JP2003243471A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JP2003243471A
JP2003243471A JP2002038093A JP2002038093A JP2003243471A JP 2003243471 A JP2003243471 A JP 2003243471A JP 2002038093 A JP2002038093 A JP 2002038093A JP 2002038093 A JP2002038093 A JP 2002038093A JP 2003243471 A JP2003243471 A JP 2003243471A
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rotary
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bar
rotary chain
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JP2002038093A
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Toji Nakazawa
東治 中澤
Akira Sato
佐藤  明
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THK Co Ltd
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THK Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送物を昇降させるための機構を搬送物の下
方に配置することができ、しかも昇降中に搬送物の姿勢
が変化することのない搬送装置を提供する。 【解決手段】 第1の四節回転連鎖36及び第2の四節
回転連鎖37を、基部29と可動部27との間に設け
る。組み合わされた第1の四節回転連鎖36及び第2の
四節回転連鎖37によって可動部27を基部29に対し
て相対的に直線運動させる。このため、搬送物を昇降さ
せるための機構を搬送物の下方に配置することができ
る。また第1の四節回転連鎖36では、基部29に固定
されたリンクa1に相対するリンクc1が、基部29に
対して平行に動く。第2の四節回転連鎖37では、可動
部27が取り付けられるリンクc2が、第1の四節回転
連鎖36に固定されたリンクa2に対して平行に動く。
したがって、可動部27は常に基部29に対して平行に
動くことになり、昇降動作中に搬送物の姿勢が変化する
ことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体等の搬送物
を搬送するための搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ウェーハ等の半導体を製造する工程にお
いて、所定のエリアから所定のエリアまで半導体を搬送
する搬送装置が必要になる。
【0003】図11は搬送装置の一例を示す。作動テー
ブル2に載せられたウェーハ1は、XYZ3軸方向に移
動され、且つXY平面内での姿勢が変化される。搬送装
置は、作動テーブル2に取り付けられたXテーブル3を
X軸方向に移動させるX軸駆動機構4と、X軸駆動機構
4に取り付けられたZテーブル5をZ軸方向に昇降させ
るZ軸駆動機構6と、Z軸駆動機構6をXY平面内で旋
回させるθ軸駆動機構7と、θ軸駆動機構7に取り付け
られたYテーブル8をY軸方向に移動させるY軸駆動機
構9とで構成される。各軸駆動機構はそれぞれ内部にボ
ールねじを有し、ねじ軸を回転駆動することによってナ
ットに取り付けられたXテーブル3、Yテーブル8又は
Zテーブル5を直線運動させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図11
に示す搬送装置にあっては、Z軸駆動機構6のZテーブ
ル5が下降した場合、Z軸駆動機構6の上部がウェーハ
1の上方に残る。この残ったZ軸駆動機構6の上部から
