JP2003229666A - 配線板の製造方法および配線板 - Google Patents

配線板の製造方法および配線板

Info

Publication number
JP2003229666A
JP2003229666A JP2002026522A JP2002026522A JP2003229666A JP 2003229666 A JP2003229666 A JP 2003229666A JP 2002026522 A JP2002026522 A JP 2002026522A JP 2002026522 A JP2002026522 A JP 2002026522A JP 2003229666 A JP2003229666 A JP 2003229666A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring board
sheet
plating
hole
substance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002026522A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Takahashi
聡 高橋
Katsumi Kosaka
克己 匂坂
Sotaro Ito
宗太郎 伊藤
Kunio Setsuda
国男 説田
Kenji Sakurai
賢司 桜井
Yasunobu Mizuno
康伸 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ibiden Co Ltd filed Critical Ibiden Co Ltd
Priority to JP2002026522A priority Critical patent/JP2003229666A/ja
Publication of JP2003229666A publication Critical patent/JP2003229666A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単純な工程により複数の導通態様のビアを形
成できる配線板の製造方法およびその配線板を提供する
こと。 【解決手段】 導体パターンを有する基板1,2と非め
っき性物質のシート40とを用意し,基板1,2とシー
ト40との間に接着シート41,42を配置する。そし
て,これらをプレスすることにより全体で1枚の配線板
とする。シート40は,部分的に穴45を有している。
その後,当該配線板に対し,貫通穴7,8を形成する。
そして,当該貫通穴7,8に対してめっき処理を施す。
この配線板はシート40が非めっき性物質であるため,
貫通穴7中のシート40の位置にはめっき層が形成され
ない。すなわち,貫通穴7は,シート40の位置で導通
が遮断されたビア7である。一方,貫通穴8は,壁面全
体にめっき層が形成された貫通ビア8である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,導体層と層間絶縁
層とを積層してなる配線板の製造方法および配線板に関
する。さらに詳細には,異なる層間導通態様のビアが混
在する配線板の製造方法およびその製造方法によって製
造される配線板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】昨今,配線板は多数の導体層を有し,各
層間の導通をとるためにビアが形成されている。このビ
アには,隣接する導体層間の導通のみをとるビアや,3
以上の導体層間の導通をとるビアがある。そして,配線
板には,これらの異なる導通態様のビアが幾つか形成さ
れている。この配線板の製造方法には,レーザ等により
必要な位置に必要な深さの穴あけを行う工程等が含まれ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,前記し
た従来の技術には次のような問題があった。すなわち,
複数の導体層間を接続するビアを形成する場合には,ど
の位置に,どの導体層との導通をとるか否かはビアごと
に異なることが多い。そのため,形成されるビアの導通
態様が多いほど工程設計が複雑になる。
【0004】本発明は,前記した従来の技術が有する問
題点を解決するためになされたものである。すなわちそ
の課題とするところは,単純な工程により複数の導通態
様のビアを形成できる配線板の製造方法およびその配線
板を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題の解決を目的と
してなされた本発明の製造方法は,ビアを有する配線板
の製造方法であって,原配線板と原配線板との間に非め
っき性物質のシートを配置してその状態でプレスして一
体化するプレス工程と,非めっき性物質のシートを貫通
する穴をあける穴あけ工程と,穴の壁面のうち非めっき
性物質のシート以外の部分にめっき層を形成するめっき
工程とを含むことを特徴とする。
【0006】この製造方法では,非めっき性物質のシー
トを原配線板と原配線板との間に配置してプレスするこ
とにより,非めっき性物質を包含する配線板が製造され
る。そして,当該非めっき性物質のシートを貫通する穴
