JP2003241614A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2003241614A
JP2003241614A JP2002046102A JP2002046102A JP2003241614A JP 2003241614 A JP2003241614 A JP 2003241614A JP 2002046102 A JP2002046102 A JP 2002046102A JP 2002046102 A JP2002046102 A JP 2002046102A JP 2003241614 A JP2003241614 A JP 2003241614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
double
paper
printing
sided
time interval
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002046102A
Other languages
English (en)
Inventor
Sunao Matsudaira
直 松平
Masashi Sugano
雅至 菅野
Katsunori Takahashi
克典 高橋
Hiroshi Koyama
弘 小山
Masayuki Watanabe
政行 渡▲邉▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2002046102A priority Critical patent/JP2003241614A/ja
Publication of JP2003241614A publication Critical patent/JP2003241614A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スタックレスの反転搬送路をもった画像形成
装置で、両面プリント時のプリント生産性を高める。 【解決手段】 紙搬送時間間隔T1とT2との間でT1
<T2<2×(T1)の関係にあって、T1の時間間隔
ピッチで転写紙を搬送する搬送方式として、スタート時
には奇数枚毎のタイミングで給紙して表面印字を行い、
表面印字を終えた転写紙は反転して先に給紙しなかった
偶数枚目のタイミングで給紙して裏面印字を行い、表裏
交互に印字して両面プリントを行う方式と、T2の時間
間隔ピッチで転写紙を搬送する搬送方式として、連続し
てN枚以下のプリント枚数分の給紙を行って表面印字を
行い、表面印字を終えた転写紙は反転して先の給紙に続
いて連続して裏面印字を行い、両面プリントを行う方式
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は両面プリントを可能
とした画像形成装置に係わり、特にスタックレスの反転
搬送路を有して両面プリントを行う画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】転写紙の両面に画像を記録する両面プリ
ントの形成方法としては、反転搬送路を設けて両面プリ
ントを行う方法が広く用いられている。反転搬送路を用
いての両面プリント方法は、後に説明するように表面画
像の転写・定着を終えた転写紙を反転搬送路で表裏を反
転させ、再び転写域へと搬送して裏面画像の転写・定着
を行って、転写紙の表裏両面に画像をプリントするよう
にしたプリント方法である。
【0003】反転搬送路にスタックを設けた画像形成装
置では、連続して多数枚の両面プリントを行う際は、多
数枚の転写紙に対して連続して表面画像の印字を行い、
表面画像を保持した多数枚の転写紙を一旦スタック内に
収納し、最後の転写紙の表面画像の転写に引き続いてス
タック内の表面画像をプリントした転写紙を搬出し裏面
画像の印字を行って両面プリントを行うことがなされて
いる。かかるプリント方法は連続して多数枚印字を行う
際には有効なプロセスであるが、欠点として最初の両面
画像を保持した転写紙が機外に排出するまでに多大の待
ち時間を必要とすることがある。
【0004】スタックレスの反転搬送路を有する画像形
成装置では、数枚(N枚)の転写紙が反転搬送路内に同
時に滞留可能であるとき、多数枚の連続プリントを行う
ときは転写紙N枚の給紙を行って表面印字を行い、表面
印字を終えた転写紙は反転搬送路で反転して先の給紙に
続いて連続して裏面印字を行い、かかるプロセスを繰り
