JP2003227884A - 発光表示装置及び電子機器 - Google Patents

発光表示装置及び電子機器

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JP2003227884A
JP2003227884A JP2002159822A JP2002159822A JP2003227884A JP 2003227884 A JP2003227884 A JP 2003227884A JP 2002159822 A JP2002159822 A JP 2002159822A JP 2002159822 A JP2002159822 A JP 2002159822A JP 2003227884 A JP2003227884 A JP 2003227884A
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Tadao Hirano
忠男 平野
Shuichi Machida
修一 町田
Mitsunobu Yatabe
光信 谷田部
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    • G04G9/0023Visual time or date indication means by light valves in general
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    • G04G9/0035Details constructional
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光素子と回路基板との間の接続距離の長さ
に応じて、発光素子と回路基板との間を確実かつ安定し
て接続することができる発光表示装置および電子機器を
提供する。 【解決手段】 紫外線を発光する紫外線発光素子203
と、紫外線に反応して発光する発光部19を設けた発光
表示装置(時計モジュール1)において、紫外線発光素
子203の光出力部20aと時計モジュール1内の回路
基板13側の接続端子Tとを接続するための足ピン20
4が備えられている。この足ピン204が、光出力部2
0aと接続端子Tとの間の長さや角度の調整用の折曲部
205として、予め定められた間隔離れている光出力部
20aと接続端子Tとの安定した接続を行う構成にし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、腕時計、携帯電話
機、自動車の計器類などの各種の機器に適用される発光
表示装置及びその電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子機器においては、発光素子を
回路基板等に設けられた接続端子に接続させ、使用者が
所望するときに発光素子を発光させるようにした発光表
示装置を備えたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
構成の電子機器においては、発光素子の配置個所と接続
端子との間に表示部などの中間部材が介在するなどに起
因して、発光素子と接続端子とが所定間隔を置いて配置
されると、その発光素子と接続端子とを安定して電気的
に接続することが困難となることが考えられる。
【0004】本発明の課題は、発光素子と接続端子とが
所定間隔を置いて配置されている場合でも、両者を安定
して電気的に接続することができ、また、所望する位置
に発光素子を配置して効果的に光を発光させることがで
きる発光表示装置及びその電子機器を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、以下の様な構成要素を備えている。な
お、以下に示す構成要素には、括弧書きにより実施の形
態に対応する構成及び図面参照符号を記す。請求項1記
載の発明は、発光素子(例えば、紫外線発光素子20
1)と、この発光素子からの光を受光して有色発光する
発光部(例えば、発光部19)を有する発光表示装置
(例えば、時計モジュール1)において、前記発光素子
が配置された枠状部材(例えば、枠状部材5)と、この
枠状部材の下方の予め定められている位置に配置された
接続端子(例えば、接続端子T)と、この接続端子と前
記発光素子とを電気的に接続する接続部材(例えば、接
続部材21A)と、を備えることを特徴とする。
【0006】請求項1記載の発明によれば、枠上部材に
配置された発光素子と、この枠上部材の下方の予め定め
られている位置に配置された接続端子とを接続部材によ
り安定して電気的に接続することができ、また、所望す
る位置に発光素子を配置して効果的に発光部を発光させ
ることができる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
光表示装置において、前記接続部材は、前記発光素子と
前記接続端子との位置関係に対応して、寸法或いは形状
を変更可能に形成されていることを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、接
続部材は、発光素子と接続端子との位置関係に対応し
て、寸法或いは形状を変更することができるので、発光
素子と接続端子との位置関係の制約がより少なくなっ
て、発光素子の配置の自由度を高めることができ、発光
表示装置自体の大きさ等の自由度を高めることができ
る。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
光表示装置において、前記接続部材は、前記発光素子の
端子に一端が当接する導電性のコンタクト部材(例え
ば、コンタクト部材21)と、前記接続端子に電気的に
接続され、前記コンタクト部材の他端に当接し、前記コ
ンタクト部材を前記発光素子側に付勢する導電性の付勢
部材(例えば、コイルばね22)と、を備えることを特
徴とする。
【0010】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、発
光素子と接続端子との間の距離が離れている場合でも、
導電性を有する接続部材を介し、発光素子と接続端子と
を電気的に接続することができるとともに、接続端子か
ら離れている発光部へも発光素子をより近づけて光を照
射することができる。また、発光素子の端子に当接する
導電性のコンタクト部材が、接続端子に電気的に接続さ
れた導電性の付勢部材により発光素子側に付勢されて発
光素子と接続端子とを電気的に接続するようにしたの
で、付勢部材の付勢力により、発光素子と接続端子との
間隔に誤差が生じた場合や当該装置に衝撃が加えられた
場合でも、その接続を安定して維持することができる。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
光表示装置において、前記接続部材は、一端が接続端子
に電気的に接続され、他端が前記発光素子の端子に当接
して前記発光素子側に付勢する導電性の付勢部材(例え
ば、コイルばね22A)と、を備えることを特徴とす
る。
【0012】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、発
光素子と接続端子との距離が離れている場合でも、導電
性を有する付勢部材を介し、発光素子と接続端子とを電
気的に接続することができるとともに、接続端子から離
れている発光部へも発光素子をより近づけて光を照射す
ることができる。また、接続端子に電気的に接続された
導電性の付勢部材が、発光素子の端子に当接して発光素
子側に付勢されるので、発光素子と接続端子との間隔に
誤差が生じた場合や、当該装置に衝撃が加えられた場合
でも、その接続を安定して維持することができる。ま
た、一つの部材により発光素子と接続端子との電気的接
続を行うので、部品点数を削減することができる。
【0013】請求項5記載の発明は、発光素子(例え
ば、紫外線発光素子203)と、この発光素子からの光
を受光して有色発光する発光部(例えば、発光部19)
を有する発光表示装置(例えば、腕時計200)におい
