JP2009295213A - 番組録画装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダビング10方式のような複数回のコピーが可能な方式において意図されている著作権保護を十分に図りつつ、宅外機器への番組の配信/録画を可能とする番組録画装置を提供する。
【解決手段】ダビング10方式のような複数回のコピーが可能な方式対応のコンテンツの配信先が宅外機器か宅内機器かを判別し、配信先が宅外機器の場合は、該番組にコンテンツIDを付与して宅外機器にダビングしたことを管理するとともに、見かけ上該番組のコピー可能な残回数を0(ゼロ)にして該番組を他の外部機器へダビングすることができないようにし、宅外機器から管理しているコンテンツIDの番組が削除あるいは使用不能状態に処理されたことを確認すると、コピー可能な残回数を元の残回数に、あるいは元の残回数より少なくとも1回数減じた残回数に戻すように番組録画装置を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタル放送番組を録画する番組録画装置に関するものであり、特に、ダビング10方式のような複数回のコピーが可能な方式に対応している番組を録画してダビング(コピー)する番組録画装置に関する。
現在、日本のデジタル放送の録画に関しては、不正な複製物が生成されないように1回だけコピーが可能な方式、いわゆるコピーワンス方式が採用されているが、このコピーワンス方式では、例えば、録画装置において、ハードディスクに番組(コンテンツ)を録画した後にその録画した番組をリムーバブルメディアにコピーしようとすると、リムーバブルメディアにコピーした後は、ハードディスク内に録画され蓄積された番組は視聴できないようになっている。
このため、コピーワンス方式では、ハードディスクに番組を録画した後にリムーバブルメディアへのコピーに失敗すると番組が視聴できなくなってしまうといったような課題があり、ユーザからの改善要求もあって、9回までのコピーと1回の移動が可能な方式、いわゆるダビング10方式の採用が検討されている。
ダビング10方式が採用されると、ユーザは1つの番組を複数の機器(録画装置)に録画することが可能となるが、ユーザに番組を提供する放送局や著作権者としては、コピーはあくまでも家族で楽しむためのものであるとの思いを持っており、それを逸脱する可能性のある宅外機器へのコンテンツの配信/録画を好ましく思っていない。
以上のような状況の中で、著作権保護を図りつつ宅外機器へのコンテンツの配信/録画を実現する方法として、登録された宅外機器にのみコンテンツの配信/録画を許可する方法が検討されている。
このような方法の一つとして、著作権保護を図る必要のあるコンテンツの不正コピーや不正取得を防止しつつ、正規のユーザに対して宅外でもコンテンツを利用できる機会を与えることができる技術が特許文献1に開示されている。
次に、特許文献1に開示されている、著作権保護を図りつつ宅外機器へコンテンツを配信する従来の方法について説明する。
図10は従来の宅外機器へのコンテンツ配信システムの構成を示すブロック図である。
図10において、宅外機器へのコンテンツ配信システムは、ユーザ宅内に設置された送信装置T(図示せず)、ホームネットワークおよび宅外DTCP(Digital Transmission Content Protection)ブリッジ1000、およびユーザ宅にインターネットを介して接続される宅外の受信装置R(図示せず)とで構成されている。ホームネットワークおよび宅外DTCPブリッジ1000は、宅内ネットワークインターフェース(以下、I/Fと略す)部1011、DTCP関連パケットフィルタ1012および1013、DTCP処理部1014、ホームルータ及びファイアウォール処理部1015、および宅外ネットワークI/F部1016を有する。
このように構成された宅外機器へのコンテンツ配信システムの具体的な処理動作についての説明はここでは省略するが、著作権保護を図りつつ宅外機器へコンテンツを配信する方法の要点について以下に説明する。
DTCPには、同時に通信できる装置の数(あるいは、同一AVストリームを同時にやり取りできる装置の数)を、一定以下の数に制限する仕組みであるシンクリミテーションと呼ばれる仕組みが定義されているが、ホームネットワーク及び宅外DTCPブリッジ1000は、シンクリミテーションの仕組みをさらに強化し、以下に示す(1)〜(4)の特徴を持っている。
(1)宅外側からアクセスさせるデバイス(例えば、受信装置R)を予め宅外デバイス登録テーブル1025に登録しておき、この登録テーブルに登録されたデバイス以外からの通信(認証鍵交換の申し込み)を拒否する。
(2)宅外デバイス登録テーブル1025に登録できるデバイス数を一定以下に制限する。つまり、テーブルの大きさに上限を設ける。
(3)一度登録したデバイスは、永久的に宅外デバイス登録テーブル1025に登録される。たとえ電源がオフにされたり、電力供給がカットされたとしても登録は消えない。
(4)宅外デバイス登録テーブル1025への登録は、宅内からのみ行えるようにする。
このように、ユーザ宅内に設置される宅外DTCPブリッジ1000に宅外デバイス登録テーブル1025を設け、この登録テーブルに予め登録された受信装置(例えば、受信装置R)のみに、ユーザ宅内からのコンテンツ送信を許可するようにすることにより、著作権保護を図る必要のあるコンテンツの不正コピーや不正取得を防止しつつ、正規のユーザに対して宅外でもコンテンツを利用できる機会を与えることができるようにしている。
