JP2003233714A - 課金処理装置、課金処理方法及び電気機器 - Google Patents

課金処理装置、課金処理方法及び電気機器

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JP2003233714A
JP2003233714A JP2002034292A JP2002034292A JP2003233714A JP 2003233714 A JP2003233714 A JP 2003233714A JP 2002034292 A JP2002034292 A JP 2002034292A JP 2002034292 A JP2002034292 A JP 2002034292A JP 2003233714 A JP2003233714 A JP 2003233714A
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rental
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Takeshi Yamada
健 山田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 賃貸品の利用者数を増加させることができる
課金処理装置、課金処理方法及び電気機器を得る。 【解決手段】 レンタル会社が所有するサーバ20によ
り、外部から使用時間、使用回数等の使用状況が検知可
能に構成され、かつレンタル会社から各顧客に対してレ
ンタルされた電気製品(冷蔵庫44、エアコン46)の
使用状況をホーム・サーバ40及びネットワーク12を
介して検知し、検知した使用状況に応じて上記電気製品
に対する課金金額を決定する。これによって、従来の定
額制に比較して課金金額を低減することができ、レンタ
ル品の利用者数を増加させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、課金処理装置、課
金処理方法及び電気機器に係り、より詳しくは、賃貸さ
れた電気製品に対する課金処理を行う課金処理装置、課
金処理方法、及び使用者による使用状況を検知できる電
気機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、単身赴任者や一人暮らしの大
学生等、比較的短期間、実家を離れて暮らす人等を主な
対象として電気製品や日用雑貨等を賃貸する、所謂レン
タル会社があった。
【0003】このようなレンタル会社では、レンタル品
の貸与の対価として借用者に対する課金が行われている
が、この課金の金額は当該レンタル品の貸与期間で定め
られており、所謂定額制が採られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のレンタル業における定額制という課金形態で
は、レンタル中におけるレンタル品の使用時間や使用回
数等にかかわらず、前述のように、レンタル品の貸与期
間のみで課金金額が定められていたので、課金金額が比
較的高めに設定されており、レンタル品の使用時間や使
用回数等の比較的少ない利用者にとっては課金金額が高
く、レンタル品の利用者数を減少させる要因となってい
た。
【0005】一般に、使用時間や使用回数等が多い場合
はレンタル品を定額制でレンタルするより購入するほう
が費用面で有利である場合が多いため、レンタル品の利
用者は当該レンタル品の使用時間や使用回数等の少ない
人が多く、上記のレンタル品の使用時間や使用回数等の
比較的少ない利用者にとって課金金額が高い、という問
題は、利用者数を減少させる大きな要因となっており、
レンタル業にとって深刻な問題である。
【0006】本発明は、上記事実に鑑みてなされたもの
であり、利用に応じた適正な賃貸料金を用い、賃貸品の
利用者数を増加させることができる課金処理装置、課金
処理方法及び電気機器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の課金処理装置は、外部から使用状況
が検知可能に構成され、かつ賃貸された電気製品に対す
る課金処理を行う課金処理装置であって、前記電気製品
の使用状況を外部から検知する検知手段と、前記検知手
段により検知された使用状況に応じて前記電気製品に対
する課金金額を決定する課金金額決定手段と、を備えて
いる。
【0008】請求項1に記載の課金処理装置によれば、
外部から使用状況が検知可能に構成され、かつ賃貸され
た電気製品の使用状況が外部から検知手段によって検知
され、検知された使用状況に応じて上記電気製品に対す
る課金金額が課金金額決定手段によって決定される。
【0009】すなわち、請求項1に記載の発明では、賃
貸の対象を外部から使用状況が検知可能に構成された電
気製品とすると共に、外部において検知した当該電気製
品の使用状況に応じて課金金額を決定しており、これに
よって課金金額を利用度に応じた適正なものとし、従来
の定額制に比較して課金金額を低減することができるよ
うにしている。
【0010】このように請求項1に記載の課金処理装置
によれば、外部から使用状況が検知可能に構成され、か
つ賃貸された電気製品の使用状況を外部から検知し、検
知した使用状況に応じて当該電気製品の課金金額を決定
しているので、従来の定額制に比較して課金金額を低減
することができ、賃貸品の利用者数を増加させることが
できる。
【0011】なお、請求項2記載の課金処理装置のよう
に、請求項1に記載の発明における前記使用状況は、前
記電気製品の使用時間、前記電気製品の使用回数、及び
前記電気製品による電力消費量の少なくとも1つに基づ
くものとすることができる。
【0012】また、請求項3記載の課金処理装置のよう
に、請求項1又は請求項2に記載の発明における前記検
知手段は、前記使用状況を、通信ネットワークを介して
外部から検知するものとすることができる。
【0013】これにより、通信ネットワークに接続可能
な場所であれば如何なる遠隔地でも本発明を実現するこ
とができると共に、例えば、賃貸された電気製品が複数
の場所に設置された場合であっても、これらの電気製品
に対する課金を一括して行うことができる。
【0014】なお、上記通信ネットワークには、エコー
ネット(ECHONET)、HomePNA(Home Phoneline
Networking Alliance)等に代表される家庭内ネットワ
ークや、インターネット等のあらゆる通信網が含まれ
る。
【0015】また、請求項4記載の課金処理装置のよう
に、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の発明に
おける前記課金金額決定手段は、前記使用状況に応じて
決定した課金金額に対し、所定条件に応じた割引き又は
割増しの補正を行うものとすることもできる。なお、上
記「所定条件に応じた割引き」には、本発明の使用状況
として電気製品の使用時間を適用した場合の所定使用時
間分の課金金額に対する所定割合(100%を含む。)
の金額の割引き、本発明の使用状況として電気製品の使
用回数を適用した場合の所定使用回数分の課金金額に対
する所定割合(100%を含む。)の金額の割引き、本
発明の使用状況として電気製品による電力消費量を適用
した場合の所定電力消費量分の課金金額に対する所定割
合(100%を含む。)の金額の割引きが含まれる。
【0016】これにより、使用状況によっては利用者に
対して割安感を与えることができ、賃貸品の利用者数
を、より増加させることができる。
【0017】ところで、本発明では、検知手段により電
気製品の使用状況を検知しているので、この検知結果に
基づいて当該電気製品の消耗の程度を把握することが可
能である。
【0018】この点に着目し、請求項5記載の課金処理
