JP2003239101A - シャツ - Google Patents
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- JP2003239101A JP2003239101A JP2002035927A JP2002035927A JP2003239101A JP 2003239101 A JP2003239101 A JP 2003239101A JP 2002035927 A JP2002035927 A JP 2002035927A JP 2002035927 A JP2002035927 A JP 2002035927A JP 2003239101 A JP2003239101 A JP 2003239101A
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- JP
- Japan
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- shirt
- sleeve
- breathable member
- cloth
- yoke
- Prior art date
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- Outer Garments And Coats (AREA)
- Details Of Garments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 通気性がよく、外観は、メッシュ等の通気性
部材が見えることなくてデザイン性に優れるシャツの提
供。 【解決手段】 袖部11a,11bには、メッシュ素材
などの通気性の良い通気性部材が、袖部11a,11b
の下側であって、身頃部10との接続部に設けられてお
り、前記通気性部材は着用状態で外部から見えない位置
に有している。
部材が見えることなくてデザイン性に優れるシャツの提
供。 【解決手段】 袖部11a,11bには、メッシュ素材
などの通気性の良い通気性部材が、袖部11a,11b
の下側であって、身頃部10との接続部に設けられてお
り、前記通気性部材は着用状態で外部から見えない位置
に有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャツに関するも
のであり、特に、ワイシャツ等のシャツを着用した際
に、発汗などによってシャツ内部が蒸れることを防止す
るシャツに関するものである。
のであり、特に、ワイシャツ等のシャツを着用した際
に、発汗などによってシャツ内部が蒸れることを防止す
るシャツに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ワイシャツ、カッターシャツ
等のシャツが衣服として用いられている。これらのシャ
ツは、布地を、前身頃、後身頃、ヨーク、袖、衿といっ
たパーツに布を裁断して、さらに、前記パーツを縫製し
て作られる。図11は、従来技術のシャツのパーツを示
す平面図である。図11において、18aは前身頃、1
9は後身頃、102はヨーク、103は袖、65はカフ
ス、12は衿である。後身頃19及びヨーク102は、
左右対称であり、半分だけが図示されている。また、前
身頃18a、ヨーク102、袖103、及びカフス10
4は、左右で一対であり、片側だけが図示されている。
また、上記のパーツが縫製されて、図12のようなシャ
ツ100となる。シャツ100は、カフス65が取り付
けられた2つの袖103が、前身頃18a、後身頃19
及びヨーク102を縫製した身頃部の袖ぐりに取り付け
られ、さらに、衿12は、襟ぐりに取り付けられてい
る。また、後身頃19には、タック110が形成されて
いる。
等のシャツが衣服として用いられている。これらのシャ
ツは、布地を、前身頃、後身頃、ヨーク、袖、衿といっ
たパーツに布を裁断して、さらに、前記パーツを縫製し
て作られる。図11は、従来技術のシャツのパーツを示
す平面図である。図11において、18aは前身頃、1
9は後身頃、102はヨーク、103は袖、65はカフ
ス、12は衿である。後身頃19及びヨーク102は、
左右対称であり、半分だけが図示されている。また、前
身頃18a、ヨーク102、袖103、及びカフス10
4は、左右で一対であり、片側だけが図示されている。
また、上記のパーツが縫製されて、図12のようなシャ
ツ100となる。シャツ100は、カフス65が取り付
けられた2つの袖103が、前身頃18a、後身頃19
及びヨーク102を縫製した身頃部の袖ぐりに取り付け
られ、さらに、衿12は、襟ぐりに取り付けられてい
る。また、後身頃19には、タック110が形成されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】暑い時期にシャツを着
用していると発汗し、シャツ内部が蒸れるので、不快感
が発生してしまう。従来より、前記不快感の防止して清
涼感を出すため、通気性に優れるシャツが開発されてき
た。しかし、従来の通気性の優れるシャツは、通気性を
重視するために、外部から見える部分に通気性部材が用
いられている。したがって、通気性部材とシャツの生地
との間で模様となってしまうのでシャツのデザインを変
えなければならなかった。特に、ワイシャツの場合に
は、模様が付されないものが多く、模様のないワイシャ
ツでは、通気性の良いものの開発は非常に難しかった。
