JP2003239543A - 既設外壁補強構造及び既設の外壁補強方法 - Google Patents
既設外壁補強構造及び既設の外壁補強方法Info
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Abstract
及び既設の外壁補強方法を提供する。 【解決手段】既設外壁補強構造は、既設の壁下地材と、
少なくとも平行な第1、第2の横材2、3と、第1、第
2の横材2、3に垂直な第1、第2の縦材4、5とで構
成された長方形の骨組みを有し、外壁1の施工後、長方
形の骨組みの対角線に設けられる筋交いDと、この筋交
いDは中途に締結具D3 が設けられ、筋交いDの一端
は、長方形の骨組みHの一方の角部に外壁の施工後設け
られた第1の固定部材R1 に、筋交いDの他端は、長方
形の骨組みHの他方の角部に外壁の施工後設けられた第
2の固定部材R 2 にそれぞれ接続されるものであり、筋
交いDは、一端を第1の固定部材K1 に他端を締結具D
3 に接続される第1の棒状部材D1 と、一端を締結具D
3に他端を第2の固定部材K2に接続される第2の棒状部
材D2とを有する。
Description
壁補強方法に係り、特に、簡易に補強することができる
既設外壁補強構造及び既設の外壁補強方法に関する。
設の外壁の内部に筋交いがなく、新たに筋交いを付設し
て補強する場合、外壁全体を取り外し、筋交いを設置し
ており作業が大掛かりになるという問題点があった。本
発明は、上述した問題点を除去するようにした既設外壁
補強構造及び既設の外壁補強方法を提供するものであ
る。
に、請求項1記載の既設外壁補強構造は、外壁の内方に
位置した既設の壁下地材と、この壁下地材は、少なくと
も平行な第1、第2の横材と、前記第1、第2の横材に
垂直な第1、第2の縦材とで構成された長方形の骨組み
を有し、前記外壁の施工後、前記長方形の骨組みの対角
線に設けられる筋交いと、この筋交いは中途に締結具が
設けられ、前記筋交いの一端は、前記長方形の骨組みの
一方の角部に前記外壁の施工後設けられた第1の固定部
材に、前記筋交いの他端は、前記長方形の骨組みの他方
の角部に前記外壁の施工後設けられた第2の固定部材に
それぞれ接続されるものであり、前記筋交いは、一端を
前記第1の固定部材に他端を前記締結具に接続される第
1の棒状部材と、一端を前記締結具に他端を前記第2の
固定部材に接続される第2の棒状部材とを有し、前記一
方の角部に対向する位置の前記既設の外壁の部分は、切
除されて第1の開口部が、前記他方の角部に対向する位
置の前記既設の外壁の部分は、切除されて第2の開口部
が、前記締結具に対向する位置の前記既設の外壁の部分
は、切除されて第3の開口部が、それぞれ形成されると
共に、前記第1の開口部の大きさは、前記第1の固定部
材を外部より前記一方の角部に、前記第2の開口部の大
きさは、前記第2の固定部材を外部より前記他方の角部
に、前記第3の開口部の大きさは、前記締結具を外部よ
り前記外壁の内方に位置した既設の壁下地材内に、入れ
ることができる大きさである。
は、請求項1記載の既設外壁補強構造において、第1の
開口部を隠す着脱自在な蓋である第1の蓋と、第2の開
口部を隠す着脱自在な蓋である第2の蓋と、第3の開口
部を隠す着脱自在な蓋である第3の蓋とを有するもので
ある。
は、外壁の内方に位置した既設の壁下地材と、この壁下
地材は、少なくとも平行な第1、第2の横材と、前記第
1、第2の横材に垂直な第1、第2の縦材とで構成され
た長方形の骨組みを有し、前記外壁の施工後、前記長方
形の骨組みの対角線に設けられる筋交いと、この筋交い
は中途に締結具が設けられ、前記筋交いの一端は、前記
長方形の骨組みの一方の角部に前記外壁の施工後設けら
れた第1の固定部材に、前記筋交いの他端は、前記長方
形の骨組みの他方の角部に前記外壁の施工後設けられた
第2の固定部材にそれぞれ接続されるものであり、前記
筋交いは、一端を前記第1の固定部材に他端を前記締結
