JP2003246461A - 粉粒体受渡し装置 - Google Patents

粉粒体受渡し装置

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JP2003246461A
JP2003246461A JP2002047249A JP2002047249A JP2003246461A JP 2003246461 A JP2003246461 A JP 2003246461A JP 2002047249 A JP2002047249 A JP 2002047249A JP 2002047249 A JP2002047249 A JP 2002047249A JP 2003246461 A JP2003246461 A JP 2003246461A
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cylindrical drum
receiving
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JP2002047249A
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Takashi Ando
隆 安藤
Yoichi Kitajima
要市 北島
Toshiharu Tanaka
年春 田中
Hatsuo Murakami
初雄 村上
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MORIYA SHOKAI KK
T NET JAPAN CO Ltd
Mitsui Miike Machinery Co Ltd
Mitsui Miike Engineering Corp
T Net Japan Co Ltd
Original Assignee
MORIYA SHOKAI KK
T NET JAPAN CO Ltd
Mitsui Miike Machinery Co Ltd
Mitsui Miike Engineering Corp
T Net Japan Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えばダンプカーで運搬されてくる粉粒体を
貯留サイロまで移送させる際の粉粒体受渡し装置におい
て、従来では、受入ホッパーと移送装置とが上下に重合
する状態で設置されているので、装置全体の高さが高く
なっていた。 【解決手段】 粉粒体Xを受け入れる受入ホッパー1
と、該受入ホッパー内の粉粒体を投入し得る円筒ドラム
2と、円筒ドラム内に設置されていて該円筒ドラム内に
投入された粉粒体を円筒ドラム外に移送させる移送装置
4とを有し、受入ホッパー1は、揺動装置5により、円
筒ドラム2の水平横方向の粉粒体受入位置と、円筒ドラ
ム上方の粉粒体投入位置との間で上下に揺動せしめ得る
ようにしていることにより、受入ホッパー1が粉粒体受
入位置にある状態では粉粒体受渡し装置全体の高さを低
くでき、それによって地下ピットの深さを浅くできた
り、ダンプカー進入用のスロープ台の高さを低くできる
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、ダンプカー等に
よって運搬されてきた粉粒体を受け入れて目的場所(例
えば粉粒体貯留用のサイロ)に受渡すための粉粒体受渡
し装置に関するものである。尚、本願発明の粉粒体受渡
し装置は、粉粒体として、例えば火力発電所で使用され
る石炭や、生コンクリートプラントにおいて使用される
砂や、飼料製造用の穀類等が採用可能である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例え
ば、火力発電所においては、燃料として大量の石炭(本
願の粉粒体となる)を消費するが、石炭はサイロ内に貯
留しておき、該サイロ内から順次必要量づつ石炭を取り
出して消費する。そして、サイロ内には、その消費した
石炭量を石炭補給装置を介して順次補充するようになっ
ている。ところで、サイロの受入口は高所にあるので、
石炭を高所のサイロ受入口まで供給するのに、バケット
コンベアやベルトコンベア(あるいはチエンコンベア)
等が使用されているが、これらのコンベアは、石炭を順
次連続して搬送させ得るものの、一度に大量の石炭を搬
送することはできない。
【0003】他方、火力発電所で消費される石炭は、ダ
ンプカーで搬送されてくるが、ダンプカー1台分の石炭
量はかなり大量である(車種にもよるが1車当たり10
〜20トン程度が積載されている)ので、その全量を一
度にコンベア上に供給することができない。従って、ダ
ンプカーで搬送された石炭は、一旦受入ホッパーに受け
入れた後、該受入ホッパーから徐々に(適宜少量づつ)
コンベア上に移載するようにしている。
【0004】ところで、火力発電所におけるサイロへの
