JP2003283869A - 映像視聴装置の制御装置、その制御方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

映像視聴装置の制御装置、その制御方法、プログラムおよび記録媒体

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JP2003283869A
JP2003283869A JP2002088648A JP2002088648A JP2003283869A JP 2003283869 A JP2003283869 A JP 2003283869A JP 2002088648 A JP2002088648 A JP 2002088648A JP 2002088648 A JP2002088648 A JP 2002088648A JP 2003283869 A JP2003283869 A JP 2003283869A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のリモコンを用いて1台の映像視聴装置
を操作する場合、映像視聴装置を制御する制御権を保持
しているリモコンの操作者が、所望のリモコンに上記制
御権を譲渡することができる映像視聴装置の制御装置、
その制御方法、プログラムおよび記録媒体を提供するこ
とを目的とするものである。 【解決手段】 所定のリモコンから、上記リモコンのI
Dを受信するリモコンID受信手段と、所定のリモコン
から、上記制御権を譲渡する旨を示す譲渡信号を受信す
る譲渡信号受信手段と、上記制御権を保持しているリモ
コンから、所定の譲渡先を示す譲渡先信号を受信する譲
渡先信号受信手段と、上記譲渡信号を受信すると、上記
譲渡信号を送信した上記リモコンIDが保持している上
記制御権を、上記譲渡先に譲渡する制御権管理手段とを
有する映像視聴装置の制御装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のリモコンが
1つの映像視聴装置と対応付けられ、上記複数のリモコ
ンのうちで、1つのリモコンのみが、上記映像視聴装置
を制御する制御権を有する映像視聴装置の制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビ受像機のリモコンは、テレ
ビ受像機から離れた位置で、そのテレビ受像機を制御す
る装置であり、従来のテレビ受像機のリモコンの他に、
携帯電話機能付リモコン、PDA機能付リモコン、腕時
計機能付リモコン等のリモコンが知られている。
【0003】PDAは、Personal Digital Assistant
(携帯用個人情報端末)であり、手のひらに収まる程度
の大きさの電子機器であり、パソコンのもつ機能のうち
のいくつかを実装している端末である。
【0004】また、放送システムは、電波放送システ
ム、インターネット放送等の放送システムである。電波
放送は、一般の地上波テレビ受像機放送、ラジオ放送、
衛星放送、ディジタル衛星放送等、電波を通じて番組を
放送する放送形態である。インターネット放送は、イン
ターネットを通じて番組を放送する放送形態である。
【0005】テレビ受像機やビデオ記録再生装置等の映
像視聴装置は、映像視聴装置1台に、専用リモコンが1
台装備されている場合が一般的であり、専用リモコンを
操作すると、赤外線信号や電波信号等の無線信号を介し
て、離れた場所から上記映像視聴装置を制御することが
できる。
【0006】ユーザがテレビ受像機やビデオ記録再生装
置等の映像視聴装置を操作する場合、リモコンを用いて
操作することが一般的であり、1台のテレビ受像機を複
数のユーザが視聴する場合に、リモコンを使用してテレ
ビ受像機のチャンネル、音量等を操作する場合、リモコ
ンを持っているユーザがそのリモコンを操作する。リモ
コンを持っていないユーザがチャンネル等を操作する場
合には、リモコンを持っているユーザに、そのリモコン
を借りる必要があり、その都度、リモコンを貸し借りす
ることは煩雑であるという欠点がある。
【0007】この欠点を解消するには、複数のリモコン
を使用し、どのリモコンからでも、1台の映像視聴装置
を操作することができるようにすればよい。この場合、
どのリモコンからでも、常に操作することができるよう
では、チャンネルの奪い合いになることがあり、このチ
ャンネルの奪い合いが新たな欠点となる。
【0008】この新たな欠点を解消することを目的とし
て、特開2001−61110公報には、リモコン装置
に優先順位を付与し、テレビ受像機の操作性を向上させ
る方法や、複数のリモコンに付与されている優先度の合
計から操作内容を決定する方法が提案されている。
【0009】上記従来例における上記「優先順位」は、
リモコンに優先度データを付与し、この付与された優先
度データに応じて、決定される順位である。また、上記
優先度データは、点数と同じように考えられるものであ
り、その数値(点数)の最も大きいリモコンの優先順位
が高くなる。なお、各チャンネルに対する要求数を優先
度で重み付けして加算し、最も要求数の多いチャンネル
が表示される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】特開2001−611
10公報記載の方法では、複数のリモコンを用いて1台
の映像視聴装置を操作する場合、それぞれのリモコンの
優先順位が固定されているので、映像視聴装置を制御す
る制御権を保持しているリモコンの操作者が、所望のリ
モコンに上記制御権を譲渡することができないという問
題がある。
【0011】本発明は、複数のリモコンを用いて1台の
映像視聴装置を操作する場合、映像視聴装置を制御する
制御権を保持しているリモコンの操作者が、所望のリモ
コンに上記制御権を譲渡することができる映像視聴装置
の制御装置、その制御方法、プログラムおよび記録媒体
を提供することを目的とするものである。
【0012】また、制御権を有するリモコンが、制御権
を有していないリモコンに、制御権を譲渡した場合、一
旦、他のリモコンに制御権を譲渡すると、その制御権を
返還してもらうことができないという新たな問題が生じ
る。
【0013】本発明は、複数のリモコンを用いて1台の
映像視聴装置を操作する場合、映像視聴装置を制御する
制御権を保持しているリモコンの操作者が、所望のリモ
コンに上記制御権を貸与することができる映像視聴装置
の制御装置、その制御方法、プログラムおよび記録媒体
を提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のリモコ
