JP2003239075A - 眼鏡用ガラスの両面同時コーティングのための体積が最適化された反応炉 - Google Patents

眼鏡用ガラスの両面同時コーティングのための体積が最適化された反応炉

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JP2003239075A JP2002355708A JP2002355708A JP2003239075A JP 2003239075 A JP2003239075 A JP 2003239075A JP 2002355708 A JP2002355708 A JP 2002355708A JP 2002355708 A JP2002355708 A JP 2002355708A JP 2003239075 A JP2003239075 A JP 2003239075A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板を均一にコーティングするための装置を
提供する。 【解決手段】 本発明は、マイクロ波を導入するための
第1の導波管、第1のガス供給導管、及びコーティング
室を真空引きするための第1の装置を有する第1の部分
装置と、マイクロ波を導入するための第2の導波管、第
2のガス供給導管、及びコーティング室を真空引きする
ための第2の装置を有する第2の部分装置とを備え、第
1及び第2の部分装置は、相互に進退自在とされ、この
進退運動によって、コーティング対象基板が設置される
コーティング室が開閉自在となる。本発明は、マイクロ
波を導入するための第1の導波管、第1のガス供給導
管、及びコーティング室を真空引きするための第1の装
置、ならびに、マイクロ波を導入するための第2の導波
管、第2のガス供給導管、及びコーティング室を真空引
きするための第2の装置が各々相互に同軸配置されるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼鏡用ガラスの両
面同時コーティングのための、体積が最適化された反応
炉に関する。
【0002】
【従来の技術】基板をコーティング(薄膜形成)するた
めのコーティング反応炉が知られている。斯かるコーテ
ィング反応炉は、底部、蓋部ならびに側壁部、該コーテ
ィング反応炉内部へのガス状媒体用供給導管、さらに反
応装置の内部にプラズマを発生させるのに必要なHFエ
ネルギーないしマイクロ波エネルギーを導入するための
高周波窓を有している。マイクロ波エネルギーとは、こ
の場合、主にパルス状のマイクロ波エネルギーのことで
ある。パルス化されたマイクロ波エネルギーを用いて基
板のコーティングを行なうための方法ならびに装置は、
例えば独国特許発明第3830249号明細書に開示さ
れている。
【0003】独国特許出願公開第44140831号明
細書より、対蹠点に相互に向かい合って対称的に配置さ
れた二つの供給源と、この両方の供給源の作用が及ぶ領
域間に基板が保持されるコーティング室とを用いて、低
圧プラズマによる気相成長によってプラスチック基板上
に薄膜を生成するための装置が知られている。
【0004】米国特許第6010755号明細書には、
磁気的メモリデバイス(magnetische Speichereinricht
ung)上に保護膜を被覆するためのコーティング装置が
開示されている。この装置では、真空チャンバ内にEC
Rプラズマが点火され、このとき、このECRプラズマ
が対向する側から導入される。
【0005】従来技術によるこれら全ての装置において
は、特に縁部に不均一な膜が析出形成され、被覆する基
板毎にコーティング条件が変わるために再現性に乏しい
ことに加えて、この種の反応炉の体積が比較的大きく、
その結果、ガス入れ替え時間および反応時間が比較的長
くなるという欠点があった。従来技術による装置のさら
なる欠点は、膜厚の変動を抑えることができないという
点にあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、上記の問題を起こさないような、基板をコーテ
ィングするための装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
り、マイクロ波のエネルギーを導入するための導波管、
ガス供給導管、及びコーティング室を真空引きするため
の装置が相互に同軸配置されていることを特徴とする請
求項1に記載された装置によって解決される。同軸のマ
イクロ波結合部、ガス結合部、真空結合部を有する管式
反応炉の如き斯かる同軸構造によって、コーティングの
際の均一性の問題を回避することができる。さらに、こ
のような構成としたことによる長所は、装置が比較的小
さな反応炉体積で済ませられ、これにより、不必要に長
いガス交換時間やそれによる長い作業工程時間が解消さ
れるという点にある。
【0008】基板をコーティングするための装置(本明
細書中、単に基板コーティング用装置と称する場合もあ
る)が、マイクロ波エネルギーを導入するための導波
管、ガス供給導管、及びコーティング室を真空引きする
