JP2008244565A - 放送番組の記録予約システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電話網と接続されたホームネットワークの各番組記録装置に外部から携帯電話端末で放送番組の記録予約を行うことが可能なシステムにおいて、より現実的で柔軟な運用を図る。
【解決手段】携帯電話端末200,201からホームネットワーク10の各番組記録装置100〜102に番組の記録予約を行う際に、先行番組予約としての後行番組予約に対する優先度情報も入力する。優先度は、A;先行番組予約を残して後行番組予約を不許可とする、B;先行番組予約を他の番組記録装置へ移行可能であれば後行番組予約を許可するが、移行不可能であれば先行番組予約を残して後行番組予約を不許可とする、及びC;先行番組予約を取り消して後行番組予約を許可とするという3段階とされる。先行/後行の番組予約の時間帯が重複すると先行番組予約の優先度情報に基づいて処理し、それを後行番組予約の携帯電話端末へ通知する。
【選択図】図1

Description

本発明は放送番組の記録予約システムに係り、特に、複数の番組記録装置がネットワーク接続されたシステムにおいて、個別の番組記録装置に対する放送番組の記録予約が同一時間帯で重複した場合の処理方式に関する。
VTRやDVDレコーダ等の番組記録装置では放送番組の視聴中に記録を開始させることは少なく、予約を行って記録を行わせる場合が殆どである。また、最近ではVTRやDVDレコーダが複数台ある家庭も珍しくなく、特に、パーソナルコンピュータやホームサーバを中心に構成したEthernet(登録商標)やIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394のホームネットワークに各番組記録装置を接続させて、装置相互間で記録情報等を転送することも行われている。
そして、そのようなホームネットワークでは記録予約の振り分け処理も可能であり、従来から、1台の番組記録装置での記録予約が同一時間帯で重複した場合に、他の番組記録装置の残容量を確認して予約をその装置へ移行させるような処理が提案・実施されてきている。例えば、下記特許文献1においては、マスター側VTRと複数のスレーブ側VTRが接続されたシステムにおけるマスター側VTRでの記録予約データの管理方式が開示されている。即ち、マスター側VTRが未確定の記録予約データをスレーブ側VTRへ転送すると、スレーブ側VTRでは予約記録が可能な状態にあればその転送データを取り込んで取り込み信号をマスター側VTRへ返送し、マスター側VTRではその返送信号を受けた時点で前記記録予約を確定させる。一方、マスター側VTRにおいてスレーブ側VTRからの取り込み信号が確認できなかった場合には、マスター側VTRでは前記以外のスレーブ側VTRへ記録予約データを転送するか、又はマスター側VTRが自機の記録予約データとして予約を確定させる。
更に、ホームネットワークの場合にはモデムを介して電話ネットワークに接続されていることが多く、外出先から携帯電話端末を用いてホームネットワークの番組記録装置に接続し、携帯電話端末を操作して番組記録装置に記録予約を行うようなシステムも開発されているが、下記特許文献2においては、番組記録装置が放送番組の時間変更を知らせるサービス付加情報を受信した場合、及び他のユーザが番組の記録予約を行った際に先行する記録予約と時間帯が重複していずれか一方の番組を選択した場合に、番組記録装置が前記携帯電話端末にその旨を通知する方式が開示されている。
特開平10−40602号公報 特許第3366234号公報
ところで、前記特許文献2では、同一時間帯で記録予約が重複した場合に、一定の基準に基づいていずれか一方の番組を優先的に選択するとしている。より具体的には、番組記録装置がアンテナやCATVケーブルを介して受信する放送番組に係るサービス付加情報には、番組のデータサイズに関する情報、番組の視聴料に関する情報(即ち、課金情報)、番組の配信時間が固定であるか否か(即ち、番組がビデオオンデマンド若しくはニアビデオオンデマンドの番組であるか、又は一回配信のみの番組であるか)に関する情報,番組がシリーズ物の番組であるか、又は単品物の番組であるかに関する情報等の様々な情報が含まれているが、それらの内の所定の情報を比較し、所定の基準に基づいて同一時間帯で重複した複数の放送番組の内のいずれの番組を記録するかを決定するとしている。
