JP2003226463A - 画像形成システム - Google Patents

画像形成システム

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JP2003226463A
JP2003226463A JP2002029198A JP2002029198A JP2003226463A JP 2003226463 A JP2003226463 A JP 2003226463A JP 2002029198 A JP2002029198 A JP 2002029198A JP 2002029198 A JP2002029198 A JP 2002029198A JP 2003226463 A JP2003226463 A JP 2003226463A
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punching
forming system
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JP2002029198A
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Masaru Ushio
勝 牛尾
Junji Sato
純二 佐藤
Minoru Asakawa
稔 浅川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 穴開き紙の用紙を設定でき、用紙が穴開き紙
であるときにパンチ機能を選択しても、穴開けが行われ
ない画像形成システムを提供すること。 【解決手段】 複数の用紙収納手段と、当該用紙収納手
段に装填されている用紙の種別を設定することが可能な
用紙種別設定手段と、を有する画像形成装置と、穴開け
機能により用紙に穴を開けることが可能に構成された穴
開け装置と、を含む画像形成システムにおいて、前記画
像形成装置は穴開き紙を設定することができる用紙設定
手段を有する、とともに、前記画像形成システムの制御
手段は、穴開け機能が選択され、かつ、用紙が穴開き紙
であるとき、当該穴開け紙にはパンチ穴を開けないよう
に前記穴開け装置を制御するか、または、前記画像形成
装置をスタートさせないことを特徴とする画像形成シス
テム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
等の画像形成装置と穴開け装置とを有する画像形成シス
テムに関し、特に、用紙の種別を設定可能な画像形成装
置と、用紙に穴開けを行う穴開け装置とを有する画像形
成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ等の画像形成装置に用
いられる記録材には、厚紙、薄紙、OHP用フィルム、
着色紙、タブ紙等の異なる種別があり、良好な画像品質
を得るため、画像形成装置全体の制御条件、即ち、プロ
セス条件や用紙搬送条件等を用紙の種別に対応して設定
している画像形成装置は既に提案されている。
【0003】このような画像形成装置では、予め制御部
に用紙の種別と当該種別に対応する制御条件とをプログ
ラムとして内蔵し、操作パネルの操作により用紙の種別
を選択すれば、自動的に用紙の種別に対応した制御条件
で装置が動作するよう構成されている。
【0004】特開2001−166641号公報では、
操作部からの入力により、記録材の種別を複数の用紙収
納部に対応して設定しうる画像形成装置が開示されてい
る。
【0005】また、画像形成装置の有する機能の1つに
異なる種別の用紙を挿入する機能(以下、挿入紙機能と
いう)がある。
【0006】複数枚の通常紙(普通紙ともいう)のグル
ープの先頭または中間にタブ紙や着色紙を仕切として挿
入させる機能である。
【0007】一方、後処理装置には、ソート機能の他、
ステイプル機能、折り畳み機能、パンチ機能等を備えた
ものが提案されている。
【0008】挿入紙機能を備えた画像形成装置とパンチ
機能を備えた穴開け装置とを有する画像形成システムを
用いることにより、書類をファイリングしたり、小冊子
としてまとめる際に、タブ紙等を仕切として挿入すると
ともに、パンチ穴を開けるという作業を短時間で行うこ
とが可能となる。
【0009】然るに、従来、用紙収納部に装填された用
紙の種別を設定できる画像形成装置は有ったが、用紙が
穴開き紙であるか否かを設定できる画像形成装置が無
く、パンチ機能を選択すると、対象の用紙が穴開き紙で
あるなしに拘わらず、穴開け装置によりパンチ穴が開け
られてしまい、穴開き紙であった場合には元の穴と新た
に開けた穴とがずれて開いてしまうという問題があっ
た。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の課題に対し、用紙が穴開き紙であるか否かを設定でき