ための装置をそれぞれ有する二つの部分装置から形成さ
れ、さらに、これら第1及び第2の部分装置が相互に進
退移動自在とされ、この移動によってコーティング室を
開けたり閉めたりできる場合には、コーティング対象の
基板をとりわけ容易にコーティング反応炉つまりはコー
ティング室にローディングないし搬入できるようにな
る。コーティング室そのものは、基板コーティング用装
置から取り外しできる装置とされ、好適には、ガスを供
給するための二つの接続部ならびにコーティング室を真
空引きするための接続部、そしてマイクロ波エネルギー
を導入するための高周波窓を備えている。上記二つの部
分装置が互いに引き離されると、コーティング室が取り
外され、基板コーティング用装置の外でローディングが
行なわれ、続いて基板コーティング用装置に挿入され、
その後、二つの部分装置が閉じられ、コーティング室が
真空引きされ、ガスならびにプレカーサーガスが導入さ
れ、コーティング装置の外で搬入された基板をコーティ
ングするためのコーティング室にプラズマが点火され
る。コーティング工程が終了したら、二つの部分装置は
再び互いに引き離され、コーティング室が取り出され、
コーティング反応炉のコーティング装置の外で搬出が行
なわれる。
【0009】このように交換自在なコーティング室は、
再現性を有するコーティング条件が、コーティング対象
の基板のそれぞれに対して整えられるという長所を有し
ている。
【0010】かくして、上記のようなコーティング室の
場合、コーティング室の一部をなす高周波窓は、新たな
コーティングの前に取り替えが可能である。これによ
り、高周波窓がコーティングの度に一緒にコーティング
されてしまうために誘電率が変化したり、それと共にコ
ーティング毎のコーティング条件が変化したりするとい
った、従来技術におけるような事態を防止することがで
きる。本発明により、眼鏡ガラスのコーティング工程毎
にコーティング条件を再現可能に設定できるようにな
る。本発明に係るコーティング室は、使い捨て室(Einm
alraum)、すなわち、コーティングが終わる毎に廃棄さ
れるコーティング室として構成することができる。これ
とは異なり、コーティング毎にコーティング室を洗浄し
て、高周波窓に堆積しているコーティング層がコーティ
ングが終わる毎に取り除かれるように構成することもで
きる。
【0011】コーティング室が管状に形成され、その
際、第1及び第2のガス供給導管、ならびにコーティン
グ室を真空引きするための第1及び第2の装置が互いに
向き合うように配置され、しかも、管状のコーティング
室の場合に概ね管の軸線と同軸に配置されている場合が
特に好ましい。管状のコーティング室は、コーティング
室が回転対称な形であり、コーティング対象と同じよう
な対称性を有しているという長所を持っている。このた
め、とりわけ均一なコーティングが達成される。
【0012】本発明はしかしながら、管状ないし回転対
称なコーティング室に制限されるものではなく、他の幾
何学的形状も可能である。
【0013】コーティング対象の基板として、基板の最
大直径ないし最長の縁部長さが15cmであるような平
らか又は弓形に丸みを帯びた基板が用いられることが好
ましい。通常、コーティング対象の基板は、眼鏡用の基
板(眼鏡基板)かあるいはレンズ用の基板(レンズ基
板)である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に基づき具体的
に説明する。
【0015】図1には、基板3をコーティングするため
の本発明に係る装置1(基板コーティング用装置)が示
されている。ここで、基板3は、本実施形態では、例え
ばレンズないし眼鏡の基板等の弓形に湾曲した基板3と
されている。この装置1は、管軸線Aの方向に進退移動
することができる二つの部分装置3,5から構成されて
いる。
【0016】これら二つの部分装置3,5のそれぞれ
は、マイクロ波エネルギーすなわち高周波エネルギーを
導入するための開口部7.1,7.2を有する導波管6
を備えている。さらに、これらの二つの部分装置は、そ
れぞれ、管状の真空接続部9.1,9.2を備えてい
る。この真空接続部には、コーティング対象の基板3が
入れられるコーティング反応炉10(コーティング室)
が接続される一方、コーティング室10を真空引きする
ためのポンプも接続されている。このコーティング室を
真空引きするためのポンプは、ここでは図示されていな
い。管状の真空接続部の内部には、管の軸線に対して同
軸にそれぞれ一本のガス供給管12.1が延びている。
【0017】コーティング室10は、真空接続部9.
1,9.2と同じく概ね管状とされている。このコーテ
ィング室10は、図1に示すように、部分装置を互いに
引き離した際の開口箇所14を通して、コーティング装
置内に入れることができる。コーティング室10は、真
空を維持するように、真空接続部9.1,9.2と真空
気密に接合する接続部9.3,9.4を備えている。同
じように、コーティング室10は、該コーティング室1
0が挿入された際にガス供給導管12.1,12.2と
やはり真空気密に接合する二つのガス供給接続部12.