従って、前記特許文献2の方式では、記録予約が重複した場合には番組記録装置が所定手順で自動的にいずれか一方の放送番組の選択することになっており、予約を行った当事者がその選択に関与する機会がないことから、前記選択がなされたことを携帯電話端末へ通知するようにしている。しかしながら、一般的には先行した記録予約に優位性を与えるのが原則であり、様々な条件での設定の仕方はあるものの、所定の基準を一律に適用して番組の選択が実行されると、前記原則が大きく損なわれて公平さを失する場合が生じる。
また、前記特許文献1の記録予約データの管理方式についても、記録予約が重複した場合に、マスター側VTRは先行した記録予約であっても未確定であればスレーブ側VTRへ移行させてしまうことがある。どのVTRで記録させるかは予約者にとって重要であり、たとえ表示部等で通知を受けるとしても、先行番組予約者の優位性は保証されないことになる。
そこで、本発明は、先行番組予約者が自己の番組予約に係る優位性のレベルを選択的に設定でき、また後行番組予約者が先行番組予約者の携帯電話端末へ予約変更打診を送信して調整も図ることができる放送番組の記録予約システムを提供することを目的とする。
本発明は、複数台の番組記録装置がローカルネットワークに接続されていると共に、前記ローカルネットワークは電話ネットワークと接続されており、前記各番組記録装置に対する放送番組の記録予約が、前記各番組記録装置への直接的指示入力により、又は携帯電話端末からの指示入力により行われる放送番組の記録予約システムにおいて、前記各番組記録装置に対する放送番組の記録予約に際しては、少なくとも、放送番組の時間帯情報と、チャンネル情報と、予約者の携帯電話端末アクセス情報とを入力させると共に、先に行われた番組記録予約(以下、「先行番組予約」という)と後に行われた番組記録予約(以下、「後行番組予約」という)との間で時間帯が重複した場合における先行番組予約の優先度情報として、常に先行番組予約を残して後行番組予約を不許可とする第1レベル、先行番組予約を他の番組記録装置へ移行させることが可能であればその移行を行って後行番組予約を許可するが、前記移行が不可能であれば先行番組予約を残して後行番組予約を不許可とする第2レベル、又は常に先行番組予約を取り消して後行番組予約を許可とする第3レベルのいずれかを選択入力させるようにし、前記各番組記録装置は、放送番組の記録予約に係る前記時間帯情報と前記チャンネル情報と前記携帯電話端末アクセス情報と前記優先度情報とを記憶する記憶手段と、前記記憶手段が1又は2以上の先行番組予約に係る前記各情報を記憶している状態で後行番組予約があった場合に、先行番組予約と後行番組予約の各時間帯情報を比較する比較手段と、前記比較手段による比較の結果、先行番組予約と後行番組予約の各時間帯に重複が検出されなかった場合には、後行番組予約の各入力情報を前記記憶手段に追加し、先行番組予約と後行番組予約の各時間帯に重複が検出された場合には、先行番組予約の前記優先度情報が第1乃至第3のレベルのいずれであるかを確認して、その確認したレベルに対応する前記処理を実行する予約情報処理手段と、後行番組予約に係る予約者の携帯電話端末アクセス情報を用いて携帯電話端末を呼び出し、前記予約情報処理手段が実行する前記処理内容を通知する通知手段とを備えていることを特徴とする放送番組の記録予約システムに係る。
本発明では、各番組記録装置に対して放送番組の記録予約を行う際に、先行番組予約としての後行番組予約に対する優先権を第1レベルから第3レベルのいずれかのレベルで指定して設定できる。そして、各番組記録装置では先行番組予約と後行番組予約との時間帯が重複した場合に、先行番組予約について設定されている優先権情報に基づいて先行番組予約と後行番組予約の処遇を行い、その結果を後行番組予約に係る予約者の携帯電話端末へ通知する。
前記発明においては、先行番組予約の優先度情報として第1レベルが設定されていると、その先行番組予約がなされた番組記録装置に対しては、重複した時間帯の後行番組予約が一切できないことになる。