て、前記発光素子が配置された枠状部材(例えば、枠状
部材5)と、この枠状部材の下方の予め定められている
位置に配置された接続端子(例えば、接続端子T)と、
この接続端子と前記発光素子とを電気的に接続する接続
部材(例えば、足ピン204)とを備えており、前記接
続部材は、前記発光素子と前記接続端子との位置関係に
より定められる折曲位置(例えば、折曲位置P)にて折
曲されている折曲部(例えば、折曲部205、第一折曲
部205a、第二折曲部205b)を備えていることを
特徴とする。
【0014】請求項5記載の発明によれば、接続端子と
発光素子とを電気的に接続する接続部材は、発光素子と
接続端子との位置関係により定められる折曲位置にて折
曲されている折曲部を有しているので、発光素子と接続
端子とが所定間隔を置いて配置されている場合でも、接
続部材により両者を安定して電気的に接続することがで
き、また、所望する位置に発光素子を配置して効果的に
発光部を発光させることができる。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項1及び請求
項5記載の発光表示装置において、前記接続部材は、前
記発光素子の端子に一端が固定された導電性のコンタク
ト部材(例えば、足ピン20d、足ピン204)と、前
記接続端子に電気的に接続され、前記コンタクト部材の
他端を予め定められている位置に固定する導電性の固定
部材(例えば、固定部材24)と、を備えることを特徴
とする。
【0016】請求項6記載の発明によれば、請求項1及
び請求項5記載の発明と同様の効果が得られることは無
論のこと、発光素子の端子に固定された導電性のコンタ
クト部材は、導電性の固定部材により、予め定められた
位置に固定されるので、発光素子と接続端子との距離が
離れている場合でも、発光素子と接続端子とを電気的に
接続することができることとなるとともに、接続端子か
ら離れている発光部へも発光素子をより近づけて光を照
射することができる。また、例えば、導電性のコンタク
ト部材と、導電性の固定部材とが、脱着可能な状態で接
続する構成にすることにより、発光素子や枠状部材の交
換を容易に行うことができる。
【0017】請求項7記載の発明は、請求項5記載の発
光表示装置において、前記折曲部は、前記発光素子と前
記接続端子との位置関係により定められる折曲角度にて
折曲されていることを特徴とする。
【0018】請求項7記載の発明によれば、請求項5記
載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、折
曲部は、発光素子と接続端子との位置関係に対応して定
められる折曲角度にて折曲され、形状を変更することが
できるので、発光素子と接続端子との配置関係に応じ
て、最適な位置に発光素子を配置することができる。
【0019】請求項8記載の発明は、請求項5記載の発
光表示装置において、前記枠状部材と前記接続端子との
間に配置された中間部材(例えば、アナログ指針機構1
5)を更に備え、前記導電性のコンタクト部材は、前記
発光素子から前記折曲位置までの第一折曲部(例えば、
第一折曲部204a)と、前記折曲位置から前記接続端
子までの第二折曲部(例えば、第二折曲部204b)と
を有し、前記第一折曲部の長さまたは角度は、前記中間
部材の高さに対応して変更可能に形成され、前記第二折
曲部の長さまたは角度は、前記発光素子と前記接続端子
との間の水平距離に対応して変更可能に形成されている
ことを特徴とする。
【0020】請求項8記載の発明によれば、請求項5記
載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、導
電性のコンタクト部材は、中間部材の高さに対応して長
さまたは角度が変更可能に形成された第一折曲部と、発
光素子と接続端子との間の水平距離に対応して長さまた
は角度が変更可能に形成された第二折曲部とを有してい
るので、中間部材の大きさ、形状や、発光素子と接続端
子との距離関係、位置関係に応じて、発光素子と接続端
子とを電気的に接続することができ、発光素子の配置位
置の自由度がより高まることとなって、様々なデザイン
や大きさの発光表示装置とすることができる。
【0021】請求項9記載の発明は、請求項1又は請求
項5記載の発光表示装置において、前記接続部材は、前
記発光素子の端子に一端が固定され、他端が前記接続端
子に半田付けされた導電性のコンタクト部材(例えば、
足ピン20d)を備えることを特徴とする。
【0022】請求項9記載の発明によれば、請求項1又
は請求項5記載の発明と同様の効果が得られることは無
論のこと、発光素子と接続端子との距離が離れている場
合でも、発光素子の端子に固定された導電性のコンタク
ト部材が、接続端子に半田付けされ、発光素子と接続端
子とを電気的に接続することができるとともに、接続端
子から離れている発光部へも発光素子をより近づけて光
を照射することができる。また、この半田付けにより部
品点数を削減した安価な接続とすることができ、製品の
低価格化に対応できる。
【0023】請求項10記載の発明は、請求項1又は請
求項5記載の発光表示装置において、前記枠状部材と前
記接続端子との間に配置された中間部材(例えば、上部
ハウジング10、文字板12、アナログ指針機構15)
を更に備え、前記接続部材の中央部は、前記中間部材に
形成された貫通孔(例えば、貫通孔5a、貫通孔10
a、貫通孔12b、空間15b)内に配置されているこ
とを特徴とする。
【0024】請求項10記載の発明によれば、請求項1
又は請求項5記載の発明と同様の効果が得られることは
無論のこと、枠状部材と接続端子との間に中間部材が備
えられている場合、接続部材を中間部材に形成された貫
通孔に挿入して発光素子と接続端子とを接続するように
したので、接続部材の固定を安定に保つことができる。
【0025】請求項11記載の発明は、請求項1又は請
求項5記載の発光表示装置において、前記接続端子は、
発光表示装置に備えられた回路基板(例えば、回路基板
12)に形成されていることを特徴とする。
【0026】請求項11記載の発明によれば、請求項1
又は請求項5記載の発明と同様の効果が得られることは
無論のこと、接続端子は、回路基板に形成されているの
で、発光素子は回路基板に接続されることとなって、こ
の回路基板により発光素子を様々な態様で発光させるこ
とができる。
【0027】請求項12記載の発明は、請求項1又は請
求項5記載の発光表示装置を機器ケース(例えば、時計
ケース2)に備えたことを特徴とする電子機器(例え
ば、腕時計100、200等)。
【0028】請求項12記載の発明によれば、配置され
る発光素子と、接続端子との間の接続距離等、その電子
機器に応じた接続手段により、その発光素子と接続端子
とを安定して接続することができるので、様々な機器ケ
ースに発光表示装置を備えることができ、様々な電子機
器に発光表示機能を付与することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明を腕時
計に適用した実施の形態を詳細に説明する。 〔第1の実施の形態〕図1は本発明の腕時計を示した平
面図であり、図2は図1のII−II線における要部の拡大
断面図である。図1、2に示すように、この腕時計10
0には、発光表示装置である時計モジュール1を内部に
収納する機器ケースとしての時計ケース2が備えられ、
時計ケース2の上部中央には時計ガラス3がパッキン4
を介して装着されている。また、時計モジュール1に備
えられている枠状部材5は、その上部を時計ガラス3に
当接するように配置されている。さらに、この時計ケー
ス2の下面には、裏蓋6が防水リング7を介して取り付
けられており、時計モジュール1と裏蓋6との間には、
緩衝部材8が設けられている。また、この時計ケース2
の上部外周にはベゼル9が設けられている。更に、時計
ケース2には、バンド軸2Aを介し、時計バンドBが取
り付けられている。
【0030】時計モジュール1は、アナログ機能とデジ
タル機能のうち、少なくとも一方を備えたものであり、
図2にはその両方を備えたものを示している。図2に示
