JP2003235130A - 止水テープ片貼着装置及び方法 - Google Patents

止水テープ片貼着装置及び方法

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JP2003235130A
JP2003235130A JP2002025257A JP2002025257A JP2003235130A JP 2003235130 A JP2003235130 A JP 2003235130A JP 2002025257 A JP2002025257 A JP 2002025257A JP 2002025257 A JP2002025257 A JP 2002025257A JP 2003235130 A JP2003235130 A JP 2003235130A
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Japan
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waterproof
piece
tape
electric wire
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JP2002025257A
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Yoshihiro Araki
美弘 荒木
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
  • Electric Cable Installation (AREA)
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 止水テープ片を折り返して複数の電線を挟み
込んで貼着するための装置であって、作業性の優れた止
水テープ片貼着装置を提供する。また、複数の電線を挟
み込んで止水テープ片を貼着する方法を提供する。 【解決手段】 止水テープ片貼着装置10は、位置決め
部33を備えている。止水テープ片1の粘着層を上方へ
向けるとともに、一端を位置決め部33に当接した状態
として、止水テープ片1を溝部32aへ装着する。電線
D1〜D4を保持溝42へ装着し、止水テープ片1の自
由端を折り返す。ハンドル60を回動させると、挟圧子
32cと回動挟圧子65によって、止水テープ片1は、
電線D1〜D4を挟み込んだ状態で挟圧される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、止水テープ片同士
に複数の電線を挟み込んで止水テープ片を貼着するため
の止水テープ片貼着装置に関し、特に一枚の止水テープ
片を折り返して複数の電線を挟み込むとともに、止水テ
ープ片の一端と他端を貼着する止水テープ片貼着装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にワイヤーハーネスは、複数の電線
によって所定の回路網を構成する電気配線システムであ
る。かかるワイヤーハーネスの外装部品には、防水用の
グロメットが含まれる。グロメットは、ワイヤーハーネ
スを構成する電線束の外周所定位置に嵌合し、固定され
る。このグロメットを上記電線束に装着する際には、各
機器への浸水を防止するためワイヤーハーネスとグロメ
ット間の液密状態を確保することが必要となる。そこ
で、特開2000−165061号公報には、グロメッ
トの線間止水方法及び、線間止水構造が開示されてい
る。
【0003】この線間止水方法は、複数の電線を所定間
隔で平行配線し、これらの電線の上下両側より粘着層を
有する発泡シートを挟圧して複数の電線を挟持する。ま
たは、粘着層を有する発泡シートが電線を介在させて折
り返されることによって、そのシート間で複数の電線を
挟持する。次いで、これらの電線を挟持した発泡シート
を寿司巻き状にし、これをグロメットに挿通させ、線間
止水構造を形成する方法である。
【0004】また、上記複数の電線の上下両側から発泡
シートを挟圧する治具が開示されている。この治具は、
等ピッチに設けられた電線溝に各電線を収容固定して平
行配置した状態で、発泡シートを上下両側から接着面を
夫々対向させて張り合わせるようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記治具にお
いては、接着面を夫々対向させた状態で発泡シート(以
下止水テープ片と示す)を治具に装着しなければならな
いため、粘着層が不本意に電線に張り付いてしまう等の
不具合があった。このような状況で止水テープ片同士を
張り合わせるためは、各止水テープ片それぞれの端部の
位置決めが必要であり、その作業性は悪かった。特に止
水テープ片の粘着層を折り返して複数の電線を挟み込む
場合には、止水テープ片の一端と他端を張り合わせるよ
うに折り返すため、作業者はその折り返し位置を精緻に