しかし、各番組記録装置を、前記予約情報処理手段が先行番組予約の前記優先度情報として第1レベルを確認し、前記通知手段が後行番組予約に係る予約者の携帯電話端末へ予約不許可処理を通知した場合に、所定時間内にその予約者の携帯電話端末から所定フォームによる予約変更依頼情報を受信するか否かを確認する第1の確認手段と、前記第1の確認手段が予約変更依頼情報の受信を確認した場合に、前記記憶手段の先行番組予約に係る予約者の携帯電話端末アクセス情報を用いて、所定フォームによる予約変更打診情報を先行番組予約に係る予約者の携帯電話端末へ送信する打診情報送信手段と、前記打診情報送信手段が予約変更打診情報を送信した後、所定時間内に先行番組予約に係る予約者の携帯電話端末から所定フォームによる予約変更許諾情報を受信するか否かを確認する第2の確認手段と、前記第2の確認手段が予約変更許諾情報の受信を確認した場合には、前記記憶手段の前記先行番組予約を前記後行番組予約へ置き換える変更処理を行い、前記第1の確認手段が所定時間内に前記予約変更依頼情報の受信を確認しなかった場合、前記第2の確認手段が所定時間内に前記予約変更許諾情報の受信を確認しなかった場合、又は前記第2の確認手段がその受信を確認した応答が前記予約変更許諾情報でない場合には、後行番組予約に対する不許可を確定させる調整処理手段と、後行番組予約に係る予約者の携帯電話端末アクセス情報を用いて携帯電話端末を呼び出し、前記調整処理手段が行った変更処理、又は後行番組予約に対する不許可の確定処理を通知する調整処理通知手段とを備えた構成にしておけば、先行番組予約の優先度情報が第1レベルであっても、後行番組予約に係る予約者は先行番組予約に係る予約者と折衝を持つ機会が与えられ、相互に意思の疎通を図って調整を行うことができる。
本発明の「放送番組の記録予約システム」によれば、電話網と接続されたローカルネットワークに複数台の番組記録装置が接続されており、外部から携帯電話端末を用いて前記番組記録装置に放送番組の記録予約を行うことが可能なシステムにおいて、予約上の優先権を先行予約者側に与えておき、先行番組予約の優先度のレベルを3段階で選択的に設定して後行番組予約に対する譲歩の度合いを調整できるようにし、より合理的且つ現実的な運用を可能にする。また、先行番組予約の優先度が第1レベルで設定されると後行番組予約が置き換わる余地がなくなるが、その場合にも固定的とせずに、予約者の携帯電話端末との通信が可能であることを利用して調整を図れるようにし、より柔軟な運用を実現する。
以下、本発明の「放送番組の記録予約システム」の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
[実施形態1]
先ず、図1は携帯電話端末200,201からホームネットワーク10内の番組記録装置(DVDレコーダ)100,101,102に対して放送番組の記録予約を行うことが可能なシステムの概略図である。同図に示すように、この実施形態でのホームネットワーク10は、IEEE1394のI/Fケーブル11に対して3台の番組記録装置100,101,102とディスプレイ装置104が接続されていると共に、I/Fケーブル11はルータ105とモデム116を介して電話網20に接続された構成からなり、携帯電話端末200,201からの各番組記録装置100,101,102を指定した制御情報入力はルータ105によってそれぞれの指定先へ振り分けて転送され、逆に、各番組記録装置100,101,102からも各携帯電話端末200,201を呼び出して制御・管理上の情報等を転送できるようになっている。従って、各番組記録装置100,101,102と各携帯電話端末200,201にはそれぞれネットワーク上のアドレス情報が付与されており、各機器100,101,102,200,201…にはそれぞれ図4に示すようにユーザ名/機器名とネットワーク上のアドレス情報とを対応付けた登録テーブルが格納されており、必要に応じて他の機器のアドレス情報を読み出して相手側を特定した通信を実行する。尚、12はTVアンテナであり、各番組記録装置100,101,102のアンテナ入力端子に接続されている。
次に、図2は各番組記録装置100,101,102のブロック図である。同図において、51はディジタルAV(Audio Visual)信号の入力回路、52はテレビ放送受信用のTVチューナ部(A/D変換機能も含む)、53は入力回路51又はTVチューナ部52から出力されるディジタルAV信号を符号化するエンコーダ部、54は符号化されたAVデータをハードディスク又はDVD54aに記録するディスクドライブ、55はディスクドライブ54がハードディスク又はDVD54aから読み出したAVデータを復号するデコーダ部、56は復号されたAV信号をディスプレイ装置104へ出力させる出力回路、57はタイマ、58は通信用アドレス情報や番組予約情報等の各種管理情報を格納するメモリ、59はルータ105とモデム116及び電話網20を介して携帯電話端末200,201との通信を行う通信制御部、60は操作部(図示していないが、リモコン操作方式による構成であってもよい)、61は放送番組の記録予約情報や動作モード情報等を表示する表示部、62は制御プログラムを格納したメモリであり、システム全体はマイクロプロセッサ(MPU)63がメモリ62のプログラムを読み出して実行することにより制御されるようになっている。