石炭補給装置として、従来から図8及び図9(第1従来
例)に示すようなものがある。この図8及び図9に示す
第1従来例の石炭補給装置は、地下に大きな容積のピッ
トPを形成し、その地下ピットP内に、ダンプカーDで
搬送されてくる石炭を一時的に受け入れる受入ホッパー
11と、該受入ホッパー11内の石炭Xを所定少量づつ
搬出する搬出コンベア(チエンコンベアやベルトコンベ
ア)12と、該搬出コンベア12の終端部から石炭Xa
を受け取って地上の所定高さまで上送りする上送りコン
ベア(バケットコンベア)13とを設置するとともに、
該上送りコンベア13の上端部から排出される石炭Xb
を受け取ってサイロの受入口まで搬送するコンベア14
を有している。
【0005】受入ホッパー11は、少なくとも1台のダ
ンプカーDに満載される石炭量を収容し得るかなり大容
積のものが使用される。この受入ホッパー11には、上
面部分に受入口1aがあり、底部に排出口1bがある。
又、受入ホッパー11の排出口11bは、その下に設置
される搬出コンベア12の幅より狭くする必要があるこ
とから、受入ホッパー11の下半部は図9に示すように
先細状に傾斜させており、従って受入ホッパー11内の
必要容積を確保するために、該受入ホッパー11の全体
深さが深くなっている(例えば3〜4メートルの深さに
なる)。そして、この受入ホッパー11は、地下ピット
P内に上面(受入口11a)が地面Gとほぼ同高さにな
る状態で固定的に取付けられている。
【0006】受入ホッパー11内の石炭Xを搬出する搬
出コンベア12は、受入ホッパー11の排出口11bの
下方に設置されている。又、この搬出コンベア12は、
所定高さの支持台15で支持されている。
【0007】そして、図8及び図9に示す第1従来例の
石炭補給装置では、ダンプカーDの荷台から石炭(全
量)を受入ホッパー11内に落とし込むと、該受入ホッ
パー11内の石炭Xが排出口11bから搬出コンベア1
2上に乗り、該搬出コンベア12上に乗った石炭が搬出
コンベア12で搬送されて、コンベア終端部から石炭X
aが順次上送りコンベア13の各バケット13a内に受
け渡され、そのバケット13a内の石炭が上送りコンベ
ア13の上端部13bから符号Xbで示すように別のコ
ンベア14上に排出され、続いて該コンベア14上の石
炭がサイロ受入口まで搬送されて、サイロ内に投入され
るようになっている。
【0008】ところで、この図8及び図9に示す第1従
来例の石炭補給装置では、受入ホッパー11が地下ピッ
トP内に固定され、且つ該受入ホッパー11の排出口1
1bの下方に搬出コンベア12と該搬出コンベア12を
支持する支持台15とが上下に重合する状態で設置され
ているので、受入ホッパー設置部分のピット深さH
1(地面Gからピット底面Paまでの距離)を大きくす
る必要があった。即ち、火力発電所における石炭補給装
置では、受入ホッパー設置部分のピット深さH1が7メ
ートル程度になることがある。
【0009】又、上送りコンベア13には、バケットコ
ンベアを鉛直姿勢に設置したものが採用されているが、
このように上送コンベア13を鉛直姿勢に設置したもの
では、地下ピットPの掘削平面積は小さくできるもの
の、上送りコンベア(バケットコンベア)13の下端部
13cは、搬出コンベア12の終端部高さよりかなり低
位置に設置する必要があり、従って上送りコンベア13
を設置するための地下ピット部分の深さH2を受入ホッ
パーの設置部分の深さH1よりさらに深く(H2=9メー
トル程度)まで掘削する必要がある。
【0010】ところで、地下ピットPの深さが深く(図
8のものでは最大深さH2=9メートル程度)なると、
その地下ピットPの構築工事に多大のコストがかかる。
即ち、地下ピットPの工事コストは一般に深さの3乗に
比例して高くなるといわれている。又、地下ピットPが
深くなると、地下水の処理が必要となるとともに、空気
の入れ替えが不十分になってピット底部付近では酸欠に
なり易いので換気対策が必要となる等の問題点を有す
る。
【0011】又、図8及び図9に示す第1従来例の粉粒
体受渡し装置(受入ホッパー11と搬出コンベア12)
では、受入ホッパー11の排出口11bと搬出コンベア
12との間には間隔を設ける必要があることから、例え
ばダンプカーDから受入ホッパー11内に石炭Xを投入
した際に発生する粉塵が受入ホッパー11の排出口11
bと搬出コンベア12との隙間から周囲に飛散し、その
清掃作業が面倒となるという問題もあった。
【0012】他方、図8及び図9に示す粉粒体受渡し装
置(受入ホッパー11と搬出コンベア12)を、図10
に示す第2従来例のように地上に設置することが考えら
れるが、この場合、受入ホッパー11と搬出コンベア1
2と支持台15とが上下に重合した状態で設置される。
このように、粉粒体受渡し装置を上下重合状態で設置す
ると、地面Gから受入ホッパー11の上面(受入口11
