JP2003044661A - 情報提供システム及び遠隔制御装置 - Google Patents

情報提供システム及び遠隔制御装置

Info

Publication number
JP2003044661A
JP2003044661A JP2001226224A JP2001226224A JP2003044661A JP 2003044661 A JP2003044661 A JP 2003044661A JP 2001226224 A JP2001226224 A JP 2001226224A JP 2001226224 A JP2001226224 A JP 2001226224A JP 2003044661 A JP2003044661 A JP 2003044661A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
management
information providing
providing system
management target
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001226224A
Other languages
English (en)
Inventor
Asako Nagata
麻子 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2001226224A priority Critical patent/JP2003044661A/ja
Publication of JP2003044661A publication Critical patent/JP2003044661A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の宅内に設置された機器又は装置の管理
情報を遠隔から簡易に取得することができ、さらに、こ
の管理情報に関連した付加的サービスが受けられるシス
テムを構築する。 【解決手段】 情報提供システム1では、自宅5の特定
の機器又は装置に個々に設定されたIPアドレスを用い
ることにより、顧客端末4からインターネット2を介し
て特定の機器又は装置にアクセスできるようになってい
る。すなわち、サービスセンタ3は、顧客端末4からの
要求に従ってこのIPアドレスにより特定される機器又
は装置にアクセスし、その管理情報を抽出して顧客端末
4に提供する。そしてその際、同時に自己のデータベー
ス又は外部のデータベースを検索して当該機器又は装置
の管理情報に関連する情報を抽出し、この関連情報を上
記管理情報に併せて顧客端末4に提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定の宅内に設置
された機器又は装置の管理情報を、遠隔から広域ネット
ワークを介して簡易に取得させる情報提供システム、及
び該機器又は装置を広域ネットワークを介して遠隔制御
可能な遠隔制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】従
来、家庭内に設置された機器又は装置(ガス機器、電気
機器、或いは窓やドアの開閉制御装置等)の管理情報
を、インターネット等の広域ネットワークから取得(閲
覧)するためには、図8に示す手続を経る必要があっ
た。
【0003】すなわち、利用者は、例えば自宅に設置さ
れたホームサーバに接続された機器又は装置の夫々の情
報を、事前に家庭内のパーソナルコンピュータ(以下
「PC」という)を介して個々に所定のサービスセンタ
のデータベースにアップロードしておく必要があった。
その際、これらの管理情報は、FTP(File Trasfer P
rotocol)やSMTP(Simple Mail Trasfer Protoco
l)等のプロトコルを使用してアップロードする必要が
あり、初心者には取扱いが困難であるといった問題があ
った。
【0004】また、このシステムで取扱うことができる
情報は、上記サービスセンタが貸し出しているデータベ
ースに予め格納された情報のみであるため、上記機器又
は装置の管理情報をリアルタイムで取得することができ
なかった。また、このサービスセンタのデータベースに
アップロードされた管理情報は、ユーザ端末からHTT
P(Hyper Text Trasfer Protocol)を使用して、その
管理情報が格納されたデータベースにアクセスすること
により取得することができる。しかし、このシステム
は、あくまでサービスセンタのデータベースに格納され
た情報をそのまま閲覧したり取り出したりできるのみで
あり、サービスセンタからデータ格納領域を借用してい
るに過ぎず、他の付加価値はなかった。
【0005】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
のであり、特定の宅内に設置された機器又は装置の管理
情報を遠隔から簡易に取得することができ、さらに、こ
の管理情報に関連した付加的サービスが受けられるシス
テム又は装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】かかる課
題に鑑み、請求項1に記載の情報提供システムにおいて
は、記憶手段が、登録顧客(本システムの会員)が保有
する一又は複数の機器又は装置(管理対象)にインター
ネット等の広域ネットワークを介してアクセスするため
のアクセス情報を夫々記憶している。
【0007】ここで、本システムが適用可能な管理対象
は、広域ネットワークを介して通信可能な通信部を備え
る。このため、ここでいう「アクセス情報」は、少なく
とも個々の管理対象に設定された通信用のアドレス情報
を含むことを意味する。そして、広域ネットワークを介
して接続された前記登録顧客の顧客端末からの要求に従
い、抽出手段が、このアクセス情報に基づいて特定の管
理対象にアクセスし、要求にかかる管理対象の管理情報
を抽出する。ここでいう「管理情報」とは、管理対象の
現在の動作状態(正常又は異常情報を含む)、動作履
歴、内部の検出情報等種々の情報を意味する。この管理
情報は、その管理対象によって異なり、また登録顧客の
要望によって個別に設定することも可能である。
【0008】そして、情報提供手段が、上記抽出された
管理情報を顧客端末に提供する。かかる構成によれば、
登録顧客は、本システムを介して管理対象に直接アクセ
スすることができるため、リアルタイムな管理情報を取
得することができる。このため、登録顧客は管理情報に
基づく最適な処置をとることが可能となる。
【0009】上記管理対象は、その各々が上記広域ネッ
トワークに直接接続されていてもよいが、請求項2に記
載のように、広域ネットワークと各管理対象とを仲介す
るホストコンピュータ、或いは、各管理対象の管理情報
を一元的に管理すると共に、広域ネットワークを介した
情報の配信機能を有するホームサーバ等を備えたホーム
ネットワークに接続されていてもよい。
【0010】また近年では、家電機器又は装置の個々に
固有のIPアドレスを設定する、いわゆるIPv6の導
入が検討されており、家電機器又は装置自体を単独でイ
ンターネットに接続する技術の開発が進められている。
そこで、このような技術に対応するため、請求項3に記