具に接続される第1の棒状部材と、一端を前記締結具に
他端を前記第2の固定部材に接続される第2の棒状部材
とを有し、前記一方の角部に対向する位置の前記既設の
外壁の部分は、切除されて第1の開口部が、前記他方の
角部に対向する位置の前記既設の外壁の部分は、切除さ
れて第2の開口部が、前記締結具に対向する位置の前記
既設の外壁の部分は、切除されて第3の開口部が、それ
ぞれ形成されると共に、前記第1の開口部の大きさは、
前記第1の固定部材を外部より前記一方の角部に、前記
第2の開口部の大きさは、前記第2の固定部材を外部よ
り前記他方の角部に、前記第3の開口部の大きさは、前
記締結具を外部より前記外壁の内方に位置した既設の壁
下地材内に、入れることができる大きさであり、前記第
1の開口部を介して前記第1の固定部材を入れて前記一
方の角部に固定し、前記第2の開口部を介して前記第2
の固定部材を入れて前記他方の角部に固定し、前記第1
の棒状部材は前記第1の開口部又は前記第3の開口部よ
り入れるものであり、前記第2の棒状部材は前記第2の
開口部又は前記第3の開口部より入れるものであり、前
記締結具は前記第3の開口部より入れ、前記第1の棒状
部材の一端を前記第1の固定部材に前記第1の棒状部材
の他端を前記締結具に接続すると共に、前記第2の棒状
部材の一端を前記締結具に前記第2の棒状部材の他端を
前記第2の固定部材に接続して、前記筋交いを形成する
ものである。
は、外壁の内方に位置した既設の壁下地材と、この壁下
地材は、少なくとも平行な第1、第2の横材と、前記第
1、第2の横材に垂直な第1、第2の縦材とで構成され
た長方形の骨組みを有し、前記外壁の施工後、前記長方
形の骨組みの対角線に設けられる筋交いと、この筋交い
は中途に締結具が設けられ、前記筋交いの一端は、前記
長方形の骨組みの一方の角部に前記外壁の施工後設けら
れた第1の固定部材に、前記筋交いの他端は、前記長方
形の骨組みの他方の角部に前記外壁の施工後設けられた
第2の固定部材にそれぞれ接続されるものであり、前記
筋交いは、一端を前記第1の固定部材に他端を前記締結
具に接続される第1の棒状部材と、一端を前記締結具に
他端を前記第2の固定部材に接続される第2の棒状部材
とを有し、前記一方の角部に対向する位置の前記既設の
外壁の部分は、切除されて第1の開口部が、前記他方の
角部に対向する位置の前記既設の外壁の部分は、切除さ
れて第2の開口部が、前記締結具に対向する位置の前記
既設の外壁の部分は、切除されて第3の開口部が、それ
ぞれ形成されると共に、前記第1の開口部の大きさは、
前記第1の固定部材を外部より前記一方の角部に、前記
第2の開口部の大きさは、前記第2の固定部材を外部よ
り前記他方の角部に、前記第3の開口部の大きさは、前
記締結具を外部より前記外壁の内方に位置した既設の壁
下地材内に、入れることができる大きさであり、前記第
1の開口部を介して前記第1の固定部材を入れて前記一
方の角部に固定し、前記第2の開口部を介して前記第2
の固定部材を入れて前記他方の角部に固定し、前記第1
の棒状部材は前記第1の棒状部材の他端を前記締結具に
接続した状態で、前記第1の開口部又は前記第3の開口
部より入れるものであり、前記第2の棒状部材は前記第
2の開口部又は前記第3の開口部より入れるものであ
り、前記第1の棒状部材の一端を前記第1の固定部材に
接続すると共に、前記第2の棒状部材の一端を前記締結
具に前記第2の棒状部材の他端を前記第2の固定部材に
接続して、前記筋交いを形成するものである。
は、外壁の内方に位置した既設の壁下地材と、この壁下
地材は、少なくとも平行な第1、第2の横材と、前記第
1、第2の横材に垂直な第1、第2の縦材とで構成され
た長方形の骨組みを有し、前記外壁の施工後、前記長方
形の骨組みの対角線に設けられる筋交いと、この筋交い
は中途に締結具が設けられ、前記筋交いの一端は、前記
長方形の骨組みの一方の角部に前記外壁の施工後設けら
れた第1の固定部材に、前記筋交いの他端は、前記長方
