JP2003228279A - 音声認識を用いた語学学習装置、語学学習方法及びその格納媒体 - Google Patents

音声認識を用いた語学学習装置、語学学習方法及びその格納媒体

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JP2003228279A
JP2003228279A JP2002201487A JP2002201487A JP2003228279A JP 2003228279 A JP2003228279 A JP 2003228279A JP 2002201487 A JP2002201487 A JP 2002201487A JP 2002201487 A JP2002201487 A JP 2002201487A JP 2003228279 A JP2003228279 A JP 2003228279A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】学習者が選択した役割の発音をレファランスデ
ータと比較して一致度によって点数化して表示し、点数
によって適当な次の画面を自動に表示することにより、
学習能率を向上させる。 【解決手段】プレーヤから格納媒体の再生データを伝達
されローディングされたプログラムを遂行して学習者が
状況や状況での役割を選択するようにし、選択された状
況をディスプレイに表示すると共に、状況から他の話者
の音をスピーカから出力し、学習者が選択した話者の役
割に対応する学習者の音声をマイクを通じて伝達され
て、格納媒体からローディングされたレファランスデー
タと比較して一致度を評価した後、点数化して、ディス
プレイに表示するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、CD‐ROMタイ
トル、DVD、格納ディスク及びインターネットウェブ
等を通じて提供される音声認識を用いた語学学習装置及
び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来の語学学習機は、オーディ
オの再生を通ずる学習やビデオテープの再生を通ずる学
習が主流をなしている。近来、インターネットの活性化
によりインターネットを通じて語学学習を提供するサイ
ト等が多く登場している。しかし、このような従来の語
学学習方法は、状況を設定した後、該状況に適合する文
章を外国人が発音すると学習者が単純に倣って発音する
形態のものであって、非常に単調なので、学習に対する
熱意が低減され、自分の発音が標準発音に比べ、どの程
度一致するかが分らない問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記のよう
な従来の問題を解決するために、標準音データを格納し
た後、学習者の発音を音声認識技術を用いて評価した
後、これを知らせてやると共に、学習者の能力によって
適切な状況に自動移動して動的な学習環境を提供するこ
とができる音声認識及び任意音声表現(TTS:Text T
o Speech)を用いた語学学習装置、方法及びその格納媒
体を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記本発明の目的の達成
のために本発明の装置は、所定の語学学習データが格納
された格納媒体と、前記格納媒体を再生するためのプレ
ーヤと、各種画面を表示するためのディスプレイと、音
を出力するためのスピーカと、学習者の音声を入力する
ためのマイクと、前記プレーヤから前記格納媒体の再生
データを伝達され、ローディングされたプログラムを遂
行して学習者が状況や状況での役割を選択するように
し、前記選択された状況を前記ディスプレイに表示する
と共に、前記状況で他の話者の音を前記スピーカから出
力し、前記学習者が選択した話者の役割に対応する前記
学習者の音声を前記マイクを通じて伝達されて、前記格
納媒体からローディングされたレファランスデータと比
較して一致度を評価した後、点数化して、前記ディスプ
レイに表示するようにする語学学習処理手段とからなる
ことを特徴とする。
【0005】尚、ユーザが希望する単語や文章を入力す
ると、格納された標準音DBで音声を組合せて自動に該
当単語や文章を標準音で聞かせるので、どの文章や単語
もユーザが聞いてから倣うことができることに特徴があ
る。また、前記の目的の達成のために本発明の方法は、
学習者が語学学習のためのレベル、状況、役割を選択す
るステップと、前記選択された状況に該当するデータを
再生してディスプレイするステップと、学習者が前記デ
