JP2003237687A - 小型船舶のアウトリガー構造 - Google Patents
小型船舶のアウトリガー構造Info
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- JP2003237687A JP2003237687A JP2002043590A JP2002043590A JP2003237687A JP 2003237687 A JP2003237687 A JP 2003237687A JP 2002043590 A JP2002043590 A JP 2002043590A JP 2002043590 A JP2002043590 A JP 2002043590A JP 2003237687 A JP2003237687 A JP 2003237687A
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- outriggers
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 安定性に優れて快適に操船できるようにす
る。 【解決手段】 船体2の両側部に、喫水線Lよりも上方
位置でリンク機構40(L,R)を介して幅方向に出し
入れ可能な左右一対のアウトリガー41(L,R)を設
けて、搬送時には、アウトリガー41(L,R)を船体
2の両側部の入れ位置Sに収納するとともに、航走時に
は、アウトリガー41(L,R)を船体2の両側部から
外方に出してローリングを抑制する。
る。 【解決手段】 船体2の両側部に、喫水線Lよりも上方
位置でリンク機構40(L,R)を介して幅方向に出し
入れ可能な左右一対のアウトリガー41(L,R)を設
けて、搬送時には、アウトリガー41(L,R)を船体
2の両側部の入れ位置Sに収納するとともに、航走時に
は、アウトリガー41(L,R)を船体2の両側部から
外方に出してローリングを抑制する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型船舶、特にカ
ヌーやカヤック等に類似した踏力推進ボートに最適なア
ウトリガー構造に関するものである。
ヌーやカヤック等に類似した踏力推進ボートに最適なア
ウトリガー構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】行楽地等のレジャー用ボートとして回転
足踏み式のペダル駆動人力ボートが知られている。ま
た、回転ペダル駆動機構に補助駆動モータを付加した補
助駆動源付き人力推進艇が提案されている(特開平7−
156880号公報参照)。
足踏み式のペダル駆動人力ボートが知られている。ま
た、回転ペダル駆動機構に補助駆動モータを付加した補
助駆動源付き人力推進艇が提案されている(特開平7−
156880号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような踏力推進
ボートでは、特にローリングが生じやすいことから、航
走時の安定性が要望されている。
ボートでは、特にローリングが生じやすいことから、航
走時の安定性が要望されている。
【0004】本発明は上記要望に応えるためになされた
もので、安定性に優れて快適に操船できるようにした小
型船舶のアウトリガー構造を提供することを目的とする
ものである。
もので、安定性に優れて快適に操船できるようにした小
型船舶のアウトリガー構造を提供することを目的とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、船体の両側部に、喫水線よりも上方位置
でリンク機構を介して幅方向に出し入れ可能な左右一対
のアウトリガーが設けられていることを特徴とする小型
船舶のアウトリガー構造を提供するものである。
め、本発明は、船体の両側部に、喫水線よりも上方位置
でリンク機構を介して幅方向に出し入れ可能な左右一対
のアウトリガーが設けられていることを特徴とする小型
船舶のアウトリガー構造を提供するものである。
【0006】本発明によれば、アウトリガーは、リンク
機構を介して幅方向に出し入れ可能であるから、搬送時
には、アウトリガーを船体の両側部の入れ位置にコンパ
クトに収納することができるとともに、航走時には、ア
ウトリガーを船体の両側部から外方に出してローリング
を抑制できるので、航走時の安定性が向上するようにな
る。また、アウトリガーは、喫水線よりも上方位置に設
けられているから、航走中の水切り抵抗が無いので、軽
快な操船感覚が得られるようになる。
機構を介して幅方向に出し入れ可能であるから、搬送時
には、アウトリガーを船体の両側部の入れ位置にコンパ
クトに収納することができるとともに、航走時には、ア
ウトリガーを船体の両側部から外方に出してローリング
を抑制できるので、航走時の安定性が向上するようにな
る。また、アウトリガーは、喫水線よりも上方位置に設
けられているから、航走中の水切り抵抗が無いので、軽
快な操船感覚が得られるようになる。
【0007】請求項2のように、上記リンク機構は、ア
ウトリガーを後外方に出すように構成されていると、乗
