JP2003231038A - テレスコカバー - Google Patents

テレスコカバー

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JP2003231038A JP2002029952A JP2002029952A JP2003231038A JP 2003231038 A JP2003231038 A JP 2003231038A JP 2002029952 A JP2002029952 A JP 2002029952A JP 2002029952 A JP2002029952 A JP 2002029952A JP 2003231038 A JP2003231038 A JP 2003231038A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カバーの伸縮動作を同期して一斉に行うこ
とができるとともに、伸長時及び収縮時における振動及
び騒音の抑制を図ることができるテレスコカバーを提供
する。 【解決手段】 各カバー14〜17の第1〜第3可動隔
板25〜28に対しドバネ支持ロッド35〜38の前端
部を連結する。各ロッド35〜38の中間部を内側に位
置する隔板19、25〜27に貫通するとともに、前記
各ロッド35〜38の後端( 先端) 部側に第1コイルバ
ネ41〜41を装着する。第1コイルバネ41〜41の
一端をバネ支持ロッド35〜38の先端に係止するとと
もに他端を隔板19、26〜27に係止する。第1コイ
ルバネ41〜41が可動カバー14〜17の収縮状態で
は、引き伸ばされ、伸張状態では圧縮されるようにし
た。このため、各可動カバー14〜17の伸張又は収縮
動作を一斉に同期して行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、工作機
械のテーブルの移動に伴って伸縮し、テーブルの摺動面
を切粉、塵埃等から保護するテレスコカバーに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、テレスコカバーとして本願出願人
は、特開平11−197986号公報に示すものを提案
している。このテレスコカバーは、図8に示すように、
工作機械等の例えば加工テーブルを案内するレール等の
摺動面を覆う固定カバー13と複数個の可動カバー1
4,15,16,17をそれぞれ伸縮自在に連結してい
る。前記固定カバー13と可動カバー13及び可動カバ
ー14,15,16,17相互間に対し、可動カバー1
4〜17が伸長時又は収縮時の最終段階で、固定カバー
13と可動カバー14及び可動カバー14〜17相互の
間で発生する騒音及び振動を緩和する振動緩和機構3
1,32,33,34を取着している。
【0003】前記可動カバー14〜17はカバー本体2
1,22,23,24と、該カバー本体21〜24の他
端に該カバー本体と直交する方向に固定された隔板2
5,26,27,28とにより構成されている。前記各
振動緩和機構31〜34はそれぞれ同様に構成されてい
るので、一つの振動緩和機構31について以下に説明す
る。
【0004】前記振動緩和機構31は一端を外側に位置
する可動カバー14の隔板25に連結し、中間を内側に
位置する固定カバー13の隔板19を貫通して可動カバ
ー14の伸縮方向に延びるバネ支持ロッド35を備えて
いる。又、前記振動緩和機構31は、前記支持ロッド3
5の内端に取着したストッパ40´と、前記固定カバー
13の隔板19との間において該ロッド35に巻装さ
れ、かつ可動カバー14の伸長時の最終行程で圧縮され
る第1コイルバネ411を備えている。さらに、前記振
動緩和機構31は前記両隔板19,25の間において前
記支持ロッド35に巻装され、可動カバー14の収縮時
の最終行程で圧縮される第2コイルバネ42を備えてい
る。第1及び第2コイルバネ411,42は、可動カバ
ー14の伸縮ストローク長の少なくとも1割の長さ分だ
け圧縮されるようになっている。そして、第1及び第2
コイルバネ411,42により可動カバー14の伸縮時
の衝撃を緩和し、接触音の発生及び振動を抑制するよう
にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
テレスコカバーにおいては、最外側の可動カバー17か
ら順番に伸張されるので、順次可動カバー16,15,
14及び固定カバー13に対し大きな衝撃が作用する。
このため、騒音の低減を図ることが難しいという問題が
あった。又、全ての可動カバー14〜17がパンタグラ
