JP2003234245A - 多層キャパシタ及びその製造方法 - Google Patents

多層キャパシタ及びその製造方法

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JP2003234245A
JP2003234245A JP2002029935A JP2002029935A JP2003234245A JP 2003234245 A JP2003234245 A JP 2003234245A JP 2002029935 A JP2002029935 A JP 2002029935A JP 2002029935 A JP2002029935 A JP 2002029935A JP 2003234245 A JP2003234245 A JP 2003234245A
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electrode layer
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Tatsuya Ogino
達也 荻野
Akihiko Okuhora
明彦 奥洞
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャパシタ形成面積の小型化及び高容量化を
図る。 【解決手段】 絶縁層6表面に形成されたビルドアップ
面6a上に、第1電極2を形成する複数の電極層2a、
2b、2cと第2電極3を形成する複数の電極層3a、
3b、3cとが誘電体層4を介して交互に積層して多層
構造を形成する。第1電極2の電極層及び第2電極3の
電極層は、多層構造を形成する際にそれぞれ互いに重な
り合わない非重なり部7、9おいて第1電極3の電極層
間、第2電極4の電極層間をそれぞれ層間接続して第1
電極2及び第2電極3を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板上に形成され
る多層キャパシタ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、電子機器の発達に伴い電子回
路を構成する集積回路の高性能化及び小型化が求められ
ている。集積回路は、基板表面にトランジスタやキャパ
シタ等の素子が数多く形成されている。中でもキャパシ
タは、下電極と上電極と誘電体層とから構成されてお
り、ベース基板表面の絶縁層上に形成されているか、若
しくは多層に形成された基板内に形成されている。キャ
パシタは、電極と誘電体とから構成されることによって
誘電体層に電荷が蓄積されるので、電子機器の発達に伴
いより一層の高容量化及び基板上の限られた面積内で形
成されるため一層の小型化が求められている。
【0003】例えば、図9に示すキャパシタ40は、下
電極41と上電極42と、誘電体層43とから構成され
ており、ベース基板44上に形成された絶縁層45表面
に誘電体層43を介して下電極41及び上電極42が積
層された構造を有している。
【0004】下電極41は、アルミニウムや銅、クロム
等の金属材料からなる薄膜電極であり絶縁層45上に形
成された配線層46の一部である。下電極41は、絶縁
層45上にスパッタ法やCVD法(chemical vapor dep
osition)等の薄膜形成技術によって配線層46となる
金属膜を薄膜形成され、この金属膜フォトリソグラフ処
理を施して所望の形状に形成して配線層46が得られ、
その一部とされる。
【0005】誘電体層43は、酸化タンタル(TaO)
や酸化シリコン(SiO)等の絶縁材料からなり、下電
極41上に膜状に形成される。誘電体層43は、下電極
41と同様にスパッタ法やCVD法(chemical vapor d
eposition)等の薄膜形成技術によって誘電体層43と
なる膜を薄膜形成して、誘電体層43形成部分に陽極酸
化を施してフォトリソグラフ処理により所望の形状に形
成して得られる。
【0006】上電極42は、下電極41と同様にアルミ
ニウムや銅、クロム等の金属材料からなる薄膜電極であ
り、絶縁層45上に形成されている配線層47と導通し
ている。上電極42は、形成された誘電体層43上に下
電極41と同様の成膜方法により所望の形状に形成され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たキャパシタ40では、高容量を得ようとする場合に下
電極41及び上電極42の表面積を拡大させるため、キ
