JP2001333359A - 番組記憶装置、番組記憶方法及びコンテンツ記憶装置遠隔操作システム - Google Patents

番組記憶装置、番組記憶方法及びコンテンツ記憶装置遠隔操作システム

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JP2001333359A
JP2001333359A JP2000147422A JP2000147422A JP2001333359A JP 2001333359 A JP2001333359 A JP 2001333359A JP 2000147422 A JP2000147422 A JP 2000147422A JP 2000147422 A JP2000147422 A JP 2000147422A JP 2001333359 A JP2001333359 A JP 2001333359A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレビ放送番組を記憶中に記録媒体の容量が
残り少なくなってきた場合でも、記憶を望む番組を記憶
し続けることができる番組記憶装置。 【構成】 番組記憶装置は、テレビ放送の映像や音声を
記憶するハードディスクやDVD等の放送映像記憶部2
01、映像や音声を記憶する処理を行う映像記憶処理部
191、放送映像記憶部201の記憶容量を管理する記
憶容量管理部196、放送映像記憶部201に放送映像
を上書き処理する上書き記憶処理部194等からなる。
記憶容量管理部196が、放送映像記憶部201の記憶
容量が残り少ないと判断すると、放送映像が既に記憶さ
れている位置であって、ユーザが予め選択した位置から
上書きして記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地上波やBSやC
S等のテレビ番組等に代表されるテレビ放送映像を、ハ
ードディスクやDVD等の記憶媒体に記憶するにあたっ
て、特に記憶中に記憶媒体の容量が残り少なくなっても
更に記憶を続けなければならないときに、それまで記憶
したテレビ放送映像の中でユーザが最優先に視聴したい
番組は決して消去せずに残したまま記憶を続行する番組
記憶装置及び方法に関する。
【0002】また、本発明は、遠隔地から電子メールを
用いて映像や音声等のコンテンツを記憶するように制御
するコンテンツ記憶装置遠隔操作システムに関し、特に
優先度を考慮した排他制御機能を具備したコンテンツ記
憶装置遠隔操作システムに関する。
【0003】
【従来の技術】近年のマルチメディアシステムの発達に
よって、ユーザはテレビ番組等の動画像を簡単にパーソ
ナルコンピュータに記憶することが可能となっている。
また、番組をパーソナルコンピュータに記憶するにあた
っては、パーソナルコンピュータ上の記憶媒体であるハ
ードディスクのランダムアクセス可能な特性を利用した
り、デジタル化された電子番組情報のデータを利用する
等して、これまでは実現できなかった様々な番組の記憶
処理が行われるようになった。
【0004】例えば、特開平6−245157号公報に
は、放送された番組の映像及び音声信号を含むテレビ信
号を受信するテレビ受信手段と、該テレビ受信手段が受
信したテレビ信号をランダムアクセス可能な記憶媒体に
記録する記録手段と、該記録手段が上記記録媒体に記録
しつつあるテレビ信号を任意の時点から再生し得る再生
手段とを具備する記録再生手段が開示され、また再生さ
れたテレビ信号の映像信号により表される映像を表示す
る映像表示手段と、再生されたテレビ信号の音声信号に
より表される音声を出力する音声出力手段と、上記記録
再生装置による再生の停止及び再開を制御するための制
御入力手段とを備えたテレビ受像機が開示されている。
【0005】これらのテレビ受像機や映像音響システム
は、同時に記録及び再生をする能力を有するため、放送
中の番組を受信しながら、その番組の記録再生を行い、
また番組の進行を一時止めてしかる後進行を再開させる
ことができるという利点がある。例えば、電話を受ける
ため視聴者がテレビ受像機から離れなければならないと
きは、リモコンまたはテレビ受像機に設けられた選択手
段を選択することで、その時点からテレビ番組の記録が
始まり、電話を終えて戻ってきたときには、再生命令を
出力する選択手段を選択することによって、電話を受け
るために視聴者がテレビ受像機から離れた瞬間から記録
されたテレビ映像が再生され、再生中もリアルタイムに
テレビ放送番組を受信し、それを記録することができる
ものである。なお、このように記録しながら再生を行う
ことを「追いかけ再生」と呼んでいる。
【0006】また、異なる従来例として、遠隔地から電
子メールを用いてコンテンツ記録装置を制御するものが
知られている。例えば、特開平10−247345号公
報には、映像若しくは音声またはその両方を記録し、再
生する記録再生装置を遠隔操作するための記録再生装置
遠隔操作システムが開示されている。
【0007】図23は、この従来の記録再生装置遠隔操
作システムを示す図であり、記録再生装置92を操作す
るための操作情報94を含む電子メールを、電子メール
送受信装置91が通信回線93を介して記録再生装置9
2に送信し、記録再生装置92は受信した電子メールに
含まれる操作情報94から記録再生装置92の操作信号
を生成し、その信号に従い記録再生装置92の記録再生
動作を制御させようとするものである。また、記録再生
装置92は、記録再生装置の動作情報95を含む電子メ
ールを、電子メール送受信装置91に送信することによ
って、コンテンツを記憶するような予約が完了したこと
や、記憶が終了したことや、予約の状況を電子メール送
受信装置91に通知することができるというものであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平6−2
45157号公報に開示されたものには、テレビ受信手
段が受信したテレビ信号を記憶するランダムアクセス可
能な記憶媒体の容量には限りがあるので、記憶容量がな
くなると記憶を行うことができなくなるという問題点が
ある。例えば、電話を受けるための視聴者がテレビ受像
機から離れなければならなくなり、リモコン又はテレビ
受像機に設けられた選択手段をユーザが選択することで
記憶が開始されたにもかかわらず、電話で長時間話し続
けたため、その間記憶媒体の記憶可能な容量が減り続
け、最後には記憶できなくなって、ユーザが記憶を望む
番組が記憶されないという事態が生ずる可能性が有る。
【0009】また、特開平10−247345号公報に
開示されたものでは、記憶再生装置92は、遠隔地から
制御されるだけではなく、利用者が直接自宅で記録再生
装置92を操作して、ある時間にコンテンツの記憶を行
うように設定することも可能である。従って、遠隔地か
ら行った記憶予約時間と、利用者が自宅で行った記憶予
約時間が重なってしまう可能性があり、この場合はどち
らの記憶を優先させるかを電子メール等を用いて記録再
生装置92が利用者に問い合わせる必要があった。ま
た、以前に電子メールを用いて遠隔録画予約処理を行っ
た録画時間と重なっている場合も考えられ、この場合も
どちらの記憶を優先させるかを電子メール等を用いて記
録再生装置92が利用者に問い合わせる必要があった。
【0010】しかし、電子メールは配信に時間がかかっ
てしまったり、利用者が電子メールをすぐには読まなか
ったりする可能性があるため、問い合わせに時間がかか
ってしまい、記録再生装置92は結局どちらの予約を優
先させるか判断がつかなくなって記憶エラーになってし
まったり、どちらの記憶も行われないということが起き
る可能性があった。
【0011】また、記録再生装置92は電子メールの送
信機能を持っているため、たとえ予約時間が重なってい
ても、電子メール送受信装置91に記憶予約時間を変更
