JP2017512272A - 自動車用の組立体モジュール - Google Patents

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Abstract

本発明は、光学センサシステム(30)を備える自動車(1)用の組立体モジュール(20)に関し、前記光学センサシステム(30)は、a)ユーザ(10)の近接を特定するために、自動車(1)の外側にある検出範囲(150)を監視すること、b)前記ユーザ(10)が検出範囲(150)内で検出された場合に、前記検出範囲(150)内に配置された作動範囲(160)を監視して、前記ユーザ(10)が前記作動範囲(160)内に位置しているかどうかを特定すること、および、c)前記ユーザ(10)が前記作動範囲(160)内で検出された場合に、前記自動車(1)に対する行動を実行するための信号を発生させること、に適している。

Description

本発明は、自動車用の組立体モジュールおよび自動車に対する行動を実行するための信号を発生させるための方法に関する。
自動車に対する技術分野で知られているように、環境は、自動車に対する行動を実行するために監視されうる。例えば、いわゆる「キーレスエントリ」機能および「キーレスゴー」機能は、自動車において使用されている。例えば、無線監視は、ここでは、対応する無線キーであって、例えば、ユーザのズボンのポケット内の対応する無線キーが、自動車に近接して位置しているときを検出するために使用される。続いて、認証が、行動として実行されうる。認証の間に、照会が、キーが自動車と一致するかどうかを特定できる。
その後、自動車は、開放されうるかまたは施錠されうる。他の監視方法、例えば、静電容量も知られている。例えば、静電容量センサは、ドアハンドルを把持するユーザの手を検出するのに使用されうる。このことも、例えば、ユーザを、ユーザ自身の身体に装着された無線キーに基づいて認証するために、行動を発生させうる。
既知の解決策の欠点は、それらが常に行動を発生させることまたは行動の開始を必要とすることにある。例えば、静電容量センサは、ユーザが実際に自動車のハンドルの方に向かうときにのみ認証を発生させる。同じことは、自動的にテールゲートを開放することにも当てはまる。テールゲートは、ユーザが自動車に十分に近接して対応しているときにのみ開き、対応するセンサシステムを備えている。加えて、既知の方法は、十分には感知できず、ジェスチャまたはユーザが誤解される可能性があるとの基本的なリスクを生じさせる。
本発明の目的は、上述の欠点を少なくとも部分的に取り除くことである。特に、本発明の目的は、自動車に対する行動を実行するために誤って発生される信号のリスクを、費用効果的にかつ容易に低減することまたは完全に回避さえすることである。
上述の目的は、請求項1における特徴を有する組立体モジュールによって、および請求項20の特徴を有する方法によって達成される。本発明のさらなる特徴および詳細は、従属請求項から収集されてもよい。相互参照が、開示の観点から、本発明の個々の態様に対してなされうると共に常になされるように、従属請求項は、本発明に係る組立体モジュールに関連して、もちろん本発明に係る方法に関連して説明されており、逆もまた同様である。
自動車用の本発明に係る組立体モジュールは、光学センサシステムを備える。この光学センサシステムは、
a)ユーザの近接を特定するために、自動車の外側にある検出範囲を監視すること、
b)ユーザが検出範囲内で検出された場合に、検出範囲内に配置された作動範囲を監視してユーザが作動範囲内に位置しているかどうかを特定すること、および、
c)ユーザが作動範囲内で検出された場合に、自動車に対する行動を実行するための信号を発生させること、に適している。
次に、本発明に基づいて、本発明に係る組立体モジュールを用いて2段階の方法を実行することが可能である。結果として、様々な機能が、光学センサシステムの制御装置の対応するユニットにおいて実行されうる。第1工程、具体的には本質的に、自動車の外側にある検出範囲を連続的に監視すること、を実行させるために、ここでは、例えば、特に小さくかつ低エネルギーであるが、連続動作に適している送信ユニットおよび監視ユニットを使用することが有利である。例えば、ここでは、単純なフォトセンサが使用されうる。フォトセンサは、安価で小さく、とりわけ低いエネルギー需要で動作されうる。
一旦、この恒久的に監視される検出範囲内のユーザが検出された場合、評価は、対応する処理における第2段階として、作動範囲に対するユーザの実際の位置に関連して実行されるだろう。この目的のために、対応する制御装置における光学センサシステムは、第2監視ユニットであって、例えば、送信および受信レーザ光閃光を送信しかつ受信し、後者を反射するための第2監視ユニットを備えうる。
本発明に係る組立体モジュールは、複数の段階、特に2段階用に設計され、この第2処理工程は、現在選択的に起こりうる。換言すれば、この第2実行工程は、現在、恒久的に実行される必要はなく、高いエネルギー需要のために光学センサシステム内の対応するユニットを設計することを可能にする。このことは、この高エネルギー需要が高い確率で必要とされる場合にのみ使用され、作動範囲内のユーザの検出をもたらしうるという事実から生じる。
したがって、本発明の中核は、本発明に係る組立体モジュールを用いて、2段階の検出方法を可能にする。結果として、望ましい信号が、一方において自動車に対する行動を実行するために減少した誤り確率で発生されうる。しかし、他方において、作動範囲と相関関係のあるユーザの相対位置を特定するために必要なレベルの詳細が、ユーザがより大きな検出範囲に位置しているときに、必要となる。
特に、本発明に係る組立体モジュールまたは対応する方法も、未だ説明されていない認証テストを後に実行させることを備える。換言すれば、工程b)が実行される前に、追加の検証工程が、作動範囲に対してユーザを特定するための高エネルギー需要が実際にここでも価値があるかどうかを確かめるために実行される。要約すると、本発明に係る組立体モジュールは、個々の処理工程に機能をより正確に提供できる。連続的な動作に適した単純で安価なセンサモジュールまたはセンサユニットは、検出範囲を監視するために使用されうる。作動範囲と相関関係のあるユーザの相対位置を具体的に特定する第2工程では、対応したより高価なセンサであって、とりわけ高いエネルギー需要においても動作されうるセンサが、光学センサシステムのために使用されうる。本発明によれば、組立体モジュールは、自動車に固定されうる。光学センサシステムは、1つ以上のセンサユニットを備えるシステムとして理解されるべきである。後者は、検出範囲を光学的に監視するために使用されうる。例えば、センサシステムは、個々の感光性画素を有するフォトセンサを備えうる。結果として、検出範囲の画像、特に、2次元画像の画像が提供できうると共に、個々の画素における変化が、検出範囲に入るユーザを監視するための基礎として取得されうる。換言すれば、検出範囲は、現在、純粋に光学的な方法で、とりわけ連続的に監視されうる。
本発明の意味では、検出範囲は、自動車の私達の外側に隣接する領域であり、この領域では、要求されたその後の行動をユーザが実行するであろうことが高い確率で仮定される。例えば、このような検出範囲は、自動車の後方に位置しうると共に、テールゲートに関連する行動、例えば、テールゲートを開放させるための要求があるであろうという仮定を促すことができる。例えば、運転者ドアまたは後部ドアの領域において、特にスライドドアの領域において、自動車に隣接する対応する検出範囲が作成されることが、さらに可能である。この種の場合、この検出範囲に入るユーザは、対応するドアを始動させるための要求があるという高い可能性のある仮定につながるであろう。
本発明によれば、区別が、検出範囲と作動領域との間になされうる。作動範囲は、ここでは、検出範囲内に配置され、設計において検出範囲よりも、好ましくは小さく、特にはっきりと小さい。結果として、基本的な2段階検出が基礎として取られうる。本発明によれば、検出範囲は、好ましくは、連続的に、したがって常に監視される。結果として、検出範囲内へのユーザの進入が認識される。この時点において、好ましくはちょうどこの時点の後に、検出範囲内のより小さな作動範囲が監視される。換言すれば、本発明に係る光学センサシステムは、検出範囲に関する基本的な監視機能を有する。この場合、または検出範囲内へのユーザによる進入に応じて、レーザ光閃光が、所定の作動範囲との相関関係を可能にするために、送り出されうる。