り込み時の浮力になるとともに、船体後部の沈み込みが
防止でき、さらに、パドル航走する時にはパドル操作の
邪魔にならなくなる。
ウトリガーを後外方に出すように構成されていると、乗
り込み時の浮力になるとともに、船体後部の沈み込みが
防止でき、さらに、パドル航走する時にはパドル操作の
邪魔にならなくなる。
【0008】請求項3のように、上記アウトリガーの外
側端部は、下向きに突出されていると、最少の水切り抵
抗だけでローリングを抑制できるようになる。
側端部は、下向きに突出されていると、最少の水切り抵
抗だけでローリングを抑制できるようになる。
【0009】請求項4のように、上記アウトリガーを出
し方向に付勢するスプリングと、アウトリガーを入れ方
向に引き込む手操作ワイヤーと、アウトリガーを入れ位
置にロックする手操作ロック機構とが設けられている
と、手操作ロック機構のロック解除操作だけで、アウト
リガーはスプリングの付勢力で自動的に出し位置に押し
出されるから、出し操作が簡単かつ迅速に行えるととも
に、ワイヤーの引き込み操作だけで、アウトリガーを入
れ位置に引き込むことができるから、入れ操作が簡単か
つ迅速に行えるようになる。
し方向に付勢するスプリングと、アウトリガーを入れ方
向に引き込む手操作ワイヤーと、アウトリガーを入れ位
置にロックする手操作ロック機構とが設けられている
と、手操作ロック機構のロック解除操作だけで、アウト
リガーはスプリングの付勢力で自動的に出し位置に押し
出されるから、出し操作が簡単かつ迅速に行えるととも
に、ワイヤーの引き込み操作だけで、アウトリガーを入
れ位置に引き込むことができるから、入れ操作が簡単か
つ迅速に行えるようになる。
【0010】請求項5のように、上記小型船舶は、一人
分の幅を有する船体と、この船体のほぼ中央部に設けた
シートと、このシートの前側の船体内に設けた前後方向
にスライドする足踏み機構と、この足踏み機構により駆
動される推進手段とを備えた踏力推進ボートであり、上
記アウトリガーは、船体の後両側部に設けられている
と、請求項1〜4の作用効果をより効果的に得られるよ
うになる。
分の幅を有する船体と、この船体のほぼ中央部に設けた
シートと、このシートの前側の船体内に設けた前後方向
にスライドする足踏み機構と、この足踏み機構により駆
動される推進手段とを備えた踏力推進ボートであり、上
記アウトリガーは、船体の後両側部に設けられている
と、請求項1〜4の作用効果をより効果的に得られるよ
うになる。
【0011】請求項6のように、上記手操作ロック機構
および手操作ワイヤーは、シートに着座した操船者の手
が届く位置に配置されていると、操船者は前向き操船姿
勢のままで手操作ロック機構および手操作ワイヤーを操
作することができる。
および手操作ワイヤーは、シートに着座した操船者の手
が届く位置に配置されていると、操船者は前向き操船姿
勢のままで手操作ロック機構および手操作ワイヤーを操
作することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
を参照して詳細に説明する。
【0013】図1は踏力推進ボート1の平面図、図2は
図1の側面図である。
図1の側面図である。
【0014】上記踏力推進ボート1は、一人乗りカヌー
形式の幅の狭い船体2を備え、このほぼ中央部にシート
3および背受け4が設けられている。
形式の幅の狭い船体2を備え、このほぼ中央部にシート
3および背受け4が設けられている。
【0015】上記シート3の前方の船内には、往復スラ
イド式の左右のペダル7を備えた足踏み機構5(後述)
が設けられ、この足踏み機構5は、スライド動作を回転
動作に変える変換機構6(後述)を介してシート3の下
方のペダル出力軸8に連結され、このペダル出力軸8
は、補助動力機構9(後述)およびユニバーサルジョイ
ント10を介して駆動軸11に連結されて、この駆動軸
11の端部にプロペラ12が取付けられている。上記補
助動力機構9は、背受け4の下後方に設けることにより
コンパクトに配設できる。
イド式の左右のペダル7を備えた足踏み機構5(後述)
が設けられ、この足踏み機構5は、スライド動作を回転
動作に変える変換機構6(後述)を介してシート3の下
方のペダル出力軸8に連結され、このペダル出力軸8
は、補助動力機構9(後述)およびユニバーサルジョイ
ント10を介して駆動軸11に連結されて、この駆動軸
11の端部にプロペラ12が取付けられている。上記補
助動力機構9は、背受け4の下後方に設けることにより
コンパクトに配設できる。
【0016】上記補助動力機構9の両側にはバッテリ1
5が配置され、このバッテリ15は、補助動力機構9と
ともに重量物であって、この補助動力機構9との間での
重量バランスを考慮してその位置を定める。
5が配置され、このバッテリ15は、補助動力機構9と
ともに重量物であって、この補助動力機構9との間での
重量バランスを考慮してその位置を定める。
【0017】上記船体2の後両側部には、喫水線Lより
も上方位置でリンク機構40(L,R)を介して幅方向
に出し入れ可能な左右一対のアウトリガー41(L,
