JP2003224796A - リモートコントロールシステム、遠隔録画予約装置、リモートコントロール方法および遠隔録画予約方法 - Google Patents
リモートコントロールシステム、遠隔録画予約装置、リモートコントロール方法および遠隔録画予約方法Info
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- H04N5/76—Television signal recording
- H04N5/78—Television signal recording using magnetic recording
- H04N5/782—Television signal recording using magnetic recording on tape
Abstract
(57)【要約】
【課題】たとえば複数の利用者それぞれが独自に録画予
約を設定すること等を可能とするリモートコントロール
システムを提供する。 【解決手段】この遠隔録画予約装置２は、インターネッ
ト１００経由で携帯電話機１からの録画予約を受け付け
るリモートコントロール機能を有しており、予め登録さ
れた携帯電話機１ごとに録画予約情報を保持するための
予約テーブルを作成する。そして、いずれかの携帯電話
機１からアクセスされると、その携帯電話機１の特定を
行い、その特定結果に基づき、その携帯電話機１用の予
約テーブルに、その時に設定された録画予約情報を格納
する。
約を設定すること等を可能とするリモートコントロール
システムを提供する。 【解決手段】この遠隔録画予約装置２は、インターネッ
ト１００経由で携帯電話機１からの録画予約を受け付け
るリモートコントロール機能を有しており、予め登録さ
れた携帯電話機１ごとに録画予約情報を保持するための
予約テーブルを作成する。そして、いずれかの携帯電話
機１からアクセスされると、その携帯電話機１の特定を
行い、その特定結果に基づき、その携帯電話機１用の予
約テーブルに、その時に設定された録画予約情報を格納
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえばインタ
ーネット経由で遠隔地からのテレビジョン放送の録画予
約を受け付けるリモートコントロールシステム、遠隔録
画予約装置、リモートコントロール方法および遠隔録画
予約方法に係り、特に、他の利用者の録画予約状況に干
渉されることなく、複数の利用者それぞれが独自に録画
予約を設定すること等を可能とするリモートコントロー
ルシステム、遠隔録画予約装置、リモートコントロール
方法および遠隔録画予約方法に関する。
ーネット経由で遠隔地からのテレビジョン放送の録画予
約を受け付けるリモートコントロールシステム、遠隔録
画予約装置、リモートコントロール方法および遠隔録画
予約方法に係り、特に、他の利用者の録画予約状況に干
渉されることなく、複数の利用者それぞれが独自に録画
予約を設定すること等を可能とするリモートコントロー
ルシステム、遠隔録画予約装置、リモートコントロール
方法および遠隔録画予約方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、テレビジョン装置やビデオ録画装
置などの家庭電化製品の多くは、遠隔地からの指示を受
け付けるリモートコントロール機能を備えている。そし
て、この種の家庭電化製品では、利用者が遠隔操作する
ためのリモートコントローラをそれぞれ備えることが一
般的であり、また、同種の家庭電化製品であっても、誤
動作防止の観点から、識別番号によって対応するリモー
トコントローラを区別している。つまり、利用者は、複
数のリモートコントローラをその都度使い分けているの
が現状である。
置などの家庭電化製品の多くは、遠隔地からの指示を受
け付けるリモートコントロール機能を備えている。そし
て、この種の家庭電化製品では、利用者が遠隔操作する
ためのリモートコントローラをそれぞれ備えることが一
般的であり、また、同種の家庭電化製品であっても、誤
動作防止の観点から、識別番号によって対応するリモー
トコントローラを区別している。つまり、利用者は、複
数のリモートコントローラをその都度使い分けているの
が現状である。
【０００３】このようなことから、たとえば特開平１０
−２１０５７４号のように、１つのリモートコントロー
ラで複数の制御機器をコントロールする集中制御を可能
とするリモートコントロール装置なども考え出されてい
る。また、このリモートコントロール装置では、リモー
トコントローラの識別番号を登録判定する機能を利用し
て、１つの制御機器が予め選択されたｎ個のリモートコ
ントローラからの指示を受け付け可能とし、かつ、各リ
モートコントローラごとに、受け付け可能な指示の種類
を管理できるようにしている。
−２１０５７４号のように、１つのリモートコントロー
ラで複数の制御機器をコントロールする集中制御を可能
とするリモートコントロール装置なども考え出されてい
る。また、このリモートコントロール装置では、リモー
トコントローラの識別番号を登録判定する機能を利用し
て、１つの制御機器が予め選択されたｎ個のリモートコ
ントローラからの指示を受け付け可能とし、かつ、各リ
モートコントローラごとに、受け付け可能な指示の種類
を管理できるようにしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ビデオ録画
