JP2003220478A - 微細構造体の製造方法及び製造装置 - Google Patents

微細構造体の製造方法及び製造装置

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JP2003220478A
JP2003220478A JP2002015626A JP2002015626A JP2003220478A JP 2003220478 A JP2003220478 A JP 2003220478A JP 2002015626 A JP2002015626 A JP 2002015626A JP 2002015626 A JP2002015626 A JP 2002015626A JP 2003220478 A JP2003220478 A JP 2003220478A
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pattern
beam spot
pixel
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JP2002015626A
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Kenji Matsumoto
健司 松本
Akira Miyamae
章 宮前
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄膜材料に三次元的なパターンを露光するこ
とを可能とする微細構造体の製造装置を提供する。 【解決手段】 この目的を達成するため微細構造体の製
造装置は、光ビーム(102)を発生するビーム発生手段(10
1)と、光ビームを被処理部材(109、109a)上に導く光学
系と、光ビームを被処理部材に集光させてビームスポッ
トを形成する集光制御手段(114)と、光ビームの強度を
変調する強度変調手段(104)と、ビームスポットを被処
理部材上で相対的に移動させるビーム走査手段(110、11
2)と、形成すべき三次元パターンの画素位置に対応して
ビームスポットの被処理部材上の走査位置を設定し、該
画素のプロファイルデータに基づいて光ビームの強度及
び集光位置を変化させるプロファイル制御手段(117、11
8、119)と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回折格子、ホログラム
マスク、マイクロレンズ、反射板、光通信デバイス、マ
イクロエレクトロニック・メカニカル・システム(ME
MS)等の微細パターン加工技術によって製造される微
細構造体の製造方法及びこの製造方法を使用する製造装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開2000−292934号
公報に微細構造体の製造装置の一例が紹介されている。
この例では、レーザ描画装置における高速かつ均一な精
細度の微細パターン描画を可能にするために、 ターン
テーブルにフォトレジストが塗布された原盤を載置して
回転させながらレーザスポットを径方向に移動させる。
それにより、レーザビームで原盤を螺旋状に走査して高
速のパターン描画を行う。原盤の回転中心を中心とする
扇形の領域内に、任意のパターンを小領域の同サイズの
ドットに分割し、かかるドットをレーザスポットによる
描画単位としてパターンデータによって変調されたレー
ザ光によってパターン描画を行い、パターン形状の精度
を向上させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記微
細構造体の製造装置はレーザビームによって平面的なパ
ターンを描画するものであり、フォトレジストなどの被
露光材料(感光材料あるいは被加工材料)が曲面や傾斜
面等を有する立体的なパターンとなるような露光あるい
は描画を施すことは難しい。
【0004】すなわち、上記微細構造体の製造装置は、
レーザビームのスポットをフォトレジストの表面に保持
し、一定のフォーカス位置でビーム強度をオンオフ変調
して露光・非露光の画素による2値パターン(マスク)
を作製するが、フォトレジスト表面に傾斜面や曲面を形
成することまでを具体的に提案するものではない。
【0005】また、レーザビームスポットの焦点深度に
比べて相対的にフォトレジストの膜厚が厚い場合には、
フォトレジストの内部でレーザビームが広がり、フォト
レジストの深部ほど解像度が低下する傾向が生じ得る。
【0006】よって、本発明は被露光材料に三次元的な
パターンを露光することを容易化する微細構造体の製造
装置を提供することを目的とする。
【0007】また、本発明は比較的に厚膜の被露光材料
にパターンを精度良く露光することを可能とする微細構
造体の製造装置を提供することを目的とする。
