JP2002324185A - 広告情報提供方法、広告情報提供システム、給湯機リモコンおよびそのプログラム、記録媒体 - Google Patents

広告情報提供方法、広告情報提供システム、給湯機リモコンおよびそのプログラム、記録媒体

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JP2002324185A
JP2002324185A JP2001127439A JP2001127439A JP2002324185A JP 2002324185 A JP2002324185 A JP 2002324185A JP 2001127439 A JP2001127439 A JP 2001127439A JP 2001127439 A JP2001127439 A JP 2001127439A JP 2002324185 A JP2002324185 A JP 2002324185A
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Japan
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water heater
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customer
heater remote
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JP2001127439A
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Yasuhiro Ban
泰浩 伴
Masahiro Yamamoto
雅弘 山本
Takashi Kashimoto
隆 柏本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広告情報の提供によって、顧客へのエネルギ
ー供給サービスのサービス性及び利便性を高める。 【解決手段】 給湯機リモコン104と、給湯機リモコ
ン104と通信網105で接続されるプロバイダ装置1
06と、広告情報をプロバイダ装置106に登録し給湯
機リモコン104に配信を依頼するサービス業者とを備
え、プロバイダ装置106に備えた顧客管理データベー
ス手段408で認証確認できた給湯機リモコン104に
対して広告情報を配信し、給湯機リモコン104の表示
手段209に表示し、広告料を顧客へのエネルギー供給
サービスに還元し、安価にエネルギー供給又はサービス
供給し、サービス性、利便性を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広告情報提供方
法、広告情報提供システム、給湯機リモコンおよびその
プログラム、記録媒体に関し、ガス、電気、石油などの
エネルギー媒体を利用した給湯システムの給湯機リモコ
ンを用いて、最適な広告情報提供方法、広告情報提供シ
ステム、給湯機リモコンおよびそのプログラム、記録媒
体を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のガス給湯機の給湯機リモコンを用
いた情報表示を行うシステムの構成を図面を参照しなが
ら説明する。
【0003】給湯機リモコンに情報表示を行うもので
は、特開平11−127261号公報に示されている。
その構成について図13を用いて説明する。図13に示
されているように、住宅管理会社1301、住宅会社1
302、設備機器メーカ1303は、電話回線・インタ
ーネット1304によって顧客宅に設置した給湯機13
05のリモコン1306と接続され、前記会社はリモコ
ン表示部を文字表示可能なように拡張し、メンテナンス
情報、広告情報などを文字情報として送信し表示させる
ものである。
【0004】また、広告情報を配信するシステムとして
は、特開2000−206916号公報にあるような広
告メディア機能付き携帯端末では、カレンダ情報の表示
と同時に無線電波より得た広告情報を表示し、利用者に
広告情報を提供している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の給湯機リモコンに情報表示を行うシステムは、ガス
供給業者から任意情報を送信し情報表示することはでき
るが、顧客自体が誰であるかを認証する手段はなく接続
した顧客ごとに応じた情報提供はできなかった。また顧
客管理データベースに備える顧客の希望する情報や、嗜
好にあった情報、又は顧客に必要であると考えられる情
報を提供することもできなかった。顧客が使用している
機器のメンテナンス情報を提供する場合には顧客が使用
している機器の認証しそれに対応した情報提供をするこ
とができなかった。
【0006】また情報表示を行うだけであり、顧客に対
するメリットはあまり大きくなく、ガス供給業者にとっ
て前記情報表示可能な給湯機リモコンを導入すると、制
御機能だけのリモコンに対し、前記情報表示可能なリモ
コンの費用や工事の費用負担が大きくなるが、サービス
業者は顧客に対して前記費用負担を求めにくいという問
題があった。
【0007】また、広告メディア機能付き携帯端末は携
帯エンタテイメント装置であり、日常生活において頻繁
に使用するものでははなく広告効果が小さく、また宅内
で広告情報を提供し、日常生活で何気なく広告情報を入
手させるものではなかった。
【0008】本発明は、前記課題を解決するものでエネ
ルギーを利用した給湯機のリモコン装置である給湯機リ
モコンを利用して広告情報を提供し、顧客に対する利便
性、サービス性を高めつつ、顧客に応じた情報提供を可
能とし、エネルギー供給業者の扱うエネルギーを利用す
る機器の導入を促進し、顧客、エネルギー供給業者の双
方においてメリットを提供し、エネルギー供給サービス
の利便性及びサービス性向上を目的としたものである。
また給湯機リモコンの広告情報を使用すればするほど、
顧客に対するサービス性を向上させることを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の給湯機リモコンと通信回線を用いて
プロバイダー装置を経由して接続し、前記給湯機リモコ
ンに広告情報提供する広告情報提供方法は、前記給湯機
リモコンと通信を行う際に、前記給湯機リモコンが有す
る固有情報とエネルギー供給業者の顧客に関する顧客デ
ータベースの内容とを照合する手順と、その照合が一致
した場合に前記プロバイダー装置を介して入手可能なサ
ービス業者の広告情報を前記給湯機リモコンに送信する
手順と、送信された広告情報を給湯機リモコンに記録
し、表示手段で表示する手順を備えたものである。
【0010】そして、給湯機リモコンを用いて、ガス供
給業者または別のサービス業者などの広告情報を通信に
よって給湯機リモコンに送信し給湯機リモコンの表示手
段によって表示し、前記広告情報を顧客に提供する。顧
客は前記広告情報に給湯機リモコンからアクセスするこ
とで情報を得ることができるようにしたものである。
【0011】そして、広告情報の提供によって、顧客へ
のサービス性及び利便性を高めるとともに、ガス供給業
者等は広告依頼者からの広告料をガスなどエネルギー使
用料金、その他のサービスのサービス料へ還元すること
によって、顧客に安価なエネルギー供給サービスを行う
と共に、ガスなどのエネルギー利用を促進できるように
なる。そして給湯機リモコンに顧客に有用な広告情報、
及びサービス情報提供を含めた様々なサービスを提供
し、ガスなどのエネルギー供給業者、機器販売業者、顧
客の双方にメリットを提供するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、通信回
線に接続された給湯機リモコンに対し広告情報の提供を
行う広告情報提供方法において、前記広告情報の入力又
は作成を行う手順と、前記広告情報を給湯機リモコンに
配信するプロバイダ装置に登録する手順と、前記給湯機
リモコンに備えた固有情報と前記給湯機リモコンを利用
する顧客管理データベースとで照合及び認証する認証手
順と、認証された顧客の給湯機リモコンに対し登録され
た広告情報を配信する手順と、給湯機リモコンに備えた
情報記憶手段に前記広告情報を記録する手順と、給湯機
リモコンの表示装置に前記広告情報を表示する手順とを
備えた広告情報提供方法である。
【0013】そして、認証された顧客に応じて給湯機リ
モコンに広告情報を提供することで、エネルギー供給業
者を含めたサービス業者は、顧客に対する給湯機の販
売、給湯機の使用するガス料金の収入以外に、前記広告
情報の広告料の収入も得ることができるようになる。ま
た、顧客に対して、広告情報を含めた有用な情報を提供
できるようになりサービス性、利便性が向上すると共
に、広告収入を顧客に還元することができるようにな
る。
【0014】請求項2に記載の発明は、顧客に対して広
告情報の配信が必要であるか不要であるかを選択させる
手順と、顧客管理データベースに前記選択内容を記録す
る手順と、その記録に基づき顧客を選択して広告情報の
配信を行う手順とを備えた請求項1に記載の広告情報提