フ機構を用いた時のように同期して伸張又は縮小されな
いため、特定の可動カバーに対し大きな衝撃がかかる。
従って、第1及び第2コイルバネ411,42や衝突を
受ける部材の磨耗が進行し易く、耐久性を向上すること
ができないという問題があった。
【0006】なお、パンタグラフ機構を用いて可動カバ
ーを同期して伸縮する場合には、部品点数が増大し、製
造及び組み付け作業が面倒で、コストの低減を図ること
ができないばかりか、パンタグラフ機構自身が大重量化
するために、可動カバーの伸縮動作を円滑に行うことが
できないという問題があった。
【0007】この発明は上記従来技術に存する問題点を
解消して、パンタグラフ機構を用いることなく、各可動
カバーの伸縮動作を同期して行い、伸縮時における騒音
及び振動の抑制、及びコストの低減を図ることができる
テレスコカバーを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、工作機械等の摺動面を
覆う少なくともに三個のカバーを伸縮自在に連結したテ
レスコカバーにおいて、前記カバーのカバー本体の端部
に内側方に指向するように形成された少なくとも三つの
隔板の相互間に振動減衰機構をそれぞれ装着し、各振動
減衰機構を構成する第1弾性体は、各カバーが収縮状態
で引っ張り荷重を受けて弾性的に伸張し、各カバーが伸
張状態で圧縮荷重を受けて弾性的に収縮するように構成
したことを要旨とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記振動減衰機構は、前記隔板に基端部を連結され
た支持ロッドと、該支持ロッドのそれぞれの先端部と、
該支持ロッドを連結したカバーよりも一つ内側に位置す
るカバーの隔板との間に係止された第1弾性体とにより
構成されていることを要旨とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
において、前記各カバーの対向する隔板の間には、各カ
バーの収縮時に圧縮されて衝撃を緩和する第2弾性体が
介在されていることを要旨とする。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか一項において、前記各支持ロッドの中間部は隔
板に形成した透孔に係合された緩衝部材のガイド孔に移
動可能に貫通支持されていることを要旨とする。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項2〜4の
いずれか一項において、テレスコカバーは工作機械等の
摺動面を覆う固定カバーと複数個の可動カバーを伸縮自
在に連結したものであって、前記固定カバー及び各可動
カバーのそれぞれのカバー本体の端部に内側方に折り曲
げ形成された隔板のうち前記可動カバーの隔板に対し複
数の支持ロッドの基端部をそれぞれ連結し、各支持ロッ
ドを可動カバーの伸縮方向と平行に、かつ可動カバーの
収縮方向に延長するように支持し、各支持ロッドのそれ
ぞれの先端部と、該支持ロッドを連結した可動カバーよ
りも一つ内側に位置する固定カバー又は可動カバーの隔
板との間に第1弾性体の両端部を係止したことを要旨と
する。
【0013】請求項6に記載の発明は、請求項1におい
て、前記第1弾性体は、各カバーが収縮状態で圧縮荷重
を受けて弾性的に収縮し、各カバーが伸張状態で引っ張
り荷重を受けて弾性的に伸張するように構成したことを
要旨とする。
【0014】請求項7に記載の発明は、請求項6におい
て、前記振動減衰機構は、前記隔板に基端部を連結され
た支持ロッドと、該支持ロッドに装着され、かつ両端を
対向する隔板に連結された第1弾性体とにより構成され
ていることを要旨とする。
【0015】請求項8に記載の発明は、請求項6又は7
において、前記支持ロッドの先端部には、各カバーの伸
張時に圧縮されて衝撃を緩和する第2弾性体が装着され
ていることを要旨とする。
【0016】請求項9に記載の発明は、請求項6〜8の
いずれか一項において、前記各支持ロッドの中間部は隔
板に形成した透孔に係合された緩衝部材のガイド孔に移
動可能に貫通支持されていることを要旨とする。
【0017】請求項10に記載の発明は、請求項7〜9
のいずれか一項において、テレスコカバーは工作機械等
の摺動面を覆う固定カバーと複数個の可動カバーを伸縮
自在に連結したものであって、前記固定カバー及び各可
動カバーのそれぞれのカバー本体の端部に内側方に折り
曲げ形成された隔板のうち前記可動カバーの隔板に対し
複数の支持ロッドの基端部をそれぞれ連結し、各支持ロ
ッドを可動カバーの伸縮方向と平行に、かつ可動カバー