が開けられる。すなわち,非めっき性物質のシートを貫
通することによって,当該穴の壁面に非めっき性物質を
露出させるのである。そして,めっき処理を行うことに
よって,当該穴の壁面にめっき層が形成される。このと
き,非めっき性物質のシートが露出している部分には,
めっき層が形成されない。すなわち,非めっき性物質の
シートが介在する位置には導通がない。このため,非め
っき性物質のシートが配線板の厚さ方向のどの位置に配
置されるかにより,各位置の導通/非導通が決定される
のである。よって,異なる導通態様のビアを容易に形成
することができる。
【0007】また,本発明の製造方法は,めっき工程に
より,穴を,非めっき性物質のシートの表裏間は非導通
であるが,少なくとも一方の原配線板の中の導体層同士
を導通するビアとすることとするとよりよい。これによ
り,主としてプレス工程と,穴あけ工程と,めっき工程
とによって異なる導通態様のビアを形成することができ
る。すなわち,複雑な工程設計を必要としない。
【0008】また,本発明の製造方法は,穴あけ工程の
際に,非めっき性物質のシートを貫通しない穴をも開
け,めっき工程により,非めっき性物質のシートを貫通
しない穴を導通ビアとし,非めっき性物質のシートを貫
通する穴を非導通ビアとすることとするとよりよい。こ
こでいう非導通ビアとは,非めっき性物質のシートの位
置が非導通となっているビアのことである。非めっき性
物質のシートを貫通する場合は,当該穴に非めっき性物
質が露出するため,めっき層が形成されない。そのた
め,非めっき性物質のシートを挟む導体層間の導通をと
ることができない。非めっき性物質のシートを貫通しな
い場合は,当該穴に非めっき性物質が露出しないため,
めっき層が形成される。そのため,非めっき性物質のシ
ートを挟む導体層間の導通をとることができる。これに
より,導通をとる位置を選択することができ,より複数
の導通態様のビアを形成することができる。
【0009】また,前述の製造方法は,プレス工程の際
に,部分的に穴を有する非めっき性物質のシートを用い
ることとするとよりよい。これにより,部分的に導通を
とることができるビアを容易に製造できる。あるいは,
部分的に非めっき性物質が配置されたシートを用いるこ
ととするとよりよい。これにより,非めっき性物質の使
用量を抑えることができ,同様の効果を有する配線板を
より安価に製造できる。
【0010】また,本発明の配線板は,導体層と絶縁層
とを積層した配線板であって,導体層と導体層との間に
挟まれた非めっき性物質のシートと,非めっき性物質の
シートを貫通するとともに,壁面のうち非めっき性物質
のシート以外の部分にめっき層が形成されたビアとを有
するものである。この配線板は,非めっき性物質のシー
トを配置した位置が非導通となる。このため,配線板
は,非めっき性物質のシートの位置により,導通をとる
層間を決定することができる。
【0011】また,本発明の配線板のビアは,非めっき
性物質のシートの表裏間は非導通であるが,それ以外の
箇所で導体層同士を導通しているものであるとよりよ
い。また,本発明の配線板は,非めっき性物質のシート
を含む絶縁層を,非めっき性物質のシート以外の位置で
貫通するとともに,壁面にめっき層が形成された第2ビ
アを有し,第2ビアは,非めっき性物質のシートを含む
絶縁層の表裏間を導通しているものであるとよりよい。
これにより,貫通穴ごとに部分的に導通する層間を接続
することができる。このため,配線板は複数の導通態様
のビアを有することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下,本発明を具体化した実施の
形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
なお,本形態では,異なる導通態様のビアが混在する配
線板の製造方法およびその方法によって製造される配線
板として本発明を適用する。
【0013】[第一の形態]第一の形態に係る配線板1
00は,図1に示すように導体層と絶縁層とを交互に積
層した積層配線板である。詳細には,導体層11,絶縁
層1,導体層12,絶縁層4,導体層21,絶縁層2,
導体層22,絶縁層5,導体層31,絶縁層3,導体層
32の順に積層した6層配線板である。各導体層には,
適宜,パターニングが施されている。また,絶縁層4,
5は,非めっき性物質のシート40,50を包含するも
のである。ここでいう非めっき性物質とは,めっき処理
を実施しても金属が析出しない物質のことである。この
非めっき性物質には例えば,PTFE等のフッ素樹脂が
ある。また,非めっき性物質のシート40,50には,
幾つかの穴が開けられている。
【0014】配線板100には,貫通穴6,7,8が形
成されている。そして,非めっき性物質のシート40に
は,貫通穴6,8の位置に,各貫通穴より大きい穴が開
けられている。また,非めっき性物質のシート50に
は,貫通穴7,8の位置に,各貫通穴より大きい穴が開
けられている。したがって,貫通穴6は,非めっき性物
質のシート50を貫通しているが,非めっき性物質のシ
ート40を貫通していない。貫通穴7は,非めっき性物
質のシート40を貫通しているが,非めっき性物質のシ
ート50を貫通していない。貫通穴8は,非めっき性物