装置は、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の発
明において、前記使用状況に基づいて前記電気製品の保
守を行うか否かを判断する保守判断手段を更に備えたこ
とを特徴とするものである。
【0019】請求項5に記載の課金処理装置によれば、
検知手段により検知された電気製品の使用状況に基づい
て当該電気製品の保守を行うか否かが保守判断手段によ
って判断される。なお、上記保守には、電気製品の点
検、交換、及び修理が含まれる。
【0020】このように請求項5に記載の課金処理装置
によれば、請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の発
明と同様の効果を奏することができると共に、実際の使
用状況に基づいて賃貸された電気製品の保守を行うか否
かを判断しているので、当該判断を的確かつ簡易に行う
ことができる。
【0021】一方、上記目的を達成するために、請求項
6記載の課金処理方法は、外部から使用状況が検知可能
に構成され、かつ賃貸された電気製品に対する課金処理
を行う課金処理方法であって、前記電気製品の使用状況
を外部から検知し、検知した使用状況に応じて前記電気
製品に対する課金金額を決定するものである。
【0022】従って、請求項6に記載の課金処理方法に
よれば、請求項1記載の発明と同様に作用するので、請
求項1記載の発明と同様に、従来の定額制に比較して課
金金額を低減することができ、賃貸品の利用者数を増加
させることができる。
【0023】なお、請求項7記載の課金処理方法のよう
に、請求項6に記載の発明における前記使用状況は、前
記電気製品の使用時間、前記電気製品の使用回数、及び
前記電気製品による電力消費量の少なくとも1つに基づ
くものとすることができる。
【0024】また、請求項8記載の課金処理方法は、請
求項6又は請求項7に記載の発明において、前記使用状
況を、通信ネットワークを介して外部から検知すること
を特徴とするものである。
【0025】従って、請求項8に記載の課金処理方法に
よれば、請求項6又は請求項7記載の発明と同様の効果
を奏することができると共に、請求項3記載の発明と同
様に作用するので、請求項3記載の発明と同様に、通信
ネットワークに接続可能な場所であれば如何なる遠隔地
でも本発明を実現することができると共に、例えば、賃
貸された電気製品が複数の場所に設置された場合であっ
ても、これらの電気製品に対する課金を一括して行うこ
とができる。
【0026】また、請求項9記載の課金処理方法は、請
求項6乃至請求項8の何れか1項に記載の発明におい
て、前記使用状況に応じて決定した課金金額に対し、所
定条件に応じた割引き又は割増しの補正を行うことを特
徴とするものである。
【0027】従って、請求項9に記載の課金処理方法に
よれば、請求項6乃至請求項8の何れか1項記載の発明
と同様の効果を奏することができると共に、請求項4記
載の発明と同様に作用するので、請求項4記載の発明と
同様に、使用状況によっては利用者に対して割安感を与
えることができ、賃貸品の利用者数を、より増加させる
ことができる。
【0028】更に、請求項10記載の課金処理方法は、
請求項6乃至請求項9の何れか1項に記載の発明におい
て、前記使用状況に基づいて前記電気製品の保守を行う
か否かを判断することを特徴とするものである。
【0029】従って、請求項10に記載の課金処理方法
によれば、請求項6乃至請求項9の何れか1項記載の発
明と同様の効果を奏することができると共に、請求項5
記載の発明と同様に作用するので、請求項5記載の発明
と同様に、賃貸された電気製品の保守を行うか否かの判
断を的確かつ簡易に行うことができる。
【0030】なお、請求項11記載の発明のように、請
求項1乃至請求項5の何れか1項記載の発明における前
記電気製品として、冷蔵庫、炊飯器、空気調和機、パー
ソナル・コンピュータの少なくとも1つを適用すること
ができる。これによって、これらの電気製品の賃貸によ
る利用者数を増加させることができる。
【0031】一方、上記目的を達成するために、請求項
12記載の電気機器は、使用者の使用状況を検知する検
知手段を有する電気機器であって、通信ネットワークを
介して外部から前記使用状況を求める信号を受けた際
に、当該信号に応答して前記使用状況を前記通信ネット
ワーク上へ出力する制御部を有するものである。
【0032】請求項12に記載の電気機器によれば、制
御部により、通信ネットワークを介して外部から使用者
の使用状況を求める信号を受けた際に、当該信号に応答
して検知手段により検知された使用状況が上記通信ネッ
トワーク上へ出力される。なお、上記通信ネットワーク
には、エコーネット、HomePNA等に代表される家
庭内ネットワークや、インターネット等のあらゆる通信
網が含まれる。
【0033】すなわち、本発明に係る電気機器では、通
信ネットワークを介して外部から使用者による使用状況
を求める信号を受けた際に、当該信号に応答して当該使
用状況を上記通信ネットワーク上へ出力するように構成
することにより外部から使用状況を検知することができ
るようにしており、賃貸品として利用された際に外部に
おいて検知した当該電気機器の使用状況に応じて課金金
額を決定することによって課金金額を利用度に応じた適
正なものとし、従来の定額制に比較して課金金額を低減
することができるようにしている。
【0034】このように請求項12に記載の電気機器に
よれば、通信ネットワークを介して外部から使用者の使
用状況を求める信号を受けた際に、当該信号に応答して
当該使用状況を上記通信ネットワーク上へ出力している
ので、当該電気機器を賃貸品として利用した際に、外部
において検知した当該電気機器の使用状況に応じて課金
金額を決定することにより従来の定額制に比較して課金
金額を低減することができ、利用者数を増加させること
ができる。
【0035】なお、請求項13記載の電気機器のよう
に、請求項12に記載の発明における前記使用状況は、
前記電気機器の使用時間、前記電気機器の使用回数、及
び前記電気機器による電力消費量の少なくとも1つに基
づくものとすることができる。
【0036】また、請求項14記載の発明のように、請
求項12又は請求項13記載の発明に係る電気機器とし
て、冷蔵庫、炊飯器、空気調和機、パーソナル・コンピ
ュータの少なくとも1つを適用することができる。これ
によって、これらの電気機器の賃貸による利用者数を増
加させることができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。なお、本実施の形
態では、本発明を、業務用の電気機器や家庭用電気製品
(以下、「家電製品」という。)をレンタルするレンタ
ル会社によって運営されるレンタルシステムに適用した
場合の形態について説明する。また、ここでは、上記レ
ンタル会社においてレンタル品として取り扱っている家
電製品が型番毎に1台のみである場合について説明する
が、各々の家電製品に識別記号又は識別番号(製造番号
や、製造番号とメーカを特定できるメーカ・コードとの
組み合わせ等)があり、各々がユニークなものとして扱
うことができれば、この限りでない。
【0038】まず、図1を参照して、本実施の形態に係
るレンタルシステム10の構成を説明する。同図に示す
ように、本実施の形態に係るレンタルシステム10は、
上記レンタル会社が所有するサーバ20と、レンタルシ
ステム10における集金処理のためにレンタル会社と提
携した銀行が所有する端末装置60と、が各々モデム、
ルータ、TA(Terminal Adapter)等の接続装置70を
介してネットワーク12に接続されると共に、複数の顧
客の住居内において構築されたホーム・ネットワーク1
4がネットワーク12に接続されて構成されている。
