JP2001298722A - 放送受信装置 - Google Patents

放送受信装置

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JP2001298722A
JP2001298722A JP2000114876A JP2000114876A JP2001298722A JP 2001298722 A JP2001298722 A JP 2001298722A JP 2000114876 A JP2000114876 A JP 2000114876A JP 2000114876 A JP2000114876 A JP 2000114876A JP 2001298722 A JP2001298722 A JP 2001298722A
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Sozo Yamamoto
創造 山本
Hideyuki Go
秀行 郷
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Details Of Television Systems (AREA)
  • Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 世帯内の複数台の受信機に対して同一の契約
を結ぶ場合、全受信機がEMMの受信や回線接続を行う
必要がある。また不正な場所で受信機を使用することが
避けられない。 【解決手段】 CAの情報を受信機間で交換して、同一
グループ内の受信機の間で常に最新の受信状態に合わせ
る。また回線接続機能を共有することで配線を簡略化す
る。受信機のグループのIDを相互に参照して、指定さ
れた場所以外での使用を禁止する。場所の特定にはマス
ターの受信機との接続、センター接続時の発信元電話番
号、アンテナ配送系に入れたIDとの照合を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送受信装置に関
し、特に限定受信技術を用いた有料放送の受信契約を、
複数の受信装置で共有するための機構を提供する受信装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のデジタル放送では、従来の地上波
による放送とは異なり、視聴者が放送事業者と契約し、
CA(Conditional Access)と呼ばれる限定受信方式を利
用して契約や有料放送の視聴を管理するのが一般的であ
る。放送電波はスクランブルと呼ばれる秘匿化を行った
上で送信されており、受信装置はこのスクランブルを解
除するためにICカードなどから成るCA制御モジュー
ルを備える。
【0003】このICカードはチューナ機能を有するS
TB(Set Top Box)やCS放送対応のテレビジョン受信
装置に通常付属しており、このICカードは放送のスク
ランブルを解除する鍵を受信装置側に送出し、受信装置
側がこの鍵を用いてスクランブルを解除し、放送を視聴
できるようにする機能を持つ。
【0004】どの番組のスクランブルを解除できるか
は、番組に付随して送信されるECM(Entitlement Con
trol Message:共通情報)の内容とICカードの持つ契約
状況に依存し、これには以下に示す契約チャンネルとペ
イパービューチャンネルの2通りの形態が存在する。
【0005】契約チャンネルではチャンネル単位での購
入を行うことによりその視聴を行う。この種の放送は視
聴者が視聴開始に先だって、電話連絡や郵便、インター
ネットのホームページ等の通信手段を用いて放送事業者
と契約を行えば、放送事業者が視聴者に対し、EMM(E
ntitlement Management Message:個別情報)と呼ばれる
個人向けの契約変更の個別パケットを送信する。視聴者
が放送事業者が放送する電波を選局することによりこの
EMMパケットを受信すると、このEMMに含まれてい
る情報、即ちどのチャンネルを契約したかがICカード
に記録され、スクランブルを解除する鍵を生成するため
の情報を記憶することより実際の放送の視聴が可能とな
る。
【0006】また、ペイパービュー(Pay Per View:以
下、PPVと称す)と呼ばれる,番組単位で購入可能な
番組の放送も行われている。この、PPV番組は、視聴
者が購入確認操作を行って視聴すると、PPV番組が購
入されたことがICカードに記録される。この記録は、
集計されると、STBに接続されている電話回線等によ
り、放送事業者の放送センター側に送信され、課金の対
象となる。
【0007】上述のような契約管理やチャンネル単位,
番組単位の契約を実現する他、一定年齢に達した視聴者
にのみ番組の視聴を可能にする年齢制限等や、特定の地
域において視聴を禁止するなどの、さまざまの条件のも
とでの視聴可否の制御が可能である。
【0008】従来、この種の放送を受信する装置は図1
1のように構成されていた。図11において、1はCS
アンテナ、2はCSアンテナ1により受信されたCS放
送をデコードする受信手段であり、チューナ等のフロン
トエンドを有しており、CS放送を選局しQPSK(4
相位相偏移変調)の復調を行う。3は多重分離手段であ
り、受信手段2から出力されたMPEG2のトランスポ
ートストリームから映像情報や音声情報やEMMやEC
M(Entitlement Control Message:共通情報)やSI
(番組情報)を分離する。4はデスクランブラであり、
多重分離手段3から出力された映像情報や音声情報に対
し、鍵情報を用いてデスクランブルを行う。
【0009】5は映像音声デコード手段であり、デスク
ランブラ4によりデスクランブルされた映像音声情報を
デコードする。6は映像音声出力手段であり、映像音声
デコード手段5によりデコードされた映像音声信号を画
像と音として出力する。7はCPUなどにより実現され
た制御手段であり、多重分離手段3によりトランスポー
トストリームから分離されたEMM,ECM,SI等の
制御情報を取得し、番組表の一覧を作成したり、受信手
段2やデスクランブラ4を制御したりする。
【0010】8はメモリからなる記憶手段であり、制御
手段8が番組表を作成する際のテーブルとして使用した
りする。9は操作入力手段であり、リモコンやフロント
パネルのキーなどにより、利用者が受信装置を操作する
ための指示を与える。 10は限定受信制御手段であ
り、視聴者の契約形態や契約の状況を記憶するICカー
ドを含み、視聴者の年齢制限や契約チャンネル,契約番
組にしたがって受信の権利がある番組に対して鍵を生成
し受信を可能にする。
【0011】11は画面生成手段であり、制御手段8に
