JPH11170073A - レーザビーム描画装置 - Google Patents

レーザビーム描画装置

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JPH11170073A
JPH11170073A JP9356177A JP35617797A JPH11170073A JP H11170073 A JPH11170073 A JP H11170073A JP 9356177 A JP9356177 A JP 9356177A JP 35617797 A JP35617797 A JP 35617797A JP H11170073 A JPH11170073 A JP H11170073A
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JP
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laser beam
stage
substrate
laser
light source
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JP9356177A
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English (en)
Inventor
Tomonori Ichikawa
智徳 市川
Yasuhiro Yasuma
康浩 安間
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Original Assignee
FDK Corp
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Lasers (AREA)
  • Optical Integrated Circuits (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サブミクロン周期の微細なグレーティングパ
ターンを周期精度よく、均一に、且つ容易にレーザビー
ムで直接描画できるようにする。 【解決手段】 基板を載置するXYステージ10,12
と、レーザ光源14と、レーザビームを基板上の被描画
体に照射する光学ヘッド22と、光学ヘッドを保持する
Zステージ24を具備している。レーザ光源から光学ヘ
ッドに向かうレーザビームの光強度を変調可能な光強度
変調器28と、それを制御する周期光強度制御部60を
有し、XYステージで基板を1方向に移動しつつ、光強
度変調器で周期的に強度変調されたレーザビームを照射
することにより、被描画体にグレーティングパターンを
描画する。レーザビームの光強度を周期的に変調させる
代わりにビームスポットの径を周期的に変調したり、2
つのレーザビームの出射角度を変調してのビームスポッ
トの重なり具合を周期的に調整する構成でもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザビームを用
いて被描画体にグレーティングパターンを直接描画する
レーザビーム描画装置に関するものである。この装置
は、特に屈折率変調形グレーティングのような周期構造
を有する微細パターンを、基板上のレジストに描画する
のに好適である。
【0002】
【従来の技術】導波構造内に設けられたグレーティング
(光波長程度の微細な周期構造)は、導波光波面の変換
・変調・制御や波長分散などの機能をもつ種々の素子と
して光集積回路内で広く用いられている。それらの素子
としては、例えば、入出力結合器、導波路結合器、光路
変換器・偏向器、反射器、モード変換器、波長フィルタ
・波長分波器、導波路レンズ、集光カップラ、端面結合
反射形グレーティングなどがある。グレーティングは、
その構造、大きさ、及び作製プロセスが光集積回路の構
成に適したものであり、種々の受動素子として用いるこ
とができるだけでなく、機能素子の実現にも応用できる
ことから、光集積回路の最も重要な要素の一つであると
言える。
【0003】光集積回路に用いられるグレーティング
は、屈折率が周期的に変化している屈折率変調形と、表
面に微細な凹凸が周期的に形成されているレリーフ形と
に大別される。屈折率変調形グレーティングとして、T
i(チタン)拡散LiNbO3(ニオブ酸リチウム)光
導波路を用いた例がある。LiNbO3 を基板としてT
