JP2013254025A - レーザ照射装置 - Google Patents

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【課題】レーザ光の照射角度方向の光強度を均一化し、且つレーザ光の照射角度を動的に変化可能なレーザ照射装置を得る。
【解決手段】レーザ光を発振するレーザ発振部1と、レーザ発振部1から発振されたレーザ光の出射方向への拡がり角を調整する調整レンズ2および駆動ステージ制御部7と、調整レンズ2および駆動ステージ制御部7により出射方向への拡がり角が調整されたレーザ光の光束を反射により重畳して照射角度方向の光強度分布を変換すると共に、光強度分布を変換した照射光の出射角をあらかじめ設定された照射角に調整する駆動ミラー3および駆動ミラー制御部6とを備える。
【選択図】図1

Description

レーザ光を照射角度方向に強度均一な光へと変換し、照射するレーザ照射装置に関するものである。
従来のレーザ照射装置では、ガウスビームの拡がり角をレンズにより調整して照射していた。しかし、ガウスビームの照射は、照射中心から離れるほど強度が弱くなり、照射領域を均一に効率的に照射することができないという問題があった。
この対策として、特許文献1では、プリズムおよびレンズにより、ガウスビームを異なる光路を有する光束に分割し、さらに分割した光束を重畳することにより、目標に対して均一且つ高効率に照射するレーザ照射装置が開示されている。
特開2009−251381号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示された技術では、プリズムの角度により照射光の照射角が決定されるため、照射光の照射角を動的に変化させることができないという課題があり、レーザ照射装置としての汎用性が低いという課題もあった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、レーザ光の照射角度方向の光強度を均一化し、さらに当該レーザ光の照射角度を動的に変化可能なレーザ照射装置を得ることを目的とする。
この発明に係るレーザ照射装置は、レーザ光を発振するレーザ発振部と、レーザ発振部から発振されたレーザ光の出射方向への拡がり角を調整する出射角調整部と、出射角調整部において出射方向への拡がり角が調整されたレーザ光の光束を反射または屈折により重畳して照射角度方向の光強度分布を変換すると共に、光強度分布を変換した照射光の出射角をあらかじめ設定された照射角に調整する照射光生成部とを備えるものである。
この発明によれば、レーザ光の照射角度方向への光強度を均一化し、且つレーザ光の照射角度を動的に変化させることができる。
実施の形態1によるレーザ照射装置の構成を示す図である。 実施の形態1によるレーザ照射装置の照射光の光強度分布を示す図である。 実施の形態1によるレーザ照射装置の他の構成を示す図である。 実施の形態1によるレーザ照射装置の他の構成を示す図である。 実施の形態1によるレーザ照射装置の駆動ミラーの他の構成を示す図である。 実施の形態2によるレーザ照射装置の構成を示す図である。 実施の形態3によるレーザ照射装置の構成を示す図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるレーザ照射装置の構成を示す図である。
図1に示すように、レーザ照射装置は、レーザ発振部1、調整レンズ2、駆動ミラー3、駆動ステージ4、照射角設定部5、駆動ミラー制御部6および駆動ステージ制御部7を備える。
レーザ発振部1は、ガウス形状の光強度分布を有するレーザ光(以下、ガウスビームと称する)を発振する。調整レンズ2は、レーザ発振部1から発振されたガウスビームの拡がり角を調整する。駆動ミラー3は、一対のミラーである第1のミラー3aおよび第2のミラー3bが、回動中心部3cを介して回動可能に接続されている。第1のミラー3a、第2のミラー3bおよび回動中心部3cを同一平面上に配置した場合に形成される水平面Aに対して、第1のミラー3aおよび第2のミラー3bは、それぞれ矢印B、B´方向に回動角θ/2回動させて配置している。