すように時計モジュール1には、中間部材としての上部
ハウジング10と下部ハウジング11とが備えられ、上
部ハウジング10の上面に文字板12(中間部材)が配
置され、その文字板12の上面に枠状部材5が配置され
ている。また、枠状部材5の下方であって、予め定めら
れた間隔を有する上部ハウジング10と下部ハウジング
11との間に回路基板13が配置されている。時計モジ
ュール1は、これら文字板12、上部ハウジング10、
回路基板13、および下部ハウジング11が時計ケース
2の中枠14に取り付けられた構造になっている。ま
た、上部ハウジング10には、アナログ指針機構15と
液晶表示素子16とが備えられており、下部ハウジング
11には、例えば、アナログ指針機構15と液晶表示素
子16等が動作するための電池(図示せず)が組み込ま
れている。
【0031】アナログ指針機構15は、文字板12に設
けられた軸孔12aからその上方に延びる指針軸17
と、この指針軸17に取り付けられた時針、分針などの
指針18とを備え、この指針18が文字板12の上方を
運針するように構成されている。ここで、文字板12と
指針18にはそれぞれ発光素子からの光を受光して発光
する発光部19が所定の個所に設けられている。液晶表
示素子16は、例えば、上下一対の透明な電極基板間に
液晶を封入した液晶セルの上面に上偏光板、液晶セルの
下面に下偏光板を設けたものであり、液晶セルの一対の
電極基板間に電圧を印加した状態に応じて、時刻などの
情報を表示するように構成されているものである。この
液晶表示素子16は、文字板12に設けられた窓部12
cから視認することができる。
【0032】枠状部材5は、例えば、光透過性を有する
合成樹脂、特に透明な合成樹脂で形成されている。この
枠状部材5は、図2に示すように、時計ガラス3の周縁
部の下面と文字板12(上部ハウジング10)の周縁部
の上面とに当接した状態で、時計ケース2の内周面に装
着されている。また、この枠状部材5の所定個所、例え
ば、図1に示すように12時と6時とに対応する個所に
は、ブラックライトと呼ばれる紫外線発光素子201が
配置されている。紫外線発光素子201が配置された枠
状部材5は、保護部材または緩衝部材としての機能も兼
備した部材である。紫外線発光素子201は、例えば波
長が254〜420nm(ナノメートル)の紫外線、又
は波長が374〜389nmの紫外線、好ましくは36
5nm付近の紫外線を発光する紫外線灯または紫外線発
光ダイオード(LED)などで構成されている。
【0033】この紫外線発光素子201は、例えば、図
3に示すように、光出力部20aと、光出力部20aの
底面に設けられ、その一部が側面まで回り込んで延出さ
れた電極端子20bと、底面の略中央に備えられた緩衝
材20c等で構成されている。また、この紫外線発光素
子201は、図2、図4に示すように、枠状部材5に埋
設されており、紫外線発光素子201から出力された紫
外線は、光透過性を有する枠状部材5に採り込まれ、採
り込まれた紫外線は、枠状部材5が導光板の働きをして
枠状部材5全体より出射されるようになっている。従っ
て、紫外線発光素子201から離れた箇所にも枠状部材
5を介して照射される。また、紫外線発光素子201
は、例えば、12時と6時とに対応する個所に対角線上
に配置するようにしているので、効率よく紫外線が照射
される。
【0034】また、この紫外線発光素子201は、図2
に示すように、紫外線発光素子201に当接するコンタ
クト部材21と、このコンタクト部材21を付勢する付
勢部材としてのコイルばね22とで構成されている接続
部材21Aにより支持されて、固定されている。このコ
ンタクト部材21は、紫外線発光素子201の電極端子
20bに対応した一対の支持軸21a(図2では一方の
みを示す)を有しており、その支持軸21aが電極端子
20bに当接している。
【0035】コンタクト部材21は、導電性を有し、そ
の中央部は上部ハウジング10に設けられた貫通孔10
a内に挿入されるとともに、文字板12に設けられた貫
通孔12b、および枠状部材5に設けられた貫通孔5a
を通され、枠状部材5の上端部は、上方に突出するよう
に配置される。この突出した上端部(一対の支持軸21
a)に紫外線発光素子201が当接されている。紫外線
発光素子201の光出力部20aと時計ガラス3の間に
は、緩衝部材23が取り付けられている。
【0036】コイルばね22は、導電性を有し、上部ハ
ウジング10に設けられた貫通孔10a内に挿入され、
その下端部が回路基板13に形成された接続端子Tに弾
接し、上端部がコンタクト部材21の下端部に弾接して
いる。これにより、コイルばね22はコンタクト部材2
1を紫外線発光素子201側に付勢し、弾性的に支持し
ている。また、コンタクト部材21とコイルばね22と
で構成された接続部材21Aにより紫外線発光素子20
1と回路基板13とは電気的に接続されている。
【0037】発光部19は、図2、図5に示すように、
文字板12における所定個所、例えばマーク部分や時字
の上面や、アナログ指針機構15における指針18の所
定の個所に、樹脂部19aや、印刷部または塗装部19
bとして形成されている。その発光部19上面は透明な
オーバーコート(図示せず)で覆われて保護されている
ことが好ましい。これら発光部19は、例えば、波長が
350〜420nm、または254〜365nmの紫外
線に反応して有色発光し、紫外線が照射されない通常状
態のときに透明な状態を呈するものである。つまり、紫
外線発光素子201から出力された紫外線や、光透過性
を有する枠状部材5を介して出射される紫外線に反応し
て、発光部19は有色発光する。
【0038】この発光部19の発光色は、緑(または黄
色)、青、赤の3色を基本として、様々な色バリエーシ
ョンがある。ここで、各時計部品に設けられる各発光部
19は、全て同じ発光色でのものであっても良いが、時
刻を視認しやすくするために、少なくとも文字板12と
指針18との各発光部19の発光色がそれぞれ異なって
いることが好ましい。例えば、文字板12の発光部19
は赤系色で発光し、指針18の発光部19は青系色で発
光する、というように文字板12と指針18のそれぞれ
発光色が異なる方が時刻を確認しやすい。また、文字板
12のマーク部分の発光部19と時字の発光部19との
各発光色も、それぞれ異なっていてもよく、時字毎に発
光色が異なっていてもよい。
【0039】このように、第1の実施の形態にかかる腕
時計によれば、この紫外線発光素子201と、回路基板
13とが予め定められている間隔を置いて配置されてい
る場合でも、導電性を有する接続部材21Aを介し、紫
外線発光素子201と回路基板13とを電気的に接続す
ることができる。従って、回路基板13から離れている
発光部19へも紫外線発光素子201をより近づけて紫
外線を照射することができる。また、この紫外線発光素
子201は、接続部材21Aであるコンタクト部材21
とコイルばね22とにより時計ケース2内に弾性的に固
定されているので、時計ケース2が外部から衝撃を受け
ても、その衝撃をコイルばね22で吸収することができ
る。特に、腕時計の機能やサイズが異なる機種毎に、時
計モジュール1や上部ハウジング10の厚みが異なるこ
とにより、紫外線発光素子201と回路基板13との距
離が異なる場合や、各部材の寸法誤差などにより、紫外
線発光素子201と回路基板13との距離が異なるとい
った場合に、コイルばね22の弾性変形により紫外線発
光素子201を時計ケース2内に確実に固定することが
できると共に、紫外線発光素子201と時計モジュール
1内の回路基板13とを容易に且つ確実に電気的に接続
することができる。
【0040】また、所望するときに紫外線発光素子20
1を発光させて各発光部19を自由に有色発光させるこ
とができ、時刻を良好に視認することができるととも
に、色彩性および装飾性に優れたものを得ることができ
る。特に、紫外線発光素子201から発せられた紫外線
は、光透過性を有する枠状部材5に採り込まれ、枠状部
材5が導光板の働きをして採り込まれた紫外線が枠状部
材5の内周面全体から出射され、発光部19を照射する