i拡散導波路で屈折率変調を得るには、Ti量を空間的
に変調する。例えば、 一様な厚さのTiを拡散して導波路を形成した後、パ
ターン化したTi膜を拡散する方法、 厚さをパターン化したTi膜を拡散する方法、 Tiを拡散して導波層を形成した後、Ti線幅を周期
的に変化させる方法、などにより屈折率変調形グレーテ
ィングが作製できる。これらにおいて、Ti膜のパター
ニングはリフトオフ法により行う。この場合の屈折率変
調量は0.01程度以下で比較的小さい。しかし、安息
香酸を用いたプロトン交換では、最大で0.12程度の
屈折率変化が得られるので、これを利用すれば屈折率変
調量の大きなグレーティングを作製できる。
【0004】これらのグレーティングパターンは、周期
が十分に大きな場合は、露光マスクを用いる通常のフォ
トリソグラフィ技術により作製することも可能である
が、一般にグレーティングは光波長のオーダの微細な周
期が要求されることから、通常のフォトリソグラフィ技
術では分解能の点で十分な結果を得ることができない。
そこでグレーティングのパターニング技術としては、二
光束干渉法や電子ビーム描画法がある。しかし両者は長
所と短所が相補する特徴をもっているために、用途によ
って使い分ける必要がある。
【0005】それらに対して、光集積回路の導波路パタ
ーニングにおいては、集光レーザビームと0.1μm精
度のステージを組み合わせたレーザビーム直接描画法が
適している。レーザビーム描画装置は、基板を載置する
XYステージと、レーザビームを出射するレーザ光源
と、該レーザ光源から出射したレーザビームを前記基板
上の被描画体に照射する光学ヘッドと、該光学ヘッドを
保持するZステージを具備し、装置全体をコンピュータ
システムで制御するように構成されていて、所望の一定
線幅のパターンを描画できるようになっている。
【0006】レーザビーム描画法は直接描画であるた
め、その特徴は電子ビーム描画法と類似しており、 極めて短周期のグレーティングも作製可能であるこ
と、 パターンのパラメータ変更はコンピュータ入力により
容易に行えること、 基板上の任意の位置、領域内に明確な輪郭をもつノイ
ズの殆ど無いパターンを描画できること、 等、二光束干渉法にはない長所があり、更に、電子ビー
ム描画法と比較して、 広面積の描画が可能であること、 大気中でパターニングできるため、取り扱いが容易で
あること、 など優れている点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って二光束干渉法や
電子ビーム描画法にない特徴をもっているレーザビーム
描画装置により、グレーティングのパターニングを行う
ことは大変有効である。そこで、微細なグレーティング
パターンを周期精度よく、均一に、且つ容易に作製でき
るような工夫が必要となる。
【0008】本発明の目的は、サブミクロン周期のグレ
ーティングパターンをレーザビームで直接描画できる装
置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板を載置す
るXYステージと、レーザビームを出射するレーザ光源
と、該レーザ光源から出射したレーザビームを前記基板
上の被描画体に照射する光学ヘッドと、該光学ヘッドを
保持するZステージを具備しているレーザビーム描画装
置である。ここで、被描画体に照射するレーザビームの
光強度(露光のエネルギー)を周期的に変調させること
により、あるいはビームスポットの径を周期的に変調す
ることにより、あるいは2つのレーザビームのビームス
ポットの重なり具合を周期的に変調することにより、被
描画体にグレーティングパターンを描画することができ
る。
【0010】ビームスポット径を周期的に変調させるに
は、光学ヘッド、基板、あるいはXYステージのいずれ
かを上下方向に振動させればよい。2つのレーザビーム
によるビームスポットの重なり具合を周期的に変調させ
るには、ミラーの回転角を制御したり、光角度変調器を
用いて、光角度を制御すればよい。
【0011】
【実施例】図1は、本発明に係るレーザビーム描画装置
の第1の実施例を示す構成図である。基本的には既存の
レーザビーム描画装置をベースとし、それを一部改良す
ることで所期の目的を達成できるようにしている。そこ
で、まず既存のレーザビーム描画装置について説明す
る。基板を載置するXステージ10及びYステージ12
と、レーザ光源14と、その光路を規定するミラー1