特開2004−180020号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている従来のコンテンツ配信システムでは、予め登録された宅外機器にしかコンテンツの配信ができないので、一定の著作権保護の仕組みを実現することができるが、宅外機器の登録はユーザ側で行う仕組みになっているので、特に、ダビング10方式に対応しているコンテンツに関しては、ユーザの意思によって、最大10コンテンツまで自由に宅外へ配信できてしまうことから、ダビング10方式のような複数回のコピーが可能な方式において意図されている著作権保護が十分に図れないという問題があった。
本発明は、このような課題を解決するもので、宅外機器への配信/録画回数を限定することで不正なコンテンツの配信/録画を抑制することができ、且つ、ダビング10方式のような複数回のコピーが可能な方式におけるユーザの利便性を確保することができる番組録画装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本願の第1の発明の番組録画装置は、放送局から配信された複数回のコピーが可能な方式に対応した番組を蓄積し、前記番組をネットワークに接続された他の機器あるいはメディアにコピーすることが可能な番組録画装置であって、放送局から配信された前記番組を蓄積する番組蓄積手段と、前記番組を前記他の機器あるいはメディアにコピーした回数に関する情報であるコピー情報に相当するコピー残回数(残っているコピー可能な回数)と、前記番組を一意に規定できる番組識別情報とをペアーにして管理し、前記番組を前記他の機器あるいはメディアにコピーすることが可能か否かを判定する第一コピー情報管理手段と、前記番組のコピー先が前記ネットワークを介して宅外ネットワークに接続された機器である宅外機器か、前記ネットワークを介して接続された、前記宅外機器以外の機器である宅内機器か、またはメディアであるかを判定するコピー先情報管理手段と、前記番組蓄積手段に蓄積された前記番組を前記他の機器あるいはメディアにコピーする際に、前記コピー先情報管理手段が管理している前記コピー残回数の値が予め定められた値以上である場合にのみ、前記番組を前記宅外機器にコピーするとともに、前記コピー残回数を0(ゼロ)とするように制御するコピー制御手段と、を備えることを特徴とするものである。
また、本願の第2の発明の番組録画装置は、本願の第1の発明の番組録画装置において、前記コピー制御手段は、前記番組を前記宅外機器にコピーした場合に、前記第一コピー情報管理手段において管理している前記コピー残回数の値を維持もしくは少なくとも1減じることで、前記宅内機器へのコピーを前記コピー残回数に基づいて認めるとともに、前記宅外機器には以降のコピーを認めないように制御することを特徴とするものである。
また、本願の第3の発明の番組録画装置は、放送局から配信された複数回のコピーが可能な方式に対応した番組を蓄積し、前記番組をネットワークに接続された他の機器あるいはメディアにコピーすることが可能な番組録画装置であって、放送局から配信された前記番組を蓄積する番組蓄積手段と、前記番組を前記他の機器あるいはメディアにコピーした回数に関する情報であるコピー情報に相当するコピー残回数(残っているコピー可能な回数)と、前記番組を一意に規定できる番組識別情報とをペアーにして管理し、前記番組を前記他の機器あるいはメディアにコピーすることが可能か否かを判定する第一コピー情報管理手段と、前記番組のコピー先が前記ネットワークを介して宅外ネットワークに接続された機器である宅外機器か、前記ネットワークを介して接続された、前記宅外機器以外の機器である宅内機器か、または前記メディアであるかを判定するとともに、前記番組のコピー先が前記宅外機器の場合には、前記宅外機器にコピーした番組にコンテンツID(IDentification)を付与するコピー先情報管理手段と、前記第一コピー情報管理手段から受け取った前記コピー情報と前記番組識別情報とのペアーの情報、および前記コピー先情報管理手段から受け取った前記宅外機器にコピーした番組の前記コンテンツIDと前記番組識別情報とのペアーの情報とを管理する第二コピー情報管理手段と、前記他の機器あるいはメディアである外部機器からの読み込み機能のみを有し、前記外部機器と前記ネットワークなどを介さず直接接続を行う外部機器接続手段と、前記番組蓄積手段に蓄積された前記番組を前記他の機器あるいはメディアにコピーする際に、前記コピー先情報管理手段が前記番組のコピー先が前記宅外機器であると判定した場合には、前記第一コピー情報管理手段が管理している前記コピー残回数の値が予め定められた値以上である場合にのみ、前記番組を前記宅外機器にコピーするとともに、前記第一コピー情報管理手段が管理している前記コピー残回数の値と前記番組識別情報をペアーにして前記第二コピー情報管理手段に移動させた後前記コピー残回数の値を0(ゼロ)にし、前記外部機器接続手段または前記ネットワークを介して接続された前記宅外機器または前記宅外機器以外の前記宅内機器または前記メディアなどからの入力コンテンツが有する前記コンテンツIDが、前記コピー先情報管理手段で管理されている前記コンテンツIDと一致し、かつ、前記コンテンツIDが一致した番組が前記宅外機器において削除または使用不能な状態になったことを確認した後、前記第二コピー情報管理手段において管理されていた前記コンテンツIDが一致した番組の前記コピー残回数の値と前記番組識別情報とのペアー情報を、元のまま、あるいは前記コピー残回数の値を元の値から少なくとも1減じた値にして前記第一コピー情報管理手段に戻すとともに、前記第二コピー情報管理手段において管理していた前記コンテンツIDが一致した番組の前記コピー残回数の値と前記番組識別情報のペアー情報を削除するように制御するコピー制御手段と、を備えたことを特徴とするものである。