a)までの高さH3が高くなる。即ち、図10に示すよ
うに、図8及び図9の粉粒体受渡し装置をそのまま地上
に設置すると、地面Gから受入ホッパー11の上面まで
の高さH3が約7メートルになる。このように、受入ホ
ッパー11の上面高さが高くなると、ダンプカーD(荷
台高さ)を受入ホッパー11の上面高さ(受入口11
a)より上方位置まで進入させるために大掛かりなスロ
ープ台Sが必要となる。従って、該スロープ台Sの建造
費が高くつくとともに、スロープ台Sの終端高さが高く
なるとスロープ台Sの全長を長くする必要があり、その
分、スロープ台S用に大きな(又は長い)敷地面積が必
要となるという問題があった。
【0013】このように、図8及び図9に示す第1従来
例の地下ピットPの深さが深くなる点、及び図10の第
2従来例のスロープ台Sが大掛かりとなる点は、いずれ
も受入ホッパー11と搬出コンベア12と支持台15と
が上下重合状態で固定されていることに起因するもので
ある。
【0014】本願発明は、上記した従来の問題点に鑑
み、粉粒体受渡し装置を地下に設置するものでは地下ピ
ットの深さを浅くでき、粉粒体受渡し装置を地上に設置
するものではスロープ台の高さを低くできるようにする
を目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記課題を
解決するための手段として次の構成を有している。尚、
本願発明は、例えばダンプカーによって運搬される粉粒
体を受け入れて目的場所(例えば粉粒体貯留用のサイ
ロ)に受渡すのに使用される粉粒体受渡し装置を対象に
している。又、本願発明の粉粒体受渡し装置で扱う粉粒
体としては、例えば火力発電所で使用される石炭や、生
コンクリートプラントにおいて使用される砂や、飼料製
造用の穀類等が採用可能である。
【0016】本願請求項1の発明 本願請求項1の発明の粉粒体受渡し装置は、粉粒体を受
け入れる受入ホッパーと、該受入ホッパー内の粉粒体を
導入し得る円筒ドラムと、該円筒ドラム内に導入された
粉粒体を円筒ドラム外に移送させる移送装置とを有して
いる。
【0017】受入ホッパーは、ダンプカー1台分(例え
ば10〜20トン積み)に積載される粉粒体の全量を一
度に受け入れ得る容積を有している。又、この受入ホッ
パーは、上面部分に粉粒体の受入口を有し、底部が閉塞
され、1つの側面部分に排出口を設けている。
【0018】円筒ドラムは、支持装置により、横向き姿
勢で且つ円筒ドラムの軸線を中心にして回動可能に支持
されている。
【0019】円筒ドラム内の粉粒体を移送させる移送装
置は、該円筒ドラム内に設置されている。この移送装置
としては、チエンコンベアやベルトコンベアやスクリュ
ー軸(円筒ドラムとともにスクリューコンベアを構成す
る)が採用できる。尚、移送装置としてチエンコンベア
やベルトコンベアを採用したものでは、該コンベアが円
筒ドラムの回動に連動しないように独立した状態で設置
しておき、該円筒ドラムが回動しても該コンベアが定姿
勢を維持するようにしておく。
【0020】受入ホッパーは、その側面部分の排出口が
円筒ドラム内に連続する状態で該円筒ドラムと一体に結
合されている。そして、この受入ホッパーは、円筒ドラ
ムの軸線を中心にして上下に揺動可能となっている。
尚、受入ホッパーが上下に揺動するときには、円筒ドラ
ムも供回りする。
【0021】又、受入ホッパーは、揺動装置により、円
筒ドラムの水平横方向にあって粉粒体を受け入れ得る粉
粒体受入位置と、円筒ドラムの上方にあって受入ホッパ
ー内の粉粒体を自重で円筒ドラム内に投入し得る粉粒体
投入位置との間で上下に揺動せしめ得るようにしてい
る。
【0022】揺動装置は、受入ホッパーを上下に揺動さ
せ得るものであれば適宜のものが採用できる。この揺動
装置としては、例えばウインチ装置や伸縮シリンダ等が
採用可能である。
【0023】本願請求項1の粉粒体受渡し装置は、地下
ピットを形成してその地下ピット内に設置したり、ある
いは地下ピットを形成しないで直接地上に設置すること
ができるが、そのいずれの設置状態であっても、受入ホ
ッパーが粉粒体受入位置にあるときには、該受入ホッパ
ーが円筒ドラムの水平横方向にあるので、粉粒体受渡し
装置全体の高さが小さくなる。従って、この粉粒体受渡
し装置を地下ピット内に設置する場合には、該地下ピッ
トの掘削深さを浅くでき、又この粉粒体受渡し装置を地
上に設置する場合には、受入ホッパーが粉粒体受入位置
にある状態での受入ホッパーの上面(受入口)の高さを
低くできる。
【0024】本願請求項1の粉粒体受渡し装置は、次の
ように機能する。まず、受入ホッパーが円筒ドラムの水
平横方向である粉粒体受入位置にあるときには、受入ホ
ッパーの受入口が上向きに開口していて、該受入口から
ダンプカーに積載している粉粒体を受入ホッパー内に受
け入れ得るようになっている。そして、受入ホッパー内
に粉粒体を受け入れた後、揺動装置を作動させて受入ホ