装置などは、複数の人間、たとえば家族の全員から利用
されやすい製品であり、また、最近では、従来のビデオ
テープに代えて、ハードディスクなどに映像データを記
録するものも普及し始めている。このハードディスクに
映像データを記録するタイプのビデオ録画装置では、ビ
デオテープ利用時のような記憶媒体の交換等が不要であ
るため、複数の人間が共用する場合の使い勝手を飛躍的
に向上させることができる。
装置などは、複数の人間、たとえば家族の全員から利用
されやすい製品であり、また、最近では、従来のビデオ
テープに代えて、ハードディスクなどに映像データを記
録するものも普及し始めている。このハードディスクに
映像データを記録するタイプのビデオ録画装置では、ビ
デオテープ利用時のような記憶媒体の交換等が不要であ
るため、複数の人間が共用する場合の使い勝手を飛躍的
に向上させることができる。
【０００５】しかしながら、複数の人間が共用する場合
の使い勝手の向上は、あくまで共用の観点からであっ
て、たとえば利用者それぞれがあたかもそのビデオ録画
装置を占有して利用しているような使用感を与えること
はできなかった。
の使い勝手の向上は、あくまで共用の観点からであっ
て、たとえば利用者それぞれがあたかもそのビデオ録画
装置を占有して利用しているような使用感を与えること
はできなかった。
【０００６】たとえば特開平１０−２１０５７４号の手
法を用いて、各利用者にそれぞれ自分のリモートコント
ローラを利用させたとしても、各リモートコントローラ
の利用可否や指示内容の設定を行えるのみで、他の利用
者の録画予約状況に干渉されずに各利用者が独自に録画
予約を設定することは不可能であった。
法を用いて、各利用者にそれぞれ自分のリモートコント
ローラを利用させたとしても、各リモートコントローラ
の利用可否や指示内容の設定を行えるのみで、他の利用
者の録画予約状況に干渉されずに各利用者が独自に録画
予約を設定することは不可能であった。
【０００７】この発明は、このような事情を考慮してな
されたものであり、たとえば他の利用者の録画予約状況
に干渉されることなく、複数の利用者それぞれが独自に
録画予約を設定すること等を可能とするリモートコント
ロールシステム、遠隔録画予約装置、リモートコントロ
ール方法および遠隔録画予約方法を提供することを目的
とする。
されたものであり、たとえば他の利用者の録画予約状況
に干渉されることなく、複数の利用者それぞれが独自に
録画予約を設定すること等を可能とするリモートコント
ロールシステム、遠隔録画予約装置、リモートコントロ
ール方法および遠隔録画予約方法を提供することを目的
とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、この発明は、リモートコントローラから送出さ
れる制御信号に基づいて被制御装置を動作制御するリモ
ートコントロールシステムにおいて、前記リモートコン
トローラを特定する特定手段と、前記特定手段の特定結
果に基づき、前記被制御装置の動作制御をリモートコン
トローラごとに独立させて実行する制御手段とを具備す
ることを特徴とする。
ために、この発明は、リモートコントローラから送出さ
れる制御信号に基づいて被制御装置を動作制御するリモ
ートコントロールシステムにおいて、前記リモートコン
トローラを特定する特定手段と、前記特定手段の特定結
果に基づき、前記被制御装置の動作制御をリモートコン
トローラごとに独立させて実行する制御手段とを具備す
ることを特徴とする。
【０００９】この発明においては、たとえばリモートコ
ントローラが送出する識別情報を判別することにより各
リモートコントローラを特定する。そして、その特定し
たリモートコントローラごとに被制御装置を個別に動作
制御する。
ントローラが送出する識別情報を判別することにより各
リモートコントローラを特定する。そして、その特定し
たリモートコントローラごとに被制御装置を個別に動作
制御する。
【００１０】これにより、たとえばビデオ録画装置など
では、他の利用者の録画予約状況に干渉されることな
く、複数の利用者それぞれが独自に録画予約を設定する
こと等が可能となり、利用者それぞれがあたかもそのビ
デオ録画装置を占有して利用しているような使用感を与
えることを実現する。
では、他の利用者の録画予約状況に干渉されることな
く、複数の利用者それぞれが独自に録画予約を設定する
こと等が可能となり、利用者それぞれがあたかもそのビ
デオ録画装置を占有して利用しているような使用感を与
えることを実現する。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
一実施形態を説明する。
一実施形態を説明する。
【００１２】図１は、この発明の実施形態に係る遠隔録
画予約装置の概略構成を示す図である。
画予約装置の概略構成を示す図である。
【００１３】図１に示すように、この遠隔録画予約装置
２は、ＡＤＳＬ（Asymmetric Digital Subscriber Lin
e）によりインターネット１００に常時接続され、予め
定められた複数の携帯電話機１からの録画予約をインタ
ーネット１００経由で受け付けるリモートコントロール
機能を有するビデオ録画装置である。
２は、ＡＤＳＬ（Asymmetric Digital Subscriber Lin