の収縮方向に延長するように支持し、各支持ロッドに第
1弾性体としての第1コイルバネを巻装し、このバネの
両端部を対向する隔板に係止したことを要旨とする。
【0018】請求項11に記載の発明は、請求項1〜1
0のいずれか一項において、前記第1弾性体は第1コイ
ルバネであることを要旨とする。請求項12に記載の発
明は、請求項3〜5、8〜11のいずれか一項におい
て、前記第2弾性体は第2コイルバネであることを要旨
とする。
【0019】請求項13に記載の発明は、請求項11又
は12において、第1コイルバネ又は第2コイルバネ
は、前記支持ロッドに巻装されていることを要旨とす
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した一実
施形態を図1〜図5に基づいて説明する。図1に筒示す
ように、工作機械のベッド等の固定体に取り付けられる
取付プレート11には、テレスコカバー12が装着され
ている。このテレスコカバー12は、前記取付プレート
11に固定された固定カバー13と、該固定カバー13
の外側に装着され、前後方向(図1の右左方向)の往復
動可能な第1可動カバー14と、該第1可動カバー14
の外側に装着され、前後方向に往復可能な第2可動カバ
ー15とを備えている。同様に、このテレスコカバー1
2は前記第2可動カバー15の外側に装着され、前後方
向に往復動する第3可動カバー16と、さらに該第3可
動カバー16の外側に装着され、前後方向に往復動する
第4可動カバー17とを備えている。
【0021】前記固定カバー13は前記取付プレート1
1に溶接等により固定された固定カバー本体18と、該
固定カバー本体18の前端(図1の右端)に溶接等によ
り固定された固定隔板19とにより構成されている。
又、前記第1〜第4可動カバー14〜17は、第1〜第
4可動カバー本体21〜24と、各カバー本体21〜2
4の前端部にそれぞれ溶接等により内側に直交するよう
に固定された第1〜第4可動隔板25〜28とにより構
成されている。
【0022】前記第1〜第4可動カバー本体21〜24
の後端部内側には、隣接するカバー本体18,21,2
2,23とのシール性を保つシール部材29がそれぞれ
取り付けられている。このシール部材29は図4に示す
連結片29aと、該連結片29aに嵌合されたシール片
29bとにより構成されている。シール片29bの材料
として例えばゴムあるいは樹脂がある。
【0023】前記固定隔板19及び第1〜第3可動隔板
25,26,27の上端縁は、カバー本体18,21,
22,23よりも若干上方に突出され、その隔板19,
25,26,27の突出部の後側面には、前記シール片
29bと対応するように伸長側規制部30が取り付けら
れている。そして、各可動カバー14〜17が伸長する
最終段階で、シール片29bが接触して、その接触時の
衝撃音及び振動を緩和するようにしている。伸長側規制
部30の材料として例えばゴムあるいは樹脂がある。
【0024】前記固定カバー13の固定隔板19と第1
可動カバー14の第1可動隔板25との間には第1振動
減衰機構31が装着されている。又、前記第1可動カバ
ー14と第2可動カバー15の可動隔板25,26には
第2振動減衰機構32が装着されている。以下同様に、
第2可動カバー15と第3可動カバー16との間及び第
3可動カバー16と第4可動カバー17の間にも第3振
動減衰機構33及び第4振動減衰機構34が装着されて
いる。
【0025】前記第1〜第4振動減衰機構31,32,
33,34はそれぞれ同様に構成されている。従って、
第1振動減衰機構31の構成を図4,5を中心に説明す
る。第1可動カバー14の第1可動隔板25の取付孔2
5aには第1バネ支持ロッド35の基端部に形成した該
ロッドよりも小径の雄ねじ部35aが貫通され、該雄ね
じ部35aにはナット39が螺合されている。そして、
該ロッド35を第1可動隔板25に締め付け固定してい
る。前記第1バネ支持ロッド35は固定カバー13の固
定隔板19に形成した取付穴19aを貫通して後方に延
び、該支持ロッド35の後端部(先端部)にはバネの係止
具40が取り付けられている。前記係止具40と固定隔
板19との間には、第1バネ支持ロッド35を取り巻く
ように第1弾性体としての第1コイルバネ41が装着さ
れている。この第1コイルバネ41の一端は前記係止具
40に係止され、他端は固定隔板19に係止されてい
る。図1,4に示す第1可動カバー14の収縮状態にお
いては、前記第1コイルバネ41はそれ自身の弾性力に
抗して無負荷状態の全長寸法よりも所定長さだけ伸張さ
れるようにしている。反対に、第1可動カバー14が図