ウェーハ1上に塵芥が落ちる可能性がある。たとえZ軸
駆動機構6の上部にカバーをかけたとしても、ウェーハ
1上に塵芥が落ちる可能性を完全になくすことはできな
い。
【0005】図12は搬送装置の他の例を示す。この搬
送装置は、作動テーブル10の上方にZ軸駆動機構20
が残らないように、作動テーブル10の下方に設けたZ
軸駆動機構20によって作動テーブル10を昇降させて
いる。搬送装置は、作動テーブル10に取り付けられた
Xテーブル11をX軸方向(この図ではθ軸駆動機構1
3が作動しているためY軸方向)に移動させるX軸駆動
機構12と、X軸駆動機構12をXY面内で旋回させる
θ軸駆動機構13と、θ軸駆動機構13に取り付けられ
た支持台14をZ軸方向に昇降させるZ軸駆動機構20
と、Z軸駆動機構20が取り付けられるYテーブル21
をY軸方向に移動させるY軸駆動機構22とで構成され
る。
【0006】Z軸駆動機構20は、Yテーブル21に回
転可能に支持される第1の揺動アーム18と、第1の揺
動アーム18の先端に回転可能に支持される第2の揺動
アーム16とを備える。第1の揺動アーム18、第2の
揺動アーム16及び支持台14の各関節には、それぞれ
第1の揺動アーム18をX軸回りに回転させる第1アー
ム用駆動モータ19、第2揺動アーム16をX軸回りに
回転させる第2揺動アーム用駆動モータ17、支持台1
4をX軸回りに回転させる支持台用駆動モータ15がそ
れぞれ設けられる。第1の揺動アーム18及び第2の揺
動アーム16が所定角度回転することによって支持台1
4がZ軸方向に昇降する。
【0007】支持台14がZ軸方向に昇降する際、作動
テーブル10からウェーハ1が落ちないように支持台1
4の姿勢を一定に保つ必要がある。この搬送装置では、
第1アーム用駆動モータ19、第2アーム用駆動モータ
17、及び支持台用駆動モータ15を設け、これらのモ
ータを複合的に制御することによって、支持台14の姿
勢を一定に保っている。しかしながら、このように複数
のモータを設けると、機構が複雑になったり、コストが
高くなったりする。また複数のモータを複合的に制御す
るのは、ソフトウェアの面でも困難が伴う。
【0008】そこで本発明は、搬送物を昇降させるため
の機構を搬送物の下方に配置することができ、しかも昇
降中に搬送物の姿勢が変化することがない搬送装置を提
供することを目的とする。
【0009】また本発明のさらに他の目的は、一つの駆
動源で搬送物を昇降させることができる搬送装置を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】以下、本発明について説
明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図
面の参照番号を括弧書きにて付記するが、それにより本
発明が図示の形態に限定されるものでない。
【0011】上記課題を解決するために、本発明者は、
相対するリンクの長さが等しい四節回転連鎖を2つ組み
合せて、搬送物を直線運動させた。
【0012】すなわち本発明は、基部(29)と、基部
(29)に固定されたリンク(a1)を有し、相対する
リンクの長さが実質的に等しい第1の四節回転連鎖(3
6)と、前記第1の四節回転連鎖(36)の前記固定さ
れたリンク(a1)に相対するリンク(c1)に固定さ
れたリンク(a2)を有し、相対するリンクの長さが実
質的に等しい第2の四節回転連鎖(37)と、前記第2
の四節回転連鎖(37)の、前記固定されたリンク(a
2)に相対するリンク(c2)に取り付けられる可動部
(27)と、を備え、前記可動部(27)が前記基部
(29)に対して相対的に直線運動することを特徴とす
る搬送装置により、上述した課題を解決する。
【0013】この発明によれば、第1の四節回転連鎖及
び第2の四節回転連鎖を基部と可動部との間に設け、組
み合わされた第1の四節回転連鎖及び第2の四節回転連
鎖によって可動部を基部に対して相対的に直線運動させ
ているので、搬送物を昇降させるための機構を搬送物の
下方に配置することができる。
【0014】また第1の四節回転連鎖では、基部に固定
されたリンクに相対するリンクが、基部に対して平行に
動く。第2の四節回転連鎖では、可動部が取り付けられ