するように問い合わせるようにすることが可能であった
が、電子メールの送信機能を持っていない記憶再生装置
92であったならば、そもそも電子メールを送信するこ
とができないので問い合わせることもできない。
【0012】そこで本発明は、特開平6−245157
号公報に開示されたものの問題点を解決すること、つま
り、記憶中に記録媒体の容量が残り少なくなってきたに
もかかわらず更に記憶を続けなければならない時でも、
ユーザが記憶を望む番組を正常に記憶し続ける番組記憶
装置を提供することを目的とする。
【0013】また本発明は、特開平10−247345
号公報に開示されたものの問題点を解決すること、つま
り、遠隔操作で録画予約を行った時間と自宅で行った録
画予約の時間が重なっていたとしても、記録再生装置で
録画予約時間を自動的に変更することによって、録画予
約時間が重複しないように処理を行うシステムを提供す
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来技術が有
している課題を解決するためになされたもので、その第
1の技術手段は、放送情報を記憶する放送情報記憶部
と、該放送情報記憶部に放送情報を記憶する処理を行う
放送情報記憶処理部と、前記放送情報記憶部の記憶容量
の管理を行う記憶容量管理部と、前記放送情報記憶部の
記憶容量がなくなったと前記記憶容量管理部が判断した
ときに、前記放送情報記憶部に放送情報の上書き記憶処
理を行う上書き記憶処理部とを備えた番組記憶装置であ
ることを特徴とする。
【0015】第2の技術手段は、第1の技術手段の番組
記憶装置において、さらに放送情報を記憶し始めた前記
放送情報記憶部の開始アドレスを保持している番組記憶
情報記憶部を備え、前記上書き記憶処理部は、前記放送
情報記憶部に始めに記憶した放送情報から消去して上書
き記憶処理を行うことを特徴とする。
【0016】第3の技術手段は、第1の技術手段の番組
記憶装置において、さらに前記放送情報記憶部に記憶さ
れている番組の中で、現在時刻に最も近い時刻から始ま
った番組が記憶されている領域の開始アドレスを保持し
ている番組記憶情報記憶部を備え、前記上書き記憶処理
部は、現在時刻に最も近い時刻から始まった番組の放送
情報を消去して上書き記憶処理を行うことを特徴とす
る。
【0017】第4の技術手段は、第1の技術手段の番組
記憶装置において、さらに前記放送情報記憶部に記憶さ
れている放送情報に重要度の順位を付与した番組記憶情
報記憶部を備え、前記上書き記憶処理部は、上書き記憶
時に前記重要度の低い放送情報から順に上書き記憶処理
を行うことを特徴とする。
【0018】第5の技術手段は、第1の技術手段の番組
記憶装置において、さらに上書き記憶位置を設定するた
めの設定選択手段と、該設定選択手段で設定された上書
き記憶位置の設定情報を保持する記憶方式設定情報記憶
部とを備え、上書き記憶位置の設定が可能であることを
特徴とする。
【0019】第6の技術手段は、第1〜第5の技術手段
の番組記憶装置において、前記放送情報記憶処理部は追
いかけ再生を行うための記憶処理を行うことを特徴とす
る。
【0020】第7の技術手段は、第1〜第6の技術手段
の番組記憶装置において、前記放送情報はテレビ放送情
報であり、前記放送情報記憶部にテレビ番組の映像と音
声を記憶することを特徴とする。
【0021】第8の技術手段は、第1〜第6の技術手段
の番組記憶装置において、前記放送情報はラジオ放送情
報であり、前記放送情報記憶部にラジオ番組の音声を記
憶することを特徴とする。
【0022】第9の技術手段は、放送情報を記憶する放
送情報記憶部に放送情報を記憶する処理を行う放送情報
記憶処理ステップと、前記放送情報記憶部の記憶容量の
管理を行う記憶容量管理ステップと、該記憶容量管理ス
テップで前記放送情報処理部の記憶容量がなくなったと
判断したときに、前記放送情報記憶部に放送情報の上書
き記憶処理を行う上書き記憶処理ステップとを備えた番
組記憶方法であることを特徴とする。
【0023】第10の技術手段は、コンテンツを受信す
る記憶情報入力手段と、コンテンツを記憶するスケジュ
ール情報が登録されている予約情報記憶手段と、該予約
情報記憶手段にコンテンツの記憶を行うスケジュール情
報を登録する記憶予約処理手段と、前記スケジュール情
報を通信先から受信する受信手段と、該受信手段によっ
て受信した前記スケジュール情報と、前記予約情報記憶
手段に登録されている前記スケジュール情報が時間的な
重複があるかどうかを判断する重複予約チェック手段と
を有するコンテンツ記憶装置遠隔操作システムにおい
て、前記受信手段で受信した前記スケジュール情報に含
まれている記憶スケジュール時間帯の一部が、既に前記
予約情報記憶手段に登録されていると前記重複予約チェ
ック手段が判断した場合には、前記受信手段で受信した
記憶スケジュールの時間帯のうち、既に登録されている
時間帯を除いて前記記憶予約処理手段が前記予約情報記
憶手段にスケジュールの追加登録を行うことを特徴とす
る。
【0024】第11の技術手段は、コンテンツを受信す
る記憶情報入力手段と、コンテンツを記憶するスケジュ
ール情報が登録されている予約情報記憶手段と、該予約
情報記憶手段にコンテンツの記憶を行うスケジュール情
報を登録する記憶予約処理手段と、前記スケジュール情
報を通信先から受信する受信手段と、該受信手段によっ
て受信した前記スケジュール情報と、前記予約情報記憶
手段に登録されている前記スケジュール情報が時間的な
重複があるかどうかを判断する重複予約チェック手段と
を有するコンテンツ記憶装置遠隔操作システムにおい
て、前記受信手段で受信した前記スケジュール情報に含
まれている記憶スケジュール時間帯のすべてが、既に前
記予約情報記憶手段に登録されていると前記重複予約チ
ェック手段が判断した場合には、前記受信手段で受信し
た記憶スケジュールをすべて削除することを特徴とす
る。
【0025】第12の技術手段は、第10または11の
技術手段のコンテンツ記録装置遠隔操作システムにおい
て、前記受信手段は電子メール受信手段であることを特
徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図9に示す実施例1、及び図10〜図22に示す実施
例2に基づいて説明する。 (実施例1)図1は実施例1の番組記憶装置10の外観
を示す図、図2は番組記憶装置10の構成を示すブロッ
ク図である。なお、実施例1では、番組記憶装置10が
テレビ放送を受信し、ユーザに映像情報と音声情報を提
示し、また映像情報と音声情報を記憶する例を対象とし
ているが、本発明はテレビ放送の例に限られるものでは
なく、音声情報のみが送られるラジオ放送の音声情報に
対しても適用することができる。番組記憶装置10は、
外観的には、表示手段11、入力手段12、音声出力手
段13を備えている。入力手段12はパーソナルコンピ
ュータ(PC)で用いられるキーボードを用いて実現で
きる。また、内部的には、図2に示されているように表
示手段11、入力手段12、音声出力手段13、チュー
ナ部14、放送映像音声抽出部15、番組情報抽出部1
6、番組情報記憶部17、中央演算処理装置18、第1
記憶装置19、第2記憶装置20、アンテナ21等を備
えている。
【0027】また、入力手段12は、電源121、記録
開始選択手段122、設定画面表示選択手段123、設
定選択手段124、チャンネル変更手段125、追いか
け再生指示選択手段126を備えている。電源121は
ユーザが選択することで、番組記憶装置10に電源投入
命令を与えることができる選択手段である。記録開始選
択手段122は、例えばテレビ放送映像をユーザが視聴
している最中に電話がかかってきて、ユーザがテレビの
前から離れなくてはならなくなったときにユーザが選択
することで、番組記憶装置10に記憶開始命令を与える
ことができる選択手段である。設定画面表示選択手段1