6、ハーフミラー18、ミラー20と、レーザビームを
基板上の被描画体に集光して照射するための光学ヘッド
22と、該光学ヘッド22の基板に対する高さ調整を行
うZステージ24と、各ステージを制御するステージコ
ントローラ26と、光路中に設けた光強度変調器28
と、照射光強度を検出する光強度検出器30と、該光強
度検出器30からの信号を受けて光強度変調器28を制
御したりステージコントローラ26を制御するコンピュ
ータシステム32等からなる。コンピュータシステム3
2の制御部34は、面積測定部36、光強度変調部3
8、光強度検出部40、Z調整処理部42、面積−Z変
換部44などを具備している。
【0012】光学ヘッド22は、図2に示すように、ハ
ーフミラー46、対物レンズ48、光検出器50などか
らなり、Xステージ10に搭載されている基板52上の
被描画体(フォトレジスト)54にレーザビームを集光
させるようになている。このレーザビーム描画装置は、
光学ヘッド22による焦点位置をZ調整処理部42や面
積−Z変換部44などで制御し、光強度検出器30及び
光強度検出部38の検出量に基づき光強度変調部40と
光強度変調器28で制御してXステージ10又はYステ
ージ12で基板52を動かすことで一定線幅のパターン
を描画するように構成されている。なお面積測定部36
は、スポット面積を測定するために用いられる。
【0013】さて本実施例では、そのコンピュータシス
テム32の制御部34に周期光強度制御部60を組み込
み、光強度変調器28を制御して周期的に強度変調され
たレーザビームを照射することにより、被描画体54に
グレーティングパターンを描画するように構成してい
る。
【0014】被描画体54に照射するレーザビームの光
強度を、周期光強度制御部60及び光強度変調器28に
よって周期的に変化させ、同時にXステージ10又はY
ステージ12で基板52を一方向に移動させれば、図3
に示すようなグレーティングパターンを得ることができ
る。実用上サブミクロン周期Λのグレーティングが必要
とされるが、光強度変調器28の変調周期もしくはXY
ステージの走行速度を調整することにより十分作製可能
である。またグレーティングの幅変化(w2 −w1
は、強度変調したレーザビームの光強度により調整でき
る。この装置は、既存のレーザビーム描画装置に付加す
る部分が僅かですみ、調整なども容易で、可動部も少な
いため極めて好ましい。
【0015】光強度変調器の変調周期が100Hz、ステ
ージの走行速度が100μm/sの場合、グレーティン
グの周期Λは1μmとなる。強度変調した光強度の最小
値を1μW、最大値を6μW、対物レンズの倍率を40
倍とすると、グレーティングの幅変化は(w2 −w1
≒2.0μmとなる。
【0016】以下、本発明の他の実施例について説明す
るが、いずれもレーザビーム描画装置のシステム自体
は、図1に示すものとほぼ同様の既存のものがそのまま
利用できる。それ故、説明を簡略化するために、対応す
る部分には同一符号を付し、それらについての詳しい説
明は省略する。
【0017】図4は、本発明に係るレーザビーム描画装
置の第2の実施例を示す構成図である。光学ヘッド22
はZステージ24で支持されているから、Zステージ2
4を振動させることで光学ヘッド22を上下方向に振動
させることができる。その振動はZ周期振動制御部62
で制御する。Z周期振動制御部62からZステージ24
を微小距離(0.2〜2μm程度)だけZ方向(上下方
向)に周期振動させる信号を面積−Z変換部44に送る
と、Zステージ24で保持された光学ヘッド22が上下
に周期振動し、被描画体に照射するレーザビームの面積
が移動距離に応じて変化する。この時、Xステージ10
又はYステージ12で一方向に走行させれば、図3のよ
うなグレーティングパターンを得ることができる。
【0018】この実施例の装置でも、XYステージの走
行速度及びZステージの振動周期を調整することでサブ
ミクロン周期のグレーティングを作製することができ
る。またグレーティングの幅変化(w2 −w1 )は、Z
ステージの振動振幅により調整できる。
【0019】図5及び図6は、本発明に係るレーザビー
ム描画装置の第3の実施例を示す説明図である。光学ヘ
ッド22はZステージ24で支持され、基板52はXス
テージ10及びYステージ12で支持されているから、
基板52を基板振動装置64の上に載せて上下振動を付
