JP2003225665A - 先止め式電解水生成装置 - Google Patents

先止め式電解水生成装置

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JP2003225665A
JP2003225665A JP2002029470A JP2002029470A JP2003225665A JP 2003225665 A JP2003225665 A JP 2003225665A JP 2002029470 A JP2002029470 A JP 2002029470A JP 2002029470 A JP2002029470 A JP 2002029470A JP 2003225665 A JP2003225665 A JP 2003225665A
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JP
Japan
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water
acidic
supply
electrolyzed
valve
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JP2002029470A
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English (en)
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Keiichi Yamashita
啓一 山下
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AIKEN KOGYO KK
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AIKEN KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】先止め式機能のあるアルカリイオン水生成器な
どの電解水生成装置は常時水圧がかかり、電解槽や内部
の部品は水圧に耐えられる品物が必要であるため、電解
水生成装置の製作費用やメンテナンス費用が高くなる事
は避けられなかった。これを非耐圧式の電解槽でも実現
する装置を実現する事を課題とする。 【解決手段】供給水の通水量を測定し、酸性水側の水量
も測定を行い、取水弁が開けられて、電解可能な通水量
がある場合、電磁弁にて電解水生成器内部の水路を切り
替えて、電解槽に通水し電解を開始する。取水弁が閉じ
られると、アルカリ性水と酸性水はいずれも、酸性水側
から吐出する構造として、酸性水側の吐出量と供給水の
水量がほぼ同じになった場合、電解を停止し、電解槽へ
の供給水の流れを断つ。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は水道水もしくは飲用
可能な地下水をアルカリ性水と酸性水に電気分解する電
解水生成装置の先止め式制御を行う方法に関するもので
ある。 【0002】 【従来の技術】水道水もしくは飲用可能な地下水などを
供給水として電気分解を行うアルカリイオン水生成器な
どの電解水生成装置において、利用側の管路に設けられ
た蛇口を開閉する事でアルカリ性水を取水する先止め式
の電解水生成装置がある。この先止め式電解水生成装置
の構造としては、常時水道や給水ポンプなど給水するた
めに必要な水圧が電解槽や水路切替弁や配管などにかか
る事になる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】先止め式機能のあるア
ルカリイオン水生成器などの電解水生成装置は、利用す
る管路に設置したアルカリ性水取水蛇口を開く事で取水
制御ができ、また管路に複数の蛇口をつける事も可能で
あり蛇口の種類も利用場所に合わせて自由に変更が可能
であるという利点があるが、取水していない時も装置に
常時水圧がかかり、また利用側の蛇口を急激に閉めた場
合、ウォーターハンマー等の衝撃が発生する事がある。
そのため装置内の電解槽や水路切替弁や配管には水圧に
耐えられる品物が必要となる。このため電解水生成装置
の製作費用やメンテナンス費用が高くなる事は避けられ
なかった。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、次のような手段をとる。通常は供給水がそのまま、
アルカリ性水の取水弁から取水できるように給水路を構
成する。供給水の通水量を測定する流量測定器と、酸性
水側の通水量を測定する水量測定器を設ける。アルカリ
性水の取水弁が開けられて一定量の通水量が流れた時、
電磁弁にて給水の水路を切り替えて、電解槽に通水し電
解を開始する。アルカリ性水の取水弁が閉じられると、
アルカリ性水と酸性水はいずれも、酸性水側から吐出す
る構造として、酸性水側の吐出量と供給水の水量がほぼ
同じになった場合、電解を停止し、電解槽への供給水の
流れを断つ。これにより取水弁を開いた状態から、電解
槽に供給水が流れ電解が始まり、取水弁が閉められる事
で、電解槽への給水が止まることになる。これらの手段
をとることによって取水弁がしまっている状態では水圧
が電解槽内部の電解槽や管路などにかかる事はない。 【0005】 【発明の実施の形態】本発明の第一実施例を図1に基づ
いて説明する。給水弁(1)より供給された水は減圧弁
(2)にて圧力を制限され、浄水器(3)で、供給水を
ろ過する。流量測定器(4)で供給水の通水量を測定す
る。電磁弁(10)は通電時閉形を使い通常は供給水が
通るよう開放している。電磁弁(5)、電磁弁(16)
は通電時開形を使い、通常は供給水が流れないように閉
じている。取水弁(17)を開いていない場合は、水の
流れはなく、水圧は電解槽にかからない。また、電解水
生成装置の電源が切れている場合は、取水口(17)を
開いた時、浄水器(3)にて浄水された水のみ取水でき
る事になる。取水弁(17)は利用する場所で希望する
形の品物をつける事ができる。取水弁(17)を急激に
閉める事でウォーターハンマー等の衝撃が発生する事が
ある。それを吸収するために、水撃防止器(13)を取
り付ける。取水弁(17)が開き、流量測定器(4)に