返すことによって多数枚の両面プリントが行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】多数枚プリントを行う
画像形成装置では、プリント性能の向上が求められてい
る。プリント性能の向上は、給紙速度の高速化と、搬送
される転写紙の搬送間隔を狭くすることによって達成さ
れる。
【0006】前の転写紙の後端と次の転写紙との間隔
は、片面プリントの場合には可なり接近することが可能
である。しかし、両面プリントの場合は反転搬送路内で
転写紙はスイッチバックする関係から、可なりの間隔を
設けることが必要で、両面プリントと片面プリントとで
は単位時間当り同等のプリント速度でプリントを行うこ
とは困難であった。
【0007】本発明は、スタックレスの反転搬送路を有
した画像形成装置で、設定条件に応じてプリントプログ
ラムを変更し、片面プリント時とほぼ同等のプリント生
産性を有した画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、同一紙種、
同一給紙トレイから給紙を行う場合でも2つ以上の異な
る紙搬送時間間隔を有し、片面プリントモード時は最も
紙搬送時間間隔の短い時間間隔(T1)で給紙を行い、
両面プリントモード時は紙搬送時間間隔の長い時間間隔
(T2)で給紙を行う制御部とスタックレスの反転搬送
路を有していて、該反転搬送路にはN枚の転写紙が同時
に滞留可能であって、 T1<T2<2×(T1) の関係にある画像形成装置において、前記制御部はN+
1枚以上の両面プリントモード時には、T1の時間間隔
ピッチで転写紙を搬送する搬送方式とし、スタート時に
は奇数枚毎のタイミングで給紙して表面印字を行い、表
面印字を終えた転写紙は反転して先に給紙しなかった偶
数枚目のタイミングで給紙して裏面印字を行い、表裏交
互に印字して両面プリントを行い、N枚以下の両面プリ
ントモード時には、T2の時間間隔ピッチで転写紙を搬
送する搬送方式とし、連続してプリント枚数分の給紙を
行って表面印字を行い、表面印字を終えた転写紙は反転
して先の給紙に続いて連続して裏面印字を行うよう制御
し、両面プリントを行うように制御することを特徴とす
る画像形成装置、及び同一紙種、同一給紙トレイから給
紙を行う場合でも2つ以上の異なる紙搬送時間間隔を有
し、片面プリントモード時は最も紙搬送時間間隔の短い
時間間隔(T1)で給紙を行い、両面プリントモード時
は紙搬送時間間隔の長い時間間隔(T2)で給紙を行う
ように制御する制御部とスタックレスの反転搬送路を有
していて、該反転搬送路にはN枚の転写紙が同時に滞留
可能であって、 T1<T2<2×(T1) の関係にある画像形成装置において、前記制御部は両面
プリントモード時には、T1の時間間隔ピッチで転写紙
を搬送する搬送方式として、スタート時には奇数枚毎の
タイミングで給紙して表面印字を行い、表面印字を終え
た転写紙は反転して先に給紙しなかった偶数枚目のタイ
ミングで給紙して裏面印字を行い、表裏交互に印字して
両面プリントを行う方式と、T2の時間間隔ピッチで転
写紙を搬送する搬送方式として、連続してN枚以下のプ
リント枚数分の給紙を行って表面印字を行い、表面印字
を終えた転写紙は反転して先の給紙に続いて連続して裏
面印字を行い、両面プリントを行う方式とを有し、その
何れかにより両面プリントを行うように制御することを
特徴とする画像形成装置、によって達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の説明に先立って、スタッ
クレスの反転搬送路を有して両面プリントを行うことを
可能とした画像形成装置について、図1の断面図を用い
て構成と作動について説明する。但し、本発明はこの構
成に限定されるものではない。
【0010】図1において、10はプリンタ部、20は
給紙搬送部、30は反転搬送部、40は自動原稿搬送装
置、50は原稿読み取り部である。自動原稿搬送装置4
0の原稿載置台41上にセットされた原稿Dはプリント
時には1枚宛搬出され、原稿搬送ローラ42によって原
稿読み取り位置51を定速度をもって通過する。原稿D
が片面原稿の場合には、原稿読み取り位置51を通過し
たのち原稿排紙皿43上に排出される。また原稿Dが両
面原稿の場合には、原稿読み取り位置51を通過したの
ち原稿反転路44で反転し、反転した原稿Dは原稿搬送
ローラ42によって搬送されて、原稿読み取り部51を
通過したのち原稿排紙皿43上に排出される。
【0011】原稿読み取り部51を定速度をもって通過
した原稿Dの原稿情報は原稿読み取り部50に設けたC