【0008】また、本発明は、被露光材料に三次元的な
パターンを露光することを容易化する微細構造体の製造
方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の微細構造体の製造装置は、光ビームを発生する
ビーム発生手段と、上記光ビームを被処理部材上に導く
光学系と、上記光ビームを上記被処理部材に集光させて
ビームスポットを形成する集光制御手段と、上記光ビー
ムの強度を変調する強度変調手段と、上記ビームスポッ
トに上記被処理部材を相対的に走査させるビーム走査手
段と、形成すべき三次元パターンの画素位置に対応して
上記ビームスポットの上記被処理部材上の走査位置を設
定し、該画素のプロファイルデータに基づいて上記光ビ
ームの集光位置を変化させるプロファイル制御手段と、
を備える。
【0010】かかる構成とすることによって、形成すべ
き三次元パターンのプロファイル(断面形状)に沿って
ビームスポットを走査させることが可能となり、フォト
レジストなどの被処理部材に曲面や傾斜面を含むパター
ンの露光や描画を可能とする。
【0011】好ましくは、上記プロファイル制御手段
は、上記光ビームの集光位置に加えて、更に、上記画素
のプロファイルデータに基づいて上記光ビームの強度も
変化させる。それにより、ビームスポットの被処理部材
内深さに応じて露光パターを調整することが可能とな
り、露光エネルギの過不足を回避可能となる。
【0012】好ましくは、上記集光制御手段は、上記光
ビームを集光して上記ビームスポットを形成する対物レ
ンズと、この対物レンズの光軸方向における位置を調整
して上記ビームスポットを上記被処理部材上に位置させ
るフォーカス制御手段とを含み、上記プロファイル制御
手段は、上記プロファイルデータに基づいて上記ビーム
スポットの光軸方向における位置を更に変化させる。そ
れにより、パターンのプロファイルに沿ってビームスポ
ットを被処理部材内で移動させ、被処理部材に三次元形
状を描画(露光)することが可能となる。
【0013】好ましくは、上記集光制御手段は、上記光
ビームを集光して上記ビームスポットを形成する対物レ
ンズと、この対物レンズの光軸方向における上記被処理
部材からの距離を一定に調整するフォーカス制御手段
と、上記光ビームスポットの位置を上記光軸方向に移動
する可変屈折率レンズと、を含み、上記プロファイル制
御手段は、上記プロファイルデータに基づいて上記可変
屈折率レンズを制御して上記ビームスポットの光軸方向
における位置を上記被処理部材内に変化させる。
【0014】それにより、フォーカス制御手段は対物レ
ンズの焦点位置を一定に維持するように動作し、これと
別途にビームスポットを描画すべきパターンのプロファ
イルに沿って上記被処理部材内を移動させることが可能
となる。この構成では、通常の動作範囲のフォーカスサ
ーボ機構をフォーカス制御手段として使用可能であるの
で、フォーカス制御系の負担が少ない。
【0015】好ましくは、上記可変屈折率レンズは、音
響光学変調器を含む。それにより、ビーム光の強度を可
変に設定することが可能である。
【0016】また、本発明の微細構造体の製造装置は、
メインビームを発生するビーム発生手段と、サブビーム
を発生するサブビーム発生手段と、ビームを被処理部材
上に集めてビームスポットを形成するための対物レンズ
と、上記メインビームを、上記対物レンズを経由して上
記被処理部材上に導く光学系と、上記サブビームを用い
て上記対物レンズと上記被処理部材との距離を調節する
集光制御手段と、上記メインビームの強度を変調する強
度変調手段と、上記光ビームスポットの位置を上記対物
レンズの光軸方向に移動するスポット位置変化手段と、
上記ビームスポットに上記被処理部材を相対的に走査さ
せるビーム走査手段と、を備える。
【0017】かかる構成とすることによって、サブビー
ムで対物レンズのフォーカス調整を行い、更に、メイン
ビームのスポットの位置を変化して三次元パターンの描
画を行うので、フォーカスサーボ系を安定に動作させな
がら、パターンのプロファイルに沿った描画を行うこと
を可能とする。また、対物レンズの移動と切り離してビ
ームスポットの深さ位置を高速で変化することが可能と
なる。
【0018】好ましくは、上記スポット位置変化手段
は、上記対物レンズに入射する上記メインビームの広が
り又は狭まり加減を調整する可変屈折率レンズを含む。
それにより、対物レンズの光軸方向における焦点位置を
含む一定の範囲にビームスポットの位置を変化させるこ
とが可能となる。
【0019】好ましくは、上記可変屈折率レンズは、音
響光学変調器を含む。それにより、等価的に屈折率可変
なレンズを得ることが可能となる。
【0020】好ましくは、更に、上記被処理部材に形成
すべき三次元パターンの画素位置に対応して上記ビーム