ンが1つの映像視聴装置と対応付けられ、上記複数のリ
モコンのうちで、1つのリモコンのみが、上記映像視聴
装置を制御する制御権を有する映像視聴装置の制御装置
であって、所定のリモコンから、上記リモコンのIDを
受信するリモコンID受信手段と、所定のリモコンか
ら、上記制御権を譲渡する旨を示す譲渡信号を受信する
譲渡信号受信手段と、上記制御権を保持しているリモコ
ンから、所定の譲渡先を示す譲渡先信号を受信する譲渡
先信号受信手段と、上記譲渡信号を受信すると、上記譲
渡信号を送信した上記リモコンが保持している上記制御
権を、上記譲渡先に譲渡する制御権管理手段とを有する
映像視聴装置の制御装置である。
【0015】
【発明の実施の形態および実施例】[第1の実施例]図
1は、本発明の第1の実施例である放送システムBS1
を示すブロック図である。
【0016】放送システムBS1は、第1のリモコンR
C1と、第2のリモコンRC2と、第3のリモコンRC
3と、映像視聴装置20と、映像視聴装置20を制御す
る制御装置10とを有する。
【0017】リモコンRC1、RC2、RC3は、映像
視聴装置20を制御することができるリモコンである。
ただし、ある時点では、リモコンRC1、RC2、RC
3のうちの1つのリモコンのみが、映像視聴装置20を
制御する制御権を有する。映像視聴装置20の制御は、
番組の選択、音量の制御、映像視聴装置20の電源のオ
ン、オフ制御等である。
【0018】また、リモコンRC1、RC2、RC3
は、それぞれ、独自のリモコンIDを有し、リモコンを
操作するときに、自己のIDを送信する。
【0019】第1のリモコンRC1は、操作情報入出力
部1と、ID記憶部2と、確定ボタン3と、制御部4
と、信号入出力部5と、電源スイッチ6、譲渡実行ボタ
ン7と、貸与実行ボタン8とを有する。
【0020】操作情報入出力部1は、映像視聴装置20
で表示させるべき番組を選択するための情報等、映像視
聴装置20を制御する情報を入力するものである。
【0021】ID記憶部2は、第1のリモコンRC1の
IDを記憶している記憶部である。
【0022】図2は、第1のリモコンRC1の概観図で
ある。
【0023】確定ボタン3は、映像視聴装置20に表示
されている番組を確定する意思を示すボタンである。
【0024】制御部4は、第1のリモコンRC1の全体
を制御する。電源スイッチ6は、映像視聴装置20の電
源をオン、オフするスイッチである。
【0025】譲渡実行ボタン7は、上記制御権を譲渡す
る旨を示す譲渡信号を発生させるボタンである。
【0026】貸与実行ボタン8は、上記制御権を貸与す
る旨を示す貸与信号を発生させるボタンである。
【0027】第2のリモコンRC2、第3のリモコンR
C3の構成は、第1のリモコンRC1の構成と同様であ
り、それぞれ独自のIDを記憶している。
【0028】映像視聴装置20は、映像音声出力部21
と、電源スイッチ22とを有する。
【0029】映像視聴装置の制御装置10は、信号入出
力部11と、制御部12と、制御権管理部13と、番組
情報管理部16とを有する。
【0030】信号入出力部11は、リモコンRC1〜R
C3からの信号を入力する部分であり、所定のリモコン
からリモコンのIDを受信するリモコンID受信手段の
例であり、また、制御権を譲渡する旨を示す譲渡信号を
受信する譲渡信号受信手段の例であり、さらに、制御権
を保持しているリモコンからの信号を受信し、所定の譲
渡先を決定する譲渡先決定手段の例である。
【0031】そして、信号入出力部11は、制御権を貸
与する旨を示す貸与信号を受信する貸与信号受信手段の
例であり、さらに、制御権を保持しているリモコンから
の信号を受信し、所定の貸与先を決定する貸与先決定手
段の例である。
【0032】なお、リモコンRC1〜RC3と、制御装
置10との間で、双方向の無線通信を行うようにしても
よい。
【0033】制御部12は、制御装置10の全体を制御
するものである。
【0034】制御権管理部13は、リモコンRC1〜R
C3のうちでどのリモコンが、現在、制御権を持ってい
るかを管理するものであり、図6、図8、図10、図1
2、図14〜図18に示す制御権管理データベースを格
納しているものである。
【0035】制御部12と制御権管理部13とは、上記
譲渡信号を受信すると、上記譲渡信号を送信した上記リ
モコンが保持している上記制御権を、上記譲渡先に譲渡
する制御権管理手段の例である。
【0036】また、制御部12と制御権管理部13と
は、上記貸与信号を受信すると、上記貸与信号を送信し
た上記リモコンが保持している上記制御権を、上記貸与
先に譲渡する制御権管理手段の例である。
【0037】第1の実施例は、第1のリモコンRC1
が、第2のリモコンRC2に、映像視聴装置20を制御
する制御権を譲渡する実施例である。なお、制御権を譲
渡すると、譲渡された制御権は、譲渡元には戻ってこな
い。
【0038】次に、本発明の第1の実施例の動作につい
て説明する。
【0039】図3は、本発明の第1の実施例の動作を示
すフローチャートである。
【0040】図4は、上記実施例において、制御権管理
部13に格納されている制御権管理データベースにおけ
る制御権譲渡前の状態の内容例を示す図である。
【0041】まず、第1のリモコンRC1が譲渡を宣言
する(T1)。つまり、第1のリモコンRC1を使用す
るユーザが、第1のリモコンRC1に付与されている制
御権を、他のリモコンに譲渡しようとする場合、第1の
リモコンRC1に設けられている譲渡実行ボタン7を押
下し、この押下によって、制御権を譲渡することを宣言
する。これによって、制御権を譲渡する旨を示す譲渡信
号と、第1のリモコンRC1のIDとが、制御部4と信
号入出力部5とを介して、制御装置10に送信され、信
号入出力部11が、制御権を譲渡する旨を示す譲渡信号
と、第1のリモコンRC1のIDとを受信する。
【0042】図5は、上記実施例において、映像音声出
力部21が表示する譲渡条件設定画面の一例を示す図で
ある。
【0043】上記譲渡条件設定画面は、制御権が付与さ
れているリモコンのユーザが、制御権の譲渡条件を設定
するために使用する画面である。この譲渡条件設定画面
が映像音声出力部21に表示され(T2)、この譲渡条
件設定画面をユーザが見ながら、譲渡先リモコンのID
(番号または名称等)が操作情報入出力部1から入力さ
れ、譲渡条件、つまり譲渡先リモコンが決定される(T
3)。
【0044】譲渡に関する他の条件として、再譲渡の可