また、通気性の素材はシャツの布地よりも通常薄いもの
やメッシュ素材が用いられるので、シャツの内部が透け
るなどの問題もあった。
用していると発汗し、シャツ内部が蒸れるので、不快感
が発生してしまう。従来より、前記不快感の防止して清
涼感を出すため、通気性に優れるシャツが開発されてき
た。しかし、従来の通気性の優れるシャツは、通気性を
重視するために、外部から見える部分に通気性部材が用
いられている。したがって、通気性部材とシャツの生地
との間で模様となってしまうのでシャツのデザインを変
えなければならなかった。特に、ワイシャツの場合に
は、模様が付されないものが多く、模様のないワイシャ
ツでは、通気性の良いものの開発は非常に難しかった。
また、通気性の素材はシャツの布地よりも通常薄いもの
やメッシュ素材が用いられるので、シャツの内部が透け
るなどの問題もあった。
【0004】そこで、通気性がよく、外観は、メッシュ
等が見えることなくてデザイン的にに優れ、かつ、シャ
ツ内部が見えることのないシャツの提供を課題とする。
等が見えることなくてデザイン的にに優れ、かつ、シャ
ツ内部が見えることのないシャツの提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そして、上記した目的を
達成するための請求項1の発明は、袖部と身頃部を有
し、布地によって作られるシャツにおいて、シャツには
前記布地よりも通気性の良い通気性部材を有し、前記通
気性部材は着用状態で外部から見えない位置に有するこ
とを特徴とするシャツである。
達成するための請求項1の発明は、袖部と身頃部を有
し、布地によって作られるシャツにおいて、シャツには
前記布地よりも通気性の良い通気性部材を有し、前記通
気性部材は着用状態で外部から見えない位置に有するこ
とを特徴とするシャツである。
【0006】請求項1に記載の発明によれば、通気性部
材を使用しており、シャツ内部が蒸れにくく、また、通
気性部材が着用状態で見えることはなく、デザインを変
えることなく採用することができる。
材を使用しており、シャツ内部が蒸れにくく、また、通
気性部材が着用状態で見えることはなく、デザインを変
えることなく採用することができる。
【0007】請求項2に記載の発明は、袖部と身頃部を
有し、布地によって作られるシャツにおいて、シャツに
は前記布地よりも通気性の良い通気性部材を有し、通気
性部材は、袖部の下側であって、身頃部との接続部に位
置することを特徴とするシャツである。
有し、布地によって作られるシャツにおいて、シャツに
は前記布地よりも通気性の良い通気性部材を有し、通気
性部材は、袖部の下側であって、身頃部との接続部に位
置することを特徴とするシャツである。
【0008】請求項2に記載の発明によれば、通気性部
材は、袖部の下側であって、身頃部との接続部に位置し
ているので、通気性部材が薄地の布やメッシュ素材で
も、シャツの内側の脇毛などを他人に見られることがな
く、清涼感が出るものとなる。すなわち、袖部の下側で
あるので、着用して腕を上げて袖が略平行となると、通
気性部材の方向が、略水平方向となる。したがって、通
気性部材を通じて、シャツ内部が見えるのは下側からで
あり、他人から見られることはない。また、腕が下がる
と、通気性部材は、身頃部側に挟まれて他人にシャツ内
部を見られることはない。
材は、袖部の下側であって、身頃部との接続部に位置し
ているので、通気性部材が薄地の布やメッシュ素材で
も、シャツの内側の脇毛などを他人に見られることがな
く、清涼感が出るものとなる。すなわち、袖部の下側で
あるので、着用して腕を上げて袖が略平行となると、通
気性部材の方向が、略水平方向となる。したがって、通
気性部材を通じて、シャツ内部が見えるのは下側からで
あり、他人から見られることはない。また、腕が下がる
と、通気性部材は、身頃部側に挟まれて他人にシャツ内
部を見られることはない。
【0009】請求項3に記載の発明は、袖部には、身頃
部との接続部である袖付け縁辺と、袖部同士を縫製して
筒状とする辺であって、袖部を身頃部に取り付けた際に
は下側に位置する袖下辺とを有し、袖付け縁辺と袖下辺
が交わる角部に通気性部材が設けられていることを特徴
とする請求項1又は2に記載のシャツである。
部との接続部である袖付け縁辺と、袖部同士を縫製して
筒状とする辺であって、袖部を身頃部に取り付けた際に
は下側に位置する袖下辺とを有し、袖付け縁辺と袖下辺
が交わる角部に通気性部材が設けられていることを特徴
とする請求項1又は2に記載のシャツである。
【0010】請求項3の発明によれば、清涼感の出るシ
ャツを容易に製作することができる。すなわち、袖部の
袖付け縁辺と袖下辺の角部を通気性部材としており、角
部の布を切り落として通気性部材に替えるだけであるた
め容易に実施することができ、他の工程は従来技術のま
まで製作できる。
ャツを容易に製作することができる。すなわち、袖部の
袖付け縁辺と袖下辺の角部を通気性部材としており、角
部の布を切り落として通気性部材に替えるだけであるた
め容易に実施することができ、他の工程は従来技術のま
まで製作できる。
【0011】請求項4に記載の発明は、通気性部材は、
シャツを着用すると、腋の下に対応する位置に有するこ
とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のシャツ
である。
シャツを着用すると、腋の下に対応する位置に有するこ
とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のシャツ
である。
【0012】請求項4の発明によれば、通気性部材は、
汗をかきやすい腋の下に有するので、より効果的に清涼
感が出る。
汗をかきやすい腋の下に有するので、より効果的に清涼
感が出る。
【0013】請求項5の発明は、通気性部材の袖周り方
向の幅は、身頃部の、袖部との接続部である袖ぐりの長
さに対して、10%〜35%であることを特徴とする請
求項1〜4のいずれかに記載のシャツである。
向の幅は、身頃部の、袖部との接続部である袖ぐりの長
さに対して、10%〜35%であることを特徴とする請
求項1〜4のいずれかに記載のシャツである。
【0014】請求項5に記載の発明によれば、通気性部
材の袖周り方向の幅は、身頃部の、袖部との接続部であ
る袖ぐりの長さに対して、10%〜35%であるので、
清涼感を出しつつ、横方向から内部が見えることはな
い。
材の袖周り方向の幅は、身頃部の、袖部との接続部であ
る袖ぐりの長さに対して、10%〜35%であるので、
清涼感を出しつつ、横方向から内部が見えることはな
い。
【0015】請求項6の発明は、通気性部材の袖丈方向
の長さは、袖ぐりの長さに対して、5%〜35%である
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のシャ
ツである。
の長さは、袖ぐりの長さに対して、5%〜35%である
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のシャ
ツである。
【0016】請求項6に記載の発明によれば、通気性部
材の袖丈方向の長さは、袖ぐりの長さに対して、5%〜
35%であるので、清涼感を出しつつ、横方向から内部
が見えることはない。
材の袖丈方向の長さは、袖ぐりの長さに対して、5%〜
35%であるので、清涼感を出しつつ、横方向から内部
が見えることはない。
【0017】請求項7に記載の発明は、通気性部材は袖
口付近に有することを特徴とする請求項1に記載のシャ
ツである。
口付近に有することを特徴とする請求項1に記載のシャ
ツである。
【0018】請求項7の発明によれば、袖口部分にも清
涼感が出る。
涼感が出る。
【0019】請求項8に記載の発明は、前記通気性部材
は、メッシュ素材であることを特徴とする請求項1〜7
のいずれかに記載のシャツである。
は、メッシュ素材であることを特徴とする請求項1〜7
のいずれかに記載のシャツである。
【0020】請求項8に記載の発明によれば、通気性部
材は、メッシュ素材であるので、特に通気性が良い。
材は、メッシュ素材であるので、特に通気性が良い。
【0021】請求項9に記載の発明は、布地によって作
られるシャツであって、前記布地よりも通気性の良い通
気性部材を有し、前記通気性部材は、内側はメッシュ素
材であり、外側は布状部材の2重構造であることを特徴
とするシャツである。
られるシャツであって、前記布地よりも通気性の良い通
気性部材を有し、前記通気性部材は、内側はメッシュ素
材であり、外側は布状部材の2重構造であることを特徴
とするシャツである。
【0022】請求項9に記載の発明によれば、前記通気
性部材は、内側はメッシュ素材であり、外側は布状部材
の2重構造であるので、シャツの見えるところでも、通
気性部材を使用することができる。すなわち、外側は布
状部材であるので、デザインを変えることなく採用でき
るものであり、また、内側はメッシュ素材であるので、
メッシュ素材によって隙間ができ、直接布地が肌に触れ
ることが無いので、より清涼感が出る。また、特に、外
側の布状部材を吸水性の良い布地を用いることでさらに
清涼感がでる。すなわち、外側の吸水性の良い布地に水
分を吸収させ、より清涼感を出すものである。
性部材は、内側はメッシュ素材であり、外側は布状部材
の2重構造であるので、シャツの見えるところでも、通
気性部材を使用することができる。すなわち、外側は布
状部材であるので、デザインを変えることなく採用でき
るものであり、また、内側はメッシュ素材であるので、
メッシュ素材によって隙間ができ、直接布地が肌に触れ
ることが無いので、より清涼感が出る。また、特に、外
側の布状部材を吸水性の良い布地を用いることでさらに
清涼感がでる。すなわち、外側の吸水性の良い布地に水
分を吸収させ、より清涼感を出すものである。
【0023】請求項10の発明は、身頃部にはヨーク部
を有し、ヨーク部に通気性部材が位置していることを特
徴とする請求項9に記載のシャツである。ここで、本発
明におけるヨーク部は、後身頃の上側の肩当たりに位置
する部分のことである。
を有し、ヨーク部に通気性部材が位置していることを特
徴とする請求項9に記載のシャツである。ここで、本発
明におけるヨーク部は、後身頃の上側の肩当たりに位置
する部分のことである。
【0024】請求項10の発明によれば、清涼感を出し
つつ、シャツを容易に製作可能することができる。すな
わち、ヨーク部全体をメッシュ素材と布状部材の2重構
造とすることで、複雑な工程を必要とせず、清涼感がで
る。
つつ、シャツを容易に製作可能することができる。すな
わち、ヨーク部全体をメッシュ素材と布状部材の2重構
造とすることで、複雑な工程を必要とせず、清涼感がで
る。
【0025】請求項11の発明は、シャツは、立体裁断
されたことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記