ャパシタ形成面積も拡大され回路等の小型化及び高性能
化に不適となるといった問題がある。
【0008】そこで、本発明は、このような従来の事情
を鑑みて提案されたものであり、小型化及び高容量化を
可能にした多層キャパシタ及びその製造方法を提供する
ことを目的に提案されたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
本発明にかかる多層キャパシタは、薄膜技術によって成
膜された複数の電極層からなる第1電極及び第2電極
と、第1電極及び上記第2電極の各電極層間に介在する
複数の誘電体層とを備え、第1電極の各電極層及び第2
電極の各電極層が、それぞれの非重なり部を有して誘電
体層を介して交互に積層されているとともに、それぞれ
の非重なり部で互いに層間接続されることを特徴とす
る。
【0010】以上のように構成された本発明にかかる多
層キャパシタは、誘電体層を介して第1電極を形成する
複数の電極層と第2電極を形成する複数の電極層とが交
互に積層された多層構造を有することにより、一対の電
極層が誘電体層を介した構造のキャパシタと比べて、電
極面積を縮小して形成される。
【0011】また、上述した目的を達成するために、本
発明にかかる多層キャパシタの製造方法は、第1電極の
電極層を薄膜技術によって成膜する第1電極の電極層形
成工程と、第1電極の電極層上に、一部を露出させて第
1誘電体層を成膜する第1誘電体層形成工程と、第1誘
電体層上に、第1電極の電極層と絶縁を保持して第2電
極の電極層を薄膜技術によって成膜する第2電極の電極
層形成工程と、第2電極の電極層上に一部を露出させ
て、第2誘電体層を成膜する第2誘電体層形成工程と、
第1電極の電極層形成工程乃至第2誘電体層形成工程を
繰り返し行い、第1電極の電極層、第1誘電体層、第2
電極の電極層、第2誘電体層を順次積層して多層構造を
有する多層キャパシタを形成する多層キャパシタ形成工
程とを有する。
【0012】多層キャパシタ形成工程においては、第1
電極の各電極層及び第2電極の各電極層がそれぞれ非重
なり部を有しており、誘電体層を介して交互に積層され
るとともに、それぞれの非重なり部において互いに層間
接続される多層キャパシタを形成することを特徴とす
る。
【0013】以上のように構成された本発明にかかる多
層キャパシタの製造方法によれば、誘電体層を介して第
1電極を形成する複数の電極層と第2電極を形成する複
数の電極層とを交互に積層して多層構造を形成すること
より、一対の電極層が誘電体層を介した構造のキャパシ
タと比べて、電極面積を縮小した多層キャパシタが製造
される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。実施の形態として
図1に示す多層キャパシタ1は、第1電極2と第2電極
3と誘電体層4とからなり、ベース基板5上に形成され
ている。具体的には、多層キャパシタ1は、例えば有機
基板といったベース基板5上に形成された絶縁層6の表
面を平坦化技術により平坦化処理を施したビルドアップ
面6a上に形成されている。なお、多層キャパシタ1
は、有機基板上に形成されることに限定されることはな
く、多層有機基板の内装或いはシリコン、ガラス等の無
機材料からなる無機基板上に形成されてもよい。
【0015】多層キャパシタ1は、後述する複数の電極
層からなる第1電極2と複数の電極層からなる第2電極
3とが、第1電極及び第2電極の各電極層間に介在する
複数の誘電体層を備えた多層構造を有する。第1電極2
及び第2電極3は、導電性を有する銅やアルミニウム等
の導電性材料からなる。第1電極2及び第2電極3は、
それぞれ同一形状を有する膜状に形成された複数の電極
層から構成されている。
【0016】第1電極2は、第1の下電極層2aと、第
1の中電極層2bと、第1の上電極層2cとから構成さ
れている。第1電極2の各電極層2a、2b、2cは、
後述する第2電極3の各電極層及び誘電体層4とを介在
させて、ベース基板5側から第1の下電極層2aと、第
1の中電極層2bと、第1の上電極層2cの順にスパッ
タ法やCVD(chemical vapor deposition)法等の薄
膜技術により成膜されており、フォトリソグラフ技術等
により所望の形状に形成されている。
【0017】なお、ビルドアップ面6a上には、導電性
を有する銅やアルミニウム等の導電性材料からなる膜を
スパッタ法やCVD法等の薄膜技術により成膜して、フ
ォトリソグラフ技術により形成された配線層8が形成さ
