JP2003234614A - 誘電体アンテナ - Google Patents

誘電体アンテナ

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JP2003234614A
JP2003234614A JP2002034949A JP2002034949A JP2003234614A JP 2003234614 A JP2003234614 A JP 2003234614A JP 2002034949 A JP2002034949 A JP 2002034949A JP 2002034949 A JP2002034949 A JP 2002034949A JP 2003234614 A JP2003234614 A JP 2003234614A
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electrode
antenna
dielectric
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groove
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Naoki Adachi
尚季 安達
Junji Sato
潤二 佐藤
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主としてマイクロ波、ミリ波における移動体
通信用無線通信機器に使用されるアンテナにおいて、表
面実装に適したアンテナを実現することを目的とする。 【解決手段】 誘電体ブロック101に、給電線路溝1
03を設け、パッチアンテナ電極102に電磁気的に結
合する給電線路電極104を給電線路溝103内に配置
し、給電端子電極105から給電し、給電端子電極10
6とグランド端子電極108により固定することで、誘
電体アンテナ100を表面実装することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主としてマイクロ
波、ミリ波帯における移動体通信用無線機器に使用され
るアンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の移動体通信機器用アンテナとして
は、図22に示すパッチアンテナが知られている。パッ
チアンテナ1は、ベースとなる板状の誘電体ブロック2
の上部にパッチアンテナ電極3が形成され、低部にパッ
チアンテナのグランドとなるグランド電極4が形成さて
いる。パッチアンテナ1の入出力端子となるパッチアン
テナ電極に接続された給電ピン5により、パッチアンテ
ナ1が実装される基板6上の給電線路7に接続される。
【0003】かかる構成により、パッチアンテナ1は給
電ピン5より入力された信号によってパッチアンテナ電
極3が励振されて電波が放射される。これに対して、受
信時には、電波によりパッチアンテナ電極3が励振さ
れ、給電ピン5より受信信号が取り出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のアンテナ
においては、実装基板に穴をあけ給電ピンによりアンテ
ナへの給電を行うため、基板への表面実装が困難である
という課題を有している。
【0005】本発明は、上記課題を解決し表面実装に適
したアンテナを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、誘電体ブロックと、パッチアンテナ電極、
給電線路溝、給電線路電極、給電端子電極でアンテナを
構成し、誘電体ブロックの側壁の給電端子電極を通して
アンテナへの入出力を行い、給電端子電極によりアンテ
ナを基板に実装できるようにしたものである。
【0007】これにより、表面実装に適した誘電体アン
テナを提供する。
【0008】また、本発明は、誘電体ブロックと、パッ
チアンテナ電極、給電線路電極、整合スリット、給電端
子電極でアンテナを構成し、誘電体ブロックの側壁の給
電端子電極を通してアンテナへの入出力を行い、給電端
子電極によりアンテナを基板に実装できるようにしたも
のである。
【0009】これにより、表面実装に適した誘電体アン
テナを提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、誘電体ブロックと、前記誘電体ブロックの上面にあ
るパッチアンテナ電極と、前記誘電体ブロックの入出力
端子である給電端子電極と、前記誘電体ブロックに設け
られた窪みからなる給電線路溝と、前記給電線路溝の内
側にあり前記給電端子電極に接続されて前記パッチアン
テナ電極と電磁気的に結合する給電線路電極を有する誘
電体アンテナであり、多層構造を使用せずにアンテナ側
面から給電を可能とすることで単層誘電体により表面実