より生成された番組表等の画面情報を生成する。これに
より生成された画面情報であるOSD(On Screen Displ
ay)は、映像音声デコード手段5によって生成された画
像信号と合わせて映像音声出力手段6に提示される。1
2は外部機器通信手段であり、外部機器との間の映像音
声のデータストリームや、制御信号を交換するために用
いられる。
【0012】次に動作について説明する。CSアンテナ
1により受信されたCS放送は、受信手段2のチューナ
やフロントエンドにより選局され、所望の放送事業者の
放送が選択され、送信時にQPSKで変調されている電
波の復調を行う。多重分離手段3は受信手段2の復調動
作によって得られたMPEG2のトランスポートストリ
ームから映像情報や音声情報を分離するとともに、EM
MやECM(Entitlement Control Message)やSI(番
組情報)を分離する。
【0013】制御手段7はこのEMMやECMやSIを
受けて、限定受信制御手段10に各々のパケットの内容
を転送する。後述の限定受信制御手段10の動作によ
り、視聴可能な契約に該当する番組であると判断される
と、制御手段7は鍵情報をデスクランブラ4に送る。デ
スクランブラ4は制御手段7から供給される鍵情報を受
けて、映像情報や音声情報にかけられているスクランブ
ルを解除する。
【0014】このスクランブルは、放送事業者が放送信
号を送信する際に予め映像信号や音声信号を暗号化して
おくもので、放送事業者と契約を結ばないで視聴した場
合や契約を結んでも契約内容に該当しない放送番組を視
聴した場合はこの暗号化が解除されず、画面を見ても秘
匿性の高い映像が映るだけであるので、正規の契約者以
外はこれを視聴し続けることを断念するため、結果的に
不正な視聴を防止できることになる。
【0015】映像音声デコード手段5はこのデスクラン
ブラ4から出力された映像音声情報をデコードし、利用
者に提示可能な映像および音声の信号に変換する。映像
音声出力手段6はこの映像音声デコード手段5から出力
された映像音声信号を映像および音として出力する。ま
た、画面生成手段11にて生成されるOSDの映像信号
は、映像音声デコード手段5からの出力と合成されて映
像音声出力手段6に提示される。
【0016】限定受信制限手段10は通常ICカードな
どの契約管理モジュールを含み、EMM(個別情報)の
受信によるICカードの契約情報の更新と、ECM(共
通情報)の受信による限定受信対象の番組の視聴のため
の鍵の生成を行う。EMMは個々の契約者に向けて送信
される契約管理情報を含んでいる。EMM受信時には、
ICカードにそのEMMの内容を転送すると、ICカー
ドが保持する契約情報が更新される。これによって、個
別の契約者ごとに異なる契約情報がICカードに格納さ
れる。番組受信時には、番組に付随するECMを取得
し、ECMの内容をICカードに転送して受信の可否を
確認する。
【0017】契約を行っており、かつ番組の内容が契約
に合致する場合には、ICカードからスクランブル解除
用の鍵情報を生成する。また、番組が即時購入可能な番
組、すなわちPPV番組であれば、購入可能であること
を受信装置に通知する。受信装置は、視聴者に対し購入
意志の確認を行い、購入の意志が確認されれば、ICカ
ードに対して購入処理を行う。記憶手段8はメモリを含
み、多重分離手段3によって得られたEMMやECMや
SIを一時的に記憶する。
【0018】従来の放送受信装置は、以上のように構成
されており、利用者の契約形態に応じて、利用者が契約
または購入して視聴の権利のある番組だけを提示し、そ
のほかの番組の視聴を制限することが可能である。
【0019】家庭では複数の受信装置を備えることがあ
るが、限定受信の管理は基本的に個々のID単位であ
る。世帯単位の契約形態を実現するために、グループI
Dの考え方が提案されている。これは電波産業会発行の
規格書(ARIB STD−B25)にも記載されてい
る。図2はこれを説明する図である。図で示すのはEM
Mのパケットの論理的な構成である。
【0020】図中(a)は通常の受信装置1台ごとの契
約形態によるEMMの形式であり、102のモードは
「個別」であることを示し、続くID103は契約者の
IDである。受信装置は自己のIDを用いてEMMのフ
ィルタリングを行い、その契約者に対して送信されるE
MMを選択して受信する。ペイロード104は通例限定
受信管理手段によって処理され、その内容により契約の
更新やメールの受信が引き起こされる。一方(b)は、
グループIDを導入した場合であり、IDは契約グルー
プID105とグループ内ID106の2つに分かれて
いる。
【0021】グループIDは世帯に対して付与されるI
Dであり、世帯内の複数の受信端末の識別はグループ内
ID106によって行われる。世帯単位での契約の情報
のように、世帯内の全受信端末に対して共通に送りたい
情報については、グループ内IDを「全ID」を示す値
にする。受信装置側では、グループIDを用いてEMM
のフィルタリングを行う。これによって世帯内の全受信
装置に共通の情報をそれぞれに対して受信する必要がな
くなる。
【0022】さらに、デジタル放送の受信装置では、機
器の相互接続を可能とする技術が一般的に知られてい
る。P1394に代表される機器間の接続は、高速な通
信路を機器間に持ち、映像音声情報や機器の制御情報を
交換することを目的としている。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】以上に示した従来の限
定受信の技術では、以下に示すような課題があった。複
数台の受信装置に対して送信されるEMMは、全ての対
象受信装置で別々に受信することが必要である。受信装
置が通電されていない場合などは、その受信装置には契
約内容の更新が反映されないことがある。このような場
合には、同一世帯の別の受信装置では契約更新が行われ
ているにもかかわらず、EMMを再度受信するために次
回の送信を待ったり、顧客管理センターに再送を要求す
るなどの処置が必要となる。
【0024】PPV番組を受信する場合には、購入の記
録をセンターに送信する手段として公衆回線への接続を
各端末が備える必要があった。回線への接続を行わない
と、PPV番組の受信が不可能になる。このために、場
所が離れた受信装置に配線を行う必要がある。利用者に
とっては、面倒で部屋の美観を損なう配線が増える不利
益があり、このために複数の受信装置を備えることが妨
げられる。
【0025】別の観点では、世帯ごと課金の確実性につ
いての課題がある。世帯に対して複数の受信装置に対す
る契約を許可したときに、そのICカードが別の場所で
使用される可能性がある。このような可能性に対して、
