JP2003227318A - 動弁装置におけるラッシュアジャスタ - Google Patents

動弁装置におけるラッシュアジャスタ

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JP2003227318A
JP2003227318A JP2002029647A JP2002029647A JP2003227318A JP 2003227318 A JP2003227318 A JP 2003227318A JP 2002029647 A JP2002029647 A JP 2002029647A JP 2002029647 A JP2002029647 A JP 2002029647A JP 2003227318 A JP2003227318 A JP 2003227318A
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Japan
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screw
nut member
lash adjuster
end plate
valve
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JP2002029647A
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Ken Yamamoto
山本  憲
Eiji Maeno
栄二 前野
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NTN Corp
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NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋸歯ねじを用いたラッシュアジャスタの製造
コストの低減を図ることである。 【解決手段】 リフタボディ11の端板12下面に設け
られたナット部材13のねじ孔14にアジャストスクリ
ュ15をねじ係合し、そのアジャスタスクリュ15を弾
性体16によって軸方向に押圧する。ねじ孔14の雌ね
じ14aおよびアジャストスクリュ15の外周の雄ねじ
15aのねじ山を鋸歯状とする。上記ナット部材13を
端板12下面に接触する組付けとし、そのナット部材1
3を弾性部材19の押圧により端板12の下面に押し付
け、その端板12の下面との接触によりナット部材13
を回り止めして製造コストの低減を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内燃機関におけ
る動弁装置のバルブクリアランスを自動調整するラッシ
ュアジャスタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】カムの回転によって吸気バルブあるいは
排気バルブ(以下、単にバルブという)を開閉させる動
弁装置においては、ラッシュアジャスタの組込みによっ
てバルブクリアランスを自動調整している。
【0003】この種のラッシュアジャスタとして、動弁
装置の軸方向長さのコンパクト化を図ることができる部
品点数の少ない組立ての容易なねじ式のラッシュアジャ
スタを本件出願人は既に提案している(特開平11−3
24617号公報および特開平11−324618号公
報)。
【0004】上記公報に記載されたラッシュは、図7に
示すように、リフタボディ11’の上側に設けられた端
板12’の下面にナット部材13’を設け、そのナット
部材13’のねじ孔14’にねじ係合されたアジャスト
スクリュ15’を前記ねじ孔14’の閉塞端部内に組込
まれた弾性体16’によって軸方向に押圧し、前記ねじ
孔14’の雌ねじ14a’とアジャストスクリュ15’
の外周に形成された雄ねじ15a’のねじ山を、アジャ
ストスクリュ15’に負荷される押し込み荷重を受ける
圧力側フランク17’のフランク角を遊び側フランク1
8’のフランク角より大きい鋸歯状とし、その鋸歯状ね
じ山に、前記弾性体16’の押圧によってアジャストス
クリュ15’が回転しつつ軸方向に移動するリード角を
設けている。
【0005】上記の構成から成るラッシュアジャスタ
は、例えば、同図で示すように、カム1’とバルブ5’
に設けられたバルブステム2’間に組み込み、上記バル
ブステム2’をカム1’側に押圧するバルブスプリング
4’の弾力によってバルブステム2’の端面をアジャス
トスクリュ15’の端面に押し付け、その押し付け力を