れている。第1電極は、この配線層8の一部に所望の形
状を有して形成されている。
【0018】第1電極2の各電極層2a、2b、2c
は、介在させた第2電極3を形成する各電極層と互いに
重なり合わない第1非重なり部7を有し、第1の下電極
層2aは非重なり部7aを、第1の中電極層2bは非重
なり部7bを、第1の上電極層2cは非重なり部7cを
有している。第1電極2の各電極層2a、2b、2c
は、第1非重なり部7において層間接続されており第1
電極2を形成している。また、第1電極2は、スルーホ
ールやビアホールによってベース基板5内に形成されて
いる配線層と導通するようにしてもよい。
【0019】第2電極3は、第2の下電極層3aと、第
2の中電極層3bと、第2の上電極層3cとから構成さ
れている。第2電極3の各電極層3a、3b、3cは、
誘電体層4及び第1電極2の電極層を介在させて、ベー
ス基板5側から順に第2の下電極層3a、第2の中電極
層3b、第2の上電極層3cの順にスパッタ法やCVD
法等の薄膜技術により成膜され、フォトリソグラフ技術
により所望の形状に形成されて得られる。第2電極3の
各電極層3a、3b、3cは、介在させた第1電極2の
電極層と互いに重なり合わない第2非重なり部9を有
し、第2の下電極層3aを非重なり部9a、第2の中電
極層3bの非重なり部9b、第2の上電極層3cの非重
なり部9cとする。第2電極3の各電極層3a、3b、
3cは、第2非重なり部9で層間接続され第2電極3を
形成しており、ビルドアップ面6a上に形成されている
配線層8と導通している。または、第2電極3は、スル
ーホールやビアホールによって多層構造を有するベース
基板5内に形成されている配線層と導通するようにして
もよい。
【0020】誘電体層4は、酸化タンタル(TaO)や
酸化シリコン(SiO)等の誘電体材料から構成されて
いる。誘電体層4は、同一形状を有する膜状に形成され
た第1誘電体膜4a、第2誘電体膜4b、第3誘電体膜
4c、第4誘電体膜4d、第5誘電体膜4eの複数の膜
からなる。これらの第1誘電体膜4a乃至第5誘電体膜
4eは、第1電極2の各電極層2a、2b、2cと第2
電極3の各電極層3a、3b、3cとが交互に形成され
た間に形成されており、ベース基板5側から第1誘電体
膜4a、第2誘電体膜4b、第3誘電体膜4c、第4誘
電体膜4d、第5誘電体膜4eの順にスパッタ法やCV
D法等の薄膜技術により形成され、フォトリソグラフ技
術により所望の形状に形成されて得られる。第1誘電体
膜4a乃至第5誘電体膜4eは、第1電極2の第1非重
なり部7部分及び第2電極3の第2非重なり部9部分以
外を覆う形状とすることで第1電極2と第2電極3との
短絡を防止している。
【0021】多層キャパシタ1は、ベース基板5上に形
成された絶縁層6の表面のビルドアップ面6a上に、薄
膜技術及びフォトリソグラフ処理により第1電極の第1
の下電極層2aが形成され、その第1の下電極層2a上
に第1誘電体膜4aが形成され、その第1誘電体膜4a
上に第2の下電極層3aが形成され、その第2の下電極
層3a上に第2誘電体膜4bが形成され、同様に第1電
極2の電極層、誘電体膜、第2電極3の電極層が順次積
層されて、第1電極2の各電極層と第2電極3の各電極
層と誘電体層4とから形成された一つの層が複数形成さ
れた多層構造を有する。多層キャパシタ1は、第1非重
なり部7で第1電極2の各電極層2a、2b、2c間が
層間接続され第1電極2が形成され、第2非重なり部9
で第2電極3の各電極層3a、3b、3c間が層間接続
され第2電極3が形成されている。なお、多層キャパシ
タ1は、第1電極2と第2電極3とは、各電極層間に誘
電体層を介在させているため短絡しない構造となってい
る。
【0022】上述した多層キャパシタ1によれば、誘電
体層5を介して第1電極2の各電極層2a、2b、2c
と第2電極3の各電極層3a、3b、3cとが積層され
て形成された一つの層が複数形成された多層構造を有す
ることにより、一対の電極層が誘電体層を介した構造の
キャパシタと比べて、電極面積を縮小して形成される。
したがって、多層キャパシタ1では、ベース基板4上に
形成面積を小さくして形成されることが可能となり、小
型化が図れるとともにベース基板4の小型化が可能とな
る。
【0023】また、多層キャパシタ1によれば、多層構
造からなるためベース基板5上の限られた面積内で電極
面積を拡大せずに高容量の容量が得られる。更に、多層
キャパシタ1によれば、第1電極2の電極層2a、2
