JP2008283368A - ネットワークシステム、サーバ装置、端末装置、および再生制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡便な操作によって端末装置に記憶されているコンテンツの再生履歴情報に基づいてコンテンツの続きを視聴することができるネットワークシステムを提供する。
【解決手段】サーバ装置10とネットワーク30を介して接続可能状態にある少なくとも1つの端末装置20から送信されたカテゴリー名に基づいて、カテゴリー名リストを作成して、第1の選択候補として出力する第1のリスト出力手段13−2と、選択されたカテゴリー名が記憶されているそれぞれの端末装置20a,20b・・・から送信された再生履歴情報に基づいて再生履歴情報リストを作成して、第2の選択候補として出力する第2のリスト出力手段13−4と、第2の選択候補からいずれかの再生履歴情報が選択されると、選択された再生履歴情報に基づいてコンテンツ出力手段11−1にコンテンツを出力させる出力命令手段13−5と、を含む。
【選択図】図3
【解決手段】サーバ装置10とネットワーク30を介して接続可能状態にある少なくとも1つの端末装置20から送信されたカテゴリー名に基づいて、カテゴリー名リストを作成して、第1の選択候補として出力する第1のリスト出力手段13−2と、選択されたカテゴリー名が記憶されているそれぞれの端末装置20a,20b・・・から送信された再生履歴情報に基づいて再生履歴情報リストを作成して、第2の選択候補として出力する第2のリスト出力手段13−4と、第2の選択候補からいずれかの再生履歴情報が選択されると、選択された再生履歴情報に基づいてコンテンツ出力手段11−1にコンテンツを出力させる出力命令手段13−5と、を含む。
【選択図】図3
Description
本発明は、コンテンツの再生を制御するためのネットワークシステム、ネットワークを介して少なくとも1つの端末装置と接続可能なサーバ装置、ネットワークを介してサーバ装置に接続可能な端末装置、およびコンテンツの再生制御方法の技術に関し、特に前記コンテンツを複数のユーザで視聴する際に利便性が高いネットワークシステム、サーバ装置、端末装置、および再生制御方法の技術に関する。
放送される番組などのコンテンツをDLNA(Digital Living Network Alliance)の仕組みを利用して、ストリーム受信しながら視聴を楽しむ再生装置が利用されるようになってきている。このような再生装置においては、あるコンテンツの再生を停止させた場合に、次回にその停止位置から再生を再開できるように、当該停止位置がレジュームポイントとして前記再生装置に記録される。
家庭においてこのような再生装置を用いてコンテンツを視聴する場合、一般的には、複数のユーザ(たとえば家族等)によってコンテンツが視聴される。そこで、特開2003−174636号公報(特許文献1)においては、再生装置がサーバに対して、ユーザ登録を行い、ユーザ毎にコンテンツのレジューム情報を記憶するように依頼することによって、前回の停止位置からコンテンツを再生可能とする技術が開示されている。つまり、特開2003−174636号公報(特許文献1)に開示されている再生装置においては、ユーザ毎に番組と当該番組に関すレリジュームポイントとが記録されるため、前記レジュームポイントに基づいてそれぞれのユーザがコンテンツの続きを視聴することができる。
特開2003−174636号公報
しかしながら、特開2003−174636号公報(特許文献1)の再生装置においては、複数のユーザが同一のコンテンツを同時に視聴している状況では、コンテンツの再生・停止操作を行ったときに、前記コンテンツのレジューム情報が再生・停止操作を行ったユーザの情報として保存されてしまう。このため、一緒に視聴していた他のユーザが当該コンテンツを前回の停止位置から再生するためには、再生・停止操作を行ったユーザに頼んでコンテンツを再生してもらわなければならない。つまり、従来の再生装置には、コンテンツの再開時に非常に煩雑な操作が要求されるという問題がある。
また、複数のユーザが同時に同じコンテンツを見ている状況において、コンテンツの再生・停止操作を行った場合に、それぞれのユーザが1人でコンテンツの続きを視聴するためには、それぞれのユーザ名にてログインし、当該ユーザの情報としてレジューム情報をコピーして上書きするなどの操作を行わなければならない。
また、複数のユーザが同一のコンテンツを視聴している最中に当該ユーザの1人が一旦外出した場合に、当該ユーザが外出から帰宅してコンテンツの続きを視聴するためには、以下のような煩雑な手続きが必要になる。すなわち、外出する前に外出するユーザのユーザ名にてログインして当該ユーザが停止操作を行い、当該ユーザ名にてレジューム情報を登録する必要がある。そして、ユーザが外出から帰宅した後に、当該ユーザ名にてログインし、前記レジューム情報に基づく停止位置からコンテンツを再開する必要がある。
このように従来の再生装置やサーバ装置では、複数のユーザが同一のコンテンツを視聴している状況で一部のユーザが外出する場合、上記のような煩雑な操作を行ってコンテンツの続きを視聴するためのレジューム情報を記憶する必要があった。
本発明は前記問題点を解決するためになされたものであって、本発明の主たる目的は、簡便な操作によって端末装置に記憶されているコンテンツの再生履歴情報に基づいてコンテンツの続きを視聴することができるネットワークシステム、サーバ装置、端末装置、および再生制御方法を提供することである。
本発明に係るネットワークシステムは、コンテンツの再生を制御するためのネットワークシステムであって、コンテンツを出力するコンテンツ出力手段と、コンテンツ出力手段にアクセス可能なサーバ装置と、を備え、サーバ装置は、サーバ装置とネットワークを介して接続可能状態にある少なくとも1つの端末装置を認識する認識手段と、サーバ装置とネットワークを介して接続可能状態にある少なくとも1つの端末装置から送信されたカテゴリー名に基づいて、カテゴリー名リストを作成して、第1の選択候補として出力する第1のリスト出力手段と、第1の選択候補からいずれかのカテゴリー名が選択されると、選択されたカテゴリー名が記憶されているそれぞれの端末装置に、カテゴリー名に関連付けられて記憶されている再生履歴情報を送信させるための要求を行う要求手段と、それぞれの端末装置から送信された再生履歴情報に基づいて再生履歴情報リストを作成して、第2の選択候補として出力する第2のリスト出力手段と、第2の選択候補からいずれかの再生履歴情報が選択されると、選択された再生履歴情報に基づいてコンテンツ出力手段にコンテンツを出力させる出力命令手段と、を含み、サーバ装置とネットワークを介して接続可能な複数の端末装置をさらに備え、各々の端末装置は、コンテンツに関する再生履歴情報を、カテゴリー名に関連付けて記憶する端末記憶手段と、カテゴリー名をサーバ装置に送信する端末送信手段と、を含み、端末送信手段は、サーバ装置からの要求に応じて、カテゴリー名に関連付けられて記憶されている再生履歴情報をサーバ装置に送信する。
ここで、「コンテンツ出力手段」とは、データを映像や音声に変換して出力する装置だけでなく、当該データをそのまま他の装置へ出力する装置も含む。そして、「コンテンツ出力手段」は、ディスプレイやハードディスクレコーダだけでなく、コンテンツ配信業者等が所有する他のサーバ装置等も含むものであって、コンテンツを記憶してそれらに関するデータを出力可能な機能を有する装置を含む概念である。また、「コンテンツ出力手段にアクセス可能」とは、サーバ装置にディスプレイやハードディスクレコーダ等のコンテンツ出力手段が装備されている形態だけでなく、サーバ装置がネットワークを介して他の装置に装備されているコンテンツ出力手段にアクセス可能な形態も含む概念である。
この場合には、通信機能を有するサーバ装置が、ネットワークを介してアクセス可能な状態にある端末装置を把握し、端末装置から各々の端末装置が記憶しているカテゴリー名を取得し、カテゴリー名に関する情報からカテゴリー名リストを作成して表示する。そして、ユーザ等がカテゴリー名リストから所望のカテゴリー名を指定することにより、ログイン操作を行わなくても、所望のカテゴリー名に含まれる再生履歴情報(レジューム情報)を把握することができ、選択された再生履歴情報に基づいて、端末装置やカテゴリー毎に記憶されている再生停止位置(再生再開位置)から容易にコンテンツの再生を再開することが可能になる。また、通信機能を有するサーバ装置は、ネットワークを介してアクセス可能状態にある端末装置のみに対してレジューム情報の取得を行うため、外出しているユーザが保持している端末装置などのように、ネットワークを介して認識されない(アクセス可能状態にない)端末装置は対象とならず、外出しているユーザが保持している端末装置から余分なレジューム情報を取得することがない。