リフタボディ11’を通してカム1’に伝え、カム1’
の回転によってバルブ5’が開閉するようにする。
【0006】上記のようなラッシュアジャスタの組込み
において、バルブステム2’とアジャストスクリュ1
5’間にバルブクリアランスが生じると、弾性体16’
の押圧力によりアジャストスクリュ15’が遊び側フラ
ンク18’に沿って回転しつつ軸方向に移動して上記バ
ルブクリアランスを吸収する。
【0007】また、アジャストスクリュ15’がバルブ
ステム2’によって押し込み力を受けると、雌ねじ14
a’と雄ねじ15a’のねじ係合部に形成された軸方向
のねじ隙間を詰めるまでアジャストスクリュ15’が後
退し、さらに、押し込み力がかかると、互に圧接する圧
力側フランク16’により上記押し込み力を受けてアジ
ャストスクリュ15’が回転しつつ後退動するのを防止
する。
【0008】ここで、バルブステム2’からアジャスト
スクリュ15’に負荷される押し込み荷重が継続的に作
用する変動荷重の場合、アジャストスクリュ15’は変
動荷重の最小値が零になる位置まで回転しつつ軸方向に
後退してバルブクリアランスを一定に保つように作用す
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ラッシ
ュアジャスタにおいては、ナット部材13’がリフタボ
ディ11’に対して回転自在であると、アジャストスク
リュ15’を回転させつつ軸方向に移動させることがで
きず、ラッシュアジャスタとしての機能を発揮させるこ
とができない。そのため、前記ナット部材13’をリフ
タボディ11’に対して固着しており、その固着に際し
て、特開平11−324617号公報に記載されたラッ
シュアジャスタにおいては、ナット部材13’をロウ付
けによってリフタボディ11’に固着し、一方、特開平
11−324618号公報に記載されたラッシュアジャ
スタにおいては、端板12’の下面に形成されたナット
嵌合凹部の周縁部を加締めるようにしている。
【0010】ここで、ロウ付けによるナット部材13’
の固着においては、ナット部材13’のねじ孔14’内
にロウが付着すると、ナット部材13’の浸炭焼入れ等
の熱処理時、ロウが付着したねじ部が焼入れされなくな
るため、手作業によりねじ部にロウの付着防止処理を施
してロウ付け作業を行ない、その後、熱処理を行う必要
が生じ、加工コストが高くつくという不都合があった。
【0011】一方、加締めによるナット部材13’の固
着においては、カム1’の回転力がリフタボディ11’
に作用したとき、リフタボディ11’が変形し、繰り返
し荷重により加締めが外れるおそれがあり、信頼性に欠
けるという不都合があった。
【0012】この発明の課題は、上記鋸歯状ねじを用い
たラッシュアジャスタにおいて、ナット部材を簡単な構
成によって確実に回り止めすることができるようにして
製造コストの低減化を図ることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、カムとバルブステム間にお
いて軸方向にスライド自在に組み込まれ、カムと接触す
る端板を上部に有するリフタボディと、そのリフタボデ
ィの端板下面に設けられたナット部材と、そのナット部
材のねじ孔にねじ係合されたアジャストスクリュと、前
記ねじ孔の閉塞端部内に組み込まれてアジャストスクリ
ュを軸方向に押圧する弾性体とから成り、前記ねじ孔の
雌ねじとアジャストスクリュの外周に形成された雄ねじ
のねじ山を、アジャストスクリュに負荷される軸方向の
押込み荷重を受ける圧力側フランクのフランク角が遊び
側フランクのフランク角より大きい鋸歯状とした動弁装
置におけるラッシュアジャスタにおいて、前記ナット部
材をリフタボディの端板下面に接触する組付けとし、そ
のナット部材をその下方に組み込まれた弾性部材の押圧
によって端板の下面に圧接させるようにした構成を採用
している。
【0014】ここで、弾性部材として、環状板部の外周
に前記リフタボディの内周面に圧接係合する弾性を有す
る複数の係合爪を傾斜状に設けた花形止め輪や、リフタ
ボディの内周に取り付けた止め輪によって抜け止めされ
る皿ばね等を採用することができる。
【0015】上記のように、ナット部材をリフタボディ
の端板下面に接触する組付けとし、そのナット部材をそ
の下方に組み込まれた弾性部材で押圧して端板の下面に
圧接させることにより、前記端板との接触によってナッ
ト部材を確実に回り止めすることができ、ラッシュアジ
ャスタの機能を確実に発揮させることができる。
【0016】また、ロウ付けによる手段や加締めによる