CD52によって読み取られて、一旦メモリに記録され
る。
【0012】プリンタ部10は駆動回転する感光体ドラ
ム11の周線部に帯電器12、像露光器13、現像器1
4が配設されていて、帯電器12によって一様帯電した
感光体表面はメモリに記録された原稿Dの画像情報によ
って像露光器13の像露光が行われ、感光体表面には潜
像が形成される。該潜像は現像器13によって現像がな
されてトナー像となる。
【0013】給紙搬送部20にはサイズを異にした転写
紙をそれぞれ収納した複数の給紙トレイ21が設けられ
ている。図示しない表示パネル上には、片面プリント或
いは両面プリントの何れかを選択する片面/両面選択
釦、転写紙の用紙サイズを選択するサイズ選択釦、テン
キーによってプリント部数の設定を行うプリント部数設
定手段、プリント動作をスタートさせるスタート路等が
設けられている。ユーザがこれらのプリント条件を設定
し、スタート釦を押釦することによって、該当する用紙
サイズの転写紙を収納した給紙トレイ21からは、給紙
ローラ22によって1枚宛転写紙Pが所定の時間間隔ピ
ッチTで給紙される。
【0014】所定の時間間隔ピッチTで給紙される転写
紙Pは、中間ローラ23A、23B、23C、23Dに
よって給紙釦に沿っての給送がなされ、レジストローラ
24によって感光体ドラム11上のトナー像と同期がと
られて給紙され、感光体ドラム11上のトナー像は転写
手段15によって転写紙P上に転写される。トナー像を
保持した転写紙Pは定着器16によって加圧・加熱がな
されて定着する。
【0015】片面プリントが選択されているときは、定
着を終えて表面プリントされた転写紙Pは直進し、排紙
ローラ25に挟持されて機外の排紙トレイ26上に排出
される。
【0016】両面プリントが選択されているときは、定
着を終えて表面にプリント画像を有する転写紙Pは、搬
送切り替えカム31によって下方の反転搬送部30へと
搬送される。搬送ローラ32によって搬送された転写紙
Pは、反転搬送ローラ33によって一旦下降したのち反
転上昇するスイッチバック搬送がなされ、新たな反転搬
送路へと導かれる。転写紙Pは搬送ローラ34A、34
B、34Cによって搬送され、表裏反転して先の給紙路
のレジストローラ24に到達する。一方、感光体ドラム
11上には裏面トナー像が形成されていて、同期して搬
送される転写紙Pの裏面側に転写がなされる。裏面側に
トナー像を保持した転写紙Pは定着器16によって定着
がなされ、表裏両面にプリント画像を有する転写紙Pは
排紙ローラ25に狭持されて機外の排紙トレイ26上に
排出される。
【0017】連続プリントを行うときの転写紙の給紙時
間間隔Tは紙サイズによっても相違することとなるが、
同一紙種、同一給紙トレイから給紙がなされる場合に
も、従来は片面プリントモード時と両面プリントモード
時とでは給紙時間間隔は相違していた。片面プリントモ
ード時には最短の給紙時間間隔T1に設定することが可
能であるのに対して、連続して給紙がなされる両面プリ
ントモード時には反転給紙されること等の理由によって
両面プリントモード時の給紙時間間隔T2は T1<T2<2×(T1) の関係にある。
【0018】図2に示したのは、連続プリント時のプリ
ント状態を示す説明図で、図2(A)は片面プリントモ
ード時の給紙状態を示し、図2(B)は両面プリントモ
ード時の従来用いられている時間間隔T2ピッチでの搬
送方式による給紙状態を示している。図2(C)は両面
プリントモード時の前記の時間間隔T2ピッチの搬送方
式と併用するT1ピッチでの搬送方式による給紙状態を
示している。
【0019】片面プリントモード時には、該当する給紙
トレイ21から最も紙搬送時間間隔の短い時間間隔T1
ピッチで連続して給紙が行われ、給紙された転写紙Pに
は表面(A面)画像のトナー像を保持した感光体ドラム
11から転写手段15によって転写がなされ、定着器1
6によって定着がなされて、表面(A面)画像がプリン
トされた転写紙PはT1の時間間隔をもって連続して排
紙トレイ26上に排出・積載される。
【0020】両面プリントモード時の時間間隔T2ピッ
チでの搬送方式による給紙について説明する。反転搬送
路にN枚の転写紙が同時に滞留可能であるときは、該当
する給紙トレイ21から時間間隔T2ピッチでN枚の給
紙を連続して行い、続くN枚分については給紙を行わな
い。連続して給紙されるN枚の転写紙Pについては、転
写手段15によって表面(A面)画像のトナー像が転写
され、定着器16によって定着がなされて、N枚の表面
(A面)画像がプリントされた転写紙Pは搬送切り換え