好ましくは、サーバ装置は、コンテンツ出力手段がコンテンツの出力を停止した位置に基づいて再生履歴情報を更新するサーバ更新手段と、カテゴリー名を記憶しており、コンテンツの出力が停止された際にサーバ装置とネットワークを介して接続可能状態にある端末装置に、更新された再生履歴情報を送信する更新情報送信手段と、をさらに備え、端末装置は、受信した更新された再生履歴情報に基づいて、カテゴリー名に関連付けて記憶されている再生履歴情報を更新する端末更新手段と、をさらに備える。
好ましくは、ネットワークシステムにおいて、再生履歴情報は、コンテンツの配信元のURI情報を含む。
本発明に係るコンテンツの再生制御方法は、コンテンツを出力するコンテンツ出力手段と、コンテンツ出力手段にアクセス可能なサーバ装置と、サーバ装置とネットワークを介して接続可能な複数の端末装置と、を利用したコンテンツの再生制御方法であって、端末装置が、コンテンツに関する再生履歴情報を、カテゴリー名に関連付けて記憶するステップと、サーバ装置が、サーバ装置とネットワークを介して接続可能状態にある少なくとも1つの端末装置を認識するステップと、接続可能状態にある少なくとも1つの端末装置が、カテゴリー名をサーバ装置に送信するステップと、サーバ装置が、サーバ装置とネットワークを介して接続可能状態にある少なくとも1つの端末装置から送信されたカテゴリー名に基づいて、カテゴリー名リストを作成して、第1の選択候補として出力するステップと、サーバ装置が、第1の選択候補からいずれかのカテゴリー名が選択されると、選択されたカテゴリー名が記憶されているそれぞれの端末装置に、カテゴリー名に関連付けられて記憶されている再生履歴情報を送信させるための要求を行うステップと、それぞれの端末装置が、サーバ装置からの要求に応じて、カテゴリー名に関連付けられて記憶されている再生履歴情報をサーバ装置に送信するステップと、サーバ装置が、それぞれの端末装置から送信された再生履歴情報に基づいて再生履歴情報リストを作成して、第2の選択候補として出力するステップと、第2の選択候補からいずれかの再生履歴情報が選択されて、コンテンツ出力手段が、選択された再生履歴情報に基づいてコンテンツを出力するステップと、を備える。
好ましくは、サーバ装置が、コンテンツ出力手段がコンテンツの出力を停止した位置に基づいて再生履歴情報を更新するステップと、サーバ装置が、カテゴリー名を記憶しており、コンテンツの出力が停止された際にサーバ装置とネットワークを介して接続可能状態にある端末装置に、更新された再生履歴情報を送信するステップと、端末装置が、受信した更新された再生履歴情報に基づいて、カテゴリー名に関連付けて記憶されている再生履歴情報を更新するステップと、をさらに備える。
好ましくは、再生制御方法において、再生履歴情報は、コンテンツの配信元のURI情報を含む。
本発明に係るサーバ装置は、ネットワークを介して少なくとも1つの端末装置と接続可能なサーバ装置であって、コンテンツを出力するコンテンツ出力手段にアクセス可能であり、サーバ装置とネットワークを介して接続可能状態にある少なくとも1つの端末装置を認識する認識手段と、サーバ装置とネットワークを介して接続可能状態にある少なくとも1つの端末装置から送信されたカテゴリー名に基づいて、カテゴリー名リストを作成して、第1の選択候補として出力する第1のリスト出力手段と、第1の選択候補からいずれかのカテゴリー名が選択されると、選択されたカテゴリー名が記憶されているそれぞれの端末装置に、カテゴリー名に関連付けられて記憶されている再生履歴情報を送信させるための要求を行う要求手段と、それぞれの端末装置から送信された再生履歴情報に基づいて再生履歴情報リストを作成して、第2の選択候補として出力する第2のリスト出力手段と、第2の選択候補からいずれかの再生履歴情報が選択されると、選択された再生履歴情報に基づいてコンテンツ出力手段にコンテンツを出力させる出力命令手段と、を備える。
好ましくは、コンテンツ出力手段がコンテンツの出力を停止した位置に基づいて再生履歴情報を更新するサーバ更新手段と、カテゴリー名を記憶しており、コンテンツの出力が停止された際にサーバ装置とネットワークを介して接続可能状態にある端末装置に、更新された再生履歴情報を送信する更新情報送信手段と、をさらに備える。
好ましくは、サーバ装置において、再生履歴情報は、コンテンツの配信元のURI情報を含む。
本発明に係る端末装置は、ネットワークを介して、コンテンツを出力するコンテンツ出力手段とアクセス可能なサーバ装置に接続可能な端末装置であって、コンテンツに関する再生履歴情報を、カテゴリー名に関連付けて記憶する端末記憶手段と、カテゴリー名をサーバ装置に送信する端末送信手段と、を含み、端末送信手段は、サーバ装置からの要求に応じて、カテゴリー名に関連付けられて記憶されている再生履歴情報をサーバ装置に送信する。
好ましくは、サーバ装置から受信した更新された再生履歴情報に基づいて、カテゴリー名に関連付けて記憶されている再生履歴情報を更新する端末更新手段と、をさらに備える。
好ましくは、端末装置において、再生履歴情報は、コンテンツの配信元のURI情報を含む。
以上のように、簡便な操作によって端末装置に記憶されているコンテンツの再生履歴情報に基づいてコンテンツの続きを視聴することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。なお以下の説明では、同一の部品については同一の符号を付すものとし、前記部品の名称や機能が同一である場合には、前記部品についての詳細な説明は繰り返さない。
<全体構成>
図1は本実施の形態に係るネットワークシステム1の全体構成を示す概略図である。図2は本実施の形態に係るネットワークシステム1のハードウェア構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施の形態に係るネットワークシステムは、サーバ装置10と、少なくとも1つ以上の端末装置20a,20b・・・と、ネットワーク30とを備えている。以下では、端末装置20a,20b・・・の各々の構成や機能を説明する際には、端末装置20a,20b・・・の各々を端末装置20と総称する。
図1は本実施の形態に係るネットワークシステム1の全体構成を示す概略図である。図2は本実施の形態に係るネットワークシステム1のハードウェア構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施の形態に係るネットワークシステムは、サーバ装置10と、少なくとも1つ以上の端末装置20a,20b・・・と、ネットワーク30とを備えている。以下では、端末装置20a,20b・・・の各々の構成や機能を説明する際には、端末装置20a,20b・・・の各々を端末装置20と総称する。
本実施の形態に係るサーバ装置10は、コンテンツサーバやパーソナルコンピュータやハードディスクレコーダやテレビなどのようにコンテンツを保存したり出力する機能を有する装置であって、ネットワーク30を介してコンテンツの再生管理を行う装置である。但し、サーバ装置10は、ネットワーク30を介して接続可能な他の出力装置や端末装置を用いて、コンテンツの再生管理を行う装置であってもよく、すなわちコンテンツの保存や出力を他の機器に行わせる形態であってもよい。
端末装置20は、端末装置やPDAや非接触ICカードなどのように、ユーザが携帯することが可能な装置であって、前記ユーザが過去に視聴したコンテンツに関する再生履歴情報(以下、レジューム情報という。)を記憶する機能を有する装置である。
ネットワーク30は、イーサネット(登録商標)、PLC、無線LAN、Bluetooth(登録商標)などの通信技術によって実現されるネットワーク網である。
<サーバ装置>
次に、サーバ装置10について説明する。
次に、サーバ装置10について説明する。
図2に示すように、サーバ装置10は、出力部11と、入力部12と、サーバ制御部13と、通信部14と、サーバ記憶部15とを備える。出力部11は、コンテンツの映像を映す表示パネル、音声を出力するスピーカ、サーバ装置10の動作状態を示すLED(Light Emitting Diode)ランプなどから構成されるものであって、ユーザにコンテンツの映像や音声やその他の情報を伝える役割を果たす。