e）によりインターネット１００に常時接続され、予め
定められた複数の携帯電話機１からの録画予約をインタ
ーネット１００経由で受け付けるリモートコントロール
機能を有するビデオ録画装置である。
【００１４】この遠隔録画予約装置２は、ＡＤＳＬルー
タ２１、Ｗｅｂサーバ部２２、制御部２３、ＴＶ録画部
２４、チューナ２５、記憶部２６および設定部２７を有
している。
タ２１、Ｗｅｂサーバ部２２、制御部２３、ＴＶ録画部
２４、チューナ２５、記憶部２６および設定部２７を有
している。
【００１５】ＡＤＳＬルータ２１は、遠隔録画予約装置
２が携帯電話機１に向けて送信するデータをインターネ
ット１００に送出するとともに、携帯電話機１が遠隔録
画予約装置２に向けて送信したデータをインターネット
１００から取り込むための中継装置である。Ｗｅｂサー
バ部２２は、携帯電話機１の利用者が録画予約を行うた
めのユーザインタフェースを提供するものであり、たと
えばホームページなどと称されるＨＴＭＬ文書を保持し
ている。このホームページは、遠隔録画予約装置２に割
り当てられたＵＲＬ（Uniform Resource Locators）を
携帯電話機１が指定した際にアクセスされるハイパーテ
キスト形式の文書ファイルであり、携帯電話機１のブラ
ウザで解釈されて画面表示されるようになっている。
２が携帯電話機１に向けて送信するデータをインターネ
ット１００に送出するとともに、携帯電話機１が遠隔録
画予約装置２に向けて送信したデータをインターネット
１００から取り込むための中継装置である。Ｗｅｂサー
バ部２２は、携帯電話機１の利用者が録画予約を行うた
めのユーザインタフェースを提供するものであり、たと
えばホームページなどと称されるＨＴＭＬ文書を保持し
ている。このホームページは、遠隔録画予約装置２に割
り当てられたＵＲＬ（Uniform Resource Locators）を
携帯電話機１が指定した際にアクセスされるハイパーテ
キスト形式の文書ファイルであり、携帯電話機１のブラ
ウザで解釈されて画面表示されるようになっている。
【００１６】制御部２３は、この遠隔録画予約装置２全
体の制御を司るものであり、Ｗｅｂサーバ部２２を介し
て受け取った携帯電話機１の利用者からの指示に応じ
て、各利用者毎に独自の録画予約を行わせるべくＴＶ録
画部２４を動作制御する。
体の制御を司るものであり、Ｗｅｂサーバ部２２を介し
て受け取った携帯電話機１の利用者からの指示に応じ
て、各利用者毎に独自の録画予約を行わせるべくＴＶ録
画部２４を動作制御する。
【００１７】ＴＶ録画部２４は、制御部２３の制御下
で、携帯電話機１の利用者毎に独自の録画予約を行い、
かつ、その録画予約された内容に沿って、テレビジョン
放送の受信・記録を行うものである。そして、他の利用
者の録画予約状況に干渉されることなく、複数の利用者
それぞれが独自に録画予約を設定するといった、この遠
隔録画予約装置２の特徴とする処理は、このＴＶ録画部
２４によって実行されるものであり、この点については
後述する。
で、携帯電話機１の利用者毎に独自の録画予約を行い、
かつ、その録画予約された内容に沿って、テレビジョン
放送の受信・記録を行うものである。そして、他の利用
者の録画予約状況に干渉されることなく、複数の利用者
それぞれが独自に録画予約を設定するといった、この遠
隔録画予約装置２の特徴とする処理は、このＴＶ録画部
２４によって実行されるものであり、この点については
後述する。
【００１８】チューナ２５は、複数のテレビ局から送信
される電波の中から所望の電波を選択・受信するための
同調装置であり、この遠隔録画予約装置２では、複数の
利用者から同じ時間帯の異なるチャンネルの番組を録画
予約された場合に備えて、ｎ個のチューナ２５を内蔵す
る。
される電波の中から所望の電波を選択・受信するための
同調装置であり、この遠隔録画予約装置２では、複数の
利用者から同じ時間帯の異なるチャンネルの番組を録画
予約された場合に備えて、ｎ個のチューナ２５を内蔵す
る。
【００１９】記憶部２６は、たとえばハードディスク装
置などの記録媒体であり、この記憶部２６には、携帯電
話機１の利用者それぞれの録画予約状況を示す予約デー
タａと、実際に録画されたテレビジョン放送の画像デー
タｂとが格納される。
置などの記録媒体であり、この記憶部２６には、携帯電
話機１の利用者それぞれの録画予約状況を示す予約デー
タａと、実際に録画されたテレビジョン放送の画像デー
タｂとが格納される。
【００２０】また、設定操作部２７は、この遠隔録画予
約装置２の動作環境を設定するためのものであり、この
設定操作部２７によって、たとえば各利用者が利用する
携帯電話機１の登録などが行われる。
約装置２の動作環境を設定するためのものであり、この
設定操作部２７によって、たとえば各利用者が利用する
携帯電話機１の登録などが行われる。
【００２１】図２は、記憶部２６に格納される予約デー
タａの一構成例を示す図である。図２に示すように、こ
の遠隔録画予約装置２で用いる予約データａは、識別コ
ードテーブルと予約テーブルとの２種類のテーブルで構
成される。
タａの一構成例を示す図である。図２に示すように、こ
の遠隔録画予約装置２で用いる予約データａは、識別コ
ードテーブルと予約テーブルとの２種類のテーブルで構
成される。