与することで、基板52と光学ヘッド22との距離を変
化させることができる。基板52の振動は基板振動制御
部66で制御する。基板振動装置64には、例えば圧電
材料からなる振動子を用いる。基板振動制御部66から
の信号で基板振動装置64を微小距離(0.2〜2μm
程度)だけZ方向(上下方向)に周期振動させると、基
板52と光学ヘッド22との距離が周期的に変化し、被
描画体54に照射するレーザビームの面積が変位量に応
じて変化する。この時、Xステージ10又はYステージ
12で基板52を一方向に走行させれば、図3のような
グレーティングパターンを得ることができる。
【0020】この実施例の装置でも、XYステージの走
行速度及び基板の振動周期を調整することでサブミクロ
ン周期のグレーティングを作製することができる。また
グレーティングの幅変化(w2 −w1 )は、基板の振動
振幅により調整できる。
【0021】図7及び図8は、本発明に係るレーザビー
ム描画装置の第4の実施例を示す説明図である。光学ヘ
ッド22はZステージ24で支持され、基板52はXス
テージ10及びYステージ12で支持されているから、
Xステージ10もしくはYステージ12自体にステージ
振動装置68を設けて上下振動を付与することで、基板
52と光学ヘッド22との距離を変化させることができ
る。Xステージ10もしくはYステージ12自体の振動
はステージ振動制御部70で制御する。ステージ振動制
御部70からの信号でステージ振動装置68を制御して
Xステージ10及びYステージ12全体を微小距離
(0.2〜2μm程度)だけZ方向(上下方向)に周期
振動させる。すると、基板52と光学ヘッド22との距
離が周期的に移動し、被描画体54に照射するレーザビ
ームの面積が移動距離に応じて変化する。この時、Xス
テージ10又はYステージ12で基板52を一方向に走
行させれば、図3のようなグレーティングパターンを得
ることができる。
【0022】この実施例の装置でも、XYステージの走
行速度及びXYステージの振動周期を調整することでサ
ブミクロン周期のグレーティングを作製することができ
る。またグレーティングの幅変化(w2 −w1 )は、X
Yステージの振動振幅により調整できる。
【0023】図9及び図10は、本発明に係るレーザビ
ーム描画装置の第5の実施例を示す説明図である。レー
ザ光源14からのレーザビーム(実際には光強度変調部
28からのレーザビーム)を2分割するハーフミラー7
2と、2分割された一方のレーザビームの出射角度を変
調する第1の光角度変調器74と、2分割された他方の
レーザビームの出射角度を変調する第2の光角度変調器
78と、それら第1及び第2の光角度変調器74,78
を制御する光角度変調部80を具備している。光強度変
調器28からのレーザビームのうちハーフミラー82を
透過したレーザビームは、ハーフミラー72で2分割さ
れ、一方は第1の光角度変調器74に向かい、他方はミ
ラー76で反射して第2の光角度変調器78に向かう。
そして第1の光角度変調器74からの出射ビームはミラ
ー84で、第2の光角度変調器78からの出射ビームは
ミラー86で、それぞれ反射されて光学ヘッド22に入
射する。
【0024】光角度変調部80による制御によって第1
及び第2の光角度変調器74,78はそれぞれ出射ビー
ム角度を周期的に変調する。即ち、図9に矢印で示され
ているように、ある角度範囲内で出射ビームを振る。図
11に示すように、対物レンズ48(焦点距離f)の主
軸となす角度をθとすると、θは0≦θ≦θmax の範囲
で周期的に角度変調される。第1及び第2の光角度変調
器74,78で変調された2本のビームは、角度θの符
号が逆で大きさが同じになるように調整する。このよう
に2本のレーザビームを角度調整してビームスポットの
重なり具合を調整し、Xステージ10又はYステージ1
2で一方向に走行させれば、図3のようなグレーティン
グパターンを得ることができる。
【0025】この実施例の装置でも、XYステージの走
行速度及び光角度変調器の変調周期を調整することでサ
ブミクロン周期のグレーティングを作製することができ
る。またグレーティングの幅変化(w2 −w1 )は、角
度θにより調整できる。
【0026】図12は、本発明に係るレーザビーム描画
装置の第6の実施例を示す構成図である。レーザ光源1
4からのレーザビーム(実際には光強度変調部28から
のレーザビーム)を2分割するハーフミラー72と、2