載のシャツである。
されたことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記
載のシャツである。
【0026】請求項11の発明によれば立体裁断された
シャツにも適用できる。
シャツにも適用できる。
【0027】請求項12の発明は、シャツはワイシャツ
であることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記
載のシャツである。
であることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記
載のシャツである。
【0028】請求項12に記載の発明によれば、デザイ
ン上、模様を設けにくいワイシャツにおいても、通気性
を確保することができる
ン上、模様を設けにくいワイシャツにおいても、通気性
を確保することができる
【0029】
【発明の実施の形態】以下さらに本発明の具体的実施例
について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に
おけるシャツの斜視図である。図2は、本発明の第1の
実施形態におけるシャツの袖部と身頃部を分解して示
し、前側から見た斜視図である。図3は、本発明の第1
の実施形態におけるシャツの袖部と身頃部を分解して示
し、後側から見た斜視図である。図4は、本発明の第1
の実施形態におけるシャツの前身頃を示した正面図であ
る。図5は、本発明の第1の実施形態におけるシャツの
後身頃を示した正面図である。図6は、本発明の第1の
実施形態におけるシャツの袖部を示した正面図である。
図7は、本発明の第1の実施形態におけるシャツのヨー
クを示した正面図である。図8は、本発明の第1の実施
形態におけるシャツの衿部を示した正面図である。図9
は、本発明の第1の実施形態におけるシャツのカフスを
示した正面図である。図10は、本発明の第1の実施形
態におけるシャツを着用し、腕を上げた状態でのシャツ
の袖部と身頃部の結合部付近を示した図であり、(a)
は正面図であり、(b)は平面図である。なお、図にお
いて、縫製の部分については線で図示している。
について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に
おけるシャツの斜視図である。図2は、本発明の第1の
実施形態におけるシャツの袖部と身頃部を分解して示
し、前側から見た斜視図である。図3は、本発明の第1
の実施形態におけるシャツの袖部と身頃部を分解して示
し、後側から見た斜視図である。図4は、本発明の第1
の実施形態におけるシャツの前身頃を示した正面図であ
る。図5は、本発明の第1の実施形態におけるシャツの
後身頃を示した正面図である。図6は、本発明の第1の
実施形態におけるシャツの袖部を示した正面図である。
図7は、本発明の第1の実施形態におけるシャツのヨー
クを示した正面図である。図8は、本発明の第1の実施
形態におけるシャツの衿部を示した正面図である。図9
は、本発明の第1の実施形態におけるシャツのカフスを
示した正面図である。図10は、本発明の第1の実施形
態におけるシャツを着用し、腕を上げた状態でのシャツ
の袖部と身頃部の結合部付近を示した図であり、(a)
は正面図であり、(b)は平面図である。なお、図にお
いて、縫製の部分については線で図示している。
【0030】本発明の第1の実施形態におけるシャツ1
は、図1に示されるものであり、長袖のワイシャツであ
る。シャツ1には、身頃部10、袖部11a,11b、
衿部13を有しており、従来技術のシャツ100とほぼ
同じ形状をしている。なお、シャツ1の構成している布
地の形状は立体裁断により決められた形状であるが、通
常の裁断による形状でも構わない。
は、図1に示されるものであり、長袖のワイシャツであ
る。シャツ1には、身頃部10、袖部11a,11b、
衿部13を有しており、従来技術のシャツ100とほぼ
同じ形状をしている。なお、シャツ1の構成している布
地の形状は立体裁断により決められた形状であるが、通
常の裁断による形状でも構わない。
【0031】図2は、身頃部10と袖部11a,11b
を図示したものである。身頃部10は、体の胴を包む部
分であり、両側の側部には袖ぐり15を有し、上部には
衿ぐり16を有している。また、身頃部10は、前身頃
18a,18b、後身頃19及びヨーク20により構成
される。前身頃18a,18bは、左右対称の形状であ
り、2枚で一対である。そして、左側の前身頃18a
は、図4に示される形をした布である。そして、前身頃
18は、前衿ぐり辺22、前肩傾斜辺23、前袖ぐり辺
24、前脇辺25、前裾辺26及び前中心辺27を有し
ている。後身頃19は、図5に示される形をした布であ
る。なお、後身頃19は、左右対称の形状であり、図5
は、片側のみを図示している。そして、後身頃19は、
後肩辺29、後袖ぐり辺30、後脇辺31及び後裾辺3
2を有している。
を図示したものである。身頃部10は、体の胴を包む部
分であり、両側の側部には袖ぐり15を有し、上部には
衿ぐり16を有している。また、身頃部10は、前身頃
18a,18b、後身頃19及びヨーク20により構成
される。前身頃18a,18bは、左右対称の形状であ
り、2枚で一対である。そして、左側の前身頃18a
は、図4に示される形をした布である。そして、前身頃
18は、前衿ぐり辺22、前肩傾斜辺23、前袖ぐり辺
24、前脇辺25、前裾辺26及び前中心辺27を有し