従来の技術は解決策を示していない。契約世帯以外での
視聴を制限するための機構を提供することが求められ
る。
【0026】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明に係る
放送受信装置は、受信装置に付与された端末の契約上の
グループをしめす識別情報を限定受信制御手段から取得
する識別情報取得手段と、ネットワーク上に接続された
受信装置との間で識別情報を比較し、接続された別の受
信装置との間で識別情報を比較する識別情報比較手段と
を備えて、接続された受信装置が同一の契約グループに
属するかどうかを判定し、同一の契約グループに属する
受信装置がネットワーク上に存在する場合には、それら
の間で契約情報のレコード相互の比較を行い、受信時期
またはバージョンの相違がある場合には、より新しい情
報を持つ受信装置から古い情報しか持たない受信装置に
対して契約情報の転送を行うことによって、同一の契約
グループ内の複数の受信端末の間での契約情報の受信状
態を最新の状況に更新するように構成したものである。
【0027】本願の第2の発明に係る放送受信装置は、
同一の契約グループに属する複数の受信装置の間で通信
を行う通信手段と、購入記録の情報を相互に転送する購
入記録情報転送手段とを備え、顧客管理センターに購入
に係る課金の情報を通知するための回線接続手段を備え
る受信装置に対して、回線接続手段を持たない受信装置
から購入記録情報を転送し、回線接続手段を備える受信
装置が顧客管理センターへの接続を代行するように構成
したものである。
【0028】本願の第3の発明に係る放送受信装置は、
同一の契約グループに属する複数の受信装置は相互にネ
ットワーク上で通信が可能であることを前提とし、ネッ
トワークに接続するための通信手段と、受信装置に対し
て付与された識別情報を取得する識別情報取得手段と、
前記通信手段を通じて接続した別の受信装置との間で識
別情報を比較する識別情報比較手段とを備え、ネットワ
ーク上にマスターの識別情報を持つ同一グループに属す
る受信装置が発見できない場合に、その受信装置は本来
許可されない場所で使用されていると判定してその受信
装置での受信を制限するように限定受信制御手段を制御
する。この受信の制限は、マスターの識別情報を持つ受
信装置が発見できない場合にただちに行う実現と、一定
の条件で遅延してこの制御を行う実現とが可能である。
【0029】本願の第4の発明に係る放送受信装置は、
公衆回線への接続にあたって発信元の番号を発信先で特
定する機能を利用し、あらかじめ設定された発信元番号
と一致しない番号から顧客管理センターに発呼が行われ
た場合には、その受信装置での受信を制限するものであ
る。このために、限定受信制御手段の中に発信元電話番
号を保管する発信元情報保持手段を備えて、センターと
の接続時にはこの発信元情報を送信する。
【0030】この放送受信装置に対応する顧客管理セン
ターは、公衆回線の機能によって通知された真の発信元
番号と、受信装置が送信した発信元情報とを比較し、こ
れが異なった場合には本来許可されない場所で受信装置
が利用されたと判断して、その受信装置での受信を制限
する。この制限の方法には、回線接続中に受信装置に対
して受信を制限するコマンドを送信する方法と、別途通
常の放送波を用いた契約情報送信の手段を用いて受信を
制限する方法とが実施可能である。
【0031】本願の第5の発明に係る放送受信装置は、
アンテナから入力される信号から識別情報を抽出する識
別情報抽出手段と、受信装置に付与された識別情報を取
得する識別情報取得情報を備え、アンテナ入力から与え
られる識別情報と自らの識別情報が一致した場合に限り
限定受信制御手段を正規に動作させる。アンテナから受
信装置までの配送系に、契約グループ特定する識別情報
を重畳し、この系に接続されない端末に対しては受信を
制限する。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0033】( 実施の形態1)この実施の形態1は、
ネットワーク上に接続された受信装置との間で識別情報
を比較して、接続された受信装置が同一の契約グループ
に属するかどうかを判定し、同一の契約グループに属す
る受信装置がネットワーク上に存在する場合には、それ
らの間で契約情報のレコード相互の比較を行い、受信時
期またはバージョンの相違がある場合には、より新しい
情報を持つ受信装置から古い情報しか持たない受信装置
に対して契約情報の転送を行うことによって、同一の契
約グループ内の複数の受信端末の間での契約情報の受信
状態を最新の状況に更新するように構成したものであ
る。
【0034】図1は本発明の実施の形態1による放送受
信装置の構成を示すものである。図1において、1はC
Sアンテナ、2はCSアンテナ1により受信されたCS
放送をデコードする受信手段であり、チューナ等のフロ
ントエンドを有しており、CS放送を選局しQPSK
(4相位相偏移変調)の復調を行う。
【0035】3は多重分離手段であり、受信手段2から
出力されたMPEG2のトランスポートストリームから
映像情報や音声情報やEMMやECM(Entitlement Con
trolMessage:共通情報)やSI(番組情報)を分離す
る。4はデスクランブラであり、多重分離手段3から出
力された映像情報や音声情報に対し、鍵情報を用いてデ
スクランブルを行う。5は映像音声デコード手段であ
り、デスクランブラ4によりデスクランブルされた映像
音声情報をデコードする。
【0036】6は映像音声出力手段であり、映像音声デ
コード手段5によりデコードされた映像音声信号を画像
と音として出力する。7はCPUなどにより実現された
制御手段であり、多重分離手段3によりトランスポート
ストリームから分離されたEMM,ECM,SI等の制
御情報を取得し、番組表の一覧を作成したり、受信手段
2やデスクランブラ4を制御したりする。8はメモリか
らなる記憶手段であり、制御手段8が番組表を作成する
際のテーブルとして使用したりする。
【0037】9は操作入力手段であり、リモコンやフロ
ントパネルのキーなどにより、利用者が受信装置を操作
するための指示を与える。 10は限定受信制御手段で
あり、視聴者の契約形態や契約の状況を記憶するICカ
ードを含み、視聴者の年齢制限や契約チャンネル,契約
番組にしたがって受信の権利がある番組に対して鍵を生
成し受信を可能にする。11は画面生成手段であり、制
御手段8により生成された番組表等の画面情報を生成す
る。これにより生成された画面情報であるOSD(On Sc
reen Display)は、映像音声デコード手段5によって生
成された画像信号と合わせて映像音声出力手段6に提示
