JP2003243715A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. 波長400nm〜500nmの第１の可視光と紫外光とを発生する紫外可視励起光発生部と、前記紫外可視励起光発生部から発生する紫外可視光を励起光として照射することにより第２の可視発光を発生する蛍光膜を有する蛍光発光部とを備え、前記紫外可視励起光発生部からの第１の可視光と前記蛍光発光部からの第２の可視発光とを混色させることにより白色光を得る光源であって、前記蛍光発光部の蛍光膜は、次の組成式（１）で表わされる
   蛍光体組成式 (Ca_1-a-bSr_aEu_b)S:M_c …（１）
   但し、0≦a＜1.0、O＜b≦0.1、0 ＜c≦0.1であり、Mは、350〜500nmに励起
   エネルギの吸収を持つ添加元素である、
   赤色発光蛍光体を含むことを特徴とする白色光源。
2. 上記蛍光体組成式（１）中の添加元素Mは、Ce、Yb、Gd及びTmからなる希土類元素群の中から選ばれた少なくとも一つの元素であることを特徴とする請求項１記載の白色光源。
3. 上記蛍光体組成式（１）中のCa及びSrの少なくとも一方の元素は、その一部がZnで置換されていることを特徴とする請求項１もしくは２記載の白色光源。
4. 請求項３において、上記蛍光体組成式（１）中のCa及びSrの少なくとも一方の元素がZnで置換されている蛍光体は、次の組成式（２）で表わせる
   (Ca_1-a-b-dSr_aZn_dEu_b)S:M_c …（２）
   ただし、0.01≦d≦0.1
   であることを特徴とする白色光源。
5. 上記蛍光発光部の蛍光膜は、上記蛍光体組成式（１）もしくは（２）で表わされる赤色発光蛍光体と共に、Mgフロロゲルマネーと蛍光体を含有していることを特徴とする請求項１乃至４のいずれか一つに記載の白色光源。
6. 上記蛍光発光部の蛍光膜は、上記組成式（１）で表わされる赤色発光蛍光体と共に、Al₂O₃:Cr蛍光体を含有していることを特徴とする請求項１乃至５のいずれか一つに記載の白色光源。
7. 上記蛍光発光部の蛍光膜は、上記組成式（１）もしくは（２）で表わされる赤色発光蛍光体と共に、次の組成式（３）で表される
   (Y_1-a-bGd_aCe_b)₃(Al_1-cGa_c)₅O₁₂の …（３）
   ただし、0≦a≦1.0、O＜b≦0.1、0≦c≦1.0の範囲の値である、
   緑色発光蛍光体を重量比で４０〜８０％含有していることを特徴とする請求項１乃至６のいずれか一つに記載の白色光源。
8. 上記蛍光発光部の蛍光膜は、上記組成式（１）もしくは（２）で表わされる赤色発光蛍光体と共に、次の組成式（４）で表される
   (Y_1-a-bGd_aCe_b)₃(Al_1-cGa_c)₅O₁₂:K_d …（４）
   ただし、0≦a≦1.0、O＜b≦0.1、0≦c≦1.0の範囲の値であり、かつ、Kは
   不純物として重量比で0ppm≦d≦1000ppm含む、
   緑色発光蛍光体を重量比で４０〜８０％含有していることを特徴とする請求項１乃至７のいずれか一つに記載の白色光源。
9. 可視光を生じる蛍光発光部と前記蛍光発光部に設けられた蛍光膜に励起光を照射し可視光を発光させる励起光発生部とを備えた光源であって、前記励起光発生部を、青色発光放電ランプで構成し、前記蛍光発光部の蛍光膜を、請求項１乃至８のいずれか一つに記載された蛍光膜で構成し、かつ、前記蛍光膜は、赤色発光蛍光膜と緑色発光蛍光膜とが互いに分離し、隣接して形成されていることを特徴とする白色光源。
10. 可視光を生じる蛍光発光部と前記蛍光発光部に設けられた蛍光膜に励起光を照射し可視光を発光させる励起光発生部とを備えた光源を有する画像表示装置であって、前記光源を請求項１乃至８のいずれか一つに記載された白色光源で構成したことを特徴とする画像表示装置。
11. 画像表示パネルと、光源と、前記光源から照射される可視光を制御し前記画像表示パネルに画像を表示する制御手段とを備えた画像表示装置であって、前記光源は、赤色、緑色及び青色発光の発光強度の時間変化を、前記赤色、緑色及び青色のいずれか一つの発光色の発光強度の時間変化で制御できる制御手段を有していることを特徴とする請求項１０記載の画像表示装置。
12. 前記光源は、請求項９記載の白色光源で構成し、赤色、緑色及び青色発光の発光強度の時間変化を、前記白色光源の励起光発生部を構成する青色発光放電ランプの青色発光強度の時間変化で制御できる制御手段を有していることを特徴とする請求項１１記載の画像表示装置。