JP2006218749A - 印刷装置およびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】
用紙サイズエラーを検出した場合、用紙サイズを適用する給紙手段および適用期間をユーザ選択して同様の用紙サイズエラーによる印刷処理の中断を以後回避することができる印刷装置およびその制御方法の提供を目的とする。
【解決手段】
プリンタ20は、給紙トレイ28に装填された用紙のサイズを設定する印刷ホスト10からのコマンドを用紙サイズ登録部23にて受信して解析して記憶部30に登録する。印刷制御部21は、印刷データ生成出力部11から受信した印刷データにて指定される「出力用紙サイズ」にて用紙サイズエラーかをチェックし、用紙サイズエラーの場合、印刷制御部21は、用紙サイズを登録する否か、さらには、登録する用紙サイズの記憶領域をユーザに確認して選択させる画面を操作パネル27に出力する。
【選択図】 図1
用紙サイズエラーを検出した場合、用紙サイズを適用する給紙手段および適用期間をユーザ選択して同様の用紙サイズエラーによる印刷処理の中断を以後回避することができる印刷装置およびその制御方法の提供を目的とする。
【解決手段】
プリンタ20は、給紙トレイ28に装填された用紙のサイズを設定する印刷ホスト10からのコマンドを用紙サイズ登録部23にて受信して解析して記憶部30に登録する。印刷制御部21は、印刷データ生成出力部11から受信した印刷データにて指定される「出力用紙サイズ」にて用紙サイズエラーかをチェックし、用紙サイズエラーの場合、印刷制御部21は、用紙サイズを登録する否か、さらには、登録する用紙サイズの記憶領域をユーザに確認して選択させる画面を操作パネル27に出力する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、印刷装置およびその制御方法に関し、特に、上位装置から不定形の用紙サイズの指定を含む印刷依頼に基づいて印刷処理を行う印刷装置およびその制御方法に関する。
電子写真複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置において、給紙トレイに収容した用紙サイズを自動で検出する方法、用紙サイズを入力手段によって登録した用紙サイズを使用するかのいずれかを選択する画像形成装置に関する技術として、特許文献操作1に記載の「画像形成装置」がある。
上記特許文献1の発明は、給紙トレイのサイズ自動で検出した場合、用紙サイズをコマンドで指定する方法、画像形成装置にて自動で検出する手段を有し、特に、用紙サイズをコマンドで登録した場合、コマンドで指定した用紙サイズと、自動検出した用紙サイズが異なる場合、アラームを表示して、用紙サイズの登録誤りを防止する手段を有する。
特開平09−301545。
上記特許文献1の発明のように、ひとつの給紙手段において、複数種類の用紙サイズを取り扱う画像形成処理では、用紙の装填誤り、用紙サイズの設定誤りにより生じる用紙サイズエラーを検出すると、画像形成装置は、ユーザに対するエラー通知を行なうために、その都度印刷処理が中断されてしまうといった問題が生じる。
また、使用頻度が著しく低い不定形用紙サイズの用紙で印刷行なわなければならない場合、そのためだけに、不定形用紙サイズの装填作業、不定型用紙サイズに装填した給紙トレイに対しての登録用紙サイズの変更操作の手間が生じた。
本発明は、給紙トレイに装填された不定形用紙の用紙サイズを印刷装置にて自動で検出する手段を持たず、印刷ホストからのコマンドあるいは印刷装置に備えられた操作部からの登録操作によって、指定可能な用紙サイズの登録を行なう印刷装置において、指定可能以外の不定形用紙サイズが印刷依頼にて指定された場合、その用紙サイズを印刷装置に登録する否かをユーザ選択可能にし、用紙サイズを登録する場合は、登録する記憶領域をユーザに選択させることにより、登録した用紙サイズの適用期間を選択することができる印刷装置およびその制御方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