JP2003241793A - 表示装置、名称表示方法及び名称表示プログラム - Google Patents
表示装置、名称表示方法及び名称表示プログラムInfo
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- JP2003241793A JP2003241793A JP2002037009A JP2002037009A JP2003241793A JP 2003241793 A JP2003241793 A JP 2003241793A JP 2002037009 A JP2002037009 A JP 2002037009A JP 2002037009 A JP2002037009 A JP 2002037009A JP 2003241793 A JP2003241793 A JP 2003241793A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 発話の仕方が分かりづらい難読名称を指定し
た音声入力を適切且つ簡便に行えるようにする。 【解決手段】 音声認識の対象となる名称のうち、予め
登録された難読名称については、漢字等による一般表記
と仮名表記とが時分割で切り替えられる表示形態で表示
する。
た音声入力を適切且つ簡便に行えるようにする。 【解決手段】 音声認識の対象となる名称のうち、予め
登録された難読名称については、漢字等による一般表記
と仮名表記とが時分割で切り替えられる表示形態で表示
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば音声入力型
の車載ナビゲーション装置等に適用して好適な表示装
置、名称表示方法及び名称表示プログラムに関する。
の車載ナビゲーション装置等に適用して好適な表示装
置、名称表示方法及び名称表示プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両の快適な走行を支援するため
のものとして、車載ナビゲーション装置が広く普及して
きている。車載ナビゲーション装置は、ユーザからの指
示入力に応じて探索された推奨経路や車両の現在位置等
を地図画像上に重ね合わせ、このような地図画像を含む
ナビゲーション画像を作成して、このナビゲーション画
像を液晶表示器等の表示手段に表示させながら、音声ガ
イド等によって車両の走行を案内するようにしているの
が一般的である。
のものとして、車載ナビゲーション装置が広く普及して
きている。車載ナビゲーション装置は、ユーザからの指
示入力に応じて探索された推奨経路や車両の現在位置等
を地図画像上に重ね合わせ、このような地図画像を含む
ナビゲーション画像を作成して、このナビゲーション画
像を液晶表示器等の表示手段に表示させながら、音声ガ
イド等によって車両の走行を案内するようにしているの
が一般的である。
【0003】このような車載ナビゲーション装置では、
より便利な機能の追加や操作性の向上等を図るべく様々
な技術開発がなされており、例えば、ユーザによる指示
入力を音声で行えるようにした音声入力型の車載ナビゲ
ーション装置も提案され、実用化されるに至っている。
このような音声入力型の車載ナビゲーション装置では、
ユーザの音声による指示入力が音声認識手段によって認
識され、この音声認識手段による認識結果に基づいて、
例えば推奨経路の探索等の処理が行われるようになって
いるので、ユーザは煩雑なキー操作等を行うことなく必
要な指示入力を音声で行うことができ、非常に便利であ
る。
より便利な機能の追加や操作性の向上等を図るべく様々
な技術開発がなされており、例えば、ユーザによる指示
入力を音声で行えるようにした音声入力型の車載ナビゲ
ーション装置も提案され、実用化されるに至っている。
このような音声入力型の車載ナビゲーション装置では、
ユーザの音声による指示入力が音声認識手段によって認
識され、この音声認識手段による認識結果に基づいて、
例えば推奨経路の探索等の処理が行われるようになって
いるので、ユーザは煩雑なキー操作等を行うことなく必
要な指示入力を音声で行うことができ、非常に便利であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、音声入力型
の車載ナビゲーション装置では、どのような語句が音声
認識手段による認識対象となっているかをある程度ユー
ザに認識させておかないと、音声認識の対象語以外の語
句をユーザが音声入力しようとしてこれが受け付けられ
ず、却って使いづらいといった感覚をユーザに与えてし
まうことになる。特に、車載ナビゲーション装置の普及
に伴い、車載ナビゲーション装置を利用するユーザ層が
多岐に亘るようになってきたことを考慮すると、機械操
作に不慣れなユーザに対しても使いづらさを感じさせな
いような使い勝手の向上が望まれる。
の車載ナビゲーション装置では、どのような語句が音声
認識手段による認識対象となっているかをある程度ユー
ザに認識させておかないと、音声認識の対象語以外の語
句をユーザが音声入力しようとしてこれが受け付けられ
ず、却って使いづらいといった感覚をユーザに与えてし
まうことになる。特に、車載ナビゲーション装置の普及
に伴い、車載ナビゲーション装置を利用するユーザ層が
多岐に亘るようになってきたことを考慮すると、機械操
作に不慣れなユーザに対しても使いづらさを感じさせな
いような使い勝手の向上が望まれる。
【0005】そこで、表示する地図画像に音声認識の対
象語となる地名や駅名、道路名等が含まれる場合にこれ
らの名称をアイコンとして地図画像上に重ねて表示し
て、ユーザが地図画像を参照しながらアイコンとして表
示された名称を音声入力することで、例えば経路探索の
ための目的地入力等を簡便に行えるようにする試みもな
されている。
象語となる地名や駅名、道路名等が含まれる場合にこれ
らの名称をアイコンとして地図画像上に重ねて表示し
て、ユーザが地図画像を参照しながらアイコンとして表
示された名称を音声入力することで、例えば経路探索の
ための目的地入力等を簡便に行えるようにする試みもな
されている。
【0006】しかしながら、地名や駅名、道路名等の名
称の中には、漢字等による一般的な表記(以下、一般表
記という。)だけではどのように発話したらよいかが分
かりづらい名称(以下、難読名称という。)も含まれて
いる。このため、このような難読名称で示される地点
を、例えば経路探索のための目的地として指定したい場
合には、音声入力が困難になるという問題がある。
称の中には、漢字等による一般的な表記(以下、一般表
記という。)だけではどのように発話したらよいかが分
かりづらい名称(以下、難読名称という。)も含まれて
いる。このため、このような難読名称で示される地点
を、例えば経路探索のための目的地として指定したい場
合には、音声入力が困難になるという問題がある。
【0007】難読名称で示される地点の音声入力を適切
に行わせる方法としては、例えば、難読名称については
一般表記に仮名表記を付して大型のアイコンとして地図
画像上に重ねて表示する方法も考えられる。しかしなが
ら、地図画像上に大型のアイコンを重ねて表示すると、
地図画像が非常に見にくくなるという問題が生じる。
に行わせる方法としては、例えば、難読名称については
一般表記に仮名表記を付して大型のアイコンとして地図
画像上に重ねて表示する方法も考えられる。しかしなが
ら、地図画像上に大型のアイコンを重ねて表示すると、
地図画像が非常に見にくくなるという問題が生じる。
【0008】また、難読名称については一般表記に代え
て仮名表記のアイコンとして地図画像上に重ねる方法も
考えられるが、このような難読名称に馴染みのあるユー
ザにとっては、仮名表記の方が却って読みづらさを感じ
る場合も想定される。
て仮名表記のアイコンとして地図画像上に重ねる方法も
考えられるが、このような難読名称に馴染みのあるユー
ザにとっては、仮名表記の方が却って読みづらさを感じ
る場合も想定される。
【0009】本発明は、以上のような従来の実状に鑑み
て創案されたものであって、難読名称を指定した音声入
力を適切且つ簡便に行えるようにした表示装置、名称表
示方法及び名称表示プログラムを提供することを目的と
している。
て創案されたものであって、難読名称を指定した音声入
力を適切且つ簡便に行えるようにした表示装置、名称表
示方法及び名称表示プログラムを提供することを目的と
している。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ユーザによる音声入力を認識する音声認識手段と、
前記音声認識手段の認識対象となる名称を所定の情報に
併せて表示する表示制御手段とを備える表示装置であ
り、前記表示制御手段が、前記音声認識手段の認識対象
となる名称のうち、予め登録された難読名称について
は、一般表記と仮名表記とを時分割で切り替えながら表
示することを特徴とするものである。
は、ユーザによる音声入力を認識する音声認識手段と、
前記音声認識手段の認識対象となる名称を所定の情報に
併せて表示する表示制御手段とを備える表示装置であ
り、前記表示制御手段が、前記音声認識手段の認識対象
となる名称のうち、予め登録された難読名称について
は、一般表記と仮名表記とを時分割で切り替えながら表
示することを特徴とするものである。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の表示装置において、前記表示制御手段が、前記
難読名称の一般表記と仮名表記とが交互に連続した文字
列を行方向に移動させる表示形態で、前記難読名称を表
示することを特徴とするものである。
に記載の表示装置において、前記表示制御手段が、前記
難読名称の一般表記と仮名表記とが交互に連続した文字
列を行方向に移動させる表示形態で、前記難読名称を表
示することを特徴とするものである。
【0012】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
又は2に記載の表示装置において、前記表示制御手段
が、前記音声認識手段の認識対象となる名称を地図画像
上にアイコンとして表示することを特徴とするものであ
る。
又は2に記載の表示装置において、前記表示制御手段
が、前記音声認識手段の認識対象となる名称を地図画像
上にアイコンとして表示することを特徴とするものであ
る。
【0013】また、請求項4に記載の発明は、ユーザに
よる音声入力を認識する音声認識手段を備える表示装置
に、前記音声認識手段の認識対象となる名称を所定の情
報に併せて表示するに際し、前記音声認識手段の認識対
象となる名称のうち、予め登録された難読名称について
は、一般表記と仮名表記とを時分割で切り替えながら表
示することを特徴とする名称表示方法である。
よる音声入力を認識する音声認識手段を備える表示装置
に、前記音声認識手段の認識対象となる名称を所定の情