ィスプレイされる状況で選択された役割によって所定の
文章を発音するか、聞き書きするステップと、前記学習
者の発音信号、或いは、入力文字をディジタルデータに
変換して予め定義されているレファランスデータと比較
するステップと、前記比較結果の一致の度合いを正確度
として点数化して示すステップと、前記正確度が所定の
第1の基準点数以下であれば、前記状況に対する標準発
音を再生して学習者がレファランス発音を聞くように
し、前記正確度が所定の第1の基準点数以上で、かつ、
第2の基準点数以下であれば、前記状況を繰返し学習す
るようにし、前記正確度が所定第2の基準点数以上であ
れば、次の状況を提供して前記の過程を繰返すステップ
とを含むことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しながら
本発明の望ましい実施の形態を詳細に説明する。本発明
にかかる語学学習方法は、CD‐ROMタイトルの形態
で提供されて個人用コンピュータ(PC)を通じて再生
して学習することもでき、インターネットを通じてウェ
ブサイトに提供することもできる。本発明の第1の実施
に形態においては、CD‐ROMタイトルの形態に提供
される例を示し、第2の実施に形態においては、インタ
ーネットを通じて提供される例を示す。
【0007】
【第1の実施の形態】本発明にかかる語学学習がCD‐
ROMタイトルの形態に提供される場合、これを再生す
るための語学学習装置は、図1に示すように、格納媒体
102とCDプレーヤ104とディスプレイ106、ス
ピーカ108、入力部110、マイク112及び処理部
114からなる。このような語学学習装置としては個人
用コンピュータ(PC)を用いることもできる。
【0008】図1を参照すると、格納媒体102は、例
えば、DVD或いはCD‐ROMタイトルとして本発明
にかかる語学学習のためのデータプログラムが格納され
ており、CDプレーヤ104はCD‐ROMタイトルに
格納されたデータを再生して処理部114に伝達する。
本発明の実施の形態ではCDプレーヤとしたが、DVD
プレーヤを使用することもできる。ディスプレイ106
は処理部114の制御により学習のための多様な状況画
面や点数及び動作状態等をグラフィックや文字等で表示
し、スピーカ108は、処理部114が出力するオーデ
ィオ信号を可聴サウンドに変換して、学習者が聞くこと
ができるようにする。入力部110は、学習者の操作信
号を伝達するためのボタン、キーボード及びマウス等で
あって、マイク112は、学習者が発音した音声信号を
電気的信号に変換して処理部114に伝達する。処理部
114は入力部110の操作により全体の動作を制御
し、CDプレーヤ104から伝達されたデータによって
語学学習のための場面をディスプレイ106に表示する
ようにし、スピーカ108を通じて音を出力するように
し、マイク112を通じて入力された学習者の音声信号
をディジタルに変換した後、CDプレーヤ104から読
み出したレファランスデータと比較して評価し、その結
果をディスプレイ106に表示する。このような語学学
習装置を個人用コンピュータ(PC)に具現する場合、
処理部114はサウンドカードとVGAカードとを含む
コンピュータ本体で、ディスプレイ106はモニター
で、入力部110はキーボード及びマウスである。
【0009】図2は、本発明にかかる語学学習手続きを
示す全体手順図である。本発明にかかる語学学習方法が
ソフトウェアで具現されて格納されたCD‐ROMタイ
トル102をCDプレーヤ104に入れて語学学習装置
を動作させると、開示ステップで紹介画面を表示する。
このような紹介画面はフラッシュやAVI MOVIE
CLIPからなる方が望ましい。
【0010】紹介画面が終わると、IDを選択するため
の画面が表れる(S1)。このようなID選択画面の例
は、図3に示すように、ID窓のID VIEWボック
スと、IDを新たに登録するためのNEWボタン、ID
を修正するためのEDITボタン、IDを消すためのD
ELボタン及びID VIEWボックスでIDを選択し
た後、これを作動させるためのENTERボタンが表れ
る。ID VIEWボックスには登録されたID等の情
報が表れて希望するIDを選択することができるように
する。このように、多数のIDを管理することができる
ようにすることにより、1つのCD‐ROMタイトルを
多くの人が使用することができ、各人の点数もID別に
管理することができる。
【0011】次に、IDを選択してログインすると、図
4に示すように、メイン画面が表れる。図4のメイン画
面には学習モード選択部分、点数ボード部分、状態表示