、上位装置からの不定形の用紙サイズの指定を含む印刷依頼に基づき印刷処理を実行する印刷装置において、印刷を許可する不定形の用紙サイズを記憶する記憶手段と、印刷依頼で指定された不定形の用紙サイズが記憶手段に記憶された不定形の用紙サイズと異なる場合は、エラー報知を行うエラー報知手段と、エラー報知手段でエラー報知が行われた場合に、印刷依頼で指定された不定形の用紙サイズを記憶手段に記憶させるか否かの選択を行う選択手段と、選択手段により印刷依頼で指定された不定形の用紙サイズを記憶手段に記憶しないと選択された場合は、記憶手段に記憶された不定形の用紙サイズを用いた印刷処理を開始する印刷処理手段を具備することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、選択手段は、ユーザ操作により印刷依頼で指定された不定形の用紙サイズを記憶手段に記憶させるか否かの選択を行うことを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、選択手段は、上位装置からの指示に従い印刷依頼で指定された不定形の用紙サイズを記憶手段に記憶させるか否かの選択を行うことを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの発明において、選択手段により印刷依頼で指定された不定形の用紙サイズを記憶手段に記憶させると選択された場合は、記憶手段に記憶された不定形の用紙サイズを印刷依頼で指定された不定形の用紙サイズで上書きし、次回の印刷依頼で同一の不定形の用紙サイズが指定された場合は、印刷停止手段で該印刷依頼に係る印刷を一時停止することなく印刷処理を行うことを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至3のいずれかの発明において、選択手段により印刷依頼で指定された不定形の用紙サイズを記憶手段に記憶させると選択された場合は、該印刷依頼で指定された不定形の用紙サイズを記憶手段に記憶し、次回の印刷依頼で同一の不定形の用紙サイズが指定された場合は、印刷停止手段で該印刷依頼に係る印刷を一時停止することなく印刷処理を行うことを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれかの発明において、記憶手段は揮発性メモリであり、印刷を許可する不定形の用紙サイズを一時的に記憶することを特徴とする。
また、請求項7の発明は、請求項1乃至5のいずれかの発明において、記憶手段は、不揮発性メモリであり、印刷を許可する不定形の用紙サイズを継続して記憶することを特徴とする。
また、請求項8の発明は、請求項1乃至5のいずれかの発明において、記憶手段は、揮発性メモリと不揮発性メモリとを有し、選択手段は、印刷依頼で指定された不定形の用紙サイズを揮発性メモリに記憶させるか不揮発性メモリに記憶させるかを選択することを特徴とする。
また、請求項9の発明は、請求項1乃至5のいずれかの発明において、記憶手段は、複数の記憶領域を有し、選択手段は、印刷依頼で指定された不定形の用紙サイズを複数の記憶領域のいずれの記憶領域に記憶させるかを選択することを特徴とする。
また、請求項10の発明は、請求項1乃至5のいずれかの発明において、記憶手段は、複数の給紙口に対応した複数の記憶領域を有し、選択手段は、印刷依頼で指定された不定形の用紙サイズを複数の記憶領域のいずれの記憶領域に記憶させるかを選択することを特徴とする。
また、請求項11の発明は、上位装置からの不定形の用紙サイズの指定を含む印刷依頼に基づき印刷処理を実行する印刷装置の制御方法において、印刷を許可する不定形の用紙サイズを記憶手段に予め記憶し、印刷依頼で指定された不定形の用紙サイズが記憶手段に記憶された不定形の用紙サイズと異なる場合は、エラー報知手段によりエラー報知を行い、エラー報知手段でエラー報知が行われた場合に、印刷依頼で指定された不定形の用紙サイズを記憶手段に記憶させるか否かの選択を選択手段により行い、選択手段により印刷依頼で指定された不定形の用紙サイズを記憶手段に記憶しないと選択された場合は、記憶手段に記憶された不定形の用紙サイズを用いた印刷処理を開始し、選択手段により印刷依頼で指定された不定形の用紙サイズを記憶手段に記憶させると選択された場合は、該印刷依頼で指定された不定形の用紙サイズを記憶手段に記憶し、次回の印刷依頼で同一の不定形の用紙サイズが指定された場合は、印刷停止手段で印刷依頼に係る印刷を一時停止することなく印刷処理を行うことを特徴とする。