報に併せて表示するに際し、前記音声認識手段の認識対
象となる名称のうち、予め登録された難読名称について
は、一般表記と仮名表記とを時分割で切り替えながら表
示することを特徴とする名称表示方法である。
【0014】また、請求項5に記載の発明は、請求項4
に記載の名称表示方法において、前記難読名称の一般表
記と仮名表記とが交互に連続した文字列を行方向に移動
させる表示形態で、前記難読名称を表示することを特徴
とするものである。
に記載の名称表示方法において、前記難読名称の一般表
記と仮名表記とが交互に連続した文字列を行方向に移動
させる表示形態で、前記難読名称を表示することを特徴
とするものである。
【0015】また、請求項6に記載の発明は、請求項4
又は5に記載の名称表示方法において、前記音声認識手
段の認識対象となる名称を地図画像上にアイコンとして
表示することを特徴とするものである。
又は5に記載の名称表示方法において、前記音声認識手
段の認識対象となる名称を地図画像上にアイコンとして
表示することを特徴とするものである。
【0016】また、請求項7に記載の発明は、ユーザに
よる音声入力を認識する音声認識手段を備える表示装置
に、前記音声認識手段の認識対象となる名称を所定の情
報に併せて表示すると共に、前記音声認識手段の認識対
象となる名称のうち、予め登録された難読名称について
は、一般表記と仮名表記とを時分割で切り替えながら表
示する表示制御手段としての機能を実現させることを特
徴とする名称表示プログラムである。
よる音声入力を認識する音声認識手段を備える表示装置
に、前記音声認識手段の認識対象となる名称を所定の情
報に併せて表示すると共に、前記音声認識手段の認識対
象となる名称のうち、予め登録された難読名称について
は、一般表記と仮名表記とを時分割で切り替えながら表
示する表示制御手段としての機能を実現させることを特
徴とする名称表示プログラムである。
【0017】
【発明の効果】請求項1に係る表示装置によれば、音声
認識手段の認識対象となる名称のうちで予め登録された
難読名称が、一般表記と仮名表記とを時分割で切り替え
ながら所定の情報に併せて表示されるので、ユーザは、
この表示を見ながら、難読文字を指定した音声入力を適
切且つ簡便に行うことができる。
認識手段の認識対象となる名称のうちで予め登録された
難読名称が、一般表記と仮名表記とを時分割で切り替え
ながら所定の情報に併せて表示されるので、ユーザは、
この表示を見ながら、難読文字を指定した音声入力を適
切且つ簡便に行うことができる。
【0018】また、請求項2に係る表示装置によれば、
一般表記と仮名表記とが交互に連続した文字列を行方向
に移動させる表示形態で前記難読名称が表示されるの
で、一般表記と仮名表記との切り替えをスムーズに行う
ことができ、より見やすい表示とすることができる。
一般表記と仮名表記とが交互に連続した文字列を行方向
に移動させる表示形態で前記難読名称が表示されるの
で、一般表記と仮名表記との切り替えをスムーズに行う
ことができ、より見やすい表示とすることができる。
【0019】また、請求項3に係る表示装置によれば、
音声認識手段の認識対象となる名称が地図画像上にアイ
コンとして表示されるので、ユーザは、地図画像を参照
しながら音声認識手段の認識対象となる名称を適切に認
識して、この名称を指定した音声入力を適切且つ簡便に
行うことができ、特に、音声認識手段の認識対象となる
名称のうちで予め登録された難読名称を指定した音声入
力も適切且つ簡便に行うことができる。また、前記難読
名称は、一般表記と仮名表記とを時分割で切り替えなが
ら表示するようにしているので、例えば一般表記に仮名
表記を付して表示する場合のように大きなアイコンで表
示する必要はなく、地図画像の見やすさを損なうことも
ない。
音声認識手段の認識対象となる名称が地図画像上にアイ
コンとして表示されるので、ユーザは、地図画像を参照
しながら音声認識手段の認識対象となる名称を適切に認
識して、この名称を指定した音声入力を適切且つ簡便に
行うことができ、特に、音声認識手段の認識対象となる
名称のうちで予め登録された難読名称を指定した音声入
力も適切且つ簡便に行うことができる。また、前記難読
名称は、一般表記と仮名表記とを時分割で切り替えなが
ら表示するようにしているので、例えば一般表記に仮名
表記を付して表示する場合のように大きなアイコンで表
示する必要はなく、地図画像の見やすさを損なうことも
ない。
【0020】また、請求項4に係る名称表示方法によれ
ば、音声認識手段の認識対象となる名称のうちで予め登
録された難読名称を、一般表記と仮名表記とを時分割で
切り替えながら所定の情報に併せて表示するようにして
いるので、この表示を参照するユーザに、難読文字を指
定した音声入力を適切且つ簡便に行わせることができ
る。
ば、音声認識手段の認識対象となる名称のうちで予め登
録された難読名称を、一般表記と仮名表記とを時分割で
切り替えながら所定の情報に併せて表示するようにして
いるので、この表示を参照するユーザに、難読文字を指
定した音声入力を適切且つ簡便に行わせることができ
る。
【0021】また、請求項5に係る名称表示方法によれ
ば、一般表記と仮名表記とが交互に連続した文字列を行
方向に移動させる表示形態で前記難読名称を表示するよ
うにしているので、一般表記と仮名表記との切り替えを
スムーズに行って、表示をより見やすいものとすること
ができる。
ば、一般表記と仮名表記とが交互に連続した文字列を行
方向に移動させる表示形態で前記難読名称を表示するよ
うにしているので、一般表記と仮名表記との切り替えを
スムーズに行って、表示をより見やすいものとすること
ができる。
【0022】また、請求項6に係る名称表示方法によれ
ば、音声認識手段の認識対象となる名称を地図画像上に
アイコンとして表示するようにしているので、地図画像
を参照するユーザに、音声認識手段の認識対象となる名
称を適切に認識させて、この名称を指定した音声入力を
適切且つ簡便に行わせることができ、特に、音声認識手
段の認識対象となる名称のうちで予め登録された難読名
称を指定した音声入力も適切且つ簡便に行わせることが
できる。また、前記難読名称は、一般表記と仮名表記と
を時分割で切り替えながら表示するようにしているの
で、例えば一般表記に仮名表記を付して表示する場合の
ように大きなアイコンで表示する必要はなく、地図画像
の見やすさを損なうこともない。
ば、音声認識手段の認識対象となる名称を地図画像上に
アイコンとして表示するようにしているので、地図画像
を参照するユーザに、音声認識手段の認識対象となる名
称を適切に認識させて、この名称を指定した音声入力を
適切且つ簡便に行わせることができ、特に、音声認識手
段の認識対象となる名称のうちで予め登録された難読名
称を指定した音声入力も適切且つ簡便に行わせることが
できる。また、前記難読名称は、一般表記と仮名表記と
を時分割で切り替えながら表示するようにしているの
で、例えば一般表記に仮名表記を付して表示する場合の
ように大きなアイコンで表示する必要はなく、地図画像
の見やすさを損なうこともない。
【0023】また、請求項7に係る名称表示プログラム
に基づいて音声認識手段を備える表示装置を動作させる
ようにすれば、この表示装置が、音声認識手段の認識対
象となる名称のうちで予め登録された難読名称を、一般
表記と仮名表記とを時分割で切り替えながら所定の情報
に併せて表示するようになるので、この表示装置を利用
するユーザは、表示装置の表示を参照することで、難読
文字を指定した音声入力を適切且つ簡便に行うことがで
きる。
に基づいて音声認識手段を備える表示装置を動作させる
ようにすれば、この表示装置が、音声認識手段の認識対
象となる名称のうちで予め登録された難読名称を、一般
表記と仮名表記とを時分割で切り替えながら所定の情報
に併せて表示するようになるので、この表示装置を利用
するユーザは、表示装置の表示を参照することで、難読
文字を指定した音声入力を適切且つ簡便に行うことがで
きる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
て図面を参照しながら説明する。
【0025】まず、本発明を音声入力型の車載ナビゲー
ション装置に適用した例について具体的に説明する。音
声入力型の車載ナビゲーション装置は、ユーザによる音
声入力に応じて地図画像の表示や経路探索等を行って車
両の走行を支援するものである。
ション装置に適用した例について具体的に説明する。音
声入力型の車載ナビゲーション装置は、ユーザによる音
声入力に応じて地図画像の表示や経路探索等を行って車
両の走行を支援するものである。
【0026】本発明を適用した車載ナビゲーション装置
の一構成例を図1に概略的に示す。この図1に示す車載
ナビゲーション装置1は、音声入力部2と、自車位置検
出部3と、記録媒体駆動部4と、表示部5と、制御部6
とを備えて構成される。
の一構成例を図1に概略的に示す。この図1に示す車載
ナビゲーション装置1は、音声入力部2と、自車位置検
出部3と、記録媒体駆動部4と、表示部5と、制御部6
とを備えて構成される。
【0027】音声入力部2は、ユーザが車載ナビゲーシ
ョン装置1に対して音声入力を行うためのものであり、
マイクやフィルタ回路等を備えている。音声入力部2の
マイクを介して入力されたユーザの音声入力は、フィル
タ回路によって音声周波数以外のノイズが除去された上
で、制御部6へと送られるようになっている。なお、車
載ナビゲーション装置1は、音声入力部2以外にも、例
えば操作スイッチやジョイスティック、タッチパネル等
のような他の入力手段が備えられていてもよい。これら
各種入力手段を組み合わせて用いるようにすれば、車載
ナビゲーション装置1の操作性をより向上させることが
できる。
ョン装置1に対して音声入力を行うためのものであり、
マイクやフィルタ回路等を備えている。音声入力部2の
マイクを介して入力されたユーザの音声入力は、フィル
タ回路によって音声周波数以外のノイズが除去された上
で、制御部6へと送られるようになっている。なお、車
載ナビゲーション装置1は、音声入力部2以外にも、例
えば操作スイッチやジョイスティック、タッチパネル等
のような他の入力手段が備えられていてもよい。これら
各種入力手段を組み合わせて用いるようにすれば、車載
ナビゲーション装置1の操作性をより向上させることが
できる。
【0028】自車位置検出部3は、車載ナビゲーション
装置1が搭載された車両の現在位置を検出するためのも
のであり、例えば、GPS(Global Positioning Syste
m)受信機と、地磁気センサやジャイロスコープ、距離
センサ等の各種センサとから構成される。そして、自車
位置検出部3は、GPS受信機により得られた絶対位置
及び方位を、地磁気センサやジャイロスコープ、距離セ