【００２２】識別コードテーブルは、この遠隔録画予約
装置２にアクセスしてきた携帯電話機１が予め登録され
た正規の利用者の携帯電話機１かどうかを判定し、か
つ、その利用者を特定するための識別コードを保持する
とともに、登録された利用者それぞれの予約テーブルの
格納領域を示す先頭アドレスを保持する。ここでは、識
別コードとして発信番号を利用するものとする。また、
この識別コードテーブルは、遠隔録画予約装置２全体で
１つだけ作成される。
装置２にアクセスしてきた携帯電話機１が予め登録され
た正規の利用者の携帯電話機１かどうかを判定し、か
つ、その利用者を特定するための識別コードを保持する
とともに、登録された利用者それぞれの予約テーブルの
格納領域を示す先頭アドレスを保持する。ここでは、識
別コードとして発信番号を利用するものとする。また、
この識別コードテーブルは、遠隔録画予約装置２全体で
１つだけ作成される。
【００２３】一方、予約テーブルは、日付、時間、チャ
ンネル等、録画する番組を特定するための録画予約情報
を指定された番組数だけ保持する。また、この予約テー
ブルは、利用者の数、つまり識別コードテーブルに識別
コードが保持された携帯電話機１の数だけ作成される。
なお、この予約テーブルには、この予約により録画が行
われたときに、その結果として作成される画像データｂ
の格納領域を示す先頭アドレスも保持される。
ンネル等、録画する番組を特定するための録画予約情報
を指定された番組数だけ保持する。また、この予約テー
ブルは、利用者の数、つまり識別コードテーブルに識別
コードが保持された携帯電話機１の数だけ作成される。
なお、この予約テーブルには、この予約により録画が行
われたときに、その結果として作成される画像データｂ
の格納領域を示す先頭アドレスも保持される。
【００２４】この識別コードテーブルへの識別コードの
登録は、遠隔録画予約装置２の動作環境設定の１つとし
て、たとえば管理者たるいずれかの利用者が設定操作部
２７によって行うものであり、この登録が行われると、
ＴＶ録画部２４は、その利用者用の予約テーブルを作成
するとともに、この作成した予約テーブルの格納領域を
示す先頭アドレスを識別コードテーブルに記録する。
登録は、遠隔録画予約装置２の動作環境設定の１つとし
て、たとえば管理者たるいずれかの利用者が設定操作部
２７によって行うものであり、この登録が行われると、
ＴＶ録画部２４は、その利用者用の予約テーブルを作成
するとともに、この作成した予約テーブルの格納領域を
示す先頭アドレスを識別コードテーブルに記録する。
【００２５】次に、このような構成をもつこの遠隔録画
予約装置２が録画予約を受け付ける際の動作原理を説明
する。
予約装置２が録画予約を受け付ける際の動作原理を説明
する。
【００２６】ある利用者が、携帯電話機１で遠隔録画予
約装置２にアクセスすると、携帯電話機１のブラウザに
よってＷｅｂサーバ２２のホームページが表示される。
このホームページ上で録画予約を指示すると、その指示
とともに携帯電話機１の発信番号がＷｅｂサーバ２２に
送信される。この携帯電話機１の発信番号は、制御部２
３を介してＴＶ録画部２４に転送され、ＴＶ録画部２４
によって予約データの識別コードテーブルに登録済みか
どうかがチェックされる。
約装置２にアクセスすると、携帯電話機１のブラウザに
よってＷｅｂサーバ２２のホームページが表示される。
このホームページ上で録画予約を指示すると、その指示
とともに携帯電話機１の発信番号がＷｅｂサーバ２２に
送信される。この携帯電話機１の発信番号は、制御部２
３を介してＴＶ録画部２４に転送され、ＴＶ録画部２４
によって予約データの識別コードテーブルに登録済みか
どうかがチェックされる。
【００２７】もし、登録されていなければ、ＴＶ録画部
２４は、録画予約の受け付けを拒否する旨を制御部２３
に通知し、その結果、Ｗｅｂサーバ２２から拒否を返答
するためのページデータが携帯電話機１に返送される。
２４は、録画予約の受け付けを拒否する旨を制御部２３
に通知し、その結果、Ｗｅｂサーバ２２から拒否を返答
するためのページデータが携帯電話機１に返送される。
【００２８】一方、登録されていれば、ＴＶ録画部２４
は、さらにその利用者用の予約テーブルを辿り、その予
約テーブルに保持された録画予約情報を取得して制御部
２３に転送する。その結果、その利用者による録画予約
状況が示された録画予約画面を表示するためのページデ
ータが作成され、Ｗｅｂサーバ２２から携帯電話機１に
返送される。
は、さらにその利用者用の予約テーブルを辿り、その予
約テーブルに保持された録画予約情報を取得して制御部
２３に転送する。その結果、その利用者による録画予約
状況が示された録画予約画面を表示するためのページデ
ータが作成され、Ｗｅｂサーバ２２から携帯電話機１に
返送される。
【００２９】この録画予約画面に対して、利用者が、新
規の録画予約の追加を含む何らかの編集を行って送信す
ると、その内容がＴＶ録画部２４に転送され、ＴＶ録画
部２４によってその利用者用の予約テーブルに反映され
る。また、制御部２３は、この利用者による次の編集内
容の送信を待機し、その送信がある度にこの処理を繰り
返す。そして、録画予約終了の指示を受け取ると、この
利用者についての処理を終了し、他の利用者からのアク
セスを待機する。つまり、この遠隔録画予約装置２で
は、ある利用者の録画予約を受け付けている間は、他の