位置決めしなければならず、その作業は著しく困難なも
のであった。
【0006】また、止水テープ片は柔軟性を有している
ため、以上のように貼着された後に寿司巻き状にされて
も、その形状を維持することができない。そのため、寿
司巻き状にされた止水テープ片は、すぐにグロメットを
挿入する必要があり、その作業性も悪かった。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、止水テープ片を折り返して電線を挟み込んで貼
着するための装置であって、作業性の優れた止水テープ
片貼着装置を提供する。
【0008】また、本発明は、電線を挟み込んで止水テ
ープ片を貼着する方法を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、ワイヤーハーネスを構成する複数の防水要
部に対し、片面に粘着層を有する止水テープ片を貼着す
るための止水テープ片貼着装置において、上記複数の電
線の防水要部を同一平面上に並列させる電線保持具と、
この電線保持具に保持された各電線の防水要部を挟み込
むように折り返された上記止水テープ片を挟圧するテー
プ挟圧機構とを備え、上記テープ挟圧機構は、上記止水
テープ片の粘着層を電線保持具に保持される電線の防水
要部に向けて距離を隔てた状態でセットするテープセッ
ト部と、このテープセット部にセットされた止水テープ
片が電線保持具に保持された各電線の防水要部を挟み込
んだ状態で、該止水テープ片を挟圧する一対の挟圧子
と、止水テープ片をセット可能にテープセット部を開放
する開放ポジションとセットされた止水テープ片を挟圧
する挟圧ポジションとの間で上記各挟圧子を駆動する駆
動手段と、上記止水テープ片が折り返された際に止水テ
ープ片の一端部と他端部とがずれた状態で重なり合うよ
うにテープセット部にセットされる止水テープ片を位置
決めする位置決め部とを備えていることを特徴とする止
水テープ片貼着装置である。
【0010】この発明によれば、テープセット部へセッ
トされた止水テープ片は、位置決め部によって所定の姿
勢に位置決めされる。次いで、電線保持具に電線を保持
させることにより、当該電線の防水要部を止水テープ片
の粘着層に対向させることができる。この状態で、止水
テープ片を折り返すことにより、止水テープ片は、電線
保持具に保持された各電線を挟み込む。このとき、止水
テープ片がその一端部と他端部とがずれた状態で折り返
されるように位置決め部によって位置決めされているの
で、作業者は止水テープを寿司巻き状に巻く工程で、上
記ずれによって生じた粘着層の露出部を粘着代として使
用することができる。つまり、作業者が止水テープ片の
折り返し位置を精緻に位置決めすることが容易になる。
また、上記電線保持具に保持される電線と距離を隔てて
テープセット部へ止水テープ片をセットするので、止水
テープ片は不本意に電線と粘着することがなくなる。し
たがって、作業者は、止水テープ片のセット作業を容易
に行なうことができる。
【0011】本発明の別の態様は、上記電線保持具は、
保持される複数の電線の数量を検出するとともに、各電
線が同一平面に並列しているか否かを検出する保持状態
検出部を有していることを特徴とする止水テープ片貼着
装置である。
【0012】この態様によれば、上記電線保持具に保持
状態検出部を有しているため、作業者が正規数量に満た
ない本数の電線を装着し、止水テープ片を貼着してしま
う不具合や、正規数量の電線を電線保持具へ装着した際
に各電線がそれぞれ交差した状態(同一平面にない状
態)で装着し、止水テープ片を貼着してしまう不具合を
未然に防止することができる。したがって、上記不具合
による歩留まりの悪さを解消することができるため、さ
らに作業性は向上する。
【0013】本発明の別の態様は、上記位置決め部は、
位置決めされた止水テープ片の位置を固定するテープ固
定部材を有していることを特徴とする止水テープ片貼着
装置である。
【0014】この態様によれば、上記位置決め部がテー
プ固定部材を有しており、止水テープ片を位置決めした
状態で上記テープセット部に固定することができるの
で、止水テープを治具に装着する作業性をさらに向上す
ることができる。
【0015】本発明の別の態様は、ワイヤーハーネスを
構成する複数の電線の防止要部に対し、片面に粘着層を
有する止水テープ片を粘着するための止水テープ片貼着
方法において、止水テープ片の粘着層を上向きに載置す
る載置手順と、載置された止水テープ片の上方に距離を
隔てて上記複数の電線防水要部を同一平面上で並置する
電線並置手順と、各電線と上記止水テープ片とを相対的
に近接することにより、上記防水要部の下部に止水テー
プ片の粘着層の一端側を押し付ける押圧手順と、この押
圧手順の過程で止水テープ片の他端側が一端側との間で
電線を挟み込むように止水テープ片を折り返す折り返し
手順とを含み、上記折り返し手順で止水テープ片の一端
側と他端側とがずれるように上記載置手順の際に止水テ