入力部12は、サーバ装置10に配置された操作ボタンなどから構成されるものであって、ユーザからの命令を受け付けて、受け付けた命令をサーバ制御部13へ伝えるものである。また、入力部12は、サーバ装置のリモコンのようにサーバ装置10とは別に実装されるものであってもよい。また、液晶表示パネル付きリモコンのように、入力部12だけでなく出力部11の一部が設けられる構成であってもよい。
サーバ制御部13は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などから構成されるものであって、端末装置20a,20b・・・から受信したカテゴリー名(以下、フォルダ名という。)からカテゴリー名リスト(以下、フォルダ名リストという。)を作成したり、受信したレジューム情報から再生履歴情報リスト(以下、レジューム情報リストという。)を作成したり、サーバ記憶部15に情報を読み出したり、サーバ記憶部15に情報を記憶させたり、サーバ記憶部15に記憶されている情報を更新したりするものである。また、サーバ制御部13は、ユーザに再生したいコンテンツを選ばせるためのコンテンツリストの作成や、再生するコンテンツデータの復号化やデコード処理などコンテンツ再生のメイン処理を行う役割を果たす。
通信部14は、ネットワーク30につながる他の装置、たとえば端末装置20a,20b・・・や他のサーバ装置やアクセスポイント32やルータ31等の存在を把握し、必要に応じて他の装置との間で情報を送受信する役割を果たす。つまり、通信部14は、サーバ制御部13からの指令に応じて、ルータ31やインターネット33を介して、外部のサーバ等にコンテンツを要求したり、外部のサーバからコンテンツを受信したりすることができる。
サーバ記憶部15は、コンテンツ毎のレジューム情報や該レジューム情報が格納されたフォルダ名の情報を記憶する役割を果たす。但し、サーバ記憶部15が、コンテンツを記憶する形態であってもよい。
<端末装置>
次に、端末装置20について説明する。
次に、端末装置20について説明する。
図2に示すように、端末装置20は、出力部21と入力部22と端末制御部23と通信部24と端末記憶部25とを備える。出力部21は、端末装置20に設けられた表示パネルやスピーカから構成され、ユーザへ結果の出力を行うものである。たとえば、出力部21は、フォルダの作成結果や削除結果を表示するものであって、フォルダに記録されているレジューム情報の閲覧のように、ユーザの要求に応じた結果を表示する。
入力部22は、端末装置20に配置された操作ボタンなどから構成されるものであって、ユーザからの命令を受け付けて、端末制御部23に伝えるものである。
端末制御部23は、出力部21、入力部22、通信部24、端末記憶部25などの端末装置20各部の制御を行うものである。たとえば、端末制御部23は、通信部24にて受信した認識メッセージやフォルダ名やレジューム情報の送信要求メッセージに応じて、端末記憶部25からフォルダ名やレジューム情報や宛先アドレスを読み出し、通信部24を介して、要求のあった他の装置たとえばサーバ装置10にフォルダ名やレジューム情報や宛先アドレスを送信する役割を果たす。
通信部24は、ネットワーク30を介して他の装置たとえばサーバ装置10と情報の送受信を行うものである。また、通信部24は、端末装置20の端末検索フレーム(認識メッセージ)をサーバ装置10から受信して、端末装置20の存在を知らせる情報を送信する役割を果たす。また、通信部24は、ネットワーク30を介して他の装置からフォルダ情報やレジューム情報の取得要求を受信し、端末記憶部25に記憶されているフォルダ情報やレジューム情報を要求のあった他の装置に送信する役割を果たす。また、通信部24は、ネットワーク30を介して、他の装置からフォルダ名やレジューム情報の提供通知によって提供されたフォルダ名やレジューム情報を受信する役割を果たす。
端末記憶部25は、任意のユーザ名や、端末装置20を特定するための宛先アドレスや、フォルダ名(カテゴリー名)や、コンテンツ名とレジュームポイント(再生再開位置)を含むレジューム情報、が格納されたデータベースを記憶するものである。それぞれのユーザ名やレジューム情報は、フォルダ名によって特定されるフォルダ内に格納されており、より詳しくはレジューム情報はフォルダ名に関連付けられて記憶されている。また、ネットワーク30や通信部24や端末制御部23を介して、サーバ装置10から提供されてくる更新されたレジューム情報を記憶したり、更新されたレジューム情報を基に記憶されているレジューム情報を更新する役割を果たす。
<各機能と処理>
以下では、サーバ装置10および端末装置20が有する機能と、サーバ装置10と端末装置20が行う処理についての説明を行う。本実施の形態においては、サーバ装置10を、代表的に、DLNA(Digital Living Network Alliance:デジタル・リビング・ネットワーク・アライアンス;以下DLNAと称す。)が策定するガイドラインに対応したテレビとし、端末装置20a,20b・・・を、代表的に、携帯電話として説明を行う。
以下では、サーバ装置10および端末装置20が有する機能と、サーバ装置10と端末装置20が行う処理についての説明を行う。本実施の形態においては、サーバ装置10を、代表的に、DLNA(Digital Living Network Alliance:デジタル・リビング・ネットワーク・アライアンス;以下DLNAと称す。)が策定するガイドラインに対応したテレビとし、端末装置20a,20b・・・を、代表的に、携帯電話として説明を行う。
図3はサーバ装置10の機能構成を示す機能ブロック図である。図3に示すように、サーバ装置10は、認識部13−1と、第1のリスト出力部13−2と、要求部13−3と、第2のリスト出力部13−4と、出力命令部13−5と、サーバ更新部13−6と、更新情報送信部14−1と、コンテンツ出力部11−1と、を備える。但し、コンテンツ出力部11−1は、サーバ装置10内に装備される必要はなく、サーバ装置10がネットワーク30等を介してアクセス可能であれば、他の外部機器に備えられる装置であってもよい。
そして、以下に説明する処理や機能は、サーバ制御部13や端末制御部23が、予め端末記憶部25やサーバ記憶部15に格納されている制御プログラムを実行することにより、実現されるものである。
サーバ制御部13および通信部14により実現される認識部13−1は、ネットワーク30を介してサーバ装置10と接続可能状態にある少なくとも1つの端末装置を認識する。ここで、「接続可能状態にある」というのは、サーバ装置10がアクセスポイント32等のネットワークを介して端末装置20と情報の送受信を行える状態をいい、サーバ制御部13が送信するメッセージにすぐに応答できる状態をいう。または、「接続可能状態にある」とは、サーバ装置10に接続されているアクセスポイント32のエリア範囲内、もしくはサーバ装置10が基地局になる場合にはサーバ装置10のエリア範囲内に、端末装置20が存在することをいい、サーバ装置10がテレビである場合には、テレビが鑑賞できる範囲内に端末装置20が存在することをいう。たとえば、本実施の形態においては、「接続可能状態にある」とは、後述する「端末把握処理」によってサーバ装置10が端末装置20を認識することができる状態にあることをいう。
サーバ制御部13により実現される第1のリスト出力部13−2は、サーバ装置10とネットワーク30を介して接続可能状態にある少なくとも1つの端末装置20から送信されてきたカテゴリー名に基づいて、カテゴリー名リストを作成して、第1の選択候補としてディスプレイ等の出力部11に出力する。サーバ制御部13や通信部14により実現される要求部13−3は、第1の選択候補からいずれかのカテゴリー名が選択された際に、選択されたカテゴリー名が記憶されているそれぞれの端末装置20に、前記カテゴリー名に関連付けられて記憶されているレジューム情報を送信させるための要求メッセージを送信する。サーバ制御部13や出力部11により実現される第2のリスト出力部13−4は、それぞれの端末装置20から送信されたレジューム情報に基づいてレジューム情報リストを作成して、第2の選択候補として出力する。
サーバ制御部13により実現される出力命令部13−5は、第2の選択候補からいずれかのレジューム情報が選択されると、選択されたレジューム情報に基づいて前記コンテンツ出力部11−1に前記コンテンツを出力させる。サーバ制御部13により実現されるサーバ更新部13−6は、コンテンツ出力部11−1がコンテンツの出力を停止した位置に基づいて、サーバ記憶部15に記憶されているレジューム情報を更新する。サーバ制御部13や通信部14により実現される更新情報送信部14−1は、前記カテゴリー名を記憶しており、前記コンテンツの出力が停止された際に前記サーバ装置10とネットワーク30を介して接続可能状態にある端末装置20に、更新されたレジューム情報を送信する。