ッパーを上方に所定角度(受入ホッパー内の粉粒体が自
重で排出口側に滑動する粉粒体投入位置)まで揺動させ
ると、受入ホッパー内の粉粒体が自重で排出口側に滑動
し、該粉粒体が順次排出口から円筒ドラム内に導入され
る。このとき、円筒ドラム内は全周が筒壁で囲われてい
るので、粉粒体が微粒子(粉塵)を含むもの(例えば石
炭)であっても、円筒ドラム内に導入された粉粒体から
の粉塵が円筒ドラム外に飛散するのを防止できる。
【0025】又、円筒ドラム内に粉粒体が導入される
と、該円筒ドラム内の粉粒体が移送装置で順次円筒ドラ
ム外に移送されていくとともに、その移送された量の粉
粒体が順次受入ホッパーの排出口から円筒ドラム内に導
入される。尚、受入ホッパーの傾動角度は、該受入ホッ
パー内の粉粒体の残量が少なくなるにつれて徐々に大き
くしていくとよい。又、移送装置によって円筒ドラム外
に移送された粉粒体は、別のコンベアによって目的場所
(例えば粉粒体貯留サイロ)まで搬送される。そして、
受入ホッパー内の粉粒体がなくなると、受入ホッパーを
揺動装置により元の粉粒体受入位置まで戻して、次の粉
粒体受け入れ準備をする。
【0026】本願請求項2の発明 本願請求項2の発明では、上記請求項1の粉粒体受渡し
装置において、粉粒体受入位置にある受入ホッパーの重
量を計量するロードセルを設けて、受入ホッパー内に受
け入れた粉粒体の重量を計量し得るようにしている。
【0027】即ち、受入ホッパーは、円筒ドラムの軸心
を中心にして揺動し得るようになっており、揺動装置に
よる受入ホッパーへの支持力を「0」にすると、受入ホ
ッパーが粉粒体受入位置(円筒ドラムの水平横方向位
置)において、受入ホッパー側の重量がロードセル上に
加わり、その計量値から受入ホッパー自体の重量を減算
することにより受入ホッパー内の粉粒体重量を計量する
ことができる。尚、ロードセルで計量した各回ごとの粉
粒体重量を、コンピュータで積算するようにすると、目
的場所(例えば粉粒体貯留サイロ)に供給される1日当
たり(あるいは時間当たり)の粉粒体供給量の管理に利
用できる。
【0028】
【発明の効果】本願各発明の粉粒体受渡し装置は、次の
ような効果がある。
【0029】本願請求項1の発明の効果 本願請求項1の粉粒体受渡し装置では、受入ホッパーが
粉粒体受入位置にあるときには該受入ホッパーが円筒ド
ラムの水平横方向に位置しており、且つ円筒ドラム内に
導入される粉粒体を移送する移送装置が該円筒ドラム内
に設置されているので、受入ホッパーが粉粒体受入位置
にあるときには、この粉粒体受渡し装置全体(受入ホッ
パーと円筒ドラムと移送装置)の高さが小さくなる。
【0030】従って、この請求項1の粉粒体受渡し装置
では、地下ピット内に設置する場合には、該地下ピット
の掘削深さを浅くでき、又この粉粒体受渡し装置を地上
に設置する場合には、受入ホッパーが粉粒体受入位置に
ある状態での受入ホッパーの上面(受入口)の高さを低
くできるという効果がある。尚、粉粒体受渡し装置を地
下ピットに設置する場合において、地下ピットの掘削深
さを浅くできると、該地下ピットの構築コストを安価に
でき、且つ地下水(湧き水)の量が少なくなって地下水
処理のための設備コストを軽減でき、さらにピット底部
付近の酸欠問題を解消(又は緩和)できる。又、粉粒体
受渡し装置を地上に設置する場合において、受入ホッパ
ーの上面(受入口)の高さを低くできると、該受入ホッ
パー内への粉粒体受入高さが低くなって、例えばダンプ
カー進入用のスロープ台を低くできる(スロープ台の建
造費を低減できるとともに、スロープ台用の敷地面積を
小さくできる)。
【0031】又、受入ホッパー内の粉粒体は、円筒ドラ
ム内(筒壁で囲われている)に導入されるので、該受入
ホッパーから粉粒体を円筒ドラム内に導入した際に発生
する粉粒体中の粉塵が周囲に飛散することがなく、受入
ホッパーの排出口付近(円筒ドラムの周囲)を粉塵で汚
さなくなるという効果がある。
【0032】本願請求項2の発明の効果 本願請求項2の発明では、上記請求項1の粉粒体受渡し
装置において、粉粒体受入位置にある受入ホッパーの重
量を計量するロードセルを設けて、受入ホッパー内に受
け入れた粉粒体の重量を計量し得るようにしている。
【0033】従って、この請求項2では、上記請求項1
の効果に加えて、ダンプカーで運搬されてくる粉粒体の
量を毎回トラックスケールで計量しなくても正確に管理
できるという効果がある。
【0034】
【発明の実施の形態】図1〜図7を参照して本願実施形
態の粉粒体受渡し装置を説明すると、図1〜図5には粉
粒体受渡し装置を地下ピットPに設置した場合の実施形
態(第1実施形態)を示し、図6及び図7にはそれぞれ
粉粒体受渡し装置を地上に設置した場合の実施形態(第
2実施形態、第3実施形態)を示している。尚、この各
実施形態では、取り扱う粉粒体として、例えば火力発電