本発明の印刷装置およびその制御方法によれば、用紙サイズエラーを検出した場合に、出力用紙サイズを登録するか否かを選択して印刷処理を行なうことができるので、主に使用する用紙サイズでの印刷処理に対しては、停止させることなく印刷処理を行なうことができる。
また、用紙サイズを登録する場合では、簡単な操作で、記憶領域(揮発性、不揮発性)を選択して設定することができるので、登録する用紙サイズの使用期間に合わせた登録方法をユーザが選択でき、特に、揮発性の記憶領域に一時的に記憶した場合は、再起動により登録直前の用紙サイズに自動で復旧することができる。
また、複数の給紙手段を有する場合、不定形用紙サイズを登録する給紙トレイを選択することができるので、以後、同様の用紙サイズが指定される可能性のある他の給紙トレイにおいて同様の用紙サイズエラーによって印刷処理が一時的に停止されることを回避することができる。
また、ひとつの給紙手段に対して複数の用紙サイズを登録することができるので、複数種類の不定形用紙のサイズで印刷処理を停止することなく印刷処理を行なうことができる。
本発明の印刷装置およびその制御方法に関する実施の形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の印刷装置(以下、プリンタと称す)の制御構成 を示すブロック図である。
図1において、プリンタ20は、プリンタ20に装備された給紙トレイ28に装填される不定形用紙サイズを自動で検出する手段を持たず、印刷ホスト10から送信される登録コマンド、あるいは、プリンタ20の操作パネル27からの登録操作により給紙トレイ28対して指定可能な不定形用紙サイズを記憶部30に記憶して管理する。
プリンタ20は、印刷ホスト10からの印刷依頼にて指定される「出力用紙サイズ」と、記憶部30に記憶した「設定用紙サイズ」を比較し、双方が一致するかを判断する。
「出力用紙サイズ」と「設定用紙サイズ」が一致しない場合(以下、この状態を「用紙サイズエラー」と称する)、プリンタ20は、印刷処理を一時中断し、印刷依頼にて指定された不定形用紙サイズをプリンタ20が許容する用紙サイズとして記憶部30に登録して登録した用紙サイズを「設定用紙サイズ」として指定可能にするか否かをユーザに確認して印刷制御を行なう用紙サイズ登録確認の機能を有する。
なお、「出力用紙サイズ」は、不定形用紙サイズを含む用紙サイズが指定される場合と、用紙サイズに設定されない場合は、給紙トレイ28に設定されている「設定用紙サイズ」に合わせた描画イメージを作成して指示することを意味する。
ユーザが用紙サイズを登録する選択操作を行なった場合、プリンタ20は、以後同様の「出力用紙サイズ」を印刷依頼にて指定した場合、印刷処理を中断することなく印刷処理を行なう。
一方、ユーザが用紙サイズを登録しない選択操作を行なった場合、プリンタ20は、記憶部30に記憶されている印刷依頼で指定した「出力用紙サイズ」ではなく「設定用紙サイズ」にて描画イメージを作成し、用紙への画像形成処理を行なう。
上述した用紙サイズ登録確認処理を含む印刷制御を行うための構成として、プリンタ20は、印刷制御部21、記憶部30、用紙サイズ登録部23、用紙サイズ登録確認部29、操作パネルインターフェース25、プリントエンジン26を有する。
印刷制御部21は、印刷ホスト10から受信した印刷データを解析し、画像データ、「出力用紙サイズ」を取得する。