る画像形成装置と、対象となる用紙が穴開き紙の場合、
穴開け装置は穴開けを行わないように制御しうる制御部
とを用いて、簡単な構成で、きれいな穴が形成しうる用
紙画像形成システムを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願発明の目的は下記構
成によって達成することができる。
【0012】(1)複数の用紙収納手段と、当該用紙収
納手段の各々に装填される用紙の種別を設定することが
可能な用紙種別設定手段と、を有する画像形成装置と、
穴開け機能を選択時に作動して用紙にパンチ穴を開ける
ことが可能に構成された穴開け装置と、を含む画像形成
システムにおいて、前記用紙種別設定手段は、前記用紙
収納手段に装填されている用紙が穴開き紙であるか否か
を設定しうるように構成されていることを特徴とする画
像形成システム。
【0013】(2)前記設定は画像形成装置の入力部か
ら行えるように構成されていることを特徴とする(1)
に記載の画像形成システム。
【0014】(3)前記穴開き紙が選択され、かつ、前
記穴開け機能が選択されたときは、警告表示をするとと
もに画像形成を行わないか、または、前記穴開き紙をパ
ンチ穴を開けないで排出するように構成したことを特徴
とする(1)または(2)に記載の画像形成システム。
【0015】(4)複数の用紙収納手段と、当該用紙収
納手段の各々に装填される用紙の種別を設定することが
可能な用紙種別設定手段と、異なる用紙収納手段から異
なる種別の用紙を織り交ぜて取り出し排出する挿入紙機
能と、を有する画像形成装置と、穴開け機能を選択時に
作動して用紙にパンチ穴を開けることが可能に構成され
た穴開け装置と、を含む画像形成システムにおいて、前
記画像形成装置は、前記用紙収納手段に装填されている
用紙が穴開き紙であるか否かを設定することが可能な用
紙設定手段を有する、とともに、前記画像形成システム
の制御手段は、挿入紙機能及び穴開け機能が選択され、
かつ、前記異なる種別の用紙の内の少なくとも一方の用
紙が穴開き紙であるとき、当該穴開け紙にはパンチ穴を
開けないように前記穴開け装置を制御するか、または、
前記画像形成装置のスタートを中止させることを特徴と
する画像形成システム。
【0016】(5)前記一方の用紙がタブ紙であること
を特徴とする(4)に記載の画像形成システム。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、画像形成装置(出力装
置)A、画像読取装置B、穴開け装置C、及び後処理装
置Dから構成された画像形成システムの全体構成図であ
る。
【0018】画像形成装置Aは、画像処理部1、画像書
き込み部2、画像形成部3、用紙収納手段(以下、給紙
カセットともいう)4A、給紙手段4B、搬送部4C、
転写分離部5、定着装置6、排紙手段7、自動両面コピ
ー給紙部(再搬送部)8、制御手段(システムコントロ
ール部)9を備えている。
【0019】画像形成装置Aの上部には、自動原稿送り
装置B1と原稿画像走査露光装置B2から成る画像読取
装置Bが設置されている。
【0020】本発明に係わる画像形成システムは穴開け
機能を有しており、穴開け機能が選択されたとき動作す
る穴開け装置Cが画像形成装置Aの図示の左側面の排紙
手段7側に接続され、穴開け装置Cは後処理装置Dに連
結されている。
【0021】自動原稿送り装置B1の原稿台上に載置さ
れた原稿dは搬送手段により搬送され、原稿画像走査露
光装置B2の光学系により原稿の片面又は両面の画像が
走査露光され、ラインイメージセンサCCDに読み込ま
れる。
【0022】ラインイメージセンサCCDにより光電変
換されたアナログ信号は、画像処理部1において、アナ
ログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮
処理等を行った後、画像書き込み部2に信号を送る。
【0023】本実施の形態における画像形成装置におい
ては、自動原稿送り装置B1は自動両面原稿搬送手段を
備えている。この自動原稿送り装置B1は原稿載置台上
から給送される多数枚の原稿dの内容を、連続して一挙
に読み取り、記憶手段に蓄積する事が可能であるから
(電子RDH機能)、複写機能により多数枚の原稿内容
を複写する場合、或いはファクシミリ機能により多数枚
の原稿dを送信する場合等に便利に使用される。
【0024】画像書き込み部2においては、半導体レー
ザからの出力光が画像形成部3の感光体ドラム3Aに照
射され、潜像を形成する。画像形成部3においては、帯
電、露光、現像、転写、分離、クリーニング等の処理が
行われる。給紙カセット4Aから給紙手段4Bにより給
送された用紙Sは転写分離部5により画像が用紙Sに転
写される。画像を担持した用紙Sは、定着装置6により
