JP3573452B2 - 映像視聴装置の制御装置、その制御方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のリモコンが1つの映像視聴装置と対応付けられ、上記複数のリモコンのうちで、1つのリモコンのみが、上記映像視聴装置を制御することができる制御権を有する映像視聴装置の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のテレビ受像機のリモコンは、テレビ受像機から離れた位置で、そのテレビ受像機を制御する装置であり、従来のテレビ受像機のリモコンの他に、携帯電話機能付リモコン、PDA機能付リモコン、腕時計機能付リモコン等のリモコンが知られている。
【0003】
PDAは、Personal Digital Assistant(携帯用個人情報端末)であり、手のひらに収まる程度の大きさの電子機器であり、パソコンのもつ機能のうちのいくつかを実装している端末である。
【0004】
また、放送システムは、電波放送システム、インターネット放送等の放送システムである。電波放送は、一般の地上波テレビ受像機放送、ラジオ放送、衛星放送、ディジタル衛星放送等、電波を通じて番組を放送する放送形態である。インターネット放送は、インターネットを通じて番組を放送する放送形態である。
【0005】
テレビ受像機やビデオ記録再生装置等の映像視聴装置は、映像視聴装置1台に、専用リモコンが1台装備されている場合が一般的であり、専用リモコンを操作すると、赤外線信号や電波信号等の無線信号を介して、離れた場所から上記映像視聴装置を制御することができる。
【0006】
ユーザがテレビ受像機やビデオ記録再生装置等の映像視聴装置を操作する場合、リモコンを用いて操作することが一般的であり、1台のテレビ受像機を複数のユーザが視聴する場合に、リモコンを使用してテレビ受像機のチャンネル、音量等を操作する場合、リモコンを持っているユーザがそのリモコンを操作する。リモコンを持っていないユーザがチャンネル等を操作する場合には、リモコンを持っているユーザに、そのリモコンを借りる必要があり、その都度、リモコンを貸し借りすることは煩雑であるという欠点がある。
【0007】
この欠点を解消するには、複数のリモコンを使用し、どのリモコンからでも、1台の映像視聴装置を操作することができるようにすればよい。この場合、どのリモコンからでも、常に操作することができるようでは、チャンネルの奪い合いになることがあり、このチャンネルの奪い合いが新たな欠点となる。
【0008】
この新たな欠点を解消することを目的として、特開2001−61110公報には、リモコン装置に優先順位を付与し、テレビ受像機の操作性を向上させる方法や、複数のリモコンに付与されている優先度の合計から操作内容を決定する方法が提案されている。
【0009】
上記従来例における上記「優先順位」は、リモコンに優先度データを付与し、この付与された優先度データに応じて、決定される順位である。また、上記優先度データは、点数と同じように考えられるものであり、その数値(点数)の最も大きいリモコンの優先順位が高くなる。なお、各チャンネルに対する要求数を優先度で重み付けして加算し、最も要求数の多いチャンネルが表示される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特開2001−61110公報記載の方法では、複数のリモコンを用いて1台の映像視聴装置を操作する場合、どのリモコンからでも、1台の映像視聴装置を操作することができ、しかも、チャンネルの奪い合いを阻止することができるが、制御権の変更ができないので、優先順位の低いリモコンでの操作ができず、所望の番組を安心して視聴することができないという問題がある。
【0011】
所定の時間帯の番組について,安心してその番組を視聴するために,制御権を予約できるようにしたときに,その制御権を有するリモコンの使用者が映像視聴装置の近傍に存在しない場合(いわゆる空予約をした場合)には、この空予約状態を早期に解消することができないという問題がある。
【0012】