b、2c及び第2電極3の電極層3a、3b、3c、誘
電体膜4a、4b、4c、4d、4eの積層数を変える
ことによって所望の容量に容易に調節することも可能で
ある。
【0024】次に、多層キャパシタ1の製造方法につい
て、図2乃至図6を参照して詳細に説明する。多層キャ
パシタ1の製造方法は、図2に示す工程で行う。多層キ
ャパシタ1の製造方法は、先ず、図2に示す第1の下電
極層形成工程S1において、図3(A)及び(B)に示
すように絶縁層6上に配線層8を形成してその一部を第
1の下電極層2aとする。第1の下電極層2aは、銅、
アルミニウム等の金属材料からなる平面状の膜で形成さ
れる。
【0025】第1の下電極層形成工程S1では、先ず、
ベース基板5上に形成された絶縁材料からなる絶縁層6
の表面に研磨処理を施して平坦化したビルドアップ面6
aを形成する。次に、第1の下電極層形成工程S1で
は、ビルドアップ面6a上全面にスパッタ法により配線
層8となる金属膜を成膜して、その金属膜上にレジスト
を塗布する。配線層8は、平坦化されたビルドアップ面
6a上に形成することによって、膜厚のばらつきが抑制
される。次に、第1の下電極層形成工程S1では、配線
層形成部分が開口部となるように形成したマスクを用い
て露光現像処理を施すことにより、露光部即ち配線層8
形成部分のレジストが露光される。配線層8形成部分以
外は、エッチング液を用いてウエットエッチングを施す
ことにより金属膜及びレジストが除去される。そして、
第1の下電極層形成工程S1では、配線層8形成部分の
レジストを除去することによって所望の形状に形成され
た配線層8が形成され、その配線層8の一部を第1の下
電極層2aとする。
【0026】なお、配線層8の成膜方法は、スパッタ法
に限定されずCVD法やめっき法等を利用してもよく、
配線層8形成部分以外の除去にはドライエッチングを施
してもよい。また、第1の下電極層2aは、図示しない
がベース基板5の表面に形成されている配線層とスルー
ホールやビアホールを用いて導通するようにしてもよ
い。
【0027】次に、図2に示す第1誘電体膜形成工程S
2では、図4(A)及び(B)に示すようにビルドアッ
プ面6a上に形成された第1の下電極層2a上に第1誘
電体膜4aを形成する。第1誘電体膜4aは、酸化タン
タル(TaO)からなり平面状の膜により形成されてい
る。
【0028】第1誘電体膜形成工程S2では、先ず、形
成された第1の下電極2aを覆うようにビルドアップ面
6a上全面に窒化タンタル(TaN)膜をスパッタ法に
より成膜する。このTaN膜は、陽極酸化することによ
って第1誘電体層3aとなるTaO膜のベース膜とな
る。次に、第1誘電体膜形成工程S2では、第1の下電
極層2aが非重なり部7aを有するように第1誘電体膜
4a形成部分のTaN膜を露出させて、誘電体形成部分
以外に陽極酸化マスクを被覆してTaN膜に電圧印加を
行う。誘電体形成部分は、陽極酸化マスクを被覆せずT
aN膜を露出させたため陽極酸化されることとなる。
【0029】陽極酸化マスクは、例えばパターンニング
が可能なフォトレジストや酸化シリコン等が用いられ、
印加電圧に対して他の部位の絶縁性を十分に保持するこ
とが可能な数μm乃至数十μm程度の厚みがあり、第1
の下電極層2aの形状よりもやや大きい形状を有する。
この陽極酸化処理は、例えばホウ酸化アンモニウム等の
電解液中でTaN膜が陽極となるように50〜200V
の電圧を印加することにより、TaN膜が酸化されてT
aO膜が形成される。なお、TaN膜に印加する電圧
は、TaO膜を所定の厚みに形成するために調整可能で
ある。
【0030】次に、第1誘電体膜形成工程S2では、陽
極酸化を施したTaN層上にレジストを塗布して、第1
誘電体膜4a形成部分が開口部となるように形成された
マスクを用いて露光現像処理を施すことにより、露光部
即ち配線層8形成部分のレジストが露光される。誘電体
膜4a形成部分以外は、エッチング液を用いてウエット
エッチングを施すことによりTaN膜、陽極酸化マスク
及びレジストが除去される。次に、第1誘電体膜形成工
程S2では、第1誘電体膜形成部分の陽極酸化マスク及
びレジストを取り去ることにより、TaN層上の表面が
選択的に酸化されたTaO層を第1誘電体膜4aとして
第1の下電極2a上に形成される。第1誘電体層3a
は、TaO膜に限らず酸化シリコン(SiO)からなる
SiO膜でもよい。また、第1誘電体層3aの成膜方法
は、スパッタ成膜方法による成膜に限らず、CVD蒸着