ープ片を位置決めしていることを特徴とする止水テープ
片貼着方法である。
【0016】この止水テープ片貼着方法によれば、載置
手順によって止水テープ片を載置し、電線並置手順によ
って止水テープ片の上方に電線を並置し、押圧手順によ
って止水テープ片の粘着層の一端側を電線防水要部に押
し付け、折り返し手順によって止水テープ片の他端側を
一端側へ電線を挟み込んで折り返すことにより止水テー
プ片を貼着することができる。このとき、止水テープの
一端側と他端側とがずれるように止水テープを位置決め
しているので、止水テープを寿司巻き状に巻く工程で、
このずれによって生じた粘着層の露出部を粘着代として
使用することができる。つまり、作業者が止水テープ片
の折り返し位置を精緻に位置決めすることが容易にな
る。また、上記電線保持具に保持される電線と距離を隔
ててテープセット部へ止水テープ片をセットするので、
止水テープ片は不本意に電線と粘着することがなくな
る。したがって、作業者は、止水テープ片の載置手順を
容易に行なうことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の好ましい実施形態について詳述する。
【0018】図1はワイヤーハーネスを構成する複数の
電線Dに止水テープ片1を貼着する過程を示すものであ
り、(イ)は止水テープ片1を電線Dに貼着する前の状
態、(ロ)は止水テープ片1を折り返して貼着した状
態、(ハ)は止水テープ片1を貼着した後、複数の電線
Dを寿司巻き状に巻回した状態をそれぞれ示している。
【0019】図1(イ)〜(ハ)を参照して、本実施形
態に係る止水テープ片1は、ブチルゴム等の発泡樹脂シ
ート1aの片面に粘着層1bを形成したものであり、上
記粘着層1bには、一端側が短く分割された小剥離紙1
cと、この小剥離紙1c以外の範囲で広い面積の大剥離
紙1dが貼着されている。
【0020】ワイヤーハーネスを構成する複数の電線D
をグロメット2に挿通する手順としては、まず、図1
(イ)に示すように、予め大剥離紙1dを剥離して一端
側から各電線Dを粘着層1bの上に等間隔を隔てて並置
し、次いで図1(ロ)に示すように、発泡樹脂シート1
aを他端側から折り返し、最後に小剥離紙1cを剥離し
た後、図1(ハ)に示すように、電線Dと止水テープ片
1を寿司巻き状に加工する工程が含まれる。
【0021】以上のような、止水シート片1の貼着方法
は、効率的に行われることが要請され、それを実現する
ための装置を以下図面に基づいて説明する。
【0022】図2は、本発明の第一の実施形態に係る止
水テープ片貼着装置10を示す外観斜視図である。ま
た、図3は、図2の止水テープ片貼着装置10を示す分
解斜視図である。
【0023】図2、図3を参照して、止水テープ片貼着
装置10は、ベース20を備えている。ベース20は、
合成樹脂等で形成される略直方体の部材である。このベ
ース20の一端には上記電線D及び止水テープ片1を保
持するホルダ部30が設けられている。また、上記ベー
ス20の他端には、駆動手段50が設けられている。な
お、上記ベース20のホルダ部30が設けられている一
端を前方とし、ベース20の板厚方向でホルダ部30が
備えられている側を上方として以下説明する。
【0024】駆動手段50は、トグル機構60と駆動部
70を含んでいる。トグル機構60は、上記ベース20
の後端部に立設された一対の支持部61を含んでいる。
この支持部61には、上記ベース20の幅方向に沿って
延びる軸A1によってハンドル62が回動可能に支持さ
れている。ハンドル62は、軸A1の近傍で駆動部70
の後部端面に当接するカム状の加圧部63と、手動操作
用の把手部64とを一体に有している。さらに、この把
手部64の近傍には、上記ハンドル62と直交する方向
に突出する回動挟圧子65が片持ち状に固定されてい
る。上記加圧部63の縁部には、加圧面63aが形成さ
れている。上記回動挟圧子65は、その回動挟圧面65
aがハンドル62の回動と連動して上記ホルダ部30へ
上方から臨むようになっている。上記回動挟圧面65a
には、保持された各電線Dに対応する位置で、各電線D
の半径と止水テープ片1の厚みを加えた寸法より若干小
寸法の半径を有する断面半円状の挟圧溝65bを4本有
している。さらに、上記回動挟圧子65には、上記回動
挟圧面65aの裏面に対して鉛直方向へ向けて回動把手
部65cが突設されている。この回動把手部65cは、
上記回動挟圧子65を回動するために設けられ、必要に
応じて上記把手部64と併用され得るようになってい
る。
【0025】同図を参照して、駆動部70は、合成樹脂
等のブロック体71を含んでいる。このブロック体71
は、その下端部が上記ベース20上面の前後方向に設け
られた鉤状のレール21と摺動可能に嵌合されている。
また、ブロック体71は、駆動プローブ72と、駆動突
起73と、挿通孔74を含んでいる。駆動プローブ72
は、上記ブロック体71の前面から後面まで挿通した状
態でブロック体71へ固定され、コネクタ72aを介し