本発明は、複数のリモコンが1つの映像視聴装置と対応付けられ、上記複数のリモコンのうちで、1つのリモコンのみが、上記映像視聴装置を制御する制御権を有する場合、所定の時間帯について,制御権を予約することができ,所定の時間帯の番組について,安心してその番組を視聴することができるようにし,さらに制御権を予約し制御権を得た時間に、その制御権を有するリモコンの使用者が映像視聴装置の近傍に存在しない空予約状態を早期に解消することができる映像視聴装置の制御装置、その制御方法、プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、制御権を予約する手段と,制御権を有するリモコンの使用者が映像視聴装置の近傍に存在していることを確認することを許容する確認許容時間を設定する確認許容時間設定手段と、上記制御権を有するリモコンの使用者が映像視聴装置の近傍に存在していることを確認する存在確認手段と、上記制御権が付与されてから上記確認許容時間内に、上記制御権が付与されているリモコンが操作されなければ、上記付与されている制御権を剥奪する制御権剥奪手段とを有する映像視聴装置の制御装置である。
【0014】
【発明の実施の形態および実施例】
[第1の実施例]
図1は、本発明の第1の実施例である放送システムBS1を示すブロック図である。
【0015】
放送システムBS1は、第1のリモコンRC1と、第2のリモコンRC2と、第3のリモコンRC3と、映像視聴装置20と、映像視聴装置20を制御する制御装置10とを有する。
【0016】
リモコンRC1、RC2、RC3は、映像視聴装置20を制御することができるリモコンである。ただし、ある時点では、リモコンRC1、RC2、RC3のうちの1つのリモコンのみが、映像視聴装置20を制御することができる。映像視聴装置20の制御は、番組の選択、音量の制御、映像視聴装置20の電源のオン、オフ制御等である。
【0017】
また、リモコンRC1、RC2、RC3は、それぞれ、独自のリモコンIDを有し、リモコンを操作するときに、自己のIDを送信する。
【0018】
第1のリモコンRC1は、操作情報入出力部1と、ID記憶部2と、制御権予約開始ボタン3と、制御部4と、信号入出力部5と、電源スイッチ6と、確認ボタン7とを有する。
【0019】
操作情報入出力部1は、映像視聴装置20で表示させるべき番組を選択するための情報、映像視聴装置20を制御する制御権の予約情報等、映像視聴装置20を制御する情報を入力するものである。ID記憶部2は、第1のリモコンRC1のIDを記憶している記憶部である。
【0020】
制御権予約開始ボタン3は、リモコンの使用者が、制御権の予約を希望していることを意思表示するために押すボタンである。
【0021】
制御部4は、第1のリモコンRC1の全体を制御する。電源スイッチ6は、映像視聴装置20の電源をオン、オフするスイッチである。
【0022】
確認ボタン7は、リモコンが映像視聴装置の近傍に存在することを示すために押下するボタンである。
【0023】
第2のリモコンRC2、第3のリモコンRC3の構成は、第1のリモコンRC1の構成と同様であり、それぞれ独自のIDを記憶している。
【0024】
映像視聴装置20は、映像音声出力部21と電源スイッチ22とを有する。
【0025】
映像視聴装置20の制御装置10は、信号入出力部11と、制御部12と、制御権管理部13と、番組情報管理部16とを有する。
【0026】
信号入出力部11は、リモコンRC1〜RC3からの信号を入力する部分であり、無線で、リモコンから発信された操作コマンドとリモコンIDとを受信する部分である。なお、リモコンRC1〜RC3と制御装置10との間で、双方向で信号をやり取りするようにしてもよい。
【0027】
つまり、信号入出力部11は、リモコンから発信された操作コマンドとリモコンIDとを受信する信号受信手段の例である。
【0028】
制御部12は、制御装置10の全体を制御するものであり、上記制御権を有するリモコンの使用者が映像視聴装置の近傍に存在していることを確認する存在確認手段の例であり、また、上記制御権を有するリモコンの使用者が映像視聴装置の近傍に存在していることを確認することを許容する確認許容時間を設定する確認許容時間設定手段の例であり、さらに、上記制御権が付与されてから上記確認許容時間内に、上記制御権が付与されているリモコンが操作されなければ、上記付与されている制御権を剥奪する制御権剥奪手段の例である。