方法等を利用して成膜してもよい。
【0031】次に、図2に示す第2の下電極層形成工程
S3では、図5(A)及び(B)に示すように誘電体層
4上に第2の下電極層3aを形成する。第2の下電極層
3aは、第1の下電極層2aと同様に銅やアルミニウム
等の金属材料からなり、平面状の膜により形成されてい
る。
【0032】第2の下電極層形成工程S3では、先ず、
第1の下電極層2a上に形成された第1誘電体層3aを
覆うようにビルドアップ面6a上に第2の下電極層3a
となる金属膜をスパッタ法により成膜し、その金属膜上
にレジストを塗布する。次に、第2の下電極層形成工程
S3では、図5(B)に示すように、第2の下電極層3
aが第1の下電極層2aと互いに重なり合わない非重な
り部9aを有するように、第2の下電極層3a形成部分
を開口部として形成したマスクを用いて露光現像処理を
施すことにより、露光部即ち第2の下電極3a形成部分
のレジストが露光される。第2の下電極3a形成部分以
外は、エッチング液を用いてウエットエッチングを施し
て金属膜及びレジストが除去される。そして、第2の下
電極層形成工程S3では、第2の下電極3a形成部分の
レジストを除去することによって所望の形状に形成され
た第2の下電極層3aが形成される。
【0033】第2の下電極層3aの成膜は、スパッタ法
やフォトリソグラフ処理に限らず、CVD法やめっき法
等を利用してもよい。また、第2の下電極層3aは、ビ
ルドアップ面6aに形成されている配線層8と導通させ
るか、或いは図示しないがベース基板5内に形成されて
いる配線層とスルーホールやビアホールを用いて接続し
て導通するようにしてもよい。なお、第2の下電極層3
aは、第1電極2の電極層との間に第1誘電体層を介し
ているために第1の下電極層2aとは導通していない。
【0034】次に、図2に示す第2誘電体膜形成工程S
4では、図6(A)及び(B)に示すように、第2誘電
体膜4bを形成する。第2誘電体膜形成工程S4では、
図6(A)及び(B)に示すように、第1の下電極2a
が非重なり部7aを有し、また第2の下電極層3aも非
重なり部9aを有するように、第2誘電体膜4bを形成
する。第2誘電体膜形成工程S4では、第1誘電体膜形
成工程S2と同様の方法により第2誘電体膜を成膜す
る。
【0035】次に、図2に示す多層構造形成工程S5で
は、第1の下電極層形成工程S1乃至第2誘電体層形成
工程S4を繰り返し行い、図7に示すように第2誘電体
層上には第1の中電極層2b、第3誘電体層、第2の中
電極層3b、第4誘電体層、第1の上電極層2c、第5
誘電体層、第2の上電極層3cの順に順次積層して多層
構造を有する多層キャパシタ1を形成する。
【0036】多層構造形成工程S5では、第1の中電極
2aを形成する際に、第1の下電極層2aの非重なり部
7aと第1の中電極層2bの非重なり部7bとで層間接
続する。また、第1の上電極層2cを形成する際には、
第1の上電極2cが有する非重なり部7cで第1の中電
極層2bの非重なり部7bと層間接続する。これによ
り、第1の下電極2aと、第1の中電極2bと、第1の
上電極2cとが層間接続されにより第1電極が形成され
る。
【0037】同様に、第2の中電極層3bを形成する際
には、第2の下電極層3aの非重なり部9aと第2の中
電極層3bの非重なり部9bとで層間接続する。第2の
上電極3cを成膜する際には、第2の中電極3bの非重
なり部9bと第2の上電極3cの非重なり部9cとで層
間接続する。これにより、第2の下電極層3a、第2の
中電極層3b、第2の上電極層3cが層間接続され第2
電極を形成する。したがって、多層構造形成工程S5に
よって、図8に示す第1電極2、第2電極3及び誘電体
層4とから構成された多層構造を有する多層キャパシタ
1が得られる。
【0038】以上のように、本発明を適用した多層キャ
パシタ1の製造方法によれば、ベース基板5上に誘電体
層4を介して第1電極2の電極層と第2電極3の電極層
とからなる層を複数積層して形成される多層構造を有す
る多層キャパシタ1が形成されることより、一対の電極
層が誘電体層を介した構造のキャパシタと比べて、電極
面積を縮小した多層キャパシタ1が製造される。したが
って、多層キャパシタ1では、ベース基板4上に形成面
積を小さくして形成されることが可能となり、小型化が
図れるとともにベース基板4の小型化を可能とする。ま
た、多層キャパシタ1の製造方法によれば、多層構造を
有する多層キャパシタ1を形成することによって、電極