ボックス、終了ボタン、オプションボタン及びTTSボ
タン等が表れている。ここで、EPISODE−I、E
PISODE−II及びTESTは学習モードを選択する
ためのもので、点数ボード(SCORE BOARD)は該IDの
全体点数がEPISODE−IとEPSODE−IIとに
区分され、各EPISODEは、更に単語(WORD)、文
章(SENTENCE)、会話(CONVERSATION)及び聞き書き
(LISTEN & WRITE)に区分され、該当点数が表れる。状
態表示ボックスには現在の学習モードと点数等が表れ
る。また、TTSボタンは文字音声変換(Text To Spee
ch)技術を用いて学習者が文字を入力して新たな学習コ
ンテンツが構成できるようにする。
【0012】このようなメイン画面から学習モードを選
択する(S3)。エピソード1(EPISODE I)とエピソ
ード2(EPISODE II)との学習方法は同一で、その内容
は異なる。例えば、エピソード1(EPISODE I)は、業
務(BUSINESS)と関連した状況のコンテンツ等からな
り、エピソード2(EPISODE II)は生活会話と関連した
コンテンツからなることができ、必要によって、より多
様なエピソードを付加することもできる。テスト(TES
T)は、学習した内容を試験するためのもので、例えば
TOEIC方式で問題を出し、答案を作成するようにし
た後、オンライン評価を行うことができる。(S15、
S16)。
【0013】学習のためにエピソード1とエピソード2
とを選択すると、図5に示すようにエピソードの主画面
が現れる(S4、S5)。エピソードの主画面は、ユニ
ット選択(UNIT SELECT)ボックスと状態表示ボックス
及び各種ボタンからなる。即ち、全体語学学習のコンテ
ンツはエピソード(EPISODE)に大別され、各エピソー
ド(EPISODE)は多数のユニット(UNIT)からなる。本
発明の実施の形態ではエピソード1(EPISODE I)は業
務と関連したコンテンツ等で、エピソード2(EPISODE
II)は生活会話と関連したコンテンツ等で、各エピソー
ド(EPISODE)は20個のユニット(UNIT)からなる。
このように選択されたユニットを学習する学習種類は単
語(WORD)学習、文章(SENTENCE)学習、会話(CONVER
SATION)学習及び聞き書き(LISTEN & WRITE)学習から
なる。
【0014】次に、エピソードの主画面で、ユニット及
び学習種類を選択する(S6)。即ち、"単語(WORD)"
ボタンを選択すると、該当ユニットの単語等を学習する
ことができ(S7、S8)、"文章(SENTENCE)"ボタン
を選択すると、該当ユニットに使用する文章等を学習す
ることができ(S9、S10)、"会話(CONVERSATIO
N)" ボタンを選択すると、該当ユニットの全会話文章
を学習することができる(S11、S12)。そし
て、"聞き書き(LISTEN & WRITE)"ボタンを選択する
と、該当ユニットの単語等に使用された単語等をブラン
ク(blank)詰め形式により、学習することができる
(S13、S14)。
【0015】図6は、図2に示している単語学習過程を
示す詳細フローチャートで、図7は、図6に示す単語学
習画面の例である。エピソードの主画面において、任意
のユニット(UNIT)を選択した後、"単語(WORD)"学習
を選択すると、図7に示すように、単語学習画面が表れ
る(401)。単語学習画面は、ユニットに適合するイ
メージ画面を表示することができるイメージボックス
と、学習する英語単語を表示する英語単語ボックス(SP
EAKTHIS WORD)、単語目録ボックス(WORD LIST)、学
習する英語単語の韓国語の解釈を表示する韓国語解釈ボ
ックス(INTERPRET)、現地人の標準発音のスペクトル
と抑揚を表示する標準発音表示ボックス(NATIVE'S SPE
CTRUM)、学習者の発音のスペクトルと抑揚を表示する
学習者発音表示ボックス(YOURS SPECTRUM)及び状態表
示ボックスからなる。状態表示ボックスには単語(WOR
D)、文章(SENTENCE)、会話(CONVERSATION)及び聞
き書き(LISTEN & WRITE)の選択ボタンと、現在学習及
び以前学習の点数を見せる点数ボックス、操作ボタン、
レベル設定ボタン、各単語別点数等が表れる。その際、
以前に学習した点数をクリックすると、その際の発音を
聞かせる。
【0016】単語学習のために、学習者は先ずレベル
(LV)を設定するが、本発明の実施の形態において、