装に対応したアンテナを実現する作用を有する。
【0011】本発明の請求項2に記載の発明は、誘電体
ブロックと、前記誘電体ブロックの上面にあるパッチア
ンテナ電極と、前記誘電体ブロックの入出力端子である
給電端子電極と、前記パッチアンテナ電極と同一面にあ
り前記給電端子電極に接続され前記パッチアンテナ電極
と電磁気的に結合した給電線路電極と、前記パッチアン
テナ電極と前記給電線路電極の間に予め決められた間隙
である整合スリットを有する誘電体アンテナであり、多
層構造を使用せずにアンテナ側面から給電を可能とする
ことで単層誘電体により表面実装に対応したアンテナを
実現する作用を有する。
【0012】本発明の請求項3に記載の発明は、誘電体
ブロックの側面に誘電体アンテナの固定に用いられる固
定端子電極を有する請求項1又は2記載の誘電体アンテ
ナであり、給電端子電極以外の固定端子を設けることで
面実装時の固定の自由度を増す、固定の強度を増す作用
を有する。
【0013】本発明の請求項4に記載の発明は、誘電体
ブロックの底部にアンテナのグランドとなるグランド電
極と、前記誘電体ブロックの側面にあり前記グランド電
極に接続されたグランド端子電極を有する請求項1又は
2記載の誘電体アンテナであり、誘電体ブロック底部に
グランド電極を設けることで共振動作を安定させる作用
を有する。
【0014】本発明の請求項5に記載の発明は、グラン
ド電極と給電端子電極を電気的に分離する分離素子を有
する請求項1又は2記載の誘電体アンテナであり、グラ
ンド電極と入出力端子を分離することで良好なアンテナ
特性が得られる作用を有する。
【0015】本発明の請求項6に記載の発明は、パッチ
アンテナ電極が円偏波アンテナ電極である請求項1又は
2記載の誘電体アンテナであり、円偏波の送受信を可能
とする作用を有する。
【0016】本発明の請求項7に記載の発明は、給電線
路溝が誘電体ブロック底面に設けられた角柱状の溝であ
り、給電線路電極が前記給電線路溝の上部壁に配置され
た電極である請求項1記載の誘電体アンテナであり、多
層構造を使用せずにアンテナ側面から給電を可能とする
ことで単層誘電体により表面実装に対応したアンテナを
実現する作用を有する。
【0017】本発明の請求項8に記載の発明は、給電線
路溝が誘電体ブロック底面を貫通する角柱状の溝である
請求項7記載の誘電体アンテナであり、多層構造を使用
せずにアンテナ側面から給電を可能とすることで単層誘
電体により表面実装に対応したアンテナを実現する作用
を有する。
【0018】本発明の請求項9に記載の発明は、給電線
路溝が給電線路電極と同じ長さの角柱状の溝であること
を特徴とする請求項7記載の誘電体アンテナであり、給
電線路溝による共振動作への影響を最小にする作用を有
する。
【0019】本発明の請求項10に記載の発明は、給電
線路溝が給電端子電極側の端部に壁を残した角柱状の溝
であり、給電端子電極が前記給電線路溝と一直線上の前
記壁に配置された電極である請求項7記載の誘電体アン
テナであり、給電端子電極の形成を容易にする作用を有
する。
【0020】本発明の請求項11に記載の発明は、給電
線路溝が十字状の溝である請求項7記載の誘電体アンテ
ナであり、給電線路溝によるアンテナの共振動作への影
響を軽減する作用を有する。
【0021】本発明の請求項12に記載の発明は、給電
線路溝と同一形状の溝からなる補償溝を有する請求項9
記載の誘電体アンテナであり、給電線路溝によるアンテ
ナの共振動作への影響を軽減する作用を有する。
【0022】本発明の請求項13に記載の発明は、給電
線路溝が誘電体ブロック上面に設けられた角柱状の溝で
あり、給電線路電極が前記給電線路溝の低部壁に配置さ
れた電極である請求項1記載の誘電体アンテナであり、
多層構造を使用せずにアンテナ側面から給電を可能とす
ることで単層誘電体により表面実装に対応したアンテナ
を実現する作用を有する。
【0023】本発明の請求項14に記載の発明は、給電
線路溝が給電線路電極と同じ長さの角柱状の溝であるこ
とを特徴とする請求項13記載の誘電体アンテナであ
り、給電線路溝によるQ変化の影響を最小にする作用を
有する。
【0024】本発明の請求項15に記載の発明は、給電
線路溝と同一形状の補償溝を有する請求項14記載の誘
電体アンテナであり、給電線路溝によるアンテナの共振
動作への影響を軽減する作用を有する。
【0025】本発明の請求項16に記載の発明は、請求
項1又は2記載の誘電体アンテナと、前記誘電体アンテ
ナを実装するアンテナ基板と、前記誘電体アンテナを覆
うレドームと、前記誘電体アンテナへ入出力を行うアン
テナ端子を有するアンテナモジュールであり、アンテナ
を表面実装することでアンテナモジュールの組み立てが
容易になるという作用を有する。