るリンクが、第1の四節回転連鎖に固定されたリンクに
対して平行に動く。したがって、可動部は常に基部に対
して平行に動くことになり、昇降動作中に搬送物の姿勢
が変化することがない。
【0015】本発明の搬送装置はさらに、前記可動部
(27)が前記基部(29)に対して相対的に直線運動
するように、前記第1の四節回転連鎖(36)の前記固
定されたリンク(a1)の隣の回転リンク(b1)、及
び前記第2の四節回転連鎖(37)の前記固定されたリ
ンク(a2)の隣の回転リンク(b2)を連動させる連
動機構(61,72)と、前記第1の四節回転連鎖(3
6)の前記回転リンク(b1)、又は前記第2の四節回
転連鎖(37)の前記回転リンク(b2)のいずれか一
方のみを回転させる駆動源(62)とを備えてもよい。
【0016】この発明によれば、一つの駆動源で搬送物
を昇降させることができる。
【0017】本発明の搬送装置の好ましい一態様は、前
記連動機構(61)が、前記基部(29)に対する前記
第1の四節回転連鎖(36)の前記回転リンク(a1)
の回転中心線上に設けられ、前記基部(29)に固定さ
れる第1の車(63)と、前記第1の四節回転連鎖(3
6)に対する前記第2の四節回転連鎖(37)の前記回
転リンク(b2)の回転中心線上に設けられ、前記第2
の四節回転連鎖(37)の前記回転リンク(b2)に固
定される第2の車(64)と、前記第1の車(63)及
び第2の車(64)の間に掛け渡される巻き掛け媒介節
(65)とを備えることを特徴とする。
【0018】この発明によれば、第1の四節回転連鎖の
回転リンク、及び前記第2の四節回転連鎖の回転リンク
を連動させることができる。
【0019】本発明の搬送装置の好ましい一態様は、前
記第1の四節回転連鎖(36)の前記回転リンク(b
1)の長さと、前記第2の四節回転連鎖(37)の前記
回転リンク(b2)の長さとが実質的に等しく、前記第
1の車(63)の直径と前記第2の車(64)の直径と
の比が、実質的に2:1であることを特徴とする。
【0020】この発明によれば、第1の四節回転連鎖の
回転リンク、及び第2の四節回転連鎖の回転リンクを互
いに反対方向に等しい角度回転するので、可動部を固定
部に対して相対的に直線運動させることができる。
【0021】本発明の搬送装置の好ましい一態様は、前
記連動機構(72)が、前記第2の四節回転連鎖(3
7)に対する前記第1の四節回転連鎖(36)の前記回
転リンク(b1)の回転中心線上に設けられ、前記第1
の四節回転連鎖(36)の前記回転リンク(b1)に固
定される第1の歯車(73)と、前記第1の四節回転連
鎖(36)に対する前記第2の四節回転連鎖(37)の
前記回転リンク(b2)の回転中心線上に設けられ、前
記第2の四節回転連鎖(37)の前記回転リンク(b
2)に固定される第2の歯車(74)と、を備え、前記
第1の歯車(73)と前記第2の歯車(74)が噛み合
うことを特徴とする。
【0022】この発明によれば、第1の四節回転連鎖の
回転リンク、及び前記第2の四節回転連鎖の回転リンク
を連動させることができる。また連動機構に歯車を用い
ているので、連動機構の剛性を高めることができる。
【0023】本発明の搬送装置の好ましい一態様は、前
記第1の四節回転連鎖(36)の前記回転リンク(b
1)の長さと、前記第2の四節回転連鎖(37)の前記
回転リンク(b2)の長さとが実質的に等しく、前記第
1の歯車(73)の歯数と前記第2の歯車(74)の歯
数が等しいことを特徴とする。
【0024】この発明によれば、第1の四節回転連鎖の
回転リンク、及び第2の四節回転連鎖の回転リンクを互
いに反対方向に等しい角度回転するので、可動部を固定
部に対して相対的に直線運動させることができる。
【0025】本発明の搬送装置の好ましい一態様は、前
記基部(29)に対して前記可動部(27)が直線運動
する方向が垂直方向であり、搬送装置はさらに、前記基
部(29)を水平方向に直線運動させる第1の一軸駆動
機構(28)と、前記第2の4節回転機構(37)に対
して前記可動部(27)を水平面内で回転させるθ軸駆
動機構(38)と、前記θ軸駆動機構(38)に対して