て周知の検査装置へ接続されている。駆動突起73は、
その一端がブロック体71の前面略中央部に圧入固定さ
れる。駆動突起73の自由端には、前方へ向けて下るカ
ム面73aとこのカム面73aから前方に突設した支持
部73bが設けられている。挿通孔74には、スライド
ピン75の一端が摺動可能に挿通している。このスライ
ドピン75は、その他端が上記ホルダ部30の後面へ固
定されるとともに、圧縮ばね75aによって外挿されて
いる。この圧縮ばね75aは、上記ブロック体71とホ
ルダ部30の間で縮設されるようになっている。したが
って、ブロック体71は、圧縮ばね75aの付勢力によ
って上記加圧面63aへ常時押圧されている。
【0026】同図を参照して、ホルダ部30は、合成樹
脂等のブロック体31を含んでいる。このブロック体3
1の下端は、上記ベース20のレール21へ嵌合され、
ベース20に設けられたネジ孔22を介してブロック体
31の下面のネジ穴(図示なし)と図略のボルトによっ
て固定されている。また、ブロック体31は、テープセ
ット部32と、位置決め部33と、電線保持具40が設
けられている。テープセット部32は、上記ブロック体
31上面で左右両側に設けられる後述する一対の保持部
41によって区画される溝部32aである。この溝部3
2aは、上記止水シート片1の幅と略同一の幅寸法を有
している。また、溝部32aの上面視で保持される電線
Dの対応する位置には、上下方向に設けられる挿通穴3
2bが設けられる。この挿通穴32bには、挟圧子32
cが摺動可能に挿通される。この挟圧子32cは、合成
樹脂等からなる略直方体の部材であり、その一辺には、
上記駆動突起73のカム面73aと擢動するカム面32
dを有している。また、上記挿通穴32bは、上記ブロ
ック体31の前後方向へ貫通する収容孔32eとブロッ
ク体31内部で連通している。この収容孔32eは、ホ
ルダ部30がベース20に固定される際に上記駆動突起
73の前端を収容するようになっている。
【0027】位置決め部33は、上記ブロック体31の
前面に固定される位置決め板33aを含んでいる。この
位置決め板33aは、略長方形の板本体33bと、前面
視中央部から上方へ突出する位置決め凸部33cと、ネ
ジ孔33dから構成される。そして、位置決め板33a
がボルト33eによってブロック体31のネジ穴31a
へ固定されると、位置決め凸部33cの上端部が上記溝
部32aの底面より上方で固定されるようになってい
る。
【0028】電線保持具40は、上記ブロック体31の
上面から左右両側で突設した一対の保持部41を含んで
いる。各保持部41は、本実施形態では、4本の電線D
を保持するために下方へ向かう4対の保持溝42を備え
ている。この保持溝42は、上記ブロック体31上面か
ら上記溝部32aの底面より若干上方までの深さと、保
持される電線Dの直径と略同一の幅を有した溝である。
また、各保持溝42は、それぞれの内部に保持状態検出
部としての電線用プローブ43a、43b、44a、4
4b、45a、45b、46a、46bを備えている。
この電線用プローブ43a〜46bは、上記保持溝42
へ電線Dが装着されるとスイッチがONにされるように
なっている。そして、電線用プローブ43a〜46bの
出力信号は導線Sによって検査装置Kへ電気的に送られ
るようになっている。この検査装置Kは、制御部を含ん
でいる。この制御部は、上記電線用プローブ43a〜4
6bの各スイッチのON、OFF及び、その順序を認識
することによって、合否判定を行い、結果を図略の表示
部へ表示するようになっている。
【0029】図4は、本発明に係る検査装置Kの制御部
が行なう処理を示すフロー図である。
【0030】図3と図4を参照して、上記保持溝43へ
電線Dの一端が装着され、電線用プローブ43a〜46
bのいずれかのスイッチがONとされると制御部の処理
が開始される(ステップS1)。例えば、電線用プロー
ブ43a、44a、45a、46a(以下a群と示す)
のいずれかのスイッチがONとなり、処理が開始された
場合を以下に説明する。上記電線Dの他端が保持溝43
へ装着され、電線用プローブ43b、44b、45b、
46b(以下b群と示す)のいずれかのスイッチがON
とされると制御部の処理はステップS2へ移行し、a群
とb群の一対がONであると判別されると(ステップS
2)、さらに制御部の処理はステップS3へ移行する。
制御部は、ステップS3でa群とb群のそれぞれがペア
でONとなっているか判別する。すなわち、例えば電線
用プローブ43aと43bがONの場合はペアであり、
電線用プローブ43aと電線用プローブ44bがONの
場合はペアではない。ステップS3でペアでは無いと判
断された場合、制御部の処理は上記表示部へエラー表示
をし(ステップS7)、終了する(ステップS6)。ま
た、ステップS3でペアであると判断された場合、制御
部の処理はステップS4へ移行する。ステップS4で
は、すべての電線用プローブ43a〜46bがONとな