【0029】
制御権管理部13は、所定のリモコンについて、所定の開始時刻から所定の終了時刻までの間、制御権を付与する制御権付与手段の例であり、また、上記制御権の開始時刻と終了時刻とを、上記リモコン毎に管理する制御権管理手段の例であり、さらに、所定のリモコンについて、所定の開始時刻から、所定の終了時刻まで、上記制御権の取得を予約する制御権予約手段の例である。
【0030】
番組情報管理部16は、電子番組表(EPG)を記憶し、管理するものである。
【0031】
次に、本発明の第1の実施例の動作について説明する。
【0032】
図2は、本発明の第1の実施例の動作を示すフローチャートであり、制御権と番組視聴とを予約する動作を示すフローチャートである。
【0033】
まず、リモコンRC1に設けられている制御権予約開始ボタン3を押すと(S101)、映像音声出力部21に、電子番組表(EPG)が表示され(S102)、この表示されている電子番組表に基づいて、ユーザが予約したい番組を選択し、操作情報入出力部1から番組情報を入力する(S103)。
【0034】
図8は、上記実施例において、制御管理部13が格納している予約データベースの第1例を示す図である。
【0035】
図8に示す予約データベースの第1例には、制御権開始時刻とその終了時刻とが、制御権を有するリモコンの名称と希望する番組とチャンネルとに対応して、記憶されている。
【0036】
制御権管理部13が、図8に示す予約データベースを参照し、上記入力された番組(予約したい番組)の放送時間帯に重複する予約が既にされているのであれば(S104)、「既に予約が入っています」が、映像音声出力部21に表示される(S105)。
【0037】
上記入力された番組(予約したい番組)の放送時間帯に重複する予約が、まだされていなければ(S104)、その入力された番組名、チャンネル、制御権開始時刻、制御権終了時刻を、制御権管理部13の図8に示す予約データベースに書き込む(S106)。
【0038】
なお、上記実施例は、所定の番組について、制御権の取得を予約する実施例であるが、番組とは無関係に、所定の時間帯について、制御権の取得を予約するようにしてもよい。
【0039】
放送システムBS1によれば、複数のリモコンが1つの映像視聴装置20と対応付けられ、上記複数のリモコンのうちで、1つのリモコンのみが、上記映像視聴装置20を制御することができる映像視聴装置20の制御装置において、所望の時間帯で、他の予約と重複することなく、確実に予約することができる。
【0040】
[第2の実施例]
本発明の第2の実施例は、第1の実施例において、予約した番組が開始され、確認許容時間内に、存在確認ができれば、制御権を確保する実施例である。
【0041】
なお、上記「確認許容時間」は、所定のタイミングから、制御権を有するリモコンが映像視聴装置20の近傍に存在していることを、制御装置10が確認することを許容する時間である。なお、上記所定のタイミングは、予約番組開始の所定時間(たとえば5分間)前のタイミング、または、新たに制御権が付与されるときの所定時間(たとえば5分間)前のタイミングである。また、上記確認許容時間は、制御権管理部13に予め設定されている。
【0042】
次に、本発明の第2の実施例の動作について説明する。
【0043】
図3は、本発明の第2の実施例の動作を示すフローチャートであり、予約した番組が開始され、確認許容時間内に、制御権を有するリモコンの使用者の存在を確認することができれば、その制御権を確保する動作を示すフローチャートである。
【0044】
まず、リモコンRC1が予約した番組が、図8に示すデータベースの第1例のように、制御権管理部13に設定されている。
【0045】
そして、番組開始5分前に、映像視聴装置20の電源が入っているか否かを判定する(S201)。なお、映像視聴装置20の電源が入っているか否かの判定を、番組開始5分前に実行することが、制御権管理部13に設定されている。
【0046】
番組開始5分前に映像視聴装置20の電源が入っていれば(S201)、制御権管理部13が、図8に示す予約データベースを参照し、予約番組開始5分前になると、映像音声出力部21が「あと5分でチャンネル4の番組3へ自動的に切り替わります。」を表示する(S202)。