供方法である。
【0015】そして、給湯機リモコンへの広告情報の提
供を、顧客で選択できるようにすることで、広告情報必
要又は不要という顧客の幅広いニーズに対応できるよう
になり、選択によってサービスを変化させられるのでサ
ービス性を向上する。また情報サービスを提供する給湯
機リモコン及びその給湯機の導入が図りやすくなる。請
求項3に記載の発明は、広告情報の配信の必要、又は不
要の選択内容に応じて、サービス料金を変化させる手順
を備えた請求項2記載の広告情報提供方法である。
【0016】そして給湯機リモコンへの広告情報の提供
を、顧客で選択できるようにすることで、広告情報必要
又は不要という顧客の幅広いニーズに対応できるように
なり、またエネルギー供給業者を含めたサービス業者
は、顧客に対する情報サービス可能な給湯機リモコン、
給湯機、そのエネルギー使用量またはその他のサービス
料金に、前記広告情報の広告料を還元することで、情報
サービス可能な給湯機リモコンの導入が図りやすくな
る。また顧客は安価なサービスの提供を受けることがで
きるようになり、さらに広告情報を含む情報サービスが
受けられるようになる。
【0017】請求項4に記載の発明は、顧客に対して表
示される広告情報を選択させる手順と、その選択内容に
応じて広告情報を提供するサーバーにプロバイダ装置を
介して接続する手順と、その選択内容に応じてプロバイ
ダ装置を介して行ったサービス、情報取得量の少なくと
も一つに応じて、サービス料金を変化させる手順とを備
えた請求項1に記載の広告情報提供方法である。
【0018】そして、顧客の広告情報の活用度合いに応
じて、サービス料金に変化をつけることによって、情報
サービス可能な給湯機リモコンの活用度が高まり、顧客
に対しては利便性、サービス性の向上が図れ、エネルギ
ー供給業者を含めたサービス業者は、情報サービス可能
な給湯機リモコンのの導入促進とサービス拡大が図れ
る。広告依頼者は、広告情報による商品の購買が促進さ
れる。
【0019】請求項5に記載の発明は、給湯機リモコン
で制御する給湯機の運転状態を検知する手順と、前記検
知情報に応じて給湯機リモコンの表示手段に広告情報を
表示する手順とを備えた請求項1、2、3又は4に記載
の広告情報提供方法である。
【0020】そして給湯機の運転状態を検知する検知手
段によって、給湯機が使用されているかいないかを判断
し、使用していない時に広告情報を表示することによ
り、給湯機の制御情報の表示を妨げることなく表示でき
るので顧客の利便性、操作性を損なわない。あるいはま
た、給湯機が使用されていることを判断し、使用してい
る時に広告情報を表示することにより、給湯機が使用さ
れている時は、給湯機リモコンを操作または見ることが
多く、広告情報を見る機会が増えるので、広告提供者に
対しての広告効果が大きくなる。
【0021】請求項6に記載の本発明は、給湯機リモコ
ンで制御する給湯機の給湯温度を検知する手順と、前記
検知情報に応じて給湯機リモコンの表示手段に広告情報
を表示する手順とを備えた請求項5に記載の広告情報提
供方法である。
【0022】そして給湯温度を検知する検知手段によっ
て、給湯温度が高いときを除いて広告情報を表示するこ
とにより、安全に必要な給湯機の制御情報の表示を妨げ
ることなく表示できるので顧客の利便性、操作性を損な
わない。
【0023】請求項7に記載の発明は、通信回線に接続
された給湯機リモコンに対し広告情報の提供を行う広告
情報提供システムにおいて、前記広告情報の入力又は作
成を行う広告情報作成手段と、前記広告情報を給湯機リ
モコンに配信するプロバイダ装置に登録する広告登録手
段と、前記給湯機リモコンに備えた固有情報と前記給湯
機リモコンを利用する顧客管理データベースとで照合及
び認証する認証手段と、認証された顧客の給湯機リモコ
ンに対し登録された広告情報を配信し給湯機リモコンに
備えた情報記憶手段に記録する広告情報配信手段と、前
記広告情報を表示する表示手段とを備えた広告情報提供
システムである。
【0024】そして、給湯機リモコンに広告情報を提供
することで、エネルギー供給業者を含めたサービス業者
は、顧客に対する給湯機の販売、給湯機の使用するガス
料金の収入以外に、前記広告情報の広告料の収入も得る
ことができるようになる。また、顧客に対して、広告情
報を含めた有用な情報を提供できるようになりサービス
性、利便性が向上すると共に、広告収入を顧客に還元す
ることができるようになる。
【0025】請求項8に記載の発明は、顧客に対して広
告情報の配信が必要であるか不要であるかの選択させる
選択手段と、顧客管理データベースに前記選択内容を記
録する顧客登録手段と、その記録に基づき顧客を選択し
て広告情報の配信を行う広告情報配信手段とを備えた請
求項7に記載の広告情報提供システムである。
【0026】そして、給湯機リモコンへの広告情報の提
供を、顧客で選択できるようにすることで、広告情報必
要又は不要という顧客の幅広いニーズに対応できるよう
になり、選択によってサービスを変化させられるのでサ
ービス性を向上する。また情報サービスを提供する給湯
機リモコン及びその給湯機の導入が図りやすくなる。
【0027】請求項9に記載の発明は、給湯機にエネル
ギーを供給するシステムにおいて、広告情報の配信の必
要又は不要の選択内容に応じて前記システムのサービス
料金を変化させる料金変更手段を備えた請求項8に記載
の広告情報提供システム。
【0028】そして給湯機リモコンへの広告情報の提供
を、顧客で選択できるようにすることで、広告情報必要
又は不要という顧客の幅広いニーズに対応できるように
なり、またエネルギー供給業者を含めたサービス業者
は、顧客に対する情報サービス可能な給湯機リモコン、
給湯機、そのエネルギー使用量またはその他のサービス
料金に、前記広告情報の広告料を還元することで、情報
サービス可能な給湯機リモコンの導入が図りやすくな
る。また顧客は安価なサービスの提供を受けることがで
きるようになり、さらに広告情報を含む情報サービスが
受けられるようになる。
【0029】請求項10に記載の発明は、給湯機にエネ
ルギーを供給するシステムにおいて、顧客に対して表示
される広告情報を選択させる選択手段と、その選択内容
に応じてプロバイダ装置を介して行ったサービス、情報
取得量の少なくとも一つに応じて前記システムのサービ
ス料金を変化させる料金変更手段とを備えた請求項7に
記載の広告情報提供システムである。
【0030】そして、顧客の広告情報の活用度合いに応
じて、サービス料金に変化をつけることによって、情報
サービス可能な給湯機リモコンの活用度が高まり、顧客
に対しては利便性、サービス性の向上が図れ、エネルギ
ー供給業者を含めたサービス業者は、情報サービス可能
な給湯機リモコンの導入促進とサービス拡大が図れる。
広告依頼者は、広告情報による商品の購買が促進され
る。
【0031】請求項11に記載の発明は、給湯機リモコ
ンで制御する給湯機の運転状態を検知する運転状態検知
手段と、前記運転状態検知手段で検知した情報に応じて
広告情報を提供する表示手段とを備えた請求項7、8、
9又は10に記載の広告情報提供システムである。
【0032】そして給湯機の運転状態を検知する検知手
段によって、給湯機が使用されているかいないかを判断
し、使用していない時に広告情報を表示することによ
り、給湯機の制御情報の表示を妨げることなく表示でき
るので顧客の利便性、操作性を損なわない。あるいはま
た、給湯機が使用されていることを判断し、使用してい
る時に広告情報を表示することにより、給湯機が使用さ
れている時は、給湯機リモコンを操作または見ることが
多く、広告情報を見る機会が増えるので、広告提供者に
対しての広告効果が大きくなる。
【0033】請求項12に記載の発明は、給湯機リモコ
ンで制御する給湯機の給湯温度を検知する給湯温度検知
手段と、前記給湯温度検知手段で検知した情報に応じて
広告情報を提供する表示手段とを備えた請求項11に記
載の広告情報提供システム。
【0034】そして給湯温度を検知する検知手段によっ
て、給湯温度が高いときを除いて広告情報を表示するこ
とにより、安全に必要な給湯機の制御情報の表示を妨げ
ることなく表示できるので顧客の利便性、操作性を損な
わない。
【0035】請求項13に記載の発明は、プロバイダ装
置と通信回線によって接続する給湯機リモコンであっ
て、給湯機リモコンに備えた固有情報と前記給湯機リモ
コンを利用する顧客管理データベースとで照合及び認証
し、認証された顧客の給湯機リモコンに対し登録された
広告情報を配信するプロバイダ装置と通信して、情報記
憶手段に前記広告情報を記録し、表示手段に前記広告情
報を表示する給湯機リモコンである。
【0036】そして、給湯機リモコンに広告情報を提供
することで、エネルギー供給業者を含めたサービス業者
は、顧客に対する給湯機の販売、給湯機の使用するエネ
ルギー使用料金の収入以外に、前記広告情報の広告料の
収入も得ることができるようになる。また、顧客に対し
て、広告情報を含めた有用な情報を提供できるようにな
りサービス性、利便性が向上する。また広告料金を顧客
に還元することもできるので、サービスを安価に提供で
きるようになる。