される。12は外部機器通信手段であり、外部機器との
間の映像音声のデータストリームや、制御信号を交換す
るために用いられる。
【0038】制御手段7はさらに、以下の要素を含んで
構成される。13は識別情報取得手段であり、限定受信
制御手段10から受信装置に割り当てられた識別情報を
取得する。14は識別情報比較手段であり、識別情報取
得手段13から取得した識別情報と、接続された外部装
置から通信手段12を介して取得した識別情報との比較
を行う。
【0039】15は契約情報比較手段であり、契約管理
制御手段10で管理する契約情報を、外部装置との間で
通信する機能と、外部装置から得た契約情報と自らの契
約情報とを比較する機能を有する。16は契約情報転送
手段であり、比較の結果更新が必要な場合には、複数の
受信装置の間で契約情報の転送を行って、より新しい契
約情報に限定受信制御手段10で管理する情報を更新す
る働きを持つ。
【0040】次に動作について説明する。図2は、本発
明の実施の形態1で想定する契約情報のヘッダ部分の構
成を示す。ここで契約情報とは、チャンネル単位の契約
の有無を示す情報や、実際に契約済みのチャンネルの視
聴を許可するためのデコード鍵、加入者に対して送信さ
れるメールなどの情報を含む。契約情報の送信には、個
別情報あるいはEMMと称されるパケットを放送波に多
重して送信する形態がすでに一般的に知られている。
【0041】図2の(a)は従来から一般的に知られる
契約情報のヘッダ部分の概念的な構成を示している。1
01はヘッダであり、このパケットが契約情報であると
言う情報などを含む。102はモードであり、この情報
が特定の加入者を特定して送信されるものであることを
示している。
【0042】後につづく103は契約者IDであり、加
入者あるいは受信装置のIDを示す。この契約者ID
は、限定制御手段10に含まれるICカードなどの媒体
に格納されていることが多い。104はペイロードであ
り、特定された受信装置への契約情報が含まれる。ここ
には、加入者宛のメールの内容が含まれたり、契約を解
除するためのコマンドが含まれることもある。
【0043】一方図2(b)は、グループIDを導入し
た場合の対応する契約情報のヘッダ部の構成を示してい
る。グループIDは、同一世帯内で複数の受信装置を備
える場合など、複数の受信装置を1つの契約単位として
扱うために考案された。図中102のモードは後に示す
IDがグループIDであることを示している。105は
契約グループIDであり、これが契約者IDに相当す
る。
【0044】106はグループ内IDであり、同一の契
約グループに属する受信機の中から、さらに特定の受信
機を特定する場合に用いることができる。例えばグルー
プ内IDに3ビットを割り当てた場合には、7台の受信
装置を識別することができ、グループ内IDはそれぞれ
0(マスター)および1から6が付与される。グループ
内の全受信装置に契約情報を送信する場合には、グルー
プ内IDのフィールドに7を置けば、グループ全体に対
する情報であることを示すことができる。
【0045】図3には、図2に示したような契約情報に
よって送信され、限定受信制御手段10で管理する管理
情報の構造を簡易的に示した。これはチャンネル単位の
契約の場合であるが、201の種別はこのレコードがチ
ャンネル単位の契約を示すことを意味し、202の契約
IDはチャンネルの番号など、契約の区分を示すIDで
ある。203は契約の有効期限、204はこの契約情報
がいつ受信されたかを示す情報であり、バージョン番号
や受信時期のタイムスタンプなどが含まれる。
【0046】識別情報を用いた契約グループの識別は、
以下のようなステップで行う。まず、マスターの受信装
置が契約グループの識別を行おうと試み、通信手段を通
じてスレーブの受信装置のIDを1つ添えてブロードキ
ャストし、通信手段を通じて該当の受信装置との接続を
確立する。このためには、双方の受信機は識別情報取得
手段によってそれぞれの限定受信制御手段が管理する識
別情報を取得し、マスターの受信装置は通信手段を通じ
て伝えられた接続先の受信装置の識別情報のうち、グル
ープID部分が一致していることを確認した上で接続を
確立する。接続確立後、マスターの受信装置は接続先の
受信装置に対して契約情報の送信を要求する。
【0047】スレーブの受信装置は、限定受信制御手段
から契約情報のリストを取得し、これをマスターの受信
装置に対して転送する。マスターの受信装置は、転送さ
れたリストの中の個々のレコードを比較し、自らの限定
受信制御手段から得た契約情報のリストと比較する。
【0048】契約情報の1つのレコードは図3に示す形
式を持っている。マスターの受信機は、この中の201
と202のフィールドをキーとして自らの持つ契約情報
からレコードを検索する。検索の結果、該当の情報がな
い場合と自らの持つ契約情報の取得時期204が転送さ
れた内容よりも古い場合には、転送されたレコードを自
らの限定受信制御手段10に格納する手続きを行う。
【0049】これは、マスターの受信機では契約情報を
受信できず、接続先の受信装置でのみ契約情報の受信を
行っていた場合である。逆に転送された内容の方が古い
場合、あるいは全レコードを検索した後、マスターの受
信装置にのみ存在するレコードを発見したときには、マ
スターの受信装置からスレーブの受信装置に対して該当
の契約情報のレコードを送信し、転送を受けた受信装置
はこの情報を限定受信制御手段10に格納する。 マス
ターの受信機は、このような手続きを通信手段によって
接続可能な全受信装置に対して巡回的に実施する。これ
によって、接続されている全ての受信装置の間で、管理
する契約情報が更新されることになる。この巡回の周期
はバックグラウンドで数分から数時間に一回の頻度で行
えば十分である。
【0050】さらにこの巡回は、受信装置の電源が投入
された直後に問合せを行う形で実施することも有効であ
る。受信装置の電源が切断されている期間には契約情報
の受信が不可能になるので、長期間電源を切断していた
後には、接続されている別の受信装置に問い合わせて、
契約情報の更新を行うことが望ましい。この場合には、
前述のマスターとスレーブの関係は逆転する。
【0051】上記の例では、契約情報はチャンネル単位
の契約情報として示したが、この他の番組購入に関する
情報や、加入者宛へのメールを契約情報として含めても
構わない。購入に関する記録を転送する形態において
は、1つの番組を購入すると同一グループ内の別の受信
装置でも新たな購入を行わずに番組の視聴ができること
になる。
【0052】(実施の形態2)この実施の形態2は、複
数の受信装置の間で通信を行う通信手段と、購入記録の
情報を相互に転送する購入記録情報転送手段とを備え、
