JP2003220528A - 移動体のクランプ装置 - Google Patents

移動体のクランプ装置

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JP2003220528A
JP2003220528A JP2002019470A JP2002019470A JP2003220528A JP 2003220528 A JP2003220528 A JP 2003220528A JP 2002019470 A JP2002019470 A JP 2002019470A JP 2002019470 A JP2002019470 A JP 2002019470A JP 2003220528 A JP2003220528 A JP 2003220528A
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JP
Japan
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moving body
wedge
clamping
pressing plate
groove
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Application number
JP2002019470A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Tanimura
弘明 谷村
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HAIMEKKU KK
SIG KK
Hi Mec Co Ltd
Original Assignee
HAIMEKKU KK
SIG KK
Hi Mec Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は移動体のクランプ時に移動体に余分な
力を加えて変位させることなく又、転がりガイド等によ
って移動する移動体(1)に対して効果的なクランプを
行うことを可能とする。 【解決手段】くさび(7)によって上下にのみたわむこ
との出来る押さえ板(6)が移動体(1)の溝に差し込
んである。 押さえ板(6)は固定側のベース(2)に
固定さており、移動体(1)の移動方向に対して力が加
わっても変形することはない。 くさび(7)を出入り
させることにより押さえ板(6)が開いて溝に圧接しク
ランプ力を発生させる。 このクランプによって移動体
に余分な力が加わらず変位は生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は工作機械や産業機械
の移動体の位置決めクランプを行う装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の技術について図1、図2にて説明
すると、従来、移動体(13)はベース(14)に接
し、ベース(14)上を滑ることによって動いていた。
位置決めクランプ時にはシリンダー(16)と受け板
(17)により移動体(13)に押さえ板(15)を押
し付け、移動体(13)とベース(14)と間の摩擦力
によりクランプを行ってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の移動体はベース
と接触したまま移動する事が多く、クランプ時に移動体
をベースに押し付ける事に問題は生じなかった。 しか
し近年移動体は転がりガイドによって支えられて移動す
る構造が多く、この場合移動体をベースに押し付けても
クランプの効果が少なく、またクランプ時の押し付け力
により移動体に変位が生じる問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は移動方向に対してはベースに固定して
動きのないクランプ押さえ板を移動体の溝に差し込み、
くさびによって上下にたわませ、溝に圧接させてクラン
プを行うことで問題を解決している。
【0005】
【発明の実施の形態】移動体(1)に作られた溝にクラ
ンプ装置の押さえ板(6)が差し込まれておりくさび
(7)の動きにより押さえ板(6)が上下にたわんで溝
と接しクランプを行うものである。実施例について図面
を参照に説明すると、図4で移動体(1)はベース
(2)上の転がりガイド(3)によってベース上を移動
する構造となっている。移動体(1)には側面に溝が作
られており、その溝にクランプ用の押さえ板(6)がく
さび(7)と接した状態で差し込まれている。 押さえ
板(6)はボルト(8)によりブラケット(5)に固定
され、ブラケット(5)はボルト(9)によりベース
(2)に固定されている。 押さえ板(6)は上下にた
わむことは出来るが移動体(1)の移動方向に対しては
完全に固定された状態となっている。 油圧又は空圧の
シリンダー(4)等によって押し板(18)を動かし、
この押し板(18)と隙間のある状態で取り付けてある
くさび(7)を動かすことにより押さえ板(6)を開
き、移動体(1)の溝に圧接させて移動体(1)のクラ
ンプを行う。 この場合クランプ力は移動体(1)の溝
の上下両面に均等にかかるため移動体に変位をもたらす
ことなく停止位置でのクランプを行う事が出来る。 図
5では前述の押さえ板(6)、くさび(7)の代わりに
ローラー(12)をはさんだ押さえ板(10)、くさび
(11)の構造を示しており、ローラー(12)を使用
することによりクランプ時とアンクランプ時にシリンダ
ー(4)の力が効率よくクランプ力として使用される。
【0006】
【発明の効果】前述のようにくさび(7)をはさんで上
下に設けられた押さえ板(6)は上下にはたわむが長手
方向すなわち移動体(1)の移動方向には固定され、又
剛性が高く大きな力が加わっても変形が生じない。 こ
の押さえ板(6)がくさび(7)によって移動体(1)
の溝に均等な力で押し付けられるために移動体(1)に
対して余分な力が働かず移動方向に対してのみ動きが押
さえられる。 この為、移動体にクランプによる変位が
生じることはない。 又くさびの角度の設定により小さ
な力で大きなクランプ力を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動体クランプ装置の斜視図
【図2】従来の移動体クランプ装置の斜視図
【図3】従来のクランプ装置の拡大断面図
【図4】本発明クランプ装置の拡大断面図
【図5】ローラーを使った本発明クランプ装置の拡大断
面図
【符号の説明】
1 移動体 2 ベース 3 転がりガイド 4 シリンダー 5 ブラケット 6 押さえ板 7 くさび 8 ボルト 9 ボルト 10 押さえ板 11 くさび 12 ローラー 13 移動体 14 ベース 15 押さえ板 16 シリンダー 17 受け板 18 押し板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動体(1)の溝に差し込まれ、くさび
    (7)の上下面に接し、移動体の移動方向は固定されて
    動かず、くさび(7)の出入りにより上下にたわみ、移
    動体の溝に接して移動方向の動きを押さえる押さえ板
    (6)を備えた移動体のクランプ装置。
  2. 【請求項2】くさび(7)と押さえ板(6)の代わりに
    ローラー用くさび(11)と押さえ板(10)を持ちく
    さびの摩擦抵抗をなくすために間にローラー(12)を
    組み込んだ請求項1記載の移動体のクランプ装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005279927A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Heidelberger Druckmas Ag 仮綴じ本を断裁する化粧裁ち機
CN103801975A (zh) * 2014-02-18 2014-05-21 宁波恒瑞机械有限公司 一种位移定位结构
CN106078242A (zh) * 2016-08-19 2016-11-09 陈广生 一种用于工作台的新型闩锁装置
CN106239180A (zh) * 2016-08-19 2016-12-21 陈广生 一种用于加工设备的新型工作台闩锁装置
CN106239181A (zh) * 2016-08-19 2016-12-21 陈广生 一种机械加工用的工作台闩锁装置
KR102462832B1 (ko) * 2022-06-22 2022-11-04 주식회사 영진아이앤디 대형 공작물을 가공하는 머시닝센터

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