ンサ等の各種センサからの出力をもとに補正して、車両
の正確な現在位置を検出するようになっている。この自
車位置検出部3により検出された車両の現在位置を示す
位置情報は、制御部6へと送られるようになっている。
装置1が搭載された車両の現在位置を検出するためのも
のであり、例えば、GPS(Global Positioning Syste
m)受信機と、地磁気センサやジャイロスコープ、距離
センサ等の各種センサとから構成される。そして、自車
位置検出部3は、GPS受信機により得られた絶対位置
及び方位を、地磁気センサやジャイロスコープ、距離セ
ンサ等の各種センサからの出力をもとに補正して、車両
の正確な現在位置を検出するようになっている。この自
車位置検出部3により検出された車両の現在位置を示す
位置情報は、制御部6へと送られるようになっている。
【0029】記録媒体駆動部4は、地図データや各種表
示データ、各種プログラム等が記録されたDVD−RO
M(Digital Versatile Disc−Read Only Memory)等の
記録媒体7を駆動して、この記録媒体7に記録された各
種データやプログラムを読み出すものである。
示データ、各種プログラム等が記録されたDVD−RO
M(Digital Versatile Disc−Read Only Memory)等の
記録媒体7を駆動して、この記録媒体7に記録された各
種データやプログラムを読み出すものである。
【0030】記録媒体7に記録された地図データは、地
図画像上の地点を示すノードのデータと、各ノード間を
連結するリンクのデータとを含んでいる。これら各ノー
ドやリンクに対しては、それぞれの識別データや位置座
標を示す座標データと共に、各ノードやリンクで示され
る地名や道路名、駅名等の名称データが付与されてい
る。なお、これらノードやリンクに付与される名称とし
ては、正式な一般名称の他に、よりユーザに馴染みの深
い概念的に規定された名称や俗称等も含むようにしても
よい。これらの名称は、後述するように、ユーザの音声
入力の指標となるアイコンとして地図画像上に表示され
ることになるので、具体名称としてユーザに馴染みの深
い名称や俗称が含まれるようにしておけば、より適切な
音声入力をユーザに促すことができる。
図画像上の地点を示すノードのデータと、各ノード間を
連結するリンクのデータとを含んでいる。これら各ノー
ドやリンクに対しては、それぞれの識別データや位置座
標を示す座標データと共に、各ノードやリンクで示され
る地名や道路名、駅名等の名称データが付与されてい
る。なお、これらノードやリンクに付与される名称とし
ては、正式な一般名称の他に、よりユーザに馴染みの深
い概念的に規定された名称や俗称等も含むようにしても
よい。これらの名称は、後述するように、ユーザの音声
入力の指標となるアイコンとして地図画像上に表示され
ることになるので、具体名称としてユーザに馴染みの深
い名称や俗称が含まれるようにしておけば、より適切な
音声入力をユーザに促すことができる。
【0031】また、地図データは、一度に処理可能なデ
ータ単位(領域)毎に区分けされており、各区画毎に区
画番号と緯度及び経度データが与えられて、各区画を一
意に特定できるようなデータ構造となっている。記録媒
体駆動部4により記録媒体7から読み出された地図デー
タや各種表示データ、各種プログラム等は、制御部6へ
と送られるようになっている。
ータ単位(領域)毎に区分けされており、各区画毎に区
画番号と緯度及び経度データが与えられて、各区画を一
意に特定できるようなデータ構造となっている。記録媒
体駆動部4により記録媒体7から読み出された地図デー
タや各種表示データ、各種プログラム等は、制御部6へ
と送られるようになっている。
【0032】表示部5は、制御部6による制御のもと
で、ユーザによる音声入力に応じて決定された地図画像
や各種情報を表示するものであり、具体的には、例えば
液晶表示器等よりなる。
で、ユーザによる音声入力に応じて決定された地図画像
や各種情報を表示するものであり、具体的には、例えば
液晶表示器等よりなる。
【0033】制御部6による制御のもとで表示部5に表
示される画面の一例を図2(a)及び図2(b)に示
す。この表示画面は、地図画像表示エリアと音声入力ガ
イドエリアとから構成されている。
示される画面の一例を図2(a)及び図2(b)に示
す。この表示画面は、地図画像表示エリアと音声入力ガ
イドエリアとから構成されている。
【0034】地図画像表示エリアには、ユーザによる音
声入力に応じて制御部6により決定された地図画像が表
示されると共に、この地図画像上の適所に、制御部6に
より選択された地名や道路名、駅名等の名称がアイコン
として重ねて表示されるようになっている。これらアイ
コンとして表示される名称としては、地図画像内に含ま
れる行政区や道路、駅等を表す名称であって、後述する
音声認識部の認識対象となっているものが選択的に表示
されることになる。
声入力に応じて制御部6により決定された地図画像が表
示されると共に、この地図画像上の適所に、制御部6に
より選択された地名や道路名、駅名等の名称がアイコン
として重ねて表示されるようになっている。これらアイ
コンとして表示される名称としては、地図画像内に含ま
れる行政区や道路、駅等を表す名称であって、後述する
音声認識部の認識対象となっているものが選択的に表示
されることになる。
【0035】また、これらアイコンとして表示される名
称のうち、特に漢字等による一般表記だけではどのよう
に発話したらよいかが分かりづらい難読名称について
は、一般表記と仮名表記とが時分割で切り替えられなが
ら、地図画像上にアイコンとして表示されるようになっ
ている。具体的には、例えば「幸」という地名が難読名
称として登録されており、この地名がアイコンとして表
示する名称に選択された場合には、図2(a)に示すよ
うな「幸」という一般表記(漢字表記)と図2(b)に
示すような「サイワイ」という仮名表記とが一定時間毎
に交互に切り替えられながら、この地名が地図画像上に
アイコンとして重ねて表示されるようになっている。ま
た、例えば「蜆塚」という地名が難読名称として登録さ
れており、この地名がアイコンとして表示する名称に選
択された場合には、図2(a)に示すような「蜆塚」と
いう一般表記(漢字表記)と図2(b)に示すような
「シジミヅカ」という仮名表記とが一定時間毎に交互に
切り替えられながら、この地名が地図画像上にアイコン
として重ねて表示されるようになっている。また、例え
ば「新橋町」という地名が難読名称として登録されてお
り、この地名がアイコンとして表示する名称に選択され
た場合には、図2(a)に示すような「新橋町」という
一般表記(漢字表記)と図2(b)に示すような「ニッ
パシチョウ」という仮名表記とが一定時間毎に交互に切
り替えられながら、この地名が地図画像上にアイコンと
して重ねて表示されるようになっている。
称のうち、特に漢字等による一般表記だけではどのよう
に発話したらよいかが分かりづらい難読名称について
は、一般表記と仮名表記とが時分割で切り替えられなが
ら、地図画像上にアイコンとして表示されるようになっ
ている。具体的には、例えば「幸」という地名が難読名
称として登録されており、この地名がアイコンとして表
示する名称に選択された場合には、図2(a)に示すよ
うな「幸」という一般表記(漢字表記)と図2(b)に
示すような「サイワイ」という仮名表記とが一定時間毎
に交互に切り替えられながら、この地名が地図画像上に
アイコンとして重ねて表示されるようになっている。ま
た、例えば「蜆塚」という地名が難読名称として登録さ
れており、この地名がアイコンとして表示する名称に選
択された場合には、図2(a)に示すような「蜆塚」と
いう一般表記(漢字表記)と図2(b)に示すような
「シジミヅカ」という仮名表記とが一定時間毎に交互に
切り替えられながら、この地名が地図画像上にアイコン
として重ねて表示されるようになっている。また、例え
ば「新橋町」という地名が難読名称として登録されてお
り、この地名がアイコンとして表示する名称に選択され
た場合には、図2(a)に示すような「新橋町」という
一般表記(漢字表記)と図2(b)に示すような「ニッ
パシチョウ」という仮名表記とが一定時間毎に交互に切
り替えられながら、この地名が地図画像上にアイコンと
して重ねて表示されるようになっている。
【0036】また、音声入力ガイドエリアには、ユーザ
による音声入力をガイドする定型文等が表示されてい
る。そして、ユーザがこの音声入力ガイドエリアを参照
して、例えば「道路」という音声入力を行えば、制御部
6による制御のもとで、地図画像表示エリアにアイコン
として表示されている名称の種別が道路名に切り替えら
れ、「駅」という音声入力を行えば、アイコンとして表
示されている名称の種別が駅名に切り替えられられるよ
うになっている。
による音声入力をガイドする定型文等が表示されてい
る。そして、ユーザがこの音声入力ガイドエリアを参照
して、例えば「道路」という音声入力を行えば、制御部
6による制御のもとで、地図画像表示エリアにアイコン
として表示されている名称の種別が道路名に切り替えら
れ、「駅」という音声入力を行えば、アイコンとして表
示されている名称の種別が駅名に切り替えられられるよ
うになっている。
【0037】また、ユーザが、地図画像表示エリアにア
イコンとして表示されている地名を指定して、その後に
「…に行く」をつなげて音声入力を行えば、制御部6に
よって、指定された地名を目的地とする経路探索が行わ
れるようになっており、地図画像表示エリアにアイコン
として表示されている地名を指定して、その後に「…を
見る」をつなげて音声入力を行えば、制御部6による制
御のもとで、指定された地名を中心としてその周囲を拡
大して示す地図画像が地図画像表示エリアに表示される
ことになる。
イコンとして表示されている地名を指定して、その後に
「…に行く」をつなげて音声入力を行えば、制御部6に
よって、指定された地名を目的地とする経路探索が行わ
れるようになっており、地図画像表示エリアにアイコン
として表示されている地名を指定して、その後に「…を
見る」をつなげて音声入力を行えば、制御部6による制
御のもとで、指定された地名を中心としてその周囲を拡
大して示す地図画像が地図画像表示エリアに表示される
ことになる。
【0038】また、ユーザが音声入力ガイドエリアを参
照して、例えば「他にないの?」という音声入力を行え
ば、制御部6により地名等の名称の再選択が行われて、
改めて選択された名称が地図画像上にアイコンとして重
ねて表示され、「地図を広げて」という音声入力を行え
ば、制御部6による制御のもとで、地図画像表示エリア
に縮尺率の大きな地図画像が表示されるようになってい
る。
照して、例えば「他にないの?」という音声入力を行え
ば、制御部6により地名等の名称の再選択が行われて、