以上の構成において、この実施形態の特徴は、各番組記録装置100,101,102に対して放送番組の記録予約を行う際に、先行番組予約としての後行番組予約に対する優先度情報を設定でき、先行番組予約と重複した時間帯に後行番組予約がなされた場合に、各番組記録装置100,101,102がその優先度情報に基づいて後行番組予約に対する許可/不許可の処理を行う点にある。即ち、放送番組の記録予約に際しては、リモコン又は手動操作で番組記録装置100,101,102に対して操作部60から直接指示入力する場合と携帯電話端末200,201からネットワーク20,10を介して指示入力する場合とがあるが、いずれの場合においても視聴したい放送番組に係る日付・時間帯情報、チャンネル情報と共に、前記優先度情報とその予約者の特定情報(ユーザ名)が入力され、番組記録装置100,101,102では、操作部60又は通信制御部59から入力される各番組予約情報を、MPU63が図5に示すような管理テーブルとしてメモリ58に記憶させる。
ここで、優先度は「A」,「B」,「C」の3つのレベルで規定されており、「A」は常に先行番組予約を残して後行番組予約を不許可とするもの、「B」は先行番組予約を他の番組記録装置へ移行させることが可能であればその移行を行って後行番組予約を許可するが、前記移行が不可能であれば先行番組予約を残して後行番組予約を不許可とするもの、「C」は常に先行番組予約を取り消して後行番組予約を許可とするものであり、先行番組予約の優位性の度合いを強いほうから順に定めている。また、番組の記録予約に際してはユーザ名を入力させるようにしているが、各番組記録装置100,101,102と各携帯電話端末200,201はそれぞれユーザ名/機器名とアドレス情報とを対応付けた登録テーブルを備えているため、入力させたユーザ名から予約者300,301が持っている各携帯電話端末200,201のネットワーク上のアドレス情報を求めることができる。
次に、番組記録装置100に先行番組予約がなされている状態で後行番組予約があった場合を例にとって、その場合の番組記録装置100の動作手順を図3のフローチャートを参照しながら説明する。先ず、番組記録装置100のメモリ58には、図4に示すようなユーザ名/機器名とアドレス情報との対応登録テーブルと、図5に示すような先行番組予約に係る管理テーブルが格納されている。
後行予約者301が携帯電話端末201から番組記録装置100に対する放送番組の記録予約を行う際には、図6の(a)〜(c)に示すように所定フォームで作成した番組予約情報を番組記録装置100へ送信するが、その番組予約情報を通信制御部59で受信した番組記録装置100では、MPU63がメモリ58の管理テーブルに登録されている各先行番組予約に係る日付・時間帯情報と受信した番組予約情報の日付・時間帯情報とを比較し、重複する時間帯があるか否かを確認する(S1〜S3)。
ここで、図6の(c)のように後行番組予約がメモリ58の管理テーブルの各先行番組予約(図5)の時間帯と重複しない時間帯についてなされている場合には、MPU63は後行番組予約をメモリ58の管理テーブルに追加登録すると共に(図7参照)、予約が許可された旨の通知を予約者301の携帯電話端末201へ送信させる(S3〜S5)。
一方、図6の(a)又は(b)のように後行番組予約が先行番組予約(図5)の時間帯と重複した時間帯についてなされていた場合には、MPU63は重複している先行番組予約において設定されている優先度情報を確認する(S3→S6)。そして、MPU63は、確認した優先度情報が「A」,「B」,「C」のいずれであるかに基づいて、先行番組予約と後行番組予約に対する扱い方を決定して処理する。
優先度情報が「A」であった場合には、上記のとおり「常に先行番組予約を残して後行番組予約を不許可とする」ことになるため、携帯電話端末201へ所定フォームの予約不許可通知(図8参照)を送信し、後行予約者301に番組予約が拒否されたことを通知する(S7,S8)。即ち、この場合は、番組記録装置100において先行番組予約としての地位が最も強くなっており、その時間帯に番組予約を行うには他の番組記録装置101,102に予約を行ってみる以外にないことになる。