【0039】ここで、本実施の形態では、上記ホーム・
ネットワーク14として、エコーネットが適用された場
合について説明する。なお、エコーネットは、伝送メデ
ィアとして既設の電灯線、及び無線を使用することによ
り、配線工事を不要とすると共に、低コストでかつ短時
間に既築住宅に構築することができるネットワークであ
る。他の方法としては、屋外の系統の電力線を電力線搬
送に用い、屋内の電灯線へ信号を橋渡しして流すように
してもよい。
【0040】本実施の形態に係るホーム・ネットワーク
14は、各顧客の住居内に既設の電灯線16を介して、
ホーム・サーバ40と、冷蔵庫44、エアコン46等の
各種家電製品と、が接続可能に構成されている。従っ
て、電灯線16に接続された各種家電製品は、ホーム・
サーバ40によって作動を制御することができると共
に、ホーム・サーバ40は、各家電製品が作動している
か否かを常時検知でき、かつ各家電製品が操作されたと
きに操作内容を示す操作情報を当該家電製品から受信す
ることができる。
【0041】なお、図1では、冷蔵庫44及びエアコン
46等の家電製品が電灯線16に接続された状態が図示
されているが、後述するように、これらの家電製品はレ
ンタル会社からレンタルされたものである。
【0042】本実施の形態に係る各ホーム・ネットワー
ク14のホーム・サーバ40はネットワーク12に接続
されている。従って、サーバ20、ホーム・サーバ4
0、及び端末装置60は、ネットワーク12を介して、
相互通信により各種情報の授受が可能である。
【0043】ここで、本実施の形態に係るホーム・サー
バ40は、レンタルされ、かつ電灯線16に接続された
全ての家電製品について、所定時間(本実施の形態で
は、1時間)毎に、当該所定時間遡った時刻からの期間
中に作動していたか否かを判断し、当該判断結果を示す
情報(以下、「作動情報」という。)と、対応する家電
製品の型番と、の各情報を対応付けてサーバ20にネッ
トワーク12を介して送信する。なお、上記作動してい
たか否かの判断は、本実施の形態では、上記所定時間に
おける所定割合(本実施の形態では、50%)の時間
(本実施の形態では30分)以上作動していた場合に作
動していたものと判断し、他の場合は作動していなかっ
たものと判断する形態を採っている。
【0044】また、ホーム・サーバ40は、レンタルさ
れ、かつ電灯線16に接続された家電製品から操作情報
を受信したときに、当該操作情報と、対応する家電製品
の型番と、の各情報を対応付けてサーバ20にネットワ
ーク12を介して送信する。
【0045】従って、サーバ20は、レンタルされ、か
つ各顧客の住居内に設置された家電製品が作動していた
か否かを家電製品毎かつ上記所定時間毎に認識できると
共に、何れかの家電製品が操作されたときに、操作され
た家電製品と、その操作内容を認識できる。
【0046】なお、以下の説明では、ネットワーク12
としてインターネットを適用した場合について説明す
る。この場合、サーバ20はWWW(World Wide Web)
サーバとして機能し、ホーム・サーバ40及び端末装置
60はWWWクライアントとして機能する。
【0047】すなわち、ホーム・サーバ40及び端末装
置60の各々には、WWWブラウザがインストールされ
ており、このWWWブラウザを起動することにより、ネ
ットワーク12を介してサーバ20に任意にアクセスす
ることができる。このとき、アクセス位置はURL(Un
iform Resource Locator)で指定される。
【0048】なお、各ホーム・サーバ40及び端末装置
60の識別には、IP(Internet Protocol)アドレス
が用いられるが、URL等の他の位置指定のコードを用
いてもよい。また、このインターネットに代えて電力会
社による系統の電力線を適用してもよく、このときには
上記URLに代えて所定のアドレスや識別記号又は識別
番号を各ホーム・サーバ40及び端末装置60の識別に
用いる。
【0049】サーバ20、ホーム・サーバ40及び端末
装置60の各々には、各種情報を入力するためのキーボ
ード、マウス等の入力装置、各種メニュー画面や処理結
果等を表示するためのディスプレイ、及び各種情報を印
刷するためのプリンタが備えられている。なお、このハ
ードウェア構成は、一般的なものであるので、ここでの
詳細な説明は省略する。
【0050】図2には、サーバ20における本発明に特
に関係する部分の電気系の構成が示されている。同図に
示すように、サーバ20は、サーバ20全体の動作を司
る制御部22と、ネットワーク12を介して外部との各
種情報の授受を行う入出力ポート24と、各種データベ
ースやプログラム等を記憶するためのハードディスク2
6と、がバスBus1を介して相互に接続されて構成さ
れている。従って、制御部22は、入出力ポート24を
介してネットワーク12に接続された装置との間で各種
情報の授受を行うことができると共に、ハードディスク
26に対する各種情報の書き込み及びハードディスク2
6に書き込まれている各種情報の読み出しを行うことが
できる。
【0051】図3には、サーバ20に備えられたハード
ディスク26の主な記憶内容が模式的に示されている。
同図に示すように、ハードディスク26には、各種デー
タベースを記憶するためのデータベース領域DBと、サ
ーバ20を制御するための制御プログラムや各種処理を
行うためのプログラム等を記憶するためのプログラム領
域PGと、が設けられている。
【0052】また、データベース領域DBには、レンタ
ルシステム10を利用するために上記レンタル会社と所
定の契約を締結した顧客に関する情報を記憶するための
顧客管理データベースDB1、各顧客に対してレンタル
されたレンタル品に関する情報を記憶するためのレンタ
ル品管理データベースDB2、レンタル品に対する課金
金額に関する情報を記憶するための課金体系データベー
スDB3、レンタル品に対する課金の割引きに関する情
報を記憶するための割引き体系データベースDB4、及
びレンタル品の保守に関する情報を記憶するための保守
管理データベースDB5の各種データベースが含まれ
る。以下、これらのデータベースの構成について詳細に
説明する。
【0053】図4に示すように、本実施の形態に係る顧
客管理データベースDB1は、顧客名、住所、ID番号
(Identification Number)、パスワード、銀行口座番
号、及び懸賞コースの各情報が、顧客毎に記憶されるよ
うに構成されている。
【0054】なお、上記ID番号は、顧客がレンタルシ
ステム10を利用するべくレンタル会社と契約を締結す
る際にレンタル会社によって各顧客毎に異なるデータ
(本実施の形態では、数値データ)として付与されるも
のである。また、上記パスワードは、レンタル会社によ
って各顧客毎に異なるランダムなデータ(本実施の形態
では、数値データ)として付与されるものであり、レン
タル会社によって定期的に更新されると共に、更新され
る毎に更新後のパスワードが当該顧客に通達される。こ
のように、パスワードをランダムなデータとすると共
に、定期的に更新することによって、所謂なりすまし等
による不正行為を防止することができる。
【0055】また、本実施の形態に係るレンタルシステ
ム10では、冷蔵庫のレンタル料金を通常より所定割合
(本実施の形態では、5%)だけ高く設定することを条
件として、当該冷蔵庫の扉を開閉するたびに景品が当た
る抽選を行う懸賞コースが設定されており、顧客管理デ
ータベースDB1の「懸賞コース」欄には、対応する顧
客によって懸賞コースの適用が指定されているか否かを
示す情報が記憶される。なお、本実施の形態では、懸賞
コースの適用が指定されている場合には「○」を示す情
報が、指定されていない場合には「×」を示す情報が、
各々記憶される。
【0056】一方、図5に示すように、本実施の形態に