ている。後身頃19は、図5に示される形をした布であ
る。なお、後身頃19は、左右対称の形状であり、図5
は、片側のみを図示している。そして、後身頃19は、
後肩辺29、後袖ぐり辺30、後脇辺31及び後裾辺3
2を有している。
【0032】袖部11a,11bは、体の両腕を包む部
分である筒状のものであり、形状は左右が互いに対称で
ある。そして、袖部11a,11bは、身頃部10の袖
ぐり15に取り付けられる。袖部11a,11bは、図
6に示される形をした布を用いて作られる。なお、袖部
11a,11bは、左と右が対称の形状であり、図6
は、左側の袖部11aを図示して説明し、右側について
は説明を省略する。袖部11aは、袖付け縁辺38、袖
下辺40、袖口辺41及び袖下辺42を有している。そ
して、袖下辺40と袖下辺42が縫い合わされ、袖下縫
製部56となり、袖部11aは筒状となる。そして、袖
口71には、図9に示されるカウス65が取りつけられ
る。また、袖部11aが筒状となると、図1に示される
ように、袖口辺41がシャツ1の袖口71となる。
分である筒状のものであり、形状は左右が互いに対称で
ある。そして、袖部11a,11bは、身頃部10の袖
ぐり15に取り付けられる。袖部11a,11bは、図
6に示される形をした布を用いて作られる。なお、袖部
11a,11bは、左と右が対称の形状であり、図6
は、左側の袖部11aを図示して説明し、右側について
は説明を省略する。袖部11aは、袖付け縁辺38、袖
下辺40、袖口辺41及び袖下辺42を有している。そ
して、袖下辺40と袖下辺42が縫い合わされ、袖下縫
製部56となり、袖部11aは筒状となる。そして、袖
口71には、図9に示されるカウス65が取りつけられ
る。また、袖部11aが筒状となると、図1に示される
ように、袖口辺41がシャツ1の袖口71となる。
【0033】また、袖部11aには、図6に示されるよ
うに、袖付け縁辺38と袖下辺40の角部、及び、袖付
け縁辺38と袖下辺42の角部には、三角状の三角メッ
シュ部43,44が取り付けられている。すなわち、三
角メッシュ部43,44は、布地が切り取られ、メッシ
ュ素材を取り付けたものである。そして、図2に示され
るように、筒状となると、三角メッシュ部43,44が
一体となり、袖部メッシュ部45となる。さらに、この
袖部メッシュ部45は、通気性部材となる。
うに、袖付け縁辺38と袖下辺40の角部、及び、袖付
け縁辺38と袖下辺42の角部には、三角状の三角メッ
シュ部43,44が取り付けられている。すなわち、三
角メッシュ部43,44は、布地が切り取られ、メッシ
ュ素材を取り付けたものである。そして、図2に示され
るように、筒状となると、三角メッシュ部43,44が
一体となり、袖部メッシュ部45となる。さらに、この
袖部メッシュ部45は、通気性部材となる。
【0034】また、袖部メッシュ部45の位置は、身頃
部10の袖ぐり15側であり、右側の袖部11bにも同
様に設けられている。三角メッシュ部43,44の形状
は、本実施形態のように三角形でなくても良く、四角形
や扇状でもよい。袖部メッシュ部45の袖周り方向の幅
は、袖ぐり15の長さに対して、10%〜35%程度が
望ましく、さらに望ましくは15%〜25%である。ま
た、袖部メッシュ部45の袖丈方向の長さは、袖ぐり1
5の長さに対して、5%〜35%程度が望ましく、さら
に望ましくは7%〜15%である。
部10の袖ぐり15側であり、右側の袖部11bにも同
様に設けられている。三角メッシュ部43,44の形状
は、本実施形態のように三角形でなくても良く、四角形
や扇状でもよい。袖部メッシュ部45の袖周り方向の幅
は、袖ぐり15の長さに対して、10%〜35%程度が
望ましく、さらに望ましくは15%〜25%である。ま
た、袖部メッシュ部45の袖丈方向の長さは、袖ぐり1
5の長さに対して、5%〜35%程度が望ましく、さら
に望ましくは7%〜15%である。
【0035】また、袖部11a,11bには、袖口15
付近に切り込み60を有し、切り込み部60には、図3
に示されるように袖口メッシュ部61を有している。袖
口メッシュ部61は、袖部メッシュ部45と同じメッシ
ュ素材が用いられている。
付近に切り込み60を有し、切り込み部60には、図3
に示されるように袖口メッシュ部61を有している。袖
口メッシュ部61は、袖部メッシュ部45と同じメッシ
ュ素材が用いられている。
【0036】ヨーク20は、図7に示される形状をして
おり、布地の構成は他の部分の布地と異なる。すなわ
ち、ヨーク20は、布状であって、他の部分の布地より
吸水性に優れる吸水布部46と、メッシュ素材部47を
合わせて構成され、2重構造となっており、ヨーク全体
が通気性部材となっている。そして、シャツ1を製作す
る際には、メッシュ素材部47を内側にして縫製する。
また、ヨーク20は、ヨーク襟ぐり辺33、前接続辺3
5、ヨーク袖ぐり辺36、後接続辺37、ヨーク袖ぐり
辺48及び前接続辺49を有している。
おり、布地の構成は他の部分の布地と異なる。すなわ
ち、ヨーク20は、布状であって、他の部分の布地より
吸水性に優れる吸水布部46と、メッシュ素材部47を
合わせて構成され、2重構造となっており、ヨーク全体
が通気性部材となっている。そして、シャツ1を製作す
る際には、メッシュ素材部47を内側にして縫製する。
また、ヨーク20は、ヨーク襟ぐり辺33、前接続辺3
5、ヨーク袖ぐり辺36、後接続辺37、ヨーク袖ぐり