前記可動部(27)を水平方向に直線運動させる第2の
一軸駆動機構(40)とを備えることを特徴とする。
【0026】この発明によれば、搬送物を3次元的に移
動させ、且つ水平面内での搬送物の姿勢を変化させるこ
とができる。
【0027】本発明の搬送装置は、半導体を搬送するの
に好適に用いることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は本発明の搬送装置が適用さ
れる作業ステーションの平面図を示す。搬送装置26は
例えば円板状のシリコンウェーハ等の半導体(以下搬送
物25という)を、作業ステーション上のエリアAない
しEのいずれか一つから取り出し、残りのエリアAない
しEのうちいずれか一つに搬送する。
【0029】図2ないし図4は本発明の一実施形態にお
ける搬送装置26を示す。図2は搬送装置26の平面
図、図3は正面図、図4は断面図を示す。図2に示すよ
うに搬送物25は、先端に向かって二股に形成された作
動テーブル27上に載せられる。作動テーブル27はそ
の上面に載せられた搬送物25が水平面内で移動するの
を抑制し、且つ垂直面内で移動するのを許容する。この
作動テーブル27が請求項に記載の可動部に対応する。
搬送装置26は、搬送物25をX,Y,Z3軸方向に移
動させ、且つ搬送物25をXY平面内、すなわち水平面
内で旋回させる。X軸方向、Y軸方向、Z軸方向、及び
θ軸方向のストロークはそれぞれX1,Y1,Z1,θ
1に設定される。以下各軸の駆動機構について説明す
る。
【0030】図2及び図3に示すように、Y軸駆動機構
28はテーブル29をY軸方向に移動させる。このY軸
駆動機構28は、駆動モータ30と、駆動モータ30に
よって回転されるねじ軸31と、ねじ軸31に嵌合する
ボールねじナット(図示せず)と、ボールねじナットに
固定されるテーブル29と、テーブル29がY軸方向に
直線運動するのを案内するリニアガイド32・・・とを備
える。駆動モータ30を駆動してねじ軸31を回転させ
ると、ボールねじナット及びボールねじナットに固定さ
れたテーブル29がY軸方向に直線運動する。ここでY
軸駆動機構28が請求項に記載の第1の一軸駆動機構に
対応し、Y軸駆動機構28のテーブル29が請求項に記
載の基部に対応する。
【0031】Z軸駆動機構35は、図3に示すように、
第1の四節回転連鎖36及び第2の四節回転連鎖37を
有する。Z軸駆動機構35をこのようなリンク装置で構
成することで、Z軸方向への素早い動きが可能になる。
【0032】第1の四節回転連鎖36の相対するリンク
の長さは等しく、すなわちリンクの長さはa1=c1,
b1=d1に設定される。第2の四節回転連鎖の相対す
るリンクの長さも等しく、すなわちa2=c2,b2=
d2に設定される。第1の四節回転連鎖36の最小リン
クa1はテーブル29側に固定される。最小リンクa1
に相対するリンクc1には、第2の四節回転連鎖37の
最小リンクa2が固定される。
【0033】第1の四節回転連鎖36の各リンクの長さ
は、第2の四節回転連鎖37の各リンクの長さと等し
く、すなわちa1=a2,b1=b2,c1=c2,d
1=d2に設定される。詳しくは後述するが、第1の四
節回転連鎖36の固定されたリンクa1の隣のリンクb
1、及び第2の四節回転連鎖37の固定されたリンクa
2の隣のリンクb2は互いに連動される。具体的にはリ
ンクb1及びb2は、互いに反対方向に同じ角度ずつ回
転するように連動される。これにより、作動テーブル2
7がテーブルに対してZ軸方向に直線運動する。
【0034】第1の四節回転連鎖36の最小リンクa1
がテーブル29側に固定されるので、リンクc1はテー
ブル29に対して平行に動く。また第2の四節回転連鎖
37の最小リンクa2は第1の四節回転連鎖36のリン
クc1に固定されるので、リンクc2はリンクc1に対
して平行に動く。したがって、リンクc2は常にテーブ
ル29に対して平行に動くことになる。このリンクc2
には作動テーブル27が取り付けられているので、作動
テーブル27がZ軸方向に移動中にその姿勢が変化する
ことがない。
【0035】θ軸駆動機構38は、図3及び図4に示す
ように、第2の4節回転機構のリンクc2と後述するX
