JP2003233272A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複写内容をより認識しやすい状態で確認し、
誤操作をなくすことが可能な画像形成装置を提供する。 【解決手段】 複写内容および動作内容を指定する操作
パネル２と、指定状況を表すディスプレイ１と、ディス
プレイ１を制御するディスプレイ制御部５とを有する画
像形成装置において、ディスプレイ制御部５は、記録媒
体に複写が行なわれる前に、操作パネル２より指定した
複写内容のみをディスプレイ１に表示する機能を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、複写内容および動
作内容を指定する操作パネルと、指定状況を表すディス
プレイを有する画像形成装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】複写内容および動作内容を指定する操作
パネルと、指定状況を表すディスプレイを有する画像形
成装置に関連して、従来技術には、複写内容を表示する
ディスプレイに直接触れることにより複写内容を操作で
きるものがある。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上記で示した
従来技術では、ディスプレイに複写内容と動作内容を同
時に表示させているため、実際これから行われる複写内
容が適切かどうか確認しづらく、誤った内容で複写して
しまうなどの問題点があった。

【０００４】そこで、本発明は、複写内容をより認識し
やすい状態で確認し、誤操作をなくすことが可能な画像
形成装置を提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１記載の発明は、複写内容および動作内容を
指定する操作パネルと、指定状況を表すディスプレイ
と、ディスプレイを制御するディスプレイ制御部とを有
する画像形成装置において、ディスプレイ制御部は、記
録媒体に複写が行なわれる前に、操作パネルより指定し
た複写内容のみをディスプレイに表示する機能を有する
画像形成装置を最も主要な特徴とする。

【０００６】請求項２記載の発明は、請求項１記載の画
像形成装置において、複写内容の指定後、操作パネルの
複写開始ボタンが押されると、ディスプレイ制御部は、
操作パネルより指定した複写内容をディスプレイに表示
する機能を有すると共に、もう１回複写開始ボタンが押
されると、ディスプレイに表示した複写内容で複写を開
始する制御手段を有する画像形成装置を主要な特徴とす
る。

【０００７】請求項３記載の発明は、請求項１記載の画
像形成装置において、ディスプレイ制御部は、ディスプ
レイに表示する、操作パネルより指定した複写内容の項
目を変更する機能を有する画像形成装置を主要な特徴と
する。

【０００８】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
添付の図面に従って説明する。図１は、本発明の一実施
形態に係る画像形成装置の要部ブロック図である。図１
に示すブロックには、ディスプレイ１と、訂正ボタン
３、コピーボタン（複写開始ボタン) ４を有する操作パ
ネル２と、ディスプレイ１を制御するディスプレイ制御
部５と、ホスト（制御手段) ６が示されている。

【０００９】まず、請求項１記載の発明の一実施形態た
る第１の制御例を説明する。図２は、第１の制御例にお
けるディスプレイの表示内容を示す図である。ディスプ
レイ制御部５は、記録媒体に複写が行なわれる前に、操
作パネル２より指定した用紙（記録媒体) サイズ、複写
枚数、拡大縮小、白黒カラー、その他画像形成装置が有
する項目を複写内容として、図２に示すようにディスプ
レイ１に表示する。複写内容以外の動作内容も操作パネ
ル２より指定されるが、ここでは複写内容のみが表示さ
れる。

【００１０】また、複写内容確認時に誤りがあれば、操
作パネル２にある訂正ボタン３を押すことにより、複写
内容を変更できるようにする。複写内容に誤りがなけれ
ば、コピーボタン４を押し、ホスト６により複写動作を
制御しつつ、図示しない作像部において、指定された複
写内容で複写を行なう。

【００１１】次に、請求項２記載の発明の一実施形態た
る第２の制御例を説明する。図３は第２の制御例に関す
るフローチャートである。まず、操作パネル２によりこ
れから行う複写内容を入力する（Ｓ１) 。そして、コピ
ーボタン４（複写開始ボタン）を押すと（Ｓ２) 、まず
ディスプレイ制御部５の制御により、ディスプレイ１に
今指定した複写内容（図２参照）のみが表示される（Ｓ
３) 。

【００１２】そして、その複写内容が正しければ、再び
コピーボタン４（複写開始ボタン）を押し（Ｓ４) 、ホ
スト６により複写動作を制御しつつ、図示しない作像部
において、指定された複写内容で複写を行なう（Ｓ５)
。また、表示された複写内容が間違っていれば、訂正
ボタン３を押し、ディスプレイ制御部５の制御により再
び複写内容を入力する画面に戻るようにする（Ｓ６) 。

【００１３】次に、請求項３記載の発明の一実施形態た
る第３の制御例を説明する。図４、図５は第３の制御例
に関するディスプレイ表示内容を示す図である。操作パ
ネル２のコマンドから、図４に示す内容、すなわち表示
項目選択画面をディスプレイ１に表示させる。これによ
り、例えば、拡大・縮小の欄を非表示で選択すると、図
２に示した確認画面の表示から拡大・縮小率を示す項目
が消え、図５に示すような確認画面になる。これ以外の
項目についても、同様の操作が行なえるようにする。

【００１４】

【発明の効果】以上説明したように、請求項１記載の発
明によれば、記録媒体に複写が行なわれる前に、操作パ
ネルより指定した複写内容のみを、もう一度ディスプレ
イに表示することで、複写が実行される前にその複写内
容を確認できるので、誤った内容の複写を減らし、記録
媒体の浪費を防ぐことができる。

【００１５】請求項２記載の発明によれば、１回複写開
始ボタンを押すことにより、ディスプレイに操作パネル
より指定した複写内容のみが表示され、もう１回複写開
始ボタンを押すことにより、ディスプレイに表示された
複写内容で複写を開始されるという手順となり、複写を
開始するまでに必ず確認画面が表示されるので、誤操作
の防止を図ることができる。

【００１６】請求項３記載の発明によれば、確認画面で
ディスプレイに表示される操作パネルより指定した複写
内容の項目を変更できるので、効果的に誤操作の防止を
図ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の要
部ブロック図である。

【図２】第１の制御例に関するディスプレイ表示内容を
示す図である。

【図３】第２の制御例に関するフローチャートである。

【図４】第３の制御例に関するディスプレイ表示内容を
示す図である。

【図５】第３の制御例に関するディスプレイ表示内容を
示す図である。

【符号の説明】

１ ディスプレイ ２ 操作パネル ３ 訂正ボタン ４ コピーボタン ５ ディスプレイ制御部 ６ ホスト

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 複写内容および動作内容を指定する操作
   パネルと、指定状況を表すディスプレイと、ディスプレ
   イを制御するディスプレイ制御部とを有する画像形成装
   置において、ディスプレイ制御部は、記録媒体に複写が
   行なわれる前に、操作パネルより指定した複写内容のみ
   をディスプレイに表示する機能を有することを特徴とす
   る画像形成装置。
2. 【請求項２】 請求項１記載の画像形成装置において、
   複写内容の指定後、操作パネルの複写開始ボタンが押さ
   れると、ディスプレイ制御部は、操作パネルより指定し
   た複写内容をディスプレイに表示する機能を有すると共
   に、もう１回複写開始ボタンが押されると、ディスプレ
   イに表示した複写内容で複写を開始する制御手段を有す
   ることを特徴とする画像形成装置。
3. 【請求項３】 請求項１記載の画像形成装置において、
   ディスプレイ制御部は、ディスプレイに表示する、操作
   パネルより指定した複写内容の項目を変更する機能を有
   することを特徴とする画像形成装置。