23は、ユーザが選択することによって図4に示すよう
な設定画面を表示させる命令を与えることができる選択
手段である。設定選択手段124は、ユーザが選択する
ことによって図4に示すような設定画面の設定内容を変
更する命令を出力することができる選択手段である。チ
ャンネル変更手段125は、ユーザが選択することでチ
ューナ部14で抽出する特定のチャンネル(周波数)を
放送電波を変更するような命令を与えることができる選
択手段である。追いかけ再生指示選択手段126は、電
話を終えてテレビの前に帰ってきたときユーザがこの選
択手段を選択することでその時点から追いかけ再生を行
うような命令を出力することができる選択手段である。
【0028】第1記憶装置19は、ROM(Read Only
Memory)で構成されており、映像音声記憶処理部19
1、記憶時間算出処理部192、時間計測部193、上
書き記憶処理部194、現在時刻記憶部195、記憶容
量管理部196を備えている。映像音声記憶処理部19
1は、テレビの放送の映像及び音声を放送映像音声記憶
部201に記憶する処理を行う処理部である。記憶時間
算出処理部192は、現在記憶中の番組が後何分で放送
終了するかを算出する処理部である。時間計測部193
は、記憶時間算出処理部192が算出した時間を計測す
る処理部である。上書き記憶処理部194は、放送映像
音声記憶部201の記憶容量がなくなったときに、放送
映像音声記憶部201にテレビ放送の映像及び音声を上
書きするような処理を行う処理部である。現在時刻記憶
部195は、現在時刻を記憶している処理部である。記
憶容量管理部196は、放送映像音声記憶部201の容
量を管理している。
【0029】第2記憶装置20は、RAM(Randam Acc
ess Memory)で構成されており、テレビ放送の映像と音
声を記憶する放送映像記憶部201、番組記憶情報記憶
部202、記憶方式設定情報記憶部203を備えてい
る。放送映像音声記憶部201は、ランダムアクセス可
能なハードディスクやDVD等の記憶装置で実現可能で
ある。放送映像音声記憶部201はテレビ放送映像を記
憶する領域である。番組記憶情報記憶部202は、現在
放送映像音声記憶部201に記憶中の番組が放送映像音
声記憶部201のどのアドレスから記憶され始めたかを
示す開始アドレスを記憶している記憶部である。また、
放送映像音声記憶部201に記憶中の番組に対し、重要
度マークや優先順位を付与し、それらをテーブル管理す
ることで、上書き記憶時に重要度の低い番組順に放送映
像音声を消去して上書き記憶処理を行なうこともでき
る。記憶方式設定情報記憶部203は、図4の設定画面
の設定内容を示すフラグを記憶している記憶部である。
図4でユーザか上のチェックボックスにチェックをつけ
た場合はフラグは1となり、下のチェックボックスにチ
ェックを付けた場合はフラグは0となる。
【0030】ここで、図2に基づいて実施例1の番組記
憶装置の構成要素の処理動作について説明する。アンテ
ナ21で受信したテレビ放送電波は、チューナ部14に
よって特定のチャンネル(周波数)の放送電波が抽出さ
れる。テレビ放送電波は、番組放送映像音声情報とそれ
に重畳された番組情報(EPG:Electric Program Gui
de)から構成されているので、番組情報抽出部17によ
って抽出された番組情報は、番組情報記憶部17に記憶
される。番組放送の映像情報と音声情報は、放送映像音
声抽出部15によって抽出され、映像は表示手段11に
表示され、音声は音声出力手段13から出力される。中
央演算処理装置18は、各構成要素の制御及び番組記憶
装置全体の制御を行う。
【0031】図3は番組情報が番組情報記憶部17に記
憶されている様子を示した図である。番組情報は、各々
の番組に対して放送日時31、開始時刻32、終了時刻
33、チャンネル34、タイトル35、ジャンル36、
詳細情報37から構成されている。
【0032】図4に示す設定画面は、ユーザが記録開始
選択手段122を選択して、テレビ放送の映像と音声を
放送映像音声記憶部201に記憶中に、放送映像音声記
憶部201の容量がなくなってしまったときに、どのよ
うな処理を行うかを設定する画面である。テレビ放送の
映像と音声を放送映像音声記憶部201に記憶中に、放
送映像音声記憶部201の容量がなくなってしまったと
きに、どのような処理を行うかは2通りの処理から選択
することができる。図4に示す設定画面の上のチェック
ボックスにユーザが設定選択手段124を利用して図示
のようにチェックを付けておくと、テレビ放送の映像と
音声を記憶中に放送映像音声記憶部201の容量がなく
なると、記憶を始めた部分からの映像を消して行ってそ
の部分から上書き処理を行う。また、図4の下のチェッ
クボックスにユーザが設定選択手段124を利用してチ
ェックを付けておくと、テレビ放送の映像と音声を記憶
中に放送映像音声記憶部201の容量がなくなると、放
送映像音声記憶部201に記憶されている番組の中で現
在時刻に最も近い時間から始まった番組が記憶開始され
ている位置から上書き記憶を行う。
【0033】なお、放送映像音声記憶部201に記憶し
た番組中で、上書きされてはならない重要な番組に対
し、重要度マークまたは重要度の優先順位を付与し、こ
れらをテーブル管理することにより、上書き記憶処理時
に重要度または優先順位の低い順に上書き記憶を許すよ
うにしておくことができる。その場合には、図4に示す
設定画面に表示された2つのチェックボックスに加え
て、「優先順位の低い部分から上書きする」のようなチ
ェックボックスを加えるので、3通りの処理から選択す
ることができる。
【0034】図2に示す番組記憶装置10の詳細動作を
図5〜図7に示すフローチャートに基づいて説明する。
図5は、番組記憶装置10の電源ON時の処理を示すフ
ローチャートである。以下、この処理について説明す
る。 (ステップ1)ユーザによって電源121が選択され、
電源ON命令が出力されたかどうかを監視する。電源O
N命令が出力されればステップ2へ、出力されなければ
ステップ1で監視を続ける。 (ステップ2)テレビ放送の映像と音声を受信するため
に必要な処理(アンテナやチューナ部によるテレビ放送
電波の受信)を開始し、テレビ放送の映像と音声を表示
手段11に表示し、音声を音声出力手段13に出力す
る。このとき、ユーザはチャンネル変更手段125を操
作してチャンネル変更命令を出力することで、受信する
テレビ放送電波の周波数を変化させ、受信チャンネルを
変更することができる。 (ステップ3)ユーザによって設定画面表示選択手段1
23が選択されるかどうかを監視する。選択されたらス
テップ5へ、選択されなければステップ4へ進む。
【0035】(ステップ4)ユーザによって記録開始選
択手段122が選択されるかどうかを監視する。選択さ
れたらAの処理を行う。選択されなければステップ2へ
戻り、テレビ放送映像を表示手段11に表示し続ける。
ここで、ユーザによって記録開始選択手段122が選択
されるタイミングは、テレビ放送の映像と音声を視聴し
ているときに電話がかかってきてしまって、ユーザがテ
レビの前を離れなければならなくなった時などが考えら
れる。 (ステップ5)ステップ3でユーザによって設定画面表
示選択手段123が選択されたら、図4に示す設定画面
を表示手段11に表示する。 (ステップ6)ユーザが設定選択手段124を選択した
ことによって図4に示す設定画面の設定内容が変更され
たかどうかを判断する。変更されればステップ7へ進
み、変更されなければそのままステップ6で監視を続け
る。
【0036】(ステップ7)記憶方式設定情報記憶部2
03のフラグの内容を更新する。具体的には、図4に示
す設定画面のチェックボックスでユーザが「始めの部分
から上書きする」にチェックをつけていた場合はフラグ
に1を、「番組が変わった部分から上書きする」にチェ