スポットの上記被処理部材上の走査位置を設定し、該画
素のプロファイルデータに基づいて上記ビームスポット
の位置を変化させるプロファイル制御手段と、を備え
る。それにより、形成すべきパターンのプロファイルデ
ータに従ってビームスポットの軌跡が三次元的に制御さ
れ、被処理部材を三次元露光することが可能となる。
【0021】好ましくは、更に、上記被処理部材上に形
成すべき三次元パターンの画素位置に対応して上記ビー
ムスポットの上記被処理部材上の走査位置を設定し、該
画素のプロファイルデータに基づいて上記ビームスポッ
トの光軸方向における位置及び強度を変化させるプロフ
ァイル制御手段と、を備える。それにより、上記被処理
部材(例えば、フォトレジスト等の感光材料)内部にビ
ームスポットが深く入った場合の露光の過不足を回避可
能となる。
【0022】好ましくは、上記ビーム走査手段は、上記
被処理部材を載置して回転するターンテーブルと、上記
ターンテーブルの径方向に上記ビームスポットを相対的
に移動するスライダと、を含む。それにより、ビームス
ポットで上記被処理部材を螺旋状に走査することが可能
となる。
【0023】好ましくは、上記ビームはレーザ光であ
る。それにより、微細パターンの露光(あるいは描画)
やレーザアブレーション等によるレーザ加工が可能とな
る。
【0024】また、本発明の微細構造体の製造方法は、
被露光材をビームで走査して露光を行い、該被露光材に
露光パターンを形成する微細構造体の製造方法であっ
て、予め上記被露光材に描画すべきパターンの少なくと
もプロファイルを該パターンの各画素毎にプロファイル
データとして記憶し、上記パターンの一連の画素のプロ
ファイルデータを連続的に読み出すと共に、読み出した
各画素の上記パターンにおける位置に対応する上記被露
光材上の位置に上記ビームを追従させ、更に、各画素の
プロファイルデータによって各画素に対応する上記被露
光材上の各位置における上記ビームの強さ及び集光位置
をそれぞれ設定する、ようにしている。
【0025】かかる構成とすることによって、被露光材
の表面に曲面や傾斜面が形成された三次元パターンを露
光することが可能となる。
【0026】好ましくは、上記ビームの集光位置の設定
は、上記被露光材上の近傍に配置された対物レンズの位
置を制御して上記ビームを上記被露光材上に集光させる
フォーカスサーボを利用して行う。それにより、プロフ
ァイルデータを誤差信号として制御ループに重畳するこ
とによって集光位置を被露光材上から内部に変化(オフ
セット)させることが可能となる。
【0027】好ましくは、上記ビームの集光位置の設定
は、上記ビームの経路に設けられた可変屈折率レンズ又
は可変焦点距離レンズによって行われる。それにより、
更に、ビームの集光位置を高速で変化させることも可能
となる。
【0028】好ましくは、上記可変屈折率レンズ又は可
変焦点距離レンズは、音響光学変調器を含む。それによ
り、高速で集光位置を変化させることが可能となる。
【0029】好ましくは、上記ビームの集光位置は、上
記被露光材の内部に設定される。それにより、被露光材
を三次元的に露光することが可能となる。
【0030】好ましくは、上記被露光材の表面には感光
材料の膜が形成されている。それにより、三次元的なパ
ターニングマスクや光学素子が得られる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の微細構造体の製造
装置の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0032】まず、本発明の実施の形態では、被露光材
をビームで走査して露光を行い、被露光材に露光パター
ンを形成する。予め被露光材に描画すべきパターンのプ
ロファイルを該パターンの各画素毎にプロファイルデー
タとしてパターンジェネレータに記憶する。そして、パ
ターンの一連の画素のプロファイルデータを連続的に読
み出すと共に、読み出した各画素の原パターンにおける
位置に対応する被露光材上の位置にビームを追従させ
る。更に、各画素のプロファイルデータによって各画素
に対応する被露光材上の各位置におけるビームの強さ及
び集光位置をそれぞれ設定する。そして、被露光材に曲
面や傾斜面が形成された三次元パターンを露光する。
【0033】図1は、本発明の第1の実施の形態を示し
ている。製造装置は、大別して、ビーム光を発生するレ
ーザ発生装置101、ビーム光を被露光材に導く光学系
(103、105、106等)、ビームスポットを形成
するフォーカスサーボ系114、露光すべきパターンの
情報を発生するパターンジェネレータ117、パターン
情報に従って被露光材上にビームスポットを走査させる
ビーム走査系(112、110、110a等)、パター
ン情報でビーム光を強度変調する変調系(118、10
4)、パターンのプロファイル(露光すべきパターンの