R)(後述)が設けられている。
も上方位置でリンク機構40(L,R)を介して幅方向
に出し入れ可能な左右一対のアウトリガー41(L,
R)(後述)が設けられている。
【0018】上記船体2の後部のデッキにはハッチ13
が設けられ、このハッチ13は船体内部の点検あるいは
荷物等の収容のために用いることができる。このハッチ
13の上には、荷台(不図示)を取付けるための複数個
の荷台フック14が設けられている。
が設けられ、このハッチ13は船体内部の点検あるいは
荷物等の収容のために用いることができる。このハッチ
13の上には、荷台(不図示)を取付けるための複数個
の荷台フック14が設けられている。
【0019】図6は、上記足踏み機構5であり、(a)
は平面図、(b)は側面図である。この足踏み機構5に
は、前後の枠材16(F,B)の間に固定された左右2
本ずつ(合計4本)のレール17と、左右各レール17
に沿ってスライドするペダル7とが設けられて、このペ
ダル7は、足を乗せる足台7aと、レール17に支持さ
れたスライダ7bとから構成されている。
は平面図、(b)は側面図である。この足踏み機構5に
は、前後の枠材16(F,B)の間に固定された左右2
本ずつ(合計4本)のレール17と、左右各レール17
に沿ってスライドするペダル7とが設けられて、このペ
ダル7は、足を乗せる足台7aと、レール17に支持さ
れたスライダ7bとから構成されている。
【0020】上記前側の枠材16(F)には前プーリ2
0が取付けられ、後側の枠材16(B)には後プーリ1
8が取付けられて、この前後のプーリ20,18間にベ
ルト19が巻き掛けられ、このベルト19にペダル7が
固定されている。このペダル7の固定位置は、操船者の
足踏みストローク長さに応じて調整可能であるのが好ま
しい。
0が取付けられ、後側の枠材16(B)には後プーリ1
8が取付けられて、この前後のプーリ20,18間にベ
ルト19が巻き掛けられ、このベルト19にペダル7が
固定されている。このペダル7の固定位置は、操船者の
足踏みストローク長さに応じて調整可能であるのが好ま
しい。
【0021】そして、シート3に着座した操船者M(図
2参照)がシート3の前方の開口2cから船内に左右の
足を入れ、足台7aに乗せて足踏みすることにより、左
右のスライダ7bがレール17に沿って交互に往復する
ことにより(矢印A参照)、ベルト19が往復動作して
前後プーリ20,18を正逆回転させ、この正逆回転
は、後プーリ18に連結された変換機構6により後述の
ように一方向の回転に変換され、この回転がペダル出力
軸8に伝達されるようになる。
2参照)がシート3の前方の開口2cから船内に左右の
足を入れ、足台7aに乗せて足踏みすることにより、左
右のスライダ7bがレール17に沿って交互に往復する
ことにより(矢印A参照)、ベルト19が往復動作して
前後プーリ20,18を正逆回転させ、この正逆回転
は、後プーリ18に連結された変換機構6により後述の
ように一方向の回転に変換され、この回転がペダル出力
軸8に伝達されるようになる。
【0022】図7は、上記変換機構6であり、上記ベル
ト19が巻き掛けられた後プーリ18は、その軸21が
ベアリング26,27を介して枠材16(B)に取付け
られ、この軸21の下端には傘歯車22が固定され、こ
の傘歯車22の前後側に、傘歯車22に噛合う第1傘歯
車23および第2傘歯車24がそれぞれ設けられ、各傘
歯童23,24は、それぞれワンウェイクラッチ25を
介してペダル出力軸8上に取付けられている。
ト19が巻き掛けられた後プーリ18は、その軸21が
ベアリング26,27を介して枠材16(B)に取付け
られ、この軸21の下端には傘歯車22が固定され、こ
の傘歯車22の前後側に、傘歯車22に噛合う第1傘歯
車23および第2傘歯車24がそれぞれ設けられ、各傘
歯童23,24は、それぞれワンウェイクラッチ25を
介してペダル出力軸8上に取付けられている。
【0023】上記後プーり18の回転により傘歯車22
が回転すると、これに噛合う第1および第2傘歯車2
3,24は相互に逆方向に回転する。このとき、プロペ
ラ12を前進駆動させる方向の回転のみがペダル駆動軸
8に伝達されて、反対方向には空転するようにワンウェ
イクラッチ25が設置されている。
が回転すると、これに噛合う第1および第2傘歯車2
3,24は相互に逆方向に回転する。このとき、プロペ
ラ12を前進駆動させる方向の回転のみがペダル駆動軸
8に伝達されて、反対方向には空転するようにワンウェ
イクラッチ25が設置されている。
【0024】そして、左右のペダル7により交互に足踏
みをしてベルト19を介して後プーリ18が正逆回転さ
れると、第1および第2歯車23,24のいずれか一方
がペダル出力軸8に連結されてペダル出力軸8を回転さ
せ、他方は空転する。これにより、左右のペダル7のス
ライド動作でペダル出力軸8が一方向に回転されるよう
になる。
みをしてベルト19を介して後プーリ18が正逆回転さ
れると、第1および第2歯車23,24のいずれか一方
がペダル出力軸8に連結されてペダル出力軸8を回転さ
せ、他方は空転する。これにより、左右のペダル7のス