第1のミラー3aおよび第2のミラー3bは、調整レンズ2で拡がり角が調整されたガウスビームの光束を反射することにより2つの光路を形成し、形成した2つの光路を互いに重畳させて出射する。具体的には、ガウスビームは第1のミラー3aおよび第2のミラー3bにそれぞれ異なる角度で入射するため、第1のミラー3aで反射されて形成された光路と、第2のミラー3bで反射されて形成された光路とは、それぞれ異なる方向にであって、且つ2つの光路がそれぞれ重畳する方向に出射される。
駆動ステージ4は、調整レンズ2を保持するステージであり、駆動ミラー3で反射される照射光の照射角度が指定された照射角度θとなるように、保持した調整レンズ2を矢印C方向に移動させる。照射角設定部5は、駆動ミラー3で反射された照射光の照射角度を指定する照射角信号を出力する。駆動ミラー制御部6は、照射角設定部5から入力された照射角信号に基づいて、駆動ミラー3で反射された照射光が照射角度θを有するように第1のミラー3aおよび第2のミラー3bの回動角θを制御する。駆動ステージ制御部7は、照射角設定部5から入力された照射角信号に基づいて、駆動ミラー3の反射により形成された2つの光路が互いに重畳した照射光の照射角度方向の光強度が均一となるような駆動ステージ4の矢印C方向の移動量を算出し、算出した移動量を用いて駆動ステージ4の位置を制御する。
次に、レーザ照射装置の動作について説明する。
照射角設定部5は、レーザ照射する照射光の照射角θを指定する照射角信号を駆動ミラー制御部6および駆動ステージ制御部7に出力する。駆動ミラー制御部6は、照射角設定部5から入力された照射角信号を参照し、駆動ミラー3の反射により形成された2つの光路が互いに重畳した照射光が指定された照射角θとなる第1のミラー3aおよび第2のミラー3bの回動角θを算出する。算出した回動角θに基づいて、第1のミラー3aおよび第2のミラー3bを、図1で示した水平面Aに対してそれぞれ矢印B,B´方向に駆動する。折れ曲がり角度θと照射角θは以下の式(1)の関係を満たす。
θ/2=θ・・・(1)
次に、駆動ステージ制御部7は、照射角設定部5から入力された照射角信号を参照し、駆動ステージ4を制御して調整レンズ2の配置位置を調整し、ガウスビームの拡がり角を調整する。具体的には、駆動ミラー3の反射により形成される2つの光路が互いに重畳した照射光が照射角θの範囲内を均一に照射可能なガウスビームの拡がり角を算出し、算出した拡がり角を有するように調整レンズ2の配置位置を調整する。なお、図1ではレーザ発振部1と調整レンズ2との離間距離を調整レンズ2の位置Lとして示している。調整レンズ2の位置Lは、レーザ発振部1から照射されるガウスビームの拡がり角をθ、レンズ焦点距離をfとすると、以下の式(2)の関係を満たす。
L=f×(θ−1.81×θ)/θ・・・(2)
ガウスビームの拡がり角θはピーク強度の1/e倍となる光強度の拡がり全角を示す。
図1では、凸レンズの調整レンズ2を示しているが、凹レンズで構成してもよい。その場合、照射角設定部5が設定した照射角θに対して上述した式(2)の関係を満たす位置Lが存在するように、レンズ焦点距離fを設定する必要がある。
駆動ステージ制御部7により配置位置が制御された調整レンズ2により拡がり角が調整されたガウスビームの光束は、駆動ミラー制御部6により回動角θが調整された第1のミラー3aおよび第2のミラー3bの反射により形成された2つの光路が互いに重畳し、照射角θの範囲内を均一、且つ高効率に照射する。
図2は、この発明の実施の形態1によるレーザ照射装置のレーザ光の光強度を示す図である。
図2(a)は、レーザ発振部1から出力されるレーザ光の光強度分布を示す図である。レーザ発振部1から出力されるレーザ光の光強度はガウス分布の拡がり角を有している。
図2(b)は、第1のミラー3aおよび第2のミラー3bの反射により形成された2つの光路の光強度分布を示す図である。図2(b)の2つの光強度分布は、それぞれ異なる光路を進む2つのレーザ光の光強度を示している。
図2(c)は、駆動ミラー3から照射される照射光の光強度分布を示す図である。図2(b)に示した2つの光路のレーザ光が重畳され、図2(c)に示すように照射角θ内を均一、且つ高効率に照射する。