また、本願の第4の発明の番組録画装置は、本願の第3の発明の番組録画装置において、前記番組蓄積手段に蓄積された番組を前記宅外機器にコピーした場合に、コピー終了時点からの経過時間をコピーされた番組の前記番組識別情報とともに管理するコピー時刻管理手段をさらに備え、前記コピー制御手段は、さらに、前記コピー終了時点からの経過時間を基にして、前記コピー終了時点から予め定めた一定時間が経過する毎に、前記第二コピー情報管理手段において管理されている前記コピーされた番組の前記コピー残回数の値を予め定めた値だけ順次減じていく、あるいは前記ダビング終了時点から予め定めた一定時間が経過すると前記第二コピー情報管理手段において管理されている前記コピーされた番組の前記コピー残回数の値を0(ゼロ)にすることを特徴とするものである。
また、本願の第5の発明の番組録画装置は、本願の第3の発明の番組録画装置において、前記番組蓄積手段に蓄積された番組を前記宅外機器にコピーした場合に、コピー終了時点からの経過時間をコピーされた番組の前記番組識別情報とともに管理するコピー時刻管理手段をさらに備え、前記コピー制御手段は、さらに、前記コピー終了時点からの経過時間を基にして、前記コピー終了時点から予め定めた一定時間が経過する毎に、前記第二コピー情報管理手段において管理されている前記コピーされた番組の前記コピー残回数の値を予め定めた値だけ順次増加させていく、あるいは前記ダビング終了時点から予め定めた一定時間が経過すると前記第二コピー情報管理手段において管理されている前記コピーされた番組の前記コピー残回数の値を無制限にすることを特徴とするものである。
本発明の番組録画装置によれば、録画したダビング10方式のような複数回のコピーが可能な方式に対応したコンテンツ(番組)を外部機器にコピーする際、コピー先の外部機器が宅外機器であることを確認したら、コピーを実行した後に、残りのコピー可能回数であるコピー残回数の如何にかかわらず、見かけ上コピー残回数を0(ゼロ)にすることで、該番組録画装置において宅外機器にコピーした番組を視聴することは可能であるが、他の外部機器へのコピーは不可となり、宅外機器への配信数に歯止めをかけることが可能となる。また、コピー残回数は見かけ上0にしただけで、実際のコピー残回数は別の場所に保存してあるので、配信した宅外機器から配信したコンテンツが削除あるいは使用不能状態に処理されたことを確認した場合には、コピー残回数を元に戻し復活させることが可能となり、著作権保護を図りながらダビング10方式のような複数回のコピーが可能な方式の利便性を活かしたコンテンツコピーの仕組みを提供することが可能となる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る番組録画装置の構成を示すブロック図であり、併せて、本発明の実施の形態1に係る番組録画装置と関連する外部装置や外部機器との接続関係を示す図である。
図1を用いて、まず、宅外機器へ番組のダビング(コピー)を行う際に、コピー残回数を0(ゼロ)にする場合に関して説明する。
図1において、番組録画装置200は、放送局の番組配信装置100から送信される番組に関して、ユーザがリモコン(図示せず)などの入力手段を用いて録画処理を選択した場合、ユーザにより録画処理を選択された番組の画像データなどを受信手段201で受信し、受信手段201で受信された番組の画像データなどを番組処理手段202においてデコード処理などの処理を行った後、番組蓄積手段203に当該番組を蓄積する。
このような番組の蓄積処理と併せて、第一コピー情報管理手段205には、番組蓄積手段203に蓄積した番組を一意に規定できるID(IDentification)、すなわち、社団法人電波産業会(以下、ARIBと称す)で規定されているNetworkID、TS(Transport Stream)IDおよびServiceIDなどの番組識別情報と、その番組識別情報を有する番組に関するコピー情報をペアーにして記憶する。ここで言うコピー情報とは、ARIBで規定された、MPEG2 Transport Stream(以下、TSと称す)の番組マップ情報(以下、PMT(Program Map Table)と称す)に記載されているデジタルコピー制御記述子を表す。
図2は、PMTの抜粋(イ)とデジタルコピー制御記述子の抜粋(ロ)を示したものである。
図2において、デジタルコピー制御記述子の多重箇所としては、PMTの第1ループ(図2の(A))が一般的であるが、PMTの第2ループ(図2の(B))にも多重することが可能である。また、デジタルコピー制御記述子は、ARIBで規定されているイベント情報テーブル(以下、EIT(Event Information Table)と称す)にも記載されているが、ここではPMTを用いて説明する。
ここで、図3を用いて、通信手段204を通じて他の機器へ蓄積した番組のダビング(コピー)を行う場合の番組録画装置200のコピー制御手段(図示せず)における処理の流れについて説明する。なお、図3は、本発明の実施の形態1に係る番組録画装置が蓄積した番組を他の機器へダビングを行う場合の処理の流れを示す図である。また、ここでは、番組録画装置200のユーザがダビング処理を行う場合の動作について説明するが、他の機器から番組録画装置200に対してダビング要求が送られてきた場合も同様の処理の流れとなるので、その場合の説明はここでは省略する。
図3において、番組録画装置200のユーザが、リモコン(図示せず)などの入力手段を用いて、番組蓄積手段203に蓄積されている所望の番組のダビング処理を選択するとダビング処理が開始され(S301)、第一コピー情報管理手段205は、該所望の番組のコピー残回数を読み出して(S302)、コピー残回数が0(ゼロ)より大きいか否かをチェックする(S303)。例えば、ダビング10方式対応のコンテンツで、ダビング済み回数が0であれば、コピー残回数は9であるので、この場合はコピー残回数が0より大きいと判断する。
ステップS303において、コピー残回数が0(ステップS303においてNOの場合)であれば、ダビングが不可であることを表す表示を、TV(表示せず)などの表示手段に表示してユーザに知らせ、処理を終了させる(S309)。