係るレンタル品管理データベースDB2は、前述のID
番号、型番、レンタル期間、及び使用状況の各情報が、
顧客毎に記憶されるように構成されている。
【0057】なお、上記型番及び上記レンタル期間は、
各々、対応するID番号によって示される顧客によりレ
ンタルされた家電製品の型番及びレンタル期間を示す情
報である。
【0058】また、本実施の形態に係るレンタルシステ
ム10では、レンタル品の使用状況を示す情報として使
用時間と使用回数の2種類を採用しており、レンタル品
管理データベースDB2の「使用状況」欄には、レンタ
ル品の機種毎に予め定められた使用状況を示す情報が記
憶される。なお、当該「使用状況」欄には、初期設定と
して未使用であることを示す情報が記憶される。
【0059】また、図6に示すように、本実施の形態に
係る課金体系データベースDB3は、レンタルシステム
10により取り扱い対象とされているレンタル品の機種
毎に、機種名、型番、課金単位、及び課金金額の各情報
が記憶されるように構成されている。
【0060】なお、上記課金単位は、対応する機種がレ
ンタルされた際の課金の最小単位を示すものである。す
なわち、同図に示すデータベースDB3では、例えば冷
蔵庫の課金単位として「1時間」が、型番が「A123
45」である冷蔵庫の課金金額が「40円」であること
が記憶されているが、この場合は、型番が「A1234
5」の冷蔵庫が1時間使用されるたびに40円が課金さ
れることを示している。
【0061】なお、上記課金単位及び上記課金金額の各
情報は、レンタル会社により、対応する機種の利用形
態、対応する型番の家電製品の耐久性、能力、価格等に
基づいて決定されたものが予め記憶されている。
【0062】また、図7に示すように、本実施の形態に
係る割引き体系データベースDB4は、レンタルシステ
ム10により取り扱い対象とされているレンタル品の機
種毎に、機種名及び割引き条件が記憶されるように構成
されており、図8に示すように、本実施の形態に係る保
守管理データベースDB5は、レンタルシステム10に
より取り扱い対象とされているレンタル品の型番毎に、
レンタル開始時からのトータル的な使用状況(本実施の
形態では、使用時間又は使用回数)を示す総使用状況が
記憶されるように構成されている。
【0063】一方、図9には、レンタルシステム10で
取り扱っているレンタル品の一例として、冷蔵庫44の
構成例が示されている。同図に示すように、この冷蔵庫
44には、各種情報を提示するための液晶ディスプレイ
86が設けられた情報提示部80が当該冷蔵庫44の冷
蔵室の扉に埋め込まれた状態で配設されている。
【0064】図10には、冷蔵庫44における本発明に
特に関係する部分の電気系の構成が示されている。同図
に示すように、冷蔵庫44は、冷蔵庫44全体の動作を
司るCPU(中央演算処理装置)81と、各種プログラ
ムや各種パラメータ等が記憶されたROM82と、各種
プログラムの実行時におけるワークエリア等として用い
られるRAM83と、電灯線16に接続された各種機器
との間で通信を行う際に所定の通信プロトコルに対応し
た通信制御を行う通信制御部84と、がバスBus2を
介して相互に接続されて構成されている。従って、CP
U81は、通信制御部84を介して電灯線16に接続さ
れた各種機器との間で各種情報の授受が可能とされてい
る。なお、上記電灯線16に接続された各種機器には、
ネットワーク12及びホーム・サーバ40を介して電灯
線16に接続されているサーバ20も含まれる。
【0065】また、上記バスBus2には、前述の液晶
ディスプレイ86が接続されている。従って、CPU8
1は、液晶ディスプレイ86に対して各種情報を表示さ
せることができる。
【0066】なお、レンタルシステム10において取り
扱われている他の家電製品の電気系も、冷蔵庫44と略
同様の構成とされているので、ここでの説明は省略す
る。
【0067】サーバ20が本発明の課金処理装置に、制
御部22が本発明の検知手段、課金金額決定手段及び保
守判断手段に、冷蔵庫44及びエアコン46が本発明の
電気製品及び電気機器に、ホーム・ネットワーク14及
びネットワーク12が本発明の通信ネットワークに、C
PU81が本発明の制御部に、各々相当する。
【0068】次に、本実施の形態に係るレンタルシステ
ム10の作用を説明する。なお、ここでは、各顧客に対
してレンタルシステム10で取り扱っている家電製品の
型番、レンタル会社が提供する図示しないホームページ
のURL、課金体系、割引き体系、懸賞コースの説明等
が記載された冊子(カタログ等)が予め配布されている
場合について説明する。
【0069】まず、図11を参照して、サーバ20によ
って実行される申込受付処理について説明する。なお、
図11は、何れかの顧客により、ネットワーク12に接
続された情報端末装置(本実施の形態では、ホーム・サ
ーバ40)によってレンタル会社が提供する図示しない
ホームページがアクセスされると共に、当該ホームペー
ジ上でレンタルの申し込みが要求された際に、サーバ2
0の制御部22により実行される申込受付処理プログラ
ムの処理の流れを示すフローチャートであり、該プログ
ラムは予めハードディスク26のプログラム領域PGに
記憶されている。
【0070】同図のステップ100では、申込受付画面
を示す画面データをアクセス元のホーム・サーバ40に
対して送信し、次のステップ102で当該ホーム・サー
バ40からの所定情報の受信待ちを行う。
【0071】図12には、上記ステップ100の処理に
よってアクセス元のホーム・サーバ40に備えられたデ
ィスプレイ52に表示された申込受付画面が示されてい
る。
【0072】同図に示すように、本実施の形態に係る申
込受付画面では、アクセスした顧客の氏名を入力するた
めの矩形枠、当該顧客が図1に示される提携銀行に開設
している銀行口座の口座番号を入力するための矩形枠、
レンタル品を設置する住居の住所を入力するための矩形
枠、所望のレンタル品の型番を入力するための矩形枠、
所望のレンタル期間を入力するための矩形枠、及び前述
の懸賞コースを適用するか否かを指定するための矩形枠
が表示されている。
【0073】当該申込受付画面上で、アクセス元のホー
ム・サーバ40の操作者(顧客)は、当該顧客の氏名、
口座番号、住所、所望のレンタル品の型番及びレンタル
期間を対応する矩形枠内に不図示のキーボードを介して
入力すると共に、懸賞コースを適用する場合には対応す
る矩形枠内を不図示のマウスを用いてポインティング指
定し、その後に当該申込受付画面の最下に表示された
「入力終了」ボタンをマウスにてポインティング指定す
る。これによって、サーバ20には、「入力終了」ボタ
ンが指定された旨を示す情報と、当該操作者によって入
力された氏名、口座番号、住所、型番、レンタル期間、
及び懸賞コースの適用の有無、の各々を示す情報がネッ
トワーク12を介して送信される。
【0074】なお、同図における「キャンセル」ボタン
は、申込受付処理プログラムを中止する際に指定するも
のであり、これが指定されることによってサーバ20に
は「キャンセル」ボタンが指定された旨を示す情報がネ
ットワーク12を介して送信される。
【0075】アクセス元のホーム・サーバ40において
「入力終了」ボタン、又は「キャンセル」ボタンが指定
されると上記ステップ102が肯定判定となってステッ
プ104へ移行する。
【0076】ステップ104では、上記ステップ102
で受信した情報が「キャンセル」ボタンが指定された旨
を示すものであったか否かを判定し、肯定判定の場合は
申込受付処理プログラムを終了し、否定判定の場合には
「入力終了」ボタンが指定されたものと見なしてステッ
プ106へ移行する。
【0077】ステップ106では、受信した氏名及び口
座番号の各々を示す情報に基づいて所定の審査を行い、