否、チャンネル指定の予約の可否、チャンネル指定され
ない予約の可否等を考えることができるが、本実施例で
は、これらの条件については、譲渡元リモコンで設定さ
れていた条件が、譲渡先のリモコンに引き継がれるもの
とする。
【0045】そして、上記のように、譲渡条件が決定さ
れると(T3)、映像視聴装置20の映像音声出力部2
1に表示されている譲渡条件設定画面中の譲渡実行ボタ
ン23をユーザが押す(または、譲渡実行ボタン7を押
す)と、譲渡が実行される(T4)。このとき、譲渡実
行ボタン7、23のうちの1つのみを設けるようにして
もよい。
【0046】図6は、上記実施例において、制御管理デ
ータベースにおける譲渡後の状態の内容例を示す図であ
る。
【0047】つまり、制御権の譲渡が実行されると、た
とえば、図4に示す譲渡前の状態から、図6に示す譲渡
後の状態のように、制御権が譲渡され、制御権の譲渡が
完了された旨が、映像音声出力部21に表示される(T
5)。
【0048】第1の実施例によれば、複数のリモコンを
用いて1台の映像視聴装置を操作する場合、1つのリモ
コンが、他のリモコンに、制御権を譲渡することができ
る。
【0049】[第2の実施例]第2の実施例は、第1の
リモコンRC1が、第2のリモコンRC2に、映像視聴
装置20を制御する制御権を貸与する実施例である。
【0050】ここで、「譲渡」は、制御権を有するリモ
コン(譲渡元リモコン)の制御権が有効な範囲内におい
て、たとえば、有効期限があるときにはその期限内にお
いて、制御権を受け渡しするものであるが、「貸与」
は、貸与条件で設定された所定の貸与時間だけ、制御権
を他のリモコンに与え、その貸与時間が過ぎると、制御
権が戻ってくる。
【0051】また、貸与では、制御権の及ぶ範囲を限定
する方向で指定できる。このように条件を定めて制御権
を他のリモコンに与え、その後、元のリモコンに制御権
が戻ってくることを貸与という。たとえば、貸与元のリ
モコン1に、以下で説明する予約権があっても、貸与先
のリモコン2に予約権を付けずに貸与することができ
る。
【0052】次に、本発明の第2の実施例の動作につい
て説明する。
【0053】図7は、本発明の第2の実施例の動作を示
すフローチャートである。
【0054】図8は、上記実施例において、制御権管理
部13に格納されている制御権管理データベースにおけ
る制御権貸与前の状態の内容例を示す図である。
【0055】まず、第1のリモコンRC1が貸与を宣言
する(S1)。つまり、第1のリモコンRC1を使用す
るユーザが、第1のリモコンRC1に付与されている制
御権を、他のリモコンに貸与しようとする場合、第1の
リモコンRC1に設けられている貸与実行ボタン8を押
下し、この押下によって、制御権を貸与することを宣言
する。これによって、制御権を貸与する旨を示す貸与信
号と、第1のリモコンRC1のIDとが、制御部4と信
号入出力部5とを介して、制御装置10に送信され、信
号入出力部11が、制御権を貸与する旨を示す貸与信号
と、第1のリモコンRC1のIDとを受信する。
【0056】図9は、上記実施例において、映像音声出
力部21が表示する貸与条件設定画面の一例を示す図で
ある。
【0057】上記貸与条件設定画面は、制御権が付与さ
れているリモコンのユーザが、制御権の貸与条件を設定
するために使用する画面である。この貸与条件設定画面
をユーザが見ながら、貸与先リモコンのID(番号また
は名称等)が操作情報入出力部1から入力され、貸与条
件が決定される(S5)。そして、上記のように、貸与
条件が決定されると(S5)、映像視聴装置20の映像
音声出力部21に表示されている貸与条件設定画面中の
貸与実行ボタン24をユーザが押す(または、貸与実行
ボタン7を押す)と、貸与が実行される(S6)。
【0058】つまり、上記貸与条件は、上記制御権の貸
与先リモコンが制御権を保有した時間の合計である操作
合計時間が所定の時間に達するまで上記制御権を貸与す
るという条件である。また、上記貸与先リモコンが操作
した回数の合計である操作合計回数が所定の回数に達す
るまで上記制御権を貸与するという条件を採用するよう
にしてもよい。貸与元リモコンが持っていた、予約が出
来る予約権等の権利を制限し、貸与先リモコンに制御権
を貸与することは可能であるが、貸与元リモコンが持っ
ていない権利を貸与先リモコンに貸与することは不可能
である。このように、制御内容は、拡張せずに、限定さ
れるだけである。ただし、技術的には、上記2つの制限
を設けずに、貸与することもできる。
【0059】図10は、上記実施例において、制御管理
データベースにおける貸与後の状態の内容例を示す図で
ある。
【0060】つまり、制御権の貸与が実行されると、た
とえば、図8に示す貸与前の状態から、図10に示す貸
与後の状態のように、制御権が貸与され、制御権の貸与
が完了された旨が、映像音声出力部21に表示される
(S7)。
【0061】一方、上記貸与が、第1段階貸与でなけれ
ば(S2)、その貸与は再貸与であり、この再貸与の可
否を判断する(S3)。つまり、制御権管理データベー
スに基づいて、再貸与の可否を判断する。再貸与が可能
であれば(S3)、貸与条件設定画面が、図9に示すよ
うに、映像音声出力部21の画面に表示され(S4)、
ユーザがこの画面を見て、貸与条件を決定する(S
5)。なお、貸与実行ボタン8、24のうちの1つのみ
を設けるようにしてもよい。
【0062】第2の実施例によれば、複数のリモコンを
用いて1台の映像視聴装置を操作する場合、1つのリモ
コンが、他のリモコンに、制御権を貸与することができ
る。
【0063】[第3の実施例]本発明の第3の実施例
は、制御権を貸し与えられた第2のリモコンRC2が、
番組を予約し、制御権を予約する実施例である。
【0064】図11は、本発明の第3の実施例の動作を
示すフローチャートであり、制御権を貸し与えられた第
2のリモコンRC2が、番組予約、制御権予約する場合
の動作を示すフローチャートである。
【0065】図11(1)は、制御権を貸し与えられた
第2のリモコンRC2が番組予約する動作を示すフロー
チャートである。
【0066】まず、制御権を貸し与えられた第2のリモ
コンRC2が番組予約を申し込むと(S11)、番組予
約が許可されているか否かを、図10に示す制御権管理
データベース(第1段階貸与後の状態)に基づいて判断
する(S12)。
【0067】番組予約が可能であると判断されれば(S
12)、番組予約の操作を実行する。つまり、所望の時
刻から所望の時間の間、所定の番組について、番組予約
を行う(S13)。