【0047】
番組開始5分前に映像視聴装置20の電源が入っていなければ(S201)、電源が投入され、チャンネルは、予約されたチャンネル、たとえばチャンネル4にセットされる(S203)。そして、映像視聴装置20に、「確認ボタンを押して下さい」を表示し(S204)、予約番組を開始した時刻からの経過時間を計測し(S205)、経過時間が確認許容時間を超えているか否かを判定する(S206)。経過時間が、確認許容時間を超えていれば、制御権を剥奪する(S207)。
【0048】
経過時間が、確認許容時間を超えていなければリモコン信号を受信したか否かを判断し(S208)、リモコン信号を受信していなければ、時間を計測し続ける(S205)。
【0049】
リモコン信号を受信すれば(S208)、リモコンRC1が近くに存在しているか否かを判定する(S209)。つまり、受信したリモコンの信号のIDが、リモコンRC1のIDであるか否かを判断する。
【0050】
受信したリモコンの信号のIDが、リモコンRC1のIDであれば(S209)、図8に示すデータベースに定められている時間内で、リモコンRC1について、制御権を保証する(S210)。
【0051】
受信したリモコンの信号のIDが、リモコンRC1のIDでなければ(S209)、ステップS205に戻る。
【0052】
[第3の実施例]
第3の実施例は、制御権の取得を予約する実施例であり、制御権の開始時刻と終了時刻とを予約する実施例である。
【0053】
図4は、本発明の第3の実施例において、制御権の開始時刻と終了時刻とを予約する動作を示すフローチャートである。
【0054】
まず、リモコンRC1に設けられている制御権予約開始ボタン3を押し、制御権予約を行う(S301)。つまり、リモコンRC1を使って、リモコンRC1の予約開始ボタン3を押すと、映像音声出力部21に、制御権開始時刻,制御権終了時刻入力欄を表示する(S302)。
【0055】
図9は、第3の実施例における予約データベースの第2例を示す図である。
【0056】
図9に示す予約データベースの第2例には、制御権開始時刻とその終了時刻とが、制御権を有するリモコンの名称に対応して、記憶されている。
【0057】
制御権管理部13が、図9に示す予約データベースを参照し、上記入力された番組(予約したい番組)の放送時間帯に重複する予約が既にされているのであれば(S304)、「既に予約が入っています」が、映像音声出力部21に表示される(S105)。
【0058】
上記入力された番組(予約したい番組)の放送時間帯と重複する予約が、まだされていなければ(S304)、その入力された、制御権開始時刻、制御権終了時刻を、図9に示す予約データベースの第2例で定められているように、制御権管理部13の予約データベースに書き込む(S305)。
【0059】
[第4の実施例]
本発明の第4の実施例は、第2の実施例において、番組を予約する代わりに、制御権の取得を予約する実施例であり、確認許容時間内に、制御権を有するリモコンの使用者の存在を確認できれば、その制御権を確保する実施例である。
【0060】
図5は、本発明の第4の実施例の動作を示すフローチャートであり、第2の実施例において、番組を予約する代わりに、制御権の取得を予約する動作を示すフローチャートであり、また、確認許容時間内に、制御権を有するリモコンの使用者の存在を確認できれば、その制御権を確保する動作を示すフローチャートである。
【0061】
まず、リモコンRC1が予約した制御権開始時刻と制御権終了時刻とが、図9に示す予約データベースに示すように、制御権管理部13に設定されている。また、確認許容時間が制御権管理部13に予め設定されている。
【0062】
制御権開始時刻5分前に、映像視聴装置20の電源が入っているか否かを判定する(S401)。なお、映像視聴装置20の電源が入っているか否かの判定を、制御権開始時刻5分前に実行することが、制御権管理部13に予め設定されている。
【0063】
制御権開始時刻5分前に映像視聴装置20の電源が入っていれば(S401)、制御権管理部13が、図9に示す予約データベースを参照し、予約開始時間5分前になると、映像音声出力部21が「あと5分でリモコンRC1に制御権が与えられます」を表示する(S402)。