ステップS303において、コピー残回数が0でなく1以上(ステップS303においてYESの場合)であれば、コピー先情報管理手段206は、ユーザが選択したダビング先の機器を確認し(S304)、ダビング先の機器が宅外機器であるか否かを判断する(S305)。ここで、ダビング先の機器を確認するとは、図1に示す宅内ネットワーク300内に存在する宅内機器400か、宅内ネットワーク300およびホームゲートウェイ401を介してインターネット等の宅外ネットワーク500経由で接続されている宅外機器600であるかを確認することである。
宅外機器であるか否かを確認する方法としては、DTCP−IP(Digital Transmission Content Protection over Internet Protocol)などで規定されている、IPパケットの有効期間(IPパケットが通過できるルータの残り数)を表すTTL(Time To Live)が一定数以下で到達するか否か、応答遅延時間を示すRTT(Round Trip Time)が一定時間以内で到達するか否か(DTCP−IPでは、TTLが3以下、RTTが7ms以下)、あるいは、番組録画装置200とダビング先の機器とのサブネットマスクが同一であるか否か、などを挙げることができるが、ここでは特に規定しない。
ユーザが選択したダビング先の機器が、宅内機器400、または番組録画装置200に搭載あるいは接続されたメディアなどであって、宅外機器でない場合(ステップS305においてNOの場合)は、通常のダビング10方式における処理として、第一コピー情報管理手段205に記憶されているコピー残回数の値を1減じ(S307)、ダビング処理を開始する(S308)。
ダビング先の機器が宅外機器600である場合(ステップS305においてYESの場
合)は、第一コピー情報管理手段205に記憶されているコピー残回数を0にして(S306)、これ以上他の機器にはダビングすることができないようにした後にダビング処理を開始し(S308)、ダビングが完了した時点でコピー先情報管理手段206は、コピー先機器である宅外機器600に関する情報とコピーした番組に関する情報をペアーにして記憶した後、ダビング処理を終了する(S309)。
以上のように、ステップS305においてダビング先の機器が宅外機器であると判断され、宅外機器600にユーザが所望の番組をダビングした場合、コピー先情報管理手段206は宅外機器600にユーザが所望した番組をダビングしたことを記憶し、また、第一コピー情報管理手段205は記憶していたコピー残回数の値を0に更新するので、以降宅外機器600を含む宅外機器および宅内機器には該番組のダビングを禁止することが可能になる。さらに、第一コピー情報管理手段205に記憶されているコピー残回数が、予め定めた回数以上の場合でないと宅外機器へのダビングを禁止するようにすることで、宅外機器への番組の配信/録画を抑制することも可能になる。
なお、本発明の実施の形態1においては、番組蓄積手段203に蓄積されたダビング10方式に対応した番組を、通信手段204を介して宅外機器600にコピーした場合、第一コピー情報管理手段205において記憶/管理しているコピー残回数の値を0にしたがこれに限るものではなく、例えば、第一コピー情報管理手段205において記憶しているコピー残回数の値を維持もしくは少なくとも1減じるように処理することで、宅内機器400に対してはコピー残回数に基づいてコピーを認めるようにするとともに、宅外機器600に対してのみ以降のコピーを認めないように処理するようにしてもよい。
また、本発明の実施の形態1においては、ダビング10方式を例に挙げて説明したが、これに限るものではなく、ダビング10方式のように複数回のコピーを可能とする方式であれば、同様の効果を発揮することは明らかである。なお、このことは、後述する本発明の実施の形態2および3においても同様である。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2に係る番組録画装置の構成を示すブロック図であり、併せて、本発明の実施の形態2に係る番組録画装置と関連する外部装置や外部機器との接続関係を示す図である。
図4に示す本発明の実施の形態2に係る番組録画装置700は、図1に示す本発明の実施の形態1に係る番組録画装置200が備える各構成要素(各構成手段)に加えて、第二コピー情報管理手段707および外部機器接続手段708を備えており、この二つの手段707および708以外の各構成手段は、番組録画装置200が備える各構成手段とほぼ同じであるので同じ符号を付し、ここでは説明を省略する。
図4において、コピー先情報管理手段206は、本発明の実施の形態1に係る番組録画装置200におけるコピー先情報管理手段206が備える機能に加え、番組蓄積手段203に蓄積された番組のコピー先が宅外機器600の場合に、宅外機器600にコピーした番組にコンテンツID(IDentification)を付与する機能を有している。
また、第二コピー情報管理手段707は、第一コピー情報管理手段205から受け取ったコピー情報番組識別情報のペアーの情報、およびコピー先情報管理手段206から受け取った宅外機器600にコピーした番組のコンテンツIDと番組識別情報のペアーの情報などを管理する。
さらに、外部機器接続手段708は、宅内機器400や宅外機器600を含む他の機器あるいはメディアなどの外部機器からのデータの読み込み機能のみを備えており、外部機器と宅内ネットワーク300などを介さずに直接接続し、外部機器から送信される番組や情報を受信する手段である。
以下に、図4〜図7を参照しながら、録画した番組を宅外機器へダビングを行う際に、コピー残回数を見かけ上0にする場合に関して説明する。なお、図5は、本発明の実施の形態2に係る番組録画装置が蓄積した番組を他の機器へダビングを行う場合の処理の流れを示す図であり、また、図6は、ダビング先が宅内機器である場合の第一コピー情報管理手段および第二コピー情報管理手段における管理テーブルの一例を示す図であり、さらに、図7は、ダビング先が宅外機器である場合の第一コピー情報管理手段および第二コピー情報管理手段における管理テーブルの一例を示す図である。