ことができるので、紫外線発光素子201から離れた位
置の発光部19も同様に有色発光させることができる。
特に、図6または図7に示すように紫外線発光素子20
1を枠状部材5の外周側内部に配置させることにより、
紫外線発光素子201から発せられた紫外線の大部分が
光透過性を有する枠状部材に取り込まれ、より効率的な
照射ができる。また、枠状部材5と回路基板13の接続
端子Tとの間に、中間部材としての上部ハウジング10
や文字板12が設けられていても、それらに設けられた
貫通孔10a、貫通孔12bにコンタクト部材21を通
すことにより、紫外線発光素子201と回路基板13の
接続端子Tとの接続を行うことができる。
【0041】また、上記第1の実施の形態では、枠状部
材5の上部に紫外線発光素子201を備える構成にした
が、これに限らず、例えば、図6または図7に示すよう
な構成にしてもよい。
【0042】具体的には、例えば、図6に示された変形
例のように、時計ケース2の内周面から突出した凸部2
aを文字板12から離間した位置に設け、この凸部2a
の下面と、文字板12の上面との間に、紫外線発光素子
201を、枠状部材5の外周面の下部に対向して配置す
るようにしてもよい。そして、紫外線発光素子201
を、コンタクト部材21とコイルばね22とにより支持
して固定する。このような配置構造でも、図2に示す配
置構造のものと同様の作用効果が得られる。
【0043】また、図7に示された変形例のように、時
計ケース2の内周面から突出した凸部2aを文字板12
から離間した位置に設け、この凸部2aの上面と、枠状
部材5の上部から外側に突出した突出部5bの下面との
間に、紫外線発光素子201を、枠状部材5の外周面に
対向して配置するようにしてもよい。そして、紫外線発
光素子201を、コンタクト部材21とコイルばね22
とにより支持して固定する。このような構造でも、図2
に示す配置構造のものと同様の作用効果が得られる。
【0044】なお、第1の実施の形態で説明した、紫外
線発光素子201と回路基板13とを、コンタクト部材
21とコイルばね22とにより接続する方法は、紫外線
発光素子201と回路基板13とを弾接する際に、その
接続距離が長く、コイルばね22のみによる接続では、
コイルばね22に座屈等の変形が生じ、接続不良を起こ
してしまう可能性がある場合に有効な接続方法である。
【0045】[第2の実施の形態]次に、図8を参照し
て、本発明を腕時計に適用した第2の実施の形態につい
て説明する。なお、第1の実施の形態と同一部分には同
一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
【0046】紫外線発光素子201は、図8に示すよう
に、紫外線発光素子201の電極端子20bに当接する
接続部材としての付勢部材を構成している一対のコイル
ばね22A(同図では一方のみを示す)により支持され
て、固定されている。このコイルばね22Aは、導電性
を有し、上部ハウジング10に設けられた貫通孔10a
内に挿入されるとともに、文字板12に設けられた貫通
孔12b、および枠状部材5に設けられた貫通孔5aを
通され、枠状部材5の上方にその上端部が突出するよう
に配置される。この突出した上端部に紫外線発光素子2
01が当接されている。また、コイルばね22Aは、そ
の下端部が回路基板13に形成された接続端子Tに弾接
している。これにより、コイルばね22Aは紫外線発光
素子201を付勢し、弾性的に支持すると共に、コイル
ばね22Aを介して紫外線発光素子201と回路基板1
3とを電気的に接続している。
【0047】このように、第2の実施の形態にかかる腕
時計によれば、第1の実施の形態と同様に、この紫外線
発光素子201と、回路基板13とが予め定められてい
る間隔を置いて配置されている場合でも、導電性を有す
るコイルばね22Aを介し、紫外線発光素子201と回
路基板13とを電気的に接続することができるととも
に、回路基板13から離れている発光部19へも紫外線
発光素子201をより近づけて紫外線を照射することが
できる。更に、紫外線発光素子201はコイルばね22
Aにより時計ケース2内に弾性的に固定されているの
で、時計ケース2が外部から衝撃を受けても、その衝撃
をコイルばね22で吸収することができる。また、各製
品において紫外線発光素子201と回路基板13との距
離が異なるといった場合に、コイルばね22Aの弾性変
形により紫外線発光素子201を時計ケース2内に確実
に固定することができると共に、紫外線発光素子201
と時計モジュール1内の回路基板13とを容易に且つ確
実に電気的に接続することができる。特に、第1の実施
の形態に比べ、紫外線発光素子201を支持、固定する
部材がコイルばね22Aのみであり、部材(コンタクト
部材21)が一つ減ったことにより、組み付けが容易に
なるとともに、コストを減らすことができる。
【0048】また、上記第2の実施の形態では、枠状部
材5の上部に紫外線発光素子201を備える構成にした
が、これに限らず、例えば図9または図10に示すよう
な構成にしてもよい。
【0049】具体的には、例えば、図9に示された変形
例のように、時計ケース2の内周面から突出した凸部2
aを文字板12から離間した位置に設け、この凸部2a
の下面と、文字板12の上面との間に、紫外線発光素子
201を、枠状部材5の外周面の下部に対向して配置す
るようにしてもよい。そして、紫外線発光素子201
を、コイルばね22Aにより支持して固定する。このよ
うな配置構造でも、図8に示す配置構造のものと同様の
作用効果が得られる。
【0050】また、図10に示された変形例のように、
時計ケース2の内周面から突出した凸部2aを文字板1
2から離間した位置に設け、この凸部2aの上面と、枠
状部材5の上部から外側に突出した突出部5bの下面と
の間に、紫外線発光素子201を、枠状部材5の外周面
に対向して配置するようにしてもよい。そして、紫外線
発光素子201を、コイルばね22Aにより支持して固
定する。このような構造でも、図8に示す配置構造のも
のと同様の作用効果が得られる。
【0051】[第3の実施の形態]次に、図11、12
を参照して、本発明を腕時計に適用した第3の実施の形
態について説明する。なお、第1の実施の形態と同一部
分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明す
る。
【0052】紫外線発光素子202は、図11に示すよ
うに、光出力部20aに電極端子または接続部材(コン
タクト部材)としてのストレート形状の足ピン20dが
設けられたものである。このように、紫外線発光素子2
02は紫外線発光素子201と異なる形状を有するの
で、異なる符合を付して説明する。
【0053】紫外線発光素子202の足ピン20dは、
図12に示すように、枠状部材5に設けられた貫通孔5
a、文字板12に設けられた貫通孔12bに挿入され、
さらに、上部ハウジング10に設けられた貫通孔10a
内に挿入される。貫通孔10a内には、回路基板13の
接続端子Tに接続された導電性を有する固定部材(接続
部材)24が備えられている。そして、固定部材24
は、挿入された足ピン20dが当接する当接部24aを
備え、当接部24aは、弾性変形することにより固定部
材24を予め定められている位置である貫通孔10aの
壁面に付勢させることができるようになっている。従っ
て、この固定部材24により足ピン20dを押圧し、挟
持させることができ、これにより紫外線発光素子202
は、支持、固定されるとともに、回路基板13と電気的
に接続される。
【0054】このように、第3の実施の形態にかかる腕
時計によれば、第1の実施の形態と同様に、この紫外線
発光素子202と、回路基板13との間の距離が離れて
いる場合でも、導電性を有する固定部材24を介し、紫
外線発光素子202と回路基板13とを電気的に接続す
ることができるとともに、回路基板13から離れている
発光部19へも紫外線発光素子202をより近づけて紫
外線を照射することができる。また、所望するときに紫
外線発光素子202を発光させて各発光部19を自由に
有色発光させることができるとともに、紫外線発光素子