改めて選択された名称が地図画像上にアイコンとして重
ねて表示され、「地図を広げて」という音声入力を行え
ば、制御部6による制御のもとで、地図画像表示エリア
に縮尺率の大きな地図画像が表示されるようになってい
る。
【0039】以上のように、本発明を適用したナビゲー
ション装置1では、表示部5に表示された表示画面を参
照することで、ユーザがどのような音声入力を行えばよ
いかが即座に判断できるようになっており、特に、ユー
ザが音声入力を行うにあたってどのように発話したらよ
いかが分かりづらい難読名称については、漢字等による
一般表記と仮名表記とが時分割で切り替えられながら交
互に表示されるので、このような難読名称を指定した音
声入力も適切且つ簡便に行うことができる。
ション装置1では、表示部5に表示された表示画面を参
照することで、ユーザがどのような音声入力を行えばよ
いかが即座に判断できるようになっており、特に、ユー
ザが音声入力を行うにあたってどのように発話したらよ
いかが分かりづらい難読名称については、漢字等による
一般表記と仮名表記とが時分割で切り替えられながら交
互に表示されるので、このような難読名称を指定した音
声入力も適切且つ簡便に行うことができる。
【0040】また、難読名称の一般表記に仮名表記を付
して表示するようにすると、アイコンの大きさが大きく
なって地図画像の見やすさを損なう場合も想定される
が、本発明を適用したナビゲーション装置1では、地図
画像上にアイコンとして表示される難読名称は、一般表
記と仮名表記とが時分割で切り替えられながら表示され
るので、地図画像の見やすさを損なうこともない。
して表示するようにすると、アイコンの大きさが大きく
なって地図画像の見やすさを損なう場合も想定される
が、本発明を適用したナビゲーション装置1では、地図
画像上にアイコンとして表示される難読名称は、一般表
記と仮名表記とが時分割で切り替えられながら表示され
るので、地図画像の見やすさを損なうこともない。
【0041】また、難読名称については仮名表記のみで
表示するようにすると、このような難読名称に馴染みの
あるユーザには却って読みづらさを感じる場合も想定さ
れるが、本発明を適用したナビゲーション装置1では、
地図画像上にアイコンとして表示される難読名称は、一
般表記と仮名表記とが時分割で切り替えられながら表示
されるので、このような難読名称に馴染みのあるユーザ
に対しても適切に音声入力の指標を提示することができ
る。
表示するようにすると、このような難読名称に馴染みの
あるユーザには却って読みづらさを感じる場合も想定さ
れるが、本発明を適用したナビゲーション装置1では、
地図画像上にアイコンとして表示される難読名称は、一
般表記と仮名表記とが時分割で切り替えられながら表示
されるので、このような難読名称に馴染みのあるユーザ
に対しても適切に音声入力の指標を提示することができ
る。
【0042】ところで、難読名称の一般表記と仮名表記
とを上述したように所定時間毎に交互に切り替えて表示
するようにすると、切り替え時における瞬間的な表示の
変化が大きく、画面がちらつく印象をユーザに与える場
合もある。このような場合には、図3に示すように、一
般表記と仮名表記とが交互に連続した文字列を行方向に
移動させる表示形態で難読名称を表示させることが望ま
しい。このような表示形態で、難読名称を示すアイコン
を一般表記と仮名表記とが連続的に切り替わる動画とし
て表示するようにすれば、一般表記と仮名表記との切り
替えをスムーズに行うことができ、より見やすい表示と
することができる。
とを上述したように所定時間毎に交互に切り替えて表示
するようにすると、切り替え時における瞬間的な表示の
変化が大きく、画面がちらつく印象をユーザに与える場
合もある。このような場合には、図3に示すように、一
般表記と仮名表記とが交互に連続した文字列を行方向に
移動させる表示形態で難読名称を表示させることが望ま
しい。このような表示形態で、難読名称を示すアイコン
を一般表記と仮名表記とが連続的に切り替わる動画とし
て表示するようにすれば、一般表記と仮名表記との切り
替えをスムーズに行うことができ、より見やすい表示と
することができる。
【0043】制御部6は、本発明を適用した車載ナビゲ
ーション装置1全体の動作を制御するものであり、CP
U8やROM9及びRAM10、CPU周辺回路等を備
え、これらがバスを介して接続されたマイクロプロセッ
サ構成を有している。そして、この制御部6では、CP
U8が、ROM9に格納された各種制御プログラムに基
づいて、RAM10をワークエリアとして利用して各種
演算処理を実行することによって、車載ナビゲーション
装置1全体の動作を制御して、当該車載ナビゲーション
装置1における各種の処理を実行するようになってい
る。
ーション装置1全体の動作を制御するものであり、CP
U8やROM9及びRAM10、CPU周辺回路等を備
え、これらがバスを介して接続されたマイクロプロセッ
サ構成を有している。そして、この制御部6では、CP
U8が、ROM9に格納された各種制御プログラムに基
づいて、RAM10をワークエリアとして利用して各種
演算処理を実行することによって、車載ナビゲーション
装置1全体の動作を制御して、当該車載ナビゲーション
装置1における各種の処理を実行するようになってい
る。
【0044】特に、本発明を適用した車載ナビゲーショ
ン装置1では、制御部6のCPU8が、制御プログラム
の1つとしてROM9に格納された名称表示プログラム
を実行することによって、図4の機能ブロック図で示す
ように、制御部6に、音声認識部11、表示領域決定部
12、名称データ取得部13、表示名称選択部14、経
路探索部15、表示画像作成部16、表示制御部17の
各機能が実現されることになる。
ン装置1では、制御部6のCPU8が、制御プログラム
の1つとしてROM9に格納された名称表示プログラム
を実行することによって、図4の機能ブロック図で示す
ように、制御部6に、音声認識部11、表示領域決定部
12、名称データ取得部13、表示名称選択部14、経
路探索部15、表示画像作成部16、表示制御部17の
各機能が実現されることになる。
【0045】なお、制御部6に以上の各機能を実現させ
るための名称表示プログラムは、ROM9に予め格納さ
れていてもよいし、記録媒体駆動部4によって記録媒体
7から読み出されてROM9に格納されるようになって
いてもよい。また、車載ナビゲーション装置1が無線通
信等を利用して情報提供を行うデータサーバからのデー
タを受信する機能を有している場合、名称表示プログラ
ムは、データサーバから取得されてROM9に格納され
るようになっていてもよい。
るための名称表示プログラムは、ROM9に予め格納さ
れていてもよいし、記録媒体駆動部4によって記録媒体
7から読み出されてROM9に格納されるようになって
いてもよい。また、車載ナビゲーション装置1が無線通
信等を利用して情報提供を行うデータサーバからのデー
タを受信する機能を有している場合、名称表示プログラ
ムは、データサーバから取得されてROM9に格納され
るようになっていてもよい。
【0046】音声認識部11は、音声入力部2により入
力されたユーザの音声入力を認識するものである。すな
わち、音声認識部11は、認識対象となる地名等の名称
や定型文等が登録されたメモリを備えており、ユーザに
よる音声入力が音声入力部2から供給されると、メモリ
を参照して、ユーザによる音声入力が認識対象とされて
いる名称や定型文に一致するかどうかを判断するように
なっている。そして、ユーザの音声入力が認識対象とさ
れた名称や定型文に一致する場合には、音声認識部11
は、この音声入力を受け付けて、この音声入力で示され
るユーザからの指示内容を表示領域決定部12や経路探
索部15に伝達するようになっている。
力されたユーザの音声入力を認識するものである。すな
わち、音声認識部11は、認識対象となる地名等の名称
や定型文等が登録されたメモリを備えており、ユーザに
よる音声入力が音声入力部2から供給されると、メモリ
を参照して、ユーザによる音声入力が認識対象とされて
いる名称や定型文に一致するかどうかを判断するように
なっている。そして、ユーザの音声入力が認識対象とさ
れた名称や定型文に一致する場合には、音声認識部11
は、この音声入力を受け付けて、この音声入力で示され
るユーザからの指示内容を表示領域決定部12や経路探
索部15に伝達するようになっている。
【0047】なお、音声認識部11のメモリに登録され
た認識対象となる名称のうち、ユーザが音声入力を行う
にあたってどのように発話したらよいかが分かりづらい
であろうと思われる難読名称に対しては切り替え表示フ
ラグが付加されており、この切り替え表示フラグの有無
を判断することで、難読名称と他の名称との識別が可能
となっている。
た認識対象となる名称のうち、ユーザが音声入力を行う
にあたってどのように発話したらよいかが分かりづらい
であろうと思われる難読名称に対しては切り替え表示フ
ラグが付加されており、この切り替え表示フラグの有無
を判断することで、難読名称と他の名称との識別が可能
となっている。
【0048】表示領域決定部12は、ユーザによる音声
入力に応じて、表示部5に表示させる地図画像を決定す
るものである。すなわち、表示領域決定部12は、音声
認識部11により認識されたユーザからの指示内容に基
づき、記録媒体7に記録されている地図データのうちで
表示部5に表示させる区画を特定し、記録媒体駆動部4
を駆動制御して、特定した区画の地図データ及びこれに
付随する各種データを記録媒体7から取得する。この表
示領域決定部12により取得された地図データは、表示
画像作成部16に供給されるようになっている。
入力に応じて、表示部5に表示させる地図画像を決定す
るものである。すなわち、表示領域決定部12は、音声
認識部11により認識されたユーザからの指示内容に基
づき、記録媒体7に記録されている地図データのうちで
表示部5に表示させる区画を特定し、記録媒体駆動部4
を駆動制御して、特定した区画の地図データ及びこれに
付随する各種データを記録媒体7から取得する。この表
示領域決定部12により取得された地図データは、表示
画像作成部16に供給されるようになっている。
【0049】名称データ取得部13は、表示領域決定部
12によって記録媒体7から取得された地図データの中
から、音声認識部11による認識対象とされている名称
の名称データを取得するものである。この名称データ取
得部13により取得された名称データは、表示名称選択
部14に供給されるようになっている。
12によって記録媒体7から取得された地図データの中
から、音声認識部11による認識対象とされている名称
の名称データを取得するものである。この名称データ取
得部13により取得された名称データは、表示名称選択
部14に供給されるようになっている。