回線接続手段を備える受信装置が顧客管理センターへの
接続を代行するように構成したものである。
【0053】図4は本発明の実施の形態1による放送受
信装置の構成を示すものである。図中、実施の形態1の
中で図1を用いて説明をした構成要素で、共通するもの
に関しては同じ番号を付与して、説明を省略する。図4
において、17は購入情報転送手段であり、通信手段1
2を介して接続された同一グループの受信装置との間で
購入記録を転送するものである。
【0054】通常、PPV番組に関しては、限定受信制
御手段の中に含まれるICカード等の中で購入記録に関
する情報を一時的に保持し、一定のタイミングでその情
報を顧客管理センターに転送するという動作を行う。こ
の購入記録情報をアップロードする処理は、複数の受信
装置を相互接続した形態であっても、そのそれぞれで行
う必要があった。図5に示すのは、このような受信装置
が相互接続された状態を示している。受信装置31から
34はアンテナからの入力を共用するためのアンテナ接
続と、映像音声および制御情報の交換を行うための通信
接続を持ち、さらに公衆回線35に接続するための回線
接続を行っている。本実施の形態は、このうちの回線接
続を不要とするものである。
【0055】以下、本実施の形態2の動作についてより
詳細に示す。購入記録情報の受信装置間での転送は、回
線接続が可能な受信装置からその他の受信装置に対して
未転送の情報を問い合わせる形で起動するケースと、回
線接続を持っていない受信装置が回線接続が可能な受信
装置に対して回線接続を依頼するケースの2通りが存在
する。ここで、回線接続が可能であるか不可能であるか
は、実際に電話回線への接続手段を備えているかと回線
接続の配線が実施されているかによって決まる。
【0056】以下の動作を制御する上での判断は、回線
への接続有無を自動検出することによっても可能であ
り、また利用者が受信装置ごとに設定を行う形でも構わ
ない。回線接続が可能な受信装置から処理が起動される
場合には、次のような手順となる。まず、回線接続可能
な受信装置Aが顧客管理センターに発呼を行おうとする
場合、接続手段を通じて接続された受信装置に対して未
転送の購入記録の存在を問い合わせる。
【0057】これに対して、問合せを受けた受信装置
は、顧客管理センターまたは他の受信装置に対して転送
を行っていない購入記録のレコードがあれば、その旨の
返答を返し、受信装置Aは返答を返した受信装置Bと接
続を確立する。接続確立後は、受信装置Bは受信装置A
に対して購入記録情報転送手段を介して購入記録情報を
順番に転送する。
【0058】転送を受けた受信装置Aは、これを限定受
信制御手段10に送り、中に含まれるICカード等の媒
体に購入記録情報を記憶した後、受信装置Bに対して受
信済みの通知を行う。この受信通知を受けて受信装置B
は限定受信制御手段の機能によって転送済みの記録を消
去し、結果的に購入記録情報が受信装置Bから受信装置
Aに転送されたことになる。以上の処理は接続された全
ての受信装置の全ての未転送の購入記録に対して実施す
る。
【0059】なお、未転送の情報を収集した結果、受信
装置Aの限定受信制御手段で記憶可能な容量を越えた場
合には、受信装置Aがさらに顧客管理センターへの接続
を行って、容量を確保した上で再度試行を繰り返す。
【0060】逆に、回線への接続が行われていない受信
装置から回線への接続を持つ受信機に回線接続を依頼す
る場合には、次のような手順となる。まず、回線への接
続を持たない受信装置Bは、接続手段を通じて接続され
た受信装置に対して回線接続が可能な受信装置の存在を
問い合わせる。これに対して、問合せを受けた受信装置
は、自らが回線接続の機能を持っていればその旨の返答
を返し、受信装置Bは返答を返した受信装置Aと接続を
確立する。接続確立後の転送の手順は、先述の場合とほ
ぼ同様であるので説明を省略する。
【0061】これらにより、家庭内の電話回線の配線を
簡略化するだけではなく、回線接続の回数を減らすこと
が可能となる。また上記の両方の手法を組み合わせれ
ば、さらに効率的な運用をすることができる。例えば同
一グループ内で同一の購入記録が存在するときに、1つ
だけの記録を残しておけばグループ内割引をするときに
無駄なレコードを回線を通じて送ることが避けられる。
【0062】(実施の形態3)この実施の形態3は、複
数の受信装置の間で通信を行う通信手段と、受信装置に
付与された識別情報を取得する識別情報取得手段と、接
続された受信装置の間でこの識別情報を比較する識別情
報比較手段とを備え、同一のグループに属する受信装置
は、通信手段を介して同一のグループの受信装置と更新
可能な状態でなければ正当な受信を拒否するように構成
したものである。
【0063】図6は本発明の実施の形態3による放送受
信装置の構成を示すものである。図中、実施の形態1の
中で図1を用いて説明をした構成要素で、共通するもの
に関しては同じ番号を付与して、説明を省略する。図6
において、18は受信制限手段であり、識別情報比較手
段14による接続手段の接続先の判定結果を受けて、限
定受信制御手段10の動作を有効にしたり制限したりす
る機能を持つものである。この限定受信制御手段10
は、限定受信制御手段10の一部として構成することも
可能であるが、ここでは簡単のため制御手段7内に含ま
れるものとして記述する。
【0064】以下、本実施の形態3の動作について示
す。識別情報の比較処理は、図中に示さない制御手段の
作用によって起動される。起動は、分単位から時間単位
で定期的に行っても良いし、予約や購入のタイミングで
問合せを行う形でも良い。識別情報取得手段13は限定
受信制御手段10から自らの受信装置に割り当てられた
識別情報を取得する。また通信手段12を介して接続さ
れた受信装置から識別情報を取得する。
【0065】そして識別情報比較手段14は、自らの識
別情報と外部の受信装置から得た識別情報とを比較し、
両者が同一のグループに属するかどうかを判定する。こ
の情報の取得と識別情報比較手段14の動作について
は、ほぼ実施の形態1に示した内容と共通する。ただ
し、本実施の形態においては、問合せはスレーブの受信
装置から行い、マスターのIDをもつ受信装置を通信手
段によって接続されたネットワーク上に見つけることに
意味が与えられる。試行ごとに、識別情報比較手段の出
す判定は、「該当の識別情報を持つ受信装置なし」、
「同一グループのマスターの受信装置を発見」、「異グ
ループのマスターの受信装置を発見」の3値となる。
【0066】このようにして判定された結果は、受信制
御手段18に送られる。受信制御手段の機能は、上記の
判定にしたがって、限定受信制御手段10の動作を制限