カム31によって反転搬送路へと導かれる。反転搬送路
に搬送されたN枚の転写紙Pは、先のN枚給紙に続くN
枚分の給紙を休止した時間ピッチに合わせて給紙路に表
裏反転して戻り、転写手段15によって裏面(B面)画
像のトナー像が転写され、定着器16によって定着がな
されて、表裏(A,B)両面画像がプリントされたN枚
の転写紙Pは、T2の時間間隔をもって排紙トレイ26
上に排出・積載され、続くN枚分の排紙タイミングには
排紙は行わない。多数枚プリントの際は、T2の時間間
隔をもってかかるN枚毎のプリント動作が繰り返して行
われる。図2(B)に示した説明図ではN=3の場合
で、10枚の連続プリントを行ったときのプリント状態
を示している。
【0021】次に、両面プリントモード時の時間間隔T
1ピッチでの搬送方式による給紙について説明する。該
当する給紙トレイ21から時間間隔T1ピッチで奇数枚
毎のタイミングで給紙を行い、偶数枚毎のタイミングで
は給紙は行わない。奇数枚毎のタイミングで給紙される
転写紙Pは、転写手段15によって表面(A面)画像の
トナー像が転写され、定着器16によって定着がなされ
て表面(A面)画像がプリントされた転写紙Pは搬送切
り替えカム31によって反転搬送路へと導かれる。反転
搬送路では時間間隔T2ピッチでの紙搬送速度と異なる
高速での転写紙Pの搬送が行われ、反転搬送路に搬送さ
れた転写紙Pは、給紙を行わなかった偶数枚毎の時間ピ
ッチに合わせて給紙路に表裏反転して戻り、転写手段1
5によって裏面(B面)画像のトナー像が転写され、定
着器16によって定着がなされて、表裏(A、B)両面
画像がプリントされた転写紙Pは、交互に排紙と休止と
が時間間隔T1のピッチをもって実行され、排紙トレイ
26上に積載される。従ってプリンタ部10においては
表面(A面)と裏面(B面)の画像を交互に形成・転写
を行うこととなる。図2(C)に示した説明図では10
枚の連続プリントを行ったときのプリント状態を示して
いる。
【0022】なお、両面プリントを行う図2(B)と図
2(C)とを比較することによって次のことが判る。 N枚以下の両面プリントを行うときは、時間間隔T
1ピッチの搬送方式では1枚分プリントされないで空け
た間隔があることから、時間間隔T2ピッチの搬送方式
の方がT1ピッチの搬送方式と較べて高速にプリント処
理がなされる。 N+1枚以上の両面プリントを行うときは、時間間
隔T1ピッチの搬送方式の方がT2ピッチの搬送方式と
較べて高速にプリント処理がなされる。
【0023】本発明は時間間隔T1ピッチの搬送方式
と、時間間隔T2ピッチの搬送方式とを用いて、プリン
ト生産性の高い両面プリントがなされる画像形成装置を
提供する。
【0024】(1)本実施形態の画像軽装装置では、プ
リント予定枚数を検知し、N+1枚以上の両面プリント
モード時には、T1の時間間隔ピッチで転写紙を搬送す
る搬送方式とし、スタート時には奇数枚毎のタイミング
で給紙して表面印字を行い、表面印字を終えた転写紙は
反転して先に給紙しなかった偶数枚目のタイミングで給
紙して裏面印字を行い、表裏交互に印字して両面プリン
トを行い、N枚以下の両面プリントモード時には、T2
の時間間隔ピッチで転写紙を搬送する搬送方式とし、連
続してプリント枚数分の給紙を行って表面印字を行い、
表面印字を終えた転写紙は反転して先の給紙に続いて連
続して裏面印字を行い、両面プリントを行う構成として
いる。
【0025】上記実施形態の両面プリントモード時の制
御ブロック図を示したのが図3である。制御部C1Aで
は、メモリC3としてT1時間間隔の搬送方式プログラ
ムと、メモリC4としてT2時間間隔の搬送方式プログ
ラムとを有していて、制御部C1Aはプリント予定枚数
の検知C2Aを行い、プリント予定枚数がN+1枚以上
と検知されたときはメモリC3に記録されたプログラム
によって両面プリントを行い、プリント予定枚数がN枚
以下と検知されたときはメモリC4に記録されたプログ
ラムによって両面プリントを行う。このようなプリント
選択が行われることによって、最もプリント生産性を高
めた両面プリントが行われることとなる。
【0026】以下、本発明のプリント生産性を高めるよ
うにした実施例について説明する。 (1・1)ユーザによって表示パネル上の片面/両面選
択釦で両面プリントが選択され、プリント枚数が入力さ
れたときは、制御部C1Aは入力されたプリント枚数が
N枚以下であるか、N+1枚以上であるかを判断し、N
枚以下のときにはメモリC4に記録されたT2時間間隔
の搬送方式プログラムを呼び出して両面プリントを行