【0050】表示名称選択部14は、名称データ取得部
13により取得された名称の中から、地図画像上にアイ
コンとして重ねて表示する名称を選択するものである。
すなわち、表示名称選択部14は、音声認識部11によ
る認識対象とされている名称のうち、特にユーザにより
処理対象として指定される可能性の高い名称を所定の数
だけ選び出して、表示画像作成部16に供給するように
している。ここで、表示名称選択部14により選択され
る表示対象の名称の数は、表示の見やすさ等を考慮して
予め設定しておけばよい。本発明を適用したナビゲーシ
ョン装置1では、表示名称選択部14が表示対象の名称
を所定の数だけ選択し、地図画像上に重ねて表示するア
イコンの数を限定することによって、地図画像を見にく
いものとすることなく、ユーザによる音声入力の指標を
適切に提示するようになっている。
13により取得された名称の中から、地図画像上にアイ
コンとして重ねて表示する名称を選択するものである。
すなわち、表示名称選択部14は、音声認識部11によ
る認識対象とされている名称のうち、特にユーザにより
処理対象として指定される可能性の高い名称を所定の数
だけ選び出して、表示画像作成部16に供給するように
している。ここで、表示名称選択部14により選択され
る表示対象の名称の数は、表示の見やすさ等を考慮して
予め設定しておけばよい。本発明を適用したナビゲーシ
ョン装置1では、表示名称選択部14が表示対象の名称
を所定の数だけ選択し、地図画像上に重ねて表示するア
イコンの数を限定することによって、地図画像を見にく
いものとすることなく、ユーザによる音声入力の指標を
適切に提示するようになっている。
【0051】経路探索部15は、ユーザによる音声入力
に応じて、車両の現在位置から目的地までの推奨経路を
探索するものである。すなわち、経路探索部15は、音
声認識部11により認識されたユーザからの指示内容に
基づいて車両の目的地を設定し、設定した目的地と自車
位置検出部3により検出された車両の現在位置とを結ぶ
推奨経路を経路計算によって探索する。この経路探索部
15によって探索された推奨経路のデータは、表示画像
作成部16に供給されるようになっている。
に応じて、車両の現在位置から目的地までの推奨経路を
探索するものである。すなわち、経路探索部15は、音
声認識部11により認識されたユーザからの指示内容に
基づいて車両の目的地を設定し、設定した目的地と自車
位置検出部3により検出された車両の現在位置とを結ぶ
推奨経路を経路計算によって探索する。この経路探索部
15によって探索された推奨経路のデータは、表示画像
作成部16に供給されるようになっている。
【0052】表示画像作成部16は、図2(a)及び図
2(b)に示したような表示画面の画像データを作成す
るものである。すなわち、表示画像作成部16は、表示
領域決定部12により取得された地図データに基づいて
地図画像を作成すると共に、この地図画像上の適所に、
表示名称選択部14により選択された名称をアイコンと
して上書きして、地図画像表示エリアを表示するための
画像データを作成する。このとき、表示画像作成部16
は、アイコンとして表示する名称として難読名称が表示
名称選択部14により選択されている場合には、この難
読名称については、一般表記と仮名表記とが時分割で切
り替えられながら表示されるように、地図画像表示エリ
アを表示するための画像データを作成する。また、表示
画像作成部16は、経路探索部15により推奨経路が探
索されたときは、地図画像上に推奨経路を太線等によっ
て上書きして、地図画像表示エリアを表示するための画
像データを作成する。
2(b)に示したような表示画面の画像データを作成す
るものである。すなわち、表示画像作成部16は、表示
領域決定部12により取得された地図データに基づいて
地図画像を作成すると共に、この地図画像上の適所に、
表示名称選択部14により選択された名称をアイコンと
して上書きして、地図画像表示エリアを表示するための
画像データを作成する。このとき、表示画像作成部16
は、アイコンとして表示する名称として難読名称が表示
名称選択部14により選択されている場合には、この難
読名称については、一般表記と仮名表記とが時分割で切
り替えられながら表示されるように、地図画像表示エリ
アを表示するための画像データを作成する。また、表示
画像作成部16は、経路探索部15により推奨経路が探
索されたときは、地図画像上に推奨経路を太線等によっ
て上書きして、地図画像表示エリアを表示するための画
像データを作成する。
【0053】また、表示画像作成部16は、音声認識部
11による認識対象とされている定型文のデータを取得
して、音声ガイドエリアを表示するための画像データを
作成する。この表示画像作成部16により作成された画
像データは、表示制御部17に供給されるようになって
いる。
11による認識対象とされている定型文のデータを取得
して、音声ガイドエリアを表示するための画像データを
作成する。この表示画像作成部16により作成された画
像データは、表示制御部17に供給されるようになって
いる。
【0054】表示制御部17は、表示部5による画像の
表示動作を制御するためのものである。すなわち、この
表示制御部17は、表示部5の動作を制御するための制
御信号を生成して、この制御信号を、表示画像作成部1
6により作成された画像データと共に表示部5に供給す
るようになっている。そして、この表示制御部17から
供給される制御信号及び画像データに基づいて表示部5
が駆動されることによって、表示部5に、図2(a)及
び図2(b)に示したような表示画面が表示されること
になる。
表示動作を制御するためのものである。すなわち、この
表示制御部17は、表示部5の動作を制御するための制
御信号を生成して、この制御信号を、表示画像作成部1
6により作成された画像データと共に表示部5に供給す
るようになっている。そして、この表示制御部17から
供給される制御信号及び画像データに基づいて表示部5
が駆動されることによって、表示部5に、図2(a)及
び図2(b)に示したような表示画面が表示されること
になる。
【0055】ここで、以上のように構成される車載ナビ
ゲーション装置1における一連の処理の流れを、図5の
フローチャートを参照して説明する。
ゲーション装置1における一連の処理の流れを、図5の
フローチャートを参照して説明する。
【0056】まず、表示部5の表示画面を参照したユー
ザから音声入力部2を利用した音声入力が行われると、
制御部6の音声認識部11は、ステップS1−1におい
て、このユーザからの音声入力が表示対象の地図画像の
変更を指示するものであるかどうかを判断する。そし
て、ユーザからの音声入力が地図画像の変更を指示する
ものでないと判断した場合には、次に、ステップS1−
2において、この音声入力が地図画像上にアイコンとし
て表示されている名称を指定したものであるかどうかを
判断する。
ザから音声入力部2を利用した音声入力が行われると、
制御部6の音声認識部11は、ステップS1−1におい
て、このユーザからの音声入力が表示対象の地図画像の
変更を指示するものであるかどうかを判断する。そし
て、ユーザからの音声入力が地図画像の変更を指示する
ものでないと判断した場合には、次に、ステップS1−
2において、この音声入力が地図画像上にアイコンとし
て表示されている名称を指定したものであるかどうかを
判断する。
【0057】ここで、ユーザからの音声入力が地図画像
の変更を指示するものでなく、また、地図画像上にアイ
コンとして表示されている名称を指定したものでもない
場合には、音声認識部11は、ユーザからの音声入力が
認識対象以外の語句を発話したものと判断し、ユーザか
らの音声入力待ちに戻る。一方、ユーザからの音声入力
が地図画像上にアイコンとして表示されている名称を指
定したものであると音声認識部11により判断された場
合には、ステップS1−3において、このユーザからの
音声入力に応じて、制御部6の経路探索部15による目
的地設定等の処理が行われ、ユーザからの音声入力待ち
の状態に戻る。
の変更を指示するものでなく、また、地図画像上にアイ
コンとして表示されている名称を指定したものでもない
場合には、音声認識部11は、ユーザからの音声入力が
認識対象以外の語句を発話したものと判断し、ユーザか
らの音声入力待ちに戻る。一方、ユーザからの音声入力
が地図画像上にアイコンとして表示されている名称を指
定したものであると音声認識部11により判断された場
合には、ステップS1−3において、このユーザからの
音声入力に応じて、制御部6の経路探索部15による目
的地設定等の処理が行われ、ユーザからの音声入力待ち
の状態に戻る。
【0058】また、ステップS1−1において、ユーザ
からの音声入力が地図画像の変更を指示するものである
と音声認識部11により判断された場合には、次に、ス
テップS1−4において、制御部6の表示領域決定部1
2が、ユーザからの音声入力に応じて表示対象の地図画
像を決定し、記録媒体駆動部4を駆動制御して、該当す
る地図データを記録媒体7から取得する。
からの音声入力が地図画像の変更を指示するものである
と音声認識部11により判断された場合には、次に、ス
テップS1−4において、制御部6の表示領域決定部1
2が、ユーザからの音声入力に応じて表示対象の地図画
像を決定し、記録媒体駆動部4を駆動制御して、該当す
る地図データを記録媒体7から取得する。
【0059】次に、ステップS1−5において、制御部
6の名称データ取得部13が、表示領域決定部12によ
って記録媒体7から取得された地図データの中から、音
声認識部11による認識対象とされている名称の名称デ
ータを取得する。
6の名称データ取得部13が、表示領域決定部12によ
って記録媒体7から取得された地図データの中から、音
声認識部11による認識対象とされている名称の名称デ
ータを取得する。
【0060】次に、ステップS1−6において、制御部
6の表示名称選択部14が、名称データ取得部13によ
り取得された名称データで示される名称、すなわち、音
声認識部11による認識対象となる名称の中から、特に
ユーザにより処理対象として指定される可能性の高い所
定の数の名称を、地図画像上にアイコンとして重ねて表
示する名称として選択する。
6の表示名称選択部14が、名称データ取得部13によ
り取得された名称データで示される名称、すなわち、音
声認識部11による認識対象となる名称の中から、特に
ユーザにより処理対象として指定される可能性の高い所
定の数の名称を、地図画像上にアイコンとして重ねて表
示する名称として選択する。
【0061】表示名称選択部14によって所定の数の名
称が表示対象の名称として選択されると、次に、制御部
6の表示画像作成部16が、これら表示対象の名称に難
読名称が含まれているかどうかを判断する。すなわち、