例えば、組立体モジュールが自動車の後部に位置する場合、組立体モジュールは、対応する信号として、テールゲートを自動的に開放させるための開放要求を発生させるように働く。このため、自動車の後方に置かれる検出範囲は、連続的に監視される。ユーザが現在この検出範囲に入った場合、このことが認識され、認証工程は、例えば、事前に起こりうる。ユーザは、例えば、彼または彼女のズボンのポケット内の既存の無線キーに基づいて認証されるユーザとして、確認された場合、作動範囲は、現在、能動的または受動的のどちらかで監視されうる。ユーザまたはユーザの身体部分が作動範囲内で検出された場合、信号が、自動車に対する行動を実行するために、具体的にはテールゲートを自動的に開放させるために、発生される。換言すれば、3次元情報構造におけるレーザ光閃光の助けを借りて、自動車に対する行動を実行するための望ましい信号を発生させるために、ユーザは、まず検出領域内に入り、次に彼または彼女自身または身体部分を作動範囲内に移動させねばならない。
光学センサシステムまたは組立体モジュール全体が、自動車の後部に、例えば後部窓の後方に、ハンドルストリップに、標章に、テールライトに、反射器の後方に、バンパーにおよび/または2つの部品間の隙間に、位置付けられるように設計されることが、提供されてもよい。代わりにまたは追加的に、組立体モジュールは、自動車の側部に、例えばBピラーに、付着されてもよい。結果として、光学センサシステムは、様々な検出範囲を監視するために使用されうる。様々な検出範囲において、ユーザは、従来のやり方で自動車に接近する。特に、光学センサシステムまたは組立体モジュール全体は、外側には不透明であるが、光学センサシステムの光には半透明である層の後方に隠されうる。例えば、光学センサシステムが取り付けられたバンパーは、塗装されうる。
光学センサシステムは、好ましくは、多少の汚れを収集するように自動車に配置されている。例えば、光学センサシステムは、ウインドシールドワイパーのワイパー領域にある後部窓の後方にまたはハンドルストリップに位置付けられうる。代わりにまたは追加的に、組立体モジュールは、ウォッシャノズルを備えうる。ウォッシャノズルを用いて、光学センサシステムは洗浄されうる。例えば、ウォッシャノズルは、前部窓および/または後部窓のウインドシールドワイパーも始動された場合、光学センサシステムを常に自動的に洗浄できる。きれいな光学センサシステムは、機能するために少ない光強度を必要とし、その結果、このことは、エネルギーの節約を可能にする。
放射される光の強度は、環境光の明るさに依存しうる。環境光の明るさは、明るさセンサによって特定されうる。
作動範囲を監視しながら様々なユーザの意図が特定されうる場合、そのとき、異なるジェスチャが、異なるユーザの意図に割り当てられてもよい。例えば、足で作動範囲に足を踏み入れることは、テールゲートを開放させることができ、一方、光学センサの近くで手を横に移動させることは、トレーラー連結器を配備させるだろう。
信号を提供するために、物体が規定の除去期間内に作動範囲から除去されなければならないことが考えられる。規定の除去期間内に物体を除去することは、ジェスチャの一部でありうる。除去期間が始まるときに、ユーザが知覚できる。例えば、表示要素は、いくつかの点灯状態を担いうる。1つの点灯状態では、このような表示要素は、一定の明るさで光を放射できる。別の点灯状態では、例えば、明るさは周期的に変更できる。例えば、表示要素は、作動期間の開始時に一定の明るさで光を放射できる。除去時間の間、表示要素は、例えば、点滅できる。信号は、物体が、特にユーザの身体部分が、除去期間内に作動範囲から除去されている場合にのみ、提供される。
組立体モジュールおよび/または自動車が、信号が発生されるように、ユーザが作動範囲における彼または彼女のユーザの意図をより容易に表現するのに役立つための少なくとも1つの手段を備えることが提供されてもよい。
組立体モジュールは、作動期間が間もなく終了するであろうとの警報信号を送り出してもよい。例えば、警報信号は、表示要素の点灯状態を変更することによって開始されうる。警報信号は、表示要素の別の点灯状態に対応できる。例えば、表示要素は、作動期間の終わりに向かって点滅しうる。手段は、監視ユニット内の対応する規定の手続に従う。
ユーザは、ユーザが作動範囲に案内されている場合、それが彼または彼女のユーザの意図を表現する際に役立つことを同様に発見できる。このことは、特にユーザが大きな物体を搬送し、床面上の作動範囲の端面を見ることができない場合である。この目的のために、組立体モジュールおよび/または自動車は、ユーザによって知覚可能な信号、特に、可視の、可聴のまたは触覚の信号を生成できる手段を備えうる。例えば、組立体モジュールは、発光要素、例えばLEDを備えうる。発光要素は、発光要素が道標として機能するように配置されうる。例えば、発光要素は、作動範囲に導く床面にマーキングを生成するように整列されうる。追加的または代わりに、発光要素は並べて配置されうる。発光要素は、ユーザに、ユーザが作動範囲に向けて移動しなければならない方向を示すシーケンスにおいてオンにされうる。この発光要素の代わりに、このことは、また、自動車に並んで配置された既存の光要素、例えば、ヘッドランプ、ブレーキランプ、ウインカー等の発光要素を用いて、達成されうる。また、ユーザが移動しなければならない方向についての音響的に可聴な指示をユーザに提供することが、考えられる。この目的のために、組立体モジュールは、スピーカを備えうる。また、ID送信機への方向における変化を与えることが考えられ、このID送信機は、異なる振動を通じてユーザを案内する。一旦、ユーザが、方向における変化について通知されると、光学センサシステムは、ユーザの位置と、彼または彼女が作動範囲に向かって移動しなければならない方向とを特定し、対応する信号を送り出すように知覚可能手段を促す。
同様に、作動範囲の位置および/または作動期間の長さが可変であることは、ユーザに役立ちうる。このことは、身体障害のユーザが彼または彼女のユーザの意図を表現したい場合に、特に有用である。同様に、このことは、作動範囲がユーザに不便な位置にある場合に、役立つ。不便な位置は、ここでは恒久的なものであってもよい。例えば、作動範囲は、トレーラー連結器で終了してもよい。あるいは、不便な位置は、1回の動作信号を発生させるためだけには不便でありうる。というのは、例えば、作動範囲が水たまりで終了するためである。特に、事前に定義されたユーザの行動は、作動範囲の位置および/または作動時間の長さを変更するために設けられうる。例えば、ユーザは、例えば自動車制御装置またはID送信機のユーザメニューへの登録によって、作動範囲の位置および/または作動時間の長さを変更できる。あるいは、事前に定義されたユーザの行動は、光学センサシステムによって検出されうる。別の代替では、組立体モジュールは、学習モードに切り替えられうる。学習モードでは、組立体モジュールは、作動範囲の変更された位置および/または作動範囲の変更された長さを学習する。
同様に、一旦、第1作動期間がユーザの意図の検出なしに終了した場合に、作動範囲が、動作信号を発生させるようにユーザの意図を特定するために再度監視されることは、ユーザに役立ちうる。このことは、ユーザが気を取られて時間内に作動範囲に到達することに失敗したか、または間違ったジェスチャを行った場合に、特に役立つ。したがって、作動範囲を複数回、特に、連続して2回または3回監視することが可能であることが、提供されうる。作動範囲の新たな監視が、自動的に導入されうる。あるいは、追加の作動期間の間に作動範囲を再度監視するために、事前に定義されたユーザの行動が提供されうる。このため、例えば、ユーザは、静電容量センサに対処できる。あるいは、この場合、光学センサシステムによって検出される事前に定義されたユーザの行動を含む。
