    度のみ所定値以上であることを検出した場合には小径鍋
    であると判別するようにしたことを請求項3記載の誘導
    加熱調理器。
  5. 【請求項5】 前記誘導加熱コイルの上面に鍋を載置す
    るプレートが設けられ、このプレートの下面に第1の誘
    導加熱コイルの中心部と二つの誘導加熱コイルの間に位
    置して凹部を形成し、この凹部内に前記温度検出器を配
    置するようにしたことを特徴とする請求項3または請求
    項4記載の誘導加熱調理器。
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KR200465232Y1 (ko) 2012-06-28 2013-02-07 김민상 화구 크기 조절이 가능한 전기 레인지

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