利用者の録画予約を受け付けないような排他制御を実行
する。
規の録画予約の追加を含む何らかの編集を行って送信す
ると、その内容がＴＶ録画部２４に転送され、ＴＶ録画
部２４によってその利用者用の予約テーブルに反映され
る。また、制御部２３は、この利用者による次の編集内
容の送信を待機し、その送信がある度にこの処理を繰り
返す。そして、録画予約終了の指示を受け取ると、この
利用者についての処理を終了し、他の利用者からのアク
セスを待機する。つまり、この遠隔録画予約装置２で
は、ある利用者の録画予約を受け付けている間は、他の
利用者の録画予約を受け付けないような排他制御を実行
する。
【００３０】このように、この遠隔録画予約装置２は、
携帯電話機１の発信番号を識別コードに登録する仕組み
をもつことにより、安全性を損なうことなく、複数の携
帯電話機１を録画予約に用いることを可能とし、かつ、
登録された識別コードごとに予約テーブルを設けて録画
予約情報を登録・管理する仕組みをもつことにより、こ
れら複数の携帯電話機１の利用者それぞれが、他の利用
者の録画予約状況に干渉されることなく、独自に録画予
約を設定することを可能として、利用者それぞれがあた
かもこの遠隔録画予約装置２を占有して利用しているよ
うな使用感を与えることを実現する。
携帯電話機１の発信番号を識別コードに登録する仕組み
をもつことにより、安全性を損なうことなく、複数の携
帯電話機１を録画予約に用いることを可能とし、かつ、
登録された識別コードごとに予約テーブルを設けて録画
予約情報を登録・管理する仕組みをもつことにより、こ
れら複数の携帯電話機１の利用者それぞれが、他の利用
者の録画予約状況に干渉されることなく、独自に録画予
約を設定することを可能として、利用者それぞれがあた
かもこの遠隔録画予約装置２を占有して利用しているよ
うな使用感を与えることを実現する。
【００３１】図３は、この遠隔録画予約装置２が録画予
約を受け付ける際の動作手順を示すフローチャートであ
る。
約を受け付ける際の動作手順を示すフローチャートであ
る。
【００３２】携帯電話機１からの識別コードを受信する
と（ステップＡ１のＹＥＳ）、ＴＶ録画部２４は、その
識別コードが登録された識別コードかどうかを調べる
（ステップＡ２）。もし、登録されていなければ（ステ
ップＡ２のＮＯ）、ＴＶ録画部２４は、この携帯電話機
１からの録画予約を拒否する。
と（ステップＡ１のＹＥＳ）、ＴＶ録画部２４は、その
識別コードが登録された識別コードかどうかを調べる
（ステップＡ２）。もし、登録されていなければ（ステ
ップＡ２のＮＯ）、ＴＶ録画部２４は、この携帯電話機
１からの録画予約を拒否する。
【００３３】一方、登録されていれば（ステップＡ２の
ＹＥＳ）、ＴＶ録画部２４は、この利用者の録画予約情
報を取得し、制御部２３が、この録画予約情報を用いて
当該利用者用の録画予約画面を作成する（ステップＡ
３）。そして、制御部２３は、この作成した録画予約画
面を携帯電話機１に送信する（ステップＡ４）。
ＹＥＳ）、ＴＶ録画部２４は、この利用者の録画予約情
報を取得し、制御部２３が、この録画予約情報を用いて
当該利用者用の録画予約画面を作成する（ステップＡ
３）。そして、制御部２３は、この作成した録画予約画
面を携帯電話機１に送信する（ステップＡ４）。
【００３４】その後、録画予約を編集する旨のコマンド
を携帯電話機１から受ける度に（ステップＡ５のＹＥ
Ｓ）、ＴＶ録画部２４は、その編集内容を予約テーブル
に反映させる（ステップＡ６）。また、録画予約を終了
する旨のコマンドを携帯電話機１から受けると（ステッ
プＡ７のＹＥＳ）、制御部２３は、この利用者について
の処理を終了する。
を携帯電話機１から受ける度に（ステップＡ５のＹＥ
Ｓ）、ＴＶ録画部２４は、その編集内容を予約テーブル
に反映させる（ステップＡ６）。また、録画予約を終了
する旨のコマンドを携帯電話機１から受けると（ステッ
プＡ７のＹＥＳ）、制御部２３は、この利用者について
の処理を終了する。
【００３５】このように動作することにより、この遠隔
録画予約装置２は、他の利用者の録画予約状況に干渉さ
れることなく、複数の利用者それぞれが独自に録画予約
を設定すること等が可能となり、たとえば利用者それぞ
れがあたかもそのビデオ録画装置を占有して利用してい
るような使用感を与えることができることになる。
録画予約装置２は、他の利用者の録画予約状況に干渉さ
れることなく、複数の利用者それぞれが独自に録画予約
を設定すること等が可能となり、たとえば利用者それぞ
れがあたかもそのビデオ録画装置を占有して利用してい
るような使用感を与えることができることになる。
【００３６】なお、ここでは、識別コードとして発信番
号を利用する例を説明したが、たとえば無線ＬＡＮが搭
載された携帯電話機を用いた場合には、ＭＡＣアドレス
を識別コードとして管理することも可能である。
号を利用する例を説明したが、たとえば無線ＬＡＮが搭
載された携帯電話機を用いた場合には、ＭＡＣアドレス
を識別コードとして管理することも可能である。
【００３７】また、ここでは、利用者ごとに予約テーブ
ルを設け、各利用者の録画予約情報をそれぞれの予約テ
ーブルに保持させる例を説明したが、これに加えて、利
用者全員から共有される予約テーブルを設け、各利用者
が、自分用の録画予約と共用の録画予約との双方を行え