優先度情報が「C」であった場合には、上記のとおり「常に先行番組予約を取り消して後行番組予約を許可とする」ことになるため、時間帯が重複した先行番組予約情報を後行番組予約情報に置き換え、携帯電話端末201へ予約許可通知を送信して、後行予約者301に番組予約が許可されたことを通知しておく(S9〜S11)。即ち、この場合は、番組記録装置100における先行番組予約としての地位が最も弱く、重複した時間帯に後行番組予約があれば消去されてしまうことになる。尚、先行番組予約の予約者は消去される可能性があることを承知しているため、同予約者への予約消去通知を行っていないが、必要であればその通知も送信するようにしてもよい。
優先度情報が「B」であった場合には、上記のとおり「先行番組予約を他の番組記録装置へ移行させることが可能であればその移行を行って後行番組予約を許可するが、前記移行が不可能であれば先行番組予約を残して後行番組予約を不許可とする」ことになる。従って、この場合には、先ず、他の番組記録装置101,102の番組予約状況を確認し、後行番組予約と時間帯が重複している先行番組予約を他の番組記録装置101,102へ移行させることが可能か否かを確認する(S12〜S14)。
そして、他の番組記録装置101,102において、その時間帯に移行も消去も不可能な番組予約がなされおり、先行番組予約を番組記録装置100から他の番組記録装置101,102へ移行させることができない場合には、携帯電話端末201へ予約不許可通知を送信して、後行予約者301に番組予約が拒否されたことを通知するが(S14,S15)、逆に、先行番組予約を他の番組記録装置101,102へ移行させることが可能な場合には、その移行処理を実行した後、番組記録装置100の空きなった時間帯に後行番組予約を登録し、携帯電話端末201へ予約許可通知を送信して、後行予約者301に番組予約が許可されたことを通知しておく(S14→S16〜S18)。即ち、この場合は、先行番組予約としての地位を優先度情報「A」,「B」の場合の中間的な度合いで与えており、先行番組予約が他の番組記録装置101,102で有効になるという条件下でのみ番組記録装置100に対する後行番組予約を認めるようにしている。
以上のように、この実施形態では、番組記録装置100,101,102に放送番組の記録予約を行う際に、優先度情報によって先行番組予約としての優位性を3つのレベルで設定できるようにしている点に特徴があるが、各番組記録装置100,101,102における記録予約情報に基づいたディスクドライブ54によるハードディスク又はDVD54aへの放送番組の記録制御については、通常の番組記録装置と同様であって機能的に異なることはない。
[実施形態2]
前記実施形態1においては、番組記録装置100の先行番組予約の優先度情報が「A」であった場合、重複した時間帯の後行番組予約を番組記録装置100に対して行える余地は無く、予約者301の携帯電話端末201に予約不許可通知がなされるだけである。しかし、例えば、番組記録装置100のハードディスクには十分な残容量があるが、他の番組記録装置101,102のハードディスクの残容量が小さくなっている状態において長時間番組を記録する必要があるような場合には、どうしても番組記録装置100に記録予約を行わざるを得ず、そのような場合には、優先度情報だけで先行番組予約と後行番組予約の処遇を決定してしまうことが必ずしも適切でないといえる。そこで、この実施形態2では、予約者300,301が持っている各携帯電話端末200,201のネットワーク上のアドレス情報が登録されていることから、先行番組予約の予約者300へ予約変更打診を行うことで可能な限り調整を図れるようにする。
以下、この実施形態2における特徴的処理について図9を参照しながら説明する。先ず、実施形態1では図3のステップS6において、番組記録装置100のMPU63が先行番組予約の優先度情報が「A」であると確認すると、後行番組予約の予約者301の携帯電話端末201へ予約不許可通知を送信するが(S21)、この実施形態では,その段階でMPU63がタイマ57のカウントを開始させ、所定時間T1内に携帯電話端末201から所定フォームの予約変更依頼(図10参照)を受信するか否かを確認する(S22,S23,S24→S23)。即ち、この実施形態2では、後行番組予約の予約者301に対して一旦予約不許可通知を送信するものの、先行番組予約の予約者300へ予約変更依頼の機会を認めている。