レベルは1、2、3、4及び5からなる(402)。各
レベルは相異する閾値を有している。例えば、レベル1
は50%、レベル2は60%、レベル3は70%、レベ
ル4は80%、レベル5は90%と定義されており、学
習者がレベル3に設定すると、学習者の学習結果の点数
が70%以上の場合のみに点数が表れるようになってお
り、学習を繰返して、少なくとも3回以上70%を超え
る時、次の単語を学習することができるようになってい
る。
【0017】更に、図6を参照すると、学習者は単語学
習画面において,レベルボタンをクリックしてレベルを
設定し、プレイボタン(画面上は右三角形の進めボタ
ン、以下同じ)をクリックする(403)。プレイボタ
ンがクリックされると、現在学習中の単語の標準音がス
ピーカを通じて出力されると共に、標準単語に対するス
ペクトルと抑揚が標準発音表示ボックスに表示される
(404)。このような標準音は該ネイティブスピーカ
(Native Speaker)に約5000人以上の発音を平均
し、標準化したのである。
【0018】学習者が標準音を聞いて、該単語の発音を
倣いながら語学学習がなされ、その際、学習者の音声は
マイクを通じて入力された後、音声認識技術により判別
され、評価される(405、406)。即ち、入力され
た音声信号は音声認識技術により分析された後、標準音
データ(406a)と一致度が比較されて点数が与えら
れ、学習者発音のスペクトルと抑揚とが学習者発音表示
ボックスに表れる。
【0019】次に、評価された学習者の点数が予め設定
されたレベルの閾値より低いと点数が表れず、現在の単
語に対し繰返し学習するようにし、閾値以上であれば、
点数を表示した後、カウントする(407〜409)。
そして、現在単語に対して設定されたレベルを通過した
回数が所定回数(例えば、3回)以上になると、次の単
語を学習するようにする(410、410)。このよう
に本発明によると、設定レベルを所定回数以上通過する
場合でなければ次の単語を学習することができないの
で、厳格な学習が可能で、標準発音表示ボックスを通じ
て表れる標準発音と学習者発音表示ボックスとを通じて
表れる学習者の発音を比較しながら学習するようになる
ので、より正確な学習が可能である。
【0020】図8は、図2に示している文章学習過程を
示す詳細フローチャートで、図9は、図8に示している
文章学習画面の例である。エピソード(EPISODE)の主
画面において、任意のユニット(UNIT)を選択した
後、"文章(SENTENCE)"学習を選択すると、図9に示す
ように、文章学習画面が表れる(601)。文章学習画
面は、ユニットに適合するイメージ画面を表示すること
ができるイメージボックスと、学習する英語及び韓国語
文章を表示する文章ボックス(SPEAK THIS SENTENCE
)、学習する英語文章等の目録が表れる文章リストボ
ックス(SENTENCE LIST)、現地人の標準発音のスペク
トルと抑揚とを表示する標準発音表示ボックス、学習者
の発音のスペクトルと抑揚とを表示する学習者発音表示
ボックス、状態表示ボックスからなる。その際、文章ボ
ックスには、文章を見せるか、または、見せないように
する"見せる/隠す(Show/Hide)"ボタンと、韓国語の
解釈を表示するか、または、表示しないようにする"解
釈(Interpret)"ボタンが表れる。状態表示ボックスに
は単語(WORD)、文章(SENTENCE)、会話(CONVERSATI
ON)及び聞き書き(LISTEN & WRITE)の選択ボタンと、
現在学習及び以前学習の点数を見せる点数ボックス、操
作ボタン、レベル設定ボタン、既に学習した各文章別点
数等が表れる。
【0021】文章学習のために、学習者は先ずレベル
(LV)を設定するが、本発明の実施の形態では、レベ
ルは1、2、3、4及び5からなる(602)。各レベ
ルは相異する閾値を有している。例えば、レベル1は5
0%、レベル2は60%、レベル3は70%、レベル4
は80%、レベル5は90%と定義されており、学習者
がレベル3に設定すると、学習者の学習結果の点数が7
0%以上の場合のみに点数が表れるようになっており、
学習を繰返して、少なくとも3回以上70%を超える
時、次の単語を学習することができるようになってい
る。
【0022】更に、図8を参照すると、学習者は単語学
習画面において,レベルボタンをクリックしてレベルを
設定し、プレイボタンをクリックする(603)。プレ
イボタンがクリックされると、現在学習中の文章の標準
音がスピーカを通じて出力されると共に、文章の標準発
音に対するスペクトルと抑揚とが標準発音表示ボックス