う。また入力されたプリント枚数がN+1枚以上である
ときは制御部C1AはメモリC3に記録されたT1時間
間隔の搬送方式プログラムを呼び出して両面プリントを
行う。
【0027】(1・2)自動原稿搬送装置40上のN枚
分の両面プリント原稿の読み込みを行った後に印字デー
タの出力を行う構成となっていて、N枚目の原稿の読み
込み開始時にはN+1枚目の原稿有無が検知可能である
とき、制御部C1AはN+1枚目の原稿が無いと検知し
たときにはメモリC4に記録されたT2時間間隔の搬送
方式プログラムを呼び出して両面プリントを行う。また
N+1枚目の原稿が有りと検知したときには、メモリC
3に記録されたT1時間間隔の搬送方式プログラムを呼
び出して両面プリントを行う。
【0028】(1・3)連続し設定した自動原稿搬送装
置について、両面原稿の読み込み時間がプリンタ部の片
面プリント時間T1に対して遅いという情報を制御部C
1Aが得たときは閾値としていたN枚のプリント枚数に
関係なく、T2時間間隔の搬送方式によって両面プリン
トを行うよう制御を行う。かかる制御を行うことによっ
て、自動原稿搬送装置での原稿の読み込みを待ってプリ
ントを行う必要がなくなり、性能の低い自動原稿搬送装
置と接続した場合にも、プリント性能が低下しない制御
が行われる。
【0029】(1・4)プリント枚数がN枚以下のとき
にはT2時間間隔の搬送方式プログラムによって両面プ
リントを行い、プリント枚数がN+1枚以上のときには
T1時間間隔の搬送方式プログラムによって両面プリン
トを行うよう制御部C1Aによって制御がなされている
が、後処理装置を接続設定すると、制御部C1Aはこれ
を検知して、閾値としていたN枚のプリント枚数に関係
なく、T1時間間隔の搬送方式によって両面プリントを
行う。T1時間間隔の搬送方式によるときは、両面プリ
ント紙の排紙と休止とがT1時間間隔ピッチで交互に行
われるので、パンチ或いはステープル等の処理時間を要
する後処理も1枚のプリント毎の休止時間中に行うこと
が可能となって、効率的な両面プリントが行われること
となる。
【0030】(2)本実施形態の画像形成装置では、両
面プリントモード時には、T1の時間間隔ピッチで転写
紙を搬送する搬送方式として、スタート時には奇数枚毎
のタイミングで給紙して表面印字を行い、表面印字を終
えた転写紙は反転して先に給紙しなかった偶数枚目のタ
イミングで給紙して裏面印字を行い、表裏交互に印字し
て両面プリントを行う方式と、T2の時間間隔ピッチで
転写紙を搬送する搬送方式として、連続してN枚以下の
プリント枚数分の給紙を行って表面印字を行い、表面印
字を終えた転写紙は反転して先の給紙に続いて連続して
裏面印字を行い、両面プリントを行う方式とを有し、そ
の何れかにより両面プリントを行う構成としている。
【0031】上記実施形態の両面プリントモード時の制
御ブロック図を示したのが図4である。制御部C1Bで
は、メモリC3としてT1時間間隔の搬送方式プログラ
ムと、メモリC4としてT2時間間隔の搬送方式プログ
ラムとを有していて、制御部C1Bは条件により適切と
する搬送方式プログラムを記録したメモリを呼び出して
両面プリントを行う。このような条件に応じたプリント
処理を行うことにより、プリント生産性を高めた両面プ
リントが行われることとなる。
【0032】以下、本発明のプリント生産性を高めるよ
うにした実施例について説明する。 (2・1)画像形成装置の上面に設けた自動原稿搬送装
置40は搭載された原稿の全てを読み取ってメモリに記
録したのち、メモリから記録された画像情報を呼び出し
てプリンタ部10が両面プリント動作を行う場合、原稿
がN+1枚以上、または設定枚数がN+1枚以上である
場合、制御部C1Bはこれを検知すると、メモリC3に
記録されたT1時間間隔の搬送方式プログラムを呼び出
して両面プリントを行う。
【0033】(2・2)画像形成装置の上面に設けた自
動原稿搬送装置40に搭載した原稿を読み取って両面プ
リントを行う動作において、ユーザによって表示パネル
上の〔両面原稿→両面プリント〕が入力されたときは、
制御部C1Bはこれを検知してメモリC4に記録された
T2時間間隔の搬送方式プログラムを呼び出して両面プ
リントを行う。また、ユーザによって〔片面原稿→両面
プリント〕が入力されたときは、制御部C1Bはこれを
検知してメモリC3に記録されたT1時間間隔の搬送方
式プログラムを呼び出して両面プリントを行う。かかる
プリント制御によりプリント時の原稿読み取りによる待
ち時間をなくしている。
【0034】(2・3)画像形成装置の上面に設けた自