そして、コンテンツ出力部11−1は、コンテンツをディスプレイや他の装置に出力する。本実施の形態においては、サーバ装置10をテレビとしており、コンテンツ出力部11−1をディスプレイ等のサーバ装置10に付属の装置としているが、このような構成に限定するものではなく、コンテンツ出力部11−1はサーバ装置10外部の機器であってもよい。すなわち、コンテンツ出力部11−1が、コンテンツを記憶している外部のコンテンツサーバであって、サーバ装置からの命令によって、他の装置のディスプレイに映像データや音声データを出力する構成であってもよい。
図4は、端末装置20の機能構成を示す機能ブロック図である。図4に示すように、端末装置20は、端末送信部24−1と、端末記憶部25と、端末更新部23−1とを備える。前述したように、端末記憶部25は、コンテンツに関するレジューム情報を、カテゴリー名に関連付けて記憶する。端末制御部23や端末通信部24によって実現される端末送信部24−1は、前記カテゴリー名をネットワーク30を介してサーバ装置10へと送信する。そして、端末送信部24−1は、前記サーバ装置10からの要求に応じて、前記カテゴリー名に関連付けられて記憶されているレジューム情報を前記サーバ装置10へと送信する。端末制御部23や端末記憶部25によって実現される端末更新部23−1は、サーバ装置10から受信した更新されたレジューム情報に基づいて、前記カテゴリー名に関連付けて記憶されているレジューム情報を更新する。
図5(a)は再生履歴情報に含まれる情報の内容を示した概念図であり、図5(b)は再生履歴情報に含まれる別の内容を示した概念図である。ここで、「再生履歴情報」(レジューム情報)とは、それぞれのユーザが過去に視聴したり保存したコンテンツ毎の再生および停止に関する履歴情報である。レジューム情報には、少なくとも、前記コンテンツを特定するためのコンテンツ名に関する情報と、コンテンツデータの存在場所を示すURI情報と、前記コンテンツの再生・停止操作に関する過去の操作情報とを含む。
この場合、レジューム情報には、再生再開位置(レジュームポイント)情報とともに、コンテンツのURI情報が含まれているので、サーバ装置10が前記URI情報を利用してコンテンツを配信する装置やデータにアクセスすることにより、容易にコンテンツの続きを視聴することができる。
より詳細には、レジューム情報は、たとえば図5(a)に示すレジューム情報Aのように、コンテンツの再生・停止情報に関する操作情報としての再生再開位置情報(レジュームポイント)が含まれている。レジューム情報Aは、過去にユーザが映画「ABC」を最初から再生した後に7分11秒のところで映画の再生を停止した時に作成されたレジューム情報であって、レジューム情報Aを利用すればコンテンツの続き(7分12秒)から映画の再生を再開することができるようになる。
また、レジューム情報は、たとえば図5(b)に示すレジューム情報Bのように、コンテンツの再生・停止情報に関する操作情報としてのコンテンツ操作情報(過去のレジュームポイントの履歴)が含まれている。レジューム情報Bは、過去にユーザがニュース「XYZ」を最初から再生した後に8分6秒のところでニュースの再生を停止した時に作成されたレジューム情報であって、ニュースの再生中においてコマーシャルがあった箇所だけユーザが早送り再生でスキップしたことを示す情報等も操作情報として含んでいる。レジューム情報Bを利用すれば、ユーザがコンテンツの再生において、どの部分に興味があったか等についての情報を把握することができるようになる。また、スキップで飛ばした箇所だけを後から再生して視聴することも可能となる。
次に、フォルダ名(カテゴリー名)とレジューム情報(レジューム情報)との関係について説明する。図6は各端末装置20に記憶されているカテゴリー名とレジューム情報との関係を示す概念図である。図6(a)では、たとえば春子が所有する端末装置を端末装置20aとし、春子の端末装置20aが記憶しているカテゴリー名とレジューム情報との関係を示している。図6(b)では、たとえば夏男が所有する端末装置を端末装置20bとし、夏男の端末装置20bが記憶しているカテゴリー名とレジューム情報との関係を示している。図7はサーバ装置10に記憶されるカテゴリー名とレジューム情報との関係を示す概念図である。
図6(a)に示すように、あるユーザ(春子)が保有する端末装置20aの端末記憶部25には、「みんな」というフォルダ名と、「韓ドラ」というフォルダ名と、「春子」というフォルダ名が記憶されている。そして、「みんな」というフォルダ名が付された「みんな」フォルダには、レジューム情報Aとレジューム情報Bとレジューム情報Hとが保存されている。つまり、レジューム情報Aとレジューム情報Bとレジューム情報Hは、「みんな」というフォルダ名(カテゴリー名)と関連付けられて、端末記憶部25に記憶されている。同様に、「韓ドラ」というフォルダ名が付されたフォルダには、レジューム情報Cとレジューム情報Dとが保存されている。つまり、レジューム情報Cとレジューム情報Dは、「韓ドラ」というフォルダ名(カテゴリー名)と関連付けられて、記憶されている。同様に、「春子」というフォルダ名が付された「春子」フォルダには、レジューム情報Eとレジューム情報Fとレジューム情報Gとが保存されている。つまり、レジューム情報Eとレジューム情報Fとレジューム情報Gは、「みんな」というフォルダ名(カテゴリー名)と関連付けられて、端末記憶部25に記憶されている。
上記と同様に、図6(b)に示すように、別のユーザ(夏男)が保有する端末装置20bの端末記憶部25には、「みんな」というフォルダ名と、「アニメ」というフォルダ名と、「夏男」というフォルダ名が記憶されている。そして、「みんな」というフォルダ名が付された「みんな」フォルダには、レジューム情報Aとレジューム情報Bとが保存されている。つまり、レジューム情報Aとレジューム情報Bは、「みんな」というフォルダ名(カテゴリー名)と関連付けられて、端末記憶部25に記憶されている。同様に、「アニメ」というフォルダ名が付されたフォルダには、レジューム情報Mとレジューム情報Nとが保存されている。つまり、レジューム情報Mとレジューム情報Nは、「アニメ」というフォルダ名(カテゴリー名)と関連付けられて、記憶されている。同様に、「夏男」というフォルダ名が付された「夏男」フォルダには、レジューム情報Oとレジューム情報Pとレジューム情報Qとが保存されている。つまり、レジューム情報Oとレジューム情報Pとレジューム情報Qは、「みんな」というフォルダ名(カテゴリー名)と関連付けられて、端末記憶部25に記憶されている。
そして、後述するように、ネットワーク30を介してサーバ装置10とアクセス可能状態にあるそれぞれの端末装置20a,20bから、サーバ装置10に前記カテゴリー名やカテゴリー名に関連付けられたレジューム情報が送信される。
すると、図7に示すように、サーバ装置10のサーバ記憶部15(図2参照)には、端末装置20a,20b・・・から受信したフォルダ名やレジューム情報が記憶される。より詳細は、サーバ制御部13が、端末装置20a,20b・・・から受信したフォルダ名から重複するものを統合してサーバ記憶部15に記憶する。たとえば、図6および図7に示すように、端末装置20aと端末装置20bとからサーバ装置10に「みんな」という共通のフォルダ名が送信されてきた場合には、サーバ装置10にて「みんな」というフォルダ名に統一される。より詳しくは、前記サーバ制御部13が「みんな」というフォルダ名に統一して、「みんな」フォルダにレジューム情報Aとレジューム情報Bとレジューム情報Hとを格納する。このようにして、端末装置20a,20b・・・に記憶されているそれぞれのフォルダ名がサーバ装置10にて統一され、当該フォルダ名を有するフォルダ内には端末装置20a,20b・・・が有している当該フォルダ内の全てのレジューム情報が格納(記憶)される。
<フォルダ作成処理>
次に、端末装置20の端末記憶部25に新たなフォルダを作成する処理について説明する。図8は端末装置におけるフォルダ作成処理を示すフローチャートである。図8に示すように、端末装置20の入力部22はアイドル状態において、ユーザからのフォルダ作成要求の待ち受けを行っている(ステップ101、以下ステップをSと略す。)。ユーザからのフォルダ作成要求は、入力部22が受け付けるものとし、たとえば、端末装置20に取り付けられたフォルダ作成用のボタンが押される場合や、端末装置20上で動作するフォルダ管理用のアプリケーションにおいてフォルダの作成がユーザによって選択される場合などが考えられる。フォルダ作成要求時には新たに作成したいフォルダ名が入力されるものとし、入力部22がフォルダ作成要求を受け付けると(S102)、端末制御部23がそのフォルダ名で新たにフォルダを作成するように端末記憶部25に指示を行う(S103)。なお、フォルダ名は当該端末装置20において各々のフォルダを唯一に特定するための識別情報である。