3,12.4(ガス供給導管と称する場合もある)を備
えている。
【0018】マイクロ波のエネルギーは、例えば高周波
窓16.1,16.2を介してコーティング室10に導
入される。
【0019】本実施形態によるコーティング装置の長所
は、コーティング室が取り外せるという点にある。この
ため、例えば、一緒にコーティングされてしまった高周
波窓へのアクセスがコーティング工程の終了毎に可能に
なる。あるいは、コーティング対象の眼鏡ガラス毎に新
たなコーティング室を用いることもできる。このように
して、常に同じコーティング条件を保証することができ
る。
【0020】図2には、本発明に係る装置が、ローディ
ングされた状態、すなわち、挿入されたコーティング室
を有した状態で示されている。図1におけるものと同じ
部材には、同じ符号を付す。図2より、部分装置3,5
の双方が同軸方向に動かされて一体に合わされると、コ
ーティング室10の真空接続部9.3,9.4が第1及
び第2の部分装置の真空接続部9.1,9.2と真空気
密な接合を形成し、同じく、ガス供給導管12.3,1
2.4(ガス供給接続部)がガス供給導管12.1,1
2.2と真空気密な接合を形成することが分かる。図2
にはさらに、真空接続部に対するガス供給導管の同軸構
造ないし同軸配置も明確に示されている。図2から明ら
かに分かるように、ガス供給導管は、基板の向かい合っ
ている側に臨んで終端しているため、ガスが反応炉内に
おいて極めて均一にもたらされることが保証され、これ
によって、従来技術に比して基板のさらに一様なコーテ
ィングが確実になる。
【0021】マイクロ波エネルギーは、装置1の外に置
かれたマイクロ波発生源から、開口部7.1,7.2に
より導波管6を通して導入される。導波管6は、概ね管
状の真空接続部9.1,9.2に対して同軸かつコーテ
ィング室に対して同軸に設けられている。開口部7.
1,7.2を介してマイクロ波エネルギーが導入可能と
された導波管6は、コーティング反応炉とも称される管
状のコーティング室10と同じく回転対称に、つまり例
えばコーティング室を取り囲む管のように構成すること
ができる。本発明の主旨を逸脱することなく他の構成も
可能である。導波管6を介してコーティング反応炉ない
しコーティング室に供給されたマイクロ波エネルギー
は、高周波窓16.1,16.2を介して、基板3が中
に存在しているコーティング室10に導入される。コー
ティングは、独国特許発明第3830249号明細書に
開示されているように、主としてPICVD法(Plasma
Impulse Chemical Vapor Deposition;プラズマインパ
ルス化学蒸着法)によって施される。この方法の場合、
先ず、ガス供給導管12.1,12.2,12.3,1
2.4を介してコーティング反応炉10内にガス雰囲気
のガスならびにプレカーサーガスを先ず入れる。その次
に、例えばHFエネルギーないしマイクロ波エネルギー
といった導入エネルギーによって、コーティング反応炉
10の内部にプラズマを点火する。本実施形態において
は、導波管6を介して供給したマイクロ波エネルギーに
よってこのプラズマを点火する。導波管6を通して供給
したマイクロ波エネルギーを、電気窓16.1,16.
