JP4205007B2 - 画像記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、搬送中の用紙の表裏面を反転することができる複写機やプリンタ等の画像記録装置に関し、特に、複数枚の画像記録済用紙における予め設定された所定頁にタブ紙を挿入して記録物を作成することができる画像記録装置に関する。
複写機やプリンタ等の画像記録装置として、複数枚の用紙に対する画像記録を連続して行い、複数枚の画像記録済用紙によって構成される記録物における所定頁に色紙等の合い紙を自動的に挿入する機能を備えたものがある。また、合い紙として、定形サイズの一辺の一部からタブを突出させたタブ紙を、タブの無い普通紙が収納された給紙トレイとは異なる給紙トレイから給紙するタブ紙挿入機能を備えたものがある(例えば、特許文献1及び2参照。)。タブ紙は、一辺の互いに異なる複数の位置のそれぞれからタブを順次突出させた所定枚数(例えば、5枚)を1組として複数組を積み重ねた状態で給紙トレイに収納される。このようにタブ紙を取り扱う画像記録装置では、タブ紙のタブ部分に見出し文字等の画像を形成するようにしたものもある。
画像記録装置においてタブ紙を搬送する場合、タブが給紙方向の前側に突出した状態でタブ紙を給紙すると、搬送部材との接触タイミングが搬送方向に直交する方向において一定にならず、タブ紙の搬送が不安定になる。また、タブが給紙方向に平行な辺から突出した状態でタブ紙を給紙すると、搬送方向に直交する方向においてタブ紙の中心位置が普通紙の中心位置に一致しないために、排紙トレイ上におけるタブ紙と普通紙との収納位置を整合させることが難しい。さらに、画像記録処理の高速化の要請により、用紙の短辺を搬送方向に平行にして搬送されることが多く、一般的なタブ紙は定形サイズの長辺からタブが突出している。これらのことから、通常、タブ紙は、タブが給紙方向の後側に突出した状態で給紙トレイから給紙される。
一方、従来の画像記録装置では、用紙に対する画像記録処理として、用紙の片面に画像を記録するだけでなく、用紙の両面に画像を記録する両面画像記録機能を備えたものもある。このような画像記録装置は、搬送中の用紙の表裏面を反転する用紙反転機能を備えており、第1面に画像が形成された用紙は装置内で表裏面を反転された後に第2面に対する画像記録が行われる。
特開平08−245047号公報 特開2001−302022号公報
上記の両面画像記録機能に使用される用紙反転機能は、用紙の搬送方向における前後端を反転することによって用紙の表裏面を反転する。したがって、複数枚の両面画像記録済用紙における所定頁にタブ紙を挿入して記録物を作成する場合、タブ紙を普通紙と同様に搬送すると、タブ紙における搬送方向の後側に突出していたタブが、タブ紙の反転後にはタブ紙における搬送方向の前側に突出することになる。このため、表裏面を反転した後のタブ紙の搬送中に斜め送りやジャム等の搬送不良を発生し、記録物を円滑に作成することができなくなる。
また、タブ紙のタブ部分に見出し文字等の画像を記録する際に両面画像記録処理を行った場合にも、第1面の画像記録処理時にタブ紙における搬送方向の後側に突出していたタブが、第2面の画像記録処理時にはタブ紙における搬送方向の前側に突出し、同様の問題を生じる。
この発明の目的は、複数枚の両面画像記録済用紙によって構成される記録物の所定頁に合い紙としてタブ紙を挿入する際や、タブ紙のタブ部分に見出し文字等の画像を形成する際に、タブ紙に対する表裏面の反転処理を行わないようにし、タブ紙の搬送不良の発生を未然に防止して記録物を円滑に作成することができる画像記録装置を提供することにある。
この発明は、上記の課題を解決するための手段として、以下の構成を備えたものである。
(1) 複数枚の画像記録済用紙における予め設定された所定頁に給紙部から給紙したタブ紙を挿入するタブ紙挿入機能を備えた画像記録装置において、
画像記録済用紙を収納する複数の排出位置と、搬送される1組のタブ紙の分割数を記憶する手段と、タブ紙の給紙枚数を管理する手段と、を備え、
前記タブ紙挿入機能を使用して同一の構成の複数部の記録物を作成する場合に、1部の記録物の作成が完了する毎に前記分割数と前記給紙枚数とに基づいて前記給紙部におけるタブ紙の収納状態を1部の記録物の作成の開始前の状態に戻す処理であって、前記分割数と前記給紙枚数との差の枚数のタブ紙を前記給紙部から給紙して画像を形成することなく前記複数の排出位置のうち前記記録物の排出位置と異なる位置に排出する処理を行うことを特徴とする。