【0026】本発明の請求項17に記載の発明は、請求
項1又は2記載の誘電体アンテナを使用する無線装置で
あり、アンテナを表面実装することで無線装置の組みた
い手が容易になるという作用を有する。
【0027】本発明の請求項18に記載の発明は、請求
項16記載のアンテナモジュールを使用する無線装置で
あり、アンテナモジュールによりアンテナ部の設計が不
要となる作用を有する。
【0028】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図21を用いて説明する。
【0029】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1の誘電体アンテナの基板実装状態での透視斜視図で
あり、図2(a)は該アンテナの裏面からの斜視図、図
2(b)は該アンテナの上面図、図2(c)は図2
(a)の点線Aでの該アンテナの垂直断面図である。図
1および図2において、100は実施の形態1の誘電体
アンテナ全体、101は水平断面が正方形の板状の誘電
体ブロック、102は誘電体ブロック101の上面に厚
膜印刷等で形成された一辺の長さがaの正方形パッチア
ンテナ電極、103は誘電体ブロック102の底部中心
線上に設けられ誘電体ブロック102を貫通する四角柱
状の窪みにより形成された給電線路溝、104はパッチ
アンテナ電極102との交差部分の長さがLであり給電
線路溝103の上部壁に設けられパッチアンテナ電極1
02と電磁気的に結合して給電する給電線路電極、10
5は誘電体ブロック101の側面および底面にあり給電
線路電極104に接続された誘電体アンテナ100の入
出力端子でありかつ表面実装時の固定端子となる給電端
子電極である。
【0030】106は誘電体ブロック101の底面にあ
り誘電体アンテナのグランドとなるグランド電極、10
7の間隙は給電端子電極105とグランド電極106を
電気的に分離する分離素子、108は誘電体ブロック1
01の側面にありグランド電極106に接続され誘電体
アンテナ100の接地端子でありかつ表面実装時の固定
端子となる固定電極であるグランド端子電極、110は
誘電体アンテナ100を実装する基板、111は給電端
子電極105を接続することで誘電体アンテナ100へ
給電するマイクロストリップ線路からなる入出力線路
で、112はグランド端子電極108を接続するための
パッドでスルーホール等により基板110のグランドに
接続されていているグランドパッドである。給電端子電
極105を入出力線路111端に、グランド端子電極1
08をグランドパッド112に、各々を半田付けするこ
とで、誘電体アンテナ100を基板110に表面実装す
る。
【0031】図3はパッチアンテナ電極102の一辺の
長さaで規格化した給電線路電極104の長さLの変化
に対する誘電体アンテナ100の入力インピーダンスの
VSWR特性変化の例で、(a)は給電線路溝103の
高さが誘電体ブロック101の厚さの半分の場合のVS
WR特性変化の例で、(b)は給電線路溝103の高さ
が誘電体ブロックの厚さの1/3の場合のVSWR特性
変化の例である。以上の構成において、以下その動作を
説明する。
【0032】パッチアンテナ電極102の一辺の長さa
が約半波長となる周波数帯f1の送信信号は、50Ω系
の入出力線路111から給電端子電極105を経て給電
線路電極104へ伝えられ、給電線路電極104に電磁
気的に結合したパッチアンテナ電極102を励振し、電
波として送信される。一方、周波数帯f1の到来電波に
よりパッチアンテナ電極102は励振され、パッチアン
テナ電極102に電磁気的に結合した給電線路電極10
4を伝わり給電端子電極105を経て入出力線路111
へ出力されることにより、受信アンテナとして動作す
る。また、給電線路電極104長さLが、例えば図3
(a)の範囲A、Bおよび図3(b)の範囲Cの場合
に、良好なVSWR特性を示し、より優れたアンテナ特
性が得られる。
【0033】なお、給電線路104はストリップ線路構
造であり、安定した動作には直下にグランド面を必要と
する。例えば、図4(a)に示すような形状のグランド
パッド112を用いることで、グランド面を形成するこ
とが可能である。また、図4(b)に示すように、金属
薄板によるグランド電極106を用いることで同様の効
果が得られる。
【0034】図5は本発明の実施の形態1の別な形態の
誘電体アンテナの斜視図で、(a)は四角柱状溝と比較
して形成が容易であるV字状の溝からなる給電線路溝1
03の上部に、給電線路電極104を配置した構成例
で、(b)は円形パッチアンテナ電極120を用いた構
成例で、(c)は円板状の誘電体ブロック121と円形
パッチアンテナ電極120を用いた構成例である。な
お、図1および図5において断面が長方形状および三角