この結果問題がないと判定された場合(肯定判定された
場合)はステップ108へ移行する。なお、上記所定の
審査としては、レンタルシステム10において過去に料
金未払い歴や、提供したレンタル品の不正使用歴等があ
るか否かの審査等を例示することができる。
【0078】ステップ108では、受信した口座番号を
用いて、提携銀行に対する自動引き落としの登録手続き
を行い、次のステップ110で、当該顧客に付与する前
述のID番号及びパスワードを導出し、更に次のステッ
プ112で、アクセス元のホーム・サーバ40に対し、
当該顧客をレンタルシステム10の利用契約者として登
録する旨、及び上記ステップ110で導出したパスワー
ドの各情報を送信する。
【0079】そして、次のステップ114では、上記ス
テップ102で受信した当該顧客の顧客名と住所、上記
ステップ110で導出したID番号とパスワード、上記
ステップ102で受信した口座番号及び懸賞コースの適
用の有無、の各情報を顧客管理データベースDB1の該
当欄に記憶(登録)すると共に、顧客管理データベース
DB1に記憶したものと同様のID番号、上記ステップ
102で受信したレンタル品の型番及びレンタル期間の
各情報をレンタル品管理データベースDB2の該当欄に
記憶した後に申込受付処理プログラムを終了する。
【0080】一方、上記ステップ106における審査の
結果、問題があると判定された場合(否定判定された場
合)にはステップ116へ移行して、当該顧客をレンタ
ルシステム10の利用契約者として登録することができ
なかった旨を示す情報をアクセス元のホーム・サーバ4
0に対して送信した後に申込受付処理プログラムを終了
する。
【0081】本申込受付処理によって、図4に示すよう
に顧客管理データベースDB1に対して各顧客に関する
情報(顧客名、住所、ID番号、パスワード、銀行口座
番号、懸賞コースの適用の有無)を顧客毎に登録するこ
と、各顧客に対して当該顧客固有のパスワードを明示す
ること、図5に示すようにレンタル品管理データベース
DB2に対して各顧客に対するレンタル品に関する情報
(ID番号、型番、レンタル期間)を顧客毎に登録する
ことができる。
【0082】なお、本実施の形態における上記パスワー
ドは、前述のように、所定期間(本実施の形態では、1
ヶ月)毎に自動的に更新すると共に、更新後のパスワー
ドを顧客に通達するようにしている。これによって、実
際の顧客以外の者による不正行為を防止することができ
る。
【0083】以上の申込受付処理によってレンタルの申
し込みを受け付けると、レンタル会社は、顧客によって
指定された型番に対応するレンタル品を当該顧客に対応
する住所の住居に配送する。そして、配送されたレンタ
ル品は、当該住居内に構築されているホーム・ネットワ
ーク14の電灯線16に接続されて使用される。
【0084】次に、図13を参照して、サーバ20によ
って実行される使用状況記録処理について説明する。な
お、図13は、何れかのホーム・サーバ40から前述の
作動情報又は操作情報を受信したときにサーバ20の制
御部22により割り込み処理として実行される使用状況
記録処理プログラムの処理の流れを示すフローチャート
であり、該プログラムも予めハードディスク26のプロ
グラム領域PGに記憶されている。
【0085】同図のステップ200では、受信した情報
が作動情報であったか否かを判定し、肯定判定の場合は
ステップ202に移行して当該作動情報が作動していた
ことを示すものであるか否かを判定し、肯定判定の場合
はステップ204に移行し、否定判定の場合には本使用
状況記録処理プログラムを終了する。
【0086】ステップ204では、作動情報と共に受信
した型番に対応する課金単位を課金体系データベースD
B3から読み出し、読み出した課金単位が使用時間に関
するものであるか否かを判定することにより、受信した
作動情報が使用状況を更新すべき情報であるか否かを判
定し、肯定判定の場合はステップ206に移行して、レ
ンタル品管理データベースDB2の受信した型番に対応
する「使用状況」欄の記憶内容を1時間だけ加算するよ
うに更新した後に本使用状況記録処理プログラムを終了
し、否定判定の場合には上記ステップ206の処理を実
行することなく本使用状況記録処理プログラムを終了す
る。
【0087】一方、上記ステップ200において否定判
定された場合は、受信した情報が操作情報であったもの
と見なしてステップ208に移行し、操作情報と共に受
信した型番に対応する課金単位を課金体系データベース
DB3から読み出し、読み出した課金単位が使用回数に
関するものであるか否かを判定することにより、受信し
た操作情報が使用状況を更新すべき情報であるか否かを
判定し、肯定判定の場合はステップ210に移行して、
レンタル品管理データベースDB2の受信した型番に対
応する「使用状況」欄の記憶内容を1回分だけ加算する
ように更新した後に本使用状況記録処理プログラムを終
了し、否定判定の場合には上記ステップ210の処理を
実行することなく本使用状況記録処理プログラムを終了
する。
【0088】本使用状況記録処理により、全てのレンタ
ルしている家電製品について、使用時間が課金の対象と
されている家電製品については、使用されている場合に
限り所定時間(本実施の形態では、1時間)毎に使用時
間が更新(加算)され、使用回数が課金の対象とされて
いる家電製品については、使用されるたびに使用回数が
更新(加算)されることになる。
【0089】次に、図14を参照して、サーバ20によ
って実行される懸賞コース処理について説明する。な
お、図14は、何れかのホーム・サーバ40から前述の
操作情報を受信した際にサーバ20の制御部22により
割り込み処理として実行される懸賞コース処理プログラ
ムの処理の流れを示すフローチャートであり、該プログ
ラムも予めハードディスク26のプログラム領域PGに
記憶されている。
【0090】同図のステップ300では、受信した操作
情報と共に受信した型番に対応するID番号をレンタル
品管理データベースDB2から読み出し、次のステップ
302では、読み出したID番号に対応する懸賞コース
の適用の有無を示す情報を顧客管理データベースDB1
から読み出し、更に、次のステップ304では、読み出
した懸賞コースの適用の有無を示す情報が懸賞コースの
適用が指定されていることを示すもの(本実施の形態で
は、「○」を示す情報)であり、かつ受信した操作情報
が冷蔵庫の扉が開閉されたことを示すものであるか否か
を判定することにより、抽選を行うか否かを判定し、肯
定判定の場合はステップ306に移行し、否定判定の場
合には本懸賞コース処理プログラムを終了する。
【0091】ステップ306では、予め定められた抽選
方法で抽選を行い、次のステップ308で抽選結果を示
す画面データ(以下、「抽選結果画面データ」とい
う。)を作成し、作成した抽選結果画面データを次のス
テップ310で上記操作情報の送信元のホーム・サーバ
40に送信する。なお、上記抽選方法としては、所定範
囲内の乱数を発生し、当該乱数が所定値以上であれば当
選とする方法等を例示できる。
【0092】抽選結果画面データをサーバ20から受信
したホーム・サーバ40は、当該画面データによって示
される抽選結果画面を、共通の電灯線16に接続された
冷蔵庫44に設けられた情報提示部80の液晶ディスプ
レイ86に表示するように当該冷蔵庫44を制御する。
【0093】図15には、これによって当該冷蔵庫44
の液晶ディスプレイ86に表示された抽選結果画面が示
されている。同図に示すように、本実施の形態に係る抽
選結果画面では、抽選結果と、抽選結果が「当たり」の
場合に景品を送付する旨のメッセージが表示される。
【0094】次のステップ312では、上記ステップ3
06による抽選結果が当選であったか否かを判定し、肯