断面形状)情報に沿ってビームスポットを被露光材の深
さ方向に移動させるプロファイル制御系(119、11
1)、等を含んで構成される。
【0034】図1において、クリプトンレーザ(波長λ
=351nm)等を使用するレーザ発生装置101から
出射したレーザビーム(メインビーム)102は、反射
ミラー103、105、106を経て対物レンズ107
に導かれ、被露光部材である表面に感光材料109aが
塗布された原盤109上に集光してスポット116を形
成する。対物レンズ107はアクチェータ108によっ
て少なくとも該レンズの光軸方向に可動に支持されてい
る。アクチェータ108は、例えば、ボイスコイルモー
タ(可動コイル)等によって構成され、サーボ制御回路
(差動増幅器)111によって駆動される。
【0035】原盤109はターンテーブル110に載置
され、ターンテーブル110を回転駆動するモータ11
0aは後述するパターンジェネータ117の出力に同期
して回転する。また、対物レンズ107、ミラー10
6、フォーカスサーボ系114等は、原盤109の半径
方向に移動する可動光学台(スライダ)112に載置さ
れ、スライダモータ112aによってターンテーブル1
10の径方向にトラックピッチΔrで徐々に移動する。
それにより、ビームの走査系が構成され、原盤109上
の位置(r,θ)に微細構造体のパターンの画素P
が描画可能となる。
【0036】対物レンズ107は、フォーカスサーボ系
114によって原盤109からの距離が一定に制御さ
れ、レーザビーム(メインビーム)102を原盤上に集
光する。ここで、フォーカスサーボ系114は、感光材
料109aが反応しない波長のサブビーム113aを発
生する半導体レーザ113、感光材料109a(又は原
盤109)の表面で反射したサブビーム113aを受光
する2分割ダイオード116、対物レンズ107を駆動
するフォーカスアクチェータ108、2分割ダイオード
116の2つの出力信号を受けて両信号の差分に相当す
る出力を発生し、これをフォーカスアクチェータ108
に駆動信号として供給するフォーカスサーボ制御回路1
11を含んでいる。
【0037】上記のフォーカスサーボ系114構成によ
り、半導体レーザ113から出射したサブビーム113
aは、反射ミラー106で反射して対物レンズ107の
一方側の外周部を通り、原盤109で反射して、対物レ
ンズ107の他方側の外周部を通って再びミラー106
で反射して2分割フォトダイオード115に入射する。
このサーボループにおいて、サブビームが対物レンズの
焦点位置で反射して2分割フォトダイオード115の中
央位置に入射すると、2分割フォトダイオード115の
2つの受光面は同じ光量を受光する。フォーカスサーボ
制御回路111に供給される誤差信号は0となり、回路
111は出力をアクチェータ108への変化させない。
それにより、対物レンズの焦点位置は感光材料109a
(又は原盤109)の表面に維持される。次に、対物レ
ンズ107及び原盤109相互間の距離が変化するとサ
ブビーム113aの反射点の位置が変わり、2分割ダイ
オード115に入射するサブビーム113aの光軸の位
置が変化する。それにより、この2分割ダイオードの2
つの出力に相違が生じる。フォーカスサーボ制御回路1
11は両信号の差分を増幅してアクチェータ108を該
差分が減少する方向に駆動することによって対物レンズ
107の焦点位置を感光材料109a(又は原盤10
9)の表面に追従させる。このように、フォーカスサー
ボ系114は、露光中にビーム102のスポットサイズ
が変化しないように、対物レンズ107と原盤109と
の距離を一定に保つ制御を行っている。
【0038】上述した光学系のミラー103及び105
の相互間には、強度変調器104が配置され、通過レー
ザビーム102の強度を変調する。強度変調器104
は、例えば、音響光学変調器(AOM)や電気光学変調
器(EOM)を使用することが可能である。強度変調器
104の制御入力(変調入力)には、パターンジェネレ
ータ117が出力したパターン信号Pの増幅出力が駆
動回路118から供給される。
【0039】パターンジェネレータ117は、描画すべ
き微細パターンの各画素の強度(あるいはレベル値)デ
ータP(r,θ)を予め記憶しており、動作開始
に対応してパターンを構成する一連の画素データをター
ンテーブル110の回転中心を原点とする回転座標系の
半径r,回転角度θに対応するデータとして連続的
に出力する。半径rの情報によってスライダ112の
位置が制御され、ビームスポット116の径方向の位置
が決定される。回転角度θの情報によってターンテー
ブルの回転位置が制御され、ビームスポット116の周
方向における位置が決定される。また、各画素のデータ
には,微細パターンのプロファイル(深さ)データD
