JP2002150115A - 家庭電気機器のサービス情報提供方法及びシステム - Google Patents

家庭電気機器のサービス情報提供方法及びシステム

Info

Publication number
JP2002150115A
JP2002150115A JP2000340607A JP2000340607A JP2002150115A JP 2002150115 A JP2002150115 A JP 2002150115A JP 2000340607 A JP2000340607 A JP 2000340607A JP 2000340607 A JP2000340607 A JP 2000340607A JP 2002150115 A JP2002150115 A JP 2002150115A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lending
information
terminal
user
service information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000340607A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Sugimoto
康 杉本
Yoshiaki Ichikawa
芳明 市川
Tomotoshi Ishida
智利 石田
Yuuzou Hiroshige
雄三 弘重
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2000340607A priority Critical patent/JP2002150115A/ja
Publication of JP2002150115A publication Critical patent/JP2002150115A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】家庭電気機器のサービス情報提供方法におい
て、会員が使用している電気機器の代替新製品、かしこ
い使用方法、メンテナンス方法、故障の修理方法、交換
パーツ、リサイクル情報等をサービス情報として知るこ
とにより、電気機器の適切な使用等を可能にすること。 【解決手段】耐久型家庭用電気機器の使用者が会員とな
って構成される会の会員に対し、上記電気機器に関する
サービス情報を通信ネットワーク1を介して上記会員に
提供し、会員から通信ネットワーク1を介してサービス
料金を徴収すると共に、電気機器に関する実使用情報の
提供を受ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭電気機器のサ
ービス情報提供方法及びシステムに係わり、特に通信ネ
ットワークを利用した家庭電気機器のサービス情報提供
方法及びシステムに好適なものである。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境に配慮し、家庭電気機器
及びその部品のリサイクル化及びリユース化や家庭機器
の使用期間を延ばすための使用方法の適切化が図られる
ことが求められている。
【0003】エアコンディショナーや冷蔵庫、テレビや
洗濯機等の家庭内にある家電機器の廃品のリサイクル回
収に関するものとして、特開平11−70378号公報
の廃品回収情報処理システムに示されているように、機
器を使用済みにするときに、通報指示手段によって機器
自身が、機器情報を機器情報記憶手段から、使用実態情
報を使用実態計測手段から情報集計装置に通信ネットワ
ークを用いて発信し、これを受信した情報集計装置で
は、使用者情報データベース部を備えて使用者判別手段
で機器情報から使用者の住所や連絡先を判別し、機器の
故障情報や寿命情報を蓄えた故障情報データベース部を
備えて修理・廃品判断手段で使用実態情報から機器を中
古品として再使用するかあるいは廃棄して再生利用する
かを判断して、配信判断手段が中古品回収受付装置ある
いは廃品回収受付装置に機器情報と使用者情報とを配信
することにより、廃品のリサイクル回収を効率的に行な
うとともに製造者が自身の製造した機器について廃品回
収の状況を把握できるようにするものがある(従来技術
1)。
【0004】一方、エアコンディショナーや冷蔵庫、給
湯機等の家庭内にある機器の省エネルギーを図る使い方
に関するものとして、特開平11−120473号公報
の機器使用実態診断システムに示されているように、家
庭用電化品の使用時間や、頻度、動作内容などを集計し
て、通信ネットワークを介して、中央集計装置に連絡
し、情報集計装置が過去と現在の使用実態を比較して診
断し、機器の使い方を見直すための情報を使用者に提供
することにより、使用者が機器の適切な使い方を知って
エネルギー消費量の少ない使い方をすることができるよ
うにすると共に、提供される情報を参考にして買い替え
時に必要最小限の機能及び大きさの機器を選択すること
ができるようにするものがある(従来技術2)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術1及
び2では、機器を使用する使用者と中央集計装置の運営
者との間では単に情報の授受がなされることが示されて
いるに過ぎず、使用者と運営者との契約関係については
何ら開示されていない。
【0006】また、従来技術1には、廃品のリサイクル
回収を効率的に行なうとともに製造者が自身の製造した
機器について廃品回収の状況を把握できるようにする点
が示されているが、貸与機器として管理されるものでは
なく、貸与機器の利用拡大を図ることについては具体的
に記載されていない。
【0007】さらに、従来技術2には、使用者が機器の
適切な使い方を知ってエネルギー消費量の少ない使い方
をすることができるようにすると共に、提供される情報
を参考にして買い替え時に必要最小限の機能及び大きさ
の機器を選択することができるようにする点が示されて
いるが、貸与機器として管理されるものではなく、貸与
機器の利用拡大を図ることについては具体的に記載され
ていない。
【0008】本発明の目的は、会員が使用している電気
機器の代替新製品、かしこい使用方法、メンテナンス方
法、故障の修理方法、交換パーツ、リサイクル情報(廃
棄方法等)等をサービス情報として知ることにより、電
気機器の適切な使用等が可能となる家庭電気機器のサー
ビス情報提供方法を提供することにある。
【0009】本発明の別の目的は、機器稼動情報に基づ
いて診断した貸与機器に関する情報を貸与希望利用者に
広く提供し、貸与利用希望者が適切な貸与機器を選択で
きるようにすることにより、貸与機器の利用拡大を図る
ことのできる家庭電気機器のサービス情報提供方法及び
システムを提供することにある。
【0010】本発明の別の目的は、機器稼動情報に基づ
いて診断した貸与機器に関する情報をて貸与希望利用者
及び製造者に提供し、貸与利用希望者が適切な貸与機器
を選択できるようにすると共に、製造者がリサイクル管
理の効率向上及び計画的な生産を行なうことができるよ
うにすることにより、貸与機器の利用拡大を図ることの
できる家庭電気機器のサービス情報提供方法を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明による家庭電気機器のサービス情報提供方法の
代表的な例においては、耐久型家庭用電気機器の使用者
が会員となって構成される会の会員に対し、上記電気機
器に関するサービス情報を通信ネットワークを介して上
記会員に提供するように、構成される。
【0012】そして、好ましくは、上記会員からサービ
ス料金を徴収するように構成される。
【0013】また、上記会員から上記電気機器に関する
実使用情報の提供を上記通信ネットワークを介して受け
るように、構成される。
【0014】また、上記電気機器は貸与された耐久型家
庭用電気機器で構成される。
【0015】上記目的を達成するための本発明による家
庭電気機器のサービス情報提供方法の他の代表的な例に
おいては、貸与された耐久型家庭用電気機器の利用者の
利用者端末から通信ネットワークを介して送信される機