所で使用される石炭を採用しているが、他の実施形態で
は、粉粒体としては生コンクリートプラントにおいて使
用される砂や、飼料製造用の穀類等が採用可能である。
【0035】第1実施形態 図1〜図5に示す第1実施形態の粉粒体受渡し装置は、
火力発電所における石炭補給装置の一部として使用して
いる。この石炭補給装置は、地下ピットP内に本願第1
実施形態の粉粒体受渡し装置(後で詳述する)を設置
し、該粉粒体受渡し装置から送り出される石炭Xa(図
3)を受け取って上送りコンベア(バケットコンベア)
13で地上の所定高さまで上送りした後、該上送りコン
ベア13の上端部から排出される石炭Xb(図3)を別
のコンベア14で受け取ってサイロの受入口まで搬送す
るようになっている。尚、本願の各実施形態では、粉粒
体として石炭を取り扱うようにしているが、以下の説明
ではこの石炭も粉粒体と称する。
【0036】この第1実施形態の粉粒体受渡し装置は、
ダンプカーD(図2)で運搬されてきた粉粒体を受け入
れる受入ホッパー1と、該受入ホッパー1内の粉粒体X
を導入し得る円筒ドラム2と、該円筒ドラム2内に導入
された粉粒体を円筒ドラム2外に移送させる移送装置4
とを有している。
【0037】受入ホッパー1は、底部1cが閉塞された
箱型で、ダンプカー1台分(例えば10〜20トン積
み)に積載される粉粒体の全量を一度に受け入れ得る容
積を有している。又、この受入ホッパー1は、上面部分
に粉粒体の受入口1aを有し、1つの側面部分に排出口
1bを設けている。排出口1b部分の上部は、適宜幅の
蓋1d(図2)が設けられており、後述するように受入
ホッパー1を傾動させたときに、受入ホッパー1内の粉
粒体が受入口1aから零れ出さないようにしている。こ
の実施形態の受入ホッパー1は、長さが4m、幅が3
m、高さが2.5m程度の大きさを有し、内部に15m
3程度の有効受け入れ能力を有している。尚、この受入
ホッパー1の大きさは、一例であって適宜に設計変更で
きる。
【0038】円筒ドラム2は、筒壁21の両端寄り外面
の2箇所にそれぞれ軸受け面となる外胴23,23を取
付けている。この円筒ドラム2は、内径(筒壁21の内
径)が1.2m程度で、長さが4〜5m程度の大きさを
有している。尚、この円筒ドラム2の大きさも適宜に設
計変更できる。
【0039】この円筒ドラム2は、支持装置3,3によ
り、横向き姿勢で且つ円筒ドラム2の軸線Q(図2、図
4、図5)を中心にして回動可能に支持されている。即
ち、各支持装置3,3は、図4に示すように、台板31
上に円筒ドラム2の外胴23を左右及び下面から支持す
る支持アーム32,32を設け、該各支持アーム32,
32に設けた各ローラ33,33を円筒ドラム2の外胴
23に接触させることにより、該円筒ドラム2を上記軸
線Qを中心にして回動可能に支持している。
【0040】円筒ドラム2の筒壁21には、受入ホッパ
ー1の内幅とほぼ同幅の細長い開口22が形成されてい
る。そして、受入ホッパー1と円筒ドラム2とは、受入
ホッパー1側の排出口1bを円筒ドラム2側の開口22
に接続させた状態で、一体的に結合(溶接)している。
従って、受入ホッパー1は、円筒ドラム2の軸線Qを中
心にして上下に揺動し得るようになっている。
【0041】円筒ドラム2の長さ方向両端部には、図3
に示すように、それぞれ短小長さの筒体25,25がシ
ール材26,26を介して接続されている。この各筒体
25,25は、円筒ドラム2と同径で且つ同心状に取付
けられている。又、この各筒体25,25は、それぞれ
台板31上に固定されている。
【0042】円筒ドラム2内には、該円筒ドラム2内に
導入された粉粒体Xを円筒ドラム2外に移送させるため
の移送装置4が設けられている。この移送装置4は、こ
の第1実施形態ではベルトコンベア41が採用されてい
る。このベルトコンベア41は、支持枠42で支持され
ている。又、支持枠42は、上記各筒体25,25部分
に固定されている。尚、この第1実施形態の移送装置4
としては、ベルトコンベアに代えてチエンコンベアを採
用することもできる。
【0043】支持枠42には、図4に拡大図示するよう
に、ベルトコンベア41の上面側走行部の左右各側に、
受入ホッパー1側から円筒ドラム2内に投入された粉粒
体Xがベルトコンベア41上から零れ落ちないようにす
るためのガード板43,43が設けられている。この各
ガード板43,43の先端部には、円筒ドラム2の筒壁
21内面に摺接するシール材44,44が取付けられて
いる。この左右のガード板43,43及びシール材4
4,44は、円筒ドラム2の筒壁21の全長に亘って設
けられており、従って、円筒ドラム2の開口22から該
円筒ドラム2内に投入される粉粒体Xは、ガード板4
3,43の下方に落ち込むことがない。又、この実施形
態では、上記各ガード板43,43のシール材44,4
4の下方に、それぞれもう1つのシール材45,45を