載の情報提供システムにおいては、上記各管理対象に自
己を特定するためのIPアドレスが夫々付与されてお
り、上記記憶手段がこの管理対象のIPアドレス情報を
アクセス情報として記憶している。
【0011】かかる構成によれば、上述したホストコン
ピュータやホームサーバを介することなく、特定のIP
アドレス又はこのIPアドレスに対応した名前を、HT
TPにて指定することにより、特定の管理対象に直接ア
クセスすることができる。このため、管理対象がホーム
ネットワークに接続されてなくても広域ネットワークに
接続されていれば、本システムを利用することが可能と
なる。従って、ホストコンピュータやホームサーバを設
置しなくてもよく、コストの低減を図ることができる。
尚、上記ホストコンピュータやホームサーバをいわゆる
IPルータとして使用することも可能である。
【0012】またその場合、上記本システムの記憶手段
が各IPアドレス情報の全てを記憶するようにしてもよ
いが、登録顧客の数やその管理対象の数が増大すると、
記憶容量が不足する事態も想定される。そこで、請求項
4に記載のように、上記広域ネットワークに各管理対象
のIPアドレスを管理して提供するIPアドレス管理セ
ンターが別途接続され、必要に応じて当該管理センター
にアクセスして特定の管理対象のIPアドレスを引き出
すようにしてもよい。この場合、上記記憶手段は、要求
にかかる管理対象のIPアドレス情報を、このIPアド
レス管理センターから取得して記憶する。
【0013】ところで、上記情報提供システムを構築す
る場合、単に管理対象の管理情報を取得するだけではサ
ービスとして物足りないともいえる。換言すれば、当該
管理対象に付随した情報が同時に取得できれば、本シス
テムの利用価値もより高まると考えられる。
【0014】そこで、請求項5に記載の情報提供システ
ムでは、上記記憶手段が、さらに管理対象の管理情報に
関連した一又は複数の関連情報を夫々記憶し、又は広域
ネットワークに別途接続された情報端末からこの関連情
報を取得する。ここでいう「関連情報」としては、後述
する実施例でも述べるように、例えば管理対象が冷蔵庫
でありその管理情報が冷蔵庫内の在庫情報である場合に
は、在庫情報から想定できるレシピ情報や、そのレシピ
を料理するために足らない食材情報、その食材を購入す
るのにおすすめの店舗情報(特売情報等)等を設定する
ことができる。管理対象の種類によりその関連情報も様
々であり、情報提供システムの運営者側で適宜設定する
ことができる。
【0015】この場合、抽出手段が、上記要求にかかる
管理対象の管理情報を抽出すると共に、記憶手段からこ
の管理情報に対応した関連情報を抽出し、情報提供手段
が、管理情報に併せてこの関連情報を顧客端末に提供す
る。かかる構成によれば、登録顧客は管理情報に併せて
有益な関連情報を取得できることになり、本システムの
利用度が増す。また、この関連情報が魅力的であれば自
ずと本システムの利用顧客が増すことになり、当該運営
者のアイディアや企業努力が集客に反映されることにな
る。
【0016】また、このように関連情報を提供する場
合、管理対象に関連するからといってあらゆる情報を送
信するのは、逆にそのチェックに労を煩わされる登録顧
客に迷惑となる場合も想定される。そこで、請求項6に
記載の情報提供システムでは、記憶手段が、さらに顧客
端末に配信する関連情報を特定するための登録顧客の個
別情報を夫々記憶する。ここでいう「個別情報」として
は、登録顧客の職業、趣味、家族構成、或いは嗜好(好
き嫌い)等種々のものを設定することが可能である。
【0017】そして、抽出手段が、この個別情報に基づ
いて顧客端末に配信すべき関連情報を特定して抽出す
る。かかる構成により、配信する関連情報を個別情報に
より限定することができる。例えば、関連情報として上
述したレシピ情報を提供する場合には、登録顧客の家族
構成やその嗜好等の個別情報に従った情報が優先的に配
信されることになる。このため、登録顧客のニーズに適
合した関連情報を送信することができ、その結果、さら
に本システムの利用価値が向上する。
【0018】さらに、近年では、車両等に搭載されるナ
ビゲーション装置も通信装置としての機能を有すること
から、請求項7に記載のように、当該情報提供システム
がナビゲーション装置に連携可能に構成され、情報提供
手段が、上記関連情報をこのナビゲーション装置に送信
可能に構成されているのが好ましい。
【0019】かかる構成によれば、このナビゲーション
装置を顧客端末として本システムを利用できることはも
ちろんであるが、システム側からの関連情報(データ)
をナビゲーション装置の地図データとマッチさせること
により、その関連情報が示す物やサービスの提供場所を
地図上に表示させたり、さらにその提供場所に道案内さ
せることもできる。例えば後述する実施例でも述べるよ
うに、情報提供手段が、管理情報として冷蔵庫の在庫情
報であり、関連情報としてレシピ情報と不足する材料情
報、さらにこの不足材料を購入するのにお得な店舗情報
を送信する場合、この店舗情報に地図データ情報を併せ
て配信することにより、登録顧客はナビゲーション装置
により当該店舗までの道案内をさせることができる。こ
のように、ナビゲーション装置に連携させることで、本
システムによるサービスの幅が広がる。
【0020】また、請求項8に記載のように、上記記憶
手段が、関連情報として特定企業又は店舗の広告情報を
記憶し、又は広域ネットワークに別途接続された情報端
末からこの広告情報を取得するようにしてもよい。この
場合、その広告情報は当該特定企業又は店舗の要望によ
り配信することになる。
【0021】かかる構成によれば、本システムを広告配
信システムとして活用することも可能となり、ビジネス
の幅がより一層広がる。また、近年では携帯電話やPD
A等の各種携帯端末にもWWWブラウザが内蔵されてい
るため、広域ネットワーク上のWWWサーバ上に掲載さ
れた文書及び画像情報を閲覧するのにも便利になってい
る。
【0022】そこで、請求項9に記載のように、上記情
報提供手段が、抽出手段が抽出した各情報を、内蔵する
WWWサーバ上に文書及び画像にて掲載するようにする
のもよい。かかる構成により、ユーザインタフェースを
良好にできる。さらに、上述のように各管理対象の管理
情報を単に閲覧するだけでなく、その状況に従って、当
該管理対象を遠隔制御することができれば便利である。
【0023】そこで、請求項10に記載の情報提供シス
テムでは、記憶手段が、さらに各管理対象を操作するた
めの操作情報を記憶し、情報提供手段が、要求にかかる
管理対象の操作情報を顧客端末に提供する。そして、こ
の操作情報に基づいて顧客端末から管理対象への操作指
示が入力された場合には、この管理対象に設けられた制
御部に対し、この操作指示に対応した制御情報を送信す
る。
【0024】かかる構成によれば、後述する実施例でも
述べるように、例えば管理対象が自宅の窓或いはドアの
制御装置であり、顧客端末に対し上記管理情報として自
宅の窓が開いている又は開錠しているという情報が送信
された場合に、登録顧客は、この管理情報と共に送信さ
れた操作情報に基づいて、遠隔から窓やドアを閉める又
は施錠する等の措置をとることができる。このため、登