また、印刷制御部21は、給紙トレイ28に対して登録された用紙サイズを記憶部30に記憶した「設定用紙サイズ」と、印刷ホスト10の印刷データ生成出力部11は、印刷データから取得した「出力用紙サイズ」の比較を行ない、一致しない場合は、用紙サイズ登録確認部29に対して、用紙サイズをプリンタ20に登録するか否かを確認するためのユーザーインターフェースの出力制御を指示する。
また、印刷制御部21は、画像データ、「出力用紙サイズ」に基づいて用紙毎の描画イメージを記憶部30に設けられた描画イメージ出力用のバッファ領域(図示せず)に展開し、プリントエンジン26に対して用紙への画像形成処理を指示する。
プリントエンジン26は、バッファ領域に展開された描画イメージに基づいて、用紙への画像形成処理を行う。
記憶部30は、揮発性記憶領域31、不揮発性記憶領域32にて構成される。
揮発性記憶領域31は、不揮発性メモリ等、電源OFFによって記憶データが失われる記憶デバイスの記憶領域であり、プリンタ20の各種制御を行う制御プログラムの実行領域および、制御情報を一時的に記憶する、特に、給紙トレイ28に関する給紙トレイ設定情報311を記憶し、さらに、給紙トレイ設定情報311には、指定可能な不定形用紙のサイズを記憶する「設定用紙サイズ3111」を記憶する。
プリンタ20は、印刷ホストからの印刷依頼により印刷制御を行なう際に、設定用紙サイズ3111に基づいて用紙サイズエラーか否かを判断する。
不揮発性記憶領域32は、フラッシュメモリ、ハードディスクドライブ等不揮発性の書き換え可能な記憶デバイスの記憶領域であり、プリンタ20の制御に必要な各種パラメータ、制御プログラムを記憶し、電源投入後の起動処理では、記憶された各種パラメータの読み出し処理が行なわれ、揮発性記憶領域31に展開され、特に、不揮発性記憶領域32の給紙トレイ設定情報321は、揮発性記憶領域の給紙トレイ設定情報311に展開される。
用紙サイズ登録部23は、印刷ホスト10の用紙サイズ登録指示部12から受信した登録指示データにて指定された用紙サイズを「設定用紙サイズ」として記憶部30の揮発性記憶領域31、あるいは、不揮発性記憶領域32に対して書き込み処理を行なう。
操作パネルインターフェース25は、操作パネル27に対する各種ユーザーインターフェース画面の出力制御を印刷制御部21からの指示に基づいて行うとともに、操作パネル27における各種の入力操作を検出して印刷制御部21に出力する。
用紙サイズ登録確認部29は、用紙サイズエラーを印刷制御部21が検出すると、「出力用紙サイズ」を給紙トレイ28に対して指定可能な用紙サイズとして登録するか否かをユーザ選択させるユーザーインターフェース画面の表示制御を操作パネルインターフェース25に指示し、表示したユーザーインターフェース画面でのユーザ操作に基づいて特定される記憶部30の記憶領域に「出力用紙サイズ」の書き込みを行なうように用紙サイズ登録部23に指示する。
用紙サイズ登録確認部29によって操作パネル27に表示される操作画面の例を図4の図4(A)、図4(B)に示す。
図4(A)は、用紙サイズエラーをユーザに通知して、「出力用紙サイズ」を登録するか否かをユーザ選択させる用紙サイズ登録確認画面である。
図4(A)の画面にて、「登録しない」を選択すると、プリンタ20は、描画イメージを「設定用紙サイズ」にて作成して印刷処理を行なう。
これに対し、ユーザが「登録する」を選択すると、次に図4(B)の画面を操作パネル27に表示する。
図4(B)の画面は、「出力用紙サイズ」をプリンタ20に登録する場合の適用期間をユーザに選択させるための操作画面である。
図4(B)の画面にて、「設定パラメータとして登録する」が選択されると、プリンタ20は、「出力用紙サイズ」を揮発性記憶領域31の「設定用紙サイズ311」、不揮発性記憶領域32の「設定用紙サイズ321」の双方に登録する。
これにより、プリンタ20の設定パラメータとして記憶されるので、電源のOFF/ONによる再起動後においても、不揮発性記憶領域32に登録された「設定用紙サイズ3211」が、揮発性記憶領域31の「設定用紙サイズ」に展開し、登録した用紙サイズを有効にして印刷制御が行なわれる。