定着され、排紙手段7から穴開け装置Cに送り込まれ
る。なお、本実施の形態において「用紙」とは、通常の
紙葉(普通紙)の他、厚紙、薄紙、OHP用フィルム、
着色紙、タブ紙等を含む。
【0025】或いは搬送路切り替え板7Aにより自動両
面コピー給紙部8に送り込まれた片面画像処理済みの用
紙Sは再び画像形成部3において、両面画像処理後、排
紙手段7から排出される。
【0026】穴開け機能が選択されているとき、排紙手
段7から排出された用紙Sは、穴開け装置Cにおいてパ
ンチ孔があけられた後、装置外に排出される。後処理装
置Dを接続した画像形成システムにおいては、穴開け装
置Cから排出された用紙Sは、後処理装置Dにおいて、
中綴じ処理、中折り処理、又はシフト処理された後、装
置外に排出される。
【0027】後処理装置Dには、図示の上段から、固定
排紙皿11、表紙給紙手段12、シフト処理搬送部1
3、第1積載搬送部14、綴じ手段15、折り手段16
が、ほぼ垂直方向に縦列配置されている。
【0028】後処理装置Dの図示右上方には入口搬送部
10が配置されている。また、後処理装置Dの図示左側
面には、端綴じ及びシフト処理済みの用紙Sを積載する
昇降排紙皿17と、中折り処理されて排出された冊子を
収容する排紙皿18とが配置されている。
【0029】図2は、穴開け装置の要部断面図である。
穴開け装置Cの入口部は、画像形成装置Aの排紙手段7
と合致するような位置と高さが配置されている。画像形
成装置Aの排紙手段7に挟持されて排出された用紙Sの
先端部は、穴開け装置Cの入口部の案内板31に沿って
斜め上方に搬送され、センサPS1の用紙端検出位置を
通過し、穿孔機20のパンチ孔あけ位置を通過し、回転
するレジストローラ32に挟持されて搬送される。
【0030】穴開け処理を要しない用紙Sは、図示しな
い電磁ソレノイドにより図示の破線で示す位置に揺動さ
れた切り換えゲート33により搬送路が切り換えられ、
切り換えゲート33の下方の搬送路を通過し、排紙ロ
ーラ34に挟持されて装置外に排出される。排出された
用紙Sは、後処理装置Dの入口搬送部10の案内板10
Aにより案内され、入口ローラ10Bにより内部に搬送
される。
【0031】穴開け処理を要する小サイズ(B5判、A
4判等)の用紙Sは、図示しない電磁ソレノイドにより
図示の破線で示す位置に揺動された切り換えゲート33
により搬送路が切り換えられ、切り換えゲート33の下
方の搬送路を通過し、排紙ローラ34の方向に搬送さ
れる。
【0032】小サイズの用紙Sの後端部通過がセンサP
S1により検知されると、制御手段9は、レジストロー
ラ32及び排紙ローラ34の駆動を停止させ、用紙Sを
停止状態にし、穿孔機20を駆動して、用紙Sにパンチ
孔あけ処理を行う。パンチ孔あけ処理された小サイズの
用紙Sは、駆動回転を再開したレジストローラ32及び
排紙ローラ34により挟持されて装置外に排出される。
【0033】穴開け処理を要する大サイズ(B4判、A
3判等)の用紙Sは、図示しない電磁ソレノイドにより
図示の実線で示す位置に揺動された切り換えゲート33
により搬送路が切り換えられ、切り換えゲート33の右
側方の搬送路を通過し、第1搬送ローラ35の方向に
搬送される。第1搬送ローラ35により挟持されて搬送
される用紙Sの先端部は、案内板36による搬送路を
通過し、第2搬送ローラ37に挟持されて案内板38に
よる搬送路を通過する。
【0034】大サイズの用紙Sの後端部通過がセンサP
S1により検知されると、制御手段9は、レジストロー
ラ32、第1搬送ローラ35、第2搬送ローラ37の駆
動を停止させ、用紙Sを停止状態にし、穿孔機20を駆
動して、用紙Sにパンチ孔あけ処理を行う。
【0035】パンチ孔あけ処理された大サイズの用紙S
は、駆動回転を再開したレジストローラ32、第1搬送
ローラ35、第2搬送ローラ37により挟持されて搬送
される。用紙Sの先端部がセンサPS2の検知位置を通
過すると、図示しない電磁ソレノイドにより図示の実線
で示す位置から破線に示す位置に揺動された切り換えゲ
ート33により搬送路が切り換えられ、切り換えゲート
33の左側方の搬送路を通過し、排紙ローラ34の方
向に搬送され、装置外に排出される。
【0036】図3は穿孔機の断面図である。センサPS
1の下流側の所定位置には、2組の穿孔機20が用紙S
の搬送方向に直交する方向に配置されている。
【0037】穿孔機20は、用紙S搬送路の上方の上案
内板31Aに固設されたパンチホルダー23に昇降可能
に保持されたパンチ21と、用紙S搬送路の下方の下案
内板31Bに固設されたダイス22とから構成されてい
る。
【0038】パンチ21の上端部は、図示しない駆動源
により回転されるカム24のカム面に圧接する。25
は、パンチ21をカム24のカム面に付勢するバネであ
る。
【0039】カム24の回転駆動により、パンチ21が