形の骨組みの他方の角部に前記外壁の施工後設けられた
第2の固定部材にそれぞれ接続されるものであり、前記
筋交いは、一端を前記第1の固定部材に他端を前記締結
具に接続される第1の棒状部材と、一端を前記締結具に
他端を前記第2の固定部材に接続される第2の棒状部材
とを有し、前記一方の角部に対向する位置の前記既設の
外壁の部分は、切除されて第1の開口部が、前記他方の
角部に対向する位置の前記既設の外壁の部分は、切除さ
れて第2の開口部が、前記締結具に対向する位置の前記
既設の外壁の部分は、切除されて第3の開口部が、それ
ぞれ形成されると共に、前記第1の開口部の大きさは、
前記第1の固定部材を外部より前記一方の角部に、前記
第2の開口部の大きさは、前記第2の固定部材を外部よ
り前記他方の角部に、前記第3の開口部の大きさは、前
記締結具を外部より前記外壁の内方に位置した既設の壁
下地材内に、入れることができる大きさであり、前記第
1の開口部を介して前記第1の固定部材を入れて前記一
方の角部に固定し、前記第2の開口部を介して前記第2
の固定部材を入れて前記他方の角部に固定し、前記第1
の棒状部材は前記第1の開口部又は前記第3の開口部よ
り入れるものであり、前記第2の棒状部材は前記第2の
棒状部材の他端を前記締結具に接続した状態で、前記第
2の開口部又は前記第3の開口部より入れるものであ
り、前記第1の棒状部材の一端を前記第1の固定部材に
前記第1の棒状部材の他端を前記締結具に接続すると共
に、前記第2の棒状部材の一端を前記締結具に接続し
て、前記筋交いを形成するものである。
設の外壁補強方法を図面を参照して説明する。図1乃至
図8において、1は外壁で、外壁1の内方に既設の壁下
地材Sが位置している。この壁下地材Sは、少なくと
も、平行な第1の横材2(例えば、水平部材である土
台)、第2の横材3(例えば、水平部材であるけた)
と、第1、第2の横材2、3に垂直な第1の縦材4(例
えば、水平部材に垂直な第1の柱)、第2の縦材5(例
えば、水平部材に垂直な第2の柱)とで構成された長方
形の骨組みHを有している。6は、第1の縦材4(例え
ば、第1の柱)と第2の縦材5(例えば、第2の柱)と
の間に設けられた間柱である。
て補強するには、先ず、図2に示すように、長方形の骨
組みHの一方の角部に対向する位置の既設の外壁1の部
分を切除して第1の開口部K1 を、長方形の骨組みHの
他方の角部に対向する位置の既設の外壁1の部分を切除
して第2の開口部K2 を、後述する締結具D3 (締結具
D3 は、例えば、タ−ンバックルである。)に対向する
位置の既設の外壁1の部分を切除して第3の開口部K3
をそれぞれ形成する。長方形の骨組みHの一方の角部と
長方形の骨組みHの他方の角部とは、対角に設けられて
いる。
1の固定部材R1 を外部より前記一方の角部に、入れる
ことができる大きさであり、また、第2の開口部K2 の
大きさは、後述する第2の固定部材R2 を外部より前記
他方の角部に、入れることができる大きさであり、ま
た、第3の開口部K3 の大きさは、後述する締結具D 3
を外部より外壁1の内方に位置した既設の壁下地材内
に、入れることができる大きさとなっている。
施工後、長方形の骨組みHの対角線に設けられるもの
で、この筋交いDは中途に締結具D3 (締結具D3 は、
例えば、タ−ンバックルである。)が設けられ、筋交い
Dの一端は、長方形の骨組みHの一方の角部に外壁1の
施工後に設けられた第1の固定部材R1 に、筋交いDの
他端は、長方形の骨組みHの他方の角部に外壁1の施工
後に設けられた第2の固定部材R2 にそれぞれ接続され
るものである。
R1 に他端を締結具D3 に接続される第1の棒状部材D
1 と、一端を締結具D3 に他端を第2の固定部材R2 に
接続される第2の棒状部材D2 とを有している。第1の
棒状部材D1 は第1の開口部K1 又は第3の開口部K3
より入れるものであり、また、第2の棒状部材D2 は第