【0068】一方、番組予約が不可能であると判断され
れば(S12)、「番組予約は許可されていません」
を、映像音声出力部21に表示する(S14)。
【0069】図11(2)は、制御権を貸し与えられた
第2のリモコンRC2が制御権予約する動作を示すフロ
ーチャートである。
【0070】まず、制御権を貸し与えられた第2のリモ
コンRC2が制御権予約の申し込みを行う(S21)
と、制御権予約が許可されているか否かを、図10に示
す制御権管理データベース(第1段階貸与後の状態)に
基づいて判断する(S22)。
【0071】制御権予約が可能であると判断されれば
(S22)、制御権を予約する(S23)。
【0072】一方、制御権予約が不可能であると判断さ
れれば(S22)、「制御権予約は許可されていませ
ん」を、映像音声出力部21に表示する(S24)。
【0073】[第4の実施例]第4の実施例は、一旦、
貸与された制御権を、再貸与することを許容する実施例
である。
【0074】図12は、制御権管理部13に格納されて
いる制御権管理データベース(第2段階貸与後の状態)
を示す図である。
【0075】一旦、貸し与えられた制御権を、再貸与す
ることが許容され、この再貸与を実行すると、図12の
制御権管理データベース(第2段階貸与後の状態)に示
すように、再貸与可否の欄に「1」が記憶され、貸与後
の経過時間、貸与許容時間が、新たに記憶される。再貸
与に関する管理は、制御権管理部13が実行する。
【0076】再貸与に関しても、再貸与条件で設定され
る所定の再貸与時間だけ制御権を他のリモコンに与え、
その再貸与時間が過ぎると制御権が戻ってくる。また、
再貸与でも、貸与と同様に、制御権の及ぶ範囲を限定す
る方向で指定できる。たとえば、再貸与元のリモコン1
に予約権があっても、再貸与先のリモコン2に予約権を
なくして再貸与することができる。
【0077】つまり、制御権管理部13は、上記貸し与
えられた制御権を、再貸与することを許容する手段の例
である。
【0078】さらに、制御権管理部13は、上記貸し与
えられた制御権を、再貸与することを拒否する手段の例
である。
【0079】[第5の実施例]本発明の第5の実施例
は、第2のリモコンRC2に貸与した制御権を、第1の
リモコンRC1が返還してもらう実施例である。
【0080】制御権の最大占有時間が定められ、この最
大占有時間が経過すると、第2のリモコンRC2の制御
権が失われる場合等を考えると、貸与が終了した場合、
返還によって、第1のリモコンRC1が、貸与前の状態
に復帰するのか、または、新しく制御権を獲得したと同
じ状態になるのかは、重要である。
【0081】図13は、本発明の第5の実施例を示すフ
ローチャートであり、第2のリモコンRC2に貸与した
制御権を、第1のリモコンRC1が返還してもらう場合
の動作を示すフローチャートである。
【0082】図14は、制御権管理部13に格納されて
いる制御権管理データベース(貸与前の状態)を示す図
である。
【0083】リモコンRC1には、制御権の最大占有時
間が定められているとする。たとえば、その最大占有時
間が90分である場合、貸与前の制御権管理データベー
スの内容は、図14に示す内容である。
【0084】この例では、2001年11月16日12
時00分00秒に制御権を獲得したリモコンRC1は、
90分後の13時30分まで、制御権が保証されてい
る。
【0085】図15は、制御権管理部13に格納されて
いる制御権管理データベース(貸与後返還前の状態)を
示す図である。
【0086】ここで、12時15分にリモコンRC2に
制御権を貸与すると、制御権管理データベースの内容
は、図15に示すようになる。貸与許容時間は30分と
設定してあるが、第2の実施例と同様に設定すればよ
い。リモコンRC2は、貸与されて30分後の12時4
5分までは、制御権を保有することができる。第2のリ
モコンRC2が、貸し与えられた制御権の貸与許容時間
が経過したか(S31)、または、第2のリモコンRC
2が制御権返還ボタン(図示せず)を押すなどして(S
32)、リモコンRC2が制御権を返還したか否かを判
断する。
【0087】第2のリモコンRC2が制御権を返還した
と判断すれば、図15に示す制御権管理データベース
(貸与後返還前の状態)において、第2のリモコンRC
2への制御権の貸与元である第1のリモコンRC1に制
御権を返還し(S33)、第1のリモコンRC1の条件
を、図16に示す制御権管理データベースの状態のよう
にする。
【0088】図16は、制御権管理部13に格納されて
いる制御権管理データベース(返還後の状態)を示す図
である。
【0089】第1のリモコンRC1が制御権を獲得して
からの経過時間は、第2のリモコンRC2に制御権を貸
与している間にも計測されている(S31)。したがっ
て、リモコンRC1がリモコンRC2へ制御権を貸与し
ている間にも、リモコンRC1の占有時間は、徐々に少
なくなる。
【0090】一方、第2のリモコンRC2が制御権を返
還したときに、リモコンRC1が制御権を獲得してから
の経過時間を0にリセットすることも考えられる。
【0091】図17は、制御権管理部13に格納されて
いる制御権管理データベース(返還後の状態)を示す図
である。図17は、制御権の返還後10分間が経過した
ときの状態を示している。
【0092】この場合は、S33で、制御権管理データ
ベースの内容を、図16に示す状態にはせずに、図17
に示す状態のようにする。
【0093】この場合、リモコンRC1に制御権が返還
された時点で、リモコンRC1が制御権を獲得したこと
になる。つまり、制御権を獲得してからの経過時間とし
て、制御権が返還された時点から計測し直すことにな
る。
【0094】上記処理方法とは別に、貸与直前における
経過時間を、制御権返還直後における経過時間であると
して定め、その後に、経過時間の加算を開始するように
してもよい。
【0095】すなわち、制御権管理部13は、貸与先リ
モコンから制御権が返還された場合、上記返還後の制御
権を、上記貸与の直前における制御権として設定する。
【0096】また、制御権管理部13は、貸与先リモコ
ンから上記制御権が返還された場合、新たに制御権を獲
得した場合における制御権の内容と同じ内容を、上記返
還後の制御権の内容として設定する。
【0097】[第6の実施例]本発明の第6の実施例
は、条件付で制御権を放棄する実施例である。
【0098】制御権を持っているリモコンが、その制御
権を次に獲得することのできるリモコンを指定した後
に、制御権を放棄し、上記指定したリモコンに制御権を