動原稿搬送装置40に搭載した原稿を読み取って両面プ
リントを行う動作において、原稿読み取り動作中である
と制御部C1Bが検知したときはメモリC4に記録され
たT2時間間隔の搬送方式プログラムを呼び出して両面
プリントを行い、原稿読み取り動作が終了したと制御部
C1Bが検知したときはメモリC3に記録されたT1時
間間隔の搬送方式プログラムを呼び出して両面プリント
を行う。かかるプリント制御を行うことにより、原稿読
み取り動作に基づくプリント動作への影響をなくしてい
る。
【0035】
【発明の効果】本発明によるときは、スタックレスの反
転搬送路を有する画像形成装置について、2つの紙搬送
方式を設け両面プリントモード時には、プリント枚数に
応じ或いはプリント条件に応じその何れかの紙搬送方式
を用いて両面プリントを行うことによってプリント生産
性を高めることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の断面図。
【図2】連続プリント時のプリント状態を示す説明図。
【図3】本発明の両面プリントモード時の制御ブロック
図。
【図4】本発明の両面プリントモード時の他の制御ブロ
ック図。
【符号の説明】
10 プリンタ部 20 給紙搬送部 30 反転搬送部 40 自動原稿搬送装置 C1A、C1B 制御部 C2A プリント予定枚数の検知 C2B 搬送方式の選択 C3、C4 メモリ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/00 518 G03G 21/00 376 3F100 21/00 376 H04N 1/00 E 5C062 H04N 1/00 108M 108 G03G 21/00 372 (72)発明者 小山 弘 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 渡▲邉▼ 政行 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2H027 DC19 ED17 EE01 EE07 EF09 FA02 FA13 2H028 BA03 BA06 BA09 BB04 2H072 CA01 CB01 JA02 2H076 BA17 BA24 BA38 BA42 BA58 BA83 BB02 3F049 DA12 EA10 EA23 LA01 LB03 3F100 AA04 CA12 CA15 DA05 EA14 5C062 AA05 AB02 AB08 AB17 AB22 AB32 AC09 AC13 AC15 AC22 AC60 AF07 BA04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一紙種、同一給紙トレイから給紙を行
    う場合でも2つ以上の異なる紙搬送時間間隔を有し、片
    面プリントモード時は最も紙搬送時間間隔の短い時間間
    隔(T1)で給紙を行い、両面プリントモード時は紙搬
    送時間間隔の長い時間間隔(T2)で給紙を行う制御部
    とスタックレスの反転搬送路を有していて、該反転搬送
    路にはN枚の転写紙が同時に滞留可能であって、 T1<T2<2×(T1) の関係にある画像形成装置において、前記制御部はN+
    1枚以上の両面プリントモード時には、T1の時間間隔
    ピッチで転写紙を搬送する搬送方式とし、スタート時に
    は奇数枚毎のタイミングで給紙して表面印字を行い、表
    面印字を終えた転写紙は反転して先に給紙しなかった偶
    数枚目のタイミングで給紙して裏面印字を行い、表裏交
    互に印字して両面プリントを行い、N枚以下の両面プリ
    ントモード時には、T2の時間間隔ピッチで転写紙を搬
    送する搬送方式とし、連続してプリント枚数分の給紙を
    行って表面印字を行い、表面印字を終えた転写紙は反転
    して先の給紙に続いて連続して裏面印字を行うよう制御
    し、両面プリントを行うように制御することを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部はユーザによって両面プリン
    トが選択され、プリント枚数が入力されたときは、入力
    されたプリント枚数に応じ該当する搬送方式により両面
    プリントを行うように制御することを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 自動原稿搬送装置上のN枚分の両面プリ