2の開口部K2 又は第3の開口部K3より入れるもので
あり、締結具D3 は第3の開口部K3 より入れる。そし
て、第1の棒状部材D1 の一端を第1の固定部材R1 に
第1の棒状部材D1 の他端を締結具D3 に接続すると共
に、第2の棒状部材D2 の一端を締結具D3 に第2の棒
状部材D2 の他端を第2の固定部材R2 に接続して、筋
交いDを形成することができる(図3乃至図5参照)。
部材R2 は、雄螺子等により既設の壁下地材(例えば、
第1の固定部材R1 は壁下地材の第2の横材3と第2の
縦材5に、第2の固定部材R2 は第1の横材2と第1の
縦材4に、それぞれ雄螺子等により固定されている。)
に取り付けられている。そして、第1の固定部材R1 に
設けられた雌螺子に螺合する雄螺子を第1の棒状部材D
1 の一端は備えている。また、第2の固定部材R2 に設
けられた雌螺子に螺合する雄螺子を第2の棒状部材D2
の一端は備えている。更に、第1の棒状部材D1 の他端
に設けられた雄螺子に螺合する第1の雌螺子が締結具D
3 (締結具D3 は、例えば、タ−ンバックルである。)
の第1の棒状部材D1 の側に、第2の棒状部材D2 の他
端に設けられた雄螺子に螺合する第2の雌螺子が締結具
D3 (締結具D3 は、例えば、タ−ンバックルであ
る。)の第2の棒状部材D2 の側に、それぞれ設けられ
ている。
れば、既設外壁に第1の開口部K 1 、第2の開口部K2
及び第3の開口部K3 を設け、既設外壁内に筋交いDを
取りつけることができ、外壁1全体を取り外す必要がな
いため、大掛かりな作業を伴わず、筋交いDを既設外壁
1の内部に設置して既設の外壁1の補強を図ることがで
きる。
第1の開口部K1 を着脱自在に、例えば、ビスBで、蓋
をする第1の蓋で、F2 は第2の開口部K2 を着脱自在
に、例えば、ビスBで、蓋をする第2の蓋で、F3 は第
3の開口部K3 を着脱自在に、例えば、ビスBで、蓋を
する第3の蓋である。つまり、第1の蓋F1 は第1の開
口部K1 を隠す着脱自在な蓋で、第2の蓋F2 は第2の
開口部K2 を隠す着脱自在な蓋で、第3の蓋F3 は第3
の開口部K 3 を隠す着脱自在な蓋である。このように、
着脱自在な第1の蓋F1 、第2の蓋F2 及び第3の蓋F
3 とすることにより、筋交いD(例えば、筋交いDの経
時的な緩み等)の保守点検が容易となる。
らず、例えば、図9に示すように、筋交いDを並設して
も良いし、また、図10に示すように、筋交いDをクロス
するようにしても良い。
挙げたが、本発明にあっては、これに限らず、第1の棒
状部材D1 と第2の棒状部材D2 を締結するものであれ
ば良く、また、締結具Dは第3の開口部K3 より入れた
が、本発明にあっては、これに限らず、第1の棒状部材
D1 を第1の棒状部材D1 の他端に締結具D3 に接続し
た状態で、第1の開口部K1 又は第3の開口部K3 より
入れても良い(この場合、第1の開口部K1 又は第3の
開口部K3 より第1の棒状部材D1 を既設の壁下地材S
内に入れた後、第1の棒状部材D1 の一端を第1の固定
部材R1 に接続すると共に、第2の棒状部材D2 の一端
を締結具D3 に第2の棒状部材D2 の他端を第2の固定
部材R2 に接続して、筋交いDを形成する。)し、ま
た、第2の棒状部材D2 を第2の棒状部材D2 の他端に
締結具D3 に接続した状態で、第2の開口部K2 又は第
3の開口部K3 より入れても良い(この場合、第2の開
口部K2 又は第3の開口部K3 より第2の棒状部材D2
を既設の壁下地材S内に入れた後、第1の棒状部材D1
の一端を第1の固定部材R1 に第1の棒状部材D1 の他
端を締結具D3 に接続すると共に、第2の棒状部材D2
の一端を締結具D3 に接続して、筋交いDを形成す
る。)。
ば、平行な第1、第2の横材と、前記第1、第2の横材
に垂直な第1、第2の縦材とで構成された長方形の骨組
みの一方の角部に対向する位置の既設の外壁の部分を切
除して第1の開口部を、前記長方形の骨組みの他方の角