(r,θ)も記憶されている。すなわち、パターン
ジェネレータ117は、描画すべき薄膜の微細パターン
の三次元形状のデータを持っている。このプロファイル
データDはA/D変換されて駆動回路119によって
増幅され、フォーカスサーボ制御回路111にプロファ
イル信号として供給される。このプロファイルデータD
によってビームスポット116の対物レンズ107の
光軸方向における位置を指定することができる。
【0040】前述したように、フォーカスサーボ制御回
路111は、2分割ダイオード115の2つの出力から
得られる差信号によって対物レンズの移動を決定してい
る。上述したプロファイル信号は、この差信号にオフセ
ット信号として重畳される。オフセット信号のレベルに
対応する分だけ、対物レンズの位置が変位する。それに
より、ビームスポットの位置を感光材料109a表面
(あるいは底面)からその内部に位置させることが可能
となる。
【0041】パターンジェネレータ117は、上述した
ように、原盤109を適切に回転制御し、スライダ11
2の位置を制御してレーザビーム102の径方向の位置
を制御する。また、レーザビームスポット116の光軸
方向の位置をプロファイルデータDに従って制御す
る。それにより、三次元パターンのプロファイルに沿っ
て薄膜を露光することが可能となる。
【0042】また、より好ましくは、レーザビーム10
2の露光パワーを変調器104でプロファイルデータD
に対応したデータPで変調する。それにより、レジ
ストの浅い位置では弱いパワーPminで露光範囲が広
がらないようにし、レジストの深い位置ではより強いパ
ワーPmaxで露光不足にならないように調整する。そ
れにより、シャープな形状の形成を可能とする。
【0043】図7は、図1に示した第1の実施の形態の
動作を更に説明する説明図である。フォーカスサーボの
誤差電圧に形成すべきパターンのプロファイルDに対
応したオフセット電圧dを印加することによって、ビ
ームスポット116を感光材料109aの表面から内部
に設定し、形成すべきパターンの外形(あるいは輪郭)
Sに沿ってビームスポット116を移動する。この例で
は、露光に使用するメインビーム102及びフォーカス
サーボに使用するサブビーム113aは一緒に移動す
る。
【0044】図6は、参考例を示している。ビームスポ
ット116の深さ位置を変えることなく、ブレーズ形状
を形成しようとする場合、形成すべきパターンのデータ
プロファイルDに従ってビームのパワーを「強」から
「弱」(あるいは「弱」から「強」)に連続的に変化し
て露光後パターンS’に傾斜面を形成することが考えら
れる。しかしながら、このようにした場合には、図6に
示されるように、ビームパワーを「強」とした場合に露
光に反応する範囲が広がるので、深い位置の端部が丸く
なる傾向が顕著になってくる。
【0045】これに対し、図7(あるいは後述の図8)
に示すように、ビームスポット116を感光材料109
a内部に設定してこれをパターンのプロファイルに沿っ
て移動することにより、形状の崩れの少ないパターン露
光が可能となる。更に、深さに応じて露光パワーを制御
することによって露光の不足及び過剰を回避することが
可能となる。
【0046】図2は、本発明の微細構造体の製造装置の
第2の実施例を示している。同図において、図1と対応
する部分には同一符号を付し、かかる部分の説明は省略
する。
【0047】この第2の例では、レーザビーム102の
光路の途中にビームスポット116の高さ位置(対物レ
ンズ107の光軸方向における位置)を対物レンズ10
7の焦点とは別個に変化させる可変屈折率レンズ121
が設けられている。可変屈折率レンズ121は、例え
ば、音響光学素子によって構成することが可能である。
この可変屈折率レンズ121の屈折率をプロファイルデ
ータDによって制御し、ビームスポット116をパタ
ーンのプロファイルに沿って移動させる。また、より好
ましくは、プロファイルデータDに対応した画素デー
タPによってビーム102のパワーを制御し、露光の
過不足を解消する。
【0048】この構成では、第1の実施例のように、フ
ォーカスサーボ系114が広い範囲で動作するように設
計しなければならないという難しさが解消する。また、
フォーカスサーボ系114による制約を受けないので、
より高速で可変レンズ121を作動させ、数MHz以上
の変調信号でパターンを形成することを可能にする。
【0049】図3は、上述した可変屈折率レンズ121
の例を示している。同図に示すように、可変屈折率レン
ズ121は、超音波媒質121a、圧電薄膜変換器12
1b及び121c、超音波駆動電圧発生器121d及び
121e等によって構成することが可能である。超音波
媒質121aは、板状の、例えば、カルコゲナイト系カ
ラス(As12Ge33Se55、As)、Te
ガラス、PbMoO、TeO、LiNbO等によ