以上のように、この実施の形態1によれば、ガウスビームの拡がり角を調整する調整レンズ2と、照射角設定部5で設定された照射角θに基づいて、調整レンズ2の配置位置を制御する駆動ステージ制御部7と、拡がり角が調整されたガウスビームの光束を反射することにより2つの光路を形成し、形成した2つの光路を互いに重畳させて出射する駆動ミラー3と、駆動ミラー3の回動角θを制御する駆動ミラー制御部6とを備えるように構成したので、ガウスビームを照射角の範囲内で光強度が均一な照射光へ変換する光学系において、ガウスビームの照射角を動的に変化させることができる。
なお、レーザ発振部1から出力されるレーザ光が平行光であるコリメートビームであった場合、あるいは設定を希望する照射角θのダイナミックレンジが大きく、駆動ステージ4の矢印C方向への移動による調整レンズ2の位置Lの調整が困難であった場合、図3に示すように、レーザ発振部1と調整レンズ2との間に調整レンズ2aを追加して設け、ガウスビームの拡がり角を調整するように構成することが可能である。図3の例では、レーザ発振部1からコリメートビームが出力された場合の構成を示しており、調整レンズ2aの光の入射面は凹形状を有し、光の出射面は平面形状を有している。
また、上述した実施の形態1の構成に加えて、第1のミラー3aと第2のミラー3bの回動角θを「0」に設定することにより、駆動ミラー3は水平面Aと一致し、一枚の反射ミラーとして動作することが可能となる。この場合、調整レンズ2を介して入力されるガウスビームは、駆動ミラー3で2つの光路が形成されることなく、一つの光路の照射光として出力される。このように、実施の形態1のレーザ照射装置において、照射角θの範囲内の均一照射と、ガウスビーム照射とを動的に切り替えることができる。ガウスビームは照射中心の光強度が強いため、例えば照射角θ内の中心付近をより強い光強度で照射した場合には、均一照射からガウスビーム照射に切り替えることにより、照射角θ内の中心付近の光強度を強くすることができる。
さらに、駆動ミラー3を水平面Aと一致させて一枚の反射ミラーとする構成に加え、駆動ステージ4を移動させて調整レンズ2の位置を調整することにより、ガウスビームを平行光であるコリメートビームとして出射することも可能である。この場合、長距離のある1点を照射する場合、効率よくレーザ光を伝搬および照射させることができる。
また、上述した実施の形態1では、第1のミラー3aと第2のミラー3bの回動中心に回動中心部3cを設ける構成を示したが、当該回動中心部3cは反射面ではないため、当該回動中心部3cに照射される光は散乱し、光強度の損失となる。
そこで、図5に示すように、第1のミラー3aおよび第2のミラー3bそれぞれに回動中心となる支柱を設けて構成してもよい。図5の例では、第1のミラー3aの一端部をミラー駆動ステージ8a上に設けた支柱9a上に固定し、第2のミラー3bの一端部をミラー駆動ステージ8b上に設けた支柱9b上に固定する。駆動ミラー制御部6がミラー駆動ステージ8a,8bを制御することにより移動し、第1のミラー3aが支柱9aを中心に回動し、第2のミラー3bが支柱9bを中心に回動する。
このように、第1のミラー3aおよび第2のミラー3bそれぞれの端部を回動中心となる支柱9a,9bに固定することにより、図1、図3および図4で示した駆動ミラー3の回動中心部3cにおける光強度の損失を回避することができる。
また、図5で示した構成では、第1のミラー3aおよび第2のミラー3bの回動角度に応じて第1のミラー3aおよび第2のミラー3bとの間に隙間が生じる、あるいは第1のミラー3aと第2のミラー3bが衝突する可能性がある。そこで、支柱9a,9bを回動のみではなく、平行移動可能なミラー駆動ステージ8a,8b上に配置することにより、ミラー間に生じる隙間、あるいはミラー間の衝突を回避することができる。
なお、上述した実施の形態1で示したレーザ照射装置の構成は、一次元であってもよいし、二次元であってもよい。レーザ照射装置を一次元で構成する場合には、調整レンズ2はシリンドリカルレンズとなり、駆動ミラー3は2枚のレンズで構成する。一方、二次元で構成する場合には、調整レンズ2は球面レンズとなり、駆動ミラー3は4枚のレンズで構成する。
実施の形態2.