器稼動情報を貸与会社端末で受信し、受信した上記機器
稼動情報を上記貸与会社端末で診断し、上記電気機器の
貸与条件を上記診断結果に基づいて上記貸与会社端末で
設定し、上記設定された貸与条件を含む貸与サービス情
報を上記貸与会社端末から上記貸与機器の利用者端末に
送信し、上記電気機器が他に貸与可能になったときに上
記診断結果を含む貸与候補情報として上記貸与会社端末
の貸与候補データベースに記憶し、利用者端末から通信
ネットワークを介して送信される貸与希望情報を貸与会
社端末で受信し、受信した上記貸与希望情報に適合する
上記電気機器を上記貸与会社端末の貸与候補データベー
スより貸与候補として選択し、選択された上記貸与候補
に関する貸与候補情報を上記貸与会社端末から通信ネッ
トワークを介して上記貸与希望の利用者端末に送信する
ように、構成される。
【0016】上記目的を達成するための本発明による家
庭電気機器のサービス情報提供システムの代表的な例に
おいては、通信ネットワークを介して複数の利用者端末
が接続される貸与会社端末を備えた家庭電気機器のサー
ビス情報提供システムであって、上記貸与会社端末は、
制御装置、記憶装置及び通信装置を有し、上記制御装置
は、貸与された耐久型家庭用電気機器の利用者の利用者
端末から通信ネットワークを介して送信される機器稼動
情報を受信する機能と、受信した上記機器稼動情報を診
断する機能と、上記電気機器の貸与条件を上記診断結果
に基づいて設定する機能と、上記設定された貸与条件を
含む貸与サービス情報を上記貸与機器の利用者端末に送
信する機能と、上記貸与機器が他に貸与可能になったと
きに上記診断結果を含む貸与候補情報として上記記憶装
置の貸与候補データベースに送信する機能と、利用者端
末から通信ネットワークを介して送信される貸与希望情
報を受信する機能と、受信した上記貸与希望情報に適合
する上記電気機器を上記貸与候補データベースより貸与
候補として選択する機能と、選択された上記貸与候補に
関する貸与候補情報を通信ネットワークを介して上記貸
与希望の利用者端末に送信する機能とを有するように、
構成される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施例を図を用
いて説明する。
【0018】まず、本発明の第1実施例を図1及び図2
を用いて説明する。
【0019】最初に、本実施例のサービス情報提供シス
テムの構成を図1を用いて説明する。図1は本発明の第
1実施例のサービス情報提供システムの構成図である。
【0020】このサービス情報提供システムは、図1に
示すように、インターネット、電力供給ライン、イント
ラネット、無線通信等よりなる通信ネットワーク1を介
して、サービス会社端末2と複数の使用者端末3と複数
の製造者端末4と複数の販売・貸与会社端末5とが接続
されることにより構成される。なお、このサービス情報
提供システムは、通信ネットワーク1を介して接続され
るサービス会社端末2と使用者端末3と製造者端末4の
間で形成される個別システムと、通信ネットワーク1を
介して接続される販売・貸与会社端末5と使用者端末3
と製造者端末4の間で形成される個別システムと、通信
ネットワーク1を介して接続されるサービス会社端末2
と使用者端末3と製造者端末4と販売・貸与会社端末5
との間で形成されるトータルシステムとから構成されて
いる。
【0021】通信ネットワーク1を介して接続される販
売・貸与会社端末5と使用者端末3と製造者端末4との
間で形成される個別システムの運営は販売・貸与会社が
行ない、通信ネットワーク1を介して接続されるサービ
ス会社端末2と使用者端末3と製造者端末4との間で形
成される個別システムの運営はサービス会社が行い、こ
れらの個別システムを含むトータルシステムの運営はサ
ービス会社が運営することで本実施例を説明する。な
お、販売・貸与会社は、販売単独、貸与単独、及び販売
と貸与の両方を行なう会社の3つの形態を含むものであ
る。また、販売・貸与会社端末5はこれらの会社の端末
である。
【0022】上述した各個別システムまたはトータルシ
ステムの運営会社の各端末(販売・貸与会社端末5また
はサービス会社端末2)に対する使用者端末3、製造者
端末4及び販売・貸与会社端末5の接続は、電気機器の
ユーザまたは利用者である使用者、電気機器を製造販売
する製造者、及び販売・貸与会社が、それぞれの使用者
端末3、製造者端末4、及び販売・貸与会社端末5から
通信ネットワーク1を通して、販売・貸与会社の販売・
貸与会社端末5またはサービス会社のサービス会社端末
2に登録申請し、販売・貸与会社またはサービス会社が
これを審査して、その承認を販売・貸与会社端末5また
はサービス会社端末2から通信ネットワーク1を通して
返信することにより接続されるようになっている。従っ
て、使用者、製造者、及び販売・貸与会社は、簡単にこ
のサービス情報提供システムに参加できる。そして、本
システムの参加は会員制とし、このシステム運営者と会
員との間で契約を結び、システム運営者は、会の契約に
基づく機関となり、各会員に対して電気機器に関するサ
ービス情報を提供すると共に、会員からサービス料金を
徴収し、必要な情報、例えば機器情報、顧客情報、及び
機器の実使用情報の提供を義務づける。
【0023】次に、かかるサービス情報提供システムに
おける電気機器の流れ、料金の流れ、及び情報の流れ等
の動作を図2を用いて説明する。図2は図1のサービス
情報提供システムの動作説明図である。なお、図2にお
いては、サービス会社、使用者、製造者及び販売・貸与
会社をわかりやすくするためにそれぞれが所有する各端
末の符号で表示してある。
【0024】販売・貸与会社は、製造者に購入料金を支
払うことにより電気機器を購入し、この電気機器を使用
者に販売または貸与する。この販売・貸与会社は、例え
ば、インターネットを通して注文を受け付けて電気機器
を販売するインターネット販売会社及びインターネット
を介することなく店での注文を受け付けて販売する一般
販売会社と、電気機器を貸与するレンタル会社及びリー
ス会社とに大別される。後者においてもインターネット
貸与システムを備えている場合には、これらをインター
ネットレンタル会社及びインターネットリース会社に細
分化されるが、図2では省略してある。なお、レンタル
会社またはリース会社は、使用者とレンタルまたはリー
ス契約を締結し、契約期間中、使用者に電気機器を貸与
することよりレンタル料金またはリース料金を受取る。
インターネット販売又は貸与を利用する場合には、使用
者及び家電品をリンクしたデータベースの構築がきわめ
て簡単かつ効率よく実施できる。
【0025】本実施例で取り扱う電気機器は、機器の制
御を行なう制御装置が内蔵されているものであり、例え
ば、冷蔵庫、エアコンディショナー、電子レンジ、電子
炊飯器、電気洗濯機、衣類乾燥機、テレビジョン、パー
ソナルコンピュータ、プリンタ等の耐久型家庭用電気機
器である。この耐久型家庭用電気機器は、インターネッ
ト上で適正にリサイクルされているかを消費者が確認で
きるインターネット検索システムにより管理される。こ
のインターネット検索システムは、電気機器にマニフェ
スト(管理表)を添付し、電気機器の販売から廃棄まで
流れに沿って管理表に所定事項を記載し、この管理表に
基づいて管理番号や製造者名、取引日等を入力したデー
タベースを構築し、このデータベースをインターネット
に接続して消費者が随時検索できるようにしたものであ
る。なお、マニフェストは紙製でもよいし、電子化され
ていてもよい。また、マニフェストは少なくとも販売会
社又はサービス提供者と顧客(使用者)とで保管される
形態にする。そして、本実施例のシステムは、このイン
ターネット検索システムと結びついて、そのデータベー
スを利用すると共に、必要な情報を提供するようになっ
ている。これにより、本実施例のシステムを軽くするこ
とができる。
【0026】インターネット販売会社が関わる本実施例
の第1の個別システムの場合について具体的に説明す
る。インターネット販売会社は、販売可能な電気機器の
データベースを備えたホームページを開設し、ほしい電
気機器の注文を使用者の使用者端末3から通信ネットワ
ーク1を介して販売・貸与会社端末5に受け付け、注文