るようにすることも可能である。
ルを設け、各利用者の録画予約情報をそれぞれの予約テ
ーブルに保持させる例を説明したが、これに加えて、利
用者全員から共有される予約テーブルを設け、各利用者
が、自分用の録画予約と共用の録画予約との双方を行え
るようにすることも可能である。
【００３８】さらに、ここでは、ビデオ録画装置を例に
本願発明のリモートコントロール機能を説明したが、こ
れに限るものではない。つまり、ある被制御装置を複数
の利用者が他の利用者に干渉されずに遠隔地からそれぞ
れ独自に動作させたいような場合には、どのような製品
についても本願発明のリモートコントロール機能は適用
可能である。
本願発明のリモートコントロール機能を説明したが、こ
れに限るものではない。つまり、ある被制御装置を複数
の利用者が他の利用者に干渉されずに遠隔地からそれぞ
れ独自に動作させたいような場合には、どのような製品
についても本願発明のリモートコントロール機能は適用
可能である。
【００３９】つまり、本願発明は、前記実施形態に限定
されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しな
い範囲で種々に変形することが可能である。更に、前記
実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示さ
れる複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種
々の発明が抽出され得る。たとえば、実施形態に示され
る全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発
明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決で
き、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場
合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽
出され得る。
されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しな
い範囲で種々に変形することが可能である。更に、前記
実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示さ
れる複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種
々の発明が抽出され得る。たとえば、実施形態に示され
る全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発
明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決で
き、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場
合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽
出され得る。
【００４０】
【発明の効果】以上、詳述したように、この発明によれ
ば、たとえばリモートコントローラが送出する識別情報
を判別することにより各リモートコントローラを特定
し、その特定したリモートコントローラごとに被制御装
置を個別に動作制御する。
ば、たとえばリモートコントローラが送出する識別情報
を判別することにより各リモートコントローラを特定
し、その特定したリモートコントローラごとに被制御装
置を個別に動作制御する。
【００４１】これにより、たとえばビデオ録画装置など
では、他の利用者の録画予約状況に干渉されることな
く、複数の利用者それぞれが独自に録画予約を設定する
こと等が可能となり、利用者それぞれがあたかもそのビ
デオ録画装置を占有して利用しているような使用感を与
えることを実現する。
では、他の利用者の録画予約状況に干渉されることな
く、複数の利用者それぞれが独自に録画予約を設定する
こと等が可能となり、利用者それぞれがあたかもそのビ
デオ録画装置を占有して利用しているような使用感を与
えることを実現する。
【図１】この発明の実施形態に係る遠隔録画予約装置の
概略構成を示す図。
概略構成を示す図。
【図２】同実施形態の遠隔録画予約装置の記憶部に格納
される予約データの一構成例を示す図。
される予約データの一構成例を示す図。
【図３】同実施形態の遠隔録画予約装置が録画予約を受
け付ける際の動作手順を示すフローチャート。
け付ける際の動作手順を示すフローチャート。
１…携帯電話機
２…遠隔録画予約装置
２１…ＡＤＳＬルータ
２２…Ｗｅｂサーバ部
２３…制御部
２４…ＴＶ録画部
２５…チューナ
２６…記憶部
２７…設定操作部
１００…インターネット
Claims (7)
- 【請求項１】 リモートコントローラから送出される制
御信号に基づいて被制御装置を動作制御するリモートコ
ントロールシステムにおいて、 前記リモートコントローラを特定する特定手段と、 前記特定手段の特定結果に基づき、前記被制御装置の動
作制御をリモートコントローラごとに独立させて実行す
る制御手段とを具備することを特徴とするリモートコン
トロールシステム。 - 【請求項２】 前記制御手段は、いずれかのリモートコ