事前に定義されたユーザの行動であって、光学センサシステムによって検出され、作動範囲の位置および/または作動期間における変化を開始し、および/またはユーザの意図を検出するための作動範囲の新たな監視を開始する、事前に定義されたユーザの行動は、以下のユーザの行動、作動範囲および/または検出範囲内の規定のジェスチャであって、例えば、前後に身体部分を動かすこと、除去が予測されたときにユーザの身体部分を除去しないことである規定のジェスチャと、ユーザが検出範囲および/または作動範囲内に移動しおよび/または検出範囲および/または作動範囲外へ移動することと、を含みうる。具体的には、身体部分は、手または足でありうる。ユーザが規定時間の間、検出範囲を去って、その後に再度検出範囲に戻ることが、さらに提供されうる。
作動範囲がユーザの意図を特定するために再度監視される場合、表示要素は、また、このことを示すであろう。作動範囲の位置が変更された場合、表示要素は、このことを示すであろう。このため、表示要素は、例えば、いくつかの点灯手段、例えばLEDを備えうる。1つ以上の点灯手段は、それぞれ、作動範囲を少なくとも部分的に可視にする。位置が変更された作動範囲は、好ましくは、検出範囲内にある。作動範囲が監視されているものに応じて、対応する画素が評価される。
ID送信機の位置は、認証中または認証後と信号を発生させる前に検査されることが、起こりうる。ID送信機によって送り出される信号の強度は、この目的のために使用されうる。例えば、受信信号強度表示器(RSSI)は、この目的のために使用されうる。例えば、送信された信号の強度を確認することは、ユーザが自動車の前に、隣にまたは背後に位置しているかどうかを特定できる。そうすることで、認証されたユーザの彼自身または彼女自身のみが検出範囲に入って、作動範囲における彼または彼女のユーザの意図を表現したことが、確実にされうる。また、周期的にRSSIを照会することが考えられる。
本発明に基づくと、本発明に係る組立体モジュールでは、光学センサシステムは、作動範囲を監視するためよりも検出範囲を監視するために、より少ないエネルギーを使用するように設計されていることが、有利でありえる。この目的のため、光学センサシステムは、検出範囲を監視するための検出ユニットが設けられている制御装置を備えうる。送信ユニットおよび受信ユニットが、作動範囲を監視するために、さらに設けられうる。この実施形態における中核は、それぞれの処理工程を実行するときのエネルギー需要における差にある。既に説明したように、検出範囲を監視しながらの恒久的な監視のための低減されたエネルギー需要は、自動車のバッテリを現在保護できる。上昇したエネルギー需要は、作動範囲に対するユーザの詳細なまたは細かな位置の必要な特定のために使用されうる。というのは、このことが、個々の状況において、特に検出範囲に対するユーザの実際の位置に応じてのみ、なされる必要があるためである。
本発明に係る組立体モジュールは、検出範囲内の作動範囲を監視するために、光学センサシステムがレーザ光閃光を送り出してユーザからのレーザ光閃光の反射を検出するように設計されるように、さらに発展されうる。
本発明によれば、ユーザからの距離情報を検出するためにレーザ光閃光を使用することは、本実施形態において重要である。本発明においては、レーザ光閃光は、現在、その反射光を検出することにより、3次元情報を取得するために使用されうる。単純な光学センサシステムはフォトセンサを備えているが、例えば、レーザ光閃光は、フォトセンサの2次元情報に加えて、3次元の距離情報を追加できる。このことは、検出範囲または特に作動範囲を、自動車または組立体モジュールからの距離の観点から、定義することを可能にする。
レーザ光閃光を使用することで、説明された3次元情報を得ることができる。いわゆる「飛行時間」(TOF)法が、ここで用いられうる。この場合は、レーザ光閃光が送信されてからレーザ光閃光の反射が受信されるまでに経過する時間を特定することを含む。この時間差は、光の速度との相関を介して、距離を計算するために、または距離を特定するために、使用されうる。結果として、検出範囲内または作動範囲内の対応するユーザの検出は、現在、単に基本的なレベルにおいてだけでなく、距離情報と関連付けられて、起こりえる。
検出範囲および作動範囲に関して、本発明に係るレーザ光閃光を使用することは、現在、単に自動車の外側の2次元の面としてこれらの領域を表示するだけでなく、検出体積または作動体積として検出範囲および作動範囲を表すことも、可能にする。床から最大高さまでの拡張が、もちろん、体積としての検出範囲および体積としての作動範囲の両方に対して可能であることに、ここでは、注意されたい。しかし、2以上の距離限界を、規定することが有利でありえる。2以上の距離限界は、現在、浮き上がり検出範囲または浮き上がり作動範囲を、いわば、それぞれの体積として定義することを可能にしている。このことは、作動範囲内に不注意に立っていることが、信号を発生させた結果としての行動というたぶん望ましくない発生につながらないことを、保証する。結果として、ジェスチャが検出され、さらにより明確に予め定義され、行動を発生させることを意図されていない他のジェスチャから区別されうる。本発明に係る方法または本発明に係る組立体モジュールのための行動モードが、実施例に基づいて以下で簡単に説明されるだろう。
本発明によれば、明らかに高い安全が、本方法を実施するために、または組立体モジュールを構成するために、現在、達成される。既知の解決策では、例えば、自動車のユーザが、彼または彼女の無線キーを持って、自動車の背後に位置している場合に、テールゲートが開放する要求が存在しない場合においてさえ、誤って開放することは、未だ潜在的にさらに起こる可能性がある。このような場合には、ユーザが偶然に作動範囲に移動し、その移動の後に、開放要求または行動に対して要求を発生させることが不注意に検出されることが、起こりうる。本発明に係るレーザ光閃光を使用することは、現在、3D情報を、作動範囲に、特にその高さに、明らかにより強い限界を置くことを可能にする。このことは、向上した能力が、様々なジェスチャの間で区別することを可能にし、現在、説明された誤った発生させることのリスクを明白に低減する。
本発明に係るこの組立体モジュールに対する別の利点では、レーザ光閃光を用いた3次元情報の微細な特定は、作動範囲に対してのみ必要である。結果として、本発明に係る組立体モジュールは、2段階の方法を実行することを可能にしている。2段階の方法では、レーザ光閃光は、事前に定義された作動範囲に対して、特に、連続的にだけでなく、検出範囲内のユーザの検出が与えられたときのみに、使用される。
本発明の意味では、レーザ光閃光は、レーザ光の用語によって包含されるあらゆる形態の波長として理解されるべきである。レーザ光用の閃光は、レーザ光が連続的に送り出されないとき、むしろ、約1秒未満の非常に短い時間枠の好ましい測定の間に送り出されるときに、形成される。参照も、パルス状レーザ光閃光に対してなされうるように、レーザ光閃光は、好ましくは、複数回に送り出される。さらなる説明が、後にこの点に関して提供されるだろう。
本発明に係る組立体モジュールでは、光学センサシステムは、ユーザが検出範囲において認識された場合に、ID送信機と自動車のアクセス制御システムとの間で認証チェックを開始するための信号を発生させ、肯定的な認証結果が与えられた場合のみに工程b)および工程c)を実行させるように設計されていることが、有利でありうる。本発明によれば、このことは、センサシステムが、認証されたユーザが検出範囲内に実際に位置する場合のみ、レーザ光閃光の助けを借りてその臨界の発生工程を実行することを、意味する。このことは、認証されたユーザが検出範囲内の対応する位置に実際に位置するときにのみ、レーザ光閃光を送り出すための高エネルギー需要が実行されることを保証する。本実施形態では、自動車が施錠されている場合のみ、認証工程が実行されることが、もちろん可能である。したがって、解錠されている自動車では、例えば、ズボンのポケットの内側に無線モジュールがない乗客または人が、対応する行動を発生させることが可能である。