(2)搬送中の用紙の表裏面を反転する用紙反転機能を用いて搬送中の用紙の両面に画像を記録する両面画像記録機能を備え、搬送すべき用紙がタブ紙である場合には両面画像記録機能の使用を制限することを特徴とする。
上記の構成により、この発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)搬送中のタブ紙に対しては搬送方向の前後端の反転を規制することにより、搬送中のタブ紙の搬送方向の前側にタブが突出することを確実に防止でき、タブ紙の搬送不良の発生を未然に防止して記録物を円滑に作成することができる。
(2)搬送中のタブ紙に対しては両面への画像の記録を行わないようにすることにより、搬送中のタブ紙の搬送方向の前側にタブが突出することを確実に防止でき、タブ紙の搬送不良の発生を未然に防止して記録物を円滑に作成することができる。
(3)複数枚の両面画像記録済用紙における所定頁に挿入されるタブ紙に対しては、搬送中に搬送方向の前後端を反転して表裏面を反転しないようにすることより、搬送中のタブ紙の搬送方向の前側にタブが突出することを確実に防止でき、タブ紙の搬送不良の発生を未然に防止して記録物を円滑に作成することができる。
図1は、この発明の実施形態に係る画像記録装置の構成を示す図である。画像記録装置100は、画像読取部110、排紙部120、画像記録部130及び給紙部140からなる。画像読取部110は、露光ユニット111a,111b、レンズ112及び固体撮像素子(CCD)113を介して原稿の画像を読み取る。原稿は、自動原稿送り装置114を介して原稿台115の上面に搬送されるか、又は、自動原稿送り装置114を回動させて原稿台116の上面に手動により載置される。CCD113は、原稿の画像面における反射光の受光信号を出力する。この受光信号は、ディジタルデータに変換されて画像データとして画像記録部130に供給される。
画像記録部130は、感光体ドラム131の周囲に帯電器132、現像ユニット133及び転写ユニット134を配置するとともに、露光ユニット135及び定着ユニット136を備え、電子写真方式の画像記録を行う。画像記録部130は、画像読取部110から供給された画像データに対して図示しない制御部において所定の画像処理を施し、この画像データに基づいて露光ユニット135から照射される画像光によって感光体ドラム131の表面を走査する。画像光の走査によって感光体ドラム131の表面に形成された静電潜像が、現像ユニット133から供給される現像剤によって現像剤像に可視像化される。現像剤像は、転写ユニット134によって給紙部140から給紙された用紙上に転写される。現像剤像が転写された用紙は定着ユニット136において加熱及び加圧され、現像剤が溶融して用紙上に定着する。
給紙部140は、給紙トレイ141〜144及び手差しトレイ145を備えている。各トレイ141〜145には、それぞれ単一種類及び単一サイズの用紙が収納される。給紙部140には、トレイ141〜145のそれぞれから画像記録部130内に向けて給紙搬送路146が形成されており、トレイ141〜145の何れかから1枚ずつ給紙された用紙が画像記録部130内に給紙される。
給紙トレイ141,142には、一般に、A4サイズやB5サイズ等の比較的小型で使用頻度の高い普通紙が収納される。給紙トレイ143,144には、一般に、A3サイズやB4サイズ等の比較的大型で使用頻度の低い普通紙が収納される。また、給紙トレイ143には、タブ紙を含む合い紙等の特殊紙が収納される場合がある。手差しトレイ145には、給紙トレイ141〜144に収納されている用紙以外のサイズの用紙やタブ紙を含む合い紙等の特殊紙が収納される。
タブ紙を含む合い紙が給紙トレイ143又は手差しトレイ145に収納されるのは、大容量の給紙トレイ141,142には使用頻度の高い普通紙を大量に収納すべきだからである。また、通常、給紙トレイ141,142に収納された複数枚の用紙に対する画像記録処理時に給紙される合い紙は、画像記録処理の短時間化の要請から、画像記録部130までの搬送距離が長い給紙トレイ144に収納すべきでないからである。