ライド動作でペダル出力軸8が一方向に回転されるよう
になる。
【0025】図8は、上記補助動力機構9の原理構成図
であり、上記ペダル出力軸8の後端には伝達ギヤ28が
固定され、これに噛合う伝達ギヤ29がクランク軸30
に固定されている。この補助動力機構9は、クランク軸
30に伝達されたペダル踏力と電動モータ32からの補
助動力を合力軸35上で融合してこれを合力軸35から
出力し、この合カによりユニバーサルジョイント10を
介して駆動軸11を回転させてプロペラ12を駆動する
ようになる。
であり、上記ペダル出力軸8の後端には伝達ギヤ28が
固定され、これに噛合う伝達ギヤ29がクランク軸30
に固定されている。この補助動力機構9は、クランク軸
30に伝達されたペダル踏力と電動モータ32からの補
助動力を合力軸35上で融合してこれを合力軸35から
出力し、この合カによりユニバーサルジョイント10を
介して駆動軸11を回転させてプロペラ12を駆動する
ようになる。
【0026】上記クランク軸30には遊星機構31が取
付けられ、この遊星機構31は、クランク軸30上に取
付けたサンギヤ31aと、遊星ギヤ31bと、リングギ
ヤ31cとで構成されている。上記遊星ギヤ31bは、
クランク軸30に固定されたキャリヤ36に取付けら
れ、サンギヤ31aおよびリングギヤ31cに噛合って
サンギヤ31aおよびリングギヤ31c間で自転および
公転する。リングギヤ31cには、大傘歯車37が一体
的に設けられている。
付けられ、この遊星機構31は、クランク軸30上に取
付けたサンギヤ31aと、遊星ギヤ31bと、リングギ
ヤ31cとで構成されている。上記遊星ギヤ31bは、
クランク軸30に固定されたキャリヤ36に取付けら
れ、サンギヤ31aおよびリングギヤ31cに噛合って
サンギヤ31aおよびリングギヤ31c間で自転および
公転する。リングギヤ31cには、大傘歯車37が一体
的に設けられている。
【0027】上記電動モータ32には、クラッチ33を
介して出力傘歯車34が連結され、この出力傘歯車34
は大傘歯車37と噛合うようになる。上記クラッチ33
は、補助動力が不要なときに、電動モータ32から出力
傘歯車34への回転駆動力を断絶するためのものであ
る。上記サンギヤ31aにはトルク検出アーム38が取
り付けられている。
介して出力傘歯車34が連結され、この出力傘歯車34
は大傘歯車37と噛合うようになる。上記クラッチ33
は、補助動力が不要なときに、電動モータ32から出力
傘歯車34への回転駆動力を断絶するためのものであ
る。上記サンギヤ31aにはトルク検出アーム38が取
り付けられている。
【0028】上記サンギヤ31aにはペダル踏力に応じ
た反力が作用し、この反力によってトルク検出アーム3
8がペダル踏力に応じた角度だけ回転し、この角度をポ
テンショメータ(不図示)で検出することにより、ペダ
ル踏力を検出する。
た反力が作用し、この反力によってトルク検出アーム3
8がペダル踏力に応じた角度だけ回転し、この角度をポ
テンショメータ(不図示)で検出することにより、ペダ
ル踏力を検出する。
【0029】そして、検出されたペダル踏力に応じて電
動モータ32の出力を制御し、所定のアシスト比である
いはアシスト比を変えながら電動モータ32からの回転
駆動力をペダル踏力に付加してこれらの合力でプロペラ
12を駆動するようになる。なお、クラッチ33を切る
ことにより、ペダル踏力のみで推進駆動することもで
き、またペダル7を止めたまま電動モータ32からの出
力のみで推進駆動することもできる。
動モータ32の出力を制御し、所定のアシスト比である
いはアシスト比を変えながら電動モータ32からの回転
駆動力をペダル踏力に付加してこれらの合力でプロペラ
12を駆動するようになる。なお、クラッチ33を切る
ことにより、ペダル踏力のみで推進駆動することもで
き、またペダル7を止めたまま電動モータ32からの出
力のみで推進駆動することもできる。
【0030】図4および図5(a)に示すように、上記
船体2の後両側部には、喫水線Lよりも上方位置で、左
右一対のアウトリガー41(L,R)を船体2の外面形
状に沿わせて収納するため収納凹部2aがそれぞれ形成
されている。
船体2の後両側部には、喫水線Lよりも上方位置で、左
右一対のアウトリガー41(L,R)を船体2の外面形
状に沿わせて収納するため収納凹部2aがそれぞれ形成
されている。
【0031】このアウトリガー41(L,R)を幅方向
に出し入れ可能なリンク機構40(L,R)には、それ
ぞれ2本のリンクアーム40a,40bが設けられ、各
リンクアーム40a,40bの内端部が収納凹部2aの
ブラケット42にピン43で連結されるともに、外端部
がアウトリガー41(L,R)の下面にピン44で連結
されている。
に出し入れ可能なリンク機構40(L,R)には、それ
ぞれ2本のリンクアーム40a,40bが設けられ、各
リンクアーム40a,40bの内端部が収納凹部2aの
ブラケット42にピン43で連結されるともに、外端部
がアウトリガー41(L,R)の下面にピン44で連結
されている。
【0032】そして、アウトリガー41(L,R)は、