2,5に示すように最大伸長状態において、第1コイル
バネ41はそれ自身の弾性力に抗して無負荷状態の全長
寸法よりも所定長さだけで圧縮されるようにしている。
そして、固定カバー13と第1可動カバー14の衝突に
よる振動や騒音を減衰する。
【0026】前記固定隔板19と第1可動隔板25との
間に位置するように、前記支持ロッド35には振動緩和
用の第2弾性体としての第2コイルバネ42が巻着され
ている。この第2コイルバネ42は、図2,5に示す第
1可動カバー14の最大伸長状態から図1,4に示す最
小収縮状態に移行する最終段階において、第1可動カバ
ー14が固定カバー13に衝突する際の振動や騒音を吸
収する。
【0027】前記固定カバー13の固定隔板19には、
緩衝部材43が取り付けられている。この緩衝部材43
は例えばゴムあるいは樹脂よりなり、中央部に前記ロッ
ド35を摺動案内するガイド孔43aが形成され、外周
には円環状の係合溝43bが形成されている。該係合溝
43bにより、固定隔板19の前記穴19aに緩衝部材
43が係合されている。緩衝部材43の前後に位置する
フランジ状の部分は緩衝部43c,43cとなってい
て、第1可動カバー14の伸長時に前記第1コイルバネ
41の前端部を後側の緩衝部43cにより支持する。
又、第1可動カバー14の収縮時に第2コイルバネ42
の後端部を前側の緩衝部43cにより支持する。
【0028】前記バネ支持ロッド35の前端部には第1
可動隔板25の後側面に接触するようにゴム製の緩衝板
44が嵌合され、第2コイルバネ42の前端を支持す
る。この第2コイルバネ42の前端部は図示しないが隔
板25に係止されている。
【0029】前記固定隔板19の前面にはゴムよりなる
収縮側規制部45が図示しないボルト及びナットにより
取り付け固定されている。そして、この収縮側規制部4
5により第1可動カバー14の収縮行程の最終段階で第
1可動カバー14の可動隔板25の後側面を支持し衝突
による振動及び騒音を減衰する。
【0030】図1に示すように、前記第4可動カバー1
7にはブラケット46が取り付けられ、このブラケット
46により図示しない工作機械のテーブルと可動カバー
17とが連結される。
【0031】次に、前記のように構成したテレスコカバ
ー12の動作を説明する。図1は第1〜第4可動カバー
14〜17が固定カバー13側に収縮されている。この
収縮状態では、バネ支持ロッド35〜38に装着された
各第1コイルバネ41〜41が自然状態のバネ全長寸法
よりもさらに所定長さだけその弾性力に抗して引っ張り
荷重を受けて伸張されている。又、各第2コイルバネ4
2〜42は、それ自身の弾性力に抗して、所定長さだけ
圧縮されている。従って、この収縮状態においては、第
1〜第4可動カバー14〜17が引き伸ばされた第1コ
イルバネ41の反力によって伸張方向へ移動しようとす
る力を受けている。又、圧縮されている第2コイルバネ
42の反発力によって第1〜第4可動カバー14〜17
がやはり伸張方向へ移動しようとする力を受けている。
【0032】この各カバー14〜17の収縮状態におい
て、テーブルが摺動面に案内されて前方( 図1,4の右
方) に移動すると、各可動カバー14〜17が前記各バ
ネの作用により同期して一斉に前方へ伸長される。この
伸張動作の全行程のうちほぼ中央の行程において、第1
コイルバネ41〜41に作用していた引っ張り荷重が解
消されて、無負荷状態になった後、第1コイルバネ41
〜41は、それぞれ圧縮工程に移行する。そして、この
各可動カバー14〜17の伸長動作の最終段階に近くな
ると、第1コイルバネ41〜41が図2,図5に示すよ
うに最大限に圧縮されるとともに、各第2コイルバネ4
2〜42は全て無負荷状態に保持される。この伸張動作
の最終段階では、バネ41〜41の圧縮動作により、各
カバーの隔板19,25,26,27,28相互の衝突
による振動及び騒音が減衰される。さらに、図2に示す
ようにシール片29bが伸長側規制部30に当たると、
第1〜第4可動カバー14〜17の伸長動作が終了す
る。この際にも振動及び騒音が減衰される。
【0033】反対に、図2に示す可動カバー14〜17
の伸長状態においては、各第1コイルバネ41〜41
は、全て圧縮されているので、各可動カバー14〜17
を収縮しようとする力をカバー14〜17に作用させて
いる。一方、各第2コイルバネ42〜42は、自然状態
に保持されているので、可動カバー14〜17の収縮動
作の初期においては、何ら機能することはない。
【0034】この状態において、可動カバー14〜17
の収縮動作が開始されると、初期段階では前記各第1コ