っているかどうかが判断される。すべての電線用プロー
ブ43a〜46bがONで無いと判断されると、制御部
の処理はステップS2へ移行し、すべての電線用プロー
ブ43a〜46bがONとなるまで上記処理を繰り返
す。また、ステップS4ですべての電線用プローブ43
a〜46bがONであると判断されると、制御部の処理
はステップS5へ移行する。ステップS5では、上記表
示部へ電線Dの正常装着完了を表示し、制御部の処理は
終了する(ステップS6)。以上の処理によって、制御
部は、上記保持溝42へ正規の本数の電線Dが装着され
たかどうか、及び装着された各電線Dが交差した状態と
なっていないかどうか(すなわち同一平面上で保持され
ているか)の判別を行なうようになっている。
【0031】図5は、図2の止水テープ片貼着装置10
の動作を示す側面断面図であり、(イ)は止水テープ片
1を装着した状態、(ロ)は止水テープ片1を折り返し
た状態、(ハ)は駆動手段50の操作後の状態、をそれ
ぞれ示している。
【0032】図5(イ)を参照して、止水テープ片貼着
装置10は、上記回動挟圧子65がホルダ部30から離
反した状態、すなわち開放ポジションとなっている。こ
のとき、止水テープ片貼着装置10は、上記挟圧子32
cの下面が駆動突起73の支持部73bの上面で支持さ
れている。この状態では、挟圧子32cの上面は、上記
テープセット部32の溝部32aの底面と同一平面を構
成するようになっている。作業者は、止水テープ片1の
大剥離紙1d(図1参照)を剥離するとともに、露出し
た粘着層1bを上方に向け、溝部32a(挟圧子32c
の上面)に対し止水テープ片1をセットする。この際、
作業者は、小剥離紙1c(図1参照)を後方へ向けて把
持することにより、粘着層1bを直接触ることなく止水
テープ片1のセット作業を行うことができる。次いで、
作業者は、上記保持溝42へ電線D1〜D4を装着す
る。このとき、保持溝42が上記溝部32aの底面より
若干上方に位置しているため、作業者は保持された電線
D1〜D4とセットされた止水テープ片1との不本意な
粘着を避けて電線D1〜D4の装着作業を行うことがで
きる。そして、上述の制御部による判定で合格した後、
作業者は上記止水テープ片1を折り返す。
【0033】図5の(ロ)を参照して、電線D1を基準
に折り返された止水テープ片1は、内側に粘着層1bを
巻き込み、保持された各電線D1〜D4へ貼着され、そ
の位置が固定される。なお、この状態では、止水テープ
片1の一端が位置決め凸部33cに当接しているため、
電線D1を基準に他端を折り返すと止水テープ片1の両
端の重ね合わせにずれが生じるようになっている。次い
で、作業者は、ハンドル62を回動する。
【0034】図5の(ハ)を参照して、作業者がハンド
ル62を回動すると、その加圧面63aに加圧された上
記ブロック体71が前方へ押動される。このブロック体
71と連動して押動される駆動突起73のカム面73a
に沿って上記挟圧子32cのカム面32dが摺動し、挟
圧子32cが上昇する。この挟圧子32cの上昇に伴
い、上記止水シート片1と電線D1〜D4は、ホルダ部
30から上方へ離脱させられる。この離脱とほぼ同時
に、ハンドル62に伴って回動される回動挟圧子65
は、上方から上記止水シート片1と電線D1〜D4へ近
接し、上記挟圧子32cと協働して上下両側から止水シ
ート片1と電線D1〜D4を挟圧する。このとき、上記
挟圧溝65bは、上記電線D1〜D4に対応する位置で
電線D1〜D4の外周に沿って止水シート片1を挟圧す
るようになっている。
【0035】また、この状態では、上記駆動プローブ7
2は、ホルダ部30のブロック体31と当接する。上記
周知の検査装置は、駆動プローブ72からの信号に対し
て所定の処理をして、作業者へ正規の回動位置であるこ
と(すなわち挟圧が正常に終了したこと)を報知するよ
うになっている。次いで、作業者が挟圧された止水テー
プ片1を寿司巻き状にして、グロメット2へ圧入するこ
とによって、止水テープ片1と電線Dとグロメット2間
の液密構造が形成される。
【0036】このように構成される止水テープ片貼着装
置10は、上記実施形態に限定されるものではなく、例
えば上記位置決め部33にテープ固定部材を採用しても
よい。
【0037】図6は、本発明の第二の実施形態に係る止
水テープ片貼着装置110を示す外観斜視図である。ま
た、図7は、図6の止水テープ片貼着装置110を示す
分解斜視図である。
【0038】図6、図7を参照して、止水テープ片貼着
装置110は、ベース120を備えている。ベース12
0は、合成樹脂等で形成される略直方体の部材である。
このベース120の一端には上記電線D及び止水テープ
片1を保持するホルダ部130が設けられている。ま
た、上記ベース120の他端には、駆動手段150が設
けられている。なお、上記ベース120のホルダ部13
0が設けられている一端を前方とし、ベース120の板
厚方向でホルダ部130が備えられている側を上方とし
て以下説明する。