辺48及び前接続辺49を有している。
【0037】衿部12は、図8に示される形をした布を
2枚合わせて構成されている。また、衿部12は、他の
布地よりもやや硬いものが使用される。そして、衿部1
2は首周りに位置し、襟ぐり16に取り付けられる。
2枚合わせて構成されている。また、衿部12は、他の
布地よりもやや硬いものが使用される。そして、衿部1
2は首周りに位置し、襟ぐり16に取り付けられる。
【0038】次に、シャツ1の取付状態について説明す
る。身頃部10は、前身頃18a,18b、後身頃19
及びヨーク20を縫製して作られる。具体的には、図2
のように、前身頃18a,18bの前脇辺25と後身頃
19の後脇辺31が縫製されて脇縫製部51a,51b
となり、前身頃18a,18bの前肩傾斜辺23とヨー
ク20の前接続辺49,35が縫製されて前肩縫製部5
2a,52bとなる。そして、図3に示されるように、
シャツ1の後側では、後身頃19の後肩辺29とヨーク
20の後接続辺37が縫製されて後肩縫製部53とな
る。このとき、図3に示されるように、後身頃19の2
カ所で折り返してタック部55が作られる。
る。身頃部10は、前身頃18a,18b、後身頃19
及びヨーク20を縫製して作られる。具体的には、図2
のように、前身頃18a,18bの前脇辺25と後身頃
19の後脇辺31が縫製されて脇縫製部51a,51b
となり、前身頃18a,18bの前肩傾斜辺23とヨー
ク20の前接続辺49,35が縫製されて前肩縫製部5
2a,52bとなる。そして、図3に示されるように、
シャツ1の後側では、後身頃19の後肩辺29とヨーク
20の後接続辺37が縫製されて後肩縫製部53とな
る。このとき、図3に示されるように、後身頃19の2
カ所で折り返してタック部55が作られる。
【0039】そして、図2のように、前身頃18a,1
8bの前袖ぐり辺24と、後身頃19の後袖ぐり辺30
と、ヨーク20のヨーク袖ぐり辺36がつながって袖ぐ
り15となる。また、前身頃18a,18bの前衿ぐり
辺22と、ヨーク20のヨーク衿ぐり辺33がつながっ
て、衿口16となる。さらに、脇縫製部51a,51b
の上端である脇縫製上端部70は袖ぐり15のほぼ下側
に位置している。
8bの前袖ぐり辺24と、後身頃19の後袖ぐり辺30
と、ヨーク20のヨーク袖ぐり辺36がつながって袖ぐ
り15となる。また、前身頃18a,18bの前衿ぐり
辺22と、ヨーク20のヨーク衿ぐり辺33がつながっ
て、衿口16となる。さらに、脇縫製部51a,51b
の上端である脇縫製上端部70は袖ぐり15のほぼ下側
に位置している。
【0040】さらに、身頃部10の袖ぐり15には袖部
11a,11bが取り付けられる。このとき、袖部メッ
シュ部45が、脇縫製上端部70と接続される状態で取
り付けられる。そして、袖下縫製部56は袖部11a,
11bの下側に位置し、また、袖部メッシュ部45は袖
ぐり15の下側付近に位置している。そして、図1から
も明らかなように、着用されると、袖部メッシュ部45
は、ほぼ腋の下当たりに位置し、脇毛の生えている付近
の位置は、袖部メッシュ部45よりも手先側に位置して
いる。また、身頃部10の衿ぐり16には、衿部12が
取り付けられる。なお、上記したシャツ1の縫製状態の
説明は、順序を示したものでなく、縫製の順序は適当な
順序で行われる。
11a,11bが取り付けられる。このとき、袖部メッ
シュ部45が、脇縫製上端部70と接続される状態で取
り付けられる。そして、袖下縫製部56は袖部11a,
11bの下側に位置し、また、袖部メッシュ部45は袖
ぐり15の下側付近に位置している。そして、図1から
も明らかなように、着用されると、袖部メッシュ部45
は、ほぼ腋の下当たりに位置し、脇毛の生えている付近
の位置は、袖部メッシュ部45よりも手先側に位置して
いる。また、身頃部10の衿ぐり16には、衿部12が
取り付けられる。なお、上記したシャツ1の縫製状態の
説明は、順序を示したものでなく、縫製の順序は適当な
順序で行われる。
【0041】次に、シャツ1を着用した状態について説
明する。シャツ1を着用した状態では、前身頃18a,
18bを前側にして、胴は身頃部10で覆われ、腕を袖
部11a,11bに通されて覆われ、さらに、首が衿部
12に位置している状態である。また、ヨーク20は、
首の後当たりに位置し、メッシュ素材部47が内側に、
吸水布部46が外側となっている。したがって、ヨーク
20では、外観を変えることなく、着用の際には清涼感
を出すことができる。すなわち、発汗した際に、汗によ
って布地が濡れて、シャツ1と肌が密着してしまうが、
ヨーク20の内側には、メッシュ素材部47を有するの
で密着することがなく、また、メッシュ素材部47の間
から吸水布部46が汗を吸い取って肌とのべたつきを防
止する。
明する。シャツ1を着用した状態では、前身頃18a,
18bを前側にして、胴は身頃部10で覆われ、腕を袖
部11a,11bに通されて覆われ、さらに、首が衿部
12に位置している状態である。また、ヨーク20は、
首の後当たりに位置し、メッシュ素材部47が内側に、
吸水布部46が外側となっている。したがって、ヨーク
20では、外観を変えることなく、着用の際には清涼感
を出すことができる。すなわち、発汗した際に、汗によ
って布地が濡れて、シャツ1と肌が密着してしまうが、
ヨーク20の内側には、メッシュ素材部47を有するの
で密着することがなく、また、メッシュ素材部47の間
から吸水布部46が汗を吸い取って肌とのべたつきを防