て電解に必要な流量を確認する事ができると、電磁弁
(5)を開き、電磁弁(10)を閉じる。そして電磁弁
(16)を開く。電磁弁(5)を開くことにより、供給
水を電解槽に通水して電解を行う。電解開始は流量測定
器(4)の通水量から電解槽に供給水が溜まる時間を計
算して、電解をおこなう事もできるし、酸性水側にある
流量測定器(14)にて通水を確認してから電解を開始
してもよい。電解槽(11)には直流電流を流す為、プ
ラス電極とマイナス電極がある。マイナス電極側の供給
水はアルカリ性水になり、プラス電極側の供給水は酸性
水になる。本発明はアルカリ性水を取水する事が主な目
的で酸性水は排水となるため、酸性水の吐出量を少なく
する。電磁弁(5)が開かれると、マイナス電極側の水
路の電磁弁(6)、電磁弁(9)のいずれかを開く、電
磁弁(6)、電磁弁(9)の閉じている方の供給水の流
れは流量調整器(7)または流量調整器(8)を流れ
る。これにより、マイナス側とプラス側の電解槽に流れ
る水量比率を3:1や4:1とする事ができる。電磁弁
(6)、電磁弁(9)の制御で水量調整する水路を変え
ている理由は、電解槽は長時間同じ極性で使っていると
マイナス側にカルシウム等の付着物がつくため、定期的
に極性を入れ替える必要があるためである。このため電
解槽内部の電極極性切り替えに合わせて電磁弁(6)、
電磁弁(9)の片方を開放して水量比率を変えている。
これによって、アルカリ性水と酸性水の取水量が「アル
カリ性水=3:酸性水=1」や「アルカリ性水=4:酸
性水=1」など希望する水量比率となるようにする。電
解槽のプラス・マイナスの極性切り替えに合わせて、水
路切替弁(12)で水路を切り替えて、取水弁(17)
にてアルカリ性水が取水できるようにする。電解槽(1
1)で電解をしている状態で、取水弁(17)が閉じら
れた場合、逆止弁(15)を通って、アルカリ性水が酸
性水側から排水される。流量測定器(14)にて排水と
して吐出される水量を測定しており、流量測定器(4)
と流量測定器(14)とが、ほぼ同じ通水量となった時
に、電解槽(11)での電解を停止し、電磁弁(5)を
閉じて、電磁弁(10)を開き、数秒待って電磁弁(1
6)を閉じる。数秒待つ事で、電解されていない供給水
が電磁弁(16)と逆止弁(15)を流れて、酸性水側
から排水される事になる。これにより、アルカリ性水が
通る電磁弁(16)と、逆止弁(15)の洗浄になる。
逆止弁(15)はアルカリ性水側からのみ通水でき、酸
性水側からは水が流れない構造になっている。これによ
ってアルカリ性水側には酸性水が混ざらない構造になっ
ている。電磁弁(5)、電磁弁(16)が閉じられ、電
磁弁(10)が開く事で、電解槽に供給水の水圧は残ら
ない。これにより、電解槽や内部の管路や水路切替弁
(12)に常時水圧をかける事なく、先止め式の電解水
生成器を構成する事ができる。 【0006】本発明の第二実施例を図2に基づいて説明
する。図2は、図1の電磁弁(6)、電磁弁(9)、流
量調整器(7)、流量調整器(8)の機構を、水路切替
弁(12)と流量調整器(7)に変えた実施例である。
電磁弁(5)から水路を二つに分けて、一方を流量調整
器(7)で水量比率を3:1又は4:1に絞り、電解槽
に入る前の供給水を水路切替弁(12)にて、電極のプ
ラス側に必ず流量調整器(7)を通った、供給水が流れ
る構造にしている。また、水撃防止器(13)の位置を
図1と配置変更している 【0007】本発明の第三実施例を図3に基づいて説明
する。図3は、図1、図2にあった電解槽に供給前の供
給水の水量比率をかえない機構である。かわりに水路切
替弁(12)の後に流量調整器(7)を取り付ける形で
ある。 【0008】 【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載されるような効果を奏する。先止
め式機能のあるアルカリイオン水生成器などの電解水生
成装置を、常時水圧をかけ続ける事のできない電解槽や
水路切替弁の構造であっても実現する事ができるので、
電解槽や内部の部品のコストをさげる事ができる。また
常時水圧のかかることによる水漏れの危険が少なくな
る。 【009】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第一実施例を示すブロック図である。 【図2】本発明の第二実施例を示すブロック図である。 【図3】本発明の第三実施例を示すブロック図である。 【符号の説明】 1・・・・給水弁 2・・・・減圧弁 3・・・・浄水器 4・・・・流量測定器 5・・・・電磁弁 6・・・・電磁弁 7・・・・流量調整器 8・・・・流量調整器 9・・・・電磁弁 10・・・電磁弁 11・・・電解槽 12・・・水路切替弁 13・・・水撃防止器 14・・・流量測定器 15・・・逆止弁 16・・・電磁弁 17・・・取水弁

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】水道水もしくは飲用可能な地下水を隔膜を
    介して正負の電極を対向させた電解槽に給水してアルカ
    リ性水と酸性水に電気分解する電解水生成装置におい
    て、供給水量を検知して取水弁が開いた事を検知し、給
    水路を切り替えて電解部に給水して電解を行う事により
    常時水圧をかける事が困難な内部構造の装置において、
    先止め式機能を提供する電解水生成装置。
JP2002029470A 2002-02-06 2002-02-06 先止め式電解水生成装置 Pending JP2003225665A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004083127A1 (ja) * 2003-03-18 2004-09-30 The Chugoku Electric Power Co., Inc. アルカリイオン整水器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004083127A1 (ja) * 2003-03-18 2004-09-30 The Chugoku Electric Power Co., Inc. アルカリイオン整水器

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