形状の例を示したが、形状を2種に限定するものではな
い。また、図1および図5においてパッチアンテナ電極
として正方形、円形の例を、誘電体ブロックとして断面
が正方形および円形の例を示したが、例示の形状に限定
するものではない。
【0035】図6は本発明の実施の形態1の別な形態の
誘電体アンテナの給電端子電極周辺の透視拡大図で、
(a)は給電線路溝103側壁および誘電体ブロック1
01底部に設けた給電端子電極123を用いた例であ
り、(b)は金属板による給電端子電極124を用いた
例である。なお、給電端子電極124と給電線路電極1
04を一体化し一枚の金属板により構成しても良い。
【0036】図7は円偏波パッチアンテナ電極を備えた
本発明の実施の形態1の別な形態の誘電体アンテナの斜
視図である。図7(a)は、円偏波正方形パッチアンテ
ナ電極125を用いた例で、正方形パッチアンテナ電極
125の対向する1対の対角に切り欠きによる縮退分離
素子126を配置している。図の配置に対して、縮退分
離素子126を配置した対角線方向の共振動作の位相が
進むことで、アンテナ正面から見て左回りの共振動作が
発生し、該誘電体アンテナは右旋円偏波に対応する。図
7(b)は、円偏波円形パッチアンテナ電極127を用
いた例で、給電線路の軸に対して右上45度方向と左下
45度方向の位置に切り欠きによる縮退分離素子128
を配置している。図7(c)は、円偏波正方形パッチア
ンテナ電極129を用いた例で、正方形パッチアンテナ
電極129の中央部を斜め45度方向切り欠いた縮退分
離素子130を配置している。なお、右旋円偏波用の配
置例を示したが、給電線路104と平行なアンテナ電極
の中心線に対して線対称な位置に縮退分離素子の配置を
変更することで左旋円偏波に対応可能となる。
【0037】なお、給電線路溝は、誘電体ブロックに溝
状の窪みを形成することで容易に実現でき製造上の効果
が大きいが、例えば複数の誘電体ブロックを張り合わせ
ることで実現しても良い。
【0038】以上の構成により、低部に給電線路用の窪
みを設けた誘電体ブロックを用いたアンテナ構造を用い
ることで、製造が容易で、基板への表面実装に適し、良
好な入力整合特性を示すアンテナの実現が可能となる。
【0039】(実施の形態2)図8(a)は本発明の実
施の形態2の誘電体アンテナの透視斜視図で、(b)は
該アンテナの裏面からの斜視図、(c)は図9(a)の
点線Aでの該アンテナの断面図である。図1との対応部
分には同一符号を割り当てた図8において、201は誘
電体ブロック102の底部に設けられ断面が長方形の四
角柱状の溝で誘電体ブロック101を完全には貫通せず
端に壁を残している給電線路溝、202は端に残った壁
部分に形成された給電端子電極である。以上の構成にお
いて、以下その動作を説明する。
【0040】給電線路溝201を端に壁が残る長さと
し、残った壁に給電端子電極162を配置することで、
給電端子電極の構成が簡単となり形成が容易となる給電
線路電極と同時に、同一直線上に給電端子電極を配置す
ることで、入出力信号の伝送経路が最短となり安定した
動作が得られる。
【0041】以上の構成により、端に壁を残した窪みを
設けた誘電体ブロックを用いたアンテナ構造を用いるこ
とで、製造が容易で、基板への表面実装に適し、良好な
入力整合特性を示すアンテナの実現が可能となる。
【0042】(実施の形態3)図9(a)は本発明の実
施の形態3の誘電体アンテナの透視斜視図で、(b)は
該アンテナの裏面からの斜視図である。図1との対応部
分には同一符号を割り当てた図9において、301は誘
電体ブロック102の底部に設けた給電線路電極104
と同じ長さで断面が長方形の四角柱状の溝である給電線
路溝である。以上の構成において、以下その動作を説明
する。
【0043】パッチアンテナ電極102下の実効的な誘
電率によりアンテナの共振動作は影響され、実効的な誘
電率が低下すると所望の周波数に対して必要となるアン
テナサイズが相対的に大きくなる。実施の形態1の給電
線路溝103と比較して給電線路電極溝301は短いた
め、誘電体が削られることによる実効的な誘電率低下が
改善される。アンテナサイズの増大を抑えられる。
【0044】図10は本発明の実施の形態3の別な形態
の誘電体アンテナの誘電体アンテナの(a)は裏面から
の斜視図で、(b)は図10(a)の点線Aでの垂直断
面図である。実施の形態2と同様に給電線路溝302は
端に壁を残りして、壁に給電端子電極202を形成して
いる。この構造により、入出力信号の伝送経路が最短と
なり安定した動作が得られる。
【0045】なお、給電線路電極溝は給電線路電極が配
置できる長さが、アンテナサイズ増大を最も改善でき望
ましいが、給電線路電極より長くてもよい。
【0046】以上の構成により、低部に給電線路電極と