加えて、本発明に係る組立体モジュールでは、ユーザが検出範囲において認識されなかった場合に、光学センサシステムが、工程b)から工程c)を抑制するように設計されていることが、有利である。あるいは、それに加えて、ユーザが検出領域内で認識された場合には、もちろん、工程b)から工程c)が能動的に許可されまたは実行されうる。これら2つの設計の変形から明らかなように、特に、エネルギー需要が明らかに低減されうる。したがって、ユーザが検出範囲内に実際に位置する場合のみ、誤って始動させることのリスクを低減させるための、本発明に係る必要な微細な特定が、実行される。特に、長期駐車の状況では、例えば、自動車が数日または数週間続けて空港の駐車場に留まった場合、検出範囲を監視するための低エネルギー需要が、現在、維持されうる。レーザ光閃光を生成するための高エネルギー需要は、例えば、この連続的な監視においては回避され、ユーザが検出範囲内で実際に認識された場合にのみ実行される。特に、本実施形態は、前段落に記載の認証チェックと組み合わされる。このことは、レーザ光閃光のための高エネルギー需要が、検出範囲を通って移動する各人のために実行されることを防止できる。結果として、組立体モジュールを連続的に動作させるための必要なエネルギー需要におけるさらなる低減が、達成されている。
本発明によれば、本発明に係る組立体モジュールにおいて、光学センサシステムが、赤外領域における波長を有する、特に、905nmプラス/マイナス約10nmの範囲内にある波長を有するレーザ光閃光を送り出すための送信ユニットを備えることが、さらに有利である。赤外領域における波長を有するレーザ光閃光に対する利点は、人間の目に可視ではないことである。このことは、例えば駐車場における光の影響を回避できる。いわばセンサシステムが不可視となるようにユーザによる光学的な知覚が存在しないので、この実施形態も有利である。少なからず、赤外領域のレーザ光閃光を使用することは、環境光からの独立を達成することを可能にする。赤外領域は、より明白に、とりわけ散乱した環境光または太陽光の反射から区別されうるので、この場合、同様に有利である。特に、レーザ光閃光が送り出される領域は、できる限り狭く限定された波長ピークとして設計されている。結果として、送信されて反射されたレーザ光閃光は、光学センサ装置の全体的な反射として知覚される広いスペクトルが与えられた場合に、容易に、かつ、とりわけ計算的に除去されうる。
同様に、エネルギーは、様々な波長の光を使用して節約されてもよい。検出範囲内におけるなんらかの物体が、ユーザの検出にある追加の要件を検査する後続の処理よりも長い波長の光を使用して一度に認識されるまで、検出範囲は監視されうる。例えば、905nmの波長を有する光が、最初に使用されうる。物体が検出範囲において特定された場合、800nmの波長を有する光が使用されうる。あるいは、物体が遠隔ゾーンから最近方ゾーン内に移動した場合、波長は短くされうる。
本発明に係る組立体モジュールでは、光学センサシステムが、送信されたレーザ光閃光および/またはレーザ光閃光の反射を光学的に選別するための少なくとも1つの光学フィルタ、特に赤外線フィルタを備える場合、別の利点が実現されてもよい。この光学フィルタが、送信ユニットのために独占的にまたは受信ユニットのために独占的に設けられた場合、好ましい。結果として、既に前段落に記載のレーザ光パルスの波長スペクトルにおける、送信されたピークの幅における低減が、低減されうる。このことは、続いて、送信されたレーザ光閃光を、固有のかつ単純化されたやり方で、特に計算的に、広い反射スペクトルから選別することを可能にする。もちろん、対応するフィルタは、付随する受信ユニットにおいても使用されうる。このような光学フィルタが、その波長の観点から、送信されたレーザ光閃光のスペクトルの幅を低減させるのに使用されうるので、簡単でかつとりわけ安価な光源は、レーザ光閃光のために使用されうる。
本発明に係る組立体モジュールでは、光学センサシステムが、送信されたレーザ光閃光および/またはレーザ光閃光の反射を偏光するための少なくとも1つの偏光子を備えることが、有利である。この偏光子は、前段落に記載の対応する光学フィルタの偏光子と同様の機能を実行できる。受信された広い反射スペクトルにおけるレーザ光閃光の反射されたレーザ光における、より容易で、より早く、とりわけ好ましくは純粋に計算的な分析を、続いて実行するために、ここでも、レーザ光閃光の送信されたレーザ光をより詳しく特定することが可能となる。偏光子は、ここでは、送信ユニット、受信ユニットまたはこれらのユニットの両方に、配置されうる。
本発明に係る組立体モジュールでは、光学センサシステムが、検出範囲の縁に十分に高い強度を提供するために、送信されたレーザ光閃光の強度のガウス分布を拡張するための光学システムを備えることが、さらに有利である。このことは、送信されたレーザ光閃光の多様化が好ましくは均質化されることを意味する、と解釈されねばならない。レーザ光閃光を送り出すことは、検出範囲に向かう送信を伴うので、外側の限界が、この監視工程またはこの適合工程に対して定義されうる。これらの外側の限界は、好ましくは、事前に定義された作動範囲の外側の限界と一致し、既に説明されており、設計において検出範囲よりも小さい。これらの外側の限界は、現在、望ましい作動と望ましくない作動との間の描写を可能にするのに役立つ。これらの縁またはこれらの限界に向かうガウス分布を均一化することは、レーザ光閃光を介する3次元情報の取得が、急激であっても、作動範囲の縁または限界においてさえ、はっきりと描写されることを、保証する。レーザ光ビームのこの拡張が、均質化の効果に関して、本質的に純粋に幾何学的であるとの区別が、ここでは、なされねばならない。周波数ピークの幅は、ここでは、明示的に拡張されていない。
本発明に係る組立体モジュールでは、光学センサシステムが、円柱状または実質的に円柱状の構造形状を備える場合、他の利点が達成される可能性がある。このことは、特に、自動車内にまたは上に特に簡単かつ容易に配置されうる特別にコンパクトな構造を生じさせる。円柱軸は、好ましくは、この構造形状に相関しており、例えば、レーザ光閃光の送信方向または他の送信方向に沿って整列される。結果として、組立体モジュールの、したがってまた光学送信ユニットの搭載中に、組立体モジュールは、望ましいやり方で、本発明の効果にとって有利となるように、簡単かつ一義的に整列されうる。
本発明に係る組立体モジュールでは、光学センサが、検出範囲および/または作動範囲を、送信されたレーザ光閃光を重複させるように、特に完全に重複させるように設計されることも、有利である。このことは、検出範囲全体、または好ましくは作動範囲全体のみが、また、レーザ光閃光によって重複されることを意味するように、解釈されなければならない。このことは、追加の距離情報の本発明に係る品質が、検出範囲全体または作動範囲全体に対する3次元情報として存在することを、保証する。ここでは、センサシステムの対応する送信ユニットが、好ましくは、レーザ光閃光を送り出すための開口円錐を提供することが、今一度留意されよう。体積拡張として、この光円錐は、作動体積または作動範囲および検出体積または検出範囲の付随する体積拡張とも、対応して重複する。
本発明に係る組立体モジュールでは、光学センサシステムが、レーザ光閃光を送り出すための送信ユニットを有する制御装置を備えることが、さらに有利である。送信ユニットは、送信方向が水平に対して鋭角である、特に30°より大きな角度である配列を備えている。具体的には、この角度は、下向きに向けられている。レーザ光閃光は、通常、より高い強度で、このような実施形態のために使用されているので、下向きの配列は、レーザ光閃光に安全性の増加をもたらす。特に、このことは、レーザ光閃光に曝されるユーザの目に有害な効果を有するであろうレーザクラスを定義する大きさを有するエネルギーの使用を可能にする。下向きに送信方向を整列することは、このような光学システムの使用中に人間の目内への進入の危険を明らかに低減することを可能にする。同時に、整列は、作動範囲に対して発生し、作動範囲は、好ましくは、床の上に、または床の領域内に、または単に床の上方に位置している。側部ドアを監視するとき、光学的監視が、ドアハンドルの領域内で対応して起こりえる。