ックを付けていた場合にはフラグに0を代入する。フラ
グ情報を更新した後はステップ2に戻り、テレビ放送映
像の表示をし続ける。
【0037】次に、図6に示すフローチャートに基づい
て、Aの処理について説明する。なお、Aの処理は図5
のステップ4に続く処理、すなわち、ユーザが電話がか
かってくるなどして現在視聴している番組を視聴できな
くなってしまうときに、記録開始選択手段122を選択
して、テレビ放送映像を記憶するような命令を出力した
ときの処理である。
【0038】(ステップ11)映像音声記憶処理部19
1が起動する。 (ステップ12)ステップ11で起動した映像音声記憶
処理部191は、記憶時間算出処理部192を起動させ
る。 (ステップ13)ステップ12で起動した記憶時間算出
処理部192は、ユーザが記録開始選択手段122を選
択して現在記憶されている番組が終了するまであと何分
あるかを算出する。具体的には、番組情報記憶部17に
記憶されている番組情報の放送日時31とチャンネル3
4を参照して、記憶対象となっている番組の終了時刻3
3を調べ、その時刻と、現在時刻記憶部195に記憶さ
れている現在時刻とを比較し、あと何分後に現在記憶さ
れている番組が終了するかを算出する。
【0039】(ステップ14)記憶時間算出処理部19
2は、ステップ13で算出した時間を時間計測部193
にセットする。 (ステップ15)時間計測部193はステップ14でセ
ットされた時間の計測開始を始める。 (ステップ16)ステップ11で起動した映像音声記憶
処理部191は、放送映像音声記憶部201にテレビ放
送の映像と音声を記憶するにあたって、記憶する先頭の
開始アドレスを調べ、その値を番組記憶情報記憶部20
2に記憶する。例えば、今「番組1」を記憶するにあた
って、図8で示されているように、記憶を開始する先頭
のアドレスが“0016”であれば、この“0016”
というアドレスの値を番組記憶情報記憶部202に記憶
する。このとき、すでに番組記憶情報記憶部202に何
か情報が記憶されている場合は、そのデータを消してか
ら新しいデータを記憶する。
【0040】(ステップ17)映像音声記憶処理部19
1は、放送映像記憶部201にテレビ放送の映像と音声
の記録を開始する。このとき、ステップ16で調べたア
ドレスを先頭アドレスとして記憶を開始する。 (ステップ18)映像音声記憶処理部191は、時間計
測部193のタイマの値が0になったか(つまり、現在
記憶中であった番組が終わって次の番組が始まったか)
を調べる。0になっていればステップ19へ、0になっ
ていなければステップ20に進む。 (ステップ19)映像音声記憶処理部191は、記憶方
式設定情報記憶部203のフラグが1であるどうかを調
べる。1であった場合はステップS57に進みそのまま
番組の記憶を続行する。0の場合は、ステップS52に
進み、再び次の番組が終了するまでの時間を算出して、
その時間を時間計測部193に代入する。
【0041】(ステップ20)映像音声記憶処理部19
1は、ユーザによって追いかけ再生指示選択手段126
が選択されたかどうかを監視する。選択されれば、ステ
ップ21へ、選択されなければステップ22に進む。 (ステップ21)追いかけ再生処理を行う。なお、追い
かけ再生処理の技術的な方法については特開平6−24
5157号公報等で既に開示されており、本発明のポイ
ントではないので詳しくは述べないが、放送された番組
の映像及び音声信号を含むテレビ信号を受信するテレビ
受信手段と、上記テレビ受信手段が受信したテレビ信号
をランダムアクセス可能な記録媒体に記録する記録手段
と該記録手段が上記記録媒体に記録しつつあるテレビ信
号を任意の時点から再生し得る再生手段とを具備する記
録再生手段と、再生されたテレビ信号の映像信号により
表される映像を表示する映像表示手段と、再生されたテ
レビ信号の音声信号により表される音声を出力する音声
出力手段と、上記記録再生装置による再生の停止及び再
開を制御するための制御入力手段とを備えることで実現
可能である。 (ステップ22)記憶容量管理部196は、放送映像記
憶部201の記憶容量がなくなったかどうかを調べる。
容量がなくなっていれば、Bの処理を行う。容量がなく
なっていなければステップ17に戻って記憶を続行す
る。
【0042】次に、図7に示すフローチャートに基づい
て映像音声記録処理部191が放送映像音声記憶部20
1にテレビ放送の映像と音声を記憶中に、放送映像音声
記憶部201の容量がなくなってしまったときの処理B
について説明する。 (ステップ31)上書き記憶処理部194が起動する。 (ステップ32)上書き記憶処理部194は、番組記憶
情報記憶部202に格納されているアドレスを参照す
る。 (ステップ33)上書き記憶処理部194は、ステップ
32で参照したアドレスを映像音声記憶処理部191に
渡す。 (ステップ34)映像音声記憶処理部191は、ステッ
プ33で渡されたアドレスから記憶をし続ける。
【0043】ここで、図9に基づいて図7に示す上書き
記憶処理が動作したときの具体的な記憶方法について説
明する。今、ユーザが「番組1」を見ているときに電話
がかかってきて、テレビの前を離れなければならなくな
り、記録開始選択手段122を選択したとする。放送映
像音声記憶部201の開始アドレスが0016で、00
16から「番組1」が記憶され始め、0019までのア
ドレス領域に記憶され、その後「番組2」が始まってし
まい、「番組2」は001Aから002Cのアドレス領
域に記憶された後に放送映像記憶部201の容量がなく
なってしまったと仮定する。
【0044】このとき、図4に示す仮定画面で、ユーザ
が“始めの部分から上書きする”のチェックボックスに
チェックをしていれば、番組記憶情報記憶部202には
放送映像音声記憶部の開始アドレス“0016”が記憶
されており、映像音声記憶処理部191はこのアドレス
情報を用いて、アドレスが“0016”の領域から再び
「番組1」の続きの映像を記録し始める。また、図4に
示す設定画面で、ユーザが“番組が変わった部分から上
書きする”のチェックボックスにチェックをしていれ
ば、番組記憶情報記憶部202には番組が変わった部分
のアドレス“001A”が記憶されており、映像記憶処
理部191はこのアドレス情報を用いて、アドレスが
“001A”の領域から再び「番組1」の続きの映像を
記録し始める。
【0045】以上説明した実施例1は、放送で送られて
きた番組情報に基づいて、ユーザが番組記憶装置側で記
憶すべきコンテンツを選択して放送映像音声記憶部にテ
レビ放送の映像と音声の上書き記憶を行い、追いかけ再
生を可能としたものであるが、ユーザが電子メール等の
通信手段を用いて番組記憶装置から離れた遠隔地から記
憶すべきコンテンツを選択して上書き記憶を行うように
することが考えられ、以下の実施例2は、そのような場
合の例である。なお、コンテンツとしては、有線放送な
どの音楽・地上波や衛星放送、CS放送、有線放送等で
送られてくるテレビ映像と音声、ラジオ放送等が考えら
れるが、以下の実施例2は、コンテンツを地上波テレビ
番組として実施したときの例である。
【0046】(実施例2)図10は、実施例2のコンテ
ンツ記憶装置遠隔操作システムの外観を示す図である。
コンテンツ記憶装置遠隔操作システム40は、電子メー
ル送受信装置41と通信回線43を通じて結ばれたコン
テンツ記憶装置42から構成されている。電子メール送
受信装置41は、少なくとも電子メール送信機能を有し
たパーソナルコンピュータで実現可能である。コンテン
ツ記憶装置42は、コンテンツがテレビ番組であると仮
定するならば、テレビ放送電波を受信するチューナと、
電子メール受信機能を有したパーソナルコンピュータで
実現可能である。また、通信回線43は、インターネッ
トが現状において最も一般的に実現可能である。電子メ
ール送受信装置41は、コンテンツ記憶装置42へ通信