図6は、この発明の実施の形態2によるレーザ照射装置の構成を示す図である。
実施の形態2のレーザ照射装置は、レーザ発振部1、屈折率可変調整レンズ2b、屈折率可変プリズム10、照射角設定部5および屈折率調整部11で構成されている。なお、実施の形態1によるレーザ照射装置の構成要素と同一または相当する部分には実施の形態1で使用した符号と同一の符号を付して説明を省略または簡略化する。
レーザ発振部1は、実施の形態1と同様にガウスビームを発振する。屈折率可変調整レンズ2bは、レーザ発振部1から出力されたガウスビームの拡がり角を調整する機能を有し、屈折率調整部11から入力される第1の屈折率信号に基づいて屈折率が変化する。屈折率可変プリズム10は、屈折率可変調整レンズ2bで拡がり角が調整されたガウスビームの光束を屈折させて2つの光路を形成し、形成した2つの光路を互いに重畳させて出射する。また、屈折率可変プリズム10の屈折率は屈折率調整部11から入力される第2の屈折率信号に基づいて変化する。なお、この実施の形態2では、二等辺三角形のプリズムを例に説明する。
照射角設定部5は、屈折率可変プリズム10から照射される照射光の照射角度θを指定する照射角信号を出力する。屈折率調整部11は、照射角設定部5から入力される照射角信号に基づいて、屈折率可変調整レンズ2bの屈折率および屈折率可変プリズム10の屈折率を算出して第1の屈折率信号および第2の屈折率信号を生成し、屈折率可変調整レンズ2bおよび屈折率可変プリズム10に出力する。
次に、実施の形態2のレーザ照射装置の動作について説明する。
照射角設定部5は、照射光の照射角θを指定する照射角信号を屈折率調整部11に出力する。屈折率調整部11は、照射角設定部5から入力された照射角信号を参照し、指定された照射角θに基づいて、以下の式(3)および式(4)を満たす屈折率nおよび屈折率nを算出する。
=θ/2θ+1 ・・・(3)
=R(θ−1.81θ)/Lθ+1・・・(4)
式(3)において、θは二等辺三角形である屈折率可変プリズム10の2つの底角の角度を示す。また式(4)において、θはレーザ発振部1から照射されるガウスビームの拡がり角を示し、Lはレーザ発振部1から屈折率可変調整レンズ2bまでの距離を示し、Rは屈折率可変調整レンズ2bの曲率半径を示す。ガウスビームの拡がり角θはピーク強度の1/e倍となる光強度の拡がり角を示す。
屈折率調整部11は、屈折率nを指定する第1の屈折率信号、および屈折率nを指定する第2の屈折率信号を生成し、屈折率可変調整レンズ2bおよび屈折率可変プリズム10に出力する。屈折率可変調整レンズ2bは、屈折率調整部11から入力される第1の屈折率信号に基づいて自レンズの屈折率を屈折率nとする。屈折率可変プリズム10は、屈折率調整部11から入力される第2の屈折率信号に基づいて自レンズの屈折率を屈折率nとする。
屈折率が調整された屈折率可変調整レンズ2bは、レーザ発振部1はレーザ発振部1から照射されるガウスビームの拡がり角を調整し、出力する。屈折率可変プリズム10は、拡がり角が調整されたガウスビームの光束を屈折させて2つの光路を形成し、形成した2つの光路を互いに重畳させ、照射角θの範囲内を均一、且つ高効率に照射する照射光を出力する。
以上のようにこの実施の形態2によれば、照射角設定部5から入力された照射角信号の照射角θに基づいて屈折率可変調整レンズ2bおよび屈折率可変プリズム10の屈折率を指定する第1の屈折率信号および第2の屈折率信号を生成する屈折率調整部11と、第1の屈折率信号で指定された屈折率でレーザ発振部1から出力されるレーザ光の拡がり角を調整する屈折率可変調整レンズ2bと、第2の屈折率信号で指定された屈折率でガウスビームの光束を屈折させて2つの光路を形成し、形成した2つの光路を互いに重畳させて出射する屈折率可変プリズム10とを備えるように構成したので、機械的駆動部を設けることなく、電気的制御のみによりガウスビームの照射角を動的に変化させることができる。
また、この実施の形態2によれば、機械的駆動部を設けることなく電気的制御のみで構成することにより、屈折率可変調整レンズ2bを含む光学系を固定することができ、機械的駆動部の故障あるいは機械的駆動部の調整位置の精度ずれを回避することができる。これによりレーザ照射装置の調整が容易となる。
さらに、この実施の形態2によれば、電気的制御のみで照射角すなわち照射領域を動的に変化させることにより、レーザ照射装置の高速応答が可能となり、高速に照射領域を変化させることができる。
さらに、この実施の形態2によれば、電気的制御のみで屈折率が可変な屈折率可変プリズム10を設けるように構成したので、プリズム内に回動中心部分を設ける必要がなく、当該回動中心部により照射光の損失が生じることなく、より高効率な照射を行うことができる。
上述した実施の形態2で示した屈折率可変調整レンズ2bおよび屈折率可変プリズム10のように電気的に屈折率を変化させることが可能な材料として、液晶やKTN結晶などを適用することができる。
なお、上述した実施の形態2で示したレーザ照射装置の構成は、一次元であってもよいし、二次元であってもよい。レーザ照射装置を一次元で構成する場合には、屈折率可変調整レンズ2bはシリンドリカルレンズとなり、屈折率可変プリズム10はガウスビームから2つの光路を形成する面が2面で構成される。一方、二次元で構成する場合には、屈折率可変調整レンズ2bは球面レンズとなり、屈折率可変プリズム10はガウスビームから2つの光路を形成する面が4面で構成される。
実施の形態3.