することにある。この制限の方法としては、さまざまな
実現が可能であるが、限定受信の機能を一切停止してス
クランブル番組の視聴を許可しない方法、ペイパービュ
ーの購入を許可しない方法、限定受信の動作は機能させ
てメッセージを表示する方法などが代表的な方法であ
る。
【0067】ここではその詳細を特定せず、どのような
条件で機能の制限を行うかを中心に説明する。正常な状
態は、同一グループのマスター受信装置と常に通信可能
な状態にあることで、この状態から外れた場合に、受信
を制限する処理を行う。もっとも厳しくグループ内の受
信装置が他の場所で用いられることを禁止するために
は、異グループの受信装置を発見した場合には、その時
点で限定受信の機能を制限する。
【0068】これによって、本来登録された場所以外で
受信装置を使用することは不可能となる。ただし、この
方法では一時的に受信装置を貸し出す場合に対して制限
が厳しすぎる点と、他の受信装置と接続せずに使用する
場合に制限をかけられない点において改善の余地を残
す。
【0069】これを解決する実現としては、同一グルー
プのマスター受信装置と一定期間にわたって接続が出来
なかった場合に受信を制限するという方法を用いること
が出来る。この方法では、識別情報比較手段14の出力
結果を受信制限手段18に一定個数保管しておき、その
結果によって判定を行う。何回か連続して同一グループ
のマスター受信装置を発見できない場合に、受信制限の
機能を有効とすれば良い。これによってマスターの受信
装置が一定期間電源を切断されていた場合のような事故
に対して、他の全ての受信装置の動作が制限されるとい
う不具合が回避できる。
【0070】(実施の形態4)この実施の形態4は、公
衆回線の発信元番号を発信先に通知する機能を利用し
て、正当な場所以外での受信を拒否するように構成した
ものである。
【0071】図7は本発明の実施の形態3による放送受
信装置の構成を示すものである。図中、実施の形態1の
中で図1を用いて説明をした構成要素で、共通するもの
に関しては同じ番号を付与して、説明を省略する。
【0072】図7において、18は受信制限手段であ
り、識別情報比較手段14による接続手段の接続先の判
定結果を受けて、限定受信制御手段10の動作を有効に
したり制限したりする機能を持つものである。この限定
受信制御手段10は、限定受信制御手段10の一部とし
て構成することも可能であるが、ここでは簡単のため制
御手段7内に含まれるものとして記述する。
【0073】発信元の情報には、利用者の契約に対応し
て、発呼が発生すべき発信元の電話番号を登録してお
く。この情報は利用者が設定する内容ではなく、顧客管
理センターの指示によって送信される契約情報(EM
M)の内容に従って設定されるべきである。
【0074】以下、本実施の形態3の動作について示
す。顧客管理センターへの購入記録情報の転送や双方向
放送に伴う接続に際しては、通信開始時に発信元情報保
持手段が取得した発信元の電話番号をセンターに送信す
る。センター側では、公衆回線の提供する機能によって
発信元の真の電話番号を取得することが出来るので、送
信された発信元電話番号と真の発信元電話番号とを比較
する。
【0075】これが一致している場合には、正規の加入
者が正規の場所で受信装置を使用していることが確認さ
れる。不一致の場合には、契約上許可されない場所で受
信装置が使用されていることを意味する。この場合に、
センター側では受信装置が不正に使用されていると判断
し、使用を制限する処置を取る。
【0076】この目的のためには複数の手段を取ること
が可能であるが、例えば通信中に相手先の受信装置の限
定受信制御手段に対するコマンドを発行して、限定受信
の機能を制限する動作を行うことが出来る。またオフラ
インで契約情報(EMM)を送信して該当の利用者の契
約を制限したり、メールやメッセージを送信して利用者
に注意を促す実現も可能である。
【0077】(実施の形態5)この実施の形態5は、ア
ンテナから入力される信号から識別情報を抽出する識別
情報抽出手段と、受信装置に付与された識別情報を取得
する識別情報取得情報を備え、アンテナ入力から与えら
れる識別情報と自らの識別情報が一致した場合に限り限
定受信制御手段を正規に動作させる。アンテナから受信
装置までの配送系に、契約グループ特定する識別情報を
重畳し、この系に接続されない端末に対しては受信を制
限するように構成したものである。
【0078】以下、本実施の形態5の動作について示
す。図8は本発明の実施の形態3による放送受信装置の
構成を示すものである。図中、実施の形態3の中で図6
を用いて説明をした構成要素で、共通するものに関して
は同じ番号を付与して、説明を省略する。図8におい
て、20は識別情報抽出手段であり、アンテナからの入
力を受けるIF信号に重畳された低周波の信号から、識
別情報を抽出するものである。
【0079】識別情報の比較処理の起動は、実施の形態
の3と同様の処理で行う。識別情報比較手段14は、識
別情報取得手段13から得た自らの識別情報と識別情報
抽出手段20から得た識別情報とを比較し、両者が同一
のグループに属するかどうかを判定する。この情報の取
得と識別情報比較手段14の動作については、ほぼ実施
の形態1に示した内容と共通する。試行ごとに、識別情
報比較手段の出す判定は、「識別情報の受信なし」、
「同一グループの識別情報を受信」、「異グループの識
別情報を受信」の3値となる。
【0080】このようにして判定された結果は、受信制
御手段18に送られる。受信制御手段の機能は、上記の
判定にしたがって、限定受信制御手段10の動作を制限
することにある。この制限の方法は、実施の形態3と共
通するので説明を省略する。
【0081】この受信装置は、図9に示すような形態で
使用する。図中36は識別情報重畳装置であり、アンテ
ナから出力されるIF信号に契約グループのIDを重畳
して送信する機能を持つ。この装置は通常契約グループ
に対し1つ供給され、同一グループ内の受信装置は全て
同一のアンテナ系に接続されるものとする。図中34の
ように、別系統からアンテナ信号の供給を受ける受信装
置は、この制御によれば受信が不可能となる。
【0082】
【発明の効果】以上のように、本願の第1の発明に係る
放送受信装置によれば、ネットワーク上に接続された受
信装置との間で識別情報を比較して、接続された受信装
置が同一の契約グループに属するかどうかを判定し、同
一の契約グループに属する受信装置がネットワーク上に
存在する場合には、それらの間で契約情報のレコード相
互の比較を行い、受信時期またはバージョンの相違があ
る場合には、より新しい情報を持つ受信装置から古い情
報しか持たない受信装置に対して契約情報の転送を行う