回線43を介してコンテンツ記憶予約の操作情報44を
含んだ電子メールの送信を行う。
【0047】まず、電子メール送受信装置について説明
する。図11は、利用者が遠隔地から操作することによ
って、コンテンツ記憶装置42に電子メールによって、
記憶予約命令を与えることが可能である電子メール送受
信装置41のブロック図を示しており、パーソナルコン
ピュータ(PC)で代表されるコンピュータシステムで
実現させた例である。電子メール送受信装置41の構成
要素は、各構成要素の演算の制御及び電子メール送受信
装置41全体の制御を行う中央処理装置50、モデムに
代表されるようなデータを電気信号としてコンテンツ記
憶装置42に送信する通信手段47、ディスプレイに代
表される表示手段48、キーボードやマウスに代表され
る入力手段49、ハードディスク等に代表される記憶手
段46、ROM、OSローダ等45から構成されてい
る。また、記憶手段46は、OS(Operating System
)461、作成された電子メールをコンテンツ記憶装
置42に送信する処理を行う電子メール送信手段46
2、電子メールを作成する処理を行う電子メール作成手
段463から構成されている。
【0048】電子メール送受信装置41の電源が投入さ
れたとき、まずROM45内に存在するOSローダが起
動し、記憶手段46上に存在するOS461が展開され
る。次に、記憶手段46上に展開されたOS461が起
動し、利用者が入力手段49を用いて入力した命令にあ
わせて各手段が起動される。
【0049】図12は、利用者が入力手段49を利用し
て電子メール送信処理命令を出力した時の各構成要素の
処理の様子を示すフローチャートである。以下、このフ
ローチャートについて説明する。 (ステップ41)利用者によって入力手段49が選択さ
れ、メール作成命令が出力されたかを監視する。メール
作成命令が出力されればステップ42へ、出力されなけ
ればステップ41でそのまま監視を続ける。 (ステップ42)メール作成手段463が起動する。 (ステップ43)利用者が入力手段49を利用すること
で、メールのフォーマットを入力する。 (ステップ44)メール送信手段462によって、メー
ルがコンテンツ記憶装置42に送信される。このとき送
信される電子メールは、モデム等の通信手段47によっ
て、データを電気信号として変換し、通信回線43を通
じてコンテンツ記憶装置42に送信される。なお、ステ
ップ43で利用者が入力する電子メールのフォーマット
の一例を図13に示す。電子メールは、利用者を識別す
るための利用者ID51、利用者が不正な者であるかど
うかを判断するためのパスワード52、記憶を開始する
日付を示す記憶開始日53、記憶を開始する時間を示す
記憶開始時間54、記憶を終了するための終了時間をを
示す記憶終了時間55、記憶をするチャンネルを示す記
憶チャンネル56から構成されている。
【0050】図14は、図13に示した電子メールのフ
ォーマットに従って、実際に作成した電子メールの例を
示している。図14で、図13と番号が同じ項目は、同
様の項目を示している。電子メールには図13のフォー
マットにコンテンツ記憶装置42の宛先を表す電子メー
ルアドレス57、この電子メールのタイトル58が付加
されており、コンテンツ記憶装置42は、電子メールの
タイトル58がこの例のように“記憶予約メール”とな
っていれば、この電子メールは記憶予約のための操作情
報44を含んだ電子メールであると解釈し、本電子メー
ルを解釈して記憶予約を実行することになる。また、こ
の電子メールは、利用者ID51が“hskei45
3”、パスワード52が“1234”、記憶開始日53
が、“2000年3月21日”、記憶開始時間54が、
“20:00”、記憶終了時間55が、“21:0
0”、記憶チャンネル56が“4”である。
【0051】次に、コンテンツ記憶装置42について説
明する。図15は、電子メール送受信装置41から送信
されてきた操作情報44を含んだ電子メールを受信する
ことによって、記憶予約の処理を実行することが可能で
あるコンテンツ記憶装置42のブロック図を示してお
り、これをパーソナルコンピュータ(PC)で代表され
るコンピュータシステムで実現させた例である。コンテ
ンツ記憶装置42の構成要素は、テレビ放送電波を受信
するアンテナ70、アンテナ70で受信したテレビ放送
電波の中から特定のチャンネル(周波数)の電波を抽出
するチューナ部61、チューナ部61で抽出したテレビ
放送電波の中から放送映像音声を抽出する放送映像音声
抽出手段62、モデムに代表される通信回線43を通じ
て送られてきた電気信号を受信する通信手段63、O
S、ローダ等64、各装置間の演算の処理を司る中央処
理装置65、マウスやキーボードに代表される入力手段
66、RAMに代表される第1記憶手段67、ROMに
代表される第2記憶手段68、現在時刻を刻んだり、時
間の経過の監視を行う時計機能手段69から構成されて
いる。
【0052】第1記憶手段67は、現在記憶予約されて
いるコンテンツのリスト(図17)を記憶している予約
情報記憶手段671、コンテンツ記憶装置42を利用す
ることが許されている利用者の利用者IDやパスワード
を記憶している利用者ID、パスワード記憶手段67
2、放送映像音声抽出手段62によって抽出されたコン
テンツを記憶するコンテンツ記憶部673から構成され
ている。なお、予約情報記憶手段671には、図17で
示されるように、記憶予約されたコンテンツが予約日と
記憶開始時刻が早い順に並んでおり、記憶予約したコン
テンツの予約日、記憶開始時刻、記憶終了時刻、放送チ
ャンネルが格納されている。
【0053】第2記憶手段68は、予約情報記憶手段6
71に記憶予約を行うコンテンツの情報である予約日、
記憶開始時刻、記憶終了時刻、放送チャンネルを格納す
る記憶予約処理手段681、メールを受信するメール受
信手段682、受信したメール情報の解釈を行うメール
情報解釈手段683、記憶予約するコンテンツが同じ時
刻に2つ以上重複していないかを判断する重複予約チェ
ック手段684、コンテンツの記憶の開始処理を行う記
憶開始手段685、コンテンツ記憶部673にコンテン
ツを記憶する処理を行う記憶処理実行手段686、コン
テンツの記憶の終了処理を行う記憶終了手段687、O
S(Operating System )688から構成されている。
【0054】時計機能手段69は、現在の年月日時刻を
記憶している年月日時刻記憶部691、ある時間だけカ
ウントすることができるタイマ692から構成されてい
る。また、入力手段66は、少なくとも利用者が選択す
ることで記憶予約をするための指示を出力することがで
きる記憶予約指示選択手段661、数字を入力すること
が可能なテンキー662から構成されている。
【0055】コンテンツ記憶装置42の電源が投入され
たとき、まず、OSローダ64が起動し、第2記憶手段
68上に存在するOS688が第1記憶手段(RAM)
67上に展開される。次に、第1記憶手段(RAM)6
7上に展開されたOSが起動し、各処理手段の起動が開
始されることとなる。コンテンツ記憶装置42は、記憶
予約を行う操作情報44を含んだ電子メールを受信して
記憶予約処理を行うことが可能であるだけではなく、利
用者が自宅で直接コンテンツ記憶装置42を操作して記
憶予約処理を行うことができる。
【0056】以下、図16に示すフローチャートに基づ
いて、利用者が自宅で記憶予約処理を行ったときの処理
について説明する。 (ステップ51)利用者が記憶予約指示選択手段661
を選択したかどうか判断する。選択したときにはステッ
プ52へ、選択しなければ続けてステップ51で処理を
続ける。 (ステップ52)記憶予約処理手段681が起動する。 (ステップ53)利用者がテンキー662を利用して入
力した記憶予約情報(予約日、記憶開始時刻、記憶終了
時刻、チャンネル)を予約情報記憶手段671に格納す