イルバネ41〜41によって各可動カバー14〜17が
一斉に同期して収縮方向に移動される。この収縮行程の
中途においては、第1コイルバネ41〜41が一旦無負
荷状態となり、その後、バネ自身の弾性力に抗して、引
っ張り荷重を受けて引き伸ばされる。このため、各可動
カバー14〜17の収縮に要する動力が増大し、第1コ
イルバネ41〜41が図1,4に示すように縮小されて
蓄勢されることになる。図1,4に示す収縮状態に移行
する最終段階では、第2コイルバネ42〜42の後端が
固定隔板19、可動隔板25,26,27の前側の緩衝
部43cに当たり、その後にバネ42〜42は圧縮さ
れ、各カバーの隔板19,25,26,27,28相互
の衝突による振動や騒音が減衰される。なお、前記バネ
42〜42の圧縮動作はその無負荷状態の長さの約3〜
6割の長さ分行われる。さらに、図1において隔板2
5,26,27,28が収縮側規制部45に当たると、
第1〜第4可動カバー14〜17の伸長動作が終了す
る。この際にも騒音及び振動が減衰される。
【0035】この実施形態では第1コイルバネ41は無
負荷状態におけるバネ41の全長をLとすると、第1可
動カバー14の伸長時にバネ41がL/2だけ圧縮され
た状態となる。このため、第1コイルバネ41が可動カ
バー14を伸長するのに必要とする最低の伸長力の例え
ば1.5倍の弾性力となって、バネ41により振動と騒
音が充分減衰され、この状態でシール片29bが伸長側
規制部30に当接するようにしている。又、図4に示す
ように、第1可動カバー14が収縮された状態において
は、バネ41の全長Lの2分の1だけ引き伸ばされた状
態となって、バネ41により振動が充分減衰された状態
で収縮側規制部45に隔板25が当接するようにしてい
る。
【0036】同様に第2コイルバネ42は無負荷状態に
おけるバネの全長をL1とすると、可動カバー14の収
縮時にバネ42がL1/2だけ圧縮された状態となる。
そして、コイルバネ42が可動カバー14を収縮するの
に必要な最低の収縮力の例えば1.5倍の弾性力となっ
て、バネ42により振動が充分減衰された状態で、第1
可動隔板25が収縮側規制部45に当接するようにして
いる。
【0037】次に、前記のように構成したテレスコカバ
ー12について、その効果を構成とともに列記する。 ( 1) 前記実施形態では、固定カバー13と第1〜第
4可動カバー14〜17のそれぞれの間に第1〜第4振
動減衰機構31〜34を装着している。第1〜第4可動
隔板25〜28に対しロッド35〜38の前端部を連結
し、各ロッド35〜38の中間部を内側に位置する固定
隔板19,隔板25〜27に貫通する。さらに、前記各
ロッド35〜38の収縮方向に関して内側に第1コイル
バネ41〜41を装着した。第1コイルバネ41〜41
の一端をロッド35〜38の先端に係止するとともに、
他端を固定隔板19,26〜27に係止した。そして、
第1コイルバネ41〜41が可動カバー14〜17の収
縮状態では、引き伸ばされ、伸張状態では圧縮されるよ
うにした。このため、各可動カバー14〜17の伸張又
は収縮動作を一斉に同期して行うことができるととも
に、伸張最終段階及び収縮最終段階において、関連する
部材の衝突による振動を低減し、騒音を抑制することが
可能となる。
【0038】( 2) 前記実施形態においては、伸長側
規制部30と収縮側規制部45を設けたので、可動カバ
ー14の伸長動作又は収縮動作の最終段階においてさら
に振動及び騒音を効果的に減衰することができる。
【0039】( 3) 前記実施形態においては、固定隔
板19及び可動隔板25,26,27に緩衝部材43を
設け、この緩衝部材43のガイド孔43aに支持ロッド
35を貫通するようにした。このため、バネ支持ロッド
35の前後方向への往復動を円滑に行うことができる。
【0040】次に、この発明の別の実施形態を、図6及
び図7に基づいて説明する。この実施形態では、第1コ
イルバネ41を第2コイルバネ42側に装着し、第2コ
イルバネ42を第1コイルバネ41側に装着している。
各カバーが収縮状態で図6に示すように圧縮荷重を受け
て弾性的に収縮する。又、第1コイルバネ41は、カバ
ーの伸張行程の中間において、一時的に無負荷状態とな
る。さらに、第1コイルバネ41は各カバーが伸張状態
で図7に示すように引っ張り荷重を受けて弾性的に伸張
する。一方、第2コイルバネ42は、カバーの伸張行程
の最終段階で図7に示すように圧縮されて、振動を低減
する。
【0041】この実施形態のテレスコカバーは、図1〜
図5に示すテレスコカバーの効果と同様に、各可動カバ