2本のリンクアーム40a,40bを介して収納凹部2
aから後外方Pにスイングした出し位置R(図4参照)
でストッパー(不図示)により当て止められるようにな
る。
2本のリンクアーム40a,40bを介して収納凹部2
aから後外方Pにスイングした出し位置R(図4参照)
でストッパー(不図示)により当て止められるようにな
る。
【0033】上記収納凹部2a側の各ピン43には、図
5(b)に示すように、スプリング45がそれぞれ巻装
されて、このスプリング45の一端部45aがブラケッ
ト42に係止されるとともに、他端部45bがリンクア
ーム40a,40bに係止されていて、リンクアーム4
0a,40bを介してアウトリガー41(L,R)がス
プリング45の付勢力で後外方P(出し方向)に付勢さ
れている。
5(b)に示すように、スプリング45がそれぞれ巻装
されて、このスプリング45の一端部45aがブラケッ
ト42に係止されるとともに、他端部45bがリンクア
ーム40a,40bに係止されていて、リンクアーム4
0a,40bを介してアウトリガー41(L,R)がス
プリング45の付勢力で後外方P(出し方向)に付勢さ
れている。
【0034】上記アウトリガー41(L,R)は、出し
位置Rから上記スプリング45の付勢力に抗して、リン
クアーム40a,40bを介して前内方Q(入れ方向)
にスイングさせて収納凹部2aに収納された入れ位置S
においては、図3に示すように、上記シート3に着座し
た操船者Mの手が届く船体2の両側部に設けられた手操
作ロックつまみ46で入れ位置Sにロックされるように
なる。
位置Rから上記スプリング45の付勢力に抗して、リン
クアーム40a,40bを介して前内方Q(入れ方向)
にスイングさせて収納凹部2aに収納された入れ位置S
においては、図3に示すように、上記シート3に着座し
た操船者Mの手が届く船体2の両側部に設けられた手操
作ロックつまみ46で入れ位置Sにロックされるように
なる。
【0035】この手操作ロックつまみ46は、図5
(c)(d)に示すように、船体2に形成された半円状
凹部2b内に軸46aで回転操作可能に取付けられて、
図5(c)のように、船体2の幅方向と一致するように
回転させると、入れ位置Sに引き込まれたアウトリガー
41(L,R)の半円状凹部41a嵌まり込んで、アウ
トリガー41(L,R)を入れ位置Sにロックするとと
もに、図5(d)のように、船体2の長さ方向と一致す
るように回転させると、入れ位置Sのアウトリガー41
(L,R)のロックが解除されるようになる。
(c)(d)に示すように、船体2に形成された半円状
凹部2b内に軸46aで回転操作可能に取付けられて、
図5(c)のように、船体2の幅方向と一致するように
回転させると、入れ位置Sに引き込まれたアウトリガー
41(L,R)の半円状凹部41a嵌まり込んで、アウ
トリガー41(L,R)を入れ位置Sにロックするとと
もに、図5(d)のように、船体2の長さ方向と一致す
るように回転させると、入れ位置Sのアウトリガー41
(L,R)のロックが解除されるようになる。
【0036】図1および図2に戻って、上記アウトリガ
ー41(L,R)の前端部にはフレキシブルな手操作ワ
イヤー47の後端部が連結されるとともに、このワイヤ
ー46は船体2の側部をそれぞれ貫通して上記シート3
の両側方位置、つまり、シート3に着座した操船者Mの
手が届く位置に、操船者Mが指を引っかけ易いように丸
められた先端リング部47aが臨むようにしている。
ー41(L,R)の前端部にはフレキシブルな手操作ワ
イヤー47の後端部が連結されるとともに、このワイヤ
ー46は船体2の側部をそれぞれ貫通して上記シート3
の両側方位置、つまり、シート3に着座した操船者Mの
手が届く位置に、操船者Mが指を引っかけ易いように丸
められた先端リング部47aが臨むようにしている。
【0037】上記アウトリガー41(L,R)の外側端
部には、図5(a)に示したように、水平面から下向き
に突出された突出部41bが形成されている。
部には、図5(a)に示したように、水平面から下向き
に突出された突出部41bが形成されている。
【0038】上記のような踏力推進ボート1のアウトリ
ガー構造であれば、アウトリガー41(L,R)は、リ
ンク機構40(L,R)を介して幅方向に出し入れ可能
であるから、搬送時には、アウトリガー41(L,R)
を船体2の収納凹部2a内の入れ位置Sにコンパクトに
収納することができるとともに(図3参照)、航走時に
は、アウトリガー41(L,R)を収納凹部2aから外
方の出し位置Rに出してローリングを抑制できるので
(図1参照)、航走時の安定性が向上するようになる。
ガー構造であれば、アウトリガー41(L,R)は、リ
ンク機構40(L,R)を介して幅方向に出し入れ可能
であるから、搬送時には、アウトリガー41(L,R)
を船体2の収納凹部2a内の入れ位置Sにコンパクトに
収納することができるとともに(図3参照)、航走時に
は、アウトリガー41(L,R)を収納凹部2aから外
方の出し位置Rに出してローリングを抑制できるので
(図1参照)、航走時の安定性が向上するようになる。
【0039】また、アウトリガー41(L,R)は、喫