止する。
【0042】そして、シャツ1の脇部分においても、外
観を変えることなく、清涼感を出すことができる。すな
わち、袖部メッシュ部45は、袖部12に有し、また、
袖ぐり15の下側に接する部分に有している。したがっ
て、腋の周辺の通気性が良くなる。また、腕を動かすと
それに伴って袖部11a,11bが動き、袖部メッシュ
部45からシャツ1の内部を他人に見られ、特に脇毛な
どが見えることが懸念されるが、そのようなことはな
い。すなわち、腕をおろした状態では、袖部メッシュ部
45は、袖部11a,11bと身頃部10との間に挟ま
れるので見えることはない。また、腕を略上げて状態で
ある図10の状態では、袖部メッシュ部45は略水平方
向である。したがって、袖部メッシュ部45を通じて、
シャツ1内部が見える方向は、袖部11a,11bの下
側から上向きの方向しかなく、通常、このような位置か
らは他人からは見られることはない。
観を変えることなく、清涼感を出すことができる。すな
わち、袖部メッシュ部45は、袖部12に有し、また、
袖ぐり15の下側に接する部分に有している。したがっ
て、腋の周辺の通気性が良くなる。また、腕を動かすと
それに伴って袖部11a,11bが動き、袖部メッシュ
部45からシャツ1の内部を他人に見られ、特に脇毛な
どが見えることが懸念されるが、そのようなことはな
い。すなわち、腕をおろした状態では、袖部メッシュ部
45は、袖部11a,11bと身頃部10との間に挟ま
れるので見えることはない。また、腕を略上げて状態で
ある図10の状態では、袖部メッシュ部45は略水平方
向である。したがって、袖部メッシュ部45を通じて、
シャツ1内部が見える方向は、袖部11a,11bの下
側から上向きの方向しかなく、通常、このような位置か
らは他人からは見られることはない。
【0043】さらに、袖部メッシュ部45の大きさは、
袖ぐり15の長さに対して適当長さであるので、通気性
を確保しつつ、かつ、シャツ1内部が見えることがな
い。すなわち、袖部11a,11bは筒状であるため、
袖部メッシュ部45の袖周り方向の幅が大きすぎると、
横方向から内部が見えてしまうが、本発明の実施の形態
によればそのようなことはない。また、袖部メッシュ部
45の袖丈方向の長さが長すぎると、着用の際に袖部1
1a,11bがねじれた際に、横方向から内部が見えて
しまうが、本発明の実施の形態によればそのようなこと
はない。
袖ぐり15の長さに対して適当長さであるので、通気性
を確保しつつ、かつ、シャツ1内部が見えることがな
い。すなわち、袖部11a,11bは筒状であるため、
袖部メッシュ部45の袖周り方向の幅が大きすぎると、
横方向から内部が見えてしまうが、本発明の実施の形態
によればそのようなことはない。また、袖部メッシュ部
45の袖丈方向の長さが長すぎると、着用の際に袖部1
1a,11bがねじれた際に、横方向から内部が見えて
しまうが、本発明の実施の形態によればそのようなこと
はない。
【0044】さらに、袖口71付近でも清涼感を出すこ
とができる。すなわち、切り込み60に有する袖口メッ
シュ部61によって通気性を高めることができる。
とができる。すなわち、切り込み60に有する袖口メッ
シュ部61によって通気性を高めることができる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、通気性がよく、外観
は、メッシュ等が見えることなくてデザイン的に優れ、
かつ、シャツ内部が見えることのないシャツの提供する
ことができる。
は、メッシュ等が見えることなくてデザイン的に優れ、
かつ、シャツ内部が見えることのないシャツの提供する
ことができる。
【図1】本発明の第1の実施形態におけるシャツの斜視
図である。
図である。
【図2】本発明の第1の実施形態におけるシャツの袖部
と身頃部を分解して示し、前側から見た斜視図である。
と身頃部を分解して示し、前側から見た斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施形態におけるシャツの袖部
と身頃部を分解して示し、後側から見た斜視図である。
と身頃部を分解して示し、後側から見た斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施形態におけるシャツの前身
頃を示した正面図である。
頃を示した正面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態におけるシャツの後身
頃を示した正面図である。
頃を示した正面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態におけるシャツの袖部
を示した正面図である。
を示した正面図である。
【図7】本発明の第1の実施形態におけるシャツのヨー
クを示した正面図である。
クを示した正面図である。
【図8】本発明の第1の実施形態におけるシャツの衿部
を示した正面図である。
を示した正面図である。
【図9】本発明の第1の実施形態におけるシャツのカフ
スを示した正面図である。
スを示した正面図である。
【図10】本発明の第1の実施形態におけるシャツを着
用し、腕を上げた状態でのシャツの袖部と身頃部の結合
部付近を示した図であり、(a)は正面図であり、
(b)は平面図である。
用し、腕を上げた状態でのシャツの袖部と身頃部の結合
部付近を示した図であり、(a)は正面図であり、
(b)は平面図である。