本発明に係る組立体モジュールでは、光学センサシステムは、レーザ光閃光の送信と、光学センサシステムからのユーザの距離に基づくユーザからのレーザ光閃光の反射の検出との間の時間差を評価するための制御装置を備えることが、さらに有利である。特に、既に示されたTOF特定が、ここで使用される。この場合は、レーザ光閃光が送り出される時点を特定することを含む。ユーザからのレーザ光閃光の反射が光学センサシステムの対応する受信ユニットによって知覚された時点が、その後に特定される。最後に、これらの2つの時点間の時間差が、特定されうる。時間差は、光の速度との相関関係を介して、ユーザからの実際の距離を特定するために使用される。結果として、3次元情報が、検出範囲内または作動範囲内のユーザの幾何学的な位置について、取得されうる。特に、このように、正確な座標さえも、ユーザまたはユーザの身体部分に対するこれらの3次元に関して、取得されうる。
本発明に係る組立体モジュールでは、信号が、自動車における次の行動:
自動車のテールゲートを開放させるおよび/または閉鎖させること、
自動車のスライドドアを開放させるおよび/または閉鎖させること、
自動車の側部ドアを開放させるおよび/または閉鎖させること、
自動車の窓を開放させるおよび/または閉鎖させること、
自動車のフードを開放させるおよび/または閉鎖させること、
自動車のガスキャップを開放させるおよび/または閉鎖させること、
自動車の補助ヒータをオンにするおよび/またはオフにすること、
自動車の窓ヒータをオンにするおよび/またはオフにすること、
自動車の点灯機能をオンにするおよび/またはオフにすること、
自動車のサイドミラーを内側に折り畳むことおよび/または外側に折り畳むこと、
自動車の警報システムをオンにするおよび/またはオフにすること、
自動車におけるユーザ固有の位置を設定する、特に運転手の座席を調整すること、
トレーラー連結器を配備するおよび/または格納すること、
のうちの少なくとも1つを実行するために発生されることが、さらに有利である。
上述のリストは、決定的なものではない。各物体、すなわち、テールゲート、スライドドア、側部ドア、窓、フードまたは対応するサンルーフは、好ましくは、自動的に開放されおよび/または閉鎖されうる。例えば、自動車のユーザは、現在、対応するジェスチャを用いて、テールゲートを能動的に開放または閉鎖できる。このように搭載された組立体モジュールは、自動車のスライドドアまたは側部ドアの自動的な、ひいてはモータ駆動の開閉のために、本発明にしたがって使用されうる。同じことは、窓、サンルーフ、フードまたはガスキャップの電動移動に対しても当てはまる。もちろん、自動車の他の機能も、行動のために考慮されうる。例えば、これは、補助ヒータをオンおよびオフにするためのコントローラまたはレギュレータでありうる。対応する窓ヒータは、また、冬に自動車の外部から既にオンにされうる。点灯機能であって、ユーザがそのときに居合わせた領域における点灯を改善する点灯機能も、本発明に係る組立体モジュールを用いて、オンまたはオフにされうる。駐車動作の前または後に、自動車のサイドミラーは、本発明に係る組立体モジュールによって、内側におよび外側に自動的に折り畳まれうる。自動車の警報システムも、本発明に係る組立体モジュールの助けを借りて、動作されうる。少なからず、ユーザ固有の設定、例えば、運転手の座席における着座位置は、本発明に係る組立体モジュールによって予め設定されうる。
本発明に係る組立体モジュールでは、光学センサシステムが、制御装置であって、工程a)を実行するための検出ユニットと、工程b)を実行するための送信ユニットと、工程c)を実行するための評価ユニットとを有する制御装置を備えることが、さらに有利である可能性がある。結果として、本発明に係る光学センサシステムによって実行されるすべての処理工程は、制御装置の対応するユニットによって実行されうる。もちろん、個々のユニットは、また、互いに組み合わせられうる。例えば、受信ユニットおよび検出ユニットは、単一かつ共有のセンサユニットとして一緒に設計されうる。送信ユニットは、様々な異なる種類の光に対して、倍加されうる。
上述の段落に記載の組立体モジュールは、送信ユニットが、レーザ光閃光の送信用の、特に、複数のレーザ光閃光の連続したパルス状送信用の少なくとも1つのレーザ光源を備えるように、さらに発展されうると共に、制御装置は、レーザ光閃光の反射を検出するための受信ユニットを備える。このことは、本発明に係る組立体モジュールのさらなる改善をもたらす。というのは、それだけではなく、単一の位置だけでなく、作動範囲に対するユーザの3次元移動に関する詳細な情報を、現在取得することが可能であるためである。レーザ光閃光は、ここでは、例えば、レーザ光ダイオードによって送り出されうる。各対応するレーザ光源は、ここでは、1つ以上のレーザ光ダイオードを備えうる。パルス状送信は、好ましくは、毎秒20以上のレーザ光閃光の頻度で起こる。
少なくとも1つのレーザ光源にとって、受信ユニットに隣接して配置されることが、さらに有利である可能性がある。特に、与えられたいくつかのレーザ光源は、後者は、すべて、均一にまたは受信ユニットの周りに一様に分布されている。より均一化された照明が、結果として達成されうる。大きな近接が、好ましくは、送信ユニットと受信ユニットとの間に確立される。その結果、送信ユニットおよび受信ユニットの送信方向と受信方向との間の角度が、既に説明されたTOF測定中に無視可能になる。
本発明に係る組立体モジュールでは、送信ユニットは、少なくとも2つの送信方向に沿ってレーザ光閃光を送り出すように設計され、少なくとも2つの送信方向は、作動領域内、特に、検出範囲内に配置された焦点で交わることが、有利である可能性がある。望ましい反射作業に必要なエネルギーのみが、検出範囲内の焦点に達しうるように、これらのレーザ光閃光は、それぞれ、減少されたエネルギーを個別に伴って、対応して送り出されうる。この焦点は、点状でありうる、または体積要素として設けられうる。この焦点は、検出範囲内に形成される。焦点のこのような体積要素は、好ましくは、作動体積の形態における作動範囲以下である。
本発明に係る組立体モジュールでは、また、レーザ光閃光は、作動範囲内で送信され、作動範囲は、設計において、検出範囲内の検出範囲よりも小さいことが、有利である。結果として、作動範囲は、レーザ光閃光と相関関係がある。その結果、レーザ光閃光を用いた3次元の微細な監視は、検出範囲の不要な領域において起こることを必要としない。特に、このことは、必要なエネルギー需要を減少させる。レーザ光閃光は、現在、独占的に必要な作動範囲に対して限られた程度で、必要なエネルギー需要を使用する。
本発明は、また、自動車に対する行動を実行するための信号を発生させるための方法に関する。本発明は、以下の工程、
a)ユーザの近接を特定するために、自動車の外側にある検出範囲を監視する工程、
b)ユーザが検出範囲内で認識された場合に、ユーザが作動範囲内に位置しているかどうかを特定するために検出範囲内に位置する作動範囲を監視する工程、および、
c)ユーザが作動範囲で認識された場合に、自動車に対する行動を実行するための信号を発生させる工程、を備える。
本発明に係る方法は、特に、本発明に係る組立体モジュールの動作用に設計されている。したがって、本発明に係る方法は、本発明に係る組立体モジュールに関して詳しく説明されたのと同じ利点を、本発明に係る方法にもたらす。
本発明のさらなる利点、特徴および詳細は、以下の説明から収集される可能性がある。以下の説明において、本発明の例示的な実施形態が、図面を参照して、詳細に記載されている。特許請求の範囲および明細書に記載されている特徴は、ここでは、個々にまたは任意の望ましい組み合わせで理解されてもされなくても、本発明に必須でありうる。図面に概略的に示されている。