があった場合には、販売・貸与会社端末5から通信ネッ
トワーク1を介して製造者端末4に注文をすることがで
きるインターネット販売システムを備えている。そし
て、本実施例のシステムは、このインターネット販売シ
ステムと結びついて、そのデータベースを利用すると共
に、必要な情報を提供するようになっている。これによ
り、第1の個別システムを軽くすることができる。ま
た、上述した注文を受けた製造者は、この注文を受け付
けた電気機器をインターネット販売会社に販売し、購入
料金を通信ネットワーク1を介して受け取る。
【0027】そして、第1の個別システムにおいて、製
造者は、販売した電気機器に関する詳細な機器情報を製
造者端末4から通信ネットワーク1を介して販売・貸与
会社端末5に提供する。なお、この機器情報は、例え
ば、機器メーカー名、製造番号、製造年月日、機器名、
機種名、販売価格、及び機器仕様等である。インターネ
ット販売会社は、購入した電気機器を使用者に販売し、
購入料金を通信ネットワーク1を介して受け取ると共
に、提供を受けた機器情報を販売・貸与会社端末5また
はインターネット販売システムのデータベースに保存す
る。このインターネット販売会社は、この販売時に、使
用者が電気機器のリサイクルまで希望するかどうかを確
認し、希望する場合にはそれをデータベースに保存して
おき、サービス情報を提供する際に、サービス情報の中
にリサイクル情報を含めるようにする。なお、購入料金
の通信ネットワーク1を介しての受取り方法は、利用可
能な一般的な決済システムを用いれば良く、ここでは説
明を省略する。
【0028】第1の個別システムにおいて、インターネ
ット販売会社の販売・貸与会社端末5は、上述したよう
に製造者端末4から機器情報の提供を受けると共に、使
用者端末3から機器の実使用情報の提供を受け、データ
ベースに保存する。この場合、電気機器に内蔵されてい
る制御装置が使用者端末3の機能を全て備えている場合
には、電気機器自身が使用者端末3を構成してもよい。
また、販売・貸与会社端末5は、提供を受けたこれらの
情報に基づいて診断、加工及び情報の追加を行い、この
診断、加工及び情報の追加を行なった機器の実使用情報
及びサービス情報の提供を製造者端末4及び使用者端末
3に行なうものである。
【0029】上述した使用者が提供する機器の実使用情
報は、使用者に関する情報(例えば、使用者ID、パス
ワード等)と、機器稼動に関する情報(例えば、機器製
造番号、機器の使用期間、通電時間、消費電力量、通電
頻度及び故障情報等)とを有するものである。この機器
の実使用情報の提供を受けた場合には、提供者に対して
特典(例えば、サービス料金の支払いの軽減等)を与え
ることにより、機器の実使用情報の入手を容易にするこ
とが望ましい。
【0030】上述した製造者又はサービス提供者が提供
を受ける機器の実使用情報は、製造番号、製造年月日、
機器メーカー名、機器名、機種名、機器仕様、製品稼動
情報、診断結果及び故障状況等を有するものである。製
造者又はサービス提供者は、この機器の実使用情報に基
づいて、電気機器の製品寿命等を確実に予測することが
でき、これに基づいて、リサイクル管理の効率向上を図
ることができると共に、一定の受注を見込んだ計画的生
産を行なうことができる。なお、サービス提供者は製造
者から製品の構成材料、寿命などリサイクル管理に必要
な情報を予め提供される。
【0031】また、上述した使用者が提供を受けるサー
ビス情報は、使用者が使用している電気機器に関するサ
ービス情報であり、例えば、代替新製品、環境及び製品
に対する負荷の少ない賢い使用方法、電気機器のメンテ
ナンス方法、故障の修理方法、交換パーツ、リサイクル
情報(廃棄方法等)、他の電気機器情報、使用者の電気
機器の実使用情報、広告等を含むものである。この提供
するサービス情報に広告を入れてシステムの運営費の一
部を広告料で賄うことにより、使用者が支払うサービス
料金の負担を少なくすることが望ましい。
【0032】次に、一般の販売会社が運営する本実施例
の第2の個別システムの場合について説明する。この第
2の個別システムは、販売会社の販売・貸与会社端末5
とこの販売会社から購入した使用者の使用者端末3と電
気機器を販売した製造者の製造者端末4とを通信ネット
ワーク1を介して接続して構成するものであるが、上述
した第1の個別システムのように販売会社と使用者及び
製造者との間をインターネットを介して注文及び料金の
支払いを行なうインターネット販売システムと結び付け
たものではなく、別の方法で注文及び料金の支払いを行
なうようにした点にて第1の個別システムと相違し、そ
の他の点については基本的に第1の個別システムと同じ
である。このようにインターネット販売システムを持た
ない販売会社(例えば、量販店、小売店等)において
も、本発明の個別システムを運営することができる。
【0033】次に、レンタル会社が運営する本実施例の
第3の個別システムの場合について説明する。この第3
の個別システムは、レンタル会社の販売・貸与会社端末
5とこのレンタル会社からレンタルしている使用者の使
用者端末3と電気機器を販売した製造者の製造者端末4
とを通信ネットワーク1を介して接続して構成するもの
であるが、レンタル会社が所有する電気機器を使用者に
レンタルし、それに対して使用者からレンタル料金を受
け取る点において第2の個別システムと基本的に相違
し、その他の点については基本的に第2の個別システム
と同じである。
【0034】次に、リース会社が運営する本実施例の第
4の個別システムの場合について説明する。この第4の
個別システムは、リース会社の販売・貸与会社端末5と
このリース会社からリースしている使用者の使用者端末
3と電気機器を販売した製造者の製造者端末4とを通信
ネットワーク1を介して接続して構成するものである
が、リース会社が所有する電気機器を使用者にリース
し、それに対して使用者からリース料金を受け取る点に
て第3の個別システムと基本的に相違し、その他の点に
ついては基本的に第3の個別システムと同じである。
【0035】なお、レンタル会社及びリース会社等の貸
与に関する会社の特有のシステムについては、後述する
第2実施例で説明する。
【0036】次に、サービス会社が運営する本実施例の
第5の個別システムについて説明する。この第5の個別
システムは、電気機器の注文、購入、販売、及び貸与に
関わる部分を行なわない点にて上述した各個別システム
と相違するものであり、その他の点については基本的に
各個別システムと同じである。
【0037】次に、サービス会社が運営する本実施例の
トータルシステムについて説明する。このトータルシス
テムは、サービス会社端末2と使用者端末3と製造者端
末4と販売・貸与会社端末5とを通信ネットワーク1を
介して接続して構成される。上述した個別システムが存
在する場合には、このトータルシステムは、この個別シ
ステムと結びついて、そのデータベースを利用すると共
に、必要な情報を提供するようになっている。
【0038】トータルシステムにおいて、サービス会社
は、そのサービス会社端末2に対して通信ネットワーク
1を介して、製造者端末4から機器情報、販売・貸与会
社端末5から顧客情報、及び使用者端末3から機器の実
使用情報の提供を受けると共に、サービス会社端末2か
ら通信ネットワーク1を介して、製造者端末4に機器の
実使用情報、販売・貸与会社端末5に機器の実使用方法
及びサービス情報、及び使用者端末3にサービス情報を
提供しする。サービス会社は使用者端末3へのサービス
情報の提供に対してサービス料金を受け取る。
【0039】なお、トータルシステムにおけるこれらの
情報の受取り及び提供、サービス料金の受取り方法等
は、上述した個別システムと同じであるため、説明を省
略する。
【0040】本実施例においては、耐久型家庭用電気機
器の使用者が会員となって構成される会の会員に対し、
電気機器に関するサービス情報を通信ネットワークを介
して会員に提供するので、会員は、使用している電気機
器の代替新製品、かしこい使用方法、メンテナンス方
法、故障の修理方法、交換パーツ、リサイクル情報(廃
棄方法等)等をサービス情報として知ることができ、電
気機器の適切な使用等を行なうことができる。