    ント原稿の読み込みを行った後に印字データの出力を行
    う画像形成装置であって、前記制御部は該自動原稿搬送
    装置はN枚目の原稿の読み込み開始時にはN+1枚目の
    原稿有無が検知可能であるとき、N+1枚以上の原稿有
    りと検知したときはT1時間間隔の搬送方式とし、N枚
    以下の原稿時にはT2時間間隔の搬送方式により両面プ
    リントを行うように制御することを特徴とする請求項1
    に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部は接続し設定した自動原稿搬
    送装置の両面原稿読み込み時間が、プリンタ部の片面プ
    リント時間T1に対して遅いときは、前記N枚に関係な
    くT2時間間隔の搬送方式により両面プリントを行うよ
    うに制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形
    成装置。
  5. 【請求項5】 前記制御部は接続し設定した後処理装置
    が紙間隔時間を必要とするときは、前記N枚に関係なく
    T1時間間隔の搬送方式により両面プリントを行うよう
    に制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成
    装置。
  6. 【請求項6】 同一紙種、同一給紙トレイから給紙を行
    う場合でも2つ以上の異なる紙搬送時間間隔を有し、片
    面プリントモード時は最も紙搬送時間間隔の短い時間間
    隔(T1)で給紙を行い、両面プリントモード時は紙搬
    送時間間隔の長い時間間隔(T2)で給紙を行うように
    制御する制御部とスタックレスの反転搬送路を有してい
    て、該反転搬送路にはN枚の転写紙が同時に滞留可能で
    あって、 T1<T2<2×(T1) の関係にある画像形成装置において、前記制御部は、両
    面プリントモード時には、T1の時間間隔ピッチで転写
    紙を搬送する搬送方式として、スタート時には奇数枚毎
    のタイミングで給紙して表面印字を行い、表面印字を終
    えた転写紙は反転して先に給紙しなかった偶数枚目のタ
    イミングで給紙して裏面印字を行い、表裏交互に印字し
    て両面プリントを行う方式と、T2の時間間隔ピッチで
    転写紙を搬送する搬送方式として、連続してN枚以下の
    プリント枚数分の給紙を行って表面印字を行い、表面印
    字を終えた転写紙は反転して先の給紙に続いて連続して
    裏面印字を行い、両面プリントを行う方式とを有し、そ
    の何れかにより両面プリントを行うように制御すること
    を特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 自動原稿搬送装置を有していて、前記制
    御部は該自動原稿搬送装置に搭載された原稿の全てを読
    み取った後にプリンタ部が両面プリント動作を行う場
    合、原稿がN+1枚以上、または設定枚数がN+1枚以
    上のときは、T1時間間隔の搬送方式により両面プリン
    トを行うように制御することを特徴とする請求項6に記
    載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 自動原稿搬送装置を有していて、前記制
    御部は該自動原稿搬送装置に搭載した原稿を読み取って
    両面プリントを行う動作において、両面原稿を読み取っ
    て両面プリントを行うときはT2時間間隔の搬送方式に
    より、片面原稿を読み取って両面プリントを行うときは
    T1時間間隔の搬送方式により両面プリントを行うよう
    に制御することを特徴とする請求項6に記載の画像形成
    装置。
  9. 【請求項9】 自動原稿搬送装置を有していて、前記制
    御部は該自動原稿搬送装置に搭載した原稿を読み取って
    両面プリントを行う動作において、原稿読み取り動作中
    はT2時間間隔の搬送方式により、原稿読み取り動作終
    了後はT1時間間隔の搬送方式により、両面プリントを
    行うように制御することを特徴とする請求項6に記載の
    画像形成装置。