表示画像作成部16は、ステップS1−7において、表
示名称選択部14により選択された所定の数の表示対象
の名称の中から任意の名称を1つ抽出し、ステップS1
−8において、抽出した名称が難読名称であるかどうか
を判断する。このとき、難読名称であるかどうかは、上
述したように、切り替え表示フラグの有無によって判断
できる。
称が表示対象の名称として選択されると、次に、制御部
6の表示画像作成部16が、これら表示対象の名称に難
読名称が含まれているかどうかを判断する。すなわち、
表示画像作成部16は、ステップS1−7において、表
示名称選択部14により選択された所定の数の表示対象
の名称の中から任意の名称を1つ抽出し、ステップS1
−8において、抽出した名称が難読名称であるかどうか
を判断する。このとき、難読名称であるかどうかは、上
述したように、切り替え表示フラグの有無によって判断
できる。
【0062】そして、表示画像作成部16は、抽出した
名称が難読名称ではないと判断した場合には、ステップ
S1−9において、この名称を一般表記で表したアイコ
ンとして地図画像上に上書きする。一方、抽出した名称
が難読名称であると判断した場合には、ステップS1−
10において、この名称を一般表記と仮名表記とが時分
割で切り替えられる表示形態のアイコンとして地図画像
上に上書きする。
名称が難読名称ではないと判断した場合には、ステップ
S1−9において、この名称を一般表記で表したアイコ
ンとして地図画像上に上書きする。一方、抽出した名称
が難読名称であると判断した場合には、ステップS1−
10において、この名称を一般表記と仮名表記とが時分
割で切り替えられる表示形態のアイコンとして地図画像
上に上書きする。
【0063】次に、表示画像作成部16は、ステップS
1−11において、表示対象として選択された全ての名
称をアイコンとして地図画像上に上書きしたかどうかを
判断し、全ての名称の上書きが終了していない場合に
は、ステップS1−7に戻って、それ以降の処理を繰り
返し行う。一方、表示対象となる全ての名称がアイコン
として地図画像上に上書きされ、表示部5に図2(a)
及び図2(b)に示したような表示画面が表示される
と、ユーザからの音声入力待ちの状態に戻る。
1−11において、表示対象として選択された全ての名
称をアイコンとして地図画像上に上書きしたかどうかを
判断し、全ての名称の上書きが終了していない場合に
は、ステップS1−7に戻って、それ以降の処理を繰り
返し行う。一方、表示対象となる全ての名称がアイコン
として地図画像上に上書きされ、表示部5に図2(a)
及び図2(b)に示したような表示画面が表示される
と、ユーザからの音声入力待ちの状態に戻る。
【0064】以上説明したように、本発明を適用した車
載ナビゲーション装置1では、表示部5に地図画像が表
示されると共に、この地図画像内の地点等を示す名称で
あって制御部6の音声認識部11による認識対象となっ
ている名称のうちのいくつかが、アイコンとして地図画
像上に選択的に表示されるので、ユーザは、表示部5に
表示された地図画像を参照しながら、この地図画像上に
アイコンとして表示された名称を発話することで、例え
ばこの名称を目的地に設定するといった音声入力を適切
且つ簡便に行うことができる。
載ナビゲーション装置1では、表示部5に地図画像が表
示されると共に、この地図画像内の地点等を示す名称で
あって制御部6の音声認識部11による認識対象となっ
ている名称のうちのいくつかが、アイコンとして地図画
像上に選択的に表示されるので、ユーザは、表示部5に
表示された地図画像を参照しながら、この地図画像上に
アイコンとして表示された名称を発話することで、例え
ばこの名称を目的地に設定するといった音声入力を適切
且つ簡便に行うことができる。
【0065】また、本発明を適用した車載ナビゲーショ
ン装置1では、特に、ユーザが音声入力を行うにあたっ
てどのように発話したらよいかが分かりづらい難読名称
については、漢字等による一般表記と仮名表記とが時分
割で切り替えられながら交互に表示されるので、このよ
うな難読名称を指定した音声入力も適切且つ簡便に行う
ことができる。
ン装置1では、特に、ユーザが音声入力を行うにあたっ
てどのように発話したらよいかが分かりづらい難読名称
については、漢字等による一般表記と仮名表記とが時分
割で切り替えられながら交互に表示されるので、このよ
うな難読名称を指定した音声入力も適切且つ簡便に行う
ことができる。
【0066】なお、以上は、音声入力型の車載ナビゲー
ション装置1に本発明を適用した場合を例に挙げて具体
的に説明したが、本発明は、車載ナビゲーション装置1
に限らず、ユーザの音声入力に応じて所定の情報を表示
する機能を備えるあらゆる機器に対して有効に適用可能
である。以下、本発明の他の実施の形態として、本発明
を車載ラジオ選局装置に適用した例について説明する。
ション装置1に本発明を適用した場合を例に挙げて具体
的に説明したが、本発明は、車載ナビゲーション装置1
に限らず、ユーザの音声入力に応じて所定の情報を表示
する機能を備えるあらゆる機器に対して有効に適用可能
である。以下、本発明の他の実施の形態として、本発明
を車載ラジオ選局装置に適用した例について説明する。
【0067】本発明を適用した車載ラジオ選局装置20
は、図6に示すように、音声入力部21と、自車位置検
出部22と、表示部23と、音声出力部24と、制御部
25とを備えて構成される。
は、図6に示すように、音声入力部21と、自車位置検
出部22と、表示部23と、音声出力部24と、制御部
25とを備えて構成される。
【0068】音声入力部21は、ユーザが車載ラジオ選
局装置20に対して音声入力を行うためのものであり、
上述した車載ナビゲーション装置1が備える音声入力部
2と同様の構成を有している。この音声入力部21から
のユーザによる音声入力は、制御部25へと送られるよ
うになっている。
局装置20に対して音声入力を行うためのものであり、
上述した車載ナビゲーション装置1が備える音声入力部
2と同様の構成を有している。この音声入力部21から
のユーザによる音声入力は、制御部25へと送られるよ
うになっている。
【0069】自車位置検出部22は、車載ラジオ選局装
置20が搭載された車両の現在位置を検出するためのも
のであり、上述した車載ナビゲーション装置1が備える
自車位置検出部3と同様の構成を有している。この自車
位置検出部22により検出された車両の現在位置を示す
位置情報は、制御部25へと送られるようになってい
る。
置20が搭載された車両の現在位置を検出するためのも
のであり、上述した車載ナビゲーション装置1が備える
自車位置検出部3と同様の構成を有している。この自車
位置検出部22により検出された車両の現在位置を示す
位置情報は、制御部25へと送られるようになってい
る。
【0070】表示部23は例えば液晶表示器等よりな
り、制御部25による制御のもとで、例えば図7(a)
及び図7(b)に示すような表示画面を表示する。この
図7(a)及び図7(b)に示す表示画面は、車両の現
在位置に応じて選局可能な放送局の名称であって、後述
する音声認識部の認識対象となっている放送局の名称を
一覧として表示するものである。この表示部23に表示
される放送局の名称のうち、特にアルファベット等によ
る一般表記だけではどのように発話したらよいかが分か
りづらい難読名称については、一般表記と仮名表記とが
時分割で切り替えられながら表示されるようになってい
る。具体的には、例えば「J−WAVE」や「NACK
5」という名称が難読名称として登録されており、これ
らの放送局が車両の現在位置に応じて選局可能な放送局
に含まれる場合には、図7(a)に示すような「J−W
AVE」、「NACK5」という一般表記(アルファベ
ット表記)と、図7(b)に示すような「ジェイウェイ
ブ」、「ナックファイブ」という仮名表記とが一定時間
毎に交互に切り替えられながら表示部23に表示される
ようになっている。
り、制御部25による制御のもとで、例えば図7(a)
及び図7(b)に示すような表示画面を表示する。この
図7(a)及び図7(b)に示す表示画面は、車両の現
在位置に応じて選局可能な放送局の名称であって、後述
する音声認識部の認識対象となっている放送局の名称を
一覧として表示するものである。この表示部23に表示
される放送局の名称のうち、特にアルファベット等によ
る一般表記だけではどのように発話したらよいかが分か
りづらい難読名称については、一般表記と仮名表記とが
時分割で切り替えられながら表示されるようになってい
る。具体的には、例えば「J−WAVE」や「NACK
5」という名称が難読名称として登録されており、これ
らの放送局が車両の現在位置に応じて選局可能な放送局
に含まれる場合には、図7(a)に示すような「J−W
AVE」、「NACK5」という一般表記(アルファベ
ット表記)と、図7(b)に示すような「ジェイウェイ
ブ」、「ナックファイブ」という仮名表記とが一定時間
毎に交互に切り替えられながら表示部23に表示される
ようになっている。
【0071】以上のように、本発明を適用した車載ラジ
オ選局装置20では、表示部23に表示された表示画面
を参照することで、車両の現在位置に応じて選局可能な
放送局が即座に判断できるようになっており、特に、ユ
ーザが選局のための音声入力を行うにあたってどのよう
に発話したらよいかが分かりづらい難読名称の放送局に
ついては、アルファベット等による一般表記と仮名表記
とが時分割で切り替えられながら交互に表示されるの
で、このような難読名称の放送局を選局する旨の音声入
力も適切且つ簡便に行うことができる。
オ選局装置20では、表示部23に表示された表示画面
を参照することで、車両の現在位置に応じて選局可能な
放送局が即座に判断できるようになっており、特に、ユ
ーザが選局のための音声入力を行うにあたってどのよう
に発話したらよいかが分かりづらい難読名称の放送局に
ついては、アルファベット等による一般表記と仮名表記
とが時分割で切り替えられながら交互に表示されるの
で、このような難読名称の放送局を選局する旨の音声入
力も適切且つ簡便に行うことができる。
【0072】音声出力部24はスピーカ等よりなり、制
御部25による制御のもとで、車両の現在位置に応じて
選局可能な放送局(表示部23に名称が一覧表示された
放送局)の中で、音声入力部21を利用したユーザの音
声入力に応じて選局された放送局からのラジオ放送を音
声出力するものである。
御部25による制御のもとで、車両の現在位置に応じて
選局可能な放送局(表示部23に名称が一覧表示された
放送局)の中で、音声入力部21を利用したユーザの音
声入力に応じて選局された放送局からのラジオ放送を音
声出力するものである。
【0073】制御部25は、本発明を適用した車載ラジ
オ選局装置20全体の動作を制御するものであり、上述
した車載ナビゲーション装置1が備える制御部6と同様