次に、端末装置20の端末記憶部25に新たなフォルダを作成する処理について説明する。図8は端末装置におけるフォルダ作成処理を示すフローチャートである。図8に示すように、端末装置20の入力部22はアイドル状態において、ユーザからのフォルダ作成要求の待ち受けを行っている(ステップ101、以下ステップをSと略す。)。ユーザからのフォルダ作成要求は、入力部22が受け付けるものとし、たとえば、端末装置20に取り付けられたフォルダ作成用のボタンが押される場合や、端末装置20上で動作するフォルダ管理用のアプリケーションにおいてフォルダの作成がユーザによって選択される場合などが考えられる。フォルダ作成要求時には新たに作成したいフォルダ名が入力されるものとし、入力部22がフォルダ作成要求を受け付けると(S102)、端末制御部23がそのフォルダ名で新たにフォルダを作成するように端末記憶部25に指示を行う(S103)。なお、フォルダ名は当該端末装置20において各々のフォルダを唯一に特定するための識別情報である。
指示を受けた端末記憶部25は、端末記憶部25が既に記憶している情報の中に新たに作成したいフォルダ名がないかを確認し(S104)、重複していない場合(S105にてYESの場合)はそのフォルダ名で新たなフォルダを作成し記憶する(S106)。なお、フォルダ作成要求にフォルダの作成者や作成日時などが付与されている場合、それらの情報もフォルダ名に付与して記憶しておいてもよい。
その後、端末記憶部25において新たなフォルダの作成に成功すると、端末制御部23は出力部21(端末装置20の表示パネル)を用いて新たなフォルダの作成が完了したことをユーザに伝える(S107)。また、フォルダ名が重複していた場合(S105にてNOの場合)は、端末制御部23は端末記憶部25に新たなフォルダの作成を行うことなく、出力部21にフォルダの作成に失敗した旨の情報を伝える(S108)。出力部21は、当該情報を受けて端末装置の表示パネルを用いて新たなフォルダの作成に失敗したことをユーザに伝える(S109)。以上の処理によって、端末装置の端末記憶部25に新たなフォルダが作成される。
<フォルダ削除処理>
次に、端末装置20の端末記憶部25に記憶されたフォルダを削除する処理について説明する。図9は、端末装置におけるフォルダ削除処理を示すフローチャートである。
次に、端末装置20の端末記憶部25に記憶されたフォルダを削除する処理について説明する。図9は、端末装置におけるフォルダ削除処理を示すフローチャートである。
端末装置20の入力部22はアイドル状態において、ユーザからのフォルダ削除要求の待ち受けを行っている(S201)。ユーザからのフォルダ削除要求については、端末装置20に取り付けられたフォルダ削除用のボタンが押される場合や、端末装置20上で動作するフォルダ管理用のアプリケーションにおいてフォルダの削除がユーザによって選択される場合などが考えられる。フォルダ削除要求には少なくとも削除したいフォルダ名が含まれており、入力部22がフォルダ削除要求を受け付けると(S202にてYESの場合)、端末制御部23が端末記憶部25にそのフォルダ名のフォルダを削除するように指示を行う(S203)。
指示を受けた端末記憶部25は記憶している情報からフォルダ名を基に検索を行い(S204)、該当するフォルダを見つけた場合(S205にてYESの場合)はそのフォルダの情報を消去し、出力部21にフォルダの削除が成功したことを伝える(S206)。そして、出力部21は端末装置の表示パネルを用いてフォルダの削除が完了したことをユーザに伝える(S207)。また、該当するフォルダが見つからない場合(S205にてNOの場合)は、出力部21にフォルダの削除が失敗したことを伝え(S208)、出力部21は端末装置20の表示パネルを用いてフォルダの削除が失敗したことをユーザに伝える(S209)。以上の処理によって、端末装置20の端末記憶部25に記憶されたフォルダを削除できる。
<レジューム閲覧処理>
次に、端末装置20の端末記憶部25に記憶されたフォルダに格納されたレジューム情報を端末装置20上で閲覧する処理について説明する。図10は、端末装置に記憶されているフォルダ名を表示するための処理を示すフローチャートである。
次に、端末装置20の端末記憶部25に記憶されたフォルダに格納されたレジューム情報を端末装置20上で閲覧する処理について説明する。図10は、端末装置に記憶されているフォルダ名を表示するための処理を示すフローチャートである。
端末装置20の入力部22はアイドル状態において、ユーザからのフォルダ閲覧要求の待ち受けを行っている(S301)。ユーザからのフォルダ閲覧要求については、端末装置20に取り付けられたフォルダ閲覧用のボタンが押される場合や、端末装置20上で動作するフォルダ管理用のアプリケーションにおいてフォルダの閲覧がユーザによって選択される場合などが考えられる。フォルダ閲覧要求には少なくとも閲覧したいフォルダ名が含まれており、入力部22はフォルダ閲覧要求を受け付けると(S302にてYESの場合)、端末記憶部25にそのフォルダ名のフォルダに格納されたレジューム情報を提供するように指示を行う。指示を受けた端末記憶部25は、フォルダ名に基づいて、記憶している情報に対して検索を行い(S303)、該当するフォルダ名を見つけた場合(S304にてYESの場合)は、そのフォルダに格納されているレジューム情報を出力部21に提供する(S305)。レジューム情報を受け取った出力部21は、端末装置20の表示パネルを用いてレジューム情報を表示しユーザに伝える(S306)。
また、該当するフォルダが見つからない場合(S304にてNOの場合)は、端末制御部23が出力部21にフォルダの削除が失敗した旨を伝え(S307)、出力部21は端末装置の表示パネルを用いてフォルダの閲覧が失敗したことをユーザに伝える(S308)。以上の処理によって、ユーザは、端末装置20の端末記憶部25に記憶されたフォルダに格納されたレジューム情報を端末装置20上で閲覧できる。
<端末検索処理>
次に、サーバ装置10がネットワーク30上にある端末装置20a,20b・・・を把握するために送信される端末検索フレーム(認識メッセージ)に対して各々の端末装置20が応答する処理について説明する。図11は認識メッセージに対して端末装置が応答する処理を示すフローチャートである。
次に、サーバ装置10がネットワーク30上にある端末装置20a,20b・・・を把握するために送信される端末検索フレーム(認識メッセージ)に対して各々の端末装置20が応答する処理について説明する。図11は認識メッセージに対して端末装置が応答する処理を示すフローチャートである。
通信部24は、常時サーバ装置10からの端末検索フレームを待ち受けており(S401)、端末検索フレームを受信した場合(S402にてYESの場合)には、少なくとも端末装置20をネットワーク30上で唯一に特定するための情報を含む端末通知フレームをサーバ装置10に送信する(S403)。なお、それぞれの端末装置20a,20b・・・を特定するための情報としては、端末装置番号やIPアドレスやMACアドレスなどが考えられる。以上の処理によって、サーバ装置10がネットワーク30上にある端末装置20a,20b・・・を把握するために送信される端末検索フレームに対して、端末装置20a,20b・・・が端末通知フレームによって応答することができる。
<フォルダ名取得処理>
次に、サーバ装置10が端末装置20の端末記憶部25が記憶するフォルダ名の一覧リストを取得するために送信する端末情報取得フレームに対して端末装置20が応答する処理について説明する。図12は端末装置に記憶されているフォルダ名の一覧をサーバ装置へ送信する処理を示すフローチャートである。
次に、サーバ装置10が端末装置20の端末記憶部25が記憶するフォルダ名の一覧リストを取得するために送信する端末情報取得フレームに対して端末装置20が応答する処理について説明する。図12は端末装置に記憶されているフォルダ名の一覧をサーバ装置へ送信する処理を示すフローチャートである。