分割された一方のレーザビームを反射する第1の可動ミ
ラー88と、その反射角度を変調する第1のミラー回転
器90と、2分割された他方のレーザビームを反射する
第2の可動ミラー92と、その反射角度を変調する第2
のミラー回転器94と、それら第1及び第2のミラー回
転器90,94を制御するミラー角度変調部96を具備
している。光強度変調器28からのレーザビームのうち
ハーフミラー82を透過したレーザビームは、ハーフミ
ラー72で2分割され、一方は第1の可動ミラー88に
向かい、他方はミラー74で反射した後に第2の可動ミ
ラー92に向かう。そして第1の可動ミラー88の反射
ビーム及び第2の可動ミラー92の反射ビームは、それ
ぞれ光学ヘッド22に入射する。
【0027】ミラー角度変調部96によって第1及び第
2のミラー回転器90,94を制御して第1及び第2の
可動ミラー88,92の向きを変えることで、それぞれ
反射ビーム角度を周期的に変調する。即ち、図12に矢
印で示されているように、ある角度範囲内で第1及び第
2の可動ミラー88,92を振る。図11に示すよう
に、対物レンズ48の主軸となす角度をθとすると、θ
は0≦θ≦θmax の範囲で周期的に角度変調される。第
1及び第2の可動ミラー88,92で角度変調された2
本のレーザビームは、角度θの符号が逆で大きさが同じ
になるように調整する。このように2本のビームを角度
調整してビームスポットの重なり具合を調整し、Xステ
ージ10又はYステージ12で一方向に走行させれば、
図3のようなグレーティングパターンを得ることができ
る。
【0028】この実施例の装置でも、ステージの走行速
度及び可動ミラーの回転周期(角度が変化する周期)を
調整することでサブミクロン周期のグレーティングを作
製することができる。またグレーティングの幅変化(w
2 −w1 )は、角度θにより調整できる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、通常のフォトリソグラ
フィ技術では作製困難なサブミクロン周期のグレーティ
ングが直接描画法によって容易に作製できる。また、電
子ビーム描画法に比べて広面積の描画が可能であり、大
気中でパターニングできるため取り扱いも容易になる。
【0030】本発明のシステムは既存のレーザビーム描
画装置を利用して構成できるため、直線パターンとグレ
ーティングパターンとが連続するような複雑なパターン
でも簡単に描画できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す構成図。
【図2】その光学ヘッド周りの説明図。
【図3】グレーティングパターンの一例を示す説明図。
【図4】本発明の第2の実施例を示す構成図。
【図5】本発明の第3の実施例を示す構成図。
【図6】その光学ヘッド周りの説明図。
【図7】本発明の第4の実施例を示す構成図。
【図8】その光学ヘッド周りの説明図。
【図9】本発明の第5の実施例を示す構成図。
【図10】その光学ヘッド周りの説明図。
【図11】そのレーザビームの照射状況の説明図。
【図12】本発明の第6の実施例を示す構成図。
【符号の説明】
10 Xステージ 12 Yステージ 14 レーザ光源 22 光学ヘッド 24 Zステージ 28 光強度変調器 32 コンピュータシステム 34 制御部 48 対物レンズ 52 基板 54 被描画体 60 周期光強度変調部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G02B 6/13 H01S 3/00 B 6/122 G02B 6/12 M H01L 21/027 A H01S 3/00 H01L 21/30 529

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を載置するXYステージと、レーザ
    ビームを出射するレーザ光源と、該レーザ光源から出射
    したレーザビームを前記基板上の被描画体に照射する光
    学ヘッドと、該光学ヘッドを保持するZステージを具備
    しているレーザビーム描画装置において、 前記レーザ光源から光学ヘッドに向かうレーザビームの
    光強度を変調可能な光強度変調器と、該光強度変調器を
    制御する周期光強度制御部とを具備し、XYステージで
    基板を1方向に移動しつつ、光強度変調器で周期的に強
    度変調されたレーザビームを照射することにより、被描