【0064】
制御権開始時刻5分前に映像視聴装置20の電源が入っていなければ(S401)、制御部12が映像視聴装置20の電源を投入し(S403)、番組を開始するために、「確認ボタンを押して下さい」が表示される(S404)。制御権開始時刻からの経過時間を計測し(S405),制御権開始時刻からの経過時間が,確認許容時間(たとえば10分間)を超えているか否かを判定する(S406)。制御権開始時刻からの経過時間が,確認許容時間を超えていれば、制御権が剥奪される(S207)。
【0065】
経過時間が、確認許容時間を超えていなければリモコン信号を受信したか否かを判断し(S208)、リモコン信号を受信していなければ、時間を計測し続ける(S405)。
リモコン信号を受信すれば(S208)、リモコンRC1が近くに存在しているか否かを判定する(S209)。つまり、受信したリモコンの信号のIDが、リモコンRC1のIDであるか否かを判断する。
【0066】
受信したリモコンの信号のIDが、リモコンRC1のIDであれば(S209)、図9に示すデータベースに定められている時間内で、リモコンRC1に制御権が付与される(S410)。
【0067】
受信したリモコンの信号のIDが、リモコンRC1のIDでなければ(S209)、ステップS405に戻る。
【0068】
[第5の実施例]
本発明の第5の実施例は、第2の実施例において、制御権の取得を予約するとともに、番組を予約する実施例であり、確認許容時間内に、制御権を有するリモコンの使用者の存在を確認できれば、その制御権を確保する実施例である。制御権を有するリモコンの操作が番組変更操作だった場合,番組変更回数に制限を持たせる実施例である.
図6、図7は、本発明の第5の実施例の動作を示すフローチャートであり、制御権の取得を予約するとともに、番組を予約し、確認許容時間内に、制御権を有するリモコンの使用者の存在を確認できれば、その操作が番組変更操作であるか否かを判断し,番組変更操作であり,番組変更回数が許容範囲内ならその制御権を確保する動作を示すフローチャートである。
【0069】
なお、確認許容時間が制御権管理部13に予め設定されている。
【0070】
まず、リモコンRC1が予約した番組が、図8に示すデータベースの第1例のように、制御権管理部13に設定されている。
【0071】
そして、番組開始5分前に、映像視聴装置20の電源が入っているか否かを判定する(S201)。なお、映像視聴装置20の電源が入っているか否かの判定を、番組開始5分前に実行することが、制御権管理部13に設定されている。
【0072】
番組開始5分前に映像視聴装置20の電源が入っていれば(S201)、制御権管理部13が、図8に示す予約データベースを参照し、予約番組開始5分前になると、映像音声出力部21が「あと5分でチャンネル4の番組3へ自動的に切り替わります。」を表示する(S202)。
【0073】
番組開始5分前に映像視聴装置20の電源が入っていなければ(S201)、電源が投入され、チャンネルは、予約されたチャンネル、たとえばチャンネル4にセットされる(S203)。そして、映像視聴装置20に、「確認ボタンを押して下さい」を表示し(S204)、予約番組を開始した時刻からの経過時間を計測し(S205).経過時間が確認許容時間を超えているか否かを判定する(S206)。経過時間が、確認許容時間を超えていれば、制御権を剥奪する(S207)。
【0074】
経過時間が、確認許容時間を超えていなければリモコン信号を受信したか否かを判断し(S208)、リモコン信号を受信していなければ、時間を計測し続ける(S205)。
【0075】
リモコン信号を受信すれば(S208)、リモコンRC1が近くに存在しているか否かを判定する(S209)。つまり、受信したリモコンの信号のIDが、リモコンRC1のIDであるか否かを判断する。
【0076】
受信したリモコンの信号のIDが、リモコンRC1のIDでなければ(S209)、ステップS205に戻る。
【0077】
受信したリモコンの信号のIDが、リモコンRC1のIDであり(S209)、リモコンRC1の操作信号が番組変更であれば(S513)、予約番組以外の番組の視聴時間を計測する(S514)。予約番組に戻れば、予約番組以外の番組の視聴時間を0にリセットする。