【0041】次に、本発明の第2実施例を図3から図1
5を用いて説明する。
【0042】まず、本発明の家庭電気機器のサービス情
報提供システムの全体構成及び動作を主に図3及び図4
を参照しながら説明する。図3は本発明の第2実施例の
家庭電気機器のサービス情報提供システムの構成図、図
4は図3の家庭電気機器のサービス情報提供システムの
動作説明図である。
【0043】この家庭電気機器のサービス情報提供シス
テムは、貸与会社端末102にインターネット、電力供
給ライン、イントラネット、無線通信等よりなる通信ネ
ットワーク101を介して複数の利用者端末103及び
複数の製造者端末104が接続されることにより構成さ
れる。
【0044】本実施例では、貸与会社は、電気機器10
5自身の購入及び貸与を行なう貸与部門と、情報及びサ
ービスの授受を行なうサービス部門とを有している。こ
れに伴って、貸与会社の貸与会社端末102は、貸与部
門に配置された貸与部門端末102aとサービス部門に
配置されたサービス部門端末102bとを備えている。
そして、貸与会社端末102及びサービス部門端末10
2bは、それぞれ独立して通信ネットワーク101に接
続されると共に、専用回線1022cでも直接接続され
ているが、図では両端末102a、102bを纏めて貸
与会社端末102として表示してあり、以下の説明にお
いて、特に両端末102a、102bに区別する必要が
ない場合には、貸与会社端末102として説明する。な
お、一つの貸与会社端末102であってもよい。
【0045】上述した貸与会社端末102と利用者端末
103及び製造者端末104との接続は、貸与機器の利
用を希望する利用者及び貸与機器を製造販売する製造者
が利用者端末103及び製造者端末104から通信ネッ
トワーク101を通して貸与会社の貸与会社端末102
に登録申請し、貸与会社がこれを審査してその承認を貸
与会社端末102から通信ネットワーク101を通して
返信することにより接続されるようになっている。従っ
て、利用者及び製造者は、簡単にこの家庭電気機器のサ
ービス情報提供システムに参加できる。機器105の使
用情報等を利用者端末103又は通信端末に取り込むた
めに、いわゆるブルートゥースといわれるワイヤレス接
続技術を利用することができる。
【0046】そして、この参加には一般参加と会員参加
とに区別し、会員参加者からは特に有用な情報提供を受
けることを義務づけ、それに対する特典として一般参加
者とは異なる各種サービスを提供すると共に、一般参加
者には希望する情報の提供のみとして気楽に参加できる
ようにすることが好ましい。このようにすることによ
り、一般参加者が希望する情報を広く得ることができる
と共に、会員参加者から有用な情報の提供を促進するこ
とができる。そして、貸与管理会社は、有用性の高い情
報提供を受けて診断及び加工して、これを他の会員利用
者または一般利用者に情報提供することができる。
【0047】なお、図3において、貸与中の利用者及び
貸与希望中の利用者の後に(会員)及び(一般)と表示
し、製造者の後に(会員)と表示しているが、代表的な
例を表示したものであって、必ずしも、これに特定され
るものではない。
【0048】図4に示すように、貸与会社は、製造者に
購入料金を支払うことにより電気機器105を購入して
所有する。この電気機器105は、機器の制御を行なう
制御装置が内蔵されているものであり、例えば、冷蔵
庫、エアコンディショナー、電子レンジ、電子炊飯器、
電気洗濯機、衣類乾燥機、テレビジョン、パーソナルコ
ンピュータ、プリンタ等の耐久型家庭用電気機器であ
る。そして、貸与会社は、利用者と貸与契約を締結し、
貸与契約期間中、利用者に電気機器105を貸与するこ
とにより貸与料金を受取る。
【0049】利用者は、貸与契約期間中、貸与された電
気機器105を自由に使用することができる。そして、
使用者は、貸与契約期間終了後、契約を更新して継続使
用するか、或いは貸与契約を解約して貸与会社に返却す
るか、別の電気機器105の貸与に切換えるか等を選択
することができる。
【0050】この家庭電気機器のサービス情報提供シス
テムは、利用者端末103及び製造者端末104が、通
信ネットワーク1を介して貸与会社端末102と送受信
できる。即ち、貸与会社端末102は、製造者端末10
4から機器情報の提供を受けると共に、貸与中利用者の
利用者端末103から機器稼動情報の提供を受け、さら
には、貸与希望利用者の利用者端末103から貸与希望
情報を受けることにより、これらの情報を診断及び加工
して、製造者端末104に貸与実績情報の提供等の各種
サービスを行なうと共に、貸与中利用者の利用者端末1
03に貸与サービス情報の提供等の各種サービスを行な
い、さらには、貸与希望利用者の利用者端末103に貸
与候補情報のサービスを行なうものである。
【0051】この利用者及び製造者と貸与会社との間の
情報の提供及び受取りについて具体的に説明する。
【0052】製造者は、図4で明らかなように、製造者
が販売した電気機器105に関する「(1)機器情報」を
製造者端末104から貸与会社端末102に電気機器1
05の販売時に提供すると共に、貸与会社端末102で
診断及び加工処理された「(2)貸与実績情報」を貸与会
社端末102から製造者端末104に受取ることができ
る。
【0053】上述した製造者が提供する「(1)機器情
報」は、貸与会社端末102で診断及び加工をするため
のベースとして必要な情報を有し、その構造は、図5に
示すように、製造者に関する情報(例えば、利用者I
D、パスワード、利用者住所等)と、機器に関する情報
(例えば、機器メーカー名、製造番号、機器名、機種
名、販売価格、機器仕様、部品情報等)とを有するもの
であり、複数の電気機器105を同時に販売する場合に
は、各電気機器105に関する情報が続くものである。
電気機器105が備える端末に機器情報が内蔵されてい
る場合には、図3に示すように製造者端末104に電気
機器105を接続して自動的にこの機器情報を取込ん
で、この取込んだ機器情報を用いて「(1)機器情報」を
提供することにより、入力作業を軽減することができ
る。
【0054】また、上述した製造者が提供を受ける
「(2)貸与実績情報」は、製造者が提供する「(1)機器情
報」と利用者が提供する「(3)機器稼動情報」とに基づ
いて貸与会社端末102で診断及び加工された製造者に
とって有用な貸与実績情報であり、その構造は、図6に
示すように、機器に関する情報(例えば、機器メーカー
名、製造番号、製造年月日、機器名、機種名、機器仕
様、部品情報と、貸与実績に関する情報(例えば、貸与
実績状況、製品稼動情報、診断結果及び故障状況等)と
を有するものである。なお、製造者端末104のデータ
ベースに予め販売時等に製造番号、製造年月日、機器メ
ーカー名、機器名、機種名、機器仕様が入力されている
場合には、製造年月日、機器メーカー名、機器名、機種
名、機器仕様の提供を省略することができる。
【0055】製造者は、この「(2)貸与実績情報」に基
づいて、貸与中の電気機器105の製品寿命等を確実に
予測することができ、これに基づいて、リサイクル管理
の効率向上を図ることができると共に、一定の受注を見
込んだ計画的生産を行なうことができる。
【0056】そして、利用者に関しては、実際に貸与契
約を結んで貸与電気機器105を使用している貸与中利
用者と、貸与契約を希望している貸与希望利用者とに分
けて説明する。
【0057】貸与中利用者は、貸与を受けている電気機
器105に関する「(3)機器稼動情報」を利用者端末1
03から貸与会社端末102に常時または定期的に提供
すると共に、貸与会社端末102で診断及び加工処理さ
れた「(4)貸与サービス情報」を貸与会社端末102か
ら利用者端末103に受取ることができる。なお、電気
機器105自身に利用者端末としての機能を備えている
場合には、電気機器105を直接通信ネットワーク10
1に接続して電気機器105自身を利用者端末としても
よい。
【0058】利用者端末103から提供する「(3)機器
稼動情報」の構造は、図7に示すように、利用者に関す
る情報(例えば、利用者ID、パスワード、住所等)
と、機器稼動情報等)と、機器稼動に関する情報(例え