に表示される(604)。学習者が標準音を聞いて、該
文章の発音を倣いながら語学学習が成され、その際、学
習者の音声はマイクを通じて入力された後、音声認識手
段により判別され、評価される(606)。即ち、入力
された音声信号は音声認識技術により分析された後、標
準音データ(606a)と一致度が比較されて点数が与
えられ、学習者発音のスペクトルと抑揚とが学習者発音
表示ボックスに表れる。
【0023】次に、評価された学習者の点数が先に設定
されたレベルの閾値より低いと点数が表れず、現在の単
語に対し繰返し学習するようにし、閾値以上であれば、
点数を表示した後、カウントする(607〜609)。
そして、現在文章に対して設定されたレベルを通過した
回数が所定回数(例えば、3回)以上になると、次の文
章を学習するようにする(610、611)。このよう
に本発明によると、設定レベルを所定回数以上通過する
場合でなければ次の文章を学習することができないの
で、厳格な学習が可能で、標準発音表示ボックスを通じ
て表れる標準発音と学習者発音表示ボックスを通じて表
れる学習者の発音を比較しながら学習するようになるの
で、より正確な学習が可能である。
【0024】図10は、図2に示している会話学習過程
を示す詳細フローチャートで、図11は、図10に示し
ている会話学習画面の例である。エピソード(EPISOD
E)の主画面において、任意のユニット(UNIT)を選択
した後、"会話(CONVERSATION)"学習を選択すると、図
11に示すように、会話学習画面が表れる(801)。
会話学習画面は、ユニット(UNIT)に適合するイメージ
画面を表示することができるイメージボックスと、学習
する話者別会話文章を表示する文章ボックス(SPEAK TH
IS SENTENCE )、話者選択ボックス(SELECTSPEAKE
R)、状態表示ボックス等が表示される。その際、文章
ボックスには、文章を見せるか、または、見せないよう
にする"見せる/隠す(Show/Hide)"ボタンと、韓国語
の解釈を表示し、または、表示しないようにする"機能
(Interpret)"ボタンが表れ、話者選択ボックスには全
体の内容を聞くための全体聞き(Listen ALL)と全体繰
返し(Repeat ALL)ボタンとがある。状態表示ボックス
には単語(WORD)、文章(SENTENCE)、会話(CONVERSA
TION)及び聞き書き(LISTEN& WRITE)の選択ボタン
と、現在学習及び以前学習の点数を示す点数ボックス、
操作ボタン、レベル設定ボタン、誤った文章(WRONG SE
TENNCE)等が表れる。
【0025】会話学習のために、学習者は先ずレベル
(LV)を設定するが、本発明の実施の形態では、レベ
ルは1、2、3、4及び5からなる。各レベルは相異す
る閾値を有している。例えば、レベル1は50%、レベ
ル2は60%、レベル3は70%、レベル4は80%、
レベル5は90%と定義されており、学習者がレベル3
に設定すると、学習者の学習結果の点数が70%以上の
場合のみに点数が表れるようになっており、学習を繰返
して、少なくとも3回以上70%を超える時、次のステ
ップを学習することができるようになっている。
【0026】更に、図10を参照すると、学習者は会話
学習画面において、レベルボタンをクリックしてレベル
を設定し、多数の話者中から自分が話す話者(SPEAKE
R)を選択する(802、803)。次に、プレイボタ
ンをクリックすると、現在学習中の文章の標準音がスピ
ーカを通じて出力されるが、選択された話者の手順にな
ると、学習者が話すことを待機する(804、80
5)。学習者が自分の役割に応じて適切な文章を発音す
ると、学習者の音声はマイクを通じて入力された後、音
声認識手段により判別され、評価される(807)。即
ち、入力された音声信号は、音声認識技術により分析さ
れた後、標準音データ(807a)と一致度が比較され
て点数が与えられる。
【0027】次に、評価された学習者の点数が先に設定
されたレベルの閾値より低いと点数が表れないながら、
現在の誤った文章(WRONG SENTENCE)に登録され(80
8、809)、閾値以上であれば、次の文章に進行する
(810)。1つの全体会話が終了すると、誤った文章
等を学習するための誤った文章学習が案内され、これに
従って、文章学習を行う(811、812)。文章学習
方法は以前と同様であるので、説明を省略する。一方、
会話学習画面で全体聞き(LISTEN ALL)をクリックする
と全体の文章を聞くことができる(813、814)。
【0028】図12は、図2に示している聞き書き学習