2(elektrische Fenster)を介して反応炉内部に導入
する。マイクロ波エネルギーとは、上述したように、パ
ルス化されたマイクロ波エネルギーである。パルス化さ
れたプラズマの利点は、プラスチック材料であることが
多いコーティング対象基板に対するはるかに低い熱負荷
にある。加えて、パルス化されたマイクロ波を放射して
プラズマを誘起すると、例えば米国特許第573620
7号明細書に開示されているように、交代層ないし勾配
層を有するコーティングが可能になる。反応炉のような
立体的な空洞体の内部に導かれたプレカーサーガスは、
例えば、HMDSN(Hexamethyldisilazan;ヘキサメ
チルジシラザン)、HMDSO(Hexamethyldisiloxan
e;ヘキサメチ ルジシロキサン)、又はTiClを含
んでいる。ガス雰囲気として、O 雰囲気、N雰囲
気、N+NH雰囲気を挙げることができる。パルス
化されたプラズマを用いて、例えばSiOコーティン
グ、TiOコーティング、又はSiOコーティング
ないしSiコーティング等のコーティングを、好
ましくは10〜10000nmの範囲の厚さで全面的に
基板に設けることができる。本発明による装置によっ
て、ガスを充填すべき体積を最適にしながら基板をでき
るだけ均一にコーティングすることが初めて可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る装置を互いに引き離された状態
で示す図である。
【図2】 基板をコーティングするためにローディング
された状態の図である。
【符号の説明】
A・・・管の軸線(管軸線) 1・・・基板をコーティングするための装置(基板コー
ティング用装置) 3・・・基板 3,5・・・部分装置(第1の部分装置、第2の部分装
置) 6・・・導波管(第1の導波管、第2の導波管) 7.1,7.2・・・開口部 9.1,9.2・・・真空接続部(コーティング室を真
空引きするための第1の装置、コーティング室を真空引
きするための第2の装置) 9.3,9.4・・・接続部(コーティング室を真空引
きする第1及び第2の装置のための接続部) 10・・・コーティング室(コーティング反応炉) 12.1,12.2・・・ガス供給導管(第1のガス供
給導管、第2のガス供給導管) 12.3,12.4・・・ガス供給接続部(第1及び第
2のガス供給導管のための接続部) 16.1,16.2・・・高周波窓(第1及び第2の導
波管からマイクロ波のエネルギーを導入するための高周
波窓)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2K009 BB02 BB11 DD04 DD09 4G059 AA11 AB19 AC30 EA04 EA05 EA12 EB02 4K030 BB11 CA06 EA06 FA01 JA03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板をコーティングするための装置であ
    って、 マイクロ波を導入するための第1の導波管、第1のガス
    供給導管、及びコーティング室を真空引きするための第
    1の装置を有する第1の部分装置と、 マイクロ波を導入するための第2の導波管、第2のガス
    供給導管、及びコーティング室を真空引きするための第
    2の装置を有する第2の部分装置とを備え、 前記第1の部分装置及び前記第2の部分装置は、相互に
    進退移動自在とされ、この移動によって、コーティング
    対象の基板が内部に設置される前記コーティング室が開
    閉自在とされている装置において、 前記マイクロ波を導入するための第1の導波管、前記第
    1のガス供給導管、及び前記コーティング室を真空引き
    するための第1の装置、ならびに、前記マイクロ波を導
    入するための第2の導波管、前記第2のガス供給導管、
    及び前記コーティング室を真空引きするための第2の装
    置は、それぞれ互いに同軸に配置されるとともに、前記
    コーティング室は、この装置から取り出すことができか
    つ挿入することができるように構成されていることを特
    徴とする装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、 前記コーティング室は、それぞれ、前記第1及び第2の
    ガス供給導管のための接続部、ならびに前記コーティン
    グ室を真空引きする第1及び第2の装置のための接続
    部、さらに、前記第1及び第2の導波管からマイクロ波
    のエネルギーを導入するための高周波窓を備えているこ
    とを特徴とする装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の装置に
    おいて、 前記第1及び第2のガス供給導管が互いに向かい合わせ
    に配置されているとともに、前記コーティング室を真空
    引きするための第1及び第2の装置が互いに向かい合わ
    せに配置されていることを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれか1項に
    記載の装置において、 前記コーティング室内でコーティングされる基板は、平
    らかあるいは弓形に丸みを帯びた基板であることを特徴
    とする装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の装置において、 前記基板の直径ないし最大の縦の縁部の長さが15cm
    を超えないことを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれか1項に
    記載の装置において、 コーティング対象の基板は、眼鏡ないしレンズの基板で
    あることを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれか1項に
    記載の装置を用いて、 コーティング室に基板を入れ、 基板をコーティングするための装置内に前記コーティン
    グ室を挿入し、 前記基板をコーティングするための装置の二つの部分装
    置を閉じ、 前記コーティング室を真空引きし、 ガス供給導管を介して、ガス雰囲気のガスならびにプレ
    カーサーガスを前記コーティング室に導くとともに、パ
    ルス化されたマイクロ波のエネルギーを導入することで
    プラズマを発生させて、前記基板の全面に均一にコーテ
    ィングを行い、 このコーティング工程が終了した後、コーティング対象
    の基板を取り出す基板の両面の均一なコーティングを行
    なうための方法。
  8. 【請求項8】 眼鏡の基板をコーティングするために請
    求項1から請求項6のいずれか1項に記載の装置を使用
    する方法。
  9. 【請求項9】 レンズの基板をコーティングするために
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の装置を使
    用する方法。
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