同じ長さの窪みを設けた誘電体ブロックを用いたアンテ
ナ構造を用いることで、アンテナサイズ増大を改善し
た、製造が容易で基板への表面実装に適し、良好な入力
整合特性を示すアンテナの実現が可能となる。
【0047】(実施の形態4)図11(a)は本発明の
実施の形態4の誘電体アンテナの基板実装時の斜視図
で、(b)は該アンテナの裏面からの斜視図である。図
7(a)との対応部分には同一符号を割り当てた図10
において、401は誘電体ブロック102の底部に配置
された断面が長方形の十字状の溝である給電線路溝であ
る。以上の構成において、以下その動作を説明する。
【0048】給電線路溝を設けることで、パッチアンテ
ナ電極102下の誘電体の一部が削られ、実効的な誘電
率が変化する。図7(a)では給電線路溝が設けられた
方向のみの誘電率が変化し給電線路と平行な方向の共振
動作と、直行する方向の共振動作に差異が生じる。特
に、円偏波用パッチアンテナは摂動により円偏波動作を
実現するため、共振動作の差異の影響を受けやすい。十
字状の給電線路溝410を用いることで、給電線路と平
行な方向と直交する方向で実効的な誘電率の変化が同じ
にでき、等価な共振動作が得られ、安定した円偏波動作
が実現できる。
【0049】図12は本発明の実施の形態4の別な形態
の誘電体アンテナの誘電体アンテナの(a)は裏面から
の斜視図で、(b)は図12(a)の点線Aでの垂直断
面図である。実施の形態2と同様に給電線路溝402は
端に壁を残りして、壁に給電端子電極202を形成して
いる。この構造により、入出力信号の伝送経路が最短と
なり安定した動作が得られる。
【0050】以上の構成により、低部に給電線路用の十
字状の窪みを設けた誘電体ブロックを用いたアンテナ構
造を用いることで、共振動作の方向による差異を調整
し、製造が容易で基板への表面実装に適し、良好な入力
整合特性と円偏波特性を示すアンテナの実現が可能とな
る。
【0051】(実施の形態5)図13(a)は本発明の
実施の形態5の誘電体アンテナの基板実装時の斜視図
で、(b)は該アンテナの裏面からの斜視図である。図
7(a)および図9(a)との対応部分には同一符号を
割り当てた図13において、451は給電線路溝301
が配置されていない3方向に設けられた給電線路溝30
1と同一形状の補償溝である。以上の構成において、以
下その動作を説明する。
【0052】給電線路溝301を設けることで、パッチ
アンテナ電極125下の誘電体の一部が削られ、等価的
な誘電率が変化する。アンテナの共振動作は誘電率に影
響されるため、給電線路溝が設けられた方向の共振動作
が変化する。特に、円偏波用パッチアンテナは摂動によ
り円偏波動作を実現するため、共振動作の変動の影響を
受けやすい。給電線路溝301のない残りの3方向に補
償溝を設けることで、給電線路電極を配置した方向と同
様に他の方向の等価誘電率も変化するため、等価な共振
動作が得られ、安定した円偏波動作が実現できる。更
に、パッチアンテナ電極125直下の誘電体は削られな
いため、実効的な誘電率の低下を最小限に抑えられ、ア
ンテナサイズの増加を軽減できる。
【0053】図14は本発明の実施の形態5の別な形態
の誘電体アンテナの誘電体アンテナの(a)は裏面から
の斜視図で、(b)は図14(a)の点線Aでの垂直断
面図である。実施の形態2と同様に給電線路溝302は
端に壁を残りして、壁に給電端子電極202を形成して
いる。この構造により、入出力信号の伝送経路が最短と
なり安定した動作が得られる。
【0054】以上の構成により、低部に給電線路用の窪
みと補償溝を設けた誘電体ブロックを用いたアンテナ構
造を用いることで、共振動作の方向による差異を調整
し、製造が容易で基板への表面実装に適し、良好な入力
整合特性と円偏波特性を示すアンテナの実現が可能とな
る。
【0055】(実施の形態6)図15(a)は本発明の
実施の形態6の誘電体アンテナの基板実装時の斜視図
で、(b)は図15(a)の点線Aでの該アンテナの垂
直断面図である。図1との対応部分には同一符号を割り
当てた図15において、501は誘電体ブロック101
の上部に配置され断面が長方形の溝である給電線路溝、
502は給電線路溝501の低部に設けられたパッチア
ンテナ電極102と電気的に結合して給電する給電線路
電極、503は誘電体ブロック101の側面および底面
にあり給電線路電極に接続された誘電体アンテナの入出
力端子でありかつ表面実装時の固定端子である給電端子
電極である。図16はパッチアンテナ電極102の長さ
aで規格化した給電線路電極502の長さLの変化に対
するVSWRの変化の例で、(a)は給電線路溝501
の深さが誘電体ブロック101の厚さの半分の場合のV
SWR変化特性の例で、(b)は誘電体ブロックの厚さ
の2/3の場合のVSWR変化特性の例である。以上の