ー14〜17の伸張又は収縮動作を一斉に同期して行う
ことができる。又、伸張最終段階及び収縮最終段階にお
いて、関連する部材の衝突による振動を低減し、騒音を
抑制することが可能となる。
【0042】なお、この発明は前記実施形態に限定され
るものではなく、次のように具体化することもできる。 ・ 図6,7に示す別例において、バネ支持ロッド35
を省略し、隔板19,25間、隔板25,26間、隔板
26,27間及び隔板27,28の間にそれぞれ第1コ
イルバネ41の両端部を係止するのみの構成としてもよ
い。この場合には、第1コイルバネ41が引き伸ばされ
た状態で、下方に撓まないようにするための工夫が必要
となる。
【0043】・ 前記実施形態において、バネ支持ロッ
ド35〜38の形状を適宜に変形してもよい。 ・ 前記実施形態の第1及び第2コイルバネ41,42
に代えて、弾性収縮率の大きいゴムあるいは樹脂等の弾
性体、伸縮ストロークの長いゼンマイバネ等により構成
した弾性体を用いてもよい。
【0044】・ 前記実施形態では、最内側カバー13
が固定カバー13となっているが、最外側カバー17を
固定カバーとし、最内側カバー13をテーブル等に取り
付けてもよい。
【0045】・ 固定カバーをなくし、全てのカバーを
可動カバーとしたテレスコカバー12に具体化してもよ
い。 ・ 前記伸長側規制部30、緩衝部材43、緩衝板44
及び収縮側規制部45の少なくとも一つを省略してもよ
い。
【0046】・ 前記コイルバネ41,42の無負荷時
の全長L,L1に対する圧縮長さ又は伸長長さの割合
を、適宜に選択してもよい。 ・ 工作機械等の摺動面を覆う少なくともに三個のカバ
ーを伸縮自在に連結したテレスコカバーにおいて、以下
のように構成してもよい。
【0047】前記カバーのカバー本体の端部に内側方に
指向するように形成された少なくとも三つの隔板の相互
間に振動減衰機構をそれぞれ装着する。各振動減衰機構
を構成する第1弾性体を、各カバーが収縮状態で引っ張
り荷重を受けて弾性的に伸張し、各カバーが伸張状態で
圧縮荷重を受けて弾性的に収縮するように構成する。
【0048】前記カバーのカバー本体の端部に内側方に
指向するように形成された少なくとも三つの隔板の相互
間に振動減衰機構をそれぞれ装着する。各振動減衰機構
を構成する第1弾性体を、各カバーが収縮状態で圧縮荷
重を受けて弾性的に収縮し、各カバーが伸張状態で引っ
張り荷重を受けて弾性的に伸張するように構成する。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は、カバ
ーの伸縮動作を同期して一斉に行うことができるととも
に、伸長時及び収縮時における振動及び騒音の抑制を図
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を具体化した一実施形態を示すテレ
スコカバーの収縮状態の断面図。
【図2】 テレスコカバーの伸長状態を示す断面図。
【図3】 テレスコカバーの正面図。
【図4】 テレスコカバーの要部である振動減衰機構を
示す収縮状態の拡大断面図。
【図5】 テレスコカバーの要部である振動減衰機構を
示す伸長状態の拡大断面図。
【図6】 この発明の別の実施形態を示すテレスコカバ
ーの収縮状態の断面図。
【図7】 図6に示す実施形態のテレスコカバーの伸張
状態の部分断面図。
【図8】 従来のテレスコカバーの収縮状態の断面図。
【符号の説明】
12…テレスコカバー、13…固定カバー、14〜17
…第1〜第4可動カバー、18…固定カバー本体、19
…固定隔板、21〜24…第1〜第4可動カバー本体、
25〜26…第1〜第4可動隔板、30…伸長側規制
部、31〜34…第1〜第4振動減衰機構、35〜38
…第1〜第4バネ支持ロッド、40…係止具、41…第
1弾性体としての第1コイルバネ、42…第2弾性体と
しての第2コイルバネ、43…緩衝部材、43a…ガイ
ド孔、44…緩衝板、45…収縮側規制部。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械等の摺動面を覆う少なくともに
    三個のカバーを伸縮自在に連結したテレスコカバーにお
    いて、 前記カバーのカバー本体の端部に内側方に指向するよう
    に形成された少なくとも三つの隔板の相互間に振動減衰
    機構をそれぞれ装着し、各振動減衰機構を構成する第1
    弾性体は、各カバーが収縮状態で引っ張り荷重を受けて
    弾性的に伸張し、各カバーが伸張状態で圧縮荷重を受け
    て弾性的に収縮するように構成したことを特徴とするテ