【0039】駆動手段150は、トグル機構160と駆
動部170を含んでいる。トグル機構160は、上記ベ
ース120の後端部に立設された一対の支持部161を
含んでいる。この支持部161には、上記ベース120
の幅方向に沿って延びる軸A1によってハンドル162
が回動可能に支持されている。ハンドル162は、軸A
1の近傍で駆動部170の後部端面に当接するカム状の
加圧部163と、手動操作用の把手部164とを一体に
有している。さらに、この把手部164の近傍には、上
記ハンドル162と直交する方向に突出する回動挟圧子
165が片持ち状に固定されている。上記加圧部163
の縁部には、加圧面163aが形成されている。また、
上記回動挟圧子165は、その回動挟圧面165aがハ
ンドル162の回動と連動して上記ホルダ部130へ上
方から臨むようになっている。上記回動挟圧面165a
には、保持された各電線Dに対応する位置で、各電線D
の半径と止水テープ1の厚みを加えた寸法より若干小寸
法の半径を有する断面半円状の回動挟圧溝165bを8
本有している。さらに、上記回動挟圧子165には、上
記回動挟圧面165aの裏面に対して鉛直方向へ向けて
回動把手部165cが突設されている。この回動把手部
165cは、上記回動挟圧子165を回動するために設
けられ、必要に応じて上記把手部164と併用され得る
ようになっている。
【0040】同図を参照して、駆動部170は、合成樹
脂等のブロック体171を含んでいる。このブロック体
171は、その下端部が上記ベース120上面の前後方
向に設けられた鉤状のレール121と摺動可能に嵌合さ
れている。また、ブロック体171は、駆動突起173
と、挿通孔174を含んでいる。駆動突起173は、そ
の一端がブロック体171の前面略中央部に圧入固定さ
れる。駆動突起173の自由端には、前方へ向けて下る
カム面173aとこのカム面173aから前方に突設し
た支持部173bが設けられている。挿通孔174に
は、スライドピン175の一端が摺動可能に挿通してい
る。このスライドピン175は、その他端が上記ホルダ
部130の後面へ固定されるとともに、圧縮ばね175
aによって外挿されている。この圧縮ばね175aは、
上記ブロック体171とホルダ部130の間で縮設され
るようになっている。したがって、ブロック体171
は、圧縮ばね175aの付勢力によって上記加圧面16
3aへ常時押圧されている。
【0041】同図を参照して、ホルダ部130は、合成
樹脂等のブロック体131を含んでいる。このブロック
体131の下端は、上記ベース120のレール121へ
嵌合され、ベース120に設けられたネジ孔122を介
してブロック体131の下面のネジ穴(図示なし)と図
略のボルトによって固定されている。また、ブロック体
131は、テープセット部132と、位置決め部133
と、電線保持具140が設けられている。テープセット
部132は、上記ブロック体131上面で左右両側に設
けられる後述する一対の保持部141によって区画され
る溝部132aである。この溝部132aは、上記止水
シート片1の幅と略同一の幅寸法を有している。また、
溝部132aの上面視で保持される電線Dの対応する位
置には、上下方向に設けられる挿通穴132bが設けら
れる。この挿通穴132bには、挟圧子132cが摺動
可能に挿通される。この挟圧子132cは、合成樹脂等
からなる略直方体の部材であり、その一辺には、上記駆
動突起173のカム面173aと擢動するカム面132
dを有している。また、上記挟圧子132cの上面に
は、保持された各電線Dに対応する位置で、各電線Dの
半径と止水テープ片1の厚みを加えた寸法より若干小寸
法の半径を有する断面半円状の挟圧溝132eが8本設
けられている。ところで、上記挿通穴132bは、上記
ブロック体131の前後方向へ貫通する収容孔132e
とブロック体131内部で連通している。この収容孔1
32eは、ホルダ部130がベース20に固定される際
に上記駆動突起173の前端を収容するようになってい
る。
【0042】位置決め部133は、蝶番133aを含ん
でいる。この蝶番133aは、支持板133bと固定板
133cが軸133dによって連結され、この軸133
dを中心にそれぞれが観音開きの方向へ開閉可能な状態
とされたものである。さらに、上記軸133dには、巻
きばね133eが外挿され、この巻きばね133eによ
って上記支持板133bと固定板133cがそれぞれ閉
鎖方向へ付勢されている。また、上記固定板133c
は、ネジ孔133fを含んでおり、このネジ孔133f
を介してボルト133gによって、上記ブロック体13
1の後面へ固定される。この状態で、指示板133b
は、上記溝部132aの底面に対して開閉可能に保持さ
れている。また、指示板133bは、その上面に把持部
133hが固定される。
【0043】電線保持具140は、上記ブロック体13
1の左右両側で突設した一対の保持部141を含んでい
る。各保持部141は、本実施形態では、8本の電線D