質のシート40,50のいずれも貫通していない。
【0015】さらに,各貫通穴6,7,8の壁面には,
非めっき性物質のシート40,50が露出している部分
を除いて,めっき層が形成されている。このため,各貫
通穴6,7,8は,導体層間の導通をとるビアである。
詳細には,貫通穴6は,導体層11,12,21,22
を互いに導通させ,また,導体層31,32を導通させ
ている。ただし,導体層22と導体層31との間は,非
めっき性物質のシート50が介在しているために導通が
ない。貫通穴7は,導体層11,12を導通させ,ま
た,導体層21,22,31,32を互いに導通させて
いる。ただし,導体層12と導体層21との間は,非め
っき性物質のシート40が介在しているために導通がな
い。貫通穴8は,すべての導体層を互いに導通させてい
る。すなわち,配線板100では,貫通穴6,7,8の
それぞれが異なる導通態様を有している。
【0016】次に,配線板100の製造方法について説
明する。なお,以下の説明は,当該配線板の一部(絶縁
層1,2間であって,貫通穴7,8を形成する部分)に
ついてのみの説明であるが他の部分も同様の手順で同時
に製造できる。
【0017】まず,図2(a)に示すように,導体パタ
ーン12を有する基板1と,導体パターン21を有する
基板2とを用意する。そして,非めっき性物質のシート
40を,基板1と基板2との間に配置する。また,非め
っき性物質のシート40の両面には,接着シート41,
42を配置する。なお,シート40には,あらかじめ穴
48を開けておく。穴48は,後に形成される貫通穴よ
りも大径でなければならない。
【0018】次に,図2(b)に示すように配置後のシ
ート40等に対してプレス処理が行われる。このプレス
処理では,加熱しつつプレスする。プレス処理を行うこ
とで接着シート41,42が硬化し,全体で1枚の積層
配線板となる。なお,穴45は接着シート41,42の
樹脂により充填される。これにより,非めっき性物質の
シート40を包含する絶縁層4が形成される。
【0019】次に,図2(c)に示すようにプレス処理
後の積層配線板に対して貫通穴7,8が形成される。貫
通穴8は,非めっき性物質のシート40に設けられた穴
45の中を通過する位置に形成される。したがって,シ
ート40は貫通穴8の壁面に現れない。一方,貫通穴7
は,シート40を貫通する位置に形成される。したがっ
て,シート40が貫通穴7の壁面に現れる。
【0020】次に,図2(d)に示すように貫通穴形成
後の積層配線板にめっき処理が施されめっき層が形成さ
れる。このとき,貫通穴8には,少なくとも図2に示す
壁面の全体にめっき層が形成される。このため,導体層
12と導体層21との導通をとるビアが形成されること
になる。一方,貫通穴7には,非めっき性物質のシート
40が現れているため,シート40の部分にめっき層が
形成されない。このため,貫通穴7には,シート40の
位置で導通が遮断されたビア7が形成される。これによ
り,異なった導通態様のビア8,7(図1中のビア6も
同様)を有する配線板100が製造される。
【0021】なお,導体パターンを有する基板1,2と
して多層配線板を使用してもよい。その場合の配線板3
00は,図3に示すように多数の導体層間の導通をとる
ビアを有する積層配線板である。
【0022】以上詳細に説明したように本形態の製造方
法では,導体パターンを有する基板1,2と,非めっき
性物質のシート40,50とを用意し,これらを接着シ
ートとともにプレスすることにより全体で1枚の配線板
とすることとしている。その後,当該配線板に対し,貫
通穴6,7,8を形成することとしている。そして,当
該貫通穴6,7,8に対してめっき処理を施すこととし
ている。これにより,各貫通穴の壁面では,非めっき性
物質のシート40,50が露出してる位置を除いてめっ
き層が形成されるようにしている。このため,非めっき
性物質のシートおよび当該シートに設けられる穴の配置
によって,各貫通穴における各位置の導通/非導通が決
定されている。また,配線板100は,主として貫通穴
の形成工程とめっき工程とにより,異なる導通態様のビ
アを形成している。よって,複雑な工程設計を必要とせ
ず,単純な工程により異なる導通態様ビアを有する配線
板の製造方法およびその配線板が実現されている。
【0023】[第二の形態]第二の形態に係る配線板2
00は,図4に示すように導体層と絶縁層とを交互に積
層した積層配線板である。配線板200の導体層および
絶縁層の構成は,第一の形態の配線板100と同様であ
る。ただし,配線板200中の絶縁層4,5は,第一の
形態の配線板100とは異なり,部分的に非めっき性物
質の非めっき部46,56を包含したものである。
【0024】この配線板200にも第一の形態の場合と
同様に,貫通穴6,7,8が形成されている。各貫通穴
の壁面にはめっき層が形成されている。そして,絶縁層
4の中には,貫通穴7の位置に非めっき部46が存在し
ている。また,絶縁層5の中には,貫通穴6の位置に非
めっき部56が存在している。したがって,貫通穴6
は,絶縁層5の位置では非めっき部56を貫通している
が,絶縁層4の位置では非めっき部を貫通していない。
貫通穴7は,絶縁層4の位置では非めっき部46を貫通