軸駆動機構40との間に介在され、リンクc2に対して
作動テーブル27を水平面内で旋回させる。θ軸駆動機
構38を設けることによって作動テーブル27の水平面
内での姿勢を変化させることができる。
【0036】X軸駆動機構40は、作動テーブル27を
X軸方向に移動させる。なお勿論X軸駆動機構40が作
動テーブル27を移動させる方向は、θ軸駆動機構38
の回転角度に影響される。図3及び図4に示すように、
X軸駆動機構40は、θ軸駆動機構38に取り付けられ
るベースフレーム41と、このベースフレーム41にリ
ニアガイドを介してX軸方向に移動可能に取り付けられ
る可動フレーム42と、ベースフレーム41に対して可
動フレーム42をX軸方向に移動させるX軸駆動モータ
43とを備える。作動テーブル27は可動フレーム42
にリニアガイド44を介してX軸方向に移動可能に取り
付けられる。
【0037】X軸駆動モータ43を駆動させると、ピニ
オン及びラック45によって可動フレーム42がベース
フレーム41に対して直線運動する。
【0038】可動フレーム42にはX軸方向に一対のプ
ーリ46,46が設けられ、一対のプーリ46,46間
にベルト47が掛け渡されている。ベルト47の一方側
に作動テーブル27が固定され、プーリ46を介したベ
ルト47の他方側にベースフレーム41が固定される。
X軸駆動モータ43を駆動させて、可動フレーム42が
ベースフレーム41に対して所定量Xa移動すると、作
動テーブル27も可動フレーム42に対して所定量Xa
移動する。したがって、作動テーブル27はベースフレ
ーム41に対して2Xa移動することになる。これによ
り作動テーブル27のX軸方向への素早い動きが可能に
なる。ここでX軸駆動機構40が請求項に記載の第2の
一軸駆動機構に対応する。
【0039】図5及び図6は、上記搬送装置のZ軸駆動
機構35の詳細図を示す。図5はZ軸駆動機構35の正
面図を示し、図6は断面図を示す。第1の四節回転連鎖
36のリンクa1が支持ハウジング51に、回転リンク
b1が第1のアーム52に、リンクd1が第1の補助ア
ーム53によってそれぞれ構成される。また第2の四節
回転連鎖の回転リンクb2が第2のアーム54に、リン
クd2が第2の補助アーム55に、リンクc2が上部ブ
ラケット56によってそれぞれ構成される。第1の四節
回転連鎖36のリンクc1及び第2の四節回転連鎖37
のリンクa2が中間ブラケット57によって構成され
る。
【0040】第1のアーム52は支持ハウジング51に
ベアリングを介して回転自在に支持され、第2のアーム
54は第1のアーム52の先端にベアリングを介して回
転自在に支持されている。
【0041】Z軸駆動機構35は、第1のアーム52の
回転と第2のアーム54の回転とを連動させる連動機構
61と、第1のアーム52を回転させるZ軸駆動モータ
62とを備える。
【0042】Z軸駆動モータ62の出力軸は第1のアー
ム52に固定される。Z軸駆動モータ62を駆動すると
第1のアーム52が回転する。Z軸駆動モータ62には
電力の供給を受けて機械動力を発生させる電動機の他、
空気圧の供給を受けて機械動力を発生させるエアシリン
ダ等も採用しうる。
【0043】この実施形態ではZ軸駆動モータ62が一
つのみ設けられるので、第2のアーム54を回転させる
ためには、第1のアーム52及び第2のアーム54を連
動させる連動機構61が必要になる。連動機構61は、
支持ハウジング51に対する第1のアーム52の回転中
心線上に設けられる第1の車としての第1のプーリ63
と、第1のアーム52に対する第2のアーム54の回転
中心線上に設けられる第2の車としての第2のプーリ6
4と、第1のプーリ63及び第2のプーリ64の間に掛
け渡される巻き掛け媒介節としてのタイミングベルト6
5とで構成される。
【0044】なお第1及び第2の車にはプーリの他、摩
擦車、スプロケット等を用いることができ、巻掛け媒介
節としてはタイミングベルトの他に、ロープ、Vベル
ト、スチールベルト、チェーン等を用いることができ
る。
【0045】第1のプーリ63は支持ハウジング51に
固定され、常に回転しない。一方第2のプーリ64は第
2のアーム54の回転軸67に固定される。このため第