面積を拡大せずに高容量を有する多層キャパシタ1が得
られる。
【0039】更に、多層キャパシタ1の製造方法は、同
一形状を有する第1電極2の複数の電極層2a、2b、
2c及び同一形状を有する第2電極3の複数の電極層3
a、3b、3c、同一形状を有する複数の誘電体膜4
a、4b、4c、4d、4eを積層させることによっ
て、膜形成の際に必要となるマスクの枚数を抑えること
ができ製造コストの低減が図れる。さらにまた、多層キ
ャパシタ1の製造方法によれば、第1電極2の電極層2
a、2b、2c及び第2電極3の電極層3a、3b、3
c、誘電体膜4a、4b、4c、4d、4eの積層数を
変えることによって所望のキャパシタ容量に調節された
多層キャパシタ1を製造することができる。
【0040】第2の実施の形態として図4に示す多層キ
ャパシタ20は、第1の実施の形態で示した多層キャパ
シタ1の構成と同様であるが、第1電極2の電極層の第
1非重なり部7及び第2電極3の電極層の第2非重なり
部9とが面積を多層構造の下層から上層に向けて拡大さ
せた多層構造を有する。即ち、多層キャパシタ20は、
第1電極2の電極層と第2電極3の電極層とが互いに重
なり合う面積を多層構造の下層から上層に向けて縮小し
て形成することを特徴とする。したがって、図1に示し
た多層キャパシタ1と同様の構成については同一符号を
付して詳細な説明を省略する。
【0041】多層キャパシタ20は、第1電極2と第2
電極3と誘電体層4とからなり、ベース基板5上に形成
されている。具体的には、多層キャパシタ20は、ベー
ス基板5上に形成された絶縁層6のビルドアップ面6a
上に、第1電極2の各電極層、誘電体層4の各誘電体
膜、第2電極3の各電極層を形成してなる。
【0042】第1電極2は、第1の下電極層2aと、第
1の中電極層2bと、第1の上電極層2cとから構成さ
れている。第1電極2は、各電極層2a、2b、2c間
に後述する誘電体層4及び第2電極3の各電極層を介在
させて、ベース基板5側から第1の下電極層2aと、第
2の中電極層3bと、第1の上電極層2cの順にスパッ
タ法やCVD法等の薄膜技術により成膜して、フォトリ
ソグラフ技術により多層構造の下層から上層に向けて第
2電極の各電極層と重なり合う面積を縮小して形成され
る。これにより、第1電極2の各電極層2a、2b、2
cの第1非重なり部7の面積が拡大され、その第1非重
なり部9において層間接続され導通している。第1電極
2は、ビルドアップ面6a上に形成されている配線層8
と導通している。または、第1電極2は、スルーホール
やビアホールによって多層構造を有するベース基板5内
に形成されている配線層と導通するようにしてもよい。
【0043】第2電極3は、第2の下電極層3aと、第
2の中電極層3bと、第2の上電極層3cとから構成さ
れている。第2電極3の各電極層3a、3b、3cは、
間に誘電体層4及び第1電極2の各電極層2a、2b、
2cを介在させて、ベース基板5側から順に第2の下電
極層3a、第2の中電極層3b、第2の上電極層3cの
順にスパッタ法やCVD法等の薄膜技術により成膜さ
れ、フォトリソグラフ技術により多層構造の下層から上
層に向けて第1電極の各電極層2a、2b、2cと重な
り合う面積を縮小して形成される。これにより、第2の
電極4の各電極層3a、3b、3cの第2非重なり部9
の面積が拡大され、その第2非重なり部9において層間
接続され導通している。第2電極3は、ビルドアップ面
6a上に形成されている配線層8導通している。また
は、第2電極3は、スルーホールやビアホールによって
多層構造を有するベース基板5内に形成されている配線
層と導通するようにしてもよい。
【0044】誘電体層4は、酸化タンタル(TaO)や
酸化シリコン(SiO)等の誘電体材料からなる。誘電
体層4は、同一形状を有し膜状に形成された第1誘電体
膜4a、第2誘電体膜4b、第3誘電体膜4c、第4誘
電体膜4d、第5誘電体膜4eの複数の膜からなる。こ
れらの誘電体膜4a、4b、4c、4d、4eは、第1
電極2の各電極層2a、2b、2cと第2電極3の各電
極層3a、3b、3cとの間に形成されており、ベース
基板5側から第1誘電体膜4a、第2誘電体膜4b、第
3誘電体膜4c、第4誘電体膜4d、第5誘電体膜4e
の順にスパッタ法やCVD法等の薄膜技術により形成さ
れ、フォトリソグラフ技術により所望の形状に形成され
る。誘電体層4は、第1電極2の各電極層2a、2b、
2cと第2電極3の各電極層3a、3b、3cとの間に
介在させて、第1電極2と第2電極3との短絡を防止す