しているが,絶縁層5の位置では非めっき部を貫通して
いない。貫通穴8は,いずれの絶縁層の位置でも非めっ
き部を貫通していない。
【0025】さらに,貫通穴6,7,8の壁面には,非
めっき部46,56が露出している部分を除いて,めっ
き層が形成されている。このため,各貫通穴6,7,8
は,導体層間の導通をとるビアである。詳細には,貫通
穴6は,導体層11,12,21,22を互いに導通さ
せ,また,導体層31,32を導通させている。ただ
し,導体層22と導体層31との間は,非めっき部56
が介在しているために導通がない。貫通穴7は,導体層
11,12を導通させ,また,導体層21,22,3
1,32を互いに導通させている。ただし,導体層12
と導体層21との間は,非めっき部46が介在している
ために導通がない。貫通穴8は,すべての導体層を互い
に導通させている。すなわち,配線板100では,貫通
穴6,7,8のそれぞれが異なる導通態様を有してい
る。
【0026】次に,配線板200の製造方法について説
明する。まず,図5(a)に示すように,導体パターン
12を有する基板1と,導体パターン21を有する基板
2とを用意する。そして,樹脂シート43を基板1と基
板2との間に配置する。また,樹脂シート43の両面に
は,接着シート41,42を配置する。なお,樹脂シー
ト43には,あらかじめ非めっき部46が包含されてい
る。非めっき部46は,後に形成される貫通穴の断面よ
りも大きくなければならない。
【0027】次に,図5(b)に示すように配置後の樹
脂シート43等に対してプレス処理が行われる。このプ
レス処理を行うことで接着シート41,42が硬化し,
樹脂シート43と併せて絶縁層4となる。また,基板
1,2と絶縁層4とが全体で1枚の積層配線板となる。
これにより,部分的に非めっき部46を有する絶縁層4
が形成される。
【0028】次に,図5(c)に示すようにプレス処理
後の積層配線板に対して貫通穴7,8が形成される。貫
通穴7は,絶縁層4中の非めっき部46を通過する位置
に形成される。したがって,非めっき部46は貫通穴7
の壁面に現れる。一方,貫通穴8は,非めっき部を通過
しない位置に形成される。したがって,非めっき部は貫
通穴8の壁面に現れない。
【0029】次に,図5(d)に示すように貫通穴形成
後の積層配線板にめっき処理が施されめっき層が形成さ
れる。このとき,貫通穴8には,少なくとも図5に示す
壁面の全体にめっき層が形成される。このため,導体層
12と導体層21との導通を行うビアが形成されること
になる。一方,貫通穴7には,非めっき部46を貫通す
る部分にめっき層が形成されない。このため,貫通穴7
には,非めっき部46の位置で導通が遮断されたビア7
が形成される。これにより,異なった導通態様のビア
8,7(図5中のビア6も同様)を有する配線板200
が製造される。
【0030】以上詳細に説明したように本形態の製造方
法では,導体パターンを有する基板1,2と,樹脂シー
ト43とを用意し,これらを接着シートとともにプレス
することにより全体で1枚の配線板とすることとしてい
る。その後,当該配線板に対し,貫通穴6,7,8を形
成することとしている。そして,当該貫通穴6,7,8
に対してめっき処理を施すこととしている。これによ
り,各貫通穴の壁面では,非めっき部が露出している位
置を除いてめっき層が形成されるようにしている。この
ため,非めっき部の配置によって,配線板200の各位
置の導通/非導通が決定されている。よって,複雑な工
程設計を必要としない,単純な工程により異なる導通態
様のビアを有する配線板の製造方法およびその配線板が
実現されている。また,非めっき性物質の使用量を第一
の形態と比較して削減することができ,安価にビアを有
する配線板を製造できる。
【0031】なお,本実施の形態は単なる例示にすぎ
ず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本
発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改
良,変形が可能である。例えば,本形態では非めっき性
物質を包含した配線板に対して貫通穴を形成しているが
これに限るものではない。すなわち,有底穴であっても
非めっき性物質を貫通するか否かによりさまざまなビア
を形成することができる。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば,単純な工程により複数の導通態様のビアを形成
できる配線板の製造方法およびその配線板が提供されて
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の形態に係る配線板の断面図である。
【図2】第一の形態に係る配線板の製造方法を示す図で
ある。
【図3】第一の形態に係る配線板の一例を示す図であ
る。
【図4】第二の形態に係る配線板の断面図である。
【図5】第二の形態に係る配線板の製造方法を示す図で
ある。
【符号の説明】