定判定の場合はステップ314に移行して上記操作情報
の送信元のホーム・サーバ40が設けられている住居の
住所に対する所定景品の宅配を手配した後に本懸賞コー
ス処理プログラムを終了し、否定判定の場合には上記ス
テップ314の処理を実行することなく本懸賞コース処
理プログラムを終了する。
【0095】本懸賞コース処理により、懸賞コースの適
用を指定した顧客によってレンタルされた冷蔵庫44の
扉を開閉するたびに抽選が行われ、当選すると所定の景
品が当該顧客の住居に宅配されることになる。
【0096】次に、図16を参照して、サーバ20によ
って実行される課金処理について説明する。なお、図1
6は、所定期間(本実施の形態では、1か月)毎にサー
バ20の制御部22によって実行される課金処理プログ
ラムの処理の流れを示すフローチャートであり、該プロ
グラムも予めハードディスク26のプログラム領域PG
に記憶されている。
【0097】同図のステップ400では、1顧客分のレ
ンタル品の型番及び使用状況の各情報をレンタル品管理
データベースDB2から読み出した後、読み出した全て
の型番に対応する機種名を示す情報を課金体系データベ
ースDB3から読み出すと共に当該顧客(以下、「処理
対象顧客」という。)に対応する懸賞コースの適用の有
無を示す情報を顧客管理データベースDB1から読み出
す。
【0098】また、次のステップ402では、上記ステ
ップ400で読み出した全ての型番に対応する課金単位
及び課金金額の各情報を課金体系データベースDB3か
ら読み出し、更に、次のステップ404では、上記ステ
ップ400で読み出した全ての機種名に対応する割引き
条件を示す情報を割引き体系データベースDB4から読
み出す。
【0099】次のステップ406では、上記ステップ4
00及びステップ402において読み出した情報に基づ
いて、処理対象顧客に対する課金金額を次のように演算
する。
【0100】まず、上記ステップ400において読み出
した型番毎に、すなわち、処理対象顧客によってレンタ
ルされた家電製品毎に、対応する使用状況を示す情報に
よって示される使用時間又は使用回数が、対応する課金
単位の何倍に相当するかを算出し、この算出結果に対し
て、対応する課金金額を乗算することにより製品別課金
金額を算出する。
【0101】次に、上記ステップ400において読み出
した懸賞コースの適用の有無を示す情報が懸賞コースの
適用を示すもの(本実施の形態では、「○」を示す情
報)である場合に、冷蔵庫44の製品別課金金額を所定
割合(本実施の形態では、5%)だけ増額する。
【0102】最後に、算出した全ての製品別課金金額を
合計することにより、処理対象顧客に対する課金金額を
算出する。
【0103】例えば、各データベースの記憶状態が図4
〜図6に示される状態である場合で、かつ処理対象顧客
がID番号として「0000000001」が付された
顧客であるときの製品別課金金額は、型番が「A123
45」である冷蔵庫では480円(=(12時間/1時
間)×40円)となり、型番が「B98765」である
エアコンでは0円(=(0時間/2時間)×120円)
となり、型番が「C11111」である炊飯器では20
0円(=(4回/1回)×50円)となる。
【0104】ここで、当該顧客は懸賞コースの適用が指
定されているので、冷蔵庫の製品別課金金額は500円
(≒480円×1.05)となる。従って、このときの
課金金額は700円(=500円+200円)となる。
【0105】次のステップ408では、上記ステップ4
04において読み出された割引き条件があるか否かを判
定することにより、割引き対象となる家電製品があるか
否かを判定し、肯定判定の場合はステップ410に移行
して、上記ステップ406で算出した課金金額から上記
ステップ404において読み出された割引き条件による
割引金額を差し引いて最終的な課金金額とした後にステ
ップ412に移行し、否定判定の場合には上記ステップ
410の処理を実行することなくステップ412に移行
する。
【0106】上記ステップ410の処理によって、例え
ば、前述のID番号として「0000000001」が
付された顧客の場合、冷蔵庫の使用時間である12時間
のうちの2時間分の課金金額が当該冷蔵庫の製品別課金
金額から割引かれるので、このときの割引き金額は80
円(=40円×2時間)となる。また、この場合、炊飯
器の使用回数である4回のうちの3回分の課金金額が当
該炊飯器の製品別課金金額から割引かれるので、このと
きの割引き金額は150円(=50円×3回)となる。
従って、これらの割引き金額が差し引かれた最終的な課
金金額は470円(=700円−(80円+150
円))となる。
【0107】ステップ412では、処理対象顧客の銀行
口座番号を顧客管理データベースDB1から読み出し
て、この銀行口座番号が示す口座からの上記課金金額の
引き落としを、端末装置60を介して提携銀行に対して
手配し、次のステップ414で、上記ステップ400で
読み出した使用状況を示す情報によって示される使用時
間又は使用回数が未使用でないことを示す家電製品の型
番に対応する保守管理データベースDB5の「総使用状
況」欄の情報を、対応する使用状況を示す情報によって
示される使用時間又は使用回数だけ加えた情報となるよ
うに更新し、次のステップ416で、レンタル品管理デ
ータベースDB2の処理対象顧客に対応する「使用状
況」欄の情報をクリアする。なお、当該「使用状況」欄
の情報をクリアする、とは、「使用状況」欄の情報が使
用時間を示す情報である場合は‘0時間’を示す情報を
記憶することを意味し、「使用状況」欄の情報が使用回
数を示す情報である場合は‘0回’を示す情報を記憶す
ることを意味する。
【0108】次のステップ418では、全ての顧客につ
いて上記ステップ400〜ステップ416の処理が終了
したか否かを判定し、終了していない場合(否定判定の
場合)は上記ステップ400へ戻り、終了した時点(肯
定判定となった時点)で本課金処理プログラムを終了す
る。なお、上記ステップ400〜ステップ418の繰り
返し処理を行う際には、それまでに処理対象としていな
い顧客を処理対象とする。
【0109】本課金処理により、所定期間(本実施の形
態では、1か月)毎に全ての顧客に対するレンタル品の
課金(集金)を行うことができると共に、各レンタル品
のレンタル開始時からの使用時間又は使用回数の積算値
を保守管理データベースDB5に記憶することができ
る。本課金処理プログラムのステップ406及びステッ
プ410の処理が本発明の課金金額決定手段に相当す
る。
【0110】次に、図17を参照して、サーバ20によ
って実行される保守判定処理について説明する。なお、
図17は、所定期間(本実施の形態では、1か月)毎に
サーバ20の制御部22によって実行される保守判定処
理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであ
り、該プログラムも予めハードディスク26のプログラ
ム領域PGに記憶されている。
【0111】同図のステップ500では、レンタル品1
台分(1型番分)の総使用状況を示す情報を保守管理デ
ータベースDB5から読み出し、次のステップ502で
は、読み出した総使用状況を示す情報に基づいて処理対
象とするレンタル品(以下、「処理対象製品」とい
う。)の保守を実施するタイミングであるか否かを判定
する。なお、当該判定は、総使用状況を示す情報が使用
時間を示す情報である場合は、当該総使用状況を示す情
報によって示される総使用時間が、レンタル品の型番毎
に当該レンタル品の耐久性、利用形態等に基づいて予め
定められた使用上限時間を超えたときに保守を実施する
タイミングであると判定し、また、総使用状況を示す情
報が使用回数を示す情報である場合は、当該総使用状況
を示す情報によって示される総使用回数が、レンタル品