図4において、番組録画装置700がダビング10方式に対応している番組を受信手段201で受信して番組処理手段202で処理した後番組蓄積手段203に蓄積し、番組蓄積手段203に蓄積された番組を他のメディアにダビングを行おうとするところまでは、本発明の実施の形態1の場合と同様であるため、ここでは説明を省略する。
図6において、ダビング前の第一コピー情報管理手段205は、第一コピー情報として管理テーブル(I−1)を、ダビング前の第二コピー情報管理手段707は、第二コピー情報として管理テーブル(II−1)を、ダビング後の第一コピー情報管理手段205は、管理テーブル(I−2)を、さらに、ダビング後の第二コピー情報管理手段707は管理テーブル(II−2)を保持するものとする。また、図7において、ダビング前の第一コピー情報管理手段205は管理テーブル(I−1)を、ダビング前の第二コピー情報管理手段707は管理テーブル(II−1)を、ダビング後の第一コピー情報管理手段205は管理テーブル(I−3)を、さらに、ダビング後の第二コピー情報管理手段707は管理テーブル(II−3)を保持するものとする。
次に、図5を用いて、番組録画装置700のコピー制御手段(図示せず)における蓄積した番組を他の機器へダビングを行う場合の処理の流れを説明する。
図5において、番組録画装置700のユーザがリモコンなどの入力手段(図示せず)を用いて、番組蓄積手段203に蓄積されている番組のダビング処理を選択すると(S501)、第一コピー情報管理手段205は、該番組のコピー残回数を読み出して(S502)、コピー残回数の値が0(ゼロ)より大きいか否かを確認する(S503)。例えば、ダビング10方式対応のコンテンツでダビング済み回数が0であれば、コピー残回数の値は9であり、コピー残回数の値は0(ゼロ)より大きいということになる。
ステップS503において、コピー残回数の値が0の場合(ステップS503においてNOの場合)、ダビングが不可で有ることを表す表示をTVなどの表示手段(図示せず)に表示してユーザに知らせ、ダビング処理を終了する(S511)。ステップS503において、コピー残回数の値が0より大きい、すなわち、コピー残回数の値が1以上の場合(ステップS503においてYESの場合)、ユーザが選択したダビング先機器を確認し(S504)、ダビング先機器が宅外機器であるか否かを判断する(S505)。
なお、ここでのダビング先機器の確認/判断とは、ダビング先機器が宅内ネットワーク300内に存在する宅内機器400か、ホームゲートウェイ401を介してインターネット等の宅外ネットワーク500経由で接続されている宅外機器600であるかの確認/判断であり、宅外機器の確認方法としては、本発明の実施の形態1の場合と同様、特に規定しない。
ステップS505において、ダビング先機器が宅内機器400や番組録画装置700に搭載あるいは接続されたメディアなどであって宅外機器はない場合(ステップ505においてNOの場合)は、通常のダビング10方式の処理として、第一コピー情報管理手段205に記憶されているコピー残回数の値を1減じ(S507)、ダビング処理を開始する(S510)。
ここで、図6を用いて、第一コピー情報管理手段205に記憶されているコピー残回数の値を1減じる場合のコピー情報の管理方法について説明する。
図6において、ダビング先機器が宅内機器400であるので、通常のダビング10方式に対応したコンテンツの処理と同様、第一コピー情報管理手段205の管理テーブル(I−1)に記憶されているコピー残回数の値9を、管理テーブル(I−2)にあるように1減じて8に変更して記憶/管理する。この場合、第二コピー情報管理手段707の管理テーブルは特に記述する必要はない。
ステップS505において、ダビング先機器が宅外機器600である場合(ステップS505においてYESの場合)は、第一コピー情報管理手段205は、自身が記憶しているコピー残回数の値と番組識別情報をペアーにして第二コピー情報管理手段707に移動させ(S506)、第一コピー情報管理手段205に記憶されているコピー残回数の値を0にして(S508)、これ以上他の機器にはダビングできないようにするとともに、コピー先情報管理手段206は、ダビングした番組にコンテンツID(図7に示す例では0xabcdef)を付与し(S509)、この付与されたコンテンツIDと番組識別情報をペアーにして第二コピー情報管理手段707に送信する。このように、宅外機器600にコピーするコンテンツを一意に識別できるようにしてからダビング処理を開始し(S510)、ダビングが終了した時点でダビング処理を終了させる(S511)。
ここで、図7を用いて、ダビング先機器が宅外機器600である場合のコピー情報の管理方法について説明する。
図7において、ダビング先が宅外機器600であるので、第一コピー情報管理手段205の管理テーブル(I−1)に記憶されているコピー残回数の値9を、管理テーブル(I−3)にあるように0(ゼロ)に変更して管理するとともに、第二コピー情報管理手段707の管理テーブル(II−3)のコピー残回数の値を9にする。
以上のように処理することにより、番組録画装置700においては、宅外機器へのダビング処理が行われると、第一コピー情報管理手段205に保存されているコピー残回数の値は0となるので、見かけ上、コピー残回数の値は0となり、以降、他の機器へのダビングは不可となるが、実際のコピー残回数は、第二コピー情報管理手段707において保存されているコピー残回数として別途管理されている。