って構成される。圧電薄膜変換器121b及び121c
は板状の超音波媒質121aの左側面及び上面にそれぞ
れ貼り付けられる。圧電薄膜変換器121b及び121
cは、例えば、LiNbO、ZnO等によって構成さ
れる。圧電薄膜変換器121b及び121cに超音波駆
動電圧発生器121d及び121eによって夫々周波数
fの電圧信号を印加すると、超音波媒質121aの左右
方向及び上下方向にそれぞれ超音波の進行波及び反射波
による定在波が発生する。定在波の波長λは、v/fで
表される。ここで、vは音速である。実施例では、媒質
のサイズ及び電圧周波数fを適宜に選定することによっ
て、レーザ光の波長よりも十分に長い1/2波長の定在
波が形成されるようにしている。これにより、超音波媒
質121aを通過するビーム光102に対して、超音波
媒質121aを凹レンズ又は凸レンズとして機能させる
ことが可能となる。実施例では、後述のように、凹レン
ズとして機能させた。アンプ120の出力によって超音
波駆動電圧発生器121d及び121eの出力電圧を制
御し、超音波媒質121aに生じる屈折の程度を制御す
る。アンプ120の出力は、前述したパターンジェネレ
ータ117のプロファイル(深さ)データDによって
設定される。
【0050】図4(a)は、可変屈折率レンズ121の
圧電材に印加される電圧信号の振幅が「小」又は「0」
であるときのひずみの分布(オフ状態)を示している。
この状態では、上下方向及び左右方向において屈折率は
均一に分布しており、媒体121aの受光面の中心に入
射したビーム光は媒体121aを直進して突き抜ける。
【0051】図4(b)は、可変屈折率レンズ121の
圧電材に印加される電圧信号の振幅が所定値を越えた場
合のひずみの分布(オン状態)を示している。この状態
では、上下方向及び左右方向において屈折率は凹レンズ
状に分布している。媒体121aの受光面の中心に入射
したビーム光は該中心を通る光軸から外方に広がるよう
に出射する。
【0052】すなわち、図5(a)に示すように、可変
屈折率レンズ121がオフ状態では、ビーム光102は
可変屈折率レンズ121を直進して対物レンズ107に
入射する。この状態では、ビーム光102は対物レンズ
107の焦点位置fに集光する。図5(b)に示すよ
うに、可変屈折率レンズ121がオン状態では、ビーム
光102は可変屈折率レンズ121で外方に屈折して対
物レンズ107に入射する。この状態では、ビーム光1
02は対物レンズ107の焦点位置fよりも被露光材
料側の焦点位置f’に集光する。従って、パターンの
深さ情報Dによってビームスポットの位置を対物レン
ズの光軸方向に移動することが可能となる。
【0053】なお、フォーカスサーボ系114によって
原盤109の表面(感光材料109a底部)に対物レン
ズ107の焦点位置を位置させるようにすることも可能
である。この場合には、可変屈折率レンズ121を凸レ
ンズとして機能させる条件のものを使用し、可変屈折率
レンズ121を適宜に動作させることによってビームス
ポット116が感光材料109a内をパターンのプロフ
ァイルに沿って移動するようにしても良い。
【0054】図8は、第2の実施の形態における動作を
説明する説明図である。フォーカスサーボ系114はサ
ブビーム113aによって対物レンズ107の焦点位置
が原盤109表面の感光材料面109aを追従するよう
に制御を行う。更に、可変屈折率レンズ121が感光材
料内部にビームスポット116をパターンのプロファイ
ルに沿って入り込ませる。この際に、ビームスポット1
16が感光材料109aの内部に入るほど必要とする露
光エネルギを補うために、ビームスポット116の深さ
位置の増加に対応して変調器104でパワーを増加する
ように調整する。すなわち、ビームスポット116の深
い位置ではパワーPmax、中間位置ではパワーP
表面位置ではパワーPmin、とする。それにより、感
光材料109aに輪郭形状が明瞭な露光後パターンS、
例えば、ブレーズ形状の露光パターンが描画されること
になる。
【0055】なお、上述した実施例では、対物レンズ側
をスライダに載置して移動したが、ターンテーブル側を
スライダに載置して移動することとしても良い。また、
両方を移動することとしても良い。
【0056】また、本発明は感光材料の露光のみなら
ず、被処理基板表面にレーザビームを照射しレーザアブ
レーションによって薄膜の三次元パターン形成などを行
う処理にも適用可能である。
【0057】また、図7及び図8には、「鋸歯」状のブ
レーズ形状を示したが、描画されるパターンはこのパタ
ーンに限られず、曲面や「V」溝状の形状等各種の形状
を描画可能である。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、露
光ビームスポットによる二次元パターンの描画のみなら