202は、その足ピン20dが固定部材24により押圧
挟持されて固定されているので、その脱着が可能であ
り、紫外線発光素子202の交換を容易に行うことがで
きる状態で、紫外線発光素子202と時計モジュール1
内の回路基板13とを電気的に接続することができる。
【0055】また、上記第3の実施の形態では、枠状部
材5の上部に紫外線発光素子202の光出力部20aを
備える構成にしたが、これに限らず、例えば図13また
は図14に示すような構成にしてもよい。
【0056】具体的には、例えば、図13に示された変
形例のように、時計ケース2の内周面から突出した凸部
2aを文字板12から離間した位置に設け、この凸部2
aの下面と、文字板12の上面との間に、紫外線発光素
子202の光出力部20aを、枠状部材5の外周面の下
部に対向して配置するようにしてもよい。そして、紫外
線発光素子202の足ピン20dを、固定部材24によ
り押圧し、挟持して固定する。このような配置構造で
も、図12に示す配置構造のものと同様の作用効果が得
られる。
【0057】また、図14に示された変形例のように、
時計ケース2の内周面から突出した凸部2aを文字板1
2から離間した位置に設け、この凸部2aの上面と、枠
状部材5の上部から外側に突出した突出部5bの下面と
の間に、紫外線発光素子202の光出力部20aを、枠
状部材5の外周面に対向して配置するようにしてもよ
い。そして、紫外線発光素子202の足ピン20dを、
固定部材24により押圧し、挟持して固定する。このよ
うな配置構造でも、図12に示す配置構造のものと同様
の作用効果が得られる。
【0058】[第4の実施の形態]次に、図15を参照
して、本発明を腕時計に適用した第4の実施の形態につ
いて説明する。なお、第1の実施の形態と同一部分には
同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
【0059】紫外線発光素子202の足ピン20dは、
図15に示すように、枠状部材5に設けられた貫通孔5
a、文字板12に設けられた貫通孔12bに挿入され、
さらに、上部ハウジング10に設けられた貫通孔10a
内に挿入される。貫通孔10a内に挿入された足ピン2
0dの先端部は、回路基板13の接続端子Tに半田付け
され(半田固定部25)、紫外線発光素子202は固定
される。これにより紫外線発光素子202は、回路基板
13と電気的に接続される。
【0060】このように、第4の実施の形態にかかる腕
時計によれば、第1の実施の形態と同様に、この紫外線
発光素子202と、回路基板13との間の距離が離れて
いる場合でも、足ピン20dの先端部を半田付けするこ
とにより、紫外線発光素子202と回路基板13とを電
気的に接続することができるとともに、回路基板13か
ら離れている発光部19へも紫外線発光素子202をよ
り近づけて紫外線を照射することができる。また、所望
するときに紫外線発光素子202を発光させて各発光部
19を自由に有色発光させることができるとともに、紫
外線発光素子202は、その足ピン20dが半田付け
(半田固定部25)により固定されているので、部品点
数を削減した安価な接続とすることができ、製品の低価
格化に対応できる。
【0061】また、上記第4の実施の形態では、枠状部
材5の上部に紫外線発光素子202の光出力部20aを
備える構成にしたが、これに限らず、例えば図16また
は図17に示すような構成にしてもよい。
【0062】具体的には、例えば、図16に示された変
形例のように、時計ケース2の内周面から突出した凸部
2aを文字板12から離間した位置に設け、この凸部2
aの下面と、文字板12の上面との間に、紫外線発光素
子202の光出力部20aを、枠状部材5の外周面の下
部に対向して配置するようにしてもよい。そして、紫外
線発光素子202の足ピン20dを、回路基板13の接
続端子Tに半田付け(半田固定部25)により固定す
る。このような配置構造でも、図15に示す配置構造の
ものと同様の作用効果が得られる。
【0063】また、図17に示された変形例のように、
時計ケース2の内周面から突出した凸部2aを文字板1
2から離間した位置に設け、この凸部2aの上面と、枠
状部材5の上部から外側に突出した突出部5bの下面と
の間に、紫外線発光素子202の光出力部20aを、枠
状部材5の外周面に対向して配置するようにしてもよ
い。そして、紫外線発光素子202の足ピン20dを、
回路基板13の接続端子Tに半田付け(半田固定部2
5)により固定する。このような配置構造でも、図15
に示す配置構造のものと同様の作用効果が得られる。
【0064】〔第5の実施の形態〕次に、図18から図
23を参照して、本発明を腕時計に適用した第5の実施
の形態について説明する。図18は本実施の形態の腕時
計を示した平面図であり、図19は図18のIXX−IXX線
における要部の拡大断面図である。なお、第1の実施の
形態と同一の機能を有する部分には同一符号を付し、異
なる部分についてのみ説明する。
【0065】図18、図19に示すように、この腕時計
200には、発光表示装置である時計モジュール1を内
部に収納する機器ケースとしての時計ケース2が備えら
れ、時計ケース2の上部中央には時計ガラス3がパッキ
ン4を介して装着されている。また、時計モジュール1
に備えられているアナログ指針機構15の上面に文字板
12が配置され、その文字板12の上面に図20に示さ
れる枠状部材5が配置されている。その枠状部材5は、
その上部が時計ケース2の内周から突出した凸部2aの
下面に当接し、その外周部が時計ケース2の内周面に装
着されている。さらに、この時計ケース2の下面には、
裏蓋6が取り付けられている。また、時計ケース2のバ
ンド取付部2Bには、時計バンドBが取り付けられてい
る。
【0066】アナログ指針機構15は、文字板12に設
けられた軸孔12aからその上方に延びる指針軸17
と、この指針軸17に取り付けられた時針、分針、秒針
などの指針18とを備え、この指針18が文字板12の
上方を運針するように構成されている。この文字板12
と指針18には、それぞれ紫外線発光素子203から出
力される光に反応して有色発光する発光部19が所定の
個所に設けられている。
【0067】また、アナログ指針機構15の下面に回路
基板13が配置されており、アナログ指針機構15と回
路基板13の間に設けられた接続孔15a内には、回路
基板13の接続端子Tに接続された導電性を有する固定
部材(接続部材)24が備えられている。そして、枠状
部材5の所定の個所(例えば、図20に示される、文字
板12の12時と6時に対応する位置)へ配置された紫
外線発光素子203に備えられたコンタクト部材または
接続部材としての足ピン204は、所定の折曲位置Pに
おいて所定の折曲角度(例えば、90°)で折曲されて
いる折曲部205を備えている。この足ピン204にお
ける折曲部205は、折曲位置Pから紫外線発光素子2
03の光出力部20aまでの第一折曲部205aと、折
曲位置Pから足ピン204の先端までの第二折曲部20
5bとを有し、中間部材であるアナログ指針機構15と
文字板12の間に設けられた空間15b内に配置される
とともに、第二折曲部205bは接続孔15aに挿入さ
れ、固定部材24の当接部24aにより、回路基板13
に付勢されている。このように、固定部材24により足
ピン204の第二折曲部205bが押圧され、挟持され
ることにより、紫外線発光素子203は、支持、固定さ
れるとともに、回路基板13と電気的に接続される。
【0068】次に、図21を参照して、折曲可能な足ピ
ン204を備えた紫外線発光素子203の製法の一例に
ついて説明する。図21(A)に示すように、紫外線発
光素子203は、図3に示した紫外線発光素子201の
光出力部20aに電極端子または接続部材(コンタクト
部材)としての足ピン204を備えている。ここで、紫
外線発光素子203は、光出力部20aに電極端子また
は接続端子(コンタクト部材)としての折曲自在な足ピ
ンが設けられたものであり、紫外線発光素子201と異
なる形状を有するので、異なる符合を付した。図21