図7は、この発明の実施の形態3によるレーザ照射装置の構成を示す図である。
実施の形態3のレーザ照射装置は、レーザ発振部1、調整レンズ2、プリズム10a、照射角調整レンズ12、駆動ステージ4、照射角設定部5および駆動ステージ制御部7で構成されている。なお、実施の形態1によるレーザ照射装置の構成要素と同一または相当する部分には実施の形態1で使用した符号と同一の符号を付して説明を省略または簡略化する。
プリズム10aは、調整レンズ2において拡がり角が調整されたガウスビームの光束を屈折させて2つの光路を形成し、形成した2つの光路を互いに重畳させて出射する機能を有する。照射角調整レンズ12は、プリズム10aから入射されるレーザ光の照射角θを調整する機能を有する。駆動ステージ4は、照射角調整レンズ12を保持するステージであり、矢印C方向に移動することにより照射角調整レンズ12の配置位置を変化させる。駆動ステージ制御部7は、照射角設定部5から入力される照射角信号に基づいて、照射角調整レンズ12における照射光の照射角が照射角θと一致する照射角調整レンズ12の位置を算出し、駆動ステージ4の矢印C方向の移動量算出した移動量を用いて駆動ステージ4の位置を制御する。
次に、実施の形態3のレーザ照射装置の動作について説明する。
まず、レーザ発振部1から調整レンズ2までの距離Lは、レーザ発振部1から照射されるガウスビームの拡がり角をθ、調整レンズ2の焦点距離をf、二等辺三角形であるプリズム10aの底角の角度をθp、プリズム10aの屈折率をnとすると、以下の式(5)の関係を満たす。なお、ガウスビームの拡がり角θはピーク強度の1/eとなる光強度の拡がり角を示す。
L=f(θ−3.62θ(n−1))/θ・・(5)
次に、照射角設定部5は、レーザ照射する照射光の照射角θを指定する照射角信号を駆動ステージ制御部7に出力する。駆動ステージ制御部7は、照射角信号に基づいて照射角調整レンズ12における照射光の照射角があらかじめ設定された照射角θと一致するように駆動ステージ4の矢印C方向の移動を制御し、照射角調整レンズ12の配置位置を決定する。なお、図7では、照射角調整レンズ12の配置位置として、プリズム10aの二等辺三角形の頂点から照射角調整レンズ12の入射面までの距離L´で示している。
プリズム10aから照射角調整レンズ12までの距離をL´は、照射角をθ、照射角調整レンズ12の焦点距離をf´とすると、以下の式(6)の関係を満たす。
L´=−f´θ /2θ (n−1)+f´・・・(6)
調整レンズ2で拡がり角が調整されたガウスビームの光束は、プリズム10aにおいて2つの光路が形成され、形成された2つの光路が互いに重畳されて、照射角調整レンズ12に入射される。照射角調整レンズ12は、入射されたレーザ光の照射角を照射角設定部5で設定された照射角θに調整し、照射光として照射する。駆動ステージ制御部7および駆動ステージ4により配置位置が制御された照射角調整レンズ12により調整された照射光は、照射角θの範囲内を均一、且つ高効率に照射する。
以上のように、この実施の形態3によれば、ガウスビームの光束を屈折させて2つの光路を形成し、形成した2つの光路を互いに重畳させて出射するプリズム10aと、プリズム10aから入射されたレーザ光の照射角を照射角設定部5で設定された照射角θに調整する照射角調整レンズ12と、当該照射角調整レンズ12の配置位置を調整する駆動ステージ4および駆動ステージ制御部7とを備えるように構成したので、レンズやプリズムにおいて材質特性に大きく依存する電気的な屈折率の調整を行うことなく、大きなダイナミックレンジで照射光の照射角を調整することができる。また、電気的制御によりレンズやプリズムの屈折率を調整する場合、設定可能な屈折率は材質特性によって制限され、結果として設定可能な照射角が当該屈折率により制限されるが、この実施の形態3の構成を備えることにより、レンズやプリズムの材質特性に依存することなく、駆動ステージ4による位置調整のみで照射角を設定することができる。