ば、機器製造番号、機器の使用期間、通電時間、消費電
力量、通電頻度及び故障情報等)と、貸与に関する情報
(例えば、貸与更新予定情報及び貸与希望情報等)とを
有するものである。
【0059】上記故障情報は、例えば、図11に示すよ
うな電気機器105が有するセンサ156で検出した信
号に基づいて制御装置152により故障または異常等と
判断した情報である。
【0060】また、上記貸与更新予定情報は、貸与中利
用者が、貸与契約期間終了後に、契約を更新して継続使
用するか、或いは貸与契約を解約して貸与会社に返却す
るか、別の電気機器105の貸与に切換えるか等の予定
を含む情報である。例えば、この貸与更新予定情報を貸
与契約期間終了の所定期間前に提供を受けた場合に、貸
与中利用者に対して貸与料金を軽減する等の特典を与え
ることにより、この貸与更新予定情報を多く集めること
ができ、他の貸与中利用者及び貸与希望利用者にこの貸
与更新予定情報をサービスすることにより、貸与電気機
器105の利用を拡大することができる。
【0061】また、上記貸与希望情報は、貸与中の電気
機器105以外の機器に貸与希望がある場合の情報であ
り、後述する「(5)貸与希望情報」と同じ内容である。
【0062】そして、上述の貸与会社端末102から受
ける「(4)貸与サービス情報」の構造は、図8に示すよ
うに、貸与契約状況、貸与実績情報、製品に及び環境に
優しい使い方情報、貸与価格、故障状況、及び貸与候補
情報等を有するものである。この貸与契約状況は、貸与
中利用者が貸与契約している貸与機器の一覧を利用者端
末103の表示装置に表示するための情報であり、対象
機器情報と契約期間とを含むものである。また、この貸
与実績情報は、上述した「(2)貸与実績情報」と同じ内
容である。さらに、この貸与候補情報は、後述する
「(6)貸与候補情報」と同じ内容である。
【0063】貸与中利用者は、この貸与契約状況、貸与
実績情報及び貸与候補情報を参照して容易に自分の貸与
契約状況及び貸与電気機器105の状況を正確に把握し
て貸与更新予定情報を容易に提供することができる。
【0064】一方、貸与希望利用者は、貸与を希望する
電気機器105に関する「(5)貸与希望情報」を利用者
端末103から貸与会社端末102に随時に提供するこ
とができると共に、貸与会社端末102で診断及び加工
処理された「(6)貸与候補情報」を貸与会社端末102
から利用者端末103に受取ることができる。
【0065】この利用者端末103から提供する「(5)
貸与希望情報」の構造は、図9に示すように、利用者に
関する情報(例えば、利用者ID、パスワード、住所
等)と、希望する機器に関する情報(例えば、機器メー
カー名、機器名、機種名、機器仕様、貸与実績状況等)
と、希望する貸与条件(貸与開始時期、貸与価格等)と
を有するものである。
【0066】また、この貸与会社端末102から受ける
「(6)貸与候補情報」の構造は、図10に示すように、
貸与候補機器に関する情報(例えば、機器メーカー名、
機器名、機種名、機器仕様、貸与実績状況、貸与開始可
能時期、貸与価格等)を有するものであり、優先順位の
高い候補から複数の候補を順番に並べたものである。
【0067】次に、電気機器105に内蔵された機器端
末の構成を図11を用いて具体的に説明する。図11は
図3の家庭電気機器のサービス情報提供システムに用い
られる貸与対象機器の構成図である。この貸与対象機器
は冷蔵庫の場合である。
【0068】電気機器105は、入力装置151、制御
装置152、表示装置153、記憶装置154、通信装
置155、及び各種センサ156を有する。タッチパネ
ルで構成される入力装置151及び液晶表示装置で構成
される表示装置153は、冷蔵庫扉の前面パネルに並置
されており、制御装置152に接続されている。制御装
置152は、マイコン等より構成され、冷蔵庫を制御す
るための処理動作、家庭電気機器のサービス情報提供シ
ステムへの情報提供及び情報受取りのための動作処理を
行う。表示装置153は、利用者に必要な送受信画面及
び入力画面等を表示する。記憶装置154は、利用者に
必要な情報を記憶するもので、制御装置152に接続さ
れている。通信装置155は、制御装置152と利用者
端末103との間の送受信を可能にする機能を有し、通
信ネットワーク101に直接接続された場合でも送受信
を可能にする機能を有している。センサ156は、冷蔵
庫を制御するためのセンサ機能と、家庭電気機器のサー
ビス情報提供システムに「(3)機器稼動情報」として提
供するのに必要な情報を得るためのセンサ機能とを有し
ている。
【0069】次に、貸与会社端末102の構成を図12
を用いて具体的に説明する。図12は図3の家庭電気機
器のサービス情報提供システムに用いられる貸与会社端
末の構成図である。図12では、貸与部門端末102a
とサービス部門端末102bを統合した貸与会社端末1
02として示す。
【0070】この貸与会社端末102は、サーバなどで
構成され、入力装置121、制御装置122、表示装置
123、記憶装置124及び通信装置125を有する。
入力装置121は、キーボード等よりなる文字入力部
と、画像読取装置や電子画像入力装置等よりなる画像入
力部と、マイク等の音声入力部とを有し、制御装置12
2に接続される。制御装置122は、マイコン等より構
成され、所定の処理を行う。表示装置123は、CRT
ディスプレイや液晶表示装置等により構成され、制御装
置122に接続され、入力内容や受信内容等を表示す
る。
【0071】記憶装置124は、この家庭電気機器のサ
ービス情報提供システムで必要な各種のデータベースを
備え、制御装置122に接続されている。このデータベ
ースは、具体的には、会員データベースと、機器データ
ベースと、貸与実績データベースと、機器稼動データベ
ースと、稼動基準データベースと、貸与サービスデータ
ベースと、貸与希望データベースと、貸与候補データベ
ースとを有している。貸与候補データベースは、製造者
から購入した電気機器105、貸与から回収した電気機
器105、及び貸与中で返却を希望している電気機器1
05に関する情報を記憶して構成されている。
【0072】通信装置125は、利用者端末103を通
信ネットワーク101に送受信を可能にする機能を有
し、通信ネットワーク101と制御装置122の間に接
続される。
【0073】次に、家庭電気機器のサービス情報提供シ
ステムの動作について図13から図15を用いて説明す
る。図13から図15は図3の家庭電気機器のサービス
情報提供システムの動作のフローチャート図である。
【0074】まず、利用者及び製造者の貸与会員登録の
際の動作フローを図13を用いて説明する。
【0075】図13に示すように、利用者及び製造者
は、この家庭電気機器のサービス情報提供システムの会
員になるには貸与会社と貸与会員契約して利用者端末1
03及び製造者端末4を会員登録する(ステップ16
1)。この貸与会員契約は、利用者端末103から通信
ネットワーク101を介して貸与会社端末102にアク
セスして貸与会員契約申請書及び貸与会員契約書を入手
し、貸与契約書を確認した後に、この貸与会員契約申請
書に所定事項を入力して貸与会社端末102に送信し、
貸与会社が貸与会員契約申請書を確認して貸与会社端末
102から利用者端末103に了解の送信が行われる
と、貸与会員契約が完了し、利用者端末103及び製造
者端末4が会員登録される。なお、この利用者は、この
貸与会員契約と同様の処理方法で貸与契約もすることが
できるようになっている。
【0076】この貸与会員契約が完了すると、利用者及
び製造者に利用者会員ソフト及び製造者会員ソフトが配
布される(ステップ162)。このソフトの配布は、具
体的には、貸与会社端末102から利用者端末103に
ダウンロード等により配布されるものである。
【0077】利用者及び製造者は、この配布されたソフ
トを利用者端末103及び製造者端末104にインスト
ールする(ステップ163)。利用者は、このソフトを
インストールすることにより、利用者端末103を製造
者端末104に対して情報の送受信をすることができる
ようになる。
【0078】次いで、利用者及び製造者は、利用者端末
103及び製造者端末104で上記ソフトに基づく入力