【図11】従来技術におけるシャツの各部品を示した正
面図である。
面図である。
【図12】従来技術におけるシャツの斜視図である。
【符号の説明】
1 シャツ
10 身頃部
11a,11b 袖部
15 袖ぐり
38 袖付け縁辺
40,42 袖下辺
45 袖部メッシュ部
71 袖口
Claims (12)
- 【請求項1】 袖部と身頃部を有し、布地によって作ら
れるシャツにおいて、シャツには前記布地よりも通気性
の良い通気性部材を有し、前記通気性部材は着用状態で
外部から見えない位置に有することを特徴とするシャ
ツ。 - 【請求項2】 袖部と身頃部を有し、布地によって作ら
れるシャツにおいて、シャツには前記布地よりも通気性
の良い通気性部材を有し、通気性部材は、袖部の下側で
あって、身頃部との接続部に位置することを特徴とする
シャツ。 - 【請求項3】 袖部には、身頃部との接続部である袖付
け縁辺と、袖部同士を縫製して筒状とする辺であって、
袖部を身頃部に取り付けた際には下側に位置する袖下辺
とを有し、袖付け縁辺と袖下辺が交わる角部に通気性部
材が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に
記載のシャツ。 - 【請求項4】 通気性部材は、シャツを着用すると、腋
の下に対応する位置に有することを特徴とする請求項1
〜3のいずれかに記載のシャツ。 - 【請求項5】 通気性部材の袖周り方向の幅は、身頃部
の、袖部との接続部である袖ぐりの長さに対して、10
%〜35%であることを特徴とする請求項1〜4のいず
れかに記載のシャツ。 - 【請求項6】 通気性部材の袖丈方向の長さは、袖ぐり
の長さに対して、5%〜35%であることを特徴とする
請求項1〜5のいずれかに記載のシャツ。 - 【請求項7】 通気性部材は袖口付近に有することを特
徴とする請求項1に記載のシャツ。 - 【請求項8】 前記通気性部材は、メッシュ素材である
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のシャ
ツ。 - 【請求項9】 布地によって作られるシャツであって、
前記布地よりも通気性の良い通気性部材を有し、前記通
気性部材は、内側はメッシュ素材であり、外側は布状部
材の2重構造であることを特徴とするシャツ。 - 【請求項10】 身頃部にはヨーク部を有し、ヨーク部
に通気性部材が位置していることを特徴とする請求項9
に記載のシャツ。 - 【請求項11】 シャツは、立体裁断されたことを特徴
とする請求項1〜10のいずれかに記載のシャツ。 - 【請求項12】 シャツはワイシャツであることを特徴
とする請求項1〜11のいずれかに記載のシャツ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002035927A JP2003239101A (ja) | 2002-02-13 | 2002-02-13 | シャツ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002035927A JP2003239101A (ja) | 2002-02-13 | 2002-02-13 | シャツ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003239101A true JP2003239101A (ja) | 2003-08-27 |
Family
ID=27777977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002035927A Pending JP2003239101A (ja) | 2002-02-13 | 2002-02-13 | シャツ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003239101A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007162162A (ja) * | 2005-12-13 | 2007-06-28 | Aitosu Kk | 作業用ユニフォームの上衣 |
US7842628B2 (en) | 2003-06-23 | 2010-11-30 | Teijin Fibers Limited | Woven or knitted fabric containing two different yarns and clothing comprising the same |
-
2002
- 2002-02-13 JP JP2002035927A patent/JP2003239101A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7842628B2 (en) | 2003-06-23 | 2010-11-30 | Teijin Fibers Limited | Woven or knitted fabric containing two different yarns and clothing comprising the same |
JP2007162162A (ja) * | 2005-12-13 | 2007-06-28 | Aitosu Kk | 作業用ユニフォームの上衣 |
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