    レスコカバー。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記振動減衰機構
    は、前記隔板に基端部を連結された支持ロッドと、該支
    持ロッドのそれぞれの先端部と、該支持ロッドを連結し
    たカバーよりも一つ内側に位置するカバーの隔板との間
    に係止された第1弾性体とにより構成されているテレス
    コカバー。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記各カバー
    の対向する隔板の間には、各カバーの収縮時に圧縮され
    て衝撃を緩和する第2弾性体が介在されているテレスコ
    カバー。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項において、
    前記各支持ロッドの中間部は隔板に形成した透孔に係合
    された緩衝部材のガイド孔に移動可能に貫通支持されて
    いるテレスコカバー。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれか一項において、
    テレスコカバーは工作機械等の摺動面を覆う固定カバー
    と複数個の可動カバーを伸縮自在に連結したものであっ
    て、 前記固定カバー及び各可動カバーのそれぞれのカバー本
    体の端部に内側方に折り曲げ形成された隔板のうち前記
    可動カバーの隔板に対し複数の支持ロッドの基端部をそ
    れぞれ連結し、各支持ロッドを可動カバーの伸縮方向と
    平行に、かつ可動カバーの収縮方向に延長するように支
    持し、各支持ロッドのそれぞれの先端部と、該支持ロッ
    ドを連結した可動カバーよりも一つ内側に位置する固定
    カバー又は可動カバーの隔板との間に第1弾性体の両端
    部を係止したテレスコカバー。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記第1弾性体は、
    各カバーが収縮状態で圧縮荷重を受けて弾性的に収縮
    し、各カバーが伸張状態で引っ張り荷重を受けて弾性的
    に伸張するように構成したテレスコカバー。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記振動減衰機構
    は、前記隔板に基端部を連結された支持ロッドと、該支
    持ロッドに装着され、かつ両端を対向する隔板に連結さ
    れた第1弾性体とにより構成されているテレスコカバ
    ー。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7において、前記支持ロ
    ッドの先端部には、各カバーの伸張時に圧縮されて衝撃
    を緩和する第2弾性体が装着されているテレスコカバ
    ー。
  9. 【請求項9】 請求項6〜8のいずれか一項におい
    て、前記各支持ロッドの中間部は隔板に形成した透孔に
    係合された緩衝部材のガイド孔に移動可能に貫通支持さ
    れているテレスコカバー。
  10. 【請求項10】 請求項7〜9のいずれか一項におい
    て、テレスコカバーは工作機械等の摺動面を覆う固定カ
    バーと複数個の可動カバーを伸縮自在に連結したもので
    あって、 前記固定カバー及び各可動カバーのそれぞれのカバー本
    体の端部に内側方に折り曲げ形成された隔板のうち前記
    可動カバーの隔板に対し複数の支持ロッドの基端部をそ
    れぞれ連結し、各支持ロッドを可動カバーの伸縮方向と
    平行に、かつ可動カバーの収縮方向に延長するように支
    持し、各支持ロッドに第1弾性体としての第1コイルバ
    ネを巻装し、このバネの両端部を対向する隔板に係止し
    たテレスコカバー。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれか一項におい
    て、前記第1弾性体は第1コイルバネであるテレスコカ
    バー。
  12. 【請求項12】 請求項3〜5、8〜11のいずれか一
    項において、前記第2弾性体は第2コイルバネであるテ
    レスコカバー。
  13. 【請求項13】 請求項11又は12において、第1コ
    イルバネ又は第2コイルバネは、前記支持ロッドに巻装
    されているテレスコカバー。
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