ントローラから送出される一連の制御信号を処理してい
る間、その他のリモートコントローラからの制御信号の
受け付けを拒否する手段を有することを特徴とする請求
項１記載のリモートコントロールシステム。 - 【請求項３】 ネットワークを介して接続される遠隔地
の情報処理装置からのテレビジョン放送の録画予約を受
け付ける遠隔録画予約装置であって、 前記情報処理装置を特定する特定手段と、 前記特定手段の特定結果に基づき、テレビジョン放送の
録画予約を情報処理装置ごとに独立させて設定し、その
録画予約情報を情報処理装置ごとに個別に管理する制御
手段とを具備することを特徴とする遠隔録画予約装置。 - 【請求項４】 前記制御装置は、いずれかの情報処理装
置の録画予約を処理している間、その他の情報処理装置
の録画予約の受け付けを拒否する手段を有することを特
徴とする請求項３記載の遠隔録画予約装置。 - 【請求項５】 前記制御手段は、すべての情報処理装置
から共有される録画予約情報を管理する手段を有するこ
とを特徴とする請求項３または４記載の遠隔録画予約装
置。 - 【請求項６】 リモートコントローラから送出される制
御信号に基づいて被制御装置を動作制御するリモートコ
ントロール方法において、 前記リモートコントローラを特定する特定ステップと、 前記特定ステップの特定結果に基づき、前記被制御装置
の動作制御をリモートコントローラごとに独立させて実
行する制御ステップとを具備することを特徴とするリモ
ートコントロール方法。 - 【請求項７】 ネットワークを介して接続される遠隔地
の情報処理装置からのテレビジョン放送の録画予約を受
け付ける遠隔録画予約方法であって、 前記情報処理装置を特定する特定ステップと、 前記特定ステップの特定結果に基づき、テレビジョン放
送の録画予約を情報処理装置ごとに独立させて設定し、
その録画予約情報を情報処理装置ごとに個別に管理する
制御ステップとを具備することを特徴とする遠隔録画予
約方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002022182A JP2003224796A (ja) | 2002-01-30 | 2002-01-30 | リモートコントロールシステム、遠隔録画予約装置、リモートコントロール方法および遠隔録画予約方法 |
| US10/327,988 US20030143984A1 (en) | 2002-01-30 | 2002-12-26 | Remote-controlled system, remote-control method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002022182A JP2003224796A (ja) | 2002-01-30 | 2002-01-30 | リモートコントロールシステム、遠隔録画予約装置、リモートコントロール方法および遠隔録画予約方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003224796A true JP2003224796A (ja) | 2003-08-08 |
Family
ID=27606338
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002022182A Pending JP2003224796A (ja) | 2002-01-30 | 2002-01-30 | リモートコントロールシステム、遠隔録画予約装置、リモートコントロール方法および遠隔録画予約方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20030143984A1 (ja) |
| JP (1) | JP2003224796A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005277550A (ja) * | 2004-03-23 | 2005-10-06 | Casio Comput Co Ltd | 携帯電話 |
| JP2007151139A (ja) * | 2006-12-15 | 2007-06-14 | Casio Comput Co Ltd | 携帯電話及び録画再生装置 |
Families Citing this family (8)
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|---|---|---|---|---|
| JP2005328330A (ja) * | 2004-05-14 | 2005-11-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 記録再生システム |
| JP4618503B2 (ja) * | 2005-09-09 | 2011-01-26 | ソニー株式会社 | 情報処理装置および方法、並びにプログラム |
| US8280982B2 (en) | 2006-05-24 | 2012-10-02 | Time Warner Cable Inc. | Personal content server apparatus and methods |