【0037】請求項14に記載の発明は、給湯機にエネ
ルギーを供給するシステムにおいて、顧客に対して表示
される広告情報を選択させる選択手段と、その選択内容
に応じてプロバイダ装置を介して行ったサービス、情報
取得量の少なくとも一つに応じて前記システムのサービ
ス料金を変化させる料金変更手段とを備えた請求項13
に記載の給湯機リモコンである。
【0038】そして、顧客の広告情報の活用度合いに応
じて、サービス料金に変化をつけることによって、情報
サービス可能な給湯機リモコンの活用度が高まり、顧客
に対しては利便性、サービス性の向上が図れ、エネルギ
ー供給業者としては、情報サービス可能な給湯機リモコ
ンのの導入促進とサービス拡大が図れ、広告依頼者は、
広告情報による商品の購買が促進される。
【0039】請求項15に記載の発明は、請求項1〜1
4記載のいずれか1項を機器に実行させるためのプログ
ラムである。そして、プログラムを用いることで家庭に
ある汎用機器で容易に実現することができる。
【0040】請求項16に記載の発明は、請求項1〜1
4記載のいずれか1項を機器に実行させるためのプログ
ラムを記録した記録媒体である。そして、プログラムを
記録した記録媒体を用いることでソフトウエアを家庭に
ある汎用機器にインストールする作業が容易にできる。
【0041】
【実施例】以下に、本発明の実施例について、図1〜図
12を参照しながら説明する。
【0042】(実施例1)図1は、本発明の実施例1に
おけるガス給湯機及びその給湯機リモコンを利用した広
告情報提供システムを示すシステム構成図である。
【0043】図1で、ガス供給業者101又はガス機器
販売業者113は、ガスを供給する顧客に対してガスを
利用する給湯機102、床暖房機103、エアコン11
2及び給湯機をコントロールする給湯機リモコン104
を顧客に販売し、顧客宅に設置される。給湯機102は
お湯を給湯する機能、お風呂を沸かす風呂給湯機能、ま
た温水によって暖房などを行う温水暖房機能を備え、温
水暖冷房システムを構成している。この温水暖房機能に
より、家屋の床に設置された床暖房機103、エアコン
112などで暖房などを行う。給湯機102と床暖房機
103、エアコン112は温水配管によって接続されて
いる。また図1には図示していないが浴室の暖房を行う
浴室暖房乾燥機なども同様に、温水の配管がされており
暖房または浴室の乾燥を行う。
【0044】給湯機リモコン104は、給湯機102を
台所、風呂場などで給湯機をコントロールする機能を有
し、出湯するお湯の温度設定、風呂へのお湯張りなどの
操作ができる。また給湯機リモコン104は、給湯機1
02に配管で接続される機器群、浴室暖房乾燥機なども
コントロールする機能も有する。なお複数機器が給湯機
102に接続される場合、複数の機器を制御する場合も
ある。
【0045】さらに給湯機リモコン104は、通信によ
って得た様々な情報を表示し顧客に提供する機能を有す
る。また、給湯機102に異常、故障が発生した場合、
異常の検出情報、又は異常時の対処方法などを顧客に、
文字、音声、画像によって給湯機リモコン104の表示
部で分かりやすく情報提供する機能を有する。
【0046】本実施例では、給湯機リモコン104と、
給湯機102及び接続される機器群とは特定小電力無線
で通信制御を行うシステムを構成する。これらの通信媒
体は、限定されるものではなく、特定小電力無線、PH
S、無線LAN、Bluetooth、光通信など何で
もよく、無線でなく電灯線などの有線通信や、またIP
v4、IPv6のようなIP(Internet Protocol)通
信などでも構わない。
【0047】また給湯機リモコン104はガスメータ1
14と無線通信する機能も備え、ガスメータ114で、
ガスの遮断などの異常が発生した場合、例えば「ガス漏
れを検知したためガスを遮断しました。」などの異常内
容、及び対処方法を給湯機リモコン104の表示部に表
示し、顧客に知らせる。
【0048】また給湯機リモコン104は家庭内の設備
システムであるため常時通電されており、顧客の手を介
在することなく情報を表示することが可能なシステムで
ある。
【0049】さらに給湯機リモコン104は、給湯機リ
モコン104の表示部に表示する情報を、電話回線、I
SDN、ADSL、CATV網、光ケーブル、PHS、
無線パケット通信網などで構成された通信網105を介
して、給湯機リモコン104との情報通信を管理するプ
ロバイダ装置106と接続・通信し情報表示を行う。通
信プロトコルにはインターネット通信で一般的に使用さ
れるTCP(Transmission Control Protocol)/IP
(Internet Protocol)を使用し通信を行う。通信され
るデータは、インターネット上のWWW(World Wide W
eb)サーバーで一般的に利用されているHTMLを用
い、給湯機リモコン104に搭載されたブラウザで解析
し、表示を行う。HTML以外に、XHTML、XM
L、Java、Javascriptなどを利用するこ
ともできる。
【0050】プロバイダ装置106は、給湯機リモコン
104と通信を行うサーバーを備え、給湯機リモコン1
04からの要求に応じてHTMLデータを配信する機能
を有する。またプロバイダ装置106は、インターネッ
ト107に接続しており、ガス供給業者101、ガス機
器販売業者113、商店、スーパー108、情報サービ
ス業者109、福祉、介護サービス業者110、セキュ
リティサービス業者111などの各種サービスを行う業
者のサーバーなどと接続されている。接続される業者の
サーバーは、前記の業者に限られるものではなく、どの
ような業者であってもよい。
【0051】前記業者のサーバーからインターネット1
07を介してプロバイダ装置106と通信し広告情報を
アップロードし、依頼された広告情報をプロバイダ装置
106によって必要な顧客に対して広告情報を提供する
システムである。本実施例では、プロバイダ装置が接続
されるすべての業者サーバーは、インターネットを介し
て接続しているが、必要に応じて専用線や電話線で接続
する構成にもでき、インターネット107に限定される
ものではない。接続されるインフラはインターネット1
07でなく、イントラネットでもよい。
【0052】以下に、広告情報表示装置である給湯機リ
モコン104について説明する。図2は、実施例1の給
湯機リモコンを利用した広告情報表示装置(図1 給湯
機リモコン104)のブロック構成図である。図3は広
告情報表示装置(給湯機リモコン104)の外観図の一
例である。
【0053】広告情報表示装置である給湯機リモコン1
04は顧客宅に設置される。以下給湯機リモコン104
と呼ぶことにする。
【0054】給湯機リモコン104は通信網105を介
してプロバイダ装置106と通信するためのプロバイダ
通信手段201を備え、たとえばモデムやLAN通信手
段で構成する。またプロバイダ装置106に通信する時
に、通信先が正規の自分のプロバイダ装置106である
かどうか認証するプロバイダ認証手段202を備え、給
湯機リモコン104に、プロバイダ装置106の固有の
情報である電話番号情報、IPアドレス、その他固有に
設けた識別情報などであるプロイバイダID(識別する
ための情報)をプロバイダID記憶手段203にあらか
じめ記録してあり、前記識別情報であるプロバイダID
をプロバイダ認証手段202より読み出し、通信時に認
証を行うようにしている。認証が行われた後、広告情報
などの情報を通信する。認証されない通信相手とは通信
しない。この認証により、顧客が誰であるかを判定し、
顧客ごとに管理するデータ、例えば趣味、嗜好、希望す
る広告情報、宅内に設置されているガス機器、家族構成
や住宅の種類などに応じた広告情報、サービス情報を提
供するようにしている。不要な情報を提供することによ
る顧客の利便性を損なわないようにしている。
【0055】しかしながら給湯機リモコン104に備え
るプロバイダ認証手段202、プロバイダID記憶手段
203は必ず必要なものではなく、給湯機リモコン10
4でのプロバイダ認証はなくても構成できこの構成によ
るものではない。
【0056】プロバイダ装置106の認証が確認された
後、広告情報の情報通信を行う場合、プロバイダ装置か
ら配信された広告情報は、広告情報処理手段204に渡
され、情報に応じてテキスト情報、音声情報、画像情
報、表示期間情報などに分けられ、それぞれの処理を行
う。詳細は後述する。
【0057】またガス供給業者101などから、給湯機
102やその他の給湯機に配管される機器群と通信し、
制御又は運転ログ確認などを行う場合、制御命令、運転
ログ読み出し命令などはプロバイダ通信手段201から
機器制御情報処理手段205に渡され、制御命令や運転
ログ読み出し命令の内容を判断し、無線通信などで通信
を行う機器通信手段206から制御命令または運転ログ
読み出し命令を給湯機102などに通信し、たとえば、
給湯機102の電源をONし、お風呂のお湯張りをした
り、浴室暖房機のONすることを行う。
【0058】また給湯機102の故障時、メンテナンス
時には、ガス供給業者101またはガス機器販売業者1