一方、図4(B)の画面にて、「電源OFFまでの間有効にする」が、選択された場合、プリンタ20は、揮発性記憶領域31の「設定用紙サイズ3111」に「出力用紙サイズ」の内容を登録し、電源OFFが行なわれるまでの間は、登録した用紙サイズを一時的に有効にして印刷制御を行う。
次に、図1に示したプリンタ20による印刷処理の動作について説明する。
図2は、印刷ホスト10から印刷データを受信した時のプリンタ20の動作を示すフローチャートである。
プリンタ20は、印刷ホスト10の印刷データ生成出力部11から受信した印刷データを解析して「出力用紙サイズ」を取得する(S101)。
「出力用紙サイズ」に用紙サイズが設定されている場合(S102YES)、プリンタ20は、用紙サイズエラーか否かを判断する(S103)。
双方の用紙サイズが一致しない場合(S103YES)、プリンタ20は、用紙サイズエラーを通知するエラー画面(図4(A))を操作パネル27に表示し、用紙サイズ登録確認処理を行う(S104)。
プリンタ20は、ステップS104の用紙サイズ登録確認処理で、不定形用紙サイズの登録が指示されて、適用期間の選択が行われると(S105でYES)、プリンタ20は、選択結果に基づいて記憶部30「出力用紙サイズ」を登録し(S106)、登録した用紙サイズに基づいた描画イメージを作成して用紙への画像形成処理を行なう(S107)。
印刷データを解析した結果「出力用紙サイズ」の指定が無い場合(S102NO)、あるいは、ステップS104の用紙サイズ登録確認処理にて用紙サイズを登録しない選択をユーザが行った場合(S105NO)、プリンタ20は、給紙トレイ28に登録されている「設定用紙サイズ」に合わせた描画イメージを作成し、プリントエンジン26に対して作成した描画イメージでの画像形成処理を行う(S107)。
図3は、図2のフローチャートに示した用紙サイズ登録確認処理(S104)の動作を示すフローチャートである。
プリンタ20は、用紙サイズエラーとなった用紙サイズを登録するか否かをユーザに確認する画面(図4(A))を操作パネル27に出力する。
図4(A)において、「登録しない」をユーザが選択した場合(S201NO)、プリンタ20は、記憶域を選択せずに、既存の「設定用紙サイズ」による印刷結果を選択する(S204)。
図4(A)登録確認画面にて「登録する」が選択された場合(S201YES)、プリンタ20は、図4(B)の画面を操作パネル27に表示する(S202)。
図4(B)の画面による適用期間の選択操作において、「制御パラメータとしてプリンタに登録する」をユーザが選択した場合(S202、「変更されるまで有効」)、プリンタ20は、出力用紙サイズを登録する記憶域として、不揮発性記憶領域32、揮発性記憶領域31の双方を対象領域として選択する(S203)。
一方、図4(B)の画面による適用期間の選択操作において、「電源OFFまで有効」のユーザ選択が行なわれた場合、プリンタ20は、出力用紙サイズの記憶領域として揮発性記憶領域31を選択する(S205)。
次に、複数の給紙トレイと、各給紙トレイにて指定可能な用紙サイズを複数記憶するプリンタの構成を示して説明する。
図5は、プリンタ20の第2の制御構成を示すブロック図である。
図5において、揮発性記憶領域31は、給紙トレイA設定情報34、給紙トレイB設定情報35を有し、不揮発性記憶領域32は、給紙トレイA設定情報36、給紙トレイB設定情報37をそれぞれ有する。
給紙トレイA設定情報34、給紙トレイB設定情報35、給紙トレイA設定情報36、給紙トレイB設定情報37は、それぞれにおいて、指定可能な不定形用紙サイズを複数種類記憶する領域を有し、例えば、給紙トレイA設定情報34の場合、図6に示すように、設定用紙サイズ(1)341、設定用紙サイズ(2)342といった2つの記憶領域を有する。
印刷制御部21は、給紙トレイ選択部211をさらに有し、給紙トレイ選択部211は、記憶部30の揮発性記憶領域31の給紙トレイA設定情報34、給紙トレイB設定情報35に記録された各「設定用紙サイズ」の内容を読み出す機能を有する。