1のアーム52を回転させると、第2のプーリ64が第
1のアーム52の回転に伴って反対方向に回転し、ひい
ては第2のアーム54が反対方向に回転する。これによ
り第1のアーム52及び第2のアーム54が、その全体
が折り畳まれたような形状になるように回転する。
【0046】第1のプーリ63の直径と第2のプーリ6
4の直径との比は実質的に2:1である。すなわち第1
のプーリ63の歯数と第2のプーリ64の歯数との比が
実質的に2:1である。このため第1のアーム52が回
転する角度の倍、第2のプーリ64が回転し、ひいては
第2のアーム54が回転する。第1のアーム52の長さ
と第2のアーム54の長さとは実質的に等しいので、第
1のプーリ63の直径と第2のプーリ64の直径との比
をこのように設定することで、上部ブラケット56が支
持ハウジング51に対してZ軸方向に直線運動すること
になる。なお、直線運動させるためには、第1のアーム
52の長さと第2のアーム54の長さとの比に応じて、
第1のプーリ63の直径と第2のプーリ64の直径との
比も変化させる必要がある。
【0047】図7及び図8はZ軸駆動機構の他の例を示
す。図7はZ軸駆動機構71の正面図を示し、図8は断
面図を示す。この例のZ軸駆動機構71は、第1及びの
第2の四節回転連鎖36,37を備え、第1の四節回転
連鎖36の第1のアーム52のみをZ軸駆動モータ62
によって回転させる点では、上記Z軸駆動機構35と同
一である。このため同一の符号を附してその説明を省略
する。
【0048】この例のZ軸駆動機構71では、第2のア
ーム54及び第1のアーム52は所定距離をおいて中間
ブラケット57に回転自在に支持されている。第1のア
ーム52の回転と第2のアーム54の回転を連動させる
連動機構72は、中間ブラケット57に対する第1のア
ーム52の回転中心線上に設けられ、第1のアーム52
に固定される第1の歯車73と、中間ブラケット57に
対する第2のアーム54の回転中心線上に設けられ、第
2のアーム54に固定される第2の歯車74と、を備え
る。第1の歯車73と第2の歯車74とは互いに噛み合
い、実質的に等しい歯数を有する。
【0049】第1のアーム52を回転させると、第1の
アーム52に固定された第1の歯車73も回転する。第
1の歯車73の回転に伴い、第1の歯車73に噛み合う
第2の歯車74が第1の歯車73とは反対方向に回転
し、ひいては第2のアーム54が反対方向に回転する。
これにより第1のアーム52及び第2のアーム54が、
その全体が折り畳まれたような形状になるように回転す
る。
【0050】第1のアーム52の長さと第2のアーム5
4の長さとは実質的に等しく、第1のアーム52及び第
2のアーム54は互いに反対方向に等しい角度回転する
ので、上部ブラケット56が支持ハウジング51に対し
てZ軸方向に直線運動する。なお、直線運動させるため
には、第1のアーム52の長さと第2のアーム54の長
さとの比に応じて、第1の歯車73の歯数と第2の歯車
74の歯数との比も変化させる必要がある。
【0051】図9及び図10は、Z軸駆動機構のさらに
他の例を示す。図9はZ軸駆動機構81の正面図を示
し、図10は断面図を示す。この例のZ軸駆動機構81
は、第1及び第2の四節回転連鎖36,37を備える点
では、上記Z軸駆動機構35と同一である。このため同
一の符号を附してその説明を省略する。
【0052】この例のZ軸駆動機構81では、第1の四
節回転連鎖36の第1のアーム52をZ1軸駆動モータ
82によって回転させ、第2の四節回転連鎖37の第2
のアーム54をZ2軸駆動モータ83によって回転させ
ている。Z1軸駆動モータ82の出力軸は第1のアーム
52に固定される。Z2軸駆動モータ83の出力軸は第
3の四節回転連鎖84を介して第2のアーム54に伝動
される。
【0053】第3の四節回転連鎖84の相対するリンク
の長さは等しく、すなわちリンクの長さはa3=c3,
b3=d3に設定される。このためZ2軸駆動モータ8
3の出力軸の回転量がそのまま第2のアーム54の回転
量になる。
【0054】Z1軸駆動モータ82及びZ2軸駆動モー
タ83を互いに反対方向に同じ量回転させると、第1の