(B)〜(D)に示す紫外線発光素子203は、図21
(A)に示される紫外線発光素子203の足ピン204
を所望の個所(折曲位置P)において、所定の角度(例
えば、90°)に折曲することにより、図21(B)、
(C)に示される紫外線発光素子203のように、第一
折曲部205a、第二折曲部205bを有する折曲部2
05を形成する。また、足ピン204を、任意の位置で
切断することにより、図21(D)に示される紫外線発
光素子203のように、その足ピン204の長さを調整
する。このように、紫外線発光素子203に備えられた
足ピン204の折曲部205における第一折曲部205
aと、第二折曲部205bの各々の長さおよび角度は変
更可能である。なお、図21(A)に示される紫外線発
光素子203の正面図は、図11(A)に示される紫外
線発光素子202と同様の形状である。
【0069】前述のように、紫外線発光素子203に備
えられる足ピン204の折曲部205における第一折曲
部205aと第二折曲部205bの長さ又は角度は、紫
外線発光素子203と回路基板の接続端子Tとの位置関
係に応じて調整変更可能であるので、様々な形状、デザ
イン、サイズの腕時計に対応させ、紫外線発光素子20
3を配置することができる。即ち、例えば、図22に示
される腕時計200aは、第5の実施の形態における第
1の変形例であり、図19に示される腕時計200と同
一のアナログ指針機構15を用いつつ、時計ケース2、
文字板12の径、サイズ等を小さくした、小型の腕時計
である。腕時計200を基準として、小型の腕時計20
0aを組み立てる場合、腕時計200の紫外線発光素子
203より、第二折曲部205bを短く調整した紫外線
発光素子203を用いることによって、紫外線発光素子
203を腕時計200aに配置することができる。
【0070】より具体的には、例えば、図19に示され
る腕時計200に備えられているアナログ指針機構15
の直径aは25.7mmであり、時計ケース2の直径b
は38.0mm、文字板12の直径cは29.6mm、
時計ガラス3の直径dは28.2mm、腕時計200の
厚さeは10.4mmである。この腕時計200に紫外
線発光素子203を配置する場合、腕時計200におけ
る各部材の位置、距離に対応させ、第一折曲部205a
の長さfは3.14mm、第二折曲部205bの長さg
は3.65mm、と調整された紫外線発光素子203が
備えられている。なお、紫外線発光素子203の光出力
部20aの高さhは1.0mmである。これに対し、図
22に示される腕時計200aに備えられているアナロ
グ指針機構15は、図19に示される腕時計200と同
一の、直径aが25.7mmのアナログ指針機構15で
あるが、時計ケース2の直径bは33.0mm、文字板
12の直径cは26.3mm、時計ガラス3の直径dは
24.6mm、腕時計200aの厚さeは10.4mm
であるように、腕時計200aは小型の腕時計である。
この小型の腕時計200aにおいて、腕時計200aに
おける各部材の位置、距離に対応させ、第一折曲部20
5aの長さfは3.14mm、第二折曲部205bの長
さgは2.15mm、に調整された紫外線発光素子20
3を用いることにより、紫外線発光素子203を腕時計
200aに配置することができる。このように、サイズ
の異なる腕時計、特に、大きさ、水平方向のサイズの異
なる腕時計に、同一のアナログ指針機構15を用いる場
合でも、紫外線発光素子203の足ピン204の折曲部
205(第一折曲部205a、第二折曲部205b)の
長さ及び角度を調整することにより、紫外線発光素子2
03を配置することができる。なお、紫外線発光素子2
03の光出力部20aの高さhは1.0mmである。
【0071】また、図23に示される腕時計200b
は、第5の実施の形態における第2の変形例である耐衝
撃用の腕時計の一例であり、衝撃時に指針18同士や、
指針18と時計ガラス3、文字板12との接触を防ぐ目
的により、指針18同士の間隔や、指針18と時計ガラ
ス3、文字板12との間隔が、図19に示される腕時計
200より、広めに設定された腕時計である。そのた
め、指針軸17が高くなり、それに伴い枠状部材5の厚
み、腕時計200b自体の厚みが増すので、紫外線発光
素子203の光出力部20aが、図19に示される腕時
計200より文字板12から離れた位置に備えられたも
のである。このような腕時計200bに図19に示され
る腕時計200と同一のアナログ指針機構15を備え、
組み立てる場合、腕時計200の紫外線発光素子203
より、第一折曲部205aを長く調整した紫外線発光素
子203を用いることによって、紫外線発光素子203
を腕時計200bに配置することができる。
【0072】具体的には、図23に示される腕時計20
0bに備えられているアナログ指針機構15は、図19
に示される腕時計200と同一の、直径aが25.7m
mのアナログ指針機構15であり、時計ケース2の直径
bは38.0mm、文字板12の直径cは29.6m
m、時計ガラス3の直径dは28.2mm、腕時計20
0bの厚さeは11.0mmであるように、腕時計20
0aは腕時計200に比べ、厚みを有する腕時計であ
る。この腕時計200bにおいて、腕時計200bにお
ける各部材の位置、距離に対応させ、第一折曲部205
aの長さfは3.74mm、第二折曲部205bの長さ
gは3.65mm、と調整された紫外線発光素子203
を用いることにより、紫外線発光素子203を腕時計2
00bに配置することができる。このように、サイズの
異なる腕時計、特に厚さ、高さ方向のサイズが異なる腕
時計に、同一のアナログ指針機構15を用いる場合で
も、紫外線発光素子203の足ピン204の折曲部20
5(第一折曲部205a、第二折曲部205b)の長さ
及び角度を調整することにより、紫外線発光素子203
を配置することができる。なお、紫外線発光素子203
の光出力部20aの高さhは1.0mmである。
【0073】このように、足ピン204の折曲部205
(第一折曲部205a、第二折曲部205b)の長さ
や、折曲位置Pを調整することにより、様々な形状、デ
ザイン、サイズの腕時計、特に、同一のアナログ指針機
構15を用いた腕時計における寸法に対応させて、紫外
線発光素子203を配置することができる。腕時計の場
合、様々なデザイン、特に、外形のサイズが異なるもの
の需要が多く存在する。このようなデザインや外形のサ
イズが異なる腕時計毎に異なるアナログ指針機構15を
用いるより、各腕時計に対し、共通のアナログ指針機構
15を対応させることができれば、様々なアナログ指針
機構15を取り扱う煩雑さを解消するとともに、アナロ
グ指針機構15の製造コストを低減する効果もある。
【0074】つまり、外形のサイズが異なる腕時計に共
通のアナログ指針機構15を用いる場合であっても、本
第5の実施の形態における紫外線発光素子203は、紫
外線発光素子203に備えられた足ピン204の長さ
や、折曲位置P、第一折曲部205a、第二折曲部20
5bのそれぞれの長さや角度の調整、また、足ピン20
4の切断個所の変更等に基づく変形により、紫外線発光
素子203を様々な腕時計に容易に対応させ配置するこ
とができるので、汎用性のある発光表示装置として有効
に機能させることができる。
【0075】このように、第5の実施の形態にかかる腕
時計によれば、第1の実施の形態と同様に、この紫外線
発光素子203と、回路基板13との間の距離が離れて
いる場合でも、導電性を有する固定部材24を介し、紫
外線発光素子203と回路基板13とを電気的に接続す
ることができるとともに、回路基板13から離れている
発光部19へも紫外線発光素子203をより近づけて紫
外線を照射することができる。また、所望するときに紫
外線発光素子203を発光させて各発光部19を自由に
有色発光させることができるとともに、紫外線発光素子
203は、その足ピン204が固定部材24により押圧
し、挟持されて固定されているので、その脱着が可能で
あり、紫外線発光素子203の交換を容易に行うことが
できる状態で、紫外線発光素子203と時計モジュール
1内の回路基板13とを電気的に接続することができ