譲り渡すことができる。
【0099】第1の実施例から第5の実施例までで説明
した譲渡と貸与とは、譲渡元または貸与元のリモコンの
有する制御権が有効な範囲内、たとえば、有効期限内に
限って、制御権を渡すことができるのに対して、「条件
付放棄」は、制御権を有するリモコンが、制御権を次に
獲得するリモコンを指定した後に、制御権を放棄するも
のである。
【0100】図7にフローチャートを示す第2の実施例
では、S5において、図9に示す条件設定画面に従って
条件を入力する。本実施例の場合も、上記と同様に条件
を指定する。
【0101】図18は、制御権管理部13に格納されて
いる制御権管理データベース(条件付放棄前の状態)を
示す図である。
【0102】図7に示すように、制御権を受け渡す相手
を指定し、放棄したとすると、リモコンRC1の条件付
放棄に伴って、制御権管理データベースは、図8に示す
状態から図18に示す状態になり、リモコンRC2に制
御権が受け渡される。この例では、制御権の及ぶ範囲
は、指定していないが、技術的には指定することも可能
である。
【0103】つまり、第6の実施例における信号入出力
部11は、所定のリモコンから、上記制御権を条件付放
棄する旨を示す条件付放棄信号を受信する条件付放棄信
号受信手段の例であり、また、上記制御権を保持してい
るリモコンからの信号を受信し、制御権を次に獲得する
次獲得先を決定する次獲得先決定手段の例である。
【0104】第6の実施例における制御権管理部13
は、上記条件付放棄信号を受信すると、上記条件付放棄
信号を送信した上記リモコンが保持している上記制御権
を、上記次獲得先に付与する制御権管理手段の例であ
る。
【0105】また、上記実施例を、プログラムの発明と
して把握することができる。つまり、上記実施例は、複
数のリモコンが1つの映像視聴装置と対応付けられ、上
記複数のリモコンのうちで、1つのリモコンのみが、上
記映像視聴装置を制御する制御権を有する場合、所定の
リモコンから、上記リモコンのIDを受信するリモコン
ID受信手順と、所定のリモコンから、上記制御権を譲
渡する旨を示す譲渡信号を受信する譲渡信号受信手順
と、上記制御権を保持しているリモコンからの信号を受
信し、所定の譲渡先を決定する譲渡先決定手順と、上記
譲渡信号を受信すると、上記譲渡信号を送信した上記リ
モコンが保持している上記制御権を、上記譲渡先に譲渡
する制御権管理手順とをコンピュータに実行させるプロ
グラムの例である。
【0106】さらに、上記実施例は、複数のリモコンが
1つの映像視聴装置と対応付けられ、上記複数のリモコ
ンのうちで、1つのリモコンのみが、上記映像視聴装置
を制御する制御権を有する場合、所定のリモコンから、
上記リモコンのIDを受信するリモコンID受信手順
と、所定のリモコンから、上記制御権を貸与する旨を示
す貸与信号を受信する貸与信号受信手順と、上記制御権
を保持しているリモコンからの信号を受信し、所定の貸
与先を決定する貸与先決定手順と、上記貸与信号を受信
すると、上記貸与信号を送信した上記リモコンが保持し
ている上記制御権を、上記貸与先に貸与する制御権管理
手順とをコンピュータに実行させるプログラムの例であ
る。
【0107】そして、上記実施例は、複数のリモコンが
1つの映像視聴装置と対応付けられ、上記複数のリモコ
ンのうちで、1つのリモコンのみが、上記映像視聴装置
を制御する制御権を有する場合、所定のリモコンから、
上記リモコンのIDを受信するリモコンID受信手順
と、所定のリモコンから、上記制御権を条件付放棄する
旨を示す条件付放棄信号を受信する条件付放棄信号受信
手順と、上記制御権を保持しているリモコンからの信号
を受信し、制御権を次に獲得する次獲得先を決定する次
獲得先決定手順と、上記条件付放棄信号を受信すると、
上記条件付放棄信号を送信した上記リモコンが保持して
いる上記制御権を、上記次獲得先に付与する制御権管理
手順とをコンピュータに実行させるプログラムの例であ
る。
【0108】また、上記プログラムをFD(フロッピー
(登録商標)ディスク)、CD(コンパクトディス
ク)、HD(ハードディスク)、DVD(Digital Ver
satileDisc)、半導体メモリ等の記録媒体に記録するよ
うにしてもよい。
【0109】上記各実施例は、電波放送システムに関す
るものであるが、電波放送に限らず、電波放送以外のイ
ンターネット放送等においても、上記実施例を適用する
ことができ、また、リモコン情報を蓄える仕組みをどこ
に設置した場合でも、上記実施例を適用することができ
る。
【0110】なお、リモコンを2つ有する場合でも、4
つ以上有する場合にも、上記実施例を適用することがで
きる。
【0111】地上波のテレビ等の電波放送では、放送局
1つについて、1つのチャンネルが割り当てられ、チャ
ンネルを選択することによって、視聴する番組を選択す
ることができ、見る番組を変更する場合には、チャンネ
ルを変更すればよい。一方、インターネット放送におい
て、チャンネルに相当するものはURLであり、URL
を指定することによって、番組を選択することができ
る。上記実施例では、理解し易くするために、TVのチ
ャンネルを例にとって説明したが、本発明は、地上波テ
レビ等の電波放送システムに限られるものではない。
【0112】
【発明の効果】請求項1〜10、13〜20、23、2
6記載の発明によれば、複数のリモコンを用いて1台の
映像視聴装置を操作する場合、映像視聴装置を制御する
制御権を保持しているリモコンの操作者が、所望のリモ
コンに上記制御権を譲渡することができるという効果を
奏する。
【0113】請求項11、12、21、22、24、2
5、27、28記載の発明によれば、複数のリモコンを
用いて1台の映像視聴装置を操作する場合、映像視聴装
置を制御する制御権を保持しているリモコンの操作者
が、所望のリモコンに上記制御権を貸与することができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である放送システムBS
1を示すブロック図である。
【図2】第1のリモコンRC1の概観図である。
【図3】本発明の第1の実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】上記実施例において、制御権管理部13に格納
されている制御権管理データベースにおける制御権譲渡
前の状態の内容例を示す図である。
【図5】上記実施例において、映像音声出力部21が表
示する譲渡条件設定画面の一例を示す図である。