ず、露光ビームスポットを予め記憶されたパターンのプ
ロファイルに沿って光軸方向にも移動することを可能と
したので、被露光材料を三次元的に露光することがで
き、ブレーズ形状のような傾斜面や曲面を形成すること
が可能となって具合がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の微細構造体の製造装置の第1
の実施の形態を説明する説明図である。
【図2】図2は、本発明の微細構造体の製造装置の第2
の実施の形態を説明する説明図である。
【図3】図3は、可変屈折率レンズの例を説明する説明
図である。
【図4】図4は、可変屈折率レンズの動作を説明する説
明図である。
【図5】図5は、可変屈折率レンズによるビームスポッ
トの位置制御の例を説明する説明図である。
【図6】図6は、対物レンズを一定の焦点距離とし、パ
ワーを変化して露光を行う場合の例を説明する説明図で
ある。
【図7】図7は、形成すべきパターンのプロファイルに
対応して対物レンズの焦点位置を変化させる例を説明す
る説明図である。
【図8】図8は、対物レンズの焦点位置を被露光材の表
面に追従させる共に、ビームスポットを形成すべきパタ
ーンのプロファイルに沿って変化させる例を説明する説
明図である。
【符号の説明】
101 レーザ発生装置 102 レーザビーム 103,105,106 反射ミラー 104 音響光学変調器 107 対物レンズ 109 被露光原盤 109a 感光材料 110 ターンテーブル 110a スピンドルモータ 111 フォーカスサーボ制御回路 112 スライダ 112a スライダモータ 114 フォーカスサーボ系 117 パターンジェネレータ 121 可変レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02B 5/18 G02B 5/18 7/28 7/11 M 7/32 B Fターム(参考) 2H049 AA03 AA07 AA33 AA37 AA63 2H051 AA10 AA13 BA24 CB11 CB14 CB19 CC03 CC13 FA03 4E068 AC00 CA02 CA09 CA11 CB08 CD01 CD08 CD14 CE04

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ビームを発生するビーム発生手段と、 前記光ビームを被処理部材上に導く光学系と、 前記光ビームを前記被処理部材に集光させてビームスポ
    ットを形成する集光制御手段と、 前記光ビームの強度を変調する強度変調手段と、 前記ビームスポットに前記被処理部材を相対的に走査さ
    せるビーム走査手段と、 形成すべき三次元パターンの画素位置に対応して前記ビ
    ームスポットの前記被処理部材上の走査位置を設定し、
    該画素のプロファイルデータに基づいて前記光ビームの
    集光位置を変化させるプロファイル制御手段と、 を備える微細構造体の製造装置。
  2. 【請求項2】前記プロファイル制御手段は、前記光ビー
    ムの集光位置に加えて、更に、前記画素のプロファイル
    データに基づいて前記光ビームの強度も変化させる、請
    求項1記載の微細構造体の製造装置。
  3. 【請求項3】前記集光制御手段は、前記光ビームを集光
    して前記ビームスポットを形成する対物レンズと、この
    対物レンズの光軸方向における位置を調整して前記ビー
    ムスポットを前記被処理部材上に位置させるフォーカス
    制御手段とを含み、 前記プロファイル制御手段は、前記プロファイルデータ
    に基づいて前記ビームスポットの光軸方向における位置
    を更に変化させる、請求項1又は2記載の微細構造体の
    製造装置。
  4. 【請求項4】前記集光制御手段は、前記光ビームを集光
    して前記ビームスポットを形成する対物レンズと、この
    対物レンズの光軸方向における前記被処理部材からの距
    離を一定に調整するフォーカス制御手段と、前記光ビー
    ムスポットの位置を前記光軸方向に移動する可変屈折率
    レンズと、を含み、 前記プロファイル制御手段は、前記プロファイルデータ
    に基づいて前記可変屈折率レンズを制御して前記ビーム
    スポットの光軸方向における位置を前記被処理部材内に
    変化させる、 請求項1又は2記載の微細構造体の製造装置。
  5. 【請求項5】前記可変屈折率レンズは、音響光学変調器
    を含む、請求項4記載の微細構造体の製造装置。
  6. 【請求項6】メインビームを発生するビーム発生手段
    と、 サブビームを発生するサブビーム発生手段と、 ビームを被処理部材上に集めてビームスポットを形成す
    るための対物レンズと、 前記メインビームを、前記対物レンズを経由して前記被