に、CPU26やROM27及びRAM28、CPU周
辺回路等を備え、これらがバスを介して接続されたマイ
クロプロセッサ構成を有している。そして、この制御部
25では、CPU26が、ROM27に格納された各種
制御プログラムに基づいて、RAM28をワークエリア
として利用して各種演算処理を実行することによって、
車載ラジオ選局装置20全体の動作を制御して、当該車
載ラジオ選局装置20における各種の処理を実行するよ
うになっている。
オ選局装置20全体の動作を制御するものであり、上述
した車載ナビゲーション装置1が備える制御部6と同様
に、CPU26やROM27及びRAM28、CPU周
辺回路等を備え、これらがバスを介して接続されたマイ
クロプロセッサ構成を有している。そして、この制御部
25では、CPU26が、ROM27に格納された各種
制御プログラムに基づいて、RAM28をワークエリア
として利用して各種演算処理を実行することによって、
車載ラジオ選局装置20全体の動作を制御して、当該車
載ラジオ選局装置20における各種の処理を実行するよ
うになっている。
【0074】特に、本発明を適用した車載ラジオ選局装
置20では、制御部25のCPU26が、制御プログラ
ムの1つとしてROM27に格納された名称表示プログ
ラムを実行することによって、図8の機能ブロック図で
示すように、制御部25に、受信可能局選択部31、表
示画像作成部32、表示データベース33、表示制御部
34、音声認識部35、選局部36、音声出力制御部3
7の各機能が実現されることになる。
置20では、制御部25のCPU26が、制御プログラ
ムの1つとしてROM27に格納された名称表示プログ
ラムを実行することによって、図8の機能ブロック図で
示すように、制御部25に、受信可能局選択部31、表
示画像作成部32、表示データベース33、表示制御部
34、音声認識部35、選局部36、音声出力制御部3
7の各機能が実現されることになる。
【0075】受信可能局選択部31は、自車位置検出部
22からの位置情報に基づいて車両の現在位置を把握し
て、この現在位置において受信可能な放送局を選択する
ものである。この受信可能局選択部31により選択され
た受信可能な放送局の情報は、表示画像作成部32に供
給される。
22からの位置情報に基づいて車両の現在位置を把握し
て、この現在位置において受信可能な放送局を選択する
ものである。この受信可能局選択部31により選択され
た受信可能な放送局の情報は、表示画像作成部32に供
給される。
【0076】表示画像作成部32は、図7(a)及び図
7(b)に示したような表示画面の画像データを作成す
るものである。すなわち、表示画像作成部32は、受信
可能局選択部31から供給される受信可能な放送局の情
報と、表示データベース33からの情報とに基づいて、
車両の現在位置に応じて選局可能な放送局の名称であっ
て、音声認識部35の認識対象となっている放送局の名
称を一覧表示するための画像データを作成する。このと
き、表示画像作成部32は、表示する放送局の名称の中
に難読名称が含まれている場合には、この難読名称につ
いては、一般表記と仮名表記とが時分割で切り替えられ
ながら表示されるように画像データを作成する。
7(b)に示したような表示画面の画像データを作成す
るものである。すなわち、表示画像作成部32は、受信
可能局選択部31から供給される受信可能な放送局の情
報と、表示データベース33からの情報とに基づいて、
車両の現在位置に応じて選局可能な放送局の名称であっ
て、音声認識部35の認識対象となっている放送局の名
称を一覧表示するための画像データを作成する。このと
き、表示画像作成部32は、表示する放送局の名称の中
に難読名称が含まれている場合には、この難読名称につ
いては、一般表記と仮名表記とが時分割で切り替えられ
ながら表示されるように画像データを作成する。
【0077】表示データベース33には、各放送局の名
称データが格納されており、特に、難読名称で示される
放送局については、名称データとして一般表記と仮名表
記の双方のデータが格納されている。
称データが格納されており、特に、難読名称で示される
放送局については、名称データとして一般表記と仮名表
記の双方のデータが格納されている。
【0078】表示制御部34は、表示部23の表示動作
を制御するためのものである。すなわち、この表示制御
部34は、表示部23の動作を制御するための制御信号
を生成して、この制御信号を、表示画像作成部32によ
り作成された画像データと共に表示部23に供給するよ
うになっている。そして、この表示制御部34から供給
される制御信号及び画像データに基づいて表示部23が
駆動されることによって、表示部23に、図7(a)及
び図7(b)に示したような表示画面が表示されること
になる。
を制御するためのものである。すなわち、この表示制御
部34は、表示部23の動作を制御するための制御信号
を生成して、この制御信号を、表示画像作成部32によ
り作成された画像データと共に表示部23に供給するよ
うになっている。そして、この表示制御部34から供給
される制御信号及び画像データに基づいて表示部23が
駆動されることによって、表示部23に、図7(a)及
び図7(b)に示したような表示画面が表示されること
になる。
【0079】音声認識部35は、音声入力部21により
入力されたユーザの音声入力を認識するものである。す
なわち、音声認識部35は、ユーザによる音声入力が認
識対象とされている語句を発話したものであるかどうか
を判断し、ユーザによる音声入力が認識対象とされてい
る語句を発話したものである場合には、この音声入力を
受け付けて、この音声入力で示される指示内容を選局部
36に伝達するようになっている。
入力されたユーザの音声入力を認識するものである。す
なわち、音声認識部35は、ユーザによる音声入力が認
識対象とされている語句を発話したものであるかどうか
を判断し、ユーザによる音声入力が認識対象とされてい
る語句を発話したものである場合には、この音声入力を
受け付けて、この音声入力で示される指示内容を選局部
36に伝達するようになっている。
【0080】選局部36は、音声認識部25からの指示
内容、すなわち、ユーザの音声入力で示される指示内容
に応じて所定の放送局を選局し、選局した放送局からの
ラジオ放送を受信するものである。この選局部36によ
り受信されたラジオ放送の音声信号は、音声出力制御部
37に供給される。
内容、すなわち、ユーザの音声入力で示される指示内容
に応じて所定の放送局を選局し、選局した放送局からの
ラジオ放送を受信するものである。この選局部36によ
り受信されたラジオ放送の音声信号は、音声出力制御部
37に供給される。
【0081】音声出力制御部37は、音声出力部24に
よる音声出力を制御するためのものである。すなわち、
この音声出力制御部37は、音声出力部24の動作を制
御するための制御信号を生成して、この制御信号を、選
局部36により受信されたラジオ放送の音声信号と共に
音声出力部24に供給するようになっている。そして、
この音声出力制御部37から供給される制御信号及び音
声信号に基づいて音声出力部24が駆動されることによ
って、ユーザの音声入力に応じて選局されたラジオ局の
ラジオ放送が音声出力されることになる。
よる音声出力を制御するためのものである。すなわち、
この音声出力制御部37は、音声出力部24の動作を制
御するための制御信号を生成して、この制御信号を、選
局部36により受信されたラジオ放送の音声信号と共に
音声出力部24に供給するようになっている。そして、
この音声出力制御部37から供給される制御信号及び音
声信号に基づいて音声出力部24が駆動されることによ
って、ユーザの音声入力に応じて選局されたラジオ局の
ラジオ放送が音声出力されることになる。
【0082】ここで、以上のように構成される車載ラジ
オ選局装置20における一連の処理の流れを、図9のフ
ローチャートを参照して説明する。
オ選局装置20における一連の処理の流れを、図9のフ
ローチャートを参照して説明する。
【0083】車載ラジオ選局装置20が起動されると、
まず、ステップS2−1において、自車位置検出部22
により車載ラジオ選局装置20が搭載された車両の現在
位置が検出され、この車両の現在位置を示す位置情報に
基づいて、制御部25の受信可能局選択部31が、この
現在位置において受信可能な放送局を選択する。
まず、ステップS2−1において、自車位置検出部22
により車載ラジオ選局装置20が搭載された車両の現在
位置が検出され、この車両の現在位置を示す位置情報に
基づいて、制御部25の受信可能局選択部31が、この
現在位置において受信可能な放送局を選択する。
【0084】車両の現在位置に応じて受信可能な放送局
が選択されると、次に、制御部25の表示画像作成部3
2が、これら受信可能な放送局の名称に難読名称が含ま
れているかどうかを判断する。すなわち、表示画像作成
部32は、ステップS2−2において、受信可能な放送
局の名称の中から任意の名称を1つ抽出し、ステップS
2−3において、抽出した放送局の名称が難読名称であ
るかどうかを判断する。
が選択されると、次に、制御部25の表示画像作成部3
2が、これら受信可能な放送局の名称に難読名称が含ま
れているかどうかを判断する。すなわち、表示画像作成
部32は、ステップS2−2において、受信可能な放送
局の名称の中から任意の名称を1つ抽出し、ステップS
2−3において、抽出した放送局の名称が難読名称であ
るかどうかを判断する。
【0085】そして、表示画像作成部32は、抽出した
放送局の名称が難読名称ではないと判断した場合には、
ステップS2−4において、この放送局の名称を一般表
記で表す画像データを作成する。一方、抽出した放送局
の名称が難読名称であると判断した場合には、ステップ
S2−5において、この放送局の名称を一般表記と仮名
表記とが時分割で切り替えられる表示形態で表す画像デ
ータを作成する。
放送局の名称が難読名称ではないと判断した場合には、
ステップS2−4において、この放送局の名称を一般表
記で表す画像データを作成する。一方、抽出した放送局
の名称が難読名称であると判断した場合には、ステップ
S2−5において、この放送局の名称を一般表記と仮名
表記とが時分割で切り替えられる表示形態で表す画像デ
ータを作成する。
【0086】次に、表示画像作成部32は、ステップS
2−6において、受信可能な全ての放送局の名称を表示
する画像データが作成されたかどうかを判断し、全ての
放送局の名称を表示する画像データが作成されていない
場合には、ステップS2−2に戻って、それ以降の処理
を繰り返し行う。一方、全ての放送局の名称を表示する
画像データが作成されると、表示部23に受信可能な放
送局の一覧を示す表示画面が表示され、ユーザからの音
声入力待ちの状態となる。