1,2,3,4,5 絶縁層 6,7,8 貫通穴(ビア) 11,12,21,22,31,32 導体層 40,50 非めっき性物質のシート 41,42 接着シート 46,56 非めっき部 100 配線板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 宗太郎 岐阜県大垣市青柳町300番地 イビデン株 式会社内 (72)発明者 説田 国男 岐阜県大垣市青柳町300番地 イビデン株 式会社内 (72)発明者 桜井 賢司 岐阜県大垣市青柳町300番地 イビデン株 式会社内 (72)発明者 水野 康伸 岐阜県大垣市青柳町300番地 イビデン株 式会社内 Fターム(参考) 5E346 AA12 AA22 AA42 CC02 CC08 DD02 DD12 EE01 FF04 GG15 GG17 GG28 HH32

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビアを有する配線板の製造方法におい
    て,原配線板と原配線板との間に非めっき性物質のシー
    トを配置してその状態でプレスして一体化するプレス工
    程と,前記非めっき性物質のシートを貫通する穴をあけ
    る穴あけ工程と,前記穴の壁面のうち非めっき性物質の
    シート以外の部分にめっき層を形成するめっき工程とを
    含むことを特徴とする配線板の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する配線板の製造方法に
    おいて,前記めっき工程により,前記穴を,前記非めっ
    き性物質のシートの表裏間は非導通であるが,少なくと
    も一方の前記原配線板の中の導体層同士を導通するビア
    とすることを特徴とする配線板の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載する配線板の製造方法に
    おいて,前記穴あけ工程の際に,前記非めっき性物質の
    シートを貫通しない穴をも開け,前記めっき工程によ
    り,前記非めっき性物質のシートを貫通しない穴を導通
    ビアとし,前記非めっき性物質のシートを貫通する穴を
    非導通ビアとすることを特徴とする配線板の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載する配線板の製造方法に
    おいて,前記プレス工程の際に,部分的に穴を有する非
    めっき性物質のシートを用いることを特徴とする配線板
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載する配線板の製造方法に
    おいて,前記プレス工程の際に,部分的に非めっき性物
    質が配置されたシートを用いることを特徴とする配線板
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 導体層と絶縁層とを積層した配線板にお
    いて,導体層と導体層との間に挟まれた非めっき性物質
    のシートと,前記非めっき性物質のシートを貫通すると
    ともに,壁面のうち前記非めっき性物質のシート以外の
    部分にめっき層が形成されたビアとを有することを特徴
    とする配線板。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載する配線板において,前
    記ビアは,前記非めっき性物質のシートの表裏間は非導
    通であるが,それ以外の箇所で導体層同士を導通してい
    ることを特徴とする配線板。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載する配線板において,前
    記非めっき性物質のシートを含む絶縁層を,前記非めっ
    き性物質のシート以外の位置で貫通するとともに,壁面
    にめっき層が形成された第2ビアを有し,前記第2ビア
    は,前記非めっき性物質のシートを含む絶縁層の表裏間
    を導通していることを特徴とする配線板。
JP2002026522A 2002-02-04 2002-02-04 配線板の製造方法および配線板 Pending JP2003229666A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002026522A JP2003229666A (ja) 2002-02-04 2002-02-04 配線板の製造方法および配線板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002026522A JP2003229666A (ja) 2002-02-04 2002-02-04 配線板の製造方法および配線板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003229666A true JP2003229666A (ja) 2003-08-15

Family

ID=27748328

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002026522A Pending JP2003229666A (ja) 2002-02-04 2002-02-04 配線板の製造方法および配線板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003229666A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1858308A1 (en) * 2005-07-07 2007-11-21 Ibiden Co., Ltd. Multilayer printed wiring board