JP2002046102A 2002-02-22 2002-02-22 画像形成装置 Pending JP2003241614A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002046102A JP2003241614A (ja) 2002-02-22 2002-02-22 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002046102A JP2003241614A (ja) 2002-02-22 2002-02-22 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003241614A true JP2003241614A (ja) 2003-08-29

Family

ID=27784463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002046102A Pending JP2003241614A (ja) 2002-02-22 2002-02-22 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003241614A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006131415A (ja) * 2004-10-04 2006-05-25 Olympus Corp 画像記録装置及びその記録方法
JP2006313341A (ja) * 2005-04-08 2006-11-16 Canon Inc 画像形成装置およびその制御方法
WO2011024544A1 (ja) * 2009-08-25 2011-03-03 村田機械株式会社 画像読取装置及び原稿搬送方法
JP2012196924A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Oki Data Corp 画像形成装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006131415A (ja) * 2004-10-04 2006-05-25 Olympus Corp 画像記録装置及びその記録方法
JP4682005B2 (ja) * 2004-10-04 2011-05-11 オリンパス株式会社 画像記録装置及びその記録方法
JP2006313341A (ja) * 2005-04-08 2006-11-16 Canon Inc 画像形成装置およびその制御方法
WO2011024544A1 (ja) * 2009-08-25 2011-03-03 村田機械株式会社 画像読取装置及び原稿搬送方法
JP2012196924A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Oki Data Corp 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000089523A (ja) 自動原稿搬送装置
JPH02184872A (ja) 混成出力式両面複写装置
JPH11246060A (ja) 複写装置
JP2003241614A (ja) 画像形成装置
JP2004145218A (ja) 画像形成方法
JPH0248679A (ja) 原稿供給装置を備える複写機
JP2008063126A (ja) シート後処理装置
JP2003263074A (ja) 画像形成装置
JP2002351158A (ja) 画像形成装置及び制御方法
JP2002221832A (ja) 画像形成装置および用紙の搬送方法
US5028951A (en) Copying apparatus
JP3360442B2 (ja) 画像形成装置
JPH02261783A (ja) シート振り分け搬送装置、自動原稿送り装置及び自動給紙装置
JP2006201658A (ja) 画像形成装置
JPH04247993A (ja) 画像形成装置
JP2002255432A (ja) 用紙後処理装置及び画像形成装置
JPH07246739A (ja) カット紙用印刷装置
JPS6044655B2 (ja) 両面原稿による両面複写装置
JP2621937B2 (ja) 複写装置
JP4416282B2 (ja) 画像形成装置
JP2005020663A (ja) 自動両面画像形成装置
JPH08328318A (ja) 複写機
JPH11143295A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP2943000B2 (ja) 自動原稿搬送装置付き静電写真複写機
JPH03119370A (ja) ページ自動選択複写機