構成において、以下その動作を説明する。
【0056】パッチアンテナ電極102の一辺の長さa
が約半波長となる周波数帯f1の送信信号は、50Ω系
の入出力線路111から給電端子電極503に入力し、
給電線路電極502へ伝えられ、給電線路電極502に
電磁気的に結合したパッチアンテナ電極102を励振
し、電波として送信される。一方、周波数帯f1の到来
電波によりパッチアンテナ電極102は励振され、パッ
チアンテナ電極102に電磁気的に結合した給電線路電
極502を伝わり給電端子電極503から入出力線路1
11へ出力されることにより、受信アンテナとして動作
する。また、給電線路電極502の長さLが、例えば図
16(a)の範囲A、Bおよび図16(b)の範囲Cの
場合に、良好なVSWR特性を示し、より優れたアンテ
ナ特性が得られる。
【0057】給電線路溝は、溝状の窪みのある誘電体ブ
ロックを用いることで誘電体ブロックの形成が容易とな
ることから、溝による実現が製造上の効果が大きいが、
例えば複数の誘電体ブロックを張り合わせることで実現
しても良い。
【0058】以上の構成により、上部に給電線路用の窪
みを設けた誘電体ブロックを用いたアンテナ構造を用い
ることで、製造が容易で、基板への表面実装に適し、良
好な入力整合特性を示すアンテナの実現が可能となる。
【0059】(実施の形態7)図17は本発明の実施の
形態7の誘電体アンテナの基板実装時の斜視図である。
図1、図7および図15との対応部分には同一符号を割
り当てた図14において、551は給電線路溝501の
共振動作への影響を補償する補償溝である。以上の構成
において、以下その動作を説明する。
【0060】給電線路溝を設けることで、パッチアンテ
ナ電極125の一部が削られ、削られた方向の共振動作
が変化する。特に、円偏波用パッチアンテナは摂動によ
り円偏波動作を実現するため、共振動作の変動の影響を
受けやすい。給電線路溝501のない残りの3位置に共
振動作補償溝551を設けることで、給電線路電極を配
置した方向と同様に直交する方向の共振動作も変化する
ため、等価な共振動作が得られ、安定した円偏波動作が
実現できる。
【0061】以上の構成により、上部に給電線路用の窪
みと補償溝を設けた誘電体ブロックを用いたアンテナ構
造を用いることで、共振動作の方向による差異を調整
し、製造が容易で基板への表面実装に適し、良好な入力
整合特性と円偏波特性を示すアンテナの実現が可能とな
る。
【0062】(実施の形態8)図18(a)は本発明の
実施の形態8の誘電体アンテナの基板実装時の斜視図
で、(b)は該アンテナの上面図であり、(c)は該ア
ンテナの底面図である。図1との対応部分には同一符号
を割り当てた図18において、601はパッチアンテナ
電極102に電磁気的に結合する給電線路電極、602
は給電線路電極とパッチアンテナ電極を間隙を隔てて配
置する整合スリット、603は誘電体アンテナの入出力
端子であり固定電極である給電端子電極である。図19
はパッチアンテナ電極102の長さaで規格化した給電
線路の長さLに対するVSWR特性変化の例である。以
上の構成において、以下その動作を説明する。
【0063】パッチアンテナ電極102の一辺の長さa
が約半波長となる周波数帯f1の送信信号は、50Ω系
の入出力線路111から給電端子電極603に入力し、
給電線路電極601へ伝えられ、給電線路電極601に
電磁気的に結合したパッチアンテナ電極102を励振
し、電波として送信される。一方、周波数帯f1の到来
電波によりパッチアンテナ電極102は励振され、パッ
チアンテナ電極102に電磁気的に結合した給電線路電
極601を伝わり給電端子電極603から入出力線路1
11へ出力されることにより、受信アンテナとして動作
する。また、給電線路電極601の長さLが、例えば図
19の範囲Aの場合に、良好なVSWR特性を示し、よ
り優れたアンテナ特性が得られる。
【0064】以上の構成により、単層の誘電体ブロック
により容易に形成できる構造において、基板への表面実
装に適し、良好な入力整合特性を示すアンテナの実現が
可能となる。
【0065】(実施の形態9)図20は本発明の実施の
形態9のアンテナモジュールの斜視図である。図20に
おいて、800は実施の形態9のアンテナモジュール全
体、801は実施の形態1から8に記載した誘電体アン
テナ、802は箱状のアンテナモジュール800のレド
ーム、803はアンテナ基板、804は入出力線路、8
05は同軸線路によるアンテナモジュール800への給
電線路であるアンテナ端子である。
【0066】アンテナ端子805からの入力が、入出力
線路804を経て、誘電体アンテナ801へ給電され送
信が行われる。同様に、誘電体アンテナ801による受
信信号が、入出力線路804を経て、給電同軸線路80