アーム52及び第2のアーム54が互いに反対方向に同
じ量回転する。これにより第1のアーム52及び第2の
アーム54が、その全体が折り畳まれたような形状に回
転する。
【0055】第1のアーム52の長さと第2のアーム5
4の長さとは実質的に等しく、第1のアーム52及び第
2のアーム54は互いに反対方向に等しい角度回転する
ので、上部ブラケット56が支持ハウジング51に対し
てZ軸方向に直線運動する。なお、直線運動させるため
には、第1のアーム52の長さと第2のアーム54の長
さとの比に応じて、Z1軸駆動モータ82及びZ2軸駆
動モータ83の回転量の比も変化させる必要がある。
【0056】なお本発明は上記実施形態に限られること
なく、本発明を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
例えば本発明の搬送装置は半導体を搬送するのに限られ
ず、様々な搬送物を搬送するのに用いることができる。
またZ軸駆動機構は垂直方向に搬送物を搬送するのに限
られず、水平方向等さまざまな方向に搬送物を搬送して
よい。さらにX軸移動機構、Y軸移動機構、θ軸移動機
構の少なくとも一つは、要求される動作に応じて除かれ
ることもある。さらに第1のアーム及び第2のアームの
長さは実質的に等しくなくてもよい。
【0057】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、第1の四節回転連鎖及び第2の四節回転連鎖を基部
と可動部との間に設け、組み合わされた第1の四節回転
連鎖及び第2の四節回転連鎖によって可動部を基部に対
して相対的に直線運動させているので、搬送物を昇降さ
せるための機構を搬送物の下方に配置することができ
る。このため搬送装置から発生する塵芥が搬送物に落ち
るおそれがない。
【0058】また第1の四節回転連鎖では、基部に固定
されたリンクに相対するリンクが、基部に対して平行に
動く。第2の四節回転連鎖では、可動部が取り付けられ
るリンクが、第1の四節回転連鎖に固定されたリンクに
対して平行に動く。したがって、可動部は常に基部に対
して平行に動くことになり、昇降動作中に搬送物の姿勢
が変化することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の搬送装置が適用される作業ステーショ
ンを示す平面図。
【図2】本発明の一実施形態の搬送装置を示す平面図。
【図3】上記搬送装置の正面図。
【図4】上記搬送装置の断面図。
【図5】上記搬送装置のZ軸駆動機構を示す正面図。
【図6】上記搬送装置のZ軸駆動機構を示す断面図。
【図7】Z軸駆動機構の他の例を示す正面図。
【図8】Z軸駆動機構の他の例を示す断面図。
【図9】Z軸駆動機構のさらに他の例を示す正面図。
【図10】Z軸駆動機構のさらに他の例を示す断面図。
【図11】従来の搬送装置を示す斜視図。
【図12】従来の搬送装置を示す斜視図。
【符号の説明】
27・・・作動テーブル(可動部) 28・・・Y軸駆動機構(第1の一軸駆動機構) 29・・・テーブル(基部) 36・・・第1の四節回転連鎖 37・・・第2の四節回転連鎖 38・・・θ軸駆動機構 40・・・X軸駆動機構(第2の一軸駆動機構) 61,72・・・連動機構 62・・・Z軸駆動モータ(駆動源) 64・・・第1のプーリ(第1の車) 63・・・第2のプーリ(第2の車) 65・・・タイミングベルト(巻き掛け媒介節) 73・・・第1の歯車 74・・・第2の歯車 a1・・・第1の四節回転連鎖の基部に固定されたリンク b1・・・第1の四節回転連鎖の固定されたリンクの隣の
回転リンク c1・・・第1の四節回転連鎖の固定されたリンクに相対
するリンク a2・・・第2の四節回転連鎖の固定されたリンク b2・・・第2の四節回転連鎖の固定されたリンクの隣の
回転リンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F031 CA02 FA01 FA07 GA02 GA43 GA44 GA45 GA47 GA48 GA49 GA51 LA07 LA13 LA14 PA23