部に対向する位置の前記既設の外壁の部分を切除して第
2の開口部を、締結具に対向する位置の既設の外壁の部
分を切除して第3の開口部を、それぞれ形成し、前記第
1の開口部の大きさは、第1の固定部材を外部より前記
一方の角部に、前記第2の開口部の大きさは、第2の固
定部材を外部より前記他方の角部に、前記第3の開口部
の大きさは、前記締結具を外部より前記外壁の内方に位
置した既設の壁下地材内に、入れることができる大きさ
とし、前記筋交いは、一端を前記第1の固定部材に他端
を前記締結具に接続される第1の棒状部材と、一端を前
記締結具に他端を前記第2の固定部材に接続される第2
の棒状部材とを有しているため、外壁全体を取り外すこ
となく、大掛かりな作業を伴わず、筋交いを既設外壁の
内部に設置して既設の外壁の補強を図ることができる。
よれば、前述した請求項1記載の発明の効果に加え、第
1の開口部を隠す着脱自在な蓋である第1の蓋と、第2
の開口部を隠す着脱自在な蓋である第2の蓋と、第3の
開口部を隠す着脱自在な蓋である第3の蓋とを有するた
め、筋交いの保守点検が容易である。
によれば、平行な第1、第2の横材と、前記第1、第2
の横材に垂直な第1、第2の縦材とで構成された長方形
の骨組みの一方の角部に対向する位置の既設の外壁の部
分を切除して第1の開口部を、前記長方形の骨組みの他
方の角部に対向する位置の前記既設の外壁の部分を切除
して第2の開口部を、締結具に対向する位置の既設の外
壁の部分を切除して第3の開口部を、それぞれ形成し、
前記第1の開口部の大きさは、前記第1の固定部材を外
部より前記一方の角部に、前記第2の開口部の大きさ
は、前記第2の固定部材を外部より前記他方の角部に、
前記第3の開口部の大きさは、前記締結具を外部より前
記外壁の内方に位置した既設の壁下地材内に、入れるこ
とができる大きさとし、前記筋交いは、一端を前記第1
の固定部材に他端を前記締結具に接続される第1の棒状
部材と、一端を前記締結具に他端を前記第2の固定部材
に接続される第2の棒状部材とを有しているため、外壁
全体を取り外すことなく、大掛かりな作業を伴わず、筋
交いを既設外壁の内部に設置して既設の外壁の補強を図
ることができる。
を設置する前の外壁の概略的正面図である。
口部及び第3の開口部を形成した状態の概略的正面図で
ある。
態の概略的正面図である。
の概略的正面図である。
概略的正面図である。
び第3の開口部にそれぞれ第1の蓋、第2の蓋及び第3
の蓋で蓋をした状態の概略的正面図である。
部)を第1の蓋(又は第2の蓋)で開閉自在に蓋をする
状態の概略的斜視図である。
自在に蓋をする状態の概略的斜視図である。
略的正面図である。
の概略的正面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】外壁の内方に位置した既設の壁下地材と、 この壁下地材は、少なくとも平行な第1、第2の横材
と、前記第1、第2の横材に垂直な第1、第2の縦材と
で構成された長方形の骨組みを有し、 前記外壁の施工後、前記長方形の骨組みの対角線に設け
られる筋交いと、 この筋交いは中途に締結具が設けられ、前記筋交いの一
端は、前記長方形の骨組みの一方の角部に前記外壁の施
工後設けられた第1の固定部材に、前記筋交いの他端
は、前記長方形の骨組みの他方の角部に前記外壁の施工
後設けられた第2の固定部材にそれぞれ接続されるもの
であり、 前記筋交いは、一端を前記第1の固定部材に他端を前記
締結具に接続される第1の棒状部材と、一端を前記締結
具に他端を前記第2の固定部材に接続される第2の棒状
部材とを有し、 前記一方の角部に対向する位置の前記既設の外壁の部分
は、切除されて第1の開口部が、 前記他方の角部に対向する位置の前記既設の外壁の部分
は、切除されて第2の開口部が、 前記締結具に対向する位置の前記既設の外壁の部分は、
切除されて第3の開口部が、 それぞれ形成されると共に、 前記第1の開口部の大きさは、前記第1の固定部材を外