次に、図8を用いて、宅外機器600にダビングされたコンテンツを削除あるいは使用不可の状態にする場合の、番組録画装置700のコピー制御手段(図示せず)における処理の流れについて説明する。なお、図8は、本発明の実施の形態2に係る番組録画装置から宅外機器にダビングされたコンテンツを削除あるいは使用不可の状態にする場合の番組録画装置における処理の流れを示す図である。
図8において、番組録画装置700における外部機器接続手段708に機器あるいはメディアが接続され、ユーザが番組録画装置700に対してコンテンツの入力処理を行おうとすると(S801)、コピー先情報管理手段206は外部機器接続手段708に接続された機器あるいはメディアから入力されるコンテンツのコンテンツIDを読み出して確認し(S802)、同一コンテンツのIDが存在するか否かを判断する(S803)。
ステップS802において確認したコンテンツIDが、存在しない(コンテンツIDを所有していない)あるいは第二コピー情報管理手段707に保持されているコンテンツID(図7に示す0xabcdef)と一致しない場合(ステップS803においてNOの場合)は、そのまま入力処理を開始し(S807)、入力処理が終了した時点で処理を完了する(S808)。
ステップS802において読み出して確認したコンテンツIDが、第二コピー情報管理手段707に保持されているコンテンツID(図7に示す0xabcdef)と一致する場合(ステップS803においてYESの場合)は、番組録画装置700は外部機器接続部708を介して宅外機器600に対し当該コンテンの削除を指示し、宅外機器600は番組録画装置700からの指示に対応して当該コンテンツを消去あるいは利用不可の状態となるように処理する(S804)。
宅外機器600において当該コンテンツが消去あるいは利用不可の状態となるように処理されたことを確認すると、番組録画装置700におけるコピー先情報管理手段206は、第二コピー管理情報手段707から該当するコピー情報(図7の(II−3))、すなわち、番組識別情報(図7の(II−3)に示す0xfffa−0x0101)とコピー残回数(図7の(II−3)に示す9)を呼び出し(S805)、第一コピー情報管理手段205の管理テーブル(図7の(I−1))の該当するコピー情報を番組識別情報(図7に示す0xfffa−0x0101)から検索し、この番組識別情報を有する番組のコピー残回数の値を0から9に更新する(S806)。すなわち、第一コピー情報管理手段205における管理テーブルを、図7の(I−3)から図7の(I−1)の元の状態に戻す。このとき、第二コピー情報管理手段707の管理テーブル(図7の(II−3))もクリアして元の状態(図7の(II−1))に戻す。
このように、第一コピー情報管理手段205および第二コピー情報管理手段707の管理テーブルの復元を行った後、宅外機器600にダビングされたコンテンツを削除あるいは使用不可の状態にする場合の処理を完了する(S808)。
なお、番組録画装置700に宅外機器600を接続した状態において、番組録画装置700から宅外機器600にコピーされたコンテンツを消去あるいは利用不可の状態となるように処理する方法、および宅外機器600において当該コンテンツが消去あるいは利用不可の状態となるように処理されたことを確認する方法については種々考えられるが、その方法についてはここでは限定しない。
また、外部機器接続手段708に対して機器あるいはメディアを接続する場合の接続形態としては、宅外機器600を直接接続する方法以外に、宅外機器600に装着されていたリムーバブルメディア(図示せず)を挿入する方法や、宅外機器600を宅内ネットワーク300経由で接続する方法などが考えられる。宅外機器600を宅内ネットワーク300経由で接続させる場合は、外部機器接続手段708の機器接続に関する機能を通信手段204に代替させることが可能である。
また、図5に示すステップS505において、ダビング先機器が宅外機器600である場合、第一コピー情報管理手段205は、宅外機器600にコンテンツをダビングしたことを記憶し、以降、宅外機器600を含む宅外機器にはダビングを禁止することや、第一コピー情報管理手段205に記憶されているコピー残回数が一定回数以上でないと宅外機器へのダビングを禁止することにより、宅外機器への配信に関する著作権保護を強化することが可能になる。
また、図8に示すステップS806において、第一コピー管理情報のコピー残回数の値を0から9に戻すときに、元の値(元のコピー回数の値:9)をコピーするのではなく、例えば、元のコピー回数の値から1減じてコピー回数の値を8に更新するようにすると、宅外機器600へのコンテンツのダビングおよび削除を繰り返す度に、コピー残回数が減少していくので、さらに著作権保護の強化を図ることができる。
また、本発明の実施の形態2においては、図8のステップS804〜ステップS806に示すように、宅外機器600のコンテンツを削除もしくは利用不可能になるように処理した後、第一コピー情報管理手段205および第二コピー情報管理手段707のコピー残回数を更新、すなわち元の状態に戻す例を示したが、第一コピー情報管理手段205および第二コピー情報管理手段707のコピー残回数を更新した後に、宅外機器600のコンテンツを削除もしくは利用不可能になるように処理するようにしてもかまわない。
(実施の形態3)
図9は、本発明の実施の形態3に係る番組録画装置の構成を示すブロック図であり、併せて、本発明の実施の形態3に係る番組録画装置と関連する外部装置や外部機器との接続関係を示す図である。
図9に示す本発明の実施の形態3に係る番組録画装置900は、図4に示す本発明の実施の形態2に係る番組録画装置700が備える各構成要素(各構成手段)に加えて、コピー時刻情報管理手段909を備えており、このコピー時刻情報管理手段909以外の各構成手段は、番組録画装置700が備える各構成手段と同じであるので同じ符号を付し、ここでは説明を省略する。また、番組録画装置900におけるコピー制御手段(図示せず)は、番組録画装置700におけるコピー制御手段(図示せず)が備える制御機能に加え、コピー時刻情報管理手段909に対応する制御機能を備えたものとなる。