録顧客が窓やドアの施錠等をしたか思い出せない場合で
も、自宅に戻る必要がなく、遠隔から状況を確認して適
切な処置をすることができる。尚、この操作情報は、各
管理対象により異なることはいうまでもない。
【0025】また、このように操作情報を提供する場合
には、予め操作情報の取得者を限定することが好ましい
場合がある。例えば、本システムを家族で利用するよう
な場合である。その場合、例えば管理対象が自宅のガス
機器又は電気機器である場合、子供が勝手にこれらの機
器を遠隔制御可能な状態とすると、ガス漏れ或いは不要
な電力消費等予期せぬ事態が発生することも予想され
る。
【0026】そこで、請求項11に記載の情報提供シス
テムでは、記憶手段がさらに操作情報の配信の許否を判
別するための配信条件を記憶する。ここでいう「配信条
件」とは、例えば「特定の管理対象の操作については両
親のみ提供可能とする」、或いは「特定の人物(例えば
恋人等)にのみ自宅のドアの開錠を可能にする」等種々
の設定が考えられる。
【0027】そして、情報提供手段が、顧客端末から入
力されたユーザIDやパスワード等の識別情報と、記憶
手段が記憶した上記配信条件とを照合し、許可された者
についてのみ上記操作情報を配信する。つまり、識別情
報が配信条件を具備しない場合には、顧客端末に操作情
報は提供されない。
【0028】かかる構成により、登録顧客の事情に応じ
た形式で本システムを有効に活用することができる。ま
た、上記管理対象に登録顧客側からのみアクセスするの
ではなく、管理対象自ら登録顧客にその管理情報を提供
するようにしてもよい。
【0029】すなわち、請求項12に記載のように、受
信手段が管理対象自らが送信した報知情報を受信し、情
報提供手段が、この報知情報を顧客端末に提供するよう
にしてもよい。かかる構成により、例えばガス機器がそ
のガス漏れ情報を登録顧客に報知したり、電気機器が電
気の消し忘れを報知したり、或いはドア制御装置が何者
かの侵入を報知したりすることができる。つまり、本シ
ステムにより完全なセキュリティシステムを構築するこ
とができる。
【0030】以上のように、各種管理対象の管理情報を
情報提供システムを介して取得することで、登録顧客は
様々なサービスを受けることができるが、上記IPv6
の導入により各管理対象にIPアドレスが付与される
と、仲介者を介さなくても自宅等の管理対象を遠隔制御
することは可能である。
【0031】そこで、請求項13に記載の遠隔制御装置
は、例えば宅内に設置され、外部端末からの広域ネット
ワークを介したアクセスを可能とするIPアドレス情報
を個々に保有する管理対象を、上記広域ネットワークを
介して制御可能とする。具体的には、情報提供手段が、
外部端末から広域ネットワークを介して入力されたIP
アドレスに基き、対応する管理対象の管理情報及び操作
情報を、内蔵するWWWサーバ上に文書及び画像にて掲
載することにより、上記外部端末に提供する。そして、
制御手段が、外部端末からの操作情報に沿った入力に従
って、管理対象を制御する。
【0032】かかる構成により、登録顧客は、自己の携
帯端末等から自宅の管理対象を自由に制御することがで
きる。また、仲介者を介する必要がないため、仲介料を
支払うこともない。その場合、請求項14に記載のよう
に、管理対象が、ホームネットワークに接続されていて
もよいし、請求項15に記載のように、報知手段が、管
理対象の報知情報を外部端末に送信するようにしてもよ
い。
【0033】かかる構成により、上述した情報提供シス
テムと同様の効果が得られる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
面に基づいて説明する。図1は、本実施例に係る情報提
供システム1の全体構成を表すブロック図である。同図
に示すように、情報提供システム1は、広域ネットワー
クとしてのインターネット2に接続されたサービスセン
タ3から、登録顧客の端末に対して自宅の機器又は装置
(管理対象)の情報をサービスとして提供するシステム
として構築されている。尚、情報提供システム1は、多
数の会員により利用され得るが、本実施例においては説
明の便宜上、サービスセンタ3に当該サービスを依頼す
るある登録顧客により利用された例を示す。従って、同
図においては、登録顧客の端末である顧客端末4が、図
示しないISP(Internet Service Provider)を介し
てインターネット2に接続されている。また、当該登録
顧客の自宅5に設置された後述する各種機器又は装置1
1〜14は、IP(Internet Protocol)ルータ6を介
してインターネット2に常時接続されており、サービス
センタ3側からのアクセス又はサービスセンタ3へのア
クセスが可能になっている。
【0035】サービスセンタ3は、専用のWWW(Worl
d Wide Web)サーバを保有しており、ISPを介してイ
ンターネット2に接続された顧客端末4からの要求に従
って、IPルータ6を介して特定の機器又は装置にアク
セスし、その管理情報を抽出して顧客端末4に提供する
と共に、顧客端末4からの指示に従って特定の機器又は
装置の操作指示を行う。
【0036】顧客端末4は、パーソナルコンピュータ
(以下「PC」)、ナビゲーション装置等の車載端末、
携帯電話端末、PDA等からなり、キーボードやマウス
等の入力装置や、サービスセンタ3のWWWサーバがイ
ンターネット2上で掲載する情報を表示するためのWW
Wブラウザを有する表示装置を備える。このため、情報
提供システム1の利用者は、この表示装置に表示される
画面に従って入力装置により入力することにより、所定
の手続を行ったり所望のサービスを受けることができ
る。尚、顧客端末4とISPとを接続する通信手段とし
ては、一般的な電話回線網を使ってISPに接続するた
めのモデムやターミナルアダプタ等の電話用通信装置で
もよいし、或いは、携帯電話、PHS等の無線電話用通
信装置、或いは、DSRC(Dedicated Short Range Co
mmunication)の技術を使った通信装置であってもよ
い。
【0037】登録顧客の自宅5内には、冷蔵庫11、ガ
ス機器12、電気機器13、窓制御装置14等の各種機
器又は装置が設置されており、各々の通信部がIPルー
タ6を介してインターネット2に接続されている。すな
わち、同図に示すように、例えば冷蔵庫11は、冷蔵庫
11のハードウェア11aを制御する制御部11b、制
御部11bの制御状態や冷蔵庫11内の在庫情報等の各
種管理情報を管理する管理部11c、及びIPルータ6
を介してサービスセンタ3との間で通信を行うための通
信部11d等を備える。そして、この通信部dを介して
管理部11cが管理する管理情報(冷蔵庫11内の在庫
情報等)をサービスセンタ3側に送信したり、サービス
センタ3側から送信された制御指令を制御部11bに伝
送してハードウェア11aに所定の制御を行わせる。
尚、その他の機器又は装置12〜14についても同様の
構成を有するが、その説明及び図示については省略す
る。
【0038】また、各機器又は装置11〜14の各々に
は、自己を特定するためのIPアドレス及びこのIPア
ドレスに対応した名前が設定されており、これらIPア
ドレス及びこの名前に対応する機器又は装置の情報がサ