を保持するために下方へ向かう8対の保持溝142を備
えている。この保持溝142は、上記ブロック体131
上面から上記溝部132aの底面より若干上方までの深
さと、保持される電線Dの直径と略同一の幅を有した溝
である。また、各保持溝142は、それぞれの内部に保
持状態検出部としての電線用プローブ143を備えてい
る。この電線用プローブ143は、上記保持溝142へ
電線Dが装着されるとスイッチがONにされるようにな
っている。そして、電線用プローブ143の出力信号は
導線Sによって検査装置Kへ電気的に送られるようにな
っている。この検査装置Kは、上記第一の実施形態と同
様の構成を有しているためここでは説明を省略する。
【0044】図8は、図6の止水テープ片貼着装置11
0の動作を示す側面断面図であり、(イ)は止水テープ
片1を装着した状態、(ロ)は止水テープ片1を折り返
した状態、(ハ)は駆動手段50の操作後の状態、をそ
れぞれ示している。
【0045】図8の(イ)を参照して、止水テープ片貼
着装置110は、上記回動挟圧子165がホルダ部13
0から離反した状態、すなわち開放ポジションとなって
いる。このとき、止水テープ片貼着装置110は、上記
挟圧子132cの下面が駆動突起173の支持部173
bの上面で支持されている。この状態では、挟圧子13
2cの上面は、上記テープセット部132の溝部132
aの底面と同一平面を構成するようになっている。作業
者は、止水テープ片1の大剥離紙1d(図1参照)を剥
離する。次いで作業者は、上記把持部133hを押し上
げ、蝶番133aの支持板133bと溝部132eの底
面との間で止水テープ片1の上記小剥離紙1c側の一端
(図1参照)を挟持させる。次いで、作業者は、上記保
持溝142へ電線D1〜D8を装着する。このとき、保
持溝142が上記溝部132aの底面より若干上方に位
置しているため、作業者は保持された電線D1〜D8と
セットされた止水テープ片1との不本意な粘着を避けて
電線D1〜D4の装着作業を行うことができる。そし
て、上述の制御部による判定で合格した後、作業者は上
記止水テープ片1を折り返す。
【0046】図8の(ロ)を参照して、電線D8を基準
に折り返された止水テープ片1は、内側に粘着層1bを
巻き込み、保持された各電線D1〜D8へ貼着され、そ
の位置が固定される。なお、この状態では、止水テープ
片1の一端が蝶番133aによって固定されているた
め、電線D8を基準に他端を折り返すと止水テープ片1
の両端の重ね合せにずれが生じるようになっている。次
いで、作業者は、ハンドル162を回動する。
【0047】図8の(ハ)を参照して、作業者がハンド
ル162を回動すると、その加圧面163aに加圧され
た上記ブロック体171が前方へ押動される。このブロ
ック体171と連動して押動される駆動突起173のカ
ム面173aに沿って、上記挟圧子132cのカム面1
32dが摺動し、挟圧子132cが上昇する。この挟圧
子132cの上昇に伴い、上記止水シート片1と電線D
1〜D8は、ホルダ部130から上方へ離脱させられ
る。この離脱とほぼ同時に、ハンドル162に伴って回
動される回動挟圧子165は、上方から上記止水シート
片1と電線D1〜D8へ近接し、上記挟圧子132cと
協働して上下両側から止水シート片1と電線D1〜D8
を挟圧する。このとき、上記挟圧溝132e及び回動挟
圧溝165bは、上記電線D1〜D8に対応する位置で
電線D1〜D8の外周に沿って止水シート片1を挟圧す
るようになっている。次いで、作業者が挟圧された止水
テープ片1を寿司巻き状にして、グロメット2へ圧入す
ることによって、止水テープ片1と電線Dとグロメット
2間の液密構造が形成される。
【0048】以上のように形成された止水テープ片貼着
装置10、110は、位置決め部33、133が設けら
れているので、作業者は止水テープ片1を精緻に折り返
すことができる。このとき、止水テープ片1は、その両
端部がずれた状態で折り返される。作業者は、このずれ
によって生じた粘着層1bの露出部を粘着代として利用
し、止水テープ片1の寿司巻き形状を維持することがで
きる。
【0049】また、上記止水テープ片貼着装置110
は、位置決め部133として蝶番133aを採用してい
るので、作業者は、止水テープ片1の位置決めをより容
易に行うことができる。特に、多数の電線Dを挟圧する
止水テープ片1は、その全長が長く、ホルダ部130へ
の装着位置が安定しないため、このような場合に蝶番1
33aが使用されるとより効果的に止水テープ片1の位
置決めを行うことができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、止水テー
プ片が位置決め部よってその一端が折り返された他端と
ずれた状態で位置決めされ、電線保持具に保持された各
電線を挟み込んで貼着されるため、このずれによって生
じた粘着層の露出部を粘着代として使用することができ
る。
【0051】したがって、本発明の止水テープ片貼着装
置は、止水テープ片の折り返し位置を精緻に位置決めす