13に通報を送り、顧客の手を煩わすことなく遠隔で給
湯機102の運転ログなどを読み出しチェックを行う。
場合に応じて修理の対応などを行う。また同様にガスメ
ータ114に対しても、ガス供給業者101より遠隔で
制御または検針を行うことが可能である。
【0059】広告情報処理手段204は、配信された広
告情報を処理・演算を行い圧縮された画像や音声情報を
伸張する。そして給湯機リモコン104の表示情報を記
憶する給湯機リモコン表示情報記憶手段207に記憶・
蓄積された「現在の表示広告情報」を読み出し、前記画
像又は音声などの情報を挿入した広告情報が入った新し
い表示情報を生成する。これはHTMLで記述を行い、
表示情報解析手段208で、HTMLで記述されたタ
グ、またはjavascriptなどのスクリプト言語
で記述したスクリプトを解析し、ディスプレイである表
示手段209、スピーカ、ブザーなどで構成した出力手
段210に出力される。表示手段209はたとえば、L
CDモニタなどである。
【0060】広告情報を表示した給湯機リモコン104
は、スイッチなどで構成した選択手段211を備え、顧
客(給湯機リモコンの利用者)が表示された広告情報を
選択・入力すると、広告情報アクセス処理手段212は
通信先アドレス(URL:Uniform Resource Locator)
などを指定し、詳細な広告情報の内容を要求する要求情
報を演算、生成し、プロバイダ通信手段201によって通
信網105を介してプロバイダ装置106に接続し、プ
ロバイダ装置106にインターネット107を介して接
続された広告情報を配信した業者のサーバーへ接続、通
信し、より詳細な情報をダウンロードし閲覧できるよう
になっている。
【0061】また、給湯機リモコン104には、顧客の
要望によって広告情報の配信を行う行わないの選択登録
するための広告情報配信登録手段213を備えており、
顧客が給湯機リモコン104に表示される設定情報の選
択を選択手段211で行うと、広告情報配信登録手段2
13によって配信登録情報が生成され、プロバイダ通信
手段201から通信網105を介してプロバイダ装置1
06に登録される。
【0062】図3に示すように、給湯機リモコン104
は、LCDモニタ301に広告情報と、いろいろな情報
にアクセスするために設けたアイコンを表示しており、
表示エリアを分けてグラフィカルに表示している。また
各アイコン又は広告情報表示は、スイッチ302(選択
手段211の一形態)のカーソルキー、決定キー、戻る
キーなどによって選択、入力することができ、選択入力
することによってプロバイダ装置106に接続、通信し
直接的にアイコンが示す情報を提供するサーバーへアク
セスできるようになっている。たとえば、ガス供給業者
101が提供するサーバーに、顧客が月々に使用したガ
ス使用量及び料金情報を閲覧できるようにしている場
合、ガス会社アイコン303を顧客は選択入力し、ガス
供給業者101のサーバーにアクセスを行い、自分の使
用したガス使用量、料金を給湯機リモコン104で簡単
に閲覧できるようになる。また、サーバーが提供する情
報として音声情報がある場合、スピーカ304で再生
し、音声で顧客に情報を提供することもできる。
【0063】以上のように、ガス給湯機の給湯機リモコ
ンを利用した広告情報表示装置は、ガス給湯機のリモコ
ン機能を提供すると共に、給湯機102の制御情報を表
示する他に、その表示手段を利用し顧客に対し有益な広
告情報を提供・表示できるようにしている。
【0064】以下にプロバイダ装置側の広告情報提供装
置(図1プロバイダ装置106)について説明する。
【0065】図4は、プロバイダ装置側の広告情報提供
装置のブロック図である。プロバイダ装置側の広告情報
提供装置は、コンピュータを利用したサーバーで構成さ
れる。
【0066】ガス供給業者101の端末または情報提供
を行うサーバーはインターネット107を介してプロバ
イダ装置106のサーバーに接続されている。またここ
では図示していないが、ガス供給業者101以外のサー
ビス業者の情報提供サーバーもインターネット107を
介して接続している。
【0067】インターネット107を介して接続される
サービス業者は、プロバイダ装置106のサーバーと、
ルータなどで構成されたインターネット通信手段401
で通信を行い、広告情報配信業者として広告情報配信業
者登録手段402に登録される。
【0068】この登録された事業者のみが、給湯機リモ
コン(図1 104)に対して広告情報を配信できる。
そして登録したサービス業者が広告情報を画像情報や音
声情報で作成すると、インターネット107を介してプ
ロバイダ装置106のサーバーにアップロードする。ア
ップロードされた前記情報は広告情報登録手段403に
よって、広告情報として登録保存され、広告情報記憶手
段404に記憶される。この場合の広告情報記憶手段4
04は、ハードディスク、メモリ、光磁気ディスクなど
で構成された記憶装置で構成している。
【0069】また顧客側では、給湯機リモコン104を
操作しプロバイダ装置106の給湯機リモコン通信手段
405と通信を行い、広告情報の配信をするしないとい
う情報を広告配信顧客登録手段406で広告配信顧客記
憶手段407に記憶保存している。そして配信登録を行
うと、広告配信登録手段409より出力される配信登録
情報により、サービス料金変更手段411に前記情報が
渡され、登録を行った顧客に対するガス供給業者が提供
するガス料金、その他サービス、情報サービスなどのサ
ービス料金を割引変更し、顧客管理データベース手段4
08に記録する。
【0070】プロバイダ広告情報処理手段410は、広
告情報記憶手段404から登録された広告情報を読み出
すとともに、広告配信顧客記憶手段407より広告情報
配信を望む顧客情報を読み出し、前記登録された顧客に
対して広告情報を配信する配信情報を生成し、給湯機リ
モコン通信手段405によって顧客の給湯機リモコン1
04に情報を配信する。このとき、プロバイダ装置10
6では顧客の給湯機リモコン104より給湯機リモコン
104に割り当てられた給湯機リモコン104の識別情
報であるID情報を取り出し、給湯機リモコン104を
利用する顧客を管理するデータベースである顧客管理デ
ータベース手段408に記録されている顧客情報と顧客
が保有する給湯機リモコン104の固有のID情報が合
致するかを顧客認証手段409で認証した後、前記広告
情報を顧客の給湯機リモコン104に配信する。
【0071】以上のように、ガス給湯機の給湯機リモコ
ン104を利用したサーバー側広告情報提供装置は、サ
ービス業者からアップロードされる広告情報を、配信登
録された顧客に対してその広告情報提供を行うことがで
きるようにし、給湯機リモコン104を利用する顧客の
みに広告配信を行うものである。
【0072】また広告配信を行う登録を行った顧客に対
しては、ガスなどのエネルギーの使用代金、情報サービ
ス、その他サービスなどの少なくともいづれか一つのサ
ービス料金を割引して提供するようにしている。
【0073】以下に給湯機リモコン104を利用した広
告情報提供方法について説明を行う。図5は広告情報提
供システムの動作を示すフローチャートである。図6、
図7は情報提供サービス、広告情報提供機能を有する給
湯機リモコン104の画面を示す図である。
【0074】まず広告情報の提供を開始する(ステップ
501)。
【0075】広告配信依頼者であるサービス業者サーバ
ー(101、108、109、110、111、11
3)は、図1、2の中には図示していないが、前記サー
バーに備えた広告情報作成手段によって広告情報を入
力、作成する(ステップ502)。
【0076】この時サーバーで自動または手動で広告情
報を作成してもよいし、またはサーバーに接続可能なパ
ソコンなどの端末によって広告情報を作成してもよ
い。。
【0077】その情報は、テキスト情報、画像情報又は
音声情報などで作成する。また画像情報は、静止画でな
く動画でもよく、音声情報は音楽データ、音声データな
どである。
【0078】そして広告配信依頼者であるサービス業者
サーバーは、インターネット107を介してプロバイダ
装置106に広告情報を送信し、広告情報登録手段40
3で送信された広告情報を広告情報記憶手段404に記
録、登録する。(ステップ503)。
【0079】広告情報を送信するプロトコルは、インタ
ーネット通信で一般的使用されるアプリケーションプロ
トコルであるFTP(File Transfer Protocol)、HT
TP(Hyper Text Transfer Protocol)などである。ま
た情報(ファイル)転送でなく、電子メールのシステム
を利用した情報(ファイル)転送を行うことも可能であ
り、プロバイダ装置内に電子メールの送受信を行うサー
バーを設置し、メールに添付して送信することも可能で
ある。
【0080】そしてプロバイダ装置106に送られた広
告情報は、プロバイダ装置106(サーバー)で広告配
信してもよいという顧客情報を、広告配信顧客記憶手段
407から読み出し、顧客宅に設置された給湯機リモコ
ン104を特定する固有な電話番号、IPアドレス情報