る。例えば、利用者が「2000年3月22日に9時1
0分から9時20分まで6チャンネルを記憶せよ」と入
力したならば、この情報は図18のNo4で表されてい
るように格納する。
【0057】(ステップ54)重複予約チェック手段6
84が起動する。 (ステップ55)ステップ54で起動した重複予約チェ
ック手段684は、予約情報記憶手段671を参照し
て、記憶予約時間が重複している項目があるかどうかを
判断する。全く重複していなければCの処理(記憶予約
処理)を行う。すべて重複していればステップ56へす
すみ、一部重複していればステップ58へ進む。ここ
で、「まったく重複していない」、「すべて重複してい
る」、「一部重複している」の概念を説明すると、1)
図17で示されるように、記憶予約を設定した各コンテ
ンツの記憶日時が全く異なっていれば全く重複していな
いと考える。2)図18で、今No4の記憶予約を設定
したとすると、No4の記憶予約時間はNo3の記憶予
約時間の中にすべて含まれているので、このような場合
はすべて重複していると考える。3)図19で、今No
4の記憶予約を設定したとすると、No4の記憶予約時
間は、No3の記憶予約時間と一部重複している(9:
00〜9:20までが重複している)ので、このような
場合は一部重複していると考える。
【0058】(ステップ56)すべて重複しているなら
ばステップ57に進む。 (ステップ57)記憶予約処理手段681は、新しく設
定した記憶予約情報を削除してCの処理(記憶予約処
理)を行う。ここで、新しく設定した記憶予約情報を削
除するという処理とは、図18でNo3の記憶予約時間
とすべて重複しているNo4の記憶予約を削除するとい
う処理である。No4の記憶予約を削除することによっ
て、予約情報記憶手段671には図17で示されている
ような情報が記憶されていることとなる。 (ステップ58)一部重複しているならばステップ59
に進む。 (ステップ59)記憶予約処理手段681は、重複しな
いように開始時刻、終了時刻を修正し、その後Cの処理
(記憶予約処理)を行う。ここで、重複しないように開
始時刻、終了時刻を修正するという処理は、図19で新
しく予約を行ったNo4の記憶予約時間がNo3の記憶
予約時間に重ならないように、記憶予約時間を変更する
という処理である。
【0059】図19では、No4の記憶予約時間がNo
3の記憶予約時間に9時から9時20分まで重なってい
るので、この時間帯の記憶予約を削除して、新しい記憶
予約時間として、8時から9時までに変更を行う。図2
0は、変更を行った後の予約情報記憶手段671の様子
を示した図である。変更後はNo3の記憶予約時間とN
o4の記憶予約時間が全く重なっておらず、かつ、後か
ら記憶予約を行ったNo4が他の予約時間と重ならない
時間帯はすべて記憶予約するように予約時間が変更され
ている。以上のように、図16の処理が利用者が自宅で
記憶予約処理を行ったときの動作である。
【0060】次に、図21に示すフローチャートに基づ
いて、コンテンツ記憶装置42が記憶予約を行うような
操作情報44を含んだ電子メールを受信したときの処理
について説明する。 (ステップ61)メール受信手段682が起動する。な
お、起動するタイミングは、一定時間おきにタイマによ
って管理して自動的に起動するように処理を行うことが
考えられる。 (ステップ62)メール受信手段682は、メールを受
信する。 (ステップ63)メール受信手段682は、メールタイ
トルが“記憶予約メール”となっているメールが存在す
るかどうかを判断する。存在すればステップ64へ進
み、存在しなければ終了する。 (ステップ64)メール情報解釈手段683が起動す
る。 (ステップ65)メール情報解釈手段683は、受信し
た電子メールの利用者ID、パスワードを読み込んで、
利用者ID、パスワード記憶手段672に記憶されてい
る情報と比較して正しいかどうかを判断する。正しけれ
ば、ステップ66に進み、正しくなければ不正な電子メ
ールが送信されてきたということになるため終了する。
【0061】(ステップ66)メール情報解釈手段68
3は、受信した電子メールの予約日、記憶開始時間、記
憶終了時間、記憶チャンネルを読み込む。 (ステップ67)記憶予約処理手段681が起動する。 (ステップ68)ステップ67で受信した電子メールの
予約日、記憶開始時間、記憶終了時間、記憶チャンネル
を読み込んだメール情報解釈手段683は、記憶予約処
理手段681にこれらの情報を渡し、この情報を渡され
た記憶予約処理手段681は、予約情報記憶手段671
これらの情報を格納する。
【0062】(ステップ69)重複予約チェック手段6
94が起動する。 (ステップ70)ステップ69で起動した重複予約チェ
ック手段694は、予約情報記憶手段671を参照し
て、記憶予約時間が重複している項目があるかどうかを
判断する。全く重複していなければ後述のCの処理(記
憶予約処理)を行う。すべて重複していればステップ7
1へすすみ、一部重複していればステップ73へ進む。
ここで、「全く重複していない」、「すべて重複してい
る」、「一部重複している」の概念を説明すると、1)
図17で示されるように、記憶予約を設定した各コンテ
ンツの記憶日時が全く異なっていれば全く重複していな
いと考える。2)図18で今No4の記憶予約を行うよ
うな電子メールを受信して、その情報が格納されている
とすると、No4の記憶予約時間は、No3の記憶予約
時間の中にすべて含まれているので、このような場合は
すべて重複していると考える。3)図19で今No4の
記憶予約を行うような電子メールを受信して、その情報
が格納されているとすると、No4の記憶予約時間は、
No3の記憶予約時間と一部重複している(9:00〜
9:20までが重複している)ので、このような場合は
一部重複していると考える。
【0063】(ステップ71)すべて重複しているなら
ばステップ72に進む。 (ステップ72)記憶予約処理手段681は、新しく設
定した記憶予約情報を削除してCの処理(記憶予約処
理)を行う。ここで、新しく設定した記憶予約情報を削
除するという処理は、図18でNo3の記憶予約時間と
すべて重複しているNo4の記憶予約を削除するという
処理である。No4の記憶予約を削除することによっ
て、予約情報記憶手段671には図17で示されている
ような情報が記憶されていることとなる。
【0064】(ステップ73)一部重複しているならば
ステップ74に進む。 (ステップ74)記憶予約処理手段681は、重複しな
いように開始時刻、終了時刻を修正する。その後、Cの
処理(記憶予約処理)を行う。ここで、重複しないよう
に開始時刻、終了時刻を修正するという処理は、図19
で新しく予約を設定したNo4の記憶予約時刻がNo3
の記憶予約時間に重ならないように、記憶予約時間を変
更するという処理である。図19では、No4の記憶予
約時間がNo3の記憶予約時間に9時から9時20分ま
で重なっているので、この時間帯の記憶予約を削除し
て、新しい記憶予約時間として、8時から9時までに変
更を行う。図20は、変更を行った後の予約情報記憶手
段671の様子を示した図である。変更後はNo3の記
憶予約時間とNo4の記憶予約時間が全く重なっておら
ず、かつ、あとから記憶予約を行ったNo4が他の予約
時間と重ならないようになっている。
【0065】以上のように、図21に示されたフローチ
ャートの処理を行うことで、電子メールによって記憶予
約を行った場合に、記憶予約時間が先に記憶予約を行っ
た時間帯と一部もしくはすべて重複していたとしても、
全く重ならないように自動的に処理が行われ、電子メー
ルで記憶予約時間の変更を利用者に求める必要がなくな
る。
【0066】次に、図22に示すフローチャートに基づ
いて、予約情報記憶手段671に格納された記憶予約情
報をもとに実際に記憶処理が行われる時のCの処理につ