過程を図示した詳細フローチャートで、図13は、図1
2に示している聞き書き学習画面の例である。エピソー
ド(EPISODE)の主画面において、任意のユニット(UNI
T)を選択した後、"聞き書き(LISTEN & WRITE)"学習
を選択すると、図13に示すように、聞き書き学習画面
が表れる(1001)。その際、聞き書き学習画面は、
ユニットに適合するイメージ画面を表示することができ
るイメージボックスと、学習する英語文章を表示する文
章ボックス(QUESTION)、答案入力ボックス(ANSWE
R)、状態表示ボックス等からなる。状態表示ボックス
には、単語(WORD)、文章(SENTENCE)、会話(CONVER
SATION)及び聞き書き(LISTEN & WRITE)の選択ボタン
と、答案入力の際、答案の正誤を示す"○、×"ボック
ス、各レベルの点数が表れる。
【0029】次に、難易度を選択する(1002)。聞
き書き学習において、レベル(LV)は難易度を示すも
ので、レベル1(難易度1)であると、文章中で1つの
単語がブランクとなって、学習者が文章を聞いて1つの
単語を書けるようにし、レベル2(難易度2)である
と、文章中で2つの単語がブランクとなって、学習者が
文章を聞いて2つの単語を書けるようになっている。同
様の方法により、レベル3(難易度3)では全体の文章
を聞き、多数の単語をブランクにして、該単語を書ける
ようにし、レベル4(難易度4)では全体の文章をブラ
ンクにして、聞き書きを行わせることにする。
【0030】選択された難易度によって、ブランクを含
む文章が表れ、プレイボタンをクリックすると、該文章
に対する標準発音が出力され、これに従って、ブランク
に該当する単語を答案入力ボックス(ANSWER)に書き込
む(1011〜1013)。そして、学習者が答案入力
ボックスに書き込んだ単語や文章は答案データベース
(1014a)に比較されて評価され、その結果が点数
として表れる(1014)。学習者の点数によって同様
な状況を繰返させるか、より低いステップに移動させる
か、より上位ステップに進行させる。このように、本発
明によると、会話のみならず、聞き書き学習が可能で、
多様な方式により均衡が取れた語学能力を向上させるこ
とができる。
【0031】一方、会話や聞き書き等、実際の語学学習
途中に、或いは、語学学習後に点数(SCORE)ページを
選択すると、図14に示すように、点数表示画面が表
れ、積算点数ページを選択すると図15に示すように積
算点数を表示する画面が表れる。図14及び図15を参
照すると、点数ページは時間の流れに従う推移度と対話
状況別点数、最高点数と比較、正確性(Accuracy)等を
示し、積算点数ページにはID別順位リストと期間別点
数分析、カレンダー等が表れる。このように、本発明に
よると、語学学習者の点数がリアルタイムで積算に表れ
て、学習度合いを評価することができる長所がある。
【0032】
【第2の実施の形態】本発明にかかる語学学習をインタ
ーネット上でウェブに提供する場合、これのための全体
構成は、図16に示すように、サービスを提供するサー
バサイト1402とPCクライアント1402‐1〜1
402‐Nとからなり、サーバ1420とクライアント
1402‐1〜1402‐Nは、インターネット141
0を通じて接続される。
【0033】図16を参照すると、インターネット14
10はTCP/IPプロトコルにかかるデータ通信網
で、語学学習サイト1420はウェブサーバ1422を
含むコンピュータシステムであって、本発明にかかる語
学学習データが格納されたデータベース1424を含
む。クライアント1402‐1〜1402‐Nは、イン
ターネット接続可能で、ウェブブラウザーが搭載された
個人用コンピュータ(PC)で、マイク及びスピーカを
含むサウンド処理機能が備えられている。このような構
成において、本発明により語学学習を処理する手順は、
図17と同様である。
【0034】図17を参照すると、使用者はPCを通じ
てウェブサーバに接続した後、会員であれば直ぐログイ
ン(log-in)し、非会員であれば、所定の登録手続きを
経てログインする(1501〜1504)。ログインす
ると、学習者が自分の希望する学習条件を選択するため
の多様な選択メニューが表示され、選択によって、学習
者の希望する会話場面が表示されて、学習することがで
きるようにする(1505〜1510)。ログイン後に
なされる実際の学習過程は前述の第1の実施の形態と類
似しているので、説明を省略する。但し、第2の実施の
形態では、学習者の音声データがインターネットを通じ
てサーバに伝達されてサーバ1422でレファランスデ