画像記録部130内には、主搬送路137、反転搬送路138及び排紙搬送路139が形成されている。主搬送路137は、給紙搬送路146から感光体ドラム131と転写ユニット134の間及び定着ユニット136を経由して排紙搬送路139に至る。排紙搬送路139には、用紙を排紙部120の排紙トレイ122上に排出する排紙ローラ121が配置されている。反転搬送路138は、排紙搬送路139と給紙部140の給紙搬送路146との間に連通している。
画像記録装置100の一方の側面には、後処理装置500が装着されている。後処理装置500は、画像記録済用紙にパンチ孔の穿孔処理やステープル処理等の後処理を施す後処理ユニット501を備え、排紙トレイ502,503が装着されている。
画像記録装置100は、搬送中の用紙の表裏面を反転する用紙反転機能、及び、用紙反転機能を用いて用紙の両面に画像を記録する両面画像記録機能を備えている。排紙搬送路139に配置された排紙ローラ121は、正逆両方向に回転可能にされている。排紙ローラ121は、用紙が主搬送路137を経由して排紙搬送路139に搬送されてきた時点で用紙を排紙トレイ122に排出できるように正転しており、用紙を排紙トレイ122に排出する際には正転を継続する。用紙反転機能によって用紙の表裏面を反転する際には、排紙ローラ121は排紙搬送路139に搬送されてきた用紙の搬送方向における後端部を挟持した状態で一旦回転を停止した後に逆方向に回転を開始し、用紙の搬送方向における前後端を反転して反転搬送路138内に導く。
用紙の片面に画像を記録する片面画像記録処理時には、給紙部140から給紙された用紙は、給紙搬送路146及び主搬送路137を経由する間に画像記録部130で片面に画像が記録された後、排紙搬送路139を経由して排紙トレイ122に画像記録面を下向きにして排出される。
用紙の両面に画像を記録する両面画像記録処理時には、給紙部140から給紙された用紙は、給紙搬送路146及び主搬送路137を経由する間に画像記録部130で第1面に画像が記録された後、用紙の搬送方向の後端部を挟持した状態で逆回転する排紙ローラ121により、搬送方向の前後端を反転して反転搬送路138に導かれる。反転搬送路138に導かれた用紙は、給紙搬送路146及び主搬送路137を経由する間に表裏面を反転した状態で感光体ドラム131に対向し、第2面に画像が記録された後に排紙搬送路139を経由して排紙トレイ122に排出される。
なお、画像記録済用紙に後処理を施す場合、給紙部140から給紙された用紙、又は、反転搬送路138を経由した用紙は、給紙搬送路146及び主搬送路137を経由する間に画像記録部130で画像が記録された後、用紙の搬送方向の後端部を挟持した状態で逆回転する排紙ローラ121により、搬送方向の前後端を反転して後処理装置180に導かれる。
図2は、上記画像記録装置の制御部の構成を示すブロック図である。画像記録装置100の制御部150は、ROM152及びRAM153を備えたCPU151に、原稿搬送系駆動回路154、画像読取系駆動回路155、画像記録系駆動回路156、用紙搬送系駆動回路157及び画像処理回路158とともに操作パネルコントローラ159を接続して構成されている。
原稿搬送系駆動回路154は、自動原稿送り装置114に備えられた原稿搬送用のモータやクラッチ等を駆動する。画像読取系駆動回路155は、画像読取部110に備えられた走査ユニット111a,111bの移動用のモータやクラッチ等を駆動する。画像記録系駆動回路156は、画像記録部130に備えられた画像記録用のモータ、クラッチ及び高圧電源等を駆動する。用紙搬送系駆動回路157は、搬送路137〜139,146において用紙を給紙及び搬送するローラ等の部材の回転に用いられるモータやクラッチ等を駆動する。画像処理回路158は、画像読取部110において読み取られた画像データに所定の画像処理を施す。操作パネルコントローラ159は、操作パネル160に設けられたキー161の操作状態を検出するともに、ディスプレイ162に画像記録条件の設定状態や装置の動作状態を表示する。
CPU151は、操作パネルコントローラ159から入力された画像記録条件の設定内容に応じて、ROM152に予め書き込まれたプログラムにしたがって各駆動部154〜157及び画像処理回路158を動作させる。この間に入出力されるデータは、RAM153に一時格納される。RAM153のメモリエリアMA1は、後述するカウンタC1に割り当てられている。また、RAM153のメモリエリアMA2は、後述する所定頁Yiの記憶エリアに割り当てられている。さらに、RAM153のメモリエリアMA3は、後述するカウンタC2に割り当てられている。