ことによって、同一の契約グループ内の複数の受信端末
の間での契約情報の受信状態を最新の状況に更新するよ
うに構成したので、複数の受信装置で同一内容の契約を
行っている場合には、そのうちの1部分しかEMMを受
信していなくても、全ての受信装置で最新の契約状態を
保つことが可能となる効果がある。
【0083】電源を切断したり受信が一時的に不可能な
状態に置いても、他の受信機から契約内容を転送するこ
とによって契約情報の受信を取得しそこなうことによる
不利益が無くなる。またPPVの番組の視聴記録を相互
に転送すれば、1回の購入で家庭内の複数の受信機で有
料番組を視聴することが可能となる。
【0084】また、本願の第2の発明に係る放送受信装
置は、通信手段を介して接続された同一グループの受信
装置との間で購入記録を転送する購入情報転送手段を備
え、複数の受信装置の間で通信を行う通信手段と、購入
記録の情報を相互に転送する購入記録情報転送手段とを
備え、回線接続手段を備える受信装置が顧客管理センタ
ーへの接続を代行するように構成したので、家庭内に複
数の受信装置を備える場合に、その中の一部の受信装置
は別の受信装置に対して購入記録のセンターへの転送を
代行させることが可能となる。
【0085】それぞれの受信装置について顧客管理セン
ター接続のための電話回線の接続を行う必要がなくなる
ため、複数の受信装置の設置が容易になる。さらに購入
料金の収集がスムーズになるという効果もある。
【0086】また、本願の第3の発明に係る放送受信装
置は、複数の受信装置の間で通信を行う通信手段と、受
信装置に付与された識別情報を取得する識別情報取得手
段と、接続された受信装置の間でこの識別情報を比較す
る識別情報比較手段とを備え、同一のグループに属する
受信装置は、通信手段を介して同一のグループの受信装
置と更新可能な状態でなければ正当な受信を拒否するよ
うに構成したので、世帯ごとの契約として複数の受信装
置に同一のグループIDを割り当てて、グループ単位の
契約の運用を行ったときに、その中に含まれる受信装置
が別の場所で使用されて、本来のグループごとの受信契
約の範囲を超えるときには、その受信の機能を一部制限
し、利用者に状況の改善を求めることが可能となる効果
がある。家庭内の複数の受信装置に対しては同一料金で
の視聴を可能とすると同時に、離れた場所でその割引料
金を利用して不正に受信を行うことを阻止することがで
きる。
【0087】また、本願の第4の発明に係る放送受信装
置は、公衆回線の発信元番号を発信先に通知する機能を
利用して、正当な場所以外での受信を拒否するように構
成したので、指定の番号以外から顧客管理センターへの
回線接続が行われた場合には、不正な場所で受信装置が
利用されたものとして受信の機能を制限することが出来
る。これにより、世帯単位の契約に対して複数台の受信
装置の使用を許可しても、その受信装置が他の場所で使
用されることを禁止することが可能であるので、視聴料
金の収集をより完全に行うことが可能となる効果があ
る。本願の第4の発明は特に、顧客管理センターで不正
な利用の状況を把握することができる効果がある。
【0088】また、本願の第5の発明に係る放送受信装
置は、アンテナから入力される信号から識別情報を抽出
する識別情報抽出手段と、受信装置に付与された識別情
報を取得する識別情報取得情報を備え、アンテナ入力か
ら与えられる識別情報と自らの識別情報が一致した場合
に限り限定受信制御手段を正規に動作させる。アンテナ
から受信装置までの配送系に、契約グループ特定する識
別情報を重畳し、この系に接続されない端末に対しては
受信を制限するように構成したので、同一のアンテナ受
信系から受信を行わない受信装置に対しては、受信を制
限することが可能となる。世帯ごとの契約を行う場合に
は、アンテナの配信系を共用することが多く、余分な配
線を必要としない点が特に本発明の効果としてあげられ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における放送受信装置の
構成を示すブロック図
【図2】EMMのアドレシングモードとグループIDの
表現を示す図
【図3】限定受信管理モジュールの管理データの例を示
す図
【図4】本発明の実施の形態2における放送受信装置の
構成を示すブロック図
【図5】複数の受信装置が相互接続された状態を示す構
成図
【図6】本発明の実施の形態3における放送受信装置の
構成を示すブロック図
【図7】本発明の実施の形態4における放送受信装置の
構成を示すブロック図
【図8】本発明の実施の形態4における放送受信装置の
構成を示すブロック図
【図9】本発明の実施の形態4における受信装置が複数
相互接続された状態を示す構成図
【図10】従来の放送受信装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 CSアンテナ 2 受信手段 3 多重分離手段 4 デスクランブラ 5 映像音声デコード手段 6 映像音声出力手段 7 制御手段(CPU) 8 記憶手段(メモリ) 9 操作入力手段 10 限定受信制御手段 11 画像生成手段(OSD) 12 外部機器通信手段 13 識別情報取得手段 14 識別情報比較手段 15 契約情報比較手段 16 契約情報転送手段 17 購入記録情報転送手段 18 受信制限手段 19 発信元情報保持手段 20 識別情報抽出手段 36 識別情報重畳装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/44 H04N 5/44 A 7/08 7/08 Z 7/081 Fターム(参考) 5C025 AA21 AA23 BA27 CB09 DA01 DA05 5C056 FA09 FA11 HA01 HA04 5C063 AB03 AB07 AC01 AC05 AC10 CA11 5C064 BA01 BB01 BB02 BC01 BC06 BC10 BC20 BC22 BC23 BD08 BD09 CA16 CB05 CB06 CB08 5K061 AA12 AA14 BB00 BB07 BB17 FF11

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送事業者との受信契約に基づいて放送
    の受信が可能になる放送受信装置において、番組の契約
    情報と購入情報とを管理し、契約あるいは購入された番
    組に限って視聴を可能とする限定受信制御手段と、受信
    装置相互の制御情報の交換が可能な通信手段と、受信端
    末に付与された識別情報を取得する識別情報取得手段
    と、前記通信手段を経由して得た外部機器の識別情報と