いて説明する。 (ステップ81)記憶開始手段685が起動する。 (ステップ82)記憶開始手段685は、予約情報記憶
手段671を参照して、現在時刻から最も早い予約開始
時刻までの時間を算出する。 (ステップ83)記憶開始手段685は、ステップ82
で求めた現在時刻から最も早い予約開始時刻までの時間
をタイマ692にセットする。 (ステップ84)タイマ692は、ステップ83でセッ
トされた時間をカウントし、時間をカウントし終わった
らステップ85へ進む。
【0067】(ステップ85)記憶処理実行手段686
が起動する。 (ステップ86)記憶処理実行手段686は、コンテン
ツ記憶部673にコンテンツを記憶する。 (ステップ87)記憶終了手段687が起動する。 (ステップ88)記憶終了手段687は、予約情報記憶
手段671を参照して、現在コンテンツ記憶部673に
記憶中のコンテンツが終了するまでの時間を算出する。 (ステップ89)記憶終了手段687は、ステップ88
で求めた、現在コンテンツ記憶部673に記憶中のコン
テンツが終了するまでの時間をタイマ692にセットす
る。 (ステップ90)タイマ692は、ステップ89でセッ
トされた時間をカウントし、時間をカウントし終わった
らステップ91に進む。 (ステップ91)記憶処理実行手段686は、コンテン
ツをコンテンツ記憶部673に記憶する処理を終了し、
次の記憶を行うためにステップ81に戻る。
【0068】
【発明の効果】以上の記載から明らかなように、本発明
によれば次のような効果が得られる。請求項1〜9に係
る発明によれば、テレビ放送やラジオ放送を受信して映
像や音声記憶中に、放送情報記憶部の記憶容量がなくな
った場合、放送情報記憶部に既に映像や音声が記憶され
ている部分に上書き記憶処理を行って記憶を続けるの
で、記憶を終了させないで、ユーザが記憶を行いたい番
組を確実に記憶することができる。
【0069】請求項2に係る発明によれば、放送情報記
憶部に既に映像や音声が記憶されている部分に上書き記
憶を行う際、放送情報記憶部に最初に記憶された番組か
ら消去して上書き記憶処理を行うことによって、放送情
報記憶部の領域の後半に記憶された番組、つまり現在時
刻に近い時間に記憶された番組ほど上書き処理が行われ
て消去される可能性が低くなるので、現在記憶中のオン
タイムで放送されている番組の前半部分から見ることが
できる可能性が高くなる、つまり引き続いて始まる番組
の開始部分からユーザが視聴することができる可能性が
高くなる。
【0070】また、請求項3に係る発明によれば、上書
き記憶処理を行う際、放送情報記憶部に記憶されている
複数の番組の中で現在時刻に最も近い時刻から始まった
番組の開始位置が記憶されている開始アドレスから上書
き記憶を行うことによって、ユーザが記録開始選択手段
を選択して記憶命令を出力したときに記憶を開始した番
組の内容が消去されることがないので、特に追いかけ再
生が可能な記憶装置にあたっては、ユーザがテレビやラ
ジオ受信機の前を離れる直前のテレビやラジオ放送から
しばらくの間の映像や音声を確実に記憶しておくことが
できる、つまりユーザがテレビやラジオの前を離れたと
きの映像や音声が消去される心配がない。
【0071】また、請求項4に係る発明によれば、ユー
ザが記録開始選択手段を選択して上書き記憶を行う際、
ユーザが上書き記憶処理を行ってもよい番組の優先順位
を予め決定し番組記憶情報記憶部に付与しておき、上書
き記憶処理時に重要度または優先順位の低い順からテレ
ビやラジオ放送の映像や音声を消去して上書き記憶処理
を行うので、ユーザの意志を正確に反映させて映像や音
声を確実に記憶することができる。
【0072】また、請求項5に係る発明によれば、上書
き処理を行う位置は、請求項2に係る発明の位置、請求
項3に係る発明の位置、請求項4に係る発明の位置のい
ずれかの位置を選択することができるので、ユーザのニ
ーズにあった記憶処理を行うことができ、確実に番組の
記録を行うことができる。
【0073】また、請求項6に係る発明によれば、放送
の映像や音声を放送情報記憶部へ上書き記憶する処理と
放送情報記憶部から映像や音声を再生する処理を同時に
行うことができるので、放送中の番組を受信しながら、
その番組の記録再生を行う「追いかけ再生」ができ、ま
た番組の進行を一時止めてしかる後進行を再開させるこ
とができる。
【0074】請求項10〜12に係る発明によれば、コ
ンテンツ記憶装置を電子メールを用いて遠隔地から記録
予約操作することができ、また遠隔操作で記録予約を行
った時間と自宅で行った記録予約の時間が重なっていた
としても、記録再生装置で記録予約時間を自動的に変更
することによって、記録予約時間が重複しないように処
理を行うことができる。また、コンテンツ記憶装置が電
子メールを送信できず、利用者にどちらの記憶予約を優
先させるか問い合わせることができなくても記憶処理を
正確に行うことができ、またコンテンツ記憶装置が利用
者にどちらの記憶予約を優先させるか問い合わせるメー
ルを利用者に送信し、メールの配信が遅延され、利用者
がメールを確認することができかなったときでも正確に
記憶処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1による番組記憶装置の外観を
示す図である。
【図2】番組記憶装置の構成を示すブロック図である。
【図3】番組情報記憶部に番組情報が記憶されている様
子を示す図である。
【図4】設定選択手段でユーザが設定を選択後に表示さ
れる設定画面を示す図である。
【図5】番組記憶装置の電源オン時の処理を示すフロー
チャートである。
【図6】記録開始選択手段選択時の処理を示すフローチ
ャートである。
【図7】番組記憶中に放送映像音声記憶部の記憶容量が
なくなった時の処理を示すフローチャートである。
【図8】放送映像音声記憶部のメモリ構成を示す図であ
る。
【図9】番組1、番組2が記憶されている放送映像音声
記憶部のメモリ構成を示す図である。
【図10】本発明の実施例2によるコンテンツ記憶装置
遠隔操作システムの外観を示す図である。
【図11】電子メール送受信装置の構成を示すブロック
図である。
【図12】電子メール送受信装置のメール送信時の処理
を示すフローチャートである。
【図13】電子メールのフォーマットを示す図である。
【図14】電子メールのフォーマットに従って作成した
電子メールの例を示す図である。
【図15】コンテンツ記憶装置の構成を示すブロック図
である。
【図16】コンテンツ記憶装置の記憶予約を自宅で行っ
たときの処理を示すフローチャートである。
【図17】予約情報記憶手段に予約情報が記憶されてい
る様子(その1)を示す図である。
【図18】予約情報記憶手段に予約情報が記憶されてい
る様子(その2)を示す図である。
【図19】予約情報記憶手段に予約情報が記憶されてい
る様子(その3)を示す図である。
【図20】予約情報記憶手段に予約情報が記憶されてい
る様子(その4)を示す図である。
【図21】コンテンツ記憶装置が記憶予約処理命令を含
んだ電子メールを受信したときの処理を示すフローチャ
ートである。
【図22】記憶予約処理を示すフローチャートである。
【図23】従来の記録再生装置遠隔操作システムを示す
概念図である。
【符号の説明】
10…番組記憶装置、11…表示手段、12…入力手
段、121…電源、122…記録開始選択手段、123
…設定画面表示選択手段、124…設定選択手段、12
5…チャンネル変更手段、126…追いかけ再生指示選
択手段、13…音声出力手段、14…チューナ部、15
…放送映像音声抽出部、16…番組情報抽出部、17…
番組情報記憶部、18…中央演算処理装置、19…第1
記憶装置、191…映像音声記憶処理部、192…記憶
時間算出処理部、193…時間計測部、194…上書き
記憶処理部、195…現在時刻記憶部、196…記憶容
量管理部、20…第2記憶装置、201…放送映像音声