【図6】上記実施例において、制御管理データベースに
おける第1段階譲渡後の状態の内容例を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
【図8】上記実施例において、制御権管理部13に格納
されている制御権管理データベースにおける制御権貸与
前の状態の内容例を示す図である。
【図9】上記実施例において、映像音声出力部21が表
示する貸与条件設定画面の一例を示す図である。
【図10】上記実施例において、制御管理データベース
における第1段階貸与後の状態の内容例を示す図であ
る。
【図11】本発明の第3の実施例の動作を示すフローチ
ャートであり、制御権を貸与された第2のリモコンRC
2が、番組予約、制御権予約する場合の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図12】本発明の第4の実施例において、制御権管理
部13に格納されている制御権管理データベース(第2
段階貸与後の状態)を示す図である。
【図13】本発明の第5の実施例を示すフローチャート
であり、第2のリモコンRC2に貸与した制御権を、第
1のリモコンRC1が返還してもらう場合の動作を示す
フローチャートである。
【図14】本発明の第5の実施例において、制御権管理
部13に格納されている制御権管理データベースにおけ
る制御権貸与前の状態の内容例を示す図である。
【図15】本発明の第5の実施例において、制御権管理
部13に格納されている制御権管理データベースにおけ
る制御権貸与後返還前の状態の内容例を示す図である。
【図16】本発明の第5の実施例において、制御権管理
部13に格納されている制御権管理データベースにおけ
る制御権返還後の状態の内容例を示す図である。
【図17】本発明の第5の実施例において、制御権管理
部13に格納されている制御権管理データベースにおけ
る制御権返還後の状態の内容例を示す図である。
【図18】本発明の第5の実施例において、制御権管理
部13に格納されている制御権管理データベースにおけ
る制御権条件付放棄後の状態の内容例を示す図である。
【符号の説明】
BS1…放送システム、 RC1…第1のリモコン、 RC2…第2のリモコン、 RC3…第3のリモコン、 1…操作情報入出力部、 2…ID記憶部、 3…確定ボタン、 4…制御部、 5…信号入出力部、 6…電源スイッチ、 7、23…譲渡実行ボタン、 8、24…貸与実行ボタン、 10…制御装置、 11…信号入出力部、 12…制御部、 13…制御権管理部、 16…番組情報管理部、 20…映像視聴装置、 21…映像音声出力部、 22…電源スイッチ。
フロントページの続き Fターム(参考) 5C056 BA01 BA05 CA08 CA20 DA08 DA20 EA05 5K048 AA04 BA03 CA05 DA03 EB01 EB02 FB10 FC01 HA01 HA02

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のリモコンが1つの映像視聴装置と
    対応付けられ、上記複数のリモコンのうちで、1つのリ
    モコンのみが、上記映像視聴装置を制御する制御権を有
    する映像視聴装置の制御装置であって、 所定のリモコンから、上記リモコンのIDを受信するリ
    モコンID受信手段と;所定のリモコンから、上記制御
    権を譲渡する旨を示す譲渡信号を受信する譲渡信号受信
    手段と;上記制御権を保持しているリモコンからの信号
    を受信し、所定の譲渡先を決定する譲渡先決定手段と;
    上記譲渡信号を受信すると、上記譲渡信号を送信した上
    記リモコンが保持している上記制御権を、上記譲渡先に
    譲渡する制御権管理手段と;を有することを特徴とする
    映像視聴装置の制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記制御権の譲受側リモコンが制御権を保有した時間の
    合計である操作合計時間が所定の時間に達するまで上記
    制御権を譲渡するという譲渡条件、または、上記譲受側
    リモコンが操作した回数の合計である操作合計回数が所
    定の回数に達するまで上記制御権を譲渡するという譲渡
    条件を決定する譲渡条件決定手段を有することを特徴と
    する映像視聴装置の制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記制御権管理手段は、譲受側リモコンから上記制御権
    が返還された場合、上記返還後の制御権の内容は、上記
    譲渡の直前における制御権の内容と同じ内容であるとし
    て扱う手段であることを特徴とする映像視聴装置の制御
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 占有時間が上記制御権の内容によって規定されている場
    合、上記返還後の占有時間は、上記譲渡の直前における
    残りの占有時間であることを特徴とする映像視聴装置の
    制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 操作回数が上記制御権の内容によって規定されている場
    合、上記返還後に操作できる回数は、上記譲渡の直前に
    おける残り操作回数であることを特徴とする映像視聴装
    置の制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 上記制御権管理手段は、譲受側リモコンから上記制御権
    が返還された場合、上記返還後の制御権の内容は、新た
    に制御権を獲得した場合における制御権の内容と同じ内
    容であるとして扱う手段であることを特徴とする映像視
    聴装置の制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1において、 上記制御権管理手段は、上記譲り受けた制御権を、再譲
    渡することを許容する手段であることを特徴とする映像
    視聴装置の制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項1において、 上記制御権管理手段は、上記譲り受けた制御権を、再譲
    渡することを拒否する手段であることを特徴とする映像