5から出力されて受信が行われる。また、レドーム80
2で覆われることにより、アンテナ周辺の環境が固定さ
れることにより、安定したアンテナ動作が得られる。
【0067】以上の構成により、レドームを付けたアン
テナモジュールを用いることで、外の影響を受け難い特
性の安定したアンテナ部の実現が可能となる。
【0068】(実施の形態10)図21は本発明の実施
の形態10の無線機の斜視図である。図21において、
850は実施の形態10の無線機全体、851は無線機
の無線部基板、852は無線部基板851に表面実装さ
れた実施の形態1から8に記載した誘電体アンテナ、8
53は無線部、854は無線部基板851上にあり無線
部853から誘電体アンテナンテナへ接続された入出力
線路である。
【0069】無線部基板851に実装される他の部品と
同様にリフロー等によって、誘電体アンテナ851を表
面実装し、無線部853への入出力線路854に接続す
ることで、無線機850が製造される。
【0070】なお、アンテナとして実施の形態9のアン
テナモジュールを用いてもよい。以上の構成により、安
定したアンテナ特性の無線機の構成が可能となる。
【0071】以上の構成により、アンテナを他の面実装
部品と同様の手法で実装でき、安定した特性の無線機を
より安価に製造することが可能となる。
【0072】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、誘電体ブ
ロック上にパッチアンテナ電極、給電線路溝、給電線路
電極、給電端子電極を設けることで、表面実装に適した
アンテナの提供が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による誘電体アンテナの
透視斜視図
【図2】本発明の実施の形態1による誘電体アンテナの
裏面からの斜視図、上面図および垂直断面図
【図3】本発明の実施の形態1による誘電体アンテナの
VSWR特性変化を示す図
【図4】同実施の形態1による誘電体アンテナの基板を
示す図
【図5】同実施の形態1による誘電体アンテナの斜視図
【図6】同実施の形態1による給電端子電極の斜視図
【図7】同実施の形態1による誘電体アンテナの斜視図
【図8】同実施の形態2による誘電体アンテナの透視斜
視図、裏面からの斜視図および断面図
【図9】同実施の形態3による誘電体アンテナの斜視図
および裏面からの斜視図
【図10】同実施の形態3による誘電体アンテナの裏面
からの斜視図および垂直断面図
【図11】同実施の形態4による誘電体アンテナの斜視
図および裏面からの斜視図
【図12】同実施の形態4による誘電体アンテナの裏面
からの斜視図および垂直断面図
【図13】同実施の形態5による誘電体アンテナの斜視
図および裏面からの斜視図
【図14】同実施の形態5による誘電体アンテナの裏面
からの斜視図および垂直断面図
【図15】同実施の形態6による誘電体アンテナの斜視
図および垂直断面図
【図16】同実施の形態6による誘電体アンテナのVS
WR特性変化を示す図
【図17】同実施の形態7による誘電体アンテナの斜視
【図18】同実施の形態8による誘電体アンテナの斜視
図、上面図および下面図
【図19】同実施の形態8による誘電体アンテナのVS
WR特性変化を示す図
【図20】同実施の形態9によるアンテナモジュールの
斜視図
【図21】同実施の形態10による無線装置の斜視図
【図22】従来のパッチアンテナの斜視図
【符号の説明】
100 誘電体アンテナ 101 誘電体ブロック 102 パッチアンテナ電極 103 給電線路溝 104 給電線路電極 105 給電端子電極 107 分離素子 201 給電線路溝 202 給電端子電極 301 給電線路溝 401 給電線路溝 451 補償溝 501 給電線路溝 502 給電線路電極 503 給電端子電極 551 補償溝 601 給電線路電極 602 整合スリット 603 給電端子電極 800 アンテナモジュール 801 誘電体アンテナ 802 レドーム 803 アンテナ基板 805 アンテナ端子 850 無線機 851 無線部基板 852 誘電体アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01Q 21/24 H01Q 21/24 Fターム(参考) 5J012 FA00 5J021 AA01 AB06 BA07 FA04 HA10 JA06 5J045 AB06 CA04 DA10 EA07 GA05 HA03 JA15 KA02 MA04 NA03 5J046 AA09 AA19 AB13 PA07 RA06 5J047 AA09 AA19 AB13 FD01

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体ブロックと、前記誘電体ブロック