水線Lよりも上方位置に設けられているから、航走中の
水切り抵抗が無いので、軽快な操船感覚が得られるよう
になる。
水線Lよりも上方位置に設けられているから、航走中の
水切り抵抗が無いので、軽快な操船感覚が得られるよう
になる。
【0040】さらに、リンク機構40(L,R)により
アウトリガー41(L,R)が後外方に出されるから、
アウトリガー41(L,R)が乗り込み時の浮力になる
とともに、船体2の後部の沈み込みが防止できるように
なる。
アウトリガー41(L,R)が後外方に出されるから、
アウトリガー41(L,R)が乗り込み時の浮力になる
とともに、船体2の後部の沈み込みが防止できるように
なる。
【0041】さらにまた、パドル走行する場合には、図
4に示したように、アウトリガー41(L,R)がパド
ル39の回転範囲(二点鎖線a参照)外の出し位置Rに
出されるようになるから、パドル39の操作の邪魔にな
らなくなる。なお、パドル39は、通常2.0〜2.2
mの長さであることから、これを考慮してアウトリガー
41(L,R)の配置や形状を定めれば良い。
4に示したように、アウトリガー41(L,R)がパド
ル39の回転範囲(二点鎖線a参照)外の出し位置Rに
出されるようになるから、パドル39の操作の邪魔にな
らなくなる。なお、パドル39は、通常2.0〜2.2
mの長さであることから、これを考慮してアウトリガー
41(L,R)の配置や形状を定めれば良い。
【0042】また、アウトリガー41(L,R)の外側
端部に突出部41bを形成しているから、突出部41b
が喫水線Lより水中に没した場合でも、最少の水切り抵
抗だけでローリングを抑制できるようになる。
端部に突出部41bを形成しているから、突出部41b
が喫水線Lより水中に没した場合でも、最少の水切り抵
抗だけでローリングを抑制できるようになる。
【0043】さらに、アウトリガー41(L,R)を後
外方P(出し方向)に付勢するスプリング45と、アウ
トリガー41(L,R)を前内方Q(入れ方向)に引き
込む手操作ワイヤー47と、アウトリガー41(L,
R)を入れ位置Sにロックする手操作ロックつまみ46
とを設けているから、手操作ロックつまみ46のロック
解除操作だけで、アウトリガー41(L,R)はスプリ
ング45の付勢力で自動的に出し位置Rに押し出される
から、出し操作が簡単かつ迅速に行えるとともに、手操
作ワイヤー47の先端リング部47aに操船者Mが指を
引っかけて引き込み操作をするだけで、アウトリガー4
1(L,R)を入れ位置Sに引き込むことができるか
ら、入れ操作が簡単かつ迅速に行えるようになる。
外方P(出し方向)に付勢するスプリング45と、アウ
トリガー41(L,R)を前内方Q(入れ方向)に引き
込む手操作ワイヤー47と、アウトリガー41(L,
R)を入れ位置Sにロックする手操作ロックつまみ46
とを設けているから、手操作ロックつまみ46のロック
解除操作だけで、アウトリガー41(L,R)はスプリ
ング45の付勢力で自動的に出し位置Rに押し出される
から、出し操作が簡単かつ迅速に行えるとともに、手操
作ワイヤー47の先端リング部47aに操船者Mが指を
引っかけて引き込み操作をするだけで、アウトリガー4
1(L,R)を入れ位置Sに引き込むことができるか
ら、入れ操作が簡単かつ迅速に行えるようになる。
【0044】また、手操作ロックつまみ46および手操
作ワイヤー47は、シート3に着座した操船者Mの手が
届く位置に配置されているから、操船者Mは前向き操船
姿勢のままで手操作ロックつまみ46および手操作ワイ
ヤー47を操作することができる。
作ワイヤー47は、シート3に着座した操船者Mの手が
届く位置に配置されているから、操船者Mは前向き操船
姿勢のままで手操作ロックつまみ46および手操作ワイ
ヤー47を操作することができる。
【0045】上記実施形態は一人乗りの踏力推進ボート
1であったが、船体2の前後方向に複数のシート3およ
び足踏み機構5を設けて、各足踏み機構5のベルト19
を連結して二人乗り用等とすることもできる。
1であったが、船体2の前後方向に複数のシート3およ
び足踏み機構5を設けて、各足踏み機構5のベルト19
を連結して二人乗り用等とすることもできる。
【0046】上記実施形態は、踏力推進ボートであった
が、手動のパドル(オール)で推進するボート、風力で
推進するボート(ヨット)、船外機で推進するボート等
の各種小型船舶にアウトリガー構造を適用できることは
言うまでもない。
が、手動のパドル(オール)で推進するボート、風力で
推進するボート(ヨット)、船外機で推進するボート等
の各種小型船舶にアウトリガー構造を適用できることは
言うまでもない。
【0047】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明は、アウトリガーは、リンク機構を介して幅方向に出
し入れ可能であるから、搬送時には、アウトリガーを船
体の両側部の入れ位置にコンパクトに収納することがで
きるとともに、航走時には、アウトリガーを船体の両側
部から外方に出してローリングを抑制できるので、航走