    自機の識別情報とを比較する識別情報比較手段と、前記
    限定受信制御手段で管理する契約情報のレコード毎の取
    得の有無および取得時期を比較する契約情報比較手段
    と、契約情報を受信装置相互で複製する契約情報転送手
    段とを備え、通信手段によって接続した同一グループの
    受信装置との間で契約情報の照合を行い、一方のみしか
    受けていない情報や、受信時期に相違のある情報を発見
    すると、その情報を転送することによって、同一グルー
    プの間での契約情報の受信状況を最新の内容に更新する
    ことを特徴とする放送受信装置。
  2. 【請求項2】 放送事業者との受信契約に基づいて放送
    の受信が可能になる放送受信装置において、番組の契約
    情報と購入情報とを管理し、契約あるいは購入された番
    組に限って視聴を可能とする限定受信制御手段と、受信
    装置相互の制御情報の交換が可能な通信手段と、購入記
    録情報を受信装置相互で複製する購入記録情報転送手段
    とを備え、回線接続の無い受信装置は通信手段によって
    接続した同一グループの回線接続可能な受信装置に対し
    て購入記録情報を転送し、回線接続の可能な受信装置が
    回線接続の代行をすることを特徴とする放送受信装置。
  3. 【請求項3】 購入記録情報の転送は、回線接続の無い
    受信装置が通信手段を介して回線接続可能な受信装置の
    存在を問合せ、回線接続可能な受信との間で通信路を確
    立した上で、購入記録情報の転送を行い、転送を受けた
    受信装置は転送元の購入記録情報を無効とすることを特
    徴とする請求項2に記載の放送受信装置。
  4. 【請求項4】 購入記録情報の転送は、回線接続可能な
    受信装置が回線接続の無い受信装置が通信手段を介して
    の存在を問合せ、回線接続可能な受信との間で通信路を
    確立した上で、購入記録情報の転送を行い、転送を受け
    た受信装置は転送元の購入記録情報を無効とすることを
    特徴とする請求項2に記載の放送受信装置。
  5. 【請求項5】 放送事業者との受信契約に基づいて放送
    の受信が可能になる放送受信装置において、番組の契約
    情報と購入情報とを管理し、契約あるいは購入された番
    組に限って視聴を可能とする限定受信制御手段と、受信
    装置相互の制御情報の交換が可能な通信手段と、受信端
    末に付与された識別情報を取得する識別情報取得手段
    と、前記通信手段を経由して得た外部機器の識別情報と
    自機の識別情報とを比較する識別情報比較手段と、限定
    受信制御手段の動作を制限する機能を持つ受信制限手段
    とを備え、通信手段によって接続可能な範囲に、マスタ
    ーの識別情報を持つ機器が発見できない場合には、限定
    受信制御手段の動作を制限することを特徴とする放送受
    信装置。
  6. 【請求項6】 放送事業者との受信契約に基づいて放送
    の受信が可能になる放送受信装置において、番組の契約
    情報と購入情報とを管理し、契約あるいは購入された番
    組に限って視聴を可能とする限定受信制御手段と、受信
    装置相互の制御情報の交換が可能な通信手段と、受信端
    末に付与された識別情報を取得する識別情報取得手段
    と、前記通信手段を経由して得た外部機器の識別情報と
    自機の識別情報とを比較する識別情報比較手段と、限定
    受信制御手段の動作を制限する機能を持つ受信制限手段
    とを備え、通信手段によって接続可能な範囲に、一定期
    間にわたって継続してマスターの識別情報を持つ機器が
    発見できない場合には、限定受信制御手段の動作を制限
    することを特徴とする放送受信装置。
  7. 【請求項7】 放送事業者との受信契約に基づいて放送
    の受信が可能になる放送受信装置において、番組の契約
    情報と購入情報とを管理し、契約あるいは購入された番
    組に限って視聴を可能とする限定受信制御手段と、発信
    先の端末で発信元番号の特定が可能である公衆回線への
    接続手段とを備え、さらに前記限定受信制御手段は受信
    端末に与えられた発信元電話番号を保管する発信元情報
    保持手段を備え、顧客管理センターへの発呼時には、セ
    ンターへの送信内容に発信元情報を含めて送信し、顧客
    管理センターからの指示によって限定受信制御手段の動
    作を制限する機能を持つことを特徴とする放送受信装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項7の放送受信装置を用いた顧客管
    理手段であって、顧客管理センターは受信装置からの発
    信内容に含まれる発信元情報と、公衆回線の機能によっ
    て通知される真の発信元番号とを比較し、これに相違が
    ある場合には通信回線を通じて視聴制限の信号を通知
    し、受信装置はこの信号を受けて限定受信制御手段の動
    作を制限することを特徴とする顧客管理手段。
  9. 【請求項9】 請求項7の放送受信装置を用いた顧客管
    理手段であって、顧客管理センターは受信装置からの発
    信内容に含まれる発信元情報と、公衆回線の機能によっ
    て通知される真の発信元番号とを比較し、これに相違が
    ある場合には放送波に重畳して視聴を制限する個別メッ
    セージを送信することを特徴とする顧客管理手段。
  10. 【請求項10】 放送事業者との受信契約に基づいて放
    送の受信が可能になる放送受信装置において、番組の契
    約情報と購入情報とを管理し、契約あるいは購入された
    番組に限って視聴を可能とする限定受信制御手段と、ア
    ンテナからの入力から識別情報を抜き出す識別情報抽出
    手段と、受信端末に付与された識別情報を取得する識別
    情報取得手段と、前記識別情報抽出手段から得た識別情
    報と自機の識別情報とを比較する識別情報比較手段とを
    備え、両識別情報が一致しない場合には、限定受信制御
    手段の動作を制限することを特徴とする放送受信装置。
  11. 【請求項11】 請求項10の放送受信装置を用いた顧
    客管理手段であって、世帯単位の契約を許可する場合に
    は受信装置の限定受信制御手段に同一の識別情報を持た
    せ、アンテナ配信系にさらに同一の識別情報を重畳させ
    る機器を備えることを特徴とする顧客管理手段。
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