る。特に、足ピン204は、任意の位置で折曲可能であ
るとともに、切断可能であるので、その寸法変更等によ
り、紫外線発光素子203を、様々な形状、デザイン、
サイズの腕時計に容易に配置することができる。
【0076】なお、以上説明した第1〜5の実施の形態
においては、発光素子は紫外線発光素子としたが、本発
明はこれに限定されるものではなく、赤外線発光素子、
可視光線発光素子であってもよく、これら発光素子に応
じた発光部として蛍光体等を構成するようにしてもよ
い。また、発光素子の数は何個でもよく、その配置位置
も任意である。また、枠状部材と回路基板との間隔は、
中間部材の存在、或いは枠状部材の取付位置に応じて任
意に定めてよい。また、電子機器は腕時計に限ったもの
でなく、携帯電話機、自動車の計器類など、各種機器で
あってもよい。また、枠状部材の形状等も任意であり、
その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能
であることは勿論である。
【0077】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、枠上部材
に配置された発光素子とこの枠上部材の下方の予め定め
られている位置に配置された接続端子とを接続部材によ
り安定して電気的に接続することができ、また、所望す
る位置に発光素子を配置して効果的に発光部を発光させ
ることができる。
【0078】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、接
続部材は、発光素子と接続端子との位置関係に対応し
て、寸法或いは形状を変更することができるので、発光
素子と接続端子との位置関係の制約がより少なくなっ
て、発光素子の配置の自由度を高めることができ、発光
表示装置自体の大きさ等の自由度を高めることができ
る。
【0079】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、発
光素子と接続端子との間の距離が離れている場合でも、
導電性を有する接続部材を介し、発光素子と接続端子と
を電気的に接続することができるとともに、接続端子か
ら離れている発光部へも発光素子をより近づけて光を照
射することができる。また、発光素子の端子に当接する
導電性のコンタクト部材が、接続端子に電気的に接続さ
れた導電性の付勢部材により発光素子側に付勢されて発
光素子と接続端子とを電気的に接続するようにしたの
で、付勢部材の付勢力により、発光素子と接続端子との
間隔に誤差が生じた場合や当該装置に衝撃が加えられた
場合でも、その接続を安定して維持することができる。
【0080】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、発
光素子と接続端子との距離が離れている場合でも、導電
性を有する付勢部材を介し、発光素子と接続端子とを電
気的に接続することができるとともに、接続端子から離
れている発光部へも発光素子をより近づけて光を照射す
ることができる。また、接続端子に電気的に接続された
導電性の付勢部材が、発光素子の端子に当接して発光素
子側に付勢されるので、発光素子と接続端子との間隔に
誤差が生じた場合や、当該装置に衝撃が加えられた場合
でも、その接続を安定して維持することができる。ま
た、一つの部材により発光素子と接続端子との電気的接
続を行うので、部品点数を削減することができる。
【0081】請求項5記載の発明によれば、接続端子と
発光素子とを電気的に接続する接続部材は、発光素子と
接続端子との位置関係により定められる折曲位置にて折
曲されている折曲部を有しているので、発光素子と接続
端子とが所定間隔を置いて配置されている場合でも、接
続部材により両者を安定して電気的に接続することがで
き、また、所望する位置に発光素子を配置して効果的に
発光部を発光させることができる。
【0082】請求項6記載の発明によれば、請求項1及
び請求項5記載の発明と同様の効果が得られることは無
論のこと、発光素子の端子に固定された導電性のコンタ
クト部材は、導電性の固定部材により、予め定められた
位置に固定されるので、発光素子と接続端子との距離が
離れている場合でも、発光素子と接続端子とを電気的に
接続することができることとなるとともに、接続端子か
ら離れている発光部へも発光素子をより近づけて光を照
射することができる。また、例えば、導電性のコンタク
ト部材と、導電性の固定部材とが、脱着可能な状態で接
続する構成にすることにより、発光素子や枠状部材の交
換を容易に行うことができる。
【0083】請求項7記載の発明によれば、請求項5記
載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、折
曲部は、発光素子と接続端子との位置関係に対応して定
められる折曲角度にて折曲され、形状を変更することが
できるので、発光素子と接続端子との配置関係に応じ
て、最適な位置に発光素子を配置することができる。
【0084】請求項8記載の発明によれば、請求項5記
載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、導
電性のコンタクト部材は、中間部材の高さに対応して長
さまたは角度が変更可能に形成された第一折曲部と、発
光素子と接続端子との間の水平距離に対応して長さまた
は角度が変更可能に形成された第二折曲部とを有してい
るので、中間部材の大きさ、形状や、発光素子と接続端
子との距離関係、位置関係に応じて、発光素子と接続端
子とを電気的に接続することができ、発光素子の配置位
置の自由度がより高まることとなって、様々なデザイン
や大きさの発光表示装置とすることができる。
【0085】請求項9記載の発明によれば、請求項1又
は請求項5記載の発明と同様の効果が得られることは無
論のこと、発光素子と接続端子との距離が離れている場
合でも、発光素子の端子に固定された導電性のコンタク
ト部材が、接続端子に半田付けされ、発光素子と接続端
子とを電気的に接続することができるとともに、接続端
子から離れている発光部へも発光素子をより近づけて光
を照射することができる。また、この半田付けにより部
品点数を削減した安価な接続とすることができ、製品の
低価格化に対応できる。
【0086】請求項10記載の発明によれば、請求項1
又は請求項5記載の発明と同様の効果が得られることは
無論のこと、枠状部材と接続端子との間に中間部材が備
えられている場合、接続部材を中間部材に形成された貫
通孔に挿入して発光素子と接続端子とを接続するように
したので、接続部材の固定を安定に保つことができる。
【0087】請求項11記載の発明によれば、請求項1
又は請求項5記載の発明と同様の効果が得られることは
無論のこと、接続端子は、回路基板に形成されているの
で、発光素子は回路基板に接続されることとなって、こ
の回路基板により発光素子を様々な態様で発光させるこ
とができる。
【0088】請求項12記載の発明によれば、配置され
る発光素子と、接続端子との間の接続距離等、その電子
機器に応じた接続手段により、その発光素子と接続端子
とを安定して接続することができるので、様々な機器ケ
ースに発光表示装置を備えることができ、様々な電子機
器に発光表示機能を付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した腕時計の第1の実施の形態を
示した一部省略平面図である。
【図2】図1のII−II線における要部の拡大断面図であ
る。
【図3】本発明にかかる第1、第2の実施の形態に用い
られる紫外線発光素子を示す図であり、(A)は正面
図、(B)は底面図、(C)は側面図である。
【図4】本発明にかかる第1〜第4の実施の形態に用い
られる紫外線発光素子が配置された枠状部材の要部拡大
平面図である。
【図5】図2の指針の拡大図である。
【図6】本発明にかかる第1の実施の形態における第1
の変形例を示す腕時計の要部の拡大断面図である。
【図7】本発明にかかる第1の実施の形態における第2
の変形例を示す腕時計の要部の拡大断面図である。