部より前記一方の角部に、 前記第2の開口部の大きさは、前記第2の固定部材を外
部より前記他方の角部に、 前記第3の開口部の大きさは、前記締結具を外部より前
記外壁の内方に位置した既設の壁下地材内に、入れるこ
とができる大きさであることを特徴とする既設外壁補強
構造。 - 【請求項2】第1の開口部を隠す着脱自在な蓋である第
1の蓋と、 第2の開口部を隠す着脱自在な蓋である第2の蓋と、 第3の開口部を隠す着脱自在な蓋である第3の蓋とを有
することを特徴とする請求項1記載の既設外壁補強構
造。 - 【請求項3】外壁の内方に位置した既設の壁下地材と、 この壁下地材は、少なくとも平行な第1、第2の横材
と、前記第1、第2の横材に垂直な第1、第2の縦材と
で構成された長方形の骨組みを有し、 前記外壁の施工後、前記長方形の骨組みの対角線に設け
られる筋交いと、 この筋交いは中途に締結具が設けられ、前記筋交いの一
端は、前記長方形の骨組みの一方の角部に前記外壁の施
工後設けられた第1の固定部材に、前記筋交いの他端
は、前記長方形の骨組みの他方の角部に前記外壁の施工
後設けられた第2の固定部材にそれぞれ接続されるもの
であり、 前記筋交いは、一端を前記第1の固定部材に他端を前記
締結具に接続される第1の棒状部材と、一端を前記締結
具に他端を前記第2の固定部材に接続される第2の棒状
部材とを有し、 前記一方の角部に対向する位置の前記既設の外壁の部分
は、切除されて第1の開口部が、 前記他方の角部に対向する位置の前記既設の外壁の部分
は、切除されて第2の開口部が、 前記締結具に対向する位置の前記既設の外壁の部分は、
切除されて第3の開口部が、 それぞれ形成されると共に、 前記第1の開口部の大きさは、前記第1の固定部材を外
部より前記一方の角部に、 前記第2の開口部の大きさは、前記第2の固定部材を外
部より前記他方の角部に、 前記第3の開口部の大きさは、前記締結具を外部より前
記外壁の内方に位置した既設の壁下地材内に、入れるこ
とができる大きさであり、 前記第1の開口部を介して前記第1の固定部材を入れて
前記一方の角部に固定し、 前記第2の開口部を介して前記第2の固定部材を入れて
前記他方の角部に固定し、 前記第1の棒状部材は前記第1の開口部又は前記第3の
開口部より入れるものであり、 前記第2の棒状部材は前記第2の開口部又は前記第3の
開口部より入れるものであり、 前記締結具は前記第3の開口部より入れ、 前記第1の棒状部材の一端を前記第1の固定部材に前記
第1の棒状部材の他端を前記締結具に接続すると共に、
前記第2の棒状部材の一端を前記締結具に前記第2の棒
状部材の他端を前記第2の固定部材に接続して、前記筋
交いを形成することを特徴とする既設の外壁補強方法。 - 【請求項4】外壁の内方に位置した既設の壁下地材と、 この壁下地材は、少なくとも平行な第1、第2の横材
と、前記第1、第2の横材に垂直な第1、第2の縦材と
で構成された長方形の骨組みを有し、 前記外壁の施工後、前記長方形の骨組みの対角線に設け
られる筋交いと、 この筋交いは中途に締結具が設けられ、前記筋交いの一
端は、前記長方形の骨組みの一方の角部に前記外壁の施
工後設けられた第1の固定部材に、前記筋交いの他端
は、前記長方形の骨組みの他方の角部に前記外壁の施工
後設けられた第2の固定部材にそれぞれ接続されるもの
であり、 前記筋交いは、一端を前記第1の固定部材に他端を前記
締結具に接続される第1の棒状部材と、一端を前記締結
具に他端を前記第2の固定部材に接続される第2の棒状
部材とを有し、 前記一方の角部に対向する位置の前記既設の外壁の部分
は、切除されて第1の開口部が、 前記他方の角部に対向する位置の前記既設の外壁の部分
は、切除されて第2の開口部が、 前記締結具に対向する位置の前記既設の外壁の部分は、
切除されて第3の開口部が、 それぞれ形成されると共に、 前記第1の開口部の大きさは、前記第1の固定部材を外
部より前記一方の角部に、 前記第2の開口部の大きさは、前記第2の固定部材を外