図1は、本発明に係る組立体モジュールを有する自動車の後部領域および本発明に係る認証システムの上面図である。 図2は、図1からの後部領域の側面図である。 図3は、本発明に係る組立体モジュールを有する自動車の後部領域および本発明に係る認証システムの側面図である。 図4は、図3からの組立体モジュールの別の側面図である。 図5は、本発明に係る組立体モジュールの一実施形態である。 図6は、ユーザが作動範囲内にいる図5における実施形態である。 図7は、本発明に係る組立体モジュールの別の実施形態である。 図8は、本発明に係る組立体モジュールの別の実施形態である。 図9は、本発明に係る組立体モジュールの別の実施形態である。
同一の機能および行動のモードを有する要素は、図面において同一の参照番号が付されている。
一方における図1および図2と、他方における図3および図4は、それぞれ、本発明に係る組立体モジュール20および本発明に係る認証システム16が自動車1にどのように用いられているかを示す。図1および図2は、ここでは、テールゲート2を有する自動車1の後部領域における使用を示す。組立体モジュール20の光学センサシステム30は、テールゲート2の領域に、例えば、テールゲート2のハンドルストリップに配置されている。光学センサシステム30は、自動車1の外側にある検出範囲150を生成する。自動車1が駐車されている状態で、光学知覚システム30は、連続的に検出範囲150を監視する。図1および図2においてまだ検出範囲150の外側に描かれているユーザ10が、ID送信機13を伴って、自動車1および光学センサシステム30に接近すると、ユーザ10は、検出範囲150に入る。ユーザ10が検出範囲150内で認識された場合、信号が、好ましくは、認証チェックを開始するために発生される。
光学センサシステム30は、ユーザ10が自動車1に接近していることを認識するので、また、検出範囲150内のユーザ10の認証が与えられると、認証チェックを開始させるための信号が発生されるので、ユーザは、認証チェックを開始させるために能動的になる必要がない。結果として、ユーザ10は、片手でID送信機13保持する必要はなく、むしろ、例えば、彼または彼女のポケット内にID送信機13を維持することで十分である。したがって、この場合は、受動的キーレスエントリチェックを含む。
光学センサシステム30が検出範囲150を監視するので、ユーザ10が自動車1に到達する前に認証チェックを開始するための信号が発生されることが、一方において、確保されうる。この場合、ユーザ10が作動範囲160よりも自動車に近く接近する前に、認証チェックが通常完了する。他方において、検出範囲150は、例えば、上面から見た数mのみを含む規定の空間部分に限定される。その結果、認証チェックを開始するための信号は、まれにしか発生されない。結果として、認証チェックを開始するための信号は、適時にかつ的を絞ったやり方で発生されうる。
上面図では、検出範囲150は、光学センサシステム30に向かって互いに接近する2つの脚部31、32を備える。検出範囲150は、同様に、ベース33を備え、ベース33は、光学センサシステム30から離れる方を向く検出範囲21の辺で検出範囲21に接する。検出範囲21は、ベース33で終了する。ベース33は、設計において真っ直ぐである。2つの脚部31、32は、角度αを形成する。検出範囲150が自動車1の方向に先細りするという事実は、認証を開始させるための信号を特に良好に、適時にかつその上まれに発生させることを可能にする。
図1における角度αは、30°と60°の間にある。このことは、自動車1の側部を通りかかるユーザ10が検出範囲150に入ることを防止できる。ベース33と光学センサシステム30との間の距離から生じる長さLは、1.5mである。長さLおよび角度αは、光学センサシステム30からの検出範囲150内の点の最大距離としてxを生じさせる。選択されたパラメータが、検出範囲150を制限する。その結果、わずかな電力のみが検出範囲150を監視するために必要とされる。図2に示されるように、検出範囲150は、自動車1が駐車される床面15で終わる。結果として、検出範囲150は、傾斜した円錐台を備える。図2に描かれた角度βは、側面視において、検出範囲21の角度に相当する。選択された角度αは、ここでは、角度βと同じではない。その結果、検出範囲150は、楕円形の設計を有する。
わずかな電力のみを使用する別の方法は、遠隔ゾーン24および最近方ゾーン23内に検出範囲150を分割することによって設けられる。最近方ゾーン23は、遠隔ゾーン24よりもセンサシステム30から、より小さな距離だけ離れて配置されている。ユーザ10が最初に遠隔ゾーン24に入る場合、光学センサシステム30は、物体が遠隔ゾーン24に位置していることを特定する。光学センサシステム30は、物体が規定の大きさを有するかどうかをさらに検査する。物体が規定の大きさを有する場合、および物体が検出範囲150の最近方ゾーン23に位置する場合、物体と光学センサ50との間の距離は、物体が光学センサに接近しているかどうかを確認するために、最近方ゾーン23においても測定される。答えが肯定的である場合、ユーザ10が認識され、信号が、ID送信機13と自動車1のアクセス制御システム14との間で認証チェックを開始させるために発生される。
信号は、ID送信機13にウェイクアップ信号を送信するようにアクセス制御システム14を促す。そのとき、ID送信機13は、アクセス制御システム14に認証コードを中継する。アクセス制御システム14は、認証コードを格納されているコードと比較する。2つのコードが一致する場合、認証は成功であり、解錠信号が発生される。この場合は、自動車1のすべてのドア用の解錠信号またはテールゲート2用のたった1つの解錠信号用を含みうる。
図1および図2は、第1作動範囲160を示す。成功した認証の後に、光学センサシステム30は、第1作動範囲160を監視する。ユーザ10が次に、第1作動範囲160における事前に定義された運動、例えば、一定期間の間かつ事前に定義された作動期間内に、片足11で第1作動範囲160に足を踏み入れることを実行する場合、動作信号が発生される。動作信号は、テールゲート2を開放するための信号である。ここでは、テールゲート2のドア施錠8が解錠されることのみが可能性があり、バネがガスケットの圧力に曝されると簡単に開放する。一方、テールゲート2が完全に開くように、動作システムによって始動される電動の開放支援が考えられる。
作動範囲160は、好ましくは、床面15において可視である。本実施形態では、第1表示要素43は、この目的のために設けられ、作動範囲160をユーザ10に可視にする。この目的のために、第1表示要素43は、可視光を放射できる。第1表示要素43は、成功した認証の後に始動される。第1作動範囲160は、図1および図2における検出範囲150の最近方ゾーン23内にある。作動範囲160は、検出範囲150よりも小さな空間的寸法を有する。
第1作動範囲160は、唯一の作動範囲でありうる。第2作動範囲160は、オプションとして、したがって図1において破線で示されている。この場合、ユーザ10は、動作信号を提供するために、事前に定義された作動期間内に両方の作動範囲160内の事前に定義された運動を実行しなければならない。組立体モジュール20の第2表示要素45は、第2作動範囲160を視覚化するのに役立つ。
図3および図4は、本発明に係る組立体モジュール20がどのように使用されているかのための別の例示的な実施形態を表す。以下で説明しない限り、図3および図4に示される組立体モジュール20の行動および機能のモードは、図1および図2に示される組立体モジュール20の行動および機能のモードに対応する。図3および図4における組立体モジュール20は、自動車の側部のBピラー4に配置されている。自動車1の側部ドア3に向かう接近は、検出範囲150を介して監視される。動作信号は、側部ドア3を開くために役立ちうる。動作信号を提供するための事前に定義された運動は、ドアハンドル5の領域におけるユーザ10の手12によって事前に定義された運動でありうる。
図1および図2における例示的な実施形態とは対照的に、自動車1の外側にある検出範囲150は、図3および図4に示される例示的な実施形態において床面15にわたって完全に配置されている。検出範囲150は、平坦な基面を有する。図3および図4における例示的な実施形態における作動範囲160は、ドアハンドル5の領域を含む。唯一の作動範囲160は、検出範囲150の外側にある。