    の上面にあるパッチアンテナ電極と、前記誘電体ブロッ
    クの入出力端子である給電端子電極と、前記誘電体ブロ
    ックに設けられた窪みからなる給電線路溝と、前記給電
    線路溝の内側にあり前記給電端子電極に接続されて前記
    パッチアンテナ電極と電磁気的に結合する給電線路電極
    を有する誘電体アンテナ。
  2. 【請求項2】 誘電体ブロックと、前記誘電体ブロック
    の上面にあるパッチアンテナ電極と、前記誘電体ブロッ
    クの入出力端子である給電端子電極と、前記パッチアン
    テナ電極と同一面にあり前記給電端子電極に接続され前
    記パッチアンテナ電極と電磁気的に結合した給電線路電
    極と、前記パッチアンテナ電極と前記給電線路電極の間
    に予め決められた間隙である整合スリットを有する誘電
    体アンテナ。
  3. 【請求項3】 誘電体ブロックの側面に誘電体アンテナ
    の固定に用いられる固定端子電極を有する請求項1又は
    2記載の誘電体アンテナ。
  4. 【請求項4】 誘電体ブロックの底部にアンテナのグラ
    ンドとなるグランド電極と、前記誘電体ブロックの側面
    にあり前記グランド電極に接続されたグランド端子電極
    を有する請求項1又は2記載の誘電体アンテナ。
  5. 【請求項5】 グランド電極と給電端子電極を電気的に
    分離する分離素子を有する請求項1又は2記載の誘電体
    アンテナ。
  6. 【請求項6】 パッチアンテナ電極が円偏波アンテナ電
    極である請求項1又は2記載の誘電体アンテナ。
  7. 【請求項7】 給電線路溝が誘電体ブロック底面に設け
    られた角柱状の溝であり、給電線路電極が前記給電線路
    溝の上部壁に配置された電極である請求項1記載の誘電
    体アンテナ。
  8. 【請求項8】 給電線路溝が誘電体ブロック底面を貫通
    する角柱状の溝である請求項7記載の誘電体アンテナ。
  9. 【請求項9】 給電線路溝が給電線路電極と同じ長さの
    角柱状の溝であることを特徴とする請求項7記載の誘電
    体アンテナ。
  10. 【請求項10】 給電線路溝が給電端子電極側の端部に
    壁を残した角柱状の溝であり、給電端子電極が前記給電
    線路溝と一直線上の前記壁に配置された電極である請求
    項7記載の誘電体アンテナ。
  11. 【請求項11】 給電線路溝が十字状の溝である請求項
    7記載の誘電体アンテナ。
  12. 【請求項12】 給電線路溝と同一形状の溝からなる補
    償溝を有する請求項9記載の誘電体アンテナ。
  13. 【請求項13】 給電線路溝が誘電体ブロック上面に設
    けられた角柱状の溝であり、給電線路電極が前記給電線
    路溝の低部壁に配置された電極である請求項1記載の誘
    電体アンテナ。
  14. 【請求項14】 給電線路溝が給電線路電極と同じ長さ
    の角柱状の溝であることを特徴とする請求項13記載の
    誘電体アンテナ。
  15. 【請求項15】 給電線路溝と同一形状の補償溝を有す
    る請求項14記載の誘電体アンテナ。
  16. 【請求項16】 請求項1又は2記載の誘電体アンテナ
    と、前記誘電体アンテナを実装するアンテナ基板と、前
    記誘電体アンテナを覆うレドームと、前記誘電体アンテ
    ナへ入出力を行うアンテナ端子を有するアンテナモジュ
    ール。
  17. 【請求項17】 請求項1又は2記載の誘電体アンテナ
    を使用する無線装置。
  18. 【請求項18】 請求項16記載のアンテナモジュール
    を使用する無線装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006217477A (ja) * 2005-02-07 2006-08-17 Mitsumi Electric Co Ltd アンテナ装置
CN102884677A (zh) * 2010-09-08 2013-01-16 株式会社村田制作所 天线以及移动体通信装置
WO2020261511A1 (ja) * 2019-06-27 2020-12-30 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント アンテナシステム

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JP2006217477A (ja) * 2005-02-07 2006-08-17 Mitsumi Electric Co Ltd アンテナ装置
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