ービスセンタ3のデータベースに格納されている。そし
て、これらのIPアドレス又は名前を用いることによ
り、外部端末からインターネット2を介してこれらの機
器又は装置11〜14に直接アクセスができるようにな
っている。
【0039】次に、情報提供システム1の具体的運用に
ついて、図2、図3のフローチャート及び図4〜図7に
基づいて説明する。情報提供システム1は、自宅外にい
る登録顧客(本システムの会員)に対して自宅の各種機
器又は装置の情報をその要望に従って提供し、かつ、こ
れらに対する所定の操作を可能とすると共に、この情報
と関連する「おまけの情報」を同時に配信するものであ
る。
【0040】まず、顧客が情報提供システム1を利用す
るために(つまり、情報提供システム1の登録顧客にな
るために)行われる登録処理について、図2のフローチ
ャートに沿って説明する。顧客は、まず情報提供システ
ム1を利用するために顧客端末4をISPを介してイン
ターネット2に接続し、サービスセンタ3への接続指令
を入力する(S110)。
【0041】サービスセンタ3側では、この顧客端末4
からの接続があったと判断すると(S210:YE
S)、個別情報を要求する(S220)。この個別情報
には、その顧客の氏名、電話番号、住所、職種、メール
アドレス等といった属性の他、家族構成、趣味、嗜好等
の情報が含まれる。尚、この個別情報は、顧客が顧客端
末4の表示装置に表示された選択画面に沿って所定の入
力装置により入力する。
【0042】このとき、顧客端末4から個別情報の入力
がなく、その受信が確認されない場合には(S230:
NO)、サービスセンタ3は、顧客に会員登録の意思が
ないと判断し、登録処理を終了する。一方、顧客端末4
から個別情報が入力され(S120)、サービスセンタ
3においてその受信が確認された場合には(S230:
YES)、サービスセンタ3は、当該顧客を登録顧客と
して認定し、その個別情報を自身のデータベースに格納
する。そして、登録顧客が情報提供システム1を利用す
る際の認証等に用いる識別情報(識別IDやパスワード
等)を決定する(S240)。
【0043】続いて、登録顧客が配信を希望する機器又
は装置の情報を要求する(S250)。ここでは、例え
ば機器の又は装置の種類、そのIPアドレス、そのIP
アドレスに対応した名前等の情報が要求される。登録顧
客は表示装置に表示された登録画面に従ってこのIPア
ドレスや希望情報を入力する(S130)。尚、本実施
例では、登録顧客が、管理対象となる自宅5の機器又は
装置として上述の冷蔵庫11、ガス機器12、電気機器
13、窓制御装置14を登録したものとする。
【0044】そして、サービスセンタ3は、これらの情
報を受信すると(S260:YES)、その内容に従っ
た設定処理を行い、その情報をデータベースに格納する
(S270)。そして、この設定の完了情報、その設定
内容、及び上記識別情報を顧客端末4に送信し(S28
0)、登録顧客はこれを取得する(S140)。
【0045】次に、情報提供システム1による情報提供
処理について、図3に示すフローチャートに沿って説明
する。尚、ここでは、登録顧客が配信情報(管理情報)
として自宅内の冷蔵庫11の在庫情報を要求した場合を
例に説明する。登録顧客が、例えば夕飯の支度のために
自宅5内の冷蔵庫11の在庫情報が知りたくなり、顧客
端末4をインターネット2に接続し、サービスセンタ3
にアクセスしたとする(S310)。
【0046】サービスセンタ3は、この接続情報を確認
すると(S410:YES)、顧客端末4に図4(a)
に示す入力画面を表示させ、上述した識別情報としての
「登録ユーザ名」と「パスワード」の入力を促す(S4
20)。このとき、顧客端末4からこれらの入力がな
く、その受信が確認されない場合には(S430:N
O)、サービスセンタ3は、本システムの会員ではない
又は本システムの利用の意思がないと判断して処理を終
了する。
【0047】一方、顧客端末4からこれらの識別情報が
入力され(S320)、サービスセンタ3においてその
受信が確認された場合には(S430:YES)、サー
ビスセンタ3は、その識別情報を用いて認証処理を行う
(S440)。このとき、認証が行われない場合には
(S450:NO)、処理を終了する。
【0048】そして、S450において、認証が正常に
行われた場合には(S450:YES)、続いて、自己
のデータベースに登録された配信情報の種類を提示し、
登録顧客が配信を希望する情報の選択を要求する(S4
60)。つまり、上述した設定処理により、当該登録顧
客の管理情報として自宅5の冷蔵庫11の在庫情報、ガ
ス機器12の情報、電気機器13の情報、窓制御装置1
4による制御情報が登録されているため、図4(a)に
示すように画面にはこれらの情報が「サービス項目」と
して選択可能に表示される。このとき、登録顧客からの
希望情報等の入力がない場合には(S470:NO)、
処理を終了する。
【0049】一方、登録顧客がサービス項目から例えば
図4(a)のように「在庫情報」を選択し(S33
0)、サービスセンタ3側でこれを確認すると(S47
0:YES)、サービスセンタ3は、自己のデータベー
スから要求にかかる機器(冷蔵庫11)のIPアドレス
を検出し、これに基づきIPルータ6を介して冷蔵庫1
1の通信部11dにアクセスし、在庫情報の送信を指示
する(S480)。冷蔵庫11のドア部には、バーコー
ドR/Wや専用のスキャナ等が設置されている。このた
め、食品を冷蔵庫11に出し入れする際には、食品に添
付されているバーコードを読み込むことによりその在庫
情報を判別することができる。また、食品の形状(例え
ば人参の形状)を専用のスキャナがスキャンすることに
より、その食品の数を判別することができるようになっ
ている。尚、登録顧客が、冷蔵庫11のドアに設置され
た専用の表示部から在庫情報を編集するようにすること
もできる。これらの在庫情報は、管理部11cに蓄積さ
れる。
【0050】そして、冷蔵庫11の管理部11cから抽
出された管理情報が送信されこれを受信すると(S49
0:YES)、その管理情報を顧客端末4に送信する。
また、サービスセンタ3は、このとき同時にデータベー
スを検索して、受信した管理情報に関連した情報を抽出
し、上記管理情報と併せてこの関連情報を顧客端末4に
送信し(S500)、登録顧客はこれらの情報を取得す
る(S340)。
【0051】具体的には、顧客端末4の表示装置には、
例えば図4(b)に示す画面が表示される。同図におい
ては在庫材料の他に、関連情報として、この在庫材料か
ら料理できるおすすめのレシピ情報とその作り方、さら
にこのレシピの完成に不足した材料が表示されている。
このおすすめのレシピ情報は、データベースに記憶され
た登録顧客の上記個別情報に含まれる家族構成や嗜好等
に基づいて決定され、予めデータベースに格納された各
種のレシピの中から抽出される。
【0052】登録顧客は、これらの情報の取得をもって
情報提供システム1の利用を終了することもできるが、
引き続き更なるサービスを受けることもできる。すなわ
ち、この後は登録顧客が設定画面に従った所定の入力を
することにより(S350)、サービスセンタ3側は、
更なる関連情報の提供或いは機器又は装置への制御指令