画像記録装置100は、複数枚の画像記録済用紙における予め設定された所定頁にタブ紙を挿入するタブ紙挿入機能を備えている。画像記録装置100は、タブ紙挿入機能を用いて記録物を作成する場合には、操作パネル160において、画像記録処理の開始前にタブ紙を挿入すべき所定頁の設定、及び、タブ紙を給紙すべきトレイの選択を受け付ける。タブ紙200は、例えば、図3(A)に示すように、一辺の互いに異なる5箇所のそれぞれからタブを順次突出させた5枚を1組として複数組を積み重ねた状態で手差しトレイ145に収納される。例えば、給紙トレイ141に図3(B)に示す状態で収納された普通紙300が矢印で示す方向に1枚ずつ給紙される画像記録処理時に、予め設定された所定頁の位置に手差しトレイ145から図3(A)中矢印で示す方向にタブ紙200が給紙される。これによって、例えば、図3(C)に示す状態の記録物400が、単一又は複数部作成される。
上述のように、タブ紙は、一辺を所定の分割数で分割した互いに異なる複数の位置のそれぞれからタブを突出させた所定数枚を1組として構成されているが、複数部の記録物を連続して作成する場合、作成された記録物の各部において必ずしも整数組のタブ紙が使用されるとは限らない。このため、タブ紙を手差しトレイ145から順次1枚ずつ給紙するだけでは、複数部の記録物のそれぞれでタブの配置が同一にならない場合を生じる。
例えば、図3に例示したように、5枚を1組としたタブ紙200を1部当り3枚ずつ使用する記録物を作成する場合、単にタブ紙200を手差しトレイ145から順次1枚ずつ給紙して画像記録済用紙に挿入すると、1部の記録物について2枚のタブ紙が余ることになり、図4に示すように、第1部目の記録物401においては最上部の位置にタブを突出させたタブ紙201が最初に挿入され、2部目の記録物402においては上から4番目の位置にタブを突出させたタブ紙204が最初に挿入されることになる。
これでは、複数部の記録物400(401,402,・・・)を同一の構成で作成することができないだけでなく、排紙トレイ122上に連続して排出された複数部の記録物400を1部ずつ取り分ける作業が煩雑になる。
そこで、この画像記録装置100では、画像記録済用紙の所定頁にタブ紙200を挿入するタブ紙挿入機能を使用する際には、一辺の最上部からタブが突出しているタブ紙が最上面に位置している状態を初期状態として、1部の記録物が完成したことを区切りとして、トレイに収納されているタブ紙200の状態を初期状態に復帰させる。
このため、画像記録装置100は、1組のタブ紙200の構成枚数、即ち、タブ紙の分割数を記憶する手段と、タブ紙200の給紙枚数を管理する手段と、を少なくとも備えている。
また、画像記録装置100は、記録物においてタブ紙を挿入すべき所定頁の設定入力を受け付ける手段を備えている。
さらに、画像記録装置100は、トレイにおけるタブ紙の収納状態を初期状態に戻す際には、タブ紙に対する画像の記録を行わない。
加えて、画像記録装置100は、トレイにおけるタブ紙の収納状態を初期状態に戻す際に、所定枚数のタブ紙を記録物の排出位置と異なる位置に収納する。
また、画像記録装置100は、互いに異なるトレイから画像記録部に給紙された用紙及びタブ紙に画像を記録することができ、連続して給紙される複数枚のタブ紙に画像を記録する第1の画像記録モードと、頁順に給紙される普通紙及びタブ紙に画像を記録して記録物を作成する第2の画像記録モードと、の何れかを選択的に実行する。
さらに、画像記録装置100は、互いに異なるトレイから画像記録部に給紙された表紙、普通紙及びタブ紙に画像を記録することができ、普通紙及びタブ紙に画像を記録して記録物を作成する第3の画像記録モードと、表紙、普通紙及びタブ紙に画像を記録して記録物を作成する第4の画像記録モードと、の何れかを選択的に実行するものとすることができる。