| US9386327B2 (en) | 2006-05-24 | 2016-07-05 | Time Warner Cable Enterprises Llc | Secondary content insertion apparatus and methods |
| US8024762B2 (en) | 2006-06-13 | 2011-09-20 | Time Warner Cable Inc. | Methods and apparatus for providing virtual content over a network |
| KR100834061B1 (ko) * | 2006-12-28 | 2008-06-02 | 삼성전자주식회사 | 홈 네트워크 시스템 및 그의 방송 콘텐츠 녹화 방법 |
| US8181206B2 (en) * | 2007-02-28 | 2012-05-15 | Time Warner Cable Inc. | Personal content server apparatus and methods |
| US20140282786A1 (en) | 2013-03-12 | 2014-09-18 | Time Warner Cable Enterprises Llc | Methods and apparatus for providing and uploading content to personalized network storage |
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| JPH09307854A (ja) * | 1996-05-16 | 1997-11-28 | Sony Corp | 同時記録再生装置 |
| JP2000308164A (ja) * | 1999-04-20 | 2000-11-02 | Sharp Corp | 遠隔制御システム |
| JP2001036825A (ja) * | 1999-07-22 | 2001-02-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 放送受信装置 |
| JP2001298686A (ja) * | 2000-04-14 | 2001-10-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 記録再生装置 |
| JP2001346276A (ja) * | 2000-05-31 | 2001-12-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 競合解消装置、機器制御系統、媒体および情報集合体 |
| JP2001359030A (ja) * | 2000-06-12 | 2001-12-26 | Ichi Rei Yon Kk | 放送番組録画代行システム |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4301530B2 (ja) * | 1997-03-12 | 2009-07-22 | ソニー株式会社 | 情報処理装置および方法 |
| JP2002057645A (ja) * | 2000-08-10 | 2002-02-22 | Ntt Docomo Inc | データ転送方法および移動体サーバー |
| JP2002169746A (ja) * | 2000-11-30 | 2002-06-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 受信装置 |
-
2002
- 2002-01-30 JP JP2002022182A patent/JP2003224796A/ja active Pending
- 2002-12-26 US US10/327,988 patent/US20030143984A1/en not_active Abandoned
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| JP4599862B2 (ja) * | 2004-03-23 | 2010-12-15 | カシオ計算機株式会社 | 携帯電話 |
| JP2007151139A (ja) * | 2006-12-15 | 2007-06-14 | Casio Comput Co Ltd | 携帯電話及び録画再生装置 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US20030143984A1 (en) | 2003-07-31 |
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Legal Events
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| A977 | Report on retrieval |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040120 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040322 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040831 |