図9において、コピー時刻情報管理手段909は、番組録画装置900から宅外機器600に対してコンテンツをコピー(ダビング)する場合、コピー終了時点からの経過時間を管理する。番組録画装置900において、コピー時刻情報管理手段909が管理するコピー終了時点からの経過時間を基にして、コピー終了時点から予め定めた一定時間が経過する毎に、第二コピー情報管理手段707に保持しているコピー残回数の値を予め定めた値だけ順次減じていく、あるいはコピー終了時点から一定時間が経過すると第二コピー情報管理手段707に保持しているコピー残回数の値を0(ゼロ)にする。このように構成することにより、さらに著作権保護の強化を図ることができる。
なお、本発明の実施の形態3においては、コピー終了時点から一定時間が経過するとコピー残回数の値を減らす、あるいは0にすることで、著作権保護の強化を図る例を示したが、時間が経過するにつれてコンテンツの価値が低下することを考慮して、コピー時刻情報管理手段909が管理するダビング終了時点からの経過時間を基に、ダビング終了時点から一定時間が経過したと判断されたコンテンツ(番組)は、著作権保護の条件を緩和させるために、第一コピー情報管理手段205で管理されている番組のコピー残回数の値を増加させる、あるいはコピー無制限にするなどして、柔軟なコンテンツ配信を行うようにしてもよい。
また、本発明の実施の形態3においては、コピー時刻情報管理手段909は、番組録画装置900から宅外機器600に対してコンテンツをコピーする場合、コピー終了時点からの経過時間を管理するとしたが、コピー開始時点からの経過時間を管理し、このコピー開始時点からの経過時間を基に処理をしてもかまわない。
本発明に係る番組録画装置は、デジタルTV放送において採用が検討されているダビング10方式のような複数回のコピーが可能な方式に対応した番組を録画し、その録画した番組を外部機器にコピーする際、外部機器が宅外機器であること、および、コピー残回数が宅外機器へのコピーが可能な回数以上であることが判別した場合は、該番組を宅外機器にコピーするとともに該番組を他の宅外機器にコピーできないようにすることができ、かつ、宅外機器にコピーした番組を削除あるいは使用不可の状態に処理したことが確認できると、コピー残回数に基づいて元のダビング10方式のような複数回のコピーが可能な方式に対応した録画/コピー機能を活用することができるので、ダビング10方式のような複数回のコピーが可能な方式において意図されている著作権保護が十分に図れ、且つ、ダビング10方式のような複数回のコピーが可能な方式におけるユーザの利便性を確保しつつ、番組録画装置から宅外機器への配信を可能にするサービスを提供する場合に有用である。
本発明の実施の形態1に係る番組録画装置の構成を示すブロック図であり、併せて、本発明の実施の形態1に係る番組録画装置と関連する外部装置や外部機器との接続関係を示す図 PMTの抜粋およびデジタルコピー制御記述子の抜粋を示す図 本発明の実施の形態1に係る番組録画装置が蓄積した番組を他の機器へダビングを行う場合の処理の流れを示す図 本発明の実施の形態2に係る番組録画装置の構成を示すブロック図であり、併せて、本発明の実施の形態2に係る番組録画装置と関連する外部装置や外部機器との接続関係を示す図 本発明の実施の形態2に係る番組録画装置が蓄積した番組を他の機器へダビングを行う場合の処理の流れを示す図 ダビング先が宅内機器である場合の第一コピー情報管理手段および第二コピー情報管理手段における管理テーブルの一例を示す図 ダビング先が宅外機器である場合の第一コピー情報管理手段および第二コピー情報管理手段における管理テーブルの一例を示す図 本発明の実施の形態2に係る番組録画装置から宅外機器にダビングされたコンテンツを削除あるいは使用不可の状態にする場合の番組録画装置における処理の流れを示す図 本発明の実施の形態3に係る番組録画装置の構成を示すブロック図であり、併せて、本発明の実施の形態3に係る番組録画装置と関連する外部装置や外部機器との接続関係を示す図 従来の宅外機器へのコンテンツ配信システムの構成を示すブロック図
符号の説明
100 (放送局)番組配信装置
200 番組録画装置
201 受信手段
202 番組処理手段
203 番組蓄積手段
204 通信手段
205 第一コピー情報管理手段
206 コピー先情報管理手段
300 宅内ネットワーク
400 宅内機器
401 ホームゲートウェイ
500 宅外ネットワーク
600 宅外機器
700 番組録画装置
707 第二コピー情報管理手段
708 外部機器接続手段
900 番組録画装置
909 コピー時刻情報管理手段
1000 宅外DTCPブリッジ
1011 宅内ネットワークI/F部
1012 DTCP関連パケットフィルタ
1013 DTCP関連パケットフィルタ(詳細)
1014 DTCP処理部
1015 ホームルータ及びファイアウォール処理部
1016 宅外ネットワークI/F部
1021 DTCPブリッジ処理部
1022 自動構成認識及び家電制御用Webサーバ処理部
1023 宅内側DTCP AKE処理部
1024 宅外側DTCP AKE処理部
1025 宅外デバイス登録テーブル
1026 ユーザ認証登録テーブル

Claims (5)

  1. 放送局から配信された複数回のコピーが可能な方式に対応した番組を蓄積し、前記番組をネットワークに接続された他の機器あるいはメディアにコピーすることが可能な番組録画装置であって、
    放送局から配信された前記番組を蓄積する番組蓄積手段と、
    前記番組を前記他の機器あるいはメディアにコピーした回数に関する情報であるコピー情報に相当するコピー残回数(残っているコピー可能な回数)と、前記番組を一意に規定できる番組識別情報とをペアーにして管理し、前記番組を前記他の機器あるいはメディアにコピーすることが可能か否かを判定する第一コピー情報管理手段と、