図5は、上記画像記録装置のタブ紙挿入機能を使用する画像記録処理時における制御部の処理手順を示すフローチャートである。画像記録装置100の制御部150を構成するCPU151は、操作パネル160におけるキー操作により、タブ紙挿入機能に使用するタブ紙200の分割数X、及び、記録物400においてタブ紙200を挿入すべき所定頁Yi(i=1,2,・・・)の設定を受け付け(S1,S3)、入力された分割数XをRAM153のメモリエリアMA1に割り当てられたカウンタC1に計数値として設定するとともに(S2)、所定頁YiをメモリエリアMA2に格納する(S4)。このとき、CPU151は、タブ紙200の収納位置の設定入力も受け付ける。ここでは、手差しトレイ145にタブ紙200が収納されるものとする。
CPU151は、操作パネル160においてスタートキーが操作されると(S5)、メモリエリアMA3に割り当てられた頁数を計数するカウンタC2の計数値をインクリメントし(S6)、カウンタC2の計数値がメモリエリアMA2に格納している所定頁Yiの何れかに一致するか否かを判別する(S7)。
カウンタC2の計数値がメモリエリアMA2に格納している所定頁Yiの何れかに一致する場合には、CPU151は、手差しトレイ145からタブ紙200を給紙し(S8)、カウンタC1の計数値をデクリメントする(S9)。
カウンタC2の計数値がメモリエリアMA2に格納している所定頁Yiの何れにも一致しない場合には、CPU151は、給紙トレイ141〜144(特に、給紙トレイ141又は142)の何れかからタブ紙200と同一サイズの普通紙を給紙し(S10)、画像データに基づく画像記録処理を実行する(S11)。
CPU151は、S8で給紙したタブ紙200、又は、S10で給紙した普通紙を排紙トレイ122に排出する(S12)。
なお、タブ紙200のタブ部分に見出し文字等の画像を記録する場合には、CPU151は、画像記録部130における画像記録の開始タイミングを所定時間だけ遅らせる。タブ部分は、タブ紙200と同一サイズの定形サイズの普通紙よりも搬送方向の後ろ側に突出しているからである。
この後、CPU151は、次頁の画像が存在するか否かの判別を行い(S13)、次頁分の画像データがなくなるまでS6〜S12の処理を繰り返し実行する(S13→S6)。このとき、CPU151は、カウンタC1の計数値が0であるか否かの判別を行い(S14)、カウンタC1の計数値が0である場合には分割数Xを再度カウンタC1に設定する(S15)。
次頁分の画像データがなくなると、CPU151は、カウンタC1の計数値が0であるか否かを判別し(S16)、カウンタC1の計数値が0でない場合には、手差しトレイ145からタブ紙200を給紙し(S17)、カウンタC1の計数値をデクリメントする(S18)。このとき、CPU151は、給紙したタブ紙200を画像を記録することなく後処理装置500の排紙トレイ502に排出する(S19)。これによって、手差しトレイ145におけるタブ紙200の収納状態が初期状態に戻される。
CPU151は、カウンタC1の計数値が0になるまでS17〜S18の処理を繰り返す(S19→S16)。さらに、CPU151は、設定された作成部数の画像記録処理が終了するまでS6〜S19の処理を繰り返す(S20→S6)。このとき、CPU151は、カウンタC2の計数値を0にするとともに(S21)、分割数Xを再度カウンタC1に設定する(S22)。
以上の処理により、所定頁にタブ紙を挿入した記録物を複数部連続して作成する場合に、1部の記録物が完成した時点で手差しトレイ145におけるタブ紙200の収納状態が初期状態に戻され、タブ紙の挿入状態が同一の複数部の記録物を連続して作成することができる。
なお、例えば、普通紙を給紙トレイ141に収納し、タブ紙200を手差しトレイ145に収納するとともに、表紙を給紙トレイ143に収納し、表表紙及び裏表紙を含み所定頁にタブ紙を挿入して構成された記録物を作成することもできる。この場合に、給紙トレイ143から給紙された表表紙及び裏表紙に対して画像を記録することもできる。
また、複数枚の両面画像記録済の普通紙の所定頁にタブ紙200を挿入して構成された記録物を作成する場合、S11の画像記録処理は両面画像記録処理であり、給紙トレイ141又は142から給紙した普通紙を、第1面に対する画像記録を終了した後に、排紙搬送路139から反転搬送路138に導き、搬送方向の前後端を反転して第2面に対する画像記録処理を行う。