の型番毎に当該レンタル品の耐久性、利用形態等に基づ
いて予め定められた使用上限回数を超えたときに保守を
実施するタイミングであると判定することにより行う。
【0112】上記ステップ502において肯定判定され
た場合はステップ504に移行して処理対象製品の保守
を手配した後にステップ506に移行し、否定判定され
た場合には上記ステップ504の処理を実行することな
くステップ506に移行する。
【0113】ステップ506では、全てのレンタル品に
ついて上記ステップ500〜ステップ504の処理が終
了したか否かを判定し、否定判定の場合は上記ステップ
500に戻り、肯定判定となった時点で本保守判定処理
プログラムを終了する。なお、上記ステップ500〜ス
テップ506の繰り返し処理を実行する際には、それま
でに処理対象としなかったレンタル品を処理対象とす
る。
【0114】本保守判定処理によって、レンタル品の保
守のタイミングを自動的に判断することができ、レンタ
ル品の保守にかかる手間を低減することができる。本保
守判定処理プログラムのステップ502の処理が本発明
の保守判断手段に相当する。
【0115】以上詳細に説明したように、本実施の形態
に係るサーバ20では、外部から使用状況が検知可能に
構成され、かつレンタルされた電気製品(本実施の形態
では、冷蔵庫44及びエアコン46)の使用状況を外部
から検知し、検知した使用状況に応じて当該電気製品に
対する課金金額を決定しているので、従来の定額制に比
較して課金金額を低減することができ、レンタル品の利
用者数を増加させることができる。
【0116】また、本実施の形態に係るサーバ20で
は、上記使用状況を、インターネットを介して検知して
いるので、インターネットに接続可能な場所であれば如
何なる遠隔地でも課金処理を行うことができると共に、
複数の場所に設置されたレンタル品に対する課金処理を
一括して行うことができる。
【0117】また、本実施の形態に係るサーバ20で
は、使用状況に応じて決定された課金金額に対し、所定
条件に応じた割引き金額を割り引いているので、使用状
況によっては利用者に対して割安感を与えることがで
き、レンタル品の利用者数を、より増加させることがで
きる。
【0118】更に、本実施の形態に係るサーバ20で
は、実際の使用状況に基づいてレンタルされた電気製品
の保守を行うか否かを判断しているので、当該判断を的
確かつ簡易に行うことができる。
【0119】一方、本実施の形態に係る冷蔵庫44、エ
アコン46等の家電製品では、通信ネットワーク(ネッ
トワーク12及びホーム・ネットワーク14)を介して
外部から使用者の使用状況を求める信号を受けた際に、
当該信号に応答して当該使用状況を上記通信ネットワー
ク上へ出力しているので、当該家電製品をレンタル品と
して利用した際に、外部において検知した当該家電製品
の使用状況に応じて課金金額を決定することにより従来
の定額制に比較して課金金額を低減することができ、利
用者数を増加させることができる。
【0120】また、本実施の形態に係るレンタルシステ
ム10では、外部から使用状況が検知可能に構成された
レンタル用の電気製品と、以上のようなサーバ20と、
を備えると共に、当該電気製品と当該サーバ20とを電
気的に接続しているので、上述したサーバ20の効果と
同様の効果を奏することができる。
【0121】また、本実施の形態に係るレンタルシステ
ム10では、電気製品とサーバ20とをホーム・ネット
ワークを介して接続しているので、ホーム・ネットワー
クが予め構築されている家庭内におけるシステム構築を
低コストでかつ簡易に行うことができる。
【0122】更に、本実施の形態に係るレンタルシステ
ム10では、懸賞コースも適用可能としているので、懸
賞を好む人を顧客として取り込むことができ、よりレン
タル品の利用者数を増加させることができる。
【0123】なお、本実施の形態では、ホーム・ネット
ワークとしてエコーネットを適用した場合について説明
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例え
ば、IEEE(Institute of Electrical and Electron
ics Engineers)1394を利用したネットワークや、
イーサネット(R)(Ethernet(R))等を適用する形
態とすることもできる。この場合も、本実施の形態と同
様の効果を奏することができる。
【0124】また、本実施の形態では、本発明の使用状
況として家電製品の使用時間及び使用回数を適用した場
合について説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、家電製品の電力消費量を適用する形態とする
こともできる。この場合は、家電製品に電力消費量を検
知するためのカレント・トランス等の電力検出手段を設
けておき、これによって検出された電力消費量が多くな
るほど高くなるように課金金額を決定すればよい。この
場合も、本実施の形態と同様の効果を奏することができ
る。
【0125】また、本実施の形態では、レンタル会社に
より課金を行う場合について説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、例えば、ホテル、旅館、ウ
ィークリー・マンション等の宿泊施設において本実施の
形態でレンタル品とした家電製品を購入して宿泊者にレ
ンタルするような形態では、当該宿泊施設自身により課
金を行う形態とすることもできる。この場合は、当該宿
泊施設の各宿泊部屋が、本実施の形態における各顧客の
住居に相当することになる。この場合も、本実施の形態
と同様の効果を奏することができる。
【0126】また、本実施の形態では、レンタル品をホ
ーム・サーバ40を介してサーバ20に接続した場合に
ついて説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、ホーム・サーバ40を介することなくサーバ20
に接続する形態とすることもできることは言うまでもな
い。
【0127】また、本実施の形態では、型番毎にレンタ
ル品が1台のみ存在する場合について説明したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、型番毎に複数のレ
ンタル品が存在する形態とすることもできる。この場合
は、レンタル品管理データベースDB2及び保守管理デ
ータベースDB5における型番を、製造番号等のレンタ
ル品を特定できる情報に置き換えると共に、当該情報に
よって各レンタル品を管理するようにすればよい。この
場合も、本実施の形態と同様の効果を奏することができ
る。
【0128】また、本実施の形態では、各顧客に対して
レンタルシステム10で取り扱っている家電製品の型
番、課金体系、割引き体系、懸賞コースの説明等が記載
された冊子(カタログ等)が予め配布されている場合に
ついて説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、例えば、これらの情報をネットワーク12を介し
て配信する形態とすることができることは言うまでもな
い。
【0129】また、本実施の形態では、本発明の電気製
品として冷蔵庫、エアコン、炊飯器等の家電製品を適用
した場合について説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、パーソナル・コンピュータ、オーディ
オ機器等のあらゆる電気製品を適用することができるこ
とは言うまでもない。この場合にも、本実施の形態と同
様の効果を奏することができる。
【0130】また、本実施の形態で示した図4〜図8の
各データベースの構成は一例であり、これらのデータベ
ースに対し必要に応じて各種パラメータを追加したり、
一部のパラメータを削除することができることは言うま