通信部24は、サーバ装置10からの端末情報取得フレームを待ち受けており(S501)、端末情報取得フレームを受信した場合(S502にてYESの場合)には、端末記憶部25に記憶されているフォルダ名についての情報を提供するように指示する(S503)。端末制御部23は、端末記憶部25に記憶されている情報に基づいてフォルダ名の一覧リストを作成し、通信部24に提供する(S504)。通信部24は、提供されたフォルダ名の一覧リストを基に端末情報提供フレームを作成し(S505)、前記端末情報提供フレームをサーバ装置10に送信する(S506)。なお、フォルダ名の一覧リストは端末装置20の端末記憶部25が記憶している複数のフォルダそれぞれに付されたフォルダ名の集合情報である。端末装置20にフォルダが作成されていない状況では、フォルダ名の一覧リストが空の状態で端末情報提供フレームが作成され(S505)、サーバ装置10へ送信されることになる(S506)。以上の処理によって、サーバ装置10は端末装置20の端末記憶部25が記憶するフォルダ名の一覧リストを取得するために送信される端末情報取得フレームに対して、端末装置20が端末情報提供フレームによって応答することができる。
<レジューム情報取得処理>
次に、サーバ装置10が特定のフォルダに格納されているレジューム情報を取得するために送信するレジューム情報取得フレーム(要求メッセージ)に対して端末装置20が応答する処理について説明する。図13は端末装置が要求メッセージに応答する処理を示すフローチャートである。
次に、サーバ装置10が特定のフォルダに格納されているレジューム情報を取得するために送信するレジューム情報取得フレーム(要求メッセージ)に対して端末装置20が応答する処理について説明する。図13は端末装置が要求メッセージに応答する処理を示すフローチャートである。
通信部24は、サーバ装置10からのレジューム情報取得フレームを待ち受けている(S601)。通信部24がレジューム情報取得フレームを受信した場合(S602にてYESの場合)、端末制御部23は端末記憶部25に記憶されている情報の中から指定のフォルダに格納されているレジューム情報を提供するように指示する。指示を受けた端末記憶部25は記憶している情報から指定されたフォルダ名を基に検索を行い(S603)、該当するフォルダ名が付されたフォルダが見つかった場合(S604にてYESの場合)、そのフォルダに格納されているレジューム情報を通信部24に提供する(S605)。通信部24は、提供されたレジューム情報を基にレジューム情報提供フレームを作成し(S606)、前記レジューム情報提供フレームをサーバ装置10に送信する(S607)。
なお、該当するフォルダが見つからなかった場合(S604にてNOの場合)、見つからなかったことを通信部24に伝え(S608)、通信部24は異常通知フレームを作成してサーバ装置10に送信する(S609)。以上の処理によって、サーバ装置10が特定のフォルダに格納されているレジューム情報を取得するために送信するレジューム情報取得フレームに対して、端末装置20がレジューム情報提供フレームによって応答することができる。
<端末把握処理>
次に、サーバ装置10がネットワーク30上に存在する端末装置20a,20b・・・の存在を把握する処理について説明する。図14は、サーバ装置がネットワーク上に存在する端末装置の存在を把握する処理を示すフローチャートである。
次に、サーバ装置10がネットワーク30上に存在する端末装置20a,20b・・・の存在を把握する処理について説明する。図14は、サーバ装置がネットワーク上に存在する端末装置の存在を把握する処理を示すフローチャートである。
通信部14は、一定時間が経過するごとに(S701)、端末検索フレームを作成してネットワーク30上にブロードキャスト送信し、ネットワーク30上に存在する端末装置20a,20b・・・から端末通知フレームが送られてくることを一定期間待ち受ける(S702)。ネットワーク30上に複数の端末装置20a,20b・・・が存在する場合は、それぞれの端末装置20a,20b・・・から端末通知フレームを受信することになる(S703)。サーバ記憶部15はそれまでに把握していた端末装置20a,20b・・・の情報を端末リストとして記憶しており、前記待ち受け期間の終了後、サーバ制御部13は受信した端末装置20a,20b・・・の情報と端末リストの情報の比較を行う(S704)。
前記端末リストに登録されていない新たな端末装置が見つかった場合(S705にてYESの場合)には、その端末装置から送られてきた端末通知フレームの情報を前記端末リストに付け加える(S706)。なお、このとき端末通知フレームには少なくとも端末装置を唯一に特定できる情報、たとえば宛先アドレス等が含まれている。
さらに、通信部14もしくはサーバ制御部13は新たに見つかった端末装置に対する端末情報取得フレームを作成する。そして、通信部14が新たに見つかった端末装置に前記端末情報取得フレームを送信し(S707)、その端末装置から端末情報提供フレームが返ってくることを待ち受ける。通信部14が端末情報提供フレームを受信すると、サーバ制御部13はそのフレームに含まれるフォルダ名の一覧リストに関する情報をサーバ記憶部15に記憶させる(S708)。
また、サーバ制御部13が受信した端末装置20a,20b・・・の情報と端末リストの比較を行った結果、端末リストに登録されている端末装置のうちで応答がないものが見つかった場合(S709にてYESの場合)には、サーバ記憶部15に対して前記端末リストから前記応答がない端末装置に関する情報を消去するように指示する。指示を受けたサーバ記憶部15は該当する情報の消去を行う(S710)。以上の処理によって、サーバ装置がネットワーク30上に存在する端末装置20a,20b・・・の存在を把握することができる。すなわち、ネットワークを介してサーバ装置とアクセス可能状態にある端末装置20a,20b・・・が記憶しているフォルダ名のみに基づく、フォルダ名リストを作成することができる。
<フォルダ一覧表示処理>
次に、サーバ装置がユーザからの操作によってフォルダ名の一覧表示の要求に応じてフォルダ名の一覧リストを画面に表示する処理について説明する。図15は、サーバ装置がカテゴリー名の一覧リストを画面に表示する処理を示すフローチャートである。図16は、表示されるフォルダ名リストを示すイメージ図である。
次に、サーバ装置がユーザからの操作によってフォルダ名の一覧表示の要求に応じてフォルダ名の一覧リストを画面に表示する処理について説明する。図15は、サーバ装置がカテゴリー名の一覧リストを画面に表示する処理を示すフローチャートである。図16は、表示されるフォルダ名リストを示すイメージ図である。
図15に示すように、入力部12にユーザからのフォルダの一覧表示の操作があった場合(S801にてYESの場合)は、その旨をサーバ制御部13に通知する。ユーザからのフォルダ名の一覧表示の操作は、サーバ装置やサーバ装置を操作するためのリモコンに取り付けられたフォルダ名の一覧表示用のボタンが押される場合や、サーバ装置上で動作するフォルダ管理用のアプリケーションにおいてユーザがフォルダ名の一覧表示の機能を選択する場合などが考えられる。フォルダの一覧表示の操作命令を受け付けたサーバ制御部13はサーバ記憶部15に記憶されているそれぞれの端末装置20a,20b・・・が記憶しているフォルダの一覧リストの情報を取得する(S802)。
このとき、図6および図7に示すように、サーバ制御部13は、端末装置20a,20b・・・間においてフォルダ名が同じものがあった場合は、それらのフォルダ名を統合してフォルダの一覧リストを再構築する(S803)。サーバ制御部13は再構築されたフォルダ名の一覧リストを出力部11に提供し、出力部11は表示パネルやディスプレイ等に図16に示すようなフォルダ名の一覧リストを表示する(S804)。以上の処理によって、ユーザの操作に基づくフォルダの一覧表示の要求に応じて、サーバ装置10がフォルダの一覧リストを画面に表示することができる。
<レジューム情報表示処理>
次に、サーバ装置10がユーザからの操作によって指定されたフォルダに格納されているレジューム情報を画面に表示する処理について説明する。図17は、サーバ装置が指定されたフォルダに格納されているレジューム情報を画面に表示する処理を示すフローチャートである。
次に、サーバ装置10がユーザからの操作によって指定されたフォルダに格納されているレジューム情報を画面に表示する処理について説明する。図17は、サーバ装置が指定されたフォルダに格納されているレジューム情報を画面に表示する処理を示すフローチャートである。