手段によってナット部材を固着する場合に比較して、ナ
ット部材の組付けに手間がかからず、製造コストの低減
を図ることができる。
【0017】この発明に係るラッシュアジャスタにおい
て、アジャスタスクリュとバルブステム間に、ナット部
材に対して回り止めされ、かつ軸方向に移動可能なスラ
イド部材を組み込むことにより、エンジン運転時に、リ
フタボディとバルブステムが相対的に回転しても、その
回転力はアジャストスクリュに伝達されず、軸方向の押
し込み力のみがアジャストスクリュに伝達される。この
軸方向の押し込み力はねじ孔とアジャストスクリュのね
じ係合部における圧力側フランクによって受けられるた
め、アジャストスクリュは回転しつつ後退動するのが防
止され、バルブリフタ量が変動するのを防止することが
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は、この発明に係る第1実
施形態のラッシュアジャスタA1 をダイレクト型動弁装
置のカム1とバルブステム2間に組込んだ状態を示して
いる。
【0019】バルブステム2は上端部にスプリングリテ
ナ3を有し、そのスプリングリテナ3に付与されるバル
ブスプリング4の弾力によってバルブステム2は下端の
バルブ5がバルブシート6に密着する方向に付勢されて
いる。
【0020】図2に示すように、ラッシュアジャスタA
1 は、図7に示すラッシュアジャスタと同様に、リフタ
ボディ11を有している。リフタボディ11は、図1に
示すように、シリンダヘッドBに形成されたガイド孔7
内においてスライド自在とされる。このリフタボディ1
1はカム1と接触する端板12を上側に有し、その端板
12の下方にナット部材13が設けられている。
【0021】ナット部材13に形成されたねじ孔14は
端板12によって閉塞され、そのねじ孔14にねじ係合
されたアジャストスクリュ15はねじ孔14の閉塞端部
内に組込まれた弾性体16によって軸方向に押圧されて
いる。
【0022】ねじ孔14の雌ねじ14aとアジャストス
クリュ15の外周に形成された雄ねじ15aのねじ山
は、アジャストスクリュ15に負荷される押し込み力を
受ける圧力側フランク17のフランク角が遊び側フラン
ク18のフランク角より大きい鋸歯状とされ、その鋸歯
状ねじ山に前記弾性体16の押圧によってアジャストス
クリュ15が回転しつつ軸方向に移動するリード角が設
けられている。
【0023】前記ナット部材13は端板12の下面に接
触する組付けとされている。このナット部材13はその
下方に組み込まれた弾性部材19で押圧されて端板12
の下面に圧接され、上記端板12との接触によって回り
止めされている。
【0024】弾性部材19は、図3に示すように、環状
板部19aの外周に弾性を有する複数の係合片19bを
傾斜状に設けた花形止め輪から成っている。この弾性部
材19は、リフタボディ11の内周に形成された係合溝
20と係合片19bの係合によって抜け止めされてい
る。
【0025】上記の構成から成るラッシュアジャスタA
1 においては、前述の図7に示すラッシュアジャスタと
同様に、バルブステム2とアジャストスクリュ15間に
バルブクリアランスが生じると、弾性体16の押圧力に
よりアジャストスクリュ15が遊び側フランク18に沿
って回転しつつ軸方向に移動して上記バルブクリアラン
スを吸収する。
【0026】また、アジャストスクリュ15がバルブス
テム2によって押し込み力を受けると、雌ねじ14aと
雄ねじ15aのねじ係合部に形成された軸方向のねじ隙
間を詰めるまでアジャストスクリュ15が後退し、さら
に押し込み力が付与されると、互に圧接する圧力側フラ
ンク17により上記押し込み力を受けてアジャストスク
リュ15が回転しつつ後退動するのを防止する。
【0027】さらに、バルブステム2からアジャストス
クリュ15に負荷される押し込み荷重が継続的に作用す
る変動荷重の場合、アジャストスクリュ15は変動荷重
の最小値が零になる位置まで回転しつつ軸方向に後退し
てバルブクリアランスを一定に保つように作用する。
【0028】実施の形態で示すように、ナット部材13
をその下方に組み込まれた弾性部材19で押圧して端板
12の下面に密着させ、上記端板12との接触によって
ナット部材13を回り止めすることにより、ナット部材
13をロウ付けや加締めによる手段を介してリフタボデ
ィ11に固着する場合に比較して、ナット部材13の組
付けに手間がかからず、製造コストの低減を図ることが
できる。
【0029】図4は、この発明に係るラッシュアジャス
タの第2の実施形態を示している。この実施形態で示す