ータと比較評価された後、評価結果をインターネットを
通じて伝送されて個人用コンピュータ1402−1〜1
402−nで更に表示するようになっている。
【0035】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明による
と、多様な状況に適合した現地人のレファランスデータ
を格納した後、学習者が選択した役割の発音を該当レフ
ァランスデータと比較して一致度によって点数化して表
示し、点数によって適当な次の画面を自動に表示するこ
とにより、学習能率を向上させることができる。また、
会話学習のみならず、聞き書き学習を通じて、多様な方
式により均衡が取れた語学能力を向上させることができ
る。特に、人工知能方式の音声認識技術を用いて標準発
音のスペクトルと抑揚とをグラフィックで表示すると共
に、学習者の発音スペクトル及び抑揚をもグラフィック
で表示し、互いに比較しながら学習することができるの
で、より正確な学習が可能である。そして、文字音声変
換(TTS)技術を用いて学習者が必要によって、自ず
から新たな学習コンテンツを生成して学習することがで
きるので、より自由な学習が可能で、学習コンテンツを
拡張することができる長所がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる語学学習装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明にかかる語学学習手順を示す全体手順図
である。
【図3】図2に示しているID選択のための画面の例で
ある。
【図4】図2に示しているメイン画面の例である。
【図5】図2に示しているエピソード主画面の例であ
る。
【図6】図2に示している単語学習過程を示す詳細フロ
ーチャートである。
【図7】図6に示している単語学習画面の例である。
【図8】図2に示している単語学習過程を示す詳細フロ
ーチャートである。
【図9】図8に示している文章学習画面の例である。
【図10】図2に示している会話学習過程を示す詳細フ
ローチャートである。
【図11】図10に示している会話学習画面の例であ
る。
【図12】図2に示している聞き書き学習過程を示す詳
細フローチャートである。
【図13】図12に示している聞き書き学習画面の例で
ある。
【図14】本発明にかかる語学学習の点数画面の例であ
る。
【図15】本発明にかかる語学学習の積算点数画面の例
である。
【図16】本発明にかかるインターネットを用いた語学
学習構成図である。
【図17】図16の構成にかかる語学学習手順を示す全
体手順図である。
【符号の説明】
102 格納媒体 104 CDプレーヤ 106 ディスプレイ 108 スピーカ 110 入力部 112 マイク 114 処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 15/00 G10L 3/00 551E 15/08 R 15/10 Fターム(参考) 2C028 AA03 AA04 AA05 AA06 BA02 BA03 BB04 BB05 BB06 BC01 BC02 BD02 BD03 CA12 DA04 5D015 AA04 KK02 LL13 5D045 AB13

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の語学学習データが格納された格納媒
    体と、 前記格納媒体を再生するためのプレーヤと、 各種画面を表示するためのディスプレイと、 音を出力するためのスピーカと、 学習者の音声を入力するためのマイクと、 前記プレーヤから前記格納媒体の再生データを伝達さ
    れ、ローディングされたプログラムを遂行して学習者が
    状況や状況での役割を選択するようにし、前記選択され
    た状況を前記ディスプレイに表示すると共に、前記状況
    で他の話者の音を前記スピーカから出力し、前記学習者
    が選択した話者の役割に対応する前記学習者の音声を前
    記マイクを通じて伝達されて、前記格納媒体からローデ
    ィングされたレファランスデータと比較して一致度を評
    価した後、点数化して、前記ディスプレイに表示するよ
    うにする語学学習処理手段とからなることを特徴とする
    音声認識を用いた語学学習装置。
  2. 【請求項2】前記語学学習装置は、更に文字を入力する
    ための入力手段を備えて、前記スピーカの音を聞いて単
    語や文章を入力することができるようになっていること
    を特徴とする請求項1記載の音声認識を用いた語学学習