入力部12にユーザからのレジューム情報の表示の操作に応じた入力が為された場合(S901にてYESの場合)は、当該入力が為された旨をサーバ制御部13に通知する。ユーザによるレジューム情報表示の要求については、前述したフォルダの一覧表示の操作でフォルダの一覧が画面に表示されている状態でユーザがその中のフォルダの一つを選択する命令を行った場合などが考えられる。前記選択命令は、たとえばユーザがリモコン操作によって所望のフォルダ名を選択して、たとえば決定ボタンを押下することによって生成されるものである。前記選択命令を受け付けたサーバ制御部13は、サーバ記憶部15に記憶されているそれぞれの端末装置20a,20b・・・のフォルダの一覧リストの情報を基に、指定したフォルダを保有する端末装置20aを特定する(S902)。
そして、該当する端末装置20aのフォルダに格納されたレジューム情報を取得するためのレジューム情報要求フレームを作成する(S903)。そして、サーバ制御部13は、通信部14に対して、作成したレジューム情報要求フレームを送信するように指示を行う(S904)。指示された通信部14は、該当する端末装置20aに対してフォルダ情報取得フレームを送信し(S905)、端末装置20aからレジューム情報提供フレームが送られてくるのを待ち受ける。通信部14はレジューム情報提供フレームを受信すると(S906)、レジューム情報提供フレームの中に含まれるレジューム情報をサーバ制御部13に提供する(S907)。
なお、指定したフォルダを保有する端末装置20a,20b・・・が複数ある場合は、それぞれの端末装置20a,20b・・・に対して前記処理を行い、サーバ制御部13はそれぞれの端末装置20a,20b・・・から提供された複数のレジューム情報から重複しているものを統合する処理を行う(S908)。このようにして得られたレジューム情報リストは、サーバ制御部13から出力部11に提供され、図18に示すように、出力部11は提供されたレジューム情報リストをサーバ装置の画面に表示する(S909)。以上の処理によって、サーバ装置10が、ユーザからの操作によって指定されたフォルダ名が付されたフォルダに格納されているレジューム情報の一覧を画面に表示することができる。
<コンテンツ再生処理>
次に、サーバ装置10がユーザからの操作によって指定されたレジューム情報を基にコンテンツの再生を行う処理について説明する。図18は、表示されるレジューム情報リストを示すイメージ図である。図19は、サーバ装置が選択されたレジューム情報に基づいてコンテンツを再生する処理を示すフローチャートである。
次に、サーバ装置10がユーザからの操作によって指定されたレジューム情報を基にコンテンツの再生を行う処理について説明する。図18は、表示されるレジューム情報リストを示すイメージ図である。図19は、サーバ装置が選択されたレジューム情報に基づいてコンテンツを再生する処理を示すフローチャートである。
図19に示すように、入力部12にユーザからのレジューム情報を用いた再生要求の命令(選択命令)があった場合(S1001)は、サーバ制御部13に再生要求を受け付けた旨を通知する。ユーザからのレジューム情報を用いた再生要求の命令は、図20に示すようなレジューム情報リストが画面に表示されている状態において、ユーザがリモコンの方向キー等を用いてその中のレジューム情報の一つを選択し、決定ボタンを押すことによって生成される。入力部12から再生要求の命令を受け付けたサーバ制御部13は、選択されたレジューム情報に含まれるコンテンツのURI情報からコンテンツデータを入手する(S1002)。
コンテンツデータがネットワーク30上の他の機器にある場合は、通信部14を用いてコンテンツデータの入手が行われ、コンテンツを出力する機器(コンテンツ出力部11−1)がネットワーク30上の他の機器である場合には、コンテンツデータの入手方法や出力方法については、DLNA(デジタル・リビング・ネットワーク30・アライアンス)の策定するガイドラインに沿って行われることとし、ここでの説明は割愛する。
コンテンツデータを入手したサーバ制御部13は、サーバ記憶部15から前記選択されたレジューム情報に含まれる再生再開位置の情報を取得し(S1003)、前記再生再開位置の情報を基にコンテンツを調整してコンテンツデータのデコード処理を行う。たとえば、図18のレジューム情報Aが選択された場合には、再生再開位置が7分12秒となっているため、たとえば、そのコンテンツを最初から再生した場合に7分12秒後に再生されている箇所を再生の開始地点としてデコードおよび出力を開始する(S1004)。デコードされたデータは出力部11に提供され、サーバ装置10の画面(出力部11)に表示・再生される(S1005)。以上の処理によって、サーバ装置10がユーザからの操作によって指定されたレジューム情報を基にコンテンツの再生を行うことができる。
<コンテンツ停止処理>
次に、サーバ装置10がユーザからの操作によってコンテンツの再生を停止する時に新たなレジューム情報を作成し端末装置20に配信する処理について説明する。図20は、サーバ装置が更新されたレジューム情報を端末装置に配信する処理を示すフローチャートである。
次に、サーバ装置10がユーザからの操作によってコンテンツの再生を停止する時に新たなレジューム情報を作成し端末装置20に配信する処理について説明する。図20は、サーバ装置が更新されたレジューム情報を端末装置に配信する処理を示すフローチャートである。
図20に示すように、入力部12がリモコン等を介してユーザからコンテンツの再生停止の操作を受け付けた場合(S1101)、当該操作を受け付けた旨をサーバ制御部13に通知する。指示を受けたサーバ制御部13はコンテンツの再生を停止し、停止した再生位置を再生再開位置とするレジューム情報を新たに作成する(S1102)。但し、サーバ記憶部15に記憶されたレジューム情報を、コンテンツを停止した位置を再生再開位置情報とするレジューム情報に更新してもよい。
さらにサーバ制御部13は、前述のフォルダ名の一覧リストを入手する処理を行って、フォルダ名の一覧リストを入手し、新たに作成されたレジューム情報をどのフォルダに格納すべきかをユーザに問い合わせるべく、出力部11に図16に示すようなフォルダ名の一覧リストを提供する。出力部11はフォルダ名の一覧リストをディスプレイ等の画面に表示する(S1103)。ユーザが新たに作成されたレジューム情報を格納するフォルダのフォルダ名を選択すると、入力部12がサーバ制御部13に選択されたフォルダ名を通知する(S1105)。
サーバ制御部13は、格納すべきフォルダの情報を入力部12から得ると、そのフォルダ(フォルダ名)を保有する端末装置20を特定し(S1106)、通信部14に、端末装置20に更新されたレジューム情報と選択されたフォルダ名とを送信するように指示を行う(S1107)。指示を受けた通信部14は、少なくともレジューム情報とフォルダ名を特定する情報を含むフォルダ情報更新フレームを作成し、当該フォルダ情報更新フレームを特定された端末装置に送信する(S1108)。以上の処理によって、サーバ装置10がユーザからの操作によってコンテンツの再生を停止する時に新たなレジューム情報を作成し端末装置20に配信することができる。
本実施の形態においては、端末検索フレームと端末情報取得フレームとを別々に送信する構成について述べたが、両者を一緒に(同時に)送信する構成であってもよい。すなわち、端末検索フレームにフォルダ名の送信要求を含ませることによって、サーバ装置10からの端末検索フレームに応じて、端末装置20がフォルダ名の一覧リストを送信する構成としてもよい。
これまでに説明した処理によって、ユーザが端末装置20にフォルダを作成しておくことにより、ユーザがサーバ装置10でコンテンツ再生を行うと、そのときの操作に関する情報がレジューム情報としてユーザが指定するフォルダに蓄積され、次に同じコンテンツの再生を再開する場合に端末装置20を所持するユーザ毎に前記レジューム情報を利用して中断したところから再生を再開することが可能である。しかも、フォルダ(フォルダ名)という単位でレジューム情報を管理しているので、複数のユーザが同じサーバ装置10でコンテンツ再生を同時に見ている場合でも、同時にコンテンツ再生を見ていたユーザの端末装置20a,20b・・・にだけ、同じフォルダ名にて当該レジューム情報を蓄積することができるようになる。よって、途中で席を抜けた人が所持している端末装置は、このレジューム情報によって更新されることがない。