るため第1電極2の電極層2a、2b、2c及び第2電
極3の電極層3a、3b、3cの形状よりもやや大きい
形状とする。
【0045】多層キャパシタ20は、上述した第1電極
2、第2電極3、誘電体層4をビルドアップ面6a上
に、スパッタ法やCVD法等の薄膜技術及びフォトリソ
グラフ処理により多層構造を形成して得られる。多層キ
ャパシタ20は、第1の下電極層2aを所望の形状に形
成され、その第1の下電極層2a上に第1誘電体膜4a
を形成され、その第1誘電体膜4a上に第1の下電極層
2aと重なり合う面積を縮小して第2の下電極層3aが
形成され、その第2の下電極層3a上に第2誘電体膜4
bが形成される。そして、多層キャパシタは、第2の下
電極層3aと重なり合う面積を縮小して第1の中電極層
2bを形成し、次に第3誘電体膜4c、第2の中電極層
3b、第4誘電体層、第1の上電極層2c、第5誘電体
層、第2の上電極層3cを順次、第1電極の電極層と第
2電極の電極層とが重なり合う面積を次第に縮小して積
層することによって形成される。
【0046】これにより、第1電極の第1非重なり部7
及び第2電極の第2非重なり部9の面積が拡大されて、
第1非重なり部7で第1電極2の各電極層間を、第2非
重なり部9で第2電極3の各電極層間を層間接続してい
る。
【0047】上述した多層キャパシタ20によれば、第
1電極2の各電極層2a、2b、2cと第2電極3の各
電極層3a、3b、3cとが重なり合う面積を多層構造
の下層から上層に向けて次第に縮小して形成することに
より、第1非重なり部7及び第2非重なり部9の面積が
拡大される。したがって、多層キャパシタ20は、第1
の電極層間、第2電極3の電極層間の接続面積が拡大さ
れるため第1電極の電極層間及び第2電極の電極層間の
導通が良好になり、キャパシタ特性を向上させる。
【0048】また、第1の実施の形態で示した多層キャ
パシタ1と同様に、多層キャパシタ20よれば、誘電体
層4を介して第1電極2の電極層2a、2b、2c及び
第2電極3の電極層3a、3b、3cとが積層されて形
成された一つの層が複数形成された多層構造を有するこ
とにより、一対の電極層が誘電体層を介した構造のキャ
パシタと比べて、電極面積を縮小して形成される。した
がって、多層キャパシタ20では、ベース基板4上に形
成面積を小さくして形成されることが可能となり、小型
化が図れるとともにベース基板4の小型化が可能とな
る。さらにまた、多層キャパシタ20によれば、多層構
造からなるため絶縁層6上の限られた面積内で電極面積
を拡大せずに高容量の容量が得られる。更に、多層キャ
パシタ20によれば、第1電極2の電極層2a、2b、
2c及び第2電極3の電極層3a、3b、3c、誘電体
膜4a、4b、4c、4d、4eの積層数を変えること
によって所望の容量に調節することも可能である。
【0049】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、誘電体層を介して複数の第1電極の電極層と複数
の第2電極の電極層が交互に積層されて多層構造を形成
することによって、一対の電極層が誘電体層を介した構
造のキャパシタと比べて、電極面積を縮小して形成され
るので、高容量化及び小型化を図ることが可能となっ
た。また、本発明によれば、第1電極の電極層及び第2
電極の電極層とを多層構造の下層から上層に向けて次第
に縮小して形成されることによって、各非重なり部の面
積が拡大されるので各電極層間の接続が良好になり、キ
ャパシタ特性の向上が得られる。更に、本発明によれ
ば、第1電極層、第2電極層及び誘電体層の積層数を変
えることによって、限られた面積内に容易に所望の容量
のキャパシタが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多層キャパシタを示す断面図であ
る。
【図2】同多層キャパシタの製造工程を示すフローチャ
ートである。
【図3】同多層キャパシタの製造方法を説明する説明図
であり、(A)は、ビルドアップ面上に第1電極の電極
層を形成した状態を示す断面図であり、(B)は、ビル
ドアップ面上に第1電極の電極層を形成した状態を示す
平面図である。
【図4】同多層キャパシタの製造方法を説明する説明図
であり、(A)は、第1の下電極層上に第1誘電体層を
形成した状態を示す断面図であり、(B)は、第1の下
電極層上に第1誘電体層を形成した状態を示す平面図で
ある。
【図5】同多層キャパシタの製造方法を説明する説明図