    前記番組のコピー先が前記ネットワークを介して宅外ネットワークに接続された機器である宅外機器か、前記ネットワークを介して接続された、前記宅外機器以外の機器である宅内機器か、またはメディアであるかを判定するコピー先情報管理手段と、
    前記番組蓄積手段に蓄積された前記番組を前記他の機器あるいはメディアにコピーする際に、前記コピー先情報管理手段が管理している前記コピー残回数の値が予め定められた値以上である場合にのみ、前記番組を前記宅外機器にコピーするとともに、前記コピー残回数を0(ゼロ)とするように制御するコピー制御手段と、
    を備えることを特徴とする番組録画装置。
  2. 前記コピー制御手段は、前記番組を前記宅外機器にコピーした場合に、前記第一コピー情報管理手段において管理している前記コピー残回数の値を維持もしくは少なくとも1減じることで、前記宅内機器へのコピーを前記コピー残回数に基づいて認めるとともに、前記宅外機器には以降のコピーを認めないように制御することを特徴とする請求項1記載の番組録画装置。
  3. 放送局から配信された複数回のコピーが可能な方式に対応した番組を蓄積し、前記番組をネットワークに接続された他の機器あるいはメディアにコピーすることが可能な番組録画装置であって、
    放送局から配信された前記番組を蓄積する番組蓄積手段と、
    前記番組を前記他の機器あるいはメディアにコピーした回数に関する情報であるコピー情報に相当するコピー残回数(残っているコピー可能な回数)と、前記番組を一意に規定できる番組識別情報とをペアーにして管理し、前記番組を前記他の機器あるいはメディアにコピーすることが可能か否かを判定する第一コピー情報管理手段と、
    前記番組のコピー先が前記ネットワークを介して宅外ネットワークに接続された機器である宅外機器か、前記ネットワークを介して接続された、前記宅外機器以外の機器である宅内機器か、または前記メディアであるかを判定するとともに、前記番組のコピー先が前記宅外機器の場合には、前記宅外機器にコピーした番組にコンテンツID(IDentification)を付与するコピー先情報管理手段と、
    前記第一コピー情報管理手段から受け取った前記コピー情報と前記番組識別情報とのペアーの情報、および前記コピー先情報管理手段から受け取った前記宅外機器にコピーした番組の前記コンテンツIDと前記番組識別情報とのペアーの情報とを管理する第二コピー情報管理手段と、
    前記他の機器あるいはメディアである外部機器からの読み込み機能のみを有し、前記外部機器と前記ネットワークなどを介さず直接接続を行う外部機器接続手段と、
    前記番組蓄積手段に蓄積された前記番組を前記他の機器あるいはメディアにコピーする際に、前記コピー先情報管理手段が前記番組のコピー先が前記宅外機器であると判定した場合には、前記第一コピー情報管理手段が管理している前記コピー残回数の値が予め定められた値以上である場合にのみ、前記番組を前記宅外機器にコピーするとともに、前記第一コピー情報管理手段が管理している前記コピー残回数の値と前記番組識別情報をペアーにして前記第二コピー情報管理手段に移動させた後前記コピー残回数の値を0(ゼロ)にし、
    前記外部機器接続手段または前記ネットワークを介して接続された前記宅外機器または前記宅外機器以外の前記宅内機器または前記メディアなどからの入力コンテンツが有する前記コンテンツIDが、前記コピー先情報管理手段で管理されている前記コンテンツIDと一致し、かつ、前記コンテンツIDが一致した番組が前記宅外機器において削除または使用不能な状態になったことを確認した後、前記第二コピー情報管理手段において管理されていた前記コンテンツIDが一致した番組の前記コピー残回数の値と前記番組識別情報とのペアー情報を、元のまま、あるいは前記コピー残回数の値を元の値から少なくとも1減じた値にして前記第一コピー情報管理手段に戻すとともに、前記第二コピー情報管理手段において管理していた前記コンテンツIDが一致した番組の前記コピー残回数の値と前記番組識別情報のペアー情報を削除するように制御するコピー制御手段と、
    を備えたことを特徴とする番組録画装置。
  4. 前記番組蓄積手段に蓄積された番組を前記宅外機器にコピーした場合に、コピー終了時点からの経過時間をコピーされた番組の前記番組識別情報とともに管理するコピー時刻管理手段をさらに備え、
    前記コピー制御手段は、さらに、前記コピー終了時点からの経過時間を基にして、前記コピー終了時点から予め定めた一定時間が経過する毎に、前記第二コピー情報管理手段において管理されている前記コピーされた番組の前記コピー残回数の値を予め定めた値だけ順次減じていく、あるいは前記ダビング終了時点から予め定めた一定時間が経過すると前記第二コピー情報管理手段において管理されている前記コピーされた番組の前記コピー残回数の値を0(ゼロ)にすることを特徴とする請求項3記載の番組録画装置。
  5. 前記番組蓄積手段に蓄積された番組を前記宅外機器にコピーした場合に、コピー終了時点からの経過時間をコピーされた番組の前記番組識別情報とともに管理するコピー時刻管理手段をさらに備え、
    前記コピー制御手段は、さらに、前記コピー終了時点からの経過時間を基にして、前記コピー終了時点から予め定めた一定時間が経過する毎に、前記第二コピー情報管理手段において管理されている前記コピーされた番組の前記コピー残回数の値を予め定めた値だけ順次増加させていく、あるいは前記ダビング終了時点から予め定めた一定時間が経過すると前記第二コピー情報管理手段において管理されている前記コピーされた番組の前記コピー残回数の値を無制限にすることを特徴とする請求項3記載の番組録画装置。
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