【0078】
そして、予約番組以外の番組の視聴時間が番組変更確認許容時間を超えているか否かを判断し(S515)、番組変更確認許容時間を超えていれば、制御権が剥奪される(S516)。
【0079】
リモコンRC1の操作信号が、番組変更を示す信号でなければ(S513)、図8に示す予約データベースの時間内で、リモコンRC1に制御権が確保される(S517)。
【0080】
図10は、上記実施例における動作説明図である。
【0081】
図10(1)に示す例は、制御権を有するリモコンの使用者の存在を確認できた場合の動作説明図である。
【0082】
つまり、7時から8時までの間は制御権の取得が予約されている。7時から所定の確認許容時間後までに(図10に示す例では、10分間、つまり、7時10分までに)、制御権が付与されているリモコンの使用者の存在を確認することができた場合、たとえば7時07分に、確認ボタン7を押下する等、その使用者がリモコンに何らかの操作を実行した場合、当初の予定通りに、8時まで、上記制御権が確保される。
【0083】
図10(2)に示す例は、制御権を有するリモコンの使用者の存在を確認できない場合の動作説明図であり、いわゆる空予約を阻止する例である。
【0084】
つまり、7時から8時までの間は制御権の取得が予約されているが、7時から所定の確認許容時間後までに(図10に示す例では、10分間、つまり、7時10分までに)、制御権が付与されているリモコンの使用者の存在を確認することができない場合、すなわち、その使用者がリモコンに何らかの操作を実行しなかった場合、その確認許容時間が経過したとき(7時10分)に、上記制御権が剥奪される。
【0085】
また、上記実施例は、複数のリモコンが1つの映像視聴装置と対応付けられ、上記複数のリモコンのうちで、1つのリモコンのみが、上記映像視聴装置を制御する制御権を有するプログラムであって、リモコンから発信された操作コマンドとリモコンIDとを受信する信号受信手順と、所定のリモコンについて、所定の開始時刻から所定の終了時刻までの間、上記制御権を付与する制御権付与手順と、上記制御権の開始時刻と終了時刻とを、上記リモコン毎に管理する制御権管理手順と、上記制御権を有するリモコンの使用者が映像視聴装置の近傍に存在していることを確認する存在確認手順と、上記制御権を有するリモコンの使用者が映像視聴装置の近傍に存在していることを確認することを許容する確認許容時間を設定する確認許容時間設定手順と、上記制御権が付与されてから上記確認許容時間内に、上記制御権が付与されているリモコンが操作されなければ、上記付与されている制御権を剥奪する制御権剥奪手順とをコンピュータに実行させるプログラムの例である。
【0086】
また、上記プログラムをFD(フロッピー(登録商標)ディスク)、CD(コンパクトディスク)、HD(ハードディスク)、DVD(Digital Versatile Disc)、半導体メモリ等の記録媒体に記録するようにしてもよい。
【0087】
上記各実施例は、電波放送システムに関するものであるが、電波放送に限らず、電波放送以外のインターネット放送等においても、上記実施例を適用することができ、また、リモコン情報を蓄える仕組みをどこに設置した場合でも、上記実施例を適用することができる。
【0088】
なお、リモコンを2つ有する場合でも、4つ以上有する場合にも、上記実施例を適用することができる。
【0089】
地上波のテレビ等の電波放送では、放送局1つについて、1つのチャンネルが割り当てられ、チャンネルを選択することによって、視聴する番組を選択することができ、見る番組を変更する場合には、チャンネルを変更すればよい。一方、インターネット放送において、チャンネルに相当するものはURLであり、URLを指定することによって、番組を選択することができる。上記実施例では、理解し易くするために、TVのチャンネルを例にとって説明したが、本発明は、地上波テレビ等の電波放送システムに限られるものではない。
【0090】
【発明の効果】