また、給紙トレイ選択部211は、印刷依頼にて給紙トレイの自動選択が行なわれた場合、上記「設定用紙サイズ」の読み取り機能によって「出力用紙サイズ」が登録されている給紙トレイを検索して検索結果を印刷制御部21に出力する。
図7は、実施例2における印刷処理の動作を示すフローチャートである。
プリンタ20は、印刷ホスト10から印刷データを受信して解析し、「出力用紙サイズ」と、給紙トレイの指定情報を印刷データから取得する(S301)。
「出力用紙サイズ」が指定されていない場合(S302NO)、プリンタ20は、使用可能な給紙トレイを自動で選択し、選択した給紙トレイに設定された「設定用紙サイズ」に基づいて描画イメージを作成し、選択した給紙トレイに装填された画像形成処理に対して画像形成処理を行なう(S309)。
「出力用紙サイズ」が指定されている場合(S302YES)、プリンタ20は、印刷依頼によって給紙トレイの指定があるかを判断する(S303)
給紙トレイの指定がある場合(S303YES)、指定された給紙トレイに設定された「設定用紙サイズ」を記憶部30の揮発性記憶領域31から読み出し(S310)、読み出した「設定用紙サイズ」と、「出力用紙サイズ」とを比較する。
給紙トレイの指定がある場合(S303YES)、指定された給紙トレイに設定された「設定用紙サイズ」を記憶部30の揮発性記憶領域31から読み出し(S310)、読み出した「設定用紙サイズ」と、「出力用紙サイズ」とを比較する。
「設定用紙サイズ」と、「出力用紙サイズ」とが一致しない場合(S311でYES)、用紙サイズ登録確認処理を行なう(S305)。
一方、「出力用紙サイズ」が印刷データにて指定されている場合(S302YES)で、なおかつ、給紙トレイ指定情報にて給紙トレイが指定されていない場合(S303NO)、プリンタ20は、揮発性記憶領域31に記憶された給紙トレイA設定情報34、給紙トレイB設定情報35をそれぞれ参照し、選択可能な給紙トレイがあるか否かを判断する(S304)。
使用可能な給紙トレイが検出された場合(S304YES)、プリンタ20は検出された給紙トレイの用紙に対して画像形成処理を行う(S309)。
一方、使用可能な給紙トレイがない場合(S304NO)、プリンタ20は、操作パネル27に図4(A)に示した画面を表示して用紙サイズ登録確認処理を起動する(S305)。
用紙サイズ登録確認処理において、用紙サイズの記憶領域が指定された場合(S306YES)、プリンタ20は、出力用紙サイズを設定する給紙トレイをユーザに選択させる画面(図8(A))を操作パネル27に出力する(S308)。
図8(A)の画面にて給紙トレイがユーザ選択されると選択された給紙トレイに対応する「設定用紙サイズ」を揮発性記憶領域31から読み出して表示するとともに、複数設けられた「出力用紙サイズ」の記憶領域のいずれかをユーザ選択させる画面(図8の(B))を操作パネル27に出力し、ユーザにて選択された登録番号に対応する記憶領域に設定用紙サイズを登録する(S308)。
プリンタ20は、登録した「出力用紙サイズ」で描画イメージを作成し、「出力用紙サイズ」を登録した給紙トレイの用紙に対して画像形成処理を行う(S309)。
なお、ステップS308において、各給紙トレイに対応する複数の記憶領域から同時に複数選択し、選択した各記憶領域に対して不定形用紙サイズを登録するようにしてもよい。
また、用紙サイズ登録確認処理(ステップS305)、給紙トレイ選択決定処理(ステップS307)、用紙サイズ設定処理(ステップS308)における操作パネル27での各画面において、取り消し操作によって印刷処理を中断する処理は当然必要であるが、本実施例において説明は省略する。
以上が本発明の印刷装置およびその制御方法の実施例の説明である。
なお、用紙サイズエラーが発生した際に操作パネルに表示するユーザ確認画面において、用紙サイズエラーを検出した時の用紙サイズ登録確認処理において、例えば、最初に表示される図4(A)の画面において、印刷依頼を無効にして印刷を中止する選択メニューを画面に追加して、ユーザが選択できるようにしてもよい。