また、この実施の形態3によれば、機械的に駆動させる部分を駆動ステージ4に限定したので、機械的駆動部分が限定され、構成を単純化させ、部品点数を抑制し、調整が容易なレーザ照射装置を構成することができる。
なお、上述した実施の形態3で示したレーザ照射装置の構成は、一次元であってもよいし、二次元であってもよい。レーザ照射装置を一次元で構成する場合には、調整レンズ2および照射角調整レンズ12はシリンドリカルレンズとなり、プリズム10aはガウスビームから2つの光路を形成する面が2面で構成される。一方、二次元で構成する場合には、調整レンズ2および照射角調整レンズ12は球面レンズとなり、プリズム10aはガウスビームから2つの光路を形成する面が4面で構成される。
なお、上述した実施の形態1から実施の形態3では、ガウス形状の光強度分布を有するレーザ光を例に説明を行ったが、例えば、ガウス形状の光強度分布を持つTEM00モードに高次のガウスビームモードであるTEM11、TEM22が混在したマルチモードビームのような、ビーム強度中心が強く、外側が弱いビームに対しても適用可能である。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 レーザ発振部、2,2a 調整レンズ、2b 屈折率可変調整レンズ、3 駆動ミラー、3a 第1のミラー、3b 第2のミラー、3c 回動中心部、4 駆動ステージ、5 照射角設定部、6 駆動ミラー制御部、7 駆動ステージ制御部、8a,8b ミラー駆動ステージ、9a,9b 支柱、10 屈折率可変プリズム、10a プリズム、11 屈折率調整部、12 照射角調整レンズ。

Claims (8)

  1. レーザ光を発振するレーザ発振部と、
    前記レーザ発振部から発振されたレーザ光の出射方向への拡がり角を調整する出射角調整部と、
    前記出射角調整部において出射方向への拡がり角が調整されたレーザ光の光束を反射または屈折により重畳して照射角度方向の光強度分布を変換すると共に、光強度分布を変換した照射光の出射角をあらかじめ設定された照射角に調整する照射光生成部とを備えたことを特徴とするレーザ照射装置。
  2. 前記出射角調整部は、前記レーザ発振部から発振されたレーザ光の出射方向への拡がり角を調整する調整レンズと、前記あらかじめ設定された照射角に基づいて、前記調整レンズの配置位置を制御するレンズ駆動制御部とを備え、
    前記照射光生成部は、前記調整レンズにおいて出射方向への拡がり角が調整されたレーザ光の光束を反射により重畳して照射角度方向の光強度分布を変換するミラーと、前記ミラーにより照射角度方向の光強度分布が変換された照射光の出射角が前記あらかじめ設定された照射角に一致する前記ミラーの配置位置を算出し、算出した配置位置に前記ミラーを配置するミラー制御部とを備えたことを特徴とする請求項1記載のレーザ照射装置。
  3. 前記出射角調整部は、前記レーザ発振部から発振されたレーザ光の出射方向への拡がり角を屈折により調整する、前記屈折の屈折率が可変な屈折率可変調整レンズであって、
    前記照射光生成部は、前記屈折率可変調整レンズにおいて出射方向への拡がり角が調整されたレーザ光の光束を屈折により重畳し、照射角度方向の光強度分布を変換すると共に、当該光強度分布を変換した照射光の出射角を前記あらかじめ設定された照射角に調整する、前記屈折の屈折率が可変な屈折率可変プリズムであって、
    前記屈折率可変プリズムから出射される照射光の照射角が、前記あらかじめ設定された照射角に一致する前記屈折率可変調整レンズの屈折率および前記屈折率可変プリズムの屈折率を算出し、算出した屈折率を前記屈折率可変調整レンズおよび前記屈折率可変プリズムに設定する屈折率調整部とを備えたことを特徴とする請求項1記載のレーザ照射装置。