本発明によれば、複数のリモコンが1つの映像視聴装置と対応付けられ、上記複数のリモコンのうちで、1つのリモコンのみが、上記映像視聴装置を制御する制御権を有する場合、制御権を予約し制御権を得た時間に、その制御権を有するリモコンの使用者が映像視聴装置の近傍に存在しない空予約状態を早期に解消することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である放送システムBS1を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例の動作を示すフローチャートであり、制御権と番組視聴とを予約する動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施例の動作を示すフローチャートであり、予約した番組が開始され、確認許容時間内に、制御権を有するリモコンの使用者の存在を確認することができれば、その制御権を確保する動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第3の実施例の動作を示すフローチャートであり、制御権の開始時刻のみを予約する動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第4の実施例において、制御権の取得を予約する動作を示すフローチャートであり、確認許容時間内に、制御権を有するリモコンの使用者の存在を確認できれば、その制御権を確保する動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第5の実施例の動作を示すフローチャートであり、制御権の取得を予約するとともに番組を予約し、確認許容時間内に、制御権を有するリモコンの使用者の存在を確認できれば、その制御権を確保する動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第5の実施例の動作を示すフローチャートであり、制御権の取得を予約するとともに番組を予約し、確認許容時間内に、制御権を有するリモコンの使用者の存在を確認できれば、その制御権を確保する動作を示すフローチャートである。
【図8】上記実施例における予約データベースの第1例を示す図である。
【図9】第3の実施例における予約データベースの第2例を示す図である。
【図10】上記実施例における動作説明図である。
【符号の説明】
BS1…放送システム、
RC1…第1のリモコン、
RC2…第2のリモコン、
RC3…第3のリモコン、
1…操作情報入出力部、
2…ID記憶部、
3…制御権予約開始ボタン、
4…制御部、
5…信号入出力部、
6…電源スイッチ、
7…確認ボタン、
10…制御装置、
11…信号入出力部、
12…制御部、
13…制御権管理部、
16…番組情報管理部、
20…映像視聴装置、
21…映像音声出力部、
22…電源スイッチ。
Claims (10)
- 複数のリモコンが1つの映像視聴装置と対応付けられ、上記複数のリモコンのうちで、1つのリモコンのみが、上記映像視聴装置を制御する制御権を有する映像視聴装置の制御装置であって、
リモコンから発信された操作コマンドとリモコンIDとを受信する信号受信手段と;
所定のリモコンについて、所定の開始時刻から所定の終了時刻までの間、上記制御権を付与する制御権付与手段と;
上記制御権の開始時刻と終了時刻とを、上記リモコン毎に管理する制御権管理手段と;
上記制御権を有するリモコンの使用者が映像視聴装置の近傍に存在していることを確認する存在確認手段と;
上記制御権を有するリモコンの使用者が映像視聴装置の近傍に存在していることを確認することを許容する確認許容時間を設定する確認許容時間設定手段と;
上記制御権が付与されてから上記確認許容時間内に、上記制御権が付与されているリモコンが操作されなければ、上記付与されている制御権を剥奪する制御権剥奪手段と;
を有することを特徴とする映像視聴装置の制御装置。 - 請求項1において、
上記制御権剥奪手段は、上記制御権が付与されているリモコンから上記操作コマンドを受信しなければ、上記制御権が付与されているリモコンが操作されていないと判断する手段であることを特徴とする映像視聴装置の制御装置。 - 請求項1において、
上記制御権管理手段は、上記制御権の開始時刻と終了時刻とを、所定のリモコンについて、番組毎に管理する手段であることを特徴とする映像視聴装置の制御装置。 - 請求項1において、