などの固有なID情報に対して通信を行う(ステップ5
04)。
【0081】顧客の給湯機リモコン104は、プロバイ
ダ装置106(サーバー)からの呼び出し通信がある
と、給湯機リモコン104内に記録された固有ID情報
をサーバーに送信し、プロバイダ装置106のサーバー
に固有なプロバイダID情報(電話番号やIPアドレス
又は固有ID情報)を同様に給湯機リモコン104に送
信する。そして給湯機リモコン104側においてサーバ
ーが正しい通信相手であることを認証、確認する。サー
バー側においては、顧客管理データベース手段408に
保存してある情報と送信されてきたID情報が正規の顧
客の給湯機リモコン104であるかを顧客認証手段40
9で認証、確認する(ステップ505)。
【0082】そして登録された広告情報を顧客の給湯機
リモコン104にHTTP、FTPなどのプロトコルで
情報を送信する。給湯機リモコン104は受信した広告
情報を、図2では図示していないが広告情報処理手段2
04に備えた情報記憶手段で記憶する(ステップ50
6)。
【0083】給湯機リモコン104は、表示情報解析手
段208で現在記録された表示情報を給湯機リモコン表
示情報記憶手段207から読み出し、前記送信された広
告情報と読み出した表示情報から新しい表示情報を生成
し、表示手段209に広告情報の表示を行う(ステップ
507)。
【0084】この時音声情報もある場合は、スピーカな
どで音声を出力する。
【0085】そして広告情報提供を終了する(ステップ
508)。
【0086】そして広告情報が給湯機リモコン104の
表示手段209に表示される。顧客によって広告情報が
確認される。
【0087】図6にガス供給業者などによる「ガス器具
セール」の広告を表示する給湯機リモコン104の表示
手段の画面の一例を示す。広告情報601が、ガス供給
業者から配信要求のあった広告情報部分である。また給
湯機リモコン104を操作するためのアイコン602
は、給湯機リモコン104に初めからフラッシュメモリ
など記憶手段に記憶されたHTMLなどで記述された情
報(データ)部分である。
【0088】次に顧客が、給湯機リモコン104に備え
た選択手段211であるスイッチ操作により広告情報6
01部分を選択入力すると、広告情報を提供しているガ
ス供給業者101のサーバーに、プロバイダ装置106
を介して接続し、より詳細な情報を給湯機リモコン10
4に表示する。その一例を図7に示している。図7で、
701はより詳細な情報にアクセスするためのリンクボ
タンである。これも説明した動作同様、顧客によって選
択入力することで、より詳細な情報や別の情報にアクセ
スする。702は、広告情報の利用ポイント情報であ
り、詳細は後述する。
【0089】このように「ガス器具セール」の広告に選
択入力するだけで簡単に、必要な情報にアクセスできる
ようにしている。
【0090】次に広告情報の配信の要・不要により、ガ
ス利用料のサービス料金を割引、安価にする広告情報配
信方法の動作について説明する。図8は、実施例1にお
ける広告情報の配信の要・不要によるサービス料金変更
の動作を示す動作フローチャートである。
【0091】広告情報の配信の要・不要登録を行う場
合、設定画面を給湯機リモコン104の選択手段211
の操作によって表示させ、設定を開始する(ステップ8
01)。
【0092】広告配信を行う場合、給湯機リモコン10
4を操作し広告情報の配信の要を選択手段211により
選択入力する(ステップ802)。
【0093】そして前記設定情報を通信網105を介し
て、顧客の給湯機リモコン104の認証を行った後、広
告情報配信登録手段213は配信登録情報を生成し、プ
ロバイダ通信手段201によってプロバイダ装置106
に配信登録情報を送信し、プロバイダ装置106のサー
バーの広告配信顧客登録手段406によって、配信を望
む顧客情報を記録し登録する(ステップ803)。
【0094】プロバイダ装置106は、前記登録を行っ
た顧客のサービス料金を変更手段413により、サービ
ス料金をより安価に書き換える書き換え処理を行い、顧
客管理データベース手段408に記録保存する(ステッ
プ804)。
【0095】そして広告依頼者であるサービス業者サー
バーから広告情報の配信依頼があった場合、プロバイダ
装置106は、広告情報を登録した後、前記広告配信を
希望した顧客の給湯機リモコン104に対して広告情報
の配信を行う(ステップ805)。
【0096】なお、顧客が給湯機リモコン104を操作
して、広告配信を希望するもの限定するものではなく、
プロバイダ装置106のサーバーにおいて直接設定する
こともできるし、また顧客からの電話、FAX、電子メ
ールなどによって連絡された場合においても、同様の動
作処理を行うことができる、また、給湯機リモコン10
4設置時に、工事担当者が行うこともできる。
【0097】このようにして、顧客の給湯機リモコン1
04に対して、広告情報配信をするしないによってガス
料金を含めたサービス料金を割引し、安価にして顧客に
提供できるようになる。
【0098】なお本実施例において、広告依頼者として
のサービス業者をガス供給業者、エネルギーをガスとし
て説明を行ったが、広告依頼者はガス業者以外でもよ
く、情報サービス業者に天気、ニュース、時事情報など
の配信を行ったり、公共サービス業者によって、地元の
駅、バス停時刻表の情報提供又はゴミ収集日の案内を情
報配信することもできる。また食材のケータリングサー
ビスを行う業者によってレシピ情報を配信提供すること
もきる。また、商品情報を広告配信するだけでなく、リ
ンクした情報から商品を購入することもできる。
【0099】またガスの給湯機102を用いて給湯機リ
モコン104を説明したが、電気温水器、電気給湯機、
ソーラーシステム又は石油給湯機などのリモコンでもよ
い。
【0100】また給湯機リモコン104に通信する機器
として、給湯機102、床暖房機103、エアコン11
2、ガスメータ114、浴室暖房乾燥機などを説明した
が、それ以外機器でもよくガス漏れ警報器、CO警報
機、侵入検知器、火災警報機、各種家庭内に設置する機
器やセンサ群と通信するように構成することもできる。
【0101】また独居老人の安否を見守るようなセンサ
機器と通信させることによって安否確認サービスシステ
ムとして利用することもできる。
【0102】以上のように、本発明によれば給湯機リモ
コンに対して、顧客認証によって顧客に応じた情報提供
を可能とし、広告情報を配信、表示できるようにしたこ
とで、エネルギー供給業者又は機器販売業者などは、顧
客への給湯機及び給湯機リモコンの販売収入、その他給
湯機リモコンを使用した情報サービスのサービス料金の
収入以外に、前記広告情報の広告料の収入も得ることが
できるようになるとともに、顧客に応じた有用な広告情
報を提供できるようになり、サービス性、利便性を向上
する。
【0103】さらに給湯機リモコンへの広告情報の提供
を、顧客で選択し、広告情報の配信を行う場合には、エ
ネルギー使用量などのサービス料金を割引し、安価に変
化させることで、広告情報必要又は不要という顧客のニ
ーズに対応できるようになり、またエネルギー供給業者
又は機器販売業者は、顧客に対するサービス性を拡大す
ると共に、高付加価値のある情報サービス機能付きの給
湯機リモコン及び給湯機を顧客に販売・提供しやすくな
る。
【0104】またはそのサービス料金に、前記広告情報
の広告料を還元できるので、エネルギー供給を含めた全
てのサービスでより安価にサービス提供ができるように
なる。
【0105】(実施例2)本発明の実施例2について図
9、図10を用いて説明する。
【0106】本実施例で前記実施例と異なるのは、プロ
バイダ装置側サーバーであり、顧客の給湯機リモコン1
04に表示する広告情報の使用頻度を、プロバイダ装置
側のサーバーでカウントする使用ポイント処理手段を設
け、そのポイントに応じてサービス料金を安価にする点
について異なる。また前記実施例1の同様の構成部分に
ついて説明を省略する。
【0107】図9は、実施例2におけるプロバイダ装置
側の広告情報提供装置(サーバー)のブロック構成図で
ある。また本説明に不要な構成要素は省略するが、図4
と同一の構成要素を備えるものである。また図10は、
広告情報の顧客の使用頻度によってエネルギー供給業者
を含めたサービス業者が提供するサービス料金を安価に
する広告情報提供方法の動作を示すフローチャートであ
る。
【0108】以下にプロバイダ装置側広告情報提供装置
106の構成要素について説明を行う。
【0109】顧客の給湯機リモコン104に表示した広
告情報を顧客が見てアクセスした場合、そのアクセス情
報は通信網105を介してプロバイダ装置のサーバー1
06の給湯機リモコン通信手段405で受信される。広
告情報のアクセス情報はインターネット通信手段401
に通信され、インターネット107を介して広告情報を
提供したサービス業者のサーバーへ接続され、顧客の給
湯機リモコン104では、広告情報の詳細情報が表示さ
れる。
【0110】そして前記アクセスと同時にプロバイダ広
告情報処理手段410によって広告情報へのアクセスで
あることを通信先のアドレスより判断すると、使用ポイ