ラッシュアジャスタA2 は花形止め輪から成る弾性部材
19の係合片19bの先端エッジをリフタボディ11の
内周面に係合させて弾性部材19を抜け止めしている点
で図2に示すラッシュアジャスタA1 と相違している。
【0030】このため、図2に示すラッシュアジャスタ
1 と同一部品には同一符号を付して説明を省略する。
【0031】第2の実施形態で示すラッシュアジャスタ
2 においては、リフタボディ11の内周面に図2で示
す係合溝20の形成を不要とすることができるため、リ
フタボディ11の内周面の切削加工が容易となり、製造
コストをより低減させることができる。
【0032】図5は、この発明に係るラッシュアジャス
タの第3の実施形態を示す。この実施形態で示すラッシ
ュアジャスタA3 は、皿ばねから成る弾性部材21によ
ってナット部材13を端板12の下面に圧接させ、その
弾性部材21をリフタボディ11の内周面に取り付けた
C形止め輪22によって抜け止めしている点で図2に示
すラッシュアジャスタA1 と相違している。
【0033】このため、図2に示すラッシュアジャスタ
1 と同一の部品には同一符号を付して説明を省略す
る。
【0034】第3の実施形態で示すラッシュアジャスタ
3 においては、弾性部材21として皿ばねを採用した
ことにより、ナット部材13を端板12の下面にきわめ
て強く圧接させることができ、ナット部材13をより確
実に回り止めすることができる。
【0035】図6は、この発明に係るラッシュアジャス
タの第4の実施形態を示す。この実施形態で示すラッシ
ュアジャスタA4 は、ナット部材13の外周下部に円筒
部13aを設け、その円筒部13aの下面を花形止め輪
から成る弾性部材19で押圧し、その弾性部材19とナ
ット部材13との間にスライド部材23と、そのスライ
ド部材23とナット部材13を相反する方向に押圧する
スプリング24とを組み込んだ点で図4に示す第2実施
形態のラッシュアジャスタA2 と相違する。
【0036】このため、第2実施形態のラッシュアジャ
スタA2 と同一部品には同一の符号を付して説明を省略
する。
【0037】ここで、スライド部材23は複数の突片2
5を外周に有し、各突片25はナット部材13の円筒部
13aの下端に形成された複数の切欠部26のそれぞれ
に嵌合され、その嵌合によってスライド部材23がナッ
ト部材13に対して回り止めされ、かつ軸方向に移動自
在とされている。
【0038】また、スライド部材23の上面中央部には
円錐台形の膨出部27が形成され、その膨出部27はア
ジャストスクリュ15の下端面に形成された円錐形の窪
み28の内面と面接触している。
【0039】上記の構成から成るラッシュアジャスタA
4 は、図1に示すカム1が端板11の上面と接触し、バ
ルブスラム2の上端がスライド部材23の下面に当接す
る組付けとされる。
【0040】ところで、図1に示す動弁装置において
は、カム1とリフタボディ11の相対的な位置のずれ等
に起因して、リフタボディ11はカム1との接触により
回転力を受けて回転する場合がある。また、これとは独
立して、バルブ5およびバルブステム2も運転条件によ
り回転する場合がある。これらの回転が生じるとき、ア
ジャストスクリュ15に回転力が付与されることにな
る。その回転力が比較的小さな回転力の場合、アジャス
トスクリュ15を後退動させるような回転力であって
も、圧力側フランク17間の接触部に作用する摩擦力に
よってアジャストスクリュ15が滑り回転を起こすこと
はない。
【0041】しかしながら、上記回転力が大きい場合に
はアジャストスクリュ15が滑り回転して後退するおそ
れがあり、アジャストスクリュ15が仮に後退するとバ
ルブリフト量が変動することになる。
【0042】第4の実施形態で示すラッシュアジャスタ
のように、アジャストスクリュ15とバルブステム2と
の間にスライド部材23を組込み、そのスライド部材2
3をリフタボディ11に対して回り止めし、かつ軸方向
に移動自在とすることにより、リフタボディ11とバル
ブステム2が相対的に回転しても、その回転力はアジャ
ストスクリュ15に伝わらず、軸方向への押し込み力の
みが伝達されることになる。この押し込み力はねじ孔1
4とアジャストスクリュ15のねじ係合部における圧力
側フランク17で受けられるためアジャストスクリュ1
5は軸方向に後退しない。このため、バルブリフト量の
変動はなく、一定のバルブリフト量を得ることができ
る。
【0043】第4の実施形態では、ナット部材13とス
ライド部材23の相互間における回転方向のガタの範囲