    視聴装置の制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項1において、 番組予約を行うことを特徴とする映像視聴装置の制御装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項1において、 制御権予約を行うことを特徴とする映像視聴装置の制御
    装置。
  11. 【請求項11】 複数のリモコンが1つの映像視聴装置
    と対応付けられ、上記複数のリモコンのうちで、1つの
    リモコンのみが、上記映像視聴装置を制御する制御権を
    有する映像視聴装置の制御装置であって、 所定のリモコンから、上記リモコンのIDを受信するリ
    モコンID受信手段と;所定のリモコンから、上記制御
    権を貸与する旨を示す貸与信号を受信する貸与信号受信
    手段と;上記制御権を保持しているリモコンからの信号
    を受信し、所定の貸与先を決定する貸与先決定手段と;
    上記貸与信号を受信すると、上記貸与信号を送信した上
    記リモコンが保持している上記制御権を、上記貸与先に
    貸与する制御権管理手段と;を有することを特徴とする
    映像視聴装置の制御装置。
  12. 【請求項12】 複数のリモコンが1つの映像視聴装置
    と対応付けられ、上記複数のリモコンのうちで、1つの
    リモコンのみが、上記映像視聴装置を制御する制御権を
    有する映像視聴装置の制御装置であって、 所定のリモコンから、上記リモコンのIDを受信するリ
    モコンID受信手段と;所定のリモコンから、上記制御
    権を条件付放棄する旨を示す条件付放棄信号を受信する
    条件付放棄信号受信手段と;上記制御権を保持している
    リモコンからの信号を受信し、制御権を次に獲得する次
    獲得先を決定する次獲得先決定手段と;上記条件付放棄
    信号を受信すると、上記条件付放棄信号を送信した上記
    リモコンが保持している上記制御権を、上記次獲得先に
    付与する制御権管理手段と;を有することを特徴とする
    映像視聴装置の制御装置。
  13. 【請求項13】 複数のリモコンが1つの映像視聴装置
    と対応付けられ、上記複数のリモコンのうちで、1つの
    リモコンのみが、上記映像視聴装置を制御する制御権を
    有する映像視聴装置の制御方法であって、 所定のリモコンから、上記リモコンのIDを受信するリ
    モコンID受信段階と;所定のリモコンから、上記制御
    権を譲渡する旨を示す譲渡信号を受信する譲渡信号受信
    段階と;上記制御権を保持しているリモコンからの信号
    を受信し、所定の譲渡先を決定する譲渡先決定段階と;
    上記譲渡信号を受信すると、上記譲渡信号を送信した上
    記リモコンが保持している上記制御権を、上記譲渡先に
    譲渡する制御権管理段階と;を有することを特徴とする
    映像視聴装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 請求項13において、 上記制御権の譲受側リモコンが制御権を保有した時間の
    合計である操作合計時間が所定の時間に達するまで上記
    制御権を譲渡するという譲渡条件、または、上記譲受側
    リモコンが操作した回数の合計である操作合計回数が所
    定の回数に達するまで上記制御権を譲渡するという譲渡
    条件を決定する譲渡条件決定段階を有することを特徴と
    する映像視聴装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 請求項13において、 上記制御権管理段階は、譲受側リモコンから上記制御権
    が返還された場合、上記返還後の制御権の内容は、上記
    譲渡の直前における制御権の内容と同じ内容であるとし
    て扱う段階であることを特徴とする映像視聴装置の制御
    方法。
  16. 【請求項16】 請求項15において、 占有時間が上記制御権の内容によって規定されている場
    合、上記返還後の制御権の内容である占有時間は、上記
    譲渡の直前における残りの占有時間であることを特徴と
    する映像視聴装置の制御方法。
  17. 【請求項17】 請求項15において、 操作回数が上記制御権の内容によって規定されている場
    合、上記返還後の制御権の内容である操作できる回数
    は、上記譲渡の直前における残り操作回数であることを
    特徴とする映像視聴装置の制御方法。
  18. 【請求項18】 請求項13において、 上記制御権管理段階は、譲受側リモコンから上記制御権
    が返還された場合、上記返還後の制御権の内容は、新た
    に制御権を獲得した場合における制御権の内容と同じ内
    容であるとして扱う段階であることを特徴とする映像視
    聴装置の制御方法。
  19. 【請求項19】 請求項13において、 上記制御権管理段階は、上記譲り受けた制御権を、再譲
    渡することを許容する段階であることを特徴とする映像
    視聴装置の制御方法。
  20. 【請求項20】 請求項13において、 上記制御権管理段階は、上記譲り受けた制御権を、再譲
    渡することを拒否する段階であることを特徴とする映像
    視聴装置の制御方法。
  21. 【請求項21】 複数のリモコンが1つの映像視聴装置
    と対応付けられ、上記複数のリモコンのうちで、1つの
    リモコンのみが、上記映像視聴装置を制御する制御権を
    有する映像視聴装置の制御方法であって、 所定のリモコンから、上記リモコンのIDを受信するリ
    モコンID受信段階と;所定のリモコンから、上記制御
    権を貸与する旨を示す貸与信号を受信する貸与信号受信
    段階と;上記制御権を保持しているリモコンからの信号
    を受信し、所定の貸与先を決定する貸与先決定段階と;
    上記貸与信号を受信すると、上記貸与信号を送信した上
    記リモコンが保持している上記制御権を、上記貸与先に
    貸与する制御権管理段階と;を有することを特徴とする
    映像視聴装置の制御方法。
  22. 【請求項22】 複数のリモコンが1つの映像視聴装置
    と対応付けられ、上記複数のリモコンのうちで、1つの
    リモコンのみが、上記映像視聴装置を制御する制御権を
    有する映像視聴装置の制御方法であって、 所定のリモコンから、上記リモコンのIDを受信するリ
    モコンID受信段階と;所定のリモコンから、上記制御
    権を条件付放棄する旨を示す条件付放棄信号を受信する