ント処理手段901によりアクセスした顧客のデータと
して管理する顧客別使用ポイントのポイントを増加させ
ガス使用料金をなどのサービス料金を変化させる。たと
えば、アクセス1回につき1ポイントとし、100ポイ
ントでガス料金を5%ダウンするなどである。そして使
用ポイントを顧客ごとに使用ポイントを記録保存する。
そしてサービス料金変更手段411によってサービス料
金の変更を行う所定のサービスポイントに達した場合、
サービス料金をより割り引いて変更し、顧客管理データ
ベース手段408に記録されているサービス料金情報を
書き換えるものである。
【0111】次に図10を用いて動作を説明すると、ま
ず給湯機リモコン104が広告情報を表示する(ステッ
プ1001)。
【0112】顧客の操作により選択手段211は、広告
情報を選択・入力する(ステップ1002)。
【0113】給湯機リモコン104のプロバイダ通信手
段201はプロバイダ装置106に通信接続を行い、広
告情報を提供したサービス業者のサーバーと通信する
(ステップ1003)。
【0114】サービス業者のサーバーに接続し、所望の
広告情報をダウンロードし、給湯機リモコン104の表
示手段209に広告情報の詳細情報を表示する(ステッ
プ1004)。
【0115】プロバイダ装置106のサーバーでは、プ
ロバイダ広告情報処理手段410によって広告情報によ
るアクセスがあったことを判断し、使用ポイント処理手
段901は顧客ごとの使用ポイントを演算する(ステッ
プ1005)。
【0116】プロバイダ装置106のサーバーで広告情
報の使用ポイントが所定の基準に達した場合、サービス
料金変更手段411は顧客のサービス料金を割り引いて
変更し、顧客管理データベース手段408に記録された
サービス料金情報の書き換えを行う(ステップ100
6)。
【0117】そして一連の動作が終了する(ステップ1
007)。
【0118】また、本実施例の説明では、広告情報の使
用ポイントをプロバイダ装置側のサーバーでカウントす
る構成を説明したが、顧客の給湯機リモコン104に使
用ポイントカウント手段を設け、所定ポイントになった
時、プロバイダ装置側サーバーにポイント情報を通信
し、上記処理を行うようにすることもできる。
【0119】さらに、広告情報を提供するサービス業者
ごとに行うことも可能であり、広告情報の商品を購入し
た時は、さらにポイントをアップさせるポイントカウン
ト方法も可能である。
【0120】以上の説明のように、本発明によれば、顧
客の広告情報の活用度合いに応じて、サービス料金に変
化をつけることによって、情報サービス機能を有した給
湯機リモコンの活用度が高まり、顧客に対しては利便
性、サービス性の向上が図れ、エネルギー供給業者又は
機器販売業者としては、給湯機リモコン及び給湯機の販
売促進、及び情報サービスなどのサービス拡大が図れ、
広告依頼者は広告情報による商品の購買が促進される。
【0121】(実施例3)図11は、本発明の実施例3
のプロバイダ装置側広告情報提供装置106のサーバー
のブロック図である。図12は、広告情報提供方法の動
作を示すフローチャートである。
【0122】本実施例において、前記実施例と異なるの
は広告配信を依頼するサービス業者の作成した広告情報
をプロバイダ装置のサーバーに登録せず、直接顧客の給
湯機リモコン104に送信できる点について異なる。ま
た本実施例において前記実施例と同一の構成要素に関し
ては、説明を省略する。また図11のプロバイダ装置側
106のサーバーを示すブロック図においても、説明に
不要な構成要素は記述していないが、図4と同一の構成
要素を備えるものである。
【0123】図11において、各構成要素について説明
すると、プロバイダ装置側106のサーバーにはインタ
ーネット107を介して電子メールを送受信する機能を
インターネットメール送受信手段1102に備えてお
り、電子メールをインターネットに送信するSMTP
(Simple Mail Transfer Protocol)サーバー、利用者
のメールを保管し、利用者の要求に応じてメールを送り
出すPOP(Post OfficeProtocol)サーバーの機能を
備えている。
【0124】インターネットメール送受信手段1102
は、受信した広告情報メールなどを顧客毎に保管してお
く広告メール記憶手段1103を備えている。広告依頼
サービス業者(サーバー)1101からの広告メールを
インターネット107を介しインターネット通信手段4
01、インターネットメール送受信手段1102を経由
し給湯機リモコン通信手段405から広告情報が届いた
ことを顧客の給湯機リモコン104に知らせる情報を送
信する。顧客認証手段409、顧客管理データベース手
段408は前記実施例と同様なので説明は省略する。広
告情報配信業者登録手段1104は、給湯機リモコン1
04に対して広告配信を行う業者としてプロバイダ装置
106に登録し、プロバイダ装置106は登録した業者
の認証を行い、広告情報を給湯機リモコン104に送信
する。
【0125】次に動作について図12を用いて説明す
る。
【0126】まず広告情報提供を開始する(ステップ1
201)。
【0127】プロバイダ装置106のサーバーの広告情
報配信業者登録手段402は、広告を配信するサービス
業者を、広告配信業者として登録する(ステップ120
2)。
【0128】図示はしていないが、広告配信を行うサー
ビス業者(サーバー)1101の広告情報作成手段は、
広告情報を作成する(ステップ1203)。
【0129】広告配信を行うサービス業者によってパソ
コンまたはサーバーなどから広告情報を電子メールとし
て、インターネット107を介してプロバイダ装置10
6に備えたインターネットメール送受信手段1102に
送信する(ステップ1204)。
【0130】インターネットメール送受信手段1102
によって受信された広告メールは、顧客ごとの広告メー
ル記憶手段1103に保存される(ステップ120
5)。
【0131】広告情報が届いたことをインターネットメ
ール送受信手段1102は、プロバイダ広告情報処理手
段410に伝え、プロバイダ広告情報処理手段410か
ら給湯機リモコン通信手段405を制御し、顧客の給湯
機リモコン104を呼び出す(ステップ1206)。
【0132】顧客の給湯機リモコン104が備える固有
ID情報を読み出し、プロバイダ装置106側サーバー
の顧客認証手段409は顧客管理データベース手段に保
存された情報と比較して認証を行い、正規の給湯機リモ
コン104であることを確認する(ステップ120
7)。
【0133】そして顧客のメール記憶手段1103に保
存された広告メールを、給湯機リモコン通信手段405
は顧客の給湯機リモコン104に送信し、給湯機リモコ
ン104の記憶手段に保存する。複数のメールがある場
合は、複数送信する(ステップ1208)。
【0134】そして広告情報メールを給湯機リモコン1
04で読み出し、表示手段209に出力表示する(ステ
ップ1209)。
【0135】そして広告情報提供が終了する(ステップ
1210)。
【0136】なお、広告メール情報形式は、テキストま
たはHTMLなどで構成される。なおいずれの実施例に
も共通するが、プロバイダ装置106のサーバーは1つ
にまとめて記述しているが、物理的には複数のサーバー
で構成してもよいし、1台で構成してもよい。プロバイ
ダ装置106は、ガス供給業者、ガス機器販売業者など
の給湯機及び給湯機リモコンを販売・提供する業者と同
一であってもよいし、また別業者でも構わない。また同
一業者の場合には、インターネットでなくLANなどで
ネットワーク構成してもよい。
【0137】また給湯機は給湯暖冷房システムを構成す
ると説明したが、前記システムでなくてもよく風呂給湯
機、給湯のみ行う給湯機などであってもよく、給湯機の
制御を行う宅内に設置された給湯機リモコンであれば構
わない。
【0138】また上記実施例1〜3はいずれも装置、機
器で実現する代わりにプログラムで実現するするように
してもよい。または記録媒体にプログラムを記録しそれ
を実行処理する。
【0139】以上説明したように、本発明によれば給湯
機リモコンに広告情報を提供することで、エネルギー供
給業者を含むサービス業者は、顧客に対するエネルギー
使用料金、またはその他のサービス料金の収入以外に、
前記広告情報の広告料の収入も得ることができるように
なる。また、顧客に対して、有用な情報を提供できるよ
うになりサービス性、利便性が向上する。また顧客に対
するサービス性を拡大することで、広告情報を含む情報
サービス可能な給湯機リモコン又は給湯機の導入が図り
やすくなる。また広告料を顧客に還元できるようになる
ので、エネルギー供給料金を含めたサービス料金に還元
し、安価にサービス提供できるようになる。
【0140】なお、本発明は、給湯機リモコンに対し広
告情報の提供を行う広告情報提供方法において、前記広
告情報を受信する手順と、前記広告情報を給湯機リモコ
ンに配信するプロバイダ装置に登録する手順と、前記給
湯機リモコンに備えた固有情報と前記給湯機リモコンを
利用する顧客管理データベースとで照合及び認証する認
証手順と、認証された顧客の給湯機リモコンに対し受信