【図8】本発明を適用した腕時計の第2の実施の形態を
示した要部の拡大断面図である。
【図9】本発明にかかる第2の実施の形態における第1
の変形例を示す腕時計の要部の拡大断面図である。
【図10】本発明にかかる第2の実施の形態における第
2の変形例を示す腕時計の要部の拡大断面図である。
【図11】本発明にかかる第3、第4の実施の形態に用
いられる紫外線発光素子を示す図であり、(A)は正面
図、(B)は底面図、(C)は側面図である。
【図12】本発明を適用した腕時計の第3の実施の形態
を示した要部の拡大断面図である。
【図13】本発明にかかる第3の実施の形態における第
1の変形例を示す腕時計の要部の拡大断面図である。
【図14】本発明にかかる第3の実施の形態における第
2の変形例を示す腕時計の要部の拡大断面図である。
【図15】本発明を適用した腕時計の第4の実施の形態
を示した要部の拡大断面図である。
【図16】本発明にかかる第4の実施の形態における第
1の変形例を示す腕時計の要部の拡大断面図である。
【図17】本発明にかかる第4の実施の形態における第
2の変形例を示す腕時計の要部の拡大断面図である。
【図18】本発明を適用した腕時計の第5の実施の形態
を示した一部省略平面図である。
【図19】図19のIXX−IXX線における要部の拡大断面
図である。
【図20】本発明にかかる第5の実施の形態における枠
状部材付近を示す平面図である。
【図21】本発明にかかる第5の実施の形態に用いられ
る紫外線発光素子を示す図であり、紫外線発光素子の足
ピンが折曲部を有する形状を示す説明図である。
【図22】本発明にかかる第5の実施の形態における第
1の変形例を示す腕時計の要部の拡大断面図である。
【図23】本発明にかかる第5の実施の形態における第
2の変形例を示す腕時計の要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 時計モジュール(発光表示装置) 2 時計ケース(機器ケース) 2a 凸部 3 時計ガラス 5 枠状部材 5a 貫通孔 10 上部ハウジング(中間部材) 10a 貫通孔 11 下部ハウジング 12 文字板(中間部材) 12a 軸孔 12b 貫通孔 13 回路基板 14 中枠 15 アナログ指針機構(中間部材) 15a 接続孔 15b 空間(貫通孔) 16 液晶表示素子 17 指針軸 18 指針 19 発光部 20a 光出力部 20b 電極端子 20c 緩衝材 20d 足ピン(接続部材、コンタクト部材) 21 コンタクト部材(接続部材) 21a 支持軸 21A 接続部材 22 コイルばね(接続部材、付勢部材) 22A コイルばね(接続部材、付勢部材) 23 緩衝部材 24 固定部材(接続部材) 24a 当接部 25 半田固定部 204 足ピン(接続部材、コンタクト部材、折曲
部) 205 折曲部 205a 第一折曲部(折曲部) 205b 第二折曲部(折曲部) T 接続端子 P 折曲位置 B 時計バンド 100、200、200a、200b 腕時計 201、202、203 紫外線発光素子(発光素子)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 町田 修一 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ 計算機株式会社羽村技術センター内 (72)発明者 谷田部 光信 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ 計算機株式会社羽村技術センター内 Fターム(参考) 2F074 AA02 AA04 AA06 BB04 BB10 CC02 DD02 DD03 EE02 EE03 FF01 GG08 5C096 AA26 BA04 BB45 CA03 CA12 CA29 CA32 CB07 CC02 CC36 DA01 EA03 FA11 FA12 FA17

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光素子と、この発光素子からの光を受光
    して有色発光する発光部を有する発光表示装置におい
    て、 前記発光素子が配置された枠状部材と、 この枠状部材の下方の予め定められている位置に配置さ
    れた接続端子と、 この接続端子と前記発光素子とを電気的に接続する接続
    部材と、 を備えることを特徴とする発光表示装置。
  2. 【請求項2】前記接続部材は、 前記発光素子と前記接続端子との位置関係に対応して、
    寸法或いは形状を変更可能に形成されていることを特徴
    とする請求項1記載の発光表示装置。
  3. 【請求項3】前記接続部材は、 前記発光素子の端子に一端が当接する導電性のコンタク
    ト部材と、 前記接続端子に電気的に接続され、前記コンタクト部材
    の他端に当接し、前記コンタクト部材を前記発光素子側
    に付勢する導電性の付勢部材と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の発光表示装
    置。
  4. 【請求項4】前記接続部材は、 一端が接続端子に電気的に接続され、他端が前記発光素
    子の端子に当接して前記発光素子側に付勢する導電性の
    付勢部材と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の発光表示装
    置。
  5. 【請求項5】発光素子と、この発光素子からの光を受光
    して有色発光する発光部を有する発光表示装置におい
    て、 前記発光素子が配置された枠状部材と、 この枠状部材の下方の予め定められている位置に配置さ
    れた接続端子と、 この接続端子と前記発光素子とを電気的に接続する接続
    部材とを備えており、 前記接続部材は、 前記発光素子と前記接続端子との位置関係により定めら
    れる折曲位置にて折曲されている折曲部を備えているこ
    とを特徴とする発光表示装置。
  6. 【請求項6】前記接続部材は、 前記発光素子の端子に一端が固定された導電性のコンタ
    クト部材と、 前記接続端子に電気的に接続され、前記コンタクト部材
    の他端を予め定められている位置に固定する導電性の固
    定部材と、 を備えることを特徴とする請求項1及び請求項5記載の
    発光表示装置。
  7. 【請求項7】前記折曲部は、 前記発光素子と前記接続端子との位置関係により定めら
    れる折曲角度にて折曲されていることを特徴とする請求
    項5記載の発光表示装置。
  8. 【請求項8】前記枠状部材と前記接続端子との間に配置
    された中間部材を更に備え、 前記導電性のコンタクト部材は、前記発光素子から前記
    折曲位置までの第一折曲部と、前記折曲位置から前記接
    続端子までの第二折曲部とを有し、 前記第一折曲部の長さまたは角度は、前記中間部材の高
    さに対応して変更可能に形成され、前記第二折曲部の長
    さまたは角度は、前記発光素子と前記接続端子との間の
    水平距離に対応して変更可能に形成されていることを特
    徴とする請求項5記載の発光表示装置。
  9. 【請求項9】前記接続部材は、 前記発光素子の端子に一端が固定され、他端が前記接続
    端子に半田付けされた導電性のコンタクト部材を備える
    ことを特徴とする請求項1又は請求項5記載の発光表示
    装置。
  10. 【請求項10】前記枠状部材と前記接続端子との間に配
    置された中間部材を更に備え、 前記接続部材の中央部は、前記中間部材に形成された貫
    通孔内に配置されていることを特徴とする請求項1又は
    請求項5記載の発光表示装置。
  11. 【請求項11】前記接続端子は、回路基板に形成されて
    いることを特徴とする請求項1又は請求項5記載の発光
    表示装置。
  12. 【請求項12】請求項1又は請求項5記載の発光表示装
    置を機器ケースに備えたことを特徴とする電子機器。
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