ここで、MPU63は、所定時間T1内に通信制御部59から予約変更依頼の受信が確認できなかった場合には、後行番組予約の予約者301がその予約を諦めたものとみなし、最初の予約不許可を確定させて後行番組予約の予約者301の携帯電話端末201へその確定通知を送信する(S24〜S26)。一方、所定時間T1内に予約変更依頼の受信を確認した場合には、タイマ57のカウントを停止させた後、先行番組予約の予約者300の携帯電話端末200へ所定フォームの予約変更打診(図11参照)を送信して、再びタイマ57のカウントを開始させる(S23→S27〜S29)。尚、各番組記録装置100,101,102は定期的にホームネットワーク10内で情報交換を行って他の番組記録装置についての予約情報やハードディスクの残容量を確認できるようになっており、図11の予約変更打診における「移行先状況」の欄は、その情報交換により得られている他の番組記録装置101,102についての番組の予約状況とハードディスクの残容量を示す。同図の例では、番組記録装置101が「時間帯06:00〜07:00は予約可能/ハードディスクの残容量は少ないが未だ1時間程度までは記録可能な状態」であり、番組記録装置102が「時間帯06:00〜07:00は予約不可(他の番組が予約済)/ハードディスクの残容量は限界に近い状態」になっている。
MPU63は、携帯電話端末200へ予約変更打診を送信した後、所定時間T2内に通信制御部59に携帯電話端末200からの応答があるかどうかを確認する(S28〜S30)。ここで、所定時間T2内に応答がない場合には、先行番組予約の予約者300に変更意思がないものとみなし、最初の予約不許可を確定させて後行番組予約の予約者301の携帯電話端末201へその確定通知を送信する(S31〜S33)。
一方、応答があった場合には、タイマ57のカウントを停止させた後、その応答が予約変更許諾に係るものか否かを確認する(S30→S34,S35)。そして、予約変更許諾(図12参照)でなければ、前記と同様に予約者301の携帯電話端末201へ予約不許可通知を送信することになるが(S35→S32,S33)、予約変更許諾であれば、番組予約情報の変更処理を行う(S35→S36)。
この変更処理は番組記録装置100の先行番組予約を携帯電話端末201からの予約変更依頼に係る後行番組予約に置き換えるものであるが、後行番組予約の予約者301は、番組記録装置100が送信した予約変更打診の移行先状況を参照して、移行先を番組記録装置101とした予約変更許諾を返信しているため、番組記録装置100は該当する先行番組予約を番組記録装置101へ移行させた後に、許諾された後行番組予約を自機に設定することになる(S36)。以降、携帯電話端末201へ予約許可通知を送信して、後行予約者301に番組予約が許可されたことを通知しておくことは、実施形態1の図3におけるステップS11やS18の場合と同様である。
本発明は、ホームネットワークに複数台の番組記録装置(DVDレコーダ等)が接続されており、外部から携帯電話端末を用いて前記ホームネットワークの番組記録装置に放送番組の記録予約を行うことが可能なシステムに適用できる。
携帯電話端末からホームネットワーク内の各番組記録装置に対して放送番組の記録予約を行うことが可能なシステムの概略図である。 各番組記録装置のブロック図である。 実施形態1における番組記録装置の動作手順を示すフローチャートである。 ユーザ名/機器名とネットワーク上のアドレス情報とを対応付けた登録テーブルである。 番組予約情報の管理テーブルである。 放送番組の記録予約を行う際の番組予約情報フォームである。 先行番組予約と後行番組予約の時間帯が重複せず、後行番組予約が追加された場合の番組予約情報の管理テーブルである。 予約不許可通知のフォームである。 実施形態2における番組記録装置の動作手順(先行番組予約の優先度情報が「A」の場合)を示すフローチャートである。 予約変更依頼のフォームである。 予約変更打診のフォームである。 予約変更許諾のフォームである。
符号の説明
10…ホームネットワーク、11…IEEE1394のI/Fケーブル、12…アンテナ、20…電話網、51…ディジタルAV信号の入力回路、52…TVチューナ、53…エンコーダ部、54…ディスクドライブ、54a…DVD、55…デコーダ部、56…AV信号の出力回路、57…タイマ、58,62…メモリ、59…通信制御部、60…操作部、61…表示部、63…MPU、100,101,102…番組記録装置、104…ディスプレイ装置、105…ルータ、116…モデム、201,202…携帯電話端末、300…先行予約者、301…後行予約者。