筒壁21内面に摺接させて、2重にシールしている。
【0044】尚、移送装置4(ベルトコンベア41、支
持枠42、各ガード板43,43等)は、円筒ドラム2
の回動に連動しないように独立した状態で設置してお
り、該円筒ドラム2が回動しても移送装置4が定姿勢を
維持するようにしいる。。
【0045】受入ホッパー1は、揺動装置5により、上
下に揺動せしめ得るようになっている。この第1実施形
態の揺動装置5は、電動ウインチ51を使用し、電動ウ
インチ51から繰り出したワイヤーロープ52を、支柱
50の上端部に取付けた滑車53と受入ホッパー1側に
取付けた滑車54とに巻掛けて構成している。そして、
図2に示すように、ワイヤーロープ52をテンションが
かからなくなるまで繰り出させると、受入ホッパー1の
自重によって該受入ホッパー1が円筒ドラム2の水平横
方向位置(粉粒体受入位置)まで下動する。又、電動ウ
インチ51でワイヤーロープ52を巻上げると、受入ホ
ッパー1が徐々に引き上げられて、最終的に図5に示す
位置(粉粒体投入位置)まで変位するようになってい
る。尚、受入ホッパー1は、図2に示す粉粒体受入位置
にある状態から、例えば角度30°程度上方に傾動した
時点から受入ホッパー1内の粉粒体の滑動が始まり、受
入ホッパー1の傾動角度が大きくなるほど円筒ドラム2
内への粉粒体導入量が多くなる。そして、受入ホッパー
1内の粉粒体を円筒ドラム2内に投入する際には、円筒
ドラム2内の移送装置4の搬送能力に応じて受入ホッパ
ー1の傾動角度を徐々に大きくしていくようにするとよ
い。
【0046】又、この第1実施形態の粉粒体受渡し装置
には、図2に示すように、地下ピットPの底部Paに粉
粒体受入位置にある受入ホッパー1の重量を計量するロ
ードセル8を設けて、受入ホッパー1内に受け入れた粉
粒体の重量を計量し得るようにしている。即ち、揺動装
置5による受入ホッパー1への支持力(ワイヤーロープ
52の張力)を「0」にすると、受入ホッパー1側の重
量で該受入ホッパー1を下方に旋回させる作用が働き、
その受入ホッパー1側の下方旋回力(荷重)をロードセ
ル8で計量する。実際には、ロードセル8で計量した数
値から、受入ホッパー1自体の重量分を減算すること
で、受入ホッパー1内の粉粒体重量を計量する。
【0047】このように、ロードセル8で受入ホッパー
1内の粉粒体重量を計量し得るようにすると、ダンプカ
ーDで搬送されてくる毎回の粉粒体重量をトラックスケ
ールで計量する必要がない。又、ロードセル8で計量し
た各回ごとの粉粒体重量をコンピュータで積算するよう
にすると、例えば目的場所(例えば粉粒体貯留サイロ)
に供給される1日当たり(あるいは時間当たり)の粉粒
体供給量を正確に管理できるという利点もある。
【0048】この第1実施形態の粉粒体受渡し装置は、
地下ピットP内に設置しているが、図2及び図3に示す
ように、移送装置4が円筒ドラム2内に設置されてお
り、且つ受入ホッパー1が粉粒体受入位置にあるときに
は、該受入ホッパー1が円筒ドラム2の水平横方向にあ
るので、粉粒体受渡し装置全体(受入ホッパー1と円筒
ドラム2と移送装置4)の高さが小さくなる。従って、
この粉粒体受渡し装置を地下ピットP内に設置する場合
には、該地下ピットPの掘削深さH4を浅くできる。
尚、円筒ドラム2の設置部分のピット深さH4は2.5〜
3mでよく、又上送りコンベア13の設置部分のピット
深さH5(図3)は4〜4.5mでよい。
【0049】このように、地下ピットPの深さを浅くで
きると、該地下ピットPの構築コストを安価にでき、且
つ地下水(湧き水)の量が少なくなって地下水処理のた
めの設備コストを軽減でき、さらにピット底部付近の酸
欠問題を解消(又は緩和)できる。
【0050】図1〜図5に示す第1実施形態の粉粒体受
渡し装置は、次のように機能する。受入ホッパー1を粉
粒体受入位置に位置させた状態では、図2に示すように
受入ホッパー1の受入口1aが地面Gの近傍高さに位置
しており、従ってダンプカーDに積載している粉粒体は
地面G上からホッパー受入口1a内に投入できる。又、
受入ホッパー1を粉粒体受入位置に位置させた状態で
は、揺動装置5による受入ホッパー1への支持力は
「0」であり、該受入ホッパー1の下面がロードセル8
上に載っている。
【0051】そして、図2に示すように、ダンプカーD
の荷台を傾動させて、該荷台内の粉粒体を一気に受入ホ
ッパー1内に投入する。すると、その受入ホッパー1の
重量増加分をロードセル8が検出して、受入ホッパー1
内への受け入れ1回分の粉粒体重量を計量できる。又、
ロードセル8による検出値は、毎回コンピュータで積算
するようにすると、粉粒体供給量の管理に利用できる。
尚、ダンプカーDは、粉粒体Xを受入ホッパー1内に投
入した後、その場所から退避させる。
【0052】続いて、揺動装置5の電動ウインチ51を
巻上げ操作して、受入ホッパー1を上方に傾動させてい