バネ25の付勢に抗して下降駆動され、パンチ21の刃
部がダイス22の刃部に嵌合して、用紙Sにパンチ孔を
穿孔する。
【0040】図4は画像形成システムの電気的構成例を
示す概要図である。上記した画像読取装置B、画像形成
装置Aの画像処理部1、画像書込部2、画像形成部3、
用紙Sの給紙搬送部4A〜4C及び排紙手段7,その他
の各種機構等は、図示のように、データバスDB等を介
して制御手段9によって制御されるようになっている。
【0041】また、画像読取装置Bにより読み取られた
原稿dの内容に基づく原稿画像データを記憶するメモリ
Mが、データバスDBに接続されている。このメモリM
において、上記原稿画像データは、読み込まれた原稿d
のページを単位として管理される。すなわち、当該ペー
ジごとにファイル番号等が付され、これに基づき読み出
し・書き込み動作がなされる。
【0042】さらに、データバスDBに対しては、図示
のように、入力部(操作部)90が接続されている。こ
の入力部90の具体的構成としては、周知のLCDタッ
チパネル91を含むものを採用すればよい。オペレータ
はこのLCDタッチパネル91上に示されている各種ウ
インドウを指で押下・指示する等の操作をして、複写濃
度や倍率、用紙Sの出力設定等の変更、あるいはファク
シミリ送信先の電話番号の入力やファクシミリ送信の実
行等を行うことができる。
【0043】また特に、本実施の形態における入力部9
0については、図示のように、キーオペレータによる画
像形成システムの制御条件を設定するためのキーオペレ
ータメニューボタン92が備えられている。
【0044】当該制御条件とはプロセス条件や用紙搬送
条件等のことで、例えば、用紙の種別でいうと、厚紙と
普通紙とでは定着条件を変える必要があるとか、パンチ
穴の穴開けでは、厚紙やOHP用フィルムにはパンチ穴
加工はしないといったものである。
【0045】なお、LCDタッチパネル91を利用する
場合において、入力部90は、オペレータに対する装置
の設定状況等を伝達する表示手段をも兼ねることとな
る。
【0046】図5は本発明の用紙種別設定手段に係わる
キーオペレータ用LCDタッチパネルを示す図であり、
図4のキーオペレータメニューボタン92を押下したと
きに次画面として入力部(操作部)に表示される画面を
示す。
【0047】図6は図5の用紙種別設定ボタンを押下し
たときに次画面として表示されるタッチパネルを示す図
である。
【0048】図5に示す画面920は、キーオペレータ
が、画像形成システム及び画像形成装置の初期設定等の
制御条件を設定する項目を選定するためのキーオペレー
タメニューを表示したタッチパネル画面であり、用紙種
別設定ボタン921を押下することにより図6に示す画
面930に切り替わる。
【0049】キーオペレータは、図6に示す用紙種別設
定のタッチパネル画面930により、各給紙トレイ毎に
装填される用紙の種別を設定することができる。
【0050】用紙種別設定手段は、キーオペレータメニ
ューボタン92、用紙種別設定ボタン921、一対の矢
印ボタン932、及びOKボタン933等により構成さ
れる。
【0051】図7は用紙種別設定の手順を示すフローチ
ャートである。用紙種別設定の手順は、まず、入力部9
0にあるキーオペレータメニューボタン92を押下(S
1)すると、次画面にキーオペレータメニューとして表
示されるタッチパネル画面920が現れる(S2)。当
該画面の用紙種別設定ボタン921を押下(S3)する
と、次画面に用紙種別設定として表示されるタッチパネ
ル画面930が現れる(S4)。入力部(操作部)の当
該画面930から離間した位置に配設された給紙トレイ
選択ボタン(不図示)を押下(S5)した後、前記タッ
チパネル画面930上の一対の矢印ボタン932の押下
操作により用紙種別表示部931に表示された用紙を選
択(S6)し、OKボタン933を押下(S7)するこ
とにより設定が完了する。
【0052】用紙種別表示部931には、普通紙、タブ
紙等の種別を表す用紙とともに、穴の有無により、普通
紙(穴開き)、タブ紙(穴開き)のように表示されてお
り、区別して設定しうるように構成されている。
【0053】用紙の種別と各給紙トレイとが対応付けら
れることにより、オペレータは給紙トレイを選択するだ
けで、用紙の種別に対応した制御条件での適正な画像を
得ることが可能となる。
【0054】上記のように設定された各給紙トレイに対
応した用紙種別情報は図4のメモリMにデータとして取
り込まれ保存される。
【0055】画像形成時に、穴開け機能が選択され、か
つ、穴開き紙である普通紙(穴開き)またはタブ紙(穴
開き)等が選択されたときは、予めメモリMに入力され
たプログラムにより、制御手段9から穴開け装置Cに動
作の指令が発せられず、穴開け処理を要しない用紙とし