JP2008532326A (ja) * 2005-03-04 2008-08-14 サンミナ−エスシーアイ コーポレーション めっきレジストによるビア構造の同時かつ選択的な分割
US7834273B2 (en) 2005-07-07 2010-11-16 Ibiden Co., Ltd. Multilayer printed wiring board
WO2013121641A1 (ja) * 2012-02-14 2013-08-22 太陽ホールディングス株式会社 めっきレジスト用樹脂組成物、多層プリント配線板及び多層プリント配線板の製造方法
JP2014522107A (ja) * 2011-12-31 2014-08-28 北大方正集▲団▼有限公司 印刷回路基板及びその製造方法
WO2014196911A1 (en) * 2013-06-05 2014-12-11 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Selective partitioning of via structures in printed circuit boards
US9781830B2 (en) 2005-03-04 2017-10-03 Sanmina Corporation Simultaneous and selective wide gap partitioning of via structures using plating resist
CN109862718A (zh) * 2019-04-02 2019-06-07 生益电子股份有限公司 一种孔壁铜层在指定层断开的过孔加工方法及pcb

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11765827B2 (en) 2005-03-04 2023-09-19 Sanmina Corporation Simultaneous and selective wide gap partitioning of via structures using plating resist
JP2008532326A (ja) * 2005-03-04 2008-08-14 サンミナ−エスシーアイ コーポレーション めっきレジストによるビア構造の同時かつ選択的な分割
US10667390B2 (en) 2005-03-04 2020-05-26 Sanmina Corporation Simultaneous and selective wide gap partitioning of via structures using plating resist
US9781830B2 (en) 2005-03-04 2017-10-03 Sanmina Corporation Simultaneous and selective wide gap partitioning of via structures using plating resist
US7759582B2 (en) 2005-07-07 2010-07-20 Ibiden Co., Ltd. Multilayer printed wiring board
US7973249B2 (en) 2005-07-07 2011-07-05 Ibiden Co., Ltd. Multilayer printed wiring board
US8181341B2 (en) 2005-07-07 2012-05-22 Ibiden Co., Ltd. Method of forming a multilayer printed wiring board having a bulged via
US8212363B2 (en) 2005-07-07 2012-07-03 Ibiden Co., Ltd. Multilayer printed wiring board
US8481424B2 (en) 2005-07-07 2013-07-09 Ibiden Co., Ltd. Multilayer printed wiring board
US7834273B2 (en) 2005-07-07 2010-11-16 Ibiden Co., Ltd. Multilayer printed wiring board
EP1858308A1 (en) * 2005-07-07 2007-11-21 Ibiden Co., Ltd. Multilayer printed wiring board
EP1858308A4 (en) * 2005-07-07 2010-03-31 Ibiden Co Ltd MULTILAYER PRINTED CIRCUIT BOARD
JP2014522107A (ja) * 2011-12-31 2014-08-28 北大方正集▲団▼有限公司 印刷回路基板及びその製造方法