くと、受入ホッパー1内の粉粒体Xが自重で排出口1b
側に滑動していき、該粉粒体Xが徐々に排出口1bから
開口22を通って円筒ドラム2内に導入される。このと
き、円筒ドラム2内は全周が筒壁21で囲われているの
で、粉粒体Xからの粉塵が円筒ドラム2外に飛散しな
い。尚、受入ホッパー1は、電動ウインチ51の巻上げ
操作によって、徐々に上方に揺動していき、最終的には
図5に示す状態まで上動させることができる。この最終
上動状態では、受入ホッパー1内の粉粒体Xが完全円筒
ドラム2内に導入される。そして、受入ホッパー1内の
粉粒体が空になると、揺動装置5の電動ウインチ51を
巻下げ操作して、受入ホッパー1を元の粉粒体受入位置
まで戻して、次の粉粒体受け入れ準備をする。
【0053】円筒ドラム2内に導入された粉粒体は、移
送装置4のベルトコンベア41に乗って順次コンベア終
端41a側に移送され、該コンベア終端41aから符号
Xa(図3)で示すように上送りコンベア(バケットコ
ンベア)13の入口に落下して順次バケット13a内に
収容され、上送りコンベア13の上端部13bまで運ば
れた後、サイロ側に連続するコンベア14上に移乗し
て、順次サイロ内に投入される。
【0054】ところで、ダンプカーDで搬送されてくる
粉粒体の積載量は、1回ごと(あるいは車種ごと)に異
なるが、受入ホッパー1内に投入した時点でロードセル
8により1回分の粉粒体重量を計量できるので、ダンプ
カーDに積載されている粉粒体の重量をトラックスケー
ルで計量する必要がない。又、ロードセル8で計量した
粉粒体重量をコンピュータで積算するようにしておく
と、サイロ側への1日あたり(あるいは1時間当たり)
の供給量を正確に管理することができる。
【0055】第2実施形態 図6に示す第2実施形態では、粉粒体受渡し装置を地上
に設置している。尚、この第2実施形態において、受入
ホッパー1、円筒ドラム2、支持装置3、及び移送装置
4は、上記第1実施形態と同じものを使用している。
【0056】この第2実施形態では、受入ホッパー1を
上下に揺動させる揺動装置5として、油圧式の伸縮シリ
ンダ56(左右一対ある)を採用している。そして、該
伸縮シリンダ56を最縮小させた状態では、受入ホッパ
ー1が円筒ドラム2の水平横方向である粉粒体受入位置
にあり、該伸縮シリンダ56を伸長させることで、受入
ホッパー1を鎖線図示(符号1′)するように上方の粉
粒体投入位置に傾動させ得るようになっている。尚、伸
縮シリンダ56の最縮小状態では、ロードセル8を機能
させるために、該伸縮シリンダ56の支持力が受入ホッ
パー1に作用しないようにしておく。
【0057】この第2実施形態の粉粒体受渡し装置で
も、受入ホッパー1が粉粒体受入位置にある状態では、
受入ホッパー1が円筒ドラム2の水平横方向に位置して
いるので、受入ホッパー1の受入口1aの高さを低く抑
えることができる(地面Gから受入ホッパー1の受入口
1aまでの高さH6が3m以内となる)。
【0058】ところで、このように粉粒体受渡し装置を
地上に設置すると、受入ホッパー1の受入口1aにダン
プカーDからの粉粒体を投入するのに、地上にダンプカ
ー進入用のスロープ台Sを構築する必要があるが、上記
のように粉粒体受入位置にある受入ホッパー1の受入口
1aの高さH6が低くなると、スロープ台Sの高さも低
くできる。従って、スロープ台Sの建造費を安価にでき
るとともに、スロープ台Sの全長を短くできて、スロー
プ台S用の敷地面積が小さくなるという利点がある。
【0059】第3実施形態 図7に示す第3実施形態では、図6の場合と同様に、粉
粒体受渡し装置を地上に設置している。この第3実施形
態において、受入ホッパー1、円筒ドラム2、支持装置
3、及び揺動装置は、上記第2実施形態と同じものを使
用している。尚、この第3実施形態において、揺動装置
は図示していないが、図6のものと同様に伸縮シリンダ
を使用している。
【0060】この第3実施形態では、円筒ドラム2内に
設置されている移送装置4としてスクリュー軸46を採
用している。尚、スクリュー軸46は、円筒ドラム2と
その長さ方向の両端部に接続された筒体25,25に跨
がって設置されており、該スクリュー軸46と円筒ドラ
ム2と両筒体25,25とでスクリューコンベアを構成
している。
【0061】そして、この第3実施形態の粉粒体受渡し
装置では、受入ホッパー1が粉粒体受入位置(実線図示
位置)にある状態で、図示しないスロープ台上を進入さ
せたダンプカーから受入ホッパー1の受入口1aに粉粒
体を投入し、粉粒体入りの受入ホッパー1を図示しない
揺動装置で上方に傾動(鎖線図示する符号1′の状態)
させて受入ホッパー1内の粉粒体を円筒ドラム2内に導
入し、該円筒ドラム2内の粉粒体をスクリュー軸46で
順次後送し、その粉粒体を後側筒体25の終端付近から
下方に排出させるようになっている。
【0062】この第3実施形態の粉粒体受渡し装置で