記憶部、202…番組記憶情報記憶部、203…記憶方
式設定情報記憶部、21…アンテナ、40…コンテンツ
記憶装置遠隔操作システム、41…電子メール送受信装
置、42…コンテンツ記憶装置、43…通信回線、44
…コンテンツ記憶予約の操作情報、45…ROM、OS
(Operating System )ローダ、46…記憶手段、46
1…OS、462…電子メール送信手段、463…電子
メール作成手段、47…通信手段、48…表示手段、4
9…入力手段、50…中央処理装置、61…チューナ
部、62…放送映像音声抽出手段、63…通信手段、6
4…OS(Operating System )、ローダ、65…中央
処理装置、66…入力手段、661…記憶予約指示選択
手段、662…テンキー、67…第1記憶手段、671
…予約情報記憶手段、672…利用者ID、パスワード
記憶手段、673…コンテンツ記憶部、68…第2記憶
手段、681…記憶予約処理手段、682…メール受信
手段、683…メール情報解釈手段、684…重複予約
チェック手段、685…記憶開始手段、686…記憶処
理実行手段、687…記憶終了手段、688…OS、6
9…時計機能手段、691…年月日時刻記憶部、692
…タイマ、70…アンテナ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/44 H04N 5/85 A 5/781 510C 5/85

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送情報を記憶する放送情報記憶部と、 該放送情報記憶部に放送情報を記憶する処理を行う放送
    情報記憶処理部と、 前記放送情報記憶部の記憶容量の管理を行う記憶容量管
    理部と、 前記放送情報記憶部の記憶容量がなくなったと前記記憶
    容量管理部が判断したときに、前記放送情報記憶部に放
    送情報の上書き記憶処理を行う上書き記憶処理部とを備
    えたことを特徴とする番組記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の番組記憶装置において、 さらに放送情報を記憶し始めた前記放送情報記憶部の開
    始アドレスを保持している番組記憶情報記憶部を備え、
    前記上書き記憶処理部は、前記放送情報記憶部に始めに
    記憶した放送情報から消去して上書き記憶処理を行うこ
    とを特徴とする番組記憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の番組記憶装置において、 さらに前記放送情報記憶部に記憶されている番組の中
    で、現在時刻に最も近い時刻から始まった番組が記憶さ
    れている領域の開始アドレスを保持している番組記憶情
    報記憶部を備え、前記上書き記憶処理部は、現在時刻に
    最も近い時刻から始まった番組の放送情報を消去して上
    書き記憶処理を行うことを特徴とする番組記憶装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の番組記憶装置において、 さらに前記放送情報記憶部に記憶されている放送情報に
    重要度の順位を付与した番組記憶情報記憶部を備え、前
    記上書き記憶処理部は、上書き記憶時に前記重要度の低
    い放送情報から順に上書き記憶処理を行うことを特徴と
    する番組記憶装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の番組記憶装置において、 さらに上書き記憶位置を設定するための設定選択手段
    と、該設定選択手段で設定された上書き記憶位置の設定
    情報を保持する記憶方式設定情報記憶部とを備え、上書
    き記憶位置の設定が可能であることを特徴とする番組記
    憶装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5記載の番組記憶装置にお
    いて、 前記放送情報記憶処理部は追いかけ再生を行うための記
    憶処理を行うことを特徴とする番組記憶装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6記載の番組記憶装置にお
    いて、 前記放送情報はテレビ放送情報であり、前記放送情報記
    憶部にテレビ番組の映像と音声を記憶することを特徴と
    する番組記憶装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至6記載の番組記憶装置にお
    いて、 前記放送情報はラジオ放送情報であり、前記放送情報記
    憶部にラジオ番組の音声を記憶することを特徴とする番
    組記憶装置。
  9. 【請求項9】 放送情報を記憶する放送情報記憶部に放
    送情報を記憶する処理を行う放送情報記憶処理ステップ
    と、 前記放送情報記憶部の記憶容量の管理を行う記憶容量管
    理ステップと、 該記憶容量管理ステップで前記放送情報処理部の記憶容
    量がなくなったと判断したときに、前記放送情報記憶部
    に放送情報の上書き記憶処理を行う上書き記憶処理ステ
    ップとを備えたことを特徴とする番組記憶方法。
  10. 【請求項10】 コンテンツを受信する記憶情報入力手
    段と、 コンテンツを記憶するスケジュール情報が登録されてい
    る予約情報記憶手段と、 該予約情報記憶手段にコンテンツの記憶を行うスケジュ
    ール情報を登録する記憶予約処理手段と、 前記スケジュール情報を通信先から受信する受信手段
    と、 該受信手段によって受信した前記スケジュール情報と、
    前記予約情報記憶手段に登録されている前記スケジュー
    ル情報が時間的な重複があるかどうかを判断する重複予
    約チェック手段とを有するコンテンツ記憶装置遠隔操作
    システムにおいて、 前記受信手段で受信した前記スケジュール情報に含まれ
    ている記憶スケジュール時間帯の一部が、既に前記予約
    情報記憶手段に登録されていると前記重複予約チェック
    手段が判断した場合には、前記受信手段で受信した記憶
    スケジュールの時間帯のうち、既に登録されている時間
    帯を除いて前記記憶予約処理手段が前記予約情報記憶手
    段にスケジュールの追加登録を行うことを特徴とするコ
    ンテンツ記憶装置遠隔操作システム。
  11. 【請求項11】 コンテンツを受信する記憶情報入力手
    段と、 コンテンツを記憶するスケジュール情報が登録されてい
    る予約情報記憶手段と、 該予約情報記憶手段にコンテンツの記憶を行うスケジュ
    ール情報を登録する記憶予約処理手段と、 前記スケジュール情報を通信先から受信する受信手段
    と、 該受信手段によって受信した前記スケジュール情報と、
    前記予約情報記憶手段に登録されている前記スケジュー
    ル情報が時間的な重複があるかどうかを判断する重複予
    約チェック手段とを有するコンテンツ記憶装置遠隔操作
    システムにおいて、 前記受信手段で受信した前記スケジュール情報に含まれ
    ている記憶スケジュール時間帯のすべてが、既に前記予
    約情報記憶手段に登録されていると前記重複予約チェッ
    ク手段が判断した場合には、前記受信手段で受信した記
    憶スケジュールをすべて削除することを特徴とするコン
    テンツ記録装置遠隔操作システム。
  12. 【請求項12】 請求項10または11記載のコンテン
    ツ記録装置遠隔操作システムにおいて、 前記受信手段は電子メール受信手段であることを特徴と
    するコンテンツ記録装置遠隔操作システム。
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