を行う(S510、S520)。
【0053】すなわち、図4(b)の例では、不足材料
を購入するのにおすすめの情報を取得できるようになっ
ており、画面上には「購入する」ボタンが表示されてい
る。つまり、登録顧客がこの「購入する」ボタンを選択
すると、図4(c)の画面が表示され、不足材料(本実
施例では「とうふ」)が購入できる店舗情報(お買い得
情報、価格、品揃え、場所等)が提供される。また、同
図において「地図を見る」ボタンを選択することによ
り、この店舗を表す地図が表示されるようになってい
る。またこの他に、店舗の営業時間、広告情報等を提供
することもできる。
【0054】さらに、画面上の「カーナビ連携」ボタン
を選択すると、この店舗情報が登録顧客が予め指定した
ナビゲーション装置に送信される。この店舗情報として
は、例えばXML(eXtensible Markup Language)やP
OIX(Point of InterestExchange Language)等を利
用した上記地図情報や、店舗までの行き方(経路情報、
目印、所要時間、距離等)等を設定できる。これによ
り、登録顧客は、自車のナビゲーション装置を作動させ
てこの店舗までの道案内をさせることができる。この
際、ナビゲーション装置との通信により車両現在位置を
把握できるようにし、その車両現在位置付近の店舗情報
を優先して配信するようにすることもできる。
【0055】尚、このナビゲーション装置への連携サー
ビスを希望する場合には、このナビゲーション装置のI
Pアドレス等を上述した設定処理にてサービスセンタ3
側に登録しておくか、又はその都度顧客端末4から入力
させる等の必要がある。また、例えば車両のエンジンが
かかり、ナビゲーション装置の起動時に自動的にサービ
スセンタ3にアクセスして情報の取得ができるように構
成することもできる。
【0056】尚、S330において、登録顧客がサービ
ス項目から「ガス栓くん(ガス機器12)」を選択した
場合には、顧客端末4の画面には例えば図5(a)に示
す情報が表示される。同図においては、ガス機器12の
管理情報として「ガス栓が全てOFFになっており、異
常がないこと」、「今月の利用履歴と先月との比較」等
の情報が提供されている。さらに関連情報として「ガス
ファンヒータの新商品情報」等の広告情報が提供されて
いる。かかる関連情報により、登録顧客は、ガスの無駄
遣いがないか等のチェック、或いはガス機器12のメン
テナンスや取り替え等をする動機を与えられる。尚、上
記において、さらに関連情報として、「一般平均利用
料」「危険事例」、「メンテナンス店情報」等を配信す
るようにしてもよい。
【0057】尚、上記において「ガス漏れ情報」等があ
った場合には、登録顧客は、この情報を見て、サービス
センタ3が提供する画面に表示される図示しない操作情
報に従って、ガス栓をOFFにする等のガス機器12の
遠隔操作をしたり、又はガス会社に連絡する等の処置を
することができる。
【0058】また、S330において、登録顧客がサー
ビス項目から「電気管理くん(電気機器13)」を選択
した場合には、画面には例えば図5(b)に示す情報が
表示される。同図においては、電気機器13の管理情報
として「家電電気が全てOFFになっており、異常がな
いこと」、「今月の利用履歴と先月との比較」等の情報
が提供されている。また、「昼間の温度情報」とこれに
関連したアドバイス情報等が関連情報として提供されて
いる。従って、登録顧客は、このアドバイス情報を見
て、サービスセンタ3が提供する画面に表示される図示
しない操作情報に従って、エアコンを駆動する又は予約
をする等の電気機器の遠隔操作をすることができる。
尚、上記において、さらに関連情報として、「危険事
例」、「メンテナンス店情報」等を配信するようにして
もよい。
【0059】さらに、S330において、登録顧客がサ
ービス項目から「戸締まりくん(窓制御装置14)」を
選択した場合には、画面には例えば図5(c)に示す情
報が表示される。同図においては、窓制御装置14の管
理情報として「お風呂の窓が開いている」との情報が管
理情報として提供されている。また、画面にはその窓の
状態を表すライブビューが表示されており、その操作情
報が提示されている。すなわち、登録顧客は、同図に示
す窓の所定位置をドラッグする態様でこれを自由に開閉
することができるようになっている。また、「施錠ボタ
ン」又は「開錠ボタン」を選択することにより、当該窓
を施錠又は開錠できるようになっている。ここでの登録
顧客による操作指示は制御情報として窓制御装置14の
通信部に送信される。そして、窓制御装置14の制御部
はこの通信部にて受信した制御情報に従って実際に窓を
開閉制御又は施開錠制御する。尚、上記において、さら
に関連情報として、「お天気情報」、「気温情報」、
「日差し情報」、「メンテナンス店情報」等を配信する
ようにしてもよい。
【0060】以上に説明したように、本実施例の情報提
供システム1では、ホストコンピュータやホームサーバ
は特に設けられておらず、特定のIPアドレスを用いて
顧客端末4から自宅5の特定の機器又は装置に直接アク
セスすることができるようになっている。このため、こ
れらの機器又は装置がホームネットワークに接続されて
なくても本システムを適用することが可能となる。従っ
て、ホストコンピュータやホームサーバを設置しなくて
もよい分、コストの低減を図ることができる。ただし、
各機器又は装置をホームネットワークに接続し、上記ホ
ストコンピュータやホームサーバを、このホームネット
ワーク上のIPルータとして使用することも可能であ
る。
【0061】また、登録顧客は、自身が要求した管理情
報に併せて有益な関連情報を取得でき、情報提供システ
ム1の利用価値が増す。また、この関連情報が魅力的で
あれば自ずと本システムの利用顧客が増すことになり、
サービスセンタ3の運営者のアイディアや企業努力が集
客に反映されることになる。
【0062】尚、本実施例においては、図2のフローチ
ャートに示したS240の処理が記憶手段としての処理
に該当し、図3のフローチャートに示したS480、4
90の処理が抽出手段としての処理に、S500〜52
0の処理が情報提供手段としての処理に、夫々該当す
る。
【0063】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明の実施の形態は、上記実施例に何ら限定され
ることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形
態をとり得ることはいうまでもない。例えば、上記実施
例では、サービスセンタ3が、自己のデータベースから
各機器のIPアドレスを検出する態様を示したが、広域
ネットワークに各機器のIPアドレスを管理して提供す
るIPアドレス管理センターが別途接続され、必要に応
じて当該管理センターにアクセスして特定の機器のIP
アドレスを引き出すようにしてもよい。
【0064】また、上記実施例の図5(a)において、
ガス機器12の管理情報の提供の一態様としてガス漏れ
があるか無いかのみ(ガス漏れがある場合は当該機器の
みの情報)を示す態様を示したが、例えば、図6(a)
に示すように、コンロ、風呂、・・・といったようにガ