  4. 前記出射角調整部は、前記レーザ発振部から発振されたレーザ光の出射方向への拡がり角を調整する調整レンズであり、
    前記照射光生成部は、前記調整レンズにおいて出射方向への拡がり角が調整されたレーザ光の光束を屈折により重畳し、照射角度方向の光強度分布を変換するプリズムと、
    前記プリズムにより照射角度方向の光強度分布が変換された照射光の出射角を前記あらかじめ設定された照射角に調整する照射角調整レンズと、前記照射角調整レンズから出射される照射光の照射角が、前記あらかじめ設定された照射角に一致する前記照射角調整レンズの配置位置を算出し、算出した配置位置に前記照射角調整レンズを配置する照射角調整レンズ制御部とを備えたことを特徴とする請求項1記載のレーザ照射装置。
  5. 前記ミラーは、回転中心部を介して回動可能に配置した第1のミラーおよび第2のミラーを備え、
    前記ミラー制御部は、前記回動中心部、前記第1のミラーおよび前記第2のミラーを一平面上に配置した場合に形成される水平面に対する前記第1のミラーおよび前記第2のミラーの回動角であって、前記第1のミラーおよび前記第2のミラーの反射により照射角度方向の光強度分布が変換された照射光の出射角が前記あらかじめ設定された照射角に一致する回動角を算出し、算出した回動角に基づいて前記第1のミラーおよび前記第2のミラーの回動を制御することを特徴とする請求項2記載のレーザ照射装置。
  6. 前記レーザ光は、ガウス形状の光強度分布を有し、
    前記レンズ駆動制御部は、前記調整レンズの焦点距離、前記ガウス形状の強度分布を有するレーザ光のピーク強度の1/e倍となる光強度の拡がり角、および前記あらかじめ設定された照射角に基づいて、前記レーザ発振部から前記調整レンズまでの距離を算出し、算出した距離に基づいて前記調整レンズを配置し、
    前記ミラー制御部は、前記第1のミラーの回動角と前記第2のミラーの回動角の和θと、前記あらかじめ設定された照射角θとの間にθ/2=θが成立する、前記第1のミラーおよび前記第2のミラーの回動角を算出し、算出した回動角に基づいて前記第1のミラーおよび前記第2のミラーを回動させることを特徴とする請求項5記載のレーザ照射装置。
  7. 前記レーザ光は、ガウス形状の光強度分布を有し、
    前記屈折率可変プリズムは、二等辺三角形形状を有し、
    前記屈折率調整部は、前記屈折率可変プリズムの二等辺三角形の底角の角度、および前記前記あらかじめ設定された照射角に基づいて前記屈折率可変プリズムの屈折率を算出し、前記レーザ発振部から前記屈折率可変レンズまでの距離、前記屈折率可変レンズの焦点距離、前記ガウス形状の強度分布を有するレーザ光のピーク強度の1/e倍となる光強度の拡がり角、および前記あらかじめ設定された照射角に基づいて、前記屈折率可変レンズの屈折率を算出し、算出した前記屈折率を前記屈折率可変レンズおよび前記屈折率可変プリズムに設定することを特徴とする請求項3記載のレーザ照射装置。
  8. 前記レーザ光は、ガウス形状の光強度分布を有し、
    前記プリズムは、二等辺三角形形状を有し、
    前記調整レンズは、自レンズの焦点距離、前記ガウス形状の強度分布を有するレーザ光のピーク強度の1/e倍となる光強度の拡がり角、前記プリズムの二等辺三角形の底角の角度、および前記あらかじめ設定された照射角に基づいて決定される距離を前記レーザ発振部から離間させて配置され、
    前記照射角調整レンズ制御部は、前記プリズムから前記照射角調整レンズまでの距離、前記射角調整レンズの焦点距離、および前記あらかじめ設定された照射角に基づいて前記照射角調整レンズの配置位置を算出することを特徴とする請求項4記載のレーザ照射装置。
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