画面により、利用者及び製造者に関する会員情報を入力
し(ステップ164)、貸与会社端末102に送信する
(ステップ165)。貸与会社は、この顧客情報を貸与
会社端末102の制御装置122で受信すると(ステッ
プ166)、会員データベースに会員情報が登録される
(ステップ167)。これにより、貸与会社は、会員利
用者及び会員製造者との情報の授受を容易に行なうこと
ができる。
【0079】このように、利用者及び製造者は、この家
庭電気機器のサービス情報提供システムに簡単に会員登
録することができ、情報の授受を容易に行なうことがで
きると共に、利用者は貸与契約を容易に行なうことがで
きる。
【0080】次に、利用者端末103から貸与会社端末
102に「(3)機器稼動情報」の提供を受け、これに基
づいて貸与会社端末102で診断及び加工して、貸与会
社端末102から利用者端末103及び製造者端末10
4に「(4)貸与サービス情報」及び「(2)貸与実績情報」
の情報を提供する動作フローを図14を用いて説明す
る。
【0081】図14に示すように、電気機器105は、
各センサー156で機器稼動状況を常時検出しており
(ステップ171)、その検出結果を利用者端末103
に送信して利用者端末103に一時蓄積する(ステップ
172)。この蓄積するデータは、図7で説明した電気
機器105の稼動に関する情報(機器製造番号、機器の
使用期間、通電時間、消費電力量、通電頻度及び故障情
報等)であり、冷蔵庫特有の稼動情報としては、冷蔵庫
扉の開閉時間、モータ回転数等が挙げられる。
【0082】そして、利用者会員ソフトを立ち上げ(ス
テップ173)、利用者ID及びパスワードを入力し
(ステップ174)、送信操作をすることにより、利用
者端末103に蓄積された上述の機器稼動情報が貸与会
社端末102に送信される(ステップ175)。使用者
が通信機器を立ち上げる作業をしなくても、ブルートゥ
ース技術などを用いて定期あるいはリアルタイムで必要
な情報が送れるようにする。
【0083】貸与会社端末102は、この機器稼動情報
を受信し(ステップ181)、この機器稼動情報を記憶
装置124の機器稼動データベースに記憶すると共に、
この機器稼動情報が良好な稼動状態かを診断する(ステ
ップ182)。この電気機器105の診断は、貸与中の
電気機器105の稼動基準を持った稼動基準データベー
スを貸与会社端末102に備えておいて、受信した機器
稼動情報をこの稼動基準データベースと比較することに
より判定する。この判定で、機器稼動状況が良好である
場合には、貸与料金の軽減処理を行ない(ステップ18
3)、ステップ185に進む。ステップ182の判定で
機器稼動状況が良好でない場合には、貸与料金の増額処
理を行なって(ステップ184)、ステップ185に進
む。即ち、受信した機器稼動情報の診断を行ない、この
診断結果に基づいて貸与条件の新たな設定を行なうもの
である。また、この貸与条件を新たに設定する場合に、
会員利用者と一般利用者とで異なるように設定し、会員
利用者が優遇されるようにすることにより、有用な機器
稼動情報を提供してくれる会員利用者を増加させること
ができる。これにより、貸与機器の適切な評価が行なわ
れることなり、本家庭電気機器のサービス情報提供シス
テムにおける貸与機器の利用拡大を図ることができる。
【0084】ステップ185において、機器稼動情報を
診断して機器の良好でなかった項目或いは留意すべき項
目を利用者にわかりやすい「製品及び環境に優しい使い
方情報」として加工すると共に、この機器稼動情報を利
用者及び製造者にわかりやすい「貸与実績情報」と「貸
与サービス情報」として加工する。
【0085】次いで、利用者端末103から送信された
「(3)機器稼動情報」に基づいて電気機器105が故障
または異常でないかを診断し(ステップ186)、故障
または異常でない場合にはステップ187に進む。故障
または異常である場合には、故障状況の情報に加工する
(ステップ187)。
【0086】ステップ188において、ステップ181
からステップ187までの間に受信した情報や診断結果
や加工した情報等を貸与会社端末102の記憶装置12
4の各種データベースの対応する部分に記憶する。
【0087】次いで、貸与会社端末102から利用者端
末103に「(4)貸与サービス情報」を送信する(ステ
ップ189)。さらには、貸与会社端末102から製造
者端末104に「(2)貸与実績情報」を送信する(ステ
ップ190)。
【0088】次に、利用者端末103から貸与会社端末
102に「(5)貸与希望情報」の提供を受け、これに基
づいて貸与会社端末102で加工して、貸与会社端末1
02から利用者端末103に「(5)貸与候補情報」及び
「(4)貸与サービス情報」の情報を提供する動作フロー
を図15を用いて説明する。
【0089】図15に示すように、貸与機器の使用を希
望する利用者がこの家庭電気機器のサービス情報提供シ
ステムを利用するには、貸与会社に貸与希望を登録する
(ステップ191)。この貸与希望の登録は、利用者端
末103から通信ネットワーク101を介して貸与会社
端末102にアクセスして貸与希望登録申請書を入手
し、この貸与希望登録申請書に所定事項を入力して貸与
会社端末102に送信し、貸与会社が貸与希望登録申請
書を確認して貸与会社端末102から利用者端末103
に了解の送信が行われると、貸与希望の登録が完了す
る。
【0090】この貸与希望登録が完了すると、利用者に
利用者一般ソフトが配布される(ステップ192)。こ
のソフトの配布は、具体的には、貸与会社端末102か
ら利用者端末103にダウンロード等により配布される
ものである。
【0091】利用者は、この配布されたソフトを利用者
端末103にインストールする(ステップ193)。利
用者は、このソフトをインストールすることにより、利
用者端末103を貸与会社端末102に対して情報の送
受信をすることができるようになる。
【0092】次いで、利用者は、利用者端末103で上
記ソフトに基づく入力画面により、「(5)貸与希望情
報」を入力し(ステップ194)、貸与会社端末102
に送信する(ステップ195)。
【0093】貸与会社は、この顧客情報を貸与会社端末
102の制御装置122で受信すると(ステップ20
1)、この貸与希望情報が貸与希望データベースに登録
される(ステップ202)。これにより、貸与会社は、
この貸与希望データベースに基づいて会員利用者及び一
般利用者に容易に情報の提供を行なうことができる。
【0094】次いで、貸与会社端末102は、受信した
貸与希望情報に適合する機器を貸与候補データベースか
ら選択して貸与候補機器とする(ステップ203)。こ
の貸与候補は、貸与希望情報に近いものから優先順位を
つけて選択することが好ましい。また、貸与候補データ
ベースは、製造者から購入した電気機器105、貸与利
用者から回収した電気機器105、及び貸与利用者に貸
与中で返却を希望している電気機器105に関する情報
を予め記憶しておく。
【0095】そして、貸与会社端末は、貸与候補機器に
関する情報を図10に示す「(6)貸与候補情報」として
加工し(ステップ204)、この加工した情報を貸与会
社端末102から利用者端末103に送信する(ステッ
プ205)。これにより、利用者は、利用者端末103
を開いて「(6)貸与候補情報」を閲覧することができ
る。
【0096】
【発明の効果】本発明の一態様によれば、会員が使用し
ている電気機器の代替新製品、かしこい使用方法、メン
テナンス方法、故障の修理方法、交換パーツ、リサイク
ル情報(廃棄方法等)等をサービス情報として知ること
により、電気機器の適切な使用等が可能となる家庭電気
機器のサービス情報提供方法を得ることができる。
【0097】また、本発明の他の一態様によれば、機器
稼動情報に基づいて診断した貸与機器に関する情報を貸
与希望利用者に広く提供し、貸与利用希望者が適切な貸
与機器を選択できるようにすることにより、貸与機器の
利用拡大を図ることのできる家庭電気機器のサービス情
報提供方法及びシステムを得ることができる。
【0098】本発明の更に他の一態様によれば、機器稼
動情報に基づいて診断した貸与機器に関する情報を貸与