した広告情報を配信する手順と、給湯機リモコンに備え
た情報記憶手段に前記広告情報を記録する手順と、給湯
機リモコンの表示装置に前記広告情報を表示する手順と
を備えた広告情報提供方法でもよい。
【0141】すなわち、給湯機リモコンに対して広告情
報の提供を行う広告情報の提供方法において、広告依頼
者は、給湯機リモコンに情報を配信するプロバイダに広
告情報を配信する事業者として登録する手順と、広告情
報の入力又は作成を行う手順と、広告情報を通信回線を
介してプロバイダに送信する手順を備え、プロバイダ
は、給湯機リモコンを利用する顧客管理データベースを
有し、顧客の給湯機リモコンと通信回線によって通信接
続し、顧客の給湯機リモコンに備えた固有情報と顧客管
理データベースと照合及び認証する認証手順を備え、認
証された後、顧客の給湯機リモコンに対し、登録された
広告依頼者から送信された広告情報を配信する手順と、
顧客の給湯機リモコンに備えた情報記憶手段に広告情報
を記録する手順と、任意のタイミングで給湯機リモコン
の表示装置に表示する手順によって広告情報の情報提供
を行う給湯機リモコンを利用した広告情報提供方法であ
る。
【0142】また、通信回線によって接続し給湯機リモ
コンに対し広告情報の提供を行う広告情報提供システム
において、前記広告情報を受信する受信手段と、前記広
告情報を給湯機リモコンに配信するプロバイダ装置に登
録する登録手段と、前記給湯機リモコンに備えた固有情
報と前記給湯機リモコンを利用する顧客管理データベー
スとで照合及び認証する認証手順と、認証された顧客の
給湯機リモコンに対し受信した広告情報を配信し給湯機
リモコンに備えた情報記憶手段に記録する広告情報配信
手段と、前記広告情報を表示する表示手段とを備えた広
告情報提供システムでもよい。
【0143】(実施例4)本発明の実施例4について、
図2を用いて説明する。
【0144】本実施例において、前記実施例と異なるの
は給湯機の停止状態を検知して、給湯機リモコンに広告
情報を表示・提供する点について異なる。また本実施例
において前記実施例と同一の構成要素に関しては説明を
省略する。
【0145】図2において、機器制御情報処理手段20
5には、図示してはいないが、給湯機の動作を監視し給
湯機が停止していることを検知する運転停止検知手段、
及び給湯機が運転動作していること検知する運転動作検
知手段を備えている。顧客宅において、給湯機リモコン
104が電源ON状態で給湯機102を使用していない
場合、運転停止検知手段は、燃焼、水の流量、ガスの流
量などから給湯機が運転していないことを判断する。そ
して運転停止検知手段は、運転停止中の検知信号を表示
手段209に出力し、給湯機リモコン表示情報記憶手段
207に蓄積された広告情報を表示情報解析手段208
によって解析し、表示可能な広告情報として表示手段2
09に出力され、顧客(使用者)に広告情報を提供す
る。
【0146】また、広告情報を表示手段209に表示し
ている時に、顧客(使用者)によって給湯機102を使
用する操作が行われた場合、前記運転動作検知手段によ
って、上記運転停止検知の時同様に、燃焼状態や水、ガ
スの流量などから給湯機が使用され動作していることを
検知する。そして運転動作検知手段は、運転動作中の検
知信号を出力し、それを受信処理した機器制御情報処理
手段205により給湯機の制御状態である湯温情報など
運転状態を表示手段209に表示し、顧客(使用者)に
提供する。
【0147】なお運転停止の検知方法は上記のみの方法
によるものではなく、給湯機のON/OFF信号などで
あってもよい。
【0148】以上説明したように、本発明によれば給湯
機が使用されていないことを検知する運転停止検知手段
によって、給湯機が使用されていないかを判断し、使用
していない時に広告情報を表示手段に表示することによ
り、給湯機の制御情報の表示を妨げることなく表示でき
るので顧客の利便性、操作性を損なわない。
【0149】(実施例5)本発明の実施例5について、
図2を用いて説明する。
【0150】本実施例において、前記実施例と異なるの
は給湯機の運転中状態を検知して、給湯機リモコンに広
告情報を表示する点について異なる。また本実施例にお
いて前記実施例と同一の構成要素に関しては説明を省略
する。
【0151】顧客宅において、給湯機リモコン104が
電源ON状態で給湯機102を使用している場合、運転
動作検知手段は、燃焼、水の流量、ガスの流量などから
給湯機が運転していることを判断する。そして運転動作
検知手段は、給湯機運転中の検知信号を表示手段209
に出力し、給湯機リモコン表示情報記憶手段207に蓄
積された広告情報を表示情報解析手段208によって解
析し、表示可能な広告情報として表示手段209に出力
され、顧客(使用者)に広告情報を提供する。
【0152】この時広告情報は、給湯機102の制御状
態の表示及び広告情報を同時に表示したり、または給湯
機102の制御情報と広告情報を交互に表示したりす
る。また給湯機制御情報のみでなく、給湯機102に接
続された床暖房機103やその他の機器の制御状態を表
示してもよい。
【0153】また顧客(使用者)によって給湯機102
の運転停止操作が行われた場合、前記運転停止検知手段
によって、上記運転動作検知の時同様に、燃焼状態や
水、ガスの流量などから給湯機の運転が停止されたこと
を検知する。そして運転停止検知手段は、運転停止の検
知信号を表示手段209に出力し、広告情報の表示を停
止する。
【0154】以上説明したように、本発明によれば給湯
機が使用されていることを検知する運転動作検知手段に
よって、給湯機が使用されていることを判断し、使用し
ている時に広告情報を表示することにより、給湯機が使
用されている時は給湯機リモコンを操作または見ること
が多く、広告情報を見る機会が増えるので、広告提供者
に対しての広告効果が大きくなる。また広告効果の低い
時に広告情報を表示しないことにより、顧客への利便性
も向上し、給湯機リモコンの電力消費を抑え省エネルギ
ーになる。
【0155】なお、実施例4の運転動作検知手段と実施
例5の運転停止検知手段とを一つとして運転状態検知手
段とし、表示するタイミングを使用者に選択させてもよ
い。
【0156】(実施例6)本発明の実施例6について、
図2を用いて説明する。
【0157】本実施例において、前記実施例と異なるの
は給湯機の給湯温度を検知して、給湯機リモコンに広告
情報を表示する点について異なる。また本実施例におい
て前記実施例と同一の構成要素に関しては説明を省略す
る。
【0158】図2において、機器制御情報処理手段20
5には、図示してはいないが、給湯機で給湯動作とその
給湯温度を検知する給湯温度検知手段を備えている。顧
客宅において、給湯機リモコン104が電源ON状態で
給湯機102を使用している場合、運転動作検知手段
は、燃焼、水の流量、ガスの流量などから給湯機が運転
していることを判断する。そして給湯温度検知手段は、
設定された給湯温度の情報を表示手段209に出力し、
給湯機リモコン表示情報記憶手段207に蓄積された広
告情報を表示情報解析手段208によって解析し、表示
可能な広告情報として表示手段209に出力され、顧客
(使用者)に広告情報を提供する。
【0159】この時広告情報は、給湯温度が低ければ給
湯機102の制御状態の表示(給湯温度表示を含む)及
び広告情報を同時に表示したり、または給湯機102の
制御情報と広告情報を交互に表示したりする。また給湯
機制御情報のみでなく、給湯機102に接続された床暖
房機103やその他の機器の制御状態を表示してもよ
い。
【0160】また顧客(使用者)によって給湯機102
の給湯温度の高温設定が行われた場合、前記給湯温度検
知手段によって、設定された給湯温度の情報を表示手段
209に出力し、給湯温度の表示のみにして使用者の注
意を喚起するため広告情報の表示を停止する。
【0161】以上説明したように、本発明によれば給湯
温度を検知する検知手段によって、給湯温度が高いとき
を除いて広告情報を表示することにより、安全に必要な
給湯機の制御情報の表示を妨げることなく表示できるの
で顧客の利便性、操作性を損なわない。なお、設定され
た給湯温度が高くても給湯が行われていない状態であれ
ば広告表示と制御状態の表示(給湯温度表示を含む)と
を交互に表示させることも考えられる。
【0162】なお、実施例4の運転動作検知手段と実施
例5の運転停止検知手段と実施例6の給湯温度検知手段
とを一つとし、表示するタイミングを使用者に選択させ
てもよい。
【0163】
【発明の効果】このように、本発明の給湯機リモコンを
利用した広告情報提供方法、広告情報提供システム、給
湯機リモコンおよびそのプログラムは、ガス、電気、石
油などのエネルギーを利用する給湯機の給湯機リモコン
の表示手段に、プロバイダ装置で顧客認証を行い広告情
報を配信提供できるようになるので、前記給湯機、給湯
機リモコンを販売・提供するエネルギー供給業者など、
またはプロバイダ業者は、顧客に対するエネルギー使用
料金またはその他のサービス料金の収入以外に、前記広
告情報の広告料の収入も得ることができるようになる。