部より前記他方の角部に、 前記第3の開口部の大きさは、前記締結具を外部より前
記外壁の内方に位置した既設の壁下地材内に、入れるこ
とができる大きさであり、 前記第1の開口部を介して前記第1の固定部材を入れて
前記一方の角部に固定し、 前記第2の開口部を介して前記第2の固定部材を入れて
前記他方の角部に固定し、 前記第1の棒状部材は前記第1の棒状部材の他端を前記
締結具に接続した状態で、前記第1の開口部又は前記第
3の開口部より入れるものであり、 前記第2の棒状部材は前記第2の開口部又は前記第3の
開口部より入れるものであり、 前記第1の棒状部材の一端を前記第1の固定部材に接続
すると共に、前記第2の棒状部材の一端を前記締結具に
前記第2の棒状部材の他端を前記第2の固定部材に接続
して、前記筋交いを形成することを特徴とする既設の外
壁補強方法。 - 【請求項5】外壁の内方に位置した既設の壁下地材と、 この壁下地材は、少なくとも平行な第1、第2の横材
と、前記第1、第2の横材に垂直な第1、第2の縦材と
で構成された長方形の骨組みを有し、 前記外壁の施工後、前記長方形の骨組みの対角線に設け
られる筋交いと、 この筋交いは中途に締結具が設けられ、前記筋交いの一
端は、前記長方形の骨組みの一方の角部に前記外壁の施
工後設けられた第1の固定部材に、前記筋交いの他端
は、前記長方形の骨組みの他方の角部に前記外壁の施工
後設けられた第2の固定部材にそれぞれ接続されるもの
であり、 前記筋交いは、一端を前記第1の固定部材に他端を前記
締結具に接続される第1の棒状部材と、一端を前記締結
具に他端を前記第2の固定部材に接続される第2の棒状
部材とを有し、 前記一方の角部に対向する位置の前記既設の外壁の部分
は、切除されて第1の開口部が、 前記他方の角部に対向する位置の前記既設の外壁の部分
は、切除されて第2の開口部が、 前記締結具に対向する位置の前記既設の外壁の部分は、
切除されて第3の開口部が、 それぞれ形成されると共に、 前記第1の開口部の大きさは、前記第1の固定部材を外
部より前記一方の角部に、 前記第2の開口部の大きさは、前記第2の固定部材を外
部より前記他方の角部に、 前記第3の開口部の大きさは、前記締結具を外部より前
記外壁の内方に位置した既設の壁下地材内に、入れるこ
とができる大きさであり、 前記第1の開口部を介して前記第1の固定部材を入れて
前記一方の角部に固定し、 前記第2の開口部を介して前記第2の固定部材を入れて
前記他方の角部に固定し、 前記第1の棒状部材は前記第1の開口部又は前記第3の
開口部より入れるものであり、 前記第2の棒状部材は前記第2の棒状部材の他端を前記
締結具に接続した状態で、前記第2の開口部又は前記第
3の開口部より入れるものであり、 前記第1の棒状部材の一端を前記第1の固定部材に前記
第1の棒状部材の他端を前記締結具に接続すると共に、
前記第2の棒状部材の一端を前記締結具に接続して、前
記筋交いを形成することを特徴とする既設の外壁補強方
法。
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JP2002033377A JP3973140B2 (ja) | 2002-02-12 | 2002-02-12 | 既設外壁補強構造及び既設の外壁補強方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010168732A (ja) * | 2009-01-20 | 2010-08-05 | Arnestone Corp | 接合金物の点検口を備えた建物及びこれに用いる点検口装置 |
-
2002
- 2002-02-12 JP JP2002033377A patent/JP3973140B2/ja not_active Expired - Fee Related
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