    処理部材上に導く光学系と、 前記サブビームを用いて前記対物レンズと前記被処理部
    材との距離を調節する集光制御手段と、 前記メインビームの強度を変調する強度変調手段と、 前記光ビームスポットの位置を前記対物レンズの光軸方
    向に移動するスポット位置変化手段と、 前記ビームスポットを前記被処理部材上で相対的に移動
    させるビーム走査手段と、 を備える微細構造体の製造装置。
  7. 【請求項7】前記スポット位置変化手段は、前記対物レ
    ンズに入射する前記メインビームの広がり又は狭まり加
    減を調整する可変屈折率レンズを含む、請求項6記載の
    微細構造体の製造装置。
  8. 【請求項8】前記可変屈折率レンズは、音響光学変調器
    を含む、請求項6記載の微細構造体の製造装置。
  9. 【請求項9】更に、前記被処理部材に形成すべき三次元
    パターンの画素位置に対応して前記ビームスポットの前
    記被処理部材上の走査位置を設定し、該画素のプロファ
    イルデータに基づいて前記ビームスポットの光軸方向に
    おける位置を変化させるプロファイル制御手段と、を備
    える、 請求項6乃至8のいずれかに記載の記載の微細構造体の
    製造装置。
  10. 【請求項10】更に、前記被処理部材上に形成すべき三
    次元パターンの画素位置に対応して前記ビームスポット
    の前記被処理部材上の走査位置を設定し、該画素のプロ
    ファイルデータに基づいて前記ビームスポットの光軸方
    向における位置及び強度を変化させるプロファイル制御
    手段と、を備える、 請求項6乃至8のいずれかに記載の微細構造体の製造装
    置。
  11. 【請求項11】前記ビーム走査手段は、 前記被処理部材を載置して回転するターンテーブルと、 前記ターンテーブルの径方向に前記ビームスポットを相
    対的に移動するスライダと、 を含む、請求項1乃至10のいずれかに記載の微細構造
    体の製造装置。
  12. 【請求項12】前記ビームはレーザ光である、請求項1
    乃至11のいずれかに記載の微細構造体の製造装置。
  13. 【請求項13】被露光材をビームで走査して露光を行
    い、該被露光材に露光パターンを形成する微細構造体の
    製造方法であって、 予め前記被露光材に描画すべきパターンの少なくともプ
    ロファイルを該パターンの各画素毎にプロファイルデー
    タとして記憶し、 前記パターンの一連の画素のプロファイルデータを連続
    的に読み出すと共に、読み出した各画素の前記パターン
    における位置に対応する前記被露光材上の位置に前記ビ
    ームを追従させ、 更に、各画素のプロファイルデータによって各画素に対
    応する前記被露光材上の各位置における前記ビームの強
    さ及び集光位置をそれぞれ設定する、ようにした微細構
    造体の製造方法。
  14. 【請求項14】前記ビームの集光位置の設定は、前記被
    露光材上の近傍に配置された対物レンズの位置を制御し
    て前記ビームを前記被露光材上に集光させるフォーカス
    サーボを使用して行う、請求項13記載の微細構造体の
    製造方法。
  15. 【請求項15】前記ビームの集光位置の設定は、前記ビ
    ームの経路に設けられた可変屈折率レンズ又は可変焦点
    距離レンズによって行われる、請求項13に記載の微細
    構造体の製造方法。
  16. 【請求項16】前記可変屈折率レンズ又は可変焦点距離
    レンズは、音響光学変調器を含む、請求項15記載の微
    細構造体の製造方法。
  17. 【請求項17】前記ビームの集光位置は、前記被露光材
    の内部に設定される、請求項13乃至16のいずれかに
    記載の微細構造体の製造方法。
  18. 【請求項18】前記被露光材の表面には感光材料が塗布
    されている、請求項13乃至17のいずれかに記載の微
    細構造体の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011156574A (ja) * 2010-02-02 2011-08-18 Hitachi High-Technologies Corp レーザ加工用フォーカス装置、レーザ加工装置及びソーラパネル製造方法
JP2013254025A (ja) * 2012-06-05 2013-12-19 Mitsubishi Electric Corp レーザ照射装置
KR101902969B1 (ko) * 2017-09-05 2018-11-07 최병찬 레이저 가공 장치 및 방법

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