でもない。
【0131】また、上記各実施の形態において説明した
各処理プログラムの処理の流れ(図11、図13、図1
4、図16、図17参照)も一例であり、本発明の主旨
を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは
言うまでもない。
【0132】
【発明の効果】本発明に係る課金処理装置及び課金処理
方法によれば、外部から使用状況が検知可能に構成さ
れ、かつ賃貸された電気製品の使用状況を外部から検知
し、検知した使用状況に応じて当該電気製品の課金金額
を決定しているので、従来の定額制に比較して課金金額
を低減することができ、賃貸品の利用者数を増加させる
ことができる、という効果が得られる。
【0133】また、本発明に係る電気機器によれば、通
信ネットワークを介して外部から使用者の使用状況を求
める信号を受けた際に、当該信号に応答して当該使用状
況を上記通信ネットワーク上へ出力しているので、当該
電気機器を賃貸品として利用した際に、外部において検
知した当該電気機器の使用状況に応じて課金金額を決定
することにより従来の定額制に比較して課金金額を低減
することができ、利用者数を増加させることができる、
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るレンタルシステム10の全体
構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態に係るレンタルシステム10におけ
るサーバ20の電気系の構成を示すブロック図である。
【図3】実施の形態に係るサーバ20に備えられたハー
ドディスク26の記憶内容を示す模式図である。
【図4】実施の形態に係る顧客管理データベースDB1
の構成を示す模式図である。
【図5】実施の形態に係るレンタル品管理データベース
DB2の構成を示す模式図である。
【図6】実施の形態に係る課金体系データベースDB3
の構成を示す模式図である。
【図7】実施の形態に係る割引き体系データベースDB
4の構成を示す模式図である。
【図8】実施の形態に係る保守管理データベースDB5
の構成を示す模式図である。
【図9】実施の形態に係る冷蔵庫44の外観及び構成を
示す斜視図である。
【図10】実施の形態に係る冷蔵庫44の電気系の構成
を示すブロック図である。
【図11】実施の形態に係る申込受付処理プログラムの
処理の流れを示すフローチャートである。
【図12】実施の形態に係る申込受付画面を示す概略図
である。
【図13】実施の形態に係る使用状況記録処理プログラ
ムの処理の流れを示すフローチャートである。
【図14】実施の形態に係る懸賞コース処理プログラム
の処理の流れを示すフローチャートである。
【図15】実施の形態に係る抽選結果画面を示す概略図
である。
【図16】実施の形態に係る課金処理プログラムの処理
の流れを示すフローチャートである。
【図17】実施の形態に係る保守判定処理プログラムの
処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 レンタルシステム 12 ネットワーク(通信ネットワーク) 14 ホーム・ネットワーク(通信ネットワーク) 16 電灯線 20 サーバ(課金処理装置) 22 制御部(検知手段、課金金額決定手段及び保守
判断手段) 26 ハードディスク 40 ホーム・サーバ 44 冷蔵庫(電気製品、電気機器) 46 エアコン(電気製品、電気機器) 81 CPU(制御部) DB1 顧客管理データベース DB2 レンタル品管理データベース DB3 課金体系データベース DB4 割引き体系データベース DB5 保守管理データベース

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から使用状況が検知可能に構成さ
    れ、かつ賃貸された電気製品に対する課金処理を行う課
    金処理装置であって、 前記電気製品の使用状況を外部から検知する検知手段
    と、 前記検知手段により検知された使用状況に応じて前記電
    気製品に対する課金金額を決定する課金金額決定手段
    と、 を備えた課金処理装置。
  2. 【請求項2】 前記使用状況は、前記電気製品の使用時
    間、前記電気製品の使用回数、及び前記電気製品による
    電力消費量の少なくとも1つに基づくものであることを
    特徴とする請求項1記載の課金処理装置。
  3. 【請求項3】 前記検知手段は、前記使用状況を、通信
    ネットワークを介して外部から検知することを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の課金処理装置。
  4. 【請求項4】 前記課金金額決定手段は、前記使用状況
    に応じて決定した課金金額に対し、所定条件に応じた割
    引き又は割増しの補正を行うことを特徴とする請求項1
    乃至請求項3の何れか1項記載の課金処理装置。
  5. 【請求項5】 前記使用状況に基づいて前記電気製品の
    保守を行うか否かを判断する保守判断手段を更に備えた
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項記
    載の課金処理装置。
  6. 【請求項6】 外部から使用状況が検知可能に構成さ
    れ、かつ賃貸された電気製品に対する課金処理を行う課
    金処理方法であって、 前記電気製品の使用状況を外部から検知し、 検知した使用状況に応じて前記電気製品に対する課金金
    額を決定する課金処理方法。
  7. 【請求項7】 前記使用状況は、前記電気製品の使用時
    間、前記電気製品の使用回数、及び前記電気製品による
    電力消費量の少なくとも1つに基づくものであることを
    特徴とする請求項6記載の課金処理方法。
  8. 【請求項8】 前記使用状況を、通信ネットワークを介
    して外部から検知することを特徴とする請求項6又は請
    求項7記載の課金処理方法。
  9. 【請求項9】 前記使用状況に応じて決定した課金金額
    に対し、所定条件に応じた割引き又は割増しの補正を行
    うことを特徴とする請求項6乃至請求項8の何れか1項
    記載の課金処理方法。
  10. 【請求項10】 前記使用状況に基づいて前記電気製品
    の保守を行うか否かを判断することを特徴とする請求項
    6乃至請求項9の何れか1項記載の課金処理方法。
  11. 【請求項11】 前記電気製品は、冷蔵庫、炊飯器、空
    気調和機、パーソナル・コンピュータの少なくとも1つ
    であることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか
    1項記載の課金処理装置。
  12. 【請求項12】 使用者の使用状況を検知する検知手段
    を有する電気機器であって、 通信ネットワークを介して外部から前記使用状況を求め
    る信号を受けた際に、当該信号に応答して前記使用状況
    を前記通信ネットワーク上へ出力する制御部を有するこ
    とを特徴とする電気機器。
  13. 【請求項13】 前記使用状況は、前記電気機器の使用
    時間、前記電気機器の使用回数、及び前記電気機器によ
    る電力消費量の少なくとも1つに基づくものであること
    を特徴とする請求項12記載の電気機器。
  14. 【請求項14】 前記電気機器は、冷蔵庫、炊飯器、空
    気調和機、パーソナル・コンピュータの少なくとも1つ
    であることを特徴とする請求項12又は請求項13記載
    の電気機器。
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