    条件付放棄信号受信段階と;上記制御権を保持している
    リモコンからの信号を受信し、制御権を次に獲得する次
    獲得先を決定する次獲得先決定段階と;上記条件付放棄
    信号を受信すると、上記条件付放棄信号を送信した上記
    リモコンが保持している上記制御権を、上記次獲得先に
    付与する制御権管理段階と;を有することを特徴とする
    映像視聴装置の制御方法。
  23. 【請求項23】 複数のリモコンが1つの映像視聴装置
    と対応付けられ、上記複数のリモコンのうちで、1つの
    リモコンのみが、上記映像視聴装置を制御する制御権を
    有する場合、 所定のリモコンから、上記リモコンのIDを受信するリ
    モコンID受信手順と;所定のリモコンから、上記制御
    権を譲渡する旨を示す譲渡信号を受信する譲渡信号受信
    手順と;上記制御権を保持しているリモコンからの信号
    を受信し、所定の譲渡先を決定する譲渡先決定手順と;
    上記譲渡信号を受信すると、上記譲渡信号を送信した上
    記リモコンが保持している上記制御権を、上記譲渡先に
    譲渡する制御権管理手順と;をコンピュータに実行させ
    るプログラム。
  24. 【請求項24】 複数のリモコンが1つの映像視聴装置
    と対応付けられ、上記複数のリモコンのうちで、1つの
    リモコンのみが、上記映像視聴装置を制御する制御権を
    有する場合、 所定のリモコンから、上記リモコンのIDを受信するリ
    モコンID受信手順と;所定のリモコンから、上記制御
    権を貸与する旨を示す貸与信号を受信する貸与信号受信
    手順と;上記制御権を保持しているリモコンからの信号
    を受信し、所定の貸与先を決定する貸与先決定手順と;
    上記貸与信号を受信すると、上記貸与信号を送信した上
    記リモコンが保持している上記制御権を、上記貸与先に
    貸与する制御権管理手順と;をコンピュータに実行させ
    るプログラム。
  25. 【請求項25】 複数のリモコンが1つの映像視聴装置
    と対応付けられ、上記複数のリモコンのうちで、1つの
    リモコンのみが、上記映像視聴装置を制御する制御権を
    有する場合、 所定のリモコンから、上記リモコンのIDを受信するリ
    モコンID受信手順と;所定のリモコンから、上記制御
    権を条件付放棄する旨を示す条件付放棄信号を受信する
    条件付放棄信号受信手順と;上記制御権を保持している
    リモコンからの信号を受信し、制御権を次に獲得する次
    獲得先を決定する次獲得先決定手順と;上記条件付放棄
    信号を受信すると、上記条件付放棄信号を送信した上記
    リモコンが保持している上記制御権を、上記次獲得先に
    付与する制御権管理手順と;をコンピュータに実行させ
    るプログラム。
  26. 【請求項26】 複数のリモコンが1つの映像視聴装置
    と対応付けられ、上記複数のリモコンのうちで、1つの
    リモコンのみが、上記映像視聴装置を制御する制御権を
    有する場合、 所定のリモコンから、上記リモコンのIDを受信するリ
    モコンID受信手順と;所定のリモコンから、上記制御
    権を譲渡する旨を示す譲渡信号を受信する譲渡信号受信
    手順と;上記制御権を保持しているリモコンからの信号
    を受信し、所定の譲渡先を決定する譲渡先決定手順と;
    上記譲渡信号を受信すると、上記譲渡信号を送信した上
    記リモコンが保持している上記制御権を、上記譲渡先に
    譲渡する制御権管理手順と;をコンピュータに実行させ
    るプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
  27. 【請求項27】 複数のリモコンが1つの映像視聴装置
    と対応付けられ、上記複数のリモコンのうちで、1つの
    リモコンのみが、上記映像視聴装置を制御する制御権を
    有する場合、 所定のリモコンから、上記リモコンのIDを受信するリ
    モコンID受信手順と;所定のリモコンから、上記制御
    権を貸与する旨を示す貸与信号を受信する貸与信号受信
    手順と;上記制御権を保持しているリモコンからの信号
    を受信し、所定の貸与先を決定する貸与先決定手順と;
    上記貸与信号を受信すると、上記貸与信号を送信した上
    記リモコンが保持している上記制御権を、上記貸与先に
    貸与する制御権管理手順と;をコンピュータに実行させ
    るプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
  28. 【請求項28】 複数のリモコンが1つの映像視聴装置
    と対応付けられ、上記複数のリモコンのうちで、1つの
    リモコンのみが、上記映像視聴装置を制御する制御権を
    有する場合、 所定のリモコンから、上記リモコンのIDを受信するリ
    モコンID受信手順と;所定のリモコンから、上記制御
    権を条件付放棄する旨を示す条件付放棄信号を受信する
    条件付放棄信号受信手順と;上記制御権を保持している
    リモコンからの信号を受信し、制御権を次に獲得する次
    獲得先を決定する次獲得先決定手順と;上記条件付放棄
    信号を受信すると、上記条件付放棄信号を送信した上記
    リモコンが保持している上記制御権を、上記次獲得先に
    付与する制御権管理手順と;をコンピュータに実行させ
    るプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008053964A (ja) * 2006-08-23 2008-03-06 Sharp Corp 映像表示システム
KR100988857B1 (ko) 2003-10-16 2010-10-20 엘지전자 주식회사 디지털 텔레비전의 다중사용자를 위한 리모콘과 그 수신기인터페이스 및 id값 설정방법
JP2011055468A (ja) * 2009-09-02 2011-03-17 Samsung Electronics Co Ltd 制御デバイス、被制御デバイス、制御システム及び制御権限の提供方法
JP2016025597A (ja) * 2014-07-23 2016-02-08 船井電機株式会社 操作端末及び画像送信装置

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