また、上記実施例1および実施例2において示した給紙トレイ28は、手差しトレイであっても同様に実施可能である。
本発明の印刷装置およびその制御方法は、印刷装置が給紙トレイに装填された不定形用紙のサイズを自動で検出する手段を持たず、印刷装置に接続される上位装置からのコマンド、あるいは、印刷装置に設けられた操作パネルにおける登録操作により、給紙トレイあるいは手差しトレイに対して指定可能な不定形用紙のサイズを設定し、上位装置から出力用紙サイズの指定を含む印刷依頼に基づいて用紙への画像形成処理を行う印刷装置およびその制御方法に利用可能である。
10 印刷ホスト
11 印刷データ作成出力部
12 用紙サイズ登録指示部
20 プリンタ
21 印刷制御部
30 記憶部
23 用紙サイズ登録部
31 揮発性記憶領域
311 給紙トレイ設定情報A
32 不揮発性記憶領域
321 給紙トレイ設定情報B
25 操作パネルインターフェース
26 プリントエンジン
27 操作パネル
28 給紙トレイ
29 用紙サイズ登録確認部
211 給紙トレイ選択部
30 記憶部
31 不揮発性記憶領域
311 給紙トレイ設定情報
3111 設定用紙サイズ
32 揮発性記憶領域
321 給紙トレイ設定情報
3211 設定用紙サイズ
34 給紙トレイA設定情報
341 設定用紙サイズ(1)
342 設定用紙サイズ(2)
35 給紙トレイB設定情報
36 給紙トレイA設定情報
37 給紙トレイB設定情報
11 印刷データ作成出力部
12 用紙サイズ登録指示部
20 プリンタ
21 印刷制御部
30 記憶部
23 用紙サイズ登録部
31 揮発性記憶領域
311 給紙トレイ設定情報A
32 不揮発性記憶領域
321 給紙トレイ設定情報B
25 操作パネルインターフェース
26 プリントエンジン
27 操作パネル
28 給紙トレイ
29 用紙サイズ登録確認部
211 給紙トレイ選択部
30 記憶部
31 不揮発性記憶領域
311 給紙トレイ設定情報
3111 設定用紙サイズ
32 揮発性記憶領域
321 給紙トレイ設定情報
3211 設定用紙サイズ
34 給紙トレイA設定情報
341 設定用紙サイズ(1)
342 設定用紙サイズ(2)
35 給紙トレイB設定情報
36 給紙トレイA設定情報
37 給紙トレイB設定情報
Claims (11)
- 上位装置からの不定形の用紙サイズの指定を含む印刷依頼に基づき印刷処理を実行する印刷装置において、
印刷を許可する不定形の用紙サイズを記憶する記憶手段と、
前記印刷依頼で指定された不定形の用紙サイズが前記記憶手段に記憶された不定形の用紙サイズと異なる場合は、エラー報知を行うエラー報知手段と、
前記エラー報知手段でエラー報知が行われた場合に、前記印刷依頼で指定された不定形の用紙サイズを前記記憶手段に記憶させるか否かの選択を行う選択手段と、
前記選択手段により前記印刷依頼で指定された不定形の用紙サイズを前記記憶手段に記憶しないと選択された場合は、前記記憶手段に記憶された不定形の用紙サイズを用いた印刷処理を開始する印刷処理手段と
を具備することを特徴とする印刷装置。 - 前記選択手段は、
ユーザ操作により前記印刷依頼で指定された不定形の用紙サイズを前記記憶手段に記憶させるか否かの選択を行う
ことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。 - 前記選択手段は、
上位装置からの指示に従い前記印刷依頼で指定された不定形の用紙サイズを前記記憶手段に記憶させるか否かの選択を行う
ことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。 - 前記選択手段により前記印刷依頼で指定された不定形の用紙サイズを前記記憶手段に記憶させると選択された場合は、前記記憶手段に記憶された不定形の用紙サイズを前記印刷依頼で指定された不定形の用紙サイズで上書きし、次回の印刷依頼で同一の不定形の用紙サイズが指定された場合は、前記印刷停止手段で該印刷依頼に係る印刷を一時停止することなく印刷処理を行う