JP2013168395A (ja) * 2012-02-14 2013-08-29 Taiyo Holdings Co Ltd めっきレジスト用樹脂組成物、多層プリント配線板及び多層プリント配線板の製造方法
WO2013121641A1 (ja) * 2012-02-14 2013-08-22 太陽ホールディングス株式会社 めっきレジスト用樹脂組成物、多層プリント配線板及び多層プリント配線板の製造方法
KR101748507B1 (ko) 2013-06-05 2017-06-27 텔레폰악티에볼라겟엘엠에릭슨(펍) 인쇄 회로 기판 내의 비어 구조의 선택적인 구획화
RU2630416C2 (ru) * 2013-06-05 2017-09-07 Телефонактиеболагет Л М Эрикссон (Пабл) Селективное разделение переходных отверстий в печатных платах
EP3131374A1 (en) * 2013-06-05 2017-02-15 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Selective partitioning of via structures in printed circuit boards
US10034391B2 (en) 2013-06-05 2018-07-24 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Selective partitioning of via structures in printed circuit boards
US10201098B2 (en) 2013-06-05 2019-02-05 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Selective partitioning of via structures in printed circuit boards
WO2014196911A1 (en) * 2013-06-05 2014-12-11 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Selective partitioning of via structures in printed circuit boards
CN109862718A (zh) * 2019-04-02 2019-06-07 生益电子股份有限公司 一种孔壁铜层在指定层断开的过孔加工方法及pcb

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8354596B2 (en) Multilayer wiring board and method for manufacturing the same
JP4256603B2 (ja) 積層配線板の製造方法
JP4624217B2 (ja) 回路基板の製造方法
JP2003229666A (ja) 配線板の製造方法および配線板
US10903577B2 (en) Printed wiring board
JP2004288989A (ja) 多層プリント配線板及びその製造方法
JP2003046249A (ja) 積層配線板およびその製造方法
KR100744994B1 (ko) 다층 인쇄회로기판 및 그 제조방법
JP2006344887A (ja) プリント配線板およびその製造方法
JPH06164148A (ja) 多層プリント配線板
JP2002016332A (ja) スルーホールを有する積層板およびその製造方法
CN101641461A (zh) 具有填铜穿透孔的多层印刷线路板
JP2009060151A (ja) 積層配線板の製造方法
WO2006016474A1 (ja) 多層フレックスリジッド配線基板の製造方法
JP4795575B2 (ja) 積層配線板およびその製造方法
KR100335224B1 (ko) Mdf용 다층기판 및 그 제조방법
JP2001308529A (ja) 積層配線板およびその製造方法
JP3165617B2 (ja) 多層プリント配線基板及びその製造方法
JPH07221460A (ja) 多層プリント配線板の製造方法
US20220338348A1 (en) Circuit board and method for manufacturing the same
JP2005183798A (ja) 多層プリント配線板および多層プリント配線板の製造方法
JP4963495B2 (ja) 積層配線板およびその製造方法
JP2005109299A (ja) 多層配線板およびその製造方法
JPH05251868A (ja) ブラインド・バイア・ホールを有する多層プリント配線板
JPH05299844A (ja) 多層プリント配線板およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071211

A521 Written amendment

Effective date: 20080205

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080325