この場合には、複数の端末装置20a,20b・・・で同一のカテゴリー名を記憶することによって、コンテンツの停止操作を行ったときに、ユーザがレジュームポイントを入力しなくても前記カテゴリー名を記憶する端末装置20a,20b・・・に対して所定の情報を提供することができ、それぞれのユーザが個別にログインをしなくても、複数のユーザが所持する端末装置20a,20b・・・に同じレジューム情報を保存することができる。また、通信機能を有するサーバ装置10は、ネットワーク30を介してアクセス可能状態にある端末装置20a,20b・・・のみに対してレジューム情報の提供を行うため、外出しているユーザが所持している端末装置などのようにネットワーク30を介して検索されない端末装置は対象とならず、外出しているユーザが所持している端末装置20に更新されたレジューム情報が提供されず不要なレジューム情報の記憶や更新を抑止できる。
前記開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内においてのすべての変更が含まれることが意図される。
10 サーバ装置、11−1 コンテンツ出力部、11 出力部、12 入力部、13 サーバ制御部、14 通信部、15 サーバ記憶部、20,20a,20b・・・ 端末装置、21 出力部、22 入力部、23 端末制御部、24 通信部、25 端末記憶部、30 ネットワーク、31 ルータ、32 アクセスポイント、33 インターネット。
Claims (12)
- コンテンツの再生を制御するためのネットワークシステムであって、
コンテンツを出力するコンテンツ出力手段と、
前記コンテンツ出力手段にアクセス可能なサーバ装置と、を備え、
前記サーバ装置は、
前記サーバ装置とネットワークを介して接続可能状態にある少なくとも1つの端末装置を認識する認識手段と、
前記サーバ装置とネットワークを介して接続可能状態にある少なくとも1つの端末装置から送信されたカテゴリー名に基づいて、カテゴリー名リストを作成して、第1の選択候補として出力する第1のリスト出力手段と、
前記第1の選択候補からいずれかのカテゴリー名が選択されると、選択されたカテゴリー名が記憶されているそれぞれの端末装置に、前記カテゴリー名に関連付けられて記憶されている再生履歴情報を送信させるための要求を行う要求手段と、
前記それぞれの端末装置から送信された再生履歴情報に基づいて再生履歴情報リストを作成して、第2の選択候補として出力する第2のリスト出力手段と、
前記第2の選択候補からいずれかの再生履歴情報が選択されると、選択された再生履歴情報に基づいて前記コンテンツ出力手段に前記コンテンツを出力させる出力命令手段と、を含み、
前記サーバ装置とネットワークを介して接続可能な複数の端末装置をさらに備え、
各々の前記端末装置は、
コンテンツに関する再生履歴情報を、カテゴリー名に関連付けて記憶する端末記憶手段と、
前記カテゴリー名を前記サーバ装置に送信する端末送信手段と、を含み、
前記端末送信手段は、前記サーバ装置からの要求に応じて、前記カテゴリー名に関連付けられて記憶されている再生履歴情報を前記サーバ装置に送信する、ネットワークシステム。 - 前記サーバ装置は、
前記コンテンツ出力手段がコンテンツの出力を停止した位置に基づいて再生履歴情報を更新するサーバ更新手段と、
前記カテゴリー名を記憶しており、前記コンテンツの出力が停止された際に前記サーバ装置とネットワークを介して接続可能状態にある端末装置に、更新された再生履歴情報を送信する更新情報送信手段と、をさらに備え、
前記端末装置は、
受信した前記更新された再生履歴情報に基づいて、前記カテゴリー名に関連付けて記憶されている再生履歴情報を更新する端末更新手段と、をさらに備える、請求項1に記載のネットワークシステム。 - 前記再生履歴情報は、前記コンテンツの配信元のURI情報を含む、請求項1または2に記載のネットワークシステム。
- コンテンツを出力するコンテンツ出力手段と、前記コンテンツ出力手段にアクセス可能なサーバ装置と、前記サーバ装置とネットワークを介して接続可能な複数の端末装置と、を利用したコンテンツの再生制御方法であって、
前記端末装置が、コンテンツに関する再生履歴情報をカテゴリー名に関連付けて記憶するステップと、
前記サーバ装置が、前記サーバ装置とネットワークを介して接続可能状態にある少なくとも1つの端末装置を認識するステップと、
前記接続可能状態にある少なくとも1つの端末装置が、前記カテゴリー名を前記サーバ装置に送信するステップと、
前記サーバ装置が、前記サーバ装置とネットワークを介して接続可能状態にある少なくとも1つの端末装置から送信されたカテゴリー名に基づいて、カテゴリー名リストを作成して、第1の選択候補として出力するステップと、
前記サーバ装置が、前記第1の選択候補からいずれかのカテゴリー名が選択されると、選択されたカテゴリー名が記憶されているそれぞれの端末装置に、前記カテゴリー名に関連付けられて記憶されている再生履歴情報を送信させるための要求を行うステップと、
前記それぞれの端末装置が、サーバ装置からの要求に応じて、前記カテゴリー名に関連付けられて記憶されている再生履歴情報を前記サーバ装置に送信するステップと、
前記サーバ装置が、前記それぞれの端末装置から送信された再生履歴情報に基づいて再生履歴情報リストを作成して、第2の選択候補として出力するステップと、
前記第2の選択候補からいずれかの再生履歴情報が選択されて、前記コンテンツ出力手段が、選択された再生履歴情報に基づいて前記コンテンツを出力するステップと、を備える、コンテンツの再生制御方法。 - 前記サーバ装置が、前記コンテンツ出力手段がコンテンツの出力を停止した位置に基づいて再生履歴情報を更新するステップと、
前記サーバ装置が、前記カテゴリー名を記憶しており、前記コンテンツの出力が停止された際に前記サーバ装置とネットワークを介して接続可能状態にある端末装置に、更新された再生履歴情報を送信するステップと、
前記端末装置が、受信した前記更新された再生履歴情報に基づいて、前記カテゴリー名に関連付けて記憶されている再生履歴情報を更新するステップと、をさらに備える、請求項4に記載のコンテンツの再生制御方法。 - 前記再生履歴情報は、前記コンテンツの配信元のURI情報を含む、請求項4または5に記載のコンテンツの再生制御方法。
- ネットワークを介して少なくとも1つの端末装置と接続可能なサーバ装置であって、
コンテンツを出力するコンテンツ出力手段にアクセス可能であり、
前記サーバ装置とネットワークを介して接続可能状態にある少なくとも1つの端末装置を認識する認識手段と、
前記サーバ装置とネットワークを介して接続可能状態にある少なくとも1つの端末装置から送信されたカテゴリー名に基づいて、カテゴリー名リストを作成して、第1の選択候補として出力する第1のリスト出力手段と、
前記第1の選択候補からいずれかのカテゴリー名が選択されると、選択されたカテゴリー名が記憶されているそれぞれの端末装置に、前記カテゴリー名に関連付けられて記憶されている再生履歴情報を送信させるための要求を行う要求手段と、
前記それぞれの端末装置から送信された再生履歴情報に基づいて再生履歴情報リストを作成して、第2の選択候補として出力する第2のリスト出力手段と、
前記第2の選択候補からいずれかの再生履歴情報が選択されると、選択された再生履歴情報に基づいて前記コンテンツ出力手段に前記コンテンツを出力させる出力命令手段と、を備える、サーバ装置。 - 前記コンテンツ出力手段がコンテンツの出力を停止した位置に基づいて再生履歴情報を更新するサーバ更新手段と、
前記カテゴリー名を記憶しており、前記コンテンツの出力が停止された際に前記サーバ装置とネットワークを介して接続可能状態にある端末装置に、更新された再生履歴情報を送信する更新情報送信手段と、をさらに備える、請求項7に記載のサーバ装置。 - 前記再生履歴情報は、前記コンテンツの配信元のURI情報を含む、請求項7または8に記載のサーバ装置。
- ネットワークを介して、コンテンツを出力するコンテンツ出力手段とアクセス可能なサーバ装置に接続可能な端末装置であって、
コンテンツに関する再生履歴情報を、カテゴリー名に関連付けて記憶する端末記憶手段と、
前記カテゴリー名を前記サーバ装置に送信する端末送信手段と、を含み、
前記端末送信手段は、前記サーバ装置からの要求に応じて、前記カテゴリー名に関連付けられて記憶されている再生履歴情報を前記サーバ装置に送信する、端末装置。 - サーバ装置から受信した更新された再生履歴情報に基づいて、前記カテゴリー名と関連付けて記憶されている再生履歴情報を更新する端末更新手段と、をさらに備える、請求項10に記載の端末装置。
- 前記再生履歴情報は、前記コンテンツの配信元のURI情報を含む、請求項10または11に記載の端末装置。
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