但し、S8で手差しトレイ145から給紙したタブ紙200は、画像を記録するか否かに拘らず排紙搬送路139から反転搬送路138に導くことなく排紙トレイ122に排出する。搬送方向の前後端が反転することによるタブ紙200における搬送方向の前側へのタブの突出を防止し、タブ紙200のは搬送不良の発生を未然に防ぐために、タブ紙200が挿入される複数枚の普通紙の画像記録処理に両面画像記録機能が使用されている場合でも、タブ紙200の搬送時には両面画像記録機能が無効にされる。
図6〜8は、上記画像記録装置のディスプレイにおける表示状態の遷移の一例を示す図である。画像記録装置100は、記録物の所定頁にタブ紙200を挿入するタブ紙挿入機能を使用する場合、画像記録処理の開始前に予めタブ紙挿入機能に関する条件の設定入力を受け付ける。なお、タブ紙は印刷物の所定頁に挿入される合い紙の一形態であり、画像記録装置100においては、合い紙として扱われる。
即ち、操作パネル160のディスプレイ162に図6(A)に示す初期画面G1を表示している際に、ディスプレイ162上に配置されたタッチパネルにおける特別機能キー171の表示部分を押圧操作すると、ディスプレイ162には特別機能の選択を受け付ける特別機能選択画面が表示される。この例では、タブ紙挿入機能に係る表紙/合い紙キー172は、図6(B)に示す特別機能選択画面の第2画面G2に表示される。特別機能選択画面の画面数の表示切換は、カーソルキー173a,173bの操作による。
特別機能選択画面の第2画面G2において表紙/合い紙キー172を操作すると、ディスプレイ162には図6(C)に示す表紙/合い紙設定画面G3が表示される。この例では、合い紙Aと合い紙Bとの2種類の合い紙を挿入することができ、表紙/合い紙設定画面G3には合い紙A選択キー174a、合い紙B選択キー174bが表示される。
表紙/合い紙設定画面G3において合い紙A選択キー174a又は合い紙B選択キー174bを操作すると、ディスプレイ162には図6(D)に示す合い紙設定画面G4が表示される。合い紙設定画面G4において、合い紙に画像を記録する場合に「する」キー175aを操作すると、片面キー176a、両面キー176bが操作可能になる。デフォルトでは、合い紙に画像を記録しない状態を選択する「しない」キー175bが操作された状態になっている。
図6(C)に示す表紙/合い紙設定画面G3において給紙トレイ設定キー184を操作すると、ディスプレイ162には、図7(A)に示す給紙トレイ設定画面G5が表示される。給紙トレイ設定画面G5においてトレイキー178a〜178dのうち、例えばトレイキー178dを操作すると、ディスプレイ162には、図7(B)に示す合い紙トレイ設定画面G6が表示され、トレイキー185a〜185eの何れかを操作することにより、トレイ141〜145のうちで操作されたキーに対応するトレイが合い紙Bを給紙すべきトレイが設定される。なお、各トレイ141〜145に収納されている用紙種類は、図7(D)に示す収納用紙選択画面G8において予め選択される。
図6(D)に示す合い紙設定画面G4においてOKキー179を操作すると、ディスプレイ162には、図6(C)に示す表紙/合い紙設定画面G3が挿入設定キー180を操作可能にした状態で表示される。この挿入設定キー180を操作すると、ディスプレイ162には図7(C)に示す挿入設定画面G7が表示される。ディスプレイ162に挿入設定画面G7が表示されている状態で、図示しないテンキーの操作により合い紙を挿入すべき所定頁を入力すると、挿入設定画面G7における挿入ページ表示部181に入力した数値が表示される。ここで、確定キー182を操作すると挿入ページ表示部181に表示されていた数値が所定頁として設定されるとともに、挿入ページ表示部181が空欄になり、さらに、合い紙枚数合計表示部183には設定済の合い紙の枚数が積算表示される。
図7(C)に示す挿入設定画面G7においてOKキー186を操作すると、ディスプレイ162には、図6(C)に示す表紙/合い紙設定画面G3にはページレイアウトキー187を操作可能にした状態で表示される。このページレイアウトキー187を操作すると、ディスプレイ162には図8(A)に示すページレイアウト画面G9が表示され、記録物における合い紙の挿入枚数及び所定頁の設定内容の確認及び変更が可能になる。
合い紙としてタブ紙200を記録物に挿入する場合には、図7(D)に示す収納用紙選択画面G8におけるタブ紙キー188を操作し、手差しトレイ145から給紙される合い紙としてタブ紙を選択する。これによって、図7(B)に示す合い紙トレイ設定画面G6における手差しトレイ145の収納用紙の表示部189には「タブ紙」と表示される。また、図6(D)に示した合い紙設定画面G4は、図8(B)に示す状態に変化する。