図5は、後部側において自動車1内に配置されている本発明に係る組立体モジュール20の実施形態を示す。この組立体モジュール20は、光学センサシステム30の一部である制御装置100を備える。本実施形態における制御装置100は、検出ユニット110、送信ユニット120および受信ユニット130を備える。
検出ユニット110は、自動車1の背後に、後部に向けて位置する検出範囲150を監視できる。このため、例えば、検出ユニット110は、フォトセンサを備えうる。環境光からの対応する独立性を達成するために、人工光を用いて検出範囲を監視するための追加の送信ユニット120も、可能である。パルス状光閃光も、ここで既に使用されうる。
本発明によれば、レーザ光閃光122を送り出すための送信ユニット120も、現在設けられている。実行される処理工程であって、本発明に係る組立体モジュール20によって可能となる処理工程は、次に、図5および図6に基づいてより詳細に説明される。
図5は、ユーザ10が、例えば、身体部分でまたは完全に、検出範囲150にどのように入るかを示す。検出範囲150は、検出ユニット110によって実質的に連続的に監視されているので、光学センサシステム30は、制御装置100の助けを借りて、ユーザ10によるこの移動を認識する。ユーザ10のための追加的な位置情報を得るために、好ましくは、2段階の処理において、レーザ光閃光122が、次に送り出されうる。ここで、次に、ユーザ10の位置を作動範囲160と相関させることが可能となる。レーザ光閃光120は、ここでは、好ましくは、送信方向124であって、作動範囲160と重複するか、または均一な強度分布を有する後者を正確に照射する送信方向124に、送り出される。
図6から得られるように、レーザ光閃光122は、ユーザ10によって少なくとも部分的に反射される。レーザ光閃光122のこの反射光は、次に、受信ユニット130によって受信され、かつ評価されうる。評価は、特に、いわゆるTOF測定に基づいて起こり、それにより、次に、作動範囲160と相関関係にあるユーザ10をより正確に位置を確認するための追加の距離情報を提供する。
ユーザ10は、現在、図6における作動範囲160内で認識されているので、信号が、自動車1に行動を実行するために発生されうる。例えば、このことは、自動車1のテールゲートまたは側部のスライドドアを開放させることを含みうる。
図7は、本発明に係る組立体モジュール20の別の実施形態の概略側面図を示す。後者は、再び制御装置100を備える光学システム30を備える。ここでは容易に可視であるように、送信ユニット120は、検出ユニット110の上方に位置している。検出ユニット110は、また、組み合わせられた機能において受信ユニット130を備える。個々の処理工程、特に評価を実行するために、本実施形態における制御装置100は、評価ユニット140をさらに備える。
図7から容易に識別可能なように、詳細な位置を特定するためにレーザ光閃光122を使用することは、現在、検出範囲150または作動範囲160についての体積情報を監視することを可能にする。ユーザ10の足11による移動が、ここに示されている。ユーザ10の足11が3つの図示の位置に沿って移動される場合、足11は、検出範囲150の体積内にまず入る。この時点においてのみ、パルス状レーザ光閃光122が、ユーザ10の足11が、作動範囲160の体積内にあるとして現在認識されるような時間まで、好ましくは2段階の処理において送信方向124に沿って送り出される。自動車に対する行動を実行するための信号が、次に発生されうる。
さらに認識可能となるように、角度が、水平方向Hと、下方に鋭角を向く図7におけるレーザ光閃光122の送信方向124との間に形成される。このことは、トップダウンからの監視を可能にし、それにより、人間の目への損傷のリスクを、好ましくは完全にさえ排除する。
本発明に係る組立体モジュール20の実施形態が図8に示されている。この実施形態では、送信ユニット120は、複数のレーザ光源126を複数備える。これらの個々のレーザ光源126は、ここでは、受信ユニット130の周囲に環状にかつ均一に分布されており、ここでは、検出ユニット110も備えている。このことは、レーザ光閃光122の送信に対する光の特別に均一な分布をもたらす。同時に、送信ユニット120と受信ユニット130との間の距離を低減することは、TOF法を用いたその後の評価のための角度を無視することを可能にする。
図9は、本発明に係る組立体モジュール20の別の実施形態を示す。いくつかのレーザ光源126は、ここでは、送信ユニット120に対して互いに離間されている。このことは、いくつかの、ここでは模式的に示される2つの送信方向124であって、作動範囲160内に焦点Bを有する備える送信方向124を生じさせる。結果として、ユーザ10からの望ましい反射に対して対応するエネルギー密度が焦点Bにおいてのみ利用可能になるので、個々のレーザ光源126は、低減されたエネルギーで動作されうる。エネルギー需要から離れると、高エネルギー密度が焦点Bにのみ到達されるので、このことは、また、例えば、人間の目に対する損傷の危険性を低減する。ここでは、焦点Bも作動範囲160内の体積要素の形態を取りうることに留意されたい。
実施形態の上述の説明は、実施例の枠組みの中において独占的に発明を説明している。当然のことながら、実施形態の個々の特徴は、本発明の枠組みから逸脱することなく、技術的に可能な範囲で互いに組み合わせられうる。
1 自動車
2 テールゲート
3 側部ドア
4 Bピラー
5 ドアハンドル
8 ドア施錠
10 ユーザ
11 足
12 手
13 ID送信機
14 アクセス制御システム
15 床面
16 認証システム
20 組立体モジュール
23 最近方ゾーン
24 遠隔ゾーン
30 光学センサシステム
31 検出範囲の脚部
32 検出範囲の脚部
33 ベース
43 第1表示要素
45 第2表示要素
100 制御装置
110 検出ユニット
120 送信ユニット
122 レーザ光閃光
124 送信方向
126 レーザ光源
130 受信ユニット
140 評価ユニット
150 検出範囲
160 作動範囲
α 検出範囲の2つの脚部の間の角度
β 角度
H 水平
B 焦点
L 長さ
x 検出範囲の最大距離の点

Claims (22)

  1. 光学センサシステム(30)を有する自動車(1)用の組立体モジュール(20)であって、前記光学センサシステム(30)は、
    a)ユーザ(10)の近接を特定するために、自動車(1)の外側にある検出範囲(150)を監視すること、
    b)前記ユーザ(10)が検出範囲(150)内で検出された場合に、前記検出範囲(150)内に配置された作動範囲(160)を監視して、前記ユーザ(10)が前記作動範囲(160)内に位置しているかどうかを特定すること、および、
    c)前記ユーザ(10)が前記作動範囲(160)内で検出された場合に、前記自動車(1)に対する行動を実行するための信号を発生させること、に適している、組立体モジュール(20)。
  2. 前記光学センサシステム(30)は、前記作動範囲(160)を監視するためよりも、前記検出範囲(150)を監視するために、より少ないエネルギーを消費するように設計されている、ことを特徴とする請求項1に記載の組立体モジュール(20)。
  3. 前記光学センサシステム(30)は、レーザ光閃光(122)を送り出しかつ前記ユーザ(10)からの前記レーザ光閃光(122)の反射を認識することによって、前記検出範囲(150)内の前記作動範囲(160)を監視するように設計されている、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の組立体モジュール(20)。
  4. 前記光学センサシステム(30)は、前記ユーザ(10)が前記検出範囲(150)で認識された場合に、ID送信機(13)と前記自動車(1)のアクセス制御システム(14)との間の認証チェックを開始させるための信号を発生させるように設計され、肯定的な認証結果が与えられた場合のみ、工程b)から工程c)が実行される、ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の組立体モジュール(20)。