2−6において、受信可能な全ての放送局の名称を表示
する画像データが作成されたかどうかを判断し、全ての
放送局の名称を表示する画像データが作成されていない
場合には、ステップS2−2に戻って、それ以降の処理
を繰り返し行う。一方、全ての放送局の名称を表示する
画像データが作成されると、表示部23に受信可能な放
送局の一覧を示す表示画面が表示され、ユーザからの音
声入力待ちの状態となる。
【0087】次に、ステップS2−7において、この表
示部23の表示画面を参照したユーザにより音声入力部
21を利用した音声入力がなされると、ステップS2−
8において、制御部25の音声認識部11が、このユー
ザからの音声入力が表示部23に表示された放送局の名
称を指定した音声入力であるかどうかを判断する。そし
て、ユーザからの音声入力が受信可能な放送局の名称を
指定したものでないと判断された場合には、ユーザから
の音声入力待ちの状態に戻る。
示部23の表示画面を参照したユーザにより音声入力部
21を利用した音声入力がなされると、ステップS2−
8において、制御部25の音声認識部11が、このユー
ザからの音声入力が表示部23に表示された放送局の名
称を指定した音声入力であるかどうかを判断する。そし
て、ユーザからの音声入力が受信可能な放送局の名称を
指定したものでないと判断された場合には、ユーザから
の音声入力待ちの状態に戻る。
【0088】一方、ユーザからの音声入力が受信可能な
放送局の名称を指定したものである場合には、次に、ス
テップS2−9において、制御部25の選局部36がこ
のユーザにより指定された放送局を選局し、この放送局
からのラジオ放送を受信する。そして、このユーザによ
り指定された放送局のラジオ放送が音声出力部24から
音声出力されて、車載ラジオ選局装置20における一連
の処理が終了する。
放送局の名称を指定したものである場合には、次に、ス
テップS2−9において、制御部25の選局部36がこ
のユーザにより指定された放送局を選局し、この放送局
からのラジオ放送を受信する。そして、このユーザによ
り指定された放送局のラジオ放送が音声出力部24から
音声出力されて、車載ラジオ選局装置20における一連
の処理が終了する。
【0089】以上説明したように、本発明を適用した車
載ラジオ選局装置20では、当該車載ラジオ選局装置2
0が搭載された車両の現在位置に応じて受信可能な放送
局の名称であって、制御部25の音声認識部35による
認識対象となっている名称の一覧が表示部23に表示さ
れ、特に、これら受信可能な放送局の名称のうち、ユー
ザが音声入力を行うにあたってどのように発話したらよ
いかが分かりづらい難読名称については、アルファベッ
ト等による一般表記と仮名表記とが時分割で切り替えら
れながら表示されるので、このような難読名称の放送局
を指定した音声入力も適切且つ簡便に行うことができ
る。
載ラジオ選局装置20では、当該車載ラジオ選局装置2
0が搭載された車両の現在位置に応じて受信可能な放送
局の名称であって、制御部25の音声認識部35による
認識対象となっている名称の一覧が表示部23に表示さ
れ、特に、これら受信可能な放送局の名称のうち、ユー
ザが音声入力を行うにあたってどのように発話したらよ
いかが分かりづらい難読名称については、アルファベッ
ト等による一般表記と仮名表記とが時分割で切り替えら
れながら表示されるので、このような難読名称の放送局
を指定した音声入力も適切且つ簡便に行うことができ
る。
【図1】本発明を適用した車載ナビゲーション装置の概
略構成を示すブロック図である。
略構成を示すブロック図である。
【図2】前記車載ナビゲーション装置の表示部に表示さ
れる表示画面を示す図であり、(a)は難読名称を一般
表記で表すアイコンが地図画像上に重ねて表示された状
態を示し、(b)は難読名称を仮名表記で表すアイコン
が地図画像上に重ねて表示された状態を示している。
れる表示画面を示す図であり、(a)は難読名称を一般
表記で表すアイコンが地図画像上に重ねて表示された状
態を示し、(b)は難読名称を仮名表記で表すアイコン
が地図画像上に重ねて表示された状態を示している。
【図3】一般表記と仮名表記とが交互に連続した文字列
を行方向に移動させる表示形態で難読名称を表示する例
を概念的に示す模式図である。
を行方向に移動させる表示形態で難読名称を表示する例
を概念的に示す模式図である。
【図4】前記車載ナビゲーション装置の制御部を詳細に
示す機能ブロック図である。
示す機能ブロック図である。
【図5】前記車載ナビゲーション装置における一連の処
理の流れを示すフローチャートである。
理の流れを示すフローチャートである。
【図6】本発明を適用した車載ラジオ選局装置の概略構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図7】前記車載ラジオ選局装置の表示部に表示される
表示画面を示す図であり、(a)は難読名称である放送
局の名称を一般表記で表示した状態を示し、(b)は難
読名称である放送局の名称を仮名表記で表示した状態を
示している。
表示画面を示す図であり、(a)は難読名称である放送
局の名称を一般表記で表示した状態を示し、(b)は難
読名称である放送局の名称を仮名表記で表示した状態を
示している。
【図8】前記車載ラジオ選局装置の制御部を詳細に示す
機能ブロック図である。
機能ブロック図である。
【図9】前記車載ラジオ選局装置における一連の処理の
流れを示すフローチャートである。
流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 車載ナビゲーション装置
2 音声入力部
5 表示部
6 制御部
11 音声認識部
16 表示画像作成部
17 表示制御部
20 車載ラジオ選局装置
21 音声入力部
23 表示部
25 制御部
32 表示画像作成部
34 表示制御部
35 音声認識部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G08G 1/0969 G10L 3/00 571H
(72)発明者 黒田 浩一
神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産
自動車株式会社内
(72)発明者 大野 健
神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産
自動車株式会社内
(72)発明者 神沼 充伸
神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産
自動車株式会社内
(72)発明者 中山 沖彦
神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産
自動車株式会社内
Fターム(参考) 2F029 AA02 AB01 AB07 AC02 AC04
AC13 AC14 AC18
5D015 KK01 KK02
5H180 AA01 BB13 FF04 FF05 FF22
FF27 FF33
Claims (7)
- 【請求項1】 ユーザによる音声入力を認識する音声認
識手段と、 前記音声認識手段の認識対象となる名称を所定の情報に
併せて表示する表示制御手段とを備え、 前記表示制御手段が、前記音声認識手段の認識対象とな
る名称のうち、予め登録された難読名称については、一
般表記と仮名表記とを時分割で切り替えながら表示する
ことを特徴とする表示装置。 - 【請求項2】 前記表示制御手段が、前記難読名称の一
般表記と仮名表記とが交互に連続した文字列を行方向に
移動させる表示形態で、前記難読名称を表示することを
特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 【請求項3】 前記表示制御手段が、前記音声認識手段
の認識対象となる名称を地図画像上にアイコンとして表
示することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装
置。 - 【請求項4】 ユーザによる音声入力を認識する音声認
識手段を備える表示装置に、前記音声認識手段の認識対
象となる名称を所定の情報に併せて表示するに際し、 前記音声認識手段の認識対象となる名称のうち、予め登
録された難読名称については、一般表記と仮名表記とを
時分割で切り替えながら表示することを特徴とする名称
表示方法。 - 【請求項5】 前記難読名称の一般表記と仮名表記とが
交互に連続した文字列を行方向に移動させる表示形態
で、前記難読名称を表示することを特徴とする請求項4
に記載の名称表示方法。 - 【請求項6】 前記音声認識手段の認識対象となる名称
を地図画像上にアイコンとして表示することを特徴とす
る請求項4又は5に記載の名称表示方法。 - 【請求項7】 ユーザによる音声入力を認識する音声認
識手段を備える表示装置に、 前記音声認識手段の認識対象となる名称を所定の情報に
併せて表示すると共に、前記音声認識手段の認識対象と
なる名称のうち、予め登録された難読名称については、
一般表記と仮名表記とを時分割で切り替えながら表示す
る表示制御手段としての機能を実現させることを特徴と
する名称表示プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002037009A JP2003241793A (ja) | 2002-02-14 | 2002-02-14 | 表示装置、名称表示方法及び名称表示プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002037009A JP2003241793A (ja) | 2002-02-14 | 2002-02-14 | 表示装置、名称表示方法及び名称表示プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003241793A true JP2003241793A (ja) | 2003-08-29 |
Family
ID=27778735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002037009A Pending JP2003241793A (ja) | 2002-02-14 | 2002-02-14 | 表示装置、名称表示方法及び名称表示プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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- 2002-02-14 JP JP2002037009A patent/JP2003241793A/ja active Pending
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