ス機器12を構成する各機器について個別に異常がない
かを表示するようにしてもよい。
【0065】また、上記実施例の図5(b)において、
電気機器13の管理情報の提供の一態様として全てOF
Fかどうかのみ(OFFでない場合は当該OFFでない
機器のみの情報)を示す態様を示したが、例えば、図6
(b)に示すように、台所、居間、・・・といったよう
に電気機器13の各機器について個別に異常がないかを
表示するようにしてもよい。また、クーラーや炊飯器等
の電気機器の予約を遠隔から設定可能に構成してもよ
い。さらに、何らかの異常が生じた場合に、その旨を電
気機器13側から報知するように設定してもよい。例え
ば、電気が所定時間以上ONになっていたら報知する等
の設定が考えられる。その際、報知情報の連絡先を指定
し、電話や電子メールにて知らせるように設定するのも
有効である。
【0066】また、以上に説明した構成を利用すれば、
本発明を遠隔制御装置として構成することも可能であ
る。この場合、図1に示すように、必ずしもサービスセ
ンタ3を介して構成する必要はなく、顧客端末4(外部
端末)から自宅5のIPルータ6を介して各機器又は装
置11〜14に直接アクセスするようにしてもよい。或
いは、ホームネットワークを構築し、その上にいわゆる
IPルータとしてのホームサーバ又はホストコンピュー
タを設置し、これを介して各機器又は装置11〜14に
直接アクセスするようにしてもよい。
【0067】尚、この場合には、各機器又は装置11〜
14或いはホームサーバ又はホストコンピュータに、管
理情報を表示するためのWWWサーバ機能をもたせる必
要がある。具体的運用としては、例えば顧客端末4から
インターネット2を介して窓制御装置14にアクセスが
あった場合に、図7(a)に示すような画面を表示させ
ることが考えられる。ここでは、画面に自宅5の一階及
び二階の間取り図と制御可能な窓やドア等が表示され、
登録顧客が制御したい窓やドアをクリックして選択でき
るようになっている。そして、例えば風呂の窓が選択さ
れると、図7(b)に示すような操作情報の画面が現れ
る。登録顧客は、この画面に従って開閉の度合いや施開
錠等を制御することができる。また、サービスセンタ3
を介さない構成とすることにより、登録顧客は、仲介料
を支払うことなく、自己の顧客端末4から自宅の管理対
象を自由に制御することができる。
【0068】尚、ここでは、窓制御装置14についての
み具体的態様を示したが、他の機器又は装置についても
操作情報は異なるが同様に構成することができることは
もちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る情報提供システムの全
体構成を表すブロック図である。
【図2】 実施例に係る情報提供システムの具体的運用
を表すブロック図である。
【図3】 実施例に係る情報提供システムの具体的運用
を表すブロック図である。
【図4】 実施例に係る情報提供システムの具体的運用
を表す説明図である。
【図5】 実施例に係る情報提供システムの具体的運用
を表す説明図である。
【図6】 変形例に係る情報提供システムの具体的運用
を表す説明図である。
【図7】 本発明の遠隔制御装置の具体的運用を表す説
明図である。
【図8】 従来の情報提供システムの全体構成を表すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1・・・情報提供システム、 2・・・インターネッ
ト、3・・・サービスセンタ、 4・・・顧客端末、
5・・・自宅、6・・・IPルータ、 11・・・冷蔵
庫、 11a・・・ハードウェア、11b・・・制御
部、 11c・・・管理部、 11d・・・通信部、1
2・・・ガス機器、 13・・・電気機器、 14・・
・窓制御装置

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 登録顧客が保有する個々に通信部を備え
    た一又は複数の機器又は装置(以下「管理対象」)にア
    クセスするためのアクセス情報を夫々記憶する記憶手段
    と、 広域ネットワークを介して接続された前記登録顧客の顧
    客端末からの要求に従い、前記記憶手段に記憶されたア
    クセス情報に基づいて前記管理対象にアクセスし、要求
    にかかる管理対象の管理情報を抽出する抽出手段と、 該抽出手段が抽出した管理情報を前記顧客端末に提供す
    る情報提供手段と、 を備えたことを特徴とする情報提供システム。
  2. 【請求項2】 前記管理対象が、前記登録顧客が保有す
    るホームネットワークに接続されていることを特徴とす
    る請求項1記載の情報提供システム。
  3. 【請求項3】 前記一又は複数の管理対象には、自己を
    特定するためのIPアドレスが夫々付与されており、 前記記憶手段には、該管理対象のIPアドレス情報が、
    前記アクセス情報として記憶されていることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載の情報提供システム。
  4. 【請求項4】 前記広域ネットワークには、前記管理対
    象のIPアドレス情報を管理し提供するIPアドレス管
    理センターが別途接続され、 前記記憶手段は、前記要求にかかる管理対象のIPアド
    レス情報を、該IPアドレス管理センターから取得して
    記憶することを特徴とする請求項3記載の情報提供シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段は、さらに前記管理対象の
    管理情報に関連した一又は複数の関連情報を夫々記憶
    し、又は前記広域ネットワークに別途接続された情報端
    末から該関連情報を取得し、 前記抽出手段は、前記要求にかかる管理対象の前記管理
    情報を抽出すると共に、前記記憶手段から該管理情報に
    対応した関連情報を抽出し、 前記情報提供手段は、前記抽出手段が抽出した管理情報
    に併せて、該対応した関連情報を前記顧客端末に提供す
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の情
    報提供システム。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段は、さらに前記顧客端末に
    配信する前記関連情報を特定するための前記登録顧客の
    個別情報を夫々記憶し、 前記抽出手段は、該個別情報に基づいて前記顧客端末に
    配信すべき関連情報を特定して抽出することを特徴とす
    る請求項5記載の情報提供システム。
  7. 【請求項7】 ナビゲーション装置に連携可能に構成さ
    れ、 前記情報提供手段が、前記関連情報を該ナビゲーション
    装置に送信可能に構成されたことを特徴とする請求項5
    又は請求項6に記載の情報提供システム。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段は、前記関連情報として特
    定企業又は店舗の広告情報を記憶し、又は前記広域ネッ
    トワークに別途接続された情報端末から該広告情報を取