また、顧客に対し、顧客に応じた有用な広告情報などを
提供できるようになりサービス性、利便性が向上する。
また顧客に対するサービス性の拡大と、エネルギー使用
料金を含むサービス提供料を安価にすることで、情報サ
ービス可能な給湯機リモコン及び給湯機の導入が図りや
すくなる。また、そのサービス料金に、前記広告情報の
広告料を還元できるので、エネルギー供給を含めた全て
のサービスでより安価にサービス提供ができるようにな
り、顧客へのサービス性と利便性をさらに向上するとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図
【図2】本発明の実施例1、2、3の広告情報表示装置
である給湯機リモコンのブロック構成図
【図3】同給湯機リモコンの外観図
【図4】本発明の実施例1のプロバイダ装置(サーバ
ー)を示すブロック構成図
【図5】本発明の実施例1における広告情報提供システ
ムの動作を示すフローチャート
【図6】同システムの給湯機リモコンの表示画面を示す
【図7】同システムの給湯機リモコンの表示画面を示す
【図8】本発明の実施例1における広告情報提供システ
ムの動作を示すフローチャート
【図9】本発明の実施例2のプロバイダ装置(サーバ
ー)を示すブロック構成図
【図10】本発明の実施例2における広告情報提供シス
テムの動作を示すフローチャート
【図11】本発明の実施例3のプロバイダ装置(サーバ
ー)を示すブロック構成図
【図12】本発明の実施例3における広告情報提供シス
テムの動作を示すフローチャート
【図13】従来のガス供給の安全を監視するシステムの
システム構成図
【符号の説明】
104 給湯機リモコン 105 通信網(通信回線) 106 プロバイダ装置 209 表示手段(表示装置) 211 選択手段 403 広告情報登録手段(広告登録手段) 406 広告配信顧客登録手段(顧客登録手段) 408 顧客管理データベース手段(顧客管理データベ
ース) 409 顧客認証手段(認証手段) 410 プロバイダ広告情報処理手段(広告情報配信手
段) 411 サービス料金変更手段(料金変更手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柏本 隆 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線に接続された給湯機リモコンに
    対し広告情報の提供を行う広告情報提供方法において、
    前記広告情報の入力又は作成を行う手順と、前記広告情
    報を給湯機リモコンに配信するプロバイダ装置に登録す
    る手順と、前記給湯機リモコンに備えた固有情報と前記
    給湯機リモコンを利用する顧客管理データベースとで照
    合及び認証する認証手順と、認証された顧客の給湯機リ
    モコンに対し登録された広告情報を配信する手順と、給
    湯機リモコンに備えた情報記憶手段に前記広告情報を記
    録する手順と、給湯機リモコンの表示装置に前記広告情
    報を表示する手順とを備えた広告情報提供方法。
  2. 【請求項2】 顧客に対して広告情報の配信が必要であ
    るか不要であるかを選択させる手順と、顧客管理データ
    ベースに前記選択内容を記録する手順と、その記録に基
    づき顧客を選択して広告情報の配信を行う手順とを備え
    た請求項1に記載の広告情報提供方法。
  3. 【請求項3】 広告情報の配信の必要又は不要の選択内
    容に応じて、サービス料金を変化させる手順を備えた請
    求項2に記載の広告情報提供方法。
  4. 【請求項4】 顧客に対して表示される広告情報を選択
    させる手順と、その選択内容に応じて広告情報を提供す
    るサーバーにプロバイダ装置を介して接続する手順と、
    その選択内容に応じてプロバイダ装置を介して行ったサ
    ービス、情報取得量の少なくとも一つに応じて、サービ
    ス料金を変化させる手順とを備えた請求項1に記載の広
    告情報提供方法。
  5. 【請求項5】 給湯機リモコンで制御する給湯機の運転
    状態を検知する手順と、前記検知情報に応じて給湯機リ
    モコンの表示手段に広告情報を提供する手順とを備えた
    請求項1、2、3又は4のいずれか1項に記載の広告情
    報提供方法。
  6. 【請求項6】 給湯機リモコンで制御する給湯機の給湯
    温度を検知する手順と、前記検知情報に応じて給湯機リ
    モコンの表示手段に広告情報を提供する手順とを備えた
    請求項5に記載の広告情報提供方法。
  7. 【請求項7】 通信回線に接続された給湯機リモコンに
    対し広告情報の提供を行う広告情報提供システムにおい
    て、前記広告情報の入力又は作成を行う広告情報作成手
    段と、前記広告情報を給湯機リモコンに配信するプロバ
    イダ装置に登録する広告登録手段と、前記給湯機リモコ
    ンに備えた固有情報と前記給湯機リモコンを利用する顧
    客管理データベースとで照合及び認証する認証手段と、
    認証された顧客の給湯機リモコンに対し登録された広告
    情報を配信し給湯機リモコンに備えた情報記憶手段に記
    録する広告情報配信手段と、前記広告情報を表示する表
    示手段とを備えた広告情報提供システム。
  8. 【請求項8】 顧客に対して広告情報の配信が必要であ
    るか不要であるかの選択させる選択手段と、顧客管理デ
    ータベースに前記選択内容を記録する顧客登録手段と、
    その記録に基づき顧客を選択して広告情報の配信を行う
    広告情報配信手段とを備えた請求項7に記載の広告情報
    提供システム。
  9. 【請求項9】 給湯機において、広告情報の配信の必要
    又は不要の選択内容に応じて、サービス料金を変化させ
    る料金変更手段を備えた請求項8に記載の広告情報提供
    システム。
  10. 【請求項10】 給湯機にエネルギーを供給するシステ
    ムにおいて、顧客に対して表示される広告情報を選択さ
    せる選択手段と、その選択内容に応じてプロバイダ装置
    を介して行ったサービス、情報取得量の少なくとも一つ
    に応じて前記システムのサービス料金を変化させる料金
    変更手段とを備えた請求項7に記載の広告情報提供シス
    テム。
  11. 【請求項11】 給湯機リモコンで制御する給湯機の運
    転状態を検知する運転状態検知手段と、前記運転状態検
    知手段で検知した情報に応じて広告情報を提供する表示
    手段とを備えた請求項7、8、9又は10のいずれか1
    項に記載の広告情報提供システム。
  12. 【請求項12】 給湯機リモコンで制御する給湯機の給
    湯温度を検知する給湯温度検知手段と、前記給湯温度検
    知手段で検知した情報に応じて広告情報を提供する表示
    手段とを備えた請求項11に記載の広告情報提供システ
    ム。
  13. 【請求項13】 プロバイダ装置と通信回線によって接
    続する給湯機リモコンであって、給湯機リモコンに備え
    た固有情報と前記給湯機リモコンを利用する顧客管理デ
    ータベースとで照合及び認証し、認証された顧客の給湯
    機リモコンに対し登録された広告情報を配信するプロバ
    イダ装置と通信して、情報記憶手段に前記広告情報を記
    録し、表示手段に前記広告情報を表示する給湯機リモコ
    ン。
  14. 【請求項14】 広告情報の配信が必要であるか不要で
    あるかを選択したり表示される広告情報を選択する選択
    手段を備え、前記選択内容をプロバイダ装置に送信して
    顧客管理データベースに記録させる請求項13に記載の
    給湯機リモコン。
  15. 【請求項15】 請求項1〜14記載のいずれか1項を
    機器に実行させるためのプログラム。
  16. 【請求項16】 請求項1〜14記載のいずれか1項を
    機器に実行させるためのプログラムを記録した記録媒
    体。
JP2001127439A 2001-04-25 2001-04-25 広告情報提供方法、広告情報提供システム、給湯機リモコンおよびそのプログラム、記録媒体 Withdrawn JP2002324185A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004208458A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Denso Corp 表示装置
JP2018071927A (ja) * 2016-11-02 2018-05-10 東邦瓦斯株式会社 熱中症予防システム
JP2020034187A (ja) * 2018-08-27 2020-03-05 株式会社ノーリツ 給湯システム、給湯装置および管理装置
JP2021097414A (ja) * 2017-07-28 2021-06-24 リンナイ株式会社 通信システム

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