も、受入ホッパー1が粉粒体受入位置(円筒ドラム2の
水平横方向位置)にある状態では、受入ホッパー1の受
入口1aを比較的低位置(例えば地上から3m以内)に
位置させることができ、ダンプカーからの粉粒体投入高
さを低くできる(スロープ台を低くできる)。
【0063】尚、この第3実施形態では、粉粒体受渡し
装置の終端部(後側筒体25)から排出される粉粒体を
別のスクリューコンベア16で斜め上方に搬送させるよ
うにしている。そして、該スクリューコンベア16の終
端部から排出された粉粒体を別のコンベア14でサイロ
受入口まで搬送するようにしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願第1実施形態の粉粒体受渡し装置の平面図
である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】図1のIII−III断面図である。
【図4】図1のIV−IV拡大断面図である。
【図5】図2からの作動状態変化図である。
【図6】本願第2実施形態の粉粒体受渡し装置の側面図
である。
【図7】本願第3実施形態の粉粒体受渡し装置の側面図
である。
【図8】第1従来例の粉粒体受渡し装置の概略図であ
る。
【図9】図8のIX−IX断面図である。
【図10】第2従来例の粉粒体受渡し装置の概略図であ
る。
【符号の説明】
1は受入ホッパー、1aは受入口、1bは排出口、2は
円筒ドラム、3は支持装置、4は移送装置、5は揺動装
置、8はロードセル、21は筒壁、22は開口、41は
ベルトコンベア、46はスクリュー軸、51は電動ウイ
ンチ、56は伸縮シリンダ、Xは粉粒体である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 隆 香川県高松市成合町930番地10 株式会社 ティーネットジャパン内 (72)発明者 北島 要市 香川県高松市成合町930番地10 株式会社 ティーネットジャパン内 (72)発明者 田中 年春 香川県高松市成合町930番地10 株式会社 ティーネットジャパン内 (72)発明者 村上 初雄 香川県高松市成合町930番地10 株式会社 ティーネットジャパン内 Fターム(参考) 3E070 AA02 AA19 AB11 DA01 GA01 GA11 RA02 RA30 VA03 WG01 WG02 3F075 AA08 BA01 BA04 BB01 CA03 CA06 CB01 CB14 CC01 CC09 CC21 DA19 3F076 AA08 CA02 CA04 CA07 DA01 DA20 DB01 DB06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面部分に粉粒体(X)を受け入れる受
    入口(1a)を設け且つ1つの側面部分に粉粒体の排出
    口(1b)を設けた受入ホッパー(1)と、該受入ホッ
    パー(1)の排出口(1b)が接続されていて該受入ホ
    ッパー(1)内の粉粒体(X)を導入し得る円筒ドラム
    (2)と、該円筒ドラム(2)内に設置されていて該円
    筒ドラム(2)内に導入された粉粒体(X)を円筒ドラ
    ム(2)外に移送させる移送装置(4)とを有し、 前記円筒ドラム(2)は、支持装置(3)により、横向
    き姿勢で且つ円筒ドラムの軸線(Q)を中心にして回動
    可能に支持されており、 前記受入ホッパー(1)は、前記円筒ドラム(2)と一
    体に結合されていて該円筒ドラム(2)の軸線(Q)を
    中心にして上下に揺動可能となっており、 前記受入ホッパー(1)は、揺動装置(5)により、前
    記円筒ドラム(2)の水平横方向にあって粉粒体(X)
    を受け入れ得る粉粒体受入位置と、前記円筒ドラム
    (2)の上方にあって受入ホッパー(1)内の粉粒体
    (X)を自重で円筒ドラム(2)内に導入させ得る粉粒
    体投入位置との間で上下に揺動せしめ得るようにしてい
    る、 ことを特徴とする粉粒体受渡し装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、粉粒体受入位置にあ
    る受入ホッパー(1)の重量を計量するロードセル
    (8)を設けて、受入ホッパー(1)内に受け入れた粉
    粒体(X)の重量を計量し得るようにした、 ことを特徴とする粉粒体受渡し装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006069680A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Shibuya Machinery Co Ltd 物品供給装置
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