図8(B)に示す合い紙設定画面G4では、用紙表示部190に手差しトレイ145からタブ紙200を給紙する状態であることが表示されるとともに、合い紙コピーの選択において片面キー176aのみが操作可能にされ、両面キー176bは操作できない状態で表示される。したがって、タブ紙200に対して両面画像記録処理は行われない。
これは、画像記録装置100における両面画像記録処理では、第1面に対する画像記録を完了した用紙の搬送方向の前後端を反転することによって用紙の表裏面を反転して用紙の第2面に画像を記録するが、タブ紙200について両面画像記録処理行うと第2面に対する画像記録時にタブ紙200の前側にタブが突出し、タブ紙200の搬送不良を生じる可能性が高くなるからである。このため、タブ紙200に対する両面画像記録機能の使用を制限している。
図8(B)に示す合い紙設定画面G4では、タブ紙200のタブ部分に対して画像を記録するタブコピーを選択するためのタブコピーキー191が操作可能にして表示される。タブコピーキー191を操作すると、ディスプレイ162には、図8(C)に示すタブコピー設定画面G10が表示される。タブコピー設定画面G10では、アップダウンキー192a,192bにより、使用するタブ紙200におけるタブの突出量を画像シフト幅として設定することができる。タブコピー時には、露光ユニット135による画像光の露光走査開始タイミングを設定されている画像シフト幅だけ遅らせる。
なお、図6(B)に示した特別機能選択画面G2においてタブコピー機能を選択した場合にも、図8(C)のタブコピー設定画面G10が表示され、ここで入力された画像シフト量に基づいて、レイ145等の特定のトレイから複数枚のタブ紙200のみを連続して給紙し、タブ紙200のタブ部分への画像の記録を連続して行う。
タブコピーについての設定が完了すると、ディスプレイ162には、初期画面G1が図8(D)に示す状態で表示される。この初期画面G1には、タブコピーを実行することを表すアイコン193が表示される。
この発明の実施形態に係る画像記録装置の構成を示す図である。 上記画像記録装置の制御部の構成を示すブロック図である。 上記画像記録装置におけるタブ紙を挿入した記録物の作成状態を説明する図である。 不適性なタブ紙を挿入した記録物の作成状態を説明する図である。 上記画像記録装置のタブ紙挿入機能を使用する画像記録処理時における制御部の処理手順を示すフローチャートである。 上記画像記録装置のディスプレイにおける表示状態の遷移の一例を示す図である。 上記画像記録装置のディスプレイにおける表示状態の遷移の一例を示す図である。 上記画像記録装置のディスプレイにおける表示状態の遷移の一例を示す図である。
符号の説明
100 画像記録装置
130 画像記録部
137 主搬送路
138 反転搬送路
139 排紙搬送路
140 給紙部
141〜144 給紙トレイ
145 手差しトレイ
146 給紙搬送路
200 タブ紙
300 普通紙
400 記録物

Claims (2)

  1. 複数枚の画像記録済用紙における予め設定された所定頁に給紙部から給紙したタブ紙を挿入するタブ紙挿入機能を備えた画像記録装置において、
    画像記録済用紙を収納する複数の排出位置と、搬送される1組のタブ紙の分割数を記憶する手段と、タブ紙の給紙枚数を管理する手段と、を備え、
    前記タブ紙挿入機能を使用して同一の構成の複数部の記録物を作成する場合に、1部の記録物の作成が完了する毎に前記分割数と前記給紙枚数とに基づいて前記給紙部におけるタブ紙の収納状態を1部の記録物の作成の開始前の状態に戻す処理であって、前記分割数と前記給紙枚数との差の枚数のタブ紙を前記給紙部から給紙して画像を形成することなく前記複数の排出位置のうち前記記録物の排出位置と異なる排出位置に排出する処理を行うことを特徴とする画像記録装置。
  2. 搬送中の用紙の表裏面を反転する用紙反転機能を用いて搬送中の用紙の両面に画像を記録する両面画像記録機能を備え、搬送すべき用紙がタブ紙である場合には両面画像記録機能の使用を制限する請求項1に記載の画像記録装置。
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