    装置。
  3. 【請求項3】学習者が語学学習のための学習コンテンツ
    を選択するステップと、 前記選択された学習コンテンツの学習種類を選択するス
    テップと、 選択された学習種類により学習画面が表示され、前記学
    習画面でレベルを設定するステップと、 学習者が前記学習画面で標準音を再生して聞いてから発
    音するか、書くステップと、 前記学習者の発音を音声認識してディジタルデータに変
    換するか、入力された文字をディジタルデータに変換し
    て予め定義されている標準データと比較するステップ
    と、 前記比較結果の一致の度合いを正確度として点数化して
    表示するステップと、 前記正確度によって同一な内容を繰返し学習するか、別
    の内容に移動するステップとを含むことを特徴とする音
    声認識を用いた語学学習方法。
  4. 【請求項4】前記学習コンテンツは内容によってエピソ
    ードに大別され、各エピソードは状況によって多数のユ
    ニットに区分されることを特徴とする請求項3記載の音
    声認識を用いた語学学習方法。
  5. 【請求項5】前記学習内容を移動するステップは、評価
    ステップから得られた点数が設定レベル以下であるか、
    設定レベル以上で、かつ、その回数が所定数以下であれ
    ば、同一の内容に対する標準発音を再生して学習者が標
    準発音を聞こえるようにし、点数が設定されたレベル以
    上である回数が所定数以上であれば、次の内容を提供し
    て前記の過程を繰返すことを特徴とする請求項3記載の
    音声認識を用いた語学学習方法。
  6. 【請求項6】前記点数化して表示するステップは、標準
    発音のスペクトルや抑揚をグラフィックで示し、学習者
    発音のスペクトルや抑揚もグラフィックで示すことを特
    徴とする請求項3記載の音声認識を用いた語学学習方
    法。
  7. 【請求項7】前記語学学習方法は、現在学習の点数と共
    に、以前学習から評価された点数等を表示して、該点数
    を選択するとその時の学習内容を再生するステップを更
    に含むことを特徴とする請求項3記載の音声認識を用い
    た語学学習方法。
  8. 【請求項8】前記語学学習方法は、 文字音声変換(TTS)機能を用いて、学習者が希望す
    る学習コンテンツを文字で入力して新たな学習コンテン
    ツを構成するステップを更に含むことを特徴とする請求
    項3記載の音声認識を用いた語学学習方法。
  9. 【請求項9】前記学習種類は、単語学習、文章学習、会
    話学習及び聞き書き学習に区分されることを特徴とする
    請求項3記載の音声認識を用いた語学学習方法。
  10. 【請求項10】前記の学習種類が単語学習であれば、単
    語を表示すると共に、標準単語の発音を聞いてから倣っ
    て発音するようにし、文章学習であれば文章を表示する
    と共に、標準文章の発音を聞いてから倣って発音するよ
    うにし、会話学習であれば、話者を選択した後、該話者
    の順序に状況に合う話をするようにし、聞き書き学習で
    あれば、選択した難易度によって聞いてから文章のブラ
    ンクに該当する単語を書くことを特徴とする請求項9記
    載の音声認識を用いた語学学習方法。
  11. 【請求項11】学習者が語学学習のためのレベル、状
    況、役割を選択するステップと、 前記選択された状況に該当するデータを再生してディス
    プレイするステップと、 学習者が前記ディスプレイされる状況で、選択された役
    割によって所定の文章を発音するか、聞き書きを行うス
    テップと、 前記学習者の発音信号、或いは、入力文字をディジタル
    データに変換して予め定義されているレファランスデー
    タと比較するステップと、 前記比較結果の一致の度合いを正確度として点数化して
    示すステップと、 前記正確度が所定の第1の基準点数以下であれば、前記
    状況に対する標準発音を再生して学習者がレファランス
    発音を聞くようにし、前記正確度が所定の第1の基準点
    数以上で、かつ、第2の基準点数以下であれば、前記状
    況を繰返し学習するようにし、前記正確度が所定の第2
    の基準点数以上であれば、次の状況を提供して前記の過
    程を繰返すステップとを含むことを特徴とするプログラ
    ムが格納された格納媒体。
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