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基部と、基部に固定されたリンクを有
    し、相対するリンクの長さが実質的に等しい第1の四節
    回転連鎖と、 前記第1の四節回転連鎖の前記固定されたリンクに相対
    するリンクに固定されたリンクを有し、相対するリンク
    の長さが実質的に等しい第2の四節回転連鎖と、 前記第2の四節回転連鎖の前記固定されたリンクに相対
    するリンクに取り付けられる可動部と、を備え、 前記可動部が前記基部に対して相対的に直線運動するこ
    とを特徴とする搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送装置はさらに、 前記可動部が前記基部に対して相対的に直線運動するよ
    うに、前記第1の四節回転連鎖の前記固定されたリンク
    の隣の回転リンク、及び前記第2の四節回転連鎖の前記
    固定されたリンクの隣の回転リンクを連動させる連動機
    構と、 前記第1の四節回転連鎖の前記回転リンク、又は前記第
    2の四節回転連鎖の前記回転リンクのいずれか一方のみ
    を回転させる駆動源と、を備えることを特徴とする請求
    項1に記載の搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記連動機構は、 前記基部に対する前記第1の四節回転連鎖の前記回転リ
    ンクの回転中心線上に設けられ、前記基部に固定される
    第1の車と、 前記第1の四節回転連鎖に対する前記第2の四節回転連
    鎖の前記回転リンクの回転中心線上に設けられ、前記第
    2の四節回転連鎖の前記回転リンクに固定される第2の
    車と、 前記第1の車及び第2の車の間に掛け渡される巻き掛け
    媒介節と、を備えることを特徴とする請求項2に記載の
    搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の四節回転連鎖の前記回転リン
    クの長さと、前記第2の四節回転連鎖の前記回転リンク
    の長さとが実質的に等しく、 前記第1の車の直径と前記第2の車の直径との比が、実
    質的に2:1であることを特徴とする請求項3に記載の
    搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記連動機構は、 前記第2の四節回転連鎖に対する前記第1の四節回転連
    鎖の前記回転リンクの回転中心線上に設けられ、前記第
    1の四節回転連鎖の前記回転リンクに固定される第1の
    歯車と、 前記第1の四節回転連鎖に対する前記第2の四節回転連
    鎖の前記回転リンクの回転中心線上に設けられ、前記第
    2の四節回転連鎖の前記回転リンクに固定される第2の
    歯車とを備え、 前記第1の歯車と前記第2の歯車が噛み合うことを特徴
    とする請求項2に記載の搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の四節回転連鎖の前記回転リン
    クの長さと、前記第2の四節回転連鎖の前記回転リンク
    の長さとが実質的に等しく、 前記第1の歯車の歯数と前記第2の歯車の歯数が等しい
    ことを特徴とする請求項5に記載の搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記基部に対して前記可動部が直線運動
    する方向が垂直方向であり、 前記搬送装置はさらに、 前記基部を水平方向に直線運動させる第1の一軸駆動機
    構と、 前記第2の4節回転機構に対して前記可動部を水平面内
    で旋回させるθ軸駆動機構と、 前記θ軸駆動機構に対して前記可動部を水平方向に直線
    運動させる第2の一軸駆動機構とを備えることを特徴と
    する請求項1ないし6いずれかに記載の搬送装置。
  8. 【請求項8】 前記搬送装置は半導体を搬送することを
    特徴とする請求項1ないし7いずれかに記載の搬送装
    置。
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