時の安定性が向上するようになる。また、アウトリガー
は、喫水線よりも上方位置に設けられているから、航走
中の水切り抵抗が無いので、軽快な操船感覚が得られる
ようになる。
明は、アウトリガーは、リンク機構を介して幅方向に出
し入れ可能であるから、搬送時には、アウトリガーを船
体の両側部の入れ位置にコンパクトに収納することがで
きるとともに、航走時には、アウトリガーを船体の両側
部から外方に出してローリングを抑制できるので、航走
時の安定性が向上するようになる。また、アウトリガー
は、喫水線よりも上方位置に設けられているから、航走
中の水切り抵抗が無いので、軽快な操船感覚が得られる
ようになる。
【0048】上記アウトリガーを後外方に出すようにリ
ンク機構を構成すると(請求項2)、乗り込み時の浮力
になるとともに、船体後部の沈み込みが防止でき、さら
に、パドル航走する時にはパドル操作の邪魔にならなく
なる。
ンク機構を構成すると(請求項2)、乗り込み時の浮力
になるとともに、船体後部の沈み込みが防止でき、さら
に、パドル航走する時にはパドル操作の邪魔にならなく
なる。
【0049】上記アウトリガーの外側端部を下向きに突
出させると(請求項3)、最少の水切り抵抗だけでロー
リングを抑制できるようになる。
出させると(請求項3)、最少の水切り抵抗だけでロー
リングを抑制できるようになる。
【0050】上記アウトリガーを出し方向に付勢するス
プリングと、アウトリガーを入れ方向に引き込む手操作
ワイヤーと、アウトリガーを入れ位置にロックする手操
作ロック機構とを設けると(請求項4)、手操作ロック
機構のロック解除操作だけで、アウトリガーはスプリン
グの付勢力で自動的に出し位置に押し出されるから、出
し操作が簡単かつ迅速に行えるとともに、ワイヤーの引
き込み操作だけで、アウトリガーを入れ位置に引き込む
ことができるから、入れ操作が簡単かつ迅速に行えるよ
うになる。
プリングと、アウトリガーを入れ方向に引き込む手操作
ワイヤーと、アウトリガーを入れ位置にロックする手操
作ロック機構とを設けると(請求項4)、手操作ロック
機構のロック解除操作だけで、アウトリガーはスプリン
グの付勢力で自動的に出し位置に押し出されるから、出
し操作が簡単かつ迅速に行えるとともに、ワイヤーの引
き込み操作だけで、アウトリガーを入れ位置に引き込む
ことができるから、入れ操作が簡単かつ迅速に行えるよ
うになる。
【0051】上記小型船舶が一人分の幅を有する船体と
シートと足踏み機構と推進手段とを備えた踏力推進ボー
トであり、アウトリガーが船体の後両側部に設けられて
いると(請求項5)、上述した作用効果がより効果的に
得られるようになる。
シートと足踏み機構と推進手段とを備えた踏力推進ボー
トであり、アウトリガーが船体の後両側部に設けられて
いると(請求項5)、上述した作用効果がより効果的に
得られるようになる。
【0052】上記手操作ロック機構および手操作ワイヤ
ーをシートに着座した操船者の手が届く位置に配置する
と(請求項6)、操船者は前向き操船姿勢のままで手操
作ロック機構および手操作ワイヤーを操作することがで
きる。
ーをシートに着座した操船者の手が届く位置に配置する
と(請求項6)、操船者は前向き操船姿勢のままで手操
作ロック機構および手操作ワイヤーを操作することがで
きる。
【図1】 アウトリガーが出し位置の踏力推進ボートの
平面図である。
平面図である。
【図2】 図1の側面図である。
【図3】 アウトリガーが入れ位置の踏力推進ボートの
平面図である。
平面図である。
【図4】 アウトリガーが出し位置の踏力推進ボートの
要部拡大平面図である。
要部拡大平面図である。
【図5】 (a)は、図4のD−D線断面に相当して、
左半分はアウトリガーが入れ位置の断面図、右半分はア
ウトリガーが入れ位置の断面図、(b)はリンク機構の
スプリングの断面図、(c)(d)は手操作ロックつま
みの操作要領の平面図である。
左半分はアウトリガーが入れ位置の断面図、右半分はア
ウトリガーが入れ位置の断面図、(b)はリンク機構の
スプリングの断面図、(c)(d)は手操作ロックつま
みの操作要領の平面図である。
【図6】 足踏み機構であり、(a)は平面図、(b)
は側面図である。
は側面図である。
【図7】 変換機構の要部破断側面図である。
【図8】 補助動力機構の原理構成図である。
1 踏力推進ボート
2 船体
2a 収納凹部
3 シート
5 足踏み機構
6 変換機構
9 補助動力機構
12 プロペラ
39 パドル
40(L,R) リンク機構
41(L,R) アウトリガー
41b 突出部
45 スプリング
46 手操作ロックつまみ
47 手操作ワイヤー
L 喫水線
S 入れ位置
R 出し位置
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 服部 力
静岡県磐田市新貝2500番地 ヤマハ発動機
株式会社内
(72)発明者 鈴木 康生
静岡県磐田市新貝2500番地 ヤマハ発動機
株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 船体の両側部に、喫水線よりも上方位置