希望利用者及び製造者に提供し、貸与利用希望者が適切
な貸与機器を選択できるようにすると共に、製造者がリ
サイクル管理の効率向上及び計画的な生産を行なうこと
ができるようにすることにより、貸与機器の利用拡大を
図ることのできる家庭電気機器のサービス情報提供方法
を得ることができる。
【0099】また、別の態様によれば、マニフェスト制
度を利用することにより家電製品の不法投棄を防止し、
家電製品を確実にリサイクル経路に入れることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の家庭電気機器のサービス
情報提供システムの構成図である。
【図2】図1の家庭電気機器のサービス情報提供システ
ムの動作説明図である。
【図3】本発明の第2実施例の家庭電気機器のサービス
情報提供システムの構成図である。
【図4】図3の家庭電気機器のサービス情報提供システ
ムの動作説明図である。
【図5】図3で送受信される機器情報の構造図である。
【図6】図3で送受信される貸与実績情報の構造図であ
る。
【図7】図3で送受信される機器稼動情報の構造図であ
る。
【図8】図3で送受信される貸与サービス情報の構造図
である。
【図9】図3で送受信される貸与希望情報の構造図であ
る。
【図10】図3で送受信される貸与候補情報の構造図で
ある。
【図11】図3の家庭電気機器のサービス情報提供シス
テムに用いられる貸与対象機器の構成図である。
【図12】図3の家庭電気機器のサービス情報提供シス
テムに用いられる貸与会社端末の構成図である。
【図13】図3の家庭電気機器のサービス情報提供シス
テムの動作のフローチャート図である。
【図14】図3の家庭電気機器のサービス情報提供シス
テムの動作のフローチャート図(続き)である。
【図15】図3の家庭電気機器のサービス情報提供シス
テムの動作のフローチャート図(続き)である。
【符号の説明】
1…通信ネットワーク、2…サービス会社端末、3…使
用者端末、4…製造者端末、5…販売・貸与会社端末。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 智利 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 弘重 雄三 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 Fターム(参考) 5B049 AA06 BB58 CC34 CC48 GG00

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】耐久型家庭用電気機器の使用者が会員とな
    って構成される会の会員に対し、上記電気機器に関する
    サービス情報を通信ネットワークを介して上記会員に提
    供することを特徴とするサービス情報提供方法。
  2. 【請求項2】耐久型家庭用電気機器の使用者が会員とな
    って構成される会の会員に対し、上記電気機器に関する
    サービス情報を通信ネットワークを介して上記会員に提
    供し、上記会員からサービス料金を徴収することを特徴
    とするサービス情報提供方法。
  3. 【請求項3】耐久型家庭用電気機器の使用者が会員とな
    って構成される会の会員に対し、上記電気機器に関する
    サービス情報を通信ネットワークを介して上記会員に提
    供し、上記会員から上記電気機器に関する実使用情報の
    提供を上記通信ネットワークを介して受けることを特徴
    とするサービス情報提供方法。
  4. 【請求項4】貸与された耐久型家庭用電気機器の使用者
    が会員となって構成される会の会員に対し、上記電気機
    器に関するサービス情報を通信ネットワークを介して上
    記会員に提供することを特徴とするサービス情報提供方
    法。
  5. 【請求項5】貸与された耐久型家庭用電気機器の使用者
    が会員となって構成される会の会員に対し、上記電気機
    器に関するサービス情報を通信ネットワークを介して上
    記会員に提供し、上記会員から貸与料金及びサービス料
    金を徴収することを特徴とするサービス情報提供方法。
  6. 【請求項6】貸与された耐久型家庭用電気機器の使用者
    が会員となって構成される会の会員に対し、上記電気機
    器に関するサービス情報を通信ネットワークを介して上
    記会員に提供し、上記会員から上記電気機器に関する実
    使用情報の提供を上記通信ネットワークを介して受ける
    ことを特徴とするサービス情報提供方法。
  7. 【請求項7】上記サービス情報は、新製品、上記電気機
    器のメンテナンス、修理、交換パーツ、リサイクル情報
    等を含むことを特徴とする請求項1から6の何れかに記
    載のサービス情報提供方法。
  8. 【請求項8】上記会員に対し上記電気機器の代替となり
    うる新製品情報及び/または他の電気機器情報を提供す
    ることを特徴とする請求項1から6の何れかに記載のサ
    ービス情報提供方法。
  9. 【請求項9】上記サービス情報は上記会との契約に基づ
    く機関が行なうことを特徴とする請求項1から8の何れ
    かに記載のサービス情報提供方法。
  10. 【請求項10】上記実使用情報を上記通信ネットワーク
    を介して上記会員に報告することを特徴とする請求項3
    または6に記載のサービス情報提供方法。
  11. 【請求項11】上記実使用情報の報告は上記会との契約
    に基づく機関が行なうことを特徴とする請求項10に記
    載のサービス情報提供方法。
  12. 【請求項12】上記実使用情報に基づいて、上記会員が
    上記電気機器の使用基準を満たしていると判断したとき
    は、上記会員に特典を与えることを特徴とする請求項
    3、6、10、11の何れかに記載のサービス情報提供
    方法。
  13. 【請求項13】貸与された耐久型家庭用電気機器の利用
    者の利用者端末から通信ネットワークを介して送信され
    る機器稼動情報を貸与会社端末で受信し、受信した上記
    機器稼動情報を上記貸与会社端末で診断し、上記電気機
    器の貸与条件を上記診断結果に基づいて上記貸与会社端
    末で設定し、上記設定された貸与条件を含む貸与サービ
    ス情報を上記貸与会社端末から上記貸与機器の利用者端
    末に送信し、上記電気機器が他に貸与可能になったとき
    に上記診断結果を含む貸与候補情報として上記貸与会社
    端末の貸与候補データベースに記憶し、利用者端末から
    通信ネットワークを介して送信される貸与希望情報を貸
    与会社端末で受信し、受信した上記貸与希望情報に適合
    する上記電気機器を上記貸与会社端末の貸与候補データ
    ベースより貸与候補として選択し、選択された上記貸与
    候補に関する貸与候補情報を上記貸与会社端末から通信
    ネットワークを介して上記貸与希望の利用者端末に送信
    することを特徴とする家庭電気機器のサービス情報提供
    方法。
  14. 【請求項14】上記貸与される電気機器の利用者の利用
    者端末から会員登録申請を受けてこの利用者端末を会員
    として登録し、この会員の利用者端末から送信された機
    器稼動情報に基づい診断された貸与条件を、会員以外の
    利用者端末から送信された機器稼動情報に基づいて診断
    された貸与条件と異なるように設定することを特徴とす
    る請求項13に記載された家庭電気機器のサービス情報
    提供方法。
  15. 【請求項15】上記貸与される電気機器の利用者端末か
    ら通信ネットワークを介して送信される故障情報を含む
    機器稼動情報を貸与会社端末で受信し、上記診断結果に
    基づいて電気機器の故障状況を上記貸与会社端末で加工
    し、上記電気機器の故障状況を含む貸与サービス情報を
    上記貸与会社端末から上記利用者端末に送信することを
    特徴とする請求項13に記載された家庭電気機器のサー
    ビス情報提供方法。
  16. 【請求項16】貸与された耐久型家庭用電気機器の利用