所定の開始時刻から所定の終了時刻まで、所定のリモコンについて、上記制御権を予約することを受け付ける制御権予約手段を有することを特徴とする映像視聴装置の制御装置。 - 複数のリモコンが1つの映像視聴装置と対応付けられ、上記複数のリモコンのうちで、1つのリモコンのみが、上記映像視聴装置を制御する制御権を有する映像視聴装置の制御方法であって、
リモコンから発信された操作コマンドとリモコンIDとを受信する信号受信段階と;
所定のリモコンについて、所定の開始時刻から所定の終了時刻までの間、上記制御権を付与する制御権付与段階と;
上記制御権の開始時刻と終了時刻とを、上記リモコン毎に管理する制御権管理段階と;
上記制御権を有するリモコンの使用者が映像視聴装置の近傍に存在していることを確認する存在確認段階と;
上記制御権を有するリモコンの使用者が映像視聴装置の近傍に存在していることを確認することを許容する確認許容時間を設定する確認許容時間設定段階と;上記制御権が付与されてから上記確認許容時間内に、上記制御権が付与されているリモコンが操作されなければ、上記付与されている制御権を剥奪する制御権剥奪段階と;
を有することを特徴とする映像視聴装置の制御方法。 - 請求項5において、
上記制御権剥奪段階は、上記制御権が付与されているリモコンから上記操作コマンドを受信しなければ、上記制御権が付与されているリモコンが操作されていないと判断する段階であることを特徴とする映像視聴装置の制御方法。 - 請求項5において、
上記制御権管理段階は、上記制御権の開始時刻と終了時刻とを、所定のリモコンについて、番組毎に管理する段階であることを特徴とする映像視聴装置の制御方法。 - 請求項5において、
所定の開始時刻から所定の終了時刻まで、所定のリモコンについて、上記制御権を予約することを受け付ける制御権予約段階を有することを特徴とする映像視聴装置の制御方法。 - 複数のリモコンが1つの映像視聴装置と対応付けられ、上記複数のリモコンのうちで、1つのリモコンのみが、上記映像視聴装置を制御する制御権を有する映像視聴装置を制御するプログラムであって、
リモコンから発信された操作コマンドとリモコンIDとを受信する信号受信手順と;
所定のリモコンについて、所定の開始時刻から所定の終了時刻までの間、上記制御権を付与する制御権付与手順と;
上記制御権の開始時刻と終了時刻とを、上記リモコン毎に管理する制御権管理手順と;
上記制御権を有するリモコンの使用者が映像視聴装置の近傍に存在していることを確認する存在確認手順と;
上記制御権を有するリモコンの使用者が映像視聴装置の近傍に存在していることを確認することを許容する確認許容時間を設定する確認許容時間設定手順と;上記制御権が付与されてから上記確認許容時間内に、上記制御権が付与されているリモコンが操作されなければ、上記付与されている制御権を剥奪する制御権剥奪手順と;
をコンピュータに実行させるプログラム。 - 複数のリモコンが1つの映像視聴装置と対応付けられ、上記複数のリモコンのうちで、1つのリモコンのみが、上記映像視聴装置を制御する制御権を有する映像視聴装置を制御するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
リモコンから発信された操作コマンドとリモコンIDとを受信する信号受信手順と;
所定のリモコンについて、所定の開始時刻から所定の終了時刻までの間、上記制御権を付与する制御権付与手順と;
上記制御権の開始時刻と終了時刻とを、上記リモコン毎に管理する制御権管理手順と;
上記制御権を有するリモコンの使用者が映像視聴装置の近傍に存在していることを確認する存在確認手順と;
上記制御権を有するリモコンの使用者が映像視聴装置の近傍に存在していることを確認することを許容する確認許容時間を設定する確認許容時間設定手順と;
上記制御権が付与されてから上記確認許容時間内に、上記制御権が付与されているリモコンが操作されなければ、上記付与されている制御権を剥奪する制御権剥奪手順と;
をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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