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の印刷装置。 - 前記選択手段により前記印刷依頼で指定された不定形の用紙サイズを前記記憶手段に記憶させると選択された場合は、該印刷依頼で指定された不定形の用紙サイズを前記記憶手段に記憶し、次回の印刷依頼で同一の不定形の用紙サイズが指定された場合は、前記印刷停止手段で該印刷依頼に係る印刷を一時停止することなく印刷処理を行う
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の印刷装置。 - 前記記憶手段は、
揮発性メモリであり、前記印刷を許可する不定形の用紙サイズを一時的に記憶する
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の印刷装置。 - 前記記憶手段は、
不揮発性メモリであり、前記印刷を許可する不定形の用紙サイズを継続して記憶する
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の印刷装置。 - 前記記憶手段は、
揮発性メモリと不揮発性メモリとを有し、
前記選択手段は、
前記印刷依頼で指定された不定形の用紙サイズを前記揮発性メモリに記憶させるかあるいは、前記不揮発性メモリに記憶させるかを選択させる
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の印刷装置。 - 前記記憶手段は、
複数の記憶領域を有し、
前記選択手段は、
前記印刷依頼で指定された不定形の用紙サイズを前記複数の記憶領域のいずれの記憶領域に記憶させるかを選択する
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の印刷装置。 - 前記記憶手段は、
複数の給紙口に対応した複数の記憶領域を有し、
前記選択手段は、
前記印刷依頼で指定された不定形の用紙サイズを前記複数の記憶領域のいずれの記憶領域に記憶させるかを選択する
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の印刷装置。 - 上位装置からの不定形の用紙サイズの指定を含む印刷依頼に基づき印刷処理を実行する印刷装置の制御方法において、
印刷を許可する不定形の用紙サイズを記憶手段に予め記憶し、
前記印刷依頼で指定された不定形の用紙サイズが前記記憶手段に記憶された不定形の用紙サイズと異なる場合は、エラー報知手段によりエラー報知を行い、
前記エラー報知手段でエラー報知が行われた場合に、前記印刷依頼で指定された不定形の用紙サイズを前記記憶手段に記憶させるか否かの選択を選択手段により行い、
前記選択手段により前記印刷依頼で指定された不定形の用紙サイズを前記記憶手段に記憶しないと選択された場合は、前記記憶手段に記憶された不定形の用紙サイズを用いた印刷処理を開始し、
前記選択手段により前記印刷依頼で指定された不定形の用紙サイズを前記記憶手段に記憶させると選択された場合は、該印刷依頼で指定された不定形の用紙サイズを前記記憶手段に記憶し、次回の印刷依頼で同一の不定形の用紙サイズが指定された場合は、前記印刷停止手段で該印刷依頼に係る印刷を一時停止することなく印刷処理を行う
ことを特徴とする印刷装置の制御方法。
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---|---|---|---|
JP2005034496A JP2006218749A (ja) | 2005-02-10 | 2005-02-10 | 印刷装置およびその制御方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2005
- 2005-02-10 JP JP2005034496A patent/JP2006218749A/ja active Pending
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