て装置外に排出されるか、または、画像形成が停止され
て入力部(操作部)90に警告表示が出るように構成さ
れており、穴が二重に開けられることはない。
【0056】また、本実施の形態における画像形成装置
には挿入紙機能があり、穴開け機能及び挿入紙機能とが
同時に選択され、例えば、タブ紙(穴開き)と普通紙
(穴なし)とが選択されることがある。このような場合
には、普通紙のみにパンチ穴の加工がなされ、タブ紙
(穴開き)には穴加工をスキップする指令が制御手段9
から発せられるか、画像形成装置のスタートが中止され
て入力部(操作部)90に警告表示が出されるので、タ
ブ紙に対する二重の穴開けは回避される。
【0057】
【発明の効果】上記のように、本発明の画像形成システ
ムを用いて、穴開き紙を画像形成装置の入力部からメモ
リへ入力し設定することにより、穴開き紙にパンチ穴が
二重に開けられることが防止でき、きれいな穴を有する
用紙が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成システムの全体構成図。
【図2】穴開け装置の要部断面図。
【図3】穿孔機の断面図。
【図4】画像形成システムの電気的構成例を示す概要
図。
【図5】本発明の用紙種別設定手段に係わるキーオペレ
ータ用LCDタッチパネルを示す図。
【図6】図5の次画面として表示されるタッチパネルを
示す図。
【図7】用紙種別設定の手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
4A 用紙収納手段(給紙カセット) 9 制御手段(システムコントロール部) 20 穿孔機 90 入力部(操作部) 91 LCDタッチパネル 92 キーオペレータメニューボタン 920 キーオペレータメニューを表示したタッチパネ
ル画面 921 用紙種別設定ボタン 930 用紙種別設定のタッチパネル画面 931 用紙種別表示部 932 一対の矢印ボタン 933 OKボタン A 画像形成装置 C 穴開け装置 D 後処理装置 DB データバス M メモリ S 用紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H072 AA32 AB07 BA12 CA01 CA02 CB09 FA01 GA01 GA02 GA07 3F108 GA02 GA03 GA04 GB01 HA02 HA32

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の用紙収納手段と、当該用紙収納手
    段の各々に装填される用紙の種別を設定することが可能
    な用紙種別設定手段と、を有する画像形成装置と、 穴開け機能を選択時に作動して用紙にパンチ穴を開ける
    ことが可能に構成された穴開け装置と、を含む画像形成
    システムにおいて、 前記用紙種別設定手段は、前記用紙収納手段に装填され
    ている用紙が穴開き紙であるか否かを設定しうるように
    構成されていることを特徴とする画像形成システム。
  2. 【請求項2】 前記設定は画像形成装置の入力部から行
    えるように構成されていることを特徴とする請求項1に
    記載の画像形成システム。
  3. 【請求項3】 前記穴開き紙が選択され、かつ、前記穴
    開け機能が選択されたときは、警告表示をするとともに
    画像形成を行わないか、または、前記穴開き紙をパンチ
    穴を開けないで排出するように構成したことを特徴とす
    る請求項1または2に記載の画像形成システム。
  4. 【請求項4】 複数の用紙収納手段と、当該用紙収納手
    段の各々に装填される用紙の種別を設定することが可能
    な用紙種別設定手段と、異なる用紙収納手段から異なる
    種別の用紙を織り交ぜて取り出し排出する挿入紙機能
    と、を有する画像形成装置と、 穴開け機能を選択時に作動して用紙にパンチ穴を開ける
    ことが可能に構成された穴開け装置と、を含む画像形成
    システムにおいて、 前記画像形成装置は、前記用紙収納手段に装填されてい
    る用紙が穴開き紙であるか否かを設定することが可能な
    用紙設定手段を有する、とともに、 前記画像形成システムの制御手段は、挿入紙機能及び穴
    開け機能が選択され、かつ、前記異なる種別の用紙の内
    の少なくとも一方の用紙が穴開き紙であるとき、当該穴
    開け紙にはパンチ穴を開けないように前記穴開け装置を
    制御するか、または、前記画像形成装置のスタートを中
    止させることを特徴とする画像形成システム。
  5. 【請求項5】 前記一方の用紙がタブ紙であることを特
    徴とする請求項4に記載の画像形成システム。
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