    者の利用者端末から通信ネットワークを介して送信され
    る機器稼動情報を貸与会社端末で受信し、受信した上記
    機器稼動情報を上記貸与会社端末で診断し、上記診断結
    果に基づいて上記電気機器の貸与実績状況を上記貸与会
    社端末で加工し、上記加工された貸与実績状況を含む貸
    与実績情報を上記貸与会社端末から機器の製造者の製造
    者端末に送信し、上記利用者端末から通信ネットワーク
    を介して送信される貸与希望情報を貸与会社端末で受信
    し、受信した上記貸与希望情報に適合する上記電気機器
    を上記貸与会社端末の貸与候補データベースより貸与候
    補として選択し、選択された上記貸与候補に関する貸与
    候補情報を上記貸与会社端末から通信ネットワークを介
    して上記貸与希望の利用者端末に送信することを特徴と
    する家庭電気機器のサービス情報提供方法。
  17. 【請求項17】通信ネットワークを介して複数の利用者
    端末が接続される貸与会社端末を備えた家庭電気機器の
    サービス情報提供システムであって、上記貸与会社端末
    は、制御装置、記憶装置及び通信装置を有し、上記制御
    装置は、貸与された耐久型家庭用電気機器の利用者の利
    用者端末から通信ネットワークを介して送信される機器
    稼動情報を受信する機能と、受信した上記機器稼動情報
    を診断する機能と、上記電気機器の貸与条件を上記診断
    結果に基づいて設定する機能と、上記設定された貸与条
    件を含む貸与サービス情報を上記貸与機器の利用者端末
    に送信する機能と、上記貸与機器が他に貸与可能になっ
    たときに上記診断結果を含む貸与候補情報として上記記
    憶装置の貸与候補データベースに送信する機能と、利用
    者端末から通信ネットワークを介して送信される貸与希
    望情報を受信する機能と、受信した上記貸与希望情報に
    適合する上記電気機器を上記貸与候補データベースより
    貸与候補として選択する機能と、選択された上記貸与候
    補に関する貸与候補情報を通信ネットワークを介して上
    記貸与希望の利用者端末に送信する機能とを有すること
    を特徴とする家庭電気機器のサービス情報提供システ
    ム。
JP2000340607A 2000-11-08 2000-11-08 家庭電気機器のサービス情報提供方法及びシステム Pending JP2002150115A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000340607A JP2002150115A (ja) 2000-11-08 2000-11-08 家庭電気機器のサービス情報提供方法及びシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000340607A JP2002150115A (ja) 2000-11-08 2000-11-08 家庭電気機器のサービス情報提供方法及びシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002150115A true JP2002150115A (ja) 2002-05-24

Family

ID=18815488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000340607A Pending JP2002150115A (ja) 2000-11-08 2000-11-08 家庭電気機器のサービス情報提供方法及びシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002150115A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004013721A (ja) * 2002-06-10 2004-01-15 Nec Fielding Ltd ソフトウェアのレンタル管理方法,レンタル管理システム,レンタル管理サーバおよびレンタル管理プログラム
JP2004030005A (ja) * 2002-06-24 2004-01-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 家庭電化製品の顧客支援方法
JP2004038548A (ja) * 2002-07-03 2004-02-05 Fujitsu Ltd 製品情報提供方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004013721A (ja) * 2002-06-10 2004-01-15 Nec Fielding Ltd ソフトウェアのレンタル管理方法,レンタル管理システム,レンタル管理サーバおよびレンタル管理プログラム
JP2004030005A (ja) * 2002-06-24 2004-01-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 家庭電化製品の顧客支援方法
JP2004038548A (ja) * 2002-07-03 2004-02-05 Fujitsu Ltd 製品情報提供方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070168200A1 (en) Customer management system
CN107942886B (zh) 一种基于物联网的净水器用户端
KR101909026B1 (ko) 전기제품 정보 관리 시스템
CN100428763C (zh) 用通信网络对特定用户提供顾客信息的方法及系统和终端
JP2002269474A (ja) 電化製品賃貸システム
JP2003102134A (ja) 電力デ−タ取引システム
WO2012051403A2 (en) Electronic marketplace for energy
JP2003150732A (ja) 設備保守業務支援方法および保守業務支援サーバ
JP2002117183A (ja) 物資消費量関連サービス装置及び方法
JP3876120B2 (ja) 製品管理方法
KR100679118B1 (ko) 설비의 최적관리기법을 이용한 시설자산관리 및 에이에스피서비스 제공시스템 및 그 방법
WO2002001445A2 (fr) Procede de recyclage de marchandises boursieres
JPH1170378A (ja) 廃品回収情報処理システム
WO2021140815A1 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法、並びにプログラム
JP2002150115A (ja) 家庭電気機器のサービス情報提供方法及びシステム
JP2002288474A (ja) 機器引取価格提示用の情報処理装置、機器引取価格提示用プログラム、および機器引取価格の提示処理を行う方法
JP2001331572A (ja) 機器診断方法及び機器診断システム
JP2003233714A (ja) 課金処理装置、課金処理方法及び電気機器
WO2001069478A1 (fr) Procede de traitement de demandes de reparation et appareil de traitement de demandes de reparation
KR20200141740A (ko) IoT 기반의 전력소모장치 융합 컨설팅 서비스 시스템
JP2002109018A (ja) サーバーシステム及び管理対象機器システム
JP6844113B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、制御方法、及びプログラム
JP2002297951A (ja) コンサルティング用情報処理装置、コンサルティング用プログラムおよびデータ処理方法
CN112749815A (zh) 一种环境综合服务系统及其应用
JP2002082718A (ja) 省エネ支援システム及びその情報提供ユニット