    得することを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載
    の情報提供システム。
  9. 【請求項9】 前記情報提供手段は、前記抽出手段が抽
    出した各情報を、内蔵するWWWサーバ上に文書及び画
    像にて掲載することを特徴とする請求項1〜8のいずれ
    かに記載の情報提供システム。
  10. 【請求項10】 前記記憶手段は、さらに前記各管理対
    象を操作するための操作情報を記憶し、 前記情報提供手段は、前記要求にかかる管理対象の該操
    作情報を前記顧客端末に提供すると共に、該操作情報に
    基づいて前記顧客端末から該管理対象への操作指示が入
    力された場合に、該管理対象に設けられた制御部に対
    し、該操作指示に対応した制御情報を送信することを特
    徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の情報提供シス
    テム。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の情報提供システムに
    おいて、 前記記憶手段が、さらに前記操作情報の配信の許否を判
    別するための配信条件を記憶し、 前記情報提供手段は、前記顧客端末から入力された識別
    情報と、前記記憶手段が記憶した配信条件とを照合し、
    該識別情報が該配信条件を具備しない場合には、該顧客
    端末に前記操作情報を提供しないことを特徴とする情報
    提供システム。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれかに記載の情
    報提供システムにおいて、さらに、前記管理対象が自ら
    送信した報知情報を受信する受信手段を備え、 前記情報提供手段は、該受信手段が受信した報知情報を
    前記顧客端末に提供することを特徴とする情報提供シス
    テム。
  13. 【請求項13】 外部端末からの広域ネットワークを介
    したアクセスを可能とするIPアドレス情報を個々に保
    有する一又は複数の機器又は装置(以下「管理対象」)
    を、前記広域ネットワークを介して制御可能とする遠隔
    制御装置であって、 前記外部端末から前記広域ネットワークを介して入力さ
    れたIPアドレスに基き、対応する管理対象の管理情報
    及び操作情報を、内蔵するWWWサーバ上に文書及び画
    像にて掲載することにより、前記外部端末に提供する情
    報提供手段と、前記外部端末からの該操作情報に沿った
    入力に従って、前記管理対象を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする遠隔制御装置。
  14. 【請求項14】 前記管理対象が、ホームネットワーク
    に接続されていることを特徴とする請求項13載の遠隔
    制御装置。
  15. 【請求項15】 請求項13又は請求項14に記載の遠
    隔制御装置において、さらに、前記管理対象の報知情報
    を前記外部端末に送信する報知手段を備えたことを特徴
    とする遠隔制御装置。
JP2001226224A 2001-07-26 2001-07-26 情報提供システム及び遠隔制御装置 Pending JP2003044661A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001226224A JP2003044661A (ja) 2001-07-26 2001-07-26 情報提供システム及び遠隔制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001226224A JP2003044661A (ja) 2001-07-26 2001-07-26 情報提供システム及び遠隔制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003044661A true JP2003044661A (ja) 2003-02-14

Family

ID=19059077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001226224A Pending JP2003044661A (ja) 2001-07-26 2001-07-26 情報提供システム及び遠隔制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003044661A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004088070A1 (ja) * 2003-03-31 2004-10-14 Sony Corporation 車両への情報提供装置、車両及び車両への情報提供方法
JP2005033578A (ja) * 2003-07-07 2005-02-03 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 遠隔制御方法及び遠隔制御センタサーバ装置及び遠隔制御プログラム及び遠隔制御プログラムを格納した記憶媒体
JP2006164146A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Nec Corp 総合口座サービスシステムにおける購買管理方法及び購買管理プログラム
JP2006235886A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Matsushita Electric Works Ltd 機器監視制御システム
JP2008175655A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Matsushita Electric Works Ltd カーナビゲーションシステム
JP2009100040A (ja) * 2007-10-12 2009-05-07 Sharp Corp 無線テレコントロールシステム
JP2011065221A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> サービス管理システム、ホームゲートウェイ、およびサービス管理方法
US8635364B2 (en) 2006-01-23 2014-01-21 Nec Viewtechnology, Ltd. Apparatus control system and apparatus control method
WO2016021157A1 (ja) * 2014-08-04 2016-02-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報提供装置、情報提供方法、及び、情報提供システム

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7839262B2 (en) 2003-03-31 2010-11-23 Sony Corporation Device for giving information to vehicle, vehicle and method for giving information to vehicle