であり、(A)は、第1誘電体層上に第2の下電極層を
形成した状態を示す断面図であり、(B)は、第1誘電
体層上に第2の下電極層を形成した状態を示す平面図で
ある。
【図6】同多層キャパシタの製造方法を説明する説明図
であり、(A)は、第2の下電極層上に第2誘電体層を
形成した状態を示す断面図であり、(B)は、第2の下
電極層上に第2誘電体層を形成した状態を示す平面図で
ある。
【図7】同多層キャパシタの製造工程を説明する図であ
り、製造された多層キャパシタを示す断面図である。
【図8】第2の実施の形態として示す多層キャパシタを
示す断面図である。
【図9】従来のキャパシタの断面図である。
【符号の説明】
1 多層キャパシタ、2 第1電極、3 第2電極、4
誘電体層、5 ベース基板、6 絶縁層、6a ビル
ドアップ面、7 第1非重なり部、8 第2非重なり部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E082 AB01 AB02 BB01 BC14 EE05 EE37 FF05 LL25 5F038 AC05 AC07 AC15 AC19 EZ14 EZ20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄膜技術によって成膜された複数の電極
    層からなる第1電極及び第2電極と、上記第1電極及び
    上記第2電極の各電極層間に介在する複数の誘電体層と
    を備え、 上記第1電極の各電極層及び上記第2電極の各電極層
    が、それぞれの非重なり部を有して上記誘電体層を介し
    て交互に積層されているとともに、それぞれ上記非重な
    り部で互いに層間接続されることを特徴とする多層キャ
    パシタ。
  2. 【請求項2】 上記第1電極の電極層及び上記第2電極
    の電極層は、多層構造において下層から上層に向けて、
    上記非重なり部の面積を次第に拡大して形成されること
    を特徴とする請求項2記載の多層キャパシタ。
  3. 【請求項3】 第1電極の電極層を薄膜技術によって成
    膜する第1電極の電極層形成工程と、 上記第1電極の電極層上に、一部を露出させて第1誘電
    体層を成膜する第1誘電体層形成工程と、 上記第1誘電体層上に、上記第1電極の電極層と絶縁を
    保持して第2電極の電極層を薄膜技術によって成膜する
    第2電極の電極層形成工程と、 上記第2電極の電極層上に一部を露出させて、第2誘電
    体層を成膜する第2誘電体層形成工程と、 上記第1電極の電極層形成工程乃至上記第2誘電体層形
    成工程を繰り返し行い、第1電極の電極層、第1誘電体
    層、第2電極の電極層、第2誘電体層を順次積層して多
    層構造を有する多層キャパシタを形成する多層キャパシ
    タ形成工程とを有し、 上記多層キャパシタ形成工程においては、上記第1電極
    の各電極層及び上記第2電極の各電極層がそれぞれ非重
    なり部を有しており、上記誘電体層を介して交互に積層
    されるとともに、それぞれの上記非重なり部において互
    いに層間接続される多層キャパシタを形成することを特
    徴とする多層キャパシタの製造方法。
  4. 【請求項4】 上記第1電極の電極層形成工程及び上記
    第2電極の電極層形成工程においては、それぞれの電極
    層が下層から上層に向けて上記非重なり部の面積を次第
    に拡大して形成されることを特徴とする請求項3記載の
    多層キャパシタの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004235360A (ja) * 2003-01-29 2004-08-19 Kyocera Corp 積層型薄膜コンデンサ
US7919803B2 (en) 2007-09-20 2011-04-05 Elpida Memory, Inc. Semiconductor memory device having a capacitor structure with a desired capacitance and manufacturing method therefor
KR101432138B1 (ko) * 2012-09-26 2014-08-20 성균관대학교산학협력단 커패시터 및 이를 제조하는 제조방법

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