ることが容易になるとともに、寿司巻き形状を上記粘着
代によって保持することができるため、作業性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ワイヤーハーネスを構成する複数の電線に止
水テープ片を貼着する過程を示すものであり、(イ)は
止水テープ片を電線に貼着する前の状態、(ロ)は止水
テープ片を折り返して貼着した状態、(ハ)は止水テー
プ片を貼着した後、複数の電線を寿司巻き状に巻回した
状態をそれぞれ示している。
【図2】 本発明の第一の実施形態に係る止水テープ片
貼着装置を示す外観斜視図である。
【図3】 図2の止水テープ片貼着装置を示す分解斜視
図である。
【図4】 本発明に係る検査装置の制御部が行なう処理
を示すフロー図である。
【図5】 図2の止水テープ片貼着装置の動作を示す側
面断面図であり、(イ)は止水テープ片を装着した状
態、(ロ)は止水テープ片を折り返した状態、(ハ)は
駆動手段の操作後の状態、をそれぞれ示している。
【図6】 本発明の第二の実施形態に係る止水テープ片
貼着装置を示す外観斜視図である。
【図7】 図6の止水テープ片貼着装置を示す分解斜視
図である。
【図8】 図6の止水テープ片貼着装置の動作を示す側
面断面図であり、(イ)は止水テープ片を装着した状
態、(ロ)は止水テープ片を折り返した状態、(ハ)は
駆動手段50の操作後の状態、をそれぞれ示している。
【符号の説明】
1 止水テープ片 10、110 止水テープ片貼着装置 32、132 テープセット部 32c、132c 挟圧子 33、133 位置決め部 40、140 電線保持具 43a〜46a、43b〜46b、143 電線用プロ
ーブ 50、150 駆動手段 133a 蝶番 133b 支持板 133c 固定板 133d 軸 133e 巻きばね 133f ネジ孔 133g ボルト 133h 把持部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 7/00 H02G 3/28 F

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワイヤーハーネスを構成する複数の防水要
    部に対し、片面に粘着層を有する止水テープ片を貼着す
    るための止水テープ片貼着装置において、 上記複数の電線の防水要部を同一平面上に並列させる電
    線保持具と、 この電線保持具に保持された各電線の防水要部を挟み込
    むように折り返された上記止水テープ片を挟圧するテー
    プ挟圧機構とを備え、 上記テープ挟圧機構は、 上記止水テープ片の粘着層を電線保持具に保持される電
    線の防水要部に向けて距離を隔てた状態でセットするテ
    ープセット部と、 このテープセット部にセットされた止水テープ片が電線
    保持具に保持された各電線の防水要部を挟み込んだ状態
    で、該止水テープ片を挟圧する一対の挟圧子と、 止水テープ片をセット可能にテープセット部を開放する
    開放ポジションとセットされた止水テープ片を挟圧する
    挟圧ポジションとの間で上記各挟圧子を駆動する駆動手
    段と、 上記止水テープ片が折り返された際に止水テープ片の一
    端部と他端部とがずれた状態で重なり合うようにテープ
    セット部にセットされる止水テープ片を位置決めする位
    置決め部とを備えていることを特徴とする止水テープ片
    貼着装置。
  2. 【請求項2】上記電線保持具は、保持される複数の電線
    の数量を検出するとともに、各電線が同一平面に並列し
    ているか否かを検出する保持状態検出部を有しているこ
    とを特徴とする止水テープ片貼着装置。
  3. 【請求項3】上記位置決め部は、位置決めされた止水テ
    ープ片の位置を固定するテープ固定部材を有しているこ
    とを特徴とする止水テープ片貼着装置。
  4. 【請求項4】ワイヤーハーネスを構成する複数の電線の
    防止要部に対し、片面に粘着層を有する止水テープ片を
    粘着するための止水テープ片貼着方法において、 止水テープ片の粘着層を上向きに載置する載置手順と、 載置された止水テープ片の上方に距離を隔てて上記複数
    の電線防水要部を同一平面上で並置する電線並置手順
    と、 各電線と上記止水テープ片とを相対的に近接することに
    より、上記防水要部の下部に止水テープ片の粘着層の一
    端側を押し付ける押圧手順と、 この押圧手順の過程で止水テープ片の他端側が一端側と
    の間で電線を挟み込むように止水テープ片を折り返す折
    り返し手順とを含み、 上記折り返し手順で止水テープ片の一端側と他端側とが
    ずれるように上記載置手順の際に止水テープ片を位置決
    めしていることを特徴とする止水テープ片貼着方法。
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