Claims (2)

  1. 複数台の番組記録装置がローカルネットワークに接続されていると共に、前記ローカルネットワークは電話ネットワークと接続されており、前記各番組記録装置に対する放送番組の記録予約が、前記各番組記録装置への直接的指示入力により、又は携帯電話端末からの指示入力により行われる放送番組の記録予約システムにおいて、
    前記各番組記録装置に対する放送番組の記録予約に際しては、少なくとも、放送番組の時間帯情報と、チャンネル情報と、予約者の携帯電話端末アクセス情報とを入力させると共に、先に行われた番組記録予約(以下、「先行番組予約」という)と後に行われた番組記録予約(以下、「後行番組予約」という)との間で時間帯が重複した場合における先行番組予約の優先度情報として、常に先行番組予約を残して後行番組予約を不許可とする第1レベル、先行番組予約を他の番組記録装置へ移行させることが可能であればその移行を行って後行番組予約を許可するが、前記移行が不可能であれば先行番組予約を残して後行番組予約を不許可とする第2レベル、又は常に先行番組予約を取り消して後行番組予約を許可とする第3レベルのいずれかを選択入力させるようにし、
    前記各番組記録装置は、
    放送番組の記録予約に係る前記時間帯情報と前記チャンネル情報と前記携帯電話端末アクセス情報と前記優先度情報とを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段が1又は2以上の先行番組予約に係る前記各情報を記憶している状態で後行番組予約があった場合に、先行番組予約と後行番組予約の各時間帯情報を比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較の結果、先行番組予約と後行番組予約の各時間帯に重複が検出されなかった場合には、後行番組予約の各入力情報を前記記憶手段に追加し、先行番組予約と後行番組予約の各時間帯に重複が検出された場合には、先行番組予約の前記優先度情報が第1乃至第3のレベルのいずれであるかを確認して、その確認したレベルに対応する前記処理を実行する予約情報処理手段と、
    後行番組予約に係る予約者の携帯電話端末アクセス情報を用いて携帯電話端末を呼び出し、前記予約情報処理手段が実行する前記処理内容を通知する通知手段と
    を備えていることを特徴とする放送番組の記録予約システム。
  2. 前記各番組記録装置は、
    前記予約情報処理手段が先行番組予約の前記優先度情報として第1レベルを確認し、前記通知手段が後行番組予約に係る予約者の携帯電話端末へ予約不許可処理を通知した場合に、所定時間内にその予約者の携帯電話端末から所定フォームによる予約変更依頼情報を受信するか否かを確認する第1の確認手段と、
    前記第1の確認手段が予約変更依頼情報の受信を確認した場合に、前記記憶手段の先行番組予約に係る予約者の携帯電話端末アクセス情報を用いて、所定フォームによる予約変更打診情報を先行番組予約に係る予約者の携帯電話端末へ送信する打診情報送信手段と、
    前記打診情報送信手段が予約変更打診情報を送信した後、所定時間内に先行番組予約に係る予約者の携帯電話端末から所定フォームによる予約変更許諾情報を受信するか否かを確認する第2の確認手段と、
    前記第2の確認手段が予約変更許諾情報の受信を確認した場合には、前記記憶手段の前記先行番組予約を前記後行番組予約へ置き換える変更処理を行い、前記第1の確認手段が所定時間内に前記予約変更依頼情報の受信を確認しなかった場合、前記第2の確認手段が所定時間内に前記予約変更許諾情報の受信を確認しなかった場合、又は前記第2の確認手段がその受信を確認した応答が前記予約変更許諾情報でない場合には、後行番組予約に対する不許可を確定させる調整処理手段と、
    後行番組予約に係る予約者の携帯電話端末アクセス情報を用いて携帯電話端末を呼び出し、前記調整処理手段が行った変更処理、又は後行番組予約に対する不許可の確定処理を通知する調整処理通知手段と
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載の放送番組の記録予約システム。
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