EP1609932A1 (en) * 2003-03-31 2005-12-28 Sony Corporation Device for giving information to vehicle, vehicle and method for giving information to vehicle
KR101055114B1 (ko) * 2003-03-31 2011-08-08 소니 주식회사 차량에의 정보 제공 장치, 차량 및 차량에의 정보 제공방법
EP1609932A4 (en) * 2003-03-31 2007-06-20 Sony Corp DEVICE FOR DISTRIBUTING INFORMATION TO A VEHICLE AND METHOD FOR DISTRIBUTING INFORMATION TO A VEHICLE
WO2004088070A1 (ja) * 2003-03-31 2004-10-14 Sony Corporation 車両への情報提供装置、車両及び車両への情報提供方法
JP2005033578A (ja) * 2003-07-07 2005-02-03 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 遠隔制御方法及び遠隔制御センタサーバ装置及び遠隔制御プログラム及び遠隔制御プログラムを格納した記憶媒体
JP2006164146A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Nec Corp 総合口座サービスシステムにおける購買管理方法及び購買管理プログラム
JP4639842B2 (ja) * 2005-02-23 2011-02-23 パナソニック電工株式会社 機器監視制御システム
JP2006235886A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Matsushita Electric Works Ltd 機器監視制御システム
US8635364B2 (en) 2006-01-23 2014-01-21 Nec Viewtechnology, Ltd. Apparatus control system and apparatus control method
JP2008175655A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Matsushita Electric Works Ltd カーナビゲーションシステム
JP2009100040A (ja) * 2007-10-12 2009-05-07 Sharp Corp 無線テレコントロールシステム
JP2011065221A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> サービス管理システム、ホームゲートウェイ、およびサービス管理方法
WO2016021157A1 (ja) * 2014-08-04 2016-02-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報提供装置、情報提供方法、及び、情報提供システム
JPWO2016021157A1 (ja) * 2014-08-04 2017-04-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報提供装置、情報提供方法、及び、情報提供システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6543282B2 (ja) ネットワーク接続されたサーモスタットを管理するための方法
US10187494B2 (en) Gateway device application development system
US8219608B2 (en) Scalable architecture for web services
JP4359004B2 (ja) 遠隔操作システムおよび遠隔操作方法および遠隔操作アダプタおよびサービス機器
JP2003515688A (ja) 電子キー・デバイス、システム、および電子キー情報を管理する方法
US20070143456A1 (en) Exchange of centralized control data
US20020116342A1 (en) Domestic electrical apparatus, subscriber registering method, order receiving method, and data processing system
US20020095342A1 (en) Robotic waiter
JP2002078036A (ja) 家電機器用ネットワークシステム
JP2004501462A (ja) スマート電子機器のトークンに基づくパーソナル化
KR20100137676A (ko) 네트워크 통신을 이용한 사용자 맞춤형 커피 제공 시스템 및 사용자 맞춤형 커피 제공 방법
JP4586280B2 (ja) 設備機器の管理システム
JP2003044661A (ja) 情報提供システム及び遠隔制御装置
JP4151184B2 (ja) 地域限定サービス網
KR101909027B1 (ko) 전기제품 정보 관리 시스템
JP2006313031A (ja) 情報配信システム
JP4664524B2 (ja) ホームネットワークシステム
JP2002259012A (ja) 設備機器管理システム
JP2002154661A (ja) 配送商品受取システム
JP2002311870A (ja) 広告サービスシステム、広告サービス方法及びプログラム
JP7426760B1 (ja) 邸商品管理システム及び邸商品管理方法
KR101923435B1 (ko) 전기제품 정보 관리 시스템
JP4743338B2 (ja) サービスシステム
KR20080085681A (ko) 쇼핑 시스템 및 방법
JP2002199471A (ja) リモコン装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20031216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060530

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060728

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060919

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061114

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070115

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20070302