    画体にグレーティングパターンを描画することを特徴と
    するレーザビーム描画装置。
  2. 【請求項2】 基板を載置するXYステージと、レーザ
    ビームを出射するレーザ光源と、該レーザ光源から出射
    したレーザビームを前記基板上の被描画体に照射する光
    学ヘッドと、該光学ヘッドを保持するZステージを具備
    しているレーザビーム描画装置において、 Zステージを上下方向に周期振動させるZ周期振動制御
    部を具備し、XYステージで基板を1方向に移動しつ
    つ、前記Z周期振動制御部によって光学ヘッドを周期的
    に上下振動させてレーザビームを照射することにより、
    被描画体にグレーティングパターンを描画することを特
    徴とするレーザビーム描画装置。
  3. 【請求項3】 基板を載置するXYステージと、レーザ
    ビームを出射するレーザ光源と、該レーザ光源から出射
    したレーザビームを前記基板上の被描画体に照射する光
    学ヘッドと、該光学ヘッドを保持するZステージを具備
    しているレーザビーム描画装置において、 前記基板を上下方向に振動させる基板振動装置と、その
    振動を制御する基板振動制御部とを具備し、XYステー
    ジで基板を1方向に移動しつつ、基板を周期的に上下振
    動させてレーザビームを照射することにより、被描画体
    にグレーティングパターンを描画することを特徴とする
    レーザビーム描画装置。
  4. 【請求項4】 基板を載置するXYステージと、レーザ
    ビームを出射するレーザ光源と、該レーザ光源から出射
    したレーザビームを前記基板上の被描画体に照射する光
    学ヘッドと、該光学ヘッドを保持するZステージを具備
    しているレーザビーム描画装置において、 Xステージ又はYステージ全体を上下方向に振動させる
    ステージ振動装置と、その振動を制御するステージ振動
    制御部を具備し、Xステージ又はYステージで基板を1
    方向に移動しつつ、Xステージ又はYステージ全体を周
    期的に上下振動させてレーザビームを照射することによ
    り、被描画体にグレーティングパターンを描画すること
    を特徴とするレーザビーム描画装置。
  5. 【請求項5】 基板を載置するXYステージと、レーザ
    ビームを出射するレーザ光源と、該レーザ光源から出射
    したレーザビームを前記基板上の被描画体に照射する光
    学ヘッドと、該光学ヘッドを保持するZステージを具備
    しているレーザビーム描画装置において、 前記レーザ光源からのレーザビームを2分割するハーフ
    ミラーと、2分割された一方のレーザビームの出射角度
    を変調する第1の光角度変調器と、他方のレーザビーム
    の出射角度を変調する第2の光角度変調器と、それら第
    1及び第2の光角度変調器を制御する光角度変調部を具
    備し、XYステージで基板を1方向に移動しつつ、第1
    及び第2の光角度変調器で2本のレーザビームの角度を
    周期的に変調させて照射することにより、被描画体にグ
    レーティングパターンを描画することを特徴とするレー
    ザビーム描画装置。
  6. 【請求項6】 基板を載置するXYステージと、レーザ
    ビームを出射するレーザ光源と、該レーザ光源から出射
    したレーザビームを前記基板上の被描画体に照射する光
    学ヘッドと、該光学ヘッドを保持するZステージを具備
    しているレーザビーム描画装置において、 前記レーザ光源からのレーザビームを2分割するハーフ
    ミラーと、2分割された一方のレーザビームを反射する
    第1の可動ミラー及びそれを回転させる第1のミラー回
    転器と、他方のレーザビームを反射する第2の可動ミラ
    ー及びそれを回転させる第2のミラー回転器と、それら
    第1及び第2のミラー回転器を制御するミラー回転制御
    部とを具備し、XYステージで基板を1方向に移動しつ
    つ、ミラー回転制御部で2本のレーザビームの角度を周
    期的に変調させて照射することにより、被描画体にグレ
    ーティングパターンを描画することを特徴とするレーザ
    ビーム描画装置。
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