  5. 前記光学センサシステム(30)は、ユーザ(10)が前記検出範囲(150)内で認識されなかったとき、工程b)から工程c)を抑制するように設計されている、ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の組立体モジュール(20)。
  6. 前記光学センサシステム(30)は、赤外領域における波長、特に905nmプラス/マイナス約10nmの範囲内にある波長を有するレーザ光閃光(122)を送り出すための送信ユニット(120)を備える、ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の組立体モジュール(20)。
  7. 前記光学センサシステム(30)は、送信されたレーザ光閃光(122)または前記レーザ光閃光(122)の反射の少なくとも1つを光学的に選別するための、少なくとも1つの光学フィルタ、特に、赤外線フィルタを備える、ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の組立体モジュール(20)。
  8. 前記光学センサシステム(30)は、送信されたレーザ光閃光(122)または前記レーザ光閃光(122)の反射の少なくとも1つを偏光するための少なくとも1つの偏光子を備える、ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の組立体モジュール(20)。
  9. 前記光学センサシステム(30)は、前記検出範囲(150)の縁に十分に高い強度を提供するように、送信されたレーザ光閃光(122)の強度のガウス分布を拡張するための光学システムを備える、ことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の組立体モジュール(20)。
  10. 前記光学センサシステム(30)は、円柱状または実質的に円柱状の構造形状を備える、ことを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載の組立体モジュール(20)。
  11. 前記光学センサシステム(30)は、送信されたレーザ光閃光(122)を用いて、検出範囲(150)または作動範囲(160)の少なくとも1つと重複するように、特に完全に重複するように、設計されている、ことを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか一項に記載の組立体モジュール(20)。
  12. 前記光学センサシステム(30)は、レーザ光閃光(122)を送り出すための送信ユニット(120)を有する制御装置(100)を備え、前記送信ユニット(120)は、送信方向(124)が水平(H)に対して鋭角である、特に約30°より大きな角度である配列を備える、ことを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載の組立体モジュール(20)。
  13. 前記光学センサシステム(30)は、前記ユーザ(10)の前記光学センサシステム(30)からの距離に基づいて、レーザ光閃光(122)の送信と、前記ユーザ(10)からの前記レーザ光閃光(122)の反射の検出との間の時間差を評価するための制御装置(100)を備える、ことを特徴とする請求項1〜請求項12のいずれか一項に記載の組立体モジュール(20)。
  14. 前記信号は、前記自動車(1)に対する少なくとも1つの行動を実行するために発生され、前記少なくとも1つの行動は、
    前記自動車(1)のテールゲートを開放させることまたは閉鎖させることの少なくとも1つと、
    前記自動車(1)のスライドドアを開放させることまたは閉鎖させることの少なくとも1つと、
    前記自動車(1)の側部ドアを開放させることまたは閉鎖させることの少なくとも1つと、
    前記自動車(1)の窓を開放させることまたは閉鎖させることの少なくとも1つと、
    前記自動車(1)のフードを開放させることまたは閉鎖させることの少なくとも1つと、
    前記自動車(1)のガスキャップを開放させることまたは閉鎖させることの少なくとも1つと、
    前記自動車(1)の補助ヒータをオンにすることまたはオフにすることの少なくとも1つと、
    前記自動車(1)の窓ヒータをオンにすることまたはオフにすることの少なくとも1つと、
    前記自動車(1)の点灯機能をオンにすることまたはオフにすることの少なくとも1つと、
    前記自動車(1)のサイドミラーを内側に折り畳むことまたは外側に折り畳むことの少なくとも1つと、
    前記自動車(1)の警報システムをオンにすることまたはオフにすることの少なくとも1つと、
    前記自動車(1)におけるユーザ固有の位置を設定すること、特に運転手の座席を調整すること、および、
    トレーラー連結器を配備することまたは格納させることの少なくとも1つ、であることを特徴とする請求項1〜請求項13のいずれか一項に記載の組立体モジュール(20)。
  15. 前記光学センサシステム(30)は、制御装置(100)であって、工程a)を実行するための検出ユニット(110)と、工程b)を実行するための送信ユニット(120)と、工程c)を実行するための評価ユニット(140)とを有する制御装置(100)を備える、ことを特徴とする請求項1〜請求項14のいずれか一項に記載の組立体モジュール(20)。
  16. 前記送信ユニット(120)は、レーザ光閃光(122)の送信用の、特に、連続した複数のレーザ光閃光(122)のパルス状送信用の、少なくとも1つのレーザ光源(126)を備え、前記制御装置(100)は、前記レーザ光閃光(122)の反射を検出するための受信ユニット(130)をさらに備える、ことを特徴とする請求項15に記載の組立体モジュール(20)。
  17. 前記少なくとも1つのレーザ光源(126)は、前記受信ユニット(130)に隣接して配置されている、ことを特徴とする請求項16に記載の組立体モジュール(20)。
  18. 前記送信ユニット(120)は、少なくとも2つの送信方向(124)に沿ってレーザ光閃光(122)を送り出すように設計され、前記少なくとも2つの送信方向(124)は、前記検出範囲(150)内、特に前記作動範囲(160)内に配置された焦点で交わる、ことを特徴とする請求項15〜請求項17のいずれか一項に記載の組立体モジュール(20)。
  19. レーザ光閃光(122)が、前記作動範囲(160)に送り出され、前記作動範囲(160)は、前記検出範囲(150)内にあって前記検出範囲(150)よりも設計において小さい、ことを特徴とする請求項1〜請求項18のいずれか一項に記載の組立体モジュール(20)。
  20. 自動車(1)に対する行動を実行するための信号を発生させるための方法であって、
    a)ユーザ(10)の近接を特定するために、自動車(1)の外側にある検出範囲(150)を監視する工程と、
    b)前記ユーザ(10)が検出範囲(150)内で検出された場合に、前記検出範囲(150)内に配置された作動範囲(160)を監視して、前記ユーザ(10)が前記作動範囲(160)内に位置しているか否かを特定する工程と、
    c)前記ユーザ(10)が前記作動範囲(160)内で検出された場合、前記自動車(1)に対する行動を実行するための信号を発生させる工程と、を備える方法。
  21. a)前記検出範囲(150)内にレーザ光閃光(122)を送り出す工程、および、
    b)前記ユーザ(10)からの前記レーザ光閃光(122)の反射を認識する工程が、前記作動範囲(160)を監視するために実行される、ことを特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. 請求項1から19のいずれか1つの特徴を有する組立体モジュール(20)における動作用に設計されている、ことを特徴とする請求項21に記載の方法。
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