でリンク機構を介して幅方向に出し入れ可能な左右一対
のアウトリガーが設けられていることを特徴とする小型
船舶のアウトリガー構造。 - 【請求項2】 上記リンク機構は、アウトリガーを後外
方に出すように構成されている請求項1記載の小型船舶
のアウトリガー構造。 - 【請求項3】 上記アウトリガーの外側端部は、下向き
に突出されている請求項1または2記載の小型船舶のア
ウトリガー構造。 - 【請求項4】 上記アウトリガーを出し方向に付勢する
スプリングと、アウトリガーを入れ方向に引き込む手操
作ワイヤーと、アウトリガーを入れ位置にロックする手
操作ロック機構とが設けられている請求項1〜3のいず
れかに記載の小型船舶のアウトリガー構造。 - 【請求項5】 上記小型船舶は、一人分の幅を有する船
体と、この船体のほぼ中央部に設けたシートと、このシ
ートの前側の船体内に設けた前後方向にスライドする足
踏み機構と、この足踏み機構により駆動される推進手段
とを備えた踏力推進ボートであり、上記アウトリガー
は、船体の後両側部に設けられている請求項1〜4のい
ずれかに記載の小型船舶のアウトリガー構造。 - 【請求項6】 上記手操作ロック機構および手操作ワイ
ヤーは、シートに着座した操船者の手が届く位置に配置
されている請求項5記載の小型船舶のアウトリガー構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002043590A JP2003237687A (ja) | 2002-02-20 | 2002-02-20 | 小型船舶のアウトリガー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002043590A JP2003237687A (ja) | 2002-02-20 | 2002-02-20 | 小型船舶のアウトリガー構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003237687A true JP2003237687A (ja) | 2003-08-27 |
Family
ID=27783326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002043590A Withdrawn JP2003237687A (ja) | 2002-02-20 | 2002-02-20 | 小型船舶のアウトリガー構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003237687A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011061963A1 (ja) * | 2009-11-17 | 2011-05-26 | アイティオー株式会社 | 電動船 |
KR20200060165A (ko) * | 2018-11-22 | 2020-05-29 | 박대광 | 카약 추진 장치 |
KR20200060162A (ko) * | 2018-11-22 | 2020-05-29 | 박대광 | 카약 추진 장치 |
CN114771795A (zh) * | 2022-06-02 | 2022-07-22 | 哈尔滨工程大学 | 一种仿乌贼三体式水上自行车 |
-
2002
- 2002-02-20 JP JP2002043590A patent/JP2003237687A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011061963A1 (ja) * | 2009-11-17 | 2011-05-26 | アイティオー株式会社 | 電動船 |
CN102612465A (zh) * | 2009-11-17 | 2012-07-25 | Ito株式会社 | 电动船 |
JPWO2011061963A1 (ja) * | 2009-11-17 | 2013-04-04 | アイティオー株式会社 | 電動船 |
KR20200060165A (ko) * | 2018-11-22 | 2020-05-29 | 박대광 | 카약 추진 장치 |
KR20200060162A (ko) * | 2018-11-22 | 2020-05-29 | 박대광 | 카약 추진 장치 |
KR102123654B1 (ko) * | 2018-11-22 | 2020-06-16 | 박대광 | 카약 추진 장치 |
KR102123652B1 (ko) * | 2018-11-22 | 2020-06-26 | 박대광 | 카약 추진 장치 |
CN114771795A (zh) * | 2022-06-02 | 2022-07-22 | 哈尔滨工程大学 | 一种仿乌贼三体式水上自行车 |
CN114771795B (zh) * | 2022-06-02 | 2024-06-04 | 哈尔滨工程大学 | 一种仿乌贼三体式水上自行车 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050510 |