内でスライド部材23が回転するのを防止するため、ス
プリング24によりスライド部材23を弾性部材19に
押し付けてスライド部材23を回り止めするようにして
いるが、上記スライド部材23がガタの範囲内で回転し
たときのバルブリフト量が許容範囲内であれば、スプリ
ング24を省略してもよい。
【0044】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、ナ
ット部材をリフタボディの端板下面に接触する組付けと
し、そのナット部材をその下方に設けられた弾性部材で
押圧して端板の下面に当接させたことにより、ナット部
材を回り止めすることができる。このため、ナット部材
をロウ付けや加締めにより固着して回り止めする場合に
比較してナット部材を簡単に回り止めすることができ、
ラッシュアジャスタの製造コストの低減を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るラッシュアジャスタを組み込ん
だ動弁装置の縦断正面図
【図2】図1に示すラッシュアジャスタの拡大断面図
【図3】図2に示すラッシュアジャスタのナット部材を
押圧する弾性部材の斜視図
【図4】この発明に係るラッシュアジャスタの第2の実
施形態を示す縦断正面図
【図5】この発明に係るラッシュアジャスタの第3の実
施形態を示す縦断正面図
【図6】この発明に係るラッシュアジャスタの第4の実
施形態を示す縦断正面図
【図7】従来のラッシュアジャスタを組み込んだ動弁装
置の縦断正面図
【符号の説明】
1 カム 2 バルブステム 11 リフタボディ 12 端板 13 ナット部材 14 ねじ孔 15 アジャストスクリュ 16 弾性体 17 圧力側フランク 18 遊び側フランク 19 弾性部材 19a 環状板部 19b 係合片 21 弾性部材 22 止め輪 23 スライド部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G016 AA06 AA19 BB02 BB04 CA01 CA04 CA13 CA27 CA46 DA13 GA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カムとバルブステム間において軸方向に
    スライド自在に組み込まれ、カムと接触する端板を上部
    に有するリフタボディと、そのリフタボディの端板下面
    に設けられたナット部材と、そのナット部材のねじ孔に
    ねじ係合されたアジャストスクリュと、前記ねじ孔の閉
    塞端部内に組み込まれてアジャストスクリュを軸方向に
    押圧する弾性体とから成り、前記ねじ孔の雌ねじとアジ
    ャストスクリュの外周に形成された雄ねじのねじ山を、
    アジャストスクリュに負荷される軸方向の押込み荷重を
    受ける圧力側フランクのフランク角が遊び側フランクの
    フランク角より大きい鋸歯状とした動弁装置におけるラ
    ッシュアジャスタにおいて、前記ナット部材をリフタボ
    ディの端板下面に接触する組付けとし、そのナット部材
    をその下方に組み込まれた弾性部材の押圧によって端板
    の下面に圧接させるようにしたことを特徴とする動弁装
    置におけるラッシュアジャスタ。
  2. 【請求項2】 前記弾性部材が、環状板部の外周にリフ
    タボディの内周面に圧接係合する弾性を有する複数の係
    合爪を傾斜状に設けた花形止め輪から成る請求項1に記
    載の動弁装置におけるラッシュアジャスタ。
  3. 【請求項3】 前記弾性部材が、リフタボディの内周に
    取り付けられた止め輪によって抜け止めされる皿ばねか
    ら成る請求項1に記載の動弁装置におけるラッシュアジ
    ャスタ。
  4. 【請求項4】 前記アジャスタスクリュとバルブステム
    間に、ナット部材に対して回り止めされ、かつ軸方向に
    移動可能なスライド部材を組み込んだ請求項1乃至3の
    いずれかに記載の動弁装置におけるラッシュアジャス
    タ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009041364A1 (ja) * 2007-09-26 2009-04-02 Ntn Corporation ラッシュアジャスタ
WO2009125772A1 (ja